兄「ばあちゃんが死んで沢山金が入った!」妹「わーお」(113)

兄「癌保険でかなり入ったぞ!」

妹「やったねお兄ちゃん!」

兄「これで当分は暮らせるな!」

妹「すごいねお兄ちゃん!ニート生活が捗るね!」

兄「あっ!」

妹「どうしたのお兄ちゃん?」

兄「ばあちゃんでこれだけ入ったなら母ちゃんが死ねばもっと入るんじゃないかな!」

妹「ワンダフル!」

兄「じゃあ明日、母ちゃんを殺そうか!」

妹「手伝うよお兄ちゃん!」

兄「ぐへへはは」

妹「んふふふっへほ」

~翌日~

母「たかしー、ばあちゃんのお葬式に出ないの?」

兄「うん、ばあちゃんが死んだ悲しさが忘れられなくて引きこもるんだ!」

妹「以下同文」

母「そう、たかしはお婆ちゃんっ子だったからねぇ、わかったわ。お葬式には母ちゃん一人でいくよ」

兄「気をつけてね母ちゃん」

妹「泣いちゃうダメだよ!」

母「えぇ、じゃあ、いってくるわね」バタン

兄「……さぁ妹よ、さっそく車を出して母ちゃんを追いかけような!」

妹「うん!昨日、友達のかずき君に一発やらせてあげる代わりに車を借りたから大丈夫だよ!」

兄「ふへへへ」

妹「ぎゃはははは」

妹「お兄ちゃんお兄ちゃん」

兄「ん?どうしたんだ妹よ!」

妹「私、うっかりしてた!」

兄「なぜだい?」

妹「かずき君の車借りたのはいいんだけど私たち免許持ってなかった!」

兄「ノープロブレム」

妹「え!?」

兄「お兄ちゃんな、よく知り合いの車を運転させてもらったことがあってな!だから運転は大ジョブズ!」

妹「さすがお兄ちゃん!早くお母さんを轢き殺しにいこうよ!」

兄「あぁ、早く乗るんだ!」

妹「ひはははは」

兄「もっふふんんっふ」

クルマノエンジンオンバラロロロロロ

妹「すごいねお兄ちゃん!」

兄「すごいだろすごいだろ!お兄ちゃん運転は得意だからなー!」

妹「もう既に6人は跳ねてるよ!まるでグランドセフトオートだね!」

兄「とにかく母ちゃんを探さないとな!罪は全てかずき君になすりつけような!」

妹「うん!あいつ単純だからちんこ咥えるだけでなんでも言うこと聞いてくれるんだよ!」

兄「ははは、あっ!母ちゃん発見」

母「……」トボトボ

妹「殺っちゃえー!」

兄「うおー!」ギャルルルル

母「えっ」

ガシャーン

兄「やった!母ちゃんを跳ねたぞ!」

妹「ううう」

兄「早く逃げるぞ!」

妹「なにも電柱に突っ込まなくても良かったんじゃないかな!おかげで身体の節々が痛いよ!」

兄「バカだなぁ、ちゃんと衝撃を受け流さないと!まぁいいや、お兄ちゃんがおぶってやるから早く!」

妹「うん!うわぁ、お兄ちゃんの背中くっさーい!」

兄「HAHAHA!お兄ちゃん10日は風呂に入ってなかったからな!ほら、早く逃げるぞ」

妹「うん!」

スタコラサッサ

母「……」ピクピク

母「はぁっ、はぁ…だ、だめ……い、いま…私が…し、死んじゃったら…だ、誰が……あ、あの…子達の…面倒を…」

~昼間、病院にて~

妹「うわあああぁん!」

母「もう大丈夫だからね、心配かけてごめんね…」

兄「くっそー!誰だよ母ちゃんを跳ねたやつは!殺してやる!」

母「もう、アンタもそんな事いうんじゃないの。お母さん、大丈夫だから、ね?」

妹「うわあああああん!」

兄「妹を泣かしたやつはどいつだー!」

妹「びえーん!」バタン

母「あっ!病院内では走っちゃだめなのよー!」

兄「俺が止めて来る!」バタン

母「あっ!アンタもよー!」

妹「あのババァ死ななかったね」

兄「なかなかしぶといババァだな!」

妹「どうするの?早くお金を手に居れて引きこもり生活を満喫したいんだけどなー!」

兄「まだ手はある!」

妹「えっ!?」

兄「お医者さんに成りすまして危険な薬品を母ちゃんに与え続ければいいんだよ!」

妹「グリーンだよ!」

兄「そのためにはお前に一肌脱いでもらうぞ!」

妹「ぎゃははは」

兄「んほー!」

医者「あの患者、かなり危ない状況だな。回復次第、次の手術をせねば」

妹「お医者さんお医者さん」

医者「はい?どうしました?」

妹「ちょっといいですかー!」

医者「ん?あぁ、いいですよ」

~男子トイレ~

「……え?んっあっ、すごっ、んはっ」

セックス!!

「しゅごいぃいい!」ビャリュリュリュー

~廊下~

妹「骨抜きにしてやったよ!」

兄「後は俺がお医者さんを便所に流せば完璧だな!ちょっと待ってろ!」

妹「はいよー!」

兄「変装は完璧だな!」

妹「まるで本物のお医者さんだねお兄ちゃん!」

兄「ああ!さっそく危ないお薬を母ちゃんに与えにいくぞ!」

妹「頑張れお兄ちゃん!」

~母の病室~

兄「鎮痛剤です。気休めにしかなりませんがのんでください」

母「はい、ありがとうございます」ゴクン

兄「では、お大事に」バタン

母「………ぐっ」

母「がはがはっ!」トケツー

母「な、んで…がはっ!…はぁはぁ……だ、だめ…まだ、あの子達をおいて……あの子達をおいていけない…がはがはっ」

母「あぁ…お婆ちゃん…私……わたし…」

~3日後~

兄「……」

妹「……」

医者「………残念無念再来年です」

母「……」シーン

妹「おかあさぁああああん!うわあぁああああ!」

兄「このヤブ医者あああ!病院を訴えてやるうう!」

医者「……すみません、此方側も全力を注いだ結果です……まことに申し訳ありませんでした」

妹「ままああぁぁああぁぁあ!」

兄「うおー!!生命保険金ゲットだぜえええ!!」

~2日後~

父「残念だったな!」

兄「なんで今更帰ってくるんだよ!」

父「遺産相続の話が俺に転がり込んできてな、ババァと嫁とで合計1億5千万の金が俺に入ったわけだ!」

妹「嫌だ!私は絶対に認めない!でてけこのハゲパチンカス!」

父「ほぉ、父親にそんな口の聞き方をするとはなぁ。ふふふ、しばらく見ないうちに色っぽくなったなぁ」

兄「!!やめろ、妹に手を出したら俺がお前を殺して刑務所に入ってやる!」

兄「うおー!」ダッシュ

父「お父さんな、実は小学校から大学までボクシングやってたんだよ」バキキキ

兄「ぐはー!」

妹「おにいちゃあああん!」

父「お前はいまから可愛がってやるからなー」

妹「いや、いや、いやあぁあああ!」

~兄の部屋~

妹「わたし、よごされちゃったよ……うっ、うっ……」

妹「うわあぁぁああん!」

兄「ちくしょう、ちくしょう!!ちくしょおぉぉお!!」

兄「お兄ちゃんがなんとしてもあいつを殺してやる!だから、今は……」

妹「お"に"ぃぢゃあ"あ"あ"ん」

ガチャ

父「おーい、セックスしたくなった」

妹「ひっ!!」

兄「きさまぁあああぁあ!」ミギストレート

父「踏み込みが足りん!」ハラパーン

兄「がはっ」

妹「おにいちゃああぁあん!いやぁああぁぁあ!」

~3日後~

かずき君「お久しぶりっす」

兄「……」

かずき君「話は妹ちゃんから聞いてます。親父さん、かなり危ない人らしいっすね」

兄「俺に力があれば、俺のせいだ!」

かずき君「たかしさんのせいじゃ無いですよ。大丈夫っす、俺に任せてください」

兄「ううう…かずき君、かずき君……かずきくうううん!!」

かずき君「俺、こうみえて小学校から卓球やってたんすよ。ボクシング囓ってたやろうには負けません」

兄「頼む!妹を救ってくれー!」

父「そうだぞ……玉もしっかり舐めろよ」

妹「んじゅりゅりゅりゅっぷっぷぺ」

父「あー、いく、いく、のめよのめよ~」バブリャー

妹「!?んべっ!げほっ、げほっ」

父「全部呑めっていっただろうがー!」バキッ

妹「いたい!いたい!ご、ごめんなさい!ごめんなさい!!!」

ガチャ

かずき君「……へっ、汚ねぇな。反吐が出るぜ」

父「あん?お前、誰だよ」

妹「か、かずき!!」

かずき君「俺の可愛い妹ちゃんを汚す野郎ってのはお前だな……ぶっ殺す」

かずき君「うおー!!」ラケットカマエテトツゲキー

父「……」

バキッドキャグシャッベキャッゴキッ

兄「かずきくうぅうぅうん!!」

~公園~

かずき君「……へっ、恥ずかしくて言葉も出ないっす」

兄「かずき君…」

かずき君「けどたかしさん、俺のマブダチのなおとに頼めばあんなセクハラじじい一発ですわ」

兄「なおと……あぁ。妹のお財布係のあのなおと君か!」

かずき君「あいつはパネェっすよ、俺なんか比べものにならないくらいパネェっすから…あいてっ、いっつー」

兄「大丈夫かかずき君?」

かずき君「へへっ、ラケットが悪く無かったら余裕だったんすけどね」ケイタイデンワー

かずき君「あっ、もっしー?あぁ、うん。そっ、妹ちゃん助けてくれや」

かずき君「……あぁ、うん、じゃあな」

かずき君「いまからくるみたいっすね」

なおと君「お疲れーっす」

兄「なおと君!!頼む、妹を!」

なおと君「大丈夫っす、かずきから話は聞いてるんで……ダチを殺った見返りはデカいって事、教えてやるっすよ」

兄「なおと君……」

なおと君「ちなみに僕、いま鳶やってるんで」

兄「なおと君!!」

なおと君「クリッパーとインパクトでボコボコっすよ」

※インパクトとクリッパーを知らない人はGoogleで検索!

兄「頼む、なおと君しかいないんだ……妹を、妹を救ってくれ!!」

なおと君「余裕っすよ、ぐうたらくそじじいなんて鳶にかかれば一発っすよ」

妹「うっ、うぅ…」パイズリー

父「しっかしデカイなお前の胸は、死んだ嫁は小さかったのになー」モミュモミュ

妹「い、いたい!」

父「!!!パイズリやめんなー!」バキッ

ガチャ

なおと君「おい、お前まぢいい加減にしろよ」

妹「なおと!?な、なんで?!」

なおと君「……お前か、妹ちゃんを泣かしてる奴ってのは…」インパクトセット!

父「あーん?誰だお前」

なおと君「俺か?俺はは……鳶歴2年のなおとだあぁああああ!」カチッ

シーン

なおと君「……あっ、やべっ、インパクトの充電きてれたわ」

バキッグシャボキッボゴッベキャ

兄「なおとーーーー!!」

~公園~

なおと君「……へへへ、すいやせん」

兄「気にするなよ、こっちこそごめんな。いきなり呼び出したりして」

なおと君「いや、僕が悪いんす……休みの前の日だからってちゃんとインパクトの充電してなかった僕のせいっすよ」

兄「なおと君…」

なおと君「けど大丈夫っす、ダチのりょうたに電話いれるんで」

兄「りょうた…?……あぁ、妹と2週間付き合ってたりょうた君か!」

なおと君「あいつはまぢパネェっすから、俺よりパネェっす」

兄「けど、これ以上みんなに迷惑かけるのも…」

なおと君「いや、これはけじめっすから兄さんは気にしないでください」

りょうた「あっ!お久しぶりです」

兄「久しぶり、けど悪いね。妹のために」

りょうた「いやいや、それにしても大丈夫なんす?兄さん、かなり辛い思いしたでしょ」

兄「ははは……俺なんかより妹の方がずっと辛い思いしてるよ」

りょうた「もう安心してください。僕、こう見えて溶接の仕事やってますから」

兄「りょうた君…」

りょうた「ガスで切断してみせますよ」

兄「りょうた君!!」

りょうた「さっ、いっちょ仕事してきますかね~」

※ガス溶接を知らない人はYahooで検索!

妹「……」シュコシュコシュコ

父「テコキが下手くそなんだよ!さっきから何回同じ事言わせるんだよ!」ドボォ

妹「!げほっ、げほっ!い、いだい"…」

ガチャ

りょうた君「はぁ、なんつーか、終わってますねアンタ」

父「あ"っ!?誰だてめぇは!」

りょうた君「僕ですか?りょうたって名前なんすけど…まぁいいや、次会う時は地獄っすね」

兄「りょうた君!ガスの用意できたよ!」

父「あ"~?りょうたぁ?」

りょうた君「さんを付けろやデコすけ野郎!」ジュボー!

父「!!?が、ガス溶接か!」

りょうた君「うおー!!」ブチッ

兄「!!ホースが短過ぎて外れた!!」

バキドカッベキッグシャッボキャッ

兄「りょうたくうぅううぅうん!!」

~公園~

りょうた君「……すんません」

兄「いや、短過ぎたホースのせいだよ。りょうた君が気にする事じゃないから」

りょうた君「友達に、あいつなら必ず…」

兄「もういいよ、これ以上君達が親父にボコボコにされる姿なんてみたくないから」

りょうた君「大丈夫です、あいつなら必ずやってくれます」

兄「あ、あいつ?け、けど!鳶でも溶接でも勝てなかったんだぞ!?もう無理だよ!ウチの親父ははっきりいって化け物だ!」

りょうた君「兄さん、僕達に最後のチャンスをください」

兄「……その人の名は」

りょうた君「ヤバ過ぎて僕達はそいつを避けてました。あいつに巻き込まれたら人生が終わると悟ったんです」

りょうた君「そいつの名は……」

りょうた君「さとし」

父「……」パンパンパン

妹「…っ、…ん……」

父「ちゃんと喘ぎ声だせやぁあ!!」ハラパン!

妹「げほっ!!うぐぐ…ごほっ」

ガチャ

父「あん!?次は誰だよ!」

さとし君「ガールフレンドで検索検索ぅ」

兄「……」

妹「……(な、なにこのデブ、わたし知らないよ)」

兄「妹すまん、今回もだめそうだ…」

さとし君「クロエ・ルメールちゃん!!」

父「……(このデブ、只者じゃねぇな。あのボディ、山のフドウじゃねーか)」

さとし君「あーヤバい、キュピチケもう全部使っちゃった…」

兄「さ、さとし君!早く妹を助けてくれ!キュピチケだかなんだか知らないが親父に勝てたら100枚プレゼントしてやるから!」

父「!!もらった!」ボッキョ

さとし君「……」

父「!?(な、俺の右フックが効いてないだと…や、やはりこいつ、只のデブじゃねぇ)」

兄「さとし君!早く!」

さとし君「……」プルプル

さとし君「お"う"えぇえ!ごへぇ"え"あ"ぁああ!」ゲボゲボゲー

父「うおわっ!き、きたねぇ!!」

兄「!!う、うおー!」ギュ

キンタマモギュモギュー

父「ぐおわぁああぁぁあああ!!」

兄「いっけー!!!」モギュゥゥウゥ

父「はぁあっ!!かっ、かっ.」

ドサッ

妹「や、やった!金玉を握りつぶした!」

さとし君「おえっおえっおえ"ぇ"え"」

妹「お、おにいちゃあぁぁああん!!」

兄「は、ははは!か、勝った!や、やった、やったー!!」

さとし君「ぉ"う"ぇえ"ぇえ!!」ゲボゲー

妹「あ"、あ"りがっ……ありがとっ…お、お兄ちゃん、わたし、わたし……」

妹「うわあぁぁあああん!!」

兄「泣くな!」

妹「えっ!?」

兄「早くこいつを海に沈めにいくぞ!」

妹「……う、うん!」

さとし君「おげぇえぇ!」ベチャベチャベチャベチャ

~海~

兄「せーのっ」

妹「せいんとせいや!!」

ドポーン

兄「はっはっはぁ……これで、全てが終わった…」

妹「お兄ちゃん、こいつも!」

兄「!!あぁそうだな……そいやっ」

妹「さっ!」

ドポーン

兄「……これで」

妹「これでお兄ちゃんと二人で生活出来るんだね……へへっ、なんでだろ、涙がとまらないや…」

兄「あぁ、俺もだよ……さっ、帰ろうか」

妹「うん!私もお風呂入って綺麗になってお兄ちゃんといっぱいいーっぱいセックスする!」

兄「ははは、可愛い妹だ!」

~その日の夜~

妹「……あっ、あっ」

兄「……」

妹「16回も連続でセックスはやりすぎちゃったかな?えへへ」

妹「も~、お兄ちゃん起きて、起きてってば~」

兄「……」

妹「お兄ちゃん?」

兄「……」テクノブレイクー

妹「し、死んでる…」


兄「ばあちゃんが死んで沢山金が入った!」妹「わーお」

終わり

びっぱーのみんなへ

おとうさんとおかあさん、おじいちゃんおばあちゃん、みんなたいせつにしてね
いなくなってはじめてたいせつさにきづくようななさけないおもいだけはしないでね

おしまい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom