ちひろ「安価でPさんたちにスタドリを買って貰いましょう!」 (66)

ちひろ「最近Pさんたちがスタドリ買ってくれないんですよね…」

ちひろ「わざわざコンビニでモ○スターとかレッド○ル買ってくるならスタドリ買ってくれればいいのに」

ちひろ「ああ、在庫もこんなに抱えちゃってるし。これじゃあ赤字になっちゃう…」ドサア

ちひろ「ということで皆さん!ちっひを助けてください(はあと)」アザトイポーズ

ちひろ「じゃあまずは>>3で!」

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ぴにゃこら太の着ぐるみを着て売りに行く

ちひろ「ぴにゃこら太の着ぐるみですか…」

ちひろ「なるほど、コスプレや着ぐるみというのはその雰囲気で購買意欲を掻き立てるのかもしれませんね」

ちひろ「たしか倉庫にライブの時に使った着ぐるみが…」

ぴにゃこら太(ちひろ)「さっそく売りつけに行きますかね…(ゲス顔)」

ぴにゃ(おっと向こうからモバPさんが)

モバP「ん?何で社内にぴにゃこら太が?何かのイベントかな?」

ぴにゃ(ふっふっふ、かかりましたね)スッ

モバP「スタドリ?……もしかしてちひろさんですか?」

モバP「着ぐるみで売り子ですか?ふふっ考えましたね」

ぴにゃ(行けるッ!これはいける流れッ!)コクコク

モバP「残念買いませんよ」ズバッ

ぴにゃ「」

モバP「ぴにゃこら太の着ぐるみを着たところで、結局中身はちひろさんなんでしょ?その程度で――」

穂乃香「キャ――ッ!ぴにゃこら太――ッ!」

穂乃香「何で!何でぴにゃこら太が!?」

ぴにゃ(なんか知らんがラッキー!)スッ

穂乃香「スタドリ…」


穂乃香「そっか!スタドリ配ってるんだね!」キラキラ

ぴにゃ(ちっっがぁああああう!!)ブンブン

穂乃香「試供品配るアレだよね!駅とかで見たことある!」

穂乃香「貰ってあげるー!」バッ

ぴにゃ(これはまずい!ちゃんとお代貰わないと…)

ぴにゃ(で、でもそんなことをしたら…)

――――――――――――
――――――――――

穂乃香「えっ…お金取るの…?」

穂乃香「あのさ、中に入ってるのちひろさんだよね?」

穂乃香「ぴにゃこら太をビジネスに利用したんだね…」

穂乃香「最低だよ、ちひろさん」ハイライトオフ

――――――――――
――――――――――――

ぴにゃ(できない…そんなことできない…)グッ

穂乃香「ありがとうぴにゃこら太ー!」

ぴにゃ(ううっ…まあ一本くらいならっ…)

モバP「ああー、俺まだスタドリ貰ってないなぁー?」

穂乃香「そうなの?ねぇぴにゃこら太、モバPさんまだ貰ってないって!」

モバP「…」ニヤニヤ

ぴにゃ「」

ちひろ「結局周りにいたスタッフさんたちも寄ってきてしまい、10本近く配ってしまいました…」

ちひろ「無料で…」

ちひろ「何とかしてこの損失を埋めないと…」

ちひろ「ぴにゃこら太の着ぐるみ自体は名案だったんですがね」

ちひろ「次お願いします!次!>>10!」

アイドルにサインを書いてもらってファンに売る

ちひろ「ファンに売る!なんという名案!」

ちひろ「今まで社内で売りさばくことしか考えていませんでしたが、確かに社外の方が市場は広い!」

ちひろ「何千、いや何万本でも捌けそうですねえ…」グフフ

ちひろ「いや、数百本限定にして法外な値段で売りつけても…」ニタア

ちひろ「さっそく協力してくれそうなアイドルを探しますよ!」

ちひろ「誰がいいと思いますか~?>>13さん!」

時子

ちひろ「あの~時子様?お肩でもおもみしましょうか?」モミモミ

時子「あら?いい心がけじゃない雌豚。お願いするわ」

ちひろ(雌豚って…)

時子「それで?いきなりどうしたのよ、何かお願いごとでもあるのかしら?」

ちひろ「ギクッ…ま、まあそんなところです」

ちひろ「その…スタドリ数百本ほどに時子様のサインを書いていただきたく…」

時子「ふぅ~ん、私のサインねぇ…あなた、よく私にお願いごとなんてしに来れたわね」ギロ

ちひろ「えっと…それはどう言う…?」アセアセ

時子「見たわよ、あなたのツイッター」

時子「財前時子 ち ゃ ん なんてよくもバカにしたように書いてくれたじゃない?」

ちひろ(あっ…)

時子「ちょうどよかったわ、ちょっと『お話』しましょう…?」

ちひろ「ハイ…」

ちひろ「な、なんとか生きて帰ってこられました…」ガクガク

ちひろ「勿論サインはもらえませんでしたよ、はい」

ちひろ「もっとちょろ…ゲフンゲフン協力的なアイドルで行きたいですね…」

ちひろ「>>18で…」

早苗さん

ちひろ「あの、早苗さん!ちょっとお願い事があって…」

早苗「あら、ちひろちゃんどうしたの?事務のお手伝い?」

ちひろ「いや、そうじゃなくて、このスタドリ全部にサインを書いて欲しいんですよ」ドサア

早苗「うっ…結構あるわねこれ…」

ちひろ「引き受けてもらえるなら今日飲み奢りますから!」

早苗「本当!?やるやる!お姉さん何本でもサイン書いちゃう!」

ちひろ「本当ですか!?家に持って帰ってやってもらっても構わないのでお願いします!」

早苗「はいはい!よぉーし!今夜は飲んじゃうぞぉー!」

ちひろ(チョロい)


――翌朝――

ちひろ「あれ、早苗さん!そのダンボール…もしかしてもうやってきてくれたんですか!?」

早苗「う…ん…、まあね、やったっちゃやった、かな?ははは…」

ちひろ「さすがです早苗さん!…あれ、これ…?」パカ

早苗「…」スーッ

ちひろ「ちょ、ちょっと待ってくださいよ早苗さん!これ…サインっていうか落書きじゃないですか!」ガッ!

早苗「うっ…い、いやさ、昨日飲みまくった後にすぐやらなきゃと思ってさ、酔った勢いで書いたらこうなっちゃって…」

ちひろ(こ、こんなの早苗さんのサインとして売れないじゃない!)サーッ

早苗「ほ、ほんとにごめんね?」

ちひろ「」ボーゼン

早苗「じゃ、じゃああたしはレッスンがあるから…」ソソクサ

ちひろ「」ボーゼン

ちひろ「洒落にならないですね!!!」

ちひろ「スタドリどころか飲み代まで…飲みすぎですよあの人は!!」

ちひろ「どうしましょう…最後にもう一人くらいやっときますか」

ちひろ「こうなったらヤケですよ…!」

ちひろ「じゃあ>>24で!誰でもいいよもう!!」

茄子

ちひろ「茄子ちゃん!ちょっとお願いがあるんだけど…」

茄子「はい?なんでしょう?」

ちひろ「このスタドリ全部に茄子ちゃんのサインを書いてほしいんだけど…」チラ

茄子「いいですよ!やります!」

ちひろ(女神様や)

ちひろ(茄子ちゃんの名前入りなら縁起物としても売り出せるなあ…)ウンウン

ちひろ(いやあ、チョロいなあ茄子ちゃんは!」

茄子「ちょ、チョロい…?」

ちひろ「」

ちひろ(漏れてた!!)

茄子「あの、チョロいとはどういう意味でしょうか…」

ちひろ(あわわ!ちっひ痛恨のミス!)

ちひろ(どう乗り切りましょうか…>>26さん!)

ちょーロイヤリティの略しです

ちひろ「ちょーロイヤリティの略ですよ茄子ちゃん!」

茄子「ちょーロイヤリティ?」

ちひろ(ちょーロイヤリティってなんだよ!!意味わからないでしょう!!)

茄子「ちょーロイヤリティ…え、えーっと、よく分からないですけど専門用語とかですかね?悪い意味ではないですよね?」

ちひろ「そう!!悪い意味では――」

モバP「説明しよう!!」バ-ン!

ちひろ「」

茄子「あっ、モバPさん」

モバP「チョロいってのはな茄子、手ぬるくて扱いやすいってことだぞ。」

茄子「ええっ!そんな…」

モバP「第一ちょーロイヤリティってなんだよ千川ァ!無理ありすぎだろ!」

ちひろ「それは私も思いましたけど…」

茄子「…ひどいですちひろさん」

モバP「あの茄子さんがアイドルがしてはいけない顔をしていらっしゃる」

ちひろ「い、いや、茄子ちゃん?」

茄子「私、ちひろさんを軽蔑します」

ちひろ「あの」

茄子「もう話しかけないでください」スタスタ

モバP「まあドンマイ★」

ちひろ(終わった…)

ちひろ「私茄子ちゃんに呪われたりしてないですよね…」ゾッ

ちひろ「何はともあれ、今回もうまくいかなかったですね…まあ最後のは自業自得ですが…」

ちひろ「最後にデカい手で攻めてみましょう!>>31!」


ちひろ「あの…杏ちゃん?お願いが」

杏「やだ」

ちひろ「いやまだ何も言ってない…」

杏「ちひろさんのお願い事だもん、どうせめんどいことなんでしょ?」

ちひろ「そ、そう言わずに話だけでも!」

杏「まあ話だけなら聞いてあげるけど」ゴロゴロ

ちひろ「あのね…カクカクシカジカで…」

杏「まるまるうまうまっと…ほら、やっぱり面倒じゃん」

ちひろ「あ、飴あげるから…」

杏「むっ、飴貰ったらなんだってするわけじゃないよ、杏は!」

ちひろ「ま、待って!…行っちゃったか…」

ちひろ「他のアイドルにも声をかけてみたものの、誰も協力してくれない…」

ちひろ「誰か根回ししている人がいるみたいだし」

ちひろ(まあモバPさんでしょうけど!)

ちひろ「自分で頑張るしかないか…」

ちひろ「アイドルに頼らない方法でお願いします!>>37さん!」

ハロウィンのコスプレをして売る

ちひろ「じゃあーん!セクシーヴァンパイアちっひですよ!」

ちひろ「Pさんたちを悩殺ですよ!悩殺!」


ちひろ「モバPさん!」

モバP「はいなんですk…」

ちひろ「ふふっ!トリックオアトリート!スタドリ買ってください!」

モバP「もう終わりましたよハロウィン…」

ちひろ「まあ細かいことはいいじゃあないですか!さあ!どっちを選ぶんですか?」

ちひろ「ちなみにスタドリ買ってくれないとモバPさんの退職金が0円になります」

モバP「…分かりましたよ、買いますよ」

ちひろ「まいどありー!ちなみにこの衣装似合ってますか?」フリフリ

モバP「ええ、とっても似合ってますね」

モバP(吸血鬼っていうところがね)

ちひろ「やったやった!いっぱい買ってもらっちゃいました!」

ちひろ「この調子でどんどん行きましょう!>>42!」

つかさと提携する

社畜イッチ生還しました続きかきます

ちひろ「社長!お願いがあるのですが!」

つかさ「ん?なんだよちひろ。珍しいじゃねえか」

ちひろ「スタドリが売れ残って困っているので、これを売り切る方法を考えてくれないでしょうか!?」

つかさ「うーん…まあいいよ、ちひろにはいつも世話になってるわけだし」

ちひろ(あっさりOKが出た…)



つかさ「じゃあさ、まずどうしてスタドリが売れないんだと思う?」

ちひろ「それが分からないんですよ!市販のエナジードリンクの半額で、しかも効果はスタドリの方が上なんですよ!?」

ちひろ「飲んで健康被害が起きた訳でもないのに…」

つかさ「ふむ…それは不思議だな、そういうのは消費者自身に聞くのが一番だろ?」

ちひろ「そ、それはそうですけど…あの、代わりに聞いてもらうっていうのは…」

つかさ「ちひろ、これはアンタの問題だろ。自分で出来る事は自分でやってくれ。じゃあ失礼」スタスタ

ちひろ「こういう場合、なんて聞くのがいいんだろう?」

ちひろ「やっぱりストレートに聞くべきかな…?」

モバP「何ぶつぶつ言ってるんですか?」ヌッ

ちひろ「わっ!モバPさん!」

ちひろ(チャンス!チャンスだけどピンチ!考えがまだまとまってない!)

ちひろ(>>51さん!なんて聞いたらいいですか!?)

1キス100スタドリですよ?買いません?

ちひろ「モバPさん!1キス100スタドリですよ?買いません?」

モバP「……それって、スタドリ100本買ったらキスしてくれるってことですか…?」

ちひろ「は、はい」

ちひろ(ヤバイなんか変な安価取っちゃったしモバPさん目がマジだ)

モバP「…」
――――――――――――
――――――――――
――――――――

――モバP視点――

どういうつもりなのだろうか?スタドリ100本買ったらキス…
いつものちひろさんならゼッタイにありえない条件だ
想定外の事態に思考が滞る。体温が上がり、耳たぶにあたりが紅潮していくのが分かる。

ちひろさん本人も緊張しているのだろうか?
冷え込んだ11月の、まだ暖房もついていない部屋なのに、首筋あたりにうっすら汗をかいているように見える。
どうしてこんな提案をしたのか?よっぽどスタドリが売れないのか…

そもそもスタドリ自体、買わない理由なんてないじゃないか。
どうせコンビニで、効きもしない市販のエナジードリンクやコーヒーを買うんだし。
Pたちやスタッフ間で、なんとなく、理由もなく、不買運動っぽいことをしていただけだ。


『鬼!悪魔!ちひろ!』なんて、冗談めかしてバカにして最低じゃないか
俺たちのためにスタドリも準備してくれているのだろうに――

――――――――
――――――――――
――――――――――――

モバP「…買います、100本」

ちひろ「えっ…!あ、ありがとうございます…」

ちひろ(うそぉぉおおおおおお!!!???)

ちひろ(まあモバPさんが考え込んでたし、覚悟はできてたけど…!)

ちひろ(100本も買ってもらったんだし、ほっぺにチュ、じゃあ済まされないですよね?)

ちひろ(どっ、どどどどうしたら…)アセアセ


モバP「あの、キスはいりませんから」

ちひろ「…えっ?」

モバP「その、最近買っていなかったですし。普通にスタドリ欲しかっただけなんで。じゃあ」クル

ちひろ「は、はあ…」

ちひろ「その後もスタドリは売れ続けました。」

ちひろ「いままでコンビニでエナジードリンクを買っていたPさんたちも、エナドリを買ってくれるようになりました。」

ちひろ「今はつかさちゃんと連携して、一般市場でスタドリを売れないか企画中です。」


モバP「ただ今戻りました~」バタン

ちひろ「あっ!モバPさんお疲れ様です!」

モバP「あ”あ”~疲れた~」ドサッ

ちひろ「ふふっ、そんなときにはスタドリ!1本100マニーですよ!――はい!まいどあり!」

おしりもといおわり

途中安価の設定が崩れてすいませんでした…

ちなみにモバP君はちひろさんとキスしなかったことを死ぬまで後悔し続けるのでした

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