J( 'ー`)し「健夜、結婚おめでとう」【咲-Saki-】 (66)


咲-Saki- 

二次創作 SS

J( 'ー`)し「私の娘が主役よ」

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カーチャンかも知れないだろ!


すこやん「みんな、今日はわざわざ来てくれてありがとー!」

恒子「よもや、すこやんに先を越されるとは……」

健夜「ありがとう、ありがとう。私幸せになるからね。」

ハギヨシ「健夜さん、お綺麗ですよ。」

健夜「ハギヨシさんこそ///」

恒子「しかもこんなにイケメン……」

はやり「グヌヌ……」

咏「わっかんねー、わっかんねーー!!」


恒子「これって夢なのかな。夢だよね。アラフォーが結婚なんて」

健夜「アラフォーじゃなくて、アラサーだよ♪」

恒子「なんだこの余裕...本当にすこやんか?」


少し前?

健夜「おかーさん、私結婚なんてしないよ?ずーっと実家でゴロゴロするの」

J( 'ー`)し「お見合いの申し込みが来ているんだけどねえ」

健夜「今時お見合いなんて……」

J( 'ー`)し「そんなこと言わないでさぁ……」


健夜「とにかく、お見合い結婚なんて私やだよ」

J( 'ー`)し「いい人だと思うんだけどねえ。この人も、なんか麻雀の強い女の人を希望しているみたいだし」

健夜「お見合いって、もし変な人だったら」ブツブツ

J( 'ー`)し「ほら、この人あの龍門渕の執事さんらしいのよ。お母さん、ずぼらなあなたにぴったりだと」

健夜「うるさいよ!」

J( 'ー`)し「あら、じゃあこの話はなかったことでいいのかい?」

健夜「いいって言ってるでしょ!大体執事ってオジサンばっかりで、若いイケメンなんて少数しか」

J( 'ー`)し「せっかくこんなにイケメンなのに……」ボソッ

健夜「イケメン!?」


J( 'ー`)し「ふふっ、やっぱり興味あるのね」ニヤッ


そんなこんなでお見合い当日

J( 'ー`)し「あら、見えた様ね。お母さんはもう行くわね。健夜、しっかりやりなさいよ。」

健夜「わ、わかってるよ」

ガララ

健夜「は、初めまして。(き、来た!)」
衣「おお、本物のプロ雀士! 小鍛冶健夜がここにいるぞ!」

健夜「私、小鍛冶健夜と申し…あれ?」

一「邪魔したらダメだって。すみませんでしたー」

衣「は、離せ。衣は衣の対局相手にふさわしい雀士を迎えるの」

一「あ、ハギヨシさん、後は頼みます。」

ハギヨシ「わかっております。」


健夜「あ、あの」

ハギヨシ「失礼しました。私、龍門渕家で執事をやらせていただいている、萩原と申します。」

健夜「イケメンきたー!!(どうも、小鍛冶健夜です)」

ハギヨシ「小鍛冶様?」

すこやん「あ、あの、すみません。ちょっと驚いて」

ハギヨシ「ふふっ、感情豊かな方なんですね。」

すこやん「そ、そうなんです」

ハギヨシ「本日は、お見合いをお受けいただき感謝します。」

すこやん「こ、こちらこそ、アラサーなのにこんなイケメンな、あの」

ハギヨシ「いえいえ、小鍛冶様はとてもお若いですよ。」

すこやん「小鍛冶だなんて、あの、健夜かすこやんでいいですよ?」

京太郎「ハギヨシさん…俺という者がいながら」ギリッ


ハギヨシ「……」

すこやん「あの、萩原さん?」

ハギヨシ「なるほど。あだ名で呼び合うことで、親しみや距離感を近づけるわけですね。」

すこやん「あ、そういうわけでは」

ハギヨシ「さすが、日本最強雀士ですね。お見合いという緊張する舞台で、平然と気配りまでできるとは」

すこやん「いやぁ~」

ハギヨシ「では私のことも気軽に『ハギヨシ』とお呼びください。」

すこやん「は、ハギヨシさん」

ハギヨシ「なんですか?すこやんさん」ニコッ

すこやん「えへへ(イケメンスマイルキター!)」


ハギヨシ「すこやんさんは、とても親しみを感じやすい方ですね。」

すこやん「そんなこと、そうだ。どうして今回私とお見合いを?」

ハギヨシ「貴女が大変魅力的だからです。」

すこやん「それほどでも///」

ハギヨシ「それに、私もいい年齢です。執事である前に一人の男。わが主からも、そろそろ身を固めるべきだと」

すこやん「それで私を?」

ハギヨシ「ええ。すこやんさんは雀士としてだけではなく、女性としてもとても魅力的で、やりがいがあると、お母様からうかがっております。」

すこやん「や、やりがい///(私ってばそんなにフェロモンを)」

ハギヨシ(実家暮らしで一人暮らしの経験は無し。その上、先ほどすこやんさんのお母様からの情報を足すと、炊事洗濯など、とても仕事のし甲斐がありそうですね。)

すこやん「えへへ、えへへ(子沢山かぁ...こーこちゃんに自慢できるなぁ)」

ハギヨシ「あの、すこやんさん?」

すこやん「あ、はい!ぜひ結婚を前提に結婚式を」


すこやん「あ!(しまった。長年男の人と話すことなんて、『ロン、ポン、チー』くらいしか喋る機会がなかったから)」

ハギヨシ「顔を真っ赤にされて、大丈夫ですか?」

すこやん「あ、あう・・・ハギヨシさんが、とっても素敵だったので」

ハギヨシ「ありがとうございます。」

すこやん「わ、笑わないんですか?」

ハギヨシ「笑う?何をですか?」

すこやん「だって、こんなにあせって、無様じゃないですか」

ハギヨシ「無様じゃありませんよ。むしろ、光栄です。」

すこやん「え?」

ちんぽろ?(難聴)


ハギヨシ「お見合いとは、結婚を前提に進めるものです。すこやんさんが、結婚に乗り気であるなら、私としても歓迎です。」

すこやん「それって///」

ハギヨシ「ですが、一部障害も」

すこやん「障害なんて壊せばいいんです!若い人にはそれが」

ハギヨシ「結婚後、長野で暮らすことになりますが大丈夫ですか?」

すこやん「勿論!」

すこやん「ハギヨシさんと一緒なら!」

ハギヨシ「それを聞いて安心しました。どうぞ」

すこやん「おお、夢にまで見た///」

ハギヨシ「婚約指輪です。」

すこやん「ゆ、指輪」

ハギヨシ「結婚しましょう。式はいつがいいですか?」

すこやん「よっしゃー!!」ガタッ


ハギヨシ「す、すこや様?」

すこやん「アラフォー、アラフォー呼ばれ続けて...私にもようやく春が」

ハギヨシ「そ、そこまで喜んでもらえて光栄です。」

すこやん「ハギヨシさん!」ギュッ

ハギヨシ「なんですか?」

すこやん「幸せになりましょうね。」

ハギヨシ「ええ。勿論です。」ギュッ

すこやん「んっ...」

ちゅっ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ええ、勿論です」

モニター

衣「おお!ハギヨシがやったぞ」

J( 'ー`)し「健夜もやったわ!」


一「いいのかなぁ?」

純「ま、いいんじゃねーの?ハギヨシも嫌ってわけじゃないだろうし」

智紀「年齢的には…お似合い」

J( 'ー`)し「皆さん、健夜をありがとうございます。」

一「そんな、土下座なんてしないでください。」

透華「そうですわ。あの日本最強雀士が我がグループに加わるとなれば、それはもう大歓迎ですわ!」

J( 'ー`)し「不出来で出不精な健夜をよろしくお願いします。」

純「あの人何でもできるし、案外相性はいいんじゃね?」

衣「これで毎日遊べるぞ!!」

智紀「雀卓には加わりたくない......」

一「ハギヨシさん……」

歩「本当に立派な執事ですよね。見習わないと」

衣「大金星!大義を見事果たしたな。」


~~~~~~~~~~~~

そして場面は結婚式へ

では誓いのキスを

すこやん「えへへ、みんなの前でキスするのって、恥ずかしいですね。」

ハギヨシ「照れる姿も、大変魅力的ですよ。」

すこやん「ハギヨシさん」

ハギヨシ「健夜さん」

すこやん「んっ」

ちゅっ


恒子「誰だこの乙女のようなやつは…すこやんはもっとこう、ガサツなはずじゃ」

咲「うわぁ...いいなぁ」

和「お二人とも綺麗ですね。」

咲「ところで、京ちゃんは?」

一「彼なら、ボクたちと同じで給仕をしているよ」

咲「え?招待されたんじゃないんですか?」

久「あっちで給仕をしているわ。なんか、新郎さんに色々お世話になったらしいから。あ、ジュース貰えるかしら?」

一「どうぞ。」

純「あっちの卓、何だか雰囲気やべーな」

久「どれどれ~」

まこ「楽しそうじゃのう」

咏「けっ...アラサーのくせにかまととぶりやがって」

針生「口が悪いですよ。せっかくのお祝いの場なのに」


咏「あーもう、わかんねー」

はやりん「嘘、あんな執事が...嘘...憎しみで人が...できたらいいのに」

良子「こっちはこっちで、デンジャラスな顔をしていますね。」

京太郎「失礼します。グラスが空のようですが、お飲み物は何になさいますか?」

良子「私はソフトドリンクで」

理沙「ビール!ジョッキ!!」

はやり・咏『おなじく!』

針生「結婚式にそんなもの」

京太郎「どうぞ。」

針生「あるんですか!?」


京太郎「仕込まれてますから。大抵のものはありますよ。」

恒子「私も飲みたい気分かも」

京太郎「どうぞ。」

恒子「ありがと...」

良子「まったく......」

京太郎(師匠、お幸せに)

・・・
・・


すこやん「じゃあブーケトス行くよー!」

ハギヨシ「頑張ってくださいね。」

すこやん「ありがと、あなた♪」

『けっ...』

針生「とれたらラッキーですね。」

良子「そうですね。私たちもハギヨシさんのような素敵な方と出会えるとハッピーですね。」


恒子「おや~針生アナは、寿退社狙いですか~」

咏「ひゅー!イケメン狙いな面食いアナがここにいるぞー!!」

針生「か、からかわないでください。この酔っ払い!」

咏「ひっでー!」ケラケラ

恒子「衝撃の事実。針生アナは男狂い?」

針生「訴えますよ!」

良子「ドランカー...すっかり出来上がってますね。」

咲「何だかあっちすごいね」


久「そうね。やっぱり年を取ると焦るのかしら?」

野依「結婚したい!」

はやり「アイドルなんてやめて、私も結婚...」

優希「牌のお姉さんも素に戻ってるじぇ~」

和「あ、須賀君が」

久「絡まれてるわね。ご愁傷様」

すこやん「いっくよー!」

久「あ、来るわよ!」

咲「ええ、ブーケもほしいけど、京ちゃんが...」

和「データによれば、小鍛冶プロの肩はあまり上がらないはず。なら」


優希「のどっち全開だじょ」

一「ねえ、ボクたちも取りに行っていいのかな?」

透華「当然ですわ!何事においても全力!目立ってなんぼですわ!」

純「なんだ?国広君もやっぱ興味あんの?」

一「まあね。」

歩(私も行きたいなあ)


すこやん「よーし、とう!」

ポーン

咲「わわっ、来たよ」

コンマ判定 EDがちょっと変わる

00-20 龍門渕の誰か

21-50 清澄の誰か

51-75 プロ&アナの誰か

76-99 京太郎

ぞろ目 J( 'ー`)し

+3

龍門渕、清澄、プロ&アナの場合は、その後安価で個人を指定


和「手前にいるのが確実!」

一「いや、きっとこっちだ!」

久「こんな時こそ悪待ちってね」

咲「和ちゃん...目が」

優希「馬鹿犬は...あそこか!」

和「高い!まさか...予想が外れるなんて」

咲「あれ、この方向って」

京太郎「大丈夫ですか?」

咏「お、男じゃん。おねーさんと結婚する?しらんけど」

針生「知らないなら求婚なんてしないでください。」

咏「うっせーな。お、なんだあれ、ブーケ?やりい!」

針生(き、来た!)

京太郎「飛来物!危ない!」ガシッ

和「あ」


一「え?」

京太郎「なんだこれ...花束?」

針生「あー!!」

京太郎「え、これって...まさかブーケ?」

『あーー!!!!』

ハギヨシ「やれやれ。彼らしいですね。」

すこやん「こ、これってどうなるのかなぁ」

ハギヨシ「新郎が未婚の男性に渡す習慣もありますが」

すこやん「あはは」

ハギヨシ「結婚というのは面白いものですね。」

京太郎「すんません、すみません!」

咏「お兄ちゃんさあ」

咲「京ちゃん...」

京太郎「すみません!本当にっごめんなさい」


咏「じゃあそのブーケくれね?」

京太郎「なんでもしま...え?」

咏「本当は私がとるはずだったんだしいいだろ?」

針生(どの口で言うんですか)

咏「だーかーらー、くれってば」

京太郎「服を引っ張らないで、あげま」

咲「待って!それなら、京ちゃんの幼馴染である私が貰うべきだよ!」

京太郎「さ、咲?」

咏「あれ、あんた清澄の大将じゃん。」

咲「ねえ、だめ?」ウルウル

京太郎「上目づかいで...わかった。ほら」

咲「ありが「待ってください!」」

和「それは間違っています。」

咲「の、和ちゃん?」

和「これは本来、未婚の女性が貰うもの。彼が貰うこと自体が大間違いなんです!」

京太郎「だから咲に」

咏「おいおい、私のブーケ盗らないでほしいねえ。」


野依「私も!」

はやりん「はやりも☆」

京太郎「あの、みなさん?」

ギャーギャー!

透華「おーほっほ!」

透華「皆さん!私にいい案がありますわ!」

ギャーギャー

透華「静かになさい!!淑女のたしなみを持たないと、婚期が逃げますわよ!」

シーン......

透華「おほん、ブーケを男性が掴んだ。これはゆゆしき事態ですわ」

京太郎「ごめんなさい。」


咲「京ちゃんは悪くないよ。」

透華「ここはひとつ、麻雀で決着をつけることにしましょう!」

久「麻雀?」

咏「おいおい、どういうことだい?」

透華「幸いにも、ここには雀士が大集結していますわ。ならば、今回の新婦である小鍛冶、いえ、萩原健夜プロにちなみ、麻雀で一番強い人にブーケを与えましょう!」

はやりん「賛成かな☆」

野依「楽勝!」

まこ「プロもおるのに」

透華「手加減無用!さあくじ引きを始めますわ!ハギヨシ!」

ハギヨシ「はっ。ここに」

透華「さあ、くじをお引きになってください。ブーケ争奪カップ始まりですわ!」

咏「せんせーしつもーん」

透華「はい、三尋木プロ」

咏「それに勝ったら~その男もってっていいですか~?」

『!?』

京太郎「お、俺!?」

咏「私、金ならあるし~いいんじゃね?」


咲「ええ...確かに京ちゃんは料理ができて、ちょっと意地悪だけど、人のことを考えて、いろいろサポートしてくれるけど、だからって」

咏「優良物件じゃね?しらんけど」

透華「面白いですわ!」

咲「ええ!?」

透華「もとはと言えば、彼が原因。ならば彼も商品となって貰いましょう。」

京太郎「うそぉ!?」

透華「優勝者には、ブーケだけではなく、新郎の弟子!須賀京太郎を希望者にプレゼントしますわ!」

おおーー!!!

久「やばいわ。プロの目がマジよ」

良子「結婚式でダーリン発見ですか?」

針生「だいじょうぶ。データはある。データは」

すこやん「みんな頑張ってね~」

恒子「すこやん、おめでとう。」

すこやん「こーこちゃん、ありがと」

恒子「私思ったんだ。」


すこやん「なにを?」

恒子「すこやんの親友なら、すこやんの夫の弟子と結婚すべきだって。」

すこやん「何言ってんの、こーこちゃん!?」

恒子「普段は実況だけど、今回は闘ってみるから応援よろしく!」

すこやん「え、うん。」

咲「確かお姉ちゃんは腕を...あ、できた」ギュルル

優希「咲ちゃんは化け物だじょ」

はやりん「あの子を自分好みに☆」

野依「一緒!」

歩「ビギナーズラックで...ダメかなぁ」

透華「さぁ、役者は整いましたわ!」


ハギヨシ「雀卓の準備完了です。」

衣「わーい!ハギヨシと小鍛冶プロのおかげで、衣も悪鬼羅刹とたくさん打てるぞー!」

ハギヨシ「喜んでいただき、恐縮です。それと、今は小鍛冶ではなく萩原ですよ」

すこやん(萩原健夜...本当に結婚したんだなぁ///)

衣「失礼した。小鍛冶、いや萩原プロか。これからよろしく頼むぞ♪」

すこやん(衣ちゃん可愛いなぁ...私とハギヨシさんの間にもいずれ///)

こうして、結婚式の披露宴は終わり、ブーケ(希望者に京太郎)争奪麻雀カップが開催された。

勝者は神のみぞ知ることとなる。

J( 'ー`)し「にぎやかな結婚式でよかったわ。孫はいつみられるのかしら」

藤田「呼ばれなかった......」シクシク

阿知賀勢「忘れられた......」


終わり


ウィキはいいですが、二次創作なため、私のブログ以外でのアフィブログへの転載は禁止でお願いします。

最近更新していませんが、他にもSSを書いていますので、よかったらどうぞ。

http://blog.livedoor.jp/rastenvy/

今依頼出してきた。

呼んでくれた人、コンマ参加してくれた人ありがとう。

おやすみ

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