ベルトルト「僕らからライナーへの贈り物」【安価】(207)

8月1日は獅子座の男、ライナーの誕生日
趣旨の被ってるスレが他にあるけどどうしてもやりたいので立てた

ベルトルト「ライナー、今日は何の日かわかる?」

ライナー「ん? ……俺の誕生日、かな。こう答えると俺が自意識過剰みたいかもしれんが」

ベルトルト「あ、確かにそうかも…ごめん」

ライナー「いや、別に気にしねぇよ。それで、他に何かあったか?」

ベルトルト「いや、僕が言いたかったのはライナーの誕生日だけだよ。
      ……うん、まぁ、えっと…そんな質問をしたのは君に物を贈る為の前振りだったんだけど…」

ライナー「あぁ、すまん!出端を挫いちまったか…」

ベルトルト「ううん、別にそんなことないよ。……えっと、それでさ…これが、僕がライナーに渡したいものなんだ」

ベルトルトからライナーへの贈り物
>>4

↑+手書きの感謝状と手作りのメダル

ライナー「これは…」

ライナー(封筒…軽いな、中身は紙以外には入ってなさそうだ。そして感謝状? それにメダルか)

ベルトルト「読んでくれ…」

ライナー「おう」

『  感謝状

 ライナー ブラウン 殿

 あなたは永きに渡り戦士としての務めを果たし 任務に多大なご尽力をされました
 よってあなたのご生誕の記念日にあたり そのご功労を讃え心より感謝の意を表します
 よってあなたのご生誕の記念日にあたり そのご功労を讃え本状並びに記念品を贈呈し
 ここに感謝の意を表します

 849年8月1日

 あなたの親愛なる友人
 ベルトルト フーバー』

ライナー(ベルトルト、間違えてるぞ。二行目は要らないんだ。例文を見ながら書いて勘違いしたな?
      ……まぁ、こんなもの書くのも初めてだろうし仕方ないか。…記念品ってのはこのメダルか?)

>>7
メダルに刻まれた文字

文字っていうか文ですね、すみません
安価↓

親指を立ててニカッと笑っているさわやかナイスガイライナーの絵

絵がダメなら安価下

『さわやかナイスガイ』b
参考画像
http://livedoor.blogimg.jp/mstkkt-shingeki/imgs/e/e/ee169005.jpg

ライナー「……」プルプル

ライナー(このメダル、作りが荒いところを見ると手作りだよな? どんな気持ちでこれを彫ってたんだこいつは?
      クソッ、笑えてくるッ…! ダメだ!こいつはベルトルトが真剣に作ってくれたものなんだ!)プルプル

裏面『世界Jr. さわやかナイスガイコンテストグランプリ
    ライナー・ブラウン』

ライナー「ぷふふぉっ」

ライナー(やべぇ、変な笑い声出た。何だこの意味不明な文面)

ベルトルト「……ご、ごめん。おかしかったかな? 僕のライナーに対する率直なイメージを彫ったんだけど」

ライナー「い、いやっ!ただ、少し意外だったからな…」

ベルトルト「そ、そっか。よかった…」ホッ

ライナー(ベルトルトの俺に対するイメージが『さわやかナイスガイ』? さわやかか、あまり言われたことがないな)

ベルトルト「手紙も読んでみてよ」

ライナー「ん?あぁ、そうだな。読んでみる」

>>11
手紙の内容

日頃の感謝をまっすぐ伝える手紙

ライナー「クッ、これ…蝋が剥がれねぇ…」カリカリ

ベルトルト「大丈夫?」

ライナー「大丈夫だ」ペリッ

ライナー(よし、剥がれた。どれどれ)カサコソ


『 ライナーへ

 今日はあなたの生まれた日ですね。
 あなたは私にとって一番大切な人です。なのでまたこの日をあなたと共に迎えられたことをとても嬉しく思います。
 そしてこれを期に、あなたへ日頃の感謝を伝えたく思い、口に出して言いにくいこともあるので手紙を書きました。
 
 僕はいつもあなたに支えられ、助けられていますね。
 それがとても有り難い事であると思うと同時に、それを少し申し訳なく思ったりもします。
 あなたはとても強い人ですが、だからこそ時々心配になります。
 
 僕はあなたのその強い心に引かれて、自分も心を強く持てます。
 あなたのその暖かい眼差しにいつも心が安らぎます。
 あなたのその優しい言葉に何度も救われています。
 
 ですがライナー、あなたはどうなのでしょうか?
 僕の目からは、あなたは強い人だからこそ自分の事よりも他人のことばかり気にしているように見えます。
 あなたはいつも他人へ心を配っていますが、誰かから心を配って貰う姿を見ることがあまりありません。
 無理をしていませんか?自分の心を削ってまで他人の心配をしていませんか?
 いくらあなたが強くても無理をしていてはいつか壊れてしまいます。私はそれがとても怖いです。
 
 いつもあなたに頼ってばかりの私が言っても説得力がないでしょう、だから決意を込めて書き綴ります。
 少しは僕を頼ってください。力になれるかはわかりません、でも僕に出来る限りはあなたの力になりたいと思っています。
 だからどうかもっと僕を頼ってください。
 
 ごめんなさい、本題からずれてしまいましたね。僕はあなたに感謝の気持ちを伝えたかったのでした。
 ライナー、いつも僕を支えてくれてありがとう。強くて、優しくて、けれど時に厳しい、そんな暖かいあなたが大好きです。
 ずっとそのままのあなたでいてください。その為なら僕はどんなことでもあなたの力になるつもりです。
 
                                                         ベルトルトより』

ベルトルト「その、もっと良い物もあったんだろうけど……僕としてはいつもお世話になってるライナーに、
       感謝の気持ちを伝えたいのが一番で…その、自分本位でごめん」

ライナー「………」

ベルトルト「ライナー? えっと、何かおかしかったかな?」

ライナー「いや、何でもない」フイッ

ライナー(泣きそうになったとか言えねぇ…)

ベルトルト「?」

ライナー「ありがとな、ベルトルト」ダキッ

ベルトルト「う、うん…喜んでくれたみたいで良かったよ…」ホッ

ライナー「あぁ、最っ高に嬉しいよ」ギュウ

ベルトルト「ライナー、ちょっと苦しいよ…」

ライナー「………」ギュウウゥゥ

ベルトルト「何で更に強くするの!?」パンパン

ライナー「何でもしてくれるんだろ?」ギュー

ベルトルト「そうだけど!折れる!肋骨が折れちゃう!」パンパン




ベルトルト「本当に肋骨が折れるまで抱きしめられるとは思わなかったよ…」シュウゥゥ...ゴキゴキ

ライナー「本当にすまない、感極まってつい……」

ベルトルト「うん、まぁそれはいいんだけど……」

ライナー「本当にすまなかった」

ベルトルト「うん、いいんだよ」

ライナー「……許してくれるのか?」

ベルトルト「そりゃ凄く痛かったけど、それだけ喜んでくれたってことだし。それは嬉しかったからさ」

ライナー「そうか……本当にありがとうな、ベルトルト」ニカッ

ベルトルト「あぁ!どういたしまして (さわやかナイスガイな笑顔いただきました)」ニコッ




ライナー(まさかあいつからこんな手紙を貰うとはな……

      そんなつもりはなかったが……無理、してたんだろうか…俺は)
      しかしまぁ、誰かに心配してもらえるってのは……嬉しいもんだな)ほっこり

アニ「どうしたのライナー? そんな顔して」

ライナー「アニ!そんな顔って、どんな顔だよ?」

アニ「さっきからずっとにやけっぱなしだけど」

ライナー「そ、そうだったか」

アニ「今もだよ」

ライナー「そ、そうか…」

ライナー(あー…抑えられねぇなこれは)カサッ

アニ「! あぁ、ベルトルト手紙渡したんだ?」

ライナー「知っていたのか?」

アニ「まぁ、一緒に文面考えたりとかしたからね」

ライナー(…つまり、この手紙にはアニの気持ちも入ってるって事か?)

アニ「まぁそんな事はどうでもいいんだけどね。ちょっとこっちおいでよ」クイッ

ライナー「ん?」

アニ「話がある。ちょっと人前で話す訳にもいかないからさ」

ライナー「何だよ、そんな恥ずかしがるもんでもねぇだろ? まさか愛の告白とかじゃあるまいし」

アニ「何馬鹿言ってんのさ? 恥ずかしいとかそういう問題じゃ………………いいから来て」

ライナー「お、おう…」




ライナー「で、こんなところまで来て話ってのは?」

アニ「話っていうか、私もあんたに渡したい物があったんだよ。その渡したい物ってのはこれなんだけど…」

アニからライナーへの贈り物
>>20

うえ

安価下でペアリングにしますね

何で安価下??

ライナー「指輪? しかもペアリングって…おいおい、まさか本当に愛の告白とかじゃ…」

アニ「間違っても薬指には嵌めないでよ」

ライナー「……おう」スッ

アニ「ほら、お揃いだね」

ライナー「そうだな。サイズがぴったりだが、ベルトルトか?」

アニ「あぁ、あんたが寝てる間に測ってもらったんだよ」

ライナー「なるほどな」

アニ「ねぇ、あんたの指輪、よく見て?」

ライナー「ん? ん~…? 何か彫ってあるが…花、か?」

アニ「……私を忘れないで」

ライナー「え?」

アニ「……何でもない」

>>23
最初に書くのを忘れていてすみません

登場人物達から見てあまりに非常識で、尚且つ常識的な行動への解釈のしようがない内容は安価下にします

ほんとうにすみません

せめて次からとかにして欲しかったな。まぁ良いや
安価なら↓

>>26
そうですね、よく考えたらライナーに好意を抱いていてドMなクリスタが~とかでもよかったかもしれません

ライナー「アニ?」

アニ「その花、勿忘草って言うんだよ」

ライナー「わすれなぐさ? …さっき言った事と関係あるのか?」

アニ「別に。たださ…私も普通に、花とかが好きな乙女って事だよ」

ライナー「は…? すまん、言ってる意味がよくわからないんだが…」

アニ「別に、それだけ。じゃあね」タッタッタッ...

ライナー「あ、おい!アニ!」

ライナー(逃げるように行っちまいやがって……。口下手なんだよな、あいつ……。『私を忘れないで』ねぇ……)




クリスタ「あれ? ライナー指輪してるの? お洒落さんだね!」

ライナー「お、そうか?」

ユミル「フン、筋肉ダルマが色気づきやがって」

ライナー「おう…まぁ人に貰ったものなんだがな」

クリスタ「そうなんだ? お花の装飾が綺麗だね」

ライナー「勿忘草と言うらしいんだが」

クリスタ「そう……。どんな人に貰ったの?」

ライナー「ん? そりゃ言えん」

ユミル「ハッ、実は自分で買ってモテアピールしてるだけなんじゃねぇの?」

クリスタ「ユーミール!」

ユミル「はいはい」

クリスタ「もう!こんな時まで悪態吐いて!」

ユミル「へいへい」

クリスタ「まったくもう……ねぇライナー、花言葉って知ってる?」

ライナー「あぁ、確かその花を象徴する言葉だったっけ? そのくらいしか知らんが……女の子は好きだよな、そういうの」

クリスタ「うん、そうだね。私、勿忘草の花言葉ですごく印象的だったのが、『私を忘れないで』って言葉なんだけど……」

ライナー(そうか、アニが言ってたのは花言葉だったのか……乙女とか言ってたのはそういうことなんだな)

ユミル「他には『真実の友情』、『誠の愛』ってのがあるな」

ライナー(それは多分ないな。友情がどうとか言う奴でもねぇし、愛の告白ってのはあいつが否定してたしな)

ライナー「ユミルもそういうの興味あるんだな」

ユミル「たまたま知ってただけだよ」

クリスタ「ユミルも意外と女の子らしいところあるんだよ。あくまで意外とだけどね」ヒソヒソ

ライナー「へぇ…」

ユミル「聞こえてんぞ……つうかクリスタ。お前何か忘れてねぇか?」

クリスタ「あ!そうだライナー!私達いつもライナーには色々とお世話になってるでしょ?」

ライナー「ん?そうか?」

クリスタ「そうだよ。それで今日がライナーの誕生日だって聞いたから、いつものお礼とお祝いにってプレゼント用意してきたの!」

ライナー「本当か?ありがとな、嬉しいよ」

ユミル「けっ、私はクリスタがどうしてもって言うから仕方なくお前の為に用意してやったんだからな!」

ライナー「…そうなのか。そりゃどうも」

クリスタ「ユミルはああ言ってるけど私は一回軽く誘っただけなんだよ?」ヒソヒソ

ライナー「そうかそうか」ハハハ

ユミル「勘違いすんじゃねぇぞ!私は女神様にちょぉっと優しくされて勘違いしたダルマッチョが私のクリスタに
     妙なことしねぇよう睨みを利かせようとだなぁ!」

クリスタ「素直じゃないだけなんだよ」クスクス

ライナー「見方によっちゃ可愛いもんだな」ククッ

ユミル「ちッッ!!!うぜぇ!!ほら、さっさと受け取れよ!」

クリスタ「あっ、私も!はい、ライナー!」


ユミルからライナーへの贈り物
>>34
クリスタからライナーへの贈り物
>>36

成るべく他の人のと被らないようにお願いします

セミの抜け殻

18禁同人誌(ライアニ)

ユミル「ほらよ」(セミの抜け殻を鼻に引っかける)

ライナー「わぁっぶ!?」ズザッ

ユミル「ブッハハハハハ!!!なんだその悲鳴!!クッソ笑えるぜお前!!」ゲラゲラ

ライナー「ユミルお前…」

クリスタ「ユミル!!」

ライナー「」ピタッ

ユミル「」ピタッ

クリスタ「ねぇ、どうして? 一緒にお礼とお祝いしよねって言ったのに、どうしてこんな事するの?」フルフル

ユミル「え?あ…いや、ホラ…冗談だって。ちゃんとしたものは別に用意してあるからさ」

クリスタ「本当に?」

ユミル「本当本当」

ユミル(つい口から出任せ言っちまった…)

クリスタ「じゃあ、ちゃんとライナーに謝って、仲直りしてくれる?」グスッ

ライナー「いや、俺は別に…」

ユミル「…いや、悪かったよライナーさん。…すまん」

ライナー「いや、俺は気にしてねぇぞ? ただ結構驚いたがな」

ユミル「お、おう…そうかい…」

ユミル(後でちゃんとしたもん用意しとかねぇと…)

クリスタ「よかった…仲直りしてくれて」...ニコッ

ユミル(女神…)

ライナー(結婚したい…)

クリスタ「あ、ねぇライナー!私の開けてみて。ライナーの好きそうな本買ってきたんだ!」

ライナー「へぇ、何だろうな。楽しみだ」ガサゴソ


『鎧の巨人と女型の巨人がダイナマイトセックスする本(R-18)』


ライナー「」

ライナー(何だこれは…俺が好きそうってどういうことだ?まさかバレ…いやいや、万が一俺が巨人だとバレたとしても

      鎧の巨人だとはバレるわけねぇし。けど何だこの偶然は?
      この表紙の女型の巨人、想像上のものだろうがアニの巨人に似てやがるぞオイふざけんな)

ユミル「クリスタ…お前なんでこんなもん…つうかライナーが好きそうって……」

クリスタ「え?」

ライナー「いや待て!俺はこんなの好きでもなんでもねぇぞ!?」

クリスタ「え?ごめん、好みじゃなかった?」

ライナー「俺って、そんなに常軌を逸した変態に見えるか?」

クリスタ「え?私普通の……え?嫌!何これ!?」

ユミル「何これって…これお前が買ってきたやつじゃねぇのかよ?」

クリスタ「違うよ!私が買ったのは>>43の本だもん!」

今度はまともなものでお願いします

筋トレ

クリスタ「私が買ったのは筋トレの本だもん!」

ユミル「…あれじゃねぇの?この表紙の巨人、二人共いい体してるだろ?それで筋トレの本と間違えたとか…」

クリスタ「違うよ!私こんな表紙初めて見たもの!」

ライナー「ならこの本はどうしてここに…?」

クリスタ「それは…何でだろう…あっ!確かこの本を買った帰りに人とぶつかって持ち物が混ざっちゃったんだ!その人も同じ紙袋を持ってた気がする」

ユミル「それだな。きっとそいつと本を取り違えたんだ」

クリスタ「そんな……ライナー、ごめんなさい。すぐ新しいの買ってくるから!」

ライナー「いや、そんなことしなくていい。気持ちだけで十分だよ」

クリスタ「でも、折角用意してたのに渡せないなんて嫌だよ!」

ライナー「そんなに気にすることねぇって。俺は本当に満足してるんだ」

クリスタ「でも……」

ユミル「……なぁクリスタ、そのぶつかった奴の特徴分かるか?」

クリスタ「え? …確か、メガネをかけてたと思う。ちょっと不潔な感じで…」

ユミル「男か?」

クリスタ「ううん、わからない。顔も声も中性的だったから…」

ユミル「顔も声も中性的で不潔な巨人好きか……特徴的ではあるがそれだけで探すのは無理だな」

ライナー「探す気だったのか? そりゃ無理だろうよ」

コン、コン
ハンジ「お邪魔しまーす」

ライナー「?」

ハンジ「あ、ねぇねぇ君たち!私ちょっとクリスタ・レンズって子を探してるんだけどさ!」

ユミル「ん?」

クリスタ「あ、私です!何か…?」

ハンジ「あー、やっぱり!君この前訓練服で街に出た時に人と激突したりしなかった?したよね?」

クリスタ「え?…あっ、ひょっとしてあなたはあの時ぶつかった人ですか?」

ハンジ「そうだよ!覚えててくれたんだね!それでさぁ!君、買ったはずの本が別のモノに変わったりしてなか…った…って……
     あああぁああーーッッ!!やっぱり開封されちゃってるぅーーッ!?恥ッず!!恥ッッずかしいいィィーーッ!!」

クリスタ「え、あ…すみません」

ハンジ「いやぁ違うんだよ!私はさ!純粋に巨人の謎とかが知りたくて巨人について色々調べたりとかしてたんだけどさ!

     何とな~く怪しい本屋に入って何となぁ~く目にとまった巨人の本がたまたま18禁だっただけでぇ!
     もう巨人の本だったら私的には買うしかないじゃない!?ないんだよ!!ね!?
     だから私は別に巨人を性的な目で見てるとかそういうんじゃないんだよ!わかる!?」

クリスタ「あ、は…はい、そうなんですね…」

ハンジ「君たちもわかってくれた?」

ユミル「あ、はい…」

ライナー「はい…わかります」

ハンジ「いやー、良かったよ。こんなのを訓練兵が見ちゃったりすると教育上良くないでしょ?
     だから今日はこれを取り戻しに来たんだよねぇ。教官にぶつかった子の特徴話したらすぐにわかったよ!」

クリスタ「そうだったんですか…」

ハンジ「あ、そうだ!ねぇ、これ君の本だよね?君って見た目に寄らずこういう本読むんだ?」つ筋トレ本

クリスタ「あ、いえ。これは人に贈ろうと思ってたもので…」

ハンジ「あぁなるほど。そっかそっか!うん、じゃあ…えっと、この事、他の人に言わないで…ね?」

クリスタ「はい…」

ハンジ「君たちもね?」

ライナー「わかりました」

ユミル「はい」

ハンジ「うん、じゃあさよなら!またいつか会うことあるかもね!」ガチャッ バタンッ

ライナー「……嵐のように過ぎ去っていったな。あの人の兵服のエンブレム、自由の翼だったが…」

クリスタ(自由すぎる…)

ユミル「流石変人の巣窟…変人っつうより変態だが」

クリスタ「でも良かった、ちゃんと本が戻ってきて。はい、ライナー!誕生日おめでとう!」ニコッ

ライナー「あぁ、ありがとうな。クリスタ」

ライナー(やっぱり結婚したい…)

クリスタ「この本、立体機動に向いた体づくりの方法とかも載ってるんだって」

ライナー「そりゃいいな。参考にさせてもらうよ」

ユミル「まぁ、何だ。私の分はまた後で渡してやるから待ってな」

ライナー『ム・リ・す・る・こ・と・な・い・ぞ』パクパク

ユミル(こいつ、出任せだって分かってんのか……しかしクリスタにああ言った手前、ちゃんと渡さねぇと…)




ライナー(教官に聞いたが、あの人調査兵団の分隊長だったんだな……団長とかはもっと変人だったりするんだろうか?

      しかしあの人はそうじゃないと言っていたが、ああいった本がある以上そういう嗜好の人間が複数いるんだよな……
      つまり俺の巨人が誰ともしれない複数の人間のアレに使われてるってわけで……)

ライナー「……嫌だなそれは」

>>53「何が嫌なの?」

注意書き忘れてた
ベルトルト、アニ、クリスタ以外で
安価下

ミカサ

ミカサ「何が嫌なの?」

ライナー「うぉっ!?ミカサ!」ビクッ

ミカサ「そんなに驚くことないのに…」

ライナー「気を抜いてる時にいきなり真後ろから声をかけられて驚くなというのは難しいぞ」

ミカサ「それもそうかも」

ライナー「で、わざわざ俺の後ろに立ってたってことは何か用でもあるのか?」

ミカサ「私が質問していたのが先なんだけど…」

ライナー「え?あぁ、何が嫌なのかって? ……悪い、忘れちまった。まぁきっと大したことじゃないさ」

ミカサ「そう? ……その本はもしかして」

ライナー「ん?あぁ、クリスタから貰ったんだ」

ミカサ「私も探していたのになかなかまったく見つからなかったのに……クリスタはどうやって」

ライナー「……何だったらこの場で少し読んでみるか?」

ミカサ「いいの?」

ライナー「あぁ、もちろん。ほら」つ筋トレ本

ミカサ「ありがとう。少し見せてもらう……ふむふむ、なるほど。腋の筋肉を…
     うん、やはり巨人の硬い表皮を抉る際は腕に多大な負担がかかるから……あとは足の裏なんかも…」

ライナー(熟読してるな。暇だ……あ、やっぱこの指輪綺麗だな。ひょっとしてこれも手作りだったりすんのか?)

ミカサ「ありがとうライナー、色々と新しい発見があった。これをエレンやアルミンに教えてもいい?」

ライナー「もちろん構わないが…もう読み終わったのか?」

ミカサ「えぇ、私は一度見たものは殆ど忘れないから大丈夫」

ライナー「そりゃすごいな。羨ましい限りだ」

ミカサ「えぇ、じゃあ本当にありがとうライナー。また…」

ライナー「ん?何か用があったんじゃないのか?」

ミカサ「はっ!忘れていた!」

ライナー(おいおい…)

ミカサ「今日はライナーの誕生日だと聞いて贈り物を持ってきた」

ライナー「お前が?」

ミカサ「エレンはあなたを目標の一つにしている。あなたのいつでも冷静な所や、広い視野を持っている所、他にもエレンに足りない所を色々」

ライナー「そうなのか? そりゃあ…何というか、照れくさいな。けどそれがどうかしたのか?」

ミカサ「目標があれば人はそれに近づいていくもの。つまりあなたのおかげでエレンは強くなっている」

ライナー「そう、なのか…?」

ミカサ「えぇ、そう。そして強くなればそれだけ死ぬ危険も少ない。つまりあなたはエレンが死ぬ可能性を低くしてくれてるということ。
     つまり…だからあなたには感謝している。だからあなたにこれを受け取って欲しい。これにはそういう感謝の気持ちもある」


ミカサからライナーへの贈り物
>>58

エレンから巻いて貰った思い出のマフラー

ミカサ「ふんっ」ファサッ

ライナー「おぅ?」クルリ

ミカサ「あったかい?」

ライナー「あぁ、まあ… (少し臭うが)」

ミカサ「心もあったかい?」

ライナー「え?」

ミカサ「ライナー、あなたは時々とても寒そうな顔をしている」

ライナー「寒そう?」

ミカサ「帰る所とかがなくて、とても寒い、そんな顔。だからあったかさを御裾分けしたんだよ」

ライナー「帰る所…か」

ミカサ「どうしよう、ライナーの顔が寒くなってしまった。あったかいマフラーを巻いたのに。…もっと巻く?」

ライナー「やめてくれ」

ミカサ「どうして?」

ライナー「俺にはそんな事をしてもらえる資格なんかない」

ライナー(お前達の帰る所を奪った俺には……)

ミカサ「泣きそうな顔をしている…」

ライナー「してないさ」

ミカサ「…そう。でも、資格なんて必要ないよ? 寒い時は誰かがきっとあっためてくれる。そういうものだから」

ライナー「違う、そうじゃないんだ……」

ミカサ「やっぱり泣きそうな顔をしている。私はどうしたらいいの?」

ライナー「もう、やめてくれ……」

ミカサ「でも…」

ライナー「やめてくれ。一人で居る方が気が楽なんだ」

ミカサ「……わかった。ごめんなさい、力になれなくて…」

ライナー「あぁ、俺の方こそすまない…………優しくしてくれたのに、突っ撥ねるような事をして」

ミカサ「気にしないで。私も…その、気にしないから」

ライナー「あぁ……」




ライナー「寒い…」カタカタ


ライナー「…………」

ライナー(思わず泣きそうになった。今日は涙腺が緩んでるのか?

      そうだ、後でミカサに謝らねぇとな。口調も、態度も、いつもより温かかった。
      なのに、何でこんなに寒いんだろうな……わかんねぇよ……)

ライナー(あ、指輪………そうだ、わかってるんだった。ダメだ、俺は本当にダメな奴だ……)


>>66「ライナー?」

マルコ

マルコ「ライナー?」

ライナー「マルコか?」

マルコ「どうしたの、座り込んで俯いて…何かあったのか?」

ライナー「何でもねぇよ…」

マルコ「声も覇気がないし、何もないって言われたって信じられるわけ無いだろう?」

ライナー「わかったから放っておいてくれ…」

マルコ「………」スタスタ

ライナー(本当に行っちまうんだな……)

ライナー「……寒い」

マルコ「むしろ暖かいと思うんだけどなぁ」

ライナー「……行ったんじゃなかったのか」

マルコ「ライナーこそ、僕を引き止めるように呟いてたよな。聞こえるか聞こえないかくらいの声で」

ライナー「……嫌な奴だな、お前」

マルコ「本当にどうしたんだよ?子供みたいな真似までして」

ライナー「俺だってまだガキだよ」

マルコ「そうかもしれないけど、ライナーがそんな事するの見たことなかったからさ」

ライナー「ならお前が知らなかっただけだ」

マルコ(う~ん……引き止めておきながらろくに会話する気もないのか。ただ一緒にいて欲しいってことなのかな)

マルコ「……ベルトルト呼んでこようか?」

ライナー「やめろ」

マルコ(……ベルトルト以外なら誰でもいいって事なのかな)

ライナー(あぁ、ベルトルトにもっと頼れって言われたのに、つい言っちまった……)

マルコ「とりあえず隣座っていいかい?」

ライナー「何がとりあえずなんだよ?」チラッ

マルコ「うわっ、酷い顔してるなぁ」

ライナー「…どんな顔してるんだ?」

マルコ「う~ん…今日がこの世最後の日、みたいな」

ライナー「見たことあんのかよそんな顔」

マルコ「さぁ、どうだろう」

ライナー「何だ、お前は未来からでも来たってか?」クスクス

マルコ(お…笑った)

マルコ「あぁ、そうかもしれないね」

ライナー「へぇ、じゃあ教えてくれよ?未来の事とかをよ」

マルコ「残念だけどそれは出来ないんだ。ルールで決められててね」

ライナー「……誰かに未来の事を教えれば、大勢の人が死なずに済むかもしれなくてもか?」

マルコ「え?」

ライナー「…何でもねぇよ。ただの冗談だろ」

マルコ「……この間、ジャンが今のライナーみたいに落ち込んでた時の話なんだけど」

ライナー「?」

マルコ「あ、やっぱり何でもない」

ライナー「いや、話せよ。気になるだろ」

マルコ「ライナーがさっき何でもないって言った事を教えてくれたら話すよ」

ライナー「……意地悪な奴だな」

マルコ「今日のライナーは口が悪いな。誕生日と関係あるのか?」

ライナー「いや、別に関係はないな」

マルコ「間接的にはあるんだろ?」

ライナー「もう黙れよお前。面倒臭ぇな」

マルコ「面倒臭いのはライナーだろ?」

ライナー「ははっ、違ぇねぇ」

マルコ「うん、大分いい顔になってきたね」

ライナー「ん?おぉ、そうか。まぁ確かに気は晴れてきたかな」

マルコ「いやぁ、誰かの世話することって結構あるんだけど、まさかライナーの世話をする事があるとは思ってなかったよ」

ライナー「悪かったな、手間かけさせちまって」

マルコ「本当だよ」

ライナー「てめぇ…」

マルコ「そんな世話が焼けるライナー君にプレゼントだよ。これで元気出してね」

ライナー「……ずっとタイミング伺ってたのかお前」

マルコ「うん。その片手間に話を聞いてただけだよ」

ライナー「………」ヒクヒク

マルコからライナーへの贈り物
>>74

今では貴重なシガンシナ区の名産品

マルコ「ライナー?頬が引き攣ってるけど…」

ライナー「なぁ、これシガンシナ区名物って書いてあるんだが……」

マルコ「あぁ、シガンシナ産の茶葉なんだよ。今じゃ滅多に手に入らないけどね。疲労回復にいいんだって。
     少し酸味が強いけど大丈夫かな?」

ライナー「あ、あぁ…それは大丈夫だ」

マルコ「え?おい、顔色悪いけど…本当に大丈夫か?」

ライナー(落ち着いてきた途端にこれか……お前の心に安寧はねぇぞってか?)

ライナー「くっ、ふ……」

マルコ「ん?」

ライナー「ククッ、クハハッ、ハッハッひはっ、ふひひ、ふはっ」バンッ バンッ

マルコ(え?何そのわざとらしい笑い声)

ライナー「あは、あっはははは!ははっ!はは!ふはは、ふはっ、ひゅはっ、うっひひひきひっ、くぐふぅっ!」ジタバタ

マルコ「え?あの、ライナー…?え?」

ライナー「あー…ダメだな。気持ちわりぃ」

マルコ「えっ?」

ライナー「いや、笑ってみれば気が晴れるかと思ったんだがな…そうでもなかったようだ」

ライナー(本当は涙が出そうなのを誤魔化しただけなんだがな)

マルコ「そ、そうなんだ……」

マルコ(びっくりした、おかしくなったのかと思ったよ。でもどうして突然顔色が悪くなったんだろう?)

マルコ「えーっと、大丈夫か?」

ライナー「何が?」

マルコ「え?いや、…大分気が滅入ってたみたいだから」

ライナー「ん、まぁ…もう大丈夫だ、心配かけてすまん。
      こいつはありがたく頂いとくよ、最近疲れが溜まってたからな。ありがとよ!」

マルコ「う、うん。そりゃあよかったな…どういたしまして……」

マルコ(空元気にしか見えない……結局僕は何も出来なかったのか?)




ライナー「ふぅ……」

ライナー(貰った紅茶を飲んでたら大分落ち着いてきた。もう大丈夫だ)

サシャ「あれ、いい匂いがすると思ったらライナーじゃないですか」

コニー「意外だな。ライナーの方からこんな匂いがしてくるなんてよ」

ライナー「おう、コニー、サシャ。マルコからもらったんだよ。お前らも飲むか?今だったら淹れてやるぞ」

サシャ「甘い香りの正体は紅茶だったんですね!是非淹れてください!」

コニー「この甘いのか?」

ライナー「いいや。酸っぱいな」

コニー「げっ、俺はあんま好きじゃねぇな……。でも飲んでみるわ。ちょっとだけ淹れてくれ」

ライナー「あいよ。サシャ、お前は?」コポコポ

サシャ「え?コニーより先に淹れてくださいって言いましたけど…」

ライナー「あぁ、そうだったか。すまん」コポコポ

サシャ「いえ…。ところでこの茶葉って何処産の何ていうやつなんですか?」

ライナー「さぁ、何処だったかな…ハーブや果実なんかも入ってるブレンドだが産地は一緒らしいぞ」

サシャ「へぇ………この容器レッテル剥がした跡があるんですけど、ライナーが?」

ライナー「あぁ」

サシャ「どうして?」

ライナー「どうしてだったかな…」トポトポ

コニー「別にどうだっていいだろそんなの」

サシャ「それもそうですねぇ」

ライナー「ほら入ったぞー」スッ

サシャ「わーい」

コニー「おぉ!…多くねぇ?」

ライナー「あぁ…悪い、ちょっとだけって言ってたの忘れてた」

コニー「いや、いいんだけどよ…大丈夫か?顔色悪いしよ。いつもはこんなミスしねぇだろ?」

サシャ「いつもより注意力が散漫なんでしょうか? ちょっと休んだ方がいいと思いますよ」

ライナー「やはりそうか。良くなった方ではあるんだがな…」

サシャ「休んでいた方がいいですよ。せっかくの休日なんですから」

ライナー「そうだな…これ飲んだら部屋に戻るか」

コニー「そうした方がいいぜ。うぉ、酸っぺぇこれ!やっぱ苦手かもしんねぇ…」

ライナー「だからそう言っただろ」ハハハ

サシャ「ふっふっふっ、コニーの味覚はお子様ですねぇ。こぉんなに美味しいものを味わえないなんて可哀想に」

コニー「な、何を!俺だってこのくらい飲めるっての!」ズズズ

ライナー「あ、おい…」

コニー「熱ッッ!!酸っぱ!熱っ!」ヒイィィ

サシャ「え、ちょっと大丈夫ですか?」

ライナー「まったく、本当に馬鹿だなお前は…」ガタッ

コニー「やいなぁはすわっへよよ、みすなぁしぶんれもっしぇくゆかぁ」ヨロヨロ

ライナー「え?何て?」

サシャ「水なら自分で持ってくるから座っててくださいって」

ライナー「いや、向こうに水袋を置いててな。すぐ近いし持ってくる」

コニー「わいぃあ」

ライナー「無理に喋るなよ」


ライナー「悪い、置いてあったと思った場所になくてな、探すのに時間かかっちまった」

サシャ「おかえりなさい」

コニー「おあえり」

ライナー「ほら、これで口の中冷やしとけ」

コニー「あい」ゴキュゴキュ

サシャ「ところでさっき思い出したんですけどね、今日はライナーの誕生日だと聞いたのでこれをお渡ししようと思ってたんです」

コニー「あ、おえも」


サシャからライナーへの贈り物
>>87

コニーからライナーへの贈り物
>>89

シガンシナの事件で家族を亡くした人達のノンフィクション本

ライナーが兵士として鎧の巨人や超大型巨人を倒して英雄扱いされて、幸せな結婚生活を送る漫画

何で心を抉りに来てるんですかねぇ…

>>1からのお願い
SSでの中でくらいライナーを幸せにしてください
強制ではありませんしあまりにおかしなものでなければ安価には従いますけどね

ライナー「おぉ、ありがとうな。…本か?」

サシャ「本ですよ。本屋の人におすすめしてもらったものですけど…」

ライナー(ならおかしな物ではなさそうだ…)ガサゴゾ

 『あの日~シガンシナ区編①~』

ライナー(……どんな神経してんだその本屋は)

 『あの日、全てを失った者達の悲痛を綴った実録集シリーズ第一弾』

ライナー(第二弾以降もあるのか。趣味悪いな)

コニー「バッカ!お前バッカじゃねぇの!?」ヒソヒソ

サシャ「え?」

コニー「ライナーはシガンシナ区出身じゃなくてもあの事件の当事者の一人なんだぞ!?
     そうじゃなくたって誕生日にこんな本贈るとか嫌がらせだろ!」ヒソヒソ

サシャ「あ、考えてみれば……すみませんライナー!別に用意するでそれは返してください!」

ライナー「ん?これじゃダメなのか?」

サシャ「え?」

ライナー「俺はこいつでも全然構わないんだが」

サシャ「えっと…ライナーがそういうなら…」

コニー「バッカ!そう言ってるのはライナーだぞ!?お前を気遣ってるだけに決まってんだろ!」ヒソヒソ

サシャ「あ、やっぱり返してください!ちゃんと他の物を後で渡すので!」

ライナー「何だ、これはお前に必要なものなのか?」

サシャ「え?いや、違いますけど」

ライナー「ならこれは俺にくれよ。俺はこれを読みたいんだ」

サシャ「は、はい…いいですけど」

コニー「あれぇ?」

ライナー(やっぱり目を背けたりしちゃいけねぇよな。俺のした事の結果に対して、
      しっかり目を向けないと……。後で紅茶のレッテル貼り直しておこう)

コニー「んー、お前がそれでいいならいいけどよ。とりあえず俺のも受け取ってくれ」

ライナー「おう、こりゃあ…手作りの絵本か?」

コニー「漫画って言うんだぜ」

ライナー「絵本と何が違うんだ?」

コニー「そりゃあお前……何だっけ?」

ライナー「…お前に聞いた俺が馬鹿だったよ」

コニー「まぁ、とにかく部屋に戻ったら読んでみてくれよな。きっと元気でるぜ!」

ライナー「俺のためにわざわざありがとな、コニー。それじゃあそろそろ部屋に戻るよ」カタッ

サシャ「あ、カップなら私が片付けておきますから」

ライナー「そうか?悪いな、お言葉に甘えさせてもらう」

サシャ「どうぞどうぞ」




ライナー「はぁー…」ギシッ

ライナー(コニーに貰った絵本…いや、漫画だっけ? 読んでみるか)

 『最強の兵士 ライナー・ブラウン物語』

ライナー(何だこのむず痒くなるようなタイトルは)

『 ライナーはとっても強い兵士です。だからいつもみんなの先頭に立って皆を引っ張って行っていきます 』


ライナー(ダメだ、初っ端から恥ずかしい。けどコニーが折角書いてくれたものなんだ、最後まで読まねぇと…)


『 サシャ「お腹すきました~!ライナー、パァンください!パァン!」
  ライナー「おいっ!勝手に取っていくな!」
  サシャ「とったもん勝ちですよ!」
  ライナー「まったく!仕方ねぇなぁ!」
  
  食いしん坊のサシャにパンを泥棒されてもライナーは優しいので許してしまいます 』


ライナー(サシャの扱い酷くないか?コニーにとってのサシャってこんな奴なのか?)


『 そんな皆の兄貴のような存在なので、皆の人気者です。今日もライナーの周りには人が沢山います 』


ライナー(例がたった一つしかねぇ。それに文法が滅茶苦茶だ)

『 そんないつも通りの日のことでした

  コニー「大変だ!超大型巨人と鎧の巨人が現れたぞー!」
  ベルトルト「な、何だって!?」
  ライナー「あいつらは俺達のウォール・マリア南東の山奥の村の故郷を奪った巨人だ!」 』


ライナー(急展開だな。色々と有り得ない展開だ。というか人が沢山って二人だけか?)


『  ライナー「ベルトルト!コニー!まずは鎧の巨人を倒すぞ!!」
  ベルトルト「あぁ、わかった!」
  コニー「やってやるぜ!」 』


ライナー(やめておけ、人間に倒せる相手じゃない。それにまずは住民の避難が先だろうが)


『  コニー「チクショウ!こいつ刃が効かねぇ!」
  ベルトルト「どうすればいいんだ!」
  ライナー「諦めるな!少しずつ項を削っていくんだ!」 』


ライナー(少しずつ削るって…どう考えても再生速度の方が何倍も上だぞ?)

『 ライナー「行っけえええええええええええええええええ!もう少しだああああああああああああああ!」
  コニー「おりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
  ベルトルト「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 』


ライナー(叫び過ぎだ)


『 鎧の巨人「ギャアアアアアアアアアアア」
  ライナー「やったー!鎧の巨人を倒したぞー!」
  ベルトルト「やったー!」
  コニー「すげぇぞライナー!」 』


ライナー(納得いかねぇ…)


『 超大型巨人「ふふふ、まさか我がしもべの鎧の巨人を倒すとはな」 』


ライナー(喋った!? というか待て、誰がしもべだ)

『 ライナー「仲間を殺されたというのに、何て酷い奴なんだ!」
  コニー「人間じゃねぇ!」 』


ライナー(人間だよ……いやこいつは何か違う気がするが)


『 ベルトルト「ぐふっ、ごめんライナー僕はもうダメだ」
  ライナー「ベルトルトおおおおお!!!」
  コニー「ちくしょおおおおお!!!」
  超大型巨人「ふふふ、人間とはなんて脆い!片腕を振り下ろしただけでこれだ!ふはははは!」 』


ライナー(え?ちょっと待て…え?あ、頁飛ばしてた。というか何殺してんだ、ふざけてんのか?)


『 ライナー「やっぱあいつは倒さなきゃダメなんだ!行くぞ!コニー、ベルトルト!」
  ベルトルト・コニー「「あぁ!」」
  超大型巨人「甘いわ!」

  ドガーン

  ライナー達「「「ぐわーっ!」」」 』


ライナー(そしてさっきのシーンに、か。さっきから自分殺しばっかだな)

『 ライナー「貴様!絶対に許さん!」
  コニー「ぶっ殺してやる!」
  超大型巨人「くくく、次は両手だ!」
  ライナー「まずい!避けろおお!」

  ドゴーン
  
  コニー「グァーッ!」
  ライナー「コニーーーーーーーーーーーー!!!」 』


ライナー(もう何が何だかわからない)


『 ライナー「貴様!許さん!許さんぞおおおおお!!!!!」
  
  ズバババババババババババッ!!!
  
  超大型巨人「ぎゃーっ!腕がああああ!!」
  ライナー「これでトドメだああああああああああ!!!!!!!!!!」
  超大型巨人「ぐわーーーーーーっ!!!」 』

ライナー(それだけの力があるなら仲間が殺られる前にやってくれ)

『 超大型巨人「グググ…見事…だ…」
  ライナー「ハア…ハア…やったぞ、ベルトルト、コニー…うぅぅ」
  
  サシャ「ライナー!」
  ライナー「サシャ!無事だったか!」
  サシャ「うん!コニーとベルトルトも生きてます!」
  ライナー「そうか!よかった!うぅぅ…」

  ベルトルト「凄い、あの鎧の巨人だけじゃなくて超大型巨人まで倒しちゃうなんて!」
  コニー「お前は英雄だぜ!」
  ライナー「英雄?俺が?」

  民衆「英雄だー!」
  民衆「素敵!格好良い!」
  民衆「「「「ラ・イ・ナー!ラ・イ・ナー!」」」」

  ワー ワー ワー ワー
   ワー ワー ワー ワー 』


ライナー(訳がわからないよ)

『 超大型巨人「グググ…見事…だ…」
  ライナー「ハア…ハア…やったぞ、ベルトルト、コニー…うぅぅ」
  
  サシャ「ライナー!」
  ライナー「サシャ!無事だったか!」
  サシャ「うん!コニーとベルトルトも生きてます!」
  ライナー「そうか!よかった!うぅぅ…」

  ベルトルト「凄い、あの鎧の巨人だけじゃなくて超大型巨人まで倒しちゃうなんて!」
  コニー「お前は英雄だぜ!」
  ライナー「英雄?俺が?」

  民衆「英雄だー!」
  民衆「素敵!格好良い!」
  民衆「「「「ラ・イ・ナー!ラ・イ・ナー!」」」」

  ワー ワー ワー ワー
   ワー ワー ワー ワー 』


ライナー(訳がわからないよ)

『 そして英雄になったライナーは訓練兵を卒業した後も凄い活躍をしまして巨人を滅ぼしました
  やがて世界一綺麗なお嫁さんと結婚して沢山の世界一可愛い子宝に恵まれ、
  沢山の友達に囲まれて幸せに暮らしました
  
                                                       おわり 』

ライナー(何だこれは……何だこれは……いや、何だこれは……
      突っ込みどころが多すぎて途中からは何も考えずに読んでいた。本当に何なんだこれは?)グワングワン

>>119「何を見てるんだ?ライナー」


まだ出てきていない人で

サムエル

サムエル「何を見てるんだ?ライナー」

トーマス「絵本か?なになに、最強の兵士……物語?」

ライナー「!! な、何でもない!何でもねぇよ!」ササッ

ライナー(これを他人に見られるのは恥ずかしすぎる…コニーには悪いが)バクバク

トーマス「何だ?怪しいな…見せろっ!」バッ

ライナー「うぉ!?何すんだ!やめろ!おい!」

サムエル「おい、何してんだトーマス。ライナーに迷惑かけるなよ。どうせ調査兵団のリヴァイ兵士長か何かのだろ」

ライナー「とか言いつつ何背後に回ってるんだお前は!」

サムエル「くっ、バレちまったなら仕方ねぇ!」

ライナー「クソッ!」ダッ

サムエル「あー、おい!待て!待ってくれ!俺達お前に用があって来たんだ!」

ライナー「あぁ?」ピタッ

トーマス「隙ありっ!」シュバッ

ライナー「なっ!?おい!」

トーマス「何々、『最強の兵士 ライナー ブラウン物語』? 何だこれ……『作・コニー スプリンガー』って…」

ライナー「返してくれ」

トーマス「あ、あぁ…悪い」

サムエル「そ、そんな苦虫を噛み潰したような顔するなよ…悪かったから…」

ライナー「……はぁ。まぁいいけどな、この事でコニーをからかったりすんなよ?まぁお前らがそんなことするとは思わねぇが」

サムエル「あ、あぁ」

トーマス「そりゃあな」

ライナー「で、用ってのは?それともあれは俺を足止めするための嘘か?」

サムエル「あいや、それは本当だ!」

トーマス「ライナー今日が誕生日なんだろ?だから贈り物をってな」

サムエル「男同士でこういうのもどうかと思うんだが、ミーナがいつも世話になってるからって言うからよ」

ライナー「ミーナが?」

サムエル「あぁ、だからミーナの分も預かってきてんだぜ。男子宿舎には入れねぇからな」

ライナー「そうだったのか…」


トーマスからライナーへの贈り物
>>125

サムエルからライナーへの贈り物
>>127

ミーナからライナーへの贈り物
>>129

兵長の抱き枕

手作りマフィン

クリスタが観たがっていた演劇のチケット2枚

>>1です。ライナーの誕生日とっくに過ぎてるけど続ける

サムエルって自分の中ではちょっとライナーに似てるイメージ
トーマスは頭のいいコニー、ミーナは俗っぽくていい子成分がいくらか抜けたクリスタなイメージ

サムエル「とりあえずこの二つ渡しておくぞ」

ライナー「ありがとう。これは…メッセージカードか?それに菓子なんて高級品……」

サムエル「材料だけだと案外安くつくんだよ」

ライナー「つまり手作りってことか?」

サムエル「あぁ、だからこそ味は保証できねぇけどな」

ライナー「酷ぇな。ミーナが聞いたら怒るぞ?」

サムエル「いや、それ作ったのは俺だけど?」

ライナー「え?」

サムエル「その封筒がミーナので、俺のはそのマフィンな」

ライナー「あ…そ、そうなのか…すまん、てっきり…」

サムエル「何だよ、野郎の作ったものなんて食えねぇってか?」

ライナー「そんなんじゃねぇって。ただ少し意外だったからな、驚いたんだ」

サムエル「お前、最近よく疲れた顔してたからな。疲れた時には甘いものがいいって言うだろ?」

ライナー「だからってわざわざ作ってきてくれたのか?」

トーマス「それだけお前が慕われてるってことだよ、ライナー」

ライナー「お、おう…」

サムエル「そういうこと言うなよトーマス!何か恥ずかしいだろ?」

トーマス「悪い悪い」

ライナー「…ありがとうな、サムエル。本当に」

サムエル「何言ってんだよ、お互い様じゃねぇか。なぁ?」

ライナー「……いや、んなこたぁねぇよ…」

サムエル「?」

トーマス「じゃあライナー、ちょっと自分のベッドに戻ってみてくれよ」

ライナー「ん?何だよ?」

トーマス「いいからいいから、そこに俺からの物が置いてあんだ」

ライナー「は?いつの間に!?」




トーマス「これが何かわかるか? ライナー」

ライナー「何って、抱き枕だよな?」

トーマス「あぁ。けどただの抱き枕じゃないぜ。ほら、ここ見てみろよ」

ライナー「自由の翼の刺繍? …調査兵団?」

トーマス「そうだ。これはあの『兵長の寝具シリーズ』の一つ、『兵長の抱き枕』なんだ!」

ライナー「あのって言われてもわからんが…兵長って、調査兵団のリヴァイ兵士長のことだよな?」

トーマス「あぁ、そうだ。調査兵団は万年資金不足だっていうのは知っているだろ?」

ライナー「ん? あぁ、そういや資金調達の為に何か商品を売ったりしてるって聞いたことはあるが…ひょっとしてそれか?」

トーマス「そうだ!そしてこれは調査兵団グッズ『兵長セレクション』の内の『兵長の寝具シリーズ』の一つなんだよ!」

サムエル「『兵長セレクション』?」

トーマス「リヴァイ兵士長が選んだってことだよ。『兵長の掃除セット』、『兵長のティーセット』、他にも色々あってな、
      人類最強が選んだだけあってどれも手頃な値段で一級品ときた!」

ライナー「人類最強は関係ねぇだろ…」

トーマス「けど品質がいいのは確かなんだよ」

サムエル「ふーん…」

ライナー「なぁ、これ高かったんじゃねぇのか? 折角買ったなら自分で使った方が…」

トーマス「いや、自分の分はもう別に買ってるんだ。それに手頃な値段って言っただろ?」

サムエル「人の好意は素直に受け取っとけよ。お前の悪い癖だぞそれ」

ライナー「……そうだな。ありがとうな、トーマス」

トーマス「あぁ、どういたしまして!」

サムエル「ところで、ミーナからは何を貰ったんだ?」

ライナー「今開けるよ」カサコソ

トーマス「お、演劇のチケットか」

ライナー「二枚あるな…。ん? まだ封筒の中に何かある」

サムエル「何だ何だ」

ライナー「これは手紙かな、何々…」ピラッ


『 
  チケットはもう確認した? それを持って劇場に行けば無料で入れるからね!
  この演目はこの間クリスタと街に出かけた時に宣伝してたものなんだ。
  クリスタと二人ですごく面白そうだねって話してたの。
  良かったら誰か誘って二人っきりで見に行ってね☆

  あ、これ知り合いから安く仕入れたものだから値段とかは気にしなくていいよ?
  やっぱり訓練所が地元にあるといろいろと便利だなぁ♪
  
                                       ミーナ
                                                  』

ライナー「これは……、クリスタを誘えって言ってるのか?」

トーマス「多分そうだと思うけど…」

サムエル「俺もそう思う」

ライナー「そうか…」

ライナー(ゲイ疑惑を招く程度には女に興味がない様に振舞っていたはずなんだが……)

ライナー「しかし演劇か…」

トーマス「見たことないのか?」

ライナー「あぁ、今よりガキの頃は故郷の村から出たことなんかなかったからな」

サムエル「けど今度見に行くんだろ? 楽しめるといいな、クリスタとのデート」

ライナー「いや、まだクリスタを誘うとは……それに断られる可能性だってあるしな」

トーマス「そこは誘うだけ誘っとけよな。折角ミーナがお膳立てしてくれたんだぜ?」

ライナー「正直、ベルトルトと行った方が気を使わずに済むから楽しめそうなんだがな」

サムエル「お前、そんなんだから…」

ライナー「あー、わかったわかった。先にクリスタを誘ってみるよ」

トーマス「何だその言い方!」

サムエル「女神を誘うっていうのにお前何様のつもりだ!」

ライナー「お前らが誘えって言ったんだろうが!」

トーマス「口答えを!」ボフッ ボフッ

ライナー「やめろ!抱き枕は鈍器じゃない!長い分結構衝撃強い!」

サムエル「なら普通の枕だ!」バスッ バスッ

ライナー「それもやめろ!普通に硬い!」

トーマス「やめて欲しけりゃ認めろ!クリスタと行きたいんだろ!?」ボフッ ボフッ

サムエル「クリスタとデートしたいんだろ!?」バスッ バスッ

ライナー「あぁ、認めるよ!クリスタとデートしたいよ!それでいいだろ!?」

トーマス「それだけじゃないんだろ!?言葉巧みに連れ込み宿とかに誘い込んであんなことしたりとか考えてんだろ!?」ボフッ ボフッ

サムエル「このムッツリが!そんな奴と女神を二人っきりにできるか!」バスッ バスッ

ライナー「何なんだお前ら!? 一体どうしたいんだよ!?」




ライナー(何馬鹿やってんだ俺は……疲れた。あいつらもいなくなった事だし少しゆっくりするか)

ライナー「…サシャに貰った本でも読むかな」ゴソゴソ

 『あの日~シガンシナ区編①~』

ライナー(へぇ、体験者の証言をもとに現場を再現した画なんかも乗ってるのか)ペラッ


 『シガンシナ区の日常の風景画・解説付き』

ライナー(シガンシナ区がどんな環境の街だったかなどが書いてある……)ペラッ


 『壁の上から顔を覗かせる超大型巨人の画・解説付き』

ライナー(壁の中から見るとこんな感じだったのか? 実際はもっと違うのかもしれねぇが……)ペラッ

 『扉の破片に押しつぶされる男の画・解説付き』

ライナー(俺とベルトルトが直接殺した人は何人なんだろう……気にしたところで仕方ないが)ペラッ


 『我が子を守ろうとして巨人に食われる父親の画・解説付き』

ライナー(このあと結局子供も食われたのか。この画は母親の証言をもとに描いたらしいな……)ペラッ


 『瓦礫に潰されて動けない婦人とそれを助けようとする二人の子供の画・解説付き』

ライナー「!」

ライナー(まさか、エレンとミカサか? それにこの婦人ってのはエレンの母親だろうか…
      これをきっかけに少年は巨人への復讐を決意する、か。やはりこれはエレンだろうな……)

>>149「何読んでんだ?ライナー」


まだ出てきてない人で

ミリウス

ミリウスって髪色薄くて穏やかな表情してる方の人ですよね?
優しそうな感じで好きなモブキャラではありますが流石にキャラが薄すぎると思うのでエレンにしておきます

NGあるなら最初から選択制にしてほしい

>>152
どうもすみません
やっぱりミリウスで考えてみます

ミリウス「何を読んでるんだ?ライナー」

ライナー「ん?あぁ、ミリウスか。サシャに貰ったものをな」

ミリウス「ふ~ん……、でも今更そんなものを君が読む必要あるのかい?」

ライナー「まぁ折角貰ったものだしな。それに俺にも思うところがあったんだ。それはそうと、俺に何か用か?」

ミリウス「うん。まぁサシャからも貰ったみたいだし察しはついてるだろうけど、君に渡したいものがあってね」

ライナー「渡したいもの? その口振りだと個人的なものだよな?」

ミリウス「そうだよ」

ライナー「そりゃあ、どうもありがとうな」

ミリウス「フフッ、どういたしまして。何だと思うかな?」

ライナー「何だと思うと言われてもな……」

ミリウス「あぁ、それもそうだね。それが何かと言うとだね…フフッ、これだ!」

ミリウスからライナーへの贈り物
>>157

抱き枕用のカバー(クリスタの全身が印刷されたもの)

ミリウス「トーマスが抱き枕を用意しているのを見て作ってみたんだ」バサッ

ライナー「え? …クリスタ!? 何だこれは!」

ミリウス「どうだい、本物そっくりだろう? これはこうやって抱き枕に被せて使うんだ」ズリズリ

ライナー「な…!?」

ミリウス「ほら、これを抱いて眠ればクリスタの柔らかい身体を抱いていると錯覚できるってわけだよ」

ライナー「は…!?」

ミリウス「フフッ、感激で声も出ないみたいだね。わかるよその気持ち…
      僕もこれを完成させたときは余りの出来栄えに声も出なかったよ」

ライナー「え、は?いや、こんなものをどうしろと…?」

ミリウス「それはさっき説明しただろ?」

ライナー「あ、あぁ…」

ミリウス「それじゃあ僕はこの後用事があるから。じゃあね」スタスタ

ライナー「あ!?お、おい!待っ…」

ライナー(……どうすんだよこれ。あいつ大人しそうな顔してとんでもねぇ奴だな。
      ……とりあえずこんなもん誰かに見られたらまずいし抱き枕から脱がそう)ズリズリ

ライナー(さて、こいつをどうすりゃいい? 用途は分かったが理解できない。
      そもそも同じ場所で寝てる奴が大勢いるのに使えるもんじゃねぇだろ。何考えてんだ奴は…)

ライナー(それにこんなもん持ってるってだけでも変態みたいなもんだ。しかし折角貰った物を捨てるわけにもいかねぇ…
      しかしこれ本当に良く出来てるな。見た目は本物のクリスタそっくりだ……)

ライナー「可愛い……」ボソッ

ライナー「ってそうじゃねぇだろ」

ライナー(これ作るの結構大変だったんだろうな。そこまでしてくれたものを一度も使わずにしまっておくのも失礼なんじゃないか?
      かと言ってこれを被せた枕に抱きつくなんて変態そのものだ。そんなこと出来るわけない)

ライナー(いや、少しだけしてみたいという気持ちも無くはねぇが俺は変態にはなりたくねぇ。
      いや、けどやっぱり一度はやってみないと失礼じゃねぇか?しかしその一度でもし戻れなくなったりしたら…)

ライナー(あ、ダメだ。やっぱりそれは怖いな。やっぱりしない方が……いや、でもやっぱり一度くらいはやってみたい気も……
      いやいやいや、やってみたいじゃないだろ!?した方がいいんじゃないか、だろ!?俺は変態じゃねぇ!!)

ライナー「……そのはずだよな?」

>>162「何が?」


まだ出てきていない104期生で

エレン

PCに不具合が起きて書き込めなかった。もう半月以上も前?
気にしない。気にしたら負けだと思ってる

エレン「何がそのはずなんだ?ライナー」

ライナー「ん?あぁ、エレン、アルミンも…。声に出てたか?」

アルミン「何が?」

ライナー「え?」

アルミン「え?」

エレン「…え?」

ライナー「……あぁ。いや、考え事をしててな、つい口に出しちまっただけなんだ。気にしないでくれ」

アルミン「あぁ、そういう事か。なるほどね」

エレン「ん…?あぁ、あるよなそういうの!」

ライナー「あぁ。そういう事だ」

エレン「……なぁ、ライナー」

ライナー「ん、何だ?」

エレン「…その…大丈夫か?」

ライナー「……大丈夫って、何がだよ?」

エレン「ほら、その…今日ミカサと会っただろ? 何か話してたらライナーがすげぇ落ち込んじまったとかあいつから聞いたんだが…」

ライナー「あぁ…その事か」

エレン「ミカサの奴が何か変なこと言っちまったんじゃねぇかと思ってよ」

ライナー「どうしてそうなるんだよ?」

エレン「ほら、あいつかなりの口下手だろ? だから悪気はなくても相手を傷つけちまったりすることとか結構あってさ」

ライナー「そういう事か。いや、ミカサは別に何も悪くないんだ。あいつにそういうところがあるのは俺もわかってるしな」

エレン「そうか…。なら何で…」

ライナー「それに…むしろ俺の方こそ突き放すようなこと言ったりして…、あいつを傷つけちまったと思う」

アルミン「え?ライナーが?」

ライナー「俺だっていつも余裕綽々ってわけにもいかねぇからな。自分の事でいっぱいいっぱいで、つい……ミカサには後で謝らねぇといけねぇな…」

アルミン「そうだったんだ…」

ライナー「次ミカサに会った時にはちゃんと謝っておくから、お前らからも気に病まねぇよう言っといてくれるか?」

エレン「あぁ、わかったよ」

アルミン「けど、どうしてライナーは落ち込んでたの?」

ライナー「う~ん…落ち込んでたっつうか…いや、まぁ……些細なことで思い詰めたりすることってあるだろ?」

アルミン「あぁ…何だか凄く深刻な事のように感じていたけど、後で思い返してみると案外大したことじゃなかったり…みたいな?」

ライナー「そんな感じだな」

エレン「あー…確かにあるよな、そういうの」

ライナー「だからこそミカサには悪いことをしたと思ってる…本当に」

アルミン「まぁミカサも落ち込んでたとはいってもそんなに気に病んでるってほどではない様子だし、ライナーも気にしなくていいと思うよ」

ライナー「そうか。それなら良かったよ」ホッ

アルミン「ところでさ、ライナー。さっきから気になってたんだけどその布は?人の絵が描いてあるように見えるんだけど…」

ライナー「!? あ…あぁ、これは貰い物でな…その…何だ、大したものじゃ…」

アルミン「何か言いにくい物なの?」

ライナー「いや、そういう訳じゃないんだが…」ギクッ

アルミン「う~ん、気になるなぁ…」

ライナー(気にするなよ…)

エレン「別に大したものじゃないって言ってるんだからどうでもいいだろそんなの」

アルミン「…それもそうだね」

ライナー(助かった…)フゥ

エレン「しっかしあのライナーがかなり落ち込んでたって聞いてかなり心配してたんだが、大したことなかったみたいだな。損した気分だぜ」

ライナー「そりゃあどうもすまねぇな」フッ

エレン「全くだな」ハハッ

アルミン「謝ることないよ。エレンってば小さなことでも馬鹿みたいに騒ぎ立てる性質だからさ」

エレン「はぁ?」

アルミン「ライナーなんだからエレンと違って心配することなんかないって言ってるのに、やたらと心配するんだもの」

ライナー「おいアルミン、そりゃあ言い過ぎってもんだろ (俺もそんなに強くねぇし…)」

アルミン「そうかな?でもエレンはこの程度じゃへこたれないよ?」

エレン「へこたれなくても腹は立つっての。アルミンじゃなかったら殴ってるぞ」

アルミン「え?その程度で人を殴っちゃうの?エレンって怖い人だなぁ」

エレン「は?いや、今のはちょっと大げさに言っただけだろ」イラッ

アルミン「わぁ、そうなんだ。大げさに脅かすだけで実際は何もしない優しいエレンの友だちで良かったよ」

エレン「馬鹿にしてんのか? いや、してるよな?」イライラッ

アルミン「ひぃっ!怖いっ!守ってくれライナー!」ササッ

ライナー「は!?おいちょっと待っふはっ!」

エレン「おいアルミン!ライナーの陰に隠れんな!ずるいぞ!」クワッ

アルミン「うわっ、顏怖いなぁ!」

ライナー「おいアルミン!後ろに隠れるのはいいが脇腹を掴むな!くすぐったい!」

アルミン「あ、ごめん」

エレン「後ろに隠れんのはいいのかよ!?」イラッ

ライナー「お、来るか?受けて立つぞエレン!アルミンは俺が守る!」スッ

エレン「お前も乗るなよライナー!」イラッ

アルミン「頼もしいよライナー!」コチョコチョ

ライナー「ははっ、おい!やっめぇろ!擽るな!あっははっ」アハハハ

アルミン「ごめん、掴むなとしか言われてなかったから」エヘヘ

ライナー「お、おう… (笑顔が気色悪い…)」

アルミン「まぁふざけるのはここら辺にしておいてエレン、僕らの用事を忘れてないよね?」

エレン「お前なぁ…」イラッ

アルミン「ごめんごめん」

エレン「まぁいいけどさ」

アルミン「ありがとう」

ライナー「可笑しな奴らだなお前ら…。用事があるのにこんな所で時間食ってていいのか?」

アルミン「うん、まぁ用があるのはライナーにだからね」

ライナー「ん?」

エレン「実は…というか察しはついてるかもしれねぇけど、オレらからお前に渡したい物があるんだ」

ライナー「お前らもか?今日は何だか貰ってばっかりだな…」

エレン「そりゃあライナーはオレ達の兄貴みたいなもんだからな」

アルミン「いつもお世話になってるんだしこういう機会は大切にしないとって皆思ったんだよ」

ライナー「そういうものか……。 すまねぇな…」

エレン「そこはありがとうだろ」

ライナー「…そうだな、ありがとう」


エレンからライナーへの贈り物
>>173

アルミンからライナーへの贈り物
>>175

出来るだけ常識的な範囲で

作詞作曲エレンのライナーの歌

エレン「ライナーの為に歌を作ってきたんだ。いわゆるテーマソング…いや、イメージソング? あれ? どっちだっけ? まぁどっちでもいいか」

ライナー「え~と、つまりは…俺の事をイメージして作った歌ってことか?」

エレン「あぁ、作詞作曲全部オレ一人でやったんだぜ?結構苦労したな」

ライナー「まさか俺の為にそこまでしてくれるとはな…。
      しかしお前が歌とは……嬉しいやら恥ずかしいやら。いや、参ったな…」

アルミン「……」ニヤニヤ

エレン「…何か、そう言われると歌い辛くなっちまうだろ?」

ライナー「は? 今歌うのか?」

エレン「おう、じゃあ静かにしてろよ」

ライナー「お、おう…」

アルミン(強引だなぁ。恥ずかしくなってきたから早く歌うだけ歌いたいって感じかな?)

エレン「すぅぅぅ……(やべぇ、緊張する)」ドキドキ

ライナー(何か緊張するな…)ワクワク

アルミン(あ、何だか僕まで緊張してきた)ソワソワ

エレン(あ、まず声の調子を整えねぇと)

エレン「あ゛ー…」

ライナー「」ピクッ

アルミン「」ビクッ

エレン「ん゛っん゛ん~…」

ライナー「……?」

ライナー(歌い始めるのかと思ったら違ったか)ソワソワ

アルミン(紛らわしいなぁ…)ソワソワ

エレン「すぅぅ~… (よし、今度こそ)」

エレン「~♪」熱唱中

アルミン(うわぁ…これは酷い)

ライナー(お世辞にも上手いとは言えない…いや、そういうレベルじゃねぇな。歌詞がまるで頭に入ってこねぇ)

エレン「~♪」

アルミン(音痴って自分で気づけないものなんだろうか。何かずっと聞いてるとおかしくなりそう)

ライナー(しかしエレンが折角俺の為に歌ってくれてるんだ。ちゃんと聞かねぇと……キツイな)

エレン「~♪」フリフリ

ライナー(踊り始めたな、しかも無意識みてぇだ。恥ずかしがってた割にはノリノリだなお前)

アルミン(歌は酷いけど踊りは結構いいね)

エレン「~♪」パンットタタンッタッタタットタッ

ライナー(ボディパーカッションだと!? しかも上手いな)

アルミン(意外な才能だね。心なしかこれによって酷い歌声が中和されてる)

エレン「~♪」タッパパンタタッタンッタタッ

アルミン(聴きやすくはなったけどボディパーカッションによって歌声が聞こえにくくなり、より一層歌詞がわからなくなった)

ライナー(歌詞についての感想とか聞かれたらどうしようか…)

エレン「ふぅ……どうだ? ライナー!」ハァ ハァ

アルミン(あっ、終わったんだ)

ライナー「あっ、終わったのか」

エレン「え?」

ライナー「あ、イヤ…」

エレン「そ、それで…どうだったんだ? 俺の歌は」ソワソワ

ライナー(歌…? あれ? 歌なんてこれっぽっちも聞いた気がしねぇ…)

アルミン(どう答えるんだろう、ライナー…)

エレン「……」ソワソワ

ライナー「……あー…、その、何だ…せっかく歌ってもらったのに悪いんだが…」

エレン「えっ」

アルミン(正直に言うつもりなのか…!?)

ライナー「……俺、音楽とかあまり良くわかんねぇみてぇだ。すまん!」

エレン「お、おう…」

ライナー「ただ、何となくアツい感じは伝わってきたぜ。ありがとな!元気出た!」

アルミン(そう来たか。エレンを傷つけないように言葉を選んだんだろうけど、ただ……)

エレン(こういう嘘吐くのが下手なんだよなぁ、ライナー…)ズゥーン

ライナー(誤魔化しきれなかったか……)ウーン

エレン(歌を作るってのはいいアイデアだと思ったんだがな…。慣れないことなんかするべきじゃなかったか…)

ライナー「……まぁ、正直に言うと歌の内容は殆ど分からなかったんだがな」

エレン「…おう」

ライナー「お前が俺の為に頑張ってくれたのはよくわかったよ」

エレン「いくら頑張ったところで結果が伴わなきゃ意味ねぇだろ」

ライナー「そんなこたぁねぇさ。お前がここ一ヶ月ほど夜更ししてまで歌作ってくれてたってわかっただけで十分だよ」

エレン「何故それを!?」

ライナー「ここ最近毎晩部屋を抜け出してるのは知ってたからな」

エレン「あ…」

ライナー「鎌をかけてみたんだが、まさか本当にそうだったとはな…」ニヤッ

エレン「ぐっ! も、もういいだろその話は! アルミンは何渡すんだよ!?」

アルミン「え? 僕?」

ライナー「あー、ちょっと待ってくれアルミン。最後に一つ言わせて欲しい」

アルミン「うん」

エレン「何だよ?」

ライナー「…何だ、茶化すようなこと言っちまったが、本当に嬉しかったんだぜ? こっちが悪いと思っちまう程にな」

エレン「お、おう…」

ライナー「…ありがとうな」テレテレ

エレン「あー…あぁ、どうも」フイッ

アルミン(なにこの恥ずかしい人達…)

アルミン「…それじゃあ僕からだけど、ライナー」

ライナー「あっ、おぉ…」



アルミン「君には……

      『皆で一緒に巨人のいない平和な世界を探検する権利』

                                  を、あげるよ」


ライナー「………は?」

エレン「本来『皆』ってのに巨人は含まれないんだがな、ライナーだけは特別に『皆』の中に入れてやるって言ってるんだよ」

ライナー「は?」

ライナー「いや、待て。何言って…」

ミカサ「エレンがあなたと一緒に行きたいと言ってるから」

ライナー「え?」

エレン「立体機動装置装備は装備してるだろ!モタモタしてると先行っちまうぞ!」

ライナー「え?」ガシャッ

ライナー(…いつの間に?)

サシャ「外の世界には見たこともない木の実や動物や魚が一杯だそうですよ? 楽しみですね、ライナー!」

ライナー「……」

コニー「あんなこと言ってどうせあいつ食い物にしか興味ないんだろうな。けど色々あるのは本当らしいぜ!」

ライナー「……」

ジャン「おいライナー! そいつ捕まえてくれ!」

ライナー「…おう」ムンズ

コニー「あぁ、捕まっちまった」ガシッ

ジャン「ったく、俺の立体機動装置勝手に持ち出しやがって。罰則受けたらどうしてくれんだ」

マルコ「まぁまぁ、折角だからジャンも一緒に行こうよ。外の世界にさ」

ライナー「!?」ビクッ

ミーナ「きっと楽しいよ、ジャンボ」

ジャン「あぁ!?」

トーマス「怒るなよ、ジャンボ」

ジャン「……」

サムエル「何があるのかね」

ミリウス「とりあえず何でも見て回りたいな」

ライナー「……」

クリスタ「ライナー、行こうよ」

ライナー「……」

ベルトルト「ライナー…」

アニ「ライナー?」

ライナー「心配するな。俺はあっちには行かないさ」

アルミン「どうして?」

ライナー「どうしてもだ」

アルミン「こっちに来た方が幸せだと思うよ?」

ライナー「そうかもな」

アルミン「そっちに居たって辛いだけだと思うよ?」

ライナー「そう、かもな…」

アルミン「それでもそっちに居るの?」

ライナー「やらなきゃならない事があるからな」

ベルトルト「行かないで」

ライナー「行かないさ」

ベルトルト「あの時君を見捨てて逃げたこと謝るから」

ライナー「端から気にしてねぇよ」

ベルトルト「だから行かないで」

ライナー「行かねぇって言ってるだろ」

ベルトルト「行かないで」グイッ

ライナー「オイ、行かないから引っ張るな」

エレン「来いよ」グイッ

ライナー「お前も引っ張るな」

アルミン「そっちに居たいの?」グイッ

ライナー「居たいわけじゃない」

クリスタ「なら行こうよ」グイッ

ライナー「……ダメだ」

アニ「即答できないんだ。迷ってるの?」グイッ

ライナー「そりゃあな。けど最終的に選ぶのはこっちに決まってる」

アルミン「本当に?」グイッ

ライナー「おい、強く引っ張りすぎだ」

ベルトルト「行かないでくれ!」グイッ

ライナー「だから行かねぇって。痛ぇよ」

エレン「来いよ」グイッ

クリスタ「行こうよ」グイッ

ベルトルト「行かないで」グイッ

アニ「行かせない」グイッ

ライナー「痛いって言ってるだろ!離せよお前ら!」

アニ「離さない。あんたを信じてないわけじゃないけど」グイッ

ベルトルト「離したらそっちに行っちゃうかもしれないから」グイッ

エレン「離すかよ」グイッ

アルミン「今離したらもうダメな気がする」グイッ

クリスタ「……」グイッ

ライナー「意味分かんねぇよ。もうやめろ、さ…」

エレン「え?」グイッ

ベルトルト「聞こえなかった」グイッ

アルミン「何て言ったの?」グイッ

アニ「もう一度言って」グイッ

クリスタ「わかるように」グイッ

エレン「あ」

ベルトルト「え?」

アルミン「裂けちゃった」

アニ「嘘…」

クリスタ「本当…」

ライナー「」

エレン「完全には裂けてねぇな」

ベルトルト「もう離した方が…」

アルミン「そうだね」

アニ「そっとしておこう」

クリスタ「うん…」

ライナー「」

おしまい

もうどう落としたらいいのかわからなかったので夢オチという
以下ちょっとしたおまけ

ユミル「よう、ライナーさん」

ライナー「どうした、何か用か?」

ユミル「いや、さっきちゃんとしたもの用意してくるって言っただろ?」

ライナー「あぁ、そうだったな」

ユミル「そこで、今回はお前に、特・別・に!クリスタと二人っきりで外出する許可をやる!」バッ

ライナー「……これは」

ユミル「クリスタの奴にさぁ…他にちゃんと用意してるって言ったのが出任せだってばれちまったんだよ…」

ライナー「え? あぁ…うん?」

ユミル「そしたらめちゃくちゃ怒っちまってさぁ…『今日中にちゃんとした物用意して渡さないともう口利いてあげない!』とか言うんだよぉ…」

ライナー「お、おう…」

ユミル「けど今日中にちゃんとした物用意するなんて無理だろぉ?」

ライナー「まぁ、そうだな…」

ユミル「だからクリスタとデートするために買ったこのチケットを仕方なくお前にやるって言ってんだよ!!」

ライナー「…ユミル」ゴソゴソ

ユミル「あぁ!?んだよ!遠慮するふりなんかすんじゃねぇよ!つべこべ言わず受け取れゴルァアア!!!」

ライナー「……」スッ

ユミル「あ?」

ライナー「……」つ劇場チケット×2

ユミル「………ん?」つ劇場チケット×2

ライナー「……誰かもう一人誘って、四人で行くか」

ユミル「……おう」


ミーナを誘いました

おしまい

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年12月26日 (月) 14:49:43   ID: pFa6YYKQ

ライナー可愛い
あー好きだー!

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