マルコ「小さな恋の物語」(89)

キース「違うぞ!貴様は豚小屋出身!家畜以下だ!」


ミーナ「は!!自分は豚小屋出身!家畜以下であります!」







マルコ「……」

最初の印象は可愛いけど可哀相な子だった

家畜以下なんて言わされて泣きたいだろうに…

…なんで同情してるんだろう

オレ…いや僕は最初からあの子が気になっていたのかもしれない

変わったおさげの髪の女の子

僕はしばらく見とれてしまった

キース「貴様は何だ!!」


マルコ「ウォール・ローゼ南区ジナエ町出身!マルコ・ボットです!」

キース「何しにここに来た!!」

マルコ「憲兵団に入り!王にこの身を捧げるためです!」

キース「…そうか…それは結構なことだ…目指すといい…」

キース「だが」

キース「王はきっとお前の体なんぞほしくない」

マルコ「……」

キース「次!!」



ミーナ「……」

最初は優等生なんだなって思った

だっていかにも模範解答って感じの答え方してたし

豚小屋出身の私(冗談)としては馬が合わないかもって感じだった

でも…未来ってわかんないもんなんだな…





「ウォール・マリアを破った鎧の巨人は!?」

エレン「そう呼ばれてるけど俺の目には普通の巨人に見えたな」

「じゃ、じゃあ普通の巨人は!?」

エレン「ウッ…」カラン

マルコ「みんなもう質問はよそう、思い出したくないこともあるだろう」

コニー「す、すまん色々と思い出させちまって…」



ミーナ「……」

もしかしたら本当に優しいのかな?

それとも偽善?

何故あの時最初に止めたのがマルコだったのか…

私は彼に興味を持ち始めた

まあエレンは大丈夫みたいだったけど

~適性検査~




マルコ「…ふぅ~…緊張した」

マルコ「ん?」


ミーナ「危なかった…バランスとるのって難しいんだな~」

マルコ「お疲れ、ミーナ…だっけ?」

ミーナ「うん、そうだけど…えっと」

マルコ「僕はマルコ・ボット、マルコでいいよ」

ミーナ「よろしく、マルコ」




キース「何をやっているエレン・イェーガー!!」


マルコ、ミーナ「!?」

初めて会話した…といってもあいさつ程度だけど

たまたま近くにいたからっていうのが一番の理由だったっけ

きっかけなんてそんなもんさ

でもその後衝撃的な出来事があったけど



僕はまだこの時に感じた気持ちの名前を知らなかった

初めて彼に話しかけられた…といってもあいさつ程度だけど

それでも彼と話した少しの時間

胸がドキドキした

もしかしたら一目惚れだったのかも…

でもこの時はそんなこと考えもしなかった

~数日後~



マルコ「王の近くで仕事ができるなんて光栄だ」

ジャン「馬鹿マルコ!まだお利口さんをやってんのか?」バシャ

マルコ「ブっ!!」

ジャン「言えよ本音を」

ジャン「内地に行けるからだろ?」

ジャン「やっとこの息苦しい最前線の…




ミーナ「……」

そっか…マルコは憲兵団に行きたいんだっけ…

マルコの成績っていいんだよね…

納得だな~私には無理だぁ~

…寂しくなるな

~さらに数日後~




マルコ「何やってるの?」

ミーナ「ちょっと眠れなくて…星を見てたの」

マルコ「そっか、じゃあ僕も一緒に見ようかな」

ミーナ「優等生がこんな時間まで外歩いてていいの?」クス

マルコ「意地悪だな」

ミーナ「どうせ私はマルコと比べたら劣等生ですよ~」

マルコ「そんなこと言ってないだろ」

ミーナ「でも思ってたりして」

マルコ「思ってるわけないだろ」

ミーナ「どうだか」





マルコ「ミーナ」

ミーナ「ん?」






マルコ「好きだ」




ミーナ「…え?」

マルコ「たぶん一目惚れだった」

ミーナ「……」

マルコ「いつでも目で追ってしまっていた」

ミーナ「……」

マルコ「この気持ちが何なのかやっと気づいた」

ミーナ「……」

マルコ「君が好きだ!僕と付き合ってほしい!」







ミーナ「…ごめんなさい」




マルコ「!?」

ミーナ「私も…マルコが好き」

マルコ「ならどうして…」

ミーナ「でも…だめなんだ…」

マルコ「どうして…」


ミーナ「…私、調査兵団を希望しようと思ってる」

マルコ「!!」

ミーナ「まだ…決めたわけじゃないけど…」

ミーナ「マルコは憲兵団…目指す場所が違う」

マルコ「……」

ミーナ「…ほら!王のもとで働くんでしょ!」

ミーナ「なら私のことなんて構ってないで!」

ミーナ「私は夢に向かってるマルコが好き」

ミーナ「私も頑張るから…」

ミーナ「だからどうか…自分の夢を叶えてください」

マルコ「……」

ミーナ「じゃあ私…もう寝るね」

マルコ「……」

ミーナ「おやすみ…また明日…」







マルコ「……」

どうやらフラれたみたいだ

しばらく何が起こってるかわかんなかったな

でも…当然だったのかもしれない

僕みたいな冴えない男に…

虚しくなるだけだ…できるだけ早く忘れよう






ミーナ「……」

ミーナ「…これで」ポロポロ

ミーナ「良かったん…だよ」ポロポロ

彼をふった

好きだけどふった

なんであんなことをしたのかわからない

付き合えばよかったのに…


後悔だけが残る


いずれこの後悔は消えていくのだろうか…

~月日が経った~




エレン「なあマルコ?」

マルコ「ん?」

エレン「お前は一番に目標を見つけても他に譲ってるように見えたんだが…」

エレン「憲兵団になりたいんだろ?得点がほしくないのか?」

マルコ「うーん…」

マルコ「技術を高め合うために競争は必要だと思うけど…」

マルコ「どうしても実践のことを考えてしまうんだ」






マルコ「憲兵団になりたいのにな」

マルコ「ずっと憧れてたから」

エレンは僕に指揮役に向いていると言った

そうなのかもしれない

だって僕は憲兵団に…



僕は本当に憲兵団になりたいのだろうか…

いやなりたいんだ、ずっと憧れてたんだから

でもそれと同時に…彼女の顔が浮かぶ

僕はもしかしたら彼女を守りたいと思っている部分もあるかもしれない




主席:ミカサ・アッカーマン

次席:ライナー・ブラウン

三番:ベルトルト・フーバー

四番:アニ・レオンハート

五番:エレン・イェーガー

六番:ジャン・キルシュタイン

七番:マルコ・ボット

八番:コニー・スプリンガー

九番:サシャ・ブラウス

十番:クリスタ・レンズ






ミーナ「マルコ!」

マルコ「ミーナ?どうしたんだ?」

ミーナ「成績上位おめでとう!」

マルコ「…ありがとう」

ミーナ「やったじゃん!これで憲兵団にいけるんだよ!」

マルコ「…そうだね」

ミーナ「……」

ミーナ「私…調査兵団にする」

マルコ「……」

ミーナ「エレンの演説がってわけじゃないけど…」

マルコ「…僕は…」

ミーナ「お互い別の道になっちゃうね」

マルコ「……」

ミーナ「…マルコも頑張ってね!」

マルコ「…ああ」

ミーナ「それじゃあね」

あの時僕は何も言えなかった

もし僕も調査兵団を希望したら?

もし僕と一緒になってほしいと言ったら?

もし僕が…


もしもの考えが頭をよぎる


もう…彼女に会えない気がした

翌日


トロスト区に超大型巨人の出現

シガンシナ区同様、壁は壊された

大量の巨人の侵入



超大型巨人出現時の作戦が開始され

訓練兵も駆り出された





エレン「アルミン」

エレン「こりゃあいい機会だと思わねえか?」

エレン「調査兵団に入団する前によ」

エレン「この初陣で活躍しとけば俺たちは新兵として」

エレン「スピード昇格間違いなしだ」

アルミン「ああ、間違いない」

ミーナ「言っとくけど二人とも」

ミーナ「今期の調査兵団志願者はいっぱいいるんだからね!!」

初めての実戦…

正直言って怖い

でも私も調査兵団になる

こんなところで足踏みしてられない

覚悟しなきゃ!

エレン「34班前進!!行くぞ!!」

34班「おおおおおおおおおおお!!」








エレン「な!?あれは!?」

すまんれいのごとくたんぺんのつもりだったんだがねむけにかてない

またあさにきます

さいかいします

エレン「俺たち中衛まで前衛に駆り出されてる!?」

ミーナ「巨人がもうあんなに」

ナック「何やってんだ普段威張り散らしてる先輩方は…」

エレン「まだほとんど時間が経ってないのに…」

トーマス「前衛部隊が総崩れじゃないか」

エレン(決して楽観視してたわけじゃなかったがこれはあまりにも…」

トーマス「奇行種だ!!」

34班「!?」







奇行種「…」モグモグ


トーマス「うっ…!?う…!!」

トーマス「うわぁ…!!クッ…クソ!!」


エレン「ト…トーマス!!」


奇行種「」ゴックン


エレン「ま…!!待ちやがれ!!」

これが…巨人…?

トーマスが…

信じられなかった

仲間が一瞬で食べられた

エレンは単騎行動でトーマスを食べた巨人に突撃

しかし他の巨人に足を食われ戦闘不能に…

あのエレンまでもが…

ミーナ「そんな…エレンが…」

ミリウス「足が…」

ナック「お…おいやばいぞ止まってる場合か!!」

ナック「こっちに来るぞ!!」ダッ

ミリウス「!!」ダッ

ミーナ「!!」ダッ





ガシ

ミリウス「!?」

ナック「!?」


ビン!


ミーナ「!?」グイ

バキ!


ミーナ「がはっ!!」


痛い…


ミーナ「あ…あぁ…」


ドスンドスン


ミーナ「!」


老け顔巨人「…」ズイ


ミーナ「!?」


体が…動かない

ここで…死んじゃうのかな…


怖い…怖いよ…


覚悟してたはずなのに…


もう…だめなのかな…


最後にもう一度…



マルコに会いたかったな…


マルコの声…聞きたかったな…

―――――――――――

――――――――

―――――

――――

―――――――

―――――――――――


アルミン「トーマス・ワグナー…ナック・ティアス…ミリウス・ゼルムスキー…ミーナ・カロライナ…エレン・イェーガー」

アルミン「以上5名は自分の使命を全うし…壮絶な戦士を遂げました…」




マルコ「!?」

34班はアルミン以外全滅?

いや…それよりも…


ミーナが…死んだ…?


…嘘だろ…?


なあ…誰か嘘だと言ってくれよ…


そんなの…あまりにも残酷じゃないか…

ミカサ「アルミン」

ミカサ「落ち着いて、今は感傷的になってる場合じゃない」

ミカサ「さぁ立って!」




ミカサ「マルコ」

マルコ「…?」

ミカサ「本部に群がる巨人を排除すればガスの補給ができてみんなは壁を登れる」

ミカサ「違わない?」

マルコ「あ…あぁそうだ…」

でも…

マルコ「し…しかしいくらお前がいても…あれだけの数は」

ミカサ「できる」

マルコ「…え?」


ミカサ「私は強い…あなたたちより強い…すごく強い!」


マルコ「!」


そうだ…


ミカサだって辛いはずなんだ

大事な家族であるエレンを失って…

辛いのは僕だけじゃない

それに…こんなところでうじうじしてたらミーナに嫌われるよな


ミカサ「…臆病で…腰抜けだ…」


僕は腰抜けだ

でも…僕にもできることだってあるはずだ


ミカサ「勝てば生きる」

ミカサ「戦わなければ…勝てない」



そうだ…

今は…戦うしかないんだ

ジャン「残念なのはお前の言語力だ」

ジャン「あれで発破かけたつもりでいやがる…」

ジャン「てめぇのせいだぞエレン…」




ジャン「オイ!!俺たちは仲間に一人で戦わせろと学んだか!?」

ジャン「お前ら!!本当に腰抜けになっちまうぞ!!」


ライナー「そいつは心外だな…」


マルコ「はぁ――――」ドクンドクン



ジャン…やっぱり君は…

サシャ「や、やーい腰抜けー弱虫ーあ、あほー」







うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお





ミーナ…見ていてくれ!

――――

――――――

―――――――――



ジャン「今だ!!巨人が少しでもあそこに集中しているスキに本部へ突っ込め!!」

ジャン「今しかねえ!!」

ジャン「どのみちガスがなくなれば終わりだ!!」

ジャン「全員で突っ込め!!」




マルコ「ジャン…」


やっぱり…本当に指揮官に向いているのは…





ジャン「

――――

――――――

――――――――


ジャン「…何人たどり着いた…?」

ジャン「仲間の死を利用して…」

ジャン「俺の合図で…何人…死んだ?」


ジャン「お…お前ら…補給の班だよな?」


補給班「…あぁ…」

グイ

補給班「え?」


バキ

マルコ「よせ!!ジャン!!」

ジャン「こいつらだ!!俺たちを見捨てやがったのは!!」

ジャン「てめえらのせいで余計に人が死んでんだぞ!!」



ジャンの気持ちもわかる

僕だって怒りたい

でも…

こいつらを殴ったところで死んでいったみんなは帰ってこないんだ

その後人が密集しているため本部が巨人に囲まれる

中にも巨人がいるこの八方塞がりの状況で

幸か不幸か…謎の奇行種が現れた

その奇行種は巨人だけを狙う巨人

後から遅れて合流してきたミカサ達の話だとそうらしい


外はその奇行種に暴れてもらうことになり

アルミンの作戦のもと、補給所の巨人を掃討することとなった



結果的に作戦は成功

補給所の奪還に成功した




後は壁に登るだけだ


嬉しいことだけど…


素直に喜べない


なんで…彼女はいないんだい?




マルコ「…ジャン」

ジャン「なんだ?」

マルコ「僕は…ジャンのほうが指揮官に向いていると思う」

ジャン「俺が?冗談だろ?勇ましくなんかねえぞ」

ジャン「なんでそう思うんだよ?」

マルコ「…怒らずに聞いてほしいんだけど」

ジャン「ジャンは強い人ではないから、弱い人の気持ちがよく理解できる」

ジャン「…なんだそりゃ」

僕はジャンを尊敬している

現状を正しく認識できるから今何をすべきか明確にわかる

大半の人間は弱いと言えるけど…

それと同じ目線から放たれた指示なら

どんな困難にあっても切実に届く



そう…僕は弱い人の気持ちを理解できるジャンを尊敬している

――――

―――――――

―――――――――


ダズ「マルコ…俺…もうだめだ…もう…」

ダズ「目の前で仲間が食い殺されたのに…俺は悲しみも憎しみも感じなかった」

ダズ「ただ…心底俺じゃなくてよかったって思った」

ダズ「でも…気づいたんだ…俺たちの仕事ってのは…」

ダズ「つまりは…」

ダズ「巨人に食われるまで戦わされ続けることなんだろ?」

ダズ「食い殺されるくらいならいっそ今!!」カシャ

マルコ「やめろ!!」

マルコ「しっかりしろ!!お前だけじゃないんだぞ!!」

マルコ「みんな恐怖と戦ってるんだ!!」

マルコ「サシャを見ろ!!」

サシャ「!!」

マルコ「あんな目に遭ってもなお気高き兵士のままだ!!」

サシャ「ぐあああああああ」

サシャ「あの…お腹痛いんで…負傷者にしてもらっても…いいですか?」

マルコ「」

ダズ「」

ダズ「もうだめだ!!」カシャ

マルコ「よせ!!」




僕だって…逃げたいさ


でも…








逃げた先に…彼女はいない


なら戦った先にいるのか?


僕にはわからない




トロスト区奪還作戦

なんでも壁の扉のに開いた穴を岩で塞ぐらしい

そんなことできるのか?って思ったけど

そこからまた驚くことがあった

エレンが生きていたこと

エレンが巨人化生体実験の成功者だということ

そして作戦はエレンが壁を塞ぐまで守り通すこと




そんなの信じられるのかというのが本音だけど

信じて戦うしかないのだろう



作戦は開始された


赤い煙弾があがる

なにかトラブルがあったらしく難航していた


アルミンが走り出す


作戦は…失敗するのだろうか?

――――

―――――――

――――――――――


コニー「ジャンのやつ…やっぱり」

アニ「……」



マルコ「おい!どうしたんだ?」


マルコ「!?」




ドスンドスン


ジャン「くっそなんだよこれ!!ふっざけんなよ!!」

ドスンドスン



バシュン


ジャン「!?」





ジャン「マルコ!?何やってんだ!?」




マルコ「!」ダッ

巨人「…」ドスンドスン

――――

―――――

―――――――


ジャン「無茶しやがって!!」

マルコ「無茶はお前だろ!!」

コニー「生きた心地がしねえ!!」

アニ「!!」


アニ「あれを見て」


ジャン、マルコ、コニー「!!」

岩が壁のほうに向かって動いている


…いや、エレンが運んでいるんだろう


作戦は…成功に向かっているみたいだ



ジャン「邪魔をさせるな!!エレンを援護するんだ!!」


マルコ「…ああ!!」








マルコ「…?」




マルコ「!!」





何が起こったのかわからなかった…


僕は…死んだのだろうか…?


あはは…


意外とあっけないもんだな…


人類の勝利を見届けられなかったか…


でも…


これで…ミーナに…会いに行ける…

――――

――――――

―――――――――

ジャン「オイ…お前…」












ジャン「マルコ…か…?」





「仲間の死を嘆く時間はまだないんだよ、わかったか?」


ジャン「…104期…訓練兵団所属…19班班長…マルコ・ボット…」


「マルコか…名前がわかってよかった、作業を続けよう」



ジャン「……」


ジャン「…?」

ジャン「これは…」


ジャン「…髪をとめる…ゴム?」

ジャン「それに…手紙…?」

ジャン「なんだってこんなものが…」





ジャン「そう…だったのか…」





アニ「ごめんなさい…ごめんなさい…」

ライナー「謝っても仕方ないぞ、早く弔ってやるんだ」

ライナー「…あんなに訓練したのにな…」






ライナー「…?」

ライナー「なにか握りしめてるようだが」




ライナー「ハンカチと…手紙…?」




ライナー「…そう…だったのか…」

アニ「……」


ベルトルト「……」



こんな形でごめん

やっぱり君を諦めることなんてできない

嫌われるのを覚悟で言わせてもらう

僕は…調査兵団にしようと思う

こんなこと言うと臭いかもしれないけど君を守らせてほしい

僕は王ではなく、君に心臓を捧げたい

僕の…そばにいてほしい
                      マルコ・ボット


手紙っていうのはちょっとって思ったけど

面と向かって話すのは恥ずかしいから許してね

私は今でもマルコが好き

夢を追いかけるマルコが好きって言ったけどそれは嘘

本当はどんなマルコでも好き

だから…

本当は憲兵団じゃなくて私と調査兵団に来てほしかったな

こんなわがまま言っちゃってごめんね

…私はいつまでもあなたのことを愛しています

どうか、この想いが届きますように
                      ミーナ・カロライナ




二人が…死後の世界で会えたとしたら

ずっと二人手を繋いで…歩いていくと思う

二人の幸せをいつまでも祈ってやるよ

じゃあ…向こうでも元気でな







マルコ「小さな恋の物語」

アルミン完ならぬブラウン完

たんぺんのつもりだったのによそうよりながくなった

げんさくだいぶかいへんしちゃってごめんね


ちなみにかこさく
アルミン「女性恐怖症エレン」長編
ミカサ「私は神に仕えしアッカマン」短編
キース「罠を疑う?」アルミン「はい!」
サシャ「春です」短編
ライナー「鍋」長編

つぎのやつはちかいうちにたてます
ではまたあうひまで

いまみたらていせいてんがおおすぎる

アルミン「以上5名は自分の使命を全うし…壮絶な戦士を遂げました…」×
アルミン「以上5名は自分の使命を全うし…壮絶な戦死を遂げました…」○


ジャン「ジャンは強い人ではないから、弱い人の気持ちがよく理解できる」×
マルコ「ジャンは強い人ではないから、弱い人の気持ちがよく理解できる」○

ほかにもあるかも

このSSまとめへのコメント

1 :  ✨リヴァイ✨   2015年01月14日 (水) 18:20:39   ID: Fr9GXBJU

いい話だぁー。・゜・(ノД`)・゜・。マルミナ大好き!!!最後の手紙のところ感動した(T ^ T)また書いてください!!!

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