苗木「霧切さんがウンコ漏らしたあああああ!!」 (84)

苗木「始まる。命懸けの学級裁判が……!」

霧切「うっ」ギュルゥゥゥ

苗木「ん? どうしたの、霧切さん」

霧切「……なんでもないわ」

苗木「(顔色が悪いな……そうだよ。探偵とはいえ、彼女だって女の子なんだ。いつも霧切さんに頼りっぱなしじゃいけないよな。よし、頑張ろう!)」

霧切「(くっ……よりにもよって、こんな時に……)」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395704943

モノクマ「果たして、朝日奈さんのドーナツを盗んだのは誰のかー!」

朝日奈「びえーん!」

葉隠「なあ、江ノ島っち」

モノクマ「うん? 誰それ。ボクはモノクマだよ」

葉隠「この余興いつまで続くんだべ。いくら隔離生活が暇だからって、正直、そろそろ飽きてきたって」

モノクマ「うるさーい! ボクなんかとっくに飽きてんだよ! このテスト演習という名の茶番にさ!」

腐川「て、テストってなによ」

十神「どうでもいい。さっさと終わらせるぞ」

朝日奈「うえええぇぇぇん!! どうでもよくなんかないよおおおお!!」

あのさぁ…………

苗木「そうだよ。だって、仲間の大切なモノが盗まれたんだよ。ボクたちは、これからこの学園で長い間一緒に暮らしていかなきゃならないんだし、お互いに疑心暗鬼のままじゃダメだよ。信頼関係を保つためにも、この学級裁判で問題を解決していくことは必要だと思う」

朝日奈「だえぎぃぃぃ!!」

桑田「でもよぉ、ドーナツは朝日奈の部屋に置いてあったんだろ? 本人以外は出入りできない密室での犯行。これ以上、なんの手掛かりもねぇって」

セレス「大方、自分で食べたことを忘れてしまったのでしょう」

朝日奈「ぢがう!! ぢがうもおおおおん!!」

舞園「それはないと思います。わたしは、朝日奈さんと大神さんに、食堂で手作りのドーナツを振る舞っていましたから、彼女にはアリバイがあります。その間の午後二時から三時までに犯行は行われた……と、モノクマファイルには記載されています」

大神「うぬ。舞園の言うとおりだ」

大和田「つーか、またドーナツ食ってんじゃねぇか。ったく、テメェは毎日毎日よぉ……。一つや二つくらい諦めろや!」

朝日奈「いくないぃぃ!! 全然いくないよぉぉぉーーー!!」

葉隠「もしかすっと」

石丸「何か解ったのか葉隠くん!」

朝日奈「期待できないぃぃ」

葉隠「まあ、聞けって。……つまりだな、朝日奈っちは【自分でドーナツを食べてしまった】んだべぇ!」

苗木「それは違うよ!」ロンパー


──パリィィイン!!

BREAK!!


苗木「……葉隠くん、さっき舞園さんの話ちゃんと聞いてた? 犯行時間中、朝日奈さんには確かなアリバイがあったんだよ」

葉隠「あれ、そうなんだべ?」

舞園「……」

十神「おい、馬鹿に付き合うな。時間の無駄だ」

苗木「くそ! 結局、手詰まりか。心に決めておいて気が引けるけど……ねぇ、霧切さん。ここまでで何か解ったことはある?」

霧切「スーハー……スーハー……」グギュルギュルゥゥ

戦刃「……どうしたの」

モノクマ「んん? 霧切さん、大丈夫ー?」

霧切「なんでもn……ほぉぅ!」ギュルゥゥゥ

朝日奈「うえーん! 霧切ちゃーん! なんとかしてよー! 山田が不二咲ちゃんのパンツ盗んだ時みたいにー!」

山田「ちょいちょいー。その話を蒸し返すでなぃ」

霧切「……そうね。一つ、みんなが見逃している可能性があるわ」

不二咲「えっ。それって、なに?」

霧切「モノクマファイルをよく読んでみて。犯行時間は二時から三時までとあるけれど、ドーナツが部屋に置いてあった時間までは詳細に載っていないわ」

大神「それが何だと言うのだ」

霧切「……だ、だから、セレスさんと葉隠くんが言及したとおり、朝日奈さんは自分でドーナツを食べてしまったのよ。二時を過ぎてすぐ、部屋を出る際に」

朝日奈「えぇ!?」

霧切「つまり、彼女は若年性痴ほ………ぇぶあ!」


ブリュリュリリリリリィィィィィ!!


十神「!」

不二咲「え!?」

大和田「なっ」

腐川「ヒィ!」

山田「なな!?」

舞園「うそ……」

石丸「うっ!」

大神「む」

桑田「マジかよ!」

葉隠「だああああ!?」

戦刃「」

セレス「あら」


霧切「──ぁ、ぁぁああ!!」

苗木「霧切さんがウンコ漏らしたあああああ!!」

モノクマ「……うぷぷぷぷぷ。ギャハハハハハハハ!!」

おい…

セレス「これはこれは」

不二咲「ど、どどどうしよう……」オロオロ

桑田「くっせぇぇええええ!!」

モノクマ「ダーハッハッハッハ!!」

苗木「霧切さん!!」

霧切「見ないで!!」

舞園「ダメです苗木クン!!」

苗木「でも……放っておけないよ!」

モノクマ「アハハハハハハハ!!」

戦刃「……」バッ

苗木「戦刃さん……」

戦刃「これ」

霧切「ひっく……これは、あなたの上着じゃ……」

戦刃「いいから」

霧切「うっうっ……ぁぁぁああああん!!」

モノクマ「ヒーヒー! もうやめてお腹痛いぃ!」

戦刃「盾子ちゃん、みんなを連れて行って。はやく」

モノクマ「ほいほーい。今度こそ上手くやってよね。まあ、残姉ちゃんだから無理だろうとは思うけど。うぷぷぷぷぷ。それにしても面白いことになってきたなぁ。ほらほら、オマエラ! いつまで見てんだ! 特殊性癖の変態共め!」

苗木「ありがとう戦刃さん。……すごいね。こんな咄嗟の対応」

戦刃「排泄物の処理には慣れてるから……」

苗木「……そうなんだ。助かったよ」

戦刃「(好感度UP……)」ヤッタ

霧切「ひっ……ひっ……こんなの……屈辱よ……」

あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!

翌日


コンコン

ガチャ

霧切「……」

苗木「おはよう、霧切さん」

霧切「ええ」

苗木「(よかった。いつも通りみたいだ)」

霧切「昨日はごめんなさい。取り乱して」

苗木「ううん。どうってことないって。霧切さんにはいつもお世話になってるし。それより、もう朝食の時間だよ?」

霧切「わたし、今日は……」

苗木「少しくらい食べなきゃ。昨日だって晩ゴハン抜きだったでしょ」

霧切「……わかったわ」

朝日奈「あ、霧切ちゃん、おはよー!」

石丸「おはよう霧切くん!」

大神「今シーズンの流行は、やはりこれだ」

戦刃「なるほど……」

山田「やや? あの二人のカップリングは珍しくないのですが、何を話しておられるのか」

桑田「戦刃が今時のギャルになりたいから、大神に相談してんだと。妹に聞けばいいのにな」

大和田「宇都宮なら俺のチームも何度か行ったことあるぜ!」

セレス「あのベンベンうるせぇのテメェらかよッ!! 周辺地域住民の迷惑考えろやこのビチグ──」

舞園「セレスさん!」バッ

セレス「ふぐあごあぐら」モゴモゴ

不二咲「……あ、えっと、そうだ! ぼくね、昨日、腐川さんの本を初めて読んでみたんだ」

腐川「き、急に何よ。む、むむむしろ私の作品をいままで読んだことがないなんて……教養がないにも程があるわ……」

十神「ほう、面白い。それはつまり、この俺にも学がないということか、腐川」

葉隠「ん。なるほど。俺は腐川っちの小説を読んでないから馬鹿呼ばわりされるんだな!」

腐川「ににに!」

霧切「……。(あからさまに、みんなが気を使っているのが解るわね)」

仁「おはよう、響子」

霧切「!」

仁「隣り空いてるから、こっちにおいで」

霧切「嫌よ。子ども扱いしないで。失礼するわ、苗木クン」

苗木「う、うん」

仁「ははっ。やっぱり苗木クンには敵わないな」

苗木「いや、そういうんじゃないですよ……」

霧切「(きっと父にも昨日の事は伝わっているのよね)」

期待

支援

まさに糞スレ

霧切さん→腹下して 下痢げりさん
→漏らして ブリブリさん

仁「さて、本日の日程だけど」

桑田「センセぇよぉ、いい加減さ、もう授業なんて意味なくね? 世の中があんなふうになっちまったんだし」

石丸「またか桑田くん! 何度も言っているだろう! 我々はいつ如何なる時も学ぶことを止めてはならないのだ!」

仁「そのとおりだよ、石丸くん。……と言っても毎日座学もなんだから、今日は植物庭園を回った後に、プールで水泳でもやろうか」

桑田「よっしょあ! 舞園ちゃんの水着ぃ!」

セレス「わたくし、水に濡れるのは……」

朝日奈「せっかくだからやろうよ! たまにはいいでしょ、セレスちゃん」

セレス「……そうですわね。たまになら」

いつの時代も、ぼっちはウンコを漏らす

山田「ふんふふふ?ん」

苗木「泳ぐのなんて久しぶりだなあ」

不二咲「ぼく、水泳だけは得意なんだあ」

桑田「うっわ! 十神はまたVパンかよ!」

十神「文句があるのか、愚民め」

モノクマ「ボクは趣向を変えてハイレグにしてみました」

葉隠「なっはっはっは! そういう分かりやすいウケ狙いも笑えなくなってきたべ……って、なああああああ!?」

苗木「なんで男子更衣室にいるんだよ江ノ島さん!」

モノクマ「きゃー!」

大和田「きゃあじゃねぇ!! とっとと出て行け糞がああッ!!」

石丸「諸君ッ! 準備体操はしっかりやるのだぞ!」

桑田「へいへい」

大和田「なあ兄弟、どっちが五十メートルはやく泳げるか競争してみようぜ」

石丸「いいだろう! 受けて立とうではないか兄弟よ!」

朝日奈「わたしたちもやろう、さくらちゃん!」

大神「うむ」

仁「うん。みんな元気だな」

モノクマ「おい、オマエ! いまはボクが学園長なんだぞ! あんまりデカイ顔してるとオシオキしちゃうからね!」

仁「ん? ああ、そうだったね」

苗木「霧切さん、一緒に泳ごうよ」

霧切「……後から行くわ」

例の画像はまだかね?

http://i.imgur.com/Pa4bbTL.jpg
http://i.imgur.com/XVTSTkw.jpg

ある意味平和だな。この学園

まさかプールでも漏らすのか?

なんかお腹痛くなってきた

こんな画像あったのか(困惑)

胡散臭すぎて踏めるわけがない

舞園「それ! 腐川さん!」

腐川「いっちぃ! こ、こんなのととと取れるわけないでしょ、馬鹿!」

大和田「オオオオオオオオアアアアッ!!」

石丸「ラアアアアアアアアアアアッ!!」

不二咲「セレスさん、ビート板を持ったままでいいから水に顔つけてみて」

セレス「まあ、随分と無理をおっしゃるのですね」バシャバシャ

仁「九十分後に迎えに来るから、それまで自由にしていいぞ」

十神「フン。くだらん」

モノクマ「十神クンは入らないの? ボクも横に立っていい?」フンス

十神「……目障りだ」

苗木「霧切さーん! おいでよ、楽しいよー!」

霧切「苗木クンって世話焼きよね。あんまり気を使われると、逆に恥ずかしいんだけど」

苗木「え、あ、ゴメン……」

霧切「まあ、それが貴方のいいところでも──」

苗木「どうしたの?」

霧切「な、なんでもないわ」

苗木「そう」

霧切「(……ま、また……!)」ギュルゥゥゥ

霧切「(二度同じ過ちは繰り返さないわ。ここはさりげなく、できるだけ何でも無いように装って抜け出しましょう)」

戦刃「」シュッ

桑田「うお!」


ボスン


霧切「かっ」

桑田「ああ、わりぃ。戦刃ぁ、お前はやく球投げすぎだぞー!」

戦刃「ごめんなさい」

霧切「(……い、いまの衝撃で肛門の括約筋が……)」サー

苗木「霧切さん大丈夫!?」

霧切「ししし心配ないわわわでも怪我したかもしれないから一旦上がるわねぇ」


ツルッ


霧切「!?」


ゴンッ!!

十神「葉隠、俺のサンオイルを盗ったのはお前か?」

葉隠「げげ! どうして解ったんだべ!? どこいった、どこいった……あ、プールサイドに落ちてるべ」

十神「おい!」

霧切「」プカプカ

苗木「霧切さん!」

ブリュリュリリリリリィィィィィ……!

苗木「うっ」

朝日奈「あれ、この茶色いのなんだろう?」

大神「あ、朝日奈……後ろだ」

朝日奈「……き、キャアアアアアアアア!!」

桑田「うわあああああ!! また霧切が漏らしやがったあああああ!! しかもプールで、最悪だコイツ!!」

石丸「みんな、はやくプールから上がるんだ!!」

縺?o縺ゅ≠縺ゅ≠縺ゅ≠縺ゅ≠縺ゅ≠縺ゅ≠

苗木「ちょっと! 誰か手伝ってよ!」

石丸「助太刀するぞ、苗木クン!」

セレス「ご覧なさい、不二咲くん。わたくし、ついに水を克服しましたわ。いかがですか、この可憐な歩み」スイ-

不二咲「あわわわ……セレスさん、はやくこっちに!」

セレス「ん? どうかしたのです……ギィイヤアアアアアアアアアアア!!」

石丸「いいか、まずは体を上向きにするんだ!」

苗木「解った!……けど、どうしよう! セレスさんも!」

セレス「おいコラぁ!! テメェら少しはわたくしにも構えよ!! ゴボッ……だ、だれか助け……ゴボオ……おぅえ……口の中に、び、ビチグゾがぁぁ……! ゴボボオボ……」

山田「いま行きますぞ、安広多恵子殿!」

どうすんだこれ…何でプールなんてお腹冷えるようなとこはいった…

悲劇なのに笑えるけど辛い
なんで私はこんなスレを覗いてしまったんだ…

苗木「ふぅ……」

石丸「霧切くんの様子はどうだった?」

苗木「うん。ちょうど起きたところだったんだけど、漏らしちゃったことは気付いてないみたい」

石丸「そうか。よし、いいか諸君! さっきの出来事は彼女を傷付けないためにも黙っていようではないか! もちろん霧切仁学園長にもだ!」

朝日奈「もうイヤ!!」

大神「朝日奈よ……」

朝日奈「みんなには悪いけど、わたしはこれ以上耐えられない! ドーナツは盗まれるし、痴呆とか言われるし、ウンコ触っちゃったし!」

セレス「ガタガタうっせぇぞ糞餓鬼がッ!!」

朝日奈「セレスちゃん……」

セレス「ごくごく……オエェェェェ!!」

ビチャビチャ

セレス「見てみろ。もう、ロイヤルミルクティーも餃子も、ただのウンコ汁とウンコ巻きにしか思えねぇ!! わたくしは食っちまったんだよぉッ!! あのスカした女のビチグゾをなぁッ!!」

不二咲「なんで……うっ……ひっく……こんなことになっちゃったのかなぁ……」

oh

悲壮で草

セレスさんスカトロへの目覚め

ロイヤルミルクティー→ウンコ汁

大草原不可避

餃子がうんこ巻きって事ないだろ

宇都宮で食べた味噌餃子思い出した

霧切さんはお詫びとして皆にカレーを振る舞うべき

>>45
やめろ
この状況じゃ逆効果だぞ

モノクマが一服盛ったと思ってたが単純に霧切さんの腹が緩いだけなのか…?

まだ続いていたのか(困惑)

山田「いやあ、クソミソだらけの濃厚なプレイでしたなぁ。ぼくにスカトロの趣味はありませんが」

大和田「おう。お前ら、後始末は済んだのか?」

葉隠「掃除したはいいけど、水の関係でプールは多分もう使えないべ」

朝日奈「うわあああああん!!」

苗木「みんな落ち着いてよ!」

モノクマ「うぷぷぷぷぷ……。お困りのようですね、苗木クン」

苗木「江ノ島さん……」

モノクマ「ボクから提案があるんだけど、いいよね! あ、いまさらだけど、ドーナツ食べたのはボクです」

朝日奈「え!?」

モノクマ「モノクマ劇場番外編んん?」

腐川「ま、またあの変なの始める気……? 夜中にびっくりして起きちゃうんだから、あれやめなさいよね」

モノクマ「誰しも消したい過去があります。しかし、いつまでも取り返しのつかない過去を悔やんでいる余裕はありません。ボクらは、今現在とこれから先の未来を創っていかなければならないのですから……というわけで、カムォン、日向クン!」


シュタッ


カムクラ「都合がいい時にだけ呼びますね」

苗木「うわあ!?」

舞園「だ、誰ですかこの人」

石丸「おい、キミ! 一体どこから入ってきたのかね!」

カムクラ「誰にも気付かれずに潜伏する事なんて、僕の才能があれば容易い……ツマラナイ……」

モノクマ「えぇ、彼は主に食材の搬入とかやってくれるスタッフなんだけどね。今回は特別ゲストということで出張ってきてもらいました」

十神「フン。で、コイツに何をやらせるつもりだ」

モノクマ「ねぇねぇ、オマエラ、いまどんな気持ち? 霧切さんなんか羞恥心で死んじゃいそうなくらい絶望してるでしょ?」ハァハァ

石丸「……ま、まあ。だが、しかし! 我々はあの人類史上最大最悪の絶望的事件を乗り越えてきたのだ! いまさらこんなことで挫けたりはしない!」

モノクマ「んもう、これだから石頭は! オマエがそう思うんならそうなんだろう、オマエん中ではな! だけど全員がそう上手く気持ちを整理できるわけじゃないでしょ! 朝日奈さんとかセレスさんとか! この件も含めて、みんな色々と鬱憤が溜まって弾けちゃいそうなのが現状なんだよ!」

石丸「ぐっ」

モノクマ「というわけで、オマエラ、霧切さんウンコ事件を忘れてみない?」

大神「どういうことだ」

モノクマ「だーかーらー。パァと記憶を消しちゃおうぜってことだよ、言わせんな恥ずかしい」

苗木「記憶を……消す……?」

記憶を消すなんて邪道だぜ
モラシアイ学園生活続けようぜ

モノクマ「この日向クンの数多ある超高校級の才能と、エロティックでスーパーウーマンな完璧超人のボクが力を合わせれば、今回の事件はなかったことにできます」

桑田「な……そ、そんなのどうやって?」

モノクマ「なあに、ちょいちょいっと、チュクチュクっと、ほんの少し脳みそを掻き回すだけだから」

不二咲「ひっ」

モノクマ「なんなら、あのとんでもない事件のことだって忘れさせてあげてもいいんだよ? ん? 何故、絶望が大好きなボクがこんなことを言うのかって? うーん、霧切さんもみんなも絶望して、せっかく自然に積み上げられた最低最悪な状況を自ら打破し、さらに絶望……みたいな?」

苗木「……そんなの駄目だよ」

モノクマ「んー?」

苗木「ここに隠れる時、みんなで決めたじゃないか。どんなことがあっても協力し合おうって。ボクらは過去なんかに負けない! 希望は前に進m」


ブリュリュリリリリリィィィィィ!!


霧切「……」

セレス「あぁ!?」

苗木「霧切……さん」

大和田「おめぇ、また……」

霧切「ごめんなさい……私、みんなに謝ろうと思って……」

桑田「はぁ。それでまた糞漏らしてちゃ世話ねぇよ」

石丸「桑田くん!」

セレス「おいィ……」

霧切「本当に、ごめんなさい……!」

セレス「仏の顔も三度までだ……次、わたくしの前でその汚ならしいビチグゾ見せたらブッッッ殺しゅぞこのビチグ糞ッタレがあああああィィィィイイイヤアアアアアアアア!! るばじゅいだだらえれぶゅあああああああ!!」

霧切「──ッ!」


ダッ


苗木「霧切さん!!」

脱糞系ヒロイン

霧切「うぅ……っ!」

ブリュリュリュビビビィィィィィ!!

ビチャビチャッ

苗木「うわあ!」

霧切「! 苗木クン……」

苗木「くっ……ウンコなんかに負けてたまるか!」

霧切「来ないで!」

ブリブリブリブリリュゥゥゥ!!

ビチビチィ

苗木「……っ! ……それでも、希望は前に進むんだ!! 待って霧切さん!!」


ドブリュブリュムリムリボボブリュリィィィィィ──……

これだからクールとか言ってるコミュ症は

霧切「勝手に入ってこないで」

苗木「ごめん。でも、どうしても霧切さんに伝えたいことがあるんだ」

霧切「いまは何も話す気になれないわ」

苗木「霧切さん……」

霧切「帰って!!」

苗木「……わかった」


バタン


霧切「行ったわね」

霧切「……」

霧切「……うっ……うぅぅぅぅ!」ポロポロ

苗木「はぁはぁ……ウンコの跡を辿った先は……霧切さんの部屋か……開いてる。トイレだな」


ドンドン!


霧切「勝手に入ってこないで」

苗木「ごめん。でも、どうしても霧切さんに伝えたいことがあるんだ」

霧切「いまは何も話す気になれないわ」

苗木「霧切さん……」

霧切「帰って!!」

苗木「……わかった」


バタン


霧切「行ったわね」

霧切「……」

霧切「……うっ……うぅぅぅぅ!」ポロポロ

ウサギみたいなウンコしやがって

なぜ正露丸を飲まないのか

SS速報VIPを使用しているそこのあなた、今話題の無料ゲーム『ちんぽこハント〈覚醒〉』をプレイしてみませんか?

『ちんぽこハント〈覚醒〉』のURLはこちら↓↓↓
SS速報VIPを使用しているそこのあなた、今話題の無料ゲーム『ちんぽこハント〈覚醒〉』をプレイしてみませんか?

『ちんぽこハント〈覚醒〉』のURLはこちら↓↓↓
http://jump.vip2ch.com/http://sp.chinpokohant.jp/kakusei/

ブリュリュリリリリリィィィィィ


霧切「どうして……どうして止まらないの……」

霧切「プールでは漏らしてないなんて言ってたけど、絶対に嘘」

霧切「軽蔑するわよね、こんな女。苗木クンだけじゃないわ、みんなだって……」


ジャー

ゴバゴバババ!!


霧切「!! なんで……」


ドブドブモリモリモリモリ……


霧切「直さなきゃ」


ドプン、ドプン


霧切「ぉ、ぉぉおおお……! あああああああん!!」

コンコン

ガチャッ


霧切「お、おうふ……」ピクピク

苗木「霧切さん!」

霧切「トイレ貸してお願いもう出そうなの」プルプル

苗木「う、うん」

霧切「ばぁあーーッ!」


バタン

ブリュリュリリリリリィィィィィ

霧切「んちちちち!!」


苗木「……まあ、いいか。話せる機会ができたし」

霧切「……」ゲッソリ

苗木「どう、落ち着いた?」

霧切「悪いわね。シャワーまで使わせてもらって」

苗木「故障じゃ仕方ないよ」


バッ


苗木「!?」

霧切「ごめんなさい」

苗木「や、やめてよ、そんな、土下座なんて!」

霧切「こうでもしなきゃ、貴方には申し訳が立たな──っう」


ブゥゥゥリュリュリリリリリ!!


苗木「あ……」

霧切「……」

苗木「……」

霧切「……ごめんなさい。こんなんじゃ、まったく誠意が足りないわね」

もうやめてたげてよぉ

ブリブリさん!

一体どんだけクソが詰まってるんだブリ切さんには…

霧切「本当に……本当に、ごめんなさぁい……うっ……うっ……!」

苗木「霧切さん……」

霧切「……私のこと、嫌いになったわよね」

苗木「そんなわけないじゃないか! この二年間、困った時はいつでも助けてくれた霧切さんのこと、嫌いになんか!」

霧切「やめて! 私は貴方が思っているほど立派な人間じゃないわ!」

苗木「……」


スッ


苗木「それは……」

霧切「イン・ビトロ・ローズっていうの。綺麗でしょ……さっきまでウンコまみれだったけど」

糞まみれだった物をプレゼントする人間の鑑

霧切「本当に……本当に、ごめんなさぁい……うっ……うっ……!」

苗木「霧切さん……」

霧切「……私のこと、嫌いになったわよね」

苗木「そんなわけないじゃないか! この二年間、困った時はいつでも助けてくれた霧切さんのこと、嫌いになんか!」

霧切「やめて! 私は貴方が思っているほど立派な人間じゃないわ!」

苗木「……」


スッ


苗木「それは……」

霧切「イン・ビトロ・ローズっていうの。綺麗でしょ……さっきまでウンコまみれだったけど」

糞まみれかぁ…たまげたなあ

霧切「これはね、私がまだ探偵として未熟だった頃に、ある人から貰った大切なモノなの」

霧切「その人は当時、女子高生探偵で、お世辞にも探偵としての才能があったとは言えなかったけれど……苗木クン、貴方みたいに直向きで情に熱い素敵な人だったわ」

苗木「……」

霧切「彼女は探偵のことを、危険も顧みずに困っている人を助けるヒーローだと信じていた。最初は私もそれが馬鹿みたいだと思っていたわ。醒めきった大人のフリをする背伸びした子どもの目線でね。でも、色んな事件を一緒に解決していくうち、彼女のそんな馬鹿正直な人柄に引かれるようになったの」

霧切「トリプルやダブルの称号を持つ、どんなに優れた探偵達よりも、私が目標にしているのは彼女のような本当に立派な人間としての探偵……。ある事件をきっかけに誓ったわ。いつか、貴女のように誰かを救うため、一生懸命になれる探偵になるって。でも……結局、私は誰の命も救えなかった」

苗木「……」

霧切「解ったでしょう? 私が貴方を手助けしたことも、所詮は彼女の正義を真似た上っ面だけのまがい物に過ぎないわ」

苗木「……違うよ、霧切さん」

霧切「そうね。私は彼女とは決定的に違うわ。善人を装っているだけの、性根の曲がったいけすかない女よ。挙げ句の果てにはこんな醜態まで晒して……」

苗木「そうじゃない、違うんだ! 霧切さんは立派な探偵だよ!」

霧切「嘘よ!! 私はそんな探偵じゃない!! 結お姉さまみたいに【立派な探偵にはなれない】!!」

苗木「それは違うよ!!」ロンパー


──パリィィイン!!

BREAK!!



苗木「霧切さん、ボクはその人がどんな探偵かはよく知らない。でも、霧切さんのことなら解る。キミは、キミが憧れている探偵そのものだってことが!」

霧切「ウソ……」

苗木「嘘なんかじゃない! だって、いままでボクを助けてくれたことは本当だし、仮にそれで霧切さんがまだ自分を認められなくても、現にキミはそんな探偵になるためいつも努力している。結果は違っても、そうなりたいって気持ちは彼女と変わらないはずだ。その志は同じでしょ?」

霧切「何言ってるのよ、なれないなら同じなわけないわ!」

苗木「だったら、ボクとそれを証明しよう」グッ

霧切「……苗木クン」

苗木「いまは外の人達に何もしてあげられないけど、いつか、そう遠くないうちにボク達が力を合わせて、この状況を覆す希望を見つけるんだ。霧切さんとならそれができるって信じてる! その人みたいな探偵になりたいって気持ち、こんなことで諦めちゃダメだよ!」

霧切「……ふふ、アハハハ!」

苗木「霧切さん」

霧切「変よね。ただ漏らしただけの話なのに、ここまで真剣になって……でも、それが苗木クンなのよね。どんなにくだらないことにも真剣に向き合ってくれる」

苗木「え? あ、いや、そんなつもりじゃ……ない、のかなあ?」

霧切「ホント、そういうとこがそっくり……」

苗木「へ?」

霧切「なんでもないわ。それより、片付けなくちゃね。これ」

苗木「あ、そうだね」

カムクラ「──外のフンは回収しました」

苗木「うわあ! びっくりした!」

カムクラ「ところで」ズイ

苗木「……な、なんですか」

カムクラ「誰よりも才能がありながら、僕も絶望に負けた一人です。しかし、それにも関わらず貴方たちはその絶望に打ち勝とうと無駄な悪あがきをしている。実にツマラナイ存在ですね」

苗木「い、いや、あの……」

カムクラ「僕にも可能でしょうか」

苗木「え?」

カムクラ「たとえ昔のように何の才能もなかった頃の僕でも、貴方みたいに真っ直ぐな心があれば、絶望を打ち砕くことはできるのでしょうか? 希望や未来を見出だすことはできるのでしょうか?」

苗木「えっーと……うん。もちろんだよ、日向クン」

カムクラ「そうですか。なら、今度試してみましょう。ああ……でも結果がすぐに予想できてしまっている。ツマラナイ」

舞園「お邪魔します。霧切さんはいますか?」

苗木「あれ、舞園さん」

舞園「どうせ、ここにいるんじゃないかと思って」

霧切「……どうして解ったの」

舞園「エスパーですから。はい、これ腹痛のお薬です」

霧切「貴女は怒っていないのね」

舞園「怒ってますよぉ。激おこから激おこプンプン丸を通り越して、ムカ着火ファイヤーです。霧切さん、苗木クンがこういうこと放っておけない性格って知っているから、あんなに大胆なことしたんじゃないですか?」

霧切「……違うわ。苗木クン、片付けも終わったし、私は部屋に戻るわね」

苗木「あ、うん」

舞園「逃げるなんて卑怯ですよ。ライバル失格ですね」

苗木「ライバルって、なんの?」

舞園「秘密です」


ブリュリュリリリリリィィィィィ


舞園「あ」

苗木「うわっ! また霧切さんがウンコ漏らしたあああああ!!」

舞園「あん。待って、苗木クゥン」




fin




完結しましたのでhtml化依頼に出しておきます。

終始ひでぇSSだった(褒め言葉)

イイハナシダナー
バラムツでも食ったんですかね 乙

あ、舞園さんいたんだ。乙

おもしろかったおつ

コーラック一箱全部飲んだらこんな感じなんじゃね?

>>24
エロサイトで見た事あんぞ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年03月25日 (金) 11:15:35   ID: y3lfkiDX

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom