飲み屋「鳳翔」 (37)

44と34突破記念にSSを投稿。
書き貯めなし、山なし落ちなし。
のんびり亀更新。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405939796


島風「つかれたー」

扶桑「一日で難攻の海域を制圧することになるなんて。これは幸運なのかしら」

加賀「普通、もっと時間を掛けて制圧していくところだと思うのだけど」

雪風「何でも良いじゃないですか!無事に突破できたんですし!!」

筑摩「でも、明日から駆逐艦の子達は大変ですよね。提督「バケツが、MIが」って言いながら資材庫でうずくまってましたよ」

金剛「NO problem!心配は要らないよ、提督はオリョクルっていう方法で色々稼いでるみたいデスシ」

鳳翔「皆さんお疲れ様でした。大変でしたね」

加賀「問題ありません。錬度的には突破できてしかるべきでしたから」

扶桑「時間が掛かったのは私が何度も大破中破を繰り返したからですものね……」

筑摩「私が庇ってもらうことが多かったのが悪かったんですよ」

雪風「扶桑さんが悪いわけじゃないです!」

島風「うー。反省はミーティングでやればいいじゃない。それよりもおかあさん、ご飯はやくー」

鳳翔「うふふ、はいはい」

鳳翔「今日は龍田さんが良いお肉を遠征先から持ってきてくださったので、肉料理をメインにしました」

金剛「Oh!すごく香ばしくて、良い匂いネ!」

扶桑「見ただけで幸せだわ」

加賀「流石に気分が高揚します……」

島風「いただきまーす!」

雪風「おいしい!おいしい!」

金剛「二人とも、ゆっくり噛んで味わうんですヨ?」

風風「はーい」

鳳翔「大人組みにはお酒もありますから。なにか飲みたいもの、あります?」

筑摩「確かラム酒ありましたよね?それをお願いします」

金剛「ビール、中ジョッキで!」

加賀「同じく」

扶桑「私はブドウ酒を」

鳳翔「今用意しますね」

加賀「……」ゴキュッゴキュ

扶桑「……」チロチロ

金剛「……」ゴクッゴクッ

筑摩「あぁ、本当においしいお肉ですね。柔らかくて、臭みもない……これ、なんのお肉なんです?」

鳳翔「羊のお肉なんですって。日本では牛か鶏か、豚猪くらいしか手に入りませんから」

島風「おいしいから何でもいいよ、ね?」

雪風「はい!」

鳳翔「アイスもあるから、ゆっくり食べてね」

風風「はーい」

加賀「金剛さん、やりますね」

金剛「そういう加賀も、ワタシの飲みに付いてこれるなんて」

筑摩「羊肉か、利根姉さんに報告しないと」

扶桑「……zzz」

鳳翔「あ、扶桑さん?ここで寝られた困ります!」

扶桑「山城を……呼んで……zz」

島風「扶桑、お酒に弱いんだね。わたし、山城連れてくるね!」

加賀「お願いするわ」

鳳翔「雪風ちゃん、野菜も取りましょうね」

雪風「ニンジン……嫌いですけど、おかーさんのお願いだから食べます!」

鳳翔「偉い偉い」

金剛「鳳翔!お代わり」

加賀「負けられません!」

扶桑「……zzz」

雪風「ニンジン、うぅおいしくないです」

島風「山城つれてきたよ……うぁぁ」


山城「混沌だわ

榛名「こんばんわ鳳翔さん。酔ったお姉さまの回収に来ました」

鳳翔「あら、お早いお迎えですね?」

榛名「お姉さまは酔うと色々分別がなくなるので……」

山城「ほら姉さま、帰りましょう。明日からまた演習の鬼になるんですから」

扶桑「どうせホロ主砲を伊勢に取られるんだわ」シクシク

山城「い、伊勢は居ないですよ?それにこの鎮守府初の戦艦として長門や陸奥が来ても主力の一員であり続けているし……」

加賀「何もわかってない」

島風「(割り込んだ……」

加賀「提督はね、戦艦がお嫌いなの」

加賀「主に消費の面で!!」

戦艦S「……!!」

加賀「色々な海域で使うと楽だからといって、しぶしぶ用いられているだけ」

加賀「一抗戦には敵わない。レベルだって私は52だけど」

扶桑「あの、私は75なんだけど」

加賀「飛鷹さんは89よ。だから私のほうがすごい」

戦妹「い、意味がわからない」

金剛「zzz」

筑摩「このお肉、少し持ち帰って良いですか?」

鳳翔「えぇ、良いですよ。利根さんに?」

筑摩「はい」

雪風「ご馳走様でした!」

島風「おいしかったー。ねっ、連装砲ちゃん?」

島風「うむ、美味であった」

鳳翔「あらあら」

筑摩「ご馳走様でした。また頂きたいですね」

鳳翔「ふふ、龍田さんにお願いしないとわからないわ」

加賀「大体五抗戦の子ときたら、いつも心配掛けて」

榛名「そ、そうですか」

山城「とても興味深い話だけれど、姉さまを連れて行くので失礼!」

扶桑「酔いがさめたわ。不幸ね」

金剛「……むにゃむにゃ、すりーぴんぐなーう」zzz

榛名「(寝てないで助けてー」

加賀「あれは私がこの鎮守府に来たころの話よ」

鳳翔「あら加賀さん。お酒なくなってますよ?さあ、これを一杯グイっと」

加賀「頂きます」ゴキュゴキュ

鳳翔「良い飲みっぷり!ささ、もう一杯」

加賀「遠慮なく」ゴキュゴキュ

榛名「(ありがうございます鳳翔さーん!!」

金剛「もう飲めないヨ提督ぅぅ」

やっちまったYO

加賀「zzzz」

筑摩「ようやく静かになりましたね」

鳳翔「ふふふ、加賀さんがここまで酔うなんて。よっぽど、今日の戦果が嬉しかったのね」

筑摩「二つの海域とも、半年足踏みしてましたから……赤城さんと翔鶴さんの弔い合戦でも、あったわけですし」

鳳翔「……もう一献いかがですか?」

筑摩「いただきます」

鳳翔「……」トクトクトク

筑摩「沖ノ島を突破したときのこと、覚えてますか?」

鳳翔「お祭り騒ぎでしたね。もう、一年になるのかしら」トントン

筑摩「はい。飛鷹さんが旗艦で、島風ちゃんが居て、私と扶桑さん、そして翔鶴さん赤城さん。この六人で、落としました」

鳳翔「……」トントン

筑摩「今考えると提督のお財布に厳しい編成でしたっけ」

鳳翔「艦戦の重要さを提督が知らずに、演習でボーキサイトが溶けたと泣き喚いていた頃ですね。皆が伸び悩んでいた時でも、ありました」

筑摩「……もう一杯ください」

鳳翔「はい」トクトク

天龍「うーっす、邪魔するぜ?」ガラッ

鳳翔「お帰りなさい天龍ちゃん」

筑摩「天龍、帰って来たんですね。結果は……」

天龍「へっ、誰に言ってんだよ筑摩。鳳翔さんに土産用意したから、悪くなんねぇ内に渡そうってな」

鳳翔「まぁ何かしら?」

天龍「ヴァイスブルストって言うソーセージと、リンゴ酒、ゲフ?ゲブ?ランテマンデル……とかいう良く分からないピーナッツ菓子だ」

鳳翔「美味しそうね。早速明日の朝ごはんに出そうかしら」

天龍「へへ、ソーセージは向こうで食べたけど、凄く旨かったよ。地ビールも旨かったなー」

筑摩「長時間演習の分、しっかり楽しんだみたいでなによりです」

天龍「こういう遠征なら幾らでも行きたいよなぁ……」

天龍「で、なんで加賀は酔い潰れてんだ?」

鳳翔「海域突破で感情が高ぶっちゃったみたいで」

天龍「赤城も翔鶴の弔いが出来たってか?なら、明日には元通り馬鹿騒ぎの一端を担ってくれんだろう……よいしょっ。うわ、こいつ重いな」

筑摩「天龍?」

天龍「こいつ部屋に返してくるよ。俺もドイツ帰りで疲れたし、そのまま寝るから」

鳳翔「一杯くらい飲んで行けば良いのに」

天龍「はは、明日俺の艦隊のガキ共連れて飯食いに来るからそれで勘弁な!」ガラッ、ピシャッ


筑摩「……私も今日は帰りますね」

鳳翔「そうですね。お疲れでしょうし、それがいいですよ」

筑摩「ご馳走さまでした。それじゃあ、あしたの朝ごはん楽しみにしていますね」

鳳翔「おやすみなさい、筑摩さん」


暁「私が運ぶわ」

龍田「気をつけてね~?」

暁「レディだから大丈夫……ほら提督、ご飯よ!」

提督「おーこれはなかなか立派なソーセージだ。鳳翔、これは?」

鳳翔「天龍さんが持ってきてくださりました」

提督「天龍土産ってことはドイツか」

電「その天龍さんは何処に居るんでしょう?」

龍田「部屋で寝てるわ~?疲れてるみたいだったし、起こさなかったの」

提督「58たちと一緒にずーっと航海してたしな。そりゃ大変だわ」

金剛「オッハヨーゴザイマース!」

s北上様「おはようー」ドドドドドドドドドドド

提督「おはよう二人とも」

スーパー北上様が居るんですが

自演ってなんだと思ったら、読んでたSSにじゃなくて普通にこっちに書き込んでいたというね。

S北上様「いやぁ朝から調子がいいわー」ドドドドドドド

長門「調子が良いのは分かるが、その風圧はやめろ!」

駆逐艦「凄い凄い」

S北上様「えー?でもこのウザイの皆喜んでるよ?」ドドドドドドド 

長門「食事に埃が混ざるだろう!?」

S北上様「んーそれなら仕方ないね」ドドドド

北上「はい、これで良いっしょー?」

長門「あぁ」

鳳翔「出来ることなら最初からお願いしたかったですけれど」

北上「ご、ごめんなさい」

鳳翔「次は気をつけてくださいね?」

北上「はーい」

提督「うん、素直に謝れるのは良い事だ。飛鷹、天龍以外皆そろったな?」

飛鷹「ええ」

提督「それじゃあ皆、席について。鳳翔も座ってくれ」

暁「お母さんこっちね!」

鳳翔「はいはい、行くわよー」

提督「(お母さん呼びに違和感がないんだよなぁ」

ん、良いんだよな、これ?

いくつもタブを出したままssにカキコするとそうしちゃうことも有るけど、自分が書いてる時は自分のタブだけ開けようぜ。
という、自己擁護も兼ねた事を言ってみる

なんつーか、虚しい
サゲ忘れたのも色々きつい

提督「それじゃあ、今日も楽しく深海棲艦を滅ぼすために、いただきます!」

艦娘「いただきまーす」

加賀「……」ゴクゴク

隼鷹「あー、加賀さん?二日酔いには迎え酒が良いって言うけど、流石に朝食時に一升瓶はないよー」

加賀「……そうね」

利根「加賀が二日酔いとは珍しいな」

金剛「だらしないネー加賀は。私なんてまるで酔ってないのにー」

島風「でも朝撒き散ら」

龍田「はいは~い、少し黙ろうね~」

提督「飛鷹、醤油くれ」

飛鷹「はい醤油」

提督「さんきゅ」

不知火「目の前でイチャつくのはやめて欲しいんですが」

提督「ははは、今更だなぁ」

飛鷹「い、イチャついてなんてないわよ!」

電雷「ごはん御代わり!」

暁「私も!」

鳳翔「今盛りますよ」

龍田「あ、私がやります~、鳳翔さんは座っててください」

鳳翔「え?」

龍田「たまにはゆっくり、ね」

鳳翔「でも、ほら私の仕事ですし」

利根「龍田は好きでいっとるんだし、甘えさせて貰えば良いぞ」

提督「そうそう。俺も御代わり」

龍田「自分でよそってくださいね~」

天龍「龍田!」ガラッ

龍田「おはよう天龍ちゃん。皆食べてるんだから、静かにね?」

天龍「あ、悪ぃ……じゃなくて!なんで起こしてくんねぇんだよ!」

龍田「遅く帰ってきたから、疲れてると思って」

天龍「疲れてねぇ、ったら嘘になるけどよ。そんな気を使われる位じゃねぇってのに」

暁「起きたなら早く食べなさいよ。ほらご飯!」

天龍「わりぃ。鳳翔さんの手伝いか?えらいな暁」ナデリナデリ

暁「れ、レディですもの」///

電「私も撫でて欲しい……」

響「暁ばかりずるい」

天龍「あとで、あとで」

北上「いやぁ相変わらず駆逐艦に好かれるねぇ天龍さんは」

阿武隈「どっかの北上様とは違って人が良いからー」

北上「あとで兵舎裏に来いよ」

雪風「喧嘩は駄目ですよ!」

北上「えー?」

瑞鶴「……二人が喧嘩すると、必ずどっちかが大破するもんね」

雪風「資源の無駄です」

提督「相変わらず、うちの連中は可愛い奴らばかりだなぁ」

那珂「那珂ちゃんが一番なのは自明の理だよねー」

飛鷹「どこの提督もそう言うわよきっと」

那珂「やっぱり?那珂ちゃん、艦隊のアイドルですから」

提督「それでもうちの艦娘たちは一番可愛い。その中でもダントツなのはお前だよ」

那珂「えへへ、照れるなぁ」

飛鷹「もう、そんなこと言っても何とも思わないんだから!」///

不知火「そこの軽巡、先ほどから煩いです」

那珂「……」

川内「け、軽巡……」

加賀「ぷふー。軽巡、軽巡って」

瑞鶴「加賀さんのツボが分からない……」

隼鷹「まぁ、あさからあれだけ飲んだんだし、酔っ払ったんだろうねぇ」

暁「これ、回収して間宮さんに渡したら十円貰えるのよ!」

島風「それって一升瓶でも良いの?」

雪風「最近人気のエコロジーですね、良い試みだと思います!」

扶桑「あら、美味しいわねこのウィンナー」

山城「ソーセージですよ姉さま」

扶桑「金剛さん、ウィンナーとソーセージって何が違うのかしら?」

金剛「わ、私に振らないでくだサイ!」

せめて、ビスコに振ってやれよ

イギリス関係ねえw

天龍「ごっそさん!旨かったぜ鳳翔さん」

鳳翔「お粗末さまでした」

響「ハラショー、お土産のソーセージも美味しかった」

島風「また食べたーい」

天龍「あと一回くらいはドイツ行くから、そん時はもっと多めに買ってくるよ」

加賀「zzz」

瑞鶴「加賀さん?今から出撃だよ?起きれる?」

加賀「変わりに行きなさい瑞鶴」

瑞鶴「いや、私も加賀さんも編成に入ってますからね?」

提督「あー瑞鶴、眠らせて置いて良いよ。昨日の出撃三昧で資材がアレになったから、今日は駆逐艦の子達に資材調達を任せることにしたんだ」

天龍「俺も出るか?」

飛鷹「貴方は休みなさい。阿武隈と川内、二人に第二第三艦隊の旗艦を任せるから、準備よろしくね」

阿武隈「はい」

川内「わかりましたー」

提督「存在感消してるとこ悪いけど、58たちにはオリョクルが待ってるから」

伊潜「えぇー!!」

>>35
うちには外人さんはいません!

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