初春「死の線ってなんなんですか？よくわかりませんね」

佐天「んー、何って言われても線としか言いようがないかな。能力を使うとものに線が浮かび上がるんだよ♪」

初春「へーなんだかすごいですね」(よくわかんないんですけどここは誉めときましょう)

黒子「ただいまですのー」ｶﾞﾁｬ

佐天「こんにちはー白井さん！聞いてください私ついに能力者になったんですよ！」

黒子「おめでとうございますですの。レベルはどうでしたの？」

初春「そういえば聞いてませんでしたね？」

佐天「フフフ、なんとレベル4です！」

初春「すごいじゃないですか！いきなりレベル4だなんて！」

黒子「そういえばどんな能力なんですの？」

佐天「それは、ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶです。実際に使ってみた方が早いですね。では、ここにある机をボールペンで」ｽｰﾊﾞﾀﾝ

初黒「！！」

佐天「こんな感じです♪」ﾄﾞﾔｧ

黒子「ボールペンで机が切れましたの！？」

初春「すごいです佐天さん！」

佐天「でしょでしょ」ﾌﾌﾝ

初春「その能力って何でも切ることができる能力なんですか？」

佐天「うーん切るっていうよりはなぞっただけなんだけどね。研究者の人の話によると、万物の死の綻びを視覚情報としてとらえてその物体にとって完全な死をあたえるらしいよ？」

初春「なんだか物騒な能力ですね。その線って私にもあるんですか？」

佐天「あるよー♪ていうか初春だけじゃなくて、白井さんにもあるよー、みんなにあるよ♪」

黒子「そうなんですの？では、私もその線を切られたら...」ｿﾞｸｯ

佐天「そうですねスパッといっちゃうんじゃないんですか？まだひとには使ったことないんでわかんないですけど」ﾆｯｺﾘ

御坂「こんにちはー」

固法「こんちは」

佐天「御坂さんに固法先輩！私もついに能力者の仲間内ですよ♪ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶって訳なんで♪」

御坂「へーすごいじゃない！佐天さん私と勝負しない？」ﾜｸﾜｸ

佐天「いいですけど私の能力手加減とかできないんで危ないと思いますよ？」

固法「佐天さん、御坂さん！危ないことしないの！」

御坂「大丈夫ですって誰もいないとこでやりますしちゃんと手加減しますって♪」

固法「もぉ、怪我しないでよ？」

初黒(それでいいの(ですの)？)

いつもの河原へ移動

御坂「さぁいくわよ！大丈夫ちゃんと手加減はするから」

佐天「御坂さん手加減はしない方がいいかな�・なんて死んじゃいますよ？」

御坂「そこまで言うなら本気でいかさてもらうわよ、得物は使わなくていいの？」ｶﾁﾝ

佐天「んーじゃあこの木の棒でいきますか」

御坂「手始めに」ｼﾃﾞﾝﾉﾔﾘ

佐天「わーすごいですね！前の私だったら逃げてるところですよ。でも、いまの私は」ﾆﾔﾘ、ｽﾊﾟｯ

御坂「な！？電撃が消えた！？」

佐天「こんなまっすぐな攻撃じゃ私に届きませんよ？」ﾆｯｺﾘ

御坂「まさかこんなにあっさり消されるなんて」(どっかのバカみたいな能力ね)

佐天「御坂さーんもうおわりですかー？」(さっきから誰かを切り刻みたくて仕方がないなんか危ない感じだな�・)

御坂「ならこれならどう」砂鉄の塊ﾄﾞｰﾝ

佐天「んー御坂さんもわからず屋だな�・こんなんじゃダメなんたって。えいっ！」ｽﾊﾟｯ

御坂「なっ！」

佐天「もう、いいですよね私からいきますね」

御坂「そんなに接近したら電磁バリアの餌食よ！」 ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

佐天「むだでーす♪えいっ！そしてこのまま御坂さんの首をはねる！」首筋に木の棒ﾋﾟﾀｯ

「おわりです。御坂さん」ﾆｯｺﾘ

御坂「は、はやい！でも、木の棒押し当てた程度で終わり？このまま電撃出せば私の価値になっちゃうけど...」

佐天「ﾊｧー御坂さん私の能力まだ、理解してないんですか？いま御坂さんの首もとには死の線が見えるですよ例え木の棒だろえとこれを横にスライドするだけで」

御坂「するだけで？」

佐天「首が胴体とお別れするわけです♪まぁ、勝負してるわけですしこのままｽﾊﾟｯといっちゃいます？」ﾆﾔﾘ

御坂「え！？いや！私の敗けでいいです勘弁してください」ｶﾞｸｶﾞｸ

佐天「フフフ、嫌だな�・そんなことするわけないじゃないですか、だって私たち友達でしょう？」

初春「佐天さん圧倒的でしたねー
御坂さんを倒しちゃうなんてビックリですよしかも木の棒で倒しちゃうなんて」

佐天「いやー私自身もビックリだよー
」

黒子「お姉さまがこんなにもあっさりと...」ｶﾞｸｶﾞｸ

佐天「あ、今日みたいテレビがあったんだ！皆さんお先に失礼しますねー」ｼｭﾀﾀﾀ

初春「あ、佐天さん！帰っちゃいました」

御坂「あそこまで圧倒的にやられるなんて...それに最後のとき佐天さんの目は本気で殺されるかと思ったわ...」

佐天「あー危なかったあのまま続けてたら御坂さん殺しちゃうところだったよ
でもこうして能力使って見ると人間って線がいっぱいだなー簡単に殺せちゃうよ...

ん？あの人は線が一本もないよ！」

上条「ﾊｧｰ今日も補修だったし、そのせいでスーパーのセール逃すし不幸だ」ﾊｧ

佐天「あの人は確か御坂さんがいつも追っかけてる確か、上条さん？」

上条「君は....誰だっけ？」

佐天「佐天涙子です。あなたは上条さんですよね？」

上条「あれ？上条さんは佐天さんとあったことありましたっけ？」

佐天「いやー御坂さんに追いかけられてるの何度か見たことありまして」

上条「ビリビリの友達でせうか。ところでなんか用事でもあった？」

佐天「いや、私最近になってついに念願の能力者になれたんですけど」

上条「おぉ！そりゃよかったじゃねーか！」

佐天「ありがとうございます。でもですねなぜかわからないんですが上条さんだけには見えないんですよね。死の線が」

上条「死の線？なんだかよくわかんねーけど、たぶんこの幻想殺し(イマジンブレーカー)のせいだと思うぜ？」ｾﾂﾒｲﾁｭｳ

佐天「幻想殺し？そんな能力があったんですか道理で見えないわけですね。」

上条「あぁ、この右手は異能の力ならなんでも打ち消しちまうんだ。たとえ神様の奇跡だって打ち消せる」ｷﾘｯ

佐天「へぇーなんだかいいのか悪いのかよくわからないですね。」

上条「ぜんぜんよくないでせうよ。あっそろそろ家の居候が騒ぎだす時間だから帰らせてもらうな！」

佐天「あっはいでは、話に付き合ってくれてありがとうございました。」

上条「おう、またなんかあったら声かけてくれ」

佐天「では、私も帰りますか、テレビ始まっちゃうし路地裏通って近道しよー♪」

ｽｷﾙｱｳﾄa「あれれー？お嬢ちゃんこんなところでなにしてるのかなー？」

ｽｷﾙｱｳﾄb「おれらにあいにきてくれたのかな？」ｷﾞｬﾊﾊ

ｽｷﾙｱｳﾄc「こんなところにいると怖いおにーさんに襲われちゃうぞー？」

ｽｷﾙｱｳﾄa「まぁおれらのことなんだけどな」

佐天「えー私早く帰りたいかなーなんて...ダメですかね？」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ｽｷﾙｱｳﾄb「残念ながら無理でーす」

佐天「ハァ、ｽｷﾙｱｳﾄとはいえ人間だからこんなことしたくなかったんだけドナー」ｽﾊﾞｯ

ｽｷﾙｱｳﾄc「ギャーーー!!!俺の足が!!!」

ｽｷﾙｱｳﾄa「テメー何しやがった！」

佐天「いやーただ単に足を切っただけじゃないですか大袈裟だなー♪」ｹﾗｹﾗ
「もうかえっていいですかねー？」

ｽｷﾙｱｳﾄa「ふざけんなよテメー！ぶっ殺してやる！」

佐天「もう面倒だなーみんな殺しちゃいますね♪」

ｽｷﾙｱｳﾄb「これでも食らいやがれ！」銃ﾊﾟｧﾝ

佐天「いやーなんか、よけれちゃいますねーもうテンション上がってきちゃいましたよ。では皆さんさよーならー」ｽﾊﾟｯｽﾊﾟｯｽﾊﾞｯ

ﾌﾞｼｬｰ

佐天「あーきもちいいー人を殺すのって、こんなにも気持ちいいことだったんだ。なんで
あのとき御坂さん殺さなかったんだろう」

佐天「あー血で汚れちゃったよきたないなー早くかえってお風呂入ろー」

後日

佐天「うーいはるーおぉ、きょうは水玉かー♪」

初春「きゃあ！佐天さん！」

佐天「きょうはパンツはいてるねー」

初春「いつもはいてないみたいに言わないでください///」

初春「そういえば昨日ｽｷﾙｱｳﾄが、3人殺されたそうなんですよ...」

佐天「へぇーこわいねー」

初春「あんまり驚かないんですね...その死体なんですがとても鋭利なもので切られたみたいに切断面がきれいだったそうです。」

佐天「怖い世の中になったもんだねー私たちも気を付けなきゃね」

初春「ですねー、でもいったいどんな能力者なんでしょう？」

佐天「さぁー？でもレベルは高いんじゃない？」

�・放課後�・

佐天「ういはるーこのあと遊びにいかない？」

初春「ごめんなさい佐天さんこのあとｼﾞｬｯｼﾞﾒﾝﾄで例の事件の会議があるんですよ」

佐天「初春は仕事か�・ひまだねー」

御坂「佐天さんじゃないどうしたの？」

佐天(そうだ今日は御坂さんを刻んじゃお♪)
「御坂さんこの前の河原いきません？」

御坂「？いいけどなんかあるの？」

佐天「少しお話があるんですよ♪」

御坂「で、話って何？」

佐天「えーとですね...御坂さんに死んでもらおうと思いまして」ﾆｯｺﾘ ﾋｭﾝ

御坂「え？！」ｽﾊﾟｯ
「ギャーーーーー!!!私の腕が！！」

佐天「もー御坂さん腕がなくなった程度で騒ぎすぎですよ。それでもlevel5なんですか？」ﾔﾚﾔﾚ

御坂「さ、佐天さんいきなりなんで...!!」

佐天「理由なんて特にないですよ♪強いて言うなら殺したくなっちゃったんです♪あっ！別に御坂さんに恨みがあるとかじゃありませんよ？」

御坂「じゃあなんでこんなことを...!!」

佐天「なんでなんでしょうね？私もよくわかりません。でも私この能力が身に付いてから人の死が物の死がより明確に理解できたんです。」

御坂「そんな理由で私も簡単に殺されてやるわけにはいかないのよ！」

佐天「まぁ、そうですよね。普通「死んで」何て言われて「はい、わかりました」なんて答えられませんよね。」

御坂「当たり前じゃない！」

佐天「そんな風に死に怯えて生にしがみつくみっもない人間の姿に羨望すら覚えます。私の眼にはこんなにも死がはっきり見えてしまう。綻びが、弱さが、欠陥が....!!」

御坂「く、狂ってる!!!」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

佐天「ハハハ♪確かに狂っちゃったのかもしれません。こんなにも脆弱な存在を消したくて仕方がない...でもこれは私が狂ったんですか？世界の方が狂っているんじゃないですか？」

御坂「佐天さんあなたは危険すぎる!!だから私がここで止める！あなたは能力に支配されてる！」

佐天「まぁ、どんな御託を並べても御坂さんじゃ私を止めれないし殺せない。」

御坂「そんなのやってみなくちゃ解らないでしょ！！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

佐天「いきますよ？」

御坂「全力であなたを止める！！」紫電の槍ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

佐天「無駄ですって早くレールガン出したらどうです？切り札が破れれば嫌でもわかりますよ」ｽﾊﾟｯ

御坂「言われなくても!!!」ﾚｰﾙｶﾞﾝ

佐天「アハッ♪来ましたね。まぁわざわざけすまでもないんですが...」

御坂「なっ！避けられた!!!」

佐天「では、さよなら御坂さん」ﾆｯｺﾘ

御坂「あぁーーーー!!!」ｽﾊﾟｯ ﾌﾞｼｬｰｰｰｰ

佐天「あぁ、あんなに強がってた御坂さんも首を落とされたら死んじゃうんですね...やっぱり人間って脆いですね死んじゃったらもうただのタンパク質の塊でしかない
返り血で汚れちゃったしかえろ」