アルミン『は、あっそんなっ・・・だめぇっ』
エレン(教官に頼まれていた用を終えて寮に戻ってきたんだが、ドアの向こうからいかがわしい声が聞こえてくる・・・アルミンのやつなにやってんだ?)
マルコ『でも、これ・・・気持ちいいだろ?』クスクス
アルミン『うん・・・うん!気持ち、いいよぉっ・・・クセになっちゃうぅ』
エレン(な!?マルコとだと!?無害そうな顔してくるくせにアイツ・・・!男同士でそんな・・・これは止めねぇと!)
エレン「お前ら!神聖な兵舎でなにやってんだ!」バァン!
アルミン「なんだよエレン、おっきな声を出さないでよー」
マルコ「なにって・・・耳かきだけど?」
エレン「は、はあ?」
マルコ「ミカサに貰ったんだけどコレ、耳掃除するのに便利で気持ちよくてね」
エレン「ああ、そいつか、東洋のものなんだろ?昔、ミカサに使われたことがあるわ・・・懐かしいな」(マルコが竹で作られた小さな匙のようなものを見せてくれた)
アルミン「僕も子供のころミカサしてもらったことがあるけど、マルコの方が上手だよ?ねえねえマルコ、反対の耳もしてもらっていい?」
マルコ「ふふっ、いいよ」
エレン「つーかアルミン、まぎらわしい声を出すんじゃねぇよ・・・」(正座したマルコの膝の上でアルミンがごろりと向きを変える、またあんな声を聞かされたらたまらねぇ)
アルミン「え?僕、何か変なこと言ってた?・・・あぁんっ、マルコ、そこぉ・・・っ」
マルコ「うん、ここだね、大きいの張り付いてるよ」カリカリ
エレン(言ってるそばからコレかよ)
マルコ『はい、アルミン、きれいになったよ』
アルミン『ありがとうマルコ・・・すっごく気持ちよかった!あんまり気持ちいいんで寝ちゃいそうだったよ』フー
エレン『はあ、そんなにいいもんか?それ』
ジャン(自主トレから帰ってきたんだが寮の中が騒がしい、マルコにアルミンにエレンか・・・何を話してんだ?)
マルコ『エレンもしてあげようか?』
エレン『いや、オレは遠慮しとく!ミカサにされた時、血が出たし!』
アルミン『大丈夫だよ!マルコはミカサと違って優しくしてくれるから!』
ジャン(はぁ?はあぁぁぁぁ!?なんだよ、ミカサにされたとか血が出るとかって!?まさか、まさかそういうことなのか!?)
ジャン「お前らなにしてんだ!?エレンてめぇ、ミカサと何したんだよぉぉ!うらやましい!」バァン!
アルミン「なんだよジャン、急に現れておっきな声を出さないでよー」
マルコ「なにって・・・耳かきだけど?」(なにこのデジャヴ)
エレン「なにしたって・・・耳かきだが?」
ジャン「え、は・・・?」
ジャン「耳かきねぇ・・・そんなもん本当に気持ちいいのか?」
アルミン「すんごい気持ちいいって!騙されたと思ってエレンもやってもらいなよ!」
エレン「さっきも話したけど、ミカサにやられて流血したから!痛いからオレは子供のころから触ってねぇし!」
マルコ「エレンってそんなに長い間、耳掃除してないのか?掃除のし甲斐がありそうだな」
ジャン『なんだよエレン、怖いのか?痛いのがイヤとかガキみてぇじゃねぇか』ヘラヘラ
エレン『な!?怖くなんかねぇし!くそ・・・マルコ、オレもやってくれ!』
アルミン『エレン、そんなに肩に力入れなくても平気だって』ハハハ
マルコ『いいよ、ほら、ここに寝転がって』ヒザポンポン
ベルトルト(うんこして戻ってきたら部屋の中がとても賑やかだ、みんなの楽しそうな話し声が聞こえてくる・・・僕、こういう雰囲気のところに入るの苦手なんだよなぁ)
マルコ『うわぁ・・・エレンの中、アルミンと大違いだ!』
ジャン『なんだよこれ・・・どうなってんだ?』
アルミン『ここってこんなことになるの・・・?軽いホラーだよ』
エレン『え・・・オレの中ってそんなヤバイ?』
ベルトルト(てゆーか・・・なにしてんの?)
マルコ「それじゃ、入れるよ」バリバリ
エレン「お、おほぉっ」
マルコ「これは・・・取ってる僕も気持ちいいかも」ベリベリ
エレン「はひっ、くひぃぃっ」
アルミン「この量は見てるこっちも気持ちいいかも」
エレン「らめっ、らめぇぇ・・・!いっぱい出てるぅ・・・!」
ジャン「オイ、どういうことだ?5mm級が無尽蔵に出てくるじゃねぇか」ドンビキ
ライナー「どうしたベルトルト、締め出されたのか?」(肛門の瀬戸際外交・・・わかりやすく言うとおなか壊してた、から寮に帰ってくると、ドアの前でベルトルトが立ち尽くしていた)
ベルトルト「あ、ライナー!ちょっと中に入りづらくて・・・」
ライナー「なんだまたコミュ症が発症したのか?みんなが楽しそうにしてるからって、静まるのを待ってたらいつまで経っても入れないぞ」(部屋の中の喧騒に耳を澄ます、ベルトルトの対人恐怖症っぷりもなんとかしてやらないと)
マルコ『はい、終了!痛くなかっただろ?』
エレン『やべぇ・・・気持ちいいなんてもんじゃねぇぞ?ミカサにしてもらったのと全然違う・・・』ハァハァ
アルミン『ね!マルコのテクニックはすごいでしょ!』
ジャン『つーか溜めすぎにもほどがあんだろ・・・なんだあの量』
ライナー「うん、なんというかその・・・これは入りづらいな」
ベルトルト「でしょ?」
アルミン「次、ジャンもやってもらいなよ!」
ジャン「あん?オレはいいって、そういうの人にやってもらうの好きじゃねぇし」
エレン「とかなんとか言って、本当は怖いんじゃねぇの?」ヘラヘラ
ジャン「あぁ!?なんだとこの耳くそ詰まり野郎!」
マルコ「まあまあ、喧嘩するなよ」
エレン「つぅか、あの気持ちよさを知らずに生きるなんて人生損してるよな」
アルミン「だよね、腰が抜けるほど気持ちいいのにね」
エレン「まあ、マルコのテクが神域すぎるだけかもしれねぇけど」
アルミン「うん、クセになっちゃいそうだよ!またマルコにしてもらいたいなぁ!」
ジャン「そんな、気持ちいいなら・・・オレもしてもらう・・・・・・かな」ゴニョゴニョ
マルコ「じゃあ、ジャンもこっちにおいで」ニコニコ
ジャン『オイ、マルコ、ぜっっったいに痛くすんなよ?』
マルコ『大丈夫だから、力抜きなよ』クスクス
エレン『ジャンのやつビビリすぎだろ、穴に棒を突っ込まれるだけなのに』
アルミン『よく言うよー、エレンだっておっかなびっくりだったくせに』ケラケラ
ベルトルト「みんな、なにしてんだろね」
ライナー「・・・ナニじゃないのか?」
ジャン「気持ちよくなかったら、別の気持ちいいことしてもらうからな」(というか、既に膝枕されている太腿の弾力が気持ちいい)
マルコ「なに言ってるんだか・・・」コソ
ジャン「は、はへ・・・」(細い棒状のものが耳孔に差し込まれる、それでやさしく外耳の壁をこすられただけで尾てい骨のあたりにしびれが走って・・・なんだこれ!?)
マルコ「エレンほどじゃないけど、ジャンのもなかなか・・・」コシコシ
エレン「はぁ?オレはこんなに汚くないぞ?」
アルミン「いや、エレンの方が圧倒的に溜まりまくってたよ」
ジャン「なんだよこれっ・・・聞いてねぇぞ・・・」(耳かきの匙状の先端がくるくると耳の穴の中を回る、その絶妙な感覚に思わず口元がゆるくなってしまう・・・)
マルコ「そんなに気持ちいい?僕って耳かきの才能があるのかも」クリクリ
ジャン「気持ちよすぎて・・・寝そ・・・・・・んごっ」(やべ、なんか・・・気が、遠く・・・・・・)
エレン「なんだよジャンのやつ、白目むいてるぞ」
アルミン「気持ちよすぎて寝ちゃったのかな?」ハハハ
マルコ「ジャン、起きろ、終ったぞ」ユサユサ
ジャン「・・・はっ!?寝ちまってたのか、オレ?」ガバ
エレン「おい、マルコの太腿びしょ濡れじゃねぇか!漏らしたみたいになってんぞ?」
マルコ「うわ!ズボンがびちゃびちゃだ!」
ジャン「あ、わりぃ、よだれ垂らしちまってたみたいだな」テヘ
アルミン「マルコ、それ早く脱いだ方がいいよ?下着にまで染みちゃうかも」
マルコ「ちょ、もう・・・!ひどいぞジャン!」ヌギヌギ
アルミン「ねえ!次はマルコの耳を僕が掃除してもいい?僕も耳かきしてみたい!」
ジャン「ああ、さっきからしてやるばっかでマルコはしてもらってねぇもんな」
マルコ「してもらいたいのは山々だけど、着替えに行きたいんだ。ジャンのせいでパンツも若干湿ってるし」
アルミン「お願い、片耳だけでいいから!今すぐにしてみたいんだ!」
エレン「マルコ、アルミンのやつ言い出したらきかねぇから、させてやってくれねぇか?」
マルコ「もう、しょうがないなぁ」
アルミン「それじゃあさっきのお礼に、今度は僕がマルコのこと気持ちよくしてあげるね」
マルコ「みんなに耳かきする前に自分でしてるから、そんなに耳垢は無いと思うけど・・・あ」
アルミン「ふふ、ほんとだ・・・マルコの中、すっごいきれい!・・・でも」スソソ
マルコ「んっ・・・急にそんな奥まで・・・・・・怖いよ」
アルミン「ここにまだ、こんなに・・・マルコの恥ずかしいところ、丸見えだよ?自分じゃ見れないもんね?それに、自分じゃ怖くて奥まで入れられないだろうし・・・」ニヘニヘ
ジャン「なあ、アルミンのやつなんでエロシーンになった途端ノリノリで言葉責め始めるエロゲの主人公みたいな喋り方なんだ?耳かきってそんなに人を狂わせるもんなのか」
エレン「アルミンが卑劣で卑猥なこと考えるのが得意なのは昔からだ」
マルコ「あ・・・あぁっ!奥、当たって・・・ちょっと、痛いかも」モゾ
アルミン「声が震えてるのは痛いからだけじゃないでしょ?ここをこうされるの、気持ちいいんだよね?」コショコショ
ジャン「なあ、なんかこれ・・・エロくね?」(アルミンにエロゲみたいなセリフを浴びせられながら耳を掃除されるマルコは頬を高潮させて瞼を硬く閉じている、剥き出しの白い太ももをすり合わせる動きがなんか・・・なんかっ)
エレン「何言ってんだお前、耳くそだけじゃなくて別のもんも溜まってるんじゃねぇの?」
マルコ「うぅ・・・アルミンもぅ、許して・・・深すぎる・・・」フルフル
アルミン「あと少しで取れるから、ちょっとだけ我慢してくれる?それにイタ気持ちいいでしょ」カリカリ
エレン「アルミンあんまやり過ぎんなよ?ミカサにされた時みたいに血が出るぞ」
マルコ「血!?いやだ、怖いって・・・」グス
ジャン「おい、いい加減にしろよ、怪我したら意味ないだろうが・・・いや、でも、せっかくだからきれいにした方がいいのか?」(マルコが涙目でオレを見上げる、助けを求められてるんだろうが逆に嗜虐心を煽られるというかとりあえずエロい)
アルミン「はい、取れたよ!耳かきって、されるのもいいけどするのも楽しいね!」フーッ
マルコ「んくぅっ!?あぁ、はぁ・・・・・・」ビクン
ジャン「やっぱエロいって、このマルコエロいって」(アルミンが仕上げに耳へ息を吹きかけた、マルコは丸めた体を一度だけびくりと震わせるとぐったり動かなくなってしまった)
エレン「あー・・・今のは確かにエロかったかもな」
マルコ「止めてって言ったのに無理矢理するなんて・・・ひどいじゃないかアルミン」
ジャン(剥き出しの下半身でぺたりと座り込んだマルコがアルミンに怒っているが・・・なんだこの事後感)ムラッ
アルミン「ごめんごめん、大物が見えてたからつい深追いしちゃった」
エレン「見ろよマルコ、こんなのが奥にあったら取りたくなるのも仕方ねぇかもしれねぇ」
マルコ「うわ、おっきいな!確かにコレは見逃せないかも」
ジャン「オイ、マルコ・・・次はオレにもやらせろ」ギラギラ
マルコ「なんだよジャン、目が怖いぞ?先に着替えさせてくれよ」
ジャン『着替える前にちょっとでいいからやらせてくれよ、さきっちょ入れるだけでいいから、な!』
マルコ『お尻が冷えてきたんだ、ズボンぐらい履かせてくれよ』
ジャン『ふざっけんなよ!アルミンにはやらせたくせに、オレにはやらせてくれねぇのかよ!』
アルミン『ちょっとジャン、落ち着きなよー』
エレン『そうだぞ、神聖モテモテ王国の国王でもないのに、マルコさっきからずっと下半身パンツ姿なんだぞ』
ジャン『うるせぇ!オレはそっちの方がうれしいんだよ!』
ベルトルト「今度はもめてるね」
ライナー「複数人数で入れたり入れられたり、壁内人類って爛れてんな」
コニー「なあなあ、二人ともなにしてんだ?中にはいらねぇの?」(つまみ食いがバレてサシャとの訓練所内百週罰マラソンから戻ってきたが、寮の前でライベルがむずかしそうな顔で向かい合ってる)
ベルトルト「ちょっと中で立て込んでるみたいで」
コニー「ふーん、でもオレ、疲れてるから早く休みたいんだ」
ライナー「おい、今はよせ・・・あ!」
コニー「ただいまーって・・・お前らなにやってんだー!?」バァン!(ドアを思い切り開けたらパンツ丸出しなマルコにジャンが覆いかぶさってた!エレンとアルミンがジャンを止めようとしてるけど・・・なんだこれ!?)
ジャン「なんだよコニー!ノックしろよッ!」
マルコ「まずお前が僕の上からどけよ!」
ベルトルト「え・・・ていうか、ほんとにやってたんだ・・・?」
アルミン「ベルトルトとライナーも、ジャンを止めるの手伝ってくれ!」
ライナー「一体、何があったんだ?」
エレン「話せば長くなるんだが、結論を言うとジャンがマルコに無理矢理やろうとしてるところだ」
ジャン「な!?エレンてめぇ、はしょり過ぎだろ!」
キース「先ほどから随分と騒がしいようだが・・・貴様ら何をしている?誰か説明してもらおうか」ギイイィィィ
一同「!?!?!?」
アルミン(騒ぎを聞きつけて教官がやって来た、これって最悪のタイミングなんじゃないだろうか・・・)
キース「スプリンガー、これは一体どういうことだ?」
コニー「は!オレがつまみ食いの罰から寮に戻ってきたら、ジャンがパンツ丸出しのマルコに乗っかっていました!」
ジャン「コニーてめぇ!そんな当たり障りのあるところだけ抜粋するんじゃねぇよ!?」
ベルトルト「僕とライナーも寮内に入ったのはコニーと同時です」
ライナー「俺たちも同じ状況を見ました、エレンからは『ジャンがマルコに無理矢理やろうとしてる』と説明を受けました」
ジャン「待てよ、まーてーよ!お前らも経緯を知らねぇだろ!?」
キース「ではイエーガーとアルレルト、ブラウンに説明した通りなのか?」
エレン「はい、話せば長くなりますが、結論を言うとジャンがマルコに無理矢理やろうとしました」
アルミン「僕とエレンで止めようとしていたところにコニー、ベルトルト、ライナーが帰ってきてジャンを止めるのを手伝ってもらいました」
ジャン「おまっお前らあぁぁ!?マルコ・・・!何とか言ってくれ!」
マルコ「・・・恥を知れよ」
ジャン「マルコオォォ!?オレにも・・・オレにも釈明させてください!」
キース「キルシュタイン、言い訳は営倉でじっくり聞かせてもらう」ズルズル
ジャン「ンアアァァァ!?」
マルコ「・・・連れて行かれちゃったな、悪いことしたかな」
エレン「でもまあ、自業自得じゃね?」
アルミン「ジャンは犠牲になったのだ・・・説明がめんどくさい僕らと耳かきの魔力の犠牲に・・・」
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