モノクマ「好感度暴露機~!」【安価・コンマ】 (478)


※ダンガンロンパ無印・2のネタバレ
※展開によってはホモ(男女どちらも)あり
※キャラ崩壊(絶望フェチも希望キチもマイルド仕立て)
※見切り発車


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406371006


―― 希望ヶ峰学園 ――

……ガガッ(ノイズ音)

モノクマ『……あー、マイクテス、マイクテスッ』

モノクマ『ボクはモノクマ、この学園のマスコットなのだ!』

モノクマ『さて、みなさんにお知らせがあります』

モノクマ『生徒の交友関係の調査のため、学園はあるものを作りました!』

モノクマ『その名も好感度暴露機~! 好感度を測定してその場で教えてくれる装置だよっ』

モノクマ『性能?折り紙つきだよっ。なんたって、超高校級の心理学者やプログラマーやメカニックらが製作協力(強制)してくれたからね!』

モノクマ『拒否権?ないよ!』

モノクマ『じゃあ測りに行くよ! 気になるあの子との関係がらーぶらーぶだったらいいねっ』

――


モノクマ「うぷぷぷ、よくある好感度スレだよ」

※コンマで好感度を判定
※00は0、ゾロ目は倍換算。

モノクマ「最初のターゲットはオマエラだ、【下1】と【下2】!」


―― 校舎 廊下 ――

十神「……今の放送をどう思う? “超高校級のメカニック”」

左右田「……えーと、誰のコトカナ……」

十神「眼精疲労を起こしそうな色の貴様だ。なんだ、自分の存在意義すら見失ったか」

左右田「んなワケねーだろ! 学園からの依頼だったんだよ、しょうがねーだろ!?」

十神「だとしても、ふざけ切った機能を抑える程度はできたんじゃないのか?」

左右田「いや、それオレだけのせいじゃねーし……ふ、不二咲も同じ依頼受けてるぜ?」

十神「知るか。俺の目につく場所にいた貴様が悪い」

左右田「理不尽だッ」


モノクマ「」しょぼん

左右田「ぎにゃあっ!?」

十神「モノクマ……」

モノクマ「接点が少ない二人……。チュートリアルとはいえ、いまいち脳汁迸りませんな……」しょぼん

左右田「そ、そのとおりだ、分かってるじゃねえか。ならさっさと別のヤツのところに、」

モノクマ「測るけどねっ」ぽち

左右田「」


下1 左右田→十神
下2 十神→左右田


左右田→十神 38
十神→左右田 41


モノクマ「」しょぼん

十神「……妥当だな」

左右田「ああ、極めて妥当だ。もっと低いかもしれねえと覚悟してたけど」

十神「フン、貴様の技術は使えることくらい承知している。頭の色と中身の軽さはともかくな」

左右田「一言多いわ!」

モノクマ「もー、つまんないつまんないツマラナイー!」ピョーン

左右田「つまらん、つったぞ」

十神「なにが調査だ、完全に面白がっているな……」


モノクマ「近い場所の生徒に飛びついたのは失敗だったよ!失敗失敗☆」

モノクマ「今度はせめて同じ学年の生徒を測ろう……【下1】期でいいかな」

 77期、78期のどちらか指定


―― 校舎 一学年教室 ――

モノクマ「うぷぷ、まずは78期のオマエラだ!」

モノクマ「覚悟しろ~」ガラッ


 人物指定 下1、下2、下3


苗木「ほ、本当に来た……」

セレス「あら、行動がお早いこと」

大和田「チッ…」

モノクマ「教室でポーカーなんてしてたらいいカモ、ゲフンゲフン、調査対象になるよね! 危機管理がなってないなあ、ボクは心配だよ」

セレス「わたくしは知られても困る交友関係などありませんので。測定も暴露もご自由にどうぞ」

セレス「この場でわたくしのカモを逃がすよりは、そちらの方がいいですわ」

苗木「カモって……確かにボクも大和田クンも負け越してるけど……」

大和田「セレス、オメー 実家のことは知られてもいいのか」

セレス「はい。とはいえ二人とも外国にいるとしか分からないと思いますが」にこ

大和田「……あー、そうかい」チッ

大和田「好感度云々は知らねえがモノクマ、テメー不二咲に無理やりそれ作らせたんじゃねェだろうな?」

モノクマ「無理強いなんてしてません! 学園からの正式な依頼(という時点で断ったら退学もの)です!
 報酬もきちんと渡すホワイトニングまっしぐらだよっ」

苗木(カッコの中身が不穏すぎる)

モノクマ「もー、大和田クンったら疑り深いんだから。ちょっとボク傷ついちゃったよ」

大和田「だったらどうした、腹いせにオレに対する評価から測ってみるか?」

モノクマ「残念! 超高校級の不運さんからに決まってるじゃん!」ぽち

苗木「ボク!?」

セレス「まあ当然そうなるでしょうね」


下1 セレス→苗木
下2 大和田→苗木

セレス→苗木 22
大和田→苗木 51


苗木「せ、セレスさん、どうして」

セレス「お忘れですか?」ズイッ

セレス「この間苗木クンが作ったロイヤルミルクティ、あれは一体なんだったのでしょうか?」

苗木「うぐ」ギク

セレス「不味い上になぜか塩辛くてカフェインの苦みが強くて……思わず苗木クンの顔に噴きかけてしまいました」

大和田「……この女にそんな醜態晒させたら、いくら苗木でも低くなるわな」

セレス「むしろ最低に落ちなかった分、誇りに思って貰ってもいいですわよ?」

苗木「個人的には大和田クンが平均っているのも気になるんだけど」

大和田「あー、そりゃアレだ。バイクのケツに乗せるって約束、テメエ尻尾撒いて逃げただろ、そのせいだ」

苗木(二人とも一か月以上前の事まだ言ってるよ……)


モノクマ「そうそうこの感じ。隠してたモノを暴露するのはたまりませんなぁ」ふひー

セレス「交友を歓迎するそぶりすら見せないのですね」

モノクマ「腹を割って話せてるからいいじゃん!」

モノクマ「それにしてもキミたち冷めてるね……。4回測ってようやく平均点が出たって……」

大和田「テメエが低い結果しか出ねーようにしてんじゃねェか?」

モノクマ「そんなワケないでしょっ、(苗木クンがいるから)一気測れば高い数値も出るよね! 目ェかっぽじって見てろよ!」


下1 苗木→セレス
下2 大和田→セレス
下3 苗木→大和田
下4 セレス→大和田


コンマ判定時、連投は1回まででお願いします。人物安価時はなし
通達忘れてすみません、今回はこのままいくよ


 苗木→セレス  06
 大和田→セレス 83
 苗木→大和田 35
 セレス→大和田 39


モノクマ「苗木クン、キミって奴は……。“苗木クンを中心とした仲良しクラス”なんて幻想だったんだね……」

苗木「そ、そんな……」

大和田「マジか……!?」

モノクマ「オマエラ、さては装置を信じてなかったな!?」

セレス「さて」

苗木・大和田「」ビクッ

セレス「まずは苗木君。わたくしへの好感度を見ると、先ほど話した件も過失と思えないのですが……いかがでしょう?」

苗木「ぐ、ぐうぅ……! セ、セレスさんはボクにツキがないのをいいことに賭けに巻き込むし、給仕させようとするし……限界だったんだ」

苗木「だからあの時腹いせに……塩コーヒーを作って混ぜたんだよっ」

セレス「ようやく白状したな茶色ピ○ミンがぁああぁッ!!」

苗木「ひッ、ごめんなさい!」

大和田「いや飲んだ時にワザとだと気付けよっ!」

セレス「そして大和田クン、あなたは妙にわたくしへの評価が高いようですが」

大和田「わ、悪いかッ!? ……その、腕っぷしもないのに度胸ある様が凄ェって思うのはよぉ……!」ギリギリ

セレス「褒められて悪い気がしない女はいませんわよ?」

セレス「最もEランクの方から言われても“悪くない”だけで実りはありませんが」フゥ

大和田「お、おう……」

モノクマ「調査完了、ボクは次の戦場に行ってきますっ」ガラッ

大和田「待てやゴルァ! 一発殴らせろ!」

モノクマ「残念、マスコットへの暴力は校則違反です!」ピョーン


―― 校舎 2学年教室 ――

モノクマ「呼ばれてないけどボク参上! 好感度測らせろー」がおー

 77期生から人物指定 下1、下2、下3


花村「噂をすれば影、ってやつだね!」

田中「混沌の使者が訪れたか……。その様子だと既に数人を浄化したようだな」

モノクマ「今しがた78期生を苛めてきたところだよ、純粋な苗木クンなんていなかったんだね!」ふひー

小泉「苛めって言ったわよコイツ」

田中「貴様が来たからには、俺達は調律の理に囚われたということか……。
 いいだろう、我らを裁くがよい! 最も俺様と破壊神暗黒四天王との契約は破棄できないだろうがな!」

モノクマ「生徒同士の好感度しか測れないからね?」

花村「ぼくは高い分には誰とでもオッケーだよっ」

小泉「……なんであんたら乗り気なのよ」

花村「見つかったら手遅れだって左右田くんが言ってたし、観念した方がいいかな、って」

小泉「切り替え早いわね……アタシは怖く思うんだけど」

モノクマ「うん、小泉さんのような初心な反応は嬉しいなあ」はあはあ

モノクマ「嬉しいからキミから測っちゃおうね」ぽちっ


下1 花村→小泉
下2 田中→小泉


花村→小泉 79
田中→小泉 51


モノクマ「さすが小泉さんは優等生だね」

田中「まさに中庸。俗世に毒され疲弊し原点を忘れても、お前との関係を見直せば俺様はまた戦えるのだ」

花村「素朴そうに見えて、下着に気を使ってるのが点数高いよね」

小泉「花村、ちょっと殴らせて?」にこ

花村「いやんっ」

モノクマ「じゃあ今度は花村クン……と見せかけて田中クンも一緒にGOだっ」


下1 小泉→花村
下2 田中→花村
下3 小泉→田中
下4 花村→田中


 小泉→花村 34
 田中→花村 10
 小泉→田中 01
 花村→田中 92


田中「」

モノクマ「おやおや、小泉さんから花村クンへの評価が妥当ってことしかマトモな好感度がないですね!」

小泉「花村、あんたやっぱり……」

花村「いやいやいや、引いているけど小泉さんも酷いからね! 1って!」

小泉「……言いたくないけど、ハムスターの毛が教室に落ちてることが多いでしょ。クラスにはいないけど動物アレルギーの人がいたらと思うとゾッとするの」

小泉「それに、アタシは田中の言葉を解読できた試しがない。アタシと同じように分からない人との会話の度にソニアちゃんに負担かけているから気に入らない」

小泉「自分の言葉が人に伝わりにくいって分かってる それでも人を煙に巻いていることが一番嫌い。男子でしょ、シャキっとしなさいよ! って思うの」

田中「こ、小泉……。下僕共が暴れても崩壊しない世界線を俺様は選択して、」

小泉「ゴメン、何言ってるのかさっぱり意味が分からない……」

田中「」

花村「ハムスターを連れていい場所は事前に調べてる、って言ってるんだよ」

小泉「なるほど……って、あんたの方はどうなってるのよ?」

花村「彼は命の重みを知ってるから食材も大事にしてくれるし、なにより初心だからね! 料理のしがいがあると思って目をつけてたんだ!」

小泉「うわぁ」

花村「厨二語を使えない程追い詰めた時のことを思うと、胸がキュンキュンするよ!」

田中「」

モノクマ「田中クンから花村クンへの好感度が低いのは警戒心からだろうねぇ」うんうん

小泉「……それに賛成よ」



モノクマ「フリーズした田中クンは小泉さんが引っぱっていきました」

モノクマ「嫌いでもさすがに花村クンには任せられなかったんだろうね! 小泉さんって損な子!」

モノクマ「……ほうほう、あっちの方に生徒が固まっているみたいだね」

モノクマ「知り合い同士かな? ……うぷぷ、みんな【下1】生の子たちだね!」

すみません、77期か78期で指定


モノクマ「下の階に77期生発見! よーしオマエラ、大人しく測られろよっ」ピョーン

 77期から人物指定 下2 下3 下4 下5


―― 校舎 音楽室 ――

 ジャガジャギャジャアアン♪

澪田「センキュー! みんな、ありがとー!」

狛枝「すごいや……。翼をもぎ取られて落下するような解放感を覚えたよ、これが希望なんだね……!」

九頭龍「おう、そうだな心がひび割れるようだな……」

辺古山「九頭龍、目が空ろだぞ。気をしっかり持て」

モノクマ「澪田さんの歌は刺激的だね。ボクも負けずにみんなをワックワックドッキドッキさせないとね!」ピョーン

辺古山「モノクマっ?」ガタッ

モノクマ「いやー、絶景でした。辺古山さんは相変わらず黒のTバックが好きだね」

辺古山「っ」

九頭龍「椅子の下から出て来たと思ったら、テメエ覗いてやがったのかっ!?」

狛枝「セクハラするマスコットって扱いに困るね。 ところでキミがここに来たということは……」

澪田「さっき放送で言ってた調査をしに来たっすね!?」

モノクマ「いぐざくとりぃ! さっそく九頭龍クンへの評価からチェックしちゃうよ!」ぽちっ


下1 澪田→九頭龍
下2 ペコ→九頭龍
下3 狛枝→九頭龍

ここまで


 澪田→九頭龍 09
 ペコ→九頭龍 40
 狛枝→九頭龍 24


九頭龍「……」

モノクマ「ありゃりゃ、意外な結果が出ちゃいましたっ」

狛枝「ふーん……計測したら音声で通達されるんだ。その場にいる全員に知られることになるし、確かに“暴露”する装置だね、これ」

狛枝「まずボクだけど、稼業を覗きに行った時、簀巻きにされて希望ヶ峰に返送されたことがあったからかな。観測できない才能は希望とは言えないよ」

九頭龍「言ってろ。部外者を入れられるワケねーだろうが」

澪田「凪斗ちゃんは相変わらず独自の感性で動いてるっすね」

モノクマ「ボクとしては澪田さんの一桁が気になります!」

澪田「あー、そうっすね……。唯吹もここまで下がってるとは予想外っす。 今日みたいに唯吹のミュージックを聞いてくれることは嬉しいっすよ?
 けど、演奏終わった時の顔を見たら、無理して付き合っているのが丸分かりっす」

九頭龍「ぐ、」

澪田「一体になれないって分かってるのに一緒にいても虚しいだけと思ってたんすけど、好感度が地に落ちる程幻滅してたんっすね……。知りたくなかったっす……」しゅん

九頭龍「そ、そうかよ、悪かったな……」

狛枝「まあボクらからの好感度は、さして重要じゃないよね」

澪田「冬彦ちゃんが元気なさそうなのも、こっちが原因っすね。 そういう訳で解説プリーズ!ペコちゃん!」

辺古山「解説もなにも本心だ。九頭龍に対しては可もなく不可もないという印象だな」

澪田「ガーン! 唯吹ですら騙されない言葉で一刀両断されたッ」

九頭龍「ペコ、……山、マジなのかよ……?」

辺古山「……はい」

辺古山(お許しを、ぼっちゃん)

辺古山(道具が情を持つことなどあってはならないのです。あなたへ思いいれが深すぎると、いざという時に私個人の欲で動いてしまう)

辺古山(それだけは避けなくてはならないのです……!)

狛枝「……」

狛枝(九頭龍クンを覗きに行った時辺古山さんの姿も見たし、ただの友だちや恋仲ではないと思ってたけど……。
 予想以上に込み入った関係みたいだね、この二人)

モノクマ「んじゃ次は女性陣いってみよっか!」

澪田「空気読まない上にノンストップとか、モノクマちゃん容赦ねーっすね!?」

下1 九頭龍→澪田
下2 辺古山→澪田
下3 狛枝→澪田
下4 九頭龍→辺古山
下5 澪田→辺古山
下6 狛枝→辺古山


 九頭龍→澪田  15
 辺古山→澪田 03
 狛枝→澪田  04
 九頭龍→辺古山 47
 澪田→辺古山 49
 狛枝→辺古山 91


澪田「」

モノクマ「ボクはオマエラの関係が分からなくなってきました……」しょぼん

狛枝「ぶっちゃけそれ絶望生産機だよね」

モノクマ「HAHAHA、そうかもね狛枝クン。でも?」

狛枝「希望溢れるみんななら、これくらいの絶望なんてことないよね!」ぱああ

九頭龍「モノクマと連携とってどうすんだ」

狛枝「さあ、この困難を乗り越えて一層強く光輝くんだ、バンドを組めないせいでけいおん的希望感が枯渇している澪田さん!」

澪田「ぐはっ!」

九頭龍「正直お前が気づいていてくれて助かったぜ。これでお前のデスボイスを聞かなくて済みそうだからなっ」

澪田「あべしっ!」

辺古山「そうだな、私も正直どうしようかと……(ぼっちゃんの負担になるばかりだったからな)」

澪田「うわらばっ!」

 チーン

澪田「唯吹死亡確認……っす」ガクッ

モノクマ「澪田さーんっ!」


澪田「それで、凪斗ちゃんはペコちゃんLOVEなんすか?」わくわく

九頭龍「……復帰早いな」

澪田「あれだけフルボッコされたら吹っ切れるしかねーっす! いいもん、今のダメージと私怨は作曲にブチかます!」

九頭龍「新曲ができたとしても、オレと辺古山は聞くの遠慮させて貰うぜ」

澪田「合点しょーちのすけ! つーか願い下げっす!」

モノクマ(ああ、澪田さんの言動に毒が混じるようになってるよぉ……)

狛枝「うん、そうかもね」

澪田「認めるんすか!?」

狛枝「実は(九頭龍クンの稼業の場に一緒にいたことが気になって)辺古山さんについてボクなりに調べたんだけど」

辺古山「視線を感じると思ったら貴様だったのか……」

狛枝「辺古山さんは歪んでいるね、人として必要な要素が欠落している気がするんだよ。“個”がないって言えばいいのかな」

九頭龍「ッ!」

狛枝「“個”がない彼女に残るのは剣道家の才能だけ。余計なものに囚われずに才能を磨いた彼女は、純粋な希望って言えばいいのかな?
 そんな人をボクが愛さないワケがないよっ!」はあはあ

澪田「女の子に歪んでるとか言っちゃダメっすよ、凪斗ちゃん!」

モノクマ「問題はそこじゃない気がするんスけどそれは」

辺古山「狛枝が偏執的なのは以前からだからな、他に指摘する場所もないんだろう」

九頭龍「ったく、付き合ってられねーな」

モノクマ「んでもって九頭龍クン。キミ辺古山さんからの好感度知ったとき動揺してたように見えたけど、キミからも平均だよ?」

九頭龍「ああ? 動揺なんざしてねーよ、ただテメーがマジで測ってる様を見て驚いただけだ」

辺古山「九頭龍……」

九頭龍(分かってるぜペコ、お前が道具として扱われたがってることくらいよ。テメエが望むのならやってやろうじゃねェか)ジッ

辺古山(それでいいのです、ぼっちゃん)ジッ

九頭龍(だからオレから離れるんじゃねえぞ)

辺古山(私が朽ちたとしても、あなたの側に辺古山ペコという道具があった事実さえあれば私は満足なんですから)

澪田「うーむ、こんな風に二人の世界作られると、好感度が平均同士って信じられないっすねえ」

モノクマ(肝心なところが伝わってないあたり妥当かもしれないよ)

狛枝「最後はボクへの評価かな? 楽しみだよ!」

モノクマ「満面の笑みで言っちゃうの? じゃあ遠慮なく測っちゃおーとっ」


下1 九頭龍→狛枝
下2 澪田→狛枝
下3 辺古山→狛枝


 九頭龍→狛枝 57
 澪田→狛枝  24
 辺古山→狛枝 27


狛枝「ありがとう九頭龍クン!」ぱああ

九頭龍「うおっ」

狛枝「正直、さっきの澪田さんに対する評価くらい最低レベルのを想定してたんだけど、」

澪田「ひでーっす!」

狛枝「平均以上に評価してくれてたんだね、嬉しいよ!」

九頭龍(……身長の高さを羨んでいただけとは言えねえ)

辺古山「私のはさっきの狛枝の言動を聞いた結果だな」

澪田「凪斗ちゃんの行動にはついていけねーっすもん、妥当な数字っす」

モノクマ「厳しいね、でも狛枝クン相手だと納得でちゃう、不思議っ」



モノクマ「調査完了だね。 いやー、なかなか面白い関係が見られたよ」

澪田「モノクマちゃんのせいで、じんましん創痍っすよ! でも、無理して冬彦ちゃんに曲を聞いて貰う必要がなくなったのは良かったっす」

九頭龍「その点については俺も助かったぜ……」

辺古山(ぼっちゃんに嫌われてないと分かった、それだけで十分だ。 狛枝?知らんな)

狛枝「澪田さんが新曲を作る切欠をありがとう、モノクマ。 絶望を乗り越えた彼女の希望が見られるんだね、楽しみだよ!」

澪田「よーし良く言った凪斗ちゃん! 完成したら真っ先におみまいしてあげるっす!」

モノクマ「ご協力ありがとう! じゃあボクは次の生徒の元に行くねっ!」ピョーン


モノクマ「ふひー。生徒に喜んでもらうのはマスコット冥利に尽きますなぁ」

モノクマ「おやおや、今度は78期生が一緒にいるみたいだね。早速行ってみよっと!」


 78期から人物指定 下1、下2、下4、下5


安価下の扱いに困った、どうしよう
先に3票集まったものを採用させて下さい、すみません

1.石丸、霧切、桑田、苗木
2.石丸、霧切、桑田、大和田
3.石丸、苗木、桑田、あと一名追加で指定
4.石丸、霧切、苗木、あと一名追加で指定
5.霧切、桑田、あと二名追加で指定
6.いっそのこと5人でやれ

失礼しました、下手に隙間あけるもんじゃないね


―― 寄宿舎 食堂 ――

桑田「マジで好感度なんて測って回ってンんの? 性質の悪い冗談かと思ってたんだけど」

苗木「冗談だったらよかったけどね……。教室にやって来て、いきなりポチっとされたよ」

石丸「本心を晒し出すのか。……それは不純異性交遊に繋がるのではないかね?」

苗木「問題ないと思うよ。どちらかというと友情破壊装置みたいなものだったし」

霧切「そんなことを言えるということは、あなたが測った時は宜しくない結果だったんでしょうね。はい、コーヒー」コト

石丸「む、すまない」

桑田「サンキュー霧切ちゃん!」

苗木「コーヒー……しょっぱい……セレスさん……うっ、頭が」

モノクマ「やめたげてよぉ。苗木クンはコーヒーにいい思い出がないんだから」ズズー

石丸「モノクマッ。……待て、それは霧切くんの分ではないかっ」

モノクマ「うん、おいしいねぇ。どこかの誰かさんみたいに塩を入れてないから安心して飲めるよ!」

苗木「」

霧切「なるほど、苗木クンは自分の嫌がらせを暴露される羽目になったのね」

桑田「つか塩コーヒーって……」

石丸「山田クンから教えて貰ったぞ! 確か調理に服を脱ぐ工程があったな!」

霧切「即刻その知識は忘れた方がいいわ。 モノクマ、あなたは計測しに来たのね?」

モノクマ「その通りなのです! もう、こんなとこで団欒しちゃって。実はキミたち心待ちにしてたんでしょ?」にょほほ

桑田「ねーよっ。女の子霧切ちゃんだけじゃん、男と測って面白いもんじゃねーだろっ!」

苗木「ボ、ボクは一回測ったしもうないよね?」

モノクマ「そんなゲロ甘なワケないじゃーん! 苗木クンも対象だよっ。まずは石丸クンの評価からね!」


 下1 霧切→石丸
 下2 桑田→石丸
 下3 苗木→石丸

ここまで


 霧切→石丸 154
 桑田→石丸 74
 苗木→石丸 68


モノクマ「慕われててよかったね、石丸クン」

石丸「き、君たち……」じーん

桑田「時々ウゼエって思うことはあるけど、良い奴なんだよなー(風紀風紀うるせーから、オンナノコ掻っ攫うことないし)」

桑田「って問題はそこじゃねーよっ。霧切ちゃんの数字おかしいだろ!?」

苗木「100が上限じゃないの? 50くらいが平均だと思ってたんだけど」

モノクマ「それで合ってるよ。 ただ、愛情が過度だと限界突破するみたい」

モノクマ「学外で普通の高校生諸君に試してみたんだけど、一部の生徒が120点越えを叩きだしたんだよね。レアケースだよ!」

苗木「じゃあ数値は合ってるんだ…」

霧切「石丸君、コーヒー冷めるわよ? ○○の銘柄、好きでしょう?」

桑田「あのー霧切さん? オレらだけじゃ分からねーから説明して欲しいんだけど……つかイインチョは緑茶派じゃね?」

石丸「いや、確かに○○は好んでいるが。 ……?」

霧切「彼だって緑茶ばかり飲んでる訳じゃないわ」


桑田「……これ霧切ちゃん普通じゃね? 照れてるのかもしんねーけど」

苗木「154って無茶苦茶な数字の好感度ではなさそうだけど……」

モノクマ「疑り深いなぁ。彼女たちがここにいれば装置が正常だって証明できたのに、残念だよ。なんて名前だったかな、限界突破した子たち……」うーん


石丸「霧切くん」

石丸「好感度の話になるのだが……僕を慕ってくれてありがとう、感謝する。ただ、こ、交際などは……風紀委員として認められない」

霧切「そうね、中学時代にラブレターを貰った時も、その相手を風紀委員として注意したあなただもの、期待してないわ」

桑田「なにそれ初耳!イインチョんなことしたのかよ、もったいねー! ……あ、もしかしてその女子がイケてなかったからとか?」

霧切「それはないわ。学校で一、二を争う美人だったそうよ」

苗木「よ、よく知ってるね。ボクも初めてきいたよ、その話……」

石丸「……霧切くん?」

霧切「なにかしら」

石丸「コーヒーの件から気になっていたのだが……、」


石丸「君が今しがた語ったこと全て、僕は公言した覚えはないぞ……?」

霧切「調べたのよ。言わせないでちょうだい」キリッ


モノクマ「そうそう、桂さんと我妻さんだったっけ、大したもんだよね!」

苗木「」

桑田「」


石丸「そ、それはストーキングではないのかねっ?」

霧切「いいえ、私なりの愛情表現よ」

霧切「私はあなたのことを知って、一緒に過ごせるならそれでいいもの。害を与える気はないわ、調査はあなたへのコミュニケーションの一つと思ってちょうだい」

霧切「だから、あなたの行動範囲も嗜好品の好みも人間関係も下着の枚数も把握していたとしても、不思議なことではないわ」

霧切「私は石丸君と仲良くしたいだけだもの」クス

苗木「」

桑田「」

石丸「なるほど、級友として友好な関係を築きたいのだな。それなら大歓迎だ!」

石丸「はっはっはー」ぷしゅー

桑田「イインチョ頭から煙吹いてんぞ!?」

苗木「駄目だ、石丸クンがキャパオーバーした!」

モノクマ「霧切さんはクールだね。トチ狂っててもパッと見では分からないところがグッドだよ」

霧切「あなたのせいで私の秘め事が台無しじゃない。こんな風に暴露されたら、吹っ切れるしかないわ」キリッ

桑田「霧切ちゃん落ち着いて!」

苗木「モノクマ、他の人を測って!このまま石丸クンのことを語らせると、だと霧切さんが大変なことになるッ」

モノクマ「積極的だね苗木クン! 霧切さん単体だと結果が怖いから、桑田クンも一緒に測っちゃおうね!」


下1 石丸→霧切
下2 桑田→霧切
下3 苗木→霧切
下4 石丸→桑田
下5 霧切→桑田
下6 苗木→桑田

霧石とは新しい
探偵の才能とヤンデレの組み合わせはヤバイ……しかも例の2人ですら120代なのに霧切さん150代という恐怖


 石丸→霧切 57
 桑田→霧切 53
 苗木→霧切 54
 石丸→桑田 22
 霧切→桑田 14
 苗木→桑田 81


石丸「はっはっはっー」ぷしゅー

苗木「ボクは霧切さんのことが分からなくなってきたよ……」

桑田「どーなってんだ、クール系かと思ったらとんだ恐怖物件じゃねーか……」

モノクマ「おやおや、ショックで霧切さんをどう評価すべきか迷ってるみたいですね!」

霧切「私は最後に回すべきだったわね」

モノクマ「そうだね、納得できる面白みがない結果になったしねっ。 じゃあ最後は苗木クンを、」

桑田「待てコラ!」

桑田「霧切ちゃんとイインチョのオレへの評価おかしいだろッ、どうなってんだよッ?」

モノクマ「えー? そんなことないと思うけどなあ。まあいいや、お二方解説をどうぞっ」

石丸「か、彼は僕が嫌う 才能に頼りきった天才の典型なのだ」

霧切「桑田君は頭も尻も軽いし、責任感に欠けるもの」

石丸「クラスメートだとしても、その性格は受け入れがたく……すまない」

霧切「あなたみたいな人が、責務も家族も放って出て行ったりするんでしょうね」

桑田「……アポ?」

モノクマ「ですよねー。だから納得の数字って言ったのに」

苗木「……ボクは桑田クンを見捨てないよ」

苗木「無茶なことを強制しないし、一緒にいても命の危険を感じないし。そりゃあ軽すぎるって思うことはあるけど、いい友達なのは変わらないよ」

桑田「な、苗木、おめえってヤツは……!」

苗木「大丈夫、ボクは桑田クンの味方だから」にこ

モノクマ「苗木クンからの印象が良かったとしても、桑田クンは苗木クンのことどう思ってるんだろうね?」

苗木「うっ」

モノクマ「気になるよね? 早速バラしちゃおうっ、うぷぷぷ」ぽちっ

桑田「本っ当に空気ブチ壊すのが好きだな、テメエはよ!」


下1 石丸→苗木
下2 霧切→苗木
下3 桑田→苗木

>>111 120を超えたら危険ということを示したかった。たぶん例の二人なら200近くあると思います、失礼しました


 石丸→苗木 72
 霧切→苗木 62
 桑田→苗木 62


モノクマ「苗木クン、セレスさんとの関係みたいなのがあってもいいのよ?」

苗木「イヤだよ」

石丸「苗木クンはクラスメートの橋渡し役だからなっ。険悪な関係はないに決まっているだろう!」はっはっは

霧切(塩コーヒーの届け先が今のモノクマの発言で確定した訳だけど、黙っておきましょう。……疑わない彼が可愛いし)

苗木「桑田クン、嫌わないでくれてありがとう」

桑田「お、おう」

苗木「でも、ちょっとボクの思い入れが強すぎたみたいで恥ずかしいな」はは

桑田「いやオレもオメーのこと親友って言っていいくらいスキだぜ? ただよ……」

桑田「一緒にいたら何かと面倒事に巻き込まれるのは、勘弁して欲しいっつーか……」目逸らし

苗木「……うん、納得した」


モノクマ「さてさて、これで終了だね。レアな好感度を測定させてくれてありがとう、霧切さん」

霧切「動きにくくなったじゃない。恨むわよ、モノクマ」

苗木(霧切さんが全てを持って行ったなぁ)

桑田(やっぱりホンキなのかよ、霧切ちゃん怖ェ)

石丸「彼女は友人として仲良くなりたいだけ、彼女は友人として仲良くなりたいだけ、彼女は友人として仲良くなりたいだけ……」ブツブツ

桑田「おーい、イインチョ戻ってこーい。あとダチってレベルじゃねーと思うぞー」

石丸「そうでも思わないと風紀が乱れるではないかっ!」ぶわっ

霧切「桑田君、彼を追い詰めないでちょうだい。あと石丸君、後で昔の話について聞きたいことがあるのだけど」

石丸「き、君は僕について僕自身より熟知しているように思えるのだが」

霧切「事実は知っていてもあなたの感情は推察するしかないもの。……そうね、さっき話した中学時代のラブレターの件について、どう思ったのか聞きたいわ」クス

霧切「同じ風紀委員の子から告白されたり、似たようなことが何回かあったでしょ? ねえ、どうだった?」

石丸「」

苗木「霧切さん自重してっ」

桑田「吹っ切れ過ぎだろ! おいモノクマ責任とって霧切ちゃん宥めんの手伝え……って、いねえし!」



モノクマ「ふう。恋する乙女(爆笑)の想いを暴露しちゃったぜ。ボクってば罪な子」

モノクマ「じゃあ次の集団の元へ参りましょう。……おや、【下1】期の子たちがいるねっ」

 77期、78期のどちらかを指定


モノクマ「今度は77期だねっ。うぷぷぷ、楽しみ楽しみ」ピョーン

 77期から人物指定 下2 下3 下4 下5


―― 体育棟周辺 ――

七海「テストにつきあってくれてありがとう、弐大くん」

弐大「運動性能は問題ないようじゃのう。“ゲーマー”の才能を持たせるにはもったいないくらいじゃ」

七海「……ゲームにも体力が必要なものはあるよ?」

弐大「無、そうか?こりゃ失敬」

ザッ

豚神「……終わったようだな」

ソニア「こんにちわんこです。あら、終里さんが見当たりませんね」

七海「豚神くん、ソニアさんオッスオッス」

弐大「終里の奴は腹減ったとか言って飛び出していきおったわい。 お前さん方はどうしてここに?」

豚神「急に七海の運動機能テストの予定が組まれたと耳にしてな」

ソニア「気になって様子を見にきたのですっ。
 希望ヶ峰製のアンドロイドと知った時はアッチョンブリケでしたが、七海さんは大切なお友達ですもの」

七海「驚くこともないと思うけどなぁ。
 わたしは某野球ゲーの子たちと違って、記憶の書き換えもネットへの侵入もできないよ? 分子結合を切断する武器も搭載してもいないし」

モノクマ「そんな特殊能力持たせられる訳ないじゃーん! 耐久年数は同じくらいだけどねっ!」ピョーン

豚神「ボクをスカウトする時点で分かってたけど、希望ヶ峰って結構ブラックだよね」

弐大「して、モノクマがここに来たということは……あの放送は本気のようじゃな」

ソニア「好感度の調査ですわね? 田中さんが気をつけろ、っておっしゃってましたけど……」

豚神「ソニアに警告したのなら間違いないだろうな。危険なものなのか……?」

七海「うーん、恋愛ゲーなら好感度の確認は基本だから、危険って言われてもいまいち分からないなぁ」

モノクマ「田中君は悲惨でしたねっ。でもボクは測っただけだもん。その後ゴタゴタが起きようが知りません!」

モノクマ「さーてオマエラはどうなるかな? まずは弐大クンへの評価からいっちゃうよっ」


下1 七海→弐大
下2 ソニア→弐大
下3 豚神→弐大


 七海→弐大 85
 ソニア→弐大 66
 豚神→弐大 34


モノクマ「こんな感じにみなさんの好感度をお知らせしちゃうよっ。あ、平均値は50だからね」

ソニア「WAO!こいつぁドイヒーな発明ですわっ」

ソニア「……ふむふむ、わたくしは好印象なお友達の範疇ってところですわね、正解です。七海さんが85と高めですわね」

七海「弐大くんは面倒見がいいし、色々と教えてくれるもん。今日も突然のテストだったのに一緒に来てくれたし。
 だからわたしは君のことが好き……だよ?」

弐大「う、うむ……面と向かって言われると照れるのう……」

モノクマ「そんでそんで? 豚神クンとの関係はどうなってるのさ?」

弐大「そりゃまあ、……あの事のせいじゃのう」

豚神「フッ、さすがに気づくか」

弐大「ワシが度々痩せろと言っても、お前さん改めんじゃろ。それでピンとくるわい」

豚神「当然だ。俺がこの腹回りを築くのにどれだけ投資したと思っている!? それを落とせなどと何度も言われては、さすがの俺も悪感情を抱く」

モノクマ「意外性はなかったみたいですねっ。じゃあ次、七海さんへの評価を見て行きましょう!」

七海「……調査ってもっと淡々とするものじゃないの?」

ソニア「モノクマさんにとっては、調査=イタズラのようですわね」


下1 弐大→七海
下2 ソニア→七海
下3 豚神→七海


 弐大→七海 88
 ソニア→七海 82
 豚神→七海 10


モノクマ「……オマエラ仲いいなっ? ただし豚神クンは除くっ!」

豚神「」

七海「んーと、これは喜んでいいのかな? あ、弐大くんに好かれているのは純粋に嬉しい……と思うよ?」

弐大「そこは断言せんかい。お前さんは運動の筋もいいし、飲み込みも早い。それに素直となれば嫌う要素がないわな。それに、」

わしゃっ

七海「ふわっ?」

モノクマ「おーっと、アイアンクロー!? と思ったら頭撫でただけか、チッ」

弐大「……ああも真直ぐに慕われては、悪い気はしないからのう」

七海「……ありがとう」

ソニア「あらあら、微笑ましいですね。わたくしも彼女の探究心と集中力は素晴らしいと思ってます!
 15時間ぶっ続けで集中して調査する力があるなら、わたくしでも意中のシリアルキラーの正体を掴めるのではないかと思うと羨ましい限りですわ!」

豚神(き、気まずい)

ソニア「それにしても豚神さんが10とはぶったまげー、です。よければ理由を窺いたいのですが」

豚神「くっ……」

豚神(……みんな受け入れてるけど、普通に考えてこんな精度のアンドロイドが学校に通ってるって恐怖だからね!?)

豚神(しかも才能まで備えてるんだよ? “ツマラナイ”が口癖の万能天才が誕生する可能性もあるんだよ?)

豚神(彼女に使われてる技術があれば、ボクらのコピーもできそうだし……。
 そうなったら、ただでさえ借り物の個性しかないボクはどう生きていけばいいんだよ?! 彼女を見てると不安でしかたないんだっ!)

豚神(と、いう本音は口に出したくない……。どうしよう……)

七海「豚神くん?」

豚神「……すまん、七海。その、以前ゲームの対戦で負けたことが尾を引いていてな……」

七海「んー、確かにマリカーと桃鉄でフルボッコにしたね」

ソニア「……豚神さんって意外と心が狭いのですね」

弐大「そんな様だと78期の十神と同じように敵が多くなるぞ?」

豚神「ぐぅっ!」グサッ

七海「桃鉄だからしかたない……と、思うよ?」

モノクマ「うぷぷぷ。じゃあ最後にソニアさんと傷心の豚神クンへの評価を一気に発表しちゃうよ!」


下1 弐大→ソニア
下2 七海→ソニア
下3 豚神→ソニア
下4 弐大→豚神
下5 七海→豚神
下6 ソニア→豚神


 弐大→ソニア 29
 七海→ソニア 92
 豚神→ソニア 12
 弐大→豚神 12
 七海→豚神 72
 ソニア→豚神 69


モノクマ「七海さんとソニアさんが良い子すぎて、凄くコメントに困るってるよボク」

モノクマ「まあ面白そうなところからツツいてみようかっ。まずは男性陣のソニアさんへの低評価について!」

ソニア「弐大さん、豚神さん。わたくしはお二方になにか仕出かしたでしょうか……?」しょぼん

弐大「う~む……。この際じゃし白状するか。黙っておくのも腹具合に悪い」

豚神「……やはりお前も、あの時のダメージが抜けていないのか」

七海「もしかして、ソニアさんがわたしと弐大くんと豚神くんを誘って映画鑑賞会をした時のことを言ってるのかな?」

ソニア「以前からやってたものですよね。田中さんも一回こっきりの参加でしたので、寂しくてお三方を招いたのですが……ご都合悪かったのでしょうか」

弐大(思えばそれを知った時点で、断ればよかったのう)

豚神「オールホラー&サスペンスはまだいい。お前の趣味ならそれは予想できる。ただな、」

弐大「全て曰くつきの呪いのDVDなどワシらは聞いておらんぞ」

七海「面白かったけどなあ」

弐大「あれ以来行く先々の便所に妙な影がチラついているんじゃあ! ああ、便器に便器に! 満足に糞もできんッ!」

豚神「“あなたの下にドッペルゲンガーが訪れます”ってなんだよ!? 色々とシャレにならなくて夢にまで見たじゃないかっ!?」

七海「豚神くん、口調。あと、それって本当に夢だったのかな?」

豚神「おいやめろ」

ソニア「はて? 全てわたくし一人で視聴して害のないものばかり放映したのですが……?」

モノクマ(オカルト好きって大抵零感だよね)


モノクマ「なんだいそれ。もっとドロドロしたものが詰まってると思ったのに。七海さんを見習いなよ、チキンだなあ」

豚神「やかましいっ」

七海「わたしからソニアさんへの評価はかなり高いね。たぶん彼女からオカルト系や海外事情の知識を聞くことで、ゲームの色んな元ネタを知ることができるからかな?」

弐大「それにしては随分と高いのう」

七海「……そうだ。あとね、ソニアさんと一緒にいると鼓動が早くなってお腹の奥がキュン、ってなるんだけど……これも関係しているのかな?」

モノクマ「あっ」

豚神(ソニアさん……)

ソニア「……」

ソニア「それはですね……わたくしとの会話で、より深い知識を得ることに興奮しているからですよ」にこっ

七海「そうなんだ、これがwktkってやつなんだね」にこ

弐大(いい笑顔で回避しおった)

モノクマ「百合ん百合んルートいかないの? もう! じゃあ最後に弐大くんから豚神くんへの好感度について解説をどうぞ!」

弐大「あー……それはのう、七海についての話を聞いた時も思ったが豚神、お前さんワシらにほとんど本心を晒してないじゃろう」

豚神「……」

ソニア「確かに、豚神さんからの好感度は意外なものが多かったですわね」

弐大「去年自分から素性を明かして、“自分”を作ろうとした時は感動したんだがのう」

弐大「他人を模す癖が長年染みついているのは分かっとるが、未だにその調子じゃとな……ちょっと幻滅しておる」

豚神「……チッ。一度正体がバレた以上、貴様の目を欺くことは難しいか」

豚神「確かにその点は俺の落ち度だ……正直難しいが改めるよう努める」

弐大「そうか。それならいいわい」ニカッ


弐大「腹ァ割って話すことができてよかったわい! 便所の霊もソニアに心当たりがあるそうだしのう!」

ソニア「はい、お二方の霊症はわたくしが責任をもって解決して差し上げますわ!」

豚神「よくも暴き立ててくれたな。……だが、逆に好転したこともある。その点には感謝してやってもいい」

七海「うん、楽しかったよ」

モノクマ「……オマエラはマシな方だったからそんなこと言えるんだよっ」ムキーッ

ソニア「確かに、田中さんが危惧する程ではありませんでしたわね」

モノクマ「メンツに救われたねソニアさんっ! 調査完了したしボクはここでオサラバするよっ!」ピョーン



モノクマ「77期極端すぎるだろっ。七海さんからの評価を20ずつ 対澪田さんの評価に分けてやれよ」

モノクマ「おおっと、そうこう言ってる内に78期生発見!」


 78期から人物指定 下1、下2、下3、下4

闍玲惠


―― 図書館側 ――

苗木「あ、いた! 十神クン!」タッタッタッ

十神「……なんだ、騒々しい」

苗木「今日の配布物、十神クン受け取ってないんでしょ? ボクから渡すように言われちゃってさ」

十神「その程度の事でわざわざ呼び止めたのか」

苗木「はは、ゴメンね。はい、渡したから。 じゃあボクはこの辺で」そそくさ

十神「どうした? 随分と急いでいるな」

苗木「だって十神クンのちょっと後ろに腐川さんがいるでしょ?」

腐川「わ、わわ悪かったわねっ! あたしが気に食わないならとっとと失せなさいよッ!」

苗木「そんなことないよっ! ただ生徒同士で固まってるとアイツが……」

腐川「“あいつ”ぅ?」

モノクマ「今度こそ呼ばれたぞ! 期待に応えてじゃじゃじゃじゃ~~~んっ!」ピョーン

苗木「うわあああああっ!」

十神「……なるほど、理解した。苗木、貴様よくも厄を連れて来てくれたな……!」ギリィ

苗木「ボクのせい!?」

モノクマ「苗木クンは78期生だと3回連続だもんね! いよっ、皆勤賞!」

苗木「嬉しくないよっ!」

戦刃「……あ、苗木君。こんにちは」ばさあっ

苗木「戦刃さん!? なんで図書館の上階から直に降りてきたの!?」

十神「なんて残念なタイミングで現れるんだ、お前は……!」

戦刃「へ?(苗木君のアンテナを見つけて、つい来ちゃったけどなにかあったんだろう?)」

腐川「……もしかして放送で言ってた交友関係の調査かしら。そ、そうなの……あたしも対象なのね……。てっきり除外されているものかとばかり……ふふ」

モノクマ「ぶっちゃけ対象は手当たり次第の無差別だよ、せっかくだし戦刃さんも測ってあげようじゃないかっ! まずは十神クンへの評価からねっ」ぽちっ


下1 腐川→十神
下2 苗木→十神
下3 戦刃→十神


ここまで。霧切さんで遊び過ぎた

苗木くん…

書き忘れた
>>182は変換ツールによると苗木らしいので、十神・腐川・苗木・戦刃で始めてます

>>172だった、すみません


 腐川→十神 66
 苗木→十神 09
 戦刃→十神 59


モノクマ「あれあれあれ? とってもおかしな数値だね!」

戦刃「苗木君が異様に低いね、どうして……?」

苗木「……」←頭を抱えている

戦刃「苗木君は十神君への用事を仲介しても揉めないから、仲がいいのかと思ってたんだけど……」

苗木「それだよ、ボクが困ってるのは」

十神「何?」

苗木「みんな、ボク=十神クンのお世話係 って認識しているんだよ。さっき配布物を渡す羽目になったのも、先生がわざわざボクを指名したからなんだっ」

戦刃「ご、ごめん」

十神「お、お世話係だと……!? なんだその不快な名称はッ」

苗木「名前の通りだよ! 十神クンの態度も軟化してるし、みんなも入学直後より気安く接せるようになったんだから、キミからみんなに歩み寄ってくれよッ」

戦刃「確かに初めの印象が酷過ぎて、みんな十神君と話すのに足踏みしてる……かも」

十神「易々と奴らと付き合えるかッ!」

苗木「毎度毎度キミへの仲介を受けるボクの身を考え……ないよね、十神クンじゃ。しかもキミはキミで無茶な命令するし連れ回すし……正直疲れるんだ……」しゅん

モノクマ「十神クンを中心とした不満が、本人の行いもあって集中しちゃったパターンっすね!」 

十神「……フン、うっとうしい」

モノクマ(今までの苗木クンの好感度を見ると、彼は当たりのキツイ人が苦手みたいだねぇ、セレスさんとか)

戦刃「十神君は悪い人じゃないよ?指揮官の立場と重要性を理解している人だから。 みんなも分かってると思うけどな……」

モノクマ「でもつい苗木クンに頼っちゃうんだね、習慣って怖いねっ」ぶひゃひゃひゃ

戦刃「そうかも。……うん、反省」

十神(正直、苗木が側にいることに何の違和感もなくなっていた。……俺としたことが馴れ合いが過ぎたな)



モノクマ「はいもう一人! 端っこでブツブツと言ってる腐川さん!」

腐川「ふ、ふふふ……分かったわ、そうだったのね……!」

モノクマ「一人で納得しないでボクらにも説明してよぅ。キミ普段の態度の割には低すぎない?」

戦刃「66か。私とそんなに変わらないね」

十神「そうだな。俺に付きまとう程ではない」

苗木「腐川さん、教えてくれないかな」

腐川「あ、あたしは……“十神白夜”を崇拝してるの……!び、白夜様を手に入れようなんて、恐れ多くてできない。
 だから白夜様に恋情を向けている訳ではないの……! ようやく理解したわ……!」

腐川「は、初めは恋だと思ったわよ。けど最近は現実の白夜様と、あたしの妄想の中の彼のどちらを愛しているのか分からなくてぇ……!」

十神「……そして、先ほどの測定で貴様は頭の中で作り上げた俺に惚れていたと分かった訳か。
 よかったじゃないか? これで心置きなく俺への追跡をやめられるのだからな」

腐川「ででで、でもあなたは最上級の題材ですから観察は怠りたくありません……!
 白夜様がいるからこそ、今のあたしが執筆している本のストーリーができたのですから……!」

十神「チッ」

苗木「……モノクマ。色んなことがすっぱ抜かれたり判明して、疲労困憊なんだけど……ここで一旦やめない?」

モノクマ「はい却下! 次は腐川さんへの評価を見ちゃうよっ」


下1 十神→腐川
下2 苗木→腐川
下3 戦刃→腐川

ジェノサイダーも測るのかな


 十神→腐川 36
 苗木→腐川 70
 戦刃→腐川 19


十神「これで俺の傍から消えてせいせいすると思ったが、甘かったか」

モノクマ「キミなんだかんだ言って、腐川さんが付きまとうことを容認してるよね」

十神「ふざけるな。いくら止めろと罵っても追ってくるんで相手にしていないだけだ」

苗木「でも30はあるんだ……」

腐川「白夜様……! うう、う嬉しいですっ。あ、あたしへの評価なんて1でもあればいいと思ってました……」

十神「フン」

十神(……もう一つの人格が興味深いからだろうな。なにしろ殺人鬼……クク、面白い。
 それを含めてこの数字という訳だ。貴様らには言わないがな)

戦刃「……苗木クンは腐川さんに友好的なんだね」

苗木「腐川さんは卑屈だけど、慣れて貰えば良い人だから」はは

モノクマ「っていうか戦刃さんは言及するんじゃなくて、自分の数字について解説してくれよ!」

戦刃「……」

腐川「な、なによ……! べ、別に白夜様に存在を認識されているなら、あたしは誰に好かれようが嫌われようが、ど、どうでもいいわよ……」

戦刃「斥候術がね、なってないんだ」

腐川「は?」

戦刃「十神君を付ける様を見る度に思ってたんだ。偵察するなら、もっといいやり方があるのに……。
 むしろ自分がいることを意識させるような付け方をしているから、気になってて……」

戦刃「……ううん、ちょっと許せなかったのかも。ごめんね」しゅん

十神「確かにこいつが追って来てる時はすぐに気づくな」

苗木(腐川さん寂しがり屋だからなぁ。無意識に気づかれやすくしてるんだろうな)

腐川「な、なによそんな理由でっ……!? な、なるほど最初から、あたしのこと嫌ってたのね……い、いいわよ分かってるわよそれくらい……」

戦刃「そんなことない……。 なんなら暗殺の仕方を含めて、色々と教えたいと思ってるよ」

腐川「あ、あああ暗殺ぅ!!? いいい、い戦刃、あんたねぇ……」

十神「やめろ、洒落にならんッ!」

モノクマ「コロシアイなんてご法度だから程ほどにしてよね! じゃあ次は苗木クンと戦刃さんだよ!」


下1 十神→苗木
下2 腐川→苗木
下3 戦刃→苗木
下4 十神→戦刃
下5 腐川→戦刃
下6 苗木→戦刃

>>195 ジェノはあまり表に出てきてない(他生徒との面識が乏しい)設定にしてしまったので除外させて下さい


 十神→苗木 91
 腐川→苗木 91
 戦刃→苗木 71
 十神→戦刃 95
 腐川→戦刃 45
 苗木→戦刃 71


苗木「」

十神「」

腐川「」

戦刃「苗木君とお揃いだ」ぱああ

モノクマ「問題はそこじゃないよっ!」

戦刃「あと十神君と腐川さんが、苗木君を同じくらい好いているんだねっ」

モノクマ「さらっと地雷箇所を踏めとも言ってないよ!」


苗木「お世話係をしている内に懐かれたとか、冗談じゃないんだけど……!」引き

腐川「あの、白夜様……? もしかして苗木以外の連中と距離があるのは、苗木を独占したいから、ですか……?」

腐川「ってなんで、あいつみたいに気色悪い想像してるのよあたしはああああああああっ!!」

十神「なななな何を馬鹿なことをッ!」

十神(だ、だから“馴れ合いが過ぎた”と思ったんだ!
 いくら冷たくしようが、対価を求めず接してきた苗木に絆されたなど……、共にいるのが愉快でつい連れ回したりしたなど、言える訳がないだろう!
 そして黙れ腐川、貴様の言う通りだったとしても意識してやったことではないっ!」

戦刃「へっ?」

苗木「ああ、やっぱり……」

腐川「び、白夜様ぁ……」

モノクマ「声に出てるよ、十神クン」

十神「」

苗木「それで腐川さん、キミもボクへの数値が高いみたいだけど」クルッ

モノクマ「切り替え早いね、苗木クン」


十神「」

モノクマ「こらこら、ノックアウトには早いよっ。キミにはまだ聞きたいことがあるんだからっ」

戦刃「確か、苗木君より私の方が十神君に好かれてたね」

モノクマ「キミはそれを一番初めに注目すべきだったんだけどな」

モノクマ「で、十神クンどうなってるのさ? キミ戦刃さんのことスキなの? ゾッコンなの?」

戦刃「私は苗木君みたいに十神君と仲良くなった覚えはないけど、なぜ高いんだろ……?」

十神「……お、」

戦刃「お?」

十神「俺は十神白夜だッ!!」クワッ

十神「“その他大勢”の愚民とは違う、恋愛などする筈がないッ!」

十神「よって評価が高かったとしても、それは純粋にお前の能力を評価してやったに過ぎん!
 戦刃、お前なら俺の専属ボディーガードを任せられるということだ光栄に思え!!」

戦刃「? 私は戦場じゃないと上手くやれる自信がないけど……」

十神「お前が思い込んでいるだけだ。戦闘と警戒ならどこでもできるだろうッ」

戦刃「……そうかな? 分かった……就職先の候補にいれておく」

十神「俺直々のスカウトだぞ? 候補ではない、決定だ」

戦刃「……自信がないから、今は候補で」キッ

十神「ぐ……チッ、いいだろう、妥協してやる」

戦刃「……あれ? 今のじゃ説明になってないんじゃないかな?」

モノクマ「まったく、キミは本当に残念だなぁ。
 苗木クンと同じようにキミを“自分の側におくこと”に執着してたじゃん、十神クンは。そこから察しろよ!」ぶひゃひゃ

十神「いいかげんにしろよ貴様」


苗木「それで腐川さん、キミもボクへの数値が高いみたいだけど」

モノクマ「切り替え早いね、苗木クン」

――

腐川「……」ギリギリ

苗木「ご、ごめん無理に説明して欲しいわけじゃないいだけど、よかったら、さ」

腐川「……はは、初めてだったのよ……、ああ、ああんなに優しく構ってもらうの、なんてぇ……!」

腐川「あああ、あたしが言えるのはそ、それだけよ……後は、じ、自分でも分からないのよ……」

苗木「うん」

腐川「ど、どどどう思うかなんてこ、答えなくていいわよ……。
 あ、あたし、白夜様への想いもあんたへの気持ちも、モノクマのせいで整理がついたばっかりなんだから、これ以上混乱させないでよ……!」

苗木「……分かったよ。話してくれてありがとう、腐川さん」

腐川「……ぅぅ」


―――

腐川「……」もじもじ

十神「……」ギリギリ

苗木「……」ぐったり

戦刃「?」きょとん

モノクマ「これにて終了! お疲れさんでしたっ」

十神「おい、モノクマ」

モノクマ「なんだい?苗木クンと戦刃さんが大好きな十神クン」

十神「校則違反は承知の上だ……殴らせろ、その後解体してトラッシュルームに送ってやる」

モノクマ「大事な調査の途中だからゴメンですっ! 苗木クン、また会えるといいねっ!」ピョーン

苗木「もうやだよッ!!」



モノクマ「一番ダメージを受けたのは十神クンだったね! さすがのかませっぷりだったよ!」ぶひゃひゃ

モノクマ「うぷぷぷぷ、次のカモは……反応が複数箇所あるなあ」

モノクマ「まずが学年を決めようか、【下1】期にしよっと」

 77期、78期のどちらか


モノクマ「78期を倍プッシュだ! この集団でいいかな?」

モノクマ「うぷぷぷぷ、また苗木クンがいたらまさに“超高校級の不運”だけど……」

モノクマ「うーん、自分の個室に籠ってるみたいだね。さすがに三回連続だと警戒されちゃったかな?」

モノクマ「残念、皆勤賞はここで終わってしまいました!」ピョーン


 78期から人物指定(苗木 以外) 下1 下2 下3 下4

モノクマ…?


>>220
モノクマ「ボクは計測されないよ。マスコットだから生徒のみんなを愛してるし、愛されてるに決まってんじゃん!」すっとぼけ

モノクマ「こいつモノクマじゃねえだろ口調おかしいじゃねーか、ってツッコミだったらごめんね。筆者の力不足ですッ」


―― 寄宿舎周辺 ――

江ノ島「なーんだ、葉隠と大神が一緒にいるんで何かと思えば、帰り道一緒になっただけって……つまんね」

大神「武道場から戻る途中で、こ奴と会ってな」

葉隠「俺は、その、実は教員棟に……」

大和田「テメエまた外でボッタクリ占いやらかしたのか」

江ノ島「怪しいセミナーの方じゃない?」

大神「……極道に内臓を売り渡したのか」

葉隠「揃いも揃ってひでーな!? 違ーぞ!」

大和田「ぁあ? じゃあなんだっつーんだ」

葉隠「許可なしで学内で商売した件で厳重注意を受けたべ!」

江ノ島「大差ねえし……」

大神「葉隠、お主は危機感を養うべきだ。そのような行いを続けてはいずれ自分に厄災が返ってくるぞ」

大神「して、江ノ島は一人でどこに行ってたのだ?」

江ノ島「図書館。聞いてよ、残姉のヤツ荷物置き忘れてどこぞかに行きやがったんだと! おかげで偶然来たあたしが持ち帰ることに!」

大神「……災難だったな」

江ノ島「駄目な姉を持つと、苦労させられっぱなし……。むしろそれが良いんだけどねぇ」ゾクゾク

大神「う、うむ」

葉隠「江ノ島っちはそのMっ気なんとかならんのか……。で、いつの間にか交ざってた大和田っちはどうしたんだ?」

大和田「セレスとの賭けに負けて南区までパシられちまったんだよ、悪かったなァ……!?」ビキビキ

葉隠「ひぃっ! 俺に当たんなっ!」

江ノ島「ぶっは! 総長さんがンなことしていーの?」ゲラゲラ

大神「約束事だったのなら、大和田が無碍にするとは考え辛いな」

モノクマ「談笑はここまで! 好感度測定タイムですっ」ピョーン

葉隠「うぉっ!?」

大和田「ッテメエ!」

モノクマ「大和田クンさっきぶり! お察しの通りまた調査にきちゃいました!」

葉隠「調査……ああ、放送のやつか」

大神「大和田、そこまで殺気立たなくてもいいだろうに。強制なのは問題だが……」

大和田「ただ調べんならいいが、その場の全員に結果を知らせるわ、面白おかしくおちょくるわで うっとおしいんだよッ。
 おい江ノ島、こいつの性格考えたのお前らしいじゃねーか。責任とって監督しとけ!」

江ノ島「無・理! あたしは性格の設定を手伝っただけ、独り歩きするAIをどーこーする技術なんざ持ってないし!
 むしろ面白おかしくすんなら大歓迎! さっさと始めようぜモノクマっ!」

モノクマ「期待にお応えしてじゃんじゃんいっちゃうよ! まずは男性陣への評価を計測だー!」ぽち


下1 大和田→葉隠
下2 江ノ島→葉隠
下3 大神→葉隠
下4 葉隠→大和田
下5 江ノ島→大和田
下6 大神→大和田

ここまで。参加ありがとうございました

前に弐大相手に88出した大和田がいたな…

>>233 嫌な事件でしたね


 大和田→葉隠 48
 江ノ島→葉隠 49
 大神→葉隠 74
 葉隠→大和田 40
 江ノ島→大和田 68
 大神→大和田 85


葉隠「うっわ、マジで全員分読み上げやがった……」

江ノ島「ちっ、普通じゃん」

モノクマ「平均値が多いですね……これはツマラナイ!」

江ノ島「じゃーサクっと解析行きましょう! 大神やっさしーね!二人とも70以上じゃん、なんで?」

大神「う、うむ。葉隠はそれなりに修羅場を潜っている故、視野が広いから……か?」

大和田「疑問形なのかよ……」

葉隠「おー、見た目の割には細かく観察してくれてんな!」

大神「視点が自分中心であり、またこの様に思慮に欠けた発言をすることが傷ではあるが」

江ノ島「傷の方が多くない?」

大神「大和田は短気ではあるが約束事を守る男だ。あとは以前手合せを持ちかけたことがあったのだが、」

大和田「お、オレは女に手を上げねえっつってんだろ?!……前も言ったけどよぉ」

大神「……その言葉が嬉しかったのでな」フッ

大和田「お、おう」

葉隠(ビビったから逃げ口上言っただけじゃねーのか?)

葉隠(……って口に出したらボコられんべ。オーガに言われたばっかだし、思慮深く口チャックしとこ)

モノクマ「意外と江ノ島さんから大和田クンへの数字も大きいけど」

江ノ島「こいつは からかったらピーピーギャンギャン喚いて面白いよ?」

江ノ島(面白い隠し事も多いしねっ)

大和田「んだよその理由は! そこまで吠えてねぇよッ!」

モノクマ「なるほど! こんな感じに、だねっ」

江ノ島「じゃあ次行こう、次! あたしへの評価を頼むぜモノクマちゃん!」

モノクマ「あらほらさっさー!」ぽち

大神(いつの間にか江ノ島が指揮を執っておる)


下1 葉隠→江ノ島
下2 大和田→江ノ島
下3 大神→江ノ島

マゾ乙


 葉隠→江ノ島 49
 大和田→江ノ島 82
 大神→江ノ島 76


江ノ島「あらヤダ、さくらちゃんマジ女神! あんたワザワザ理由つけなくても人間大好きじゃない!」

葉隠「オーガは慈愛に満ちてるべ!」

モノクマ(そう思ってもオーガ(鬼)呼びなんだ)

大神「……む。違うぞ江ノ島、我だって好き嫌いはある」

大神「……お主に対しては……女子としての、憧れ、であろうな……」かああ

江ノ島「照れてる、かーわいい!うぷぷぷっ」

葉隠「あとは……えーと、大和田っち?」

大和田「ックソがぁああッ!」ガシッ

葉隠「ひいいいぃ! ぎ、ギブギブ、殴るのは勘弁してくれって!」

江ノ島「実はあたしのおちょくりを楽しんでたんだね! 言ってくれれば、もっと頻度上げてやったのにっ」

大和田「ち、違ぇッ!!」

江ノ島「じゃあなによ、言ってみなってw」

大和田「そ、そりゃあ……その、」

モノクマ「大和田クン大和田クン」ぽんぽん

大和田「ぁあ!?」

モノクマ「対セレスさん(83)の時から思ってたけど、キミってMっ気あるよね」

大和田「」

モノクマ「>>240!」

葉隠「あーあ、死体ができちまったぞ」

大神「……」←まだ照れが抜けてない

モノクマ「うぷぷぷぷっ、最後は大神さんだね!」


下1 葉隠→大神
下2 大和田→大神
下3 江ノ島→大神


 葉隠→大神 51
 大和田→大神 61
 江ノ島→大神 43


大神「ふむ、可もなく不可もなく、か」

モノクマ「お友達ってところですな」

葉隠「その通りだから言うことねーな。 これで終わりか、あっさりしたもんだったべ」

江ノ島「……葉隠えぇ!」ガシィ

葉隠「なんだべ!?」

江ノ島「なにあんた一人だけ40~50代うろついてんだよ!? もっと面白くしろよ、突拍子のない好感度出せよっ!」

葉隠「いや江ノ島っちも大差ねえって!」

江ノ島「はっ! そ、そうだった!」

モノクマ「ぶっちゃけ一番安定したグループだったよ、オマエラ」

江ノ島「なにそれ、せっかくの楽しそうなイベントに、せっかく選ばれたのに! この肩すかしっぷり……やだ、興奮するじゃない……!」ゾクゾク

葉隠「結局 楽しんでんじゃねーか…」

大和田「」

大神「お主、いつまで固まっておる」


――

葉隠「オーガの高い結果も納得できるし、ぶっちゃけ大和田っちの性癖がバレたこと以外は大したことなかったべ」

江ノ島「いやー、セレスのパシリを大人しく引き受けてる時点で気づくべきだったわ」あっはっは

大和田「て、テメエらぁ……!」わなわな

大神「お主らその辺にしておけ。……しかし、この調査は要らぬ混乱を生み出すようだな」

モノクマ「おおっと、大和田クンと大神さんの怒りの矛先がこっちに来る前にボクは退散するよ。サイナラッ!」ピョーン


モノクマ「4人中3人が安定感のあるグループなんて、逆に珍しいかもね!」

モノクマ「でもちょっと物足りないなあ……よし、次はこの77期生の集団にしよっと」

 前回埋まるのが早かったので安価を小分けします(4人分で一つの括り、同IDが次回取られた場合下に流します)
 77期から人物指定 下1 下2


日向、左右田

残り二人 下2 下3


―― 校舎 二学年教室 ――

左右田「だ、だってよぉ。音声で測定データを流す機能は製作の必須事項だったんだよぉ。今更言われてもどーしようもねーよ……!」

小泉「あーもう、分かったわよ。元々アタシの気持ちの問題だったもの、もう言わないわ……」しゅん

日向「交友関係……というより好感度?の調査だったか。小泉が調べられて……どうしたんだ?」

小泉「結果が問題だったのよ。本音で話すことも必要とは思うけど、全て話さないからこそ保たれる関係もあるとじゃない」

小泉「アタシだってあんな好感度が出るなんて思わなかったの……。それで理由を言わなきゃいけない雰囲気になって……。
 あ、明日からどういう顔してあいつに会えばいいのよ……?」

日向「そ、そんなにひどい結果が出たのか?」

小泉「……田中に1、よ」

左右田「はあ!? マジかよっ!?」

日向「えっと、10段階で?」

左右田「いや、基本100段階で測ってる筈だ」

日向「」

終里「食いモンの匂いがしたぞ!」ガラッ

終里「お、日向じゃねーか!」

日向「よ、よう終里。相変わらず鼻がいいな。クッキー買ってきたんだ、食うか?」

終里「もちろん!」ぱああ

左右田「……これやばくね?」

小泉「そうね、アタシもそんな気がしてきたわ」

モノクマ「危険を察知したら、即座に回避しないと死亡END直行なのです! 速さのない対応策など、後に立つ後悔と同じなのです!」ガラッ

左右田「で、出やがったああぁあ!!」

終里「むぐ?」もしゃもしゃ

小泉「あ、あのさ、アタシと左右田は一回測られてるよね? だったらもういいんじゃ、」

モノクマ「甘いよ、地獄甘だよ、デビル甘だよっ! 苗木クンなんて三回もやられてんだ、オマエラも食らってけよ!」

小泉「うう……やっぱり」

日向「……もしかして、俺邪魔かな?」

モノクマ「うんにゃ、日向クン予備学科だけど特例で対象だね。なぜだか77期のほとんどと仲いいもんね!」

日向(このタイミングで言われても嬉しくない)

モノクマ「さっきと同じく男性陣を先に測っちゃおうね!」ぽちっ

終里「……なんだ?なにが始まったんだ?」むぐむぐ


下1 左右田→日向
下2 終里→日向
下3 小泉→日向
下4 日向→左右田
下5 終里→左右田
下6 小泉→左右田


 左右田→日向 46
 終里→日向 03
 小泉→日向 13
 日向→左右田 53
 終里→左右田 59
 小泉→左右田 49


日向「」

左右田「……は?」

モノクマ「終里さん、小泉さん、キミって奴らは……。“超高校級達の相談窓口・日向創クン”なんて幻想だったんだね……」

小泉「だ、だから、全て話さない方がいい関係があるって、言ったのよ……!」ぷるぷる

終里「なんだ?今の数字」

左右田「オメーは状況理解しろよ、さては放送聞いてなかったな!?」

モノクマ「終里さん、今のはキミらの好感度だよ。キミは日向クンをたった3しか評価してないみたいだけど、どうしてかな?」

終里「日向ぁ? うーん、悪ぃヤツじゃねーのはわかんぜ?でも……バトるには弱すぎるし。
 なかなか会わねーからそんなに印象ねーな……正直食いモン持ってくることがなけりゃ忘れてたかもなっ!」にかっ

モノクマ「好きの反対は無関心ってよく言うよね、今回はそのケースかなっ」

左右田「無関心どころか記憶にあるかどうかの瀬戸際じゃねーかッ!?」

日向「」


終里「……ん? そういや小泉も日向への数字低かったじゃねーか?どうしてだ?」

左右田「でもって早々に爆弾落とすんじゃねーよ!日向のヤツ、ショック受けたままなんだぞ!」

モノクマ「ほーら、小泉さん二回目でしょ?さっさと吐いちゃってよ!」

小泉「だ、だって日向ってただでさえ、女子みんなにいい顔するし……。たまに女子会やってたら狙ったように訪問してくるし……!」

小泉「しかもあんたにカメラ教えた時あったじゃない、その時忘れて行ったSDカードに、知らない女の子の写真のデータがたくさんあって…!」

小泉「それを見たら、日向のことが怖くなったのよ……!」

モノクマ「あのー日向クン? さすがに犯罪はダメだよ?」

日向「そ、それは違うぞ! 画像はクラスのヤツがネットからダウンロードした物だ!
 データが入ったSDをそいつから渡された日に、急に小泉に誘われたから間違えて持っていってしまったんだ!」

日向「ああ、なくしたと思ったらやっぱり小泉のところに……!」

左右田「ご、誤解だったみてーだな?よかったじゃねぇか!?」

小泉「……でも、日向がそういうのを見ていたことは事実だよね……!?」ジロッ

日向「」

終里「えすでぃーってなんだ?」

モノクマ「そこは問題じゃないんでスルーしていいよ、終里さん」

日向「」

左右田「ひ、日向? オレはちゃんとトモダチだからなっ!?」

日向「……そ、左右田ぁ」ぷるぷる

モノクマ「左右田クンのモブっぷりはまあいいでしょう」

左右田「おい!」

モノクマ「いいじゃん、普通のクラスメート並みには評価されてるよ? 日向クンは立ち直ってないけど、次いっちゃおうね!」


下1 左右田→終里
下2 日向→終里
下3 小泉→終里

【速報】左右田ぶっ壊れ確定

時間かかりそうなので途中ですがここまでにします、すみません
参加ありがとうございました
…どうしよう……

ちょっとだけ


日向「」ぼんやり

モノクマ「日向クン、呆けてる場合じゃないよッ」ビンタッ

日向「ぶはっ!? ……い、いきなりなんだよ!?」

モノクマ「ツッコミ枠の不足が確定したんだよ、キミにも働いてもらわないとっ」

日向「ツッコミ? 左右田がいれば十分だろ?」

モノクマ「結果をごらんなさいっ。その左右田クンが実はアカン枠だったことが判明したのです!」
 
モノクマ「小泉さんは人間不信だし、ツッコミ3:ボケ1のグループかと思ったらこのザマだよ!」

小泉「誰が人間不信よ。それより結果は100段階って聞いたんだけど……」


 左右田→終里 154
 日向→終里 46
 小泉→終里 18


日向「……154!?」

終里「おー、高っけえな!」

日向「高すぎるだろっ?」

終里「金もメシも数が大きい方がいいぞ?」

小泉「限度ってものがあるでしょ……」

モノクマ「うぷぷぷ、120超えの数値は対象への愛情が過剰なことを示してるんだよ」

日向「まともじゃないってことか……?」

左右田「だー、チクショー……。装置の製作依頼の時点で嫌な予感がしてたが、結局バレちまった……!」

日向「認めるのかよ……」

左右田「まあな。最初はただ、ツッコミ足りねえくらいのボケ役って印象だったけどよ」

終里「そーいや、オレがなにか言う度にオメー叫んでたな」

左右田「その内、こいつにはオレっていうツッコミ役がいなきゃ駄目なんだな、って分かってきて……」

小泉「いや、あんたがツッコミ入れてたの外野からでしょ」

左右田「いつの間にか目が離せなくなっちまったんだよなー。終里のボケに付き合ってるのが楽しいんだ」

左右田「こいつと一緒にいると、なんだか安心するんだよ」

日向「お、終里? お前は左右田をどう思ってるんだ?おかしいと思うことはなかったか?」ヒソヒソ

終里「変なとこはねーな。普通に良いヤツだぞ? なにかとメシくれるし、手ごたえある機械の敵を作ってくれるし」

終里「あとこんなモン作ってもらったな、弐大のオッサンに似てておもしれーぞ」ヒョイ

ミニ弐大「ナンジャア」

モノクマ「……そのオモチャから盗聴と盗撮の電波が発信されてんスけど」←希望ヶ峰製・ご都合主義装備満載のロボット

左右田「ばっ、言うんじゃねえッ」

日向「」

小泉「」

終里「よく分かんねーけど、要するに左右田はオレのことスキってことだろ? オレにとっても左右田はダチだし、仲が良い分には問題ないんじゃねえのか?」

モノクマ「キミは危機感を持とうよ」

左右田「いやー嬉しいぜ、ありがとよ。……でも、今の話を聞いてそう言うとか……」

左右田「お前って本当にダメなヤツだなぁ」にこにこ




モノクマ「……無垢というか、無知なものって裏切ることはあまりないよね。裏切り方を知らないんだから」

日向「純度100%の王女のソニアに憧れるくらいだ、左右田はそういったものを好むんだろうな。ソニアへの行動は奉仕っていう真逆だったけど」

モノクマ「ダメな終里さんを好いている感じだよねぇ、真っ新な状態がいいのかな」

日向「……でも終里は」

モノクマ「うん、たぶん膜は希望ヶ峰に来る前に破れているよ。体じゃなくて精神的な無垢?無知?っぷりを求めてるのかもね」にょほほ

小泉「あんたらサイッテーッ!!」

日向「ハッ、オレは今なにをッ? ち、違うんだ小泉!」

小泉「日向は黙ってて! ……赤音ちゃん、こっちに来なさい!」

終里「ん?」

左右田「おいコラッ、ジャマすんなよ!」

小泉「うっさい!  あんたなんなのよ!?マトモな方だと思ってたのに!」

モノクマ「あれ?好感度18なのに庇ってあげるんだ?」

小泉「そりゃ赤音ちゃんは野生児だし状況判断できないし物も空気も壊すけど、あんなストーカーに任せられる訳ないでしょ!?」

モノクマ「キミそのキャラでいくつもりなの? 本心では嫌ってるけどデレはするってなんなの?新手のデレツン?」

日向(イヤ過ぎる……)

モノクマ「そんなデレツン(爆笑)の小泉さんへの評価を測ちゃおうね!」ぽちっ


下1 日向→小泉
下2 左右田→小泉
下3 終里→小泉

ここまで


 日向→小泉 28
 左右田→小泉 85
 終里→小泉 70


モノクマ「小泉さんって世渡り上手?」

日向「だろうな……。おかしいな、オレの数値こんなに低いのか……。今回のでちょっと印象変わったからかな」

モノクマ「なるほど、日向クンは彼女のギャップに驚いているんだね? そりゃ普段はみんなの世話焼き女房ですからなぁ!」

日向「小泉はオレのこと怖いって言ったが、オレもあいつのことが怖くなってしまった…んだろうな」はは

モノクマ「デレツン(爆笑)は日向クンの心に届かなかったんだね!」

終里「小泉は別に怖くねーぞ?」にゅっ

日向「うわっ。お、終里?」

終里「話とか本ででしか知らねーけど、オカアサンってあいつみたいなヤツのこと言うんだろ?」

日向「そ、そうだな。お前どうしてこっち来たんだ?小泉が呼んでたんじゃ?」

終里「なーんか左右田と揉めてんだよな。でも、殴り合いはなさそーなんで放っておいた」

日向「揉めてる?」

左右田「だーから、このメカは渡せねぇって! 終里の様子が分からなくなっちまう!」

小泉「そうする為にやってるのよっ」

左右田「見とかねーと不安になんだよ!」

小泉「知らないわよそんな事!」

モノクマ「こらこら、喧嘩しないの。 特に左右田クン、キミ小泉さんのこと結構好きじゃない?仲良くしなよ!」

小泉「うっわ、いつの間にか測ってるし……。しかもあんたなんで85もあるのよ」

左右田「ああ、お前って普通だから元々悪い印象はなかったんだよ、キツイとこもあるけど優しいし。
 あと、お前の田中や日向、終里への好感度知って親近感が湧いてなー」

小泉「親近感?」

左右田「撮るのは人物写真ばかりっていうから、人が好きだと思ってたが違ーんだな。
 なんとなくお前の気持ち分かるわ、人って怖えーよなっ」

小泉「今回は相手が悪かっただけで、アタシにも好きな人くらいいるわ……あんたと一緒にしないで」


――

モノクマ「あ、ちなみにこのストーカーグッズはボクがボッシュートするから」ひょいっ

ミニ弐大「」

左右田「はああっ!?」

モノクマ「見つけた以上、放っておくのも後味悪いからね!」

小泉「珍しくまともなことを言うのね」

終里「持ってっちまうのか? ま、いいけどよ」

終里(部屋にまだいくつかあったし……)

左右田「マジかよ、チクショー……!」

左右田(残り3機か……別の手段考えてみっかな)

日向「モノクマ、もの凄く気疲れしたんだが……。みんな調査された後はこんな感じなのか……?」

モノクマ「人それぞれ、悲喜こもごもだよ! 計測後は大体はやるせない雰囲気になってたけどね!」

モノクマ「うぷぷぷ、じゃあボクは行くね。 またよろしくぅ!」ピョーン

小泉「二度とごめんよ!」

日向(オレはこいつらと仲良くなれたと思ったけど、勘違いだったのか……? 色々と自信なくなってきた……)がっくり


モノクマ「今日動けるのはここまでかな? 結果はこんな感じだね!」


終里  →日向 03、→左右田 59、→小泉 70
小泉  →花村 34、→田中 01、→日向 13、→左右田 49、→終里 18
ソニア →弐大 66、→七海 82、→豚神 69
七海  →弐大 85、→ソニア 92、→豚神 72
澪田  →九頭龍 09、→辺古山 49、→狛枝  24
辺古山 →九頭龍 40、→澪田 03、→狛枝 27

狛枝  →九頭龍 24、→澪田  04、→辺古山 91
九頭龍 →澪田  15、→辺古山 47、→狛枝 57
左右田 →十神 38、→日向 46、→終里 154、→小泉 85
田中  →小泉 51、→花村 10
豚神  →弐大 34、→七海 10、→ソニア 12、
弐大  →七海 88、→ソニア 29、→豚神 12
花村  →小泉 79、→田中 92
日向  →左右田 53、→終里 46、→小泉 28

戦刃  →十神 59、→腐川 19、→苗木 71
江ノ島 →葉隠 49、→大和田 68、→大神 43
大神  →葉隠 74、→大和田 85、→江ノ島 76
霧切  →石丸 154、→桑田 14、→苗木 62
セレス →苗木 22、→大和田 39
腐川  →十神 66、→戦刃 45、→苗木 91

石丸  →霧切 57、→桑田 22、→苗木 72
大和田 →苗木 51、→セレス 83、→葉隠 48、→江ノ島 82、→大神 61
桑田  →石丸 74、→霧切 53、→苗木 62
十神  →左右田 41、→腐川 36、→苗木 91、→戦刃 95
苗木  →セレス  06、→大和田 35、→石丸 68、→霧切 54、→桑田 81、→十神 09、→腐川 70、→戦刃 71
葉隠  →大和田 40、→江ノ島 49、→大神 51


モノクマ「明日も調査可能だね。 ただ、今日聞いたものより突拍子のない理由で嫌ってたり好いてたりする子が出てきそうですな」にょほほ

 ※主に>>1の力不足のせいで

モノクマ「……そろそろ学園の方から指示が来るだろうけど、どんな内容かな?」


先に3票集まったものを採用
 1.これ以上の調査は不要
 2.明日も継続して調査せよ

酉ミス。失礼しました


モノクマ「ほうほう、まだデータが必要らしいね」

モノクマ「先生方も悪ですなぁ、うぷぷぷぷぷ」



―― 翌日 ――

モノクマ「授業風景?がっつりスキップしたよ! ご都合主義万歳だね」

モノクマ「生徒もいい感じにバラけてるし、今日もやっちゃうよ! まずは【下1】期から!」

77期、78期のどちらかを指定


モノクマ「昨日と同じで78期からでいいや」

モノクマ「よーし、待ってろよオマエラ!」ピョーン


 安価を小分けします(4人分で一つの括り、同IDが次回取られた場合下に流します)
 78期から人物指定 下1 下2


 石丸、不二咲

 残り2名 78期から人物指定 下2 下3


―― 校舎 一学年教室 ――

舞園「“その場で教えてくれる”って、測られた全員に結果を教えるということだったんですか……」

山田「いかにも怪しげな用語満載だと思ったら、とんだ危険兵器でしたな」

不二咲「調査が来なかった時は寂しかったけど、対象にならなくて良かったのかも……」

石丸「その通りだ!世の中には知らなくていいこともあるのだな! 僕はまた一つ学習したぞっ」はっはっは

不二咲(笑顔が引きつってるよぉ)

山田「なーんか苗木誠殿と十神白夜殿を始め一部の方がよそよそしくなったと思ってましたが、調査の影響でしたか」

舞園「石丸君が霧切さんに怯えていることも、ですね!」

石丸「」ギク

舞園「分かりますよ?エスパーでなくても」にこにこ

山田「Oh...躊躇なく急所を攻撃しおった……」

石丸「む、むぐぐ……僕とて邪険にしたくはないのだが、ああも質問責めにされては恐怖心が……」

不二咲「質問責め?」

石丸「忘れてくれたまえっ!とにかく、厄介な計測はもう終了したのだ。君たちも安心して、」

モノクマ「まだだ、まだ終わらんよっ。まだもうちっとだけ続くんじゃ!」ピョーン

山田「ファッ!!?」

舞園「……あの、続くってなにがですか?」

モノクマ「交友関係の調査だよ! 生徒会始め各委員に回した情報では一日限りだったけど、急きょ継続になっちゃいました!」 

石丸「な、ななな……!?」

不二咲「うぅ、やっぱり」

モノクマ「で、生徒を探してたら一度も計測してないやつらが固まってんじゃん! そっちにGOするしかないよね?」

山田「石丸清多夏殿は巻き込まれ損ですな……」

モノクマ「概要はみんな知ってるから測ってもいいよね?答えは聞いてない! まずは石丸クンへの評価からねっ」


下1 不二咲→石丸
下2 舞園→石丸
下3 山田→石丸


 不二咲→石丸 09
 舞園→石丸 176
 山田→石丸 198


モノクマ「」

石丸「」

不二咲「」

石丸「……う、」

石丸「うわ、な、んなああ、なんだこれはぁぁぁぁゎあああッ!!?」

モノクマ「えーと、不二咲クン? いつもだったらキミがメインになるところだけど、それどころじゃないから最初に聞くよ。
 ……低すぎない? 黙秘は駄目だよ、理由の回答も含めての調査なんだから」

不二咲「そそそ、そうだねぇ。ボクは前菜だねぇ、これじゃ」

モノクマ「さすが製作者の一人、良く分かってるよね!」

不二咲「でも結果の表示に音声や画面表示を使うなんて聞いてないよぉ。これ、酷い装置だね……」

モノクマ「めんご★」

不二咲「……うぅ。モノクマ、耳元のマイクを近づけてくれないかなぁ」

モノクマ「分かってるよ、……はい、どうぞ!」

不二咲「えっとね、石丸君って勉強中心の生活を送ってきた割にかなり筋肉ついてるよねぇ……?
 努力もあるけど生来筋トレの成果が出やすい体なんだろうなぁ。それが妬ましくて……」ボソボソ

不二咲「なにより、心の機微への疎さがとんでもないし……。
 ボク性別を知らない頃とはいえ、華奢だの、か細いだの“僕の人生のトラウマ修飾語ベスト10”を全て言ってくたんだ……」ボソボソ

不二咲「ボクは今よりずっと弱かったから、傷ついたの顔に出てたと思うんだ。実際、普通の人は気づいてコンプリートなんてしなかったのに……」ボソボソ

不二咲「空気読んでほしかったよぉ……今も思うけどさぁ」ボソボソ

モノクマ「うん、なるほど。石丸クンに聞かせてあげられないのが勿体ないね! まあしょうがないけどっ」

不二咲「こ、この測定装置っておおよそ100が上限だったよね……?」

モノクマ「そうだよ!……たまげたなぁ」


すみません、今日はここまで
ごめんなさい、一旦時間下さい(震え声)
左右田をそれっぽくできたか不安なところで、これとか…

>>334
× モノクマ「そうだよ!……たまげたなぁ」
○ モノクマ「通常ならね!……たまげたなぁ」



不二咲「石丸君、大丈夫?」

石丸「」ガクガク

モノクマ「はーい、石丸クン深呼吸しようね。ひっひふー、ひっひふー」

石丸「な、なななぜ君は兄弟と脱衣所で交わした兄弟の契の会話を知っている霧切くん君はなぜ僕があの人を最後に罵った時の言葉を知っているのだだだだ」

モノクマ「てい」ドスッ

石丸「ぐふぅ! ……な、なにを……!?」

モノクマ「キミがトリップしてたら話が進まないんだよ!」プンスコ


舞園「もうっ。霧切さんも自分の気持ちを知ってもらったのが嬉しかったからって、ちょっと羽目外し過ぎですよ」

山田「でもああやって、怯え泣いてる石丸清多夏殿も萌えませんか?」

舞園「それは……同感ですけど」かああ

モノクマ「……オマエラ協力関係だったのね」

モノクマ「まあ表面上普っ通にクラスメートしてるし、そうだろうね!これだけ高い好感度同士が集まって争わないって不思議だもんね! エコロシアっちゃうもんねっ!」

山田「そうですな。霧切響子殿は“愛せるならそれでいい”とのことですが、僕らは嫉妬心燃やしちゃうタイプですしおすし」

舞園「だから“怯えていることは、エスパーじゃなくても分かる”って言ったんですよ。理由を知っていますから」クスクス

不二咲「き、霧切さんがどうして出てくるのぉ……? もしかして」

モノクマ「その通り! 特例で教えるけど石丸クンへの評価が154だよ、舞園さん達と同じレアケースだねっ」

不二咲「ふえぇっ!?」


山田「僕はあるたんに恋し、その恋が破れ去り、そして不二咲千尋殿の性別を知ったことで悟りました」

山田「二次元も三次元も性別も関係ねぇ! 尊いもんは尊いし萌えるもんは萌えるのだとッ!!」

舞園「分かります、すごく分かりますその気持ち!希少価値の高いものは正義です!
 ここまで愚直で清廉で前向き過ぎて後ろを振り返れない人っていませんもん!」

山田「そして、ぶー子ちゃんへの恋の切欠けよろしく、石丸清多夏殿の夢を見てからときめきが止まらなくて……。
 ぐふふ、内容はヒミツですがぶー子ちゃんへ以上の衝撃を伴ってたとだけ言っておきましょう……!」

山田「その後舞園さやか殿らが同士と分かり、結託……今に至るのです」

舞園「愛する人が同じだと通じることが多くて楽しいですね」

山田「そうですなー。でも同人と違って題材はオープンなものではないですから、独占欲が酷くてですねー。
 正直僕としては彼を軟禁なり監禁なりして囲ってしまいたいくらいなんですがなー」

舞園「だからそれは駄目ですって。私もちょっと考えましたけど。
 いくらシュミレートしても彼、壊れて反応しなくなっちゃう結果になったじゃありませんか」

山田「僕は一緒にいられるならそれでも幸せですが?」

舞園「だからなんで山田君は最終的に自分本位な結論になるんですかっ。石丸君が笑ってることが一番でしょう?」

モノクマ「こらキミたち!たとえ生徒だとしても、他の生徒を再起不能にするような真似はボクが許しません!
 卒業後も同じだよっ。オマエラ希望ヶ峰のブランドを汚す気か!?」

不二咲「二人に聞きたいんだけど、嫉妬が強すぎて誰かを、こ、殺す、とか……ないよねぇ……?」

山田「ないない。 そこは安心していいですぞ、ちーたん」

山田「それが許される時代や漫画やクローズドサークルの殺人ゲームならともかく、現代社会でんなことしたら豚箱か鉄格子のある病院行きです。
 そんなことになったら、きよたんを見ることもできなくなりますやん」

不二咲「そ、そうだよねぇ? よ、よかっ、」

山田「ですから僕は、憎き相手を紙の上で殺(バラ)すッ!
 開腹水責め汚物責め電気燃焼、気の済むまで痛めつけておりますぞ……なんせ二次元の可能性は無限大!」ピロリロリーン!

不二咲(うわぁ)

山田「僕のスケッチブックは仕事用・趣味用以外にも、石丸清多夏殿用・恨み帳(グロ注意)と揃っておりますぞっ!」

舞園「恨み帳いいですよね、見たらストレスが吹き飛びます」にこにこ

不二咲「……へ、へぇ、よかったね……」

不二咲(ボクもう泣いていいかな)グスッ

モノクマ「慕われて()よかったねえ、石丸クン。ねえねえ、今どんな気持ち?」

石丸「つ、つまりじ、人望があるということだな! こここ、光栄なことだッ!」

モノクマ「精神衛生上、そう思い込んでおいた方がいいだろうね」



舞園「そうだ、この機会に石丸君に聞いてほしいことがあるんです!」

石丸「な、んなな何かねっぇ!?」

不二咲(声がひっくり返り過ぎだよぉ)

舞園「知っての通り、アイドルは私の生きがいです。ですが、最近それ以上の目標ができたんですっ」

舞園「私、頑張って芸能界の頂点取ります!石丸君の大好きな努力の力で!」にこっ

石丸「そ、それはいいことだっ!僕も応援するぞ!」

舞園「はい!ありがとうございますっ」

舞園(その権力を使って石丸君の活躍を全力で後押ししますっ。あなたの邪魔をする人達を、全員社会的に潰してあげますから!)

舞園(って、言えないですけどね。あなたはそんなこと、求めませんから。
 けど、そうしてあげたいって思うんです。 ……あら、これじゃ私も山田君と変わりませんね、とても自分勝手です)

山田「舞園さやか殿、あの件についてもお願いしておかないと」

舞園「あ、そうですねっ」

石丸「お願い……?」

舞園「はい! 単調直入に言いますが、結婚や交際をしないで欲しいんです!」

不二咲(うん、知ってたよぉ)

山田「政界を生きる上で、伴侶が必要ということは承知の上ですがねぇ」

舞園「さすがの私達もそれだけは許容できません。あなたが誰か一人のモノになるなんて!」

山田「その時は、僕の恨み帳の内容が現実のものになってしまうでしょうな! チミドロフィーバーも真っ青の惨劇をお約束しますぞ!」

石丸「」

不二咲「」

モノクマ「だ・か・ら、そっち系の才能じゃないのに犯罪行為はやめてよ! 学園だってもみ消すのは大変なんだぞ!?」

石丸「」ぷしゅー

不二咲「ああっ、石丸君の頭から煙がっ!?」

モノクマ「またキャパオーバーか。 しょうがないなぁ、話題を変えるためにも不二咲クンと舞園さんをチェックしよっと」


下1 石丸→不二咲
下2 舞園→不二咲
下3 山田→不二咲
下4 石丸→舞園
下5 不二咲→舞園
下6 山田→舞園


 石丸→不二咲 82
 舞園→不二咲 35
 山田→不二咲 92
 石丸→舞園 79
 不二咲→舞園 53
 山田→舞園 02


石丸「」ぷしゅー

モノクマ「あーあ、まだ戻ってきてませんな。じゃあ石丸クンは後回し! 舞園さんから理由をどうぞ!」

舞園「簡単ですよ、石丸君と仲がいいからです。 不二咲君が彼を嫌っていると分かって安心したので、中途半端な数字になってますけどね」にこっ

不二咲「だ、だよね……。むしろそれ以外ないよね……うぅ」

舞園(でも不二咲クン、さっきはちょっと暴言が過ぎてましたよ?)

舞園(内緒話で済ませたと思ったら大間違いです。分かりますよ? エスパーですから)うふふ

不二咲「」ゾッ

不二咲(いま寒気がしたよ……なんでぇ?)ビクビク

モノクマ「山田クンは不二咲クンへの評価が高いね。舞園さんと同じく嫉妬してそーな気がしたけど」

山田「うーむ、僕も舞園さやか殿と意見は同じですが……あるたんと出会わせてくれた不二咲千尋殿には、感謝しても足りませぬ! それとこれとは別ですな!」

舞園「山田君の恨み帳には不二咲君は載っていないですもんね」

不二咲「逆に舞園さんの数値がすごいことになってるけどぉ」

山田「だってぇ、彼女はいわゆる恋敵ですやん。綺麗な顔して腹に色々と抱えてますやん!」

山田「いくら会話を重ねても、全っ然本音で話した気にならないとはどういうとですかっ!? 同士とはいえ、気にいらねぇ!」

山田(そりゃ舞園さやか殿専用の恨み帳もどんどん溜まりますがな、最近は処分が追い付かなくて困っておりますぞ!)

舞園「分かってましたけどストレートに言われると堪えますね……」

モノクマ「山田クンも情緒不安定だなぁ。 じゃあ最後はキミを測るよっ」


下1 石丸→山田
下2 不二咲→山田
下3 舞園→山田

山田と同士になる為に石丸を利用した・・・?


石丸→山田 67
不二咲→山田 57


モノクマ「おやおやおや?舞園さんの結果表示が遅れてるね」

不二咲「連続でレアケースを測定したから、先生たちからのデータの参照がかさんで重くなってるのかも……」

舞園「じゃあ先に、この二件の解析をしましょうっ」

不二咲「ボクは特にいうことないなぁ」

山田「平均値ですからね。友達っていいもんですなぁ」むふふ

不二咲「そうだねっ。(極端すぎる人から言われたら余計にそう思うよ)」

石丸「ぐ、ぐぐぐ……」

モノクマ「あ、戻ってきた。石丸クン、キミあんなこと聞かされても結構高い得点出すんだね」

石丸「皆、僕と対等に付き合ってくれる友人だ……! これしきのことで、嫌う筈がない……!」

モノクマ「キミってやつは本当に愚直だなぁ」

山田「そこがいいではないですかっ!?」反論!

不二咲「石丸クン耳を塞いでっ」

石丸「む? こうかっ?」パッ

山田「愚直で結構、そこが彼の魅力なのです!人間関係に疎く信じ込み易い!
 そんでもって性知識も保健体育レベルで僕が夢で[検閲されてました][検閲されてました][検閲されてました]しても恥じるばかり!
 人を親しみ裏切らないという人材は貴重なのですぞ!?」

舞園「その通りですっ。山田君いいこと言いますねっ!」

山田「あっはい」

モノクマ「ツッコむのもヤだからスルーすんね」

モノクマ「山田クン、舞園さんの方が石丸クンからの評価が高いけど どう思うの?」

山田「特に悔しくはないですなぁ。僕は自分がキモオタ系だと自覚しておりますし。異性のアイドルに勝てる訳ないですからな」

不二咲「……あ、舞園さんの結果が出るみたいだよ」

モノクマ「ほう、どれどれ……」



舞園→山田 198


石丸「」

不二咲「」

山田「」

モノクマ「」

山田「……ほえっ?」


一旦ここまで
うん、すみません、またなんだ
壊れた人が最初の対象以外に66~99を出した時は、どうすべきなんだろうとか考えてた矢先にこれだよ!
俺の妄想力が追い付いてなかったらごめんね……(震え声)



舞園「……ふふ」

舞園「このメンバーで計測されたのは残念でした。私にも苗木クンの不幸が移っちゃったのでしょうか?」

モノクマ「はーい自供頂きました。これから修羅場のお時間です! ワックワックのドッキドキだね!」

石丸「た、確か山田君は舞園君を嫌っていたのではないのかね!? 差が開きすぎて危険ではないかっ!」

不二咲「空気読んでよっ」

山田「い、石丸清多夏殿! 僕は彼女とOHANASHIする故、耳を塞いで下さいっ!」

石丸「承知した! これ以上聞くとおかしくなってしまいそうだからな、申し出をありがとう!」パッ

不二咲(石丸君の危機意識がどんどん鍛え上げられていくよ。ダメなKYを卒業できる日も近いのかな……)

山田「舞園さやか殿? ご存じのとおり、僕はきよたんLOVEであってですね、正直あんな数字見せられても困るだけといいますか……。
 それにあなたは恋敵として憎いのですよ」

舞園「私はあなたからの好感度を知って嬉しかったですよ? 山田君、私専用の恨み帳を描いているんですよね?」

山田「ファッ!!?」

舞園「霧切さんが教えてくれましたっ。 描いてくれるってことは関心をくれているってことでしょう?本当にどうでもいい人は気にも掛けないですもんねっ」

山田「あのーそれは人によりけりだと思いますが。 僕の場合は嫌いでも意識から消えないので憎しみを紙にブツけているのです……」

舞園「私を想っていることに変わりはないじゃないですか」

山田「お、おう」

モノクマ「舞園さんにしつもーん! 調査委員会の人から『山田と同士になる為に石丸を利用した…?(>>369)』 って推察が届いてるんだけど」

舞園「利用なんてとんでもない。 私は真剣に石丸君も愛しています!」

山田「それは僕が保障しますぞ。中途半端なにわかは僕は同士として認めませんッ」クワッ

舞園「でも、私は山田君への愛の方が強かったみたいですね。 やっと分かりました、その点はモノクマに感謝します」

モノクマ「いやー褒めないでよ」にょほほほ

舞園「私、石丸君のこと大好きでよかったです、そうでもなければ嫉妬に狂って彼に危害を与えてたと思いますから。
 ……いえ、もしかしたら手を血に染めたくなかったから、私は石丸君のことを好いてるのかもしれません」

不二咲(仮にその通りだとしたら、舞園さんどれだけ山田君のこと好きなのぉ……? 自分の気持ちを意思で捻じ曲げて恋したってことだよね……?
 他の人に敵意を向ける山田君とはタイプが違うけど、彼女も怖いよ……!)グスッ

舞園「迂闊なことをすれば山田君の言う通り、好きな人の側にいられなくなっちゃいますからねっ」

舞園「石丸君を追うことで私と山田君はずっと共にいられる。嬉しいこと尽くめじゃないですか」

舞園「戦線協定を結んでいるから、山田君は石丸君を手に入れられない。ずっと陰から応援することしかできない。
 そして傍に私がいる。私は報われない恋を全力で努力して追いかける山田君を、ずっと見ていられる」

舞園「これって、私と山田君は結ばれるってことですよね?」

舞園(私が芸能界を掌握した暁には石丸君だけじゃない、あなたも援護するって決めてましたよ。石丸君を応援すること自体、山田君には言ってませんでしたが。
 あなたも、自分の作品の力だけで成功したいと思ってるでしょうから)

山田「いやいやいや、なんちゅー自己中心的な暴論振りかざしているんですかぁっ」

舞園「山田君の石丸君への想いも似たようなものじゃないですか。 私だって、自分勝手なんですよ?」

山田「むぐぅ、それを言われたら黙るしかないでござる……!」

山田(ぐ、ぐぬぬぬぬ……! こりゃアカン!場合によっては舞園さやか殿を三次元でも始末する必要が、)

舞園「私はただでは殺されませんよ、山田君」

山田「だぶぅ!?」

舞園「あなたの考えていることは読めますよ。私はあなたのこと、大好きなんですから」にこっ

不二咲(エスパー関係なくなった!?)

舞園「ええ、ただ死ぬなんて許しませんとも。私は生きてアイドルを続けたい、生きて好きな人を愛し続けたいんです」

舞園「私が殺されたら、絶対に山田君が犯人である証拠を残します。画像でも音声でもダイイングメッセージでもなんでも。
 それに、例え他の人に殺されたとしても、山田君が犯人と冤罪を被せるように根回ししていますから!」

山田「一手先をいかれてたぁぁ!?」

舞園「そうなれば山田君は刑務所行き。確実に行ってもらいますよ? たとえ希望ヶ峰だとしても揉み消すことができないくらいに、大々的に情報を回します。
 そして、山田君は残りの人生を私を殺したという十字架を背負って歩いていくことになります。憎くて堪りませんよね、私を忘れることなんてできませんよね?」
 
舞園「もしくは、殺される時に何が何でも山田君を道づれにしますから」

舞園「どちらにしても、山田君の人生を私が支配したことになりますっ。石丸君を好きでいられなくなるのは残念ですが、それでも私は幸せですっ」にこっ

山田「サーセンもう考えません。これからも同士としてよろしくお願いします」土下座

舞園「はい、ありがとうございますっ!」

 カーンカーンカーン!

モノクマ「試合しゅーりょー! winner 舞園さん!」




石丸「……む? 解決したのかね?」ビクビク

不二咲「た、たぶんね……」

舞園「これで調査終了ですね、じゃあ山田君、一緒にここを離れましょう」

山田「な、なぜにっ!?」

舞園「これ以上怯えさせたら、石丸君が壊れかねませんよ?ちょっと間を開けましょう。
 なんだかんだ言っても、壊れた彼より笑っている彼の方がいいでしょう?」

山田「そ、それもそうですがなぜ貴女と一緒にいかなくては」

舞園「言わせないでくださいよ。ほら、行きますよっ」

山田「ひぎゃあああ、足が竦んでいるのに勝手に前へ進んでいくぅうううう、らめええええぇ……」

スタスタスタ……

不二咲「……」

石丸「……」

モノクマ「うぷぷ、レアケース多すぎだね。 “苗木クンは中心じゃないけど愛にあふれたクラス”でよかったね!」ピョーン

不二咲「それは違うよぉ! 愛じゃなくてもっと狂的な何かだよ!」

石丸「うむ、仲良きことは美しき哉っ!」

不二咲「そんな言葉でまとめちゃダメぇ! ……って石丸君目が空ろだよぉ、戻ってきてぇ!」

不二咲(うぅう、嫌いって思ってたのに……これじゃ、同情せざるをえないよぉ……)


モノクマ「レアケースが三件……」

モノクマ「いいねいいね! 実にエクストリームな展開だよ!」ぶひゃひゃひゃ

モノクマ「うぷぷぷぷっ。あー、面白かった! 次は77期の……この集団に決めた!さて今度はどーなるかなっ?」


 安価を小分けします(4人分で一つの括り、同IDが次回取られた場合下に流します)
 77期から指名 下2 下3


日向、弐大

残り2名 77期から指名 下2 下3


―― 保健室 ――

西園寺「転ぶなら一人で転べよブタぁ! わたしと日向まで巻き込みやがって!」

罪木「ふえぇ、すみません。手当ての後なんでもするから許してくださいぃ!」

西園寺「汚ねぇ涙と醜い言葉を出す暇があるなら手を動かせっ!」

罪木「はひぃ!」

弐大「厳しいのぅ」

日向「罪木、その口癖はやめてくれって言ったじゃないか。もっと自分を大事にしてくれよ。西園寺もそう思って、黙れって言ったと思うぞ」

罪木「ほ、本当ですk、」

西園寺「黙れ、そんな訳ないでしょっ」むすっ

罪木「」もくもくもく

日向「そういえば弐大は最初から保健室にいたけど、どうしたんだ?」

弐大「今度ワシと罪木が同じ講習に行くことになったんじゃ。その打ち合わせをしたくてのう」

罪木「……終わりましたっ! 弐大さん、お待たせしてしまい申し訳ないですぅ」しゅん

弐大「なーに、気にするでない!」がっはっは

弐大「っと、お前さんがた終里を見なかったか? 用があるから喧嘩売りに行けない、などと言われたのじゃが」

西園寺「なぜか小泉おねぇとお茶しに行っちゃった」

日向(世話焼き気質がさく裂してるんだろうな……。聞いた話じゃ左右田はいつも通りっぽかったけど)

日向(うーん、こうしてみんなと話してると普通に友達付き合いできてると思うんだけど……。
 昨日の一件を考えると、俺の勘違いかとも思えるんだよな……いかん、疑心暗鬼になってる)

西園寺「小泉おねぇ、日向が来るって言ってもそっちを優先したんだよ。なにかあったのかな……」

モノクマ「昨日の交友関係の調査のせいですよぅ。西園寺さんはそんなことも分からないんですかぁ?」

西園寺「んだとゲロブタ!?」

罪木「私じゃありませぇんっ!」

弐大「無ッ、モノクマ!?」

モノクマ「やあやあみんな! ちなみに今日もやってるし今から好感度を測るから、よろしくねっ」

日向「またあんなことをやるのかっ!?」

モノクマ「そう言ってるじゃん、分かれよ! では日向クンへの評価からいっちゃいましょう! 奇特な予備学科生には、果たしてどんな結果が待っているのか!?」


下1 弐大→日向
下2 罪木→日向
下3 西園寺→日向

おにぃとすら呼ばんわけだ


 弐大→日向 98 
 罪木→日向 96
 西園寺→日向 00


日向「……」

西園寺「うわぁ」

日向「や、やったぞ!」ぱああ

西園寺「えっ」

日向「お、俺はちゃんと交友できてたんだな!? 俺の行いは間違ってなかったんだ!」

西園寺「なに言ってんの?きっしょ」ペッ

モノクマ「日向クン、西園寺さんの項目をきちんと確認してみよう?」

日向「」


日向「い、今は西園寺の件は置いておこう! 弐大、罪木!お前たち俺のことをあんなに高く評価してくれたんだな!」

モノクマ(立ち直り早くなったなぁ)

罪木「ふゆぅ」かああ

弐大「……」かああ

日向「え、えっと罪木はともかく弐大までどうして赤面してるんだ?」

弐大「そ、それはのう……ぬぅ、腹ぁ括るしかないか」

日向「へっ?」

弐大「お前さん学園側がいい顔をしない上に距離があるというのに、本科のワシらと交友を持とうとしたじゃろう」

弐大「最初、ワシはその打たれ強さと不屈の精神に関心しただだけじゃった。鍛えがいのある逸材としてな」

弐大「だが共に過ごす内に、ワシはどーもお前さんに……」目元押さえ

弐大「…………惚れてしもうたらしぃ」←小声

日向「」

モノクマ「左右田クンの件で感覚が鈍ってたと思うけど、基本約100段階だからね? 
 確かに90以上でも羨望(>>76)の場合もあるけど、女が女に92だった時も(>>167>>168)まんま恋してたし、98なんて……ねえ?」

西園寺「ホモの話も日向の話題も声も聞きたくないから、耳塞いでていいかなー?」

モノクマ「いいよー。今は弐大クンと罪木さんのターンだし」

西園寺「じゃあ目も瞑っちゃうねー」

日向「に、弐大? じゃ、じゃあお前がたまにちょっと怪しい言い回しをしてたのも……」

弐大「……本気だった、と思って貰ってかまわん」かああ

日向「……」

罪木「ちょ、ちょっと待ってくださぁい!」

日向「罪木!?」

罪木「わ、私だって私だって……日向さんのこと、大好きですぅ!」

罪木「よ、予備学科の人に苛められてたところを助けて頂いて……お金も体も求めずに慰めてくれてぇ……!」

罪木「その後もずっと優しくしてもらって……私は本当に救われたんですぅ。本当に、本当に嬉しかったんです……日向さんは私のヒーローなんですよ……」

罪木「だ、だだから弐大さんだけ注目してもらっちゃ困るといいますか、ひ、日向さんを取ってほしくないといいますか……!」

弐大「無……そ、そうか」

日向(まずい、前回と真逆で状況についていけない)


モノクマ「よかったねぇ、日向クン。それでそれで西園寺さん」ぽんぽん

西園寺「なに? 終わった?」

罪木「そういえば西園寺さんは00ですねぇ」

弐大「うむ、意外といえば意外……か?」

日向「ど、どうして……?」

西園寺「見ての通り、わたしはあんたのことが嫌いってこと……でいい?モノクマ」

モノクマ「ダーメ。理由も言ってちょうだいよっ」

西園寺「……」

西園寺「今更遅いけどさ……。こいつらに聞かれたくないよ。ただでさえ印象悪くなったのに、これ以上日向のせいで下げられたくないもん」

モノクマ「しょうがないなぁ。まあ最低値だもんね! 特別に移動してから聞いてあげるよ!」グイッ

西園寺「きゃっ」

モノクマ「オマエラそこを動くんじゃないぞ? いいな!?」ピョーン

弐大「行ってしもうた」

罪木「逃げたら……うう、考えたくもない罰が待ってそうですぅ」


―――

西園寺「あのねっ、元から本科へ擦り寄ってくる奴って、気にいらなかったの!」

西園寺「わたし達は才能や環境に選ばれて、今の業績を建ててきたんだよ? 変態の狛枝おにぃでさえ妙ちくりんな“幸運”に振り回されてきたんだ」

西園寺「それがぬくぬくと平凡に暮らしてた奴がずけずけと恥も知らずに近づいてきて、ふつーの予備学科なら諦めるところも食い下がってきて、
 揚句の果てに他の奴らと仲良くなってさぁ」 

西園寺「……しかも、私にお父さんが言ってた言葉みたいなこと言うんだよ? よく似た優しい口調で」 

西園寺「その時おめぇが言っていいことじゃないんだ、お父さんを汚すんじゃねえ、って思ったらもう嫌悪感が止まらなくなっちゃったよー」

西園寺「蟻タンはぷちぷち潰したら気持ちいいけどさ、日向は踏みたくないよ。足元が汚れちゃうからねっ」

―――


モノクマ「ただいまっ」ピョーン

日向「さ、西園寺……その、」

西園寺「……わたしからの評価見たでしょ? それが全てだよ、あんたちには何も言わない」ぷいっ

弐大「日向、やめておけ。そ奴の意志は固いようじゃ」

罪木「う、うゆぅ…」

モノクマ「もう、空気が湿気てんじゃん! 弐大クンと罪木さんを一緒に測ってやるから、雰囲気変えようよ!」

モノクマ「オマエラも話題を変えた方がいいって分かってるでしょ?」ぽちっ


下1 日向→弐大
下2 罪木→弐大
下3 西園寺→弐大
下4 日向→罪木
下5 弐大→罪木
下6 西園寺→罪木


ここまで。参加ありがとうございました

>>410 そういうことにさせて下さい(ミスでした、失礼しました)


 日向→弐大 49
 罪木→弐大 44
 西園寺→弐大 57
 日向→罪木 66
 弐大→罪木 21
 西園寺→罪木 25


モノクマ「うーん、罪木さんへの評価の微妙さ。西園寺さんのは絶妙だけどねっ」

西園寺「当たり前じゃんっ。ビクビクウジウジと顔色を窺って、ムカつくんだよね」

西園寺(そんな受動的な態度じゃ、自分の身は守れないのにねー)

罪木「その、西園寺さんからは覚悟してたのでいいんですが、」

西園寺「」イラッ

罪木「に、弐大さんはなぜ……す、すみません!私が好かれる筈ないですね、
 日向さんから66も頂いてるのが間違いですよね、烏滸がましいこと言ってごめんさぁい!」

日向「落ち着け、俺の数値は本物だからっ」

モノクマ「装置の性能は折り紙つきって言ったでしょ!」

西園寺「弐大おにぃもゲロブタにイラついてたんでしょ?」

弐大「違うわい。……罪木、この間ワシの心臓のことを教えたじゃろ」

日向(あっ)察し

西園寺(うっわ、なんて馬鹿な真似してんのさ)

罪木「そ、そうでしたね。私なにか粗相したでしょうか、結局うやむやになっちゃいましだけど」

罪木(最期まできっちりお世話する気満々でしたのに、強引に話を打ち切られたんですよね……)

弐大「……粗相などなかったが、あの時のお前さんは恐ろしくてのう……。
 いや、ああなってしまうのはお前さん自身が原因ではないと分かっておるんじゃが」目逸らし

罪木「はい……?」

日向「も、モノクマ、次をやってくれないか? うやむやに終わらせた方がいいと思うんだ」

西園寺「っに勝手なこと言ってんだ! でも……わたしも同意見。あのビッチ、確実に理解しやがらないよ」

モノクマ「いいよー。進行が遅れるのはボクも困るからねっ。 最後は西園寺さんの番だよ!」


下1 日向→西園寺
下2 弐大→西園寺
下3 罪木→西園寺


 日向→西園寺 51
 弐大→西園寺 29
 罪木→西園寺 43


モノクマ「おやまあ、また微妙っすね」

西園寺「……ふん!わたし普段から口悪いもんっ。そりゃいい顔されないに決まってんじゃん、妥当だよ!」ぷいっ

日向「罪木、次の結果が出たぞっ。意外と高いじゃないかっ」

罪木「はひぃ! ……え、えと高い……ですか?」

弐大「ちと苦しくないかのう。(話を逸らしてくれて助かったが)」

西園寺「あれだけボロクソに言われてる割には、ってことでしょ? っていうか、あんたからが一番低いんだけど?」

弐大「……ぐ。お前さんはただでさえ小さいと言うのに朝食がグミというのは感心でき、」

西園寺「予想通りの答えをありがとう、この糞野郎! 私はこの体型で売ってんだから小さくてもいいんだよっ」むすー

罪木「私、西園寺さんのこと嫌いじゃないですよ? ぶつけるのは言葉だけで、泥でもカッターでもないですから」にこにこ

西園寺「うっさいなっ」

モノクマ「弐大クン……キミ、中間の数値がないよね。好きか嫌いかしかないの?」

弐大「ぐぅ! まいったのう、現状じゃ返す言葉もないわい!」がっはっは

日向(笑うところなのか……?)

モノクマ「それで西園寺さん、日向クンの数値についてはどう思うのさ?」

西園寺「は?言う必要があると思ってんの?」

モノクマ「取り付く島もないね!」

日向「」


罪木「ふふ……えへへっ」

モノクマ「おや、嬉しそうだね?保健委員だからって怪しい薬使うのはご法度だよ?」

罪木「ち、違いますよぅ!その、私でもそれなりに評価されてるのが嬉しくて……!
 調査のことを知った時は0ばっかり頂くのかと思ってましたけど……。杞憂になってよかったですっ」

日向「」

弐大「落ち着かんかあ!西園寺から0を受けた日向への当てつけになっとるぞ!」

罪木「ひ、ひひゃあっ。す、すみません私なんかが日向さんを侮辱しちゃいました、ごごご、ごめんなさいぃ!」

西園寺「うるさいよお前らっ!」

日向「い、いや、いいんだ」ちらっ

西園寺「」ぷいっ

日向(目も合わせてくれない……)

日向「西園寺。好感度の数字を知っただけでお前を嫌うなんてこと、俺はしないからな」

日向「よかったら、いつか理由を話してほしい」

西園寺「……ふんっ。そんな日は来ないよ、ずっとね」


弐大「最低値となると、ワシらから何を言っても無駄じゃろうなあ。……それでも西園寺と関わるか?日向」

日向「ああ、もちろんだ」

弐大「その意気や良し!さすがワシが惚れ込んだ男じゃ!」

日向「……弐大。俺は、」

弐大「言うな、分かっとる! 数字が暴露されて全部バレたと思うて言ってしもうたが、困らせただけじゃったのう、すまんかった!」

弐大「それでもお前さんは、ワシを嫌うことはなかった。それで十分じゃ」

日向「……そうか、お前がそう言うなら俺からは何も言えないな。……これからもよろしくな」ニッ

弐大「応!」


罪木「ふふ……えへへっ」

モノクマ「いつまで笑ってるのさ。やっぱり何かキメてるなっ?」

罪木「だから違いますって!」

罪木(実はそれだけじゃないんですよぅ……日向さんから、私が一番好かれてたんです!)

罪木(そんなの嬉しいに決まってるじゃないですかぁ)にこにこ

モノクマ「ふーん。ところで日向クン来てるけど、ご機嫌のあまり気づいてないみたいだね」

罪木「」ハッ

日向「えーと、罪木? お前が俺に言ってくれた事について話してもいいか?」

罪木「は、はい!あの、日向さんが大好きってことは本当で……その、良かったら……お返事が欲しいです。
 も、もちろん今すぐじゃないんですっ。ただ1年後にとか言われたらわ、私日向さんに何をするか……!」

日向「そんなに待たせる訳ないだろ!?でも、ちょっと時間が欲しいのは確かだ。
 ごめんな、こんな形で分かったんで混乱しているんだ。 ……待ってくれるか?」

罪木「は、はい大丈夫です! 私、待ってますからっ!」

罪木「ずっとずっと、ずぅーっと待ってますからね!!」

日向「お、おう……」

日向(知ってたけど、罪木の想いって潰されそうなくらい重量感があるよな……)


モノクマ「話が長いんで無言退席しちゃったよ」

モノクマ「日向クン中心に進んじゃったねえ。よっ、主人公!」

モノクマ「彼の場合は主人公っぽいラスボスの素質もありそうだけどね、うぷぷぷ」

モノクマ「さてさて、次は……この【下1】期のグループだ!」

 77期、78期のどちらかを指定


モノクマ「ヒャッハー! 78期を計測だー!」ピョーン

 安価を小分けします(4人分で一つの括り、同IDが次回取られた場合下に流します)
 78期から指名 下2 下3


葉隠、朝日奈

残り2名 78期から指名 下2 下3


―― 校舎 一学年教室 ――

葉隠「どこいっちまったんだべ……!?」ガサゴソ

桑田「もう諦めた方がいいんじゃね?たかが紙だろ?」

葉隠「紙じゃねえ神札だべ! あああ、あれがねぇと、数日後にヤーさんに連行されちまうって占いに出てんだって! だから肌身離さず持ってたのに……!」

桑田「ンなモンどーしたらなくせんだよ」

葉隠「屈むときに邪魔になるから、つい取り出して置いちまったべっ」

桑田「つい、じゃねーよ!ホントにそれ大事に思ってんのか!?」

朝日奈「いた、葉隠だ! 腐川ちゃん、葉隠がいたよ!」

腐川「そんな大きな声で言わなくてもわ、分かるわよ……」

朝日奈「このやけに角ばったお札、葉隠のでしょ? 腐川ちゃんのノートに挟まってたんだって」

腐川「そのせいでノートが破れたのよ、文句言わなきゃ気が済まないじゃない……!」ギリギリ

葉隠「ああああ!それ探してたんだべ! ありがとな朝日奈っち、腐川っち!」

腐川「聞きなさいよっ。……さてはワザとね、あたしなんて無視して良いって思ってるんでしょ……!?」

桑田「単に周りが目に入ってねーだけだろ」

モノクマ「そうだね、みんな観察力ないよね!キュートなボクがいるのに気付かないなんて!」コソッ

朝日奈「あれ?教卓の裏からモノクマが出てきた。なんで?」

モノクマ「経験者が多いし、説明は省くよっ。 さっそく葉隠クンと朝日奈さんからね!」ぽち

腐川「げっ、その機械って……!」

桑田「やめろアホ!また霧切ちゃんみたいなのが出てきたらヤベエだろ!?」


下1 朝日奈→葉隠
下2 桑田→葉隠
下3 腐川→葉隠
下4 葉隠→朝日奈
下5 桑田→朝日奈
下6 腐川→朝日奈


 朝日奈→葉隠 65
 桑田→葉隠 91
 腐川→葉隠 19
 葉隠→朝日奈 34
 桑田→朝日奈 31
 腐川→朝日奈 88


モノクマ「じゃじゃーん、こんなん出ましたけど~?」

葉隠「腐川っちが朝日奈っちに88!? それに桑田っちのはなんだべ!?」

腐川「な、なんで二日連続で、男が男に91を出してる様(>>206)を見なくちゃいけないのよぉ!?」

朝日奈「あ、これさくらちゃんが話してた好感度の測定だねっ。確か100段階だったっけ?」

桑田「基本はな……」

朝日奈「……腐川ちゃんはともかく、葉隠とあんたは何で低いの?」

桑田「あー……ほら、こないだ俺らと朝日奈ちゃんとでドーナッツ屋行ったじゃん?」

朝日奈「うん、三名様割引のサービス券の期限が切れそうだったから誘ったやつだね。さくらちゃんや他の子とは予定が合わなかったんだっけ」

桑田「朝日奈ちゃん、盛り合わせの大食いメニュー頼んだよな?」

朝日奈「うん、期間限定のやつだね……もしかして、手伝って貰ったのがまずかった? 言う程量もなかったし、おいしかったけど」

桑田「朝日奈ちゃんのドーナッツ専用胃袋を基準されちゃー困んだよなー。今だから言えるけど、マキシマムヤベエ多さだったぜ?」

朝日奈「あう、そっか……ごめん」

朝日奈「ところで霧切ちゃんがどうかしたの?」

桑田「……それはノーコメで」



ここまで。参加ありがとうございました
さて、腐川はともかく桑田をどうしよう

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774   2014年08月11日 (月) 16:19:41   ID: 1y1Quj2p

安価やる人ってすげぇなw
頑張って下さい!

2 :  SS好きの774さん   2015年03月24日 (火) 00:11:17   ID: iUJJqBX8

舞園さんと霧切さんが苗木love じゃない上に、まさかの石丸&山田love なのに絶望しました

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