仗助「希望ヶ峰学園?」(176)

仗助「つってもよォ~~なーんか行く気にならね~んだよなぁ~~」

康一「どうしてさ!卒業したら人生の成功が約束されるんだよ?」

仗助「だってよォ~、俺が行っちまったらおふくろを一人にしちまうだろ?
    また吉良のよーな奴が現れないとも限らねーし」

億安「おいおい、オメー、俺たちがそれぐらいどーにかできねーとでも思うのかよぉ~~?」

康一「そうだよ!この街は僕たちに任せてさ、仗助くんは楽しんできてよ!」

仗助「……そーだな!頼んだぜ、二人共!」

仗助「つーわけで着いたんだがバカでけ~~な、ここ」

仗助「それじゃあ入るとすっか」

クラッ

仗助「なッ、こいつぁまさか、スタンド攻撃か!?全く、グレートだぜ……」

ドサッ

(プレッシャア―z_ッ)

いや、あの、マジでやめてください
自分そんな文才とかないんで……

仗助「ん、教室か?ここは」

仗助「しかしよー最初の朝からスタンド攻撃たぁーついてねーぜ。」

仗助「教室には監視カメラと、窓が鉄板で塞がれてんなァー……」

仗助「やけにガンジョーに固めてあるな。スタンドで動かそうとしても簡単には動かねーぞ」

仗助「時間かけながら少しづつやったら開くかもしれねーが流石に時間がかかりすぎる」

仗助「外に出るか」ガラッ

??「あっ」

仗助「おっ、おめーもここに閉じ込められたのか?」

??「うん、そうなんだ。その様子だと君もそうみたいだね」

仗助「今の状況についちゃー何もわからねーが、とりあえず一人で
    行動するのは危ねぇー。ちょいと協力しねーか?」

??「そうだね。それがいいと思うよ」

仗助「俺は東方仗助。オメーは?」

苗木「僕は苗木誠。よろしくね」

苗木「東方くんも体育館に行くところだったの?」

仗助「いや、教室を調べても何もねーから出ただけだ。
    あと俺のことは仗助って呼んでくれ」

苗木「わかったよ、仗助くん。
    あと、その様子だとこれを受け取ってないみたいだね」

仗助「入学案内?ふざけてんじゃねーのか?これ」

苗木「でも、今のところほかに何も見つからなかったから
    とりあえずこれに従ったらいいと思うよ」

仗助「確かにそーだな。じゃあ体育館に行くか」

ガラッ

仗助「ほォ~、まさかオレ達以外にこんなにいるたァー思わなかったぜ」

葉隠「お、おめーらも新入生か」

山田「とにもかくにも全員揃ったみたいですな」

石丸「君たち!8時集合と知らされてあったはずだろ!遅刻じゃないか!」

仗助「あァー、悪ィ。オレが目ェ覚ました時にァもう8時過ぎてたんだ」

石丸「そういうことか、なら仕方ない」

??「あの、苗木くんですか?」

苗木「君は……舞園さん!?」

舞園「よかった、知ってる人がいて」

苗木「僕のこと、覚えててくれたの?」

舞園「あれ?同じクラスになったことありませんでしたっけ?」

苗木「確かにあったけど……」

舞園「なら、覚えるには十分ですよ」

苗木「そうなんだ」

仗助「あー、オレ達もいるの忘れてねーか?」

苗木「あ、あはははは……」

江ノ島「つーかこの状況で外に連絡しようにもケータイ
     取られてるからどーしようもないんですけどー」

一同「えっ!」ガサゴソ

仗助「本当だ!オレの携帯も取られてやがる!」

大神「これで我らが外と連絡する手段はなくなったわけか」

朝日奈「そろそろなにか始まってもいい頃だと思うんだけどなぁ」

キィィィイイイイイイン

????「あーあー、マイクテスト、マイクテスト、大丈夫?聞こえてるよね?」

????「これから、希望ヶ峰学園の入学式を行います」

仗助「始まったみてーだな」

葉隠「きっと希望ヶ峰学園の入学式はこういうもんなんだべ!」

霧切「いえ、違う」

苗木「?」

ピョン

舞園「……お人形さん?」

十神「俺たちを馬鹿にしているのか?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃないよ!僕はモノクマだよ!
      オマエラのこの学園の学園長なのだ!よろしくね?」

山田「ぬ、ぬいぐるみが喋ったぁ!?」

仗助(そーいうスタンドか?)

モノクマ「ま、時間も押してるからね、入学式はカットするよ!
      これを見てる人もダンガンロンパ初見の人なんていないでしょ?」

苗木「えええっ!」

モノクマ「よーするに、ここから出たかったらバレないように
      誰かを殺せばいい。わかったかな?」

仗助「おい、テメー……ふざけんのもいい加減にしろよ」

モノクマ「ふざける?君の髪型ほどじゃないと思うけどなぁ?」

プッツーーーーン

仗助「テメーッ!今俺の頭のことなんつったッ!?」ドカッ

モノクマ「ああーっ!学園長への暴力は」

仗助「俺の頭を馬鹿にした奴はぜってェーに許さねェ!」ゴスッ

モノクマ「ちょっとちょっとちょっと!ボクが喋ってる途中なのに」

仗助「ガタガタぬかすんじゃあねェーーッ!」

モノクマ「ああもいい!わかった、聞く気がないんなら体でわからせるよ!」

ピッピッピッ……

霧切「――!危ない!投げて!」

仗助「まだ殴りたりねー!」

霧切「いいから早く投げて!!」

仗助「そこまで言うん投げるけどよォーッ」

チュドーン

仗助「ば、爆発しやがった!」

大和田「おい、大丈夫か?」

仗助「ああ、まあな。霧切さんに教えてもらわなかったらヤバかったぜ」

苗木「これでモノクマがいなくなったけど……」

モノクマ「誰がいなくなったって?」ピョン

モノクマ「勝手にどっかいったことにしないで欲しいなぁ」

腐川「ゆ、夢よ!夢に決まってる……!」

モノクマ「ところがどっこい夢じゃありません! 現実です! これが現実!」

モノクマ「まあ、今回はまだこれぐらいで済ませるけど、
      次また校則違反したらこれ以上のえげつなーいことするからね!」

モノクマ「こんなところかな?ま、楽しい学園生活を送ってねー」

不二咲「誰か、誰か嘘だと言ってよぉ……」

十神「たとえこれがウソだったとしても本気にした奴が
    一人でもいたらその時点でアレの思う壺だぞ?」

朝日奈「大神ちゃんならこの鉄板どうにかできるんじゃない?」

大神「やってみよう」

大神「ジョイヤー!」ゴン

大神「むう……びくともしない」

仗助「ドラァッ!」ゴッ

仗助「ダメだな、こいつァーよ」

仗助(しかし妙だ。この鉄板“治した”跡があるぞ)

仗助「まァ~~ここにいても仕方ねーだろ。とりあえず探索できるところは探索しよーぜ」

苗木「そうだね。みんなで調べられる所は調べた方がよさそうだね」

十神「お前たちで馴れ合いをするなら勝手にしろ。俺は一人で調べるぞ。
    もうすでに誰かを殺す算段をしている奴がいないとも限らないしな」

山田(死亡フラグ)

大和田「あんだとコラ!」

十神「お前にそれを否定する確たる証拠があるのか?」

苗木「ま、待ってよ二人共。こんな時にケンカなんて」

大和田「なんだ?お前、俺に説教するつもりか?」

苗木「いや、そんなことは……」

大和田「うるせぇ!」ゴスッ

苗木「う、うーん……」

舞園「あ、気づきました?」

苗木「ま、舞園さん?ここは?」

舞園「苗木くんの部屋です。全員に個室が割り当てられてるみたいですよ」

苗木「そうなんだ。みんなは?」

舞園「結局、みんなバラバラで探索することになりました」

苗木「そっか。なら僕も、ここで休んでるわけにもいかないね」

舞園「もうだいじょうぶなんですか?」

苗木「まあね。それに、こんなときに僕だけ何もしないわけにはいかないし」

舞園「……私、決めました!苗木くんの助手になります!」

苗木「ええっ!」

舞園「一緒に頑張って、ここから脱出しましょ!」

苗木「う、うん!」

食堂

朝日奈「あ、苗木くん、大丈夫?」

苗木「ま、まあね」

大和田「おう、悪かったな」

苗木「い、いや、大丈夫だよ」

仗助「おい苗木、ちょっと傷見せてみろ」

苗木「あ、うん」

仗助「大丈夫そーだな」クレDピトッ

苗木(痛みが引いた?)

石丸「全員揃ったところで情報を共有するとしよう」

カクカクシカジカ

石丸「えー、まとめると……」

霧切「ここで暮らすぶんには困らないけれど、脱出するルートはないみたいね」

セレス「出られないならば適応したらいい話じゃありませんか」

腐川「あんた、本気で言ってるの!?」

セレス「だって、ただ外に出るためだけに人を殺すわけにもいかないじゃないですか」

モノクマ「じゃあ、何か理由があったらいいんだね?」

山田「げえ!モノクマ!」

モノクマ「げぇってなんだ!げぇって!
      あまりに動きがなかったから僕がわざわざ出てきたのに!
      まあいいや、要するに人を殺す重要な要素である動機の用意をしてなかったからね。
      今回特別に用意してやったんだ、感謝して欲しいね!
      視聴覚室に用意してあるから、ちゃーんと確認してよね!」

苗木「動機?」

山田「嫌な感覚がプンプンしますぞ……」

葉隠「俺の占いでも悪い結果が出てるべ」

霧切「でも見ないことには状況は変わらないわ」

視聴覚室

仗助「どーやら一人一枚割り当てられてるよーだな」

仗助「まー、とりあえず見るか」

DVD

康一「仗助くん!頑張ってる?」

億安「たまにはウメーもん持ってきて帰ってこいよ!」

康一「億安くんったら!観光に行ってるんじゃないんだから」

朋子「あんまり無理するんじゃないよ。あんたは少し無理する癖があるからね」

ザッザザッザーーーッ

バァーン

仗助(部屋が!?)

プッツー……

仗助(ん?ソファーに文字が書いてあんのかァ~~?)

仗助(ミ……ン……ナ…………ダ……イジ…………ョ…ウ………ブ)

仗助(『ミンナダイジョウブ』ッ!こいつァ康一のエコーズの文字――ッ!)

仗助(みんなだなッ!オメーや億安だけじゃあねーッ!
    おふくろも露伴も由花子も、じじいも承太郎さんも全員無事なんだなーーッ
    信じるぜッ!康一!)

???

???「どーやら君のメッセージに気がついたようだな」

??「みたいですね。思ってた形とは違いますけど」

???「だが、彼に伝わったことは確かだ。君の選択は間違ってなかったということだな」

??「いえ、むしろ僕の勝手を聞いてくれてありがたいと思ってます。
    あなたが一緒に行ってくれなきゃあそこには貼れなかったと思いますし」

???「とにかく、これで仗助は少し優位に立ったわけだ。
     この状況の中冷静でいられることはかなりのアドバンテージになる」

原作で見たのとほぼ同じシーンちんたらやってないでいいんじゃねえの

舞園「嫌……!早く、早くここから出なきゃ!」

苗木「落ち着いて!舞園さん!」

舞園「私はここから出なきゃいけないの!」

苗木「みんなで協力すれば、ここから脱出できるよ!」

舞園「できるわけないじゃない!」

苗木「なら、僕が君をここから出してあげる!どんな手を使ってでも!」

舞園「苗木、くん?」

苗木「だからさ、落ち着いて、ね?」

舞園「う、うう……うわぁああん!」」

>>27
どこまで飛ばしていいのかちょっとわからないんですよね
少なくとも今の仗助はDVDを見るシーンは必要だと思って入れましたが

その後

仗助「おい、苗木」

苗木「どうしたの?」

仗助「いや、ちょいと情報を共有してーとおもってな。今夜部屋行っていいか?」

苗木「いいけど、なんで僕なの?」

仗助「今までの様子みてっとオメーが一番信頼できそーなんだ」

苗木「なんだかちょっと照れるなぁ」

仗助「つーわけで、今夜オメーの部屋にちょいと邪魔すっかんなァ~~~」

苗木「うん、わかったよ」

苗木の部屋

苗木「何なんだよ、あのモノクマってやつ……」

コンコン

苗木「誰?」ガチャ

苗木「舞園さん?」

その後、なんやかんやで苗木と舞園は部屋を交換することとなった

舞園の部屋

苗木「舞園さんのベッドクンカクンカ」

苗木「……何やってんだろ、僕」

苗木「はあ、もう寝よう」

苗木「仗助君には悪いけど、明日謝ったらきっと許してくれるよね」



コンコン

苗木「ダメだ、開けちゃいけない。ここに居るのが舞園さんじゃないことがバレちゃう」

コンコン

仗助「おい、苗木?寝ちまったのか?」

苗木「えっ?」

苗木「ちょ、ちょ、ちょっと、仗助くん?どうして僕がここにいることがわかったの?」

仗助「そりゃあ、このネームプレート見たに決まってんだろーがよォ~~」

苗木「ね、ネームプレート?」

『ナエギマコト』

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

苗木「おかしい、絶対におかしいよ。だって僕、舞園さんと部屋を交換したんだ」

仗助「そのことを知ってんのはオメーと舞園さんだけか?」

苗木「そのはずだよ、あとはモノクマが知ってる可能性があるけど」

仗助「このネームプレート、どーやらあとから入れ替えが効くみてーだな。
   オメー、入れ替えたか?」

苗木「ううん、入れ替えてなんかないよ」

仗助「こいつァ舞園さんに問いただした方がよさそーだな」

苗木「……わかった、行こう」

舞園の部屋の前

仗助「おい、なにか聞こえねーか?」

苗木「え?あ、本当だ。なんだろう?」

オイ!マイゾノデテコイ!コロシテヤル!コロシテヤルゾッ!

苗木「いま、殺してやるって聞こえなかった!?」

仗助「ああ!俺にも聞こえたぞッ!」

苗木「舞園さん!ここを開けて!」

仗助「おい!聞こえねーのか!?」

苗木「ダメだ!鍵がかかってる!!」

仗助「苗木!下がってろッ!」

苗木「何するの!?」

仗助「もちろん―――ブチ破るッ!!」

ドゴォッ

桑田「あ?」

苗木「桑田くん?」

マジすんませんでした
これからは気をつけます……

桑田「お、お前らも俺を殺しに来たのか!?」

仗助「桑田落ち着け!」

桑田「お前も!お前も!舞園も!みんな俺を殺すつもりなんだろッ!?」

苗木「誰もそんなつもり無いよ!」

仗助「無駄だ!取り押さえるぞッ!」

苗木「向こうは武器を持ってるんだよ!?」

仗助「んなもんどーにでもなるッ!!ドラァッ!」

桑田「なっ!刀が!?」

仗助「よし、抑えんぞ!」

桑田「離せ!離せッ!!」

仗助「苗木、舞園さんの方頼むぜ」

苗木「わ、わかった!」

仗助「さっきオメー、舞園さんもって言ってたな?
    まさか舞園さんがオメーを殺そうとしたのか?」

桑田「ああそうだよ!お前らもそうなんだろ!?」

仗助「だから落ち着けって。オメーも舞園さんも死なせねーから、落ち着け。な?」

舞園サイド

苗木「舞園さん、大丈夫?」

舞園「苗木くん!どうしてここに!?」

苗木「もちろん、助けに来たんだよ」
    今、あっちで仗助くんが桑田くんを抑えてるから何があったのか教えてくれる?」

舞園「は、はい……」

説明後

苗木「桑田くんがいきなり押し入ってきて君を襲った?」

舞園「は、はい……」

苗木「ちょっと待ってて」

トイレ外

苗木「仗助くん、舞園さんが……」

仗助「そーか、オメーはどう思う?」

苗木「どう考えても舞園さんの方が」

仗助「だろーな。だが、舞園にはきっちり認めてもらわなきゃならねー。説得するんだ」

苗木「わかったよ」

苗木「舞園さん、僕は絶対にドアを開けないでって言ったよね?
    じゃあなんで桑田くんが入れたの?」

舞園「え、えーっと」

苗木「舞園さん、本当のことを教えてくれないと僕は味方になれないよ」

舞園「苗木くんは、私の味方じゃないんですか……?」

苗木「そうじゃなくて、もし嘘をつかれたらそれが原因で
   それ以上君のことを信じれなくなるんだ。だから本当のことを教えてくれないかな?」

舞園「わ、わかりました……」

舞園説明中

苗木「じゃあ舞園さんが桑田くんを殺すためにここに呼び出したんだね?」

舞園「はい……」

苗木「原因はあのDVDなんだね?それ以外に理由はない?」

舞園「ありません」

苗木「桑田くんを選んだ理由は?」

舞園「桑田くんならほぼ確実に私が呼んだら来てくれると思ったからです」

苗木「そろそろ外に出よう。大丈夫だよね?」

舞園「は、はい」

仗助「おう、落ち着いたか?舞園」

舞園「もう大丈夫です」

仗助「そーか、じゃあそこの桑田の横に正座しろ」

舞園「正座、ですか」

仗助「ああ。とりあえず早くしろ」

舞園「わかりました……」

仗助「さて、俺はもう状況を把握してるから言わせてもらうけどよ」

仗助「俺は別にオメーらを責めるつもりはない。こーなった原因はモノクマにあるしよーッ」

仗助「ただ、そのモノクマの思い通り、コロシアイをおっぱじめたのはダメだたァー思う」

仗助「だから喧嘩両成敗だ」ゴッゴツン

桑田「いっつ!」

舞園「いったぁい……」

仗助「これに懲りたらもう馬鹿な真似はすんなよ」

一応1日1レス目標にやってるけど遅いかな?
もうちょっとがんばれるっちゃあがんばれるけど

舞園「あの、なんで仗助くんはそんなに冷静でいられるんです?」

桑田「確かに。お前あのDVDを見ても全然動揺しなかったよな?」

苗木「仗助くんのDVDの内容はどんな内容だったの?
    もし大丈夫なら教えて欲しいんだけど」

仗助「いや、大丈夫だ。俺のDVDにはおふくろとダチが
    メッセージを残したあとにボロボロになった部屋が映ってたぞ」

苗木「あれ?僕も大体一緒だったけど……それならどうしてそんなに落ち着いてるの?」

仗助(見たまんまをそのまま言うわけにもいかねェ~~しなー。どーすっか)

仗助「さっき言ったダチなんだけどよー、そう簡単には死なねー
    よーなやつばっかなんだ。みんなで殺人鬼を取り押さえたこともあるしよーッ」

仗助「そーいうやつらばっかだからこそ信じられるんだ。きっと生きてるってよォ~~ッ」

苗木「そうだったんだ」

舞園「だから仗助くんはそんなに落ち着いていたんですね。私の友達は
    そんなすごい人じゃないからすごく心配で、だから早く出たくて……!」

仗助「まあ、落ち着けよ。俺のダチは自分だけが生きてりゃいいってわけじゃねーから
    どこかで見つけてたら助けてるはずだ。SPW財団もきっと動いてくれてるはずだしよー」

舞園「SPW財団!?それ、私の事務所のスポンサーさんです!」

仗助(こいつァ無事確定なんじゃねーか?)

桑田「なんでそのSPW財団だったかが動いてるって言えるんだ?」

仗助(しょーじきに言うならスタンドのことも言わねーとならねーし、ちょっと誇張すっか)

仗助「SPW財団ってよォ~~、普段はごく普通の活動してるけどよー、
    実は裏で正義の秘密結社みてーなことしてんだ。
    だからきっとオメーの知り合いも無事だと思うぜ、舞園さん」

舞園「本当ですか!?突飛もない話ですけど、仗助くんの言葉なら不思議と信じれます。
    よかった……!」

仗助「とりあえずさっきのことァー秘密にしといてやるけどよー、
    誰かに聞かれたら隠しても無駄だから正直に話すぞ」

舞園「わかりました」

桑田「まあ、あれだけ騒いじまったしな」

仗助「苗木もそれでいいな?」

苗木「うん、わかったよ」

仗助「それじゃあもう寝るとすっか。おやすみ」

桑田「俺も戻るぜ、おやすみ。……悪かったな、舞園ちゃん」

舞園「いえ、もともと悪いのは私ですから。おやすみなさい」

苗木「それじゃ、僕も行くよ」

舞園「どこにです?」

苗木「自分の部屋……ってここだったね」

舞園「ふふっ、そそっかしいんですね。……ごめんなさい」

苗木「どうして、謝ってるの?」

舞園「私が苗木くんと部屋を変えた理由は、苗木くんに
    罪を擦り付けるためだったんです。だから謝らなきゃって」


苗木「そっか。でも何事もなかったし、別にいいよ」

舞園「やっぱり優しいんですね、苗木くんは。そろそろ戻ります。おやすみなさい」

苗木「おやすみ……。」

次の日

仗助「結局昨日説教で遅く寝ちまったなァ~~~~」シパシパ

苗木「ふあぁあ。あ、仗助くんおはよー……」

仗助「オメーも寝不足か」

苗木「そうだね……。この分じゃ舞園さんとか桑田くんもそうじゃないかなぁ?」

食堂

石丸「君たち、やっと起きたか。もう食事は用意されてるぞ」

仗助「そーか、じゃあありがたくいただくとすっか」

食事後

石丸「よし、君たちで最後だな。食器を貸してくれ。食洗機に入れよう」

仗助「すまねーな」

石丸「いや、いい。それよりも君たち、少し疲れてるみたいだが、眠れなかったのか?」

苗木「あはは、ま、まあね」

モノクマ「オマエラ、おはようごさいます。学園長からお話があるので至急、体育館に集まってください」

苗木「なんだろう?」

体育館

モノクマ「オマエラ、全員集まったみたいだね。今日はオマエラに伝えることがあります」

モノクマ「昨日の夜、ついに、ついに
      エクストリームなコロシアイが起こるはずだったのですが
      すんでのところで邪魔されちゃったんだよ!僕の楽しみをどうして奪っちゃうんだい!」

朝日奈「こ、殺し合い!?」

山田「そ、そんな!?これは大変なことですぞ!?」

仗助(オメーがバラすのかよォ~~~~ッ!)チラッ

舞園「……」ウンウン

桑田「……」コクッ

仗助「残念ながら、ソイツの言ってるこたァー本当だ。
    昨日の夜、舞園と桑田があわや殺し合いに発展しかけた。
    途中でオレと苗木が仲裁したから大事には至らなかったがな。
    だが、このことで舞園や桑田を危険視するのはお門違いだ。
    二人共精神的にかなり精神的に追い詰められていたからそーなったんだ。
    だから憎むべきはモノクマ、テメーだけだッ!」

モノクマ「せっかく面白いことになってたのに、君たちのせいで結局なくなったじゃん!どうしてくれるんだよ!」

江ノ島「さっきから聞いてたらアンタ勝手なことばっか言ってるんじゃないわよ!」

江ノ島「いきなり閉じ込めといて殺し合いをしろだなんて言われてしたい奴なんか
     いるわけないじゃん!それでうまくいかなかったらあたしらが悪いみたいにさぁ!
     ばっかじゃないの!?」

モノクマ「うう……あまりの迫力にボク、チビっちゃいそうだよ!
     でも、ボクは負けたりしないよ!そんなに僕の言うことが聞きたくないんだったら
     僕を倒してみろ!」テクテクテクテク

ベターン

江ノ島「はい、これで満足したぁ?」

モノクマ「そっちこそ、どうなんだい?言ったよね、学園長への暴力は校則違反だって。
      助けて!グングニールの槍!」

ドドドシュッ!

江ノ島「うそ……でしょ?」

仗助「江ノ島さん―――――――――――ッ!!!」ガシッ

仗助「江ノ島さん!ふう、どーやら無事みてーだな。多方モノクマが見せた幻覚か何かだろ」

江ノ島「ちょっと待って、そんなわけないじゃん。さっきあたしが刺された痛みは本物だったし、
     モノクマがあたしたちに幻覚を見せられるんだったらいままでしてこなかった理由もない。
     仗助、アンタ一体何者?」

(実はこのSS思いついたのって忍者スレのこのシーンを
読んでて『あれ?これ仗助でもいけるんじゃね?』と思ったのがきっかけだったりする)

仗助「わかった。全部話す。ここじゃあちょいと例を見せ辛れェーから食堂にいくぜ」

モノクマ「ちょっと!まだ話すことは終わってないんだから、ちゃんと戻ってきてよ!」

葉隠「まだ何かあるんだべか!?」

霧切「とりあえず仗助くんの方を早く済ませましょ」

というわけで食堂

苗木「で、どうして江ノ島さんは助かったの?」

仗助「それにはまずなんでオレがここに居るのかを説明しなきゃならねーな」

セレス「ここにいる訳……才能の話でしょうか?」

仗助「ああ、その通りだ。俺は『超高校級の超能力者』としてここに呼ばれたんだ」

葉隠「超能力なんてありえないこと言ってるんじゃないべ!」

腐川「アンタがそれ言うの!?」

仗助「まァ、論より証拠だな。俺の超能力は『ものを治す能力』だ。
    例えばそうだな、この皿を割って」パリーン

仗助「継ぎ目を合わせて、手を当てると……ほら、元通りだ。俺ができるのはこんぐらいだ」

江ノ島「その能力でアタシも治したってわけね」

苗木(床に飛び散った細かい破片がさらに向かって飛んでいった……?)

スタンドのことまでは話さないのがしたたかだ

>>58
モノクマ(本編とは別)「なんたって、ボクがいるからね!」エッヘン

モノクマ「話は済んだでしょ!さっさと戻ってきてちょーだわいな!!」

山田「どうにも言い回しが古臭いですぞ」

十神「どうにもやかましいからさっさと行くぞ」

体育館

モノクマ「全員戻ってきたね!さあ、続きを話すよ!」

モノクマ「本来、今日はオマエラがコロシアイを終わらせた後のイベントをするつもり
      だったのですが、ああも邪魔されちゃお開きになりました。ですが、せっかく
      準備したのにそれを全部パーにするのはもったいない!せっかくなので
      オマエラにどどーんとお見せしちゃいます!社会科見学みたいなものだね!
      オマエラはコロシアイをしたあと、本来なら学級裁判で誰がクロなのかを
      見つけなければなりません!ところが、今回はクロが出る前に終わっちゃったので
      学級裁判所を公開しまーす!なにせこの先何が起こるかわからないからね!
      予行演習はあったほうがいいでしょ?というわけでちゃっちゃと終わらせるよ!」

モノクマ説明中&見学中その後体育館に戻りました

モノクマ「というわけで、あの部屋が使えるようにコロシアイ頑張ってね!」

江ノ島「もう突っ込むのにも疲れた」

モノクマ「そしてあと二つ連絡事項があります。まず、オマエラもなかなか
      頑張ってるみたいだからご褒美に2階を開放しちゃいます!
      新しい凶器もあるからガンガン使って頂戴な!」

モノクマ「そしてもう一つ、見たところ今ある動機だけじゃ次の殺人は
      起こりそうもないので新しい動機を配ることにしました!」

十神「新しい動機だと!?」

モノクマ「そう!人間18年も生きてれば、人に絶対知られたくない秘密の一つや二つある
      でしょ?今から配る封筒の中にはその人の絶対に知られたくない秘密が入って
      います。もし、これを配ってから48時間以内にコロシアイが起こらなかったらこの
      秘密を全世界に向けて発信しまぁす!というわけでもってけドロボー!」バサァッ

各々無事に回収しました

大和田「な、なんだこれ!」

苗木「僕のは……」

小5の頃までおねしょをしていた

苗木「こんなことで殺人を犯すかなぁ……?」

十神「わからんぞ?人によって書かれていることは違うだろうからな」

仗助「そーだぜ、苗木。クソッモノクマのヤロー、やってくれるじゃねーかッ!」

苗木「そんなに大事な秘密なの?」

仗助「いや、どっちかっつーと今この学園にいるやつには知られたくねー秘密だ」

人を3人殺したことがあるバァーン

霧切「どうやら2階が解放されたのは本当のようね。探索をしておけると良いと思うわ」

葉隠「でも腹が減ったべ。行くのは飯食ってからにしねぇか?」

石丸「確かにもうお昼時だな。それじゃ、これから昼食をとって、それから探索の時間にしよう」

食事して探索もしました

仗助「おい、苗木」

苗木「どうしたの?」

仗助「昨日の夜話したいことがあるっつたあとそのまま話しそびれちまっただろ?
    今夜改めて話してーんだけど大丈夫か?」

苗木「うん、わかったよ。また僕の部屋でいいよね?」

仗助「おう、頼むぜ」

そのしばらくあと

不二咲「えっと、仗助くん?」

仗助「ん?どーした?不二咲」

不二咲「お願いがあるんだけど……明日、トレーニングルームで会えないかな?」

仗助(トレーニングルーム?)「おう、いいぜ。何時くらいだ?」

不二咲「10時くらいにお願いできるかなぁ?」

その日の夜

仗助「苗木、いるか?」

苗木「うん、いるよ。入って」ガチャ

仗助「わりーな、二日も時間とっちまってよォー」

苗木「昨日はあんな事故があったんだから仕方ないよ。で、どうしたの?」

仗助「ちょいと秘密を話してーんだ。ただ、こいつァモノクマのヤローには絶対にバレて
    欲しくねーからカメラに背中を向けて筆談で話すぞ。いいな」

苗木「うん、わかったよ。その前にドアの鍵を閉めてっと」

説明中

苗木『やっぱりただものを治すだけじゃなかったんだね。それにしてもスタンドかぁ。
    仗助くんみたいな力を持ってる人がもっといるなんて思いもしなかったよ』

仗助『まーな。俺のダチもほとんどスタンド使いだし、案外いるもんだぜ』

苗木「どうして僕に教えてくれたの?」

仗助「オメーはこんな状況でも絶対に人を殺すことはしねーと思ったからだな
    なんつーか、輝く黄金の精神、みてーなもんをオメーに感じたんだ」

苗木「黄金の、精神……」

仗助「ま、話すことはもうねーぞ。オレは明日不二咲と約束してっからもう寝る。おやすみ」

次の日・トレーニングルーム

仗助「ここか。一体どうしたんだ?不二咲の奴」ガチャ

大和田「ん、仗助か。あんまり自分から鍛えてるイメージはねぇけど、筋トレか?」

仗助「いや、不二咲に呼ばれてきたんだ」

大和田「なんだ、お前もそうだったのか。あいつ、一体何で俺たちを呼びつけたんだ?」

仗助「この髪型の作り方とか?」

大和田「それはねぇだろ。あいつ女だぞ?」

ガチャ

不二咲「あ、二人共いるね。今日は二人にお願いがあるんだ」

仗助「おう、どーしたんだ?」

不二咲「実はこれ、モノクマが配った秘密に関係あるんだけど」

大和田「あの秘密が……どうかしたのか……?」

不二咲「僕の秘密は、僕が男だってことなんだ。昔、弱いからっていじめられてから
     女の子のふりをして身を守ってきたんだけど、モノクマがあんなこといって、
     それで、どうせなら自分を変えてみようって思ったんだ。だから、僕から見て
     強そうな二人に強い男として生きる方法を教えて欲しいんだけど、ダメ、かな?」

仗助「マジかよ……こいつァヤベーこと聞いちまったぜ」

大和田「そうだ、俺は、俺は……」

仗助「おい、大和田?」

大和田「俺はつえぇぇんだぁぁぁ!」ドカッ

仗助「何やってんだ大和田ァァァッ!!」

仗助「クレイジーダイヤモンド―ッ!おい!不二咲、大丈夫か!?しっかりしろ!」

大和田「――ハッ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大亜「行くぜ!暮威慈畏大亜紋土!!」

大和田たち「オウッ!!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大和田「俺は……俺は……」

不二咲「う、うーん……あれ、僕は一体……」

仗助「よかった、間に合ったかッ!そんじゃー大和田、オメーがやるつもりなら、オレだって
    容赦するつもりはねーぞ」ゴゴゴゴゴゴ

大和田「いや、もう落ち着いたしやるつもりもねぇ。だからそのスゴ味を出すのはやめてくれ」

仗助「そーか、理由があるなら聞かせてくれねーか?」

大和田「これも、モノクマが配った秘密ってやつが理由なんだ」

大和田「昔俺はレースの最中焦って無茶なコースを取っちまった。それで
     トラックにぶつかりかけたとき、兄貴は俺をかばって、死んじまった」

大和田「俺は、俺は俺の兄貴を殺したんだ。それが秘密として書かれてた」


大和田「俺は不二咲に嫉妬したんだと思う。俺は自分の過去をずっと引きずってんのに
     不二咲はそれを乗り越えようとしてたからな。それが、さっきのアレの理由だ」

仗助「……俺のダチによー、ずっと兄貴を慕ってたやつがいるんだ。
    そいつの兄貴はそいつをずっと出来の悪い弟だって馬鹿にしてた。
    それでもそいつは慕ってたけどな」

仗助「ところがよー、そいつの兄貴は、自分の弟をかばって死んだんだ。ずっと
    馬鹿にしてきた弟を、な。兄貴ってやつァーそういうもんじゃあねーのか?
    テメーの弟がどんなやつだろーと大事に思う、生きてて欲しいと思う。
    だからよー、オメーも、この命は兄貴に救ってもらった命だって、
    胸張って生きてきゃいいんじゃねーか?まあ、いままでずっと悩んでた
    からいきなりってんのは無理だろーけどよォ~~」

大和田「兄貴に救われた命、か……」

仗助「ならなおさらここから生きて出なきゃならねーだろ。せっかくオメーの兄貴が
    救ってくれたんだ。こんなところで死んじまうわけにはいかねーだろ」

大和田「ああ、そうだな!」

不二咲「大和田くん、ごめんね。僕が変なこと相談したばっかりに……」

大和田「いや、むしろ謝るのは俺の方だ。お前が勇気を出して俺に相談してくれたってのに
     裏切っちまったんだからよ」

不二咲「ううん、大和田くんは悪くないよ。だってモノクマが全部仕組んだことでしょ?」

大和田「お前ってやつは……だが、悪いが俺からはお前に何も教えられねぇ。
     なんつったらいいかな、今の俺には胸を張ってお前に教えることはできねぇんだ
     仗助、すまねーがお前に全部任せるぜ。俺は少し一人になりてぇ」

仗助「わかった。大和田よォ~、また何かあったら相談に乗るぜ?」

大和田「ありがとうな」ガチャ

仗助「さてと、確か男らしくなりたい、だっけか」

不二咲「うん」

仗助「そーだな、さっき話したのとは別のダチに男だけどスゲー小せーやつがいるんだ。
    オメーほどは小さくはなかったたァー思うがな。そいつァ特に力がつえーわけでも
    ねーんだけどスゲー頼りになるんだ。俺が頼りにするくれーにな。そいつが
    頼りになるのはきっとそいつの意思がスゲーつえーからだと思うんだ。
    だから強くなるってんのは何も体だけのことじゃあねー。強い意志を持ってりゃ
    それで十分なんだ。その点オメーは弱い自分を変えよーとした。少なくとも今は
    それだけでいいと思う。焦らなくていい。少しづつ、自分に出来ることをやってきゃいい」

不二咲「自分に出来ること……うん!わかった。ありがとう、仗助くん」

仗助「オメーは自分で思ってる以上に心がつえーんだよ。さっき大和田をすぐ許したみてーにな
    普通アレはなかなかできねーぜ」

次の日、朝食後体育館にて

モノクマ「オマエラ、またやってくれたな!せっかくのボクの楽しみを台無しにして!」

仗助「うるせー。そんなに人が死ぬのが見てーんだったらテメー自身でやれってんだ」

モノクマ「それじゃ意味ないからこうしてオマエラに色々尽くしてるんじゃないか!
      まあ、コロシアイが起こらなかったから前回言った通り、オマエラの秘密を
      大!大!大!大公開しちゃうよ!」

不二咲「待ってよぉ!」

モノクマ「え?なに?何か言いたいことでもあるの?」

不二咲「僕の秘密は僕が自分で話すよ。いいでしょ?」

モノクマ「え?あ、うん。何?自分で言いたいの?止めはしないけど」

仗助「不二咲、お前ってやつァよォ~~~~ッ!」

不二咲「大丈夫だよ、仗助くん。それじゃ、言うね。僕の秘密は……」

その後、野郎どもが確認して不二咲が男だと証明された

十神「で、それがどうしたと言うんだ?」

朝日奈「そんな言い方ないよ!せっかく不二咲ちゃ……あ、えっと不二咲が勇気を
     振り絞って自分の秘密を明かしたのに!」

十神「ふん!性別が変わったくらいで俺が接し方を変えるわけがないだろう」

朝日奈「十神……」

山田(これがいわゆるツンデレというやつですかな?)

霧切(彼の場合全くデレてないんじゃないかしら)

山田(こいつ直接脳内に・・・!)

霧切(読心術よ)

山田(あ、なるほど。……いややっぱりおかしいですぞ)

モノクマ「あ、終わった?じゃ、君たちの秘密は公開しとくよ。
      というかぶっちゃけもう公開しちゃってるんだけどね」

大和田「はぁ!?てめぇ、いつやったんだ!俺たちの秘密はもうバレてんのか!?」

モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ、誰もオマエラに公開するとは言ってないもんね!
      いやー、ここまで綺麗に騙されるとほんと、楽しいよ!」

仗助(ひとまずはよかった、かな。公開されてたらオレの信頼がダダ下がりだったからよー)

形兆の兄貴...!(`;ω;´)


               x =========== 、

                /´ィ´下、 ̄`ヽ./川ハ
           /イ ,ィ{ }  u\u >-ヘノ
          /// >j   __\`ヽ. ∧
         /// / /} /´,`ヽ__} ∧   仗助ェ~ッ!
         |. , ' / //U ` ̄`¨´ノ  ,Kミ}   居ねえと思ったらこんな所にッ!!
         |// / j           /ヽ゚く!
         |/⌒ヽ、_/\:  /  u  \/ヽj
         ',^lヽ     \/ U  ,. ===、 {
         | { lハ |    /|    ∠ニニニ} i
         ト、 ⌒)!   / !     ー┬  |
        /^ニ}`>|   U   u    ) u!

__      //⌒|   \       x≦三ミヽノ
: : : : :`ヽ  i/  ,!r==  _> 、....∠//////
: : : : : : ∧、 |i.  f: : : : : : :(`ヽ>=====ミ//
: : : : : : : ∧\__ノ: : : : : :_〉 ∨7: : : : } }ク!
: : : : : : : : : !: : : > 、: : {===  二!: : : //:/
: : : : : : : : : }: : : : : : : > 、7  ,二!: : :://:/

でもよく調べたよな
スタンドの事知ってなきゃ、限りなく黒に近いグレーまでしか認定出来ないだろうに

>>73
ジョジョ3大兄貴はみんなカッコイイ
>>74
お前主人公にしなくて本当に良かった
>>75
非常にシンプルな理由なんだけどね

モノクマ「あ、そうそう。ついでに3階も開放しといたよ!色々あるから楽しんでいってよね!」

舞園「あなたに見られてて楽しむことなんてできませんよ……」

モノクマ「いや、別にボクだって監視カメラの映像全部チェックしてないからね!
      それにこうやってボクが直接出てる時はカメラの映像も確認できないし」

山田(自分で明かしていくスタイルですと!?)

モノクマ「さてさて、どうも君たちには今までの動機じゃちょっと足りなかったみたいだね
      きっと今までネガティブな動機しかなかったからなんだろうね!
      そこでボクはみんなが飛びつくポジティブな動機を考えました!
      というわけでパンパカパーンってね!」

葉隠「さ、札束だべ!」

モノクマ「ここに取り出したるはしめて現金100億円!
      次のクロには、この現金をドドーンとプレゼントしちゃいましょう!」

十神「くだらん。そんなもの、燃やして燃料にしてしまった方がマシだろう」

葉隠「そんなことないべ!あれだけあれば俺の借金もアレとそれとあとあっちのも……」

翔「げっひゃっひゃ!あんた、あれだけあって返せるって断言できないほどの借金背負ってんの!?」

葉隠「あーっ!腐川っち俺のことバカにしたべ!」

モノクマ「ん?」

苗木「アレ?」

翔「あ、どうもはじめまして~。案外家庭的な殺人鬼のジェノサイダー翔でーす」

山田「ファッ!?」

十神「心配するな。今コイツは無害だ」

翔「なにせ白夜様とあれだけ熱い夜を過ごしちゃいましたからね~!」

桑田「マジかよ、マジかよ!」

十神「俺は殺人鬼と寝る趣味はないからな。全く、勘違いするような言い方を」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

翔「私好みのイケメンさーん!私のためにおとなしく死ね」

十神「ふん、俺が自分の身も守れないような貧弱なやつだと思っているのか?」

翔「関係ないね。気に入ったイケメンは全員殺すだけよ!!」

十神「ハッテァッモウヤメルンダッ!! キラキラバシュゥゥゥン! イクゾッ! イヤァァァァァァァ!! ウワァァァァァァ!! タァ↑!!」

翔「はふう……なんて素敵なひとなの」ガクッ

十神「他愛もない」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

翔「ぐへへ、ぐへへへへへ」

モノクマ「ま、とりあえず言うことはもうないよ!それじゃ、楽しいコロシアイ生活をね!」ピョン

仗助「これでモノクマのやつァいなくなったな」

不二咲「あの、皆に見せたいものがあるんだけど、これから大浴場の脱衣所に来てくれないかなぁ?」

十神「くだらんことだったら許さんぞ」

不二咲「た、多分、そんなことはないと思うけど……」

朝日奈「まあまあ、見てみたら分かることじゃん?ね、不二咲」

不二咲「う、うん」オドオド

脱衣所

不二咲「これなんだけどぉ」

十神「ただの旧式のPCじゃないか」

霧切「彼のことだから中に何か入れたのかもしれないわ」

アルターエゴ『おはよう、ご主人タマ』

不二咲「これなんだけどぉ」

山田「小さい不二咲殿ですとぉぉぉ!?」

仗助「グレートだぜ、こいつァ――!」

不二咲「ここに置いておくから、みんな好きに使っていいよぉ」

仗助「へェ~~、すげーじゃねーか!」バキッ

仗助「あ」

苗木「あっ」

不二咲「ま、まあでも、外装が壊れただけみたいだし、問題はないよぉ」

仗助「ほ、本当にすまねぇ!」

江ノ島「つーか直せばいいじゃん」

仗助「いや、肝心の破片がどっか行っちまった」

江ノ島「それならしょうがないかぁ」

石丸「どうやら話は終わったみたいだし、今日はもう解散でいいかな?」

霧切「3階の探索もしたいから、そうしてもらえるとありがたいわね」

石丸「では、これにて解散とする!」

苗木(仗助くん、本当は破片持ってるでしょ)

仗助(まあな、一応保険のためにな)

苗木(抜け目無いね)

数時間後

アルターエゴ『なるほど、ネコとタチにはそんな意味があったんだ』

山田「意外にいろんな言葉に隠された意味がありますすぞ」

アルターエゴ『もっと色々教えてよ!』

霧切「あまり無駄なことは教え込まないで」

山田「無駄なことこそ素晴らしいんですぞ!」

霧切「もし今が日常ならそれにも同意するけど、この非常時に無駄な知識は枷になりうるわ」

山田「枷は流石に言い過ぎですぞ!」

霧切「とりあえず、私も聞きたいことがあるから交代してくれるかしら」

山田「そういうことは先に言って欲しいですぞ。はい、どうぞ」

霧切「ありがとう」

アルターエゴ『また教えてね』

山田「わかりましたぞ」

霧切「それで、こっちの用事なんだけど」

アルターエゴ『どうしたの?』

その日の夜

仗助「なんだか喉が渇いちまったな。食堂に行くか」

<ヤマダクンニスコシオハナシガアルノデスガヨロシイデショウカ?

仗助「ん?なんだ?」

山田「で、何があったんですぞ?」

セレス「実は、霧切りさんが『山田くんが無駄なことを教え込まないように』と
     アルターエゴを隠してしまったのです」

山田「なんですと!?吾輩に使用不可宣告をするならともかく、
    ほかの人も使えなくしてしまうのは横暴ですぞ!」

セレス「私は止めたんですけど霧切さんは聞かなくて……」

山田「それで、なぜ僕のところに来たんです?」

セレス「山田くんには隠し場所を聞き出すお手伝いをしていただきたいのです」

山田「なるほど」

セレス「ただ、最悪の場合ですが、どうしても言わなかった場合、彼女を殺してしまうのも
     視野に入れなければいけませんわ」

山田「こ、こここ、殺すですと!?」

セレス「あくまで最終手段ですわ。アルターエゴも殺すこともここから出る手段という点では一致してますから」

仗助(違う!あいつは確実に『殺る』気だッ!そのために山田を騙そーとしてるのか)

仗助(となると、主犯はセレスさんだろーな。そこをどーにかしたらよさそうだな)

仗助(ま、今日はとりあえず水飲んで寝るか)

次の日

仗助「セレスさん、ちょっと二人で話してーことがあるんだけど、いいか?」

セレス「……わかりました。そうですね、私の部屋にいらしてください」

仗助「おう、わかった」

セレスの部屋

セレス「それで、何について話したいのですか?」

仗助「昨日、オメーと山田の話を聞いた」

セレス「あら、盗み聞きとは感心いたしませんわ」

仗助「オメー、ハナから殺すつもりだろ」

セレス「……どうしてそう言えるのです?」

仗助「俺は昔一度あったことがあるんだよ。人を殺すことを考えながら平気に過ごしてる奴をよーッ
    今のオメーの目、そいつにそっくりだぜ」

セレス「ならどうしますか?今そう考えているのは仗助くん、あなただけですわ。そのようなことを誰かに言っても怪しまれるのはあなたですわ」

仗助「セレスさん、俺はオメーに賭けを持ちかけたい」

セレス「賭け、ですか?この超高校級のギャンブラーである私に?」

仗助「ああ。もし俺が勝ったら馬鹿な真似はやめてもらう。
    その代わり、俺が負けたらお前に協力する」

セレス「なるほど。それで、どういった賭けをなさるつもりですか?」

仗助「ポーカーだ」

セレス「ポーカーですか。本当によろしいので?見たところ、
     あなたはギャンブルにおいて私ほどの場数は踏んでいないようですわ」

仗助「もちろんオメーとフツーにやって勝てるとも思ってねー。だから、俺はイカサマをする」

セレス「あら、堂々とおっしゃるのですね」

仗助「その代わりイカサマがバレた時点で俺の負けだ」

セレス「なるほど、面白いことを考えますわね、いいでしょう、お相手いたしますわ」

仗助「面倒がねーようにあらかじめルールを決めておこう。ディーラーは交代制にするか?」

セレス「いえ、あなたが全てやってくださいな。チップはお互いに10枚から始めましょう。
     それと、確か遊技場にはトランプが山ほどあったはず。毎回別のセットを使いましょう」

仗助(かかった)

仗助「ああ、それでいいぜ」

その日の夜

セレス「あら、ちゃんといらっしゃいましたね」

仗助「自分から呼び出して逃げ出すこたァしねーよ」

セレス「それじゃ、始めましょうか」

仗助「ああ、そうだな」ガサゴソ

セレス「あら?それは一体?」

仗助「ああ、ちょっと夜食も兼ねて油芋を何袋か持ってきた」バリボリ

セレス(硬揚げ油芋パーティ用100g……)

セレス「私にも一ついただけます?」

仗助「おう、どれがいいんだ?」

セレス「油芋にんにく醤油味」

仗助(マジかよ)

セレス(しまった)

仗助「こいつでいいんだな」

セレス「ありがとうございます」

仗助「1つ」

セレス「いいですわ」

仗助「ワンペア、エースだ」

セレス「ツーペアですわ」

仗助「俺の負けだな」バリボリ

セレス「まだ始まったばかりですわ」

現状:仗助9/セレス11

仗助「……1つ」

セレス「2つにいたしますわ」

仗助「降りるぜ。ブタだ」

セレス「あら、ストレートを狙ったみたいですが、残念でしたわね。それでも私はフラッシュでしたが」

仗助「マジか」バリボリ

現状:仗助8/セレス12

仗助「2つ」

セレス「乗りますわ」

仗助「フルハウス、キングと10だ」

セレス「ストレートですので負けですわね」

仗助「しかし長丁場になりそうだな」バリボリ

セレス「まだ始まったばかりですわ」

現状:仗助10/セレス10

仗助「2つ」

セレス「3つにしますわ」

仗助「いいぜ。ジャックのフォーカードだ」

セレス「あら、こちらはフルハウス。負けてしまいましたわ」

現状:仗助13/セレス7

セレス(わからない……さっきから見ていて、すり替える様子も、配り方を変える様子も
     意図してシャッフルする様子もない。一体何をしているの?)

仗助「1つ」

セレス「いいでしょう」

仗助「スリーカード、クイーンだ」

セレス「ツーペアですわ」

セレス(そう、もう一つわからないのは私の手札があたかもバレてるようなプレイング。
     鏡があるわけでもない、監視カメラだって私の向かいにあるのにどうして……)

仗助「また俺の勝ちだな」バリボリ

現状:仗助14/セレス6

セレス「そうですわね……」

仗助「その爪で自分の手をブッ刺そうとすんじゃあねーぞ」

セレス「え?どうしてそのようなことを?」

仗助「いや、前にイカサマをしてチンチロリンをしたらイカサマがわからない悔しさの
    あまり自分の手をGペンで刺した漫画家が居てよォ~~~」

セレス「ピンクダークの少年にそんな話がありましたわね」

仗助「えっ」ギクッ

セレス「その反応からすると、アレのモデルはあなたでしたのね?」

仗助「マジかァ~~、最近おもしろさに気づいて読み始めたけど、
    読んでないところにそんな話があったたァーなァ~~」

セレス「ふふふ、露伴先生が実体験を元に漫画を書かれるといる噂は本当だったのですね」

仗助「いや、そーとも限らねーみてーだぞ。リアリティさえあれば、それが創作でも話は書くみてーだ」

セレス「あら、そうだったのですね」

セレス(あら、ストレートフラッシュ。これならきっt)

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

セレス(な、なんですの!?このスゴ味は!)

仗助「……6、だ」

セレス(うう、スゴ味に負けて降りてしまいそうですわ。
     ……いえ、ここで負けてしまっては彼の思う壺に決まってますわ
     私を降りさせるためにこのスゴ味を出していると見ました。ここは)

セレス「いいでしょう。乗りますわ」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

セレス(相変わらずのスゴ味ですわ)

仗助「ロイヤル、ストレートフラッシュだ」

セレス「え!?」

セレス(そんな、今までカードを操作した様子もないのになんで!?
     まさか、本当に引き当てた?それで、私を載せる為にああしてスゴ味を……)

セレス「私の、負けですわ」

仗助「……はァ~~~~~~~~~~~~」

セレス「ところで、本当にイカサマをなさってたのです?」

仗助「ああ、してたぞ」

セレス「よろしければ何をしていたのか、教えていただけませんか?」

仗助「……怒らねェーか?」

セレス「ここまで私を騙しきったのですわ。怒るわけがありませんわ」

仗助「それならその重なったトランプ、ずらしてみてくれ」

セレス「?……あっ!」

セレス「左上の数字と、中央が食い違ってる!?どうしてこんな!?あなたの超能力は壊れたものを……」

―――俺の超能力は『ものを治す能力』だ―――

セレス「あ、あなたの能力は壊れたものを元通りにするというものではない、ということですか」

仗助「ああ。俺の能力はものを治すこと。それが元通りになるか、別の形になるかは
    俺のイメージにかかってるんだ。あ、このことは秘密にしてくれよな」

セレス「そうですわね。この先の立ち回りが辛くなりうるでしょうし、秘密にいたしますわ」

仗助「助かる。しかし、余ったな」

セレス「山田くんに差し上げれば良いかと。確か、彼の好物でしたから」

仗助「そーだな。あ、オメーもちゃんと山田に謝っとけよ」

支援数の10倍人がいるって話を聞くから、今いるのは10人くらいかな?

ありがとう……それしか言葉が見つからない……

セレス「仗助くん、そのちぐはぐのカード、ひとついただけますか?」

仗助「いいけどよォー、なんでんなもん欲しがるんだ?」

セレス「私のこの負けは記憶に留めておきたいのです」

仗助「それならいいぜ」

セレス「ありがとうございます。それでは私はこれで」

仗助「分かってるよなァ~~?」

セレス「ええ。もう殺しだなんて考えたりしませんわ」ジッ

コツコツ……

仗助「なんで俺のことちょっと見てたんだ?」

セレス「……Cランク、ですわね」

次の日

セレス「山田くん、少しよろしいですか?」

山田「おや、何かあったんですかな?」

セレス「二人で話したいことがありまして」

山田「いいでしょう、吾輩の部屋でよろしいですかな?」

山田の部屋

山田「それで、一体どういった話をしにきたのですかな?」

セレス「山田くんに謝りたくて来たのです」

山田「何について謝るんですかな?」

セレス「この前、山田くんに霧切りさんがアルターエゴを隠したって言いましたよね。
     本当に隠したのは私で、山田くんに嘘を教えたのです」

山田「どうしてそんな嘘をついたのですぞ?」

セレス「モノクマが提示したアレに目がくらんでしまって……」

山田「アレ、ですと?なんでそんなにアレを欲しがるんですぞ?」

セレス「それは私がギャンブルの世界に入った理由でもあるのですが、
     私、お城で暮らすのが夢なんです。そのお城を買うためという目標があったからこそ
     恐ろしいギャンブルの世界でもどうにかやっていけてたのです
     ですが、ここから脱出できる上、お城を買うための資金がそろうと思うと
     つい、やってしまいまして」

山田「そのお城は西洋のお城でよろしいですかな?」

セレス「もちろんですわ。私の感覚では、東洋のお城は優雅でありませんもの」

山田「ふむ、セレス殿、吾輩がセレス殿を許すとすれば、セレス殿をモデルにした同人誌を書く許可を貰えたらになりますが、よろしいですかな?」

セレス「……いいでしょう。許可しますわ」

数時間後

山田「できましたぞー。セレス殿、これで気を紛らわせたらどうですかな」

セレス(どうせ山田くんにめちゃくちゃにされる話なんでしょうね)パラ

セレス(……)パラペラバラババ

セレス「山田くん?」プルプル

山田「お、お気に召しませんでしたかな?」

セレス「私が城で幸せに暮らしてる漫画なんて描きやがって!
     おかげでますます外に出たくなっちまっただろうがァァァ!」バン

山田「ひっ!」ビックゥ

セレス「あとなんで専属の執事の顔が水嶋ヒ□なんだ!あたしゃゴーリキーかっての!」

山田「メイドの資料は山ほどあったのですが、執事の資料は今それしかなかったんですぞ!
    今回はそれで勘弁して欲しいですぞ!」

セレス「全く。ところで、なぜこんな漫画を?」

山田「昨夜、仗助殿から概要を教えてもらいましてな。
    吾輩に出来ることはないかと思い、こうすることにしました」

セレス「全く、余計なことを」

山田「拙者はこれでよかったと思いますぞ」

その日の夜

苗木「ん?体育館が空いてる?誰がいるんだろ」ギィ

ジョインジョインサクラァデデデデザタイムオブレトビューションバトーワンデッサイダデステニーナギッペシペシ
ナギッペシペシハァーンナギッハァーンテンショーヒャクレツナギッカクゴォナギッナギッナギッフゥハァナギッゲキリュウニ
ゲキリュウニミヲマカセドウカナギッカクゴーハァーテンショウヒャクレツケンナギッハアアアアキィーンホクトウジョウダンジンケン
K.O. イノチハナゲステルモノ
バトートゥーデッサイダデステニー セッカッコーハアアアアキィーン テーレッテーホクトウジョーハガンケンハァーン
FATAL K.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガヨイ ウィーンサクラァ (パーフェクト)

苗木「」

モノクマ「ふんだ!ボクが死んでも代わりは居るもの!どってことないよ!
      それより、ボクに逆らうだなんていい度胸だね!」

大神「我はもう退かぬ!媚びぬ!省みぬ!これ以上友を裏切ることなどできぬ!」

モノクマ「あっそ。じゃ、ボクはアイツラを殺すだけだけどね」

大神「むう……」

モノクマ「それともやっぱりやめちゃう?ボクは優しいからね!
      今ならまだ気が変わっても許してあげるよ」

大神「卑怯な!」

モノクマ「何言ってるんだい!アレを見せたあと、君から協力するって言ったんじゃないか!」

苗木(大神さんとモノクマがつながっていた?)

仗助の部屋

苗木「ってことがあったんだ」

仗助「そいつァ、あんまり突っつかねェー方がいいな」

苗木「やっぱり、そう思うよね」

仗助「ああ、下手に突っついて悪い方向に動かれるとまずい」

苗木「じゃ、これは僕たちだけで」

仗助「ああ、そうだな」

次の日

モノクマ「オマエラ、おはようございます。
      今日は朝会があるので朝ごはんを食べたらすぐに体育館に集まってください」

仗助「オイオイ、このタイミング、早速仕掛けてきやがったのか?」

というわけで体育館

十神「で、今回は何の用だ」

モノクマ「今日は君たちに耳よりの情報を教えに来ました」

桑田「耳寄りの情報だぁ?」

モノクマ「この中に一人、裏切り者がいる!」

苗木(は、早い!昨日の今日でこんな!)

仗助(いいや、当然だ。オメーから聞いた様子じゃあ、アイツァモノクマと敵対した
    みてーだからな。さっさと潰すに限らァ)

山田「う、裏切り者ですとぉ!?」

石丸「そんなことなどあるはずがない!我々はこれまで協力してここで生活してきた!
    裏切り者などでるはずがない!」

モノクマ「はいはい、模範解答ありがとね。でも残念ながら事実は覆らないんだよね」

十神「御託はいい。さっさとその裏切り者が誰なのか教えろ」

大神「その必要はない」

苗木「大神さん!?」

大神「我が、裏切り者だ」

朝日奈「そんな!嘘だと言ってよさくらちゃん!」

大神「朝日奈よ、すまぬ。だが、これは現実なのだ」

葉隠「お、終わりだべ!オーガが敵なら俺たちは全滅だべ!」

朝日奈「どうしてそんなことを言うの!?さくらちゃんが裏切るわけないじゃない!」

大神「いや、よい。これは我が受けるべき報いだ」

十神「馴れ合いは済んだな?俺はもう行かせてもらう」

朝日奈「十神くん!」

大神「止めよ!朝日奈!」

朝日奈「だって、だって!」

大神「良いのだ。それより、少しドーナツが欲しい」

朝日奈「うん、食べよ……」

不二咲「ねえ仗助くん、こんな時だけど、少し話したいことがあるんだ。いいかな?」

仗助「ああ、いいぜ」

2Fトイレ

仗助「こんなところに呼び出して、どーしたんだ?」

不二咲「ここなんだけどね」

仗助「コイツァ隠し部屋か!本棚は空みてーだが」

不二咲「僕が来た時にはもうからだったよぉ。でもこれがあるんだ」

仗助「LANケーブルか」

不二咲「アルターエゴをここに繋いで情報を探ってもらおうと思うんだ」

仗助「確かになァ~~。今回モノクマのヤローは新しい場所開放してねーし、
    しょーじき手詰まりの感があんだよなァ~~」

不二咲「アルターエゴをネットワークに繋げたらほぼ確実にバレるけど」

仗助「背に腹は変えられねーな」

不二咲「それじゃ、つないでおくよ」

仗助「コイツァオレ達だけの秘密にしよう。下手すると他にも内通者はいるかもしれねぇ」

不二咲「でもそんな!」

仗助「あくまで万が一の話だ。あのモノクマのこったァ。
    内通者じゃあなくとも盗聴器ぐらいは仕掛けてもおかしかァねェ」

不二咲「わかった。これは二人の間の秘密だね」

仗助「おう。気取られねェように気をつけろよ」

保守

次の日、娯楽室

仗助「どーも暇だなァ。ちょっと娯楽室にでも行ってみっか」ガチャ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

大神「……」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

仗助「お、大神ッ!誰だッ!誰にやられたんだッ!!」

大神「良いのだ。すべては我の自業自得。案じることはない」

仗助「馬鹿言ってんじゃあねぇ!オメーもオレたちの仲間だ!
    仲間を傷つけられてほっとけるわけねーだろッ!」ポン

大神「これは?」

仗助「俺の能力で治してらァ。血は残るから後で洗っとけよ」

大神「そうか」ペタペタ

仗助「おい、どーしたんだ?」

大神「フ、フフ、フハハハハハハ!そうか、そういうことであったか!
    一度装着型と立ち会ったことがあってな、その時に少し教えてもらったのだ」

仗助「グレートだぜ!そいつァよー。どーやら気も晴れたみてーだ」

仗助「それで、一体何があったんだ?」

大神「実はだな……」

大神説明中……

仗助「なるほどな。あいつらにはキツく言っとかァ」

大神「仗助よ、我は何を間違えたのか、教えてもらえぬか?」

仗助「オメーは何も間違っちゃあいねーさ。
    あーでもしなきゃあ確実に人質は死んでるだろーしな」

大神「だが、我がこのような行動を取った以上、皆はもうすでに……」

仗助「オメーの仲間の実力ってーのは一体どれくらいのもんなんだ?」

大神「我以上の者はいなかった。そう弱いわけではないが、
    武器を持った相手を何人も制圧できるわけではない
    他に頼れるとすれば我らの道場がなくなりそうになったとき、
    支援をしてくれたSPW財団くらいか」

仗助「ちょっと待て、オメーSPW財団と繋がってるのか!?」

大神「繋がっているというと正確ではないが、以前支援してもらったことがある」

仗助「安心しろ、大神。オメーの仲間は生きているッ!
    SPW財団こそ、オレ達超能力者を束ねる組織なのよーッ!」

大神「な、なんと!それは真か!?」

仗助「おう。だからもうモノクマのヤローに従う必要はねーぜ」

大神「そうか。しかし、今、我が再び仲間として迎え入れてもらえるとは思えぬが」

仗助「いや、一部のやつァ俺がオメーみたいに助けたからそいつらは問題ねーはずだ」

大神「ふむ、そうであったか。仗助よ、このまま我が仗助の助けを得ても完全に信用を
    得ることは不可能だ。ここはひとつ芝居を打たせてもらえぬか?」

仗助「芝居?一体何のために」

大神「十神にひとつ、灸をすえてやろうと思ってな」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

仗助「うわァァァァッ!」

朝日奈「えっ!」

苗木「仗助くん!?」

霧切「なにがあったの?」

仗助「大神がみんなを惑わせたとかなんとか言って毒飲んで自殺しちまった!
    一応治療はしたが、間に合ったかどうかはわからねェ!」

朝日奈「う、嘘よ!ねぇ、さくらちゃん!目を覚ましてよ!」

霧切「心拍、呼吸、瞳孔ぜんぶダメね。彼女はもう……」

朝日奈「さくらちゃん!どうして、どうしてこんなことに!」

仗助「ここにこんなもンが置いてあったんだ」

朝日奈「これ、さくらちゃんの字だ……」

霧切「我のせいで皆を対立させることになった。せめて我は死ぬことでそれを償いたい。
    葉隠や十神、腐川らが皆と共に行動してくれることを願う。ね」

朝日奈「さくらちゃんが死んだのはあいつらのせい……許せない!」ダッ

仗助「お、おい!」

霧切「朝比奈さん!」

仗助「俺は朝比奈を止めてくる!オメーは大神を頼む!」ダッ

霧切「わかったわ」

霧切「行ったわね」

大神「……ふぅぅ」

霧切「やっぱり生きてたのね」

大神「なぜわかった?」

霧切「瞳孔の開きが甘かったわよ」

大神「そうか、我もまだまだだな」

苗木「はあ、はあ、仗助くん!」

仗助「苗木!?どうしてオメーが?」

苗木「霧切さんがあなたも行きなさいって」

仗助「ああ、そうか」

苗木「それで、朝日奈さんは?」

仗助「まだ見つかってねェ」

苗木「手分けして朝日奈さんを探そう!」

仗助「いや、朝日奈はオメーが探せ」

苗木「仗助くんは!?」

仗助「俺は葉隠とか腐川たちを探す!もし先に襲われてたら治さきゃあならねェ」

苗木「そっか、そっちはお願いね!」ダッ

仗助「オメーも気をつけろよ!」ダッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

葉隠「」

仗助「葉隠ッ!大丈夫かァッ!?」

仗助「どーやら気絶してるだけみてーだな。傷は治したし、腐川を探すか」

???「その声、じょーくんかしら?ちょーっと来てくれる?」

仗助「腐川……じゃあなくてジェノサイダーの方かッ!どーした?」

ジェノ「ちょっとヤバイ事になっててさー、早く治療してくれると嬉しーんだけど」チミドロフィーバー

仗助「オメッ、何冷静に話してんだァッ!今治すから待ってろッ!」

ジェノ「あー、生き返るぅ~。あんがと、助かったわ」

仗助「オメー、んな状況で冷静になってんじゃあねーよ。朝日奈がどこにいるか分かるか?」

ジェノ「図書室の方に行ったっぽい。白夜様がいなければいいけど」

仗助「わかった。十神は何かあってもぜってーに治すから安心しろ!」ダッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

苗木(朝日奈さんは明らかに十神くんを重視してる。きっと図書館に向かうはずだ!)

コノッ!チョコマカト!

苗木「図書室から朝日奈さんの声が!十神くん、無事でいてよ!」

苗木「朝日奈さん!」バン

朝日奈「とおぉぉぉがみぃぃぃ!殺してやるっ!殺してやるっ!」

十神「やめろ朝日奈!俺を殺して何になる!?」

朝日奈「うるさい!うるさい!うるさい!アンタのせいでさくらちゃんが死んだのに!」

朝日奈「なんでアンタはのうのうと生きているのよぉぉッ!」

仗助「朝日奈落ち着けッ!」ガシッ

朝日奈「離して!離してッ!さくらちゃんが死んでアイツが生きてていいはずない!」

仗助「いい加減にしろッ!」

朝日奈「!」ビクッ

仗助「オメーは大神がああした理由を忘れたのか?オメーに仇討ちをして欲しくてやったんじゃあねーだろッ!」

朝日奈「だって、だって!こんなの酷すぎるよ!」

十神「こんなことをして、大神が戻ってくるわけではないだろう」

仗助「テメーは黙ってろッ!」

十神「っ!」

仗助「元はといえば!テメーが大神を傷つけたからこーなったんだろーがッ!
    オメーは人の心を軽く見すぎだッ!今回はオレが間に合ったからよかったものの、
    オメーは本来ここで死んでたんだぞッ!」

十神「俺が、死んでいた?」

苗木「大丈夫?朝日奈さん」

朝日奈「うん……ありがとね苗木」

仗助「とりあえずそのあぶねーもんこっちによこせ」

朝日奈「うん、わかった」

仗助「オメーは怪我ねーか?」

朝日奈「私は大丈夫。だけどさくらちゃんが……」

霧切「事態は収束したようね」

苗木「霧切さん!もうこっちに来てもいいの?」

霧切「ええ。彼女も、もう大丈夫みたいだし」

大神「朝日奈よ、無事か?」

朝日奈「さくらちゃん!?本当に大丈夫なの?」

大神「ああ。すまなかった」

朝日奈「そうしてさくらちゃんが謝るのよ!無事で本当によかった……」

仗助「どーやら間に合ったみてーだな」

大神「仗助よ、お主にも感謝せねばなるまい」

仗助「全員無事だし、大したことねーよ」

仗助「それより、腐川と葉隠はどこにいるかわかるか?」

霧切「二人共大事をとって医務室に行ったわ」

仗助「ありがとよ、行ってくる」

霧切「大神さんと朝日奈さんも、すこし食堂でゆっくりしてきたらどうかしら」チラッ

大神「うむ、そうだな。行こう、朝日奈よ」

朝日奈「うん、うん……!」グスッ

タタタタ……

十神「東方仗助は、俺が死ぬといった」

霧切「……」

十神「俺は十神家の全てを受け継ぐ男だ。完璧な男なんだ!
    こんなところで死ぬはずはないのに、なぜだ!」

霧切「あなたは、人の心を軽く見すぎてるわ。
    全ての人は利で動くわけじゃない。
    人の上に立つものが、人の心を掴まなければやがて見限られる。
    私はここまでしか言わないわ。あとは自分でまなぶことね。
    幸い、身近に最高の教師がいるみたいだしね」

十神「人の心……」

一方、医務室では

仗助「で、オメーらは『大神なら大丈夫だろー』ってな具合でぶん殴ったのか」

葉隠「ま、まあ」

腐川「だってそうでしょ!あんなにごっつい身体してるんだから、
    私たちに殴られたって平気でしょ!」

仗助「オメーらは勘違いしてるみてーだし言っとくがな」

仗助「肉体の強さと精神の強さは必ずしも一致しねーんだ」

葉隠「一体何を言ってるのかわからないべ!」

仗助「大神はな、肉体こそ強く鍛えちゃいるものの、
    だからといって鋼の精神を備えてるわけじゃあねーんだ」

仗助「まー確かに、そー見えねー奴がすげー精神力を
    持ってることもあるけどよォーッ」

仗助「少なくとも大神は違ったんだ。だから、あーいうふうに気負っちまったんだ」

腐川「でも、でも!あいつは裏切り者で!私たちを殺そうとして!だから私はッ!」

仗助「落ち着けって。ちょっと考えりゃあすぐわかる。あいつは人を殺せるよーなタマじゃあねェ」

腐川「……」

仗助「納得したんなら、謝ってこい。今食堂にいるはずだからな」

仗助「これで一件落着だろォーな」

苗木「あ、仗助くん。腐川さん達は?」

仗助「おう、大神に謝りに行ってらァ」

苗木「そっか」

仗助「まァ結果的にどーにかなって良かったな」

苗木「大丈夫?この所ずっと事件が起こるの止めてたけど」

仗助「杜王町じゃあこんくらいよくあるこった。特に疲れるよーなもんでもねェ」

苗木「あはは、そうなんだ」

仗助「ただ、この先ちょっとヤベーかもな」

苗木「どうして?」

仗助「さっきオメーが言った通り、俺ァこの所ずっとフォローに回ってる」

苗木「モノクマの思い通りにならないようにね」

仗助「そこが問題だ。今んとこモノクマのヤローの思惑を潰したんは全部俺だ
    そろそろ直接俺を潰しに来てもおかしかァねェ」

仗助「苗木、もし俺に何かあったときァ、頼んだぜ」

苗木「……うん」

次の日

モノクマ「オマエラ、おはようございます。今日はオマエラに告知があるので
      朝食後、体育館に集合してください」

仗助「なんだかもうこの展開に慣れてきちまったな」

霧切「モノクマがうるさくなるからサッサと行きましょう」

そして体育館

モノクマ「うん、全員いるね。まず一つ目だけど昨日はみんな頑張ったみたいだからね、
      5階を探索できるように開放しておくよ」

仗助「で、新しい動機は何なんだ?」

モノクマ「あ?ねぇよそんなもん」

霧切「動機になりうるものがそうそうある訳でもないでしょうから、
    ネタ切れと言ったところでしょうね」

モノクマ「ああ!もう言っちゃったよ……
      お察しの通り同期の方はネタ切れです。でもね、それとは別に伝えることがあるのです」

十神「どうせロクなことでもないんだろう、さっさと言え」

モノクマ「いやね、オマエラの中にこすっからーいことをしてる奴らがいるから、
      それについて話しておこうと思ってね」

葉隠「そんなこと言われたって心当たりがねーべ!」

モノクマ「さてここに取り出したるはオマエラにとって見覚えのあるノートPCです」

舞園「あ、あれって!」

不二咲「アルター……エゴ」

モノクマ「まあ誰が実行したのなんてどうでもいいんだ、重要な問題じゃない。」

山田「さっきから一体何の話をしているのかさっぱりわからないですぞ」

モノクマ「重要なのは誰かがこいつでボクのネットワークに侵入しようとしたことだよ!」

仗助「……」

モノクマ「と、いうわけで変則的ですが初のオシオキを実行したいと思いまぁす!」

腐川「オ、オシオキ!?」

十神「はじめの方で言っていたやつか」

不二咲「ま、まさか」

モノクマ「察しはついてるだろうけど、オシオキの対象はこのAIだからね。
      それじゃ、バハハーイ!」

チュドーン!

大和田「爆発しやがった!?」

不二咲「そんな、そんなぁ」

大和田「おい仗助!お前じゃ直せねーのか?」

仗助「……無理だ」

セレス「仗助くんが能力を使うためには破片を集めて継ぎ目を合わせる必要がありますわ。
     ああも木っ端微塵になれば、仗助くんでも直すことはほぼ不可能でしょう」

朝日奈「そっかぁ……」

十神「話は終わりか?モノクマ」

モノクマ「うん。伝えるべきことは全部伝えたよ」ヒョコ

十神「そうか、なら俺は5階の探索に行く」

朝日奈「ちょっと十神!不二咲がこんなことになってるのに!」

十神「だからこそだ。今のうちに動けるもので動いておいた方がいい。
    でないとモノクマが奴にとって都合の悪いものを消しているかもしれん
    まあ、貴様らの間で美しい友情を見せるんであればそれでもいいがな」

山田(デレたですぞ!?)

大神「朝日奈と大和田よ、不二咲と一緒に居てやってくれ。心の支えが必要だ」

朝日奈「わかった、さくらちゃん」

仗助「俺は探索に行く。苗木、お前は?」

苗木「僕も行くよ」

昼頃

十神「さて、探索組は全員揃ったみたいだな。一人ずつ報告してもらおうか」

仗助「俺は植物庭園を見てきた。部屋自体はガラス張りだが見たところガラスの
    すぐ外に足場はなかったから、そこからの脱出は無理だと思う。
    あとはなぜか鶏小屋があったな」

十神「ほかのやつはどうだ?」

腐川「あ、あの……」

十神「どうした?さっさと言え」

腐川「その、5階の教室にこんなものがあったのですが」

仗助「こいつァ!」

十神「コンバットナイフか」

桑田「アポアポアポ!こんなものを殺人鬼の人格があるやつ持たせたらダメだろ!」

腐川「あー、なんかあいつなりの美学なんていうのがあるみたいだし、
    これを使う可能性は低そうだけど」

十神「腐川が管理するのは少々心もとないな。仗助、管理しろ」

仗助「オ、オレェ~~~~~~~~~?」

十神「お前なら悪用することもないだろうし、無理やり制圧されそうになっても抵抗できるだろう」

仗助「オメーがそー言うんだったら預からァ」

十神「もう報告が無いのなら今日はもうお開きにするぞ。いいな?」

苗木「僕はそれでいいよ」

十神「誰もいないな。あとは勝手に動くといい」

江ノ島「あ、もう帰っていいの?じゃあアタシ疲れたから部屋にいる。ご飯できたら呼んで」

仗助「すまねぇ、俺も部屋に戻ってる。何かあったら呼んでくれ」

苗木「わかったよ、仗助くん」

仗助の部屋

仗助「さて、トイレにカメラはついてないな」

仗助「ノートPCの破片はっと、あった」

仗助「クレイジーD」

仗助「これで破片が勝手に集まって治るはずだ」

仗助「あとはモノクマにバレねーように祈るしかねーか」

仗助「しっかしこのナイフどーすっかなァ~~~~?」

仗助「怪しまれるだろーから砕いて捨てる訳にもいかねーしよォ~~~~~」

江ノ島の部屋

江ノ島「あーあ、疲れた」

モノクマ「何まったりしてるんだよ残姉ちゃん!」

江ノ島「あ、盾子ちゃん。どうしたの?」

モノクマ「もういい加減アイツに引っ掻き回されて嫌になったんだよ!」

江ノ島「仗助くんかぁ」

モノクマ「本来自発的にコロシアイをさせるつもりだったのにアイツのせいでめちゃくちゃだい!」

江ノ島「それで、どうするの?」

モノクマ「僕がここに来てる時点でわかってるくせに聞くんじゃないよ!残姉ちゃんのとりえそれしか無いんだから!」

江ノ島「やっぱりやらなきゃダメ?」

モノクマ「あったりまえでしょ!」

江ノ島「えっと、それじゃ、殺しちゃう前にお別れ、言っていいかな?」

モノクマ「あれ、珍しいね?どんな相手でも情け容赦なく殺すのが一番の取り柄なのに」

江ノ島「……」

モノクマ「あっ、さては」

                               ∠二二二>、
                               _,ィ´:::|  |    | |
                           r「::|::::::::|  |    l |
                          |.l:::|::,ィfi|  |   」__|
                          |.ト,:l人l{|  /|  {l }入 ̄ヽ__r─
               __              |.l^Y   | i !  Y´l  ヽ |  \
              / ハ.            |.レ'⌒ヽ|   |.  | !  | |    ∨
                {   |          _|.レ ニ、|   |  j |、  | |    j
    _         ト-- }         \_}.l    ,ルー┴ヲ´,ノ \! ,'    /
   (    ̄厂\____,ノヽ  }        /::レ'´ ̄___ ,-zァァァォx / /    `|
.    ー‐く   } 人__人        レ':/   ,ィf爻fァ个l }_jL}_ヽ/  ___|    続きはよォ~
    ___>r一、    ノ|、       / ̄,. ,ィ爻爻ハ jレ'´}/二ニハ'´n_n_ \
  ( ̄  j_Lノ   __,ィ´ ̄ヽ∧___   / / (爻爻,ハ jレ'  {/__二二 ハ /`ー=ミ

  `ーァ'ヽ  {  / /│  __\’,::::::\.|/  , \lf" j/   _) \二/^Y二 ̄\\
   /⌒レ一ヘ._,ノ .八   { __,.\:::::i:::ヽ__,ノ.   `ト' l /r 。‐ラ  厂〈リ }ー‐ァ'⌒ヽ.j
   〈___ノ       \_ノ ̄∨    }:::l::::::∧`ヽ.   |、_l{ ` ̄   〈  r' ノ\/\ ̄\___
              /\   { _/:::/:::::::::∧    `i゚| __ )\_ 」_ マ   }  ヽ     \
.             /::〉:/У ̄:::::::::/::::::::::::::::}     ',ヽノ,.--、  } \}   /     ∨___//
             {:::i:::| |⌒:ー‐:'::::::\::::i::::/    j/ ∧ }ニニ´    , '  /、.X __  j    /
             ∨:::l |:::::::/:::::::::::::::ヽj:厶-‐<    ∧`ー    / / (_V´X /     /
           ヽ::\!:::(::::::::::::::::::::::::/          ヽー‐ァ'    \   X /    /
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このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月20日 (水) 17:07:14   ID: srVA7-oJ

はよ〜

2 :  SS好きの774さん   2014年10月19日 (日) 13:36:59   ID: pBZ4lxeq

はよはよ

3 :  SS好きの774さん   2014年11月07日 (金) 23:22:06   ID: 1-zMGCny

続き期待

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