両津「インフィニット・ストラトス」 パート2(654)

両津「インフィニット・ストラトス」の続編です。

パート1 両津「インフィニット・ストラトス」 - SSまとめ速報
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ここで主題歌紹介(27話~39話)

OP:こちら亀座の女(こち亀OP)
ED:BEAUTIFUL SKY(インフィニット・ストラトス第2期ED)

第27話「バカ共への鎮魂歌(レクイエム)。」

喫茶店

ワイワイガヤガヤ

瑞希「ふぅ・・・。ここに来るのも久しぶりですね・・・。」

紫亜「瑞希さんはこの喫茶店に行った事があるのですか?」

瑞希「ええ。前の学校で同級生たちと行った事があります。」

ナナ「その同級生ってどのような人たちなの?」

瑞希「そうですね・・・。それぞれが個性的な人なんですが、成績は悪いようです。」

モモ「つまりおバカさんという事ですね。」

瑞希「簡単に言えばそうですが、前の学校である文月学園では試験召喚システムと言うのがあるんです。」

ララ達「試験召喚システム?」

ヤミ「その試験召喚システムというのは?」

明久「お答えしよう。」ガラン

瑞希「あっ、明久君!」

明久「試験召喚システムというのは、文月学園の革新的な学力低下対策だ。」

雄二「進学校であるため、クラス発表は個人個人に渡されており、同時に最新技術の「実験場」としても扱われている。」

サキ「最新技術と言えばISも同じね。」

康太「多くのスポンサーが付いているため、生徒の学費は極めて安く抑えられている。IS学園も同じだろ?」

ララ「確かにそうだね。」

美波「だけど、生徒を大量に取られたことから近隣の高校からは目の敵にされており、また試験校のため経営が世論に左右されやすく、イメージの低下を避けるため不祥事は大っぴらにできないという問題点があるの。」

くるみ「大変そうですね・・・。」

秀吉「まっ、それでも充実した学園生活を送っているからな。ワシ等の場合は別じゃけどな。」

くるみ「どういう事ですか?」

瑞希「明久君達はFクラスと言う成績が悪いクラスに所属しているんです。」

瑞希「そのクラスと言ったら机はちゃぶ台、窓は壊れている、しかも床は畳、あと・・・。」

ナナ「要するに設備がボロボロだという事だね。」

明久「そう言う事さ。」
明久たちは席に座った後、飲み物などを注文して受け取った。

明久「で、IS学園での学校生活はどうだ?」

瑞希「はい。ISの操作も慣れましたし、充実した学園生活を送っています!」

明久「そうか。こっちは大変だったよ。吸血鬼が大量発生したり、召喚獣があのゴリラ男になってしまった。」

雄二「おかげで学園は大パニック。元に戻すのに3日もかかったぜ。」

ララ「それは大変だったね。」

瑞希「それでIS学園に向かったら私と偶然会いましたね。」

明久「ああ。僕達は姫路さんの案内でアマゾンに行ったが、結局見つからず、ピラニアに襲われて大けがを負ってしまった。」

くるみ「それで地元の病院に入院したのですね。」

明久「そこでだ。両津校長にこれを渡して欲しい。」
明久は懐から手紙を取り出し、瑞希に渡した。

瑞希「これって、果たし状じゃないですか!まさか両津校長に復讐を!?」

明久「そうだ。あのゴリラ男を懲らしめないと気が済まない。」

康太「それが俺達の目標だ。」

瑞希「そんな・・・。」

雄二「おっと。今から作戦会議の時間だ。移動するぞ。」

明久「ああ。じゃあな。」
明久達は会計を済ませた後、店を後にした。

くるみ「大変な事になりましたね。」

瑞希「ええ・・・。」

次の日

両津「何!?文月学園の生徒達から果たし状だと!?」

瑞希「はい。どうやら両津校長を相当恨んでるようです。」

鈴「アマゾンに飛ばしたのがまずかったのかもね・・・。」

両津「ほーう。わしに挑戦を売るとはいい度胸だ。」ゴゴゴゴゴ

箒「で、どうしますか?」

両津「決まってるだろ。あいつ等を成敗するしか方法はない。すぐに緊急会議を開くぞ!」

箒「はい!」ダッ

ワイワイガヤガヤ

両津「これより緊急会議を始める。では、姫路。説明を。」

瑞希「はい!」コツコツ

セシリア「いったい何があったんですの?」

シャル「さあ?」

瑞希「昨日、文月学園の生徒から果たし状が送られました。どうやら両津校長を狙っているそうです!」

ザワザワザワザワ

シャル「姫路先輩!勘吉が狙われているって、どういう事ですか!?」

瑞希「両津校長がクロスマシンを使って、『ストライク・ザ・ブラッド』と『バカとテストと召喚獣』をクロスしたのが原因です。」

ラウラ「あれは両津のせいだろ・・・。」

千冬「自業自得だな。」

両津「ともかく!これはIS学園へ対しての宣戦布告だ!これを黙って見過ごすわけにはいかないだろ!」

生徒達「そうだ!そうだ!」

両津「それにそっちがその気なら、わしに作戦がある?」

ラウラ「作戦?」

両津「実はな・・・。」

カクカクシカジカ

生徒達「ええっ!?」

ラウラ「本当にそれを実行するつもりか!?」

両津「当たり前だ。あいつ等にはひどい目に遭わせないといけないからな・・・。」クククク

セシリア「あの目、悪い事を考えている様ですわ・・・。」

楯無「いいじゃないの。面白そうだし。」

簪「お姉ちゃん・・・。」

次の日

ラウラ「トラップは既に設置した。私達はISで奇襲をすればいいのだな。」

両津「そう言う事だ。すぐに配置に着け!」

ギュイーンギュイーン

ワスプ「正義のヒーローが一般の高校生を攻撃していいのかしら?」

両津「あいつ等はわしを懲らしめるつもりだ。そっちがその気ならこっちも黙ってる訳にはいかないからな。」

ビービー

両津「おっ、通信だ。」

山田『両津校長、文月学園の生徒達が校舎を出ました!』

両津「分かった。すぐに配置に着け!」

ドドドドドド

ザッザッ

明久「IS学園までの距離はどのくらいだ?」

秀吉「あと10分ぐらいはかかるようじゃ。」

明久「そうか。くれぐれも用心して行けよ。」

カサカサ

セシリア「こちらチームブルー。文月学園の生徒達が第1トラップに近づきましたわ。」

両津『よし!第1トラップを起動させろ!』

セシリア「了解!」ポチッ

結構続いたな、これ

蓮レス失礼

これって援軍呼ぶのアリ?

ドゴーン ヒューン

明久「おい!上だ!」

雄二「な!?」

ドッゴーン

生徒達「ギャアアアアアアア!!」

セシリア「作戦成功ですわ!」

両津『よくやった。残りはどのくらいだ?』

セシリア「はい。4分の1が脱落しました。」

両津『分かった。すぐにISチームのいる場所に合流してくれ。』

セシリア「はっ!」ビュン

ピピピピピ

両津「おう。わしだ。」

リナリー『こちらチームブラック。彼等が第2トラップに近づいたわ。』

両津「よし。すぐに起動させろ!」

リナリー『了解!』ポチッ

アイアンマン「いったい何を仕掛けた?」

両津「今に分かる。」クククク

ズボッ

明久「へ?」

ヒュルルルルルル

生徒達「うわあああああああ!!」

ドシーン

リナリー「まさか巨大な落とし穴で引っかかるとはね・・・。」

ガシッ

リナリー「ん?」

明久「まだだ・・・。まだあきらめないぞ・・・。」

雄二「なんとしてでも勝利を掴むんだ・・・。」

リナリー「どうやら半数が脱落した様ね。すぐに連絡しないと。」ピポパ

両津「リナリーが連絡があった。残り人数は4分の1となったようだ。」

鈴「となると、あとは直接戦うしかないわね。」

両津「そう言う事だ。すぐに戦闘態勢を取れ!」

ガシャンガシャン

未来「敵の姿が見えました!こちらに向かっています!」

両津「よし!戦闘開始だ!」

ドドドドド

何か形勢逆転しそう・・・

セシリア「ハイパーレーザー起動!」ギュイーン

鈴「煉獄火炎弾!」ゴオオオオオ

シャル「旋風竜巻弾!」ギュオオオオオ

ラウラ「アサルトコンバットX!」ズガガガガガ

ドゴーン バゴーン

明久「くそっ!攻撃される度に仲間が次々とやられていく!」

康太「だが俺達はこんなところであきらめる訳にはいかない。」

雄二「俺達は両津を倒さなくてはならないからな!」

明久「その通りだ!美波たちもこんなところで――――。あら?」
明久が美波達に呼びかけようとするが、彼女達の姿はいなかった。

両津「あいつ等なら向こうだぞ。」

明久「へ?」
両津達が指差す方を向くと、美波達はカービィと遊んでいた。

美波「はい。よしよし。」ナデナデ

カービィ「ぽーよ。」

秀吉「うむ。なかなかかわいいな。」

ルイズ「カービィは私のパートナーだからね。」

明久「・・・。」

両津「これで残るはお前等だな。これで終わらせてやる!」ダッ

明久・雄二・康太「ひいいいいいい!!」

ドカバキボカスカ

明久「ず、ずびばべん(す、すいません)・・・。」

雄二「俺達が悪かったです・・・。」

康太「もう二度としないので勘弁してください・・・。」

両津「よろしい。」

箒「いくら何でも暴力はやり過ぎですね・・・。」ヒソヒソ

ワスプ「そ、そうね・・・。」ヒソヒソ

翌日

箒「で、彼等はその後、どうなりましたか?」

瑞希「クラス対抗召喚戦争に向けて頑張っています。ですが、トラウマを克服できるかどうかが心配ですね。」

鈴「ああ。両津が3人をボコボコにした事ですね。」

ラウラ「彼等が両津とまた会った時は、すぐに固まるかも知れませんね。」

瑞希「確かにそうですね・・・。」ニガワライ

箒セラ鈴「ハァ・・・。」

校長室

シャル「勘吉、それは?」

両津「明久達がくれた腕輪だ。これを装着すれば召喚獣を呼び出す事ができる。」

シャル「どんな召喚獣なのか見せてくれない?」

両津「では、行くぞ。サモン!」カッ

ボンッ
両津が召喚した召喚獣は、本人そっくりの召喚獣だった。

シャル「へぇ。勘吉そっくりだね。」

両津「召喚獣は召喚者をデフォルメした姿の分身だからな。」

シャル「じゃあ、僕達も腕輪があれば使えるのかな?」

両津「こうなると思って、文月学園から送られてきたからな。」
両津は大量の腕輪が入っている箱を持ってきた。

シャル「これ、全部生徒達に配るの?」

両津「ああ。この機能をISに取りつけるからな。すぐに職員室に持ってくぞ。」

シャル「はーい!」

テクテクテクテク

両津(明久。お前等がくれた腕輪、大切に使ってもらうぜ。)

一方、文月学園では・・・。

宗一「あの3人、帰って来てからテストの点数が大幅に上がりましたが・・・。」

学園長「ああ。あれはIS学園の両津校長が彼等をボコボコにしたからだよ。」

学園長「そのおかげで3人はトラウマを植え付けられたけどね。」

宗一「そうですか・・・。」

学園長「まっ、両津校長の制裁がなかったら、彼等は暴走していたのかもしれないね。」

学園長「そのお礼に腕輪も送ったし。」

宗一(IS学園に大量の腕輪を送ったのは、そういう事だったのか・・・。)

Fクラス

明久「リョウツコワイ・・・。リョウツコワイ・・・。」ガタガタ

雄二「これから俺達は真面目に生きます・・・。」ガタガタ

康太「もう二度と悪い事はしません・・・。」ガタガタ

秀吉「こうなってしまうと、彼等のトラウマは当分消えないな。」

美波「でも、そのおかげでFクラスは勝利を重ねているし、このままでいいんじゃない?」

秀吉「そうじゃのう・・・。」

優子「アンタ達、本当に悪魔ね・・・。」

おまけ 両さんの昔話

箒「いや、何ですかこの企画は?」

両津「今回から始まった新企画だ。1回目のお話は金太郎だ。」

鈴「聞いたことがあるわ。確かクマと相撲を取っていたわね。」

両津「その通りだ。では、昔話の始まり始まり~。」

カーンカンカンカンカンカンカンカンカン、カカン

両津「昔々、足柄山に金太郎という少年が住んでいました。」

両津「金太郎は体が小さいけれど力自慢。いつも山の動物たちと相撲をしていました。」

ミカサ「なんで私が金太郎なの?」

両津「そこ、文句を言うな!」

ミカサ「はーい・・・。」

両津「もちろん金太郎に勝てる動物はいません。そして今日はクマとの勝負です。」

アニ「なんで私がこんな役を・・・。」

両津「我慢しろ。力自慢の金太郎が負けるはずがありません。」

サシャ「でも、この組み合わせはまずいのでは・・・。」

シャル「なんか嫌な予感がするね・・・。」

ミカサ「エレンは私の物。あなたに渡す訳にはいかない。」ゴゴゴゴゴ

アニ「言ってくれるね。だったらここで決着を着けさせてもらうよ。」バキボキ

両津「さあ、勝負だ。見合って見合って、はっけよーい・・・、のこった!」

ドカバキボカスカ

両津「おーっと!お互い殴り合ったー!!これはもう相撲ではない。意地と意地のぶつかり合いとなったー!!」

アニ「そこだ!」ビュン

ミカサ「甘い!」ドガッ

両津「おーっと!金太郎の鉄拳が炸裂!クマが一瞬グラついたー!」

アニ「くっ・・・。」

両津「ここで金太郎が助走をつけ、そのままクマにぶちかましたー!」

アニ「まずい!」ビュン

両津「だがアニはうまく体をかわしたー!!」

バシャーン

両津「金太郎の負けー!」

バシャバシャ

両津「泥だらけになった金太郎。それでもクマに勝負を挑んだ。」

アニ「泥だらけになってもまだやる気かい?」

ミカサ「当然。」バキボキ

両津「さあ、クマに勝負を―――――。」

ゴチーン

両津「うげっ!」

鈴「いい加減に止めなさい!これ以上は見ていられないわ!」

両津「わ、分かった・・・。」

鈴「まったく・・・。」

ミカサ・アニ「・・・。」

両津「日本一の金太郎も、クマには敵いませんでしたとさ。」

両津「めでたしめでたし。」

千冬「面白くないだろ、こんな話!」

ケロロ「いやいや、楽しいお話でありましたぞ。」パチパチ

両津「そうか。そう言ってくれると照れるな。」

ソニック「もっと他にあるのか?」

両津「もちろんあるぞ。次回の昔話も楽しみにしてくれよな!」

鈴「まだ続くのね・・・。」

次回予告

両津「クルル、なんだそれは?」

クルル「こいつはスーパーレントゲン。これを着けるといろんな物が見えるのさ。」

ケロロ「うわ・・・。内臓とかいろいろ見えますな。」

麗子「しかも裸まで見えるわよ。まさかこれを使っていたずらをするんじゃないでしょうね?」

両津「んな訳あるか!わしはこれを使っていたずらをするような男ではない!」

千冬「だがそれを狙おうとする外敵が多くいる。あいつ等に渡したらとんでもない事になるからな。」

葛城「もちろんそのつもりだ。セクハラをするのはアタイだけで十分だからな!」

ゲッコウガ「自信を持って言うセリフじゃないでござるよ・・・。」

両津「次回、『スーパーレントゲン争奪大乱戦!』。よろしくな!」

乙です

28話「スーパーレントゲン争奪大乱戦!」

研究室

両津「クルル、なんだそれは?」

クルル「こいつは新しく開発したスーパーレントゲン。これを着けるといろんな物が見えるのさ。」

ケロロ「どれどれ。」カチャ

ウィーン

タママ「軍曹さん、どうですか?」

ケロロ「おお!内臓が丸見えですな。しかもその丈夫さは人間じゃない。」

両津「わしの体を勝手に見るな!」

ギロロ「次は俺に見せてくれ。」

ドロロ「拙者もみたいでござる。」

両津「順番に並ぶな!わしは見世物じゃないぞ!」

それから30分後

ガサガサ

康太『こちらムッツリーニ。スーパーレントゲンの位置を確認した。』

才人「分かった。こちらもすぐに向かう。行くぞ!」

バカ共「おう!!」ダッ

康太は連絡した後、研究室の中に入った。
康太「うーむ。なかなか暗くて見つからないな。」

コツコツ

康太「確かここの辺りに・・・、あった。」
康太はスーパーレントゲンを着けた後、右のレバーを引きながら確認し始めた。

康太「どうやら本物に間違いない。すぐに実験開始だ!」ダッ

中庭

ミラジェーン「うーん!こんないい天気は太陽の光を浴びるのが一番ね。」

リサーナ「そうだね。次の授業でも寝ない様にしっかりと浴びとかないと。」

ルーシィ「太陽の光は眠気を吹きとばす効果があるからね。せっかくだからストレッチでもしない?」

レビィ「いいね!丁度体を動かしたいところだし!」

ジーッ

康太「なかなか悪くないな・・・。」

バカテスの連中もほんと懲りねぇな・・・

第3アリーナ

箒「ふう・・・。今日はこのくらいだな。」

セシリア「データの結果が出ましたわ。前よりかなり上がっていますわね。」

箒「ああ。だが両津さんは私達よりもはるかに強い。少しでも近づけるように頑張らないと。」

鈴「そうね。次は私が行くわ。」

セシリア「では、データ測定開始!」ポチッ

ジーッ

康太「意外と大きいな・・・。」

運動場

シルフィード「きゅいきゅい!リザードン様、待つのねー!」ギュイーン

リザードン「頼むからいい加減にしてくれー!」ギュイーン

ルカリオ「この学園に転校しても、2人は相変わらずだな。」

タバサ「確かに。」コクリ

カービィ「ぽよ・・・。」ネムタゲ

ルイズ「よしよし。眠たいのね。じゃあ、今から子守唄歌ってあげるから。」

ジーッ

康太「カービィが邪魔だな・・・。」

その後、めだかとリナリー、ミカサ達、恋姫達など、女子が知らない内に被害者が増えていくのであった。
康太「よし。あとは才人たちと合流するだけだ・・・。」

バッ

康太「何だ!?」

智樹「俺の名は桜井智樹。平和を愛する中学生さ。」

康太「中学生にはこれはまだ早い。引っ込んでろ。」

智樹「そうはいかないね。何としてでも手に入れてみせる!」バッ

バシュッ

康太「しまった!」

智樹「いただいたぜ。ウヒョヒョヒョヒョ!」ドドドドド

康太「待てーーー!」ドドドドド

研究室

ケロロ「ゲロッ!?研究室が荒らされておりますぞ!」

ドロロ「しかもスーパーレントゲンもなくなってるでござる!」

両津「どうした?何の騒ぎだ?」

ケロロ「これは両津校長。実はスーパーレントゲンがなくなってしまったのであります!」

両津「となると、何者かが侵入して奪ったに違いないな。」

ワスプ「このまま放って置いたらとんでもない事になるわね。すぐに捕まえましょう!」

両津「よし!出動だ!」

ワンピースのサンジもスーパーレントゲンを狙ってたりして・・・

ドドドドド

智樹「ウヒョヒョヒョヒョ!これで楽園に一歩近づくぞ!」

才人「そうはさせるか!」ドガッ

智樹「うげっ!」
智樹が飛ばされた衝撃で、スーパーレントゲンは才人の手に渡ってしまった。

才人「康太から連絡があった。スーパーレントゲンはもらっておくぜ。」

智樹「くそっ・・・。仲間がいたのか・・・。」

才人「では、早速・・・。」

鍵「そうはさせるか!」ドゴン

才人「うげっ!」

ヒュルルルルル

才人・智樹・鍵「し、しまった!」

ポトン

兎角「ん?これはいったい?」

晴「いったい何でしょうかね?」

春紀「とりあえずつけてみたらどうだ?」

兎角「あ、ああ・・・。」カチャ

ジーッ

晴「どうでしたか?」

兎角「あ、ああ・・・。なんか見た事のない物が・・・。」クラッ

バターン

鳰「げっ!気絶したッス!」

晴「しっかりしてください!」ユサユサ

鍵「今がチャンスだ!」ダッ

ヒュン

鍵「な、何者だ!?」

明久「才人、スーパーレントゲンは奪還したぜ。すぐに逃げるぞ!」

才人「おう!」ダッ

智樹「逃がすか!」ドガッ

才人「うげっ!」

ポトッ

ほむら「あら?何かしら?」ヒョイ

ジーッ

ほむら「とりあえず着けてみるわね。」カチャ

まどか「あっ、ほむらちゃん!」

クルッ

ほむら「あ・・・。」

ブブーッ、バターン

まどか「ちょ!!ほむらちゃん!!一体どうしたの!?」

ほむら「じ・・・・・・持病よ・・・・・・。」

まどか「持病!?」

杏子「どうしたんだい?」

まどか「あ、杏子ちゃん!!ほむらちゃんが急に鼻血を出して倒れて・・・・。」

杏子「おわ!!何かえらい事に・・・・・・ん?何?この眼鏡?」ヒョイ

杏子「何だ、眼鏡か。どんな眼鏡だ?」

さやか「お、何やってんの~?」

杏子「あ、さやか―――」

ブブーッ、バターン

まどか「エエェェェェェェェェェェ!?杏子ちゃん!?何で!?何で杏子ちゃんも!?」

ユミル「どうしたんだよ?」

まどか「あっ、ユミルさん!!」

ユミル「何だコリャ!?」

まどかが事情説明した後、ユミルはスーパーレントゲンを取った。
ユミル「なるほど。この眼鏡をかけたらそう言う事になってたのか。」

まどか「はい。それでほむらちゃんと杏子ちゃんが倒れてしまって・・・。」

ユミル「そうか。しかしこの眼鏡はいったい・・・。」

クリスタ「何やってるの?ユミル。」

ユミル「おお、クリスタか・・・・・・・・・。」

ブブーッ、バターン

クリスタ「え!?ユミル!!?」

まどか「エェェェェェェェェェェェェェェェェ!!?何でほむらちゃんや杏子ちゃんにユミルさんも!?」

さやか「なんで皆揃って大量の鼻血を出しちゃったの!!?」
まどか達が困惑している中、才人がこっそりとスーパーレントゲンを回収した。

校舎裏

康太「よし。こっちまで持ってこれたな。」

明久「才人のおかげで手に入れる事ができたぜ。」

才人「ああ、それにほむらと杏子達が何かやらかしたおかげで回収できた。」

キンジ「で、これからどうするつもりだ?」

才人「決まってるだろ。順番に交代しながら生徒達の裸を見るんだよ。」

一夏「いくら何でも犯罪になるんじゃ・・・。」

雄二「大丈夫だ、。見つからなければ問題ないからな。」

月音「いや、見つからなくても問題になると思うぞ・・・。」

才人「話は済んだか。では、行くぞ!」

バカ共「おう!」

両津「そこまでだ!」

バカ共「!?」

スタッ

明久「お、お前はあの時の・・・!」

両津「どうやら貴様等がスーパーレントゲンを奪った犯人だったのか。覚悟しろ!」ダッ

才人「冗談じゃない!捕まってたまるか!」ダッ

ワスプ「そこ!」ビビッ

ドガシャーン

雄二「うおっ!」

ワスプ「いくら逃げ出そうとしても無駄よ。私の雷はサーチ機能も付いているからね。」

康太「こうなってしまうと苦戦するな。一旦安全な場所に移動しよう。」ダッ

才人「ああ。」ダッ

康太たちが安全な場所に辿り着いたその時、その場所では箒達が待ち構えていた。
両津「こうなると思って全員に伝えておいたんだよ。先回りしておけってな。」

雄二「しまった!」

ソニック「それに、先ほどの2人はもう倒したからな。」
ソニックが指差す方を見ると、ボロボロになった智樹と鍵がロケットに縛られていた。

両津「これでお前達の負けは決まったな。覚悟はできているか?」バキボキ

箒「一夏。お前まで覗きを行うとは・・・、見損なったぞ。」

ラウラ「死ぬ準備はできているだろうな?」

一夏「ご、誤解だ!俺は無理矢理連れて来られただけだぞ!」

萌香「月音。あなたまで参加していたとはね・・・。」

月音「あわわわわ・・・。」

ルイズ「あなたみたいな奴は、使い魔失格よ。覚悟しなさい!」

デルフ「相棒、最大奥義で倒そうぜ!」

カービィ「ぽよ!!」

才人「ま、待て!話せば分かる・・・。」

アリア「キンジ、あんたという人は・・・。」ゴゴゴゴゴ

キンジ「た、頼むから話を聞いてくれ!」

瑞希「3人共、覚悟はできていますか?」ニコリ

明久「姫路さん!落ち着いて!」

雄二「そうだぜ!俺達は仲間だろ!?」

康太「だから今回だけは・・・。」

柳生「言い訳無用だ!それで雲雀の全裸を見るつもりか・・・絶対に許さんぞ!!」

両津「これで決定だな。一斉攻撃開始!!!」

ドカバキボカスカドゴーン

バカ共「ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!」

バターン

両津「わし等に敵うなんて100年早い!ガハハハハ!!」

>>50>>51
何かどっかで見たような気が・・・

その後、明久達はロケットに縛られてしまい、そのまま空の彼方に飛ばされてしまった。
両津「まったく、これは厳重に保管しないといけないな。」

葛城「ああ。それにスーパーレントゲンがなくても、身体を確かめる方法が一つだけあるからな。」

ソニック「その方法とは?」

葛城「セクハラだよ!」バッ

モミモミモミモミ

生徒達「キャアアアアアアア!!」

葛城「いっしっしっしっし。」モミモミ

アイアンマン「女同士のセクハラも犯罪と一緒なのか?」

ハルク「さあな・・・。」

その夜

カチャカチャ

両津「よし。スーパーレントゲンの機能を追加したデジタルカメラの完成だ。」

ケロロ「両津校長。まさかこれで写真を次々と撮るんじゃ・・・。」

両津「その通りだ。これを使って写真コンテストに送るんだよ。」

部長「ほーう。このカメラで写真を撮るという事か。」ヌッ

両津「ぶ、部長――――――!」

部長「このぶぁっかも――――――――ん!!!」ギリギリ

両津「ぎえええええええええ!!」

ケロロ「やっぱり悪い事はできませんな・・・。」

両さんの昔話 白雪姫

両津「昔々あるところに王妃様がいました。王妃様は鏡に向かってこう言いました。」

春花「鏡よ。この国で一番美しいのは?」

鏡「それは白雪姫です。」

春花「うぐぐ・・・。こうなったら彼女を始末するしか方法はないわ。覚悟しなさい!」

両津「そして王妃様は白雪姫を始末しようと暗殺者を送りました。」

雲雀「あわわ・・・。」

両津「王妃様は白雪姫が始末される瞬間を楽しみにしながら、こっそりと影から見ました。」

柳生「待て!」

両津「だが王子様がいる限り、そう簡単にはいかないようです。」

楯無「ああ。王子様は柳生ちゃんがやっているからね・・・。」

両津「王妃様は次の作戦を考えようと、その場から立ち去りました。」

両津「白雪姫は7人の小人たちにも助けられました。」

ルイズ「いい?怪しい人が来たら絶対に出ちゃダメよ。」

雲雀「はーい。」

10分後

コンコン

雲雀「はーい。」

ガチャッ

春花「私はリンゴ売りよ。一個いかが?」

雲雀「じゃあ、一つ頂戴。」

両津「雲雀はリンゴを受け取ってかじった瞬間・・・。」

箒達「」ゴクリ

両津「王妃様を愛してしまいました。」

ドンガラガッシャーン←箒達がずっこけた音

箒「ちょっと待ってください!普通はリンゴの毒で倒れるじゃないですか!」

春花「いや、だって雲雀が私を好きになってもらいたくて・・・。」

箒「そう言う問題じゃないですよ!」

鈴「こうなると柳生が黙っていられなくなるわね・・・。」チラッ

柳生「な、なんてことだ・・・。ひばりが・・・。」ガタガタ

鈴「やっぱり・・・。」

シエスタ「お、王子様のキスなら元に戻すことができますわ!」

柳生「え!?この全員の前でやるのか!?」

シエスタ「」コクリ

柳生「不本意だが、やるしかないな・・・。」

両津「そして王子様は白雪姫にキスをしようと、彼女を抱えました。」

柳生(うう・・・。恥ずかしくてできない・・・。ひばり・・・・。)

チュッ

オーッ

両津「すると白雪姫は元に戻り、王子様の方を向きました。」

雲雀「あなたが私を助けてくれたんですね。ありがとうございます。」

柳生「ああ・・・。私は女だが、それでもいいのか?」

雲雀「ええ。別に気にしてないですよ。」ニッコリ

セシリア(そう言う事は気にしてないですわね・・・。)

両津「その後、王子様と白雪姫は一緒に暮らし、王妃様は鉄の靴を履かされ、そのまま湖に飛び込んでしまいました。」

春花「納得いかないわ。なんで私が鉄の靴を履かされなきゃいけないのよ。」

日影「しょうがないやろ。これが本来のストーリーなんやから。」

春花「じゃあ、こんな結末はどうかしら?」

両津「どんな結末だ?」

春花「白雪姫が元に戻ったことを知った王妃様は、すぐに白雪姫の元に駆けこみました。」

柳生「それで白雪姫にキスをしたということか。俺は絶対に認めないぞ。」ゴゴゴゴゴ

春花「あら。よく知っているわね。あなたに雲雀は渡さないわ。」

柳生「それはこっちのセリフだ。覚悟しろ!」ダッ

ワーワーギャーギャー

両津「お前、苦労しているな・・・。」

雲雀「う、うん・・・。」

飛鳥「じ、次回もお楽しみに・・・。」

次回予告

箒「裏江戸城にある黄金伝説ですか?」

両津「そうだ。ところがそれを狙おうとする忍者軍団がいる事が判明された。」

ゲッコウガ「しかも彼等は道元と組んでいるでござるよ。」

焔「となると、道元も動き出したようだな。」

飛鳥「何としてでも道元の野望を止めさせないと!」

両津「もちろんそのつもりだ。だがお宝を手に入れる事も忘れるなよ?」

雪泉「どれだけお宝に執着しているんですか・・・。」

ワスプ「私に言われても・・・。」

箒「次回、『裏江戸城黄金伝説。』。よろしく頼む。」

第29話 裏江戸城黄金伝説

道元のアジト

忍A「報告します。例の物が完成しました。」

道元「そうか。下がって良い。」

忍A「ははっ。」シュン

道元「ついに完成したか。私の野望ももうすぐだ・・・!」

次の日

箒「宝の地図ですか?」

両津「ああ。恵比寿の像の中からこんな物が見つかった。」

鈴「どれどれ?えーと、滝の水なくなりし時、裏江戸城の鍵開かれん。」

箒「なかなか分かりませんね。」

ゲッコウガ「拙者は分かったでござるよ。」

両津「ゲッコウガ、知っているのか!?」

ゲッコウガ「これは家康が書いた手紙でござるよ。手紙の端に家康の文字が書いてあるでござる。」

瑞希「でも、これは何を意味しているのでしょうか?」

ドダイトス「もしかするとお宝が眠ってあるのかもしれないな。」

両津「お宝だと!?」クワッ

ゲッコウガ「家康は大阪夏の陣の戦いで勝利した後、その軍資金を安全なところに移動させた。」

ゲッコウガ「現代の金額で換算すれば、一兆円くらいでござろう。」

カタカタカタチーン

両津「こうしちゃいられん!すぐに行くぞ!」

ゲッコウガ「だが、そのお宝は忍者軍団も狙っている。新たな情報では、道元と手を組んだそうでござるよ。」

焔「その話は本当なのか!?」バタン

両津「焔、いつの間にいたのか!?」

焔「ああ。偶然通りかかったからな。」

ゲッコウガ「本当でござる。先程部下から連絡があったでござるからな。」

セシリア「さすがはゲッコウガ一族ですわね・・・。」

サーナイト「とにかく急ぎましょう。奴等にお宝を取られない内に!」

ピカチュウ「ピッカー!」

両津「そうと決まれば善は急げだ。明日、出発するぞ!」

全員「おう!」

翌日、恵比寿神社

恵比寿「あはははは!何ですかその格好は!!」アハハハ

両津「向こうが忍者なら、こっちは忍者部隊だからな。」

箒「ところで恵比寿さん。ここみたいに元祖がついて七福神を祭っている神社は他にもあるのですか?」

恵比寿「ええ。こちらに地図があります。」

瑞希「えーと、ここから一番近いのは、元祖弁財天神社ですね。」

両津「よし!すぐそこに行くぞ!」

???「その必要はありません。」

両津「だ、誰だ!?」

遥「お探しの元祖弁財天神社の一人娘、弁天遥です。よろしく!」バインボイン

鈴(うう・・・。憎い・・・。)

ルイズ(同感ね・・・。)

ラウラ「その必要はないってどういう事だ?」

遥「これを見て。」

ラウラ「これは弁財天の像!しかも底に穴が開いている!」

両津「という事は地図もあるのか!?」

遥「この中にあります。」サッ

ルイズ「む、胸の中から・・・。」

鈴「うう・・・。自信がなくなってきた・・・。」

両津「なになに?七福神揃いし時、裏江戸城天守閣の扉開くなり。」

ラウラ「また裏江戸城か。ともかく、残りの5つを探せば、手掛かりが見つかるだろう。」

遥「そうと決まれば次に行きましょう!」

両津「お前が仕切るのかよ・・・。」

ゲッコウガ(おかしい・・・。弁天神社にあんな子はいないはず・・・。少し様子を見た方がいいでござるな。)

元祖毘沙門天神

斑鳩「そうですか。3日前に盗まれたのですね。」

未来「もしかするとあの忍者軍団の仕業ね。」

神主「それだけではなく布袋、寿老人、福禄寿も盗まれてしまったのです。」

夜桜「となると、残るは大黒天だけですね。」

両津「よし。大黒天神社に向かうぞ!」

ギュイーン

ラウラ「おい・・・。ここは神社のはずなのに、高級住宅ばかりだぞ。」

箒「いったいどうなっているんだ?」

遥「あれよ!」ユビサシ

セシリア「あれって・・・。神社ではありませんわ!」

楯無「いったいどういう事!?」

遥「元祖大黒天神社の神主は、商売繁盛の大黒様を祭ってるだけあって、めっちゃ商売人でね。」

遥「株屋土地売買で大儲けして、5年前に神社を廃業しちゃったのよ。」

箒「こうなってしまうとなかなか手に入らないな。」

両津「ここは侵入作戦でいこう。全員配置に着け!」

ダッ

その夜

両津「さーて、どうやって中に入るか・・・。」

ドゴーン

両津「あれは忍者軍団!?」

ルカリオ「どうやら奴等もここに来たようだな。こうしてはおれん!」ダッ

リザードン「お、おい!ルカリオ!!」ダッ
両津達が城の中に入ると、そこには忍者の姿はいなかった。

警備員「いたぞ!侵入者だ!」

両津「ち、違う!わし等は・・・。」

バウバウバウバウ

両津達「ひえええええええ!!」ドドドドド

ハァハァ

両津「まったく、おかげでひどい目に遭ったぞ。」

ルカリオ「す、すまない・・・。」

遥「皆、大丈夫!?」

簪「だ、大丈夫じゃありませんよ・・・。どこに行ってたんですか・・・。」

遥「城の中に入ってこれを貰って来たの。」サッ

シャル「それって、大黒天の像!」

両津「でかしたぞ!それを手掛かりにして、お宝を手に入れるぞ!」

忍B「そうはいかん!」

ゲッコウガ「来たか!」

ガキン

忍B「貴様、ゲッコウガ一族の!?」

ゲッコウガ「まさかこんなところで出会えるとは・・・、まだ拙者に恨みがあるでござるか?」

忍B「ああ。アンタによって俺の仲間達が次々とやられたからな。今度こそ始末してやる!」

ザッ

ゲッコウガ「どうやら久々に刀を抜く事ができるでござるな。」スッ

リザードン「まさかあの刀を!?」

ゲッコウガ「その通り!」バッ

ゴオオオオオオオオ

ゲッコウガ「これぞ我がゲッコウガ一族の剣、『月光牙』でござる!」

忍B「ええい!こうなったら奴を始末しろー!!」

忍達「おう!」ダッ

ゲッコウガ「好都合。」スッ

シュパッ

ゲッコウガ「水神斬!!」

ドサドサドサドサッ

両津「やるじゃねえか!」

箒「では、私も行くぞ!」チャキ

バシュッ

箒「烈火の太刀。」

忍達「ぐはっ!」

忍B「く・・・。このままだとまずいな。退却だ!」

タタタタタ

ゲッコウガ「どうやら逃げたでござるな。」

両津「だが、残りの地図が奴等の手に渡っている。こうなると直接あいつ等を追わないとといけないな。」

簪「それなら私に任せてください。」サッ

ポウッ

瑞希「この光は!?」

簪「残りの地図の破片よ。この場に集まりたまえ!」カッ

ボワン

両津「おお!残りの地図の破片だ!でかしたぞ簪!」

簪「ありがとうございます!」ペコリ

楯無「なかなかやるわね。これで宝の地図の場所が分かったわ。」

両津「どこにあるんだ?」

楯無「中禅寺湖の底よ。」

中禅寺湖

楯無「この奥底にある栓を抜けば、お宝が出てくるはずね。」

瑞希「ここは私に任せてください!」サッ

<モードチェンジ、マーメイド>

カッ
姫路の姿は人魚になり、そのまま湖の中に入った。

瑞希(えーと、栓は・・・。)ブクブク

瑞希「ありました!えいっ!」スポッ

ゴオオオオオオ

瑞希「退散~!!」ギュオーン

バシャーン パシッ

両津「でかしたぞ姫路!」

瑞希「えへへ。」

両津達が水が無くなった湖に降りた瞬間、お宝の姿は何処にもなかった。
箒「お宝が何処にも見当たりません!」

セシリア「骨折り損のくたびれもうけですわね・・・。」

両津「くそー!」

ピピピピピ

両津「はい。両津だが。」

雪泉『両津校長、大変です!湖から城が出現しました!』

両津「何!?どのような城だ!?」

雪泉『確か江戸城と同じ姿です!』

両津「分かった。すぐに出動態勢を取ってくれ!」

雪泉『はっ!』

ピッ

両津「雪泉から連絡があった。別の湖から裏江戸城が出現したそうだ。」

飛鳥「その湖の居場所は?」

両津「確か・・・。」ピポパ

両津「げっ!フジテレビの地下からじゃねえか!」

飛鳥「まさかあんなところに隠されていたなんて・・・。」

斑鳩「じゃあ、栓を引き抜いた結果、フジテレビの本社は崩れてしまったかも知れませんね。」

ラウラ「こうなってしまうと請求書が来るだろうな。」

両津「そんな事は後回しだ!すぐに裏江戸城に向かうぞ!」

全員「おう!!」

一方、上空

バリバリバリバリ

忍A「報告があります。裏江戸城が出現しました!」

道元「よし!すぐにあそこへ向かうぞ!」

忍A「はっ!」
両津達、道元率いる忍者軍団が裏江戸城に集結するとき、最大の戦いが今、始まろうとする。
果たして勝つのはどちらだろうか!?それは戦ってみないと分からない。

次回予告

リザードン「いよいよ裏江戸城に突入か。」

ゲッコウガ「ここからは忍者軍団も本気を出すでござろう。油断は禁物でござるよ。」

焔「分かってる。それに道元もあそこに向かっているからな。」

詠「私達の戦いも終止符を迎えるのですね!」

ゲッコウガ「あと忍者軍団の頭領の正体も分かった。拙者達の中にいる事が判明されたでござるよ。」

瑞希「そ、その人は!?」

両津「それは次回をお楽しみに!」

箒達「あら――――!」ドドーッ

瑞希「次回、『最大決戦!両津軍団VS道元・忍者連合軍。』。お楽しみに!」

30話 最大決戦!両津軍団VS道元・忍者連合軍。

お台場

雪泉「両津校長がまもなくこちらに向かいます。戦闘準備の方はどうでしょうか?」

ワスプ「全員準備完了よ。あとは両津校長の指示に従いましょう。」

雪泉「はい。」

ザワザワザワザワ

部長「これはいったいどうした事だ!?」

マリア「地下からこんな城が出て来るなんて・・・。」

バリバリバリバリ

麗子「ん?」

道元「よし!忍達よ、すぐに城に突入せよ!」

忍達「はっ!」バッ

部長「な、何だあいつ等は!?」

バリバリバリバリ

雪泉「来ましたね。」

ウィーン

両津「全軍出動だ!裏江戸城に突入するぞ!」

アイアンマン「分かった。行くぞ!」

全員「おう!」ギュイーン

飛鳥「雪泉ちゃん達が出動しました!」

両津「よし。わし等も行くぞ!」

瑞希達「了解!」バッ

マリア「両様!」

部長「どういう事だ!?あいつ等はいったい何をやっている!?」

麗子「実は・・・。」

両津「遥はわしに捕まってくれ。」

遥「OK!」

シャル「いいなあ・・・。」

鈴「あんたはISがあるから移動できるじゃないの。」

ワスプ「とにかく急ぎましょう!奴等にお宝を奪われない内に!」

両津「もちろんだ!行くぞ!!」

ギュイーン

ルカリオ「誰か来る・・・。」

カービィ「ぽよ?」

ザッパーン

ルイズ「な、何!?」

タバサ「でかいカエル・・・。」

両津「いったい誰がこのような事を!?」

ボワン

霧隠「我こそは霧隠才蔵の子孫、霧隠独楽太蔵(きりがくれこまったぞう)也!」

ソニック「まさかこんなところで真田十勇士の子孫に出会うとは・・・。」

霧隠「ほっほっほっほっほ。よーく知っておったのう。」

霧隠「我等の悲願である、家康が豊臣家から奪った財宝を奪い返すまでは、これより先へは一歩も進ません!」

両津「年寄りが大口をたたくなー!」

霧隠「ふふふ・・・。甘いな。忍法津波の術!」

バシャバシャ

キャプテン・アメリカ「ただの漣じゃないか。」

ザザーッ

ハルク「でかくなった!」

バシャーン

両津達「うわああああああ!!」

ゲッコウガ「くっ、これは強敵でござるな・・・。」

リザードン「先に気付いて正解だったぜ・・・。」ホッ

ソニック「フェイトが助けてくれなかったら、俺は水に落っこちていたかもな。」

フェイト「ソニックは泳げないからね・・・。」

なのは・エミー「」ギリギリギリギリ

バシャーン

両津「潜水艦!?まさか!」

カパッ

ドルフィン刑事「タリラリラリラーン!お茶目なヤシの木カットは伊達じゃない!海を愛し、正義を守る。」

ドルフィン刑事「タリラリラリラーン!誰が呼んだかポセイドン、タンスに入れるはタンスにゴン。」

ドルフィン刑事「特殊刑事課三羽烏の一人、ドルフィン刑事、只今見参!」ビシッ

両津「ドルフィン刑事!」

ドルフィン刑事「ここは私に任せろ!」ポッポー

バシャーン

雲雀「あっ、イルカだ!」

霧隠「忍法イルカ叩き!」

ザパーッ

日影「あれって、ピコハン?」

ソー「という事は・・・。」

カンカンカンカン

ドルフィン刑事「おお!これはいかん!退却だ―!!」

ブクブクブクブクブク

両津「何しに来たんだー!!」

ソニック「ここは俺に任せな。」

フェイト「ソニック!?泳げないはずじゃ・・・。」

ソニック「水上の上を走るんだよ!」ダッ

ギュイーン

霧隠「ふん!いくら水上の上を走っても、効果があるまい!」

ソニック「それはどうかな?」

霧隠「何!?」

ソニック「はっ!」チャキッ

バシュッ ザシュッ

ソニック「勝負ありだな。」

プシュウウウウウ

霧隠「うわああああああ!!」

ザパーン

両津「でかしたぞソニック!」

フェイト「やるじゃない!」

エミー「かっこいいわ~!」

なのは「お見事!」

ソニック「へへん、楽勝だぜ。ともかくさっさと中に入ろうぜ!」

両津「よし!行くぞ!」

ギュイーン

お台場

部長「いったい何が起きとるんだ?」

麗子「さあ?」

マリア「あの両様に抱えられている女は誰ですのー!?」ギリギリ

裏江戸城内

キュルケ「どうやら中は江戸城とあまり変わらないわね。」

遥「確か天守閣の方にお宝があるわ。」

ゲッコウガ「分かった。ここからは二手に別れるでござる。」

両津「ゲッコウガ、どういうつもりだ!?」

ゲッコウガ「城の上では道元が待ち構えている。あいつを早く倒さねば、とんでもない事が起こるでござるからな。」

葛城「だったらアタイ達も助太刀するぜ。」

焔「道元は私達の標的。この戦いに終止符を打つことが私達の役目だからな。」

ゲッコウガ「助かるでござるよ。行動開始!」

ビュン

瑞希「私達はお宝の方に向かいましょう!」

両津「よし!行くぞ!」ダッ

ビュンビュンビュンビュン

両津達「うわっ!」

カカカカカッ

ソー「何者だ!?」

猿飛「我こそは猿飛佐助の子孫、猿飛佐助平也!」

スパイダーマン「そう簡単には通させないみたいだね。」

猿飛「そう言う事だ。覚悟!」ダッ

箒「ここは私に任せてください!」ダッ

両津「頼んだぞ箒!」

ドガガガガ

猿飛「うわっ!?」

箒「この銃弾は、まさか!?」

BGM:月光刑事のテーマ

両津「おお!月光刑事、ビーナス刑事!」

月光刑事「ここは我々に任せてくれたまえ。」

ビーナス刑事「覚悟しろ!」

猿飛「そっちがその気なら!」バッ

瑞希「あっ、大凧です!」

バシュバシュ

ドッカーン

月光刑事「まさか我々がやられてしまうとは・・・。」

ビーナス刑事「不覚・・・。」

鈴「何しに来たのよー!!#」

瑞希「ん?」

両津「どうした姫路?」

瑞希「糸のような物がありますが・・・。」

猿飛「し、しまった!」

両津「切ってしまえ。」

瑞希「えい。」ブチッ

ヒュウウウウウ

猿飛「うわあああああああ!!」クルクル

瑞希「なんか呆気なかったですね・・・。」

両津「ああ。次に行くぞ。」

天守閣 屋根の上

道元「まさかここで出会えるとは思わなかったな。」

焔「それはこっちのセリフだ。今度こそお前を殺す。」

道元「やれるものならやってみろ。」

焔「行くぞ!」ダッ

バシュッ

焔「やったか!?」

道元「ふん。残像だ。」

ゲッコウガ「催眠幻覚でござるか。ならば、忍法大津波!」

ドッパーン

道元「しまった!催眠幻覚が!」

ゲッコウガ「覚悟!」

ドスッ

道元「そ、そんな、バカな・・・・。」グラッ

ドシーン

ゲッコウガ「焔殿。」

焔「ああ。」

バシュッ

春花「道元の首・・・。終わったのね。」

焔「ああ。私達の戦いはこれで終わったな。」

ゲッコウガ「で、これからどうするつもりでござるか?」

焔「これからはIS学園で普通の学校生活を送るよ。もちろん忍としての自覚も忘れずにね。」

飛鳥「そうだね。」

ギュイーン

ゲッコウガ「ん?あれは・・・。」

マリア「両様――――!!」

雲雀「あれって、マリアさん!?」

未来「どうやら大変な事になったわね。」

詠「すぐに両津校長の元へ向かいましょう!」

ゲッコウガ「言われなくてもそのつもりでござる!」ダッ

城の中

両津「もう少しで屋上だ!急ぐぞ!」

ズシーン

両津「今度は誰だ!?」

清海入道「わしの名は三好清海入道の子孫、三好不清海入道じゃ!」

ハルク「パワー系か。だったら俺が・・・。」

海パン刑事「待て!」

両津「この声は!?」

海パン刑事「股間のモッコリ伊達じゃない!陸に事件が起きた時、海パン一つで全て解決!」

海パン刑事「特殊刑事課三羽烏の一人、海パン刑事只今参――――。」

ドガッ

バターン

リナリー「何しに来たのよ・・・。」

ゲッコウガ「両津校長、大変でござる!」シュタッ

両津「ゲッコウガ、いったい何があった!?」

ゲッコウガ「マリア殿がこっちに向かってくるでござる!どうやら狙いは両津校長でござるよ!」

両津「なんだと!?」

ガシャーン

めだか「あっ!」

マリア「両様――――――――!!」

ドガーン

清海入道「うごっ!」ドガッ

リナリー「あら。一撃で倒しちゃった・・・。」

マリア「両様、そちらの女は誰ですの!?」ブンブン

両津「ち、違う!誤解だ!」

ホァン「落ち着いてくださいマリアさん!実は・・・。」

事情説明中

ホァン「と言う訳です。」

マリア「そうでしたの。私、早とちりをしてしまいましたわ。」

カリーナ「気にしないでください。それよりも早く急ぎましょう!」

両津「そうだな。残りはあと何階だ?」

イワン「確かあと2階でござるよ。」

両津「よし!ここからが本番だ!準備はいいか!?」

虎徹「もちろんだ。行くぜ!」

全員「おう!!」

ワイルドタイガー「そこだ!」ドガッ

スカイハイ「甘い!」バキッ

ゲッコウガ・折紙サイクロン「合体忍法、風来の太刀!」ザシュッ

ドラゴンキッド「サンダーレイジ!!」ドゴーン

ピカチュウ「ヂュ――――――――ッ!!」バリバリバリバリ

カービィ(心の声)・デルフ『ソードビーム!』バシュッ

両津「喰らいやがれー!!」ドガーン

ドガーンボガーン

バーナビー「これで全部ですね。」

ロックバイソン「よし!先に進むか!」

天守閣内

ギギギギギ

ファイヤーエンブレム「見て!あそこにお宝があるわ!」

両津「よっしゃ!ついに見つけたぜ!」ダッ

チャキ

遥「な!?」

ブルーローズ「ど、どうしたのゲッコウガ!?」

ゲッコウガ「この娘の正体が分かったでござるよ。」

ブルーローズ「ええっ!?どういう事!?」

ゲッコウガ「弁天遥というのは変装した名前。その正体は真田幸村の子孫、真田遥でござる!」

全員「ええっ!?」

遥「さすがはゲッコウガ一族。で、どうするつもりなの?」

ゲッコウガ「貴様を捕まえるのみでござるよ。」

遥「分かったわ。では、私も本気を出すとしましょう。」バッ

折紙サイクロン「おお!」

遥「真田遥、参上!」

ゲッコウガ「いざ、尋常に勝負!」

折紙サイクロン「援護するでござるよ!」

ゲッコウガ「助かるでござる!」

カキンカキンカキンカキン

ゲッコウガ「なかなかやるでござるな。だが・・・・。」

めだか「だが?」

ゲッコウガ「その剣筋では拙者には勝てぬ!」ガキン

遥「な!?」

ザシュシュッ

ゲッコウガ「これで勝負ありでござるな。」チャキ

パーン

男性陣「おお!」

遥「キャアアアアアアア!!」

両津「でかしたぞゲッコウガ!」

ゲッコウガ「なーに。たいした事ではないでござるよ。」

折紙サイクロン「で、お宝は?」

両津「今、開けるぞ。」カパッ
両津が宝箱を開くと、中には昔のおもちゃが入っていたのだ。

両津「む、昔のおもちゃじゃねえか!お宝じゃないぞ!」

リナリー「どうなっているのかしら?」

雪泉「あら。巻物があります。」

両津「なんて書いてあるんだ?」

雪泉「簡潔に言えば、この裏江戸城は子供の頃に出来なかった子供の遊びをするためだけに、豊臣秀吉から接収した財宝を使って作った建物だそうです。」

雪泉「よって埋蔵金は城を作るための資金として全部使われてしまったそうですね。」

両津「そ、そんな・・・。」

遥「わ、私達の苦労はいったい・・・。」

シャル「ご愁傷様・・・。」

お台場

楯無「さてと、フジテレビを修理しますか!」パチン

ボワン

両津「ふう・・・。楯無が壊れた建物を、一発で修復する能力を持っていて助かったぜ。」

楯無「でも、財宝を手に入れなくて残念だったね。」

両津「まっ、道元を倒しただけでもいいとしようじゃないか。犯人達も捕まえたし。」

楯無「それもそうね。」

ワスプ「そう言えばあのおもちゃは?」

両津「ああ。あれならカービィ達が遊んでいるぞ。」
両津の指差す方を見ると、カービィ達が昔のおもちゃで遊んでいた。

ワスプ「まっ、あれはカービィ達のおもちゃという事にしましょう。」

両津「そうだな。よし!全員帰還するぞ!」

全員「はい!」

ギュイーン

なのは「道元を倒したのはいいけど、まだスカリエッティとアダブラ・カダブラが残っているわ。」

フェイト「戦いはまだまだ続きそうね。」

両津「ああ。平和は当分先延ばしだな。」

両さんの昔話

両津「今回は前回の分と合わせて2本立てでお送りする。」

両津「まず1つ目のお話は『赤ずきん』。昔々ある小さな家に、赤ずきんが住んでいました。」

両津「しかもその赤ずきんは貧乳で・・・。」

ボガッ

ヴィータ「誰が貧乳だ!?##」

両津「わざわざ叩かなくてもいいだろ!?」

ヴィータ「今のは禁句を言ったからそうなったんだ!」

両津「いたた・・・。そこにお母さんがある物を持って来ました。」

シャマル「赤ずきん、これを御婆さんに届けなさい。」

ヴィータ「お、おい・・・。これって・・・。」

両津「赤ずきんが恐る恐る包みを見てみると、紫色のクッキーが中に入っていました。」

ヴィータ「おい!紫色のクッキーはやり過ぎだろ!」

銀時「そんなダークマターを御婆さんの家に持ってきたら、一発であの世行きだぞ!」

シャマル「誰のクッキーがダークマターですって?」ゴゴゴゴゴ

銀時「すんませんでした!」ドゲザ

両津「赤ずきんは渋々と受け取った後、そのまま御婆さんの家に向かいました。」

ネプテューヌ「あれを食ったら一発で死ぬよね・・・。」ヒソヒソ

ネプギア「そうかもね・・・。」ヒソヒソ

両津「赤ずきんが森を歩いている最中、狼に出くわしました。」

部長「うう・・・。なぜわしがこんな役を・・・。」

両津「すると狼が赤ずきんの持っているクッキーに気付きました。」

部長「ちょっと君。このクッキーは毒が入っているのではないかね?」

ヴィータ「そ、そうだけど・・・。」

ガシャン

ヴィータ「へ?」

部長「毒物所持の容疑で逮捕する!」

ピーポーピーポー

両津「こうして赤ずきんは狼に捕まってしまい、警察へ連れていかれました。」

ヴィータ「なんでアタシが警察に連れていかなければならないんだよー!!」

シグナム「毒物を所持したら捕まるのは当然だ。」

両津「めでたしめでたし。」

ヴィータ「いい加減にしろー!!!#####」

ドカバキボカスカ

両津「ぎええええええええ!!」

なのは「あーあ。駄目だこりゃ。」

フェイト「あれだと次のお話の語りは無理ね。」

銀時「だったら俺が引き受けよう。」

新八「真面目に語ってくださいよ。」

銀時「わーってるって。」

銀時「では次のお話だ。『マッチ売りの少女』。」

銀時「とある町で一人の少女がマッチを売っていました。」

ブラン「マッチはいかがですか・・・。」

銀時「しかしマッチはなかなか売れません。いったいなぜでしょうか?」

鈴「声が小さいから。」

ブーッ

中川「じゃあ、正解は?」

銀時「正解は体が小さく、胸も小さいだ。」

ガン!

ブラン「次言ったら殴るぞ。」

銀時「もう殴ってるだろ!」

銀時「それから1時間後、少女は座り、残ったマッチの火をともしました。」

銀時「すると巨乳の女の幻影がでてきました。」

ブラン「」ギリギリギリギリ

中川「うわ・・・。すごく怒っている・・・。」

神楽「次の幻影はいったい何が出るアルか?」

銀時「少女はイライラしながら次のマッチに火をともすと、また巨乳の女の幻影がでてきました。」

新八「また巨乳の女かよ!他のはないのか!?」

銀時「うるせーな。さらに次のマッチに火をともすと、少女の恥ずかしい思い出がでてきました。」

ブラン「な、なぜ私の恥ずかしい思い出が・・・!?」

銀時「しょうがないだろ。こういう物語なんだから。」

新八「マッチ売りの少女はそんな物語じゃねーだろ!」

銀時「そして最後のマッチに火をともした瞬間、空からダイナマイトが降ってきました。」

全員「えええええええええ!?」

ドッカーン

銀時「町は焼け野原になってしまい、多くの死者が出ました。」

銀時「しかし少女は無事に生き残り、その場を立ち去りました。」

銀時「その後、少女の姿を見た者は一人もいませんでした。」

チョイチョイ

銀時「ん?」

ブラン「よくも好き勝手してくれたな・・・。」ゴゴゴゴゴ

銀時「ちょっ!何怒ってんの!?俺の語りがそんなにまずかった!?」

ブラン「覚悟しろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!####」

ドカバキボカスカ

銀時「あああああああああああ!!」

新八「やっぱりこうなっちゃいましたね・・・。」

神楽「そうアルな。」

ロム「次回もお楽しみに・・・。」

次回予告

そら「IS学園は修学旅行に突入!」

箒「今回の場所は京都に決定したようだな。」

そら「金閣寺、清水寺、映画村。どれにするか迷うな~。」

春花「あと、道元が使おうとしていた例の物の正体も、この京都で正体が明かされるわ。」

両津「で、その例の物と言うのは?」

春花「確か剣だったような・・・。」

ゲッコウガ「その剣、もしや闇の破神剣では?」

焔「ゲッコウガ、その剣を知っているのか!?」

ゲッコウガ「うむ。教えるでござるよ。この剣の隠された秘密を・・・。」

ゲッコウガ「次回、『京都での修学旅行。闇の破神剣の隠された秘密。』。よろしくでござる。」

第31話 京都での修学旅行。闇の破神剣の隠された秘密。

研究室

クルル「で、道元が使おうとした例の物は判明できたのかい?」

春花「ええ。剣だという事は分かったけど、その正体がまだ分からないわ。」

クルル「そうかい。あとは誰かが知ってればいいけどな。クックック。」

春花「そうね・・・。」

ウィーン

春花「あら、ゲッコウガちゃん。」

ゲッコウガ「道元が使おうとしていた物の正体は分かったでござるか?」

春花「剣だという事は分かったけど、それ以外は何も・・・。」

ゲッコウガ「そうでござるか。どれどれ・・・、ん?」

春花「どうしたの?」

ゲッコウガ「この剣の正体が分かった。かつて封印されていた闇の破神剣でござるよ。」

春花「ええっ!?」

クルル「で、その剣をなんでお前が知ってんだ?」

ゲッコウガ「修学旅行先の京都で明らかになる。その場所に着いたら説明するでござるよ。」

クルル「分かった。楽しみにしてるぜ。」

ゲッコウガ「ああ。」

修学旅行当日 

ワイワイガヤガヤ

セシリア「いよいよ修学旅行が始まりますわね!」

ジャネット「でも、私たちまで参加していていいのかしら?」

千冬「たまにはこういう休日も必要だ。この4日間はゆっくりと観光を楽しもう。」

ジャネット「そうね。」

両津「おっ、そろそろ新幹線が来る頃だな。」

キキッ

両津「よし!早く乗るぞ!」

両津達は新幹線に乗った後、京都駅に辿り着いた。
カリーナ「うわあ・・・。ここが京都ね。」

イワン「おお!見事でござる!」

両津「まっ、京都は外国人観光客も多いからな。」

部長「では、まずはホテルに行って宿泊チェックを行う。すぐに行くぞ。」

両津(最初から宿泊チェックかよ・・・。)

イワン(先が思いやられますね・・・。)

部長「何か言ったか?」

両津・イワン「いえ、別に。」

そして宿泊チェックが行われ、自由行動が始まった。
両津「よし。まずはどこに行こうか?」

シャル「清水寺に行こうよ。あそこには音羽の滝が有名なんだって。」

両津「あそこか。しかし驚いたな。まさかシャルロットと2人きりで行く事になるとは。」

シャル「なんだかデートみたいだね。」

両津「この事をマリアが知ったら怒るだろうな・・・。」

シャル「そ、そうだね・・・。とりあえずは行こうか・・・。」

両津「ああ・・・。」

その頃、スコール達は・・・。
スコール「では、作戦の内容を説明するわね。」

スコール「私とマドカ、オータムは藍越学園の生徒達を襲撃。ターミネーチャンは両津を始末して頂戴。」

オータム「けど、彼女に任せて大丈夫なのか?」

マドカ「心配無用。彼女は変幻自在の能力を持っている。それに彼女は両津を始末しておけと、社長から命じられたからな。」

オータム「分かった。お互い頑張ろうぜ。」

ターミネーチャン「」コクリ

清水寺

シャル「いい眺めだね。屋上から見る景色は最高!」

両津「まっ、これが清水寺の醍醐味と言う物さ。」

シャル「堪能したら音羽の滝に行ってみようよ。」

両津「おう!」

キラン

ターミネーチャン「両津勘吉発見。覚悟!」バッ

シャル「勘吉、後ろ!」

両津「げっ!」

ガキン

両津「へ?」
よく見ると、一匹のネズミがターミネーチャンの攻撃をガードしていた。

ターミネーチャン「何者だ!?」

バク丸「オレは爆烈丸!エトレンジャーの戦士だ!」

両津「エトレンジャーって、もしかしてあの十二戦支なのか!?」

バク丸「その通り!俺達はそいつを倒すためにここに来たのさ!」

ターミネーチャン「おのれ、エトレンジャー・・・!」

ビュン

シャル「あっ、消えちゃった!」

両津「で、どうする気だ?」

バク丸「あいつは両さんを狙うつもりだ。オレ達がしっかりボディーガードをしてやるぜ!」

シャル「まだ仲間がいたの?」

バク丸「ああ。今から紹介するぜ!」パチン
バク丸が指を鳴らした途端、11人の戦士達が姿を現した。

ホルス「ボクはホルス。よろしくでウッシー。」

ガオウ「オレはガオウ。よろしくな。」

クリーム「私はクリームよ。」

ドラゴ「私はドラゴ。よろしくお願いします。」

ニョロリ「僕はニョロリ。よろしくニョロリ。」

パカラッチ「僕はパカラッチ。よろしくな!」

スフレ「わたくしはスフレですわ。」

モンク「オレはモンク。よろしくな!」

タルト「アタイはタルト。よろしくな!」

ポチ郎「拙者はポチ郎。よろしくでござるよ。」

ウリィ「僕はウリィ。よろしくね!」

両津「おう!お前等、よろしくな!」

一方、ゲッコウガ達は・・・。
ルイズ「本当にこの道で合っているの?」

ゲッコウガ「間違いないでござるよ。この先に闇の破神剣の秘密が隠されているでござるからな。」

美野里「いったいどのような秘密なんだろう?」

四季「今に分かるっしょ。」

ゲッコウガ「着いたでござるよ。」
ルイズ達は着いた場所をよく見ると、目の前に神社があった。

キュルケ「ここが闇の破神剣が封印されていた神社なの?」

ゲッコウガ「うむ。闇の破神剣が盗まれたおかげで、今では人はいないでござるよ。」

ティファニア「じゃあ、その剣で人は消されたという事なの?」

ゲッコウガ「確かにそうかも知れない。この剣は驚異的な威力を持っているでござるからな。」

タバサ「でも、なぜこの剣はこの神社に封印されたの?」

ゲッコウガ「今から説明するでござるよ。あれは源平合戦の頃でござった・・・。」

ゲッコウガ「当時、その剣はまだ普通の剣として使われていた。」

ゲッコウガ「ところが、大量の妖気がその剣に取りつかれ、闇の破神剣と姿を変えた。」

ルイズ「じゃあ、その剣を使った結果、多くの死者が出たという事ね。」

キュルケ「そして闇の破神剣はこの神社に封印されたが、道元によって奪われてしまったのね。」

ゲッコウガ「そう言う事でござるよ。二度と悲劇を起こさない様に、さっそく中に入れるでござる。」ガコン

タバサ「その方がいい。」

ゲッコウガが剣を封印しようとしたその時、剣が光り始めた。
夜桜「剣が光り出した!?」

ドダイトス「しかも闇の光だぞ!」

詠「いったいどういう事でしょうか!?」

シュウウウウウ

美野里「あっ、止まった。」

「やれやれ。また封印されるのかよ・・・。」

デルフ「今、誰か喋らなかったか?」

ドロロ「いえ、拙者は何も・・・。」

「よく見ろ。喋っているのはこの俺、闇の破神剣だぞ。」

ゲッコウガ達「えええええええええ!!!」
闇の破神剣が喋った事に、ルイズ達は驚きを隠せなかった。

ルイズ「あ、あんたも喋れるの!?」

「まあな。俺の名は百鬼丸。闇の破神剣の本名さ。」

ゲッコウガ「百鬼丸でござるか。拙者の名はゲッコウガ。」

百鬼丸「ほう。ゲッコウガというのか・・・。ん?」

ゲッコウガ「どうしたでござるか?」

百鬼丸「驚いたぜ。まさかお前が使い手だったとはな。」

ゲッコウガ「使い手・・・。そう言えば、カービィ殿の時もそうだったでござるな。」

デルフ「ああ。あの時は相棒を見た時、少し驚いたからな。」

カービィ「ぽよ。」

ゲッコウガ「そう言う事なら、この剣も使うでござるよ。」

ティファニア「ええっ!?闇の剣なのに大丈夫なの!?」

ゲッコウガ「心配無用。闇の力もコントロールできるでござるからな。」

百鬼丸「なら決定だな。これからよろしくな、相棒!」

ゲッコウガ「うむ。」

両津達は清水寺を後にし、箒達と合流した。
鈴「ええっ!?ターミネーチャンに狙われているの!?」

両津「ああ。何故だか知らんが、わしを倒すことに執着しているそうだ。」

箒「ひょっとして彼女に何かしたんじゃないですか?」

両津「んな訳あるか!わしが彼女に会ったのは初めてだぞ!」

ラウラ「じゃあ、いったいどういう事だ?」

ギュイーン

クリーム「あら?何かしら?」

両津「あっ!あいつ等、亡国機業の連中じゃねえか!」

スフレ「どのような方ですの?」

両津「「IS」世界における「裏の世界」で暗躍する秘密結社だ。しかもそこの社長は極悪犯罪人だぞ!」

タルト「だったら黙っちゃいられないね。アタイ達も協力するよ!」

両津「よし!すぐにあいつ等の企みを止めるぞ!」

全員「おう!!!」

ギュイーン

スコール「もう少しで藍越学園のいる場所に辿り着くわよ。」

オータム「ああ。早く織斑一夏って言う奴を探して、すぐに殺しておかないとな。」

マドカ「もちろんそのつもりだ。私が私であるために、彼には死んでもらわないとな。」

箒「そうはさせるか!」

マドカ「何!?」
マドカ達は声のした方を振り向くと、両津達が上空に浮かんでいた。

両津「お前等が上空を飛んでいたのを見て後を着けてみたら、やっぱり悪い事をしていたようだな。」

スコール「こうなってしまっては仕方がないわね。本来ならターミネーチャンに任せようと思っていたけど、私達が楽にしてあげるわ。」

両津「冗談じゃない!倒されるのはごめんだ!」

マドカ「ならば強行でやらせてもらう!」ドギューン

箒「そうはさせるか!」グッ

バシン

マドカ「うぐ・・・。」

箒「私達がいる事を忘れてもらっては困る。」

オータム「だったら援軍を呼んでやるぜ!」パチン
オータムが指を鳴らしたと同時に、無人機が次々と姿を現した。

ウリィ「あわわ・・・。全部で200体いるよ・・・。」

両津「こうなったら撃ち落とすのみだ。行くぞ!」

ギュイーン

両津「ん?あれは・・・。」

ゲッコウガ「両津校長、こちらも援護するでござるよ!」

両津「おお!お前達も来てくれたのか!」

ソニック「織斑先生から連絡があったからな。さっさとやっつけようぜ!」

両津「よし!全軍攻撃開始!かかれー!!」

全員「イェッサー!!」ギュイーン

ドガーンボガーンドガーン

両津「いくら倒してもまだ出てきやがる・・・。」

簪「このままだとキリがありませんね・・・。」

ゲッコウガ「どうやらこの刀を使う時が来たでござるな・・・。」チャキ

雅非「まさか百鬼丸を使うのか!?」

ゲッコウガ「当然でござる。これ以上手を掛けさせる訳にはいかぬ!」ダッ

両津「お、おい!ゲッコウガ!」

ゲッコウガ「はああああああああ!」

ザシュッ、バシュッ

ゲッコウガ「双剣演武、風切の太刀。」

ドッカ―――――――ン

箒「多くの無人機を倒してしまうとは・・・。」

ラウラ「見事としか言いようがないな。」

ポチ郎「なかなかやるでござるな。拙者も行くでござる!」ダッ

ドッゴーン

折紙サイクロン「では、僕も!」

ドッカーン

スコール「くっ・・・。これは油断したわね・・・。」

オータム「仕方がない。退却するしかないようだな。」

デルフ「逃げるつもりか!?」

マドカ「ああ。だが一つだけ言っておくことがある。」

パカラッチ「言っておくこと?」

マドカ「ターミネーチャンが両津を殺す目的は、彼の体にある抗体を手に入れさせない様にするためだ。」

両津「抗体って、両津GPXの事なのか!?」

箒「両津GPX?」

麗子「両ちゃんの体に入っているどんな病原体もやっつける最強の抗体よ。」

中川「だが、これは最悪な環境でしか生きられず、環境が良く なると弱ってしまうのが難点なんだ。」

箒「なるほど・・・。」

部長「あと、これを常人に接種することは、子供がウォッカを一気飲みすることと同じくらいに危険らしい。」

鈴「うわ・・・。できれば受けたくないわね。」

両津「どういう意味だ!」

ガオウ「だが、科学が進歩しているおかげで、その抗体もうまく利用できれば、多くの人を救えることができるだろう。」

モンク「つまりターミネーチャンはそれを阻止するため、未来から来たという事か。」

マドカ「そう言う事だ。また会おう。」

ビュン

ドラゴ「逃げてしまいましたね。」

千冬「だが、一夏たちが襲われずに済んだだけでも良しとしよう。」

両津「そうだな。とりあえずは自由行動を再開しよう。解散!」

ビュン

千冬「こういう事になると、行動がものすごく速いな・・・。」

街道

カダブラ『そうか。エトレンジャーが来て、暗殺の邪魔をしたという事か。』

ターミネーチャン「はい。ですが、必ず両津勘吉を始末し、私自身の目的を達成させるためにも退く訳には行きません。」

カダブラ『そうか。健闘を祈る。』

ピッ

ターミネーチャン(両津勘吉、必ず殺す・・・。)

温泉

シャル「まさか混浴だったとは驚いたね。」ゴシゴシ

両津「ああ。幸いマリアがいなくて助かったぜ。」

ルイズ「いたらボコボコにされていたのかもね。」ゴシゴシ

カービィ「ぽおよ。」

両津「お前な・・・!」

バク丸「だが、ターミネーチャンがこの辺にいる限り、油断はできないぜ。」

ウリィ「そうだよ。温泉から上がったらすぐに作戦会議を開かないと。」

両津「言われなくてもそのつもりだ。あとのぼせ過ぎには注意しろよ。」

バク丸「うう・・・。分かってるよ・・・。」

全員「あはははは!」

一方、旅館部屋

ゲッコウガ「今は満月。そろそろターミネーチャンが動こうとしているでござるな。」

ガオウ「ああ。なんとしてでも奴を始末しておかなくてはならないな。」

百鬼丸「その通りだ。だが、ターミネーチャンはそう簡単に倒す事はできない。奴は変幻自在だからな。」

ポチ郎「こうなってしまうと苦戦は免れないでござるな・・・。」

千冬「確かにそうかも知れない。だが、これを乗り越えなければ私達の未来に明日はないからな。」

ゲッコウガ「確かにその通りでござるな。何としてでも両津校長を守らなければ・・・。」

ヒュウウウウウウ

満月の夜に風が吹き始めた。果たして両津達はターミネーチャンを撃破することができるのか!?

両さんの昔話 ヘンゼルとグレーテル

両津「昔々あるところに、ヘンゼルとグレーテルの兄妹がいました。」

両津「2人は継母の躾に耐えられなくなり、そのまま家出をしました。」

両津「そして2人は森の中に入り、宿を探し始めました。」

バク丸「森の中に宿なんてある訳ないだろ?」

クリーム「いや、これがあるのよね・・・。」

両津「そして2人はある家を発見しました。」

ウリィ「もしかしてお菓子のお家!?」

両津「その家とは・・・、可笑しなお家だったのです。」

ウリィ「あらー!」ステーン

両津「2人は気分が悪くなってそのまま立ち去りました。」

バク丸「そりゃそうだろ・・・。」

ガチャッ

部長「おい!これはお菓子の家じゃなくて可笑しな家だろ!間違えてどうする!」

寺井「す、すいません!呪文が分からなくて・・・。」

ガオウ「まあ、あれは仕方がないだろうな。」

パカラッチ「そ、そうだな・・・。」

カービィ「ぽよ。」サッ

ルイズ「どうしたのカービィ?杖なんか取り出して。」

カービィ「ぽーよ!」ブン

ボワン

シエスタ「あっ、お菓子の家がでました!」

全員「ええっ!?」

ヒューッ

ウリィ「あっ、今度は空からお菓子が降ってきた。」

両津「カービィ!余計な事をするなー!!」

カービィ「ぽーよぽよ♪」モグモグ

ルイズ「でも、皆が喜んでいるし、たまにはこんな結末もいいんじゃない?」

ウリィ「そうだよ。だからこのくらいは大目に見とかないとね。」

両津「そうだな。許してやるとするか・・・。」

ワスプ「そうね。では、次回もお楽しみに!」

次回予告

バク丸「ついにこの時が来たようだな。」

両津「ああ。ターミネーチャンがわし等の前に姿を現す時がな。」

キャプテン・アメリカ「だが、彼女は変幻自在でかなりの強敵だ。弱点が分かればいいのだが・・・。」

アイアンマン「その事だが、彼女は炎が弱点だ。炎攻撃をメインとして戦うといいだろう。」

セシリア「じゃあ、火炎放射器などを取り付けておいた方がいいですわね。」

ガオウ「いや、そう簡単にはいかないだろう。奴も何か手を打ってくるに違いない。」

ワスプ「そうなってしまうと油断ができないわね・・・。気を引き締めていかないと!」

鈴「次回、『ターミネーチャンとの決戦!』!お楽しみに!」

乙です

前回のあらすじ

両津「京都に修学旅行に来たわし等だが、ターミネーチャンと言う異星人がわしに襲い掛かってきた!」

バク丸「その攻撃を間一髪で止めた俺だが、ターミネーチャンはまだ両さんを狙っているだろう。」

ゲッコウガ「拙者等は闇の破神剣を封印しようとしたその時、剣が光り出して喋ったことに驚いてしまった。」

ルイズ「結局はゲッコウガが持つことになっちゃったけどね・・・。」

千冬「さらに亡国機業が藍越学園の生徒達を襲おうとしていたため、両津達は奴等の企みを阻止する事に成功した。」

両津「だが、マドカからターミネーチャンの目的を教えられた。そう。目的はわしの体にある両津GPXを手に入れさせない様にするためだった!」

箒「それを阻止するため、京都の夜での戦いが幕を開けようとしている。」

シャル「勘吉は守ってみせる。必ず!」

第32話 ターミネーチャンとの決戦!

夜、金閣寺の湖前

両津「作戦によれば、ターミネーチャンが出たと同時に、バク丸たちが出撃するという事だな。」

千早「ええ。私達は両津校長の護衛を担当していますからね。」

ワスプ「でも、ターミネーチャンは何処から出て来るのか分からないわ。油断しないで。」

箒「もちろんそのつもりです。」

ブクブクブクブク

響「湖からだぞ!」

両津「離れろ!」

バシャーン

ターミネーチャン「両津勘吉、殺す。」

両津「ついに来たか。出陣だー!!」

ブオオオオオオオーーー!

ルカリオ「あれは、ほら貝の音!?」

ドダイトス「ついにターミネーチャンが出て来たのか!」

バク丸「よし!出撃だー!!」

クリーム達「おう!!」ダッ

箒「バク丸たちが出陣しました!」

両津「よし!戦闘態勢を取れ!」

ガシャンガシャン

ラウラ「弱点が判明した。奴の弱点は炎だ!」

両津「よし!火炎放射器で倒してやる!」

ドゴオオオオオ

ターミネーチャン「くっ!」ビュン

ドラゴンキッド「今だ!サンダーレイジ!!」ドッカーン

ターミネーチャン「ぐあああああ!!」

ブルーローズ「さすが!」

ターミネーチャン「くっ、調子に乗るなよ・・・。」ヒュン
ターミネーチャンは姿を変え、赤いサメとなった。

春香「今度は赤いサメとなりました!」

めだか「ここは私に任せろ!」ダッ
めだかはマシンガンを構え、ターミネーチャンに発砲した。

ドガガガガガガ

ターミネーチャン「お返しだ!」ポーイ

リナリー「打ち返してやるわ。それっ!」ドガッ

ゴン、ドガーン

リナリー「やった!」

ターミネーチャン「うぐぐ・・・。」ヒュン

セシリア「今度は何に変身しましたの!?」

ウィーン

楯無「戦闘機か・・・。これは苦戦するかもね・・・。」

ドガガガガ

両津達「ぎゃああああああああ!!」

簪「くっ!このままだとやられてしまう!」

美希「なにかいい方法はないの!?」

リザードン「だったらここは俺に任せろ!」ビュン

両津「おお、お前等!ようやく来てくれたのか!」

リザードン「んじゃ、行くぜ!火炎放射!」ボオオオオオ

ターミネーチャン「うわあああああ!!」

デルフ「こいつはおまけだ!」

カービィ(心の声)・デルフ『ソードビーム!』バシュッ

ドッゴーン

春香「やった!」

雪歩「あっ!戦闘機が墜落していく!」

ドゴーン

千早「これで終わったのかしら?」

両津「いや、まだだ。」ユビサシ
両津が指差す方を見ると、ターミネーチャンは新たな姿に変えようとしていた。

ギュイーン

千早「な!?あれだけダメージを喰らってもまだ戦えるの!?」

貴音「ものすごい執念ですね・・・。」

ウィーン

真美「あっ、姿が変わっ・・・・、ほほう、これは見事ですな。」

亜美「しかも堂々と全裸だとは。」

両津「全裸?いったいどういう・・・、うおっ!」
両津達がターミネーチャンの変身した姿をよく見ると、巨大で全裸の千冬が立っていた。

千冬「な、なぜ私に変身した!?しかも全裸で・・・。」

ターミネーチャン「両津に対抗できる戦士はお前しかいないからな。」

両津「いや、部長もそうだが・・・。」

ターミネーチャン「これで終わらせてやる。覚悟!」

両津「かわせ!」ビュン

ズシーン

ニョロリ「あれで踏まれたらひとたまりもないニョロリ・・・。」

千冬「それ以前に私が全裸だという事が気に食わん。もしもこれがマスコミに知られたら・・・。」

バク丸「間違いなく赤っ恥大賞を受賞だな。」

千冬「ふざけているのか?」ガッ

バク丸「す、すいません・・・。」

斑鳩「あら?葛城さんの姿が見えませんが・・・。」

飛鳥「もしかしてあれじゃない?」ユビサシ
飛鳥が指差した方を見ると、葛城は巨大千冬の体をよじ登っていた。

斑鳩「葛城さん!バカなことは止めなさい!」

葛城「アタイはこういうのを見ると触りたくなるんだよ!胸や尻とか。」

千冬「ほほう。私の体をよじ登るとはいい度胸だ。覚悟しろ!」

ドドドドド

雲雀「あーあ。織斑先生も行っちゃった。」

柳生「それに釣られて、他の男性陣達もあそこに行ったそうだ。」

箒「こうなってしまうと止められないな・・・。」

女性陣「ハァ・・・。」

ターミネーチャン「貴様等、私から離れろ!」

葛城「嫌だね。胸や尻を触るまでは離れるもんか!」

ボーマンダ「俺達だって触りたいぞ!」

男性陣「そうだ!そうだ!」

カチン

葛城「ん?」

千冬「貴様等、いい加減にしろ――――――!!!!######」

ドカバキボカスカ

葛城・男性陣「ぎゃあああああああああああ!!」

両津「葛城達が織斑にやられてしまったな・・・。」

ワスプ「やれやれ。男性陣の中で残っているのはソニック達だけね。」

ソニック「俺達はあんな物に興味がないからな。」

ターミネーチャン「くそ・・・。やっぱりこの体はまずかったか・・・。」

千冬「当たり前だ!すぐに変身を解除しろ!!#####」

ターミネーチャン「言われなくても分かっている!」

ギュイーン

中川「今度はいったい何に変わるのでしょうか!?」

ウィーン

カービィ「ぽよ。」

ルイズ「ぶ、部長さんになっちゃった・・・。」

ターミネーチャン「これでバッチリだ。覚悟しろ!」

部長「全然バッチリではない!全裸だぞ!」

両津「これで赤っ恥大賞を受賞ですな。」

部長「ばっかも――――――ん!!!そんな事を言ってる場合か!」

両津「軽いジョークですよ。ジョーク。」

ズシーン ズシーン

叢「いかん!こっちに来たぞ!」

夜桜「誰かが炎の火柱を使える事ができれば・・・。」

シャル「火柱?それなら僕に任せて!」ダッ

鈴「シャルロット!行ったら踏み潰されるわよ!」

シャル「大丈夫。僕を信じて!」ビュン
シャルロットは上空に飛んだ後、最大奥義の態勢に入った。

シャル「最大奥義、紅蓮の火柱!」

ドゴオオオオオ

セシリア「地面から火柱が!?」

千冬「まさかシャルロットがこのような技を覚えたとは・・・。」

ターミネーチャン「ぐわあああああああ!!」

ゴオオオオオオオ

部長「今がチャンスだ!両津、止めを刺せ!」

両津「おう!」ダッ

両津はソードを構え、力を溜め始めた。
両津「今だ!天下無双斬!!」

ズバシャアアアアアアアア

ターミネーチャン「そ、そんなバカな・・・・。このような奴等に・・・・。」

ドッゴオオオオオオオオオン

シャル「やったね勘吉!」

両津「わし等にかかればこんなもんだぜ!」

バク丸「やっぱり両さんはすげぇや!最高だぜ!」

タルト「あんたのその姿、見直したよ。」

両津「そう言われると照れるな。」

ワスプ「まっ、これでターミネーチャンも倒したし、早くホテルに戻りましょう。」

両津「よし!全員帰還するぞ!」

全員「おう!!」

次の日、両津達は京都を旅立ち、奈良の東大寺に辿り着いた。
両津「昨日の戦いの疲れが残っているが、休む暇はないもんな。」

シャル「そうだね。まだ修学旅行は2日目に突入したんだし。」

ワスプ「それに京都に被害がなくて、後始末をしなくて済んだし。」

両津「言われてみればそうだな。」

箒「両津さん、シャルロット、ワスプさん!早く行きましょう!」

両津「おう!すぐに行くぞ!」ダッ
両津達は箒達の元に駆けつけ、東大寺の中に向かい始めた。

両さんの昔話 かぐや姫

両津「昔々あるところに竹取の爺さんがおりました。

両津「ある日、御爺さんが竹を取ろうとしたその時、光っている竹がありました。」

両津「御爺さんは怪しいと思ってその竹を切ってみると、中から小さな女の子が出て来ました。」

春香「あっ、貴音さんがかぐや姫の役ですね。」

あずさ「なかなか似合うじゃない。」

両津「御爺さんは早速この子を持ち帰り、御婆さんと一緒に育てました。」

両津「そして3ヶ月後には、立派な女性に成長し、なよたけのかぐや姫と名付けられました。」

両津「そんなある日の事、5人の求婚者がかぐや姫の前に姿を現しました。」

両津「彼等はどうしてもかぐや姫と結婚したかったのです。」

両津「そこでかぐや姫はこう言いました。」

貴音「では、石作の皇子には、仏の尊い石の鉢。庫持の皇子には、蓬莱の木の枝。」

貴音「阿部の右大臣には火鼠の皮衣、大伴の大納言は龍の珠、そして石上の中納言は燕の子安貝を取って来てください。」

両津「5人の求婚者は頷き、それを取りに向かい始めた。」

両津「だが、偽物だとばれたり、損をしたり、酷い目にあってしまい、誰も難題をクリアする事はできなかったのだ。」

両津「そこに帝が姿を現し、かぐや姫を連れてこうとするが、馬車に入った時点でかぐや姫の姿は消えてしまった。」

モンク「けど、帝はまだあきらめていないんだよな・・・。」

ポチ郎「執念深いでござるよ。」

両津「そんなある日の事、かぐや姫が月を見て泣いていた。気になった御爺さんは何事かとかぐや姫に声を掛けた。」

貴音「わたくしは月の都からやって来た者であり、15日の夜に帰らなければならないのです。」

貴音「ほんの少しの間ということであの国からやって来ましたが、この様にこの国で長い年月を経てしまったのです。」

両津「その事を知った帝は大量の兵士を派遣し、かぐや姫を守りきろうとしました。」

両津「だが天からの使者が来た途端、兵士達は戦う気力を失せてしまった。それと同時に天からの使者が地上に降りて来た。」

両津「着地したと同時に、使者は懐からある物を取り出した。」

貴音「らあめんの匂い!」ビクッ

両津「その匂いを感じたかぐや姫はすぐ飛び出し、ラーメンに食いついてしまったのです。」

ズガーッ←バク丸たちがずっこけた音

真「ま、まあ、貴音だから仕方がないよね・・・。」

雪歩「う、うん・・・。」

両津「そしてかぐや姫は羽衣を着た後、そのまま月に帰ってしまいました。」

貴音「そして使者から不老不死の薬を渡された帝は、数日後にそれを日本一高い山で焼いてしまったのです。」

貴音「その由緒を謹んで受け、「士(つわもの)らを大勢連れて不死薬を焼きに山へ登った」ことから、その山を「富士の山(士に富む山)」と名づけたそうです。」

クリーム「じゃあ、その出来事が富士山の誕生だったのですね。」

貴音「ええ。」

両津「お前、良く知っているな・・・。」

貴音「当然です。よく古典文学を読んでいますので。」

両津「すご過ぎて言葉にできないな・・・。」

鈴「そ、そうね・・・。次回もお楽しみに・・・。」

次回予告

箒「私達が秘湯で疲れを癒している時、地元の人がある物を発見した。」

セシリア「その正体はなんと、2つの不発弾でしたわ。」

両津「そこでわし等は不発弾をヒーローズアジトに届ける事にしたが、周囲にばれるかどうかが問題だ。」

鈴「間違って衝撃を与えれば、最大の爆発が起きてしまうからね・・・。」

ラウラ「ともかく与えられた任務はしっかりこなさないといけない。もちろん被害を起こさない程度にだ。」

シャル「な、なんだか緊張するね・・・。」

両津「だがこれが部長にばれてしまったら・・・。」

リナリー「最悪の展開になってしまいそうね・・・。」

シャル「次回、『不発弾大騒動!』。よろしくね!」

第33話 不発弾大騒動!

秘湯

箒「ふーっ。まさかこんなところに秘湯があるとは思わなかったな。」

両津「前にわしが見つけた穴場だからな。」

本田「でもいいんですか?仕事をさぼってこんなところに遊びに来て?」

両津「毎日仕事をしているからな。たまにはリフレッシュも必要だ。」

鈴「私達は生徒だから大丈夫だけど、両津と本田は警察官でしょ?」

両津「大丈夫だ。パトロールだと言っておいたからな。」

セシリア「それがいつばれるのか心配ですわね・・・。」

ビービー

両津「おっ、電話だ。」ピッ

両津「はい。両津だが。」

部長『両津君、パトロールご苦労。』

両津「ぶ、部長!」

部長『まさか遠くに行っているんじゃないだろうな?』

両津「い、いえ!そのような事は!」

部長『ならできるだけ早く帰って来い。箒達もな。』

ピッ

箒「やっぱりばれてしまいましたね・・・。」

両津「仕方がない。戻るとするか。」

ワイワイガヤガヤ

ラウラ「ん?向こうが騒がしいぞ。」

鈴「何があったのかしら?」

ワイワイガヤガヤ

両津「いったい何があった?」

村人A「おお!お巡りさん!実はとんでもない物を発見しただ。」

シャル「いったい何を発見したの?」

村人B「地中の中から2つの不発弾だ。」

箒「ふ、不発弾!?」

セシリア「このような物は初めて見ましたわ。」

シャル「ともかくアジトに報告しないと!」

ラウラ「よし。私が連絡を取ろう。」ピッ

ヒーローズアジト

ロケットラクーン「そうか。秘湯の近くで2つの不発弾を発見したという事か。」

ラウラ『で、どうすればいいんだ?』

ロケットラクーン「すぐにそちらに運んできてくれ。俺達で解明する。」

ラウラ『分かった。』

ピッ

ロケットラクーン「ラウラから連絡があった。2つの不発弾を発見したそうだ。」

トニー「それで、なんて伝えたのかね?」

ロケットラクーン「『すぐにそちらへ運んできてくれ。』って言ったけど。」

トニー「分かった。すぐに不発弾を搬送する準備を開始しよう。」

ロケットラクーン「分かった。」

不発弾発見現場

両津「連絡したようだな。本田、不発弾を背負うぞ!」

本田「ええっ!?僕がですか!?」

両津「当たり前だ!箒達は女性だから、ここは男性が運ぶしか方法はないからな。」

箒「で、私達は?」

両津「不発弾がばれない様に警護してくれ。すぐに準備を始めるぞ!」

箒セシャラ鈴「はい!」

本田「なんで僕がこんな目に・・・。」シクシク

セシリア「か、可愛そうですわね・・・。」

両津と本田が不発弾を背負い、箒達はその周りを囲んだ。
両津「これで準備万端だ。すぐに行くぞ。」

シャル「でも、歩く時のペースに気をつけないといけないね。」

両津「わしが指示するからその通りに動いてれば大丈夫だ。」

鈴「まあ、それなら大丈夫かもしれないわね。」

両津「よし!駅に行くぞ!」

ザッザッザッザッ

箒「なんだか歩き方が軍隊の様な気がするが・・・。」

ラウラ「そう言う事は気にしない方がいい。」

電車の中

セシリア「幸い人が少ないから良かったのですが、油断はできませんので気をつけてください。」

両津「分かってる。ふとした弾みで落とすような真似は絶対に――――――。」

ズルッ

両津「げっ!」

箒セシャラ鈴「!!!」

本田「うわっ!」

パシッ

セシリア「あ、危ないところでしたわ・・・。」

鈴「しっかりしなさいよ!」

両津「わ、悪かった・・・。」

箒(今の行為でばれてなきゃいいのだが・・・。)



両津「ふう・・・。やっと駅に着いた。」

箒「あとはIS学園まで一直線ですね。」

ラウラ「ここまで来たらもう一息だ。」

部長「何がもう一息だって?」
両津達が声のした方を振り向くと、部長が両津達の前に立っていた。

両津「ぶ、部長!?」

部長「警官の格好をした2人組と5人の女子高生が爆弾騒ぎを起こしたと来てみれば、やっぱり貴様等だったか!」

箒「ち、違います!これにはわけが・・・!」

部長「問答無用!すぐに性根を叩き直してくれるわ!」

シャル「まずいよ!木刀で不発弾を叩いたら爆発は免れないよ!」

両津「こうなったら急いで逃げるぞ!」ダッ

部長「逃がすかー!」ダッ

IS学園前

リナリー「シャルロット達、大丈夫かな・・・。」

めだか「ばれなければいいのだが・・・。」

ドドドドド

そら「ん?」

両津「帰って来たぞー!!」

ジャネット「両津、帰って来たのね!」

ロケットラクーン「早く2つの不発弾を!」

両津「よし!本田、急いで渡すぞ!」

本田「はい!」

不発弾はロケットラクーンに渡され、そのままアジトの研究室に運ばれていった。
ラウラ「ふう・・・。なんとか渡すことに成功したな・・・。」

鈴「うん・・・。もう二度とあんな事はしたくないけどね・・・。」

部長「ほう。戻って来るとはいい心がけだ。」

両津「げっ!部長!」

部長「7人共、覚悟しろ―――――!!」

両箒セシャラ鈴本「ひええええええええ!!!」ドドドドド

マミ「どうやら部長にはばれてしまったようね・・・。」

スフレ「でも、被害がなくて良しとしましょう。」

マミ「そうね。」

両津「見てないで助けてくれー!!!」

まどか達「あははははははは!!!」

両さんの昔話 かちかち山

バク丸「今回は俺が語りをするぜ。」

バク丸「昔々、とある山にイタズラ好きの狸がいました。」

バク丸「そのタヌキは人々を驚かせたり、女の破廉恥姿の写真を撮ったりしていました。」

両津「最後の方は一言余計だ!」

バク丸「悪い悪い。この噂を聞いた猪は、すぐに仲間達の元に駆けつけました。」

スフレ「なるほど。それはひどいですわね。」

ウリィ「で、どうするの?」

クリーム「ここは私に任せて!あのいたずら狸には少しお仕置きをしないとね。」

タルト「あまり無理するんじゃないよ!」

クリーム「分かってるって。」

次の日

両津「さーてと、今日は誰にいたずらをしようかな・・・。」

コソコソ

クリーム「よーし・・・。」

バク丸「ウサギはこっそりと狸の背中に近づき、火打石を取り出しました。」

クリーム(今がチャンス!)

バク丸「ところが・・・。」

両津「お前、何やってんだ?」

クリーム「あ・・・。」

バク丸「なんとタヌキにばれてしまいました。」

両津「ほほう。その火打ち石でわしの背中を焼こうとしたのか。」

クリーム「あわわわわ・・・。」

両津「悪い子にはこうしてやる!」ヒョイ

クリーム「あっ、火打石が!」

カンカン ボッ

クリーム「きゃあああああああ!!」ドドドドド

両津「わしに不意打ちを行うなど100年早い!ガハハハハ!!」

バク丸「背中に火をつけられたウサギは真っ先に湖に飛び込んでしまいました。」

ドボーン

クリーム「プハァ!バク丸!真面目にやりなさい!!##」

バク丸「だって、書いてある事なんだから仕方がないだろ。」

クリーム「ほほう、そう言う事ね。そっちがその気ならこっちだって考えがあるわ。」

バク丸「いったい何を考えているんだ?」

ウリィ「さあ?」

それから30分後

両津「さっきのウサギが湖に飛び込んで行く姿は結構面白かったな。」

両津「次は誰にイタズラを―――――。」

部長「両津――――――――!!」ドドドドド

両津「ぶ、部長――――!!」

バク丸「タヌキがイタズラを考えようとしたその時、向こう側から山猫が追いかけて来ました。」

部長「ウサギから話は聞いたぞ!彼女の背中に火を着けたそうだな・・・。」

両津「い、いや、あれは向こうが――――。」

部長「問答無用!」ドドドドド

両津「ひええええええ!!」ドドドドド

クリーム「私を怒らせると怖いわよ・・・・。」クククク

バク丸「こ、怖すぎるぜ・・・・。」

バク丸「その後、タヌキは山猫の指導で、迷惑を掛けた人たちに謝りに行きましたとさ。」

神裂「まあ、悪い事をすればそうなりますよね。」

両津「そ、そんな~。」

銀時「良い子の皆もタヌキになったらダメだぞ。」

れいか「では、次回もお楽しみに。」

両津「こんな終わり方は大っ嫌いだ――――――――!!!」

次回予告

箒「ええっ!?私達のゲームができたのですか!?」

両津「そうだ。『オールスターヒロイン、ラブメモリーズ』という恋愛ゲームだ。」

神裂「私達の中から一人を選んで恋愛をするという内容ですね。」

禁書「しかもリアルタイムでやるなんてすごいんだよ!」

千冬「だが、多くの男達がゲームと現実の間にできた異次元に飲みこまれてしまっている。」

ルイズ「こればかりはどうする事も出来ないわね。」

部長「だが救う方法は1つだけある。彼等と同じ次元に飛び込むしか方法はない。」

シエスタ「で、誰が行くんですか?」

部長「両津、銀時。お前達が行って来い。」

両津・銀時「ええええええええええ!?」

ラウラ「次回、『恋愛ゲーム大騒動。』。よろしく頼む。」

第34話 恋愛ゲーム大騒動。

IS学園 中庭

ワイワイガヤガヤ

両津「えー。それでは重大発表を始める。勘兵衛、こちらへ。」

シャル「勘吉のおじいさん。新しいゲームを作ったって聞いたけど・・・。」

勘兵衛「ふっふっふ。よくぞ聞いてくれた。お前達が登場するゲームが完成したのだ!」

オオーッ

そら「で、そのゲームとは?」

勘兵衛「『オールスターヒロイン、ラブメモリーズ』という恋愛ゲームだ!」

箒達「れ、恋愛ゲーム!?」

勘兵衛「お前達の中から一人を選んで恋愛をするという内容だぞ。」

クリスタ「うーん・・・。嫌な男に選ばれたら複雑な感じがするんだけど・・・。」

ユミル「同感だな。」

勘兵衛「しかもその売り上げは絶好調じゃぞ。」

トム「多くの男性に人気があるという事だな。」

シャル「ねえ、勘吉だったら誰を選ぶの?」

両津「わしか?そうだな・・・。ワスプ、シャルロット、マリアの3人が相性がいいかな。」

テイルス「じゃあ、ソニックは?」

ソニック「俺はフェイトかエミーだな。」

なのは「ソニック?フェイトちゃんを選んだらどうなるか分かってるよね?」ゴゴゴゴゴ

ソニック「だからと言って魔王モードになるなよ!」

ルイズ「カービィだったら私とシエスタが有力ね。」

カービィ「ぽよ!」

ゲッコウガ「拙者は飛鳥殿、焔殿などが有力でござるな。」

飛鳥「同じ忍同士だから気が合うもんね。」

新八「じゃあ、銀さんは?」

銀時「俺は霊夢と麻理沙は幼馴染の関係だし、レミリア、フラン、こいし、ネプギア、ロムなどが有力だな。」

ネプギア「でも、お姉ちゃんが許してくれるかどうかですけどね・・・。」

ネプテューヌ「そうそう。ネプギアは簡単に渡す訳にはいかないからね。」

銀時「それだったらブランやラムだって同じだろ?」

ラム「言われてみれば確かにね・・・。」

ソー「まあ、好みは人それぞれだからな。」

次の日

両津「ニュースで見た結果、やっぱり多くの男性に人気があるようだな。」

箒「私達にとっては複雑ですけどね・・・。」

チンポンパンポーン

両津「おっ、正門前に客が来たようだな。」

瑞希「モニターで見てみましょう。」カチッ

ウィーン

鈴「ん?あれって一夏じゃない?」

ラウラ「私達の学園にいったい何の用だ?」

両津「とりあえずは彼に話を聞いてみるとするか。」

正門前

両津「何!?藍越学園で大変な事が起きているだと!?」

一夏「ああ。ほとんどの生徒があのゲームにはまってしまい、自分たちの世界に入ってしまった。」

鈴「で、一夏はあのゲームをやらなかったの?」

一夏「ああ。俺には蘭がいるからな。」

箒「そう言う事か・・・。帰りの旅費はサービスするぞ!」

ドガン

一夏「だからと言って普通殴るか――!?」ヒューッ

箒「私を捨てて別の女を選んだ罪は重いからな。」

鈴「自業自得よ。」

瑞希「そう言えば聞いたことがあります。文月学園でもさっきの事が起こっているって。」

めだか「さらに箱庭学園、学園都市でも同じ事が起きているな。」

両津「まさかあのゲームがこんなに影響を与えていたとは・・・。」

部長「こうなったら彼等と同じ次元に飛び込むしか方法はないな。」

鬼塚「で、誰が行くんですか?」

部長「両津、銀時の2人だ。」

銀時「お、俺達が!?」

部長「お前達がこの任務に適任だからな。必ず成功しておくように。」

両津「こうなってしまうと逆らえないな・・・。」

次の日

箒「結局、両津さんはシャルロット、銀時さんはネプギアに決まったようですね。」

両津「ああ。本人リンクという機能があって助かったぜ。」

箒「本人リンク?」

銀時「選んだ彼女の本人がゲームにリンクすれば、ゲームをしなくてもラブラブ度を高める事ができるからな。」

鈴「それじゃゲームの意味がないでしょ。」

千冬「だが、こっちの方が愛情が分かりやすいからな。それに授業の邪魔にならない。」

鈴「そ、そうですか・・・。」

千冬「それに奴等は1週間後にある大会に出るからな。」

シャル「何の大会ですか?」

千冬「『オールスターヒロイン、ラブメモリーズ』の全国大会だ。そこで彼等を倒し、そのまま現実に戻すしか方法はない。」

両津「となると、あいつ等の虚妄を打ち砕くという事だな。」

シャル「だったら僕達で本当の愛を見せてやろうよ!」

ネプギア「そしたらどんな強敵でも打ち砕くことが可能です!」

銀時「それもそうだな。大会まで頑張って行こうぜ!」

ネプギア・シャル「はい!」

両津「すごい気合が入っているな・・・。」

麗子「好きな人に選ばれた事が嬉しいのかもね。」

銀さんの相手が泉ピ○子じゃなくて良かった・・・

1週間後、ラブメモリーズ全国大会会場

ワイワイガヤガヤ

シャル「人がいっぱいいるね。」

両津「どうやら参加者が多いみたいだな。それに具現化した彼女もいる。」

銀時「俺たちだけが見える彼女が具現化しているこの世界こそ、ラブメモリーズの境地だからな。」

ネプギア「それ、ただのイっちゃってる人ですよ・・・。」

銀時「ところでネプテューヌ。なんでお前は俺の背中に張り付いているんだ?」

ネプテューヌ「だってネプギアが心配だから着いてきちゃったんだもん。」

銀時「すぐに離れろ!お前がいると恋愛が成り立たないだろーが!!」グイグイ

ネプテューヌ「やだ~!」

近藤「おっ、両津に万事屋じゃないか。」

銀時「ゴリラ!お前も参加していたのかって・・・、お前、お妙さんを彼女に選んだのか!?」

近藤「ああ。お妙さんを落とすことに苦労したが、今ではすっかり恋人関係になったのさ。」

お妙「近藤さん。大好きよ。」

銀時「本人が見たら只じゃ済まねーぞ・・・。」

九兵衛「おお。お前達も来ていたのか。」

銀時「九兵衛!って事はまさか・・・。」

東城「若~!!」

九兵衛「あゆた~ん!!」

銀時「やっぱりお前か―――――!!」

九兵衛「も~う。どこに行ってたんでちゅか~。」

東城「だって~。若が僕の手を放すから、僕が迷子になったんだよ~。」

ネプギア「何やっているんですか・・・。」

東城「な、な、な、何をやっておられるのですか!こんなところでアンタ等――――!!」

ネプテューヌ「それはこっちのセリフだよ。」

両津「お前、九兵衛を彼女に選んだのか・・・。」

東城「違いますぞ!私が若にそんな浮上な感情を入れる訳がありません!」

九兵衛「そうだよ。僕はあゆたんの彼女じゃないよ。あゆたんのママでちゅよ。」

シャル「うわ・・・。」

東城「ああ、ちょっと!勝手に喋んないで!!」

銀時「普段は九兵衛の子守しているけど、本当はこういう感じで甘えたかったんだ。」

東城「違えーって言ってんだろ!!た、たまたまプレイしてたらこういう感じの彼女に・・・。」

シャル「どのようなプレイをしているの・・・。」

ライナー「おっ、両さん達も来ていたのか。」

両津「ライナー!お前も参加するのか!?」

ライナー「ああ。俺はクリスタを選んだからな。この大会で彼女との愛を証明してみせる。」

クリスタ「一緒に頑張ろうね。」

ライナー「ああ。(結婚しよ。)」

両津(ユミルがそれを聞いたら怒るだろうな・・・。)

シャル「あれ?ラブメモリーズにあんなキャラいたのかな?」

両津「あっ、さっちゃんじゃないか!確かにあいつもヒロインの中に入っていたけど・・・。」

ネプギア「誰かが彼女にしているのかな?」

銀時「いや、あんな変態女、好きになるやつなんかいないだろ。」

ライナー「いや、向こうに彼氏がいるぞ。」

さっちゃん「ピ○さん何処行ってたの~?もーう、片時もさっちゃんを放しちゃダメだぞ~。ん~、ん~。」

銀時「ピ○さんって誰だ―――――!!」ドガーッ

さっちゃん「うげー―――っ!!」

銀時「何無理やりピ○子で作ってんだ!ここは彼女を自慢する大会だぞ!」

さっちゃん「う~ん。何言っているのかチンプンカンプン。私はピ○さんがゲームで作り上げた理想の彼女。それ以外の情報は与えられていないのら。」

銀時「何て言うのそのゲーム。イラッとくる女を作ろう。略してイラつく~!」

ネプギア「銀さん、落ち着いてください。」

さっちゃん「いい加減にしてくれないかな。私の彼氏はこのピ○さんなの。」

さっちゃん「今更嫉妬なんかしても遅いわよ。せいぜい私と同じ気持ちを味わうがいいわ!ネプギアに愛する者を奪われる気持ちをね!アーッハッハッハハハハハハ!!」

ネプギア「な、何しに来たんでしょうか・・・。」

シャル「幻覚の上に幻覚を絡ませているよ・・・。」

さっちゃん「あなたのネプギアと私のピ○子。どちらが勝つか見物ね!せいぜい乳首を洗って待ってなさい!」

ネプテューヌ「そう言う大会じゃないんだけど・・・。」

シャル「確かゲームの中に白水ピ○子が入っていたけど、選んだのはあやめさんだけだったね。」

沖田「おっ、旦那に近藤さんじゃないですか。」

両津「沖田!お前も参加するのか?」

沖田「もちろんでさぁ。モタモタしねえでこっちに来い。」

ザッザッ

両津「ん?」

ルイズ「ご主人様、只今来ました。」

両津・シャル・ネプギア・銀時・近藤「ル、ルイズ(ちゃん)――――――!?」

両津「沖田!お前、ルイズに何をした!?」

沖田「素直になってないのでしつけたら、こんな風になっちゃいました。」

銀時「お前の躾はいくら何でも異常すぎるぞ!」

シャル「しかもキャラが崩壊してるし・・・。」

ネプギア「本人が見たらショックで気絶しちゃいますね・・・。」

沖田「まっ、お互い頑張りやしょうや。」

両津「あ、ああ・・・。」

チンポンパンポーン

司会者「えー、只今より、『オールスターヒロイン、ラブメモリーズ』の全国大会を開催いたします!」

ウオオオオオオ

両津「ついに始まったか。絶対に勝ちに行くぞ!」

シャル「彼等を現実に戻すためにも!」

司会者「まずは予選から。4つのグループに分かれてもらいます。」

司会者「ヒロインたちは4つのグループに分かれておりますので、3DSで自分のヒロインが何処のグループに入っているのか見てください。」

両津「シャルロットはAか。こっちの方は?」

銀時「Dだ。」

近藤「俺達もDグループとなっているが、沖田はC、ライナーはBだな。」

司会者「それぞれグループ内で競ってもらい、勝ち残ったカップル一組だけが決勝に進出。」

司会者「代表者達が戦い、どのヒロインが一番か決定すると言う訳です。」

司会者「勝負はゲーム内のデートで彼女の魅力をより引き出せた彼氏が勝者となります。」

司会者「それでは、勝負開始!」

カタカタカタカタカタカタカタカタ

両津「あんな奴等に負けるのはごめんだ!シャルロット、準備はいいか!」

シャル「OK!リンク発動!」

ウィーン

司会者「まず動いたのはAグループの7番。彼女と一緒に歩いているぞー!」

シャル「な、なんだか緊張するね・・・。」

両津「ああ・・・。実際にやるとなんだか緊張するな・・・。」

シャル「でも、勘吉がいてくれたからこそ、今の僕がここにいるんだ。出会ってなかったら、どうなっていたのか分からなかったよ。」

両津「そう言えばそうだな。わしもお前と出会ってなかったら、どうなっていたのか分からないからな。」

シャル「そうだね。ねえ、勘吉。ちょっと目を閉じてくれない?」

両津「あ、ああ。構わないが・・・。」

スッ

ネプテューヌ「あれ?シャルロットちゃん、何をしているんだろう?」

シャル「勘吉、大好きだよ。」

チュッ

ネプテューヌ「おおっ!キスをした――――!!」

ギュオオオオオオン

オタク達「ぐはっ!」

バタターン

司会者「おーっと!7番のキスが見事決まり、他の参加者たちをノックアウトさせた――!!」

司会者「したがって、Aグループ代表は7番に決まりました!」

オオーッ

両津「まさかキスをするとは思わなかったぞ。」

シャル「うん・・・。勘吉への思いを素直に伝えたかったからね・・・。」

両津(マリアがこれを見たら激怒するだろうな・・・。)

司会者「一方、Bグループでは75番の方がディープキスを行っています。それを見た他の参加者たちは次々と倒れてしまったー!」

両津「どうやら残るはライナーだけとなったようだな。」

銀時「しっかりしてくれよ・・・!」

ライナー「クリスタ、喉乾いてないか?」

クリスタ「う、うん・・・。ちょっとね・・・。」

ライナー「丁度一本持っているんだ。せっかくだから飲みなよ。」

クリスタ「ううん。2人で一本あれば十分だから。」

ビュオオオオオ

オタク達「か、関節キッス!?」

両津「濃厚なキスに対して関節キスか。なかなかやるな。」

クリスタ「まずは貴方から飲んで。」

ライナー「あ、ああ・・・。」

ゴクゴク

ライナー「ふう・・・。」

クリスタ「あっ、ちょっとそのままにして。」

ライナー「?」

チュッ

ライナー「く、クリスタ!?」

クリスタ「もう私はいらない。潤っちゃったの。えへ。」

オタク達「ぐはっ!」

バタターン

司会者「勝負あり!102番が決勝進出!」

俺がこのゲームのプレイヤーなら恋人に選ぶのは悪魔のリドルの剣持しえなだな

両津「よくやったぞライナー!まさかこのような関節キスを・・・。ん?」

ライナー「・・・。」

両津「お、おい。なんで呆然と立っているんだ?」

ライナー「あ、ああ。クリスタからもらったキスがまだ頭の中から離れなくて・・・。」

両津「もしかしてそれがファーストキスなのか?」

ライナー「まあな。」

両津「ユミルにばれたら殺されるぞ・・・。」

ライナー「言われてみればそうかもな。それよりもCグループはどうなっているんだ?」

両津「では、モニターを見るとするか。」ウィーン

銀時「Cグループはむやみにキスをしようとしていないぞ。」

ネプギア「さっきの行為が響いたかもしれませんね。」

近藤「そう言えば総悟はどうなっているんだ?」

両津「確かあそこに・・・。げっ!」

ルイズ「は、恥ずかしいわよ・・・。」

沖田「恥ずかしいの?じゃあもっと見てもらおうか。お前のその醜い姿を。」

銀時・両津・近藤・ライナー「どんな遊び方してんの―――――!!」

ルイズ「きゃあ!皮膚呼吸ができなくて苦しい・・・。水を・・・。水をください・・・。ご主人様・・・。」

銀時「おねだりしちゃったよ。しかもご主人様って言ってるし!」

沖田「水?これ一本しかねえけど?」

ルイズ「それがいいです・・・。2人で一緒に飲みたいな・・・、なんて・・・。」

司会者「ここでも関節キスだー!!この異常な状況下にあっても、関節キスは萌を生むのかー!?」

沖田「そうか。2匹一緒なら一本でいいよな。」ドボボボボ

銀時「誰と飲んでんだあああああああ!!」

ルイズ「ご主人様は・・・?」

沖田「いらねー。俺はもう潤った。」

銀時「何が潤ったの!?何が満たされたの!?」

才人「おい!さっきから黙って見ていれば酷すぎるぞ!」

オタク達「そうだ!そうだ!」

シャル「やっぱりブーイングが起きちゃったね・・・。」

沖田「僕らの付き合いに口出さないでもらえますか?ルイズは喜んでいるんで。」

才人「いいや。そんな事をして喜ぶはずがない!俺のルイズの方が・・・。あら?いない・・・。」

明久「姫路さんもいなくなってる・・・。いったい・・・、げっ!」

ルイズ達「只今戻りました!ご主人様!」

沖田「これで決定だな。さあ、公開処刑の始まりだ!」ダッ

ドカバキボカスカ

明久達「ぎゃあああああああ!!」

バタターン

司会者「最後は公開処刑で、122番が決勝進出ー!!」

両津「公開処刑はやり過ぎだろ!」

銀時「これで残るはDグループだけだな。行くぞネプギア!」

ネプギア「はい!」

司会者「では、Dグループのデート場所は、夢のお城です!」

銀時「ゆ、夢のお城!?」

ネプギア「ここってラブホテルじゃないですか!も、もしかして銀さんと・・・・。」

ネプギア「//////////」プシュウウウウウウ

銀時「ネプギアぁぁぁぁぁぁ!!」

東城「くっ、若の破廉恥な姿をこんなところで公開しろと・・・。そんなの・・・、そんなの・・・、興奮するじゃないか――――――!!」

司会者「まず動いたのは311番。」

東城「若~。ボク、オムツの中がムズムズして気持ち悪いんだよ~。あそこで取り替えて欲しいな~。」

銀時「よし。オムツよりお頭を取り替えろ。」

ウィーン

<本人リンク発動。>

東城「へ?」

ギュイーン
東城の目の前にいる自分で作り上げた九兵衛が消えてしまい、代わりに本物の九兵衛が姿を現した。

東城「げっ!本物だ!」

九兵衛「僕に・・・、触るなああああああ!!」ブーン

東城「ギャアアアアアアア!!」

ドガシャーン

司会者「本人リンクで331番が失格になった――――!!」

両津「どういう事だ!?本人はここにはいなかったはずだぞ!!」

ルイズ「それはこういう事よ。」

両津「お、お前等!」
両津が声のした方を振り向くと、ルイズ達が扉の向こうに立っていた。

お妙「さっきからモニターで見ていたけど、まさかこんな展開になっていたとはね・・・。」ゴゴゴゴゴ

ユミル「ライナー、クリスタとキスをしたそうだな・・・。この代償は高くつくぜ・・・。」ゴゴゴゴゴ

ルイズ「よくも私を弄んでくれたわね・・・。覚悟しなさい!」クワッ

近藤「いや、待て!これには深い訳が・・・。」

お妙「やっちまえ―――――!!」

ドカバキボカスカ

近藤達「ギャアアアアア!!」

司会者「おーっと!本人の乱入で大会がめちゃくちゃになってしまった――!!これはどうなるか分からないぞ!」

さっちゃん「大変な事になったけど、私はこのくらいで・・・。」

銀時「いい加減に目を覚ませえええええええ!!」ボガーッ

さっちゃん「ぐはああああああああ!!」

バターン

銀時「はあ・・・。はあ・・・。これで残るは俺と両さんだけとなったようだな・・・。」

両津「だが今がチャンスだ。わし等の力であいつ等を現実に戻すぞ。」

銀時「ああ・・・。」スッ

両津「お前等、良く聞け!女なんてゲームの様に思う通りにならないんだよ!」

銀時「どんなべっぴんでも屁を垂れることなど欠点がある。やがて醜い年増になる。」

ワスプ「それは言い過ぎよ!」

銀時「人を愛するというのはそう言う物を全部ひっくるめて背負うという事だ。」

両津「そんな現実すら霞ませる幻想、強い思い、覚悟、それが愛と言う物だ。」

銀時「冷たいプログラムに愛をささやき、人間、現実をめげる事もできぬ輩に愛を語る資格はねえ!」

両津「これで終わりだ!」ダッ

ネプギア「あっ、あの構えは!」

ネプテューヌ「ネプギア、いつの間に!?」

両津・銀時「合体奥義、無双烈火斬!!」ザシュッ

ドッゴーン

司会者「ここで決勝を待たずに決着が着いた―――――!優勝は両津氏と坂田氏だ―――――!!」

箒「す、すごい威力でしたね・・・。」

両津「まあな。あとは彼等がこれで現実に戻ったかどうかだな。」

銀時「んじゃ、帰るとするか。」

箒達「はい!」

次の日

セシリア「どうやら参加者の全員が現実に戻りましたわ。」

鈴「けど、あの攻撃で多くの人が入院してしまったわね・・・。」

両津「自業自得だ。自力で現実に戻れなかった奴等が悪いからな。」

ラウラ「確かに。」

マリア「両様――――――!!」ドドドドド

両津「げっ!マリア!」

マリア「両様、私より先にシャルロットさんとキスをしたというのはどういう事ですの!?」ゴゴゴゴゴ

両津「ま、マリア、これには深い訳が・・・。」

マリア「問答無用ですわ!覚悟してくださいまし!」ビュッ

両津「ひええええええ!!」ドドドドド

箒「シャルロット、あのキスはまずかったんじゃないか?」

シャル「言われてみればそうかもね・・・。ハハハ・・・。」

すげぇお祭り騒ぎだな
だが嫌いじゃあないぜ

次の話が楽しみだぜ!

両さんの昔話 さるかに

両津「昔々、一匹のサルが道を歩いていました。」

モンク「うう・・・。腹減ったな・・・。」

両津「するとサルは道端にある物を見つけました。」

モンク「なんだ柿の種か。これじゃあ腹の足しにもならないや・・・。」

両津「サルがそう言ったその時、道端におむすびが置いてありました。」

モンク「おっ!おむすびじゃねえか!でも待てよ。道端におむすびが落ちてあるという事は、身体に悪いかも知れないな・・・。」

モンク「仕方がない。柿の種を植えて育ててみるか。」

両津「サルはそう言った後、そのまま家に帰りました。」

シエスタ「あの・・・。カニの役をしている私はどうなるんでしょうか?」

両津「お前はおむすびを持って家に帰ってくれ。」

シエスタ「は、はあ・・・。」テクテク

両津「サルは家に帰った後、柿の種を庭に埋めました。」

モンク「よーし。この栄養剤を撒けば8年経たなくてもすぐに実がなるぞ。」

シャアアアアアア

両津「サルが栄養剤を撒いたその時、埋めた場所から芽がでました。」

両津「しかもその成長はとても早く、わずか数分で巨大な柿の木となってしまったのです。」

モンク「大成功!さっそく食べるとするか!」

両津「サルは木に登り、柿を食べ始めました。するとカニがサルの家にやってきました。」

シエスタ「あの・・・。私にも柿を一つくれませんか?」

モンク「ああ。構わないぜ。」

両津「サルがカニに柿をあげたその時、サルはある事を閃きました。」

モンク「いいこと思いついた。お前にも協力してもらうぜ。」

シエスタ「へ?」

数日後

シエスタ「採れたての美味しい柿はいかがですか?今ならお安くしておきますよ!」

両津「サルはカニと共に柿を売り始め、見事大儲けしましたとさ。」

モンク「まっ、こんなに大きい柿の木は俺の家にしかないからな。」

ポチ郎「で、その柿の木は今でもあるのでござるか?」

モンク「もちろんあるぜ。この間IS学園に埋めた柿の木を見てみろよ。」

ポチ郎「どれどれ・・・?うおっ!これは見事でござるな!」

モンク「だろ?他にもリンゴやブドウ、ナシなども植えといたからな。」

千冬「中庭を果樹園にするな――――――!!」ドカッ

モンク「うげっ!」

両津「まっ、果物が食べられるという事だけでも良しとするか。」

千冬「いい訳ないだろ!」

シエスタ「では、次回もお楽しみに。」

次回予告

なのは「スカリエッティが自らの野望の為に動き出したわ。」

ソニック「こうなった以上は倒さないといけないみたいだな。」

イカロス「確かにその通りです。しかし、スカリエッティはミーノースと同盟を結びました。」

両津「そのミーノースというのはどの様な奴だ?」

ニンフ「性格は完全に破綻しており、私達エンジェロイドを精神的かつ肉体的に虐めることを娯楽の1つとしている酷い奴よ。」

鈴「いくら何でも酷すぎるわ!」

アストレア「それに奴等は空美町を滅ぼした後、藍越学園や文月学園、そして最後に私達のいるIS学園に向かうつもりです!」

両津「こうしちゃいられん!全軍出動だ!!」

全員「おう!!」

楯無「次回、『スカリエッティとのラストバトル』。よろしくね!」

第35話 スカリエッティとのラストバトル

この戦いにはガルパンやウィッチクラフトワークスも参戦して欲しい!

空美町

ゴオオオオオ

ウーノ「こちらウーノ。空美町の壊滅及び、全住民の抹殺に成功しました。」

スカリエッティ『ご苦労。すぐに帰還してくれ。』

ウーノ「了解。」ピッ

トーレ「ウーノ姉、ドクターから何を言われた?」

ウーノ「すぐに帰還してくれと言われた。研究所に戻るぞ!」ダッ

ナンバーズ「おう!」ダッ

次の日

ヒュウウウウウ

綾火「ひどい有様ね。ここの住民は全員亡くなったのかしら?」

仄「うん。データによれば全員が死亡したそうだよ。」

霞「お兄ちゃん。焼け跡からこんな物が見つかったよ!」

仄「どれどれ?」
霞が持っている物を見ると、一枚のカードが目に映った。

仄「えーっと、次の狙いは藍越学園と文月学園、そしてIS学園・・・。」

綾火「どうやらこれはスカリエッティの仕業ね。」

霞「確か異次元からやって来た悪者一味でしたよね。」

仄「3つの学園を狙っているという事は・・・、このままだと大変な事になるぞ!」

綾火「そうね。すぐに東京レイヴンチーム、ストライク・ザ・ブラッドチームに連絡をしましょう!」

仄「分かった!」

IS学園

両津「何!?空美町が崩壊しただと!?」

イカロス「はい。前マスターだけでなく、そはらさんや守形先輩、美香子先輩までもやられてしまいました。」

千冬「要するに、この町にいる住民全てが亡くなったという事だな。」

ソニック「ああ。ミーノースの奴、絶対に許さないぜ・・・。」

ラウラ「そのミーノースというのは?」

ニンフ「性格は完全に破綻しており、私達エンジェロイドを精神的かつ肉体的に虐めることを娯楽の1つとしている酷い奴よ。」

鈴「そんな・・・。いくら何でも酷すぎるわ!」

シャル「ニンフたちもやられていたの?」

ニンフ「うん・・・。でも、智樹たちのおかげでその呪縛から解放されたけどね。」

ソニック「その後、イカロス達は時空乱流に巻き込まれて、俺達と出会ったんだ。その時から彼女達は俺の事をマスターだと認識したそうだぜ。」

両津「なるほど。まさかそのような事があったとは驚いたな。」

兎角「失礼します。」ガチャッ

両津「おお。兎角達か。何か有力な手掛かりが見つかったか?」

春紀「ああ。先程ウィッチクラフトワークスチームから連絡があった。」

レヴィ「で、どの様な内容だ?」

鳰「はい。次の狙いは藍越学園と文月学園、そしてIS学園って言ってたッス。」

両津「何だと!?奴等はわし等を狙っているのか!?」

伊介「はい。あと空美町を燃やした犯人が分かりました。スパイカメラで見たところ、ナンバーズの5人と判明されました!」

なのは「ナンバーズの5人って、もしかしてウーノ達なの!?」

伊介「間違いなくその通りです。」

アストレア「まさかナンバーズの5人が空美町を燃やすなんて・・・。」

オレガノ「普通では考えられませんね。」

ナックルズ「いや、彼女達が空美町を燃やしたのは何か理由があるだろう。」

ミリア「理由って、まさか!?」

ナックルズ「ああ。先程、スカリエッティとミーノースが同盟を結んだという情報を入手した。」

リリア「同盟を結んだ!?」

ミリア「その情報は確かなの!?」

ナックルズ「間違いなく事実だ。」

ソニック「じゃあ、ナンバーズが空美町を燃やしたのは、あの同盟があったからという事なのか・・・。」

イカロス「こうなってしまうと、戦いは免れませんね。」

ソニック「ああ。何としてでも奴等の進軍を止めないと。」

あの伊介様がまさかの敬語・・・
明日東京で9.11が起こるんじゃねぇのか・・・?

あ、魔法科高校の劣等生の事忘れてた

キュウべえ「いや、それだけではない。」

両津「キュゥべえ、どういう事だ?」

キュゥべえ「美国織莉子や呉キリカもスカリエッティと手を組んだことが判明した。」

マミ「なんですって!?」

ほむら「織莉子とキリカもスカリエッティと組むなんて・・・。」

キュゥべえ「こうなってしまうと苦戦は免れないだろう。それでも戦うつもりなのかい?」

両津「当たり前だ!わし等の学園が狙われている以上、黙っているわけにはいかないからな!」

マミ「なら決定ですね。すぐに出動しましょう!」

両津「よし!トムたちは藍越学園、まどか達は文月学園を守り切ってくれ。わし等はIS学園を守りきってみせる!」

キュゥべえ「ああ。その事だけど、藍越学園と文月学園は既に防衛態勢に入っているよ。」

トム「それってどういう事だ?」

キュゥべえ「藍越学園は国立魔法大学付属第一高校、ウィッチクラフトワークスチーム。文月学園は東京レイヴンチーム、ストライク・ザ・ブラッドチームが駆けつけて来てくれたからね。」

両津「じゃあ、わし等はIS学園を守るだけで十分だな。」

ジェリー「いや、そう簡単にはうまくいかないだろう。」

トム「どういう事だ?」

ジェリー「スカリエッティとミーノースは最大の作戦を練っている。彼等が立ち向かっても勝ち目はないだろう。」

兎角「その作戦って、もしや!?」

ジェリー「そう。藍越学園には巨大ゴキブリの大群。文月学園にはダソヌ☆マソという刺客を送り込むつもりだ。」

ケロロ「ダソヌ☆マソって、あのアフロビームで人をアフロにする宇宙人なのでは!?」

銀時「お前、知っているのか!?」

ケロロ「ええ。我輩達は彼と一度戦った事があります。かなり苦戦しましたけど・・・。」

両津「かなり苦戦する相手となると、藍越学園と文月学園は・・・。」

ケロロ「間違いなく陥落するでしょうな。」

ヒュウウウウウウ

銀時「余計な事を言うなあああああああ!!!」ドガーッ

ケロロ「ゲロォォォォ!」

藍越学園

ブオーン

達也「くそっ!いくらなんでも数が多すぎるぞ!」

仄「これじゃあいくら倒してもキリがないよ!」

レオ「ああ。だが、他の女性達は・・・。」チラッ

女性達「うへへへへ・・・。ゴキブリが一匹、ゴキブリが二匹・・・。」

達也「完全に崩壊している――――――!!」ガビーン

一夏「かなり苦戦しているな。だったら俺達も協力するぜ!」

仄「でも、君達を危険な目に遭わせるわけには!」

一夏「大丈夫だ。それに俺達だけ何もできずに逃げるのは嫌だからな。」

弾「困った時はお互い様だろ?」

仄「分かった。では、ご協力お願いします。」

一夏「まず、高凪先輩達は戦闘不能になっている方々を安全な場所まで運んでください。」

春奈「任せて!」

一夏「俺達はゴキブリ達の数を少しでも減らします。すぐに戦闘態勢を用意してください!」

才人「言われなくても分かってるぜ!攻撃開始だ!!」

一夏達「おう!!!」ダッ

達也「生徒達が一丸となって学園を守ろうとしている・・・。俺達も負ける訳にはいかないな。」

仄「そうだね。僕達も負けずに戦おう!」ダッ

トムとジェリー懐かしい

文月学園

ビビーッ

古城「くそっ!次々と生徒達がアフロになってしまったか!」

春虎「こうなってしまうと苦戦は免れないな。」

浅葱「でも、私達は負ける訳にはいかないわ。この学園を守るためにも!」

夏目「ええ。ですが、アフロにだけはなりたくないですね。」

浅葱「その言葉に同意するわね・・・。」

古城「無駄話をするな!早くあのアフロ野郎を倒しに行くぞ!」

ダソヌ☆マソ「はーい。自業自得DESU!」ビーッ

ギャアアアアアアア

IS学園

両津「何!?藍越学園と文月学園が陥落しただと!?」

アリア「はい。必死に抵抗しましたが、相手が悪かったそうです。」

千棘「そして彼等はミーノース達と合流した後、そのままIS学園に向かうつもりです!」

両津「とうとう残るはわし等だけとなったか・・・。すぐに全員出動するぞ!」

千棘「分かりました!放送で伝えておきます!」ダッ

千冬「ところで、その巨大ゴキブリがこっちに来るという事は・・・。」

両津「ISの女性戦士達は戦意を喪失してしまうな。」

スパァン

千冬「不吉な事を言うな!山田先生、すぐにテレビを着けろ!」

山田「はい!」ピッ

ストブラのメインヒロイン、姫柊雪菜の出番はまだか!!

アナウンサー『えー、今日は通常の番組予定を変更しまして、藍越学園で異常発生した巨大ゴキブリについて徹底討論していきたいと思います。』

アナウンサー『それにつきまして宇宙中の動物の権威であせられるハタ皇子に、色々うかがいたいと思います。』

アナウンサー『さっそくなんですが、アレは本当にゴキブリなんですか?』

ハタ皇子『ゴキブリには間違いないが地球産ではあるまい。恐らく地球に入ってきた異星の船に入っていて江戸に入り込んだんじゃろう。』

アナウンサー『宇宙ゴキブリというわけですか。』

ハタ皇子『スペースゴキブリじゃ。』

アナウンサー『いや、宇宙ゴキブリでいいでしょ。』

ハタ皇子『スペースゴキブリっつてんだろ。やんのかコラ。ちょっとカメラ止めろ。』

ザーッ

銀時「やっぱりあいつの仕業なのかよ・・・。」

千冬「お前の知り合いにはとんでもない奴ばかりだな。」

アイアンマン「無駄話はそこまでだ。すぐに出動するぞ!」

両津「言われなくても分かってる!」ダッ

あんのバカ皇子がああああああああ(怒)!!

一方、姫柊はIS学園に向かっていた。

タッタッタッタッ

姫柊「先輩たちがアフロ化されてしまい、残っていたのは私だけとなってしまった・・・。」

姫柊「早く何とかしなければ・・・。」

ブオオオオオオオオ

姫柊「こ、この音ってまさか!?」
姫柊は空を見上げると、巨大ゴキブリが大空を飛んでいた。

姫柊「いやあああああああああ!!」ドドドドド

IS学園 中庭

両津「来たぞ!巨大ゴキブリだ!!」

ブオオオオオオオ

女性達「キャアアアアアア!!」

鬼塚「やっぱり姿を現したか。すぐに攻撃を開始するぞ!」

フライゴン「ですが、女性達は既に戦意喪失しています!」

テイルス「どうやらゴキブリを見た途端に悲鳴を上げたのが原因みたいだね・・・。」

山田『新たな情報です!巨大ゴキブリを殺したら仲間を呼ぶ恐れがあります!絶対に殺さないでください!』

ナックルズ「マジかよ!このままだとこっちがやられるじゃねーか!!」

山田『あっ、また新たな情報が入ろうとしています!』
山田はそう言った後、テレビに視線を移した。

アナウンサー『東京にばかりゴキブーリが集中するのには何か理由があるんですか?』

ハタ皇子『東京に奴等が集まっているのは恐らくあそこに奴等の女王が居るからじゃ。』

ハタ皇子『奴等は全て一匹の雌から生まれた兄弟。まず女王が星に巣食い、そこで大量の子を産む。』
 
ハタ皇子『奴等はそうして数多の星を喰らい尽くしてきた恐ろくべき種族。女王が居る限り奴等は際限なく増え続けるぞ。このままではこの星は終わる。』

ハタ皇子『それでは我々が助かる道は女王を退治するほかはないと・・・。そういうことですかバカ。』

ハタ皇子『皇子はつけよう!せめて皇子はつけよう!!』

アナウンサー『何か女王を判別する目印みたいなものは?』

ハタ皇子『無理じゃ。奴は普通のゴキブリと大きさは変わらん。・・・ん?まてよ、一つだけあった。』

アナウンサー『一つだけ?』

ハタ皇子『背中に五郎って書いてある。』

アナウンサー『なんですか?その五郎って?』

ハタ皇子『余がつけた名前じゃ。五郎の奴あんなに可愛がってやったのに逃げ出しやがって・・・。』

アナウンサー『お前今なんつった?』

ハタ皇子『え?なんか今まずいこといった?あ・・・・。』

ソニック「背中に五郎・・・。もしかしてあれじゃないか?」

男性陣「へ?」
ソニックが指差したのをよく見ると、背中に『五郎』と書いてあるゴキブリだった。

男性陣「そいつだああああああああああ!!」

アナウンサー『背中に五郎です!背中に五郎のゴキブリを退治すれば他のゴキブリも全て死に絶えます!』

アナウンサー『お願いします!地球の命運がかかっています!貴方の手に地球の命運が!!』

ソニック「だったらやるしかないだろ!エンブオー、火炎放射だ!」

エンブオー「任せろ!」ゴオオオオオ

ボオオオオオオオ、プシュウウウウウウウ

ボーマンダ「このゴキブリが死んだという事は・・・。」

ヒュルルルルルルル、ドドーン

両津「おお!すべての巨大ゴキブリが死んだぞ!」

エンブオー「これで第一の難関はクリアしたな。」

織莉子「まさかあの巨大ゴキブリを倒すなんてお見事ね・・・。」

ほむら「その声は・・・、織莉子!?」
ほむらが声のした方を振り向くと、織莉子とキリカ、ナンバーズの5人、ダソヌ☆マソが立っていた。

両津「ほむら、もう大丈夫なのか!?」

ほむら「ええ。あのゴキブリが消えたおかげで全員大丈夫よ。」

鈴「ゴキブリがいなくなった分、しっかり戦わないとね!」

キリカ「だが、それがいつまで持つかな?」パチン
キリカが指を鳴らすと同時に、アフロ化した明久達が姿を現した。

瑞希「そんな・・・。明久君達がアフロ化してしまうなんて・・・。」

ダソヌ☆マソ「さーて、貴方達もフィーバータイムと行きましょう!」

銀時「冗談じゃない!おいケロロ!この騒ぎを止めてくれって頼んでくれ!俺の(髪の)運命が掛かってんだ!」

ケロロ「え~!?でも我輩には銀時殿の頭なんて関係ないし~そもそも我輩侵略者じゃ~ん?このまま侵略しちゃおうかな~?」

銀時「テメーこのボケガエル!ケツの穴にジャスタウェイぶち込むぞコラァァァ!」

ケロロ「・・冗談っすよ、早く何とかしないと・・。(それにしてもボケガエルって久々に聞くであります・・。)」

トーレ「どうやら覚悟を決めたようだな。かかれー!!」

ドドドドド

両津「よし!あいつ等を倒しに行くぞ!」

姫柊「その必要はありません!」

両津「へ?」
両津は声のした方を向くと、姫柊が姿を現した。

両津「姫柊、無事だったのか!」

姫柊「はい。強力な助っ人を連れてきました!」

ボーボボ「久しぶりだな両さん。」

両津「おお!ボーボボじゃねえか!こいつさえいれば大丈夫だな!」

首領パッチ「俺達も忘れちゃ困るぜ!」

ケロロ「おお!首領パッチ達まで!!」

ダソヌ☆マソ「一人も逃がしちゃイケマセーン!奴らを毛祭り(?)にあげるのデース!」

ボーボボ「そうはさせるか!鼻毛真剣奥義、ブラック企業なんか潰れちまえ!!」ドゴーン

両津「今がチャンスだ!攻撃開始!!」

箒達「イェッサー!!」ギュイーン

ドゴーンドゴーンドッカーン

ダソヌ☆マソ「アンビリーバボー!私の兵が一瞬で!?あれ程駒は揃っていたのに・・。」

両津「よし!これで残るは8人だ!」

ダソヌ☆マソ「そうはさせません!覚悟!!」ビーッ

ギュイーン

ボーボボ「無駄だ。最初からアフロの奴に撃っても効果がないからな。」

ダソヌ☆マソ「し、しまった!」

ボーボボ「すぐに止めを!」

箒「心得た!」
箒は気を集中させ、ダソヌ☆マソに襲い掛かった。

箒「飛天御剣流奥義、天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)。」

ズシャアアアアアア

ダソヌ☆マソ「ば、バカな・・・。」

ドサッ

両津「箒!お前、あの技を取得したのか!?」

箒「はい。剣心さんから教えられましたからね。」

セシリア「まあ。夏休みに道場に通っていたのはそのためだったのですね。」

両津「まあいい。アフロ化したバカ共も元に戻るし、これで残るはお前等だけだな。」

ウーノ「けど甘く見ないでちょうだい。私達はこんなので倒れる輩じゃないのでね!」ダッ

ドゴーンドゴーン

シャル「あの大砲の音・・・。来てくれたんだね!」

みほ「両津さん、助太刀しに来ました!」

両津「おお!ガルパンチームか!すぐにわし等の援護をしてくれ!」

みほ「了解!」

ドゥーエ「増援か。けど、私達にとってはこれくらいでは引かないわ。」

ラウラ「だったら私達がナンバーズの相手をする。まどか達は織莉子とキリカ、両津達はミーノースとスカリエッティを倒してくれ。」

両津「分かった。だが、あの2人はまだここに来ていないぞ。もしかしたら研究所にまだいるんじゃないのか?」

クアットロ「それは不正解よ。もうドクターとミーノース様はそろそろここに来るはずよ。」
クアットロがそう言ったと同時に、スカリエッティとミーノースが姿を現した。

ミーノース「間に合ったようだな。ここからは私達も参戦するぞ。」

スカリエッティ「完成した新兵器『ブラッドクロー』、その眼で確かめさせてもらうぞ!」

ソニック「どうやら2人のボスが姿を現したようだな。この戦いで決着を着けてやるぜ!」

フェイト「ソニック、ここは私も援護するわ。」

ソニック「分かった。頼りにしてるぜフェイト。」

フェイト「ええ!」

イカロス「私達も助太刀します!」

ソニック「よし!攻撃開始だ!」ダッ

スカリエッティ「そっちがその気なら返り討ちにしてくれる!ブラッドキャノン!」

ドゴン

ソニック「おっと!」ヒョイ

ニンフ「間一髪だったわね。」

ソニック「ああ。だがもう一人敵がいる事を忘れるなよ。」

ニンフ「そのくらい分かってるわよ。」

ミーノース「次は私の番だ!雷鳴弾!!」ドゴン

アストレア「それなら打ち返すのみ!」ブン

カキーン

アストレア「よし!当たった!」

ドガン

ミーノース「ぐはっ!」

リリア「おお!直撃した!」

アストレア「自業自得よ!」ブンブン

ミーノース「おのれ・・・。人形の分際で・・・。」

ミーノース「私をなめるな――――――――!!!」ドゴーン
ミーノースは怒りの雄たけびを上げた後、黄金の鎧を身に纏った。

フェイト「どうやら本気になった様ね。」

ソニック「だが俺達だって負ける訳には行かない。智樹たちの仇だけでなく、エンジェロイド達の未来を勝ち取るためにも!」

フェイト「もちろんそのつもりよ!気を引き締めていきましょう!!」

イカロス・ニンフ・アストレア・ミリア・リリア・オレガノ・カオス「はい!!!」

カキーンカキーン

両津「くそっ!こいつはなかなか手ごわいぞ!」

キリカ「甘く見てもらっちゃ困るよ。私はこう見えても強いんだからね。」

美希「確かに強そうに見えるけど、隙だらけなの!」ガシッ

キリカ「な!?」

美希「奥義、スパイラルスロー!!」ブオーン

キリカ「うわっ!」ドガッ

美輝「おっ、私が教えた投げ技が見事決まったな。」

美希「へへん。ミキだってやるときはやるの。」

織莉子「だったらお返しよ。喰らいなさい!」ドガガガガ

美輝「おっと!遠距離攻撃なら、シャドウブーメラン!!」ヒュッ

ボガッ

織莉子「くっ!」

ラウラ「両津達も善戦しているな。こちらも行くぞ!」ジャキン

ウーノ「そうはいかないわ!ブラッドレイブンゼロ!」

ゴオオオオオオ

ラウラ「その溜め攻撃が命取りだ!」ドゴーン

ドッカーン

ウーノ「キャアアアアアアア!!」

ラウラ「まずは一人。」

ドゥーエ「おのれ!だったら私があいつを倒す!」

ガキン

ハルヒ「おっと。あなたの相手は私よ。」

ラウラ「ハルヒ、ドゥーエを頼む。」

ハルヒ「任せて!ここからは私のステージよ!」ビシッ

ドゥーエ「くっ!なめるな――――――!!!」ビュン

ハルヒ「好都合ね。一斉発射開始!!」

ドガガガガドゴーンチュドーン

ドゥーエ「こ、この私がこんなところで・・・。」

ズドーン

ハルヒ「2人目も終わったわ。鈴、バトンタッチよ。」パンッ

鈴「分かったわ!」

トーレ「今度は貴様か。叩き落としてくれるわ!」ダッ

鈴「かかってきなさい!」

ガキンガキンガキンガキン

セシリア「戦いは互角。このままだと長期戦になりますわね。」

千冬「いや。この戦いはすぐに決着が着く。」

簪「どういう事ですか?」

千冬「両津に鍛えられた鈴の強さはこんな物ではない。ここからが彼女の底力を発揮する時だ。」
千冬がそう言った直後、鈴の武器が光り始めた。

トーレ「武器が光った!?」

鈴「両津に頼んで武器を強化してもらったの。その威力も今までとは大違いよ!」ガキン

トーレ「うぐっ!」

鈴「今がチャンス!大回転斬り!!」ズガガガガガ

トーレ「うわあああああああ!!」

ズドーン

鈴「よし!これでナンバーズのメンバーは後2人。アリア先輩、千棘ちゃん、後はお願いします!」

千棘「任せて!」ビュン

アリア「ここからは私達のステージね!」ビュン

クアットロ「立ち向かうなら容赦はしないわよ。」ギュイーン

セッテ「相手が誰であろうとも、私は一歩も引かない!」ギュイーン

チンク「気をつけろ!クアットロ姉様はステルスの能力、セッテはブーメランブレードでの攻撃が得意だ!」

ノーヴェ「油断したら倒される事を忘れるな!」

千棘「分かっているわ。私だって負ける訳には行かないから!」ガシャン

千棘「まずはステルスを解除。ウィザードフラッシュ!」

カッ

クアットロ「しまった!ステルスが・・・。」

アリア「そしてそのまま、風穴!」ドガガガガ

クアットロ「キャアアアアアアア!!」

ズドーン

セッテ「よくもクアットロ姉様を・・・。覚悟!」シュン

小咲「そうはさせない!ハリケーンキャノン!!」ズドーン

カキン

千棘「ナイス援護!」

セッテ「は、弾かれただと!?」

小咲「早く止めを!」

アリア「分かってるわよ!双剣で決着を着けるわ!」

セッテ「そうはさせるか!もう一度行くぞ!」シュン

誠士郎「甘い!」ガキン

セッテ「また弾かれただと!?」

アリア「これで終わりよ!覚悟!!」

ズバーッ

セッテ「うぐ・・・、しまった・・・。」

ズドーン

織莉子「そんな!あのナンバーズが戦闘不能になってしまうなんて・・・。」

両津「隙あり!」ガッ

キリカ「しまった!」

両津「これで終わりにしてやる!」ギュイーン
両津は織莉子とキリカを持ち上げ、そのまま上空に向かい始めた。

箒「両津さん!まさかあの地獄落としを!?」

両津「その通りだ!悪い子にはお仕置きをしなければならないからな。」

まどか「でも、いくら何でもやり過ぎですよ!」

さやか「そうですよ!人に迷惑をかけたくらいでこのような事はやり過ぎですよ!」

両津「ギャーギャーうるさいな。こいつ等は悪い子だぞ。」

マミ「いや、確かに悪い事はしていましたが、彼女達はまだ中学生ですよ!」

両津「では、お仕置き開始!!」ギュイーン

織莉子・キリカ「ギャアアアアアアアアアア!!」

マミ「やっちゃった・・・。」

ガキンガキン

ソニック「どうやら簡単には倒れてくれないようだな。」

スカリエッティ「貴様に倒されるくらいなら死んだほうがマシだ。」

ミーノース「それに私は、お前をイカロス達のパートナーとは絶対に認めないからな。」

ソニック「そう言う事かよ。そっちがその気なら・・・。」

ギャアアアアアアア

ソニック「ん?何の音だ?」

フェイト「あの声って、まさか・・・。」

千棘と小咲がなんかカッコいい

両津「さあ、ここからがフィナーレだ!これで決着を着けてやる!」

織莉子「勘弁してくださ~い!!」

キリカ「もうしませんから~!!」

ソニック「両さん!まさか彼女達を地面に落とすつもりか!?」

両津「その通りだ!ここからは最大速度で行くぞ!」ドギューン

ソニック「まずい!全員かわせ!」

ビュン

ミーノース・スカリエッティ「へ?」

ドッゴーン

ソニック「うおっ!ミーノースとスカリエッティに直撃したぞ!」

イカロス「マスター、彼等はどうなりましたか?」

ソニック「あれくらいの衝撃を受けたら大ダメージは免れないからな・・・。」

ニンフ「あっ、両津が立ち上がった!」
ニンフが指差す方を見ると、両津が織莉子とキリカを持ちながら立ち上がった。

両津「ふう・・・。お仕置き完了っと。」

織莉子「」

キリカ「」

杏子「気絶している・・・。相当怖かったようだな・・・。」

カオス「あとはミーノースとスカリエッティだけだね。どうなっているのかな?」

ミーノース「うぐぐ・・・。こんなところで邪魔をされるとは・・・。」

スカリエッティ「だが、我々はこんなところで立ち止まる訳には・・・。」

ソニック「往生際が悪いぜ。だったら最大奥義で終わらせてやる!」サッ

ソニック「スーパーモード発動!」

カッ

ソニックの姿は金色のハリネズミとなり、そのままミーノースとスカリエッティに襲い掛かった。

ソニック「これで終わりだ!ファイナルドライブ!!」

ドゴオオオオオオオ

ミーノース「わ、私の野望が・・・、こんなハリネズミなんかに・・・。」

スカリエッティ「こ、この私が負けてしまうとは・・・。」

ドッゴーン

フェイト「ソニック、大丈夫!?」

ソニック「ああ。この通りピンピンしてるぜ。で、あいつ等はどうなっているんだ?」

誠士郎「えーっと・・・、スカリエッティとミーノース、共に死亡が確認された!」

両津「よっしゃ!わし等の大勝利だ――――――!!」

ウオオオオオオオオ

ソニック「これで天国にいる前マスターも喜んでいるかもな。」

カオス「きっとそうかもね!」

フェイト「ソニック、貴方の活躍は本当に見事だったわ。」

ソニック「まあな。イカロス達を悲しませるわけにはいかなかったからな。」

フェイト「そうね。ソニック、目を閉じて。」

ソニック「ああ、別にいいが・・・。」

スッ

ソニック「ん?」

フェイト「大好きだよ、ソニック。」

チュッ、オオーッ

ソニック「ふ、フェイト!?お前、俺にキスをしたのか!?」

フェイト「うん。」

なのは「ソニック、フェイトちゃんとキスをしたのはどういう事かな~。」ゴゴゴゴゴ

ソニック「お、おい!俺は被害者だぞ!なんで恨まれなきゃいけないんだ!?」

エミー「フェイト~。アンタと言う人は~!!」ゴゴゴゴゴ

フェイト「あ、あれはつい・・・。」

なのは・エミー「2人共、思いっきり頭を冷やそうか?」ニコッ

ソニック・フェイト「うわ(きゃ)あああああああああ!!」ドドドドド

ドゴーンドゴーン

両津「やれやれ。キスぐらいで大げさすぎるぞ。」

セシリア「両津さんだって、シャルロットさんにキスをされたんじゃないですの?」

両津「ま、まあそうだな。あの後にマリアに散々追いかけられたし。」

シャル「人前でのキスはあまりしない方がいいみたいだね・・・。」

ソニック「話してないでなんとかしてくれ~!!」ドドドドド

亡国機業のアジト

スコール「スカリエッティが死亡したおかげで、残るは我々だけとなってしまいました!」

カダブラ「おのれ両津!次々とわしの計画を邪魔しおって!」

オータム「あと新たなISの開発ですが、あと2、3ヶ月はかかるそうです。」

マドカ「しばらくは大人しくするしかないだろうな。」

カダブラ「ああ・・・。そうするしか方法はないな・・・。」

次の日、ソニック達は空美町にある墓場に来ていた。

ソニック「まさかミーノースの死と共に、空美町が元に戻るとは思わなかったな。」

イカロス「ええ。ですが、前マスターとそはらさんは生き返る事ができませんでしたね・・・。」

カオス「町が元に戻ったのはいいけど、その代償として2人が死んでしまったんだよね・・・。」

ニンフ「ええ・・・。でも、これからはソニックと共に生きるわ。」

アストレア「だってソニックは私達のマスターだから!」

ソニック「皆・・・。そうだな。」

ソニック「それじゃ、そろそろ学園に帰るとするか!」

イカロス「ええ!」

ドギューン

ヒュウウウウウ

ミリア「今の風・・・。」

リリア「どうやら彼からの贈り物かもね。」

オレガノ「ええ。」
『そらのおとしもの』の戦いは幕を閉じたが、その6年後に空美町のとなりにある花美町で新たな戦いが始まろうとしていた。
その戦いは、『大好きです!!魔法天使こすもす』で明らかになる・・・。

両さんの昔話 3匹の子豚

両津「昔々あるところに3匹の子豚がいました。」

両津「一匹目は藁の家、二匹目は木の家、三匹目は煉瓦の家を建てました。」

両津「そんなある日、狼が現れて子豚を捕えようとしました。」

両津「まず最初に向かったのは藁の家です。」

千冬「さっさと開けろ!」

ミラジェーン「嫌です!」

ヒュウウウウウ

ミラジェーン「キャアアアアアア!!」ドギューン

両津「次に向かったのは木の家です。」

千冬「さっさと開けろ!」

ミラジェーン「嫌です!」

ルーシィ「絶対に開けません!」

ヒュウウウウ

ルーシィ「助かった・・・。」ホッ

ヒョイ

ルーシィ・ミラジェーン「キャアアアアアアア!!」ドギューン

両津「最後に向かったのは煉瓦の家です。」

千冬「さっさと開けろ!」

ミラジェーン「嫌です!」

ルーシィ「絶対に開けません!」

リサーナ「さっさと帰ってください!」

ヒュウウウウウ

ミラジェーン「突風は大丈夫ね。」

グググググ

ルーシィ「重さもバッチリ。これなら完璧ね。」

リサーナ「へへん。この家は煉瓦の家でできているからね。」

千冬「煉瓦の家か。よし、だったら上から入るぞ!」

両津「狼は服を脱いだ後、そのまま煙突の中に入ろうとしました。」

千冬「・・・。」

両津「どうした?さっさと入れ!」

千冬「素っ裸で煙突の中に入る事ができるか!いくら何でも恥ずかしいぞ!」

両津「これも物語の内容だ。さっさと入れ!」

千冬「うぐぐ・・・。」

ミラジェーン「大変!煙突の中から入ろうとしてるわ!」

リサーナ「大丈夫!こんな事もあろうかと、大なべを用意しといたから!」

グツグツグツグツ

ルーシィ「中には熱湯が入っている・・・。これなら大丈夫ね!」

ツルッ

ミラジェーン「あっ、滑った。」

ドボーン

千冬「アアアアアアアアアア!!」ビョーン

両津「狼はお湯に入って飛び上がった後、そのまま何処かに行ってしまいましたとさ。」

両津「めでたしめでたし。」

千冬「んな訳あるか!なんで私が狼の役をしなければならんのだ!」

両津「お前が狼の役に適任してるからだ。」

千冬「」ブチッ

箒「あ・・・。」

しばらくお待ちください

両津「ご、ごべんなざい(ごめんなさい)・・・。」

千冬「よろしい!」

箒達(めちゃ怖い・・・。)

レビィ「じ、次回もお楽しみに・・・。」

次回予告

そら「街角でのゴルフ大会?」

両津「そうだ。わしが企画したイベントだからな。」

エルザ「普通のゴルフコースとは違った景色だな。」

両津「だが、今までのゴルフコースとはそう簡単ではないぞ。」

カナ「どういう事?」

両津「ボールをロストしたらその場で失格だ。あとトラップもあるので覚悟するように。」

鈴「うう・・・。なんだか不安になってきた・・・。」

エルザ「ここまでやるなら勝つしか方法はない。行くぞ!」

女性達「はーい・・・。」

千冬「次回、『街角ゴルフバトルロイヤル。』。よろしく頼む。」

乙です

第36話 街角ゴルフバトルロイヤル

IS学園

ドラえもん「ゴルフ大会?」

両津「そうだ。スカリエッティとの戦いに勝利した記念として、このイベントを開こうと思ってな。」

ドラえもん「それはいい考えだけど、コースとかは予約してあるの?」

両津「心配するな。既に準備してある。しかも都内でゴルフができるぞ。」

王ドラ「ほ、本当に都内でできるのですか!?」

両津「まっ、大会当日になればすぐに分かる。」

マタドーラ「大丈夫かな・・・。」

ドラニコフ「ウガ。」

大会当日

両津「着いたぞ。ここが会場だ。」

カナ「ここって、街角じゃないか。まさかこんなところでゴルフをするのか!?」

両津「その通りだ。これより両津杯街角ゴルフ大会を開催する!」

全員「ええっ!?」

はやて「街角でゴルフするなんて驚いた発想やな。」

両津「だが今までのゴルフコースとはそう簡単ではないぞ。」

キッド「どういう事だ?」

両津「ボールをロストしたらその場で失格だ。あとトラップもあるので覚悟するように。」

セシリア「かなり厳しいルールですわね。」

両津「なお、優勝したら賞金100万円が手に入るので、頑張るように。」

銀時「おっしゃー!100万円手に入れるぞー!!」

新八「銀さん、賞金の事になると本気になるんだから・・・。」

シャオリン「呆れて物も言えませんね・・・。」

両津「では、開始!」ピーッ

第1コース

ノワール「ここは落ち着いて打てば大丈夫ね。」

コキン

ユニ「おっ、いいところにいったわね。」

ヒュルルルルルル ポトン

ノワール「えーと、ホールまであと200ヤードね。」

ベール「次は私ですわね。」

コキン ヒュルルルルル ズボッ

ベール「あら、民家に入ってしまいましたわ。」

コキン

ルーアン「あら、向こうからも!」

ヒュルルルル ボスッ

キリュウ「トラックの荷台の上に落ちた。」

ブロロロロロ

ニョロリ「はい。みくるさん、失格だニョロリ。」

みくる「ふええ・・・。やられました・・・。」

ハルヒ「大丈夫よみくるちゃん。後は私達に任せて!」

みくる「お願いします・・・。」

長門「次、ハルヒ。」

ハルヒ「おっしゃ!行くわよ!」

コキン ヒュルルルルルル ポトン

長門「ホールまであと100ヤード。」

ハルヒ「だいぶいいところにいったわね。」

ヒュルルルル ポトン

ソニック「よし。後50ヤードだな。」

ハルヒ「なかなかうまいわね・・・。油断しないで気を引き締めないと。」

ソニック「よし。ここを狙えばバーディだ。」

コン コロコロコロコロ カラン

ウリィ「バーディ!」

ソニック「Yes!」グッ

ハルヒ「先にバーディを決められたわね。こっちも行くわよ!」

コキン コロコロコロコロ カラン

ハルヒ「よっしゃ!バーディ!」

ソニック「やれやれ。悪運が強い奴だな・・・。」

フェイト「そのくらい彼女も本気を出してるからね。」

第2コース

麗子「えーと、私のボールは?」

両津「あそこのお立ち台の上にあるぞ。」ユビサシ

麗子「えーっ!?こんなところに登らなきゃいけないの!?」

両津「その通りだ。」

麗子「仕方がないわね。」

ドドドドド

箒「あっ、男性陣が・・・。」

パシャパシャパシャパシャ

麗子「いやん!ちょっと撮らないでよ!」

シャオリン「お立ち台じゃなくて良かったです・・・。」

ルーアン「同感ね。」

コキン ヒュルルルル ボスッ

イカ娘「あっ、またトラックの上に落ちたでゲソ。」

ブロロロロロ

長門「中川先生、失格。」

中川「ハァ・・・。」ガクッ

ルッキーニ「うわ・・・。次々と失格者が続出してるね。」

イカ娘「このゴルフ大会、かなりハードじゃなイカ・・・。」

坂本「だが気を引き締めて行くしかない。これも戦いの一つだからな。」

イカ娘「いや、ゴルフは戦いじゃなくてスポーツでゲソ。」

ヒュルルルル ガシャン

両津「おっ、民家に入ったぞ。」

つぼみ「謝りに行きましょう。」タッ

ガチャッ

ヤクザA「誰だ!?こんな物を投げつけたのは!?」

つぼみ「や、ヤクザ!?」

ルッキーニ「これは簡単に取れないね。」

つぼみ「ど、どうすればいいんでしょうか・・・?」アタフタ

両津「心配するな。わしにいい考えがある。」

ルッキーニ「うじゅ?」

ヤクザA「ゴルフボールだぞ。」

ドンドコドコドコドンドコドコドコ

ヤクザB「な、何だ!?」

つぼみ「うおおおおおおお!!」ドドドドド

ヤクザC「うわっ!痴女だ!!」

つぼみ「きええええええ!!」コキン

ヒュルルルルル ポトン

つぼみ「うおおおおおおお!!」ドドドドド

ヤクザD「いったい何なんだ?」

ヤクザE「さあ・・・。」

両津「な?成功しただろ?」

つぼみ「こ、怖かったです~。」ヒイイイ

えりか「よほどヤクザが怖かったのね・・・。」

一方、ドラえもん達は――――。

ドラえもん「まさかのび太君の町もコースになっていたとは・・・。」

モンク「しかも空き地ではジャイアンコンサートが始まろうとしているぞ。」

バク丸「いったいどうすればいいんだ?」

ドラえもん「よし。この時限バカ弾でなんとかするしかない。」

コツコツ

ドラえもん「おっ、ジャイアンだ。それっ!」ビュッ

ピタッ

ドラえもん「あとはタイミングと同時に打つしか方法はない。行くぞ。」ダッ

ジャイアン「では、ジャイアンリサイタル。張り切って行くぞ―――――!!」

のび太達「おーっ・・・。」

ドラえもん「3、2、1。」

チュドーン

ジャイアン「あ、ずいずいずっころばったほんだらだっただんだん。」

ジャイアン「ほいほいほいほい、ずんだらだったほいほい!」

のび太「アハハハハ!腹が痛い!」バンバン

スネ夫「これは傑作だ!アハハハハ!!」ヒーヒー

ギャハハハハハ

モンク「今がチャンス!」

コキン、コキン、コキン、コキン

ドラえもん「よし。ホールまであと40ヤードだ。すぐに急ごう!」

クリーム「ええ!」ダッ

今ドラえもん何した?

ホール近く

コン コロコロコロコロ カラン

クリーム「パーファイブね。」

コン コロコロコロコロ カラン

モンク「ちぇっ、ボギーかよ。」

コン コロコロコロコロ カラン

ドラえもん「僕とバク丸君はバーディだね。」

ギャアアアアアアア

ドラメッド「おっ。あれはのび太君達の悲鳴でござるな。」

バク丸「彼等には悪い事をしたが、こっちだって命が大事だからな。」

ドラえもん「さっさと次のコースに行こう。」

ドドドドド

そしてさまざまなコースを終え、ついに最終コースに突入した。

両津「最終コースはサファリゾーンだ!これで勝負が決まるぞ!まずはドラえもんからだ!」

ドラえもん「よーし!」

コキン ヒュルルルルル ゴチーン

ドラえもん「あっ、クマの頭に・・・。」

クマ「ガオオオオオオ!!」ドドドドド

ドラえもん「ギャアアアアア!!」ドドドドド

エーコ「よし!時限バカ弾でクマの動きを止めておくわ!」ビュッ

ピタッ

ティファニア「あっ、ドラえもんの顔に・・・・。」

チュドーン

ドラえもん「ぽんぽこぽんのしっぽんぽん。」ポンポン

エーコ「げっ!間違えちゃった・・・。」

ユニ「後悔している場合じゃないわよ!」

アイエフ「早く救出しないと!」

ワーワーギャーギャー

両津「次、セシリア。」

セシリア「私のボールは・・・、あっ!」
セシリアが自分のボールがある場所を見ると、ボールはライオンの頭の上に乗っていた。

セシリア「うう・・・。まさかライオンの頭の上にあるなんて・・・。」

両津「文句を言うな!さっさと打て!」

セシリア「はい・・・。」サッ

セシリア「せーの・・・。」

ビュン

ライオン「ガオオオオオオ!!」

セシリア「キャアアアアアアア!!」ドドドドド

めだか「やっぱりそうなるな。」

鈴「次は私ね。えーっと、私のボールは・・・。」

そら「あのワニの上だよ。」ユビサシ

鈴「げっ!ワニの上にあるなんて・・・。」

ヒトミ「仕方がないわよ。文句を言っても無駄だし。」

鈴「そ、そうね・・・。せーの!」

ガン

鈴「あ・・・。」

ワニ「シャアアアアアア!!」

鈴「キャアアアアアアア!!」

千冬「大変だ!鈴がピンチになっている!」

両津「あのバカ!」ダッ

両津「まったく。落ち着いて打たないからそう言う事になるんだぞ。」

鈴「と、とても落ち着いて打てない・・・。」

両津「はい。次!」

カービィ「ぽよ!」

コキン ヒュルルルルル カラーン

ルイズ「あっ!ホールインワン!」

デルフ「という事は・・・。」

両津「優勝はカービィだ――――!!」

カービィ「ぽーよー!」ピョン

銀時「ちくしょー!賞金がこんな奴に奪われるなんてー!!」

ラム「どうやら運はカービィにあったようね・・・。」

ロム「おめでとう、カービィ。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「でも、その賞金はいったい何に使うのかしら?」

シエスタ「さあ・・・。」

ワスプ「まっ、彼がどう使うかによるわね。」

ハルク「ああ。暫くは様子を見ておくとしよう。」

数日後

両津「で、あの金は通帳に貯金する事にしたのか。」

ルイズ「カービィはまだ子供だし、お金の管理は私がしっかりしないとね。」

カービィ「ぽよ。」

シエスタ「それにしても時限バカ弾の威力、すごかったですね。」

ドラえもん「ああ。あれは非常事態の時にしか使わないからね。」

両津「ちょっとその時限バカ弾を貸してくれないか?」

ドラえもん「別にいいけど。」サッ

両津「すまんな。ちょっと行って来る。」ガチャ

ジャネット「何をしに行ったのかしら?」

ドラえもん「ま、まさか・・・。」

両津(よーし。部長と織斑には恨みがあるからな。この時限バカ弾で恥ずかし写真を撮ってやる・・・。)

コツコツ

両津(今がチャンス!)ビュッ

ピタッ

両津(よし。後はカメラで撮るだけだな。)

カチカチカチカチ

両津(3、2、1。)

チュドーン

ピーヒャラピーヒャラピーヒャララ

両津「今がチャンス!」

パシャパシャ

両津「これでよし。後は新聞に載せるとするか。」ダッ

次の日

ワイワイガヤガヤ

部長「いったい何の騒ぎだ?」

シャル「あっ、織斑先生、大原先生・・・。ぷぷっ・・・。」

千冬「なぜ笑っている?」

簪「あれです・・・。クククク・・・。」ユビサシ
簪が指差した方を見ると、部長と千冬の恥ずかしい写真が載せられていたのだ。

部長「な、なぜわし等の恥ずかしい写真が!?」

ドラえもん「その事ですが、両津さんがやったことです。」

千冬「両津が私達に何をしたのだ!?」

ドラえもん「実は・・・。」

校長室

バーン

部長「両津のバカは何処だ!###」

千冬「両津、出て来い!###」

寺井「南極へ逃亡しました!」

両さんの昔話 逃げ出したパンケーキ

ルイズ「これはIS学園で実際に起こった物語よ。」

両津「本当にそのような事があったのか?」

ルイズ「ええ。両津校長は知らなかったわね。あれは2カ月前だったわ・・・。」

回想

ルイズ「よし。パンケーキが完成したわ!」

シエスタ「あとはカービィさんが帰るのを待つのみですね。」

ルイズ「さてと、まずはお皿に・・・。」

ピョーン

ルイズ「ぱ、パンケーキが飛んだ!?」

パンケーキ「食われるくらいなら逃げた方がマシだーい!」

ルイズ「あっ、待ちなさい!」ダッ

コロコロコロコロ

ルイズ「待ちなさーい!」

シエスタ「待ってくださいミス・ヴァリエール~!」

キュルケ「ん?ルイズとシエスタじゃない。どうしたの?」

ルイズ「あっ、キュルケ!実はカービィにパンケーキを食べさせようと思ったけど、そのパンケーキが逃げてしまったのよ!」

キュルケ「分かったわ。ここはタバサと共に先回りして捕えておくわ。行きましょうタバサ!」

タバサ「分かった。」

ルイズ「ありがとうキュルケ、タバサ!」

コロコロコロコロ

タバサ「来た。」

キュルケ「よし。この罠にかかれば大丈夫ね。」

タバサ「あとは紐を引っ張るタイミングが重要。」

キュルケ「分かってるわよ。せーの!」

グイッ

パンケーキ「甘い!」ギュイーン

キュルケ「Uターンした!?」

タバサ「あのパンケーキ、できる・・・。」

ルイズ「感心している場合じゃないでしょ!」

シエスタ「あっ、パンケーキが別の方向に行きました!」

コロコロコロコロ

カービィ「ZZZ・・・。」

コロコロコロコロ

カービィ「ぽよ?」

コロコロコロコロ

カービィ「ぽよ♪」

パンケーキ「ん?」

スウウウウウウウ

パンケーキ「お、おい!吸い込みなんて反則だぞ!!」

スウウウウウウ

パンケーキ「うわあああああああ!!」

ゴクン

カービィ「ぽーよ♪」スリスリ

ルイズ「カービィ、パンケーキは?」

カービィ「ぽよぽよ♪」

シエスタ「カービィさんが食べましたね。しかも美味しかったそうです。」

ルイズ「良かった~。」ホッ

タバサ「あのパンケーキ、私も食べたい。」

ルイズ「じゃあ、今度皆で作りましょう。」

キュルケ「いいわね!」

回想終了

両津「その様な事があったのか。」

ルイズ「カービィの吸い込みがなかったら、あのパンケーキは何者かに食べられていたかもね。」

両津「まっ、目的を達成しただけでも良かったじゃないか。」

ルイズ「それもそうね。では、次回もお楽しみに!」

次回予告

イストワール「緊急事態発生!亡国機業の連中が藍越学園に向かっています!」

千冬「どうやら奴等の狙いは一夏だ。何としてでも守ってくれ!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!」

一夏「いや、この戦いは俺達だけで立ち向かう。」

千冬「どういう事だ!?」

一夏「自分たちが何もできずに誰かに守られるのは嫌なんだ。」

両津「けど奴等はISを使っているんだぞ!お前等が戦ってもやられるだけだ!」

一夏「大丈夫だ。俺達は必ず学園を守りきる。」

一夏「たとえこの身が滅びようとも!」

千冬「一夏――――――!!」

一夏「次回、『藍越学園の最期』。さよなら、皆・・・。」

亡国機業のアジト

カダブラ「例のISは完成したのかね?」

スコール「はい。こちらが新しく開発したISです。」

オータム「M専用の黒騎士、そして最凶のISと言われるブラッド・ファントムです。」

カダブラ「なるほど。しかしこのISは誰が乗るのかね?」

マドカ「その人物は既に呼んでいます。こちらです。」

コツコツ

カダブラ「おお。なかなかスタイルがいいな。で、この方は?」

スコール「ハルケギニアにある東方(ロバ・アル・カリイエ)からの魔術師、シェフィールドです!」

第37話 藍越学園の最期

IS学園

両津「よーし!この勝負はわしの勝ちだな。」

箒「はあ・・・。また負けてしまったか・・・。」

セシリア「5人相手でも敵いませんわね・・・。」

両津「試合(ゲーム)でワシに勝つなんて1億年早い!ガハハハハ!!」

鈴「うぐぐ・・・。次は絶対に勝つんだから!」

ラウラ「何度やっても同じだがな・・・。」

シャル「じゃあ、次は僕の番だね。」

両津「おっ、次はシャルロットか。かかってこい!」

シャル「行くよ!」
試合が始まろうとしたその時、ルイズが駆け込んで来た。

楯無「ルイズ!いったい何があったの?」

ルイズ「緊急事態よ!亡国機業が新しいISを開発したの!」

両津「何だと!?そのISの正体は分かるのか!?」

ルイズ「ええ。スパイカメラで確認した結果、M専用の黒騎士、そして最凶のISと言われるブラッド・ファントムと判明されたわ。」

簪「亡国機業が最凶のISを開発するなんて・・・。」

ルイズ「それだけじゃないわ!私達が倒したはずのシェフィールドが生き返り、亡国機業にスカウトされたのよ!」

両津「そのシェフィールドという奴はどんな女だ?」

ルイズ「今から説明するわね。」
ルイズはモニターを開き、シェフィールドのデータを見せた。

ルイズ「シェフィールドはガリア王のジョゼフの使い魔であり、あらゆる魔道具(マジック・アイテム)を操る「神の頭脳・ミョズニトニルン」と言われていた。」

ルイズ「虚無の力を求めるジョゼフの命を受け暗躍し、私達の前にも幾度となく立ちふさがったの。」

ルイズ「けど、カービィの前に敗北を喫した際、私とカービィの間に強い絆が存在するのに対し、自分とジョゼフの間には絆がないということに気付いたわ。」

タバサ「そして私の双剣で深手を負ったジョゼフと共に「火石」を爆発させ、彼と心中した。」

キュルケ「その人が生き返ったという事は、また戦わなくてはならないわね・・・。」

両津「なるほど。要するにルイズ達の敵という事だな。だがお前達はISと魔術を駆使している。」

両津「その力を使って、全力でシェフィールドを倒してこい!」

ルイズ「言われなくてもそのつもりよ。私にはカービィがついているんだから!」

カービィ「ぽよ!」

ビービー

イストワール『緊急警報!亡国機業の4人が藍越学園に向かっています!』

ルイズ「ついに動き出したようね。すぐに行きましょう!」

両津「おう!セシリア、全員出動の合図を!」

セシリア「はい!」

シーン

鈴「警報が止んだ?」

両津「どういう事だ?」

部長『先程藍越学園から連絡があった。『この戦いは俺達だけで立ち向かうので、邪魔をしないでくれ。』と。」

両津「ぶ、部長!どういう事ですか!?」

部長『『自分達が何もできずに守られていくのは嫌だ。』と生徒達が言ったそうだ。』

両津「ですが、奴等はISを使っています!彼等が戦ってもやられるだけですよ!」

シャル「勘吉の言う通りです!いくら何でもハンデが多すぎますよ!」

部長『確かにそうかも知れん。だが彼等はたとえこの身が滅びようとも、学園を守りきろうとしている。』

箒「それって自己犠牲じゃないですか!」

部長『わしもそう思うが、彼ら自身で決めた事だ。今更止めても無駄かも知れないな。』

鈴「そんな・・・。」

部長『すまない・・・。』

藍越学園

弾「本当にこれで良かったのか?」

一夏「ああ。千冬姉には迷惑を掛ける訳にはいかないし、それにあのMと言う奴は俺を狙っている。」

一夏「彼女との決着は俺自身で蹴りを着けたいんだ。」

弾「そうか。なら止めるのも無理だな。」

蘭「だったら私も協力しますよ!」

一夏「すまないな・・・。」

ガチャッ

才人「亡国機業の連中が来たぞ!」

一夏「分かりました。すぐに行きます!」

藍越学園 中庭

シェフィールド「ここが藍越学園ね。あなたが狙っている人がここにいるの?」

マドカ「ああ。織斑一夏と言う少年だ。私自身のためにもあいつを倒さなければならないからな。」

シェフィールド「そうなの。まあ、せいぜい頑張る事ね。」

ピコーンピコーン

オータム「生徒達が校舎から出て学園を守ろうとしている。すぐに戦闘態勢を取りましょう!」

スコール「もちろんそのつもりよ。攻撃開始!」

ギュイーン

一夏「亡国機業の4人が襲い掛かってきました!」

キンジ「よし!弓矢を放て!」

ヒュンヒュン

スコール「弓矢で攻撃してきたわ。迂闊に近づくのは危ないわね。」

シェフィールド「ここは私が行くわ。」サッ

ポウッ

シェフィールド「ブラッド・スレイブ。」

ギュインギュインギュイン

キンジ「かわせ!」

ズガガガガガガ

才人「くっ、何人かがやられてしまったか。」

シェフィールド「今がチャンスよ!覚悟しなさい!」

ズドーンボゴーンズドーン

一夏「砲弾の音が響くたび、次々と犠牲者が続出していく!」

弾「このままだとやられてしまうぞ!」

数馬「何とか方法はないのか!?」

一夏「こうなったら最後の手段だ。地上に降りたと同時に襲い掛かるぞ!」

蘭「かなり危険ですけど、そうするしか方法はありませんね。」

才人「ああ。この方法に賭けるしかないようだな。すぐに配置に着け!」

ダッ

スコール「そっちがそのつもりなら・・・、シェフィールド。」

シェフィールド「分かってるわ。」

シェフィールドは最大呪文を唱えた後、最大奥義の態勢に入った。

IS学園

ルイズ「あれは・・・、最大呪文!?」

シエスタ「あの呪文を喰らってしまったら学園の崩壊はもちろん、当たった人達が死ぬ事もあります!」

両津「ええい!これ以上は見ていられん!すぐに出動を!!」

部長「言われなくても分かっている。全員出動だ!」

両津達「おう!!」ダッ

藍越学園

ギュイーン

才人「奴等が地上に降りたぞ!すぐに襲い掛かれ!!」

一夏達「おう!!」ダッ

シェフィールド「かかったわね!ジ・エンド。」

カッ、ドッゴ――――ン

ルイズ「あの爆発の音・・・、まさか!?」

両津「藍越学園の方からだ。急ぐぞ!」ギュイーン
両津達が藍越学園に着いた途端、崩壊した学園の上にスコール達が立っていた。

スコール「遅かったわね。学園は既に崩壊したわ。」

ラウラ「生徒達もこの爆発で死んでしまったのか?」

マドカ「その通りだ。まっ、私は織斑一夏が死ぬのなら、どの様な方法でも構わないからな。」

箒「お前と言う奴は・・・。」ワナワナ

千冬「ふざけるなあああああああ!!」ズギューン

箒「お、織斑先生!?」

両津「織斑!いきなり襲い掛かるな!!」

マドカ「グラビティ・ハンマー。」

ドガッ

千冬「くっ!」ビュン

セシリア「間一髪でしたわね。」

鈴「喰らってしまったら病院直行かもしれないわね・・・。」

千冬「私はお前達を許さない。一夏を殺した罪は重いぞ!!」ダッ

スコール「かかったわね。ネイル・キャノン!!」

ドガガガガ

千冬「うあああああああ!!」

両津「織斑!!」

スコール「あなた達との決着はいつの日かつけるわ。また会いましょう。」

ギュイン

ルイズ「くっ、逃げられたわね・・・。」

小咲「万里花ちゃん、生徒達の様子は!?」

万里花「残念ながら、全員が死亡しました・・・。」

鈴「そんな・・・。」

千冬「一夏・・・、一夏―――――――――!!」
千冬の涙の叫び声は、崩壊した藍越学園中に響き渡った。

それから数日後、両津達は亀有公園に来ていた。
箒「一夏の死は残念だが、あの亡国機業の連中は許されないな。」

両津「で、これからどうするつもりだ?」

千冬「私は一夏の仇を討ち、亡国機業の連中を捕まえる!それが私の新たな決意だ!」

両津「よく言った!すぐ学園に戻って訓練を開始するぞ!!」

千冬「もちろんそのつもりだ。お前達も行くぞ!!」

箒セシャラ鈴「はい!」
両津達はISを装着した後、そのままIS学園に戻った。

亡国機業のアジト

カダブラ「そうか。藍越学園は壊滅し、生徒たち全員が亡くなったという事か。」

シェフィールド「はい。これで残るはIS学園だけですね。」

カダブラ「そう言う事だ。待ってろよ両津。今度こそお前を倒してみせる!!」
カダブラの叫び声は部屋中に響き渡った。

両さんの昔話 王様の耳はロバの耳

両津「昔々ある国に、いつも帽子を被っている王様がいました。」

両津「そんなある日、床屋がやってきて王様の髪を切ろうとしました。」

両津「すると王様の頭からロバの耳が生えていました。」

部長「いいか。この事は決して誰にも言わないでくれ。」

千冬「分かりました。」

両津「それから数日後、床屋は教会に駆け込みました。」

中川「なるほど。そのような事があったのですか。」

千冬「どうすれば心が楽になれるのだ?」

中川「それなら穴の中に、持っている秘密を言えば大丈夫です。」

両津「床屋は穴を掘った後、持っている秘密を叫びました。」

千冬「王様の耳はロバの耳―!!」

両津「そして床屋は穴に土をかぶせた後、そのまま家に帰りました。」

両津「それからしばらくすると、床屋が秘密を埋めたところからアシが生えてきました。」

両津「そこへヒツジ飼いがやって来て、そのアシで笛(ふえ)を作りました。」

両津「よーし。ちょっと吹いてみるか。」

♪王様の耳はロバの耳♪、♪王様の耳はロバの耳♪

両津「くくく・・・。これは面白い。国中に広めちゃえ!」

♪王様の耳はロバの耳♪、♪王様の耳はロバの耳♪

部長・千冬「両津―――――――!!」

両津「わっ、来やがったか!逃げろ!!」ビュン

千冬「貴様―――!!よくも秘密をばらしてくれたな!!」

部長「今日と言う今日は絶対に許さん!!」

両津「わしは笛を吹いただけなのに~!!」

香子「その追いかけっこは真夜中になっても続いたのでしたとさ。」

両津「誰か助けてくれ~!!」

奈々「自業自得ね。」

千波「では、次回もお楽しみに~。」

次回予告

両津「何!?下着を盗まれただと!?」

箒「はい。昨日盗まれてしまいました・・・。」

セシリア「私もですわ・・・。」

千棘「私も・・・。」

両津「そう言えば最近IS学園で下着が盗まれる事件が起きているな。」

部長「その犯人については分かっている。確かふんどし仮面と言ってたな。」

シャル「ふんどし仮面?」

部長「モテない男達に盗んだ下着をプレゼントする泥棒だ。」

簪「要するに鼠小僧のパンツバージョンですね・・・。」

両津「これ以上被害を防ぐためにも、あいつを絶対に捕まえるぞ!」

千冬「言われなくてもそのつもりだ!」

セシリア「次回、『ふんどし仮面との決戦!』。ご期待くださいまし。」

乙です

ふんどし仮面・・・・確か銀魂に出ていた下着ドロの義賊か。
あいつは嫌いじゃない・・・。

38話 ふんどし仮面との決戦!

両津達の部屋

鈴「あ――――――っ!!」

両津「鈴、何があった!?」

鈴「私達のパンツがなくなっている!」

箒セシャラそめリ「ええ―――――っ!!??」

箒「私のお気に入りのパンツが・・・。」

鈴「まさかあんたが盗んだんじゃないでしょうね?」

両津「わしはお前等の下着を盗んだりしない!」

ワーワーギャーギャー

ラウラ「外が騒がしいぞ。」

シャル「いったい何があったのかな?」

やよい「落ち着いてくださいお妙さん!」

はやて「せや!こんなところで騒ぎを起こしたらアカン!」

お妙「ふんどし仮面、また私のパンツを盗みやがってえええええ!!」

お妙「あああああああっ!今思い出してもムカつくううううううう!!!」

シグナム「完全に怒っているな・・・。」

両津「おい。いったい何があった?」

ザフィーラ「両津か。実は・・・。」

昼休みの食堂

両津「なるほど。お前達も下着を盗まれたのか。」

なのは「そうなの。これで盗まれた被害は73件となったわ。」

両津「で、お前等はパンツを盗まれたという事だな。」

シグナム「私はブラまで盗まれたけど・・・。」

銀時「昔の人はよォ、着物の下は皆ノーパンだったらしいぜ。お姫様も。」

シャル「へえ・・・。昔の人ってパンツを履いていなかったんだ・・・。」

銀時「お姫様なのに着物の下はもう暴れん坊将軍だよ。お前。そのギャップがいいんだよ。おしとやかな顔して暴れん坊将軍かい!みたいな。」

ボガッ

セシリア「顔面にクリーンヒットしましたわね・・・。」

お妙「テメーのノーパン談義はどーでもいいんだよ。こちとらお気に入りの勝負パンツ盗られたんだぞコラ。」

銀時「勝負パンツってお姉さん、だれかと決闘でもするのかィ?」

お妙「あたぼうよ。時と場合によっちゃ無制限一本勝負だコラ。なめんなよ。」

銀時「それで何がしたいんだ?パンツが戻ってこればそれでいいのか?」

お妙「パンツを取り戻したうえでパンツを盗んだ奴を血祭りにしたい。」

新八「姉上・・・。」

銀時「もう発言が文明人の発言じゃねーよ。裸で槍持って野を駆け回る人の発言だよ。」

神楽「下着泥棒なんて許せないアル。姉御、私も協力するアルよ。」

なお「もちろん私達も協力します!」

お妙「よし、よく言った。ついて来い。兄弟の杯を交わすぞ。」

神楽「ウッス!」

新八「待て待て!死人が出るよ!君達が組んだらダメだってば!!」

ザフィーラ「こりゃ100%死人が出るかもしれないな。」

銀時「放って置けよ。もう犯人の目星はついているから。」

中川「いったい誰が?」
銀時が指差す方を向くと、テーブルの下に近藤がいたのだ。

近藤「あれ?ばれた?まさか・・・。やっぱりばれた?」

両津「何やってんだ近藤?」

近藤「なんだああああ!まさか俺を訴えてるのか貴様等あああああ!!」

近藤「侍が下着泥棒なんて卑劣な真似する訳ねえだろおおおお!!」

ソニック「侍がストーカーをするのもよくないと思うぞ。」

近藤「ストーカーなんてしても、下着泥棒はするか!訴えるぞ!」

シャドウ「訴えられるのは貴様だ。」

両津「これで真選組も解体だな。」

近藤「待ってくれ!これを見ろ!!」
近藤が両津達にとある記事を見せた。

両津「なになに?またも出没。怪盗ふんどし仮面だと?」

近藤「最近、巷を騒がしているコソ泥だ。赤い褌を巻き、ブリーフ一丁で行動している。」

シャドウ「とんでもない変態だな。」

テイルス「そう言えば聞いたことがある。μ'sの皆も下着泥棒の被害にあったって。」

ソニック「あいつ、アイドルの下着まで盗み始めたな・・・。」

近藤「その盗んだ下着はモテない男達に配られる。簡単に言えば鼠小僧の下着バージョンだな。」

銀時「へー。このパンツにはそんな意味があったのか。俺はてっきりサンタさんからのプレゼントだと思っていたな。」

新八「アンタもらっていたのかい!しかもまだクリスマスじゃないだろ!」

銀時「うるせーな!かぶき町のサンタさんは年中無休なんだよ!」

近藤「ははははは!どうやらモテない男とみなされた証拠だな。」

ナックルズ「お前の懐もモテない男の勲章がこぼれ出てるぞ。」

近藤「おっと!」サッ

銀時「んで、女子達の下着をかっぱらったのも、その変態鼠小僧の仕業だという事だな。」

近藤「そう言う事だ。今や、多くの女性達が被害に遭っている。」

近藤「だが民衆やモテない男に人気があるため、捕まえるのになかなか苦労しているそうだ。」

銀時「ケッ、ただの変態のくせに義賊取りか・・・。気にくわねー。気にくわねーぜ。」グイッ

銀時「なんで俺がモテねーの知ってんだァァァァァァァァァァァァ!!!!」ビリィィィィ

男性陣「ああああああああ!パンツぅぅぅぅ!!」

IS学園 体育館

両津「これより、ふんどし仮面捕獲会議を始める!」

両津「山田君、これまでの被害状況を。」

山田「はい。生徒達だけでなく、アイドル達の下着まで盗まれる被害が続出しています。」

山田「このまま放って置けば、他の場所でも下着が盗まれてしまいます!」

両津「そう言う事だ。そいつを捕まえるのはわし等の役目だ。何としてでも捕まえるぞ!!」

生徒達「お――――――――っ!!!!」

箒「ん?μ'sの皆も来ていたのか?」

穂乃果「うん。私達もあの下着泥棒を捕まえたいの。」

にこ「やられっぱなしじゃ絶対に嫌だからね。」

ことり「倍返しで叩きのめさないとね!」

鈴「よほど恨みが大きいのね・・・。」

両津「では、お妙。本日の獲物を。」

お妙「勝負パンツを提供するわ。強さでいったら破壊神の鉄拳くらいよ。」

近藤「鉄拳・・・。」ゴホッ

バターン

両津「一般の人には分かりづらいぞ。」

お妙「そうかしら?」

両津「まあいい。奴が下着を狙うのは夜だ。それまで各自訓練をして、言われた通りの配置に着け。以上だ!」

千冬「では、解散!」

ダッ

千冬「本当にこれで大丈夫なのか?」

両津「心配すんな。こっちだって作戦を練っているからな。あとは天才両津校長に任せとけっつーの。」

その夜

兎角『こちらリドルチーム、配置に着きました。』

両津「よろしい。ユー、ふんどし仮面が来たらほら貝を鳴らしてくれ。」

ユー『分かった。』

ハルナ「それにしても本当に奴が来るのか?」

セラフィム「あの下着がある限り、来ることには間違いないでしょう。」

トモノリ「あとはどう動くかだね。」

ヒュイーン

ユー「あ。」

ブオオオオオオオ

土方「ついに姿を現したか!」

両津「どの方向だ!?」

ユー『南東側。』

両津「よし!リドルチーム、攻撃開始!」

兎角『了解!』

晴「ついにふんどし仮面が来たそうですね!」

春紀「これ以上被害を防ぐためにも、私達が行かなきゃ意味がないからな!」

伊介「もちろんそのつもりよ。下着を盗んだ恨みは怖いんだから!」

鳰「よし!一致団結したという事で、攻撃開始!」

兎角「お前が仕切るのかよ・・・。」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ふんどし仮面「そのような攻撃は通用しない!」ビュン

香子「かかったな。デモンスラッシュ!!」ザシュッ

凉「おお!ダメージを与える事に成功したようじゃ!!」

ふんどし仮面「く・・・。このままでは近づきにくいな・・・。」

しえな「言っておくけど僕達はアサシンだからね。」

乙哉「そう簡単に倒すと思ったら大間違いだよ。」

晴「私はアサシンじゃないんだけど・・・。」

そこへまどマギとストブラの女性キャラも合流!!

ふんどし仮面「そっちがその気なら、シーフ・ゲット!!」

ビュン

しえな「な!?パンツが!?」

鳰「いつの間にか消えたッス!」

ふんどし仮面「フハハハハ!これが私の実力だ。」

兎角「だがここにいるのは私達だけではないぞ。」

ふんどし仮面「どういう事だ!?」

浅葱「こういう事よ!」
ふんどし仮面が声のした方を振り向くと、まどかチームとストブラの女性達が立っていたのだ。

両津「おお!姫柊達も来ていたのか!!」

凪沙「私達もやられてしまいましたからね。」

那月「ここは私達に任せろ!」

両津「よし!すぐに攻撃してくれ!!」

姫柊「言われなくても分かっています!」ダッ

ほむら「ふんどし仮面は東先輩のパンティーを持っています!早く奪還を!!」

浅葱「任せて!弓矢で牽制開始!」ヒュッ

ふんどし仮面「うおっ!」

さやか「今がチャンス!疾風の太刀!!」ザン

ふんどし仮面「しまった!パンティーが・・・。」

凪沙「奪還成功!」

那月「さあ、早くパンティーを!」

兎角「はい!」ダッ

パシシッ

ふんどし仮面「おのれ!こうなったらお前達のを奪ってやる!」

凛「おっと!私達を忘れてもらっちゃ困るにゃ!!」ズドン

ドゴーン

絵里「ナイスヒット!」

両津「しかし驚いたな。まさかμ'sもISを使える事ができたとは・・・。」

穂乃果「基本的な運動はもちろん、ISについても勉強したからね。」

千冬「どうやらこれは強制転校が確定だな。」

にこ「言われてみればそうかもね・・・。」ニガワライ

ふんどし仮面「くっ!中庭に逃げるぞ!」

両津「かかったな。IS部隊、戦闘態勢を取れ!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン

ふんどし仮面「な!?」

両津「こんな事もあろうかと、十分対策を練ったからな。撃て――――!!」

ドガガガガガガガガガ

ふんどし仮面「うおっ!!」

両津「そして止めの一発、ゴッドバズーカだ―――――!!」

チュドーン

ふんどし仮面「ぐあああああああああ!!」

ドドーン

海未「ふんどし仮面、捕獲しました!」

希「さらに盗まれたパンティーも戻って来たで!!」

キャアアアアアアア

にこ「ついにふんどし仮面を捕まえたわね!!」

お妙「よっしゃ!引き渡したらすぐに宴を始めるぜ!!」

女性達「イヤッホオオオオオオオオオ!!!」

ソニック「ふんどし仮面を捕まえたのがそんなに嬉しいみたいだな・・・。」

両津「ああ・・・。下着を盗まれた事に相当怒っていたからな。」

数日後

両津「あれから下着泥棒は滅多に起こらなくなったな。」

ゲッコウガ「ああ。あの時の戦いでショックを受けたでござるからな・・・。」

ガオウ「それにあの逆鱗に触れてしまったら、一発で戦闘不能になるからな・・・。」

ソニック「当分は怒らせない方がいいかもな・・・。」

両津達「ハァ・・・・。」

両さんの昔話 ジャックと豆の木

両津「昔々ある家に、ジャックと言う少年がいました。」

両津「彼には貧乳の姉とメイドの姉がいたのでした。」

ルイズ「誰が貧乳ですって?###」ゴゴゴゴゴ

両津「悪かったから杖をこっちに向けるな!」

バク丸「今のは両さんが悪いぞ。それよりもなんで俺達がこんなところでスタンバイしているんだ?」

両津「カービィが豆を受け取った時、食べてしまう恐れがあるからな。」

バク丸「それと同時に飛び出すと言う訳だな。分かった。」

両津「そんなある日、ジャックが散歩の帰り道に老人と出会いました。」

勘兵衛「そこの少年、お前に渡したい物がある。」

カービィ「ぽよ?」

両津「老人はジャックに豆を手渡しました。」

勘兵衛「これを庭に埋めてみなさい。きっと何かが起こるはずじゃぞ。」

両津「老人はそう言った後、そのまま立ち去ってしまいました。」

カービィ「ぽーよ。」パクッ

ボガッ

バク丸「いきなり食べるバカがどこにいるんだよ。」

カービィ「うぎ・・・。」ポロッ

クリーム「バク丸~~~~!!」ズンズン

バク丸「わ、悪い・・・。手が勝手に・・・。」

両津「ジャックは家に帰った後、2人の姉に説明をしました。」

ルイズ「なるほどね。この豆を埋めたら何かが起こるか・・・。せっかくだから埋めてみましょう。」

シエスタ「ええ。」

両津「3人は豆を庭の花壇に埋め、水を上げました。すると・・・。」

ボコッ

ルイズ「へ?」

ズドドドドドド

ルイズ「す、素早く伸びて・・・。」

シエスタ「そのまま天の彼方に行っちゃいました・・・。」

カービィ「ぽよー・・・・。」

両津「そして豆の成長は止まり、巨大な豆の木となってしまいました。」

ルイズ「まさか一瞬で豆の木となるなんて・・・。」

シエスタ「で、どうしますか?」

ルイズ「決まってるわよ。豆の木に登って、雲の上の世界を見に行きましょう!」

シエスタ「はい!」

カービィ「ぽよ!」

両津「3人は豆の木に登り、雲の上の世界に着きました。」

ルイズ「ここが雲の上の世界・・・。」

シエスタ「素敵なところですね・・・。」

ワーワーキャーキャー

ルイズ「向こうが騒がしいわね。」

シエスタ「いったい何があったのでしょうか?」

カービィ「ぽよ?」

雲の上の世界で嵐のコンサートがやっているとか?

両津「ジャック達が騒ぎのした場所に辿り着くと、一人の巨人が略奪をして逃走していました。」

ルイズ「こ、これはいったいどういう事なの!?」

巨人A「ああ。あいつはドゴロフという悪人で、略奪を起こすかなり悪い奴だ。」

巨人B「オラなんかせっかく捕った獲物を盗まれただ!」

巨人C「私なんか大切な宝石を取られたわよ!」

シエスタ「それは許せませんね。私達に任せてください!」

巨人D「おお!お前達がやってくれるのか!?」

ルイズ「当然よ。あの悪人にはひどい目に遭わせないとね!」

巨人E「頼りにしてるぜ!頑張れよ―――――!」

両津「ジャック達は巨人達の声援を受けながら、ドゴロフの家に向かいました。」

ドゴロフの家

ドゴロフ「へっへっへ。今日も大量に盗んだぜ。」

ドゴロフ「さてと、早速鶏に卵を産ませるか。」

タルト「なんでアタイがこんな役をしなければならないんだ?」

両津「文句を言うな!真面目にやれ!」

タルト「後で覚えてろよ・・・。」

両津「ジャック達はドゴロフの家に潜入した後、卵を産んでいる鶏を発見しました。」

シエスタ「可哀そうに・・・。随分乱暴に扱われていますね。」

ルイズ「救いたいけど、今は迂闊に動けないわね・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

グーガー

シエスタ「あっ、寝ちゃいました。」

ルイズ「今がチャンス!」ダッ

両津「ジャック達は鶏を救出し、お金も少し奪ってそのまま脱出しました。」

両津「そして地上に帰った後、鶏から話を聞きました。」

ルイズ「なるほどね。あなたはドゴロフに飼われた後、ずっと卵を産まされていたのね。」

タルト「ああ。その度にストレスが溜まっていたからな。助けてもらってありがとな。」

シエスタ「いえ。困っている人を放って置けるわけにはいきませんので。」

カービィ「ぽよ!」

両津「そして翌日、ジャック達は再び豆の木に登り、ドゴロフの家に再び潜入しました。」

ルイズ「あっ、ドゴロフが来たわ。」

ドゴロフ「さてと、今日はこいつで和むとするか。」

シエスタ「竪琴ですね。」

両津「その音色はとても綺麗で、まさに女神の歌その物でした。」

ルイズ「いい音色ね・・・。」

シエスタ「ええ。なんだか酔いしれてしまいます・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。スウウウウウウ・・・。」

ルイズ「げっ!カービィが歌う態勢に入っちゃった!」

シエスタ「カービィさん、止めてください!!」

カービィ「ボエエエエエエ。」

ルイズ「きゃああああああ!!」

ドゴロフ「ぎゃあああああああ!!何だこの歌は!!」

シエスタ「あっ、気付かれちゃいました!!」

ドゴロフ「く、苦しい・・・。」

バターン

両津「ジャックの歌でドゴロフはそのまま気絶してしまいました。」

ルイズ「カービィ、止めなさい!」

カービィ「ぽよ・・・。」シュン

シエスタ「でも、ドゴロフが倒れたのが不幸中の幸いですね。」

ルイズ「そ、そうね・・・。すぐに知らせましょう!」ダッ

両津「そしてドゴロフは捕まってしまい、盗んだ品々は元の持ち主の元に戻りました。」

両津「ジャック達は雲の上の世界の救世主と称えられ、この世界で広く語り継がれたそうです。」

ルイズ「まっ、カービィの歌がなかったら、どうなるか分からなかったわね。」

ドラえもん「でも、ジャイアンの歌よりはすごく酷かったけどね・・・。」

ルイズ「言われてみればそうかも知れないけど、いざという時には役に立てるわ。」

ドラえもん「そうだね。大勢の敵に囲まれたときに利用してもらおう。」

ルイズ「頼りにしてるわよ。カービィ。」

カービィ「ぽよ!」

タルト「じゃ、次回もお楽しみに!」

次回予告

鈴「もうすぐクリスマス。IS学園でもクリスマスパーティーが行われるわね。」

箒「ああ。クリスマスの時期になると、ある噂が流れ始めるからな。」

セシリア「その噂とは何ですの?」

クリーム「町の中央にある黄金の鐘をカップルが鳴らすと、そのカップルは幸せになれるって。」

シャナ「けど、その鐘の効果はたったの一組だけよ。」

シャル「こうなってしまうとそう簡単にいかないみたいだね。」

ラウラ「だが、その鐘をモテない男達が破壊しようとしている。奴等の目的はすべてのカップルの抹殺だ。」

両津「こうなってしまうと放って置く訳にはいかないな。」

シャル「そうだね。なんとしてもあの鐘を守りきらないと!」

簪「次回、『聖夜の戦い。黄金の鐘を守りきれ。』。お楽しみに!」

モテない男達どころか隣人部も出てきそう・・・

第39話 聖夜の戦い。黄金の鐘を守りきれ。

IS学園

ワイワイガヤガヤ

両津「クリスマスパーティーの準備はどうだ?」

鈴々「順調に進んでいるのだ。」

桃子「クリスマスツリーももう少しで完成です。」

ドラリーニョ「飾り付けもだよ。」

両津「そうか。この調子なら予定より早く終わるな。」

箒「両津校長、クリスマスの時期になるとある噂が流れ始めます。」

両津「その噂とはいったい何だ?」

クリーム「町の中央にある黄金の鐘をカップルが鳴らすと、そのカップルは幸せになれるって。」

両津「ほう。そのような噂があるのか。」

シャナ「けど、その鐘の効果はたったの一組だけで、クリスマスの2日間の夜にしか効果がないんだって。」

シャル「こうなってしまうとそう簡単にいかないみたいだね。」

箒「ハァ・・・。一夏が生きていれば、あの鐘を鳴らすチャンスがあったかもな・・・。」

鈴「私も・・・。」

両津「今更思っても死んだ人間は帰ってこない。あきらめて前に進むしか方法はないからな。」

箒「そうですね・・・。」

瑞希「黄金の鐘・・・。」ボーッ

ライチュウ「どうしたの?」

瑞希「い、いえ!何でもありません・・・。」

ライチュウ「?」

一方、モテない男達のアジトでは

総帥「ふんどし仮面が捕まったことにより、我々の活動はさらに困難となってしまった。」

総帥「この状況を打破するにはあの鐘を破壊するしかない。」

構成員A「もしかして黄金の鐘ですか?」

総帥「そうだ。あの鐘を破壊しない限り、全てのカップルの抹殺は不可能だからな。」

構成員B「となると、クリスマスの2日間に破壊しないといけませんね。」

総帥「その通りだ。それと同時にカップルの全抹殺を行う!これは私怨ではない。聖戦だ!!」

構成員たち「そうだ!そうだ!」

総帥「そこで、今回の作戦には強力な助っ人を連れて来た。」

構成員C「強力な助っ人ですか?」

総帥「そうだ。入って来い!」

コツコツ

総帥「紹介しよう。聖クロニカ学園の隣人部だ!」

オオーッ

夜空「隣人部代表の三日月夜空だ。我々も全てのカップルを恨んでいる。」

夜空「黄金の鐘を破壊し、全てのカップルを抹殺する。そしてそれが達成されたとき、新たな時代が始まるのだ!!」

構成員たち「うおおおおおおお!!」

総帥「新たな時代を始まらせるためにも、今こそ立ち上がる時だ!全軍出陣せよ!!」

全員「イェッサー!!!」ダッ

小鷹「とんでもない事になってしまった・・・。」

黄金の鐘のある町

ワイワイガヤガヤ

ジョー「あれが黄金の鐘・・・。今こそ2人の愛をここに刻む時が来たんだな。」

リンダ「ええ、始めましょう。2人の愛を永遠に誓う事を!」

ヒュルルルルル ドゴーン

ジョー・リンダ「ギャアアアアアアア!!」

星奈「まずは一組。」ニヤッ

小鳩「この調子でどんどんいっちゃいましょう!!」ジャキッ

IS学園

ウーウー

イストワール『緊急警報!黄金の鐘のある町でテロの犯罪が発生しました!』

イストワール『しかも彼等は黄金の鐘を破壊しようとしています!』

両津「よし!クリスマスパーティーの準備は既に終わったし、後は黄金の鐘を誰かが鳴らすだけだな!」

シャナ「だったら急ぎましょう!黄金の鐘が破壊される前に!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!」

黄金の鐘のある町

ドゴーンドゴーン

総帥「これで残るはあと半数か。一気に蹴りを着けるぞ!」

ズドドドド

構成員たち「うわっ!」

総帥「何者だ!?」

両津「テロの行為がこの町で起こっていたと聞いたら、やっぱり貴様等だったか。」

総帥「IS学園の戦士達!?こんな時に来るとは・・・。」

総帥「全軍目標変更!IS学園の戦士達を倒しに行け!!」

構成員たち「イェッサー!!」

ラウラ「ここは私に任せろ!」

<ウィップソウル発動。>

ドギューン

箒「ISの装甲から鞭が!?」

シュルルルル、パシーン

構成員D「か、身体が・・・。」

ラウラ「スパーク最大限。発動!」

バリバリバリバリバリ

構成員たち「ぎええええええええ!!」

バターン

ラウラ「これで半数が脱落。残りを頼む。」

両津「よし!お前達は残りの構成員を倒してくれ!わし等は幹部と総帥を倒しに行くぞ!」

箒セシャラ鈴ワ「了解!」

ジョーとリンダってアナ雪のキャラ?

いえ、『突撃!パッパラ隊』のカップルです。

夜空「邪魔をする気なら容赦はしない。覚悟!」ダッ

箒「お前にはこれで十分だ。」

スパン

箒「奥義、神風の剣。」

夜空「ぐはっ!」

バターン

星奈「よくも夜空を・・・。絶対に許さない!」ダッ

セシリア「かかりましたわね。レーザー連発!」ドゴーン

ドッカーン

星奈「きゃああああああ!!」

バターン

クリスマスに恨みを抱くものか、最近だとベン・トーの高段位桜桃少年団かな…

小鷹「このままだと犠牲者が出るばかりだ!一斉に襲い掛かれ!!」

小鳩「うん!」ダッ

鈴「そうはいかないわ!双剣の神風!!」

ギュオオオオオオオ

小鷹「しまった!身動きが・・・。」

鈴「シャルロット、ワスプさん、止めを!」

ワスプ「よし。あの合体技で決めるわよ!」

シャル「はい!」サッ

ワスプ・シャル「合体奥義、サンダーブラスター!!」ズドーン

ドッカーン

小鷹・小鳩・マリア・幸村・理科「うわ(きゃ)ああああああああ!!」


両津「これで残るはお前だけだ!最大奥義で終わらせてやる!」キュイーン

総帥「ま、待て!話せばわかる・・・。」

両津「やかましい!オウガブラスター!!」ズドーン

ドゴーン

総帥「ぬおおおおおおおおお!!」

バターン

万里花「総帥戦闘不能。これで全員です!」

両津「よし!こいつ等を署に送ったら、すぐに帰還するぞ!」

箒達「はい!」

そして両津達はIS学園に帰った後、クリスマスパーティーを行った。

ワイワイガヤガヤ

イカ娘「こんなに美味しいロブスターを食べるなんて最高でゲソ~。」

やよい「イカちゃんはエビが好きだからね。」

ルイズ「カービィ、食べかすがついているわよ。」フキフキ

カービィ「ぃ…。」

ミーナ「よし。この思い出はしっかり写真に収めないとね!」パシャパシャ

サシャ「ミーナがいつも以上に張り切っていますね。」

アニ「そりゃカービィなどの可愛い奴等が目的だからな。」

鈴「ねえ、両津とシャルロットを見なかった?」

千冬「彼等なら屋上で会話をしているぞ。」

ワスプ「屋上・・・。もしかして黄金の鐘を鳴らしたりして。」

鈴「ええっ!?あの鐘は町にあるはずでしょ。なんで屋上にあるの!?」

ワスプ「あれは騒ぎの元凶となったからね。二度と起こらない様に持って帰ったのを覚えてる?」

鈴「そうだったんだ・・・。」

屋上

両津「本当にやるのか?」

シャル「うん。騒ぎを起こしたこの鐘は、僕達が責任を取って鳴らさないといけないからね。」

両津「そうか。んじゃ、やるとするか。」

シャル「うん!」

サッ

シャル「僕達の愛が、永遠に続きますように・・・。」

カラーンカラーン

39話ED:シンデレラ・クリスマス

箒「あの鐘の音・・・。まさか!?」

ワスプ「どうやら両津とシャルロットが鳴らしたようね。一本取られたわ。」

ソニック「まあ、あの鐘を鳴らさなくても、永遠の愛は心で結ばれているからな。」

フェイト「ええ。心と心がつながっている限り、永遠の愛を育むことができるからね。」

エミー「永遠の愛か・・・。私もソニックと結ばれる時が来るのかな・・・?」

なのは「でも、その前にフェイトちゃんを超えないといけないのかもね。」

エミー「そ、そのくらい分かってますよ・・・。」

千冬「これをマリアが聞いたら怒るだろうな・・・。」

セシリア「ええ・・・。確かにそうですわね・・・。」

鈴「両津とシャルロット、とうとうやったわね。」

鈴「二人の愛が永遠に続きますように。メリークリスマス・・・。」

乙です

両さんの昔話 少年と狼

両津「この企画は今回で最後だ。では、始めるぞ。」

両津「昔々、ある村に一人の少年がいました。その少年はとてもいたずら好きで、人々を困らせていました。」

ポチ郎「まっ、モンクがその役をしているでござるからな。」

モンク「好きでやってる訳じゃないんだよ!」

バク丸(嘘つけ・・・。)

両津「そんなある日、少年はあるイタズラを思いつきました。」

モンク「そうだ!狼が来たと言って皆を驚かせよっと!」

両津「少年が早速イタズラを実行しようとしたその時・・・。」

ドドドドド

モンク「ん?」

両津「後ろから狼が姿を現したのです。」

モンク「ええええええええ!?」

モンク「ちょっと待て!これも台本に書いてあるのか!?」

両津「その通りだ。狼の姿を見た少年はそのまま一目散に逃げ出しました。」

ワスプ「当たり前でしょ・・・。」

モンク「狼が来たぞー!!助けてくれー!!」

両津「その言葉を聞いた村人たちは武器を構え、狼に襲い掛かりました。」

両津「だが狼は村人たちを蹴り飛ばした後、再び少年の後を追いかけました。」

モンク「という事は、この追いかけっこは永遠に続くという事なのか!?」

両津「その通りだ。いつもイタズラばかりしているお前には、こういうお仕置きを受けさせないとな。」

モンク「そんな~~~~~!」

両津「これで両さんの昔話はこれにて終了。次回から新しい企画が始まるぞ!」

シャル「どんな企画なのか楽しみだね!」

両津「では、次回をお楽しみに!」

モンク「誰か助けてくれ~!!」

次回予告

そに子「篠ノ之神社でふなっしーに出会った私達。彼から聞いた話によれば、IS学園でスポーツ大会が行われるそうです!」

セシリア「本当に実行するんですの!?」

両津「ああ。ゆるキャラ達と話し合って決めた事だからな。」

シャル「ゆるキャラって言ったらくまモン、ちょるる、ひこにゃんなどがいるよね。」

鈴「まさかIS学園に来るなんて夢みたい!」

両津「だがお前達もオープン参加をする事になっている。やるからにはしっかりやれよ。」

箒「言われなくても分かってますよ。」

ラウラ「やるからには正々堂々と戦うしかないからな。」

両津「よし!ゆるキャラスポーツ大会の開幕だ!」

ワスプ「次回、『決戦!ゆるキャラスポーツ大会』。お楽しみに!」

第40話 決戦!ゆるキャラスポーツ大会

篠ノ之神社

パンパン

千冬「どうか我々が亡国機業に勝てますように。そして一夏の仇を討てますように。」

「さーて、それはどうかな~?」

千冬「」ギクッ

千冬「い、今、神様の声がしなかったか?」

山田「た、確かに聞こえましたよね?」

部長「あ、あの、『それはどうかな~?』というのはどういう意味ですか?」

「御賽銭が少ないんだよね~。」

部長「わ、分かりました!お賽銭たくさんだしますから、願い事をかなえてください!」

両津「おっと、危ない!賽銭箱に入れないでわしに直接くれ!」スルスル

ズンガラガッシャーン←部長達がずっこけた音

千冬「両津!束!貴様等の仕業か!!」

部長「このようなイタズラをして何の意味があるんだ!!」

箒「駄目じゃないですか両津さん。勝手に姿を現したら。」

シャル「そうだよ。もう少しでうまくいきそうだったのに。」

千冬「ほう。箒、セシリア、鈴、シャルロット、ラウラまで参加していたとはな・・・。」バキボキ

ラウラ「げっ!教官!」

ドカバキボカスカ

千冬「で、なぜお前達がこの場所にいるんだ?」

束「神社の利益をあげようと考えたんだよ・・・。」

両津「だからと言って普通げんこつで殴るか?」

部長「自業自得だ。」

「そうだなっしー。あまりこのような事はよくないなっしー。」

簪「あれ?この声って・・・。」
簪が声のした方を振り向くと、ふなっしーが後ろに立っていたのだ。

鈴「ふなっしー!あなたもこの神社に来ていたの!?」

ふなっしー「両さんがここにいると聞いて、探しに来たんだなっしー。」

両津「おお、すまないな。そう言えば今日、IS学園でスポーツ大会が開かれるんだったな。」

千冬「ああ。元旦に開かれるゆるキャラ達のスポーツ大会か。確か彼等と話し合って決めていたな。」

セシリア「しかもわたくし達はオープン参加する事になりますわね。」

両津「で、ゆるキャラ達は連れてきたのか?」

ふなっしー「もちろんだなっしー!IS学園の正門前で待っているなっしー。」

両津「よし!すぐにIS学園に戻るぞ!」

全員「おう!!」

IS学園

ワイワイガヤガヤ

ハルク「すごい数だな。」

ワスプ「こんなに多くのゆるキャラ達がいるわね。」

キャプテン・アメリカ「数を調べた結果、800体以上はいるそうだ。」

アイアンマン「それに我々がどう立ち向かうかだな。」

ブーッ

ソー「おっ、放送が始まったぞ。」

両津「只今より、ゆるキャラスポーツ大会を開催する!」

ワアアアアアアア

両津「ルールは簡単。さまざまなスポーツを行い、総合得点の高かった選手が優勝だ。」

両津「精一杯頑張るように!以上だ!」

ドンドーン

第1種目 スキージャンプ

岡村「さあ、始まりました。ゆるキャラスポーツ大会。実況は岡村隆史がお送りします。」

矢部「解説兼ツッコミの矢部浩之です。」

岡村「それにしてもすごい参加者ですね。しかもIS学園の戦士たちまで参加しているとは。」

矢部「両津氏が校長になってから、生徒の数が一気に増えましたからね。」

岡村「しかもあずささん達がいる765プロの方々まで参加するとは驚きましたね。」

矢部「それだけではなく、μ'sも参加していますよ。まさにオールスターって感じがしますね。」

岡村「あっ、そろそろ第1種目が始まります。」

両津「まずは沖縄県からイーサー君。」

イーサー君「ジャンプなんて無理だ~!!」ジタバタ

岡村「かなり嫌がってますね。」

矢部「南国生まれだから仕方がないやろ。ww」

両津「こら!さっさと準備しろ!」

イーサー君「だって僕は南国育ちだよ!いくらなんでも雪のスポーツは無理だってば~!!」

両津「文句を言うな!やれ――――!!」

ズドーン

イーサー君「ひいいいいいいい!!」ズシャアアアアアア

ビュン

全員「おおっ!!」

ドガシャーン

岡村「不時着してしまった~!これは痛い!」

矢部「やっぱり南国育ちには無理があるでしょ。ww」

両津「次、三浦あずさ!」

岡村「いよいよあずささんの出番ですね。よっ!」パチパチパチパチ

美希「何が『よっ!』なの・・・。」

あずさ「ジャンプは苦手ですが、精一杯頑張りますね。」

岡村「もちろん期待していますよ!頑張ってください!」

美希「むう・・・。なんだか複雑なの。」

両津「では、始め!」

あずさ「はい!」ザッ

ビュン ズシャアアアアア

両津「記録、35m!」

オオーッ

岡村「あずささん凄く良かったですよ。ジャンプの姿、とても可愛いかったです。」

あずさ「いえ~。出来れば35mは超えたかったんですけどね。」

岡村「記録なんてどうでも良いんですよ。一生懸命走ってる姿がとても可愛いですから。」

美希「むー。スポーツに可愛いも可愛くもないって思うな。それに全然可愛くないの。この認識は人としてヤバいの。」

岡村「あずささんに対してそんな事を言うのはこの口ですか~?」グニグニ(頬を引っ張る)

美希「何ひゅるのー!ファニー以外にミフィの顔を触るのはゆるひゃないの!」ボカボカ

岡村「取り消しなさいー。今の発言を。」グニグニ

美希「その手を離ヘって言ってるのー!!」バッ!

岡村「今実況の手に手をあげたなコラァッ!」

美希「じょーとーなの!ボッコボコにしてやるの!」

ドカバキボカスカ

両津「こらー!喧嘩は止めろー!!」

ワーワーギャーギャー

数分後

両津「さて、喧嘩も治まったところで、次は鹿児島県からイーサキング!」

イーサキング「ひいいいいい!わしは絶対無理だってば~!」

ビュン、ドッゴーン

岡村「はい。イーサキング失格。」

矢部「岡村さん、メガネのフレーム曲がってるけどええんですかw?」

両津「次、箒!」

箒「はい!」

ビュン ズシャアアアアア

両津「記録、43m!」

岡村「おーっと!あずささんの記録を抜いてしまったー!!」

矢部「さすがはIS学園のトップエースですね。」

両津「次は北海道からアックマ!」

ビュン ズシャアアアアア

岡村「おーっと!55m!これはすごい記録だー!!」

矢部「北国育ちはこの競技に強いですね。」

セシリア「さすがは北国育ちですわね・・・。」

ビュン

シャル「あっ、今度は青森からたか丸くんだ。」

ズシャアアアアア

鈴「49m。さすがね・・・。」

シャル「この競技は北国勢が強いよね・・・。僕なんか39mだよ・・・。」

鈴「シャルロットはまだいいわ。私なんか37mよ・・・。」

ラウラ「次は私の番だな。行って来る。」ザッ

セシリア「頑張ってくださいまし。」

両津「次、ラウラ!」

ラウラ「おう!」

ビュン ズシャアアアアア

両津「記録、59m!」

オオーッ

岡村「記録を塗り替えたー!!ラウラ選手、トップに躍り出たぞ!!」

矢部「ラウラ選手は軍人であるため、このくらいは当然でしょうね。」

ラウラ「フッ。当然だ。」ファサ

両津「第1種目はこれで終了。どうやら北国勢が上位に入っているな。」

矢部「そりゃそうでしょ。ww」

岡村「次の競技は水泳ですが、プールの中に多くの氷が浮いていますよ。」

両津「ああ。あれは寒中水泳も兼ねて行うからな。寒さに対抗するにはこの方法が一番だしな。」

矢部「いや、いくら何でもやり過ぎやろ。ww」

美野里「寒いのやだー。」

両津「我慢しろ。早く位置に着け!」

ちょるる「うう・・・。なんで僕たちまで・・・。」

両津「第1組、スタート!」

ドギュン、バシャーン

くまモン「うわっ!冷たすぎるモン!」バシャバシャ

鈴「いくら何でも鬼よ!」

両津「文句を言うな!さっさと泳げ!!」

ゆるキャラ達「勘弁して~!!」

第2種目終了

簪「結果はちょるるがトップに立ったよ。」

両津「あいつは運動神経が抜群だからな。」

ラウラ「その後を追うようにふなっしー、くまモンも追いかけている。これはどうなるか分からないな。」

鈴「ええ。次の競技はスケルトンね。これも北国勢が圧倒的に強いんじゃない?」

セシリア「言われてみればそうかもしれませんわね。」

第3種目 スケルトン

ズシャアアアアア

シエスタ「あっ!ぶつかります!」

ドガッ

両津「千葉県からきみぴょん。途中でぶつかったため失格。」

ソニック「これも北国勢が強いだろうな・・・。」

楯無「しかも他のゆるキャラ達も次々とぶつかってるわね。」

ドゴン、ドカン、ゴチーン

岡村「はい。星井、失格。」

矢部「岡村さん、顔が笑っていますよ。ww」

美希「うう・・・。頭が痛いの・・・。」

その後、さまざまな競技が行われ、残すは最終競技だけとなった。
両津「最終競技はエアライドとISを使ったレースだ。」

両津「下位の選手もまだまだ逆転のチャンスがあるので、精一杯頑張るように。」

箒「両津さん。ゆるキャラはISを使えないので、エアライドしか使えないそうです。」

セシリア「そう言えばカービィ達もそうでしたわね。」

両津「そうだったな。よし!すぐに準備を始めろ!」

ガシャンガシャンウィーン

山田「全員準備完了です!」

両津「よし!3、2、1。」

ドゴーン

岡村「さあ、最終競技が始まりました。果たして優勝するのはどのゆるキャラでしょうか!?」

矢部「これはやってみないと分かりませんからね。」

岡村「おーっと!あずささんが方向を間違えて何処かに行ってしまったぞ!」

矢部「あっ、ニコニコ寮の方に向かっています!しかも窓から入ろうと!」

両津「まずい!日暮の部屋に入るつもりだ!」

矢部「その日暮と言う方はどの様なお方ですか?」

両津「あいつはオリンピックの年に一度しか起きないんだ。もしその年がオリンピックの年じゃなかったら、超能力を使って暴れてしまうぞ!」

岡村「いくら何でもそれはまずいでしょ!止めに行かなきゃアカンで!」

両津「言われなくても分かってる!」ダッ

岡村「では僕も一緒に行きます。」ダッ

矢部「待ってください2人共!」ダッ

あずさ「あらあらー。こっちかしら?」

岡村「ちょっとあずささん!道を間違えていますよ!」

あずさ「あら、岡村さん、両津校長、矢部さん。」

矢部「しかも前は窓や!ぶつかったら大変な事になるで!」

あずさ「それは大変ね。だったらカーブで・・・。」

両津「いかん!そんなところでカーブは――――!」

ガシャーン

あずさ「あらあらー。」

両津「・・・。」

岡村「済んだことは仕方がありません。先に進みましょう。」

あずさ「はい。」

矢部「それでいいんかい!ww後で騒動が起きても知らんで。ww」

両津(笑い事じゃないと思うぞ・・・。)

ギュイーン

日暮「うるさいなー。いったい何の音だろう・・・?」

ギュイーン

ふなっしー「また抜かれたなっしー。こうなったら・・・。」サッ

箒「あの構えは!?」

ふなっしー「梨汁ブシャー!!」ブシャー

鈴「きゃっ!」

ラウラ「くっ!」

さのまる「うわっ!」

ふなっしー「お先になっしー!」ギュイーン

鈴「やってくれたわね!風来弾、発射!」ドギューン

ドゴーン

ふなっしー「うわっ!」

ぐんまちゃん「そっちがその気なら、アイテムで手に入れたミサイルで蹴散らしてやる!」

ズドーン

ふなっしー「うわあああああ!!」

ぐんまちゃん「お先-!」ズギューン

ふなっしー「待つなっしー!」ズギューン

アイアンマン「今だ!ユニビーム!」ギュイーン

ドゴーン

ふなっしー・ぐんまちゃん「うわああああああ!!」

アイアンマン「お先に失礼するよ。」ギュイーン

レースはいよいよ終盤に入り、残るはあと3kmとなった。
岡村「先頭集団が見えてきました!トップを走っているのはふなっしーです!」

矢部「その後を追っているのはくまモン、ちょるる、さのまる、しまねっこの4人ですね。」

両津「となると、5人の中で優勝が決まるという事だな。」

岡村「レースは激しく接戦となっています!果たして優勝は誰なのか!?」

ふなっしー「絶対に負けないなっしー!」

ちょるる「僕だって負けないよ!」

くまモン「ゆるキャラのエースとして負ける訳にはいかないモン!」

さのまる「僕だって!」

しまねっこ「絶対に勝つ!」

岡村「残りあと1.5km!レースはますます激しくなったー!!」

ギュイーン

岡村「残りあと300m!その距離はだんだんと縮まっていく!」

岡村「そして今、ゴールイン!」

ドゴーン

岡村「優勝は山口県のちょるるだー!!」

ウワアアアアアア

ちょるる「やったー!」ピョーン

ふなっしー「負けてしまったけど、悔いはないなっしー。」

くまモン「うん。ベストを尽くしただけでもそれでいいとするモン。」

さのまる「おめでとう、ちょるる!」

ちょるる「ありがとう!」

パチパチパチパチ

岡村「いやー。いいレースでしたね。」

両津「ああ。この大会を開いて大正解だったな。」

日暮「両さん、何の大会をしているんだい?」

両津「こ、この声は、日暮!?」
両津が声のした方を振り向くと、日暮が立っていたのだ。

両津「お前、いつの間にいたのか!?」

日暮「なんだかお祭り騒ぎをしている場所があって来てみたら、大会が行われていたんだね。」

日暮「これもオリンピックの競技かな?」

箒「違いますよ。これはゆるキャラ達のスポーツ大会です。」

箒「それに今年は2014年。オリンピックの年ではありませんよ。」

両津「箒!余計な事を言うな!日暮が暴れてしまうぞ!」

箒「へ?」

日暮「2014年だと!?」

両津「げっ!日暮が怒った!」

日暮「両津!貴様が起こしたのか!」

両津「違う!わしじゃない!やったのはあずさだ!」ユビサシ

あずさ「わ、私ですか?」

両津「当たり前だ!お前があんなところでカーブをした結果、窓ガラスを割っただろーが!」

両津「その音で日暮が目覚めたんだぞ!」

あずさ「という事は・・・。」

日暮「そうか。お前が起こしたのか・・・。」

あずさ「あわわわ・・・。」ガタガタ

日暮「ならば攻撃しても意味ないや。お休みー。」バターン

あずさ「あら?」

両津達「へ?」

矢部「寝ちゃいましたね。」

岡村「良かったですねあずささん。攻撃されなくて。」

あずさ「ええ。一時はどうなる事かと思いました。」ニコッ

両津「そう言えば日暮は女性が相手だと攻撃しないんだったな。」

部長「まっ、不幸中の幸いだな。」

千冬「じゃあ、もし男性が起こしたらどうなるのですか?」

部長「間違いなく暴れるだろうな。」

両津「今更縁起でもない事を言わないでくださいよ!」

全員「あはははは!」
その後、表彰式が行われ、ゆるキャラスポーツ大会は無事に閉幕したのだった。

ここで主題歌紹介(40話~最終話)

OP:True Blue Traveler(インフィニット・ストラトス第2期OP)
ED:“Kyun”(こち亀ED)

両さんのIS徹底解剖

両津「今回から始まった新企画!今回のテーマは・・・。」

両津「インフィニット・ストラトスのメインヒロイン、篠ノ之箒だ!」

オオーッ

両津「では、箒についてのデータを説明しよう。」

両津「彼女は故人である一夏の幼馴染であり、IS『紅椿』の使い手でもある。」

両津「わしがIS学園に入ってからは、よくわしと行動を共にしているからな。」

箒「両津さんと同じ部屋になったのがきっかけでしたからね。」

箒「あと両津さんからよくパシリをさせられています。その度に部長さんから怒られていましたよね?」

両津「余計な事を言うな!」

箒「す、すいません・・・。」

両津「では気を取り直して、篠ノ之箒の名場面ベスト5を発表する!」

箒「ええっ!?」

両津「まずは第5位!34話で一夏を殴ったシーンだ。」

箒「あの時は一夏が私を選ばなかったことに、思わず怒っちゃいましたけどね。」

両津「その後、一夏は地面に激突して怪我をしてしまったそうだぞ。」

箒「やり過ぎちゃいましたね・・・。」ハハハ・・・

両津「第4位!箒の専用機『紅椿』が誕生したシーンだ。」

箒「あの時は嬉しくて思わず涙が出そうになりましたね。」

両津「今では改良してトップクラスの機体となっているからな。」

箒「ええ。」

両津「第3位!箒と初めて出会ったシーンだな。」

箒「ええ。両さんに胸を出していると指摘されて、思わず両さんを叩いちゃいましたからね。」

両津「その後、わしのグリグリ攻撃で謝ったよな。またあのグリグリ攻撃を喰らいたいか?」

箒「勘弁してください・・・。」

両津「第2位!週刊少年ジャンプのスポーツ大会の剣道での戦いだな。」

箒「あの時は剣心さんに手も足も出ませんでしたからね・・・。」

両津「それで夏休みの間に剣心がいる道場に通っていたんだよな。」

箒「そのおかげで今の私がここにいますからね。」

両津「そして第1位!箒が剣心の最大奥義を出したシーンだ。」

箒「あの大技でダソヌ☆マソを倒すことに成功しましたからね。」

両津「だがあの大技に過信するな。その内見切られる事があるからな。」

箒「分かってますよ。初心忘れるべからずです。」

両津「と言う訳で今回はここまで。次回も楽しみにしろよな!」

次回予告

箒「中川先生の父親を探すため、同行した私達。」

セシリア「ところがいくら探しても見つかりませんわ。」

鈴「おまけに中川先生は疲れて壊れちゃったし。」

シャル「早く中川先生の父親を探さないと!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!24億がかかっているからな!」

ラウラ「やっぱりお金だな・・・。」

両津「次回、『中川の父親を探せ!』。よろしくな!」

第41話 中川の父親を探せ!

IS学園

箒「えっ?父親と会うのですか?」

中川「ああ。さっき父の秘書から電話があって、なんでも父が僕に会って大切な物を渡したいと言って来たんだ。」

麗子「あの世界で一番忙しいお父様がわざわざ?」

中川「ええ。」

セシリア「でも、その大切なものというのは何でしょうか?」

中川「さあ?」

鈴「まっ、会ってみれば分かるわね。」

部長「で、どこで会うのかね?」

中川「宇宙です。」

全員「ええっ!?」

鈴「で、宇宙のどこで?」

中川「宇宙ステーションだよ。」

シャル「宇宙ステーションでの再会か・・・。普通じゃあり得ないですね。」

中川「父はスペーストラベルを経営していますからね。そこの会社で再会する予定です。」

ラウラ「中川コンツェルンはすごい財閥だな・・・。」

ピピッ

簪「あっ、携帯。」

中川「はい。中川ですが。」

中川「そうですか。分かりました。」

ピッ

鈴「いったい何でしたか?」

中川「父に緊急の用事ができたとかで、カプセルロケットで地球に向かうそうです。」

ラウラ「となると、着水する場所で再会するという事ですね。」

中川「はい。」

ギュイーン

箒「どうやら迎えのヘリが来たそうですね。」

IS学園 中庭

中川「では、行ってまいります。」

両津「わしは写真を撮るため同行する。学園を頼んだぞ。」

千冬「分かった。」

箒「私達も同行します!」

両津「箒達も行くのか?」

シャル「うん。勘吉が行くなら僕達も行くよ。」

鈴「アンタを放りっぱなしにしたら、何をしでかすか分からないからね。」

両津「余計なお世話だ!」

ニューギニア沖

両津「どうやら間に合ったようだな。」

中川「あと12分くらいですね。」

箒「しかも空から降って来るなんてすごいですね。」

セシリア「普通じゃ考えられませんわね。」

鈴「あれって、カプセルじゃない?」

両箒セシャラ中「へ?」
鈴が指差した方を見ると、黒焦げのカプセルが落ちて来た。

箒「大気圏で時間がかかったそうですね。」

両津「これはヤバいぞ!」

中川「父さん・・・。」

セシリア「ここは私に任せてくださいまし!透視、発動。」

ポワッ

両津「どうだ?」

セシリア「中には誰もいませんわ。」

中川「なんだって!?」

鈴「いつの間にか脱出したのかも知れないわね。」

ピピッ

シャル「あっ、まただ。」

中川「はい。中川ですが・・・。」

中川「ええっ!?シャトルで地球に降りた後、マイアミの宇宙センターに着地する!?」

箒「また変更となりましたね・・・。」

両津「相変わらず忙しい人だな。」

マイアミ宇宙センター

鈴「ええっ!?忘れ物を取りに自宅に戻った!?」

係員「はい。1時間前に先ほど出ました。」

両津「なんて忙しい親父なんだ・・・。」

中川「確か一番近い自宅はフロリダです。」

セシリア「では、そちらに行きましょう。」

その後、ニューヨークの自宅に行く事が判明され、両津達はニューヨークの自宅に向かった。
箒「この料理、美味しいですね。」

セシリア「なかなかの味ですわ。」

中川「それで、父さんは何処に?」

執事「それが、これからプライベートだとおっしゃられて、会社にも私にも行先を告げずにお出かけになったものですから。」

鈴「こうなったらとことん探し回りましょう!中川先生の父親と再会させないと!」

中川「ありがとう。父に賞金を付けるとするよ。」

両津「賞金だと!?」

中川「父は昔から一秒単位で生きている人ですから、強引に捕まえないと一生会えないかも知れません。」

両津「確かに。」

中川「見つけた人には2000万ドルの賞金を出すと新聞に全面広告を載せてくれ。」

両箒セシャラ鈴「2000万ドル!?」

執事「かしこまりました。」

両津「えーと、2000万ドルを日本円に換算したら、24億じゃねえか!」

両津「こうしちゃいられん!ここはわしが何とかする!」

両津「だから賞金は全部わしにくれ!」

中川「は、はい・・・。」

箒「独り占めはずるいですよ!」

シャル「ここは6等分に山分けした方がいいと思うよ。」

両津「そ、そうだな・・・。シャル、テレネキシスで何処にいるのか探してくれないか?」

シャル「任せて!」

ポワッ

シャル「サンフランシスコにいるよ!しかも移動中!」

両津「よし!早速急ぐぞ!」

箒セシャラ鈴中「はい!」

ギュイーン

両津「シャルロット、見つかったか。」

シャル「うん。見つけたよ。今、画像を表示するね。」

ウィーン

両津「どうだ?」

中川「いえ、全然違います。」

シャル「じゃあ、別の場所を見てみるね。」

ポワッ

シャル「今度はエーゲ海にいるよ!」

両津「今度はヨーロッパかよ・・・。」

箒「でも、タダでエーゲ海に行くなんてラッキーだな。」

両津「勘違いするなよ。あくまでも中川の父を探しに行くんだからな。」

箒「分かってますよ。」

エーゲ海

シャル「いたよ!あの船!」

両津「よし!確認するぞ!」

ギュイーン

鈴「あっ!顔の半分が全然違う!」

ラウラ「どうやらこれもハズレだな。」

中川「ああ。なんて事だ・・・。」ガクッ

鈴「中川先生、しっかりしてください!」

中川「移動で疲れてもう眩暈が・・・。」

ラウラ「何を言っているんですか!」

シャル「あっ!また見つかったよ!」

両津「今度は何処にいるんだ!?」

シャル「今度は12人いるよ。今、一覧を見せてあげるね。」

ウィーン

両津「今のところ、この12人を補足している。どれが本物か分かるか?」

中川「父さんがいっぱいだ。」ワハハハ

鈴「あっ!中川先生が壊れた!」

両津「ともかく12の現場に急ぐぞ!至急戦闘機を用意しろ!」

係員「はい!」

イギリス

セシリア「どうですの?」

中川「目が違う。」

鈴「はい、次!」

スイス

シャル「どう?」

中川「鼻が違う~。」

エジプト

箒「どうですか?」

中川「こんなに顎は割れていない~。」

ブラジル

ラウラ「どうだ?」

中川「ホクロがある~。」

中国

鈴「どうですか?」

中川「剥げてる~。」

中川「もう駄目~。」バターン

両津「中川、しっかりしろ!親父に会いたくないのかー!!」ブンブン

中川「父さんは、きっと星になったんだ・・・。ほら、あそこ・・・。」

キラン

鈴「何バカなことを言ってるんですか!」ブンブン

セシリア「そこであきらめたらおしまいですわよ!」

中川「あっ、父さんが!」

シャル「えっ!?何処にいるの?」

中川「こうして、目を閉じると・・・。ほら、瞼の裏に父さんがいた。」

鈴「それは瞼の母でしょ!しっかりしてください!」ブンブン

IS学園

千冬「結局見つからなかったそうだな。」

両津「くそ~。賞金はあきらめるしかないようだな・・・。」

ピピッ

麗子「お父様からメールよ!渋谷のハチ公前で待ってるそうよ。」

両津「何!?すぐに急ぐぞ!」

箒セシャラ鈴「はい!」

ハチ公前

両津「いたぞ!親父だ!」

中川「あっ!父さん!」

中川父「おお!圭一!」

中川「父さーん!」ダッ

箒「ようやく再会しましたね。」

セシリア「ええ。これで一件落着ですわね。」

中川父「早速本題に入る。お前に渡したい物がある。」

中川「はい。」

中川父「これだ!」サッ
中川の父が出したのは、おもちゃの缶詰だった。

中川父「圭一が小学校に上がる前に、未来に欲しい物はと尋ねると、これが欲しいと言ったんで、応募して当てたんだ。」

中川父「ずーっと大事に保管して、今日渡すことができたよ。」

両津「おお!82年のくるくるカンカンじゃねえか!」

シャル「これはすごいレア物だね!」

麗子「圭ちゃん、しっかり!」

中川「つ、疲れた・・・。」

鈴「再会したのは良かったけど、こんな再会の仕方ってありなの?」

ラウラ「私にもさっぱり分からない・・・。」

箒「同感だ・・・。」

箒セラ鈴「ハァ・・・。」

両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマはセシリア・オルコット。まずは彼女のデータからだ。」

両津「セシリアはISのイギリス代表候補生であり、ブルー・ティアーズの使い手だ。」

両津「さらに礼儀正しく振る舞いがいい淑女だが、実は一つだけ欠点がある。」

ソニック「その欠点とは?」

両津「そう。彼女の料理は殺人的なほどにまずいという事だ。」

ナックルズ「それってシャマルやお妙と同じくらいまずいのか!?」

両津「その通りだ。彼女の料理もダークマターに等しいからな。」

セシリア「誰の料理がダークマターですって?」

両津「げっ!セシリア!」

セシリア「あら。皆さんもお揃いですわね。せっかくですからわたくしの手料理をお召し上がりください。」

ソニック「その手料理って、まさか・・・。」

セシリア「ええ。今回の料理は自信作ですわ。」サッ

両津達「明らかにダークマターじゃねーか!!」

両津「冗談じゃない!あんなのを食ったら死んでしまうぞ!」

セシリア「では、強制的にお召し上がりという事で。」

ソニック「そいつはお断りだぜ!」ビュン

ナックルズ「俺もだ!」ビュン

バク丸「三途の川にはまだ行きたくないからな!」ビュン

両津「わし等もだ!」ドドドドド

セシリア「待ちなさーい!」ドドドドド

鈴「この追いかけっこはいつまで続くのかしら?」

箒「私に言われても分からないな。」

シャル「では、次回もお楽しみに!」

次回予告

箒「皆でスキー旅行に行ったが、突然のハプニングで遭難する羽目になってしまった!」

ルイズ「元はと言えば両津が姫様をスキーボードにするからでしょ!」

両津「確かにそうだが、アンリエッタがヘリを使ってスノーボードをやっていたのが悪いんだぞ!」

ルイズ「姫様は初心者だからそうするしかなかったのよ!」

両津「だったらヘリなんか使わず、地道にやればいいじゃないか!」

鈴「喧嘩をしている場合じゃないでしょ!今の立場が分かっているの!?」

ルイズ「分かっているけど、どこを探しても安全な場所なんてないじゃない!」

両津「どうすればいいんだ~~~~!!」

箒「次回、『スキー旅行で大遭難!』。よろしく頼む。」

第42話 スキー旅行で大遭難!

スキー場

ズシャアアアアア

客A「うわぁ!?何だ、あの人!?プロか何か!?」

ビュン

客B「って言うか……飛びすぎじゃね?」

客C「おい。あれってヘリコプターじゃないか?」ユビサシ

ズガガガガガ

客達「ギャアアアアア!!」

スタッ

ルイズ「ご無事でなによりです。初滑りは如何でしたか?姫様。」

アンリエッタ「ええ。ジャンプした時がとても気持ち良かったです。ぜひもう一回やってみたいですね。」

ルイズ「はい!もう一回ヘリを回してちょうだい!」

パララララ

ギーシュ「せっかくの休日なのに、まさかスキー旅行に行くなんてね・・・。」

ルイズ「姫様がスキーに行こうと提案したからね。私も行きたいと思ったし。」

ピピッ

ルイズ「どうしたのタバサ?」

タバサ『降下地点に変な奴等がいる。』

ルイズ「で、彼女達は何をしているの?」

タバサ『でっかい雪だるまを作ってる。』

ルイズ「分かったわ。追い返してちょうだい。」ピッ

タバサ「危ないから邪魔。雪だるまなら他の場所で作って。」

ラウラ「雪だるまじゃない。雪の大砲とその弾を作っている。」

ルイズ『あれ?この声って・・・。』

ズドーン

シエスタ「あ・・・。」

ヒュルルルルル ドゴーン

ルイズ「姫様―――――!!」

タバサ「うおおおおおおお!!」ビュンビュン

ラウラ「うおおおおおおお!!」ドドドドド

ドゴーン

ルイズ「タバサ、聞こえてる!?応答して!」

キュルケ『ルイズ、姫様が見つかったわ!』

ルイズ「どこにいるの!?」

キュルケ『リフトに引っかかって女の人に蹴られているのを発見したわ!』

ルイズ「分かったわ!すぐに救出して!」

キュルケ『言われなくても分かってるわよ!それっ!』ビュン

ドガッ

ルイズ「キュルケ!?」

ヒュルルルルル ズシャアアアアアア

ギーシュ「ああ!落ちてたソリで勝手に滑り始めた!」

シエスタ「しかもとんでもない状態になっています!」

ルイズ「これ以上恥をさらしてはダメ!早く止めに行かないと!」

ビュン ドサッ

マルコリヌ「あっ!分離した後、姫様が一般人に激突した!」

ルイズ「姫様は私に任せて!あなた達はキュルケを追って!」

ギーシュ「分かった!」ダッ

ルイズ「ちょっと!大丈夫!?」

両津「全然平気だ。こういうのには慣れてるからな。」

シャル「僕はボード初心者だしね。」

両津「まっ、お互い気をつけようぜ。」

ルイズ「・・・。」

ズシャアアアアア

ルイズ「ちょっと待て!それ姫様―――――!!」

ギーシュ「くっ!何というスピードだ!いくら何でも早すぎるぞ!」

ズシャアアアアア

マルコリヌ「ギーシュ、一般客の下にいるのって・・・。」

ギーシュ「ひ、姫様!?」

ルイズ「ぬおおおおおおおおお!!」ドドドドド

ギーシュ「あっ、ルイズ!一般客が姫様の上に――――。」

ザッ

ギーシュ「ええっ!?」

ズシャアアアアアア

ギーシュ「ちょっと待て!それキュルケ―――――!!」

ルイズ「カービィ、しっかり捕まって!」

カービィ「ぽよーい!」

ズシャアアアアア

ルイズ「止まりなさい!ゴリラ男、シャルロット!」

両津「誰がゴリラだ!」

シャル「あっ、ルイズ先輩。こんな所で何をしているんですか?」

ルイズ「そんな事言ってる場合じゃないでしょ!下を見て!ボードじゃないわよ!」

両津「うおっ!いつの間に!」

シャル「ルイズ先輩だって下がボードじゃないですよ。」

ルイズ「あっ!キュルケ!?」

両津「お前も同じじゃないか!」

ルイズ「とにかく一刻も早くそれを止めなさい!斬首じゃすまないわよ!?」

両津「止められるもんなら止めてるぞ!」

シャル「あっ!この先にジャンプ台が!」

両津「何!?」

ドゴーン

両津・シャル・ルイズ「うわ(きゃ)あああああああ!!」

ドシャアア

カービィ「ぽよよーい!」キャッキャッ

ルイズ「楽しんでいる場合じゃないでしょ!」

両津「思いっきりコースを外れているぞ!」

シャル「いったいどこまで続くの~!?」

箒「両津さん、大丈夫ですか!?」ズシャアアア

両津「おお!箒達か!早くこのボードを止めてくれ!」

セシリア「ここはわたくしに任せてください!」
セシリアは縄を取り出し、アンリエッタに向かって投げた。

スカッ

セシリア「失敗しましたわ・・・。」

両津「馬鹿野郎!失敗したじゃ済まないんだぞ!」

シエスタ「ミス・ヴァリエール、カービィさん!」ズシャアアア

カービィ「シエスタ!ティファニア!」

ルイズ「シエスタ達も来たのね!早く2つの人間ボードを止めて!」

シエスタ「言われなくてもそのつもりです!」シャキン

ドダイトス「おい!斬馬刀はまずいだろ!」

ルイズ「間違ったら一発で死ぬわよ!」

シエスタ「すいません・・・。」シュン

ルイズ「結局何しに来たのよ~~~~!!!」

ゴロゴロゴロゴロ

鈴「あの雪玉って、まさか・・・。」

ラウラ「皆、無事か!?」

タバサ「私達が来たからにはもう大丈夫。」

鈴「大丈夫な訳ないでしょ!しかも雪玉で身動きが取れないじゃないの!」

シャル「という事は・・・。」

両津「まずい!ぶつかるぞ!!」

全員「うわ(きゃ)あああああああ!!」

ドッゴーン

森の中

ビュオオオオオオ

ルイズ「うう・・・。」ムクリ

両津「おっ、ルイズが起きたようだな。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「えっと、確か私達は姫様の護衛でスキー場にやってきて・・・、それで・・・。あっ!」

シエスタ「どうしたんですか!?」

ルイズ「姫様がいない!」

箒達「ええっ!?」

ジャネット「こうなってしまうと一大事じゃない!」

リナリー「早く探しに行かないと!」

両津「とりあえずは体を温めよう。動き回っていたら余計に体力を消耗するからな。」

そら「う、うん・・・。」

パチパチパチパチ

ルイズ「こうなった以上は斬首は免れないわ。覚悟して頂戴。」

両津「ふざけるな。善良な市民巻き込んどいてさらし首だと?わし等はここに良好で来たんだぞ?地獄旅行はお前等だけで行ってこい。」

シャル「本当だよ。僕達はただ滑りに来たんだよ?」

ルカリオ「じゃあ、それには将軍をボードにしていいって言われたのか?」

シャル「知らないよ。気付いたらあれが下になってたんだから。」

リザードン「そう言えば、姫様がよく言ってたな。上に立つ者は下の者の気持ちをしらねばならんとか……。」

ルイズ「下の者って、スノボーになってるでしょうが!」

キュルケ「そうだったのね。ルイズが私をボードにしてたのも、貴族として下の者の気持ちをしれと……そう言う事だったのね。」

ルイズ「そうよね!私の場合はそうよね!」

両津「ここは二手に別れて探そう。見つけたら連絡をしてくれ。」

サーナイト「その後、私のテレポートを使ってホテルに戻りましょう。」

両津「よし!行動開始!」

ルイズ達「おう!」ダッ

両津達は二手に別れてアンリエッタを探したが、なかなか見つかる事ができなかった。
めだか「駄目だ。何処を探しても見つからない。」

キュルケ「いったい何処にいるのかしら?」

ズシンズシン

ゲッコウガ「ん?この音は・・・。」

ズシンズシン

ゴルーグ「あれ?両さん達じゃないか。」

両津「お前はゴルーグ!どうしてこんなところに!?」

アンリエッタ「彼に救出してもらったのです。」

ルイズ「姫様、無事だったのですね!」

カービィ「ぽよ!ぽよ!」ピョンピョン

ゴルーグ「僕が雪山で修業をしていたら、アンリエッタ姫が倒れているのを見つけたんだ。」

ルイズ「それで救出したと言う訳ね。」

両津「まっ、全員見つかったし、テレポートでホテルに帰るとするか!」

サーナイト「ええ!」

ビュン

こうして両津達は無事にホテルに帰った後、そのままレストランへ直行したのは言うまでも無かった。

数日後、IS学園

麗子「そのような事があったのね。」

両津「ああ。もう二度とあのような事はしたくないけどな。」

中川「その人間ボードですが、瞬く間に流行っているそうですよ。」

両津「何!?」バサッ
両津が新聞をよく見ると、人間ボードをしている客の写真が載ってあった。

両津「わしがした事が流行ってしまうとは・・・。」

セシリア「世の中何が起こるか分かりませんわね・・・。」

両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマは凰鈴音(ファン・リンイン)。まずは彼女のデータからだ。」

両津「鈴は中国代表候補生であり、甲龍の使い手である。」

両津「ツインテールの可愛らしい見た目とは裏腹に、激しい気性の持ち主だ。」

両津「しかも彼女はわし等に対してツッコミを多く入れている。」

鈴「あれはアンタ達が悪い事ばかりしてるからでしょーが!」

両津「仕方がないだろ。金儲けの為なら手段を選ばないからな。」

鈴「まったく、そのおかげでシャルやラウラもすっかりボケタイプになっちゃったじゃないの。」

両津「やってしまった事は仕方がないだろ。」

鈴「アンタね・・・・。」

両津「さらに彼女はISの実力もトップクラスであり、わしと同じくらいの強さを誇っている。」

鈴「両津に負けた時から自主練をした甲斐があったからね。」

箒「鈴。前から気になっていたのだが、最近両津さんに好意を持っているのでは?」

鈴「な、何てこと言うのよ!別にあんなゴリラを好きになる訳ないでしょ!」

両津「誰がゴリラだ!」

セシリア「でもキスをした時から少しずつ好意が芽生えてましたわね。」

鈴「そ、それは・・・。」アタフタ

シャル「それを言うなら箒やセシリア、ラウラだって好意を持っているんじゃない?」

箒「うっ!」ギクッ

セシリア「た、確かに・・・。」

ラウラ「まあ、言われてみればそうかもな・・・。」

両津「お前等もかよ・・・。待てよ、こうなってしまうと・・・。」

マリア「両様――――――!!」ドドドドド

両津「ゲッ!マリア!」

マリア「こっそりと聞きましたわ!まさか私の他に好きな人が多くいるとは・・・。」

両津「ち、違う!これには訳が・・・。」

マリア「両様の浮気者――――!!」ドカバキボカスカ

両津「ぎええええええ!!」

シャル「落ち着いてくださいマリアさん!」

ラウラ「こんなところで騒ぎを起こしたらまずいぞ!」

ワーワーギャーギャー

箒「両津さんの好きな人はいったい誰になるのかは・・・。」

セシリア「物語の終盤で明らかになりますわね・・・。」

鈴「そうね。次回もお楽しみに!」

次回予告

両津「何!?新しい特殊刑事だと!?」

部長「ああ。我々はその人の指揮下に入る。」

箒「今度の特殊刑事はどの様な方ですか?」

将棋刑事「それならここにいる。」

鈴「あ、あなたは!?」

将棋刑事「私は将棋刑事、居飛車駒損ノ介だ!」

両津「また変人かよ・・・。勘弁してくれ・・・。」

シャル「また今回も騒動が起きなきゃいいんだけど・・・。」

アリア「その言葉に同意するわね・・・。」

セシリア「次回、『将棋刑事、登場!』。ご期待くださいまし。」

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乙です

第43話 将棋刑事、登場!

IS学園

ドッゴーン

千冬「そこまで!勝者、両津!」

箒「5人がかりでも歯が立たないとは・・・。」

両津「まだまだ修行が足りないな。もう少しラジコンの操縦方法を学ぶように。」

鈴「またラジコン操作の補修か・・・。」

千冬「両津、そのラジコン操作がなんの役に立つんだ?」

両津「ISの操縦はラジコンと同じだ。それをマスターできればISの操縦もうまくいくからな。」

スパァン

千冬「ISをラジコンと一緒にするな!!」

両津「だからと言って叩く事ないだろ!」

バリバリバリバリ

セシリア「あれは、警視庁の大型ヘリ!?」

両津「どうやら事件があったようだな。IS学園、出動するぞ!」

生徒達「おう!!」

事件現場

エミー「犯人はマシンガン10丁を持って駄菓子屋に立て籠もっているわ。」

ジュビア「あと人質はなく、犯人は2名よ。」

ソニック「マシンガンか。両さんのISの武器もそうだったな。」

ルーシィ「あのおかげでひどい目に遭った事は覚えているわ・・・。」

レビィ「私も・・・。」

両津「どういう意味だ!」

署長「今、本庁から特殊刑事が来る!」

両津「げっ!特殊刑事だと!?」

箒「あそこにはまともな人はいませんからね・・・。」

バリバリバリバリ

ラウラ「どうやら来たようだな。」

署長「全員整列!」

ビシッ

将棋刑事「私が将棋刑事、居飛車駒損ノ介だ!」

両津「さいころコロ助と同じだろ!」

部長「確かに。」

中川「なんですそれ?」

両津「そうか。部長世代しかわからないワードだった。」

両津「昭和30年頃、『さいころコロ助』という漫画があってな。」

両津「サイコロ剣士の時代劇だ。」

将棋刑事「よく見破った!ベースはコロ助だ!」

将棋刑事「だから同じ体形をとる事ができる。」スポスポスポスポスポ

ルーシィ「ああ、納得・・・。」

将棋刑事「では、全員ただちに着替えろ!」

部長「え?何を?」

将棋刑事「われわれは『特殊機動将棋隊』だ!将棋隊の制服に決まってるだろう!」

両津「わし等はISチームだから着なくていいみたいだな。」

レビィ「あんな服装をしたら恥ずかしいもんね。」

将棋刑事「きさま、将棋は強いか?」

部長「はい。」

将棋刑事「よし。『角』だ。」

部長「おお、すごい!」

将棋刑事「お前は『飛車』だ。」

両津「ちょっと待て!中川は将棋はヘタだぞ!」

将棋刑事「顔に品がある。」

鈴「それにしてもいろいろな『駒』があるわね。」

ミラジェーン「あっ、あれは『歩』ね。」

リサーナ「確かあれは一番弱いし、何の役にも立たないからね・・・。」

将棋刑事「そんな事はない。『歩』にだって役に立つことがある。」

ジュビア「どういう事ですか?」

将棋刑事「ふだんは前に一歩しか進めない歩だが、敵陣に入れば駒が裏返り、自由に動けて大暴れができる!」

エルザ「分かりやすく言えば、パワーアップアイテムを使った戦士と言う訳だな。」

将棋刑事「全員頭に駒をかぶって配置に着け!」

ゾロゾロゾロゾロ

ミルフィーユ「全員が配置に着きましたね。」

野明「上空から見ると、まるで将棋みたいに整列してるね。」

両津「わし等はISだから関係ないけどな。」

犯人B「あいつ等、将棋の格好をしているぞ!」

犯人A「馬鹿にしてんのか――――!!」ドガガガガ

両津「どうやら犯人が撃ち始めたか!」

野明「あんな格好をしたらそりゃ怒るよ・・・。」

ミルフィーユ「将棋刑事、次の指示を!」

将棋刑事「よし!歩兵全員前進せよ!」

エレン「この状況で前進できるか!!!」

将棋刑事「この制服は防弾だ!!金属とケプラー繊維の五重構造で7.62ミリ弾も貫通しない!」

エレン「だったら手足を引っ込めれば完全防弾だ。」

アルミン「これで怖いものなしだね。」

エレン「よし!前進だ!!」

ザザザザザ

将棋刑事「言い忘れていたが、歩兵だけは背の部分しか防弾になってない。」

両津「何だと!?」

将棋刑事「十分注意するように!」

ジャン「それを先に言え!」ドドドドド

将棋刑事「ミルフィーユ。」

ミルフィーユ「はい!」ドガガガガ

エレン「うわっ!」

将棋刑事「『歩』は前進あるのみ。後戻りはできない!」

野明「うわ・・・。さすがに厳しいね・・・。」

将棋刑事「敵陣5メートル前に進めば『と金』となり、防弾面にしていい。」

ベルトルト「そんな無茶苦茶な!」

将棋刑事「勝手に成ってはいかん!」

マルコ「行くも地獄、戻るも地獄か!」

両津「2筋を開けろ!わしにいい考えがある!」

コニー「へ?」

両津「おい中川!『飛車』の2筋は敵陣まで一直線!ここはお前の出番だ!」

中川「えーっ!?」

箒「攻撃の要は飛車!『飛車』で陣形を崩すべきです!」

将棋刑事「うむ!良い手だ!」

両津「よし!突っ込めー!!」

ドガガ

中川「ひぇっ!『飛車』にならなきゃ良かった!!」

両津「『飛車』と同時に前進しろ!」

エレン達「イェッサー!!」

中川「ひいいい!!」

犯人B「今度は『飛車』が攻めて来た!」

犯人A「いい加減にしろー!!!」ズドドドド

将棋刑事「こうなってしまうとまずいな。『王将』を守れ!「金矢倉囲い」だ!!」

ゾロゾロゾロゾロ

エリー「あーっ!王将の奴、自分だけ守っている!」

両津「歩兵は最前線で命はってるんだぞ!お前も来い!」

将棋刑事「攻めより守りが将棋の定跡!!」

両津「てめ~~~~~。」

両津「もう頭に来たぞ!IS部隊、回れ右!!」

箒達「イェッサー!!」

警官A「IS部隊が逆走しています!」

将棋刑事「何だと!?」

両津「自分一人だけ安全な所にいやがって!」ウオオオ

警官B「王将を守れ!」

ハルク「邪魔だ!」バッ

将棋刑事「こら!そんな動きは『禁じ手』だぞ!」

鈴「うるさい!」バッ

両津「『王将』の『入玉』だ!」

将棋刑事「こらー!やめろー!!」

両津「王様を盾に全駒突撃!!」ドドドドド

将棋刑事「や、、やめろ!こらー!」ビシビシ

犯人A「うわっ!王が攻めて来た!」ズドドドド

両津「『詰みだ』!」ドカ

犯人達「うおっ!」

IS学園

鈴「犯人は捕まり、歩兵は昇進。これにて一件落着ね。」

両津「まっ、あいつ等は『歩』の迫力を見せたからな。」

警官C「両津、箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラ、楯無、簪の8人はこちらへ。」

両津「ん?なんだ?」

警官D「『ふり駒』の100回、特訓始め!」

ウィィン ドスッ

鈴「きゃっ!」

両津「こら!こんな特訓何の役に立つんだ!」

将棋刑事「将棋の定跡を知らん奴はお仕置きだ。」

中川「すべてのたとえが将棋とは・・・。」

両津「くそーっ!!」

両箒セシャラ鈴楯簪「人間将棋なんて、大っ嫌いだ――――――!!!」

両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマはシャルロット・デュノア。まずは彼女のデータからだ。」

両津「シャルロットはフランスの代表候補生であり、ラファール・リヴァイヴ・カスタムIIの使い手だ。」
 
両津「わしに近づきデータ収集をするため、男性IS操縦者としてIS学園に入学した。」

両津「それから数日後、わしがデュノア社の経営危機を救ったため、今ではわしの事を好きになったそうだ。」

両津「今ではすっかりわしのパートナーとなっている。」

シャル「あと勘吉とはキスをした事もあるし、2人で黄金の鐘を鳴らした事もあるからね。」

エリー「へー。なかなかいいカップルじゃない。」

美紗「もしかしたら、結婚する可能性も高いんじゃないッスか?」

シャル「まあ、親からの許しがもらえるかどうかだね。」

簪「けど、最近箒、セシリア、鈴、ラウラというライバルも増えたみたいだし、油断はできないね。」

シャル「そうだね。少しでも引き離すように頑張っていかないと。」

箒「そう言えば、シャルロットのISは両津さんによって改良されたって聞いたけど・・・。」

シャル「ああ。第2世代から第4世代へ移行したからね。そのおかげで今までより動きが活発になったよ。」

両津「そうか。気に入ってくれて何よりだ。」

セシリア「一つだけ気になりましたが、デュノア社はどうしていますの?」

シャル「新しいISをどんどん開発していて、今ではIS企業トップクラスの実力を持っているんだって。」

オオーッ

鈴「両津のアイデアで落ちこぼれ企業がトップ企業に返り咲くなんて・・・。」

ラウラ「さすがは両津だな。」

両津「へへん。これくらいは朝飯前よ。」

箒「あのような事ができるのは両津さんしかいないからな・・・。」

シャル「そうかもね。じゃあ、次回もお楽しみに!」

次回予告

両津「何!?亡国機業から新たな刺客だと!?」

箒「はい。全身に黒い鎧を包んでいる男性ですが、その正体が全く分かりません!」

セシリア「データによれば男性IS操縦者で、専用機は『死神』だそうです。」

両津「わしの他にも男性IS操縦者がいたとは・・・。」

ドラえもん「それだけじゃない!ジャイアンがIS学園でコンサートを開こうとしているんだ!」

バク丸「あの歌を聞いたら気分が悪くなるぜ・・・。」

両津「こうしちゃいられん!絶対に学園を守りきるぞ!」

全員「おお!!」

鈴「次回、『IS学園、最大のピンチ!』!学園は絶対に守りきる!」

第43話 IS学園、最大のピンチ!

亡国機業のアジト

カダブラ「スコール君。例の物は完成したかね?」

スコール「ええ。こちらが新しく開発した第4世代IS『死神』です。」

カダブラ「ほう。これはなかなか見事だ。」

オータム「で、そのISは誰に使わせるのですか?」

カダブラ「もう既に決まってある。」

コツコツ

カダブラ「新しく入った最凶の刺客、黒騎士にな。」

IS学園

ドラえもん「ん?手紙だ。」

モンク「いったい誰からだ?」

ドラえもん「読んでみるね。えーと・・・、おわっ!!」

バク丸「どうしたドラえもん!?」

ドラえもん「じゃ、ジャイアンが・・・、IS学園でコンサートを開こうとしているそうだ・・・。」

エトレンジャー「えええええええっ!?」

ポチ郎「まさかあの酷い歌をこの学園で披露するのでござるか!?」

タルト「あんな歌を聞いたら、一瞬で気が遠くなってしまうよ・・・。」

ドラえもん「とにかく両津校長に報告しよう!」ダッ

ウリィ「あっ、待ってよ~!!」ダッ

校長室

両津「何!?ジャイアンがIS学園でコンサートを開くだと!?」

ドラえもん「はい!明後日に実行するそうです!」

両津「冗談じゃない!あんな歌を誰が聞くか!」

モンク「まだ俺達は死ぬわけにはいかないんだぞ!」

ドラゴ「こうなってしまうと実力行使で追い払うしかないそうですね。」

ニョロリ「確かにそうだニョロリ。」

バタン

両津「おお。箒達か。いったい何の用だ?」

箒「緊急事態です!亡国機業が新たな刺客をIS学園に送り込もうとしています!」

両津「なんだと!?」

ホルス「そのデータは分かっているウッシー?」

箒「はい。全身に黒い鎧を包んでいる男性ですが、その正体が全く分かりません。」

セシリア「データによれば男性IS操縦者で、専用機は『死神』だそうです。」

両津「わしの他にも男性IS操縦者がいたとは・・・。」

鈴「あと彼が襲撃するのは今日の午後よ。」

ドラえもん「ジャイアンのコンサートも今日の午後だよ・・・。」

ガオウ「まさかダブルブッキングしてしまうとは・・・。」

両津「ええい!ダブルブッキングしようが、わし等は学園を守りきる!絶対にだ!!」

そして、運命の戦いとなる午後がやってきた。

ヒュウウウウウ

イストワール「学園は警戒態勢を取っています。戦士達は言われた位置に着きました。」

両津「ご苦労。あとはジャイアンと刺客が来るのを待つのみだな。」

ギュイーン

ノヴァ「亡国機業の刺客が来たぞ!」

両津「全軍攻撃開始!かかれー!!」

ギュイーン

黒騎士「来たか。蹴散らしてくれる!」ジャキ

ルカリオ「ガトリングなら私に任せろ!」

ドガガガガ

ルカリオ「その様な攻撃は効かぬ!」キンキンキンキン

ゾロアーク「今がチャンスだ!ナイトバースト!!」

ギュオオオオオ

黒騎士「全然効かないな。」

エモンガ「どうやらあくタイプのようだね。」

オコリザル「だったら俺達に任せな!」ダッ

カイリキー「あくタイプの弱点はかくとう!俺達の力でやっつけてやる!」

黒騎士「それはどうかな?サイコキャノン!!」ドゴーン

ドカーン

オコリザル達「ぐわああああああ!!」

ドダイトス「あいつ、エスパータイプの兵器を持っているのか・・・。」

ニンフィア「ここは僕に任せて!ムーンフォース!!」

ギュオオオオオオ

黒騎士「くっ!!」

シャル「今がチャンス!シャイン・ブラスター!!」ドゴーン

黒騎士「うわああああああああ!!」

両津「でかしたシャルロット!このまま一気に倒すぞ!!」

黒騎士「おのれ・・・。このようなところでやられてたまるか―――――!!!」

<デストロイモード発動。>

ガシャンガシャンガシャンガシャン

スフレ「ああっ!姿が変わりましたわ!!」

黒騎士「姿だけではない!攻撃力も大幅に上がった!」

両津「こうなると黙っちゃいられないな。行くぞ!!」ギュイーン

BGM:ジャイアンにボエボエ

ドラえもん「こ、この音楽は・・・。」

バク丸「ま、まさか・・・。」

ジャイアン「大変長らくお待たせしました。只今よりジャイアンコンサートを開催します!」

バク丸「げげ――――っ!!」

ジャイアン「それでは皆さん、張り切っていってみよ―――――!!」

ジャイアン「ぶっ~飛ばす!!デェェェェンジャラス!!お~れジャイアァァァァァァァン!!!

ジャイアン「一等賞!!あっドッコイショ!!ガキ大将ォォォォォ!!!」

ジャイアン「う~たのううううまさは、ボエボエブルボーーレェェェェェェェェェ!!!!!!!」

ジャイアン「あーらぶる!!ハートフル!!お~れジャイアァァァァァァァァァァァァァン!!!」

ジャイアン「急上昇!!あっハイテンショォォォォォン!!ガキ大将ォォォォォォ!!!」

ジャイアン「心ォォォォォの友へェェェェ!!ボエボエブルボーーレェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!」

ジャイアン「よ~くばる!!カーニバル!!お~れジャイアァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!」

ジャイアン「大中小!!あっ俺のでしょ!!ガキ大将ォォォォォォォォォォォォォ!!!!」

ジャイアン「せーかいデビューだ!!ボエボエブルボーーレェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!」

ジャイアン「ラララララララララァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジャイアン「ラララララララララァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジャイアン「ラララララララララァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

バク丸「ぎええええええええ!!すごい歌だあああああああ!!」

ケロロ「ギィィィィヤァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

ルイズ「もう止めてええええええええええ!!」

カービィ「ぽよぽよ!」キャッキャッ

千冬「このままだと学園が崩壊するだけでなく、私たちまで倒れてしまうぞ!」

両津「誰か奴の歌を止めてくれえええええええ!!」

ドゴン

ジャイアン「へ?」

黒騎士「貴様、下手な歌を歌ってタダで済むと思っているのか?」ゴゴゴゴゴ

ジャイアン「いや、俺は皆の為に・・・。」

黒騎士「ふざけるなああああああああ!!」

ドガーン

ジャイアン「ギャアアアアアアア!!」ヒュルルルル

キラーン

両津「今がチャンスだ!ブラストキャノン!!」

黒騎士「しまっ・・・。」

ドカーン

両津「やったか!?」

箒「いや、まだです!」

千冬「なかなかしぶとい奴だな。」

黒騎士「ふっ。あのガキのおかげで油断してしまうとはな・・・。」

箒「この声、まさか!?」
箒が声のした方を振り向くと、黒騎士の正体は死んだはずの織斑一夏だった。」

千冬「一夏・・・・。一夏なのか!?」

一夏「久しぶりだね。千冬姉。」

鈴「アンタは死んだはずでしょ!なぜ生きてるの!?」

一夏「スコールさんによって生き返ったのさ。おかげでISを操作する事ができたし、闇の力も手に入れたからね。」

鈴「アンタと言う奴は・・・。」ワナワナ

一夏「だが今回はここまでだ。また会おう。」

ギュイーン

千冬「一夏が生き帰ったのは良かったが、まさか敵となってしまうとは・・・。」

両津「こうなると戦う宿命は避けられないみたいだな。」

亡国機業のアジト

カダブラ「どうやらあのガキのおかげで任務は失敗となったようだな。」

スコール「ええ。ですが、新しく開発したISの効果はバッチリです。」

カダブラ「そうか。あとはこの戦いを元に、どうやって強化していくかだな。」

スコール「そうですね。」

マドカ「・・・・・。」

オータム「どうした、マドカ?」

マドカ「いや、なんでもない。」

次の日

ドラえもん「ジャイアンは一夏に飛ばされた後、母ちゃんに激突したそうだ。」

バク丸「当然母ちゃんに追いかけられ、コンサートは当分行われないそうだぜ。」

両津「まっ。戦いの最中にコンサートを開いたのが原因だったな。」

ルイズ「けど、カービィだけは楽しんでいたわね・・・。」

両津「ああ。あいつの歌も結構酷いからな・・・。」

シエスタ「音痴同士気が合ったのかも知れませんね・・・。」

両津達「ハァ・・・。」

カービィ「ぽよ?」

両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマはラウラ・ボーデヴィッヒだ。まずは彼女のデータからだ。」

両津「彼女はドイツの代表候補生で、シュヴァルツェア・レーゲンの使い手だ。」

両津「ドイツ軍のIS配備特殊部隊「シュヴァルツェ・ハーゼ」の隊長を務め、階級は少佐となっている。」

両津「戦闘能力はとても高く、わしと同じくらいの強さを誇っているからな。」

ラウラ「うむ。確かにその通りだ。」

両津「だが、部隊の仲間から日本の文化に対する色々な(誤った)知識を吹き込まれているので、おかしな行動を取ってしまうことも多い。」

両津「まあ、わしの指導で少しずつ改善されているけどな。」

ラウラ「うう・・・。面目ない・・・。」

箒「ところで一つだけ気になっていたのだが、一夏の事をまだ敵視しているのか?」

ラウラ「ああ。一夏が死んだ事でとりあえずは良かったと思っているが、再び生き返ったおかげで敵視しなければならなくなってしまった。」

ラウラ「だが生き返った一夏は闇に染まっている。これは亡国機業に感謝しないとな。」

千冬「ほう。亡国機業に感謝するとはどういう事か説明してもらおうか。」ゴゴゴゴゴ

ラウラ「きょ、教官・・・・。」

千冬「ラウラ!その性根を叩き直してやる!!」ドドドドド

ラウラ「ひええええええええ!!」ドドドドド

両津「織斑がいる限り、闇に染まった一夏を殺すのは難しいだろうな。」

箒「ええ・・・。次回もお楽しみに・・・。」

ラウラ「誰か助けてくれ―――――!!」ドドドドド

訂正
第43話 IS学園、最大のピンチ!→第44話 IS学園、最大のピンチ!

次回予告

両津「ついに始まったぜ!IS世界大会!」

千冬「今回は私の他に両津、黒神が出場する事になる。」

シャル「勘吉、頑張ってね!」

両津「おう!目標は絶対に優勝だ!!」

めだか「当然私もだ。生徒代表として負ける訳にはいかない!」

千冬「私もそのつもりだ。あんな奴に負けたら赤っ恥だからな。」

両津「どういう意味だ!」

ラウラ「だが、出場するIS選手の中では多くの強豪がいます。そう簡単に優勝するのは難しいですよ。」

両津「もちろんそのつもりだ!誰が来ようともブッ飛ばしてやるだけだ!」

部長「その行為によって、被害がどのくらい出るのかが心配だけどな。」

シャル「次回、『激闘!第7回モンド・グロッソ!!』お楽しみに!」

第45話 激闘!第7回モンド・グロッソ!!

IS学園

両津「これより、織斑から重大発表がある。では、壇上へ。」

ワイワイガヤガヤ

千冬「諸君らも知ってのとおり、第7回モンド・グロッソが開幕する。」

千冬「出場するのは両津校長と私だが、もう一人生徒代表をここで選ぼうと思う。」

ラウラ「こ、ここでですか!?」

千冬「そうだ。では発表する。生徒代表は黒神めだかだ!」

オオーッ

めだか「私が代表ですか?」

千冬「ああ。これまでの戦闘記録を見た結果、お前が一番成績が良かった。」

千冬「代表に選ばれたからには、しっかりと責任を果たしてもらうぞ。」

めだか「はい!」ビシッ

そして全体集会が終わった後、代表3人は訓練を行った。
箒「データの確認が出ました。織斑先生や両津さんはもちろん、めだかちゃんも世界レベルの実力を持っています。」

めだか「うむ。日々の訓練の成果だな。」

両津「だが、出場する選手は多くの強豪がいるからな。油断はするなよ。」

千冬「もちろんそのつもりだ。2回もモンド・グロッソに出場しているからな。」

両津「そういやラウラ。出場選手はどんな強豪がいるんだ?」

ラウラ「ドイツ、アメリカ、フランス、中国、イギリス、ロシアはもちろん、最近では韓国、アフリカ勢も含まれている。」

めだか「こうなってしまうと簡単に優勝できないが、白熱した試合が楽しめるだろうな。」

両津「そうだな。後は体調管理を整えながら、明日の大会に備えるとしよう。」

千冬「ああ。」

翌日、モンド・グロッソ会場

ワイワイガヤガヤ

両津「すごい人だかりだな。それほど人気があるという事か。」

千冬「ああ。ISは世界中で有名になっているからな。」

めだか「しかも今回の大会で、男性操縦者は両さんしかいないからな・・・。」

両津「誰が来ようとも同じだ。邪魔する奴は叩きのめすだけだからな。」

ブーッ

会長「只今より、第7回モンド・グロッソを開催いたします!」

ウワアアアアア

両津「ついに始まったか。絶対に優勝するぞ!」

第1回戦 両津VS韓国代表

両津「わしの対戦相手は韓国代表か。行くぞ!」

ビーッ

両津「先手必勝!喰らえ――――――!!」

ドゴーン

箒「い、いきなりバズーカを発射した・・・。」

セシリア「しかも今の衝撃でシールドエネルギーが大幅にダウンしましたわ・・・。」

両津「おっと。まだ終わらんぞ!覚悟しやがれ―――――!!」

ドカバキボカスカ

ビーッ

審判「勝負あり!勝者、両津!」

両津「顔を洗って出直して来い!ガハハハハ!!」

鈴「あーあ、対戦相手は即入院ね・・・。」

ラウラ「やり過ぎとしか言いようがないな・・・。」

第1回戦 めだかVSコートジボワール代表

ビーッ

簪「アフリカの選手はスピードが高い。けど、めだかちゃんの終神モードならそれを上回るかも知れない!」

楯無「そうね。あとはそれをどうやってコントロールできるかが鍵ね。」

めだか「ここは終神モードで決着を着けておくか。」

ゴオッ

シャル「終神モードになった!」

めだか「覚悟!」ビュン

ズシャアアアアア

鈴「おお!ナイスヒット!!」

ビーッ

審判「勝負あり!勝者、黒神!」

めだか「まだまだ修行が足りないな。」

その後、千冬も一回戦を突破し、3人は破竹の勢いで準決勝まで上がったのだ。
両津「準決勝はわしとめだか、織斑と・・・、ぶ、部長!?」

シャル「部長さんは確かIS学園の代表に選ばれてなかったよね!?」

千冬「何故この大会に出場しているのだ!?」

部長「警察代表として選ばれたからだ。」

両津「ぶ、部長!」

部長「先ほどの戦いを見せてもらったが、対戦相手を病院送りにしたそうだな。」

両津「い、いや、あれは向こうが・・・。」

部長「言い訳をするな―――――!!」ギリギリ

両津「ぎえええええええ!!」

千冬「まさか部長が対戦相手となるとは・・・・。」

めだか「どうやらこの大会は大波乱が起きるかも知れませんね・・・。」

準決勝第1試合 両津VSめだか

めだか「前回の戦いは負けてしまったが、今度はそうはいかないぞ!」

両津「その事は分かっている。わしだって負ける訳にはいかないからな!」

ビーッ

両津「一気に倒す!」ドゴーン

めだか「させるか!ブラックキャノン!!」ズドドドド

両津「おわっ!」ヒョイ

シャル「すごい互角に戦っている!」

簪「これはどうなるか分からないね。」

両津「そっちがその気なら、レーザーで倒してやる!」ギュイーン

めだか「そうはさせるか!終神モードで倒してやる!」ゴオッ

楯無「終神モードになったわ!」

箒「あれだといくら両津さんでも・・・。」

ドゴーン

セシリア「あっ!突進してきましたわ!」

両津「それを待っていたぜ!」

めだか「何!?」

ガシャンガシャンガシャンガシャン

両津「こんな事もあろうかと、終神モードに対抗して最大限解放モードを付け加えたぜ!」

めだか「しまった!」

両津「今頃気づいても遅い!」

ドガガガガ

めだか「うわあああああああ!!」

ビーッ

審判「勝負あり!勝者、両津!」

両津「よっしゃ!残るは決勝のみだ!!」

めだか「くっ・・・。不覚だったか・・・。」

控室

シャル「それにしても凄かったね。まさか最大限解放モードを付け加えるなんて・・・。」

両津「あのモードはすごい威力を持つからな。調べといて正解だったぜ。」

バタン

箒「もう一試合の準決勝が終わりました!」

両津「どうだった!?」

箒「織斑先生が部長さんに負けてしまいました!」

両津「げげっ!という事は、部長と戦わなければならないという事か・・・。」

セシリア「しかも決勝はどちらが勝っても、男性IS戦士で初の優勝ですからね・・・。」

箒「両津さん。こうなった以上はやるしか方法はありませんね・・・。」

両津「あ、ああ・・・。」

決勝 両津VS部長

部長「まさか決勝で両津と戦うとはな・・・。」

両津「上司だからと言って手加減しませんよ!」

ビーッ

千冬「開始と同時に飛び出したようだな。」

シャル「そしてそのまま剣を使って戦い始めちゃった・・・。」

ガキンガキン

部長「両津、さっさとくたばれ!」

両津「部長こそ年なんだから無理しないでくださいよ!」

箒「うわ・・・。悪口を言い合いながら戦っている・・・。」

セシリア「これは決勝戦とは言えない戦いかもしれませんわね・・・。」

スカッ

両津「今だ!」

ドガガガガ

部長「おのれ!これでも喰らえ!」ドゴーン

両津「おっと!」ヒョイ

千冬「へ?」

ドッゴーン

箒達「ぎゃああああああああ!!」

部長「しまった!箒君達に直撃してしまうとは・・・。」

千冬「殺す気ですか!!####」

部長「す、すまん・・・。」

両津「隙だらけですよ!」

ズドーン

部長「しまった!シールドエネルギーが!!」

審判「勝負あり!優勝は両津勘吉!」

ワアアアア

両津「わしに勝つなんて100年早いですよ!ガハハハハ!!」

部長「おのれ~・・・。」

千冬「まさか両津が優勝してしまうとは・・・。」

束「これでISの歴史も変わっちゃうかもね。」

箒「なんか嫌な予感が・・・。」

数日後

箒「結局、女尊男卑はなくなったが、まさか両津さんが神様となってしまうとは・・・。」

めだか「優勝者が言った事には逆らえないな。」

両津「そこ!もっと肩を強く揉め!」

鈴「うう・・・。あとで覚えてなさいよ・・・。」

両津「ガーハッハッハ!神様は最高だ!!」

バク丸「羨ましいな・・・。」

署長「両津、命令だ。」

両津「神様に向かって命令とは何事だ!」グルッ

両津が後ろを振り向くと、警視長官が立っていたのだ。

両津「げっ!警視長官!!」

体育館

部長「皆さん、このバカみたいにならないように!」

ワハハハハ

両津「うぐぐ・・・。」

千冬「さすがの両津も警視長官には敵わなかったようだな。」

山田「ええ。これは傑作ですね。」

束「後でツイッターに載せちゃおっと!」

鈴「いい気味ね。」クククク

両津「くそ~・・・。あとで覚えてろよ・・・。」

両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマは更識楯無だ。まずは彼女のデータから。」

両津「楯無はIS学園の生徒会長を務めており、ミステリアス・レイディの使い手だ。」

両津「さらに裏工作を実行する暗部に対する対暗部用暗部「更識家」の当主であり、17代目の楯無である。」

楯無「「楯無」とは更識家当主が代々襲名する名前であり、私の本名は更識 刀奈(さらしき かたな)なの。」

トム「それは意外だな。」

両津「明瞭快活で文武両道、料理の腕も絶品で更に抜群のプロポーションとカリスマ性を持つ完璧超人だ。」

楯無「けど、編み物は苦手だけどね・・・。」ニガワライ

簪「あと常に扇子を持っているし、くすぐり攻撃が得意だよね。」

めだか「うむ。私も常に扇子を持っているぞ。」

そら「そのくすぐり攻撃で箒、ラウラ、リナリー、私などが被害に遭っているんだよね・・・。」

楯無「まあ、いいじゃん。あと国籍は日本だけど、ロシア代表操縦者を務めているの。」

楯無「日本の生まれ育ちでありながら、「更識家」の特権である自由国籍権によって国籍を変えたことでロシアの代表となったわ。」

楯無「その経緯は教えられないの。」

両津「うーむ。ミステリアスな奴だな。」

楯無「まあね。次回もお楽しみに!」

次回予告

両津「何!?亡国機業が再び動き出しただと!?」

リナリー「ええ。今度の狙いは文月学園よ。」

ラウラ「敵の情報によれば、多くの無人機と一夏を出動するそうだ。」

瑞希「このままだと明久君達が危険です!」

シャル「何とかして学園を守りきらないと!」

両津「だが、一夏は強敵だ。お前達が挑んでもやられるだけだぞ。」

瑞希「大丈夫です。この戦いで、私のISの新たな力をお見せします!」

両津「新たな力か。では、見せてもらうぞ。」

瑞希「はい!」

ラウラ「次回、『文月学園攻防戦。光り輝く桃色のIS。』よろしく頼む。」

乙です

第46話 文月学園攻防戦。光り輝く桃色のIS。

街道

ワイワイガヤガヤ

箒「すっかりバレンタインの時期ですね。」

瑞希「ええ。箒さん達は誰にチョコをあげますか?」

箒「うーん・・・。両津さんにあげようと思います。」

セシリア「わたくしもですわ。」

鈴「私も。」

シャル「僕も。」

ラウラ「私も。」

瑞希「そうですか。私は明久君達にあげようと思います。」

鈴「ま、まさかあの手作りチョコレートを!?」

瑞希「そうですよ。精一杯頑張って作りますから!」

シャル「だ、大丈夫かな・・・?」

箒達はIS学園に帰った後、チョコ作りを始めた。一方、銀時たちは――――
銀時「俺、バレンタインチョコ一個しか貰えなかった、お母さんから。」

銀時「とか、『勝った。俺二個……姉ちゃんから』とか、バレンタイン当日に教室で嬉々と喋ってる奴ら、来年からお前達死刑。毎年毎年何回同じ事言ってんだ。」

銀時「そんなネタはもう何万年も前から、カカオとお母さんが誕生した時から、使い古されてんだよ、輪廻転生してんだ。」

銀時「もうメンドくせーんだよ。そこでプチ不幸自慢大会開催すんのは。鬱陶しいんだよ、そんな会話しながら『ネタにしてるくらいだから、俺達全然気にしないよね』的な、やっすい虚栄心張り巡らせてる連中が。」

銀時「もうウンザリなんだよ!義理だの、本命だの、くだらねぇやりとりしてるバレンタインという悪習そのものが!もう皆でやめるべきだろ、こんな茶番!来年からチョコ贈った奴も、貰った奴も全員死刑でファイナルアンサー!?」

男性陣「ファイナルアンサー!!」ウオオオオ

バク丸「明日がバレンタインなのに、あいつ等はなんでこんなバカなことをやっているんだ?」

両津「放って置け。彼等にも事情があるからな。」

ドラえもん「意味が分からないんだけど。」

その翌日、亡国機業では―――――

カダブラ「今回の任務は文月学園の生徒達を皆殺しにしろ。多くの無人機をサポートに着ける。」

一夏「分かりましたが、特に殺さなければならない人物はいるのでしょうか?」

カダブラ「明久、雄二、康太、美波、秀吉、優子、翔子、美春の8人だ。姫路はIS学園に転校しているので、そいつは殺さなくていい。」

一夏「了解しました。すぐに出撃します。」

カダブラ「では、健闘を祈る。」

一夏「ハッ!」ダッ

IS学園

瑞希「よし!自信作が完成しました!明久君達にあげに行きます!」

タルト「ちょっと待て!そのチョコ、邪悪な波動を出しているぞ!」

セシリア「大丈夫ですわ。わたくしが確かめましたから。」

鈴「あなたのチョコも邪悪な波動を出しているじゃない!」

クリーム「これで犠牲者が出なきゃいいんだけど・・・。」

ウーウー

イストワール『緊急警報!亡国機業の一夏が無人機を連れて文月学園に向かっています!』

瑞希「大変です!このままだと明久君達が危ないです!」

両津『全軍出動せよ!奴等の企みを阻止するぞ!!」

瑞希達「イェッサー!!」

文月学園

ドゴーンボガーン

明久「バレンタインなのに、なんでこんな目に遭わなきゃならないの!?」

雄二「俺に聞くな!奴等に言え!」

美波「このままだとウチ等がやられちゃうよ!」

秀吉「何とかしなければ!」

一夏「逃げても無駄だ。覚悟しろ!」

瑞希「そこまでです!」

明久「こ、この声は・・・!!」
明久達が声のした方を振り向くと、姫路を筆頭にヒーローズたちが上空に浮かんでいた。

瑞希「明久君達を攻撃するのなら、私は絶対に許しません!」

一夏「そのつもりならまずはお前からだ。覚悟しろ!」ドギュン

両津「姫路!来たぞ!」

瑞希「分かっています!ISバトル、スタート!」ドギュン

両津「姫路は一夏と戦うそうだ。わし等は無人機を叩き壊すぞ!」

アイアンマン「分かった。攻撃開始!」

そら「エンジェルブラスター!」ドゴーン

なのは「スターライトブレイカー!!」ドゴーン

ソニック「音速スピンアタック!」ギュオオオ

キャプテン・アメリカ「シールドブーメラン!!」ビュン

ハルク「ガンマウェイブ!」ドゴーン

千冬「よし!これで半数は減ったな。一気に片を付けるぞ!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!シャルロット!」

シャル「オーライ!」

ガシャンガシャン

両津・シャル「ブラストロワイアル!!」カッ

ドッゴーン

鈴「すごい・・・。残りの無人機が一発で壊れちゃった・・・。」

シャル「まっ、こんなところだね。」ヘヘン

モンク「これで残るは姫路先輩と一夏の戦いだけだな。」

パカラッチ「だが、一夏は最強の戦闘兵士だ。彼女がどう立ち向かうかだな。」

ガキンガキンガキンガキン

瑞希「くっ!なかなか手ごわいです!」

一夏「俺はその程度で倒れる訳にはいかないからな。これでも喰らえ!」ビュッ

瑞希「はっ!」ヒュン

一夏「隙ありだ。メテオキャノン!」ドガーン

瑞希「きゃあああああああ!!」

ウリィ「姫路姉ちゃん!」ダッ
ウリィが素早く駆け込み、姫路をうまくキャッチした。

瑞希「ありがとうございます。ウリィ君・・・。」

ウリィ「姫路姉ちゃん!すごい怪我しているよ!」

瑞希「大丈夫です・・・。明久君達を守るためにも・・・、私は倒れる訳にはいきません・・・。」

明久「もう止めてくれ!姫路さんがこれ以上傷つくのを僕達は見たくないんだ!」

美波「そうよ!それでもまだやる気なの!?」

瑞希「誰が何度言おうとも・・・、この命が燃え尽きるまで・・・、私は・・・、戦い続ける・・・!!」

ピカアアアアアアア

ウリィ「ひ、姫路姉ちゃんのISが光り始めた!?」

両津「これって、まさか!?」
姫路が装着していたIS『サモン・スター』が変化し、新たな桃色のISとなったのだ。

瑞希「わ、私のISが変化した・・・。」

千冬「そのISは『サモン・ウィザード』。『サモン・スター』の強化したISだ。」

瑞希「つまり第2形態ということですね。では、使って見ます!」

ギュイーン

一夏「いくら進化してもこの俺には敵わない!」ギュイーン

ヒュン

一夏「か、かわしただと!?」

瑞希「今度はこちらの攻撃です!」ギュオオオオ

ウリィ「あ、あの必殺技は!?」

瑞希「サモン・ブラスター!!」ドゴーン

一夏「うわああああああああ!!」

ドッカーン

あれ?御坂美琴ってもう出たっけ?

両津「やったか!?」

インデックス「いや、まだだよ!」
インデックスが指差す方を見ると、一夏はボロボロの状態になっていた。

一夏「くっ、このままだとまずいな。置き土産を残して撤退するとしよう。さらばだ!」ヒュン

両津「置き土産?まさか!?」

ギュイーン

バク丸「また無人機か!こうなったら徹底的に・・・!」

美琴「レールガン発射!」ギュイーン

ドゴーン

両津「おお!美琴達も駆けつけてくれたのか!」

美琴「文月学園がピンチになっていると聞いて駆けつけて来たの。」

黒子「ここからはわたくし達も戦いますわ!」

両津「よし!攻撃開始だ!!」

ドゴーンドゴーンドッカーン

両津「残るは一機!止めを刺せ!」

穂乃果「了解!」ドゴーン

ニョロリ「これで敵はいなくなったニョロリ!」

両津「よっしゃ!わし等の大勝利だ―――――!!」

ワアアアアアア

明久「やっぱりヒーローズは最高だな!」

雄二「俺もあいつ等みたいになりたいぜ!」

瑞希「戦いも終わりましたし、明久君達にチョコレートをプレゼントしますね。」

明久・雄二・康太・秀吉「なっ!?」

明久「ごめん・・・。気持ちだけ受け取るよ。」

雄二「俺も・・・。」

康太「俺もまだ死にたくない。」

秀吉「気持ちは嬉しいが、そのチョコから闇の波動が出ているぞ・・・。」

瑞希「遠慮せずに。」

明久達「うわああああああ!!」ドドドドド

両津「やっぱり逃げたか。」

瑞希「むー。何がいけなかったのでしょうか?」

両津・銀時・鬼塚「そのチョコ自体が危険物だからだよ!!」
その後、両津はセシリアのチョコを食べたが、どこも体に異常はなかった。

鈴「まるでゴキブリみたいね・・・。」

両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマは更識簪だ。まずは彼女のデータから。」

両津「簪は楯無の妹で日本の代表候補生、打鉄弐式の使い手である。」

両津「趣味はアニメ鑑賞で、特に大好きなのが勧善懲悪のヒーローものだ。」

両津「さらに原作では打鉄弐式の完成は遅れていたが、本作ではわしのおかげで早く完成したのだ。」

簪「それ以来、両津さんと共に行動をしています。」

両津「しかも演算処理能力や情報分析力、空間認識能力、整備能力等は非常に高いため、IS学園のブレインの一人でもある。」

ニョロリ「ブレインは他にもタバサ、クルル、テイルス、僕などが含まれているニョロリ。」

キャプテン・アメリカ「あと私と組んでいる時はよくサポートをしてもらったな。」

ハルク「おかげで多くのヴィラン達を倒すことができたしな。」

簪「いえ。私は当然のことをしただけだと思います・・・。」

ワスプ「そうそう。この間競馬場に行った時も馬の順位を全て当てたよね。」

両津「カジノに行った時もルーレットの予想を全て的中させたこともあるし、そのおかげで大儲けしたからな。」

部長「だからと言って生徒をカジノに連れて行くな!」ボガッ

両津「いでっ!」

ワスプ「あーあ。自業自得ね。」

簪「では、次回をお楽しみに。」

次回予告

両津「何!?モンクとポチ郎がアイスホッケーで勝負するだと!?」

瑞希「はい。どうやらモンクのイタズラが原因だそうです。」

美紗「おまけにメンバーを集めて戦うつもりッス!」

両津「よし!許可しよう!」

くるみ「ええっ!?本当にやるんですか!!」

両津「当たり前だ!IS学園をもっとPRするチャンスだからな!」

両津「しかも生中継でお送りするぞ!」

ナナ「なんだか不安になってきた・・・。」

楯無「次回、『モンクVSポチ郎、アイスホッケーの大勝負!』。よろしくね!」

第47話 モンクVSポチ郎、アイスホッケーの大勝負!

ここは、バク丸たちの故郷であるムゲーン。バク丸たちはオーラ姫から呼び出されていた。
ガオウ「バク丸。今日は何の呼び出しなんだ?」

バク丸「さあ・・・・。」

オーラ姫「エトレンジャーの皆さん、集まりましたね。」
オーラ姫が言ったと同時に11本の縄が姿を現した。

バク丸「こ、これは?」

オーラ姫「皆さん、一本ずつロープを持って一斉に引っ張ってください。」

オーラ姫「しかも同時でお願いします。」

バク丸「分かりました。せーの!」

グイッ、バシャーン

ポチ郎「な、何でござるかこれは!?」

モンク「引っかかった、引っかかったー!!」

クリーム「モンク!」

バク丸「まさかこれお前が・・・!」

モンク『モンク様の作戦、大成功ですわー!ハハハハハ!!」

ポチ郎「じゃあ、拙者達をここへ呼び出したのも・・・。」

モンク「ピンポーン!」シュタッ

モンク『こんなにうまくいくとは思わなかったでござる。』

モンク「アハハハハハ!!」

バク丸・ガオウ・ドラゴ・パカラッチ・タルト「モンク!!!###」

ポチ郎「許さん!!!!####」

ドカバキボカスカ

モンク「何すんだよ!暴力反対――――――!!」

翌日、IS学園

両津「ガハハハハ!それは災難だったな!」

ポチ郎「笑い事じゃないでござるよ!拙者達はひどい目に遭ったでござる!!」

セシリア「で、モンクさんは何故宙づりになっていますの?」

タルト「今からキツイお仕置きをするためさ。覚悟はいいか?」

モンク「悪かったから勘弁してくれよ・・・。」

タルト「おっ、どうやら反省しているみたいだな。」

パカラッチ「まあ、青春に過ちは付き物さ。このくらいで許してやったらどうだ?」

ポチ郎「甘いでござるよ!大方新しいイタズラを考えるに違いないでござる!」

スフレ「ポチ郎、言い過ぎですわ!」

ポチ郎「言い過ぎではござらん!拙者が今まで受けてきた屈辱に比べれば、まだまだ甘いでござる!」ビシッ

モンク「いい加減にしろよ!黙って反省すれば勝手な事を言いやがって!」

ポチ郎「反省?新しいいたずらを考えていたのではござらぬのか?」

モンク「そうだな・・・。今度はお前のひげでも切っちゃおうかな?」

ポチ郎「何だと!?」

モンク「やる気か!?」

両津「お前等、喧嘩はそこまでにしろ!」

ポチ郎「よーし!こうなったらアイスホッケーで決着を着けてやるでござる!」

モンク「ああ、いいとも。明日までにメンバーを集めて勝負しようじゃないか。」

両津「それはいい考えだ!わしにいいアイデアがある!」

バク丸「いいアイデア?」

両津「IS学園をPRするチャンスだ。しかも生放送でお送りするぞ!」

箒達「ええええええっ!?」

モンク「ハァ・・・。只の勝負がまさか生放送になっちまうとは・・・。こりゃメンバーを探さないとダメだな・・・。」

にこ「あれ?モンクじゃない。いったいどうしたの?」

モンク「あっ、μ'sの皆。実は・・・。」

穂乃果「分かったわ。ここは私達も参戦するわ。」

モンク「おっ!本当か!?」

にこ「IS学園をPRするチャンスなら、私達も黙っちゃいられないからね。」

海末「やるからには絶対勝ちましょう!」

モンク「ありがとう!これで残るはあと一人だな。」

春香「だったら私達も協力するね!」

絵里「あっ、アイドルマスターの皆さんまで!」

千早「せっかくのイベントだから参加しないとね。」

モンク「よし!これでメンバーがそろった!」

モンク「今頃ポチ郎はどうしているかな・・・。」クククク

一方、ポチ郎は・・・。
ポチ郎「と言う訳でござる。」

マナ「任せてください!困った人を放って置く訳にはいきませんから!」

響「やるからには絶対に勝ちましょう!」

えりか「相手チームは強敵かも知れないけど、精一杯頑張れば絶対に勝てます!」

イカ娘「モンクのチームには絶対に勝ちに行くでゲソ!」

ポチ郎「助かるでござるよ!よーし!モンクのチームを絶対に倒すでござる!!」

プリキュア達・イカ娘・神楽「お――――――っ!!!」

両津「これでメンバーがそろったな。明日が楽しみだぜ。」クククク

箒「なんだか嫌な予感がするな・・・。」

セシリア「ええ・・・。」

簪「このまま何事も起こらなきゃいいんだけど・・・。」

翌日、スポーツアリーナ

ニャル子「いよいよ始まりました!モンクさん率いるワイルドモンキーズと、ポチ郎さん率いるシャドウドッグスのアイスホッケーバトル!」

ニャル子「実況はわたくしニャル子!」

クー子「解説のクー子。」

ハス汰「同じく解説のハス汰。」

クー音「同じく解説のクー音でお送りいたします!」

ニャル子「それにしても凄い観客ですね!」

クー子「皆がポチ郎とモンクの対決を待っていますからね。」

クー音「しかもメンバーを集めてのオールスター対決ですからね。これは面白くなりますよ。」

ハス汰「おまけに生放送ですしね。」

ニャル子「では、選抜メンバーを言います。まずはワイルドモンキーズから。」

クー子「はい。フォワードは如月千早と矢澤にこ、センターはモンク、ディフェンスは天海春香と高坂穂乃果、ゴールキーパーは小泉花陽です。」

ニャル子「なるほど。次にシャドウドッグスはどうでしょうか?」

ハス汰「はい。フォワードは神楽と緑川なお、センターはポチ郎、ディフェンスは相田マナと北条響、ゴールキーパーはイカ娘です。」

クー音「これは互角以上の戦いが楽しめますね。」

ニャル子「さあ、両チームの入場です!この歓声をお聞きください!」

ワアアアアアアア

ポチ郎「今日こそ決着を着けるでござるよ!」

モンク「それはこっちのセリフだ!」

ニャル子「両チームとも既に戦闘態勢に入っています!さあ、試合開始です!」

ブーッ

ニャル子「先にパックを取ったのはワイルドモンキーズ!矢澤選手がゴールに向かいます!」

マナ「そうはいきません!」ヒュン

にこ「くっ!」

ニャル子「いきなり奪った―――――!!そしてそのままゴールへ一直線であります!

クー子「止められるかどうかが心配ですね。」

モンク「早く止めろ!」

穂乃果「任せて!」

ヒュン

マナ「あっ!」

ニャル子「ここで高坂選手が奪い返した!」

穂乃果「にこちゃん!」ヒュン

にこ「了解!」パシッ

クー音「おっ、ここでパスを繋ぎましたね。」

にこ「そしてそのまま、ロングシュート!」ヒュン

イカ娘「そうはさせないでゲソ!」シュルル

カーン

イカ娘「私の触手を甘く見ない方がいいでゲソ。」

にこ「そんなのあり!?」

神楽「ナイスパス!そしてそのまま・・・。」ゴオオオ

ハス汰「あ、あの構えは・・・。」

神楽「ほあちゃあああああああ!!!」ドゴーン

ニャル子「これは強烈だ――――!!小泉選手、止める事ができるのか!?」

花陽「こ、怖いけど・・・、頑張る・・・。」グッ

ニャル子「さあ、パックがどんどん近づいていった――――!!」

花陽「はああああああああ!!」

ドゴーン

ニャル子「止めた―――!!見事止める事に成功しました!」

ワアアアアアア

神楽「なかなかやるアルな。」

花陽「えへへ・・・。」

ニャル子「それからはパックを奪い合いの大乱戦!」

ニャル子「しかも殴ったり蹴ったりです!早くこの乱戦を止めてくださーい!!」

ブーッ

ニャル子「第1ピリオド終了!10分間の休憩に入ります!」

ワイワイガヤガヤ

箒「どうやら視聴率は好調ですね。」

両津「後は第2ピリオドでどう動くかだな。」

ビーッ

ニャル子「さあ、第2ピリオドのスタートです!」

ポチ郎「ここからが本番でござる!一気に攻めろ!!」

モンク「そうはさせるか!」ヒュン

なお「おっと!」ヒョイ

ニャル子「おーっと!うまくかわした――――!!」

なお「そしてそのまま、シュート!」カン

ズバーン、ピピーッ

ニャル子「決まった―――!!先制点はシャドウドッグスです!」

花陽「ぴええ・・・。」

ポチ郎「先制点はもらったでござるよ。」

モンク「おのれ~・・・。」

ニャル子「さあ、シャドウドッグスが先制したところでどう変わるのかが注目ですね!」

クー子「ええ。これからの展開が楽しくなりますね。」

モンク「メンバーチェンジ!小泉花陽に代わって星空凛!」

凛「了解だにゃ!」

ニャル子「ここでゴールキーパーがチェンジ!小泉選手に変わって星空選手が出ます!」

ポチ郎「こちらも交代でござるよ!相田マナに代わって白雪ひめ!」

ひめ「ええっ!?私!?」

めぐみ「大丈夫だよ!ひめならきっとできる!」

ゆうこ「私達も応援するからね。」

ひめ「う、うん・・・。」

マナ「頑張ってね!」

ニャル子「シャドウドッグスもメンバー交代!さあ、どう動くかに注目です!」

モンク「一気に攻めろ――――!!」カッ

にこ「分かってるわよ!」パシッ

響「そうはさせるか!」ドガッ

にこ「きゃああああああ!!」

ドガシャーン

ニャル子「おーっと!北条選手のディフェンスで矢澤選手が観客席に飛ばされたー!!」

にこ「よくもやったわね!絶対に許さないんだから!!###」

響「うわ・・・。やり過ぎちゃったかな・・・。」

ニャル子「さあ、シャドウドッグスが追加点を取りに向かい始めた!」

モンク「そうはさせるか!!」ドガッ

ひめ「きゃっ!」

ドガシャーン

ニャル子「おーっと!審判に激突!その衝撃で多くのパックが散らばってしまった――――!!」

モンク「今がチャンスだ!一気に得点を手に入れるぞ!!」

ポチ郎「早く追加点を挙げるでござる!」

カンカンカンカン

ニャル子「こうなってしまうと誰でもシュートは打てます!」

ハス汰「しかも得点はどんどんうなぎのぼりとなっていますね。」

ドカーン

クー子「あっ、得点掲示板が爆発した。」

クー音「しかも観客はすごく興奮しているね。」

ニャル子「さあ、観客の興奮度も次第にエスカレート!おーっと!観客がリンクに向かい始めた―――!!」

両津「この瞬間を待ってたぜ!」

ニャル子「興奮している観客が次々とリンクに入り、乱闘を始めた!」

ドカバキボカスカ

ニャル子「選手たちは既に避難しており、リンク上は観客だけとなってしまいました!」

クー子「こうなってしまうと誰も止められない。」

ハス汰「しかも乱闘は徐々にヒートアップしています!」

モンク「まさかこのような展開になってしまうとは・・・。」

ポチ郎「拙者でも信じられないでござる・・・。」

両津「お前等の行為がこのような結末を生み出したんだ。少しは反省しないとな。」

ポチ郎・モンク「はい・・・・。」

両津「じゃ、帰るとするか。」

箒「あの・・・、彼等は放って置いていいんですか?」

両津「好きなようにやらせろ。どうせ乱闘もすぐに終わるはずだ。」

セシリア「は、はあ・・・。」
その後、部長と千冬が乱闘を止め、乱闘した者達は厳しい罰を受けることになってしまった。

次の日

バク丸「あらら・・・。乱闘した者達がグラウンドを走っている・・・。」

ガオウ「あれだけ好きに暴れたからな。自業自得だ。」

パカラッチ「皆、頑張れ!目標までもう少しだ!」

バク丸「なんでパカラッチまで走っているんだ・・・?」

千冬「本人も走りたいという希望で私が許可したからな。」

部長「自分から走ろうとする者はなかなかおらんからな。」

両津「はい。あと5周!」

千棘「うぐぐ・・・。なんで私達がこんな事を・・・。」

誠士郎「あれだけ暴れたら罰を受けるのは当然ですからね・・・。」

千棘達「こんなはずじゃなかったのに~~~~。」

両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマは織斑千冬。まずは彼女のデータからだ。」

両津「彼女はIS学園の教師で月桜の使い手である。」

両津「さらに第1回モンド・グロッソの優勝者であり、生徒から絶大な人気を誇っている。」

両津「わしにとっては関係ないけどな。」

麗子「その言い方は良くないと思うわ。」

両津「では、ここで織斑の秘蔵シーンを公開しよう。まずは第1話で織斑にラジオを当てたシーンだ。」

ワスプ「教師にラジオをぶつけるなんて・・・、これは明らかに両津が悪いわね。」

両津「あの時は興奮したからしょうがないだろ!次は第4話で織斑がガタガタ震えているシーンだ。」

ラウラ「爆竜大佐の話をしたら、まさか全員震えてしまうとは思わなかったな。」

セシリア「当り前ですわ・・・。」

両津「あと束からちーちゃんと呼ばれていた事もあったな。」

箒「人前で言われたら恥ずかしいでしょうね・・・。」

斑鳩「あと葛城さん達が織斑先生の体に飛びついたり、時限バカ弾で織斑先生たちが馬鹿になったこともありましたわね。」

両津「ああ。これはもちろん貴重なシーンだからな。」

バク丸「で、これをどうするつもりだ?」

両津「もちろん裏で販売する。表で販売してみろ。そんな事したら・・・。」

千冬「私にみられてしまうという事か?」ゴゴゴゴゴ

両津「げっ!織斑!!」

ドカバキボカスカ

両津「ギャアアアアア!!」

箒達(やっぱり織斑先生は怖すぎる・・・。)

れいか「次回もお楽しみください。」ペコリ

次回予告

アイアンマン「ヴィラン軍はすっかり両津の手下になったそうだな。」

ロキ「ああ。我々がいくら攻撃しても、あいつは絶対に倒れない。」

グラビトン「まるで化物だな。」

両津「化物で悪かったな!」

ワスプ「そうそう。ヴィラン軍が両津の手下になったことを記念して、アスレチック大会が開かれるわ。」

キャプテン・アメリカ「確か賞金は100万ドルだな。」

両津「つまり1億円相当という事だな。やるからには絶対に優勝するぞ!」

ワスプ「けど、そう簡単にはいかないわよ。あの5人の少年たちだけでなく、ロキの手下の5人も参戦するわ。」

両津「だったら叩き潰すまでだ!」

ワスプ「あんたね・・・。」

簪「次回、『賞金争奪アスレチックバトル!』!お楽しみに!」

第48話 賞金争奪アスレチックバトル!

ヒーローズアジト

両津「モードック、見えるか?」

モードック「ああ。バッチリ見えるぞ。」

両津「よし!すぐに録画機能を!」

モードック「あいよ。」カチッ

ジーッ

スクラル「おっ、犯人グループが動き出したぞ!」

両津「すぐにひっ捕らえろ!」

ヴィラン軍「おう!!」ダッ

ヒュンヒュンヒュンヒュン

犯人A「げっ!ヴィラン軍!?」

ロキ「覚悟しろ!!」

ドカバキボカスカ

犯人達「ギャアアアアア!!」

翌日

ワスプ「『両津&ヴィラン軍団、またもや大手柄!』か。ヴィラン軍団が両津の手下になってから数日経ったわね。」

アイアンマン「あの時は両津が単独でヴィラン軍団のアジトを占拠したからな。」

キャプテン・アメリカ「敵に回すと恐ろしい奴だな。」

グラビトン「我々は捕えられた後、両津を始末しようとしたが、返り討ちに遭ってしまった。」

スクラル「まるで化物だぜ。」

両津「誰が化物だ!」

ワスプ「あんたしかいないでしょ・・・。」

アスレチックバトルに俺妹のキャラが参戦したりして

シャル「あっ、そうだ!週末にアスレチック大会が開催する事を思いついた。」

ソー「ああ。ヴィラン軍が両津の手下になったことを記念して開かれるそうだな。」

ノヴァ「しかも賞金は100万ドルだ。」

両津「日本円で換算すれば1億円だな。わしはもちろん参加するぞ。」

タイガーシャーク「両さん、賞金の事になると本気だな・・・。」

ロキ「だがそう簡単にはいかない。あの5人の少年たちだけでなく、ロキの手下の5人も参戦する。」

両津「だったら叩き潰すまでだ!」

ロキ「賞金の為ならどんな手段でも選ばない奴だな・・・。」

ハルク「敵に回すと危険すぎるからな。」

アスレチックバトル当日

ワイワイガヤガヤ

両津「すごい数だな。こいつ等が予選に参加する選手か。」

シャル「うん。5人の少年たちはもちろん、俺妹のキャラや学園都市の人達も参加しているね。」

両津「だが、ロキの手下の5人がいないぞ。」

ロキ「ああ。彼等は大会スタッフとして参加している。」

ロキ「ティムは審判、マニーノ、ジュウベエはゲスト解説、ジョエルは音楽担当、ロゼッタは司会者のアシスタントだ。」

両津「あいつ等も大変だな。」

瑞希「明久君達も参加していますが、私達は本選からの出場ですね。」

葛城「ああ。どのような奴等が予選突破するのか楽しみだぜ。」

ビーッ

司会者「皆様、大変長らくお待たせしました。これよりアスレチック大会を開催いたします!」

ワアアアアアア

司会者「まずは予選から。このコースを制限時間内に突破した者が本選へと出場します。」
司会者が指差したのを見ると、針の山やマグマ、サメ、電動ノコギリなどのかなり危険なコースだ。

上条「も、もしかしてこのコースを渡るんですか?」

司会者「その通り!制限時間は20分。では、スタート!」

ドギュン

アイアイマン「あのコース、絶対に無理じゃないのか?」

両津「確かにそうかもな。しかも悲鳴が響き渡ってるぞ・・・。」

ワーワーキャーキャー

ワスプ「ざ、残酷過ぎるわ・・・。」

モードック「おい、見ろ!あの5人の少年たちがトラップにはまったぞ!!」

両津「あいつ等はここで脱落だな。いい気味だぜ。」クククク

ワスプ「人の不幸を笑っちゃダメ!!」

ミカサ「エレン達はうまく攻略して進んでいる。このまま予選突破するのも時間の問題。」

サシャ「あと美琴ちゃん達も頑張っていますね。でも・・・。」チラッ

上条「不幸だ――――――!!」ヒュルルルル

インデックス「当麻は脱落しちゃったんだよ。」

神裂「思えば哀れな人でしたね。」

そして予選を突破したのはこのメンバーだった。

・エレン・イェーガー
・アルミン・アルトレト
・ジャン・キルシュタイン
・コニー・スプリンガー
・マルコ・ボット
・ライナー・ブラウン
・ベルトルト・フーバー
・リヴァイ
・ハンジ・ゾエ
・エルヴィン・スミス
・御坂美琴
・白井黒子
・初音飾利
・佐天涙子
・高坂桐乃
・黒猫
・新垣あやせ
・来栖加奈子

司会者「では、本選を始めます。まずは寿司迷路です!」

ロゼッタ「寿司タワーの頂上にある旗を取った者が賞金を獲得できます。ただし、壁を乗り越えるのは禁止です。」

萌香「乗り越えるのは禁止か・・・。」

胡夢「こうなると苦戦するわね・・・。」

司会者「それでは、スタート!」

ドゴーン

ドドドドド

コニー「しまった!行き止まりだ!」

ベルトルト「あれ?こっちだったっけ?」

ルイズ「皆、かなり苦戦しているわね。」

カービィ「ぽよ―――!」ピョイ

シエスタ「あっ、カービィさん!」

バクバクバクバク

タバサ「お米の壁を食い始めた。」

ルイズ「でも、お米の壁を食う事は禁止されていないわね。この方法でゴールまで行きましょう!」

両津「その手があったか!わしも行くぞ!」バクバク

司会者「そして選手たちが寿司タワーに上り始めた!トップ集団はかなり上まで来ているぞ!!」

両津「そうはさせるか!」ゲシッ

グラグラグラグラ

ルイズ達「きゃああああああああ!!」

カービィ「うぐ・・・・。」ツカマリ

両津「くそっ!カービィの奴、しぶと過ぎるぞ!!こうなったら抜かしてやる!」ドドドドド

カービィ「ぽよ―――――!!」ピョーン

パシッ

両津「な!?」

ビーッ

ロゼッタ「カービィ選手、賞金獲得!」

ルイズ「やった!」

両津「おのれ~・・・・。」

司会者「次の競技は高層ビルを渡りながら進みます。落ちたらその時点で脱落です。」

ヒュウウウウウ

スフレ「お、落ちたら怖いですわ・・・。」

ズドーン

両津「先手必勝!一気に駆け抜けるぞ!!」ヒュンヒュン

ファイアロー「俺達はひこうタイプだから問題ないぜ。」ギュイーン

アルミン「ずるいよ―――!!」

エレン「こっちは立体機動で勝負だ!」

箒「ならばISで勝負!」

ルイズ「こうなったらエアライドで行くわよ!」

カービィ「ぽよ!」

両津「もはやアスレチックの意味ないだろ!」

両津「そっちがその気なら、踏み台にして進むのみだ!」ヒュン

ガン

エレン「うわああああああ!!」ヒュルルルル

アナウンス『エレン選手、脱落。』

ガンゴンガンゴン

ソー「次々と選手を踏み台にしながら進んでいる・・・。」

ロキ「しかもスピードは速くなっているぞ!」

ワスプ「卑劣な手段ね・・・・。」

ガン

サシャ「あっ、リヴァイ兵長までも踏み台にしました!」

ガシッ

リヴァイ「俺を踏み台にするとはいい度胸だ。」ゴゴゴゴゴ

両津「しまった!」

ミカサ「エレンを傷つけた罪、償ってもらう。」ゴゴゴゴゴ

ドカバキボカスカ

両津「ぎえええええええ!!」

鈴「自業自得ね。」

司会者「その隙にファイアローがトップでゴールイン!!」

ファイアロー「両さんが参加者を踏み台にしたおかげでラッキーだぜ!」

ワスプ「残るは最終種目ね。」

両津「今度こそ賞金を手に入れるぞ!!」

司会者「最後の種目はあつあつおでんの上を走る種目です!」

箒「巨大おでんの上を渡るというのか・・・。」

司会者「泣いても笑ってもこれが最後!それでは、スタート!」

ドゴーン

両津「絶対に賞金を手に入れてみせる!」ドドドドド

司会者「両津選手、いきなりスタートダッシュだ!これは速いぞ!!」

アイアンマン「くっ!おでんのおかげで滑ってしまう!」

ワスプ「きゃっ!」ステーン

司会者「選手たちが苦戦する中、両津選手が独走状態だ!」

両津「これで賞金はわしの物だ!」ガハハハハ

社員A「まずいですよ!あの男に優勝させたらとんでもない事になります!」

社員B「社長、早くご決断を!」

ビーッ

司会者「おーっと!残念ながら時間切れだ―――!!」

両津「どういう事だ!これは制限時間はないはずだろ!?」

社長「時間切れだから仕方がないでしょ?ね?」

両津「こうなったらお前をキムチ漬けにしてやる!それっ!」ヒョイ

社長「うわっ!」ドボーン

両津「馬鹿社長のキムチ漬けだ!」グルグル

社長「ひいいいいい!辛い――――――!!!」

千冬「早く両津を止めろ―――――!!」

ワーワーギャーギャー

次の日 IS学園

ワスプ「社長からお詫びの品が届いたわ。」

両津「おっ。現金の他に巨大な小包があるな。中身はなんだ?」

鈴「確かカップラーメンがたくさん入っているわ。」

ラウラ「しかも全種類の味が入っているぞ。」

両津「うおっ!塩やしょうゆだけでなく、チョコレートや南国風、イタリアン風まであるじゃねえか!!」

箒「イタリアンや南国風はともかく、チョコレートはちょっと・・・。」

ミーナ「確かにね・・・。」

クリスタ「想像しただけで気持ち悪くなってきた・・・。」ウプ

両津「さすがにチョコレートはまずかったな。」

両さんのIS徹底解剖

両津「この企画は今回で最後だ。ラストは織斑一夏について説明しよう。」

両津「彼はわしの暴力で警察に捕まった後、藍越学園に入学した哀れな男だ。」

千冬「お前の暴力が原因で一夏は藍越学園に入学したという事か・・・。」ゴゴゴゴゴ

両津「ゲッ!織斑!」

ドカバキボカスカ

両津「で、では気を取り直して、彼は藍越学園で普通の学園生活を送っていたが、亡国機業の奇襲により死んでしまった。」

両津「だがスコールが彼を生き返らせたことにより、一夏は亡国機業の戦士と化してしまったのだ。」

ハンジ「普通の生徒が闇に染まるという事はよくあるからな。」

両津「彼のISは黒騎士。残虐性の機能を持つ第4世代だ。」

山田「そのISを破壊するとなれば、かなり苦戦しますね。」

千冬「だが一夏は私の弟だ。私自身の手で彼を闇から解放させたい。」

両津「そうだな。一夏の討伐はお前に任せるとしよう。」

箒「私も援護します!」

鈴「私も!」

千冬「そうか。よろしく頼むぞ。」

シャル「2人は一夏の幼馴染だからね。」

簪「ですが、亡国機業は一夏の新しいISを作っています。しかも黒騎士をはるかに越えた力を持っていることが判明しました。」

両津「そのISはいったい何と言う名だ!?」

簪「それは次回をお楽しみに。」

ドドーッ

次回予告

両津「ついに亡国機業が動き出した。奴等の狙いはどこだ!?」

中川「はい。葛飾署とIS学園の2つを狙っています。」

麗子「IS学園はスコール、マドカ、オータム。葛飾署は一夏、シェフィールド、カダブラ社長が向かっているわ。」

ソー「総力戦で挑むつもりだな。」

両津「だがわし等だって負ける訳にはいかない。亡国機業の企みを阻止してみせる!」

アイアンアン「ああ。亡国機業との戦いに決着を着けるためにも!」

ワスプ「次回、『亡国機業との最終決戦、開幕!』!この戦い、絶対負ける訳にはいかない!」

第49話 亡国機業との最終決戦、開幕!

亡国機業

一夏「社長。黒騎士を超えたISが開発されたと聞きましたが・・・。」

カダブラ「ああ。こちらだ。」

一夏はカダブラの案内で研究室に入ると、漆黒の赤いISが目に映った。

一夏「こ、これが新しいIS・・・。」

カダブラ「その通りだ。黒騎士のデータをモチーフにし、完全強化した第4世代のIS『魔王』だ!」

>>583
やっぱミカサ怖えー

IS学園

両津「ふう・・・。卒業式も終わったし、明後日はわしの誕生日だ。」

鈴「そう言えば両津の誕生日って、ひな祭りと同じ日よね。」

簪「女の子のお祭りの日に産まれる男性って、なかなかいないからね。」

両津「余計なお世話だ!」

麗子「卒業生から話を聞いたんだけど、ほとんどの人はヒーローズチームに行く事になるわ。」

両津「まっ、あいつ等はアイドル活動をやっている限り、ヒーローとして働いてもらわないとな。」

ブーブー

両津「卒業式の日に何故警報が!?」

イストワール『緊急警報!亡国機業がついに動き出しました!彼等の狙いは葛飾署とIS学園です!」

両津「分かった!すぐに緊急会議を開くぞ!」

中川「はい!」

第1アリーナ

両津「亡国機業がついに総力戦を行うそうだ。山田君、説明を。」

山田「はい。亡国機業は葛飾署とIS学園を狙っています。今回は二手に別れて行動するそうです。」

山田「まずIS学園はスコール、マドカ、オータム。そして葛飾署は一夏、シェフィールド、カダブラ社長が向かっています。」

イストワール「あと新しい情報ですが、IS学園に行くメンバーがまた一人増えました。名前は神維仲人です。」

くるみ・サキ・カリンカ「ええっ!?」

くるみ「そんな!ご主人様が亡国機業に!?」

サキ「どういう事か説明してくれませんか。」

イストワール「はい。イカロス達によってくるみさん達がIS学園に行ってしまった直後、亡国機業が彼を誘拐したそうです。」

カリンカ「そしてそのまま闇に堕ちたという事ね。」

ララ「で、イカロス達は両さんの指示に従って行動したんだよね。」

イカロス「はい。」

くるみ「両津校長、責任を取ってくださいね・・・。」ゴゴゴゴゴ

両津「おい!武器を持ちながら近づくな!落ち着け!」

ワスプ「今はここで争っている場合じゃないわ。早く出動しないと!」

仲人「その必要はないよ。なぜならここで倒れる運命なのさ。」

くるみ「この声・・・、まさか!?」
くるみが声のした方を振り向くと、神維仲人が上空に浮かんでいた。

サキ「ご主人様!どうして・・・。」

仲人「もちろん決まっているだろ・・・。お前達を殺すのみだ!!」ビュン

アイエフ「奴のISは『黒炎』。邪悪なる炎を繰り出すわ!」

両津「すぐに奴を倒すぞ!コンパたちは負傷者が出たときに手当てを頼む!」

コンパ「了解です!」ビシッ

仲人「数が多くてもこの僕には敵うまい。覚悟しろ!」ドガガガガ

両津「その様な攻撃は攻略済みだ!」ヒュンヒュン

仲人「おのれ!邪炎の太刀!」ビュン

両津「おっと!」ガキン

鈴「ナイス防御!今がチャンスよ!」

ドガガガガガ

仲人「うぐ・・・。」

両津「よし!止めを刺せ!」

くるみ「止めは私が行きます!覚悟!」ダッ

ドスッ

仲人「く、くるみ・・・。裏切ったのか・・・。」

くるみ「ごめんなさい・・・。そうするしか方法はなかったんです・・・。」ナミダメ
そしてくるみが仲人から離れた瞬間、仲人のISが爆発した。

両津「ISの爆発と共に自らの体も塵になったそうだな。」

サキ「ええ・・・。ですが、こんなところで立ち止まる訳にはいきません!」

カリンカ「亡国機業の野望は絶対に終わらせないとね!」

両津「よし!くるみ達はIS学園を守ってくれ。わし等は葛飾署に向かう!」

くるみ「分かりました!必ず生きて帰ってください!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!行くぞ!!」

箒達「おう!!」ドギュン
果たして両津達は亡国機業の野望を終わらせる事ができるのか!?それは戦って見ないと分からない。

次回予告

バク丸「ついにスコール達が来たか!」

桃香「IS学園は必ず守りきってみせる!」

ジェリー「だがそう簡単には倒す事はできない。奴等は亡国機業の主力だからね。」

キュゥべえ「両津達がいない分、君達だけで戦わなくてはならない。それでも戦うの?」

マミ「ええ。誰が相手であろうとも、一歩も引かないわ。」

ガオウ「俺達は両さんによって鍛えられたからな。」

バク丸「その通りだ!皆、行くぞ!!」

ガオウ達「おう!!」

山田「次回、『激突!IS学園攻防戦!!』。お楽しみに!」

第50話 激突!IS学園攻防戦!!

上空

スコール「仲人がやられたわね。」

オータム「どうやらあいつ等は既に戦闘態勢に入っているという事か。」

マドカ「だが任務を遂行しなくてはならない。それが我々の使命だ。」

スコール「そうね。そろそろ目的地に到着するわ。すぐに準備を!!」

ヒュルルルル

オータム「な!?」

ドゴーンドゴーン

くるみ「やっぱり来ましたね。亡国機業の主力戦士達!」

オータム「貴様は何者だ!?」

くるみ「IS学園所属のくるみ!あなた方を逮捕します!」

オータム「お前に捕まるくらいなら死んだ方がマシだ!!」ドギュン

バク丸「そこ!」ドゴン

オータム「くっ!このIS・・・、バク丸か!」

バク丸「俺達もいるという事を忘れちゃ困るぜ。」

サキ「さあ、覚悟はいいですか?」

スコール「覚悟を決めるのはそっちよ!ソリッド・フレア!!」ズドーン

バク丸「おわっ!」ヒョイ

カリンカ「うわ・・・。当たってしまったら痛そう・・・。」

オータム「それだけじゃないぜ!スパイダー・キャノン!」ドーン

くるみ「しまった!蜘蛛の糸が・・・!」

オータム「覚悟!」バッ

サキ「甘い!」ビュン

ジャキン

サキ「一刀両断!」

オータム「しまった!」パーン

くるみ「サキ、ナイス攻撃!」グッ

カリンカ「ここからは私のターンね。覚悟しなさい!」ドガガガガ

マドカ「それはどうかな?」

シュルルルル

カリンカ「しまった!茨が体中に・・・。」

マドカ「覚悟!」

バリバリバリバリ
カリンカ「うわああああああああ!!」

タルト「カリンカ!」

コンパ「すぐに治療します!」ヒュン

パアアアアア

カリンカ「よし!ダメージ回復完了!反撃開始!」ヒュン

ドガッ

マドカ「うぐ・・・。」

ガキンガキンガキンガキン

マミ「くっ、このままだとやられてしまうわ!」

まどか「早く何とかしないと占拠されてしまいます!」

ドラゴンキッド「よし!ここは一か八かだ!」
ドラゴンキッドは力を溜め、電流を流す態勢に入った。

ドラゴンキッド「今だ!サンダーレイジ2!!」

ドンガラガッシャーン

スコール「きゃっ!」

ブルーローズ「3人に直撃したわ!」

ファイヤーエンブレム「さあ、止めを!」

千棘「私は貴方達を許さない。絶対に逮捕する!」
千棘はISから無数の縄を発射し、3人の身動きを封じた。

アリア「そしてそのまま、サンダーキャノン!!」

ズドーン

スコール・オータム・マドカ「きゃ(うわ)ああああああああ!!」

ドッカーン

小咲「スコール・オータム・マドカ、戦闘不能です!」

バク丸「よし!ひっ捕らえろ!!」

ダッ

くるみ「これでIS学園は無事に守り切りましたね。」

ドラリーニョ「うん。あとは葛飾署だけだね。」

マタドーラ「だがカダブラはなんで葛飾署を狙っているんだ?」

王ドラ「両津校長は葛飾署に所属していますからね。それを落とせばこっちの物だと思っているでしょう。」

ドラメッド3世「なるほど。」

バク丸「両さん、必ず帰って来いよ。待っているからな・・・。」
バク丸たちはIS学園を守りきる事に成功し、残るは葛飾署のみとなった。
そして、一夏との最終決戦が刻々と近づき始めた・・・。

次回予告

両津「いよいよ最終回まで残りあと1話!」

箒「これまでいろんな事がありましたね。」

鈴「のんきに話している場合か!葛飾署は既に占拠されているわよ!」

銀時「くっ!既に遅かったか・・・。」

一夏「やっと来たか。悪いがここで死んでもらうよ。」

千冬「お前がそのつもりなら、私がお前を倒す!行くぞ!箒、鈴!」

箒・鈴「はい!」

両津「こうなってしまうと姉弟で戦う宿命は避けられないな。」

箒「次回、『千冬VS一夏、悲しき姉弟対決!』。宜しく頼む。」

乙です

第51話 千冬VS一夏、悲しき姉弟対決!

上空

ギュイーン

両津「葛飾署までもう少しだ!気を抜くなよ!」

ラウラ「ああ。亡国機業の企みを阻止しなければ、大変な事になるからな。」

ビーッビーッ

兎角「大変だ!葛飾署が大ピンチになっている!」

晴「早く急がないと大変な事になっちゃいます!」

伊介「どうやら3人が先に辿り着いたという事ね。」

両津「奴等は部長と署長を人質にしようとしている。すぐに救出するぞ!」

箒達「了解!」

両津達は葛飾署に辿り着いた後、作戦会議を開いた。

両津「織斑、箒、鈴は一夏の討伐。ルイズ達はシェフィールド。わし等は署長と部長を救出するぞ!」

ルイズ「ええ。必ず勝ちましょう!亡国機業の野望を終わらせるためにも!」

両津「よし!行動開始!!」

ドガガガガ

両津「うわっ!」

千冬「ついに姿を現したか。一夏!」

一夏「よく来たな。だが葛飾署は俺達が占拠した。」

シェフィールド「奪還するなら容赦はしない!」

ルイズ「もちろん奪還するわ!覚悟しなさい!」

千冬「ここは私達が行く!両津達は部長と署長を救出してくれ!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!行くぞ!」

海パン刑事「我々も助太刀するぞ!」

両津「この声は!?」

海パン刑事「股間のモッコリ伊達じゃない!陸に事件が起きた時、海パン一つで全て解決!」

海パン刑事「特殊刑事課三羽烏の一人、海パン刑事只今参上。」

箒「うわ・・・。変態がまた来た・・・。」

ドゴーン

セシリア「こ、この水しぶきは・・・。」

ドルフィン刑事「タリラリラリラーン!お茶目なヤシの木カットは伊達じゃない!海を愛し、正義を守る。」

ドルフィン刑事「タリラリラリラーン!誰が呼んだかポセイドン、タンスに入れるはタンスにゴン。」

ドルフィン刑事「特殊刑事課三羽烏の一人、ドルフィン刑事、只今見参!」ビシッ

銀時「ドルフィン刑事が出たという事は・・・。まさか!?」

コツコツ

リナリー「あ。」

月光刑事「ムーンライトパワーーーー!!」

キラキラキラキラ

BGM:月光刑事のメインテーマ

鈴「また始まったわね・・・。」

月光刑事「メイクアーップ!」
月光刑事はそう言った後、服を脱ぎ始めた。そして変身が終わった。

月光刑事「華麗な変化伊達じゃない!月のエナジー背中に浴びて、正義のスティック闇を裂く!」

月光刑事「空の事件は我等にお任せ!月よりの使者月光刑事!」

ビーナス刑事「同じくビーナス刑事。」

月光・ビーナス「只今見参!」

銀時「うおええええええええ!!」ゲロゲロ

ゲーゲーゲーゲー

銀時「はぁ、はぁ・・・。気持ち悪かったぜ・・・。」

月光刑事「なぜ吐く必要がある?」

銀時「当たり前だ!おっさんがセーラー服を着たら気持ち悪いわ!」

ヌクヌク「喧嘩をしている場合ではありません!早く急がないと!」

両津「そうだったな。署に乗り込むぞ!」

セシリア達「了解!」ダッ

千冬「さあ、ここからは私達の戦いだ。行くぞ!」ダッ

一夏「相手がだれであろうとも容赦はしない。行くぞ!」ビュン

ガキンガキンガキンガキン

千冬(奴のISは魔王。ならば、近接攻撃で勝負だ!)

スカッ

千冬「そこ!」バシッ

一夏「くっ・・・!油断したか!」

箒「援護は私達に任せてください!」

鈴「一夏、覚悟しなさい!」

一夏「ならば、デストロイモードでまとめて倒すのみだ!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン

一夏「これで準備万端だ。覚悟!」

ドガガガガガ

箒「うわああああああ!!」

千冬「箒!」

鈴「ならば私が行くわ!覚悟!!」

一夏「かかったな。ダークフレイム!」

ゴオオオオ

鈴「きゃああああああ!!」

一夏「これで残るはお前だけだな。」

千冬「くっ・・・。」

シエスタ「箒さんと鈴音さんがダウン!残るは織斑先生のみとなりました!」

ルイズ「ボーマンダ達は織斑先生の援護に向かって!」

ボーマンダ「心得た!」

シェフィールド「油断したな。覚悟!」ドガン

ルイズ「しまっ・・・!」

ガキン

ルイズ「へ?」
ルイズが前の方を向くと、カービィがデルフを持ちながらガードをしていた。

ルイズ「カービィ!」

シェフィールド「ほう。カービィがいたとはな。まずはお前から倒してやる!」

デルフ「相棒、来たぞ!」

カービィ「ぽよ!」

ガキンガキンガキンガキン

キュルケ「このままだとカービィが危ないわ!フレイムキャノン!」ズドン

キュン

シェフィールド「ちっ!傷を負ってしまったか!」

ルイズ「今よカービィ!」

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」カッ

ズドーン

シェフィールド「そ、そんな・・・。この私が・・・・。」

ドガーン

タバサ「シェフィールドは消滅した。」

ルイズ「早く織斑先生を助けに行きましょう!」

一方、両津達は―――。

バタン

両津「署長!無事ですか!?」

署長「おお!両津か!大原君はカダブラに屋上へ連れて行かれた!」

ワスプ「どうやら部長を人質に取ったようね。」

麗子「ともかく急ぎましょう!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!」
千冬は一夏の前に苦戦しており、部長はカダブラによって人質とされてしまった!
両津達は亡国機業の野望を阻止する事できるのか!?物語はいよいよ最終回へ!

おまけ 羊の数え方

両津「晴、いったい何の用だ?」

晴「最近、眠れなくて困っているんです。」

両津「もしかして悩み事でもあるのか?」

兎角「いや、悩みはないそうだ。」

両津「だったら羊を数えたらいい。今からやってみるか?」

晴「はい。お願いします。」

両津「よし。スフレたちを呼んできてくれ。リアルに羊を数えた方が眠りやすいからな。」

箒「リアルに羊を数えるか・・・。普通ではありえないな。」

体育館

両津「じゃ、行くぞ。」

シャル「勘吉、僕達はなんで羊の格好をしなくちゃならないの?」

両津「ここにいる羊はスフレしかいないからな。協力してくれ。」

ラウラ「分かった。では、始めてくれ。」

両津「おう!」

晴「では、お願いします。」

両津「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹、羊が四匹、羊が五匹・・・。」

晴「なんだか眠くなってきた・・・。」

両津「羊が六匹、羊が七匹、羊が――――。」

スフレ「きゃっ!」コケッ

兎角「スフレ!羊のお前がこけてどうする!」

スフレ「ごめんなさい!」

伊介「じゃあ、ここは私が数えるわ。」

両津「おう。頼むぞ。」

伊介「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹。三匹逃げた。」

鈴「逃げたらダメでしょ!」

セシリア「ちゃんと数えてください!」

伊介「分かってるわよ。」

伊介「執事が一匹。」

兎角「いい加減にしろ!」スパァン

両津「ええい!次!」

ラウラ「ここは私が行こう!」

両津「よし!やってくれ!」

ラウラ「羊が一匹、羊が二匹、羊と思ったらカリフラワー。」

兎角「ふざけているのか?####」チャキ

ラウラ「冗談だ。」

ラウラ「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹、羊が四匹、羊が五匹。」

兎角「おお!これなら大丈夫だ!」

ラウラ「羊が六匹、カエルが一匹。」

兎角「へ?」

ラウラ「牛君一匹、パペットマペット。」

兎角「古いネタを出すな!!!###」スパァン

晴「全然眠れません・・・。」

兎角「お願いだから真面目にやってくれ!」

鳰「そんな事言われなくても真面目にやってるッス。」

兎角「嘘をつくな!」

桂「だったらここは俺に任せろ。」

銀時「お前はヅラ!」

桂「ヅラじゃない。桂だ。」

新八「本当に大丈夫ですか?」

桂「心配ない。この事に関しては問題ないからな。」

コンパ「真面目にやってくださいよ。」

桂「では、行くぞ。」

桂「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹・・・。」

銀時「おお!これなら大丈夫だ!」
銀時がそう言った瞬間、ラップの音楽が鳴り始めた。

新八「ん?なんだこの音楽?」

桂「羊が四匹♪羊が五匹♪羊が六匹♪羊が!羊が!羊が七匹♪チェケラ!」

桂「羊が八匹いたんだYO!俺のオカンは未年だYO!俺は迷える子羊なんだYO!」

桂「羊が!羊が!羊が八匹♪チェケラ!」
桂がそう言ったと同時に、体育館はラップ会場となってしまった。

新八「やっぱり嫌な予感は的中したあああああ!!」

銀時「神楽!お前まで踊るな!!」

兎角「しかもリドルチームまで踊り始めた!」

新八「とうとう僕達以外踊っちゃいました!」

桂「YO!YO!YO!YO!羊はいつしか刈られるウール!寝るときウールは数えるルール!」

桂「寝れなきゃ今夜は朝までオール!7時にオカンのモーニングコール!It's so cool!おやつはカール!」

桂「いつかはつかむぜドラゴンボール!ネパール!ショッピングモール!」

桂「ねるねるねーるは手が疲レール!こんなことしてたら寝れなくなるチェケラ!」

銀時・新八・兎角「寝れるかああああああああ!!」ゲシッ

桂「うげっ!」

兎角「こんなラップで寝れる訳ないだろ!何を考えているんだ!!」

桂「いや、あれを見ろ。」

兎角「へ?」
桂の指差す方を見ると、晴は床で眠っていた。

兎角「嘘だろ・・・。」

桂「どうやら俺のラップが効いたようだな。しかもその寝顔は笑顔で満ち溢れているぞ。」

銀時「しかも全員寝ているゥゥゥゥゥゥゥ!!」

桂「君も眠れなくなったらぜひ俺のラップを聞いてくれ。」

銀時「宣伝するんじゃねええええええ!!」ドガッ

桂「ぐはっ!!」

次回予告

両津「屋上に辿り着いたわし等。そこにはカダブラと人質になっている部長がいた!」

箒「こうなってしまうと迂闊に手が出せませんね。」

ラウラ「織斑教官は一夏にかなり苦戦している。このままだとやられてしまうぞ!」

千冬「大丈夫だ。私は絶対に倒れる訳にはいかない!生徒達を守るためにも!」

両津「よく言った!わし等も部長を救出してIS学園に帰還するぞ!」

箒「バク丸たちがあそこで待っていますからね。全員生きて帰りましょう!」

両津「よし!皆、行くぞ!」

全員「おう!!」

両津「次回、最終回!『完全決着!新たな未来へ!』。みんな一緒に!」

全員「よろしくな(です、ですわ、お願いします、頼む、ゲソ、アル)!!」

最終回 完全決着!新たな未来へ!

葛飾署駐車場

千冬「ハァ、ハァ・・・。」

一夏「その程度か。これでお前も終わりだな。」ジャキン

千冬「う・・・。私は絶対に倒れる訳にはいかない・・・。」グググ

一夏「まだやるつもりか?」

千冬「当たり前だ・・・。生徒達を守るためにも、私は絶対に負ける訳にはいかない!!」

ボーマンダ「その言葉、感動しました!」

千冬「お前等!シェフィールドを討伐したのか!?」

シエスタ「はい!カービィさんのおかげで倒すことに成功しました!」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「ここからは私達も助太刀します!」

千冬「分かった!一夏を倒し、両津の元に合流するぞ!」

ルイズ達「はい!」

一夏「たとえ数が増えようとも、俺にとっては敵でもない!」ドガガガガ

オコリザル「その瞬間を待ってたぜ!」

一夏「何!?」

オコリザル「連続パンチ!!」ドガガガガ

一夏「うぐ・・・。」

ボーマンダ「これでも喰らえ――――!!」ゴオオオオオオ

一夏「うわああああああ!!」

箒「一夏、目を覚ましてくれ!!」スパァン

一夏「ほう・・・、き・・・。」

鈴「お願い!もとの優しい一夏に戻ってよ!!」ドゴーン

一夏「り・・・、ん・・・・。」

千冬「一夏、私はお前を闇から解放する。覚悟!!」ビュン

ドスッ

一夏「ち、千冬姉・・・。」


千冬「一夏・・・・、すまない・・・。こうするしかなかった・・・。」

一夏「ううん・・・。千冬姉が俺を倒してくれたおかげで・・・、俺は元の姿に戻る事ができた・・・。」

千冬「一夏・・・・。」

一夏「ありがとう・・・・、千冬・・・、姉・・・・。」

ガクッ

箒「い、一夏が・・・。」

鈴「死んだ・・・。」

ピカアアアアアア

ルイズ「あっ、身体が光り出した!」

パアアアアアアア
一夏の体は光の粒となって大空の向こうへ飛んで行った。残っていたのは彼のISだけだった。

千冬「一夏・・・。一夏――――――――!!うわああああああああ!!」

箒「織斑先生・・・。」ポロポロ

鈴「うう・・・。ひっく・・・。」ポロポロ

カービィ「ぽよ・・・。」ウルウル

ルイズ「う、うう・・・。」ポロポロ

ゲッコウガ「思えば一夏殿は哀れな男でござったな。」

百鬼丸「ああ。残るは両津達だけだな。」

リザードン「必ず無事に成功するといいのだが・・・。」

一方、屋上では―――――

カダブラ「チッ!どうやら残るはわしだけとなったか。」

バタン

両津「見つけたぞカダブラ!お前を逮捕する!」

カダブラ「おっと!下手に動くとこいつが死ぬぞ!」チャキ

兎角「くっ!部長を人質に取ったか!」

春紀「汚いぞ!」

カダブラ「卑怯もくそもない!この勝負は私の勝ちだ!」

両津「ほーう。じゃあ、部長を殺しても構わないぜ。」

セシリア「りょ、両津さん!?」

両津「部長には悪いけど、たまには捕われている気持ちを知っておかないとな。」

部長「うぐぐ・・・・。」

アイアンマン「部長の怒りゲージが上昇しているぞ!」

キャプテン・アメリカ「しかも急速に!」

ワスプ「という事は・・・。」

部長「両津――――――!!!」

バーン

ラウラ「な!?」

シャル「自力で縄を破っちゃった!!」

カダブラ「あ、こら!」

部長「邪魔だ!」ドガッ

部長「両津!貴様と言う奴は!!」

両津「落ち着いてください!これも作戦ですよ!」

部長「作戦だと!?」

両津「部長をわざと怒らせてカダブラを逮捕する作戦なんですよ!」

部長「へ?」
部長は向こうを振り向くと、カダブラは気絶していた。

両津「御手柄ですね部長。」

部長「両津、疑って済まなかった。」

両津「分かればいいんですよ。」

パチパチパチパチ

箒「両津さん、終わりましたね!」

両津「おう!箒達も終わったのか!」

部長「ん?そう言えば織斑君は?」

鈴「それが・・・。」

河川敷

千冬「ハァ・・・。」

両津「織斑、何を落ち込んでいるんだ?」ポン

千冬「りょ、両津!?」

両津「どうせ一夏が死んだことで落ち込んでいるんだろ。死んだ人間は帰ってこないんだぞ。」

千冬「分かっている。だけど・・・。」

両津「わし等がついている限り、お前は一人じゃない。そんなに寂しい思いをするな。」

箒「そうですよ。一夏はいなくなってしまったけど、皆がいるからさびしくありません。」

鈴「あなたの事を待っている人が多くいます。IS学園に帰りましょう!」

千冬「3人共・・・、そうだな。IS学園に帰るとするか!」

両津「よし!決定だな!」

それから2日後、両津の誕生日を記念してライブが行われた。

BGM:DISCOTHEQUE(ISG48バージョン)

両津「思えばこの1年、いろいろあったな。」

千冬「ああ。両津が私の顔にラジオをぶつけたり、臨海学校で張り合った事もあったな。」

両津「で、亡国機業との戦いが終わった今、これからどうするつもりだ?」

千冬「私は教師としての仕事を続ける。一夏の分までしっかりとやるつもりだ。」

両津「なら心配は無用だな。」

山田「DISCOTHEQUEが終わりました!」

両津「よし!行くか!」

千冬「ああ!」

ワーワー

両津「皆様、本日は誠にありがとうございました。」

両津「それではアンコールとして、ジュゲム~こち亀バージョン~を歌います。」

両津「皆、準備はいいか!?」

箒達「おう!!!」

最終回ED:ジュゲム~こち亀バージョン~(両津オールスターバージョン)

両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津「いつでもサンダル いつでもスキャンダル 気にしないって♪」

箒「ないってー♪」

両津「食う寝る遊ぶの エブリデイ♪」

鈴「て、て、て、てやんでィ♪」

両津「タイクツなんて 始末書にまるめて ほうり投げた♪」

シャル「よっ♪」

両津「まるだし本能 むきだし煩悩 バカになって♪」

ラウラ「なってー♪」

両津「ムボーでビンボーで いーじゃない?」

セシリア「そうでしょうか?」

両津「ワシのやり方で やりたいように やるだけさ♪」

簪「あっ、まずい!」

両津「カタブツ部長のカミナリ♪アタマからケムリ♪」

両津「走って逃げたら カメアリ♪」

箒達「カメアリ!」

両津「そりゃめでたいねえ♪」

楯無「アハン?」

両津「花の大江戸に♪」

めだか「ちょいとー♪」

両津「両さんタイフーン♪」

バク丸「まいどー♪」

両津「吹、き、荒れる―――♪」

箒達「アジャラカモクレンキューライスー♪」

両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津達「スイギョウマツ ウンギョウマツ フウライマツ クウネルトコロにスムトコロ♪」

両津達「ヤブラコウジ ブラコウジ パイポパイポパイポのシューリンガン♪」

両津達「シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーの♪」

両津達「ポンポコナーのチョウキュウメイのチョウスケ!」

両津「ベーゴマ メンコに プラモに ラジコン ムキになって♪」

ルイズ「なってー♪」

両津「デジタル サブカル アツくなる♪」

トム「アアアアアアアアア!!」ビョーン

両津「遊びの事なら 命がけだぜ 負けたことない♪」

ジェリー「嘘でしょ?」

両津「義理と人情に あふれて純情 アダになって♪」

中川「なってー♪」

両津「失敗ばかりの 日常♪」

本田「上々ですね。」

両津「パトロールサボって ビールを飲んだら 公園で昼寝♪」

千冬「真面目に働け!」

両津「麗子の笑顔が トビキリ! そりゃちょいと張り切り!」

両津「イキオイ余って カメアリ♪」

箒達「カメアリ!」

両津「そりゃめでたいねえ♪」

ウリィ「アハン?」

両津「花の大江戸に♪」

ケロロ「ちょいとー♪」

両津「両さんタイフーン♪」

ボルボ「まいどー♪」

両津「吹、き、荒れる――――♪」

箒達「トーヒューヒャイトロヒャイトーロー!」

両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津達「スイギョウマツ ウンギョウマツ フウライマツ クウネルトコロにスムトコロ♪」

両津達「ヤブラコウジ ブラコウジ パイポパイポパイポのシューリンガン♪」

両津達「シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーの♪」

両津達「ポンポコナーのチョウキュウメイのチョウスケ!」
そして全員の手拍子が鳴り響き、クライマックスに突入した。

両津「金持ち中川 跡取り♪ムリ言って金借り♪」

両津「忘れたフリして カメアリ♪」

箒達「カメアリ!」

両津「そりゃめでたいねえ♪」

山田「アハン?」

両津「花の大江戸に♪」

そら「ちょいとー♪」

両津「両さんタイフーン♪」

リナリー「まいどー♪」

両津「吹、き、荒れる♪」

ケロロ「ズドーーーーーーーーーーーーン!」

両津「いくぞー!」

両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津達「スイギョウマツ ウンギョウマツ フウライマツ クウネルトコロにスムトコロ♪」

両津達「ヤブラコウジ ブラコウジ パイポパイポパイポのシューリンガン♪」

両津達「シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの♪」

両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津達「スイギョウマツ ウンギョウマツ フウライマツ クウネルトコロにスムトコロ♪」

両津達「ヤブラコウジ ブラコウジ パイポパイポパイポのシューリンガン♪」

両津達「シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーの♪」

両津達「ポンポコナーのチョウキュウメイのチョウスケ!」

両津「我等IS学園は、永遠に不滅だ―――――!!」

ワアアアアアアア

そして月日が流れ―――――

ヒーローズアジト

ビービー

『緊急指令、東京上空で無人ISが暴走中!』

『両津夫妻はすぐに出動を!』

両津「よし!行くか、シャルロット。」

シャル「うん。あなた。」

ドギューン

~完~

両津はシャルロットと結婚し、夫婦でIS戦士として活動する事になりました!
他の皆もそれぞれの場所で頑張っています!

以上でこの物語はこれで終わります。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました !

完結乙です

乙です。まさか両さんとシャルが夫婦になるとは・・・

次のスレは本編に収録されなかったおまけエピソードです。どうぞご覧ください!

両津「インフィニット・ストラトス」 おまけエピソード - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1403522203/)

乙です。

おつおつ

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