上条「しゃぁああああ!! イェァッ!! ヒュゥウッ!ポゥッ!!」 (488)


上条「しゃぁっ!! 朝だ!! 朝だぞオラァッ!!ッシャァコラァ!!」

上条「うおおおおおおおおお!!!」ドドド

< バリーンッ!!

上条「窓を突き破って天気のグッドなベランダに布団を干してやるぜぇえええ!!」

上条「そぉい!!!」ヒュッッ

< 「ギャアアアアアアアア!!?」ゴフゥッ!!


上条「!?」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405395252


上条「済まなかったインデックス殿……よもや某のベランダにシスターが先に干してあるなど見当もつくわけがなく……」


禁書「う、うん……確かにびっくりしたけどそこまで痛くなかったから気にしないで良いんだよ?」

上条「しかし年端の行かぬ娘に汚れきったHUTONを乗せて挙げ句には布団バスター……」

上条「腹を割れと言うなら割りましょう」

禁書「だ、大丈夫だよ……気にしないで……うん」ウワァ…

上条「さて名前も分かったしお巡りさんのとこ行こうな小娘ェッ!!フルルルルァッハァァッ!!!」ガッ!


禁書「えっ?」




上条「……って流れで警備員の留置所に入れられました」

小萌「何がどうしてそんなことになるんですかぁ!?」

上条「いや……俺がシスターに乱暴してると思われて」

小萌「しかもその朝の話を警備員にはしなかったのです!?」

上条「なんか『朝っぱらから何いってんじゃんよビャハハハハハ』とか言って問答無用で…… 」


小萌「しかも今朝に黄泉川先生が言ってた変態って上条ちゃんの事ですー!?」



上条「ブッハハハハハハハアヒャアヒャシャバドゥビデュワァァアッ!!! 学校の補習?んなものサボってインデックス狩りじゃゴルァ!! ゼァッ!! 」

< シュタタタタタタタタタ……!!

上条「イィンデックスたぁん!!? でぇておいでええええええええ!!」


禁書「えっ?」クルッ


上条「イヤァアアアアア!! インデックスイヤァアアアアア!!」

禁書「ひっ……今朝の人…?」ビクッ

上条「そぉだぁあ!! てめぇのせいで留置所にぶちこまれたブヒィ条だぁあああ!!」



禁書「そ、そのっ……あの時はあんなことになるなんて思わなくて……」

上条「そんなの関係ネェ!! 重要なのは今だバァロゥッ!!」ペンペンペンペン……!!

禁書「ってひゃぁああああ!? やめてやめてお尻叩かないで欲しいんだよー!?」

上条「だまらっしゃい!! よくも爽やかなモーニングお布団干し日和だったのに今日も今日で朝から不幸だ不幸だ不幸だァアアアア!! イヤーッ!! グワーッ!! ファー!!」ペンペンペンペン……

禁書「ちょ、やめ……」

< パァーン!


禁書(裸)「……えっ」


上条「……」

上条「まさか俺の北斗尻百烈拳に服を弾けさせる効果があるとは……」

禁書(裸)「いやあああああああああああ!!!!!!」



────────── 「そこまでにしといて貰おうか、ミュータント」


上条「ヌゥ……?」

禁書(裸)「助かったかも……」


ステイル「……まさかその子の服を吹き飛ばすとはね、何者だい君は」

神裂「話は後にしましょうステイル……今は彼女の確保と、あの少年の口封じを」

禁書(裸)「……!」バッ

ステイル「ふふ、まさかその少年に助けを求めるつもりかい?」


禁書(裸)「み、見ないで欲しいんだよ私の体…皆して見ないで欲しいんだよぉ……」フルフル…ポロポロ


ステイル「……」

神裂「……」
< パン!(ステイルの頭をはたく音)



上条「……知り合いか? 」

禁書(裸)「………」フルフル

上条「なら奴はただの変態という事でいいんだな?」

禁書(裸)「………」コクン


ステイル「ち、違っ…!? 僕達は……!」

神裂「何を狼狽えているのですかステイル……少年に煽られて名乗ろうとしないで下さい」

ステイル「だが…!!」

ステイル「僕は変態じゃない……!」


上条「無自覚の変態ってな皆そう言うよな」


ステイル「ん"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っっッッ!!!」


神裂「今一度問いましょう、少年……彼女を引き渡す気はありますか」


上条「……ヒュゥ」

上条「良い胸してるぜ」


神裂「交渉は決裂、ならば仕方ありません」

< 「ボクハ! ボクハ ヘンタイナンカジャナイ!! インデックス!! コッチヲミテクレインデックスゥゥゥウウウウ!!!!」

上条「お前の後ろの赤髪神父は良いのかよ」

神裂「私達はプロなんです、彼も余計な感情に惑わされる事は無いでしょう」

上条「良いのかよ…?」

神裂「悪く思わないで下さい……せめて一撃で昏倒させてからこの事を暗示で……」

上条「よーし上条さん今からお姉さんのおっぱい揉みしだいてやるから覚悟しろよ? セイ? ヘイ? ヨーヨー コラ ソコノオッパイ? コッチミロヨオッパイ」


神裂「…………」スッ…


上条「……なぁインデックス」

禁書(裸)「ご、ごめんなさい今朝の人……こんな事に巻き込んで…」

上条「良いんだ、毎日の如く超能力者に絡まれてる時点でこの展開が平常運転だ」

禁書(裸)「そ、そうなの…?」

上条「とりあえず……何者だよありゃ、学園都市つっても帯刀オッケーな世紀末学園じゃねんだぞ」

禁書(裸)「あの人達は魔術師だよ、私の中にある魔導書を狙っ…」

上条「あんなクッソ長い刀、普通に考えて抜けねえよな? どうやって抜く気だアレェ」


神裂「『七閃』」ピンッ


上条「そぉおおおい!!!」パァンッッ!!!!


神裂「はい?」


上条「イェァッ!! グゥレイトゥッ!! 」ガッツ


神裂「……」

神裂(鋼糸を……踏み千切られた?)


上条「ハッハァ!! 足元狙って俺を気絶させようとかアホかてめぇ!えぇえええ?? 手元狂って俺の首にワイヤー来たらあぶねえだろうがおっぱい柔らかそうだなこらー!!」

禁書(裸)(どうして私は裸を見られないようにするためとは言えこの人の背中に隠れちゃったんだろ……)ガタガタ

上条「……てか、魔術師?」

禁書(裸)「うん……私の中にある魔導書を狙ってるんだよ」

上条「魔導書って……魔法の乗ってるやつか」

禁書(裸)「そうだね、そうとも言うかも」


上条「よくわかった」


禁書(裸)「……」

禁書(裸)(凄くめんどくさそうな顔してきてる…… )



神裂「……ステイル、どうやら彼はただの一般人とは違うようです」

ステイル「能力者か……そこそこやれるようだね」


上条「立ち直り早いなアイツ」


ステイル「どうせ一人くらい消しても学園都市には許可を取ってある……問題ない」ゴウッ!!


上条「手がキャンプファイアになってんぞテメェ!! マンボゥ!! スッゾコラーッ!! ザッケンナコラーッ!!」

ステイル「うるさい虫ケラだ……消えろ」




────────── 【吸血鬼殺しの紅十字】




上条「……あー」ヒュッ

< バリィンッッ!!

上条「なるほどな、魔術師ってあれか……あれなのな」

上条「親父の同業者の、野良か何かかてめぇら」


ステイル「……」

ステイル「!?」


上条「悪いけどな、なんか口封じだとか、どうのとほざいてたが」

上条「俺を倒すなんつーその幻想をぶち殺すッッ!! ブルルルルルルルルァァアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!! 」バッ!


ステイル「ひぃっ……!?」


< ゴンッ!!

< ドサッ……!


神裂「っ……!」

上条「よぉ……アンタには一言聞いてやる」

神裂「何者です、貴方は……」

上条「はっ、決まってるだろ」



上条「大人しく俺に物凄い恥じらいながらも甲斐甲斐しく胸を揉ませる気はありますか」



神裂「七閃ッッ!!」ヒュォッ

上条「ひぃぃっはぁぁあっっ!! 」シャッ!!

神裂(この距離の七閃を全てかわすなら……その合間を狙うだけです…!)チャキッ


上条「そぉおおおい!!!」

──────── ドゴォオオオッ!!


神裂「っ!?」グラッ…!

神裂(地割れで動きを……いや、そもそもこんな芸当をただの人間が出来るわけが……)

上条「おっぱい貰ったぁあああ!!」モミィッ!!

神裂(んぁ…! 胸に手を…!? この、ならばこのまま締め上げて……)ガシッ



────────── 【当麻式幻想殺し『発剄』】トンッ



< ズドッッッ!!

神裂「……」

神裂「ゴフッ…」ドサッ



禁書(裸)「…………」フルフル…


上条「よう、怪我はないかインデックスぅ」


禁書(裸)「…………」

禁書(裸)「ふ、服を……着せて貰えると嬉しいな…?」ポロポロ


上条「後だ、どういうわけか交差点のど真ん中で派手にやったけど人が来ねえ……つかいない時点でおかしい」

上条「この二人を連れて帰るぞ、色々お前にもこいつらにも話を聞かないとな」ヨッ


禁書(裸)「あ、あの……」


上条「インデックス」


禁書(裸)「?」


上条「やっぱツルツルなんだな」


禁書(裸)「……ヒッグ…グスッ…エグッ…………」ポロポロ…グスッ…




神裂「……ぅ…う」

神裂(ここは……?)ギシッ

神裂(…! 縛られている……しかしこの程度なら力技で…)


< 「ぶひゃひゃひゃひゃぁあああ!! でゅひゅっ、ブェッヘヘヘヘヘハハハハハハハハ」


神裂「なっ!?」


上条「起きたか、神裂」シュシュシュ

ステイル「イッヒヒヒヒ!! ブリュンヒルデッヒ!! らひひはひははははははひっぁやぁぃぎぃっ!!!!」ジタバタジタバタ!!


神裂「い、一体何を……いや、そもそも何故私の名前を?」

上条「最初の失禁で大体は吐いてくれたよ」

神裂「失禁…!? 貴方は、彼にそうやって拷問を……話したなら何故まだ拷問しているのです!」


上条「……イヤァ」

上条「次は神裂の番だと教えてあげたくて……さ」ユラリ


神裂「……」

神裂「!?」


上条「……つまり、こうだな?」

上条「インデックス……即ち『禁書目録』と呼ばれるあの子の脳には持ち前の完全記憶で記憶した魔導書が詰まっている」

上条「しかもそれは世界中にある魔導書、約10万3000冊」

上条「当然狙う輩は多いわけで、それを重々承知のインデックスは常に警戒していたんだな」


上条「……記憶が無くなって、何故か学園都市内にいたインデックスは、お前ら元仲間をな」


禁書(裸毛布)「…………」

禁書(裸毛布)(どうして服を貸してくれないのかな……)


上条「とりあえず、続けるぞ」


ステイル「す……すきにしろ……」ビクビク

神裂(もうやだ……4回も人前なのに、人前なのに漏らしちゃっ……)グスッ…グスッ…



上条「一方、インデックスが所属している『必要悪の教会』はお前達魔術師と同じ所属」

上条「詳しくは知らないが、一年周期で記憶を消さないと脳への負荷で死ぬから、インデックスを保護しようとしている」

上条「……じゃあ何故、インデックスは魔術師から逃げていたか」

上条「それはお前達が自身の辛さから逃げるために、たったそれだけの為に記憶を無くしたインデックスの支えになる事を放棄して追いかけ回す事にした」


上条「…………馬鹿げてるな」


神裂「……ッ!!」バンッ!


上条「【星流れ】」スゥ…

神裂(~~っ!? 受け流された……!!)ズザァッ

上条「お前ら、馬鹿だよ、馬鹿」

神裂「貴方に何がわかるんですか!!」

神裂「どれだけ記憶を消そうとも、それでもその子の傍に居続けようとした……私達のぉ!!」ガバッ


上条「……」

上条「駄目だ、胸にばっか目がいく……」


神裂「だああああぁあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!」ブッツン!!


禁書(裸毛布)「二人とも、まってよ!!」


神裂「!」

上条「…」

< バッ! バッ! クルクル……

上条「こうか」


禁書(裸毛布)「何をしてるの…?」

上条「舞ってみただけ」

禁書(裸毛布)「ちょっと話を聞いてくれるかな」

上条「はい」正座


禁書(裸毛布)「あのね……」


神裂(……インデックス、やはり今の話を聞いたら流石に一言は言いたくもなりますか…)


禁書(裸毛布)「……服を、くれるかな……」

神裂「!」



上条「……」

上条「しまった……!」バッ!

神裂「! なんですか…?」


上条「いや、ここ俺の家じゃないからそろそろ……」


< ガチャッ

< 「ふぁー、ただいまなのですよー」


神裂「なっ……」

ステイル(おいやめろ、今の僕は漏らしてから履き替えてすらいないんだぞ……!!)


小萌「……え」


神裂「み、見られっ…」

小萌「ぎゃああああああああ!!? 上条ちゃんが遂に悪い子達を連れ込んでるですー!!?」

上条「そいつらが全ての元凶です」

ステイル(くそ……何も間違ってない)




小萌「じ…事情はわかりました、先生も先生で色々分からないことがありますけれどいきなり警備員に突き出したりはしません」


ステイル「……申し訳ない」

小萌「貴方は貴方でどうしてお漏らしなんかを?」

ステイル「……」チラッ

上条「……」ニタァァ…

ステイル「事故です」

小萌「なんの!?」


禁書(裸毛布)(……だ、誰か私に服を貸してくれないのかな……)


小萌「……で、ですね」

小萌「とりあえず近場の病院に行きましょっか、電話しますからシーですよ?」シーッ


神裂「えっ、いや……」

小萌「しー」Prrrr

ステイル「ちょっ」

小萌「しー」Prrrr


神裂「……」

ステイル「……」


蛙顔医師「ふぅん……10万3000冊分の『辞典』を完全記憶、ね」

小萌「そうみたいなのですー、この子達ったらそんなこと言ってるのですよ?」

蛙顔医師「まぁ見たところまだ若いしねぇ、僕だって生徒さん位の頃は医者を目指してはいなかったと思うよ?」


蛙顔医師「さてと、そこの患者さんの脳内をある程度はスキャンはしてみるけどね」


神裂「……」

ステイル(神裂……! このままインデックスを本当に科学者どもに見せる気じゃ……)


蛙顔医師「多分無意味だと思うんだ、新種のウイルスか痴呆症、はたまたナノマシンでも使わなきゃね」

蛙顔医師「患者さんの脳内で負荷をかけているのは、『記憶』ではないよ」


ステイル「……は?」

神裂「…………」

神裂「それは……本当なのですか」


蛙顔医師「うん、完全記憶の例を持った人間というのは実は前例が極稀にあるんだ」

蛙顔医師「でも彼らは普通に生きて普通に寿命や病気で死んでいる」

蛙顔医師「君達が信じていた通り、本を記憶していたくらいで一年間しか他が記憶出来ないなんて事は無いよ」

蛙顔医師「……人為的な何かを施されていなければね」


神裂「そんな……」

ステイル「……」


禁書(裸手術衣)(どうして私に服を貸してくれないのかな……あ、でもこれはちょっと服っぽいかも)


上条「……」

上条「デデデー…」

上条「デーデーデーデーンッ!!」


神裂「……」

ステイル(一体……なんの為に僕は…あの子の記憶を……)

ステイル(何の為に僕は…あの子を傷つけて……)


上条「いーくぞ、このー道~まーっすーぐにー……!!」

看護婦「院内でカラオケはお止め下さい」

上条「はい」

< スタスタ……

上条「……」


上条「なぁステイル、暇じゃないかお前? オン? ナァナァ ヘェアッッ!!」ブシャァァアッ!!!

ステイル「僕に話しかけるな……ってか汚い!? なんで真正面からくしゃみしてきてるんだお前!?」

神裂(……段々あの少年と一緒にいるとおかしくなりそうです)


蛙顔医師「結果が出たから、来てもらえるかな」


神裂「!」

ステイル「あの子……インデックスの何かが分かったのか!」


蛙顔医師「まぁね、僕を誰だと思ってるんだい」

蛙顔医師「とは言っても……畑違いな事には余り何かしてあげられないんだけどね?」

蛙顔医師「まぁまずは見てくれるかい」


上条「分かった、見ればいいんだな」

ステイル「どうせお前の事だからあの子の身体を見る気だろう! 素人は下がっていろ!」

上条「インデックスの頭は身体の一部なんだから当たり前だろ、サイコロガンダムじゃあるまいし」

ステイル「……」

神裂「……行きますよ、ステイル」

ステイル「ああ……」


< カシャン

蛙顔医師「これがレントゲン、そしてスキャン結果」

蛙顔医師「そこに書いてある通り、脳への負荷が一定の信号としてスキャンに映る」

蛙顔医師「……で、色々見たんだけれどね」


ステイル(……どう見ればいいんだこれは)

神裂(何も無いように見えますが、これはどう見れば……)


蛙顔医師「最後の体内を写した物を見てほしい」

蛙顔医師「特に、喉奥辺りと言えば分かるかな?」


ステイル「……」

< ペラッ……

ステイル「これ……は…」

神裂「ステイル……こんなものを見たことありますか?」

ステイル「いや、だがこれはどう見ても……!」


上条「ルーンだな、見た所1つしか無いがこれだけで幾つかの機能を果たしてると思うぞ」


神裂「!?」

ステイル「!?」

禁書(裸手術衣)「!?」


蛙顔医師「ふむ、どうやら何か知っているみたいだね」

蛙顔医師「なら話は簡単さ、『それ』をどうにかすればその子の記憶を消すなんて荒療治をしなくていい」

蛙顔医師「科学の、人を治す事に関してはプロを名乗ってる僕だ、信用してくれていいよ?」


神裂「では……本当にインデックスの脳には記憶以外の部位が負荷を…?」


蛙顔医師「うん、見て分かったろう? 脳内スキャンや検査の結果ではその子は健康体だね?」

蛙顔医師「だからつまり……ここからは僕ではなく、別の役割を持った適任者に任せるとするよ」


蛙顔医師「さぁ、帰っていいよ? 見知った人の頼みだったし今日の所は無料にしとこう」


ステイル「ぁ……ああ、その…」

ステイル「感謝する……本当に」

禁書(裸手術衣)「あ、ねーねー…? 私の服をくれると嬉しいんだけど、あるかな」

蛙顔医師「勿論あるよ」


上条「やっとインデックスタァンッの治療法が分かったんだ、こうしちゃいられねぇえ!! 行くぞインデックスゥゥウッ!!」バッ!

禁書(裸手術衣)「えっ、ちょっ!? ひやぁあああああああ!!」ギュンッ



< 「なっ……待ちなさい少年!! せめてその子に服を…!」

< 「俺のズボン貸してやるからそれでいいだろぉおおお!!ヒョォォオオオオ!!!」ビリビリッ

< 「何そのズボンを破ってブリーフ晒してるんだ貴様はぁ!!?」


< ドタタタタ・・・・


蛙顔医師「やれやれ……」

蛙顔医師「院内ではお静かに、と伝えれば良かったかな?」


小萌「あぅ……私の教え子がご迷惑をおかけしたのです」


蛙顔医師「いいさいいさ、所で……いいかな」

小萌「はい?」

蛙顔医師「健康体とは言ったけれど虫歯があったから気をつけてね?」

小萌「りょーかいなのですよ! 私も今夜も歯磨きをするのです」

蛙顔医師「うんうん、虫歯は怖いからね」




< ドンドコドコドコ♪ ドンドコドコドコ♪

上条「ハッハッ!」フリフリ

< ドンドコドコドコ♪ ドンドコドコドコ♪

上条「ソイヤッソイヤッ!」ブワッ

< ドンドコドコドコ♪ ドンドコドコドコ♪



ステイル「……」

神裂「ステイル、あれは一体……」

ステイル「キャンプファイヤだそうだ」

神裂「一体何の意味が……」

ステイル「儀式のようにも見えるのが腹立つなあれ」




禁書(裸)「ゥ…グスッ……ヒック…ヒック………なんで私の周囲を炎で囲んで踊ってるの……なんで手術衣すら燃やすの……」ポロポロ…



上条「いいぜ……!乗ってきた…たぎって来たぞぉおおおお!!イィィノォックゥッ!!!」

上条「フォオオオオオオ!! イェァッ!! ヒィィィインギィェァアアアアアアドュルデゥブルギュルワァッ!!」



上条「おおおおおおおおおおおお!!!!!!」ヒュッ!!



神裂「消えた……?」

ステイル「なぜ無意味に妙技ばかり……」


< 「フンモ"ッブギフゥゥッッ!!?」


ステイル「………?」

神裂「はい…?」



禁書(裸)「ぐ……ォゥ……」プルプルプル…

上条「おいおい、我慢して口開けろよ……もうちょっとで喉奥に届きそうだ」ヌチャヌチャ


ステイル「何してるんだ貴ッ様ァアアアアアアアア!!!!」


禁書(裸)「ゥ…ウゴゴ……ォォゥェッ……」

上条「我慢してくれよ……っと」ヌリュルッ

上条「おし、届い……た?」


< バギィンッ!!

上条「いてぇ!!」ドサッ

上条(てか…喉から衝撃波…? まさか、俺の幻想殺しがインデックスを人間の檻からピッコロ的な口からビーム系に解き放っちまったってのか……!!)


禁書(裸)「………」

禁書目録【警告】ヴンッ


神裂「あれは……!」

上条「インデックスの裸体を赤いシールド的なのが覆って、服みたいになってやがる……!?」

ステイル「何故かお前だけちょっと反応すべき点がおかしくないか」



禁書目録【 警告、第三章第二節】

禁書目録【 Index-Librorum-Prohibitorum――禁書目録の『首輪』、第一から第三まで全結界の貫通を確認 】

禁書目録【 再生準備……失敗、『首輪』の自己再生不可能 】ヴ…ンッ…!

禁書目録【 現状、10万3千冊の書庫の保護のため侵入者の迎撃を優先します 】



上条「これまた格好いい覚醒の仕方だな、だけどよインデックス……」

上条「……俺は恥じらいのある裸のお前の方が好きだぜ…待ってろよ、今また脱がしてやるからな」


神裂「イン…デックス…?」

ステイル「本当に……あの子を苦しめていたのは記憶でも何でも無かったと言うのか……ッ」

ステイル「……」ジ-ッ…

神裂「……」
< パァンッ! (ステイルの頬を平手打ちした音)

ステイル「!?」


上条「良いぜ」バッ!

上条「この上条当麻に不可思議な何かでなんやかんやしようってなら」ヒュッヒュッ!!

上条「その幻想をぶち殺す!」クルンッ!


上条「行くぞインデックスたぁぁんぁっ! ゥオオオオオ!! フルコンボダドゥンッッ!!!」ダッシュッ!!


禁書目録【 侵入者個人に対して最も有効な魔術の組み込みに成功 】

禁書目録【 これより特定魔術『聖セントジョージの聖域』を発動、侵入者を破壊します 】キィィンッ…


上条(……出力がおかしいな、複数の魔力補助で一種の召喚魔術に近い方法で大元の魔力供給源と繋いでるのか)シュタタタタ…!

上条(供給源は……あの亀裂から漏れ出る気配からして、恐らく……根源か)

上条(さて)

上条(楽しく愉しく楽しんでから幻想を殺すかな)


上条「インデックスゥゥウッ!!」ズシャァァアッ!!!


神裂「転んだー!!?」



────────── ドンッッ!!!


< ゴバァァンッ!!

神裂「っ…! これは……『竜王の息吹』…!? そんな、なんであの子が魔術を……!」

ステイル「奴はどうなったんだ……っ」

上条「伏せてろお前ら」ヒュッ…

ステイル「!??」バッ!

< ヒュッ!


────────── ギュォオッ!!

上条「そぉおおおおい!!!!」ブン!


< バジュンッ!!


神裂「………竜王の息吹の…軌道を曲げた……?」

ステイル「あれならインデックスの身体を隠す防壁を奴の力で破れる…!」

神裂「す…ステイル……?」

ステイル「行けぇえええ!! 上条当麻ぁっ!!!」



禁書目録【警告、侵入者への効果が皆無である為に新たな術式を再構成します】


上条「ざぁんねんでしたぁああああァッヒャァアアアッ!!!」

上条「夜道で変質者に遭遇したり夜中の公園でキャンプファイヤされたりしたら!!」

「まずは全裸になって謝りながら俺の股間をこぼしてもいないのにおしぼりで拭き拭きして上目遣いに赦しを請え雌豚がこの野郎ぉおおおおおおおおおお!!!!」


< ヒュヒュヒュッッ!!!!

禁書目録【警…告……ッ】ビキッ…ミシッ…

上条「俺を仕留めたいならまずは女体盛りからだ……覚えとけ」スタッ


────────── 【当麻式幻想殺し『残像拳』】


< バリィィンッ!!

禁書(裸)「………」フラァッ

上条「……」ガシッ



上条「……ポケモン…getダゼ…」ボソッ




あの日、怒涛の魔術師達に俺の平和な日常は破壊された。

だけど、それでも俺は気にせず自分の日常を、俺の世界を歩こうと思う。


そうそう、あれ以来の俺の家は少し賑やかになってしまった。


禁書(裸エプロン)「えと、こうかな…?」ヌッチャヌッチャ

神裂「ええ、ぬか漬けはこうして手入れをする事が大切なのです」ニッチャニッチャ

ステイル「似合ってるよインデックス……」キリッ

神裂「……」
< ドゴォッ!!(ステイルの肩にキュウリを叩きつける音)


どうやら『必要悪の教会』の最大主教がインデックスに魔術的細工をしていたのに間違いはなく。

これまで従順だったあの二人は組織に対して(まぁ俺が半分脅してるのもあるが)余り協力はしなくなり、仕事を放っては俺の家でインデックスと遊んでいる。

当然、その行動や中心に俺が関係している事に魔術サイドは良くは思わなかったが。


アウレオルス「し、焦然……貴様、何者だ……」

上条「巫女服を脱がし隊の男ッ!! スパイダーマッ!!!!」

アウレオルス「何者だ貴様ァァッ!!」


なので、俺は一時的に敵対するとどうなるか思い知らせる為に巫女さんを監禁調教していた悪い錬金術師を学園都市内で見つけたのもあり、その日のうちに撃破。

手柄を魔術サイドに譲る事で、とりあえずの闘争から避けようとしたのだ。


姫神(……上条当麻…)チラッチラッ

上条「なぁインデックス、何か視線を感じないか」ゾクッ

禁書(裸)「とうまの後ろで熱い視線を送ってる人だと思うけど」

上条「姫神! そうなのか!」

姫神「ぇ……うん」

上条「好きなのか!」

姫神「ぇ……いや、その……」

上条「よし脱げオラァッ!! 巫女服脱がしてからまた着せて脱がしてやるぜシャオラァッ!! ヒィンハァッーッ!!!」

姫神「ぁ……っ」


そんなこんなで、最近は敢えて手を出さずに服を脱がしてばかりいる。

夏休みはまだあるのだからこの位はエンジョイしていいはずだ。

俺は新たに家族(二人まとめて養ってる)を迎え、姫神とインデックス……そしてたまに神裂やステイルと仲良くやっている。



……筈だった。




< ピッ……ピッ……

上条「……おい、嘘だろ」

上条「俺の壱億円札かえしてー! 故障してんじゃねえよこのクソ自動販売機がぁっ!!」ゲシゲシッ


< 「なーにやってんのよー?」


上条「……?」

御坂「なに? その自動販売機がどうかしたの」

上条「ああ、バリバリか……」

御坂「せめてビリビリって呼びなさいよ! ったく……」


御坂「こういうのはコツがあんのよねー、行くわよ?」


────── バリバリバリィィッ!!

< チュドゴォンッ!!


上条「……ホワッツ?」

御坂「ふふん」チラッ

上条「ふふんじゃねえよこのエレキテル野郎! 俺の壱億円札どうすんだフォイ!!? ンァーッ!!? ウー!ニャー! レッツマルフォイッ!」

< ドゴォッ!!

御坂「ひぁ……っ…ん♪」ゾクゾクッ

< ドサッ…



そう……俺に災いをもたらした張本人とは、この学園都市に7人しかいないレベル5(超能力者)の1人である…御坂美琴である。








御坂(あぁ……さりげなく全身に纏ってみた電撃を突き破ってくるあの拳……)

御坂(私を罵倒するあの声、そして……この絶妙に加減された痛み……)ゾクゾク…

御坂(もっと……もっと私をいたぶって欲しい……)ゾクゾクッ


御坂「……勝負よ上条当麻…」

御坂(負けたい……全力の私をあしらいつつも痛ぶってくるアンタに全力で抵抗しながら這いつくばりたいの……)キュンキュンッ…

御坂「ジュースが欲しければ私に勝ちなさい!!」バリバリィッ!!

御坂(ぁぁ……はやくきて、きてきてきてきて……っ♪)ゾクゾクッ…ゾクッ







    To Be continued……





これで第一部完結となります。
次回からは上条さん真面目になりますのでご安心下さい、安全と安心をお届けします。

私が好きなとあるキャラはアニメ版の二期でファミレス内に倒れていたウェイトレスが好きです。

では落ちます、これからも気まぐれと心が無になってきたら投下しに来ます


上条「えーと……常盤台、と…」ポチポチ

上条「お、やっぱり常盤台中学の生徒でブログやってる奴がいたか」



『~ 白黒パンダ娘のお姉様日記 ~』


『本日の更新:あの類人猿が元凶』

『どうもごきげんよう、白黒パンダ娘ですの。』
『本日の記事はズバリ……私の愛しのお姉様を最近たぶらかし、先日に至っては朝帰り…その元凶ですの』

『相手の殿方を調べるのは後日にするとして、身長は約167cm前後…髪型はウニのようなツンツン頭…』

『眼は明らかに血に飢えたフルフルで、体格は一般高校生のそれではありませんの』

『あれは間違いなくお姉様に近づく不埒な輩』

『そこで私は常盤台の平穏と秩序、何より愛するお姉様を守る為に自慢の能力で地面に埋めてやろうと思ったのですが……』

『ウニ頭の殿方に能力は通じず、何故か私の下着を盗まれてしまいました』

『次に会った時こそあの男の最後、そしてその日から黒子はお姉様のヴァージンを……ウェヒヒヒ』



上条「次会ったら埋めてやるかあのツインテレズビアン」



上条「そして違っッッう!! 俺が調べようとしてたのは常盤台中学の生徒情報だゴルァァッ!! ニュォォオ!!!!」

上条「大体、体格は一般高校生のそれではありませんのじゃねぇよ!! 悪かったな軽く細腕でよ!! ちくせう!! チクワ大明神!! ダレダイマノォォオッ!!!」

< コツコツッ

< 「とうまー……いい加減出てきて欲しいかも……」


上条「待ってろインデックス! 今から俺は便器にタイタニックを落とすからな!! フゥゥゥンンヌゥゥッッ!!!!!!!!」


< 「まだトイレでしてたの!? もう一時間は入ってるんだよー!?」


上条「だまらっしゃいやぁ!! 俺のウ○ンコは108式まであるから朝までかかると思え!! フーッ…フーッ…ヒィィィインァアアアアアア…ジーザスッ!」


< 「漏れちゃうよとうまぁぁあ……」

< 「……インデックス、こうなると近所の公園でトイレを借りた方が早いと私は思う」

< 「あいさまで何言ってるんだよ! 私は裸だから外にはあまり出れないんだからね!?」

< 「……あまり?」


< カタカタカタ…カチッ…

上条「……」

上条「やっぱりなぁ……」


姫神(……PC…)

姫神「それ、どうしたの?」

上条「んー? んッフ、これはお隣の土御門の家から拝借したんだ…貸さないからな?」

姫神「後でちょっと私も使ってみたい」

上条「だぁーめだァァッ!! 土御門の妹のだしィ、使いたかったら俺とデュルフブギュリョムニョ キハラクゥン!」

姫神「……?」

姫神「そもそもここ、男子寮じゃ……」


上条「土御門の家は代々近親での恋愛を認めてるって言ってたからな、同棲だろ」


姫神「……」

姫神(犯罪の臭いがする)クサィゼコリャァ


姫神「それはそうと何を調べていたの」

上条「常盤台のエース、御坂美琴」

< カタカタカタ…

上条「常盤台中学二年生、常盤台に存在するレベル5の二人のうち一人が御坂美琴」

上条「身長は161cm、体重は45kg前後……3サイズは 78・56・79 …好きな物はゲコ太」

上条「現在の気になっている異性は上条当麻、貯金総額は七桁程度」


姫神「……え、今の全部何を調べて出てくるの」

上条「ブログだ、『アステカの守護神』とかいうやつなんだがな」



姫神(溢れ出る犯罪臭……)



上条「ふぁあ……眠くなってきたな」




< 「よぉおおおお御坂妹ぉぉィヤァァアアアッハァァァッッ!!!」


御坂妹「……また貴方ですか、とミサカは半分溜め息混じりにうんざりして見せます」

上条「釣れない事言うんじゃねぇドン!!!昨日ぶりだな、昨日はスフィンクスの事ありがとうよ縞パン」

御坂妹「……」

上条「?」

上条「縞パンだろ?」

御坂妹「いきなり何の確認ですか」


御坂妹「ミサカは今、この子をどうするか考えているので」


上条「……」

上条(黒……猫…?)




徳田猫之助「マーオ」


上条「……」

上条「俺には分かる、この猫は絶対に暴れん坊だ」

御坂妹「貴方の言うことが今のところ十割嘘か頭のおかしい発言なのですが」

上条「いやいやいやいや、猫? ちがくね? ナァオイ…マーオジャネエヨ オマエモ」

御坂妹「はぁ……」




御坂妹(こんな猫とか動物に滅茶苦茶犯されたいです…とミサカは心の中で蕩けた表情になります)





店員「あ、あの……お客様…」


御坂妹「……」

上条(全裸)「ぜぇ…ぜぇ…ッ、やるなお前………けどよ…」

上条(全裸)「例え子のつく猫だろうが、何だろうが、好き好んで人を不幸にするなんて…許される筈ねぇだろうが!!!!」


上条(全裸)「この世界で最もふつくしいフォルムのチンポは!!」

上条(全裸)「人間ッだぁあああああああァァアァアアッ!!!!!」バキュゥゥンッ



徳田猫之助「マーオ」ズリュゥゥンッ



店員「お、お客様っ! 本を手に取りながらの勃ち読みはご遠慮ください!!」

御坂妹「それ以上に突っ込むべき点があると思います、とミサカは冷静にツッコミながらドン引きします」

御坂妹(あんな子猫が人間大のトゲトゲチンポを勃起させて……)

御坂妹(ですがあの何故か全裸になった変態も……店内の天井にすら触れそうな大きさ……)キュンッ

御坂妹「最低…ですが最高です……」ジュルリ


店員「!?」


上条(全裸)「フォオオオオァッ ────────!!!!! 」

上条(全裸)「バルスッッッ!!!!!」ヒュッッ


徳田猫之助「成敗ッッ!!!!」ニャッッ



< ゴバッ!!

< バビィンッッ!!!! ビチンッ!! ビチビチンッ!!

< 「おおっとそいつは残像だ!!」ギンギンボッキーッ

< 「マーオ」

< 「なっ……残像をレイポゥしてやがる…だと」

< ニャッッ!! バビュッ!!! バビュルルルルル!!!!




上条(全裸)「ぐぁあああああああああああああ!!!??」ドサァッ!!


店員「お、お客様ぁ!! 本棚を精液まみれにするのはご遠慮ください!!」

御坂妹「現状を見てまだその注意を出せる貴女に称賛を贈ります、とミサカは親指を立てて微笑みます」グッ




【成人誌の棚】


海原「……なにやら騒がしいですねぇ」

偽海原「そんな事よりこの女の子、まるで御坂さんそっくりで興奮しませんか」

海原「はい?」

偽海原「ほら、このとある科学の超電磁砲(R18版)というコミックなのですが……」パラパラ

海原「……」

海原「素晴らしい」


偽海原「全部で72巻まであるようなので、全て買ってしまいましょう」ニコッ


海原「生ぬるいですよエツァリさん、保存用とぶっかけ用と破壊衝動用、そして読む用の四倍は買います」ニコッ

偽海原「イェア、全くアンタの発想にはいつもアンビリーバボーだぜウナバラ=サン」

海原「では早速288巻買いましょう」ワクワク





御坂妹「……」ピクン

御坂妹「…………っ……ぁ…」バッ!




< タッタッタッ……!

上条「ふぅ……まるで濡らした筆でボディをなぞられたような一時だったぜ」シュルッ

上条「どうだった? 俺のなんかえのきみたいなもんだろーけどさ」クルッ


徳田猫之助「マーオ」


上条「………」

上条「ハァン!? あの小娘俺を置いて、しかもこの上様と呼びたくなる凛々しい猫も放置して帰りやがりましたかぁン!!!??」

上条「ガッデェム!!!!! この上条トーマッ!! を馬鹿にしてくれるとはなぁバリバリシスターめ!! フルルルルルォォオウゥッッ!!!!!!!!」

上条「行くぞ上様!!」バッ!


徳田猫之助「成敗ッッ!!!!」ニャッッ




─────── 「では、問題でーす」



< タッタッタッ……!!

御坂妹?「はぁ……っ、はぁっ……!」

御坂妹?(この路地裏の地形を考えると……次の角で待ち伏せを……)


< バァンッ!!

< ザッ・・・


御坂妹?「!?」


─────── 「学園都市最強の超能力者、『一方通行』は一体何をしているでしょーか?」



御坂妹?「っ……ひっ」チャカッ

< ダダダダン!


一方通行「正解はぁぁああ!! 神の奇跡でェェェェエエエッすッッッ!!!!!!」ヒュッ


───── チュンチュンチュンチュンッッッ ─────


一方通行「あはァ……♪ ほらほらどォしたァ? 逃げろよダッチワイフゥ……」

一方通行「俺様が、思いっきり派手にあの世に送ってやるからよォ……ッ」

一方通行「ェェエエエエッメェンッ!!!!」



御坂妹?「………」カタカタカタ…

< へたんっ…

御坂妹?「ひ……ぁ…ぅ」ガクガク…


一方通行「あァ?」

一方通行「どうしたンだよ、逃げろよお前」


御坂妹?「の……」

御坂妹?「能力を『ほぼ1度も使った事がない』のに身体能力だけで超能力者の頂点に立つあなたから……逃げられる訳ない…」

御坂妹?「……とミサカは…」ガクガク…チョロチョロチョロ……

< ガシィッ!!

御坂妹?「あぅ……ッ」


一方通行「…そんな俺をもっと強くする為にお前らがいるンだろーが」

一方通行「……っつーわけでェ? 最後の問題でーす」ニヤァ








一方通行「身長347cm 体重599.65ポンドのチタン合金の約7倍の皮膚の硬度を持った俺ですがァ……」

一方通行「握力はどのくらいでしょォかァ♪」ミシッ…ミシッ…











上条「そぉおいッ!! チョモランマッッ!! ここだァアアア!!!」ズザァッ

上条「匂うぞ、臭うぞぉぉおお……この辺から御坂妹のニホヒがぁぁぁ………ブリュンヒルデッパイゼルルルデュドルレンブリッィヒ」


上条「そこだぁ!!!!」バッ!


御坂妹「え」ビクッ


御坂妹?B「は?」ビクッ

御坂妹?c「え?」ビクッ

御坂妹?D「え」ビクッ

御坂妹?E「はい?」ビクッ




< 「「「 え(は.ちょっ.はい)? 」」」ビクビクビクッッ





上条「………」

上条「………」チラッ


御坂妹?R「…えーと……」

御坂妹?R「どちら様でしょうか、とミサカ19999号は見つめられている事に赤面しながらせっせと内蔵を片付けます////」ポッ


上条「よーしお前ら全員現行犯逮捕だからなー、死体も痕跡も消してトンズラなんて王道がこの上条さんに通じると思うなよー」



黄泉川「………で、この姉妹……つって良いのか分かんないけど、連行してきたと」

上条「おう」

黄泉川「ところでこの間は悪かったじゃん、月詠先生にアンタの事聞いたじゃんよ」

黄泉川「三角関係のもつれから逃げる為に、記憶喪失をどうたらだって?」

上条「おいこの巨乳揉んでいいか」


< 「OKです!! とミサカは親指を立てて微笑みます」グッ


上条「なので俺の幻想殺しがお前のその巨乳を揉みしだく!!!」


黄泉川「現行犯逮捕の覚悟は良いかクソガキィ!ヒャッハァーッ!!」バッ

上条「なんで警備員がアンチマテリアルライフル構えてんだよぉぉおおおおおお!!!!」

黄泉川「ファイヤblow!!!!! iiiiiiYAHHAAAAAAAA!!!!!!!!」バルルルルッッ!!!!


上条「連射だとッ!! ウボァーッッッ!!!??」




────────── 数十分後



黄泉川「……ァヘェ…」ピクピク…

上条「悪いな、まだやる事があるんだこれでも」

上条「少しふざけすぎちまった」


< 「先程までのダイナミックバトルからのダイナミックレイプは何だったのですか」

< 「うわーぉと声が出ました、とミサカ19999号は鼻血を流しながら頷きます」コクコク


上条「お前ら、知ってるんだろ?」


< 「「?」」


上条「次の『実験場』だ、そこに行くべき奴でなくても全員把握してんだろ」

上条「学園都市の統括理事会に俺の親父が軽い根回しをしてデータベースの一部は見てる、超能力者の進化実験だってな」


< 「……なぜ、そんな事を……」


上条「御坂美琴に妹はいねえよ」

上条「そして、何より分かりやすい話」

上条「俺に隠し事は大体通用しねぇ」




──── とある倉庫街 ────



ラ○サー「ぐ……ハァッ…ハァッ…貴様、何者……ゴフッ」ドサァッ

一方通行「通りすがりの一方通行でェす」

< キラキラキラキラ……

一方通行「やっぱり能力か何かで作られた人形かよ、暇潰しにはなったが攻撃法が槍二本とか時代遅れかよ」


一方通行「あーァ、次の実験までまだ20分はあンぞ畜生……プロテイン風呂に入りてーな」


< ザッ……


一方通行「あ?」


御坂「………」


一方通行「……へェ、何しに来たンだ」

一方通行「もしかしてー、また相手してくれンのかァ?」ニヤァ


御坂「ええ、そうよ」

御坂「アンタを倒して、この馬鹿馬鹿しい実験は終わらせる」

御坂「そして私はシスターズを筆頭に独立帝国を築き上げて生涯をSMに満ちた世界にする……!!」


一方通行「ハァ……面白ェなそりゃ……けどよ」


一方通行「俺に勝てると思ってンのかよ」ムキィッ…

御坂「多分イケるわよ」バリバリッ…


御坂「やぁぁあ!!」バヂィィンッッ!!!


────── 【御坂旅掛流『電光石火』】 ──────


< ビュッッ!!

一方通行「おーおー速い速い」パチパチ

御坂(背後は隙だらけ……その首、貰った…!!)

一方通行「手刀かますンなら気を付けろよォ……」


一方通行「下手すりゃお前の手が使い物にならなくなるからなァ」


< バキッ……ッ

御坂「!!??」

御坂(か、硬すぎ……!?)

一方通行「そォらよ……」ヒュッッ

御坂「えっ…」


< メシャァッ!!


御坂「ぁがあッ……!!!!」ドシャァッ


< ザッ…!!


御坂「ぐぅ……ハァッハァッハァッ…」


一方通行「おいおい、そンなので大丈夫なのかァ?」

一方通行「ちょっと手の甲が当たッただけだろ……ぇ"へぁ"あ"はぁっ!!」ニパァ


御坂「………ッ」

御坂(今の凄い気持ち良くて意識持ってかれるかと思った……)

御坂(あァ……やっぱり肉弾戦もイイなァ……)トロン…

御坂「……まだまだ…イケるわよ(もっとして) 」ハァハァハァ


一方通行「そォオオオオこなくっちゃナァァアアアアアアア!!!」


上条(なにあの進撃し過ぎて無双してる巨人)


上条「さて、聞いてくれインデックス」

禁書(全裸)「……はい」クスン…クスン…

上条「俺は前日、バリバリこと御坂美琴という学園都市に七人しかいない超能力者に会った」


上条「だが久しぶりに会ったアイツはどこか、寂しそうに俺の八極拳と当麻式を受けて笑っていた」

上条「あの笑顔は何だったのか、そしてその後に現れた御坂の妹」

上条「疑問を抱いた俺は学園都市のデータバンクに侵入したり外の親父に頼んで閲覧してみて、分かった事は3つ」

上条「……ここまでイイな?」


禁書(全裸)「………ねぇとうま、幾ら8時過ぎの夜でも人に見られたら私……」グスッ…


上条「1つは一方通行をメインとした御坂のクローン体、通称『姉妹達』を二万体を殺害する絶対能力進化実験」

上条「2つ目はその実験に御坂は進んで協力した訳ではない」

上条「3つ目は、その実験の保証となる筈の衛星、『樹形図の設計者』が何者かによって破壊された事」


上条「……インデックス、お前ならこの状況をどう考える」

禁書(全裸)「……お洋服を着る、かな」



< ゴゥンッ!!

< ドサァッ!! ゴロゴロゴロ……


御坂「がッ……ぁ…はぁ…はぁ…」ヨロッ

御坂(……肺に肋骨が刺さったの…かな、喉の奥から血が止まらない……)ハァッ…ハァッ…

御坂(……………死ぬのは、流石に怖いなぁこれ)

御坂(それに、やっぱり違う……『あいつ』なら私をもっと…浸透させるような快楽をくれる)ザッ…


一方通行「ヌハァ……そろそろ時間なンでなァ、引かねえなら殺すぞ」


御坂「……あのさ」

御坂「私って、Mな訳だけどさ」


一方通行「いやどンな訳だよそりゃァ!? いきなり何のカミングアウトだテメェ!!」

御坂「……でも、あの子達は違うんだよね」


御坂「私の妹は、姉妹達は……痛いのは嫌だし、怖いし、アンタみたいな本物の化け物なんか見たら失禁するのが当たり前なのよ」


御坂「でも、それでもあの子達は生きるために戦ってる」

御坂「何処かの馬鹿な女研究者に余計な感情プログラムを頭に叩き込まれたせいで、あの子達は頭では死ぬのが当たり前だと分かってても心は怖くて堪らないのよ」

御坂「今日アンタが路地裏で……ゴフッ…ゲホッ…ハァッ……殺した子はね、子猫を私に見せて喜んで貰おうとする位の猫好きだったのよ…馬鹿よ、私が好きなのは痛みなのに」


御坂「きっと一万人も殺してきたアンタにも、私にも一生分からない……あの子達の受けた痛みだけでなく『覆せない現実の痛み』は…絶対に分からない」


御坂「……一方通行」

一方通行「…………あァ…?」

御坂「次の攻撃は能力を使わなければ死ぬわよ」チャリッ…


一方通行「……レールガン、かァ」



御坂「……ハァッ…ハァッ…」

御坂(コイツは……知らない)

御坂(樹形図の設計者が破壊されている事を)

御坂(そして、一方通行の能力を1度使われただけで私が死ぬという事が、どれだけ実験に影響を与えるのかを)


御坂(全力の一撃……)バチバチッ…


御坂「ぁああああアアアアアアアアッッッ!!!!!!!」




────────── ギュォォオンッッ!!!




一方通行「フンッ」スパァンッッッッ

< ドゴォォオオオオオオオオオ……



御坂「え」

一方通行「悪いな」

一方通行「俺に常識は通用しねェ」



御坂「う、嘘よ……あれだけの威力なのよ? たとえ皮膚が硬くても衝撃波に吹き飛ばされる筈……っ」


一方通行「回し受けで軌道を逸らして体重を下に落としときゃ何とかなるンだよ」

一方通行「ゴクヒャハァッハハヒフルーツバスケットォ!!!!! ざーんねんだったなァ!! お前の説教なンざ……」ヒュッッ


御坂「!?」

一方通行「今更、耳障りなンだよォオッ!!!」ドゴォッ!!

御坂「っ……!!?」ミシィッ…メキメキブチィッ…


< ドサァッ!!…ドシャァッ…ゴロゴロ……


一方通行「……そこで寝て次の実験でも見てろ、生きてたら救急車呼んでやる」


御坂「……ッッ…ケハッ…」ビチャッ…

御坂(…………死ぬ……のかな…)

御坂(…………またあの子達は……死ぬのかな…)


< 「見てられねえな、御坂」


御坂「……」

御坂「……な、んで…………」


一方通行「……今度は何だよ」


上条(全裸)「そいつから離れろ三下」ザッ


一方通行「いいから服着ろよテメェ」


御坂「どうして……」

御坂「なんで…ゲホッ…ゲホッ…ッ……アンタがここにいるのよ…」

御坂「だめじゃないこんな所に来たら…」

上条(全裸)「なんでだ」

御坂「……アンタでも一方通行には勝てないし…それに」


御坂「アンタは何も知らない……」

上条(全裸)「知ってる」


御坂「え……?」


上条(全裸)「お前がドMなのも、下らない企みをしてるのも、御坂妹達がどんな存在なのかも、お前の戦う相手がどんなのかも」

上条(全裸)「そして……御坂が欲しがる痛みは、決して手に入ることのない他人の痛みだって事もだ」

御坂「……っ!」



上条(全裸)「俺もいつまでもふざけてられねぇよな」ザッ…

上条(全裸)「お前が自分の変態さをかなぐり捨ててまで守ろうとした物を壊そうとするコイツの、一方通行の幻想を……」

上条(全裸)「……微塵も残さずぶち壊すから覚悟しろよ、三下」



一方通行「…………」

一方通行「その姿はふざけてないッてのか……?」



上条(全裸)「キンェエエエエエエエッッ!!!!!( ; ゜Д゜)!覚悟ォオオッラッシャィヤァアッッッ!!!」ボババババババンッッッ



一方通行「何なンだテメェはッ!! でけーオナラしつつ反復横跳びで近づいて来るなァッ!!!」



─────── 身長347cm、ウエイトは実に約600ポンド。



上条(全裸)(図体がデカイだけじゃないな、筋肉に埋もれてる訳でもない……寧ろ、バランスが良い)

上条(全裸)(だからこそ厄介……伊達に最強を名乗っていないのか)

上条(全裸)(しかも)



─────── 『神の奇跡』と呼ばれた超硬度の皮膚、そして控え目に言っても鋼の肉体。


─────── 加えて、最強たる所以の1つが・・・



一方通行「……どォした変態、来いよオラ」


上条(全裸)(隙が無さすぎる……コイツ、本当に俺とそう歳の変わらない学生なのか)



─────── 生来より恵まれし天賦の格闘センスに他ならなかった。


─────── 上条当麻は高速でステップを踏みながら放屁を連発する事で油断を誘うも、全く緩む事の無い構え。


─────── 己の力を一度たりとも過信せず、慢心を微塵も残さずに磨き上げたその姿には思わず上条当麻さえ感動せずにはいられなかった。


─────── 否。


─────── 【手を出さずにはいられなかった】。



上条(全裸)「ふ……」ググ…

上条(全裸)「……んッッ!!!」ゴバァッッ!!



一方通行(速ェ……ッ、身体能力強化系の能力者かッ!!)


─────── 明らかに音速を超えている速度の上条当麻を見て、両拳を腰まで引き込む。


─────── だがしかし、直後に600ポンドある筈の一方通行の肉体が足裏4mm宙に浮く事となる。


─────── 刹那に凄まじい衝撃が一方通行の体内を駆け抜ける中、眼前に掌底を突き出している上条当麻は更に踏み込んで行く。




ッッドォ ─────オオオオオッッ!!!


一方通行「ッ……」ブワァッ

上条(全裸)「破ァッ!!」ズバァァッ!!





─────── 【当麻式幻想殺し連打之型『浸透剄』】 ───────



< ドッ・・・ッッッッ!!!




一方通行「ッッ!!! ……がぁ…はッ…………!?」



─────── 辺りを突風が吹き荒れる程の余波を散らしながら、上条当麻の打ち放った発剄が一方通行の巨体を遥か上空へ吹き飛ばしていった。





─────── 恐るべき一方通行の巨体が打ち上げられた瞬間。


─────── 後方数十メートルの距離を空けて倒れ伏していた御坂美琴は瞬き出来ずにいた。



御坂「う…そ……」

御坂(幾らアイツが強いと言っても……相手は鋼の何倍も硬いような化け物なのよ…!)

御坂(……それに、今の動き…)ゾクッ



─────── そう、上条当麻は彼女との戦いにおいて一度として本気で相手をした事はなかったのだ。


─────── いま御坂美琴はそれを、眼前に広がる光景を目にして確信した。



─────── しかし、戦慄する胸中の内に……体内の出血量で遂に意識を失う寸前、彼女は1つの感情を抱いていた。




御坂(……なによ…)

< にっ……


御坂「…最初から……あんたに助けを…求めてれば良かっ……た」トサッ…



─────── 御坂美琴は瞼を閉じながらも、最後に笑いかける。


─────── 優しい痛みと快楽をくれた上条当麻という少年の、とても頼もしく逞しいその裸体を目に焼き付け……。


























─────── のちに、御坂美琴はこれをきっかけとして常盤台中学で上条ファンクラブを結成し、学園都市中に彼を宣伝し崇拝する事となる。




< ビッッ!!

上条(全裸)「……!」

上条(全裸)(剄は全て右手で行っていた筈……まさか、俺でさえ見えない速度で…?)



─────── 上空へ打ち上げた直後、上条当麻の左肩を浅く切りつけられる。


─────── 頬を擦り舞う鮮血を拭う事もせずに、彼は未だ宙に打ち上げられた一方通行を見た。


─────── そして、僅かな間を置いて。





─────────── 「八極拳……いや、中国拳法の類を組み合わせてやがるな?」




上条(全裸)「ッ!?」


一方通行「……それもご丁寧に、俺の硬さを無能にする為に衝撃を浸透させる技…」クルンッ!

< スタッ!

一方通行「更に言えば……打撃で浸透させた衝撃を地面から逃がす事を考慮しての全力の初撃、あれで空中に誘ってから打ち込ンだみてェだな」



─────── 最強の能力者は、能力すら使わずに淡々と言い並べていく。


─────── それは決して油断や己の優位さ、観察力の誇示ではない。


─────── 純粋に、一方通行は声音こそ淡々としていても……『笑っていた』のだ。



上条(全裸)「……1つ、違うな」

一方通行「あァ?」

上条(全裸)「お前なら『今の程度で殺せる』と思ってやっただけだ」


上条(全裸)「生きていたなら……更に打つだけ、それだけだよ」ス……




上条(全裸)「……」


一方通行「……」



< ドゥッッ!!!



─────── 共に間合いは譲らず、故に両者は同時に一閃を走らせる。


─────── それは、見る者がいれば間違いなくこう誤認しただろう。


─────── あれは…………『流星』の様だと。




上条( ───── 【当麻式幻想殺し『正拳突』】 ───── !!!)

一方通行( ───── 【複合型近接殺法『多段蹴脚術』】 ───── !!!)




< ッッ・・・!!!

─────── 恐るべき程の速度。


─────── 互いの拳と、トーが数瞬もの間を置いて一本の燈色の残梓を引いて爆発的な余波を撒き散らしていく。


─────── 擦れ違い様の必殺が周囲のコンテナを、土砂を、御坂やインデックスを吹き飛ばしていた。


─────── まるで互いの一撃を余韻にでも浸るかのように吟味し、そして僅か一瞬の間の打ち合いを終えた男達は振り返らずに言い捨てたのだ。



上条「……思ったより硬いな」ビシュゥッ…


一方通行「ハン……思ったより速いじゃねェか」ブシュゥッ…



─────── 片や爪先を逃れた筈の首筋から、片や拳圧から逃れた筈の胸元から血飛沫が舞う。


─────── この瞬間、上条当麻は感じていた。


─────── 学園都市の能力者では間違いなく敵う相手ではないと。


─────── ここで打ち倒さねば、決して『己の父』には勝てないと。




─────── 一体どちらが先に動いたのか、それは両者にしか分からない。


─────── だが、刹那に起きたのはまるで映画のフィルムから突如コマを抜き取ったかのような消失。


─────── 無音のまま、上条当麻と一方通行は姿を消していたのだ。



< ッッ・・・!!!

                   ギュルンッッ!! ゴッッ!! スパァンッ!! ヒュッ……ヒュッ! ヒュッ! ズザァッ!! >


            ドゴォッッ!!!



─────── 連続する肉体と肉体の衝突、その筈にも関わらず連続するのは火花と落雷に等しい轟音。


─────── 幾つかの閃光が煌めいた直後に、幾重にも上塗りされた余波が破壊の風を撒き散らすのだ。


─────── 空中に巻き上げたコンテナ群を足場に、三次元機動で翻弄しながらの多方向から拳を浴びせる上条当麻。


─────── それら全てを受け、衝撃を何らかの術で逃がすことでカウンターを浴びせ、同じく三次元機動で翻弄する一方通行。


─────── どちらも尋常ではない動きで辺りに轟音を爆音を、炸裂音を鳴り響かせていく。


─────── 次々に足場になったコンテナ達が彼方へ吹き飛んでいく中で、少なくなっていく足場に正確に着地し牽制しあう二人は共に一撃必殺の奥の手を決めかねていた。


─────── 学園都市という箱庭において、初めての強敵だったのだ。





─────────── ダムッッ!!!



上条(全裸)(明らかに空中での打撃も受け流してるな)ギシィッ…

上条(全裸)(だけじゃない、野郎……俺についてこれない速さを補う為に蹴りで真空刃でも生み出してるのか?)ブシュゥッ…

上条(全裸)(出血はどうにでもなる、後は……『あれ』をどうやって一方通行に当てるかだな)


─────── 遂に2つだけとなったコンテナの1つに足を着け、微動だにせぬまま思考を巡らせる。


─────── 上条当麻は全裸だ。


─────── 誰が見ても彼は見事に生まれたままの姿に思えた。


─────── だがそれは間違いであると、数十m先で対峙する一方通行は見抜いていた。



一方通行(だいぶ三下に斬りつけたつもりだったが……なンだありゃ)

一方通行(細身に見えてたが……とンだブラフだな、俺と大差無ェ体をしてやがる)ギシィ……



─────── 服のあちこちが爆ぜ散ったせいか、一方通行もまた純白の肌を見せていた。


─────── 尤も、その姿は美しさよりも筋肉を引き立てるような白さがまるで怒り猛る神々を石膏で再現したかのような荘厳さを醸し出しているのだが。


─────── そんな一方通行は奇妙な物を見る目で上条当麻を見ている。


─────── 幾度も連撃の打ち合い中で斬りつけ、同じ部位にすら『蹴圧』で生まれた真空の刃を叩き込んだ筈だった。


─────── しかし上条当麻はほぼ出血していない、ましてや切り傷など見当たる事もなかった。



一方通行(……筋肉組織が普通の人間と違ェ…いや、そもそも全身を超柔軟かつ強靭な筋肉が覆ってるのか)



─────── 学園都市の頂点に君臨している男はその謎を解いていく。


─────── 静かに、臨戦体勢は崩さずに黙考し、上条当麻という戦士を暴いていく。



一方通行(奴の異常なスピードは能力者だからじゃない、全身を覆う筋肉組織と骨密度が俺と同等…或いは『密度の差』で俺を圧倒的に上回っているからだ)

一方通行(加えて、自身の体への理解力)

一方通行(『体のどこをどうすればこうなる』、これは学園都市の研究者でも俺を使って研究はしていたみてェだが……)

一方通行(あの三下は自身の身体能力を最大限以上に発揮してやがる、例えば『切り離されなければ無理矢理くっつける』)

一方通行(そンな暴論で、だが正論にも等しい『事実』をコイツはこなして……そして切り傷を塞いでやがンだ)



─────── つまり、即ち。



一方通行「…………正面からぶン殴ってやるしかないわなァ…?」






上条(全裸)「……」


一方通行「………」



──────────── 互いの殺気が交差し、眼光が互いの姿を指し貫く。



< ッッ!!!

─────── 音が圧倒的に遅れているが故に無音の一瞬。


─────── 刹那に途切れた眼光の代わりに一方通行と上条当麻は全く同じ行動を取っていた。


─────── それは、足場にしていたコンテナを掴みそれを振りかぶって投げ放っていたのだ。



< ギュォッッ!!……ゴォンッ!!!!


上条(全裸)「 ─────── 【刀夜式幻想殺し『浸透鞭打』】 ─────── 」



─────── コンマで切り取ったかのような静止した世界で、上条当麻は唇だけを動かし名を告げる。


─────── その名は、これまでの様な自身の技ではない。


─────── 彼の、上条当麻の、世界で最も強いと信じる父の持つ神業の1つだった。



一方通行(平手……!!)



─────── 両者の投げたコンテナが衝突し、紅蓮に溶け弾け飛ぶ瞬間に一方通行は上条当麻目掛け駆ける中。


─────── 上条当麻は一方通行に対し『平手』を構え地を滑る様に跳躍してきていたのだ。



一方通行(この俺に対しての…この局面での平手……っ!! 間違いなくあれをまともに受ける事は死……っ! die_the_deathッ!!)



─────── 全身を凄まじいアドレナリンが駆け巡り、眼が見開かれる。


─────── 今この時、一方通行は口が裂ける様に笑っていた。


─────── 意外、予想外、想定外、このどれもを兼ね備え一方通行に立ち向かってくる上条当麻を彼は最大限の尊敬と畏怖を込めて性的対象と見なしていた。









───────────── ……一方通行はバイだった。



─────── 爆撃に等しい余波が吹き荒れようと、遂に両者の駆け出した地面が轟音と共に砕け飛び始めた時。



上条(全裸)(行ける……この一瞬、この刹那に!! この技で決めるッ……!!)


──────────── 音速の数十倍に達したその瞬間、上条当麻の右腕が紅蓮の軌跡を宙に描きながら唸りをあげる。


─────── 否、上条当麻はその全身が既に橙色に光を帯びていた。


─────── 彼の全身が摩擦熱によって燃え尽きようとしているにも関わらず、恐るべき体内の活性化……即ち、体表面の一時的な超再生によって耐えていたのだ。


─────── その手先、その温度、実に三千度以上。







─────── 最早通常の理論も、常識も、全てを超越した男の最高速度で打つ『鞭打』が今……一方通行の首元に振るわれた。






一方通行(ッッ…… ───────ッ!!!! )ブワッ…



一方通行(な……ンだ…?)ドクン…ッ

一方通行(……どォな…って…………)ドクン…ドクン…




─────── 高揚感の中に孕む一滴の波紋。


─────── 一方通行は上条当麻に自身の肉体が出せる最高の拳を向けていた。


─────── ……そう、その筈だった。



一方通行(走馬灯……いや、違ェ………)



─────── 初めての『出し惜しみたくない』感情、残滓にも似た後悔。


─────── それらが一方通行の胸の中で生まれたのと同時に、走馬灯の様に時間が止まった世界で彼は上条当麻の眼を見た。



上条(全裸)「 ─────── 」



一方通行「……」

一方通行(あァ……そうか)

一方通行(足りないのは……『それ』なンだな…)



─────── 刹那、光よりも速く、しかし水の落ちる瞬間の儚さよりも柔らかく。


─────── かつて神に奇跡的な肉体を授かった少年は、自身に何かが足りなかったが故に愛されなかった事を知ってしまう。


─────── そして……上条当麻の処女を奪う為に、少年は、一方通行は。



─────── 『進化』したのだ。










───────   「」     ───────










一方通行「…………」スタッ

一方通行「……ッ」

一方通行(く、クク…………)


一方通行「一体、何の冗談だ……こりゃァよ……おい」ブシャァアアアアアッ!!!!


─────── 一方通行の左肩から右腰にかけての斜め一文字。


─────── 何かを問い質そうとするよりも先に凄絶な量の血が噴き出して、一方通行の意識を横から刈り取ろうとする。



一方通行「……ッ…ッ、こっ…ちは……最後の最期に、『能力』まで使ったってのに……ッ!」ブシュゥゥゥ…ッ

一方通行「てめェ………」ガクガク…

一方通行「………………」ガクッ…


< ドサッ……



上条(超全裸)「……俺の親父が使う『幻想殺し』の1つ、浸透鞭打」ビンビンッ

上条(超全裸)「名称から浸透剄に近い技だと思われがちだけどよ、コイツの真髄はそこじゃねえ」

上条(超全裸)「『あらゆる幻想を打ちのめす』事を信条として親父が生み出した異能でも魔術でも魔法でもない、人の極みを以て打つ平手だ」


上条(超全裸)「……最後の最期に、能力を使ったと言ったな一方通行」

上条(超全裸)「あの一瞬でお前の眼が変わったのはちゃんと俺は見届けたぜ」


上条(超全裸)「お前が殺してきた御坂妹達や……そして、さっきの俺がそうだったように」

上条(超全裸)「『生きる為に戦う』眼を、お前も出来るようになったってな」



< スタスタ……                     ドピュッ

上条(全裸)「……ふぅ」

上条(全裸)「…さて、俺は……あいつらを瓦礫の山から発掘して病院に行くか」




後日、学園都市が誇るなんかすげぇ医療技術によって御坂とインデックスは一命を取り止めた。

あの日までに行われていた実験は即座に中止され、俺の研究がしたいと学園都市の暗部や統括理事会が手を出して来る様にもなった。

……まぁ、母親の旧姓を出したら途端に黙ったのだが。



だけど、俺は何も変わるつもりはない。


上条「ようインデックス、見舞いに来たぜ」

禁書(全裸)「……どうして病室の毛布を奪うのかな」

上条「包帯に巻かれたつるぺたを眺めるのも乙なもんだと思ってさ」

禁書(全裸)「…ヒッグ……ヒッグ……」ポロポロ


インデックスは相変わらず目からアクアラグナを出そうと照れ隠しの振りをしてるが、本当は露出狂だと俺は知っていた。

大丈夫だ、俺はそんなインデックスを応援してる。



……そんなことはさておき、あの日俺は確実に一方通行を仕留めたつもりだったが生きているらしい。

トドメを刺そうとは思ったが、学園都市の最深部で傷を癒しているらしく、手が出せないのが現状だった。

まぁ親父に頼めば何とでもなりそうだったが、それでは学園都市に俺がいる意味がない。

とりあえずは当面、学園都市の研究施設にいた残りのシスターズを全て俺の実家に住まわせる事にした。


そんなある日。

上条「……お、手紙か」

上条「なになに……」

上条「!」

上条(統括理事会主催、上条当麻限定・海の家でお泊まりフェスティバルだと……!?)


どれだけ上条当麻が集まるイベントなんだ…

>>244 で笑いすぎて鼻血出た



────────── 次回、新章『御使堕とし』編スタート!!




───── 全国各地から集められた上条当麻の海の家フェスティバル、しかしそこにはただの旅館しかなかった!


上条「なぁぜぇだぁあああああ!!! テメェクォルァッ!? ドォイゥコトナンディスカァッ!??」

トーマス「そもそも上条当麻を集めたとは書いてないだろうが!!」


───── 嵌められた上条当麻は統括理事会のボンボンと対峙する。


───── しかし、その真意が果たして本当に彼を罠に嵌めるつもりなのか、上条本人も分かりかねていた。


───── そこで上条当麻はあることを提案、統括理事会を通して1つのテストをする事に!




アレイスター『なん……だと…………?』

上条「さぁ、いい加減始めようぜ! 学園都市にいる強いおっぱいを集めた祭りをよ!!」



───── 次回、御使堕としは上条刀夜が一人で解決したので水着審査だァァァア!!!!

───── みさきちポロリあるよ。




御坂「黒子! 例の物は出来たの?」

白井「ええ、一応は出来ましたけれど……ただ、本気でやるんですの?」

御坂「やるったらやる! ほらほら出して!」

白井「はぁ……」ガサゴソ


< トントンッ

白井「なるべくご要望通りに紙と大差無い物にはしましたの、それで後はお姉様の電流に耐えられ尚且つ『録音』を流す事も可能としましたわ」


御坂「パーフェクトだウォルター」

白井「誰ですのそれ」

御坂「行くわよ、それっ」パリィッ!

< ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンッッッ!!!!!





────────── 退院したその日、御坂美琴は学舎の園にて総数245枚のマイクロレコーダーを内蔵したビラを能力にて拡散。




───── 宙を舞うビラに目を、そして意識を向けていく女生徒達は頭上にまで来た一枚をいつしか見上げてしまう。



婚后「何かしら、あれ……」

湾内「……?」



───── それぞれがビラを見る中、御坂美琴が頃合いを見図る。


───── そう、全てはこのサプライズが目的なのだ。


───── このイベント的演出こそが最大の目的、御坂美琴がやろうとした事である。


───── 次の瞬間……。










───── 【おはようございます、常磐台中学2年の御坂美琴です】 ─────

───── 【ここ数日間、私はとある能力者と戦い、その傷のせいで一時は死にかけ……入院していました】 ─────











───── ……それまで優雅に、或いは華奢な声音で溢れていた学舎の園が静まり返る。


───── 御坂美琴と言えば常磐台のエースとして、『超電磁砲』の二つ名を持つことでも有名な名だった。


───── そして彼女の人柄もあり、その本人の事をよく知る者も少なくは無い。


───── たまたまその第一声を聞いてしまった御坂美琴の寮の監督でさえ、呆然としかけていた。





───── 【その能力者の名は、『一方通行』……学園都市の七不思議で有名なあの『マッスルタイタン』です】 ─────

───── 【……事の発端は少し前になります、私はとある科学の超電磁砲というコミックを読み自身のクローンの存在を知りました…】 ─────




───── 御坂美琴は、録音テープの中でゆっくりと全てを語っていく。


───── いつしか、立ち尽くした女生徒達が我に返り耳を傾けてしまうほどに。


───── 彼女は最初こそ静寂な語り口だった。


───── しかし、自身が初めて姉妹達が虐殺される瞬間を見た時、立ち向かうも敗れた時、様々な節目を話す時は何かを押し殺す様に語っていたのだ。


───── ……御坂美琴は、一人の少女は語り続けた。


───── 超能力者(レベル5)第4位の麦野沈利に妨害を受け、沢山の傷を受けた事。

───── 父親のコネで調べると他にも絹旗最愛やフレンダ・セイヴェルン、滝壺理后等のメンバー含む『アイテム』という暗部組織がいる事を。

───── そして、その時。


───── 初めて彼女の語っていた声が、明るい物へと変化した。




───── 【 私は、そんな暗闇の底で一人の男の人に……彼に救われたんです 】 ─────




泡浮「……! …一体、一体そんな御坂さんを救ったのは誰…!」

婚后「分かっていないのね」

泡浮「え……?」

婚后「きっとこんな時に姫をお救い下さるのは我々女性にとって、一人しかいないと思いますわよ?」

湾内「それって、一体……」

婚后「ふふ……それはね?」




───── 【……○○高校一年、

婚后「『上条当麻』……様ですわ?」








上条「ブェックシュルワァッッ!!!」ドブシャァァア

禁書(裸エプロン)「ギャァアアア!? 目に、目に入ったんだよぉ!?」

姫神「お、落ち着いて……その量の鼻水なら洗えば問題は…」

禁書(裸エプロン)「あいさ助けて欲しいんだよぉ!! 瞼を閉じると裸のムキムキなウサギが追いかけて来るんだよ!!」

姫神「一体何を鼻から出したら目がそんな幻覚を見るの!!?」


上条「あー……誰か噂してんのかな、鼻がむずむずするわッショィヤァッ!!!! ヘェッアッ!! ヘェアッ!! デュワッッッ!!!!」

< ダッパーンッ!!ザバァッーッ!!


< 「ギャァァアアア!!!?? ワタシニモカカッタァアアアア!!!!」ドタンドタン

< 「テイウカナンデアンナニデルノ!!?」



< prrrrrr

上条「お、電話か」ズズッ

上条「はいこちら上じょ…」

< 『おはよう当麻さん ♥ 』

上条「キャァアアアァァアァアアアアアアアアアア」


みさきちクルー(゚Д゚)?


< 『あらあら、当麻さんったら朝から元気ねぇ?』


上条「アワワワワ…ッ、お、お母さん? どうしたの? えと、アワワワワ…アワワワワ…アワワワワ…!!」ガタガタガタガタガタガタ


< 『学園都市から連絡があったのだけどね? 当麻さん駄目じゃない……喧嘩したんですって?』

< 『やんちゃなのは良いけれど心配になってしまうし……程ほどにね?』


上条「は、はい……」ガタガタガタジョバァアアアアア!!!

姫神「当麻、出てる、色々と凄い量の水が股間から出てる」


< 『それでね、実は刀夜さんと話したのだけど……』

< 『学園都市は今、【上条当麻ファンクラブ】や【噂】で当麻さんを血眼で探す子が多いみたいなのよ』

< 『……そうしたら、丁度なんだか学園都市から当麻さんに海への旅行が企画されてたみたいじゃない?』


上条(…………後で企画した上に親に話した統括理事会のどいつか、ぶっ潰す)ミシミシミシィッ…

姫神(あの電話の受話器、何で出来てるんだろ……防弾に使えるかな)

コネー( ;´Д`)


禁書(裸エプロン)「と、とうまっ! お外で『へり』がいっぱい飛んでるんだよ!」

上条「!?」

上条「ま、まさか……」


< 『ふふふ、だからね当麻さん』

< 『迎えに来ちゃった ♥ 』


上条「イヤァッハァァアアッ!! 逃げるぞインデックス!! 姫神!!」ダッシュ!!!!

姫神「ちょ、どこに……!?」

上条「幻想郷とかなら誰にも捕まらないだろ!!」

姫神「あなたの右手ってその幻想をぶち殺すんじゃなかったの!?」



< ピンポーン

上条「…」ピタッ




受話器< 『ああ、そうそう』

< ガチャッ……

上条「ぁ……ひ…ぃッ」ガタガタ…ッ!!


上条詩菜「……逃げちゃだめよ?」にっこり



アレイスター『……幻想殺しの彼が、漸く学園都市を出たそうだな』


土御門「あぁ、全くこれで俺の仕事も減るというものだ」


アレイスター『ほう? ……それはどうだろうな』

土御門「なに?」


アレイスター『先日の「学舎の園」で起きた第三位の暴露宣伝……あれが学園都市内で書籍化されるらしい』


土御門「なっ……!?」


アレイスター『タイトルは「とある科学の幻想電磁砲」……どうも困ったことに、大分脚色をされていてな』

アレイスター『もはやただのラブコメだよ、あれは』


土御門「……読んだのかお前」


アレイスター『不覚にも泣いてしまったよ、おかげで木原一族全員に五回は音読させてしまうほどにな』

アレイスター『ラストの上条トゥゥマがヒロインの御坂ミコトゥを右手から出した爆熱ラブラブ幻想拳で打ち倒すシーンは中々の見物だ』


土御門(……ちょっと見たい、どこもラブコメじゃない辺りが)


────────── ザァ・・・ザザァ・・・


上条「俺は今、砂浜に埋められている」ズモッ

上条「何故だ」



────────── ザァ・・・ザザァ・・・


上条「……」

上条「御坂達を救うため、学園都市最強の能力者である一方通行を倒した俺は今、砂浜に埋められている」ズモッ

上条「何故だ、一方通行を倒した後に御坂の馬鹿ヤルォめが俺が一方通行をフルにボッコした事を広めたからなのか」

上条「それとも、御坂が結成した上条ファンクラブが僅か数日で学園都市内の女性70万人を魅了して急成長したからなのか」

上条「それとも、それとも、さっき親父から『なんかヤバい魔術的なの発動しちゃったから家を吹き飛ばすってお母さんに伝えてくれ』って言われたからなのか」


上条「……」


上条「ああ、そうだ」

上条「伝えて、逃げようと旅館の客室から出て廊下に出たと思ったら何故か外の砂浜に埋められているんだった」ズモッ


上条「はぁ……」


上条「どう思う? ステイル」


ステイル「完全に僕は巻き込まれただけだと分かっただけでも朗報だね」ズモッ


神裂「……此度はインデックスの護衛役という名目で、御誘いの命……感謝します」

神裂「マダム・シイナ」


詩菜「やぁね、畏まったりして? 当麻さんと日頃から遊んでもらってるみたいだから息抜きにと思っただけよ」ウフフ

詩菜「それにしても立派になったのね火織さん、今はもう十八だったかしら」


神裂「はい、以前よりはそれなりに成長したと自負しています」


詩菜「そうなの、元気なのは良いことね」


神裂「あの……所で…」

詩菜「何かしら?」

神裂「何故…ビキニを着せられているのでしょうか、私は」

詩菜「私だけだなんて恥ずかしいからに決まってるじゃない ♥ 」


神裂(……私のスリーサイズを何処で入手したのでしょうか、正直この人は恐ろしい…)

神裂(最大主教もこの方に海への旅行の誘いの旨を伝えたら『行かないとヤバい』とまで言われましたし…昔から底知れない感じがありますね……)


神裂「そういえば……本当なのですか」

詩菜「何がなのかしら」

神裂「貴女の息子が上条当麻という事です、正直……というか…信じ難い点が有りすぎて」

詩菜「目を見れば分かると思うわよ?」

神裂「目…?」








上条「ぐぁあああああ!!? す、砂の中で何か…ッ、蟹てきな何かが俺の股間をォォオオォアアアアア!!!!」

ステイル「いたたたたた!!? 痛い痛い痛い痛い痛い!!? だ、誰かっ!! 誰か僕を砂から出してくれぇぇえ!!!」









神裂「…………晒し首そのものの目…」

詩菜「あらやだ、ここって砂浜の中に蟹がいたのねぇ」


上条詩菜「とうまさん。」

上条「ー」ジョロジョロ

もう>>1が何言っても驚かないぞ

>>313

ここまでのレスの中に嫁が書き込んだのがあります。



トマス「やぁやぁ、よく来てくれましたマダム詩菜!」

詩菜「近寄らないで下さいね」

トマス「何故に!?」

詩菜「香水とかつける男の人って、臭いのを自覚してないと思うのよね?」




上条「ふるるぉぉおおおおウッ!! 俺の股間に鋏を使った蟹を狩り尽くしてやらァアア!!!! 」ドォンッッ


ステイル「頼む上条当麻……僕の仇を討ってくれ…」ドサッ


上条「よくもステイルのえのき茸をォォオオォアアアアア!!!! ビャァァアッウマァァアアイッッ!!!」



禁書(浮き輪全裸)「……せっかく水着を貰ったのに、波に流されてまた裸……海から出られないんだよぉ…」グスンッ…グスンッ…

どうやら混乱を招いてしまった様なので、補足として。

嫁は読者サイドなのでご安心を……たまに私の更新を見ては「これはひどい」と照れ隠しに感想を言ってくれています。


ちなみに一方通行が当作品でああなったのは、一例として

「今夜のメニューは何にしよっか」

「うん、とりあえず一方通行は鬼月あるちゅ先生みたいな筋肉美溢れるキャラにしようかな」

「なにがいい?」

「勿論、声優は若本が似合う感じに書けたら良いなぁ」


こんな日常の中で決められました。
ではでは本編に戻りますね。


上条「おう、アンタが統括理事会の人間か」

トマス「ご名答、私がトマス・プラチナバーグだ」

上条「例のフェスティバルってないつ始まるんだよ、俺の股間がいつでも相手になるぜ?」

トマス「そのアームストロング砲をしまって頂こうか、コホンッ……そもそもフェスティバルとは書いたが要は君にこちらの旅館で避難して貰いたかったのだ」



< 「そういえば神裂、インデックスは何処なんだ」

< 「おや? 先程までは可愛らしい水着と浮き輪で泳いでいたのですが……」

< 「あの波打ち際で漂ってる水着じゃあないよな…?」

< 「…………ステイル、インデックスはどうやら裸の様です」

< 「ほう! なら大変だ、僕がインデックスを助け出すよ!!」ババッ

< バスンッ!!(ステイルが砂浜に頭から突き立てられる音)



上条「……あいつら楽しそうだな、連れてきて良かったぜ」ウフッ

トマス「話を聞いて貰えるかな?」



上条「……朝、俺が女になっていた」

上嬢「でもそうじゃなかったんだ、オゥイェア……金髪ムチムチボディイになったのは『俺』だった」

上条「……インデックス、俺の身に何が起きてるんだ」



禁書(全裸)「魔術なわけ無いから、その人が偽物か、もしくは現代医学の敗北なのかも」

禁書(全裸)「ところでとーま……あの、どうして私の服は絆創膏になってるのかな」



上条上嬢「「オルソラに貰った服なら昨夜の間に売り払ったぜ」」

上嬢「……」

上条「……記憶は共有してるのか、なら早い話だ…揉ませろ」

上嬢「……揉めよ」

しまった間違えました……どうやら眠さで書き溜めを誤爆したようで…

寝ます、今回のレスは記憶から消して下さいますように。

みさきちのおっぱいの描写に気合い入れますから、記憶から消して下さいますように。



余談ですが妻は読者側で割りと目立たないレスをしたようです。


上条「避難って、どういうことだジャリボーイ!!! 俺は全国の上条当麻と戦うんじゃないのか!?」

トマス「そうそう君みたいなのがウロウロしてたまるか! 学園都市が三秒で壊滅するわ!!」

上条「失礼な事言ってんじゃねぇ!! 丸めて千切って並べて炒めて丸めてやんぞゴルルルルルルァァアアッッ!!!!」

トマス「そもそも!! 上条当麻を集めたとは書いてないだろうが!!」


神裂(正論ですね)

ステイル(あの都市の人間にしてはまともな正論だね)




< ザァァア・・・チャプン……ザパッ…………


禁書(浮き輪全裸)(誰も助けに来てくれない……)

禁書(浮き輪全裸)(というか、段々と沖に流されてる気がするんだよ!?)





【この後、インデックスが居なくなった事に気づいた神裂が助けに来るまで9時間ほど海を漂流する事となる】



< カポォーンッ……キィィ…カポォーンッ……


女将「どうぞ、平目のエンガワ盛りとワカメの大行進でございます」

詩菜「あら美味しそうね♪」

神裂(何故こんなにも偏りが……?)

ステイル(ワカメの大行進ってなんだよ、5メートル位のワカメをテーブルに並べてるだけだろう……)


上条「クソ……俺は統括理事会に嵌められたんだ…きっと今夜辺り神裂の入浴シーンを見る事になるんだ」モッシャモッシャ

神裂「入ってこなければ見る事になんてならないでしょう!? やめてください! 貴方に勝てる気がしないのでやめてください!」


禁書(全裸浴衣)「平目のエンガワ美味しいんだよー! あ、でも炙っても美味しいかも?」


ステイル(……『炙ってあげる』→『加減間違える』→『浴衣の帯が切れる』→『極上のはだけた浴衣インデックス』)

ステイル「ふ、炙りなら僕に任せると良いよインデックス」ボォワァッ


詩菜「はい、炙ってあげたわよ」コトンッ

禁書(全裸浴衣)「わーい! ムシャムシャチュルルンッォェッ」


ステイル「!??」

ステイル「僕がインデックスの浴衣の帯を切る前に……いつの間に炙ったんだ」

神裂「ほう」

< バチィンッ!!(ステイルの顔にワカメの鞭が飛んだ音)



上条「しかしまぁ、流石は母さんだなー、こんな立派な旅館に泊まれるなんて」

詩菜「あらやだ当麻さんったら、そもそも統括理事会の用意した宿泊先がまさか殺人鬼が床下から(・∀・)ノ出来る位ボロい宿な訳ないじゃない?」

上条「お、おぅ……ソウディスネ」


< 「ウワァァァア!!!! ワカメの鞭がぁぁあ!!」

< 「あ、待ちなさいステイル! 食事中に席を立ったら……」

< ズボッッ

< 「ぐぁあああああ!!? な、なんで室内に落とし穴がぁあ……っ」


上条「あー、それ俺が掘ったの」

女将「何してるんですか!?」

詩菜「あらあら、当麻さんったら」フフフ


姫神「……平目のエンガワ、コリコリしてるのも美味しい…けど、ブヨブヨしたエンガワも美味しい」


姫神「……そういえば、良かったの?」

上条「あん? なにがだよ」ムシャムシャチュルルンッワケワカメェエッ

姫神「ミサカさん達をあなたの家に残してきて」

上条「ありゃ仕方ないだろ、クローン体だから調整が終わるまでは何人かは学園都市から出られないしな」

上条「それにスフィンクスを見てて貰わねーとな」

姫神「……なるほど」

上条「なんだその顔は」

姫神「それなりに考えがある、ということに驚いただけ」パクンッ

姫神(……あと、母親の前では割りとまともなのね、上条君)


上条「さてご馳走さん……おいステイル、神裂、インデックスも食べ終わったら部屋に来いよ」


詩菜「あら当麻さん、デザートは良いの?」

上条「ああ、先に戻ってる」

姫神(……?)


~ 上条達の部屋(かぐや姫の入ってた竹の間) ~



上条「なぁ、神裂はどう思うんだ」ヒュォオッ!!

神裂「あのトマス・プラチナバーグという男ですか」ドパァンッ!!

< ヒュンッ!!

上条「そうそう、なんか胡散臭いし騙された気がするんだよな」ドパァンッ!!

上条「神裂って俺よりは歳上そうだし、大人って感じもするから分かるかと思ってよ」バナァナッ!!

神裂「……歳上とは言っても、そこまで貴方とは変わらないですよ」


神裂「真意は分かりかねますが、誠意はありました、恐らく人に応じて対応できる上に立てる程度の人間かと」

上条「誠意ねぇ」ヒュォオッ!!





ステイル(これが聖人と上条当麻の枕投げ……こっちは吹き荒れる羽毛と衝撃波で部屋中を転がるのが精一杯だと言うのに)

禁書(全裸)「いやぁあああああ!! せっかくの浴衣まで吹き飛んじゃったんだよぉお!!?」


< シュォンッ!!

神裂「あ、しまっ……ゴッフゥゥウッッ ────────z_ッ!! 」ドゴォッッ

上条「神裂ぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!!!」


上条「そうだ、水着審査しよう」


神裂「…」チーンッ

ステイル(枕が消し飛ぶレベルの威力だったな……あの神裂でさえ卒倒か)

ステイル「……ん? 水着審査だと?」ピクンッ


上条「形式は俺とその他男女審査員が審査、あとは今夜のうちに俺が考えるッ!!」

上条「そうだ、水着審査! 水着審査だよステイルゥウ!!」

ステイル「な、なぜ真意を図るのに水着……」

上条「その幻想をぶち殺す!!」肩をオンドゥルパンチ

ステイル「グワァアア!!?」

上条「ヒィッハァーッ!! ふざけんじゃねえ、 そんなつまんねぇ事はどうでも良い!理屈も理論もいらねぇ、たった一つだけ答えろ魔術師ゴラァ!! アヒンアヒン!!」

上条「てめぇはインデックスの……そして神裂のおっぱいを見たくないのかよ?」

ステイル「!!」カッ

上条「 ずっと待ち焦がれてたんだろぉ、こんな展開を!英雄がやってくるまでの場つなぎじゃねえ!主人公が登場するまでの時間稼ぎじゃねえ!他の何者でもなく!他のナニなモノでもなく!!?」

上条「 テメエのその手で、たった一人の女の子をスパンキングイェーイしてみせるって誓ったんじゃねえのかよ !! おっ!!?」

上条「 ずっとずっと主人公になりたかったんだろ! 絵本みてえに映画みてえに、命を賭けてたった1つのおっぱい……ロマンスを守る、魔術師になりたかったんだろ!?」

上条「だったらそれは全然終わってねえ!! 始まってすらいねえ!!?ちっとぐらい長い前戯で絶望してんじゃねえよ!!この早漏がッ!!!」


上条「さぁ、いい加減に始めようぜ! 学園都市にいる強いおっぱいを集めた祭りをよ!!」



ステイル「あぁ……ああ!」ポロポロ…

ステイル「始めようか、僕らのロマンスオブ……フェスティバルを!」




────────── 翌日、学園都市……。



未だ夏休みを楽しむ学生で溢れるこの街で、童貞でありぼっちな学生をよそに変化が起きていた。

それは、数万人の女子学生のもとに……一斉に一枚の招待状が送られたのである。


送られた女子学生のある者は、上条当麻本人に恋心と劣情を寄せる者もいれば ───────



御坂「……」

黒子「お姉様…? 一体、その紙に何が書かれて……」

黒子「!!」

黒子「手紙を読んだまま……死んでる…………」

【御坂美琴、冥土返しの元へ搬送された後にそのまま退院&海へGO】



まったく面識は無いものの、因縁から名前だけは知っていた者。


麦野(上条当麻って、あの第三位との恋愛漫画で出た男……?)

麦野(クソが……こんな招待状送ってきやがって、この私を馬鹿にしてるのか?)グッシャァッ

麦野「例の実験に関する事を第三位が暴露してからというもの、数々の嫌がらせをコミックファンにされ続けた日々……」

麦野「全部この落とし前は水着勝負でツケてやる……ッ!!」ギリッ…

滝壺「!?」

【麦野沈利、アイテムメンバーを引き連れてこの半日後に会場へ到着】



最早名前も顔も知らない者。


佐天「ど、どうしよう初春……! こんな手紙が……統括理事会ってなに!?」

初春「分かりませんけど、とりあえず面白そうだから言ってきたらどうでしょう?」


逆に、その姿を普段から見ていた同級生。


吹寄「……」

吹寄(丁度、通販で絶対に日焼けしないクリームと対赤外線仕様の水着を買ったのよね)

吹寄(どうせ暇していたのだし、たまにはあの『デルタフォース』の上条に付き合ってやるか)くすっ


変態が集う街ならば隠れられると判断した、全く学生ですらない者も……中にはいた。


木原数多「だーぁ、面倒くせぇ……猟犬部隊じゃ人数足りねえからって何で俺まで郵便屋さんの真似事してんだっつの」

木原数多(……この辺で捨てちまうか)ポイッ

< バササッ!


?(……今の方、何を捨てたのでしょうか…?)

?(これは……招待状? ああ、女性向けの物だから捨てたのでございますね)


オルソラ「宿泊も出来るならば、是非とも私も参加させて頂きましょうか」

【オルソラ・アクィナス、学園都市を出てから道に迷っている所を吹寄制理達に保護されそのまま参加】

【後で外部の人間と発覚するも、圧倒的バストサイズにより猟犬部隊を圧倒しゲストとして招かれる】



……だがしかし、彼女達とは別に意図して参加をする者もいる。

そしてそれは決して友好的とは限らないのだ。



婚后「こ、この私が招かれるだなんて……私は他の女性よりもスタイルが優れているから……?」

寮監「その招待状、どうやら学舎の園全体に撒かれたようだな……私の所にまで来ていたぞ」

婚后「えっ」

寮監「行きたいとしても拒否権はあるのだから、常盤台の方針としては駄目だぞ? いいな」

寮監「わかったら部屋に……っ!?」ビクンッ!!

婚后「?」



寮監「…………」

寮監「皆、この招待状を受け取った者は今日中に行くぞ」

婚后「!!」

寮監「こんな時こそ、貴女達の豊満力を示さなくてどうするの☆」

婚后「流石は……いえ、何も言いません……その言葉に甘えて私達は決戦へ旅立ちますわ!」


< 「皆さん私についてきなさい! この婚后光子が水着審査のなんたるかを教えながら海へ連れていきますわ!!」

< 「「いやっほぉぉおおおおおおおお!!!」」※学舎の園の女子の声



寮監「……」ドサッ

< 「いつか変なことまたやるとは思っていたけれど……私の認識力を上回るわねぇ」


食蜂「ま……それでも招待状のデザインが私好みってだけで嬉しく思うのは、どうしてかしらねぇ…♪」


【学舎の園に存在する七割の生徒が脱走、統括理事会が機能しない状態ではどうする事も出来なかった】

【なお、食蜂操祈はこの後三時間後に行方を眩ましており、統括理事会は『彼女の仕業』と断定している】


────────── こうして、様々な女子が集まる中で上条当麻は思う。













いくらなんでも人数が多すぎる、と。







アレイスター『学園都市内で男子生徒の悲鳴が相次いでいる……だと…』




土御門「アレイスター、俺の妹まで行っちまったぞどうしてくれる」

垣根「こっちはメンバーで1人欠員……ふざけんじゃねえ、なんてこと許可してんだ」

土御門「見ろ、どこもかしこも最低の声しか上がってないぞ」


アレイスター『……だが幻想殺しを制御した上でプランに加えるには、今回は従う必要があるのだが』


土御門「もうぶっちゃけるとだぜぃ、上条当麻を制御とか無理じゃね?」


アレイスター『……どうだろうな』

アレイスター『まぁ、いい……別口で少し気になる事があってな土御門』

アレイスター『君にそれを確認して貰いたい』


土御門「おいきいてんのか、お前スクリーンで『とある科学の幻想電磁砲』新刊読んでんじゃねえよ」


アレイスター『いま良いところなんだ、ボロボロになった上条トゥゥマが仲間の所へ行く時にだな……』


土御門「だから読んでんじゃねえよ!! 『神の優先席』の座席のアックアッー!はどうなった!!」


アレイスター『いままさに神崎と戦ってるな、六幻抜刀すら効かないようだ』


土御門「なるほどな、そこへ上条トゥゥマがトゥゥマ・クロコップとファルシノルシヲパージで助太刀展開か……萌えるぜ」


アレイスター『さて、なんの話をしていたのだったか』

土御門「マリカーじゃね?」



上条「統括理事会め……そこまで本格的にやるとは考えてなかったぜぇ」


ステイル「一体どうするつもりなんだ、貴様はァッ!!」

神裂「もう夕方だと言うのに既に旅館は満室、参加する生徒も未だ増えています」

神裂「しかも人数はもう8000を越えて……」

姫神(何が起きたらそんな人数が集まるんだろう……?)


上条「……俺とステイルだけで審査をしていたら一日では足りねぇな」

ステイル「全員を審査するのか……!?」

上条「無理だろがこのポルナレフ!!! 雷電にも天津飯にもなれない半端者がぁ!!」


< コンコンッ

上条「!」


詩菜「当麻さん、何だか審査員になりたいって方が来てるのだけど」

上条「ホワイ?」


土御門「かみやーん!!」

青ピ「助けに来たでぇ!」

海原「やぁ上条さん、お久し振りですね」

偽海原「僕もお久し振りです、上条さん」

火野「エンゼル様エンゼル様……神は言っている、ここで審査する運命だと……」


上条「後半の三人はダレェッ!!! 土御門、青髪ピアス! 来てくれたのか!」

火野「……?」ピクンッ

上条「……!」ピクンッ



火野「貴方が神か……!」ガシッ

上条「yes I am…!」ガシッ



姫神(……あの人、ニュースでやってた殺人鬼……)

禁書(?裸?)(腹巻きを三つ使えば裸……にはならないよね、良かったかも……!)モゾモゾ



上条「……さて、これで審査員は揃ったな」

青ピ「とりま確認やなぁ……メンバーはどないなっとるん?」

上条「俺、土御門、青髪ピアス、ステイル、トマス、海原ブラザァーズッ、火野神作の八人だな」

青ピ「審査員たった八人かいな……てか、今浜辺にどの位集まってるんや」


< バンッ!!

トマス「ど、どうしてこんなことに……浜辺にはもう既に五万も女子生徒が来ているぞ!!」


ステイル「いやそれを許可した君らの失策だろう」

神裂「審査員になった貴方が言いますか、ステイル……」

ステイル「なっ……いや、違うんだ神裂ぼくは……!」


上条「とりあえず、おい統括理事会のトマスコッチコイヤクルァッ!!」

トマス「な……なんだね」

上条「浜辺に最も近い民家、ホテル、旅館を買収なりお得意の偽装旅行させるなりして空けろ」

トマス「君は学園都市の統括理事会をなんだと思ってるんだね」

上条「実は凄く腹黒い危ない人の集まりだろうが、あぁん!?」

トマス「君のあらゆる発想に比べれば比較的マシだとは思うがね!!」


上条「だまらっしゃいッッ!!!」バチコォンッッ

トマス「ぐほぉおおお!!?」ドザァッ…!!

上条「フルルルォオオオオオオッ!!!とりあえずそれで宿舎を作っても気休めだろうよ、ああ気休めですとも!!」ブンブンブン

トマス「ちょ、ま、まってごめんごめんなさ……ぃいいぁ……!?」ヒュンヒュンヒュン


上条「…………こうなりゃぁママン(まま)にお願いするしかねぇな」キッ


< ポイッ

< イヤァアアアアアアア……

< チュドーン




< コンコン

詩菜「あら、当麻さん」


< ガチャッ


上条(全裸)「母さん、俺……お願いがあるんだ」


詩菜「あらあら、どうしたのかしら?」

上条(全裸)「その前に一度俺のキタキタ踊りを見てほしいんだけど、いいかな……」

詩菜「当麻さんの踊り? 見たいわぁ、当麻さんのダンスを見るなんて幼稚園の頃以来ね」


◆◇◇◆・・・




< ドンドコドコドコ……ドンドコドコドコ……

上条(全裸)「フンッフンッ」クイックイッ

< ドンドコドコドコ……ドンドコドコドコ……

上条(全裸)「ハッハッ…」クイックイッ

< ソイヤッソイヤッ

上条(全裸)(あ、このBGMはインデックスの儀式用のヤツだった……)クイックイッ


詩菜「凄くキレのある踊りねぇ、あらあら刀夜さんの若い頃を思い出すわね」ウフフ


禁書(裸腹巻き)(いきなり来たと思ったらとうまのお母さんの前でとうまが踊り始めたんだよ……)

禁書(裸腹巻き)「…………ていうかなんで私の部屋…?」





────────── ババババババババ・・・ッッ!!!



御坂「ぜぇ……はぁ……っ、なんなの、この音は…………」ヨロッ…

麦野「輸送ヘリ……ってか、ありゃ学園都市のじゃねえか……っ」ボロッ

御坂「隙ありィッ!!」ドゴォッ

麦野「ヘブゥッヒャァンッッ」バフゥゥッ…!!

< ドサッ……



御坂妹「ダウンですね、ミサカ19999号……カウントをお願いします、とミサカ10032号は鼻息を荒くしてお姉様の見事なぼでぃぶろうに賞賛を贈りながら審判に声をかけます」

19999号「長い死闘も遂に完結の瞬間です……ああ、早く宿泊先で最新話を描き上げないと……」

御坂妹「お前が描いてたのか」

フレンダ「お前が描いてたのか」

絹旗「お前が描いてたのか」

佐天「お前が描いてたのか」

白井「18万円出すので1人下さいな」




女将「あの、お客様……浜辺に次々と建物が投下されてるんですが……」


トマス「あれは学園都市の組み立て式高層基地……つまり」

上条「イェァァアアアアッッ!!! マン・ションッッッ!!!!」




神裂(あれはどうやって回収するつもりなのでしょうか……)

ステイル「滅茶苦茶だな……学園都市」


上条「さて、宿泊先は確保した」

上条「下僕ぅぅうううッカモォォオオオオォホッおおおおおおんん!!」




火野「エェンゼルsummerァァァアアアアアアアアアア」シュタッッ!!




神裂(ど、何処から出てきたんですかこの人!?)

ステイル「上条当麻と出会った事で新しい自分に目覚めたのかもしれないね……」

神裂「何言ってるんですかステイル」



火野「エンゼル様エンゼル様……お呼びでしょうか」

上条「コール!! イェス! ウォウォウ!」

火野「計画は万全です」

上条「ひぃぃぃぃっはぁぁああああああ!!!」


上条「お前ら、サッカーやっぞ」


ステイル「……サッカー?」

土御門「邪魔するぜかみやん、浜辺にある殆どの旅館や施設は一時的に人払いの術式を仕込んできたぜい」シュタッッ!!

青ピ「2tの石灰借りてきたでー!」シュタッッ!!

神裂「貴方達は天井からどうやって入ってきてるのですか!? ここ天井裏とかありませんよ!?」


禁書(裸腹巻き)「ジャパニーズニンジャーなんだね」

姫神「……何か違うと思う」


上条「でだ、何故サッカーなんだ?」

火野「……エンゼル様」

上条「なんだよ」

火野「足場の悪い浜辺でサッカーをやるとして、それを更に水着でやるとしたら」



火野「…………どれだけ揺れると思いますか…………」



上条「……なるほどなッ」

土御門(コイツ、あんなキチガイみたいな顔しててもやはり同士……!)

青ピ(僕らはやっぱり男なんやね……)ポロポロ

海原(なんか御坂さんの着替えを覗いてきたら変な展開になってますね)

偽海原「そもそも御坂さんは揺れる程に胸なんてありませんがね」


上条「今夜は出場に向けて、後日からの日程表を配る」

上条「今のうちに水着を選んでおけと言っておけ、トマス!!」

トマス「私か」



赤ラ○サー「う、嘘でしょ……本当に人間なの……?」シュワァァ…


食蜂「よく言われるわねぇ、でもそれを言ったら貴女も充分化け物力持ってるわよ?」

食蜂「まぁ、私に目をつけられたのが運の尽きかしらぁ?」


赤ラ○サー「ぅ…ぐ……」ドサァッッ

< キラキラキラキラ……


食蜂「ふぅ、さてと」

食蜂(さっきの娘をラ○サーとか呼んでいた人間は逃げたのかしらねぇ? 何者かは後で調べるとして)

食蜂(明日の正午からサッカーが始まるのよね、なら今のうちに……)




食蜂(この浜辺沿いの地中に地雷を仕掛けておこうかしら♪)





< 翌朝 >


佐天「いやー、まったく御坂さんのお陰で海には来れるわ旅館には泊まれるわ」

初春「至れり尽くせりですねぇ……」

佐天「日程表には今日はサッカーってなってたけど、どんな人数でやるつもりだろうね」

初春「さぁ? 浜辺の面積を考えると無理だと思いますけどねー」

佐天「……ていうか、このイベントって優勝したら何かあるのかな」

初春「無かったとしても既にこのイベントが私達からすればご褒美ですけどね」

佐天「所で初春ー」

初春「なんですか?」

佐天「なんで私達、朝から浜辺で乳首相撲してるんだっけ」


初春「日課だからです!」



< チュドォォオオオオオオオオオンッッ!!!!


< 「キャァァア!? サテンサン ノ チクビガァァァアア!!」



海原「何事ですか」

偽海原「浜辺からでしたね……旅館のロビーの防犯カメラを見れば分かるでしょう」

海原「現場に向かう方が早いのでは?」

偽海原「海原、貴方はまだまだですね」

海原「……!」

偽海原「いま、我等が御坂さんが露天風呂にいます……そして彼女の下着は」


海原「まさか!」

偽海原「既にパンツとブラジャーはこのミキサーに」ゴトンッ


海原「下着ジュース……だと……!?」






上条(尻)「参加者の女子が次々と帰っている、だとぉおおおおお!!?」ピップゥ




火野「 Exactly(そのとおりでございます) 」

火野「原因は早朝から浜辺に出た女子学生達が数名、浜辺に仕掛けられていたクレイモア地雷を踏み抜いた結果……」


上条(尻)「バブゥッ!! っまさか、服が弾けとんだのか……!? 」


火野「それだけでなく、全身打撲と者によっては火傷も」

火野「特に、水着に慣れる……もしくは泳ごうと出てきた者達は重傷に近いかと」


上条(尻)「ばぶるるるるるるるるるるるるる……ッッ!!!」ブリリィッッ


火野「エンゼル様、色々出過ぎでむせそうです」




神裂(不審な音がするから来てみれば、朝から酷いものを見てしまいました……)

神裂(…………)

神裂(いや、何故に天井に全裸で刺さってるのですか!?)


神裂「僅かながら話は聞かせて頂きましたが、地雷を踏み抜いた女性達に死人は……?」

火野「学園都市の人間がレトロな地雷に殺される訳が無いでしょう」

神裂「おかしい、やっぱりそれを受け入れている貴方はおかしい、絶対におかしい」

火野「エンゼル様エンゼル様、ご指示を……」


上条(尻)「……プゥッ」

上条(尻)「…………そもそも、浜辺と海岸の監視チェックを任せた海原ブラザーズはどうした」


火野「謎のミキサーを奪い合いながら黒いナイフを振り回したりしていました」


上条(尻)「んんんんッフェェェエエエエエイッッ!! ふしゅるるるるるるるぅぅうぁああ……!!」


神裂(ああ、何だろう……私は朝からなぜ怒り猛る尻と会話してるんだろう……)




< ザザーン……ザザーン……


青ピ「……僕らは寝ずに、浜辺の砂にも対応できる白線を描いてサッカー用のフィールドを作ったのに」

土御門「900個……殆ど死にかけるような思いで作ったのににゃー……」

青ピ「帰ったらしい人数、聞いたん?」

土御門「……残ったのはたった千人弱だぜぃ」

青ピ「……………………50個しか使わないやん、サッカーフィールド」



< ザザーン……ザザーン……


青ピ「……あー」

青ピ「巨乳の下乳をアイマスクにして膝枕されて寝たいでぇ……」

土御門「…………」コクンコクン









御坂「ゴッドハンドぉぉおおおおおおッ!!!」

< バシィィンッ!!





─────── 巨大な黄金の手が御坂の右手を通して伸び、絶対の壁が『対学園都市生徒サッカーボール』を阻んだ。

─────── 凄まじいシュートだったのか、黄金の手が消えてから御坂の右手に包まれてからも回転し続けていた。

─────── 御坂美琴は視線を上げてからゆっくりと微笑む。

─────── 彼女の立つ熱い砂浜、そして快晴による相乗効果は潮風がなければ体感温度50℃を越えるだろう。


─────── 御坂は……虎柄の紐ビキニをその身に着けてサッカーをしていた。

─────── それも真夏の浜辺で、全力で。


御坂(……暑い)

御坂(思ったよりキツイわねー、アイツの考えたサッカーだし……ましてや目的は私達の水着目当てだってのに)

御坂(でも、ある意味凄い発想よね? これだけ暑くて足場が悪いと皆必死にならざるをえないんだもの)

御坂(………………だから、ほら見て……私の水着を、迸る汗と恥態をっ!!)ゾクゾクッ


─────── この直後、彼女は自分の背後のゴールにボールを何故か投げ入れるのだった。



上条(ハイレグ)「開始三分、盛り上がってるじゃねえか」

土御門「ぉおおおお!! 見ろよかみやん! Bの7フィールドでやってる俺の妹をぉ!!」

上条(ハイレグ)「どれどれ」スチャッ…(双眼鏡

上条(ハイレグ)「ンンンンンィィぁあああっ!!? コルァ土御門ん!? てめぇあれロリ娘じゃねぇかビャァッ!!」ボゴォッ!!

土御門「NOんッ!!?」ドサァッ


青ピ「待つんやかみやん!! あの子を……水着をよく見るんや!」

上条(ハイレグ)「……ぬぁにぃぃ?」スチャッ…


上条(ハイレグ)「………………………な………」

上条(ハイレグ)「ティクゥヴィが……ぷっくらしてやがる……だと」


土御門「俺がサポーターを盗み、そして水着の生地も薄いものにすり替えたんだにゃー……」ヨロッ

上条(ハイレグ)「やるじゃない」


< Aの3フィールド >



─────── 数々の砂浜に描かれたフィールドの中で、素足によるサッカーを繰り広げる乙女達。

─────── あちこちから轟く爆音や奇声、そして上条当麻の興奮する叫び声。

─────── ……ちなみに爆音の正体は学園都市の少女達による一部の能力によるものだ。

─────── このサッカーではキーパー以外、手さえ使わなければあらゆる行為を許されているのである。

─────── そんな中、平凡な少女達の中心で一人の黒い紐ビキニ(所々に白のフリル付き)を装備した神裂火織十八歳がいた。



神裂(くっ……何故か私まで水着を着てサッカーなどやらされるとは……)

神裂(しかし、上条当麻が提案した特別ルールのおかげか、あと三点入れればこの試合は終わり……上からシャツを着れます)



─────── 開始三分弱、神裂のチームは十七点も入っていた。

─────── 完全に彼女一人の無双状態なのだ。

─────── そんな大人気ないお姉さん堕天使水着は、上条当麻の出した他のルールがあるからこそ必死になっていた。


─────── 曰く。

上条(尻)『あ、ちなみに二十点先に入れた方の勝ちで制限時間は二十分だからな』

─────── 恥ずかしい思いをしたくないなら、高速で終わらせるしかない。



< 「あっ! 初春の方にドラゴンシュートが!!」

< 「きゃぁあ!」


神裂「させません……!」ダッッ!!

神裂(しかし……このまま勝ち進んだらどうなるのでしょう)

神裂(まぁ、こんな水着を脱げるなら何でもいいですが)




──────────── ドドドドドドドド・・・ッッ



偽海原「マイブラザー、この音は何ですか」

海原「ヘイブラザー、この音はキングエンジンだと思われます」

偽海原「キングエンジンて何やねん」



─────── 二人の審判が立ち尽くす中、とあるフィールドの中で轟音が文字通り辺りに轟いていた。

─────── その音は、まるで落雷が降り注ぐかのようであり。

─────── その光景は、まるで止まっているかのように見えた。



婚后「ほらほらほらほらほらぁ!! 少しでも油断をすればこのままゴールに飛んで行きますわよ!!」


吹寄「ぐぅぅううううう!!!」



< ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッ!!!!




─────── その距離、僅か1.5m。

─────── それだけの至近距離で婚后光子が『空力使い』でボールを飛ばし、吹寄制理はそれを額で弾いている。


─────── だがしかし、彼女達の一連の行動は全て高速なのだ。



吹寄(くっ……少しでもおでこの角度をミスれば、この私がボールごとゴールに叩き込まれる……!)ドドドドドドド

婚后(両手で噴射点を一定のタイミングを保たないと、弾かれたボールに腕を折られかねない……何て鋼の額なのかしら)ドドドドドドド




海原「周りの女子達はあの二人の姿を見て茫然としてますね」

偽海原「残像が残るレベルで首を振ってボール弾いてそれを張り手してる二人の女子ですし」

海原「それより向こうの御坂さんが遂に終わったそうですよ」

偽海原「なら次の試合相手のチームに案内しますかね」

海原「赤外線カメラで御坂さんの裸体はバッチリですしね」




─────── ダイヤモンドバスト、という言葉をご存知だろうか。



─────── 私こと上条当麻は知らない。

─────── だが目の前の双眼鏡を通して見える光景に、俺は目を見開いた。

─────── 迸る汗は快晴の陽射しにより輝き、胸元に滴り落ちるも眩しい程の豊満バデェェを更に輝かせている。

─────── 足場の悪い熱された砂浜を駆けて行くその白く柔らかな背中には、美しく金色に見える髪が汗でへばりついていた。

─────── ………俺は、その名前も知らない女の姿を目に焼き付けながら言う。



上条(ハイレグ中破)「水着どころか……何も着てないよねあれ」


火野「馬鹿には見えない水着だと言われたので、私にはそれはそれは天使の様な翼のある水着に見えましたとも」

上条(ハイレグ中破)「トゥルワァッ!! てめえかあれの審査を通したの! 馬鹿じゃねえのかぁぁん!!?」

火野「エンゼル様エンゼル様、しかしよくご覧下さい」

上条(ハイレグ中破)「シャァラァァップ!!! 既に俺のハイレグは股間のアームストロング砲で中破してんだぞゴラァコラァキィャン!!イーノックゥ」

火野「……全裸ではないのです」


上条(ハイレグ中破)「ほう」スチャッ!!


< バァンッッ!!

上条(全裸)「…」


土御門「かみやんのハイレグが弾けとんだ……!?」

ステイル(ハイレグ)「ところで何故僕までハイレグを着せられているのかな」


禁書(裸ワカメ)(うぅ……っ、どうして誰も水着すらくれないんだよぅ……)




上条(全裸)「火野、あの女の名前は」

火野「……」パラパラ…

火野「食蜂操祈ですエンゼル様」


上条(全裸)「土御門ォォオオオオオオッ!!!」

土御門「御意、どうぞメガホンだにゃー」



上条(全裸)「そこのフィールドの試合、止まれェェエイィッ!! さもなければてめぇら全員の乳首に植毛すんぞゴラァッ!!」



< ピタッ……シーン…………


上条(全裸)「……食蜂操祈率いるチームを決勝進出とする、つまりそれまでに当たる予定のトーナメント先は全員帰れ!!」

< 「えー!! そんなの無いってミサカはミサカは断固……」

上条(全裸)「黙れメス豚どもがぁ!! 植毛されてぇのか! ぁん? それはケフィアだゴラァッ!!」

< ドゴォオッ!!

ステイル(ハイレグ)「僕何も言っ…ぐほぉぉっ!!?」ドサァッ!



上条(全裸)「……食蜂操祈、水着を超えたそのスタイルで俺をどこまで楽しませてくれるかな」クックック


上条(全裸)「まさか、アヌビスの穴すら防水肌色絆創膏で隠すだけのスタイルで責めてくるとはなぁ……!」












──────── この直後、ほぼ全ての勝利を目指す女達が一斉に脱ぎだした。

──────── 耐性の無かったステイルは死んだ。




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