モバP「みくぅ!そこになおれぃ!」 (90)

のんびりと書いていきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389677856

P「みくー!おいみくー!」

みく「なになに?どうかしたかにゃ?」

P「みくぅ!」

みく「は、はい!?」ビクッ

P「そこになおれぃ!」

みく「な、なおれ?えーっと...」

P「座れ」

みく「えっ?」

P「座れ!」

みく「う、うん....」チョコン

P「....」

みく「え、えーっと...」

P「....」

みく「....」

P「」

みく「あ、あの...Pチャン...」

みく「みく....なにかした?」

みく「悪い事したなら...あやまるから...」

みく「ご、ゴメンなさい...」


P「違う」

みく「えっ?」


P「誰が床に座れって言った?」

みく「にゃ?」

P「膝だ、俺の膝に座れ」

みく「膝?」

P「ほら、早く」

みく「わ、わかったにゃ...」


ストン


P「.....」

みく「....」


みく(な、なにこれ....)

P「.....」

みく「ぴ、Pチャン、なんなのこれ?」

P「.....」ナデナデ

みく「にゃ....」

P「.....」ナデナデナデナデ...

みく「く、くすぐったいよ...Pチャン...」

P「うるさい」

みく「う、うるさいって....にゃあ...」


ナデナデ....


P「うん....うん...」

みく(ど、どしたんだろPチャン...)

みく(さっきからうんうん言いながらみくのことずっと撫でてるけど....)


P「やっぱり撫でがいがあるな、みくは」

みく「Pチャン、本当にどうしたの?」

P「なんでもない、ただなんとなくみくを撫でまわしたくなっただけだ」ナデナデ

みく「なにそれ、変なPチャン...」

P「なんだと?生意気を言うやつにはこうだ」ワシャワシャ...

みく「にゃー!髪がぐしゃぐしゃになるにゃー!」

P「安心しろ、ぐしゃぐしゃになっても俺が梳かしてやる」ナデナデ

みく「Pチャン、髪は女の命だにゃ!乱暴に扱っちゃダメ!」

P「そうか、でもみくは猫だろ」ナデナデ

みく「猫も毛づくろいするでしょ!やさしくして!」

P「わかったわかった、そう大きな声を出すなよ」ナデナデ

みく「誰のせいだと思ってるにゃ!」

P「まったく、うるさいやつだ...」ナデナデ

みく「フカー!Pチャンにはデリカシーが足りないにゃー!」

P「おーい、みくー!」

みく「はいはい、なにか用かにゃ?」

P「そこになおれ」

みく「またかにゃ...」

P「つべこべ言うな」

みく「はいはい....えいっ」ピョン

P「......」ナデナデ

みく「今度はいったいどうしたにゃ?また撫でたくなっただけ?」

P「いや、お前この前のライブ評判良かったからな、誉めてやろうと思っただけだ」

みく「フフーン♪Pチャンよくわかってるにゃ♪」

P「調子に乗るなよ、こいつめ」ナデナデ

みく「えへへっ、わかってる!もっと撫でて♪」

P「おう、いいぞ」ナデナデ

みく「Pチャンは撫でるのが上手だにゃ♪」

P「まあ、お前の気持ちいい所は全部知ってからな」ナデナデ

みく「むっ?なんかその言い方はいやらしいにゃ....」

P「そんなことないぞ、みくはエロいなぁ」

みく「エロ...乙女に向かって何を言うにゃ!」

P「なんてこった、俺の担当アイドルはムッツリ猫だったのか....」

みく「も、もうー!ねこぱんちっ!ねこぱんちっ!」ペシッ ペシッ

P「ふっふっふ、全然効かんなぁ...」

みく「担当のアイドルにエロいとか言うなんてPチャンサイテー!」ペシペシ...

P「まあまあ落ち着けよ、どうどう...」ナデナデ

みく「ふにゃあ...」

P「どうだ、ここを撫でられると力が抜けるだろう、ん~?」ナデナデ

みく「く、くやしいにゃ...でも...」

P「ふふふ、おとなしく撫でられるんだ」ナデナデ

みく「もう....」

今日はここまで 続きはまた明日
勢いで書き始めたけど早くも迷走気味...

再開します のんびりとですが

P「おーいみくー、そこになお....」

みく「にゃんっ♪」ピョン...

P「言う前に膝に来るとは...」

みく「にゃふふ♪みくも成長したでしょ?」

P「まあな、ドーム公演も無事に成功したし成長を認めざるを得ないな」

みく「みく、えらい?」

P「おう、えらいぞ、撫でてやろう」ナデナデ

みく「にゃん♪」

P「みくもこの事務所に来てから、もう2年か」

みく「うん、来週で17才だにゃ♪」

P「17才になってもにゃーにゃー言ってるとはなぁ...」

みく「にゃっ!なにそれ?自分の担当アイドルに向かって!」

P「冗談だよ、怒るな猫娘」

みく「ふーんだ!Pチャンなんか嫌い!」

P「しかし...お前もちょっと大人っぽくなったなぁ」

みく「本当?」

P「ちょっとだけ、な」

みく「背だって伸びたんだよ?」

P「ほんのちょっとだけだろ」

みく「む~、またそんなこと言って....」

P「まだまだ俺から見れば子供だよ」

みく「あっ、またそんなこと言って!見ててよね、すぐにPチャンがビックリするくらい綺麗になって見せるから!」

P「ほほう、そりゃ楽しみだ」

みく「絶対だからね、Pチャンびっくりするから!」

P「わかったわかった、期待しないで待ってるよ」ナデナデ

みく「にゃふふ♪」

------


みく「じゃあPチャン、私今日は帰るね」

P「ああ、お疲れ様」

ちひろ「なんだか今日はずいぶんご機嫌ですね」

みく「えへへ、ちょっとね♪」

P「気をつけて帰れよ」

みく「はーい、じゃあね~」バタン

ちひろ「みくちゃん、最近グッと綺麗になりましたね」

P「見た目だけは、ですよ」

ちひろ「みくちゃんには厳しいですね、でも入ったころに比べると...」

P「まあ、なんだかんだであいつもハタチですから...」

ちひろ「もう立派な大人ですよ、今やひとりでドームを満員にできますし、ドラマに映画に...」

P「でもあいつ、なんだか最近様子が変なんですよ」

ちひろ「そうですか?」

P「あれはなにか隠してますね....」

------


P「みく、今日の予定の確認いいか?」

みく「うん、いいよ」

P「午前中に雑誌の取材、それと午後にはラジオの収録が....」


prrrrrr♪


みく「あっ....」

P「電話か?出てもいいぞ」

みく「うん、ありがとね、ちょっとゴメン....」


タッタッタ...


みく「もしもし...うん、大丈夫だよ」

みく「うん、うん....」

みく「えっ....」

みく「お、おまたせ...ゴメンね中断しちゃって...」

P「.....」

みく「そ、それじゃ...午前中の予定...」

P「おいみく」

みく「な、なに?」

P「そこになおれ」

みく「な、なんで?」

P「いいからなおれ」

みく「....うん」チョコン

P「ハッキリ言うぞ、お前なにか隠してるだろ」

みく「べ、別に....」

P「ごまかしても無駄だ、お前と何年付き合ってると思ってる?」

みく「うぅぅ...」

P「言ってみろ、相談くらいなら乗ってやる」

みく「.....」

P「言いたくないか?」

みく「.....」

P「まあ...お前ももうハタチだ、色々と責任のとれる年齢になった」

P「だからお前のプライベートを必要以上に詮索するなんてことはしたくない」

P「でもプロデューサーとして自分の担当するアイドルのことくらいは知っておきたいんだ」

みく「.....」

P「言いたくないなら無理には聞かないよ、でもお前の事はとっても心配してるんだ、それだけは覚えておいてくれよ」

みく「....心配してくれてるの?」

P「当たり前だろ、お前は俺の担当アイドルだし...」

P「俺はその....みくの事を...娘みたいに思ってるんだから...」

みく「Pチャン...」

P「まっ、あんまり変なことは...」

みく「待って!」

P「んっ?」

みく「.....私、Pチャンに隠してたことがあるんだ...」

P「ほほう、どんなことだ?」

みく「実はね....私....」



みく「....付き合ってる人がいるの」

P「....付き合ってる人?」

みく「.....」コクン

P「....いつからだ?」

みく「....一年くらい前」

P「芸能人か?」

みく「ううん、普通の人...」

P「好きなのか?」

みく「うん、とっても好き....」

P「さっきの電話の相手は、その人か?」

みく「うん...それでね、用件なんだけど....」


みく「...結婚してくれないか、って」


P「....そっか」

みく「....驚かないの?」

P「いや、かなり驚いてるよ」

みく「ふふっ、Pチャン前からだよね、驚いたり喜んでも表情に出ないの」

P「ほっとけ」

みく「ねぇPチャン、怒ってる?」

P「なにがだ?」

みく「その....ナイショにしてたこと...」

P「どうだと思う?」

みく「うーん...怒ってる、かな?」

P「正解だ、そんな大事なことを秘密にしやがって...」グリグリ...

みく「にゃあ!痛い痛ーい!」

P「ふぅ...それで、お前はどうしたいんだ?」

みく「どう、したい?」

P「結婚してくれって言われたんだろ?」

みく「う、うん.....」

P「どうなんだ?」

みく「えっと....」

P「ここには俺とお前しかいない、、正直な気持ちを言っていいぞ」

みく「...わ、私は...」



みく「結婚したい...と思ってるよ....」

P「そうか、よしわかった」

みく「えっ?わかった?」

P「ああ、お前はその人と結婚したいんだろ?」

みく「うん....」

P「アイドルはどうしたい?」

みく「....まだ、よくわかんない」

P「続けたい、って思うか?」

みく「...お仕事はすごく楽しいし、続けたいって思う...」

P「なるほどな....でもいいのか?仕事を続けてたら新婚生活はほとんどできなくなるぞ?」

みく「それは...」

P「まあアイドルは無理かもしれないが、みくなら色々な仕事ができるさ、女優とか歌手とかでもな」

みく「そうかな...」

P「ああ大丈夫さ、俺が保障するよ、あとの事は俺に任せろ」

みく「Pチャン...」

P「なんだ?」

みく「ありがと....本当はね、絶対に反対されると思ったの」

みく「『なに言ってるんだ、アイドルに恋人なんて許されると思ってるのか?』とか...」

みく「でも...Pチャンがそう言ってくれて...すごく安心した...」

みく「本当にありがとう...」

P「....みく、もういっかいそこになおれ」

みく「うん...」チョコン...

P「正直言って、お前の告白を聞いた時すごく混乱したよ」

P「今も少し頭の中がまとまらない....」

みく「....」

P「でもな、これだけは言っておく」ポン...

P「俺はお前の担当プロデューサーだ」

P「だから俺はお前の意思を最大限尊重する」

P「お前が本当に好きな人を見つけて、その人といっしょになることが幸せだっていうんなら....」

P「....俺はお前が幸せになれるように全力を尽くす」

みく「Pチャン...」

P「安心しろ、いろいろと問題は多いけど俺がなんとかしてやる」

P「なにせ俺はお前のプロデューサーだからな!」

------


ちひろ「そんな事があったんですか....」

P「ええ...」

ちひろ「...社長には?」

P「ありのままを言いましたよ、こっぴどく叱られましたけどね」

ちひろ「大丈夫ですか?」

P「まさか、この歳になってビンタされるとは思いませんでした」

ちひろ「それでどうなりました?」

P「一応、みくは休職扱いってことになりました。いつまでかはわかりませんが...」

ちひろ「退職じゃなくて休職、ですか」

P「もし、もう一度ウチで仕事がしたくなったらいつでも仕事ができるようにい場所を残しておかないと...」

ちひろ「やさしいんですね、プロデューサーさんは...」

P「俺はあいつのプロデューサーですから、あいつの事を第一に考えてるだけです」

ちひろ「プロデューサーさんは...それでいいんですか?」

P「....どういう意味ですか?」

ちひろ「みくちゃんが...他の人と結婚しちゃうんですよ?」

P「.....」

ちひろ「プロデューサーさんは5年も一緒だったんですよ?」

P「...そうですね」

ちひろ「みくちゃん、今じゃとっても大人っぽくなって綺麗になりました」

P「ええ....」

ちひろ「いつもみくちゃんのこと一生懸命に考えてたし....」

P「....」

ちひろ「プロデューサーさんだって意識したことあるんじゃないですか?アイドルじゃない、女の子のみくちゃんのこと...」

P「....そりゃあ、ありますよ」

ちひろ「だったらちゃんと自分の気持ちを伝えれば、今からでも...」

P「ちひろさん」

ちひろ「...なんですか?」

P「みく、すごく嬉しそうな顔をしてたんです」

ちひろ「うれしそうな顔....」

P「付き合ってる人の事を話してる時のみく、すごく嬉しそうで可愛くて...」

P「あんなに幸せそうなみくを見たら....俺が邪魔なんかできませんよ」

ちひろ「プロデューサーさん...」

P「いいんです、俺は....」



P「みくが幸せなら....それでいいです....」

ザワザワ...


ちひろ「そろそろですね...」

P「ええ、多分...」

ちひろ「プロデューサーさん、似合ってますよ?」

P「俺はいつもスーツだからあんまり変わんないと思いますけど....」

ちひろ「そんなことありません、素敵です」

P「ちひろさんもいつもの蛍光色じゃない黒のドレスですね、似合ってます」

ちひろ「ありがとうございます、真面目そうな人ですね...新郎は...」

P「はい...すごくいい人そうで安心しました」

ちひろ「プロデューサーさん、まるでみくちゃんのお父さんみたいですよ?」

P「心情的には...それに近いかもしれませんね」

ちひろ「あっ、みくちゃんが来ました...」



ガチャッ  ♪~



ちひろ「わぁ....」

P「みく....」

ちひろ「....綺麗ですね、ウェディングドレス...」

P「ええ、どんな衣装より...綺麗です....」

神父「---さん、あなたはこの女性を愛し、病める時も健やかなる時も生涯彼女を愛し続けることを誓いますか?」

「誓います」

神父「みくさん、あなたはこの男性を愛し、病める時も健やかなる時も生涯彼女を愛し続けることを誓いますか?」

みく「...はい、誓います」

神父「では、指輪の交換を...」

みく「...」ススッ

神父「それでは、誓いのキスを....」

みく「.....」スッ


チュッ


P「....」

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「ちひろさん」

ちひろ「なんですか?」

P「みくは...綺麗ですね」

ちひろ「ええ...プロデューサーさんがプロデュースしたアイドルですから...」

------


みく(こ、こないだは全く歯が立たたなかったぞぉ!あ....あんなことされたのっ、初めてにゃ...ちゃぁ~んと責任、とってよねっ☆さぁ、みくをトップアイドルに仕立て上げるのにゃ☆)


みく(プロデューサー....みくのこといっぱいほめてくれるし優しいし、みくはもうPチャンが大好きにゃあ☆ほんとだにゃ☆)


みく(PチャンPチャン、えい、ねこぱんちっ♪)


みく(Pチャン!ついにみくのドーム公演だよ!Pチャンのおかげだね!)


みく(私もついに20歳かぁ、これで大人の仲間入りだよね♪にゃはは☆)




ちひろ「プロデューサーさん、プロデューサーさん?」

P「んっ?は、はい...」

ちひろ「どうしたんですか?ボーっとして....」

P「すいません、ちょっといろいろ思い出してて...」

ちひろ「そうですか...」

『それでは皆さま、ここで新婦のみくさんから感謝のお手紙がございます』


みく「お父さん、お母さん、これまでの20年間育ててくれて本当にありがとう」

みく「私がアイドルになりたいって言った時も反対しないでくれて本当の本当にありがとう、思えばこれまで...」


ちひろ「みくちゃん、読むの上手ですね」

P「声のお仕事も多かったですから、朗読は慣れてますよ」

ちひろ「これもプロデューサーさんと二人三脚でお仕事をしてきた成果って事ですね」

P「別に俺は....」


みく「それからプロデューサー...ううん、Pチャン...」


P「っ!?」


みく「最後まで迷惑かけてゴメンね....」

みく「私が結婚したいって言った時、絶対に反対されると思ったけどPチャンは頭を撫でながら相談に乗ってくれたね...」

みく「みくの幸せのために全力を尽くす、って言ってくれたよね...」

みく「社長に反対されても私の事を休職扱いにしてくれて...」

みく「帰ってきたくなったらいつでも帰って来いって言ってくれて....」

みく「本当にありがとう....Pチャンにプロデュースされて....みくは本当に幸せでした....」

みく「ありがとう...ありがとう....」ポロポロ...

------


ちひろ「とってもいい披露宴でしたね...」

P「ええ....」

ちひろ「みくちゃん、とっても綺麗でした...」

P「ええ....」

ちひろ「旦那さんもとってもやさしそうでしたね...」

P「はい...」

ちひろ「...そろそろ帰りましょうか」

P「...そうですね」


「Pチャン!」


P「っ!!」クルッ


ちひろ「みくちゃん...」

みく「ちひろチャン、今日は来てくれてありがとう」

ちひろ「こちらこそ招待していただいてありがとうございます」

みく「ふふっ、ちひろチャンも早く結婚すれば?」

ちひろ「ええ、がんばりますよ」



P「みく...」

みく「Pチャン....」

P「....綺麗だな」

みく「本当?」

P「ああ、今までで一番綺麗だよ」

みく「ふふっ、そこになおれって言わないの」

P「やめとくよ、旦那さんに怒られそうだ」

みく「ふふん♪ウチの旦那は優しいから怒らないよ」

P「....見てわかったよ、とってもいい人そうだな」

みく「うん、とってもいい人」

P「俺とどっちがいい人だ?」

みく「ええっ?そうだねぇ....」

みく「Pチャンは厳しいから、旦那の方がいいな♪」

P「そうか....」

みく「ウソ、そんなの決められないって....」

P「そこは旦那って言うんじゃないのか?」

みく「でも...Pチャンにはずっとお世話になってたんだもん、特別だもん」

P「特別、か」

みく「うん...旦那以外の男の人だったらPチャンが一番好きだよ」

P「.....」

みく「Pチャン?」



P『みく、俺もお前が好きだ!』

P『そんな奴のところになんか行くな!』

P『俺と結婚しろ!ずっと一緒にいよう!』



みく「どうかした?」

P「いや....なんでもない」

みく「...本当?」

P「みく...」


ガシッ


P「旦那さんのこと、大切にしろよ....」

みく「うん...」

P「辛いことがあったら、いつでも相談に乗るからな」

みく「ありがと....」

P「それとな、これからは旦那さんのことを一番に考えるんだ」

みく「一番に...」

P「ああ、浮気するなよ」

みく「ふふっ、大丈夫だよ♪」




P「みく...幸せになるんだぞ....」

みく「うん...Pチャンもね...」

P「ありがとう....」

みく「...じゃ、そろそろいくね」

P「ああ、元気でな」

みく「うん....」


みく「じゃあね、Pチャン...」

P「じゃあな、みく...」




ちひろ「プロデューサーさん....」

P「ちひろさん...」

ちひろ「...なんですか?」

P「ちょっとだけ...泣くんで...見ないでもらえますか...」

ちひろ「はい....」



P「うぅぅ.....くぅ....ぐっ....」

------



ちひろ「もういいんですか?」

P「ええ、すみません....」

ちひろ「ああ、もう!今日は飲みましょう!私おごっちゃいますよ!」

P「なんと!ちひろさんが他人のためにお金を使うなんて...」

ちひろ「どういう意味ですか!?怒りますよ!」ポカポカ

P「いて、いてて...」

ちひろ「本当に...バカな人....」

P「ちひろさん....」

ちひろ「グスッ...もらい泣きしちゃったじゃないですか....」

P「...すみません」

ちひろ「さっさと言っちゃえばよかったんですよ....グスッ...好きだって...」

P「いえ、いいんですよ...」

ちひろ「本当...バカ....」

P「みく、とっても幸せそうでした...」

P「俺はみくのプロデューサーですから....」

P「みくの幸せが俺の幸せなんです....」

P「だから....」




P「みくが笑ってくれるなら....俺はそれでいいです....」




おわり

駄文失礼しました~
なんかいつもと違ってちょっと鬱というか切ないのを書いてしまった...
もしみくにゃんが現実にいて結婚とかになったらどんな気持ちになるだろうな~
やっぱりファンならばみくにゃんには幸せになってほしいとは思うけど
ものすごく複雑な気分になるだろうなと思います
でもみくにゃんが幸せならばそれでいいかも
あと今度みくにゃんを書くときはこの反動でベタベタ甘々なのを書くかもです
ではまた~

http://livedoor.blogimg.jp/deremasu/imgs/b/c/bc482458.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/deremasu/imgs/2/a/2a67688c.jpg
前川みく(15)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom