【ごちうさ】シャロ「誕生日......」 (20)


*ご注文はうさぎですか?のssです。
*ちょっと鬱注意?なんとかハッピーエンドにしたいです。
*駄文が多いと思いますがご了承を....。









過去作↓
【ごちうさ】シャロ「私は先輩を……」 - SSまとめ速報
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今日はバイトを閉店作業までしてたから……


帰ったら日付が変わってた…………



シャロ「…うぅ…眠い……」ウトウト




私、桐間紗路はさっきまでの7月15日が誕生日………


今年で………


何歳?




あんまり祝ってもらったことないから忘れた……



でも今日はバイトでくたくた……



気づけば誕生日は過ぎていた………




シャロ「ケーキとかないし………」



仕方なくクッキーの上に前チノの家に泊まった時に
もらった蝋燭を添える………




シャロ「ぁ………火………ない………」



……………………


シャロ「………誕生日……おめでとう………私……」




1人で呟くように…………



こうして私の誕生日は終わった………














親はいない………


いるけど………離れて暮らしている………



もちろんプレゼントなどは…………ない………




もう………慣れた………




一人なのも…………




慣れた……






………………………


この季節は暑い………



今年は特に暑くなりそう………




家はボロ家なのでエアコンもない扇風機はうるさくて
寝れない………




なので寝苦しい………




私の誕生日の季節は一番嫌いな季節…………





寝ないと………




横になって一時間……………





シャロ「…………zzz」






ん………


ここは…?


夢……?



学校の廊下………



明晰夢というものか………?



とりあえず………クラスの扉を開ける………


ガラッ





モブ1「みんな!来たよ!!」


モブ1「せーの!」スッ



クラス全員「桐間さん!お誕生日おめでとう!」




パァン…パァンパァンパァンパァンパァンパァン




シャロ「!!」ビクッ



担任「今日のHRは桐間の誕生日パーティーにしたんだぞ」



モブ1「内緒にしてごめんね?」



モブ2「サプライズってなやつよー!」



モブ3「マジひくわー」





ぁぁ………………………………………………夢…………










こんなにクラスのみんなが私に親身な
はずがない…………



こんな笑顔を………私には………向けない………



嬉しくない………



なんでこんな夢を…………





モブ2「さーさー主役は真ん中ー」グイッ



シャロ「えっ…ちょ…」アセアセ





教室の真ん中にはとても店では売ってなさそうな
下手なデコレーションのケーキがあった……


板チョコにも私の名前らしき文字が見える……



モブ1「どう!みんなで作ったんだよ!」





どう………って……


夢とわかっていてもあまりの違いに戸惑う………
















ぁぁ………もうやだ……早く覚めて………



ガララッ



リゼ「シャロ!聞いたぞ今日誕生日だってな!」



!!



シャロ「せ……先輩……?」



いやだ………



リゼ「私が誕生日を忘れるわけないだろー」



これは……夢……



リゼ「ホラ…//誕生日……おめでとう//」スッ




夢……夢…いやだ…



モブ2「桐間さんいいなぁーリゼ先輩からもらってー」



夢なんだ………嬉しくない……


シャロ「………」




担任「さぁて…みんなで歌うかー」




いや………でも…………夢


モブ1「せぇーの!」




夢なら………





いい……




かな……

…………………

シャロ「………」


目が覚めた…………



顔が汗だく………………涙か……



今日も学校………



現実は夢みたいなんかじゃない…………



→学校


ガララッ


シャロ「……」スタスタ


モブ2「モブ1ー窓あけてー臭い奴がきたー」チッ



モブ1「うっわ……臭そう………」



モブ3「マジひくわー」マドヲガラッ




どんな匂いか知らないが私は臭いらしい………



そして………



モブ1「あんたの机カビ生えてたから綺麗にしといたわよー」


クスクス………

………ヤリスギダッテ………ワロタ………



私の机はクレンザーまみれだった……


これが日常…………



現実はこんなもん………



もちろん誰も私の誕生日のことなんて
知りもしない………


今日の夢があったせいか………

少し辛い………




→トイレ


シャロ「……グスッ………うぅ………」ポロポロ


悔しい……


群れないと何も出来ないやつらに………


何もできないのが……


ガチャ

………ガヤガヤ………



モブ2「あいつの反応ちょーウケたー」ゲラゲラ


モブ1「さっそくどっか行ったしー」


モブ3「マジひくわー」


あいつらか……


モブ1「アイツ先生にチクって面倒になんないかな…」


モブ2「大丈夫っしょ!」


モブ2「アイツもやったとか言って特待生なくせばいいし」



くそっ………………足下見て…………最低だ………



モブ1「まぁ……暇潰しだし」


モブ2「親召喚したらトンズラこけばいいしー」


モブ3「マジひくわー」


………ギャハハハッ………
ホント…………マジヒクワー……


シャロ「……」


親………か…………お母さん達は
これを知ったらどうするだろう………



いや……




ありもしない事だ考えないでおこう………

→放課後


今日も何もなくいつも通りだった………



ただ昼休み誰かがミートボールを投げてきて
制服が汚れたのは残念………




帰るのも一人………




別に一人が悪いわけではない………



……………


ヴィ-ヴィ-



千夜から電話?


スッ


シャロ「もしもし?千夜?」



??「おい……桐間紗路か?」



ビクッ


シャロ「だ……誰よあなた!」



??「……友達は預かった……」


??「返してほしければ甘兎庵にこい……」



??「もし警察にいったら………わかってるな?」



シャロ「あ…あなた…目的は!?」ブルブル


ツーツー




切れた………



千夜の身に………何が………


早く警察……………でも…………



どうしよう………

なんで私が………?


千夜とはただの友達…………それ以上はなにもない

…………


千夜が何か私のことを言ったのだろうか………



はぁ………





やっぱり友達なんてものは持つものじゃないな……


面倒事しか持ってこない………



ホント迷惑………



でも…………家隣だし………


………




そーだ


ココアに電話して行ってもらおー


どうせあいつの事だ私のお願いなら

なんでも聞いてくれるはず……


ピッピッ


シャロ「……」


プルルルル………








ガチャ


シャロ「もしもし?ココアー?」


ココア「シャロちゃん!?どうしたの?」


シャロ「なんか千夜ん家でなにかあったみたい…」


シャロ「私まだかかりそうだから行ってくんない?」


ココア「えぇ!?………で……でもぉ」



なんか歯切れ悪いな………


ココア「シャロちゃん友達でしょ行かないの?」


…………………友達…………


シャロ「友達だからこそよ………急なんだから…」


ココア「そうかな?」


ココア「私は友達のお願いなら絶対優先するよ!」


なにいきなり………


だったら私のお願いもさっさと聞いてよ………



シャロ「あんたの[友達]ってなんなのよ……」



ココア「損得なしで無償で信じてあげることかな…」



シャロ「なにそれ…」



ココア「千夜ちゃんともそうでしょ?」



ココア「小さい頃からずっと仲良しだったんだよね!」


そうだ…………忘れてた…………



ココア「私にはお姉ちゃんくらいしかいなかったし」



……千夜は………私の………かけがえのない親友……


私は何を思っていた?
友達の危機に…………迷惑だの面倒だと思っていた?



最低は…………私だ…………

千夜……ごめん………


すぐ行くね!


ココア「シャロちゃん?」


シャロ「ごめんココア!すぐ千夜の家行くわ!」



ココア「え!あ……うん…………待ってるよ」



ガチャ



全速力で…………


タタタタッ




間に合って!






→甘兎庵


着いた…………いつもは開いてる時間………



でも…………暗い………



千夜…………今助けるわよ…!



バンッ



シャロ「千夜ーー!」





パァン…パァンパァンパァンパァン




………銃声!?










ココア,千夜,チノ,リゼ「シャロちゃんお誕生日おめでとう!」


シャロ「………え………」


ココア「あれ?昨日誕生日だったよね!」


チノ「1日遅れてすみません……」


リゼ「やっぱ実弾の方がよかったかな……?」


千夜「シャロちゃんにビックリさせようとしたのよ……」



あれ……?


これも………夢………?


前の夢とおんなじだ………



あれ?


涙が出る…………



シャロ「……グスッ」ポロポロ


チノ「シャロさん!?」


シャロ「………みんな…………ありがと……」ポロポロ


シャロ「私一人ぼっちなんだと勘違いしてた………」


シャロ「私にはこんなに友達がいたのね……」


シャロ「ほんとに…………っ………ホント……に」グスッ


ココア「どうしよう!サプライズ過ぎて泣いちゃった!」


リゼ「お……落ち着け………コ……コア」ポロポロ


チノ(リゼさんもらい泣き…!)ビクッ


千夜「シャロちゃん?」


千夜「私達は大人になってもずーっと友達よ?」


千夜「たとえ何があっても………」



千夜………


私は………


私……は………

それから………

千夜の家で私の誕生日パーティーをした……
1日ずらしたのもサプライズのためだとか……


友達なんかいらないとか言ってたけれど……

千夜の言葉が一番胸に響いた……




私は友達がいないあまりに友達なんて
いらないと自分を肯定しつつ……



やっぱり私は誰よりも友達を欲していた……




それから私は………




→学校



ガラッ

シャロ「……」



モブ女1「うわ、来たよ」


モブ2「今度はバルサン焚く?」


モブ3「マジひくわー」



………友達………


シャロ「あの!」



モブ123「!」ビクッ



どうせ変人扱いされてるんだ………


引かれてもかまうもんか!




シャロ「私と友達になって下さい!」





ーFinー




また変にぐだくだですいません。
思いつきで書いてるので文の変化に気がつかない…
シャロちゃん誕生日おめでとう!






→ウサギ小屋


ティッピー「そういえばあの日千夜の携帯使ってたな」


タカヒロ「ああ」


ティッピー「なにしおったんじゃ?」モフモフ


タカヒロ「……………犯人役…………かな?」


ティッピー「?」








シャロ(千夜!間に合って!)タタタタッ!



忍「あ!今金髪でかわいい子が!」キラキラ


アリス「もーシノー(金髪でかわいい子ならここに…)」


陽子「にゃははーさすが忍,金髪に目がないねぇ



綾「ちょっと!」


陽子「あん?」


綾「こんな所に何しに来たのよ!」


陽子「あーーあれだ………」


アリス「朱里先生の誕生日プレゼントを買いにきたんだよー」


忍「誰です?」


アリス「シノー……私のクラスの担任だよー」


陽子「私もな」


忍「へーふーん」


忍「じゃ終わったら読んで下さい!金髪追いかけます!」


アリス「ええ!?ちょ……シノー!」


陽子「しゃーない行くか」グイッ


綾「ちょ//アリスもいるのよ//?」


陽子「?そーだけど…?」


アリス「シノ……」グスッ





7月24日は久世橋朱里先生の誕生日だよ!
きんもざ二期はよ!











このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2023年04月13日 (木) 14:35:56   ID: S:-opc8K

私は一日遅れにされた時点で全員と絶交する
イベントっていうのは当日にやるものだし

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