姉「合い言葉を言え」(36)

弟「抹茶は正義 異論は認めない」

ガラッ

姉「イェアッ!」パシーン

弟「イェアッ!」パシーン

姉「とゆーわけで弟よ、本日のおやつだ」

弟「抹茶ラテに抹茶ロールか。グッド」

姉「そしてこの抹茶ロールはカーチャンに頼み倒して買ってもらった高級品です」

弟「イェアッ!」パシーン

姉「イェアッ!」パシーン

コンコン

弟「合い言葉を言え」

姉「小豆は神の創りたもうた芸術品 文句のある奴は小豆洗いに言ってください」

ガチャッ

弟「YEARAAAA!!」バシーン

姉「FOOOOOOO!!」
バシーン

姉「弟、例のブツは?」

弟「抜かりはない、『週間スイーツ 抹茶・小豆特集』。付録のインドネシア佐藤の『和菓子紀行』のDVDもここに」

姉「うむ、褒美に今週末おでかけしよう」

弟「レス感謝ぁぁぁあああ!!」パシーン

姉「チュッパチャップス最近食ってねぇぇぇぇえええ!!」パシーン

宇治金時のアイスとかうまいよな

ガチャ
兄「おーい、弟。ス●ブラやろうぜ・・・ゲ、姉貴」

姉「カカオで頭割られて死ね」

兄「酷くない!?」

弟「兄さん、チョコレート王国へ帰れ」

兄「(以前抹茶苦手と言っただけでこれか)」

>>8
姉「全くの同意ぃぃぃい!」バッシーン

弟「ジョ●フルのかき氷のボリュームに軽く引いたぁぁぁあ!!」バッシーン

兄「いやかき氷はイチゴと練乳だろ」

姉「外国産のチョコに押しつぶされろ」

弟「ブルーハワイで全身青ざめろ」

兄「なぁ、何なのその団結力」

コンコン
姉「合い言葉を言え」

兄「・・・・・・ぼ」

姉「あーん?聞こえんぞー?」

兄「・・・僕は惨めな豚にも劣る存在です」

ガラッ
姉「まさか言うとは思わなかったぞキャンディ男爵」

兄「(なんか爵位もらった。全然うれしくないけど)
俺のジャンプ返せ」

姉「ほらよ」ドサッ

兄(うわぁ・・・読み切りがもぎ取られてる)

妹「くぁ・・・ねむいです・・・」

兄「もう昼過ぎだが」

妹「お姉さまは?」

兄「弟とともに外出中だよ」

妹「お兄さまは何してるんですの?」

兄「魔界村」

妹「個人的にはスペランカーの方がよろしいかと」

兄「いやー、有馬さん強いわ」

妹「次は私がやりますわ」

妹「クリアしましたー」

兄「ありえん・・・ノーミスだと・・・!?」

兄「妹、ブランチは何がいい?」

妹「そうですね、ラーメンがいいです」

兄「うし、ちょっと遠くのラーメン屋いこか」

妹「私とんこつがいいです」

兄「しかしお前食って寝る生活なのに太らないよな」

妹「まあ夜中にちょっと『運動』してますから」

兄「よし、どんな運動かは聞かないでおこう」

読書感想文とか誰がどう得するんだ

ラーメン北斗神拳
兄「とんこつの『お前はもう、死んでいる』ふたつ」

妹「あ、ついでにアミバチャーハン」

店員「かしこまりやしたぁー」

兄「しかしまぁ、お前等もいるとは思わなんだ
なぁ、姉貴」

姉「そうだな。弟、兄が奢ってくれるってさ」

弟「あ、すいません。ジャギ餃子二つ追加で」

兄「おい、会話のキャッチボールしろよ。
というか奢るなんて一言もいってねぇ」

姉「さてと、ショッピングモールにでも行くか」

弟「じゃあ本屋行こう本屋」

兄「結局お前等の分も奢ってやったんだ。俺にも本の一冊や二冊買ってもいいよな?」

姉「しょうがねーな。二千円以内な」

妹「お姉さま、私にも」

姉「何が欲しいの?何でも言って」

妹「近親モノのエr」

兄「さーて、本屋にある喫茶店の割引券持ってるからさっさと行こうか」

本屋スタンド・バイ・ミー

弟「姉ちゃん、俺これ」
B・エンヤ作 両手ともに右手の男

姉「推理小説ね。読み終わったら私にも読ませてね」

兄「じゃあこれ」
掘馬作 コンビ論

姉「アンタはまたマニアックなもん選ぶな」

妹「じゃあ私はこれで」
J-K作 ヒトデの全て

姉「(・・・どうコメントしよう・・・)」

喫茶店 ハーヴェスト
姉「なに飲む?私は抹茶ラテ」

弟「姉ちゃんと同じの」

姉「イェアッ!」

弟「イェアッ!」

兄「ブレンド」

妹「白く濁った」

兄「カルピスな。すいませーん」

姉「夕飯なにが良い?」

兄「たまにはイタリアンがいいな」

弟「うーん、和食が良いかも」

妹「ウナギが良いです」

姉「ウナギかー。ちょっと高いけどまあ良いか」

兄「丑の日はとっくにすぎてるがな」

姉「細かいこと気にするから彼女ができないんだよ」

兄「ほっとけ」

スーパー新世界
姉「作戦の説明をする
いまから約五分後、夕方のタイムセールで魚介類と肉類が全品半額となる」

弟「下手すれば死人がでるね」

姉「そうだ。そして私たちは国産ウナギと明日の焼き肉用の肉を手に入れろ
いいか、これは戦争だ。各自、担当の区域でスタンバっておくように」

全員「「「ラジャー」」」

弟「俺と姉ちゃんは魚介コーナー」

兄「俺と妹は肉のコーナーだな」

アナウンス『えー、ただ今から30分、タイムサービスで肉、魚がなんと半額、半額でございます』

ワーッワーッ
おばちゃん「ウナギ取ったどー!」

姉「させるか!行け、弟ロケット!」ブンッ 

弟「ハイッ」バシッ

おばちゃん「それはウチのだぞっ!」

姉「そんなに大事なら予約でもしとくんだな!」

弟「タレと山椒持ってきたよ」

姉「よっしゃズラかろ」ダッ

おばちゃん「くそー!今日は鯖にするしかねぇ!!」ダンッ

兄妹サイド
兄「よし、妹、いつもの頼む」

妹「いつものって毎晩私が寝ているお兄さまにしているフェ」

兄「最近朝勃ちがこないと思ったらお前か
そうじゃなくてアレだよ」

妹「あぁアレですか。もう、はっきり言わないから何かと思ってしまったじゃないですか」

兄「こっちとしてはなぜお前がいいうことを口走ったのかが不思議でたまらないがな」

妹「では、『足払い』!」スパンッ

おばちゃん達『グハァッ』

兄「妹の足払いは弁慶の泣き所にピンポイントでクリーンヒットするんだよ」ナムサン

妹「」

アザシター

姉「よーし、早速帰ってうな丼つくるぞー」

兄「米足りるかな」

弟「そんなこともあろうかとサトウのご飯」

妹「楽しみですわー」



姉「ただいまんだらけ」

泥棒「あ」

兄「」

妹「泥棒ですのー」

三分後

泥棒「マジすんませんでした」ドゲザ

姉「これで全部か?」

弟「ジャンプしてみろホラ」

泥棒「え?こ、こうですか?」ピョン チャリン

二分後

弟「全部で572円か」

泥棒「ハイ、それが私の全財産です。それで勘弁してください」

兄「妹ー、先に食っとこうぜ」

妹「お姉さま達を待つですのー」

七分後
兄「あ、終わった?」

姉「うん、通報はしないでおいたけど生まれてきたことを後悔はさせたわ」

弟「帰るときは身も心もクールビズになってたよね」

姉「ウチに泥棒しに入るのが悪いのよ」

妹「後ろ姿がとても惨めでしたねー」

兄「さぁさ、夕飯食うぞ」

全員「「「いただきます」」」


泥棒「母ちゃん、俺、まじめに働くよ」
そうつぶやく泥棒の服はスクール水着のようにカットされていた

兄「風呂入るぞー」

弟「あ!そのサイコウソク俺の!」

姉「勝てばよかろうなのだあああ!!」

妹「行きますよお兄さま」

兄「おう、お前が先に入るのか」

妹「お背中流しますよ」

兄「ごめんシティトライアルの結果が気になるから」

姉「あぁ!それ私のパーツ!!」

弟「勝てばよかろうなのだあああああ!!」

兄「はぁー」カポーン

妹「フフフ、お兄さま、待ってましたよ」ザパッ

兄「ハイハイ百数えて出ろよ」

妹「いーち、にー、サンフランシスコ、いつしか夢中になったーハニーに口づけときめいた」

兄「それを10セットだ」

兄「あがった」

妹「のぼせましたのー」

弟「じゃあ俺からはいるわ」

姉「待って!せめて、せめてもう一戦だけ!」

兄「敗因は?」

姉「ハイドラは卑怯だろ・・・」

兄「世の中にはライトでハイドラを倒す猛者がいるんだよ」

弟「ふぅー」

姉「賢者タイム?」

弟「断じて違う」

弟「そしてなぜ入っている」

姉「次は負けねーぞ!」

弟「じゃあ俺はライト縛りでやってやるから」

姉「(よし!これで私が負けることはない!)」

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