照「内川コピペ…?」 (26)

白糸台宿舎

照(準決勝は2位通過か…思った以上に削られたなぁ…)

照(流石は名門千里山と新道寺…)

照(阿知賀も強いし…気が抜けない…)

照(みんな落ち込んでたけど…気にしなくていいのにね)


照(…あ、お菓子が無くなっちゃった。 買ってこよう)

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菫「あ、照…どうかしたのか?」

照「…ちょっとコンビニに行ってくる」

菫「そうか。 私も着いて行こうか?」

照「いいよ。 1人で行きたいから」

菫「!? わかった…気を付けろよ」


照(こんな夜にお菓子買いに行くなんてバレたら恥ずかしいし…)

菫(…やっぱり怒ってるのか…当たり前だよな。 本来1番楽なポジションで部長の私が-収支…すまない、照)

尭深「宮永先輩…どこに行くんですか。 ?」

照「ちょっとおか…いや、夜風にあたりに」

照(うん。カッコいい表現。 1度やって見たかったんだよね)

尭深「私も着いて行きましょうか?」

照「いや、1人でいいから」

尭深「は、はい」

照(尭深みたいなか弱そうな女の子を連れて歩いたら危ないからね)

尭深(やっぱり宮永先輩…怒ってますね…。 当たり前ですよね。 役満上がって-収支なんて…下手したらもう話してすら貰えないかも…)


照「私自身白糸台を出ていく喜びもあった」

照「ここにいたら自分がダメになると思った」

照「いなくなって初めてその存在の大切さみたいなのに気づくんじゃないですか」

照「白糸台では誰を信用していいのかわからなかった」

千里山宿舎

泉「…ちょっとコンビニ行ってきます」

浩子「ウチもついていってええか?」

泉「いいですよ。 てか、聞かなくてもいいのに…」

セーラ「そんなら俺の分のお菓子頼むわ。 あとなんか飲みもんも!」

浩子「お菓子ばっかり食べてると太りますよ。 それでも乙女ですか!」

セーラ「いや、俺はそんなん気にせんし」

浩子「そんなら行ってきますわ。 あ、お菓子は買わないんで」

セーラ「」


コンビニ

泉「結局お菓子買うんですね」

浩子「ま、私もお菓子好きやからな。 応援してくれたレギュラー以外の人用もや」

泉「…」

浩子「…準決勝のことは忘れるしかないわ」

泉「でも…! 私がせめてもう少し失点を抑えていたら…」

浩子「んなこと言ったら私ももっと点をとってたら、になるわ。 さ、帰るで」

泉「…はい」

浩子「ま、きっとこれからええことあるって…ん?」

泉「あれは…宮永照!」

浩子「…ま、挨拶する義理も無いし、スルーして帰るしかないか」

泉「…それもそうですね。 でも、1人で来るんですね」

浩子「確かにおかしいかもなぁ…もしかしたら…」

泉「?」

浩子「白糸台の内部はアカンかもな」

泉「へ?」

浩子「1年生であの失点で死にそうになってる泉やけど…白糸台はそれ以上の失点をした奴がいる」

泉「そういえばそうでしたね。 私は見てませんけど」

浩子「普通やったら自分の貯金全部消されたら腹立つやろ」

泉「…確かに。 まさか本当に?」

浩子「…ちょっと調べてみる価値はあるかもな。 泉はタブレット使って調べてみてや。 私はちょっと様子見てくるわ」

泉「はい。 えっと…これかな? なんでも実況J?」

泉「えっと…宮永照、不仲説、と」


泉「これかな?」


1: 風吹けば名無し sage

宮永照「1人で10万点近く近く稼いだ結果wwwwwwwwww」

2014/08/07(木) 16:18:18.63 ID:rnsian


2: 風吹けば名無し sage

ちーん笑

2014/08/07(木) 16:18:18.63 ID:YmanoGO

3: 風吹けば名無し sage

なんでや! 阪神関係ないやろ!


2014/08/07(木) 16:18:18.63 ID:NEKINFKG


4: 風吹けば名無し sage

本拠地、インハイスタジアムで迎えた準決勝。副将亦野が大量失点、淡も失点し2位通過だった。
部屋に響く部員のため息、どこからか聞こえる「宮永照以外は私達の方が強いんじゃない?」の声
無言で帰り始める虎姫の中、昨年の個人戦1位、宮永照は独りベンチで泣いていた
。昨年のインハイで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト…
それを今のチーム虎姫で得ることは殆ど不可能と言ってよかった 。
「どうすればいいんだろう…」照は悔し涙を流し続けた 。
どれくらい経ったろうか、照ははっと目覚めた 。
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って腕をギュインギュインをしないと」照は苦笑しながら呟いた。
立ち上がって伸びをした時、照はふと気付いた

「あれ…?部員がいる…?」
ベンチから飛び出した照が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの他のチームメイトだった。
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように白糸台高校の応援歌が響いていた 。
どういうことか分からずに呆然とする照の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「照。もう試合が始まるぞ。早く行け」声の方に振り返った照は目を疑った
「つ…辻垣内さん?」  「どうしたのだ照?居眠りでもしたのか?」
「あ、天江さん?」  「どうしました宮永先輩、そんな他人行儀な…」「荒川さん…」  照は半分パニックになりながらオーダーを見上げた

先鋒 辻垣内 智葉 次鋒 荒川 憩 中堅 天江衣 副将 神代 小蒔 大将 宮永 照

暫時、唖然としていた照だったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった「勝てる…勝てるんだ!」
憩から本を受け取り、卓へ全力疾走する照、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった…

翌日、ベンチで冷たくなっている照が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った。

2014/08/07(木) 16:18:18.63 ID:BONZin








泉「そんな…宮永さん…」



浩子「あ、なんJ消すの忘れとった…ま、ええか。 さて、宮永照は…」


照「」

照(お菓子が無い…)

浩子(おお怖。 やっぱりみんな大量失点して怒ってるやろなぁ…)

照(…帰ろう)


浩子(…やっぱりチームないギスギスしてるんやろなぁ)

白糸台宿舎

誠子「ポン! ポン!」

淡「亦野先輩頑張れー」

誠子「ああ!」

淡「あれ…これ何かな? 『宮永照 FA不可避』?」



淡「そんな…テルーが…」


照『私自身白糸台から出る喜びはあった』

照『団体戦に中継ぎのフォローがあることを初めて知った』

照『白糸台では味わえなかったドーンときてガシャーンと来る感覚』

照『清澄生え抜きの私がバシバシ鍛えるから覚悟してね!』


泉「…うわぁ…ん? これは…」


『女亦野、末原、江崎の野球』


『女亦野 試合は盛り上げるために点数を平らにする』

『末原、カタカタしすぎて今季絶望』

『江崎、失敗を政治のせいにしてはしゃぐ』

『白水、怒りのリザベーション7』



泉「…」

淡「菫先輩! テルーが! FAしちゃうよ!」

菫「いや、高校麻雀にFAはないぞ」

淡「…でも絶対テルー怒ってるよね」

菫「だろうな。 私が照の立場なら怒ってるだろうな」

淡「…負けられないね! 決勝!」

菫「ああ!」

千里山宿舎

浩子「戻りましたー」

セーラ「おかえりー」

泉「船久保先輩お菓子買ってくれましたよ」

セーラ「マジか!」

浩子「たべすぎないようにお願いしますよ」

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