ちひろ「モバPさんに惚れ薬を使ったら金魚を好きになってしまった……」 (39)

モバマス『二次創作』

注意書き

キャラ崩壊

誤字脱字

細かいことは気にしない

若干エロいかも

以上がOKな人でお願いします。

投下は夜の六時からです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402803564

ちひろ「やっと惚れ薬が出来たわ」

ちひろ「これを飲むと、飲んでから初めて見た人間に惚れてしまうのよ!」

ちひろ「それを二人っきりのときにモバPさんに飲ませて……」

ちひろ「そうすればモバPさんは私のものになるわ!」

ちひろ「あー、想像しただけでも頬が赤くなっちゃった」

ちひろ「早速明日使ってみちゃおっと」

――

翌日 朝

事務所

ちひろ「そろそろモバPさんが出勤してくる時間だわ」

ちひろ「モバPさんは朝事務所に入ってくると、まずは机の上に置いてあるスタドリを飲むから」

ちひろ「そのスタドリの中に惚れ薬を入れちゃお」

……

ちひろ「これで準備完了!」

ちひろ「後はモバPさんを待って、スタドリを飲んだタイミングで私が登場すればOK」

ちひろ「ふふふ、これで幸せな毎日が待っているはず……」

ガチャ

ちひろ「あ、来た来た」

モバP「おはようございます」

ちひろ「おはようございます」ニコニコ

モバP「今日も頑張りましょうね」

ちひろ「はい」

モバP(さて、今日も頑張るか。まずはスタドリでも飲んで)

ちひろ(スタドリに手をかけた! 作戦通り!)

モバP(あ、そういえば金魚鉢の金魚に餌をやらないとな……)スタスタ

モバP(スタドリ飲みながら適当に餌やるか)コキュコキュ

ちひろ(モバPさんが金魚に餌をやりながらスタドリを飲んでくれた!)

モバP「……」

ちひろ「も、モバPさん……? こっち向いてもらってもいいですか?」

ちひろ「……」ワクワク

モバP「ちひろさん」

ちひろ「? なんですか?」

モバP「この金魚鉢家に持ち帰ってもいいですか?」

ちひろ「え、ええ。縁日でモバPさんがアイドルと一緒に獲ってきたものですからいいですけど……」

ちひろ「でも、そんな金魚一匹を飼いたいんですか?」

モバP「はい……その、なんていったらいいんですかね」

モバP「こいつ見てると胸が苦しくなるっていうか、とっても愛おしいんです」

ちひろ「」

ちひろ(え!? うそ、そんな! もしかしてモバPさん金魚のことを好きになっちゃったの?)

ちひろ(だって、私が作った惚れ薬は人にしか効かないはず)

ちひろ(でも、試験してないから失敗した可能性も捨てきれない……)

ちひろ(科学に失敗は付き物だし)

モバP「……可愛い」

ちひろ「……」トリハダ

ちひろ(これは誰かにばれる前に処理しないと大変なことになりますね)

――



ちひろ 自宅

ちひろ「大変なことになったわねー」

ちひろ「惚れ薬の効果を消す方法もわからないし」

ちひろ「はぁ……困ったなー」

ちひろ「こうなることがわかってるんだったら対処法くらい作っておけばよかった」

ちひろ「まぁ、今更愚痴っても仕方ないか」

ちひろ「もしかしたら効果は一日だけで切れちゃうかもしれないしね」

ちひろ「とりあえずモバPさんの家に仕掛けてるカメラでも見て見ますか」ピ

ちひろ「さーて、いったいなにをやっているのやら」

ちひろ「お、写ってる写ってる」

モバP『フ……フ……』シコシコ

金魚『……』ブクブク

モバP『金魚……可愛いよ……』ハァハァ

モバP『う……!』ドピュ

ちひろ「……」ポカーン

ちひろ(モバPさんが金魚鉢の金魚を見ながらナニを握ってハンドシェイクしてる!)

ちひろ「……」

ちひろ「た、体調悪くなってきたから今日は寝よう……」

翌日 夜 ちひろ自宅

ちひろ「うー、昨日はあれから体調が優れなくて仕事休んじゃった」

ちひろ「モバPさんはどうなってるのかしら?」

ちひろ「薬の効果が切れているのを願うばかりだけど……」

ちひろ(でもこの前みたいな映像見ちゃったらどうしよう)

モバP『……』ゴクゴク

ちひろ「モニターを確認した瞬間、ショッキングな映像に備えていたけど全然平気みたい」

ちひろ「モバPさんコップの水を飲んでるだけだわ」

モバP『プハ。いやー、太郎の体液が馴染んだ金魚鉢の水は最高だな』

ちひろ「」

ちひろ「というか太郎ってことはあの金魚オスだったの!?」

ちひろ「さ、さすがにこのカップリングは需要ないかも……」

ちひろ「あーもう。悪化してるじゃない」

ちひろ「これはもうつべこべ言ってられないわね」

ちひろ「なんとかしてモバPさんを惚れ薬から開放してあげないと……」

ちひろ「あ、もう一回惚れ薬を使えばいいんじゃないかしら?」

ちひろ「今度は私の顔を見させながら飲ませれば問題ないはず」

ちひろ「たぶん上書きできるだろうから平気だよね」

ちひろ「でも、惚れ薬に在庫はないからまた一から作り直し」

ちひろ「レシピはあるけど……三日は掛かるかも」

ちひろ「それまでに誰にもばれないようにしないと」

ちひろ「とくにアイドルたちにばれると……たぶん半殺しにされるわね」

ちひろ「理由はわからないけど私のゴーストがそう囁いているわ」

――

翌日

事務所

ガチャ

ちひろ「おはようございます」

モバP「おはようございます」

ちひろ「も、モバPさん? そのデスクの上にあるのは……?」

モバP「見ての通り金魚鉢ですよ」

ちひろ「いや、それはわかるんですけどなぜそこにあるんですか?」

ちひろ「確かモバPさんが家に持ち帰ったはずじゃ」

モバP「近いところに置いておかないとなんだか心配で……」

モバP「持って来ちゃいました」

ちひろ「あ、ああ。そうなんですか……」

モバP「ふふ、見てくださいよ。太郎、超可愛いですよね」

ちひろ「は、はい……」

モバP「ちひろさん」

ちひろ「なんですか?」

モバP「金魚と結婚するためにはどこの国にいけばいいんですかね?」

ちひろ「い、いやー、それを認めている国はなかなかないというか絶対ないですよ」

モバP「そうですか……」

モバP「じゃあ日本に金魚との結婚を認めさせるために署名活動するしかないですね!」

ちひろ「無駄に行動的!?」

ちひろ「やめてくださいよモバPさん。絶対誰もサインしませんよ」

モバP「そうですかね?」

ちひろ「はい。昔二次元キャラとの結婚を認めて欲しいって署名も全然サインが集まるませんでしたし」

訂正

ちひろ「はい。昔二次元キャラとの結婚を認めて欲しいって署名も全然サインが集まるませんでしたし」 ×

ちひろ「はい。昔二次元キャラとの結婚を認めて欲しいって署名活動がありましたけど、全然サインが集まりませんでしたし」○

モバP「じゃあ、俺たちは永遠に結婚できないんですか!?」

ちひろ「まぁ、そうなりますね」

モバP「そんな……」

ちひろ(あー、モバPさんがどんどん残念な人になっていく)

ガチャ

亜里沙「おはよぉー! 今日もみんなありさ先生と頑張ろうね!」

ちひろ「おはようございます」

ちひろ(あちゃー、亜里沙さん来ちゃった)

ちひろ(モバPさんが金魚を好きになったことがばれなきゃいいけど……)

モバP「亜里沙さん。おはようございます」

亜里沙「モバPくん、おはようございます」

モバP「今日は確か写真の撮影でしたね」

亜里沙「うん。モバPくんもついてきてくれるんですよね?」

ちひろ(そういえばそうだった……)

ちひろ(でも、モバPさんを私の目の届かない場所に置くのはちょっと怖いわ)

モバP「そうですよ。今から支度するんで待ててくださいね」

亜里沙「うふふ。ありさ先生、今日は頑張っちゃうよぉ!

ちひろ「あ、あのーそれなんですけど」

モバP「どうかしたんですか?」

ちひろ「実はモバPさんにやってもらいたい仕事があるんですよ」

ちひろ「だから、今抜けられるのは困るんですよね」

モバP「だったら帰ってきたあとにやりますよ」

ちひろ「いやー、それがかなりの量なんですよ」

ちひろ「だから残ってもらってもいいですかね?」

亜里沙「ありさ先生は一人でもいいですよ?」

モバP「そうですか? じゃあ、申し訳ないですけど一人で行ってもらってもいいですか?」

亜里沙「うん。一人でもばっちり仕事してきちゃうからね!」

亜里沙「あれ? この金魚鉢ここに移動させたんですか?」

ちひろ(ああ気づいちゃった!)

ちひろ「そ、そうなんですよ!」

ちひろ「こっちに持ってきたほうが仕事もリラックスして出来るかなって」アハハ

モバP「違います。俺は彼が好きで心配で――」

ちひろ「……!」ハラパン

モバP「グフ……!」

亜里沙「? モバPくん今なんて言ったんですか?」

ちひろ「なんでもないですよ~」

亜里沙「ん~。ありさ先生の聞き間違いかなー?」

モバP「ちひろさん……なんで殴るんですか……」

とりあえずもう寝ます……

もっと面白くなるように頑張ります。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom