アンパンマン「アンパンマンとしおふきじょおう」 (134)

さぶさぶ山 山頂近くの洞窟

ばいきんまん「よいしょ、よいしょ!」

ドキンちゃん「ねーぇ、まぁだー?ドキンもう疲れちゃったー」

ばいきんまん「もう少しだってドキンちゃん!」

ドキンちゃん「ほんとにそんな紙切れで見つかるの?!もう帰りたい!」

ばいきんまん「だしかにこのあたりのはずなんだけど…あった!」

ドキンちゃん「うわぁ!これ?!」

ばいきんまん「ついにみつけたぞ!これでアンパンマンをやっつけてやる!」

パン工場

ジャムおじさん「さあアンパンマン、今日もお腹のすいた人たちに顔を分けておやり」

アンパンマン「はい!」

バタコ「気を付けてね」

チーズ「あーん」

アンパンマン「それじゃ、パトロールに行ってきます!」

ジャム・バタコ「それいけ!アンパンマーン!!!」

チーズ「あんあーん!!!」

>>7
本当はパンを届けに行くんだがな
顔は緊急&カバオ用

さぶさぶ山

ばいきんまん「ふふふ、この呪文を使って…」

ドキン「ごくっ」

ばいきんまん「イサクコンマ・イサクコンマ・ズーチノイオニ…ンマリヤルユルユ…」

ンゴゴゴゴゴゴ…

ばいきんまん「いでよ!しおふきじょおう!」ピカー!

ドキン「きゃぁぁ!」

ドカーン!  プシュー

>>8
ミスったわ、ありがとう

しおふき「ん、んああ~!だれじゃ、わらわの眠りを覚ましたのは」

ばいきんまん「俺様だー!感謝しろ!」

しおふき「なにぃ?」ギロッ

ばいきんまん「はひっ!いいいやっや、あのですね!おねがいがありまして、その~」

しおふき「ま、わらわの封印を解いてくれたからの、一つくらいならかなえてやってもいいぞよ」

ばいきんまん「やったあ!(これでアンパンマンをやっつけられるぞ…ぐふふ)」

しおふき「で、ねがいはなんじゃ」

ばいきんまん「アンパンマンをけちょんけちょんにしてくれ!」

しおふき「アンパンマン?」

ばいきんまん「いつもいたずらしている悪いやつなんだ!」

しおふき「そうか、ならばその願いをかなえてやろう」

しおふき「と、その前にお主、わらわの潮吹きを手伝ってくれんか」

ばいきんまん「はひ!?」

しおふき「何千年も氷漬けで潮を吹きたくてたまらないのじゃ」

ばいきんまん「そ、そんなの自分d…」

しおふき「何か言ったか?」ギロッ

ばいきんまん「はいはい、やりますやりゃいいんでしょ!」

ドキン「私飽きたからもう帰るわねー(やな予感がするし)」

ばいきんまん「っげ!ドキンちゃん!」」

ばいきんまん「じ、じゃあいくぞ」ジュク

しおふき「ああん!い、いいぞ…」

ばいきんまん「はひぃ…あったかい(くっさ!)」ジュクジュク

しおふき「ああっ!んっ!中々上手いじゃないか」

ばいきんまん「あー、そうかい(はひー!臭すぎだぁ)」

しおふき「ああん!んあっ!ば、ばいきんまん、もっとお…もっと弄りまわしてくれ!」

ばいきんまん「はひー!もう俺様疲れてきた~(早く吹いてくれないとこのままじゃにおいが~!)」

しおふき「ばいきんまん、く、クンニしておくれ」

ばいきんまん「?!?!?!??!?!!??!!!!???」

ばいきんまん「そ、そんな!こんなクサ…じゃなくて立派なマンコなめr…」ワタワタ

しおふき「つべこべ言わずやるっ!」グイ!

ばいきんまん「はひぶっ!」グジャ!

しおふき「しっかりなめとくれ」グイグイ

ばいきんまん「はひぃ…(ドキンちゃんだったらよかったのに…)」ベロベロ

しおふき「おお~!い、いいぞばいきんまん!もっとだ!」ジュク!

ばいきんまん「ドキンちゃんのためにオナホで練習してたのがこんなところで活かされるなんてとほほ~」ベロベロ

しおふき「あああああん!そろそろ限界じゃ!何千年ぶりにイクゥゥゥ!!!!!」ブシャーーー!!!!!

ばいきんまん「ぶふ!…くっさ!…どわああああああ!!!!!」(潮の濁流に流される)

しおふき「ふぅ…すっきりした?…あれ?ばいきんまん?ばいきんまーん!」

一方、きらきら草原

アンパンマン「困ってる人はいないかなぁ~」

???「うえーん」シクシク

アンパンマン「あんなところに泣いている子がいる!行かなきゃ!」

???「ひっく…ひっく…」

アンパンマン「どうしたの?」

???「お、おなかがすいて…そ、それで」

アンパンマン「なぁんだ、お腹がすいていたのか。もう大丈夫!僕の顔をお食べ」サクッ

???「えええ??!!?あ、あなただいじょうぶなの?」

アンパンマン「僕の体はアンパンなんだ!とってもおいしいよ!」

???「う、うん…」パクッ

???「…うわぁ!とっても甘くって、それでいてやさしくって、おいしい!」

アンパンマン「ふふふ、よかった!僕はアンパンマン!きみは?」

バージン「私、バージン」

アンパンマン「バージンちゃんっていうんだ!いい名前だね!」

バージン「違う!!!」

アンパンマン「え?」

バージン「私の名前なんて…最低よ!」

アンパンマン「バージンちゃん…」

バージン「ご、ごめんなさい!私…」

アンパンマン「いいんだよ、それよりパン工場に遊びに来ない?」

バージン「いいの?」

アンパンマン「一人は危ないし、ジャムおじさんやみんなもきっと歓迎してくれるよ」

バージン「ありがとう…」

ばいきん城

ドキンちゃん「んもおおお!くさいくさいくさい!」バタバタ

かびるんるん「かびぃ~…」

ホラーマン「臭いですねぇ~ホラーですねぇほんっとうにくさいですねぇ~!!」

ばいきんまん「ぶえっくしょん!うるさ~い!俺様だけなんでこんな目に…は、は、は、ハックション!」

ドキンちゃん「で、ちゃんとやっつけられるわけ?あの女王タダのマスかき女じゃないのー!」

ばいきんまん「だいじょうぶだってドキンちゃん!しおふき女王のあの潮吹きさえあればアンパンマンなんか!」

ドキンちゃん「きゃあ!近づかないでよ、においが移っちゃう」

ホラーマン「ホラホラ~!わたしにもちかづかないでくださ~い!」

ばいきんまん「ふ~んだ!そこまでいうなら出てってやる~!!!」ダッ

ドキンちゃん「ちょっとばいきんまん!」

ホラーマン「ちょっと言い過ぎちゃいましたかね~」

ドキンちゃん「あんなくっさいばいきんまんが悪いのよ!」

ホラーマン「そんなことより~とうとう二人っきりですねドキンちゃん」

ドキンちゃん「な、なによ」

ホラーマン「いっそのことここをホラー城にして二人で住みませんかホラホラ~」

ドキンちゃん「こ・の、…」プルプル

ホラーマン「へ?」

ドキンちゃん「おばか~~~~~!!!」ゲシッ

ホラーマン「うわ~!ジョーークですよホラァァァァ!!!!」キラーン

ドキンちゃん「まったくどいつもこいつもおバカなんだからもう!しょくぱんまん様に会いにいこうっと!」

ばいきんまん「全く、散々だったのだ」

ばいきんまん「あ!そういえば女王はどこだ!」

ばいきんまん「流されてそれっきり、もう一度山へ…はひ~……ん?」

ばいきんまん「この匂い!腐ったチーズの匂いは女王!あそこか!」ブルル!

ばいきんまん「いた!お~い、女王!」

しおふき「おお、ばいきんまん無事だったか!」

ばいきんまん「無事じゃなーい!おまえのせいで風邪引いちまったんだぞ~!」

しおふき「まあまあ、そんなことよりばいきんまん、アンパンマンというのは一体どんな奴なのじゃ?」

ばいきんまん「ああそうか、アンパンマンはこんなに顔が丸くってとにかく悪いやつなんだ!」

しおふき「そうか、だがしばらく体がなまってしまってな、この街でしばらくしおふきがしたい」

ばいきんまん「げっ!(いや待てよ…このままいけばアンパンマンが来て…)」

ばいきんまん「あーっはっはっは!さあどうぞ、思う存分潮を吹くがいい!」

しおふき「ありがたい!」ヌルッ

パン工場

アンパンマン「というわけなんですジャムおじさん」

ジャムおじさん「うーむ、そういうことならしばらくここにいなさい」

バージン「ありがとうございます!でも、私は行かなきゃいけないので…」

クリーム「え~!バージンお姉ちゃんあそぼうよ~」

メロンパンナ「私ももっと遊びたーい」

バタコ「こらこら、バージンちゃんだっていそがしいのよ」

クリーム「だって~」

バージン「それなら、2,3日だけお願いします」

クリーム「やったー!」

チーズ「あんあーん!!」

バタコ「まぁ!チーズもうれしいですって!」

全員「はははは!」

バンッ!

カバオ「あ、アンパンマン!」

アンパンマン「カバオ君!どうしたの?」

バタコ「うわっすごい匂い!」

クリーム「うわぁくっさーい!」

アンパンマン「大丈夫?!」

カバオ「ま、街がばいきんまんと真黒なおばさんがおしっこを町中にばらまいてて…僕のパパもうさこちゃんのパパもみんな喜んで飲みに…ううっ」ゲロゲロ

アンパンマン「ばいきんまんが?!またいたずらしたな!」ダッ

バージン「まってアンパンマン!」

バージン「私も、つれてって」

アンパンマン「あぶないよバージンちゃん!」

バージン「……お願い」

アンパンマン「!」

ジャムおじさん「どうしてなんだい?バージンちゃん」

バージン「街で暴れてるのは……」グッ

バージン「街で暴れているのは………私の……お母さんです」

全員「えええ??!!?」

アンパンマン「一体…」

ジャムおじさん「どうしたことだろう…」

バージン「詳しいことは後で!とにかく止められるのは私しかいません!」

アンパンマン「それじゃ、行こう!」

バージン「はい!」



カバオパパ「もっとだ!もっと潮を吹いてくれ!」

うさこパパ「うつくしいおまんこをもっとみせてくれぇぇ」

ちびぞうパパ「こっちのゾウさん入れたいゾウ!!!!」

うさこ「ぱぱ!ぱぱ!」

くまごろう「父ちゃん!こんな臭いとこから出ようよ!」

くまごろうパパ「うるっさい!いきたきゃかってにいけ!」ゲシ

くまごろう「うわっ!」

うさこ「大丈夫?!」

くまごろう「みんなおかしくなっちゃった…うわ~ん!」

うさお「あっ!アンパンマン!」

しおふき「ふふふ、この街の男どもはみんな私の虜!」

ばいきんまん「いっけー!しおふきじょおう!」

アンパンマン「やめるんだばいきんまん!」

ばいきんまん「出たなお邪魔虫!」グィィ

アンパンマン「いたずらはやめるんだ!」

しおふき「あいつがアンパンマン!」

ばいきんまん「そうだ、しおふきじょおう!あいつがアンパンマンだ!」

しおふき「アンパンマン!」ブシャーーー!!!

アンパンマン「うわっ!」サッ

ばいきんまん「しおふきじょおうの潮をくらえアンパンマン!」

アンパンマン「させるもんか!バージンちゃん!掴まってて!」

バージン「はい!」

バージン「お母さん!」

しおふき「!」

バージン「やめて!みんなを困らせないで!」

ミス

しおふき「バー…ジン?!」

バージン「そうよおかあさん!私よ!もうやめて!」

しおふき「……!」

ばいきんまん「どうした、しおふきじょおう!早くアンパンマンをやっつけるんだ!」

アンパンマン「しおふきじょおう!あなたは騙されているんだ!」

バージン「お母さん!」

しおふき「バージン!バアアアアジン!!!」ブシャシャ!

アンパンマン「っく!」

バージン「お母さん…!」 ズルッ

バージン「!…きゃあーーー!」

アンパンマン「し、しまった!」

バージン「きゃーーー!」

アンパンマン「バージンちゃん!」
 
ヒュッ

???「ローーールァァーーーーー!!!」 ガッ

アンパンマン「ロールパンナちゃん!」

ロール「もう大丈夫…」

バージン「あ、ありがとう…」

アンパンマン「しおふきじょおう!もう許さないぞ!」

しおふき「だまれ!だまれ!わらわの邪魔をするなら、おまえをこのしおふきの虜にしてやる!」

アンパンマン「させるもんか!アーンパーンチ!」バッ

しおふき「ふふふ」

アンパンマン「アンパンチが、きかない?!」

しおふき「その程度かアンパンマン!」ブシャ

アンパンマン「うわっ!」

しおふき「お前にわらわは倒せん!」

アンパンマン「アーンキーック!」バッ

スカッ

アンパンマン「まるで靄みたいだ!…うわっ!」

しおふき「ははは!アンパンマン、無駄じゃ!食らえい!」ビシャ!

アンパンマン「くっ…!」

バージン「アンパンマン!」

アンパンマン「潮で顔が汚れて力が…」

バージン「アンパンマン…!」

ロール「ローーールァァ!!」ビュッ

しおふき「無駄!」ブシャ!

ロール「り、リボンが…」

バージン「お母さん!やめて!」ピカー

しおふき「!……ぐああ!!!」

眠いから一旦切る

続き
しおふき「お、の、れ……」ズブズブ

アンパンマン「うああ…!」

ジャムおじさん「アンパンマン!」

バージン「アンパンマーン!!」

ロール「っく!(間に合わない!)」

ガッ

しょくぱんまん「危機一髪ですねアンパンマン!」

アンパンマン「…ありがとう、しょくぱんまん」

カレーパンマン「俺も忘れてもらっちゃ困るぜ」

アンパンマン「カレーパンマン!」

ジャムおじさん「バタコ、新しい顔を焼くよ!」

バタコ「はい!」

しょくぱんまん「さっきの女王は一体どこに?」

アンパンマン「気を付けて…狙いは僕だけじゃない…」

カレー「なんだって!?」

アンパンマン「バー…ジンちゃん」

ばいきんまん「くっそー!女王のやつめ!どこに行った!?」

しょくぱんまん「ばいきんまん!」

ばいきんまん「まあ、アンパンマンはもう虫の息だ!ここで息の根を止めてやる!」

ジャムおじさん「やけたぞ!」

バタコ「アンパンマン!新しい顔よ!それ!」ポイー

ばいきんまん「させるか!」ドガッ!

バタコ「ああ!」

ロール「ロールァァァ!!!」ビュッ! 

パシッ

ばいきんまん「こらー!ロールパンナ!じゃますんなー!」

ロール「アンパンマン!」ビュンッ

ガッ クルクル! ピカー!

アンパンマン「げんきひゃくばい!アンパンマン!」

ばいきんまん「しまったーァァ!!!」

アンパンマン「ばいきんまん!許さないぞ!アーンパーンチ!」バキッ!

ばいきんまん「ばいばいきーん!!!」キラーン

しょくぱんまん「やったぁ!アンパンマン!」

カレー「やっつけたな!」

アンパンマン「女王は一体どこに行ったんだろう?」

バージン「………」

アンパンマン「バージンちゃん…」

バージン「みなさん……本当にごめんなさい」

アンパンマン「気にしないでよ、バージンちゃんは悪くないから」

カレー「そうだそうだ!悪いのはばいきんまんだぜ!」

ジャムおじさん「とにかく、パン工場へ戻ろう、またいつか襲ってくるかわからないからねぇ」

ばいきんまん「はひ~、くっそぉ!女王の奴、一体どこへ消えたんだ!」ブルンブルン

ばいきんまん「俺様はずっと踏んだり蹴ったりじゃないか!こんな古文書なんか見つけなけりゃよかった!」バシッ

ばいきんまん「ん?ここのページは……何々?……ほうほう、ははー!そうか!」

ばいきんまん「さっきのあの女の子のペンダントに秘密があったのか!これでアンパンマンを倒せるぞ!はっひっふへほ~!!!」ブーン!

パン工場

ジャムおじさん「一体どうしたいいものか……このままではしおふきじょおうがまた暴れだしてしまう」

アンパンマン「バージンちゃん…大丈夫かなぁ」

バタコ「しばらく一人にさせてあげて、すごく落ち込んでたから」

ジャムおじさん「まさかバージンちゃんのお母さんがじょおうだったとは」

アンパンマン「僕、やっぱり見てきます!」

ジャムおじさん「アンパンマン!」

しょくぱんまん「街の人はみんな避難させました!」

カレーパンマン「早く探しに行こうぜ!」

ジャムおじさん「し、しかし…肝心の居場所が見当もつかないが…」

しおふきじょおう…
しおふき…


潮吹きつながりでクジラのじょおうな見た目なら子供に通用するかな

アンパンマン「バージンちゃん…」

バージンちゃん「アンパンマン…!私、私……!」

アンパンマン「大丈夫だよ、大丈夫、きっと僕が守ってみせるよ」

バージンちゃん「アンパンマン…」

アンパンマン「どうして君のお母さんはあんなことをするようになったの?」

バージン「昔のお母さんはとっても優しくて、そして綺麗だったの」

アンパンマン「それで?」

バージン「あるとき、お母さんは何人もの男の人に連れてかれて…!」

バージン「帰ってきたとき、お母さんは体中傷だらけで死にそうだったの」

バージン「その日からお母さんは変わってしまった」

バージン「魔法使いだったお母さんは男を憎むどころか、自分から男を取り込むようになってしまった」

アンパンマン「……」

バージン「そして、不老の薬を飲んで女王を名乗るようになってしまった…!」

バージン「私は、なんとかお母さんを封印し、私自身も封印することで万が一の事態に備えたの」

>>61
残念だが、しおふきじょおうのイメージはやなせたかし先生が書いたプロメシューム
http://ks.c.yimg.jp/res/chie-que-1287/1/287/627/742/i320

アンパンマン「そうだったんだ…」

バージン「アンパンマン、お母さんを助けてあげて」

バージン「どんなにひどいことをしても、どんなに悪くても、私のお母さんはあの人だけなの」

バージン「お願いよ」

アンパンマン「うん、わかった。約束する!」

バージン「ありがとう、アンパンマン!」

アンパンマン「よかった、元気が出たみたいだね」

グギュルル…!

バージン「あっ…」

アンパンマン「お腹がすいちゃったんだね?」

バージン「安心したらお腹がすいちゃった!エヘヘ…!」

アンパンマン「それなら、僕の顔をお食べよ!元気がもっと出てくるよ」

サクッ

バージン「ありがとう、…はむっ」モグモグ

バージン「いつ食べてもアンパンマンって美味しいのね、優しくって甘くって」

アンパンマン「ふふふ、よかった」

バージン「まるで、お母さんみたい。」

ロールパンナってメロンに呼ばれた時しか出てこないんじゃ…

アンパンマン「お母さんみたいかぁ」

バージン「そう、私のお母さんは昔、よくパンを作ってくれたの」

バージン「そのパンも同じくらい甘くって、やさしくって、とってもおいしかった」

アンパンマン「それは、バージンちゃんのために一所懸命に作ってくれてたんだね」

バージン「どうしてわかるの?アンパンマン」

アンパンマン「僕の顔も、ジャムおじさんが心を込めて作ってくれるから、とってもおいしいんだよ」

バージン「……私、お母さんを元に戻してあげたい」

アンパンマン「…きっとうまくいくよ、その心さえあれば、きっとお母さんを元に戻せるよ」

バージン「ありがとう、アンパンマン」

>>68
窮地に陥ったものは必ず助ける性格

キラーン!
バージン「あっ」

アンパンマン「どうしたの?バージンちゃん」

バージン「ペンダントが…!」

アンパンマン「このペンダントは?」

バージン「昔お母さんがくれたペンダントよ、お守りにって」

アンパンマン「光ってるね」

バージン「呼んでるんだ、私を」

アンパンマン「え?」

バージン「感じる、遠い遠い海の向こうから」

アンパンマン「もしかして……!」

バージン「お母さん!」

ジャムおじさん「なんだって!女王の居場所が分かったって?!」

バタコ「本当?バージンちゃん」

バージン「はい、海の向こうから感じるんです。私を呼んでいます」

ジャムおじさん「それなら、さっそくアンパンマン号で出発だ!」

しょくぱんまん「私も行きます!」

カレーパンマン「俺も!」

メロン「私も行く!」

クリーム「僕も!」

ジャムおじさん「ようし、それではみんなで行こう!」

全員「おー!」

パン工場 上空

全員『オー!』

ばいきんまん「ふふふ、海の向こうか!いいこと聞いちゃった!先に行って、待ち伏せだぞ~!」

ドキンちゃん「ねぇばいきんまん、もういい加減にしたら~?ドキンもう飽きちゃった」

ばいきんまん「まぁまぁドキンちゃん、アンパンマンを倒したら天下は俺様達のものなんだよ?もうちょっと付き合って!ね?ね?」

ドキンちゃん「もー」

ジャムおじさん「さあ!出発だ!エンジン全速前進!」

バタコ「はい!」ブロロロロ

アンパンマン「しおふきじょおうをやっつけて、お母さんを元に戻すんだ!」

バージン「お母さん…!」

海岸
ばいきんまん「はひー、先回りも大変だ」

ドキン「ばいきんまん、こんなことろで何するのよ」

ばいきんまん「この日のために、新型バイキンメカを作ったのだ!」 バッ

ばいきんまん「ジャジャーン!その名も、ざぶりん1ごう!!」

ドキンちゃん「わーすごーい!!ばいきんまん見直しちゃった!」

ばいきんまん「でしょでしょ!こいつを使ってアンパンマンをやっつけるのだ!」

ドキンちゃん「やっちゃえやっちゃえー!」

ばいきんまん「お、あいつらも来たことだしさっそく乗り込んで今度はついていくぞ!」

ドキンちゃん「イエッサー!」

バージン「感じる!もっと奥!」

ジャムおじさん「このままいけば、ライチ島だ!」

バージン「そこにお母さんが!?」

アンパンマン「バージンちゃん、行こう!」

ジャムおじさん「気を付けて行くんだよ」

アンパンマン「はい!」

バタコ「がんばってね!」

アンパンマン「いってきます!」

海中

ばいきんまん「おっ、アンパンマンとあいつがでてきたぞ!」

ばいきんまん「このままくっついていくか」

ドキンちゃん「あー!」

ばいきんまん「どうしたのドキンちゃん!?」

ドキンちゃん「しょくぱんまん様がいるー!」

ばいきんまん「そんなことより、アンパンマンでしょドキンちゃん!」

ドキンちゃん「おバカー!私はしょくぱんまん様さえいればいいの!」

ばいきんまん「もう、ドキンちゃんはすぐこれなんだから」

今日で終わらせるゆえ、最後だけ切らせてください



愛してるよアンパンマン!

アンパンマン「見えた!」

バージン「うん!」

アンパンマン「前より大きくなってる!」

バージン「たぶん、男のエネルギーを吸い取っているだと思う」

アンパンマン「なんだって!?」

バージン「早くしないと、私でも封印できるかどうか…!」

アンパンマン「急ごう!」

しおふき「来たな、アンパンマン!そして愚かなわらわの娘よ!」

しおふき「幾千年の恨み、ここで晴らそうぞ!」

アンパンマン「やめるんだしおふきじょおう!」

しおふき「アンパンマン!おまえを倒して、ばいきんまんの願いをかなえさせてやる!」

アンパンマン「ばいきんまん?!」

ばいきんまん「その通り!しおふきじょおう!今度こそアンパンマンをやっつけろ!」

アンパンマン「ばいきんまん!また君の仕業か!」

ドキンちゃん「ドキンもいまーす!」

ホラーマン「ついでに私もいまーすホラー!」

ドキン「うわぁ!あんたいつの間に?!」

ホラーマン「ふしぎですね~びっくりですね~ホラーですね~ホラホラー」

ばいきんまん「はっひふっへほ~!街ではよくもやってくれたな!」

長編は俺には無理だった

えっ
まさかこんなとこで終わるの?

>>95
書ききるけど
話が浮かばなくて時間かかる

アンパンマン「ばいきんまん!許さないぞ!」

ばいきんまん「しおふきじょおう!アンパンマンをやっつけるんだ!」

しおふき「潮吹きスプラッシュ!」ブシャ!

アンパンマン「うわっ!」

バージン「お母さん!やめて!」

しおふき「バージン!お前のせいで私は…!」

バージン「もう憎まないで、私は…!」

しおふき「うるさい!」ブシャシャ!

アンパンマン「危ない!」

ばいきんまん「こしゃくな~!こいつをくらえ!」ミサイルポチッ

ドシュ!

アンパンマン「うわっ!」サッ

バージン「こんなことをしてもなにもかわらないわ!」

しおふき「うるさいうるさい!」ビシャ!

アンパンマン「バージンちゃん、アンパンチもアンキックも効かないんだ!どうすればいい?」

ペンダント「ペンダントの中に、封じ込めるのだ」

アンパンマン「!」

バージン「ペンダントが喋った……」

ペンダント「バージン、いやメリー!彼らに本当のことを話すのだ」

バージン「!」

アンパンマン「バージンちゃん?!君は一体……!」

バージン「私…私…!」

ペンダント「アンパンマン、私をあの女王に投げつけてくれ」

アンパンマン「で、でも…」

ペンダント「あの黒い化け物は様々な憎しみと怨念が蓄積した悪の心が精神エネルギーとなって、あらわれているのだ」

アンパンマン「そうか、だからアンパンチもキックも効かなかったのか!」

しおふき「おのれアンパンマン!」

アンパンマン「このままじゃ近づけない!」

ペンダント「何とか投げられる距離まで近づくことができれば…!」

メリー「私が囮になります」

アンパンマン「!」

ペンダント「いいのか?本当のことを…」

メリー「いいの!アンパンマン、私のペンダントを頼んだわよ」

アンパンマン「いやだ!」

メリー「!」

アンパンマン「バージ…いや、メリーちゃん!本当は君は優しい子なんだって僕もジャムおじさんもみんな知ってる!」

アンパンマン「アンパンをあげた時のメリーちゃんは、素直に喜んでくれたんだ!僕には嘘つきには思えない!」

メリー「……」

アンパンマン「僕は信じてる」

メリー「……!アンパンマン、ごめんなさい!」バッ!

アンパンマン「メリーちゃん!」

しおふき「そうはいかないよ、陰毛触手(ブッシュ・テンタクル)!!!」ブワッ!

メリー「うぐっ!」グググ…

アンパンマン「メリーちゃん!」

ばいきんまん「おおっと!アンパンマン!俺様も相手だ!」グオッ!

アンパンマン「危ない!」

ペンダント「気を付けろ、あのロボットは私を狙っている!」

アンパンマン「ばいきんまん!やめるんだ!」

ばいきんまん「や~なこった!そのペンダントは女王の力を封印することも開放することもできる!だからそいつを使ってアンパンマンを倒し、世界征服をするのだ!」

アンパンマン「そんなこと、させないぞ!ばいきんまん」

ばいきんまん「あらら?そんなこと言っちゃってもいいのかね?メリーがどうなってもいいのか~?!」

アンパンマン「うっ!」

メリー「アンパンマン!」

しおふき「あんたさえいなけりゃあさ!」グググ!

メリー「や、めて…!」

アンパンマン「メリーちゃん!」

ばいきんまん「よそ見をするなぁ!」グイーン!

アンパンマン「うわぁ!」

ペンダント「アンパンマン!」

ばいきんまん「頂き!」

メロンパンナ「そんなことさせない!」パシッ

ばいきんまん「め、メロンパンナ!」

しょくぱんまん「ばいきんまん、これ以上は!」

カレーパンマン「好きにはさせないぜ!」

ばいきんまん「ぐあー!お邪魔虫どもめー!」

ドキン「いやーん!しょくぱんまん様~!」

メロンパンナ「はい、アンパンマン!これ!」

アンパンマン「ありがとう、メロンパンナちゃん!」

ジャムおじさん「バタコ、ノーズパンチだ!」

バタコ「はい!」

ジャムおじさん「発射!」バイーン!

ドガッ!

ばいきんまん「うわあああ!」

ドキン「いやああ!」

ホラーマン「ホラアああ!」

ドシャ!

カレーパンマン「やったぜ!」

ばいきんまん「くっそ~!」

しおふき「バージン…!」

メリー「…!」

しおふき「忌々しいわらわの!」

メリー「ぐあ!」

アンパンマン「メリーちゃん!」

しおふき「近づくんじゃないよ!あんたも私の潮吹きの虜にしてあげる」

カレーパンマン「させるもんか!」

しょくぱんまん「バージンちゃんを離しなさい!」

しおふき「邪魔するな!」ブシャ!

カレーパンマン「うわ!」ボンッ

しょくぱんまん「ああっ!」ボンッ

アンパンマン「2人とも!」

ジャムおじさん「何てことだ!二人ともバイブにされてしまった!」

カレーパンマン「うわあああ!」

しょくぱんまん「ひどすぎです…」

ドキン「いやあああ!!!しょくぱんまん様、なんてお姿に…でも、しょくぱんまん様のバイブ欲しい~!」ヌルッ

ばいきんまん「いてて……」

ジャムおじさん「いかん、このままではみんなが危ない!」

ばいきんまん「しおふきじょおう!早くアンパンマンを!」

しおふき「うるさい!」ブシャ!

ばいきんまん「ぎゃあ!」ボンッ

ドキン「いやあ!」ボンッ

ホラーマン「ホラー!」ボンッ

ばいきんまん「なんで俺様まで…」

ドキン「オナホなんて嫌!……あ!でもしょくぱんまん様に挿入てもらえたらうれしいかも~!」

ホラーマン「ドキンちゃん、私が入ってあげますホラー!」ヴィィィ

ドキン「おバカー!こっち来ないでよホラーマン!」ブルンブルン

アンパンマン「しおふきじょおう!許さないぞ!」

アンパンマン「メリーちゃんを離すんだ!」

しおふき「だまれっ!だまれだまれ!」

アンパンマン「またさっきよりも大きくなっている!」

ペンダント「いかん、奴は興奮し始めている!」

アンパンマン「なんだって?!」

ペンダント「このままでは世界は女王の潮吹きで世界がバイブとオナホだらけになってしまう!」

アンパンマン「どうすればいいんですか?!」

ペンダント「何とかメリーを、あの子を救出しないことには始まらない!」

アンパンマン「あなたは一体……」

ペンダント「私はDr.カウパー、女王を数千年前に封印しようとした者だ」

アンパンマン「なんですって!?」

カウパー「数千年前、私は奴の暴走を食い止めるべく、器の人形と力を制御するペンダントを作り、封印しようとした」

カウパー「作戦は成功したかのように思えた、だが失敗してしまった」

カウパー「奴の体から悪の精神を引きはがしたが、封印に使った人形が耐え切れずに壊れてしまったのだ」

カウパー「奴は私の肉体を潮吹きで消滅させた。咄嗟にペンダントに入り難を逃れたが、その後目覚めるまで私は気を失っていたのだ」

アンパンマン「じゃあメリーちゃんは…!」

カウパー「あの子こそ、女王の本当の姿なのだよ」

アンパンマン「そんな!」

しおふき「その通り、ここでバージンの肉体を頂く!」ッグ

メリー「……!」

アンパンマン「やめろ!」

ジャムおじさん「かまどファイヤー!」グオオオオ!

しおふき「うおお!」パッ

メリー「きゃああ!」

アンパンマン「メリーちゃん!よかった、無事だったんだね」

メリー「アンパンマン、ごめんなさい…」

アンパンマン「いいんだよ、メリーちゃん。さあ、じょおうをやっつけよう」

メリー「はい!」

カウパー「メリー、準備はいいか?」

メリー「アンパンマン!」

アンパンマン「行こう!」

しおふき「うおのれええええええええええええ!!!」ブシャーーー!!!!!

ジャムおじさん「しまった!」ボンッ

バタコ「きゃあ!」ボンッ

チーズ「キャイン!」ボンッ

アンパンマン「ジャムおじさん!バタコさん!」

ジャムおじさん「私たちにかまわず、行くんだアンパンマン!」

アンパンマン「はい!」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1806233 盛り上げたい人はこれを聞きながらお楽しみください

しおふき「アンパンマン、わらわのために死ね!」キュゥゥゥ

カウパー「気を付けろアンパンマン!私の肉体を消し去ったあの潮吹きだ!」

しおふき「遅い!」ブシャーーー!!!!!

アンパンマン「うわああぁ!!!」ベチャー

メリー「アンパンマン!」

アンパンマン「うう…」ドサッ

メリー「アンパンマァァァァァン!」

ジャムおじさん「バタコ、大変だ!新しい顔を!」 ヴィイイイイイ

バタコ「はい!」ピョンピョン

メリー「アンパンマン!アンパンマン!」ユサユサ

アンパンマン「だ、大丈夫…僕は負けない!」

メリー「アンパンマン…」

アンパンマン「みんながいるから、みんなが応援してくれるから……!」

アンパンマン「僕はどんなにやられても、どんなに強い相手でも……!」

アンパンマン「頑張れるんだ!」ニコッ

しおふき「減らず口を叩くな!くたばりぞこないめ!」ビュル!

バシン! 

アンパンマン「わああああ!」グググ…

メリー「やめてぇぇぇ!」

ジャムおじさん「焼けたぞ!」ヴィィィ

バタコ「あちちち!」ピョンピョン

カレーパンマン「気を付けろ!」

しょくぱんまん「バイブに突き刺さったら台無しですからね!」

メロンパンナ「わたしにまかせて!」

ジャムおじさん「たのんだよ!」

クリーム「メロンパンナお姉ちゃん、ぼくもてつだう!」

メロンパンナ「アンパンマン!新しい顔よ!それっ!」ビュンッ

しおふき「小癪な!させるものか!」ブシャーーー!!!!!

メロンパンナ「新しい顔が!」

クリーム「危ない!」 バシッ ビシャ! ボンッ

クリーム「わあああ!」

メロンパンナ「クリームパンダちゃん!…きゃあ!」ビチャ! ボンッ

ジャムおじさん「ああっ!二人とも!」

カレーパンマン「だめだ~!」

パシッ

メリー「アンパンマン!新しい顔、うけとって!」ビュンッ

アンパンマン「メリーちゃん!」ガッ!  ピカー!

https://www.youtube.com/watch?v=VpEPNkFjVgQ
しおふき「しまったあああ!」

ブチッ!

アンパンマン「勇気百倍!アンパンマン!」 シャキーン!!!

メリー「アンパンマン!」

アンパンマン「行こう、メリーちゃん!」

しおふき「この輝き、この純粋な心、わらわが最も恐れ、そして、わらわがかつて持っていたもの…!」

カウパー「あきらめろ、女王!もう終わりの時が来たのだ!さあ、メリー、アンパンマン!私を奴にぶつけるんだ!」

アンパンマン「行くぞしおふき女王!アーン……!」

しおふき「うあああ!!!く、くるなああ!くるなああああ!!!」

アンパンマン「パーンチ!!!!!」ギュイイイイイイン

メリー「今だああああああああ!!!」カチッ 

グアアアア!!!

しおふき「ぎゃああああああああああ!!!!!!おのれえええええええ!!!あと少し!あと少しで世界中の全ての男を!女を!!私の道具に出来たのにいいいいいい!」

しおふき「私を襲ったあの男どもも、嘲笑ったあの女どもも!!!全部、全部!消し去りたかったのに!!!」

しおふき「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」シュパーン!


アンパンマン「やった!やっつけたんだ!」

メリー「…!!やったあ!!!」

ジャムおじさん「よかった!アンパンマン!メリーちゃん!おめでとう!!」

ボンッ

カレーパンマン「わあ!元に戻った!」

バタコさん「やったわ!」

チーズ「あんあーん!」

しょくぱんまん「これでみんな帰れますね!」

ドキンちゃん「しょくぱんまん様~、元に戻れて私、嬉しいのと残念が混ざっちゃってますう」

ばいきんまん「はひ~、散々な目に合った!もう封印を解くのはこりごりだ!」

ジャムおじさん「長い戦いは終わったんだ、さあ!みんな帰ろう」

バタコ「ええ、…アンパンマン!」

アンパンマン「え?……うぐあ!」グググ…

メリー「ぐふふ……!」ググッ

アンパンマン「め、メリーちゃん!どうして…!ぐあ!」

メリー(しおふき)「あの軟弱なバージンは、封印される前に追い出したよ!ふふふ……」

ジャムおじさん「なんだって?!」

メリー(しおふき)「この体で、もう一度わらわの復讐と望みを成し遂げてやるのさ!そのためにアンパンマン!お前だけはバージンのところに行ってもらうよ!ひひひっひひひ!!」

アンパンマン「や、めるん……だ!」スゥゥ…

バタコ「あ、アンパンマーーーーン!」

メリー(しおふき)「うぐあ!」ビクッ

バタコ「?…様子がおかしくなったわ!」

メリー(しおふき)「な、なんだ?!この気持ち悪い感触!この吸い取られるような感じは?!」

メリー(バージン)「もうやめて、これ以上誰も傷つけないで!」

メリー(しおふき)「バージン!この軟弱者めが!いったいこの体に何をした?!」

ジャム「もしかして、メリーちゃんは!」

メリー(バージン)「これでいいの、もう自分自身に嘘はつきたくない!」

メリー(しおふき)「なにい?」

メリー(バージン)「あなたの言う事はわかるわ、私自身の事だもの!でも、憎しみを、悲しみを、何も関係ない人に向けて傷つけるくらいなら!私はここで終わりにする」

メリー(バージン)「あの日、もう少し考えていたら、あの人たちを許せていたら、もしかしたらこんなことにはならなかったはずよ!」

メリー(バージン)「解薬を戦いのまえのときに飲んだわ。不老薬の効果は消える!私も、あなたも、時の流れに乗るの」

メリー(しおふき)「あ!ぐああ!あが!」ピキ!ピキピキ!

バタコ「メリーちゃんの体が!」

ジャムおじさん「時間の流れが始まったんだ!」

メリー(しおふき)「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」サァァァァ…

ジャムおじさん「メリーちゃん……」

メリー(バージン)「さようなら、もう一人の私…」

バタコ「アンパンマン!」

ジャムおじさん「アンパンマン」ユサユサ

アンパンマン「う、うう~ん」

ジャムおじさん「気が付いたんだね!よかった!」

アンパンマン「あれ?しおふきじょおうは…?」

メリー(バージン)「先に消えてしまったわ、アンパンマン。そして私もそろそろ……」

メロンパンナ「ええ!バージンちゃんも消えちゃうの?」

クリーム「そんな!ぼくもっとバージンお姉ちゃんと遊びたい!」

メリー「ごめんね、私もう行かなきゃ」

メロンパンナ「どうして!みんなと一緒に帰ろうよ!」

ジャムおじさん「メロンパンナちゃん、それはできないんだよ」

クリーム「どうじで!?どうじでなの!?」

ジャムおじさん「時間の流れは誰にも止められないんだよ、そして、この世に体の失った魂は消えなくてはならないんだ」

アンパンマン「そんな…」

メリー「ごめんね、でも楽しかった……ありがとう」キラキラ

メリー「さようなら、アンパンマン……私が目覚めて初めてのお友達……」キラキラ

メリー「今度…生まれ変わってこれるなら……あなたのそ…ばに……いたい」キラキラ……ヒュウウウウ…

アンパンマン「め、メリーちゃあああああああああん!!!」

ジャムおじさん「アンパンマン、きっとメリーちゃんは素敵なものに生まれ変わって、また会いに来るよ」

ばいきんまん「あーあ、なんだか居心地ワリー!」

ドキンちゃん「ばいきんまん!元はあんたのせいなんだからね!わたししーらない、先に帰るわね!」キーン

ホラーマン「私もドキンちゃんと帰りますホラー!」

ばいきんまん「ええ!ちょっと待ってよドキンちゃん!俺様を置いてかないで~!!!ばいばいきーん!!!」キーンン キラッ


ED
https://www.youtube.com/watch?v=bAyBZ4AtnAs

数か月後

アンパンマン「ただいまー!…ってあれ?ジャムおじさん、玄関に綺麗な花が咲いていますよ」

ジャムおじさん「おや、ほんとうだねえ!」

バタコさん「見たことのない花ね」

ジャムおじさん「もしかしたら、メリーちゃんがお花になって会いに来たのかもねえ」

バタコ「メリーちゃんが?!」

アンパンマン「それじゃあメリーって名前を付けたらどうでしょう?」

ジャムおじさん「アンパンマン、それはいい考えだねぇ!」






                       おわり


アンパンマン「アンパンマンとしおふきじょおう」 - SSまとめ速報
(http://open2ch.net/p/news4vip-1406811579-130.png)

みんなもアンパンマンを応援しよう!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom