佐天「光操作?」 (56)

佐天「…………………」

ペカー

佐天「…………………」

ペカー

佐天「…………………」

ペカー

佐天「…何これ?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451801831

佐天「光…?掌から光が出てるの…?」

佐天「…」

キュウンッ

佐天「オォ、光が集ってより強い光に…」

佐天「…」

ビュシッ

佐天「レーザー、かな?」

ジジジジジジ

佐天「ああああいかんいかん、壁が焦げた…」

佐天「光…光…」

Wikipedia「光だぜ」

佐天「えっと…」

佐天「太陽光、レーザー光、…電磁波?」

佐天「可視光線、赤外線、紫外線、X線?」

佐天「うん、わからない」

佐天「もうちょっと調べよ…」

佐天「…レーザー…クラス?」

佐天「クラス1から4まであるんだ…」

佐天「ちょっとさっきのを…」

ビュシッ

佐天「…ッ」

ギギギギギギギギ

佐天「フグググググ」

佐天「……すごい、光の線がはっきり見える」

佐天「これは緊急の時にしか使わないでおこう…」

佐天「えーっと、電波か」

佐天「周波数を低くするってどうやるんだろう…感覚的なものなのかなぁ」

佐天「低く、低く」

ブゥウン

佐天「おお、これが電波…」

佐天「これは私だけが視れるのかな?…うん?」

佐天「よく視たら街のそこらじゅうに電波が…さすが学園都市」

佐天「…えい」

パッ

テレビ「さあ今日のゲストは一一一さんです!」

佐天「おおおおお!!ついた!テレビがついた!!」

佐天「これは、いろいろな応用ができるかもしれない…!」

佐天「光、そう、私は光…」

ブゥゥウウッ

佐天「おお、光になれた!」

佐天「…、ということは…」




佐天「すごいよ私!光の速さで走ってるよ!」



佐天「ふう、地球を100周走ったことだし、今日はもう寝ますか」

佐天「おやすみ!」zzZZ

ー翌日ー

初春「能力が!?おめでとうございます佐天さん!」

佐天「いやーありがとう」

初春「どんな能力なんですか?」

佐天「光の操作だよ」

初春「光、ですか?」

佐天「そうそう、こんな風にして…」

初春「さ、佐天さんの手から光が…!」

佐天「こんなこともできるよ」

初春「わ!?佐天さんが神々しく見えます!」

佐天「はははー」

佐天「この能力を応用すれば電波も操れるよ」

初春「電波もですか?」

佐天「うん、えい!」

ザザザザ

初春「わっ!?パソコンからノイズが…?!」

ザザ、パッ

初春「直った、あれ?メモ帳が勝手に起動してる…」

メモ帳『データの送受信も可能!!』

初春「」

佐天「ね?すごいでしょ」

初春「凄すぎます!!!」

佐天「わっ」

初春「この力を使用すればペン◯ゴンくらい一瞬でハッキングできますよ!!」

佐天「いやいや、そんなことしないし…ていうかしないし」

固法「ただいまー」

黒子「ただいまですの」

佐天「お邪魔してまーす」

固法・黒子「「佐天さんが能力を!?」」

佐天「ええ、光の操作ができる能力で…」

説明中

固法「へえ、いろいろできるのね!」

黒子「なるほどですの」

黒子「そういえばたい焼きがありますけど、食べますの?」

佐天「あ、いただきます」

黒子「はいはい…あらま、冷えてますの。レンジ」

佐天「大丈夫です、温められますよ」

黒子「…なるほど、光の周波数を低くしてマイクロ波を作り出して加熱するんですのね」

佐天「その通りです!」

初春「人間電子レンジ…」

佐天「やめて!」

佐天さんは帰宅した!

佐天「はい、光の速さで帰宅っと」

佐天「もっと応用できないかいろいろ実験してみよう!」

マイクロ波操作

佐天「Gバンド…」

佐天脳内『ジジジジザザザザザザッ   応答せよ!!応答せよ!!チッくそ!混線してやがる!HQ!応答してくれ!!』

佐天『こちらHQ!そちらの状況は!?』

佐天脳内『っ!!よかった!こちら190番、航空機による対潜哨戒中、敵機から襲撃を受けた!これより戦闘態勢に入る!』

佐天『了解、撃墜し、無事に帰投せよ!』

佐天脳内『了解!!プツッ』

佐天「すごい、どこかの軍用航空機のパイロットと会話しちゃった…」

佐天「…HQって、メタルギアでしか聞いたことない…」

Gバンド(0.2~0.25GHz):軍用航空無線に用いられる帯域

紫外線

ゥゥウウン

佐天「UVB…」

スキルアウトa「…」

スキルアウトb「あれ、お前そんなに日焼けしてたっけ?」

スキルアウトa「え?…うおおおお!?日焼けしてる!!??」

スキルアウトb「え!?意図的にじゃなくて!?」

佐天(おお…!)

UV-B (波長 280–315 nm):表皮面に作用する。日焼けの原因。

赤外線

佐天「私の目は赤外線カメラ…」

ブンッ

佐天「おお、これで夜も安心だ…うん?」

佐天「え、服が透けて見える…まあいいや」

佐天「あ、人が…えぇ!?身体中に線が…」

近赤外線(波長 0.7 - 2.5 μm):いわゆる「見えない光」。赤外線カメラや静脈認証などに用いられる。余程の強さじゃないと服は透けて見えない。佐天さんが見たのは静脈であり、別に直死の魔眼で見ているわけではない。

X線

ブンッ

佐天「……おお、骨が見える」

佐天「このままセブンスミストにでも行ってみよう」

ーセブンスミストー

佐天「………おお、そこらじゅうに骸骨が」

佐天「あ、御坂さん…」

御坂「プレミアムげゲコ太ぁぁぁああああああああ!!」ドドドドドドド

佐天「なんか、軽くホラーだったような…」

X線(波長 1pm - 10nm):放射線の一種で、レントゲン線と呼ばれることも。

放射線

佐天「放射線って、強いのはかなり危険だったよね…」

ブワァァアア

佐天「……」

スキルアウトa「よお嬢ちゃん、ちょっと遊ぼうぜ?」

佐天「(紫外線男!?)えっ!?」

スキルアウトb「ゲヘヘ」

ガシッ

佐天「や、やめて!!」

ブワァァアアアアアア

スキルアウトa「ハハァ…っ、うぐ!?ウプウググウググプgぷぐううごうっg」

スキルアウトb「!?!?!?おいa!どうした!!?」

佐天「ハア、ハア…」

佐天「やっぱり、危険だ…」

放射線:高い運動エネルギーをもって流れる物質粒子と高エネルギーの電磁波の総称。強いのは危険。

レーザー

佐天「強く、もっと強く…」

ギュンギュンギュン

佐天「もっと強く、もっと強く」

ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ

佐天「…よし、発射!」

バッッッッッ

佐天「」

ー宇宙ー

イトカワ『やあ、はやぶさに調査してもらったイトカワだぜ。小惑星だ、よろしくな』

イトカワ『いやー最近はやぶさ2なるものが打ち上げられたらしいな』

イトカワ『リュウグウのやつめ、許すまじ…うん?』

バッッッッッッッ

イトカワ『ギャァァああああああああああああアアあああああああああああ』

イトカワは、音もなく砕け散った

ー地球ー

佐天「マジか…」

レーザー:指向性や収束性に優れており、発生する電磁波を一定に保つことができる。クラス4以上はマジで危険。佐天さんのはハイパースパイラル熱線みたいなやつ。

佐天さんだけの楽しみ

佐天「これはもう光と一心同体って言っても過言ではないよなぁ…!」

佐天「…そうだ!」

ー月ー










佐天「おお、感動する…。地球は本当に青いんだなぁ」










ー翌日ー

御坂「佐天さん、私と勝負しなさい!」

佐天「えぇ!?」

黒子「佐天さんの能力を教えたら勝負するって聞かないんですのよ」

佐天「まあ、いいですけど」

御坂「どこからでもかかってきなさい!」

佐天「では…!」

フッ

御坂「な、消えた!?」

佐天「後ろですよ御坂さん」

御坂「!!」

ブンッ

佐天「おっと、砂鉄剣?!ならこっちも!」

ギギギギギギ

御坂「それは…!?」

バシュ

御坂「な、砂鉄剣が!?」

佐天「レーザー光をある程度の長さで拡散させて作ったレーザー刀です」

佐天「これなら砂鉄剣も一刀両断です!」

御坂「やってくれるじゃない…!」

御坂「これなら、どうよ!!」

佐天「電気の槍?!」

フッ

御坂「また消えた!背後には、いない!?」

ザッザッザッザッ

御坂「!!足音!?」

佐天「ここです」

御坂「ひゃ!?」

佐天「光を屈折させてあたかもそこにいないように見せました。重福さんの能力とは少し違いますよ」

御坂「なら、全力でいかせてもらうわよ!!」

ピーン

佐天(超電磁砲…!!)

佐天「えいっ!!」

ビカッッッ!









御坂「……ん」

黒子「気がつきましたの?」

御坂「あれ?私、さっきまで佐天さんと」

黒子「ええ、勝負していましたの」

御坂「じゃあ、なんで?」

佐天「えっとですね、御坂さんが超電磁砲を発射しようとして、焦ったので目くらましをしました」

御坂「え、じゃあ…」

黒子「お姉様の負け、ですの」

御坂「そっか…」

佐天「えっと…」

御坂「佐天さん、ありがとう」

佐天「え?」

御坂「私の我儘付き合ってもらっちゃって」

佐天「いえいえいえ、そんな滅相もない」

初春「勝負も終わったことですし、何か食べに行きますか?」

黒子「そうですわね、ファミレスにでも行きますの」

御坂「そうね!」

佐天(やっぱり、御坂さんは優しいなあ)

佐天「よし、じゃあレッツゴー!」

ーファミレスー

御坂「このチョコパフェゲコ太スペシャルください!!!!!!」

店員「は、はい。かしこまりました」

佐天(そういえば『宗教的な光』についてまだ実験してなかったなぁ)

佐天(新約聖書によるとイエスは『私は、世にいる間、世の光である』語ってたんだっけ)

佐天(いやでもさすがになあ…)

佐天(…………)









御坂「え!?」

黒子「ちょ!?」

初春「佐天さん!!?」

佐天(イエス状態)「マジかいな」

ー窓のないビルー

アレイスター「………え、なにこれ…」

民a『サテンだ!サテンさまだ!』

民b『おお神よ、我にご慈悲を!!』

サテン『えぇーーー…』

アレイスター「…これは、レベル6?」

エイワス「………レベル7じゃね?」

アレイスター「そ、そっか………あははは」

エイワス「あははははは」

その日、レベル7の存在が発表され、学園都市を驚愕の渦に巻き込んだとか

佐天さんはサテンさまになり、民のために生きていくとか

佐天「違うわっ!!」

終わり

宗教的な光については結構曲解してけどあんま咎めないで

じゃあの

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom