八幡「雪ノ下陽乃・・・おまえの負けだ」 (48)

俺の高校生活・・・
なんだかんだいって楽しかった

奉仕部にはいり、雪ノ下や由比ヶ浜と知り合い
いろいろあって、戸塚や材木座とは友達というものになれたんだと思いたい。

それに、クラスの葉山や三浦、その他諸々ともそれなりに親しくなったつもりだ。

まぁ、そうなるまでにはいろいろ苦労した。
なにもみんなと仲良くなるために苦労したわけじゃない。
結果としてこうなった。ってのが正しいだろう。

簡潔にいえば、ボッチエリートの俺がクラスメイトAぐらいにジョブチェンジしたんだろうな。



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いつもの立て逃げか?

だが、そんな日々はどんどん壊れていった。

最初の異変は葉山だった。

普段なら学校を休むなぞ考えられないあいつが何日も学校をやすんだ。

葉山が戻ってきたのは一週間後、そろも右足を複雑骨折しておりサッカーを続けるのはほぼ不可能だそうだ。

葉山にどうしたのか聞けば、事故に遭ったの一点張り。

逆に俺が葉山に心配された。

俺はその時は葉山の心配の意味を理解できなかった。

次は戸塚だ。

戸塚は男だ。可愛いし可愛いが男だ。

そんな戸塚が突然俺に話があると放課後体育館裏に誘ってきた。

俺は戸塚ルートに入ったと確信し、その誘いに乗った。

しかし、俺の期待とは裏腹に戸塚の話しは複雑だった。

その内容は、下駄箱に女の子から手紙が入っておりどうやらそれはラブレターらしい。

好きですという愛の告白と返事をもらう待ち合わせ場所と時間が書いており、それをどうするか戸塚は迷っていたようだ。

俺はどこかで思っていた。もしかして戸塚は、男が好きなんじゃないかと。こんなこと思うのは友達としてサイテーだとおもうがな。

しかし現実は違っていた。戸塚も男。やはり異性に並々ならぬ興味をいだいていた。

俺はいってやればいいじゃねぇか。と、戸塚にいい放った。

それを聞いて安心したのか、戸塚はダイヤモンド級の笑顔を振り撒きありがとうと俺に言い、走っていった。

この時、俺が戸塚に行くなと言っていれば戸塚を救えたのだろうか?

次の日

戸塚は学校に来なかった。
平塚先生の話によれば、精神異常により人との会話も困難な状態らしい。

ホームルームのあと、俺だけが平塚先生に呼ばれた。

先生の話によると

戸塚は街の路地裏で男たちに襲われ、性的虐待を受けていたところを警察に保護されたらしい。

それを聞いた俺は怒り狂った。

戸塚を虐待したやつにではない。

戸塚を送り出した自分自身にだ。

その場を平塚先生に止められた俺は、雪ノ下たちのおかげでなんとか落ち着きを取り戻し、家に帰った。

戸塚を送り出したことに非はないだろ

次は、三浦と海老名さんだ。

彼女たちは三浦の機転でなんとか逃げることができたがレイプされかけたそうだ。

そうして俺は確信した。

これは、明らかに俺に関係あるやつらが標的にあっている。

それもケチなイタズラや意地悪なんてレベルじゃない。

人の人生を狂わせるような代物だ。

はるのんやりすぎ怖い

八幡のと好きすぎる

なにこれ怖い

最初にはるのんの名前出さない方がよかったかもよ

はるのんきゃわわ

>>11
寧ろ、雪ノ下陽乃が下手人であることすら八幡のミスリードである可能性もある。

なら誰がこんなことを

人を使ってまでして俺の回りの関係を破壊しようとするのか

それも大人数を使い、誰一人として捕まっていない計画的犯行

そんなことができる人物を俺は一人しか知らない

俺の交友関係を把握していて
その壊しかたを誰よりも熟知している人物

そう

それは・・・

雪乃「姉さんでしょうね。」

$

なんで唐突に雪乃出てんだよ

俺が答えを出す前に雪ノ下が言った

雪乃「こんなことができるのは姉さんしかいないわ。比企谷君、あなたもとっくに気づいてるんでしょ。」

ああ、その通りだ。

雪ノ下の姉である、雪ノ下陽乃しか考えられない。

だが疑問がひとつ残る。

それは、動機だ。

なぜ彼女はこんなことをしたんだ。

彼女の性格はたしかに悪い、しかしここまでする人でわないはずだ。

と、俺は思う。

雪乃「姉さんがなぜこんなことをしたのかわからない。そういいたげな顔してるわね。」

八幡「よくわかったな。」

雪乃「その腐った目をみればだいたいあなたが何を考えてるかぐらいわかるわ。」

八幡「お前はわかるのか?」

雪乃「・・・ええ、少なくともあなたよりはね・・・」

八幡「そうか。ならどうするんだ?やめてくださいって頼みにでもいくか?」

雪乃「あなた、本当にバカなのかしら。そんなこととっくにやっているわ。」

八幡「で、雪ノ下さんはなんだって?」

雪乃「何度連絡しても応答もなければ家にもいないわ。」

八幡「葉山は、葉山はなにか知らないのか?」

雪乃「知っているでしょうね。でもなにか姉さんに弱みをにぎられたんでしょうね。何を聞いてもすまないの一点張りよ。」



どうしようもなかった

さすがは雪ノ下さん
足跡ひとつ残さない完全犯罪

彼女が犯人とわかっていてもこちらはなにすることもできずに彼女にやられるのをまつしかない

きっと警察を使うのも無理だろう
彼女ならそれすらも予想しつねに俺たちの一歩先を行きかねない

八幡「打つ手なし・・・か。」

雪乃「いいえ、ひとつだけあるわ。私が犠牲になるばいいのよ。私が姉さんのオモチャになればあなたたちが被害をこうむることはもうな」

八幡「ふざけんな!!」

雪乃「ひっ?!」びくっ

俺は初めて雪ノ下に対してきれてしまった

八幡「お前、俺に言ったよな。あなたが犠牲になって作った平和なんてそんなの平和じゃない。少なくとも私はあなたが犠牲になるなんて認めない。一緒に他の方法を探そう。だから自分が犠牲になるなんてもう言うなって。」

雪ノ下「あっ…」

八幡「お前がそれを教えてくれたお陰で俺の人生は変わったんだ。」

雪ノ下「ごめん…な……ごめんなさい…」ポロポロ

なにめちゃくちゃ恥ずかしいこといってんだ俺は

昔の俺ならすぐに逃げ出してただろう

だが今は違う

これだけは言わなければならないんだよ

見てる

いきなりクライマックスだな

イケメン八幡

八幡は自分の事だとあまりやる気は無いが、誰かの為なら本気にもなるし体も張るからな

八幡「だから雪ノ下、今度は俺が助ける。だって俺たち友達だろ。」

いいきった いってやったぞ どうとでもなりやがれ

雪乃「…そうね、そうよね……いいわ比企谷君。友達としてあなたにお願いするわ。一緒に姉さんを倒しましょう。」

八幡「おう。」

雪乃「そ、それとね・・・その、あ・・ありがとう。嬉しかったわ。」

八幡「なにがだ?」

雪乃「なにってそれは・・・」

雪ノ下の顔が赤い

泣きすぎてこうふんしたのだろうか

八幡「どした?」

雪ノ下「だ、だから」

???「ちょっとまったー!!」



はるのん?

雪乃「由比ヶ浜さん?!まさか、今の全部聞いてたの?」

結衣「うん!だってゆきのんとヒッキーなんか私に内緒でいい雰囲気になって話してるしなんか私いやだったんだもん!」

雪乃「由比ヶ浜さん。私が比企谷君なんかとそんなことになるわけないでしょ。」

おいおい
さっきまでとは扱いがえらいちがうな

結衣「そっか!そうだよね!ヒッキーにそんな根性あるわけないもんね!」

おい、なんか傷つくんだが

雪乃「そうよ。それより由比ヶ浜さん。私たちの話を聞いてたなら話が早いわ、協力してくれるかしら?」



>>26
sage忘れた

三浦とか戸塚の被害考えたらこんな和気藹々としてていいのか

変換が雑になっているのが気になるんだけど
打ち込んでて何にも感じないの?

>>29
不謹慎厨かよ

何言ってんだこいつ

>>29
不謹慎厨かよ

結衣「あたりまえだよ!だって私達奉仕部だよ!」

雪乃「そうね。」

八幡「ならまずはこれからどうするかだな。俺としては学校と大事な用事がない限りは極力家にいるべきだと思うんだが。」

結衣「さんせー。」

雪乃「私も賛成よ。さすがの姉さんも家には手をだせないはずよ。」

八幡「よし、決定だ。具体的に雪ノ下さんをどうするかはこれから考えるとしよう。」

雪乃「そうね。あせっても仕方がないし、私も今まで以上に調べてみるわ。」

結衣「あたしもいろいろ頑張ってみるね!」

こうして俺たち奉仕部は、打倒雪ノ下さんを目標としここに復活した

下手に出歩いて雪ノ下さんの餌食になっては本末転倒だ

さっさと帰ろう

俺が靴箱から靴をとり帰ろうとすると
聞き覚えのある声が俺を呼び止めた

結衣「ヒッキー!」

八幡「由比ヶ浜か・・・」

結衣「なにそれー!ヒッキーひどい!」

八幡「なんかようか?」

結衣「まぁ、ようってゆーかそうだんなんだけどー。」

由比ヶ浜が相談か

珍しいな

八幡「おう。俺でよければ話ぐらいならきいてやらんでもない。」

結衣「ありがとヒッキー!」

八幡「で、どんな相談だ?」

結衣「あのね、ヒッキー。」

さっきまでとは一転し由比ヶ浜はシリアスに語り始める

結衣「あたしってウザいかな?」

なにを言い出すかと思えばお前がウザいかだって

そんなの答えは決まっている

Noだ

八幡「そんなことないと俺は思うけどな。」

結衣「ありがとヒッキー。私の言い方が悪かったね。みんなにあんなことがあったのにいつもと変わらず明るく振る舞ってるあたしってウザいかな?」

積極的に意見を取り入れていくスタイル

いつから…、だと錯覚していた?

なるほどそういうことか
由比ヶ浜は戸塚たちがああなってからもいつもと変わらずに明るくしてきたことが俺たちにどう思われているか心配らしい

安心しろ
お前が俺たちが落ち込んでるのを見て
自分だけは変わらずに明るく振る舞って
俺たちを元気づけようとしてくれたことは

俺を含めてクラスのほとんどが知っていることだ

Oは糞

こういうことでわざわざ長文書いてる奴の気が知れない

ならてめぇが書けよ

1ちゃんじゃないの

出来れば>>1が分かりやすく、メル欄に適当にコテハン付けてくれると助かる

面白いので期待

>>44
なんでメル欄なんだ

文章が読みにくい
もっと分かりやすくオナシャス

俺の結衣へ
今日も朝早くからおはよう
結衣にならどんな下着だって似合うと思うけど
結衣ってあまり大人っぽい下着は履かないよね
やっぱりそれって俺以外の人に見られるのが嫌だからだったりするのかな
ありがとうすごく嬉しいよ
でも、安心して
俺はいつでもどこでも朝から晩までキミの事見てるから
だから大胆な下着を履いてくれても大丈夫だよ?
あぁそういえば昨日は大丈夫だったかな?
何回も転んでたからきっと怪我を……怪我といえば、血が出るよね。
結衣の血なら美味しく飲めるから結衣専用のヴァンパイアになりたいなぁ
あ、そうそう汗とか、排泄物とかだって俺は美味しく食べられる自信があるよ
なんたって、俺は結衣のすべてを愛してるからね
だから結衣が休憩の時とかちょっとトイレ行きたそうな時に
すかさず股下に潜り込んで――とか夢なんだけど
正直それはさせてもらえないかな
クラスメイトとか汚らわしいクソみたいな教師も邪魔だし、あいつも――って
ゴメンネ結衣
これは結衣に対して愛を呟くための手紙であって
愚痴を言ったりする手紙じゃないよね
でね、つまり何が言いたいかっていうと、
俺は君が好きなんだ大好きなんだ
だからこうして毎日手紙を送っているのに
なんで結衣はいつも捨てたりしちゃうのかな
俺なんて結衣がゴミ箱に捨てたりしたティッシュとかだって
しっかりと回収して保存してるのに
それだけじゃないよ
先月、先々月その前とかの結衣の使い捨てたナプキンだって
俺はちゃんと持ってるんだから
写真を同封してあげたいけど
写真に僅かな証拠が残ったりしたらあれだから同封しません
そうそうナプキンといえば生理だよね
結衣の周期表を確認してみたけど
そろそろ生理が始まるよね
でもさ女の子だし、そういうのって買いづらいと思うんだよね
だから今度俺が入手しておくから安心してね
今度手紙と一緒に置いておくからね
あ、大丈夫だよ
結衣が今まで使ったやつから
結衣がいつも使ってるメーカーはちゃんと解ってるし
大きさとかその他もろもろ全部把握してるから
一応書いておくけど【―――――】ってメーカーだよね?
間違ってたら電話したときにでも違うっていってくれればいいから
そうそう、電話といえば
結衣って電話したとき泣いてたり怒ってたりするけど
俺は出来たら笑って欲しいなって
いや、俺が緊張して無言電話だからかもしれないけど
俺が聞きたいのはっていうか
結衣としたいのは楽しい恋人との会話とかだしね
だからといって結衣の泣き声や怒鳴り声が嫌いなわけじゃないよ?
むしろ大好きだよ
いつもと違う結衣って感じでもう最高だよ
怒鳴り声なんてゾクゾクしちゃうんだ
ゾクゾクするっていえば、やっぱり[田島「チ○コ破裂するっ!」]だよね
俺はやっぱり結衣を見てするんだけど
結衣最近あんまりしてないよね?
溜め込むのは体に毒だよ?
だから、こんど俺とセックスしようよ
ここまでずっと我慢してきてるんだし
そろそろいいと思うんだよね
あ、処女だからダメとかいうのは気にしなくていいからね?
もしやっちゃったからヒキタニ君に嫌われるとかなら、
俺がしっかりと責任もって君を養ってあげるからさ
養うって言えば同棲だよね
いいなぁ、結衣にいってらっしゃい、おかえりなさいってしてもらいたいなぁ
あぁ、考えただけで俺は理性が吹っ飛んで今にも迎えに行きたくなっちゃうよ
だけど最近警察が見回ってて邪魔だから無理みたいだよゴメンネ
でも安心して欲しいんだ
こうしてキミに手紙を届けられているのは
警察なんかでは俺とキミを裂く事はできない証明なんだよ
奉仕部なんかも無能すぎて全く役に立ってないしね
だけどね、やっぱり俺とキミの間に割ってはいる奴がいるんだ
そろそろウザイし、俺たちの邪魔になるからどかそうと思うんだけど
大丈夫、結衣に迷惑かけたりしないから
俺がしっかりと責任もって処分しておくからね
あーあなんで手紙って終わりがあるんだろう
それはきっと再現がなければ俺が永遠に語っちゃうからだよね
最後に言うよ、邪魔な奴が消えたら迎えに行くからね、そして結婚しよう
愛してるよ、俺の、俺だけの結衣。

佐藤一輝(笑)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月27日 (日) 20:20:22   ID: 7EK6LWz-

期待

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