妹「そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ!」(602)

1日目


男「……ふっ……はっ……」 パンパンッ

男「……うっ……イクよ、女ちゃんッ!」 パンパンパンパンッ

男「あッ……!」 ドピュッ ドクドク

男「……」

男「ふぅ……満足、満足」


ガチャッ

妹「お兄ちゃん、晩ご飯出来たよー」

妹「って、あぁっ!! また毛布を相手に腰振ってたのっ!?」

男「今日も大量に中出ししてやったぞ」 ニコッ

妹「このバカっ! もぉ、洗濯するこっちの身にもなってよ!」


男「オレも漢だ。 セックスの練習ぐらい大目に見てやってくれないか」

妹「気持ち悪っ! そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ!」

男「くるめた布団ってなんだか尻みたいでそそるだろ? バックのスキルを磨くには丁度良い」

妹「そんなおっきくてモサモサしたお尻があるかっ!」

男「ほう。 じゃあ尻とは本来どうあるべきなのか」

妹「えっとね、もっとぽよっとしててぷりぷり……って、変な事言わせないでよ!」 ///


男「ふーん。 ぽよっとしててぷりぷり、ねぇ……」 チラッ チラッ

妹「……どこ見てんの」

男「尻」

妹「変態」

男「試しに触らせてくれ」

妹「死ねっ」

男「オレは真実を知りたい」

妹「あーっ、もう! さっさと毛布を洗濯に出して! 晩ご飯冷めちゃうよ!?」

男「頼む! もう二度と毛布で変態行為なんてしないって約束するから!」


妹「……本当に?」

男「あぁ」

妹「……」 ハァ…

妹「いいよ、触っても……。 そ、そのかわり、絶対に約束は守ってよね!?」 ///

男「もちろん! では、さっそく……」

ムニュッ

妹「……んっ……」

男「……」 ムニュッ ムニュッ

妹「……んんっ……!」 ビクッ

男「……」ムニュッ ムニュッ


男「違う」 ピタッ

妹「……は?」

男「オレはズボンの感触なんて知ってる。 危うく騙されるところだったぜ」

妹「はぁっ!?」

男「これでは真実には辿り着けない」

妹「……」 プルプル

男「さぁ、下を脱ぐんだ。 迷えるお兄ちゃんの為に真実を示してくれ! そして、その先にある答えを……いや、とにかく生尻を掴みたい!」

ドカッ!

男「」 ドサッ

妹「一生さ迷ってろバカっ! 」 タッタッタッ


1日目 終

2日目


男「……はぁ……はぁ……」 ギシッ ギシッ

男「……あッ……女ちゃん……もうだめッ……」 ギシッ ギシッ

男「くぅッ……出るッ……!」 ドピュッ ドクドク

男「……」

男「ふぅ……我ながらナイスフィニッシュ」


ガチャ

妹「お兄ちゃん、晩ご飯できたよー」

妹「って……何してるの……?」

男「何って、ビンビンにフル勃起した息子を枕で挟んで擬似パイz──」

妹「あぁあああもういいっ! 妹とはいえ、女の子の前で卑猥な説明すんな! ……ホンット信じらんないっ」 ///


男「おいおい、お前が聞いてきたんだろ」

妹「うっさい! そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ!」

男「いやぁ、浪漫を感じる至福の時間だった……。 おっぱいには夢が詰まってるな。 改めて、そう実感したよ」 ニコッ

妹「きもっ。 ていうか、それただの枕じゃん。 そんなの全然おっぱいじゃないし」

男「ほう。 では、おっぱいとは本来どうあるべきなのか」

妹「うーんとね、もっとこう……フワッとしてムニュッと柔らかい──って、何言わせてるのよっ!」 ///

男「ふーん。 フワッとしてムニュッと柔らかい、ねぇ……」 チラッ チラッ

妹「!」 /// バッ

妹「……胸、見てるでしょ?」

男「うん」

妹「変態」

男「枕より柔らかい?」

妹「あ、当たり前……じゃ、なくて死ねっ!」 ///

男「……」


男「……」 フゥ……

妹「……お兄ちゃん? どうしたの、急に真剣な顔して……」

男「妹……あのな」

妹「う、うん」

男「実は……お兄ちゃんにも夢があるんだ」

妹「え?」

男「おっぱいを揉みたいという大きな夢が」

妹「……」

男「頼む……お前のおっぱいを揉ませてくれっ……! お兄ちゃんの夢を叶えてやってくれ!」

妹「お兄ちゃん……」


ドカッ!

男「」 ドサッ

妹「枕カバーはちゃんと洗濯に出しててね。 私、先にご飯食べてるから」 テクテク


2日目 終

3日目


男「……はっ……はッ……」 パンパンッ

男「……オラッ……中に出すぞ……!」 パンパンパンパンッ

男「女ッ……あぁッ!」 ドピュッ ドクドク

男「……」

男「ふぅ……たまにはサディスティックな腰振りも悪くないな」


ガチャ

妹「お兄ちゃん、晩ご飯出来たよー」

妹「って、あぁあああっ!? また毛布に変な事してる!!」

男「しっかり中出しを決めてやったぞ」 ニコッ


妹「いい加減にしてよっ!」

男「だな。 そろそろ妊娠してもおかしくない」

妹「そういう問題じゃないっ! つーか毛布が妊娠なんてするかバカっ!」

男「うん」

妹「洗濯するの大変なんだよ!?」

男「すまん」

妹「だいたい、この前の約束はどうしたのよ!? 二度と毛布で変態行為はしないって言ったじゃない!」

男「だって……」

妹「なに!?」

男「オレは生尻を触っていない」

妹「……はぁっ!?」///


男「契約は不成立だったのさ」

妹「意味わかんないっ!」

男「お兄ちゃんを止めたいなら生尻を出せ。 全てはそれからだ」

妹「最ッ低……そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ!」

男「出すのか? 出さないのか?」

妹「出すわけないでしょ! 頭大丈夫!?」


男「そうか……。 ならば、これからも永遠に毛布は犯され続けるだろう。 それでいいならオレは構わない」

妹「くっ……!」 ギリッ

男「さぁ毛布よ、二回戦といこうか」 ガシッ

妹「……待って」

男「時すでに遅し」 グイッ

妹「出す」 ボソッ

男「ほう? 今、なんと──」

妹「だ……出すって言ってんのよ! 毛布から離れなさいっ!」 ///

男「ククッ、良い子だ」 ニヤリ


妹「……」 ///

男「はよ」

妹「うぅ……」 ///

男「はよ」

妹「うるさいっ! ズボン脱ぐから後ろ向いててよっ!」 ///

男「はい」 クルッ

妹「……」 /// スルスル


妹「……ほら、これでいいんでしょ?」 ///

男「お、どれどれ」 クルッ

妹「……」 /// ハァ

男「……パンツは?」

妹「そこまで脱げるわけないでしょっ!?」 ///

男「チッ……まぁ、仕方ないか」


男「じゃ、中に手入れて触るからな」

妹「も、もう何でもイイから早くしてよ!! こっちは恥ずかしいんだからっ!!」 ///

男「よしっ……」 ゴクリッ

サワサワ

妹「……んっ」 ピクッ

男(こ、これは!?) ムニュッ ムニュッ

妹「…ん"んっ……」 ビクッ

男(なんて揉み心地だ……) ムニュッ ムニュッ

妹「……ひぁっ……ちょ、ちょっと……!」 ビクッ ビクッ

男(あー……これはヤバいな……) ムニュムニュッ

妹「……お、お兄……ちゃん…… いつまで揉んで……んっ……!」 ビクンッ


男(妹よ……お兄ちゃん、もう我慢の限界だ……) ハァハァ

男(……少し……少しだけ息子をこすりつけてみよう) ピタッ

妹「──きゃあああッ!?」 ビクッ

男「わ、悪い! 度が過ぎたな……」

妹「……」 プルプル

男「う、うんっ! 確かにぽよっとしててぷりぷりな感触だった! 真実はいつも一つ!」 アハハ

妹「……バカ」 プルプル

男「さ、あとは煮るなり焼くなりフルボッコにするなり好きにしてくれ! ……ほら、来いっ!」

妹「…………お"兄ち"ゃんのバカっ! もう"死んじゃえ"っ!!!」 タッタッタッ

男「あ……」


男「……泣いてた……?」


3日目 終


4日目


男「……じゃ、仕事行ってくるから」

妹「……」

男「お前も学校、遅刻しないようにな……」

妹「……」


その日の朝、妹は一言も口をきいてくれなかった。

職場

男「……」 カタカタ カタカタ

男(当然だよな……) カタカタ カタカタ

男(ありゃ相当怒ってる……間違いない) カタカタ カタカタ

男(……ハァ……あとでメールを送っておくか……) カタカタ カタカタ

同僚「──ぷっ」 クスッ

男「ん? なんだよ、急に吹き出して」

同僚「いや……お前、画面見てみろよ……」 クスクス

男「え?」 チラッ

『昨日はごめんな。 もう、絶対にあんな事しないかr』

男「おわっ!?」/// カチカチッ

同僚「わっはっはっ! 取引先に彼女への謝罪文でも送るつもりだったのか!?」 ゲラゲラ

男「……」

同僚「ま、何があったのか知らねぇけどよ、あんまりボーッとして仕事すんなよな」 ポンポンッ

男「……あぁ、サンキュ」 ハァ……

昼休み


男「……」 ポチポチッ

『男: 昨日はごめんな。 もう、絶対にあんな事しないから』 ポチポチッ

男「送信……っと」 ピッ

男「……」



男(つまらない事で泣かせてどうすんだよ……)


男(もう、二度と悲しい涙なんて流させない……オレはそう誓っていたはずなのに──)


ピロピロピロ♪

男「おっと、早いな」 ピッ

『妹: プリン三つね』

男「……」

男「給料日なめんな」 クスッ

男「了解、っと」 ポチポチ

自宅


男「ただいまー」 ガチャ

妹「……」 ピクッ

男「あの……昨日は本当に悪かったな」

妹「……プリンは?」

男「ほれ」 ガサッ

妹「あれ?……四つ?」 ガサガサ

男「給料日」 ニコッ


妹「……」 クスッ

妹「しょうがないなぁ、もう……。 お礼に許してあげるっ」 ギュッ

男「ありがとう……」 ギュッ

妹「お風呂、沸いてるよ」

男「一緒に入るか?」

妹「ばーか」 クスクス


4日間 終

>>26
×4日間

○4日目

5日目


男「ごちそうさま」 カチャン

妹「食器は浸けといてね」

男「はいよ」 テクテク

妹「ふんふんふーん♪」 ガチャ

男「ん? まだなんか食うの?」

妹「えへへ、食後のデザートっ♪」 コトッ

男「プリンか。 あんまり食い過ぎると太るぞ」

妹「うっさい! プリンは別腹なのっ! これ女の子の常識!」

男「ふーん……」


妹「はむっ」 パクッ

男「……」 ジー

妹「おいしー♪」 モクモク

男「……」 ジー

妹「……なに見てんの」

男「いや、なんかさ、プルプルした物ってオレの股間をうずうずさせるんだよ」 ジー

妹「きもっ」 パクッ モクモク

男「プリンって名前の響きもそそる」 ウズウズ

妹「そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ」 モクモク


男「……」 ジー

妹「……あのさ、視線が半端なく気持ち悪いからどっか行って」 パクッ

男「今、オレの脳内で熱い異種格闘技戦が行われている」

妹「は?」 モクモク

男「プリンVS女の子の唇、真に柔らかいのは果たしてどっちかマッチ」

妹「……」 クスッ

男「何故、笑うか」

妹「プリンに決まってるじゃん」 クスクス

男「触り比べないとわからないさ。 判定はオレが下す」

妹「ただ単に触りたいだけでしょ、変態」 モクモク

男「うむ。 では、まず妹選手の唇を堪能します」 テクテク


妹「……」 パクッ モクモク

男「……」

妹「……で、まだ?」 モクモク

男「え、マジで触るよ?」

妹「唇くらいなら別にいいよ。 はよ」

男「ハハッ! お兄ちゃん、今かなりテンション上がってきた!」 ムクムク


男「どれどれ……」 ツンツン

妹「……」

男(やば……超柔らかい……。) フニフニ

妹「むー」

男「ハァ……」 フニフニ

妹「ふにゅー」

男「ハァハァ……!」 フニフニ

妹「…………お兄ちゃん」

男「ハァハァハァハァ……!」 フニフニ

妹「お兄ちゃんってば!!!」

男「──はッ!?」 ビクッ

妹「息荒すぎ……もんのすごい気持ち悪い」

男「……」 ウズウズ


男「妹……」 ゴクリッ

妹「なに?」

男「ごめんッ! もう我慢出来ないッ!!」 ガバッ

妹「きゃああああああッ!!!」 ブンッ

バキィイイイッ!


男「」 ドサッ……

妹「…………1、2、3、4、5、6、7、8、9」

男「」 ピクピク

妹「10っ! ……はい、私の勝ちっ♪」

勝者 妹
右ストレート KO勝ち


5日目 終

6日目


テレビ『いよいよラストステージ! クイズ・ミリオンゲッター、番組史上初の100万円獲得となるかッ!?』 ワーッ

男「……」 ゴクリッ

妹「……」 ゴクリッ

テレビ『さぁ、挑戦者よッ! 答えは何番ッ!?』

妹「2番!」

男「いや、3だろ」

妹「絶対2っ! だって、この問題知ってるもん」 ニヤニヤ

男「嘘つけ」

テレビ『挑戦者が選んだ答えは……3 番 だ ッ !』

男「ほらね。 はい、お前の負け」

妹「バーカ、勝手に決めないでよ」 クスクス

テレビ『正解は………… C M の 後 ッ!』 ワーッ

男「うわっ、うぜぇえええ」


妹「あーあ、あの人もったいないなぁ。 2番だって言ってるのに」

男「その自信はどこから湧き出てるんだよ」

妹「だーかーらーっ! さっきの問題知ってるんだって!」

男「ふーん……」



妹(……あっ、 良いこと思いついた♪) ニヤリ


妹「じゃあさ、もし私が正解だったら極上デリシャスプリン奢ってくれる?」 ニヤニヤ

男「いいよ。 どうせハッタリだろうし」

妹「ふっふーん♪ 決まりねっ!」 クスクス

男「もし、オレが正解だったらお前はどうする?」

妹「うーんとね、そうだなぁ──」

男「おっぱい揉んでいいわよっ(裏声)」

妹「は?」

男「おっぱい揉んでいいわよっ(裏声)」

男「OK、わかった。 それでいこう」

妹「はぁッ!? なによそれっ! 勝手に決めるなっ!」///


男「あれ? 自信無いの?」

妹「……あるっ!」 ///

男「ククッ。 なら、いいじゃないか」 ニヤリ

妹「この変態っ! クズッ! 」///

妹「そんなんだからいつまでたっても童貞なのよっ!」 ///

男「おっ、始まるぞ!」

妹「!」 ドキッ


男(……ま、プリンの一つぐらいなら痛くもかゆくもないか) フゥ……



テレビ『正解は………… 3 番 ッ! おめでとうッ! 100万円獲得だァアアアッ!』 ワーッ!



妹「──え?」

男「!?」 ガタッ!

妹「ウソ……」 ヘナヘナ

男「フヒッ……」 クスッ

妹「……なん……で……」 ガクッ

男「フヒィイイイイイイイイイッ!!!」 ゲラゲラ


男(うぉおおおおおッ!? これは思わぬ大金星ッ!!!) ムクムク


妹「わ……私、明日も早いしそろそろ寝──」 ガシッ

男「逃げるな」 グググッ

妹「くぅっ……!」 ///

男「おっぱい」

妹「……」 ///

男「お っ ぱ い」

妹「……わ、わかったわよッ! ほら、さっさと揉めばいいじゃないっ!」 ///


男「生乳を揉みたいのでシャツを脱いでください」

妹「イヤっ! 死んでもイヤっ!」 ///

男「チッ、仕方ない。 今日は着衣で許してやる」

妹「"今日は"ってなによっ……! あぁ、もういいからさっさと終わらせてっ! 」 ///

男「では……」 スッ

妹「言っとくけど、一揉みだけだからねっ!?」 ///

ムニュッ

妹「……ぁ……」 ビクッ

男(これが……これがおっぱい……) ムニュッ ムニュッ


妹「……いやっ……ぁ……!」 ビクッ

ムニュムニュ ……コリッ

妹「──ひゃあッ!?」 ビクンッ

男(今のって……まさか!?) コリッ

妹「そ、そこは……だめぇっ……!」 ビクンッ ビクンッ

男「ブラ……してないのか?」 モニュ ムニュ コリッ

妹「……んっ……ぁ"ああッ……!」 ガクンッ

男「お、おい! 大丈夫か!?」 ガシッ

妹「……はぁ……はぁ……」 ピクッ ピクンッ

男「ごめん……もう、やめるから……」 ギュッ

妹「……最っ低……」 ハァハァ

男「極上デリシャスプリン……二つな」 ナデナデ

妹「……三つだよ……バカっ……!」 ハァハァ


6日目 終

レスありがとうございました!

さぁスリーサイズと身長をかいてくらさい
おつ

>>48
男が社会人で、妹は高校生っていう設定しか考えてなかったですw
見た目やスタイルはお好みで想像してもらえると嬉しいです。

7日目


妹の部屋


妹「z z z… 」 スヤスヤ

……ぁ……ぃゃ……

妹「ん」 ピクッ

……だめっ……イッちゃう!…んぁあああッ!

妹「……うるさい」

……イクゥウウウッ……!

妹「ハァ……あのバカっ……!」/// ムクッ

テクテク

男の部屋


テレビ『あんっ…いやッ……あッ…ぁあああッ!』 パンパンパンパンッ

男「はっ……はっ……」 シコシコ

ガチャ

妹「お兄ちゃんッ!」

男「やべ……イキそっ……!」 シコシコシコシコ

妹「お 兄 ち ゃ ん ッ !!!」

男「──わっ!?」 ビクッ


男「お、おはよう!」 ニッコリ

妹「大音量でエッチなDVD見るなぁあああッ!!!」 ///

男「すまんすまん」 ピッ

妹「ったく、もうっ! 朝っぱらから何してんのよ……」

男「同僚から借りてた名作集を消化してたんだ。 今日は思う存分、息子と戯れるぞっ!」 ニコニコ

妹「バッカみたい。 せっかくの休日なんだからさぁ、もっと有意義に過ごせばいいのに」

男「この幸せを無意義と申すか」

妹「きもっ。 きもきもっ! そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ!」

昼食

男「ハァ……」 パクパク モグモグ

妹「どしたの? なんかすっごい疲れた顔してる」

男「序盤から飛ばし過ぎた……」 モグモグ

妹「え?」 パクパク

男「ドピュッ……ドピュドピュッ!」

妹「あーもう、死ねっ」

男「あと半日も残ってるっつーのに……」

妹「……」


妹「……あのさ、お兄ちゃん」

男「ん?」

妹「…………ううん。 やっぱ、なんでもない」

男「おいおい、もったいぶるなよ」

妹「ごめん……」

妹「──あっ、私ご飯食べたら友ちゃんと遊びに行ってくるから」

男「おう。 気をつけてな」 モグモグ


男「……ごちそうさま! さってと、続き続き♪」 タッタッタッ

妹「……」 ハァ……

ファミレス


友「……」

妹「はぁ……はぁ……」 タッタッタッ

友「おっ、来た来た。 おーい、妹っちーっ!」 クスッ

妹「ごめーん友ちゃんっ! 待った!?」 ハァハァ

友「ううん、ウチも今来たトコ♪」

妹「はぁあああ、良かった……」 フウ……

友「ドリンクバー注文しといたよ。 飲み物、取りに行こっか」 ニコニコ

妹「ありがとー! 行こ行こっ!」 ニコニコ



ワイワイ ガヤガヤ……



友「あっ、そうそう妹っち! この画像見てよ!」 スッ

妹「え? ……わぁっ、可愛いぃいいいっ!」 ウットリ

友「ウチの兄貴の子、産まれたの!」 ニコニコ

妹「おめでとー♪ おとこの子……かな?」

友「うん!」

妹「そっかぁ……。 友ちゃんのお兄さんイケメンだから将来有望だね」 クスッ

友「そっかなぁ? んじゃ、おっきくなったら紹介しよっか?」 ニヤニヤ

妹「よろしくっ」 クスクス


友「ねぇねぇ、妹っちの兄貴もウチのと同い年だったよね?」

妹「うん」

友「やっぱそろそろ結婚とか考えてる感じ?」 ニヤニヤ

妹(うっ……!) ドキッ

妹「う、うーん。 どうだろうねー」 アハハ……


妹(結婚どころか彼女すらいた事がない童貞だなんて……さすがにカッコ悪過ぎて言えない……) アハハハハ……


友「ウチらもなんだかんだで長い付き合いだけどさー、いまだに妹っちの兄貴って見た事無いんだよね」

妹「え、そうだっけ?」

友「うん。 めっちゃ気になるんだけど! ……カッコ良いの?」 ニヤニヤ

妹「うぐッ ……も、もちろん!」 ドキドキ

友「よしっ! じゃあ、今度ウチに紹介してね」 クスクス

妹「あは……あはははは……」ドキドキ




妹「ただいまー」 ガチャ

……あんッ!…だめぇえええ…いっちゃうッ…いくぅううう!

妹「!?」 ビクッ

妹「…………呆れた」 ハァ……

妹「正直に言えば良かった……。 大音量で一日中AV鑑賞してる情けない童貞だ、って」




妹「……もう……我慢できないよ……」 ブルブル


7日目 終

8日目


男「……はっ……ふっ……」 シコシコ

男「……ちょ……女ちゃん、締め付け過ぎッ……!」 シコシコシコシコッ

ガチャ

妹「……」 ハァ…

男「あああッ……いくぅうううううッ!」 ドピュッ ドクドク

妹「うるさい」

男「ふぅ……って、いつの間に!?」 ビクッ

妹「ご飯」 バタン

男「あ、あぁ……今行く」 テクテク

リビング

男「なぁ……部屋に入る時はノックぐらいしろよ」

妹「……」

男「お前も見たくないだろ? お兄ちゃんのカッコ悪い姿は」 クスクス

妹「自覚してるんだね」

男「ぬ……」

妹「……」 ハァ…

男「あの……妹さん? 怒ってらっしゃる?」


妹「ねぇ、お兄ちゃん」

男「はい」

妹「そろそろハッキリ言わなきゃって思ってたんだけど」

男「うん」

妹「今のお兄ちゃん……大っ嫌い」

男「──え?」 チクッ

妹「暇さえあればいっつもエッチな事ばかりしてさ……正直、ウンザリしてるの」


男「そ、そりゃお前、オレは漢だ。 漢=変態だ。 ナチュラルでスタンダードな変態だ」

妹「あのさ、私、真剣に話してるんだけど」

男「……」

妹「このままでいいの? お兄ちゃん……」

男「……なにが?」

妹「ッ!!」 イラッ

妹「カッコ悪いままでいいのッ!?」 バンッ!

男「……」


妹「はぁ……」 スタッ

男「妹……」

妹「……」 スルスル

男「お、おい!?」

妹「全部、脱ぐから……」 スルスル

男「……は!? ちょ、待てよ!」

妹「女の子の裸……見たいよね? 触りたいんだよね?」 ヌギヌギ


妹「今夜だけ……私の事、お兄ちゃんの好きにしていいから」

男「!?」

妹「いつも毛布にしてたように、めちゃくちゃにしていいから」 ヌギヌギ

男「……」

妹「だけど、約束して……。 それでスッキリしたら、もう二度とカッコ悪いところは見せないって」

男「……」 ブルブル

妹「ほら、私を見て……お兄ちゃ──」

男「妹っ!」 ガバッ

妹「!」


男「ごめんな……」 ギュウッ

妹「……え?」

男「ずっと……ずっと、お兄ちゃんの事を考えてくれてたんだな……。 こんなになるまで……嫌な気持ちを溜め込んで……」

男「なのに……オレはッ……!」 ギュウウウッ

妹「……」

男「……くそッ……くそぉおおおッ……!」 ポロポロ

妹「お兄……ちゃん……?」


その後もしばらく、お兄ちゃんは私を抱き締めたまま泣き続けていた。

まるで……"あの日" のように……。


8日目 終


9日目


あれから一週間が経った。



男「……」 ボーッ

ガチャ

妹「お兄ちゃん、ご飯出来たよ」

男「うん……」 ボーッ

妹「お兄ちゃんってばー! ご は ん っ!」

男「お、おう」 テクテク

リビング

妹「今日ね、お兄ちゃんの大好きなハンバーグっ!」

男「お、うまそー!」

妹「えへへ」 ニコニコ

男「いつもありがとな。 いただきまーす」

妹「召し上がれっ♪」

男「……」 パクパク モグモグ

妹「……どう?」

男「うまっ」 モグモグ

妹「でしょでしょ!? これが私の真の実力だーっ!」 ブイッ

男「ははっ……」 クスッ

妹「……」


男「ごちそうさま」 カチャン

妹「あ、私が片付けるからいいよ。 お兄ちゃんはゆっくりしてて」

男「サンキュ」

妹「……」 カチャン カチャン

男「ふぅ、食った食った……」 カチッ カチッ シュボッ!

妹「へっ!?」 ピクッ

男「……」 スパー

妹「お、お兄ちゃん! いつの間にタバコ始めたの!?」

男「うん。 お兄ちゃんも趣味の一つくらい持とうと思ってさ」

妹「……それ、趣味って言わないよ」

男「ははは……」

妹「あんまり吸い過ぎないようにね……。 体に良くないし……」

男「わかってる」

男「……」 ボーッ

妹「……」


ジャー…… キュッ キュッ

妹「洗い物完了、っと」 フキフキ

男「……」 ボーッ

妹「おっにいちゃんっ♪」 テクテク

男「おーう……」 ボーッ

妹「一緒にテレビ見よ?」 チョコン

男「おーう……」 ボーッ


妹「……最近、ボーっとしてるよね」

男「そうか?」

妹「うん……」

男「気のせいだろ」 クスッ

妹「……好きな人でも出来た?」 ニヤニヤ

男「まさか」 ハハハ…


妹(お兄ちゃん、無理して笑ってる……)

妹(作り笑いなんて簡単にわかっちゃうよ……。 今まで、ずーっと一緒にいたんだもん……)

………

男「さ、風呂も入ったし寝るか」

妹「え? 早くない?」

男「起きてても暇だしな」

妹「……とか言って、部屋でこっそりエッチな本でも見るんでしょ?」 ニヤニヤ

男「ねーよ」 ハハハ…

妹「……」

男「じゃ、おやすみ。 寝る時は火の元と戸締まりの確認、よろしくな」

妹「う、うん……。 おやすみ……」


妹「……」

妹(まるで別人だ……)


妹(……これで良かったのよね?)

妹(うん、私は間違ってないっ。 カッコ悪いお兄ちゃんとはサヨナラ出来たんだから!)


妹(……でも……なんだろう……)

妹(心にぽっかり穴があいたような……この感じ……)



9日目 終


妹「……」

妹(まるで別人だ……)


妹(……これで良かったのよね?)

妹(うん、私は間違ってないっ。 カッコ悪いお兄ちゃんとはサヨナラ出来たんだから!)


妹(でも……なんだろう……)

妹(心にぽっかり穴があいたような……この感じ……)


9日目 終

すいません、ミスりました……

レスありがとうございます


10日目


男「ただいまー」 ガチャ

妹「おかえりー。 今日も一日お疲れさま!」 ニコッ

男「ふぅ……」 カチッ カチッ シュボッ!

妹「晩ご飯、もう少し待っててね」 トントントン

男「うん」 スパー


男「……あれ?」 チラッ

妹「んー? どうしたの?」 トントントン

男「珍しいな。 家ん中でスカートはいてるなんて」

妹「え……あ、あぁ、まぁねっ」 /// ドキッ

男「……」 スパー

妹「うーん、ちょっと短か過ぎかなー?」 /// ヒラッ ヒラッ

男「……」 ボーッ

妹「あ、やばっ、これ見えちゃうかもっ!」 /// ヒラッ ヒラッ

男「……」 ボーッ

妹「……なんちゃって」 トントントン…

妹(馬鹿じゃないの、私。 なにやってんだろ……) トントントン…

………

男「ごちそうさま」 カチャ

妹「はーい」 カチャン カチャン

男「風呂、沸いてる?」

妹「うん。 お先にどーぞっ」

男「悪いな」 テクテク

妹「背中、流してあげよっか?」 ///

男「なに言ってんだ」 ハハハ…

妹「……冗談に決まってるでしょ」 アハハ…


妹(……今日の私、なんか変……)

妹(しっかりするのだっ、妹よ!) パンパンッ

………

男「んぐ、んぐ」 ゴクッ ゴクッ

男「……くぅうううッ! やっぱ風呂上がりのコーラは格別や!」

妹「私の分も残しててね! じゃ、お風呂入ってくるから」

男「おう。 お兄ちゃん、先に寝てるからな」

妹「……うん。 おやすみ」

風呂

妹「……」 ブクブクブクブク

妹(お兄ちゃん……何一つエッチな反応してくれなかったなぁ……)

妹「──じゃ、なくてッ!」 /// ザバァッ

妹「……」 ハァ…


妹(あれが私の求めていた "お兄ちゃん" ……)

妹(だったら……もっと喜んでいいはずなのに……)

妹(日に日に胸が苦しくなって……寂しさが増すばかり……)

妹「……お兄ちゃん」 ブルブル


男の部屋

男 「……」 ボーッ

男「……寝よ」 カチッ カチッ

男「……」

ガチャ…

男(ん?)

「お邪魔しまーす…」モソモソ モソモソ…

男(うわっ…すっげー良い匂い……) クンクン


男「──って、妹ッ!? ここ、お兄ちゃんのベッドだぞ!?」 ビクッ

妹「知ってる」 モソモソ

男「お、おいっ!?」

妹「ん」 ギュウッ

男「ッ!? おまっ……裸!?」 ドキドキ

妹「大正解」 ギュウッ

男「待て待て! 一体、どういうつもりだっ!?」 ドキドキ

妹「ねぇ、お兄ちゃん」 ギュウッ

男「……なに」 ドキドキ


妹「えっち、しよ?」


男「………」

妹「返事…してよ……」 ギュウッ

妹「いっぱいエッチな事してよっ!」 ギュウウウ

男「……」

妹「…私ね…怖くなったの……」

妹「お兄ちゃんがどんどん遠くに離れていってる感じがして…寂しくて…このまま一人になっちゃうんじゃないか、って……」 ブルブル

男「妹……」

妹「…ごめんね…今になってすごく後悔してるんだ……。 私…やっぱり理想のお兄ちゃんより、今まで通りのお兄ちゃんが好き……」 ギュウッ

男「……」 クスッ

妹「?」


男「理想のお兄ちゃん、か……」

妹「……」

男「さり気なくスカートの中を覗く事に関しては、オレの右に出るものはいない」

妹「…へっ!?」

男「ピンクのおパンツ、ごちそうさまでした」

妹「み……見てたのっ!?」 ///

男「ずーっと、な。 どうだ、これでも理想のお兄ちゃんか?」

妹「…最っ低」 /// クスッ


男「ごめんな。 結局、オレはカッコ悪いまま、なーんにも変わってない情けないお兄ちゃんだ」

妹「それでいいよ…。 そのままが、いい……」 ギュウッ

男「本当に良いのかぁ? また後悔しても知らないからな」 クスクス

妹「い、いいもんっ! でも、エッチなのはほどほどにしてよねっ!」 ///

男「いいえ、嫌です」 クスクス

妹「バカっ……!」 ///


男「ホント…可愛いな、お前は」 ギュウッ

妹「!」 ///

男「寒かったろ?」 ナデナデ

妹「……」 ///

男「お兄ちゃん…どこにも行かないよ。 ずっと、そばにいるからな……」 ギュウウウ

妹「うんっ……」///

男「さ、もう風邪引くぞ。 一緒にパジャマ取りに行こ。 毛布で包んでてあげるから」 モサモサ

妹「……」 ファサッ

男「電気は……っと」 スッ

妹「──待って」

男「え?」



妹「…そのまま…お兄ちゃんも脱いで……」 ドキドキ

男「えっ!?」 ドキッ

妹「えっと…お兄ちゃんには迷惑かけちゃったしさ……そ、その…お詫びとして……」

男「……」 ドキドキ

妹「私の為に一週間も我慢してくれた…ご褒美として……」

男「……」 ドキドキ

妹「…今夜だけ……ね?」 ドキドキ


男「妹……」 ドキドキ

男「それは、どっちのお兄ちゃんに言ってるんだ?」 ドキドキ

妹「……もちろん、カッコ悪いほうのお兄ちゃん」 ドキドキ

男「そっか……」 ヌギヌギ

男「じゃ、じゃあ遠慮しないからな?」 ヌギヌギ

妹「……」 コクッ


男「……」 ドクン ドクン

妹「えへへ…心臓の音、すごいね……」 ドクンドクン

男「お前こそ……」 ドクンドクン

妹「…痛いのだけは…やめてね…?」 ドクンドクン

男「……あぁ……わかってる……」 ドクンドクン


男「キス…してもいいか?」 ドクンドクン

妹「大事なファーストキスが私なんかでいいわけ?」 クスッ

男「ファーストキスは母さんだ」 ドクンドクン

妹「あはは、それズルいy──んぐッ!?」 ムチュッ

妹「…んっ…んんっ……」 ギュウッ

男(妹……ッ!) ギュウッ

妹「…ん"…んんんッ…!」 プルプル

男(うわっ…唇…とろけそう……) ギュウッ

妹「ん"んんんんんッ!」 プルプル

男「……!? ご、ごめんっ!」 バッ

妹「ぷはっ……! 長いよっ…バカ……」 /// ハァハァ


男(……妹の吐息…柔肌…甘い匂い……)


男(そして…兄妹という関係が生み出す心地良い罪悪感……) ムラムラ


男(もう、限界──) プツンッ

男「妹ッ!!!」 ガバッ

妹「きゃっ!」 ドサッ


ムニュ ムニュッ

妹「やぁっ…あぁんっ…!」 ビクッ

男「ハァ……ハァ……!」 グニュ ムニュッ ムニュ

妹「…お…お兄…ちゃっ……あぁッ…!」 ビクビクッ

男(この胸も…この尻も……今日だけはオレの物ッ……!) ムニュッ ムニュッ

妹「……だめっ…あッ……んあッ……!」 ビクビクッ

男「ハァ…ハァ……妹……ここ、触るぞ……」 クチュッ…

妹「──ひゃっ!?」 ビクッ

妹「…ごめん、お兄ちゃん……そこは我慢して……」 ハァ ハァ

男「わ、悪い…」


妹「あのね……毛布みたいに…してほしい……」 ハァハァ

男「え……?」

妹「お兄ちゃんのあそこ…私の体でスリスリして……」 ハァハァ

男「……」 ゴクリ

妹「それじゃ、ダメ…?」 ハァハァ

男「……良いに決まってる。 じゃ、四つん這いになってくれるか?」 ハァハァ

妹「…うん」 ゴロッ

男「お尻、突き出して……」 ハァハァ

妹「…んっ……こ、これで良い?」 /// クイッ

男「ハァ……ハァ……」 ガシッ


男「じゃ、いくぞ…」 ピタッ

妹「んっ…」 ピクッ

男「ゆっくり……動かすから」 スリッ スリッ

妹「…はぅっ……お兄ちゃんのあそこ…あったかいね……」 クスッ

男「ははっ……オレ…今までで…一番、興奮してる……っ!」 スリッスリッ

妹「…すごい……かっちかち……」 ピクッ

男「あー…ヤバい……お前の尻…ふわっふわで…超気持ち良いっ……!」 スリッ スリッ

妹「毛布とどっちが良い……?」 /// ハァハァ

男「…ハッ…ハッ……わかってて聞いてるだろ…ハァ……ハッ……」 スリッ スリッ スリッ

妹「……」 /// クスッ


男「ハァ……ハァ……」 スリッ… ヌチャッ ヌチャッ

妹「んっ……お兄ちゃん…なんかヌルヌルしてる……」ハァ ハァ

男「あぁ、がまん汁……」 ヌチャッ クチャ

妹「が、がまん汁!? プッ…なにそれ……」 クスッ

男「そういう汁が…ハァ…ハァ…あるんだよっ……!」 ヌチャッ ヌチャッ

妹「…がまん汁…がまん汁って……」 クスクス

男「ツボにハマってんじゃねーよ……ハッ……ハァ…ハァ……イキそっ……!」 ヌチャッ クチャッ

妹「ん…」 ハァハァ


男「少し…激しく振るぞっ…!」 ヌチャッ ヌチャッ ヌチャッ

妹「う、うんっ……!」 ハァハァ

男「あッ……あ"ぁあッ……いもう…とッ!」 ヌチャッ! プチュッ! ヌチュッ!

ギシギシギシッ……

妹「…あっ…んっ……すごっ…激しっ……!」ハァハァ ハァハァ

ギシギシギシッ!

男「尻…もっと突き出してッ……!!!」 プチュッ! ヌチャッ! パチュッ パチュ!

妹「…んっ……!」 ハァハァ ハァハァ

男「…あぁッ…良いッ…! 」 ヌチャッ! ヌチャッ! プチュッ プチュッ!

妹「お…お兄…ちゃっ……音…やらしいよぉ…っ」 ハァハァ ハァハァ

ギシギシギシギシギシギシッ!

男「あ…あ"ぁッ……イク……イクッ!!!」 ヌチャッ! ヌチュッ! ヌチャッ! ヌチャッ!

妹「……うんッ…… 出して…いっぱい出してぇええッ……!」 ハァハァ ハァハァ


男「う"ぁッ……!!!」 ドピュッ ビュルビュルッ!

妹「んんッ……」 ピクッ

男「ッ……!」 ドピユッ ドピュッ !

妹「……」 ハァハァ

男「……ハッ…ハッ…ハァ…」 ビュルッ ビュッ ビュッ

妹「……背中…ホカホカする…」 ハァハァ

男「ハッ…ハッ… 搾りたての精子だからな……ハッ……ハァ…」 ハァ ハァ

妹「やだっ……もう……」 ///

男「ハッ…ハァ……ふぅ……自分でも信じられないくらい…出た……」 ブルッ


妹「……満足した?」 クスッ

男「あぁ……こんなに気持ち良くて興奮したの…初めてかも……」 ハァハァ

妹「……」 ///

男「拭いてあげるから……電気つけるぞ」 スッ

妹「は、恥ずかしいって…」 ///

男「仕方ないだろ。 そのままうつ伏せになってろよ」 カチッ カチッ

妹「やっ……」 ///


男「──うぉっ! こ、これは…」 ドキッ

男(オレの精液でぐちゃぐちゃに汚された尻…そして、背中……) ドキドキ


男「……」 ムラムラ

妹「お、お兄ちゃんっ!? 早く拭いてよ! 恥ずかしいんだからっ……」 ///

男「……ごめん、もう一回だけ」 グイッ

妹「え…えぇえええっ!?」 ///

男「もっと…もっと妹…汚したいッ……!」 スリッ スリッ……ヌチャッ ヌチュッ!

妹「バカぁああああああッ!!!」 ///



ギシギシギシギシギシギシ…………

……



男「ハッ…ハッ…ハァ……もう…ムリ……」 ゼェゼェ…

妹「…ハァ…ハァ……出しすぎだよ……バカ………」 ハァハァ…

男「五回戦はさすがに…さすがにしんどい…な……」 ゼェゼェ…

妹「あーもうっ……ハァ…ハァ…お尻…ヒリヒリして痛い……」 ハァハァ…

男「ははは…オレの息子も同じ事言ってる……」 クスクスッ

妹「笑い事じゃないよ…ったく……! 明日、寝坊しても知らないんだからねっ……」 /// ハァハァ

男「あぁ…もうこんな時間か……」 ギュッ




男「妹…最後に…キス、したい……」 フキフキ

妹「だーめっ…もう時間切れです!」 クスッ

男「えー……」 フキフキ

妹「これ以上のキスも、今日の続きも…好きな人と結ばれてから味わってよね」 クスクス

男「……彼女なんて出来やしないよ」 フキフキ

妹「そんな弱気でどーすんのっ」 ツンツン

男「いや…だって、オレ……」 フキフキ

妹「頑張れば大丈夫だって! お兄ちゃん、カッコいいよー(棒読み)」 クスクスッ

男「あ、あぁ…サンキュ……」 フキフキ

妹「?」


妹「それじゃ、寝よっか」

男「うん。 あっ、パジャマ、一緒に──」

妹「いいよ、一人で大丈夫。 ……恥ずかしいから電気消して」 ///

男「……あぁ」 カチッ カチッ

妹「よしっ……」 /// モソモソ スタッ

男「足元、見えるか?」

妹「うん」 ソロ ソロ…


妹「……おやすみ、お兄ちゃん」

男「おやすみ。 …今日はありがとな」

妹「それは私の台詞っ。 じゃあね」 ニコッ

バタン…


次の日の夜


男「ただいまー」 ガチャッ

妹「おかえりー、お疲れ様♪」

男「ふひ…ふひひっ……」 ニヤニヤ

妹「どうしたの? 帰ってきて早々、気持ち悪い顔して」

男「同僚から新作借りてきた」 ガサガサッ

妹「……新作?」

男「『期待の新人・Gカップわがままボデ──」

妹「とうッ!」 ゲシッ ゲシッ

男「痛ッ…や、やめろっ! ローはやめろっ!」 ドカッ バキッ

妹「ったく…いくらなんでも切り替え早すぎでしょ……」 /// ハァ…


ちょっとエッチで…ううん、とてつもなく変態でカッコ悪くて──


男「あはは。 っと、見せかけてだな」 ゴトッ

妹「?」

男「袋ん中、見てみ」

妹「 ……はぁ!? なんで私がエッチなDVDを──」 ガサガサッ

妹「あれ? ……プリンだっ!」 パアッ

男「残念、お土産でした」 ニコニコ


でも、時折見せる優しさと、あったかい笑顔で私を安心させてくれる……


男「お礼にスカートはいてくれ」 ニヤニヤ

妹「きもっ! そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ!」 /// クスクスッ


これが、いつも通りのお兄ちゃん……

それが……私のお兄ちゃんっ♪

10日目 終

レスありがとうございました!

11日目



ワイワイ ガヤガヤ…






ママー……


ねぇ、ママってばー…






母『んー? どうしたの?』 ニコッ

妹『あれ、なぁに!? ぐるぐる回ってるー!』

母『あれはね、観覧車っていうの』

妹『かんらんしゃ…?』

母『そっ。 あの小さな箱の一つ一つが空までのぼって行くんだよー?』

妹『すごーいっ!! お星さま まで届くー!?』 ワクワク

母『もちろんっ! 願い事だって叶うんだからっ!』 クスクスッ

妹『えぇえええっ!!! ホントに!?』 ワクワク

父『お、おい、母さん…』 ポリポリ


妹『じゃあ、かんらんしゃ乗るーっ!!』

男『ばーか、次はジェットコースターに乗るんだよっ!』

妹『やだー!! かんらんしゃがいい!!!』 ジタバタ

母『ほらほら、ケンカしないのっ』 クスクスッ

父『時間はいっぱいあるんだ。 どっちも乗っていけばいいさ』 ナデナデ


男『先にジェットコースターね!』

妹『かんらんしゃっ!』

男『お前さー、ビビってるんだろ? 怖いから逃げてるんだろー?』 ニヤニヤ

妹『ち、ちがうもんっ!! お兄ちゃんのバカ!』/// ブンブン

男『いてっ! あはは、ごめんごめん!』 ポカッ ポカッ

母『ふふふ…』 クスクス

父『あははははっ!』 ケラケラ

ハハハハハ……








妹「zzz…」 ポロポロ

男「ただいまー」 ガチャ

妹「──!」 ハッ

男「なんだ、寝てたのか」

妹「…あ……おかえり……」 グスッ

男「制服のまま うたた寝 するなんて、よっぽど疲れてたんだな」 ハハハ


妹「…ごめん……晩ご飯…準備してなかった……」 グシグシッ

男「……おいおい、怖い夢でも見てたのか?」 ニヤニヤ

妹「ううん…楽しい夢……」 グスッ

男「へっ?」

妹「なんでもない……」 グシグシッ

男「……」

男「よし、オレがメシ作るから。 ゆっくり休んでろ、な?」 ナデナデ

妹「ん……ありがと……」 グスッ グスッ…

男「今日は黄色か…」 ボソッ

妹「……いつの間に覗いたのよ…変態っ……」 クスッ


11日目 終

12日目


男「はっ…ふッ……!」 パンパンッ

男「…………くそッ!」 バサッ!

男「…もう……お前(毛布)じゃイケねぇ……」 ハァ ハァ

男(それだけ…この前の尻コキが強烈過ぎたんだ……) ムラムラ

男「もう一度、味わいたい…あの快感……」 ムラムラ

──コンコンッ

男「!」 ビクッ

妹「お兄ちゃーん、ごはんだよー」

男「あ、あぁ! いま行く!」 ガチャ… テクテク

……

男「ごちそうさま!」 カチャン

妹「はーい」

男「ふぅ、満腹満腹っ」

妹「……お兄ちゃん、タバコは?」

男「やめた。 金と時間の無駄だしな」

妹「へぇ…。 なにか良い趣味は見つかった?」 ニコッ

男「オレにはこれしかないっ!」 シコシコッ

妹「きもっ。 女の子に変なジェスチャー見せつけないでよ」

男「きもっ、きもっ、きもっ♪」 シコッ シコッ シコッ

妹「リズムを刻むなッ!」 ///




男「あー……」 グッ グッ

妹「どしたの?」

男「デスクワークだから肩こってさ…」 グッ グッ

妹「……揉んであげよっか?」

男「大丈夫、すぐ治るから」

妹「遠慮しなくていいよ♪ …いつもお疲れさまっ」 ギュッ

男「妹……。 それじゃ、お願いしよっかな」 ニコニコ

妹「はーい♪」 モミモミ


男(…やべっ……妹の手…ちっちゃくて柔らかい……) ムラムラ

妹「この辺?」 モミモミ

男「いや…もっと下」 ハァハァ

妹「ここ?」 モミモミ

男「違うっ、もっともっと下! ずーっと下!!」 ハァハァ ハァハァ

妹「……息子?」

男「そう! そこを丹念にもみもみ──はッ!?」 ドキッ

妹「……」/// ジトーッ

男「……冗談だよ、ジョーダン!」 アハハ…


妹「うはぁ…お兄ちゃんの肩、こりっこり!」 モミモミ

男「くぅ……きんもちぃいいい……」 ハァ…

妹「……」 モミモミ


妹「……おっきくなったよね」 モミモミ

男「あぁ、今にも発射しそうなほどギンギンに──」

妹「そこじゃないッ!」 ///

男「なんだ、違うのか」

妹「背中だよ、せ な か っ !」 モミモミ

男「え?」

妹「まるで…お父さんみたい……」 モミモミ

男「あはは。そっか……」 クスッ


男「お前と母さんってさ、父さんの肩揉むの嫌いだったよな」 クスクスッ

妹「だ、だっていつも『今度は俺の番だー!』 とか言って胸とかお尻揉んでくるんだもん!……ホンット、最低のエロオヤジだったんだから」 ///

男「あっはっはっはっはっ!」 ケラケラ

妹「あぁあああもうっ! 思い出すだけでも腹が立つッ!」 ///

妹「…………思い出すだけでも……本当にっ……」 プルプル

男「妹……」


妹「……父さん……」 ウルッ

男「……」

男「今度はオレの番だー!」

妹「……え?」 グシグシッ

男「さ、ソファーに座りなさい!」

妹「…バカっ……声までそっくり……」 /// クスクス

男「さ、モミモミしてあげよう!」

妹「…ヘンなとこ触ったら蹴るからねっ」 /// クスクスッ


男「…どう?」 モミモミ

妹「あはっ…くすぐったいよ……。 別に肩こってないし」 ///

男「……」 モミモミ

妹「……お兄ちゃん?」

男「お前もお前で、大人な体つきになったよな」 ハァハァ

妹「そ、そうかな?」 ///

男「うん。 例えば、このキュッと引き締まったウェストとか」 サワサワ

妹「──きゃあッ!?」 ビクッ

男「このプルプルしたおっぱいとか」 モミモミ

妹「あんっ……!」 /// ビクンッ

男「チッ、今日はブラしてんのか…」 モミモミ


妹「…お兄ちゃん」 ブルブル

男「なんだい? 我が娘よ」 キリッ

妹「…最っ高のマッサージ……してあげる♪」 ゴゴゴゴゴ…

男「ヒィッ──」


ドカッ! バキッ! スドンッ!


男「」 ドサッ

妹「ったく…セクハラシーンまで忠実に再現しちゃうんだからっ!」 ///



妹(……でも、懐かしくて…ちょっぴり、嬉しかったよ) クスッ


12日目 終

レス、ありがとうございました!

13日目


男「ただいまー」 ガチャ

妹「おかえりー。 お疲れさまっ」 カリカリ

男「あー腹減った…」

妹「ご飯、用意してるからテキトーに食べてて」 カリカリ

男「サンキュ。 …って、何してんの?」

妹「勉強」 カリカリ

男「あぁ、そっか。 もう少しで受験だもんな」

妹「……へっ?」

男「ん? 行くんだろ、大学」

妹「あはは、なに言ってるの。 これ、ただのテスト勉強だよ?」 クスッ


妹「それに、大学なんて行かないよ」 クスクスッ

男「お、おい…学校の先生になるのが夢じゃなかったのか?」

妹「小さい頃はね」 カリカリ

男「……今も、だろ?」

妹「ううん。 今は…なんでもいいから、とにかく早く働きたいの」

妹「お兄ちゃんだけにツラい思いさせるの…嫌だもん……」


男「……」 クスッ

妹「な、何がおかしいのよっ!?」 ///

男「勝手に決めつけんな。 『ツラい』なんて一言も言った事ないだろ」 クスクスッ

妹「え……?」

男「…前にさ、オレにも夢があるって言ったの覚えてるか?」

妹「……おっぱいを揉みたい、でしょ?」 ///

男「お前の夢を叶えてあげる事……それが、お兄ちゃんの本当の夢」

妹「!」

男「だから『私の為に精一杯働きなさいっ!』って、ぐらい言ってくれないとオレは逆にツラい」

妹「…お兄…ちゃん……」


男「一丁前に気なんて使うな。 お前は本当にやりたい事だけに集中しろ、な? 」 ポンポンッ

妹「…ん……ありがとう……」 ウルッ

男「さて、と! メシ、いただきまーす」 テクテク



男「………女教師にセクハラか……そそるな……」 ボソッ

妹「…聞こえてるよ…ばーか……」/// グスッ… クスクス


13日目 終

14日目


職場

男「うーん…やっと終わった……」 グググッ

同僚「お疲れさん! お前、最近やたら張り切って仕事してるよなー」 ニヤニヤ

男「そ、そうか?」


上司「おうっ! お疲れ、二人とも!」 テクテク

男「あ、お疲れさまでーす」

同僚「お疲れーッス!」

上司「お前ら、今日暇か?」

同僚「へ?」

上司「良かったらよぉ、これからパツイチ決めに行かねーか!?」 ニヤニヤ


同僚「かぁーッ、先輩も好きッスねー!」 ゲラゲラ

上司「おセックスが嫌いな漢がいるかよッ!! その為だけに俺は働いているんだからなッ!?」 ガッハッハッ!

同僚「こりゃ、いつまでたっても独身なワケだ…」 クスクス

上司「あぁ、間違いねぇッ!!!」 ガッハッハッハッハッ!

男「ははは……」 ドキドキ


上司「で、どうよ? 今夜は俺の奢りだぞ!?」 ニヤニヤ

同僚「うぉおおお!? まじッスか!? 」 ワクワク

男「お、オレは遠慮します……」 アハハ…

上司「なんだぁ、男! お前、それでもチンポついてんのかッ!?」 ガッハッハッ!

同僚「仕方無いッスよ…こいつ、彼女いますから」 ハァ…

上司「なにィッ!?」

同僚「俺らと違ってソープいらずのリア充クソ野郎って事ですわ…」 ハァ…

男「あはは……」 ドキドキ

上司「羨ましいなぁコンチクショウ! とっとと帰れッ!!」 ガッハッハッハッハッ!


上司「しっかし、お前も大人しそうに見えてヤる事ヤってんだな!」 ニヤニヤ

男「あは……あはは……」 ドキドキ

上司「……ちなみに好きな体位、何よ?」 ニヤニヤ

男「うッ…!」 ドキッ

同僚「あ、それ俺もすげー気になる!」 ワクワク

男「……」 ドキドキ


男「た、体位…というか…あの、その……」 ドキドキ

男「し……尻……尻コキが…好きです……」 ドキドキ


上司 同僚「「……なん……だとッ……!?」」


男「はい……」 ドキドキ ドキドキ

同僚「……cool 」 ゴクリ…

上司「おま……ただモンじゃねーな……」 ゴクリ…


妹には内緒にしている秘密がある

それは…オレに『彼女』がいるという事……



無論、脳内で


14日目 終

レスありがとうございます!

15日目


アナウンス『まもなく終点、○○です。 お降りの際は、忘れ物にご注意ください 』

プシュウウウ…

男「zzz 」 スヤスヤ

運転手「お客さーん」

男「…ん…女ちゃん……イクよ……」 スヤスヤ

運転手「プッ…お客さーん!」 ポンポンッ

男「──はッ!?」 ビクッ

運転手「終点だよ。 お楽しみの最中に水差して悪いけどさ」 クスクス

男「……」 キョロキョロ

男「……あ」


男「うぉおおお寝過ごしたぁああああああッ!!!」 ガタッ!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

……


同僚「あー、めんどくせ」 テクテク

同僚「ったく…重要な書類だっつーのに……」 テクテク

同僚「地図だとこの辺……あ、ここだな」 ポチッ

ピンポーン…


妹「はーい!」 ガチャッ

同僚「!」 ドキッ

同僚(うおっ…超カワイイ……!) ドキドキ

妹「あ、あの…どちら様ですか?」


同僚「す、すみませんっ! ここ、男くんの家…ですよね?」 ハハハ…

妹「はい、そうですけど…」

同僚(…ぐっ…これが例の彼女か…! まさか同棲中だったとは……!) イライラ

同僚「自分、同じ会社で働いている同僚という者なんですけど」 ハハハ…

妹「あ、同僚さん!?」

同僚「あれ? 知ってます?」

妹「よく、お兄ちゃんから話を聞いているんです! いつも仲良くしてもらってるみたいで…」 ペコペコ

同僚「いえいえ!こちらこそ…って、"お兄ちゃん" って事は男くんの妹…?」

妹「はいっ!」 ニコッ

同僚「あ、そうでしたかー! (ホッ…びっくりさせやがって……)」 アハハ…


同僚「あいつ…家でまとめるって言いながら、肝心なこの書類を会社に置きっぱなしでさ」 ヒラヒラ

妹「わざわざ持って来てくれたんですか!? もー、お兄ちゃんったら…! 本当にすいませんっ!」 ペコペコ

同僚「いいよいいよ、気にしないで」 ニコッ

妹「でも…お兄ちゃん、まだ帰ってきてないんですよ。 どこほっつき回ってるんだか…」 ハァ…

同僚「え!? そうなの!?」

妹「はい…。 いつもなら、とっくに帰ってきてるハズなんですけど……」

同僚「……もしや、あの野郎…こんなカワイイ妹を差し置いて、今ごろ彼女とイチャイチャ……」 イライラ

妹「──え?」

同僚「え」

妹「彼女……? お兄ちゃんに、ですか……?」

同僚「へっ!? 知らなかったの!?」

妹「……ウソ…………そんな…………」 プルプル

同僚(…な、なんか言っちゃマズかった感がひしひしと伝わる……) アハハ…

……


男「ただいまー!」 ガチャッ

妹「! ……おかえり。 遅かったね」

男「いやー、参った参った! 心配かけてごめんな。 バス、終点まで寝過ごしちゃってさ…」 ハァ ハァ…

妹「ふーん…」

男「怒ってる…よな。 悪い、焦ってて連絡するの忘れてたんだ…」 ハァ ハァ…

妹「別にー。 全然、怒ってなんかないけど」

男「そ、そう?」 ハァ ハァ…

妹「…あと、コレ。 同僚さんに感謝しといてよね」 パサッ

男「同僚…? って、これはっ!? …家まで持って来てくれたのか!?」

妹「うん」 テクテク

男「助かったぁあああ… あとでお礼言っとくよ」 ホッ…

……


男「ごちそうさま!」 カチャン

妹「ん」

男「さーて、今夜もドピュッと一発ストレス発散するか!」 ニコニコ

妹「……」

男「……元気ないな。 なんかあったのか?」

妹「別に」

男「生理か?」

妹「きもっ、死ねっ」

男「ま、真顔で言うなよ…」


男「お兄ちゃんに隠し事はするなっていつも言ってるだろ。 悩みがあるのなら、オレ、何でも協力するからさ」

妹「…隠し事してるのはアンタでしょ」 ボソッ

男「……え? 今、なんて…」

妹「な ん で も な い で す っ ! 私、もう寝るから…」 テクテク テクテク

男「ちょ、待て! 妹!」

シーン…

男「どうしたんだよ…あいつ……」

妹の部屋


ガチャ… バタンッ!

妹「ハァ……」

妹「……お兄ちゃん…いつの間に彼女なんて……」 ツツー…

妹「……あ、あれ…? なんで泣いてるの…私……」 ポロポロ

妹「…嬉しいから……だよね……? ずっと、お兄ちゃんの事…応援してたんだし……」 ポロポロ

ガクッ

妹「……おに……い……ちゃ……」 ポロポロ


妹「…うわぁ…あぁっ……あ"あああぁ……」 シクシク…




……涙が枯れた頃には日が昇っていた。

15日目 終

レスありがとうございます!

さぁ盛り上がってきました━━━━(゚∀゚)━━━━!!

16日目


高校

キーンコーン カーンコーン…

妹「……」 ボーッ

友「妹っちー! 早く帰ろー!」

妹「……」 ボーッ

友「……えいっ」 ムニュッ

妹「きゃああああああッ!?」 ビクッ

友「あははっ! ボーッとしてるとセクハラされちゃうぞ!?」 ケラケラ

妹「最ッ低…」 ///

友「また大きくなったね」 ニヤニヤ

妹「うっさい!」 ///

……


テクテク テクテク…

妹「……」 ボーッ

友「最近、元気ないよね」

妹「そ、そう?」

友「目の下にクマまで作っちゃって…あんまり寝てないんでしょ?」

妹「……」

友「もーしーかーしーてー……恋の悩みとか?」 ニヤニヤ

妹「えっ? い、いやいや、違うっ! 絶ッ対、違う!!!」 /// ブンブン

友「図星…ですかな?」 クスクス


妹「違うってばーっ! …もう、友ちゃんなんて知らないっ!」 /// プイッ

友「アハハ、可愛いー♪ ウチが彼氏になってあげよっか!?」 ニヤニヤ

妹「ふんっ…!」 /// テクテク

友「ごめんごめんっ!」 クスクスッ

妹「笑うなぁあああッ!」 ///


友「妹っちの反応、可愛いからついついイジめたくなっちゃうんだよねー!」 クスクスッ

妹「……」 /// テクテク

友「…でもさ、そろそろ本気で彼氏の一人ぐらい作ってもいいんじゃない?」

妹「……」 ピタッ…

友「妹っちなら余裕、余裕♪ まだ相手が見つかってないならウチが紹介してあげる!」 ニコッ

妹「……」

友「親友には絶対幸せになってもらいたいし…全力で応援するからさ!」 ツンツン

妹「……ありがと。 少し、考えてみる……」

……


妹「それじゃ、友ちゃん また明日」

友「じゃあね! …イイ返事、聞かせてよ?」 ニヤニヤ

妹「……うん」 ///


妹(……彼氏、かぁ……) テクテク

ブゥウウウン…

妹「ハァ……」 テクテク

友「──あれっ!?」 チラッ

友「バカッ!!! 信号、まだ赤だよッ!!!」

妹「あ」

キキィイイイイイイーッ !!!



友「妹……妹ぉおおおおおおーッ!!!」


葬儀場



チーン……

男『……』 ペコペコ




『……可哀想に……まだ若かったんでしょ?』 ヒソヒソ

『えぇ。 交通事故って聞いたけど…本当?』 ヒソヒソ

『飲酒運転で暴走してた車に跳ねられたんだって…。 即死だったらしいわ……』 ヒソヒソ





妹『……』 ヒグッ… ヒグッ…





『二人共……?』 ヒソヒソ

『えぇ。 夫婦水入らずの旅行中に、ですって……』 ヒソヒソ

『運転手は…?』 キョロキョロ

『それが…最終的に運転手も壁に激突して亡くなられたそうよ……』 ヒソヒソ

『ハァ……やりきれないわねぇ……』 ヒソヒソ




男『……』 ペコペコ

妹『……』 ヒグッ… ヒグッ…





『あの子たち…まだ学生さんでしょ…… 誰が引き取るのかしら……』 ヒソヒソ

『……身寄り…無いだろうね……』 ヒソヒソ

『はぁ!?』

『馬鹿! 声、大きいわよ……!』 ヒソヒソ

『ほら…ここの夫婦って、お互い複雑な家庭環境を経て結ばれたから……』 ヒソヒソ

『神様も酷い事するもんだね……。 これから、あの子たち…どうやって──』







運転手「──バカ野郎ッ!!! どこ見て歩いてんだテメェッ!!!」

妹「……あ…………ああぁ…………」 ヘナヘナ

友「……妹?」 ガタガタ ガタガタ

運転手「ギリギリかわせたから良かったけどよ…クソッ…!」 ハァ ハァ…

妹「ごめ…ん……な…さい……」 ペタッ…

運転手「チッ…! さっさと歩道に戻れ! 邪魔だッ!!」 ブゥウウウン…

友「妹……妹ッ!」 タッタッタッ

妹「……」 ガタガタ ガタガタ

友「立てるッ!?」 グイッ

妹「……だ、大丈…夫……」 ポロポロ


テク… テク…

妹「……ごめんね……友ちゃん……」 ポロポロ

友「バカっ…! バカバカっ! …もうダメかと思ったんだから……!」 ポロポロ

ギュウウウ…

妹「……」 ポロポロ

友「でも…良かった……妹が無事で……本当に良かった……」 ポロポロ

妹「友ちゃんのおかげだよ……ありがとう……」 ポロポロ




16日目 終


17日目



妹「……」 トントントン…

ジュウウウ ジュウウウ…

妹「……」 パッパッ

ジュウウウ ジュウウウ…

妹「……」 パクッ

妹「…うげ……塩じゃん、これ……」 ケホッ

ジュウウウ ジュウウウ…

妹「……ハァ」


そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ!

このままでいいの? カッコ悪いままでいいのッ!?

これ以上のキスも、今日の続きも…好きな人と結ばれてから味わってよね

そんな弱気でどーすんのっ。 頑張れば大丈夫だって!


妹「……」

妹(なんだかんだ言っても…心の奥底ではずっと安心してたんだ……)

妹(お兄ちゃんには絶対、彼女は出来ないって。 いや、作らないって)

妹(一生、私だけを見ててくれる…って。 勝手に思い込んで……)


妹「はい、残念でしたーっ!」 プッ… クスクス

ジュウウウ ジュウウウ…

妹「……私って……ホンット嫌な奴……」

ジュウウウ ジュウウウ…

妹「……焦げてるし」 ハァ…


妹(結婚、考えてるのかなぁ……?)

妹(もし結婚したら…奥さんがいて、子供が産まれて……)

妹(お兄ちゃん達だけの……新しい "家族" が出来る……)


妹「そしたら……もう、私がいなくなっても生きていけるよね……」

妹「あーあ……」 ツツー…

妹「あの時…お母さんとお父さんのトコ…行けば良かったのかな……」 ポロポロ

妹「……って、何言ってるのよバカっ…… 友ちゃんが…せっかく助けてくれたのに……!」 ポロポロ

妹「うぅ…」 ガクッ


妹「私……もう、どうしたらいいのか…わかんないよっ……!」 シクシク…



男「ただいまー!」 ガチャ

妹「! 」 ビクッ

男「妹ーッ!!」 ドタバタ

妹「……おかえり。 どうしたの、そんなにはしゃいで」 グシグシ

男「今週の日曜日、予定あいてるか!?」

妹「なんで……?」


男「ふふふ…泣いて喜べ!」 バッ

妹「『遊園地・スペシャルフリーパス』…?」

男「凄いだろ!? 会社の先輩から貰ったんだ! 一日中、無料で遊び回れるんだってよ!」 ワクワク

妹「……へぇ」

男「な、なんだよ…。 反応、薄いな」

妹「子供じゃないんだし…バッカみたい」

男「お、おいっ!? 全然、らしくないぞ!? お前、ずっと行きたがって──」 カチンッ

妹「彼女と一緒に行けばいいじゃないッ!!」

男「……は?」

妹「いるんでしょ?」

男「俺に……彼女が?」


妹「もう、隠さなくてもいいから」

男「プッ……」 クスクス

妹「は? なにがおかしいのよ」

男「あっはっはっ! オレに彼女なんているわけないだろー!? それは、お前が一番わかってるハズ──」

妹「同僚さんに聞いたんだけど」

男「ッ!?」 ドキィイイイッ!

妹「…ほらね。 やっぱり」

男「いや…違うっ! それは違うんだ……!」

妹「……」 フゥ…


妹「私は…嬉しいよ……」

男「ま、待て! オレの話を聞いてくれっ!」 ドキドキ

妹「お兄……ちゃん…………幸せに……ね……」 フラッ…

ドサッ

男「妹ッ!?」

妹「ハッ……ハッ……」

男「おい!? どうした!?」 バッ

男「あつッ!……お前、熱あるんじゃないのか!?」 ピタッ

妹「……大丈…夫……多分、ただの風邪……」 ハッ ハッ…

男「バカっ……なんで早く言ってくれなかったんだよ……!」 ガシッ


妹の部屋


ファサ…

妹「……」 ハァハァ

男「救急車、呼ぼうか……!?」

妹「いい」 ハァハァ

男「じゃ、タクシー呼んで病院に──」

妹「いいってば…。 お兄ちゃん……大袈裟すぎ……」 ハァハァ

男「当たり前だろっ!」

妹「!」 ビクッ

男「たった一人の大切な家族なんだから……!」

妹「……」 ハァハァ


妹「そうだね……。 "家族" だもんね……」 ハァハァ

妹「恋人には…なれないんだから……」 ボソッ

男「お、おい! なに言ってるんだ?」

妹「彼女とは……結婚も考えてるの……?」

男「……あのな」 ハァ


男「さっきも言ったけど、お兄ちゃんに彼女なんているわけないだろ」

妹「ふぇ……?」 ハァハァ

男「職場で見栄張ってただけだよ…。 嘘だと思うならオレの携帯の中、全部チェックしていいから」

妹「ほ……本当に……? 」 ハァハァ

男「あぁ。 出てくるのは秘蔵のエロ動画だけだ」

妹「……きもっ」 /// クスクス

男「ははは。 …久し振りに笑ったな、お前」 クスクス

……

ガチャ

男「汗びっしょりだから、替えのパジャマ持ってきたぞ」

妹「ありがと……」 ハァハァ

男「ほら、脱いで。 お兄ちゃんも手伝うから」

妹「ん……」 ヌギヌギ

男「……」 サワサワ

妹「やだっ……くすぐったいよ……」 ///

男「わ、悪い!…くそっ、ブラってどうやって外すんだよ……!」 サワサワ

妹「あはは…へたくそー。 いいよ、自分で外すから」 /// カチッ


妹「ほら…今なら おっぱい、揉み放題だよ……?」 /// クスクス

男「ふざけてる場合か! 早く着替えろっ」

妹「あれれ…怒られちゃった……。 いつもそれぐらい真面目だと良いのにねー……」 ///

男「元気になったら、思う存分揉みしだいてやる!」 クスッ

妹「やだぁ…」/// クスクス


男「喉渇いたとか、気持ち悪いとか…思った事はなんでも言うんだぞ?」

妹「うん…ありがと……」 ハァハァ

男「お兄ちゃん、ずっとそばにいるから」 ナデナデ

妹「……」 ///

男「あ、そうだ! 氷枕作ってくるから。 ちょっと待ってて」 テクテク

ガチャ… バタンッ


妹「こういう時はカッコ良いんだよねー……」 クスッ…


妹「大好きだよ…お兄ちゃん……」



17日目 終

レスありがとうございます!


18日目


ピピピピピ… ピピピピピ…

妹「ん」 パチッ

妹「ふわぁあああ……」 ムクッ

妹「……」

男「zzz 」 スヤスヤ

妹「お兄ちゃん…」 クスッ

妹「ずっと…看病しててくれたんだね……」 ツンツン

男「……う……女ちゃん……イクッ……」 スヤスヤ

妹「きもっ。 夢の中でなにやってるんだか……」/// クスクス


妹「…って、あぁああああああッ!?」

男「……中に……出すぞっ……」 スヤスヤ

妹「お、お兄ちゃんッ! 仕事、遅刻しちゃうッ!!」 ユサユサ

男「……あぁ……イクッ……今すぐイクよ……女ちゃん……」 スヤスヤ

妹「はよ起きろッ!」 /// ブンッ

男「んがッ!」 バキッ!


男「……あ、おはよう」 ムクッ

妹「お兄ちゃんッ! 遅刻、遅刻ッ!」

男「あぁ、心配しなくていいよ。 今日は休みもらったから」 ムニャ ムニャ

妹「え…そうなの?」

男「学校にも連絡しといた」 フワァアア…

妹「い、いつの間に……」 /// ドキドキ


男「具合、どう?」

妹「もう大丈夫。 熱も下がったみたい」 ニコッ

男「そっか。 良かった良かった」 ナデナデ

妹「……」 ///

男「でも、今日は無理すんなよ。 ゆっくり休んどけ」

妹「うんっ」 ///


妹「本当にありがとね…お兄ちゃん……」

男「お礼はきちんと体で返せな」 ニヤニヤ

妹「いーやーでーすっ!」 /// プイッ

……


男「妹ー」 ガチャ

妹「はーい」

男「朝メシ…一応、作ったけど食うか?」

妹「あ、食べる! 」ニコッ



パクパク… モグモグ…

男「味、どう?」

妹「…濃い」 クスッ

男「あはは! 昨日のしょっぱい晩メシよりかは塩分控えめだと思うけどなー」 ニヤニヤ

妹「!」 /// ギクッ

男「焦げっ焦げだったし」 ニヤニヤ

妹「あ…あれ、食べたの!?」 ///

男「もちろん!」 ハハハ

妹「……」 ///


男「お前が本気で悩み抱えてる時に作るメシって最高に不味いんだよなぁ…」 クスクス

妹「え…えぇえええっ!?」 ///

男「昔っから」 ニヤニヤ

妹「……」 ///

男「…ツライ事があるなら何でも言えよ?」

妹「……ううん、もういいの。 もう…すっきりしたから」 ///

男「お前…やっぱり生理だったんじゃ……」 ボソッ

妹「違うッ!!!」 ///

……


妹「あの…お兄ちゃん……」

男「んー?」

妹「に、日曜日さ…私…暇、なんだよねー……」 アハハ…

男「ふーん。 で?」

妹「たまには一緒に…あ、あ…遊びに行きたいなぁ、って……」 /// アハハハハ…

男「遊びにって、どこへ?」 ニヤニヤ

妹「…ゆ、ゆう…ゆうぅ……」 /// モジモジ

男「──あっ! こんなところに遊園地のスペシャルフリーパスが二枚!」 バッ!

妹「すごぉおおおいっ! 行く行く!! 絶対行くーっ!!!」 /// ギュウッ


男「……ったく、変な芝居を打たせやがって」 ナデナデ

妹「えへへ…ごめんね……」/// ギュウウウ



18日目 終

レスありがとうございます!

19日目


ファミレス

店員「お待たせ致しましたー。 こちらが極上デリシャスプリンでございます」 コトッ

妹「……」 ゴクリ

店員「ごゆっくりどうぞー」 ニコッ

妹「……」 ゴクリッ

友「ほーら、遠慮しないで食べなって!」 クスクス

妹「ほ、本当にいいの…?」

友「い い の ! バイト代 入ってウハウハなんだから」 クスクス

妹「…ありがとう、友ちゃん」


友「いやぁ、それにしても妹っちが元気になって嬉しいよ!」 ニコニコ

妹「ごめんね、心配かけて」

友「……ところで、お嬢さんよ」 ニヤニヤ

妹「ん?」

友「決心はついたのかね?」 ニヤニヤ

妹「……!」 /// ドキッ

友「こっちはいつでも準備オッケーだよ?」 ニヤニヤ

妹「うぅ……」 /// ドキドキ


友「選り取り見取りの男性を揃えておりますぞ?」 ニヤニヤ

妹「はうぅ……」 /// ドキドキ

友「あはは! かわいいー、耳まで真っ赤になっちゃって♪」 ケラケラ

妹「……」 /// ハァ…

妹「……あの……友ちゃん……」 ///

友「んー?」 ニヤニヤ

妹「私ね…好きな人、出来たんだ……」


友「……マジ!?」

妹「と、いうか……ずっと…好きだった……」

友「ほぉ…」 ワクワク

妹「それなのに、今まで気付かないフリをして…自分の気持ちを抑えつけて、誤魔化して……」

友「……」 ドキドキ

妹「その人が本当に好きな人と一緒に幸せになってくれたら嬉しいな、って…そう思ってて……」

妹「でもね…やっぱり違った」

妹「私が……その人と一緒に幸せになりたい」

妹「その人の恋人になりたい」

友「……」 ドキドキ


妹「明日、一緒に遊園地に行くんだけど……」

友「……」 ドキドキ

妹「告白……しようと思う」

妹「私の素直な気持ちを…ありのままの気持ちを……全部、伝えたい」

妹「それが…叶わぬ恋だとしても……」

友「妹っち……」

妹「だ、だから、ごめんね友ちゃん。 せっかく私の為に準備してくれてたのに」 /// アハハ…

友「……」 クスッ


友「……」 スタッ テクテク

妹「と、友ちゃん…?」

友「……」 ギュウウウ

妹「ちょ、ちょっと!? 急にどうしたのっ!?」 ///

友「……」 ギュウウウ

妹「友ちゃんってば!! 人前だって!!」 ///


友「ウチの心臓の音…聞こえる?」 ギュウウウ

妹「え?」

友「多分、妹っちより緊張してるかも」 クスッ

妹「友ちゃん……」

友「大丈夫。 絶対、大丈夫」 ギュウウウ

妹「……」 プルプル

友「叶うよ…妹っちの恋……」 ギュウウウ

妹「……ありがと……」 ウルッ

友「もしもフラれたら そいつ殴りに行くから」 クスクス

妹「バカっ……」/// グスッ… クスクス

……


バス停

友「あちゃー…次、30分後だよ……」 ガックリ

妹「あはは、ちょっとタイミング悪かったね」 クスクス

友「はぁ…これだから田舎は──」

ブゥウウウン… キキッ

友「……おっ!?」

妹「あ、この車って…」

イケメン「よう。 今、帰りか?」 ウィイイン


友「兄貴ーっ! ナイスタイミング!」 ニコニコ

妹「イケメンさん! こんばんは!」

イケメン「おっ、妹ちゃん! 良かったら送って行くけど?」 ニコッ

友「うわっ、ナンパしてるー! 嫁さんにチクっちゃお」 ニヤニヤ

イケメン「お前は徒歩で帰れ。 さ、妹ちゃん 乗って乗って」

妹「じゃあ お言葉に甘えて」 ニコニコ

友「じょ、冗談だってばー!」 ドタバタ

イケメン「ダイエットに丁度良いだろうが」 クスクス

妹「あはははは」 ケラケラ

友「太ってねーしっ!」 ドタバタ

……


ブゥウウウン… キキッ

妹「すみません、わざわざ家の前まで…」 ペコペコ

イケメン「ははは。 可愛い子に夜道を歩かせるわけにはいかないからね」

友「クサッ! くっさーッ!」 ケラケラ

イケメン「…ここからなら歩いて帰れるよな?」

友「こ、こらぁー! カワイイ子に夜道は歩かせないんでしょッ!?」 プンプン

アハハハハハ


妹「じゃあ、またね」 ニコッ

友「うんっ! ……明日、頑張ってね。 結果を楽しみに待ってるからっ」 ニヤニヤ

妹「……」/// コクン


ブゥウウウン…


妹「……」 ///

妹「……あ、いけない! 晩ご飯作らなきゃ!」 タッタッタッ…



ブゥウウウン…

イケメン「…健気で良い子だよな、妹ちゃん」

友「兄貴、惚れてるっしょ?」 ニヤニヤ

イケメン「しつけーな。 俺は嫁さん一筋だ」

友「可愛いし、超家庭的だし…家の炊事洗濯ぜーんぶ妹っちがこなしてるんだよ? スゴくない!?」 クスッ

イケメン「お、おい、全部って…親は何してるんだよ…」

友「んー、なんか海外に長期出張とかで、しばらく帰ってこないんだって」

イケメン「は…!? 妹ちゃん、一人暮らし!?」

友「ううん、お兄さんが一人いるよ!」


友「あっ、でね、そのお兄さん兄貴と同い年なんだよ!?」

イケメン「へぇ、そうなのか」

友「男っていう人なんだけど、一回も会った事なくてさー…兄貴、知ってたりする?」

イケメン「──!?」

キキィイイイッ!

友「きゃあッ!!!」 ガクンッ

イケメン「……」

友「あー、ビックリした…急にブレーキ踏まないでよッ!」 ハァハァ…

イケメン「知ってるもなにも…同じ高校だったよ……」

友「……えっ!?」

イケメン「高3の時はクラスも一緒」


友「マジ!? マジマジっ!? 」

イケメン「あぁ。 ま、仲良しってほど親しいわけでもなかったけどよ…」

友「うわっ、すごーい!!! ちょっと運命 感じちゃう!!!」 ワクワク

イケメン「……」 ハァ…

友「ねぇねぇ、どんな感じの人だった!? カッコいい!?」 ワクワク

イケメン「…………ほとんど学校来てなかった…アイツ……」

友「……え……それ、どういう事……?」

イケメン「……」

友「もしかして…いじめ、とか……?」


イケメン「あまり人にペラペラ喋るような理由じゃない……。 でも、妹ちゃんの親友なら、むしろ知っていたほうが良いかもな」

友「な、なにそれ……!?」

イケメン「あそこな…両親、亡くなっているんだよ……」

友「!?」

イケメン「…なんとなく察しがついただろ?」

友「ウソ…でしょ……?」


イケメン「いつ寝てるのかってぐらいバイト掛け持ちして…会う度に激痩せしてて…」

友「……」 ポロポロ

イケメン「自分と妹ちゃんを養う為に必死だったんだろうな……」

友「……そんな……そんなのって……」 ポロポロ

イケメン「……」


友「つーか…なんで妹っち、嘘ついてたのよ……」 ポロポロ

イケメン「親友にまで悲しい思いをさせて、迷惑をかけたくなかったんだろう。 あの子、優しいから──」

友「そんなの優しさじゃないッ!!!」 ポロポロ

イケメン「……」

友「いつもそう…。 妹は不器用でさ……なんでもかんでも一人で抱え込もうとして…相談とか一切しないで……全然、人に頼ろうとしないんだ……!」 ポロポロ

友「親友だからこそ悲しい思いだって分かち合いたいのに……そういう時こそ力になってあげたいのに……!」 ポロポロ

イケメン「……」

友「ホント……バカじゃないの……」 ポロポロ

友「お兄さんだけじゃない……。 妹を…アンタの幸せを支えてあげたい人はここにもいるんだよ……!?」 ポロポロ


友「バカ……バカっ! バカ妹……!」

イケメン「……これからも妹ちゃんと仲良くしてやってくれ…な?」 ナデナデ

友「ハッ…なに言ってるの……。 ウチら、親友だよ……?」 ポロポロ

友「あー、もう悔しいっ! 絶っ…対、お兄さんに負けないくらい頼られる存在になってみせるんだからっ……!」 ポロポロ

イケメン「ははっ。 お前らしいよ、友」 ナデナデ

友「…………う"え"ぇええ…うぇえ"ええええ……」 シクシク…

……


ブゥウウウン… キキッ

イケメン「ほら、着いたよ」

友「……」 ヒック ヒック…

イケメン「……なぁ、友」

友「……なに?」 ヒック ヒック…

イケメン「今度さ、妹ちゃんから男の連絡先聞いてくれないか?」

友「え?」 ヒック ヒック…

イケメン「久し振りに会いたくなった」

友「……了解っ」 グスッ… クスクス

イケメン「アイツ…酒、飲めるといいな」 クスッ


19日目 終

レス、ありがとうございます!

20日目


妹「フンフフーン♪」 ガサゴソ

ガチャ…

男「おはよ…早いな、もう準備してるのか」 フワァ…

妹「お兄ちゃんが遅いのっ!」

男「……」 ジー

妹「…どこ見てんのよ」

男「お前…誘ってるだろ」 ゴクリ…

妹「は? 意味わかんないしっ」

男「くそっ…ミニスカとニーソが生み出す奇跡の絶対領域がオレの息子を殺しにかかっている…!」 ムクムク

妹「きもっ、死…吹っ飛べ!」 ///


妹「いいからさっさと顔洗って、歯ぁ磨いて──」

男「悪い、ちょっと一発抜いてくる」 テクテク

妹「せいッ!」 ゲシッ ゲシッ

男「いてっ! こ、こらっ…冗談だって! …だからローはやめろって!」 ドカッ バキッ

妹「ふんっ! 丁度良い目覚ましになったでしょ!?」 ///

男「あぁ。 純白のパンツを拝めてスッキリしたよ」 ニッコリ

バキィイイイ!

男「」 ドサッ…

妹「ったく…油断も隙も無いんだからっ!」 ///

……


男「財布に…携帯…フリーパス、っと……」 ゴソゴソ

妹「忘れ物、無い?」

男「…ん、大丈夫。 よし、行こっか」

妹「うんっ!」 ワクワク

……


遊園地


ワイワイ ガヤガヤ…


男「うはぁあああ懐かしいな! 何年ぶりだっけか?」 ハハハ

妹「わぁああああああっ!!」 ワクワク

男「めちゃくちゃ賑わってんなー! さすが日曜日!」 キョロキョロ

妹「お兄ちゃん、お兄ちゃんっ! 新しいアトラクション増えてるよ! すごーいっ!」 ワクワク

男「ホントだ! 面白そうだな、あれ!」 ワクワク

妹「ふわぁああああああ!!」 ドタバタ

男「おいおい、はしゃぎ過ぎて転ぶなよ?」 クスクス


妹「まずはジェットコースターで決まりでしょっ!?」 ワクワク

男「あはは、無理すんなって! ビビって漏らしても知らねーぞ?」 クスクス

妹「ばーかばーか! もう子供じゃないもんねっ!」 ケラケラ

男「よーし、じゃあさっそく乗りに行こう!」

妹「おーっ!」 グイッ グイッ

男「ちょ、引っ張るなって!」 クスクス


男(妹から積極的に触れてくれるなんて……。オレのほうがドピュッと漏らしそうだ)ムラムラ

……


ガタンガタンガタン… ゴォオオオオオオッ!

うわぁあああああああああ……

きゃああああああああああ……






男「も…もう、いいだろ……」 ハァ ハァ…

妹「あはははは! 楽しいーっ! 」 ケラケラ

男「軽く酔ってきた…」 ウプッ

妹「ごめーん、あと一回だけ! お願い!!」 ケラケラ

男「アホか…。 まさか初っ端、三連続でジェットコースターに乗る羽目になるとは……」 ハァ ハァ

妹「だらしないなー、もう! それでも男の子なのっ!? そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ!」 ケラケラ

男「いや、関係ねーだろ…」 ハァ ハァ

……


妹「はぁあああ…もう最っ高!」 キャッキャ!

男「ハァ…ハァ……」 グッタリ

妹「まだ乗ってないアトラクションは……あっ!次はあそこ行こうよ お兄ちゃん!」 キャッキャ!

男「ちょ……ちょ、タイム……」 ハァ ハァ

妹「こらぁー! バテるの早すぎーっ!」 ユサユサ

男「少し…休憩させて……」 ハァ ハァ

妹「ったく…いつも部屋にこもってエッチな事ばかりしてるから体力無いんだよ!?」 ケラケラ

男「だな」 クスクス

妹「ちょっとベンチに座ってて! 私、アイス買ってくるからっ」 ニコニコ

男「迷子になるなよー」 クスクス

妹「子供じゃないってば!」 ニコニコ


男「……」 フゥ…

男(少し高かったけど…連れて来て良かった) クスッ


妹「すいませーん! アイスクリーム、二つくださーい!!」 ニコニコ


男(父さん、母さん…見てみろよ、あいつの笑顔……) クスクス

男(二人が急逝して以来、あんなに無邪気に笑うのは初めてだよ……)

男(オレは…あの笑顔を守りたい……。 もっともっと、あんな風に笑わせてあげたい……)

男(誰よりも… 一番近くで──) ピタッ

男「冷たっ!!」 ビクッ

妹「あはははははっ! ベタな攻撃で驚いちゃってる!」 ケラケラ

男「くそっ! ……ならば、お前には恐怖で驚いてもらおうか」 ヒッヒッヒッ

妹「それって、お化け屋敷!? 行く行くーっ!」 ニコニコ

男(ククク…目にもの見せてやる……!) ニヤリ

お化け屋敷


男「結構暗いな…」 ソロ ソロ

妹「ううぅ…ドキドキしてきた……!」 ワクワク

男「足元、気をつけ──」

お化け「オ"ォオオオオオッ!!!」 バッ!

妹「きゃあッ!」 ビクッ

男(…来たっ!) ニヤリ


男「うわぁッ!」 ガバッ

ムニュッ

妹「きゃあああああああッ!?」 /// ビクッ

男「大丈夫か妹ッ!? お前はお兄ちゃんが絶対に守ってみせる!」 モニュ ムニュッ

お化け「……」

妹「ちょっ!…お、お兄ちゃ…どこ触って……やっ…あんっ…!」 /// ビクンッ

男「このお化け野郎っ! さっさとどっか行け!」 ムニュッ ムニュッ

妹「ば…バカっ……アンタがさっさと…んっ……いやぁっ…!」 /// ビクッ ビクンッ

お化け「……あの、お客様?」 ポカーン

男「ハァ…ハァ…」 ムニュッ モニュッ

妹「お、お化けさぁあああん! 助けてぇえええええええええええっ!!!」 /// ビクンッ ビクンッ

……



男「いやぁー、お化け屋敷 最高だったな!」 ニヤニヤ

妹「……最っ低」 /// ハァハァ…

男「なかなかスリリングで楽しかっただろ?」 ニヤニヤ

妹「帰ったらボコボコにしてあげる」 /// ハァハァ…

男「待て! おっぱいに触れたのはわざとじゃない! 真っ暗でよく見えなかったんだ! 不可抗力だ!」

妹「触れた…? 明らかに揉んでたよね?」 /// ジトーッ

男「さ、さぁ次のアトラクションに行こうか!」 アハハハハ…

……



妹「ふぅ……もう、クタクタ……」 クスッ

男「あぁ……足がプルプルしてる……」 ハァ ハァ

妹「でも…楽しくて疲れるって良い事だよね……」 クスクス

男「そうだな」 クスクス

妹「あっ…もうすぐ閉園だね……」 チラッ

男「もうそんな時間か…って、だいぶ暗くなったもんな」

妹「うん……」


妹「お兄ちゃん…私ね、あと一つだけ乗りたいモノがあるんだ」

男「……観覧車、だよな? 」

妹「バレてた?」 クスッ

男「いや、オレも最後に乗りたいと思ってた」 クスクス

妹「……」 ///

妹「…知ってる? ここの遊園地って、観覧車だけは遅くまで営業してるんだよ?」

男「ははは、有名じゃねーか。 夜は豪華にライトアップしてカップルに大人気って」

妹「……わ、私と一緒でも大丈夫?」 ///

男「当たり前だろ」 クスッ

妹「……」 ///

男「せっかくだし、もう少し暗くなってから乗るか?」

妹「うんっ!」 ///

……

夜の観覧車



ワイワイ キャッキャ…



妹「うっわぁああああああ……綺麗……」

男「これは…想像以上だな……」

妹「…カップルの数も想像以上だね」/// クスッ

男「確かに」 クスクス

妹「……」 ///


店員「次のお客様、どうぞー」 ニコッ

男「あ、はーい!」 テクテク

ガシャン…


ゴウン… ゴウン…


妹「……星……いっぱいだね……」

男「あぁ。 晴れて良かったよな」

妹「……」

男「……」

妹「お兄ちゃん」

男「んー?」

妹「今日はありがと」

男「…なんだよ、急に改まって」 クスッ


妹「スペシャルフリーパス…高かったでしょ?」

男「!」 ドキッ

妹「バレバレだよ…」 クスクス

男「…貰い物って言っただろ」

妹「私が欲しい物…いつも "会社の先輩" がくれるんだよねー… 」 /// クスクス

男「!!」 ドキ ドキッ

妹「ふなモンのぬいぐるみ…世界プリン展の入場チケット……他にも色々、ね」 /// ニヤニヤ

男「ほ、本当に貰ったんだからな!? 」 ドキドキ

妹「私にだってわかるんだから…お兄ちゃんが気付いていない "お兄ちゃん" の事……」 ///

男「ハァ……」 /// ポリポリ…


ゴウン… ゴウン…



男「……もうすぐ頂上…かな」

妹「うん……」

男「……」

妹「……」

妹「ねぇ」

男「……」 チラッ

妹「もし……もしも私に彼氏が出来たら、お兄ちゃんはどう思う?」

男「!」


男「……んー…そうだなぁ……」

妹「……」

男「それでお前が幸せを感じるのなら…オレは陰で応援するだけさ」 アハハ…

妹「……」

男「……お前はどうだ?」 ポリポリ…

妹「……」

男「お兄ちゃんに…もし、彼女が出来たら……」

妹「泣く」

男「…どういう意味で?」

妹「悲しくて」

男「……」


男「ま、心配するなって! 彼女なんて一生出来やしないからさ」 ハハハ

妹「……そんな弱気でどーすんの」

男「いや…だって、オレ……」


男「お前の事が好きだから」

妹「──え?」


男「……」 ポリポリ…

妹「当然… "家族" として、だよね……?」

男「いや、それ以上に…」

男「なんて言うか…その……」

妹「……」 ポロポロ

男「…あぁあああッ! くそッ!!」 バッ

ギュウウウ

妹「!?」 ポロポロ


男「オレだって…悲しくて泣くに決まってる……!」 ギュウウウ

妹「……」 ポロポロ

男「オレは…家族以上に恋人として、お前と一緒に幸せになりたい……!」

妹「……」 ポロポロ

男「他の誰より一番近くで お前の笑顔が見ていたい…守ってあげたいんだ!」 ギュウウウ

妹「……」 ポロポロ


妹「……大丈夫……ずっと、ずーっとお兄ちゃんのそばにいるよ……」 ギュウウウ

男「妹……」 ギュウウウ

妹「私も……お兄ちゃんが一番だから…。 ずっと…大好きだったから……!」 ギュウウウ

男「ありがとう……」 ギュウウウ

妹「あー、もうっ!……先に告白されるなんて思わなかったよ……」 ポロポロ

男「ごめんな…」 ギュウウウ

妹「なんで謝るの……嬉しいのに……今までで一番…嬉しいのにっ……」 グスッ…クスクス

妹「…… 一緒に幸せになろうね、お兄ちゃん……家族としてはもちろん、恋人同士としても……」 ギュウウウ

男「あぁ……!」 ギュウウウ


ゴウン… ゴウン…


妹「……願い事、本当に叶ったよ…お母さん……」 グスッ… グスッ…

男「やっぱりお前も憶えていたんだな」 クスッ

妹「えっ? もしかして、お兄ちゃんも……?」 グシグシ

男「母さん、なんであんなこと言ったのか知ってる?」

妹「ううん…」

男「父さんからプロポーズされた場所がこの観覧車だったんだよ」 クスクス

妹「ウソっ!?」

男「あの変態オヤジもなかなかキザな真似するよなぁ」 ケラケラ

妹「それ…オヤジを除けば お兄ちゃんも一緒じゃん」 クスッ

男「うぐっ…!」 グサッ

妹「さっすが、お父さんの子だねっ!」 クスクス

男「……」 /// ポリポリ


──キラッ キラッ

妹「あっ!」

男「おっ!?」

妹「…今の、見た!?」

男「流れ星…。 それも、二つ続けて流れるなんて……」

妹「もしかして……」 クスッ

男「かもな」 クスッ

妹「多分、あれはお母さんがエロオヤジから必死に逃げていたんだよ」 クスクス

男「いーや、逆だな。 セクハラされてブチ切れた母さんが、父さんを追いかけていたんだろ」 クスクス

妹「あー、それが正解だね!」 ケラケラ


ゴウン… ゴウン…



男「あのさ……妹」

妹「……なんとなくわかるよ。 今、お兄ちゃんが考えてること」 クスッ

男「ははは…参ったな……」 クスクス

妹「はーやーく! もうすぐ着いちゃうよ?」 ニヤニヤ

男「ったく…雰囲気ぶち壊しやがって」 クスクス


妹「んっ……」 ギュウウウ

男「……」 ギュウウウ

妹「……ハァ」 /// スッ

男「プリンより柔らかいよ、お前の唇……」 ドキドキ

妹「……」 /// ドキドキ


「……帰ったら……続き、したい……」



その後…帰宅したオレ達はこの日の喜びを噛み締め、何度も愛を確かめ合った。


脳内や毛布で鍛え上げたつもりのテクニックが、全く役に立たなかった初めてのセックス……。


ちょっぴり苦い思い出を刻みながらも、新たな幸せへの最初の一歩を踏み出した。




20日目 終

まだ続きがあるのか!!!

レスありがとうございます!

>>261
番外編を少し挟んで最後の話を書こうと思ってます
もう少しだけ覗いていただけると嬉しいです!


番外編 『女ちゃん』


デパート

男「……おーい、まだかー?」

妹「ごめんね! あと少し待ってて! …あーもう、どっちにしよっかなぁ。 あ、これも可愛いーっ!」 ワクワク ガサゴソ


男「ったく……」 ハァ…

男(ま、仕方無いか。 たまにしか買ってやれないもんな──)

妹「お兄ちゃーん! これ、どうかな!? 似合ってる!?」 ルンルン♪

男「おっ!? なかなか良い感じ! (こいつもお洒落をしたい年頃だろうし…)」 クスッ

……


妹「よしっ、これに決めた! 買ってくるー!」 ルンルン♪

男「おう!…はい、お金。 釣り銭も好きに使っていいからな」 スッ

妹「ありがとう! お兄ちゃん、太っ腹だねー!」 ニコニコ

男「ははは、ボーナスなめんな! オレは通路で待ってるよ」 クスクス

妹「うんっ!」


男「……」

「あれ…? 男くん、だよね……?」

男「へ?」 チラッ

女「やっほー♪」 ニコッ

男「お、おおお…女さんッ!?」 /// ドキィッ!

女「女性モノの服屋の前で何やってるのかなー?」 ニヤニヤ

男「あ、えっと…それはですね…」 /// アハハ…

女「彼女待ってる、とか?」 ニヤニヤ

男「あはは…あはははは……」 ///


男(うぉおおおッ! まさか女さんと遭遇するなんてッ……!) ムラムラ


妹「お待たせー!」 タッタッタッ

女「おっ?」 チラッ

妹「!?」 ドキッ

妹(うっわー……綺麗……。 モデルさんみたい……) ドキドキ

女「……へぇ」 ニヤニヤ

男「……」 ///

女「この子が男くんの彼女ってワケか……きゃーわいいー♪」 ニヤニヤ

妹「えっ?……な、なんですか急に!?」 ///

女「大切にしなきゃダメだよ?」 ニヤニヤ

男「い、いや…こいつは…い、いも……」 /// ドキドキ

女「デートの邪魔してごめんね! それじゃ、また明日!」 ニコッ

男「ひゃ…ひゃい……」 /// ドキドキ

妹(……え?)



男「……」 /// デレー

妹「……おーい、鼻の下伸びてるぞー」 ゲシッ ゲシッ

男「──はッ!?」ビクッ

妹「今の誰よ…? しかも "また明日" って、どーいう事なの……? 」 ジトー…

男「…あの人は同じ会社で働いている営業部長の──」

男「女さん、だ」 ドキドキ

妹「……えぇッ!?」


妹「女さんって……まさか……」

男「へ?」

妹「お兄ちゃんの脳内で、いっつもエッチな事されてる……あの……!?」

男「!!!」 /// ドキィッ!

妹「……なるほど……あれが『女ちゃん』かぁ……」 ニヤニヤ

男「ちゃん って言うな! 先輩だぞ!?」 /// ドキドキ

妹「女ちゃんッ…もうだめ…ハァハァ…女ちゃんッ……!」 クスクス

男「こ、こら! お兄ちゃんをからかうなッ!」 ///


妹「でも、すっごい綺麗な人だったねー。 ビックリしちゃった」

男「ボン、キュッ、ボン…だしな」


妹(正直…私が勝てる要素一つもナシ……) ハァ…


男「なんだよ、溜め息なんかついて」

妹「……やっぱり、あんな感じの人が良いよね」

男「え?」

妹「美人でスタイル抜群な人と付き合いたいよね……男の子は皆……」 アハハ…

男「……」


男「おかず としては百点満点だ」 キリッ

妹「……おかず?」

男「あぁ。 物凄く抜ける」

妹「あの…なに言ってるのかさっぱりわかんない……」 ///

男「だが、付き合いたいかと聞かれると、答えはNOだ。 …オレはな」

妹「……ウソつき」

男「女さんの中身までは知らないし…見てくれだけで円満な生活が送れると思うか?」

妹「……」


妹「じゃあ、お兄ちゃんはどんな人と付き合いたいのさ」

男「…さぁなー」

妹「なにそれ。 やっぱり女さんでしょ」 ジトー…

男「違うって。 ま、意外と身近にいる人ってのは正解かな」 クスッ

妹「えーっ! 誰ー!?」

男「オレの事をよく理解してくれてて……料理は上手いし家庭的だし……」 クスクス

妹「おーしーえーてーよぉおおお!」 ユサユサ

男「勿論、見た目も可愛いくてスタイルもオレ好みなんだよなぁ……」 クスクス

妹「それって女さんなんでしょー!? ねぇー…ねぇってばー!」 ユサユサ

男「ははは……さぁ、そろそろ帰ろっか」 テクテク

妹「あー! 逃げるなーっ!」 タッタッタッ


男「あ、一つ言い忘れてたけど…」





男「女さん、既に人妻だから」





番外編 『女ちゃん』 終

レスありがとうございました!


番外編 『暖簾のその先で』



レンタルビデオ屋 18禁コーナー

男(ふふふ…) ワクワク

男(ついに…ついに来たッ……)

男(男18歳……禁断の地へ足を踏み入れたぞッ……!)

男「……」 ゴクリ…

男(それにしても、なんというパラダイス…見渡す限り裸、裸、裸……) テクテク

男(ちくしょー! 早く帰って抜きてぇえええ!) ムラムラ


テクテク…

?「……」 ゴクリ…

?(ついに…ついに来たッ……)

?(念願の18禁コーナー…これが、大人の世界ッ……!) ワクワク

?「……」

?(……重大な日の前夜に何をやってるんだろうな、俺は) ハァ…

?(おっと、いかんいかん! 抜く前から賢者モードになってどうする……!) テクテク

?(待ってろよ、息子……最高の作品を見つけ出してやるからよ!) ムラムラ


テクテク…

男「……!」 ピクッ

?「……!」 ピクッ

男(こ、これは…あのGカップわがままボディ元アイドル、幻のAVデビュー作……!)

?(おいおい、マジかよ……これ、今じゃ入手困難になっているプレミア作品じゃねーか!)

男(いきなり掘り出し物に出会えるなんて…! ) スッ

?(うはっ、こりゃあ今夜は眠れねーかもな!) スッ

ガシッ

男 &?「ん?」 チラッ


男「……」 グググッ

?「……」 グググッ

男「……手を放せ」 グググッ

?「それはこっちのセリフだ」 グググッ

男「先に見つけたのはオレなんだよッ……!」 グググッ

?「いーや、俺の方がコンマ数秒早かったね……!」 グググッ

男「ふざけんなっ!」 グググッ

?「……あれ? そこにも同じヤツ、もう一枚置いてるぞ?」 チラッ

男「え? どこに──」 チラッ

バッ!

男「なッ!? しまったッ……!」

?「ハハッ、わりぃな! こいつだけは譲れねぇッ!」 タッタッタッ…


男「ひ、卑怯だぞ! ……くそぉおおおおッ!!!」 ガックリ


次の日


ガヤガヤ…


男「……」 ドキドキ

男「さすがに緊張するな」 ドキドキ

男(今日からいよいよ始まる……)

男(父さん、母さん…見守っててくれ……! オレ、頑張るから……妹の為にも絶対に──)

同僚「あのー、すみません…。 入社式の会場って、ここで間違いないッスよね?」

男「あ、はい! オレも今日から入社する…」 クルッ

男&同僚「ッ!!!」 ドキィッ!

男「お、お前はッ……!」

同僚「昨日のッ……!」


男「……」 プルプル

同僚「……」


同僚「……アレな、見事にパッケージ詐欺だったぜ」 フゥ…

男「え」

同僚「クッソつまんねぇ」

男「……」

同僚「おかげ様で、ぐっすり眠れたわ」

男「……プッ」 クスッ

同僚「……はは」 クスッ



男&同僚「あっはっはっはっはっ!」 ゲラゲラ


男「オレもさ、昨日はハズレ引いたんだよ」 クスクス

同僚「お互い、眠気は無くても息子はスッキリしなかった…ってか」 クスクス

男「…オレは男。 今日からよろしくな!」 ガシッ

同僚「同僚だ。 お前とは上手くやっていけそうな気がするぜ!」 ガシッ




時にエロは友を呼び、漢同士の絆を紡ぐ。


これが、自称・AVソムリエ『同僚』との出会いだった。




番外編 『暖簾のその先で』 終

レス、ありがとうございます!


番外編 『ベッド上の死闘』



テレビ『今日の特集は、新しい命の誕生──』 オギャー オギャー

妹「あーっ! 赤ちゃんだ!」 ワクワク

男「すっげー! エイリアンみたい!」

母「ふふふ。 お兄ちゃんも妹も、産まれた時はこんな感じだったのよ?」 クスッ

男「げっ!? ウソだろー!?」

妹「おぎゃー! おぎゃー!」 バタバタ

母「懐かしいわね」 クスクス

父「あぁ。 二人ともすっかり大きくなりやがって」 ナデナデ


男「ところでさー、赤ちゃんってどうやって作るの?」

母&父「!」 ドキッ

妹「わたしも赤ちゃん作りたーいっ!」 ワクワク

母「あ…あのね、赤ちゃんっていうのは愛の神様が──」 ///

父「夜のプロレスだッ!」

男「へ? プロレス?」

父「夜の、な!」 キリッ

母「こ、こらっ…!」 ///

妹「ぷろれすってなーに?」


父「まずはベッドの上で裸になってだな…」

男「ふんふん」

父「48の殺人技を駆使して母さんをダウンさせるッ!」 クネクネ

男「うぉおおお!? なんかカッケー!」 ワクワク

父「そして! フィニッシュに父さんの熱い精…漢汁を母さんのおま──」

母「あ な た ?」 ゴゴゴゴゴ…

父「うっ…!? ま、待て! 俺はただ、プリンス・カメ○メの話をしているだけで…」 ビクッ

母「ちょっと寝室まで来てくれる?」 ニッコリ

父「え? ……もしかして、三人目 欲しくなった?」 ムラムラ


テクテク… ガチャ バタンッ!!!



ドカッ! バキッ! ズドンッ!



父「ぎゃああああああああああああッ!!!」





男「おっ!? 父さん達の部屋でプロレスが始まったみたいだぞ!?」 ワクワク

妹「だーかーらー、ぷろれすってなーに!?」

男「赤ちゃんが出来るんだよ!」

妹「ホントっ!? じゃあ、わたしもぷろれすやるー!」 ドタバタ

男「次は弟が良いなぁ…」 ワクワク

妹「ねぇ、おにーちゃん! ぷろれすしよーよ! 赤ちゃんほしいぃいいい! 」 ドタバタ


父「助けてくれぇえええええええええッ!!!」 ドカッ! ゴキッ! バシンッ!


男「……父さん、負けてね?」

妹「おぎゃー! おぎゃー!」 ドタバタ



番外編『ベッド上の死闘』 終

レスありがとうございます!

21日目






あれから数ヶ月後……

季節は春を迎えようとしていた。








男の部屋




ギシ… ギシ…

男「ハッ…ハッ…ハッ……」 パチュッ パチュッ ヌチュッ

妹「んッ……ぁ……」 ビクッ ビクッ

男「ハァ…ハッ…ヤベっ……イキそッ……!」 パチュッ プチュッ ──パンッ!

妹「あんっ…!」 ビクンッ

男「妹……妹ッ……!」 パンッ パンッ パンッ パンッ

妹「ひぁっ……いやぁ…あぁあっ…!」 ユサユサ

ギシギシギシギシ…

男「ハッ…ハァッ…ハッ……出るッ……あ"ぁあああッ!」 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!

妹「も……もうッ…だめぇえええ…ッ……! !!」 ユサユサユサユサ

ギシギシギシギシギシギシギシギシッ!


男「う"ぁッ……!」 チュポッ──ドビュッ ドビュルルッ!

妹「ハァー…ハァー…ハァ…ハァ……」 ピクン ピクンッ

男「ハァ…ハァ…ハァッ…う"っ……ハァ…ハァ…!」 ビュルルッ ドピュッ…ビュルッ

妹「……いっぱい……出た…?」 ハァ ハァ

男「出てる……」 ビュッ ピュピュッ…

妹「え、まだ…!? すごーい……」 クスクスッ


男「……ははは。 これ…新記録かも」 パチンッ

妹「わぁっ、なにこれー!? たっぷたぷっ!」 ケラケラ

男「……」 クスッ

ギュウウウッ

妹「あ……」 /// ピクッ

男「痛くなかった?」 ギュウウウ

妹「大丈夫……。 気持ち良かったよ、お兄ちゃん」 /// ギュウウウ

男「ホッ…少しは上達したかな?」 クスッ

妹「うんうんっ。 …初めての時は散々だったもんねー」/// ニヤニヤ

男「それは言うなって……」 アハハ


妹「私ねー、お兄ちゃんのいく時の声が大好き」 /// クスクス

男「へっ?」

妹「あ"ぅッ…って。 可愛いっ♪」 /// ツンツン

男「アホか……」 /// ポリポリ…

妹「……」 ///

男「……今日もありがとな。 オレもすっげー気持ち良かった」 ナデナデ

妹「……」 /// ドキドキ

男「愛してるよ、妹」 スッ

妹「ん…私も……」


妹「ハァ……」 /// ムラムラ

男「さ、明日も早いし寝よっか。 …お前も大学決まったとはいえ、卒業までは学校行かなきゃいけないだろ?」

妹「……したい」 /// ボソッ

男「え?」

妹「もう一回……したい……」 /// モジモジ

男「……お前のほうからアンコールだなんて珍しいな」 ムラムラ

妹「お願いっ……!」 /// ウルッ

男「!」 ──プツンッ


男「妹ッ!!!」 ガバッ

妹「ひゃっ……!」 ドサッ


男「……と、いきたいところなんだけど」

妹「……?」

男「ゴム…さっきので最後なんだ」 ハハハ

妹「えぇっ!? そんなぁ……」 ガックリ

男「残念だけど今日は諦めて──」

妹「コンビニに売ってるよ」 ボソッ

男「!?」

妹「買ってきて……」 ///

男「こ、こいつ…知ってたのか」 ドキドキ

妹「お願いっ……!」 /// ウルッ

男「……了解」 ムラムラッ



恋人同士になって数ヶ月……

妹の "おねだり顔 " には未だに逆らえない。

21日目 終

レスありがとうございます!

22日目


職場・昼休み

男「……」 パクパク

同僚「……」 モグモグ

男「……」 パクパク

同僚「あー…セックスしてぇ」 モグモグ

男「……」 パクパク

ピロピロピロ♪

男「ん? …メールか」 ピッ

男「……」 ニヤニヤ

同僚「彼女から?」

男「うん」 ポチポチ

同僚「ハァ…羨ましい……」 モグモグ


男「……正直、引いてるだろ? 妹と付き合ってるなんて」 ハハ…

同僚「……」 モグモグ

同僚「あんなカワイイ妹がいたら、俺だって交際を申し込むっつーの」 クスッ

男「えっ?」

同僚「……別に良いじゃねーか。 好きになっちまったんなら仕方ないだろ 」

男「……」

同僚「幸せにしてやれよ。 俺は応援してるから」 モグモグ

男「……あぁ。 ありがとう、同僚」


「──きゃあああッ!」


男&同僚「!?」 ビクッ


後輩「ちょ…やめてくださいッ!」

DQN「ねェねェ、今晩暇なんでしょ? メシ奢るからさァ」 サワサワ

後輩「行かないって言ってるじゃないですか! 」 バッ


同僚「まーた始まったか…」 チッ

男「……」 ググッ

同僚「お偉いさんの息子だかなんだか知らねーけどよ、ありゃ調子乗り過ぎだわ」 イライラ

男「……止めてくる」 スタッ

同僚「俺も行くぜ。 これ以上うちの貴重な女性社員が辞めてしまうのは御免だ」 スタッ

「やめとけ」

男&同僚「え?」

上司「やめとけって言ってんだよ」


同僚「…正気ッスか? 上司さん」 イラッ

上司「首、飛んじまうぞ」

男「……」 ギリッ

上司「DQNがどんな人物かお前らもよく知っているだろうが」

同僚「父親の権力を振りかざしているだけのセクハラ野郎にビビってる場合じゃねーッスよ!」

男「最悪、退職に追い込まれても構いません。 このまま黙って見過ごすわけには──」

上司「お前らが良くても俺達にとっちゃダメなんだよ」

同僚「!?」

上司「今や二人とも会社の貴重な戦力だ。 失うとなっちゃダメージがデカ過ぎる」

男「……」 ググッ

上司「ここは一つ辛抱してくれや。 後輩ちゃんのほうは俺に任せろ 」

同僚「そ、それこそマズいですって……!」

上司「馬鹿野郎、俺を誰だと思ってやがる! 上手いやり方ってモンがあるんだよ」 ガッハッハッ


上司「それにな、DQNが会社を去るのも時間の問題だ」

男「え!?」

上司「うちの上層部が あいつを上手い具合に追い出す計画を秘密裏に進めている」

同僚「まじッスか?」

上司「それだけ皆あのセクハラ野郎の事が嫌なんだよ。 …絶対、外に漏らすんじゃねーぞ」 ニヤニヤ

男「は、はい!」


テクテク…

上司「おーい、後輩ちゃーん! 今ちょっといいかー?」 ニコニコ

後輩「! …は、はーい!」 タッタッタッ

DQN「お、おい待てやコラァッ! まだ話は終わってねぇだろうがッ!」

ガヤガヤ ガヤガヤ…

……


男「ふぅ……」

同僚「お疲れさん」 ポンッ

男「お疲れ…今日はホントに疲れたな」 ハハハ

同僚「うしっ、さっさと帰るとしますか! コーヒー、奢るぜ」 ポンッ

男「サンキュー」


チャリンチャリン ピッ ゴトンッ!


同僚「しっかしホント腹立つぜDQNの野郎…」 ゴクゴク

男「上司さん、見事な手際だったよな。 自然な振る舞いで事を収めるなんて」 ゴクゴク

同僚「あぁ。 ただの変態オヤジだと思ってたが見直したぜ」

男「おまっ…失礼だろ!」 クスッ


テクテク…

同僚「ん?」 チラッ

DQN「あ"?」 テクテク

男&同僚「!」 ドキッ

同僚(げッ……噂をすればなんとやら……) ドキドキ

DQN 「……」 ジー

男&同僚「お疲れ様でした!」 ニコニコ

DQN 「……」 ジー

男「ど、どうかされました?」 アハハ…


DQN 「ブラック」

男「…はい?」

DQN 「ブラックっつってんだろーがッ!!!」

男「あ、コーヒーですね…!」 チャリンチャリン

ピッ ゴトンッ!

男「どうぞ!」 ニコニコ

DQN 「……テメ、誰が "冷たい" って言ったよ? ホットに決まってんだろうがよォオオオッ!?」 イライラ

男「す、すいませんっ!」 スッ

同僚「…俺が出すよ」 チャリンチャリン

ピッ ゴトンッ!

同僚「はい、どうぞ」 スッ

DQN 「チッ! 使えねぇヒラ社員共だぜ…」 テクテク

男&同僚「……」 ニコニコ


男&同僚(ちっくしょおおおおおお殴りてぇええええええ……!) ニコニコ

……


自宅

男「ただいま……」 ガチャ

妹「おかえりー! 今日も一日お疲れさまっ!」 ニコニコ

男「……」 ハァ…

妹「あれ……嫌な事でもあった?」

男「ううん、大丈夫。 何もないよ」 ニコッ

妹「ホントに……?」

男「……」 ジー

妹「……なんで急に見つめるの」 ///

男「お前の顔を見るとホッとする」 クスッ

妹「へっ!?」 /// ドキッ


男「あー…元気になってきた。 色々と元気になってきた」 ムクムク

妹「わけわかんないっ! いいから早くご飯食べてよ!」 ///

男「今日、何回やる?」 ニヤニヤ

妹「あーもうっ! 最っ低! 変態!」/// ブンブン

男「ははは…いてっ! いててっ!」 ポカポカッ



22日目 終

レスありがとうございます!

23日目



妹の部屋

男「……」 ハァ ハァ

妹「……」 ハァ ハァ

男「ハァ…ハァ……次はこのゴム使ってみよっか」 ピリッ

妹「え……まだするの……?」 ハァ ハァ

男「もちろん」 シコシコ

妹「……」 ///

男「明日は休日」 ムクムク

妹「うん…。 せっかくだし、一緒にお出かけ──」

男「ゴムもたくさん残ってる」 キチキチ… パチンッ

妹「……」 /// ハァ…

男「と、なればセックスするしかないだろ?」 ニッコリ

妹「なにそれ…」 ///


男「嫌ならやめるけど?」 ニヤニヤ

妹「……」 ///

男「ま、ちょっと眠くなってきたしな」 ニヤニヤ

妹「ッ……!」 ///

男「よし! 今夜はここまでにしよう」 ニヤニヤ

妹「……ぃゃ」 /// ボソッ

男「え? よく聞こえないなー」 ニヤニヤ

妹「……したい」 /// ムラムラ

男「なにを?」 ニヤニヤ

妹「もう寝るッ!」 /// プイッ


男「ははは、ごめんごめん」 ナデナデ

妹「ふんっ……」 /// ムスッ

男「……したいよな」 クチュッ…

妹「ぁ」 ビクッ

男「これだけ濡れてたら…したいに決まってるよなっ……!」 クチュ クチュ チャプッ クチュッ!

妹「んぁッ…だ…だめっ……!」 ビクッ ビクンッ

男「セックスしたいに決まってるよ…なッ!」 ガシッ ──パンッ!

妹「あんッ…!」 ビクンッ


ギシ… ギシ…

男「はー…すっげー吸い付く……ッ!」 パンッ… パンッ …

妹「んぅっ……あぁっ……!」 ユサッ ユサッ

男「ハァ…ハァ…ハァ……ッ!」 パンッ パンッ パンッ パンッ

妹「ハァ…ハァ……ぁ……んッ……!」 ユサッ ユサッ

男「妹……ハァ…ハァ……可愛いよ……妹ッ!」 パンッ パンッ パンッ パンッ!

ギシギシギシギシッ!

男「ハッ…ハッ…ハッ……あー…ハッ…イキそッ……!」 パンッ パンッ パンッ!

妹「やっ……激し…い……!」 ユサユサユサユサ

ギシギシギシギシギシギシッ!


妹「ちょ……と待って…お兄ちゃんっ……」 ユサユサ…

男「へ……?」 ハァ… ハァ…

妹「あの…ね……激し過ぎ……。 ベッド壊れちゃう……」 ハァ… ハァ…

男「ご、ごめんな! つい……」 ハァハァ

妹「ううん、私の事はめちゃくちゃにしていいけど……ベッドには優しくしてほしいの……」 /// ウルッ

男「!」 ドキッ

男(うわっ、妹の火照った困り顔……超そそるッ!) ムラムラ

妹「お兄ちゃん…? 私の話、聞いて──あんッ!!!」 パンッ!

男「だめ…ハァ…ハァ…もう我慢出来ないッ……!」 パンッ パンッ パンッ パンッ パンッ!

妹「お……お兄ちゃっ……あぁあああッ……!」 ユサユサユサユサッ

ギシギシギシギシギシギシッ!


男「ハァ…ハァ…出るッ……あぁあああ"あああッ……!」 パンパンパンパンパンパンッ!

妹「だ、めっ……壊…れ…ちゃ……う……!」 ユサユサユサユサッ


ギシギシギシギシギシギシギッ…バキッ!


男「うわっ!?」 ガクンッ

妹「きゃッ!?」 ガクンッ

男「……な、なんだ?」 ハァハァ ハァハァ

妹「……」/// ハァハァ ハァハァ

男「もしかして…」 チラッ



男「(ベッドの)脚……折れちゃってる」 ハハ…

妹「……」 /// ジトーッ

男「あはは…あはははは……」 ドキドキ

妹「だから言ったのに……」 /// ジトーッ

男「ごめんなさい」

妹「あーあ、お気に入りのベッドだったのになー」 /// チラッ チラッ

男「……明日、一緒に新しいの探しに行こう」 ハハハ…

妹「わーい♪」 /// クスクス


23日目 終

レスありがとうございます!

24日目



デパート

男「はぁ……」 トボトボ

妹「もぉー、そんなに落ち込まないでよっ! 私は全然気にしてないってば」 クスクス

男「一番安かったベッドにすら手が届かないなんて……情けないよ」 トボトボ

妹「ベッドはどうでもいいのっ! 私はデートする為の口実が欲しかっただけなんだから」 ツンツン

男「オレの稼ぎがもう少し良ければなぁ……」 トボトボ

妹「おーにーいーちゃーんっ!」 ポカポカッ

男「ベッドだけじゃない…洋服だって食べ物だって、欲しいモノは何でも買ってあげられるのに……」 トボトボ

妹「……」


妹「手、繋ごっ」 ギュッ

男「…ん」 ギュッ

妹「フンフフフーン♪」 テクテク

男「……」 テクテク

妹「……こうして一緒に歩いているだけで本っ当に幸せ」 テクテク

男「……」 テク…

妹「なーんにもいらないよ。 お兄ちゃんがそばにいてくれるだけで何もかも満たされちゃうんだもん」 クスッ

男「妹……」

妹「いつもありがと。 …愛してる」 ニコッ

男「!」 ウルッ

男「……ご、ごめんっ、ちょっとトイレ行ってくる!」 タッタッタッ…

妹「はーい。 私はここで待ってるね」 ニコニコ

トイレ


ガチャッ パタン…

男「……」 フゥ…

男「……」

男「……」 グスッ…

男「ホント……情けねーな……」 グスッ… クスクス

男「……ぅ……」 ガクッ

男「ぅぁ"ぁ…ぁぁぁ……」 シクシク…



生まれて初めて、嬉しくて泣いた。


……


妹「お兄ちゃん、遅いなぁ…」

「さっきのオンナ、誰なのよッ!?」

妹「……?」 チラッ


ビッチ「なんかチョー仲良さげな感じだったんですけどッ!!!」 ギャー ギャー

DQN「うるせーな……汚い声で喚くな。 ありゃ ただの元カノだ」 チッ

ビッチ「ハァッ!? DQN君、アタシが初めての彼女だって言ってたよねッ!?」 ギャー ギャー

DQN「プッ……んなワケねーだろバカが。 ま、テメェみたいなブスを抱いたのは初めてだけどな」 クスクス

ビッチ「……」 ブルブル

DQN「ただの玩具が彼女ヅラしてんじゃねーぞコラ。 さっさと失せろ。 こっちは既にヤリ飽きてんだよ」 クスクス

ビッチ「……死ねッ!!! 」 タッタッタッ…

DQN「ギャハハハッ! 二度と連絡してくるなよクソマ○コ!」 ゲラゲラ


妹(うわー…最ッ低……)


DQN「あ"ー、スッキリしたぜ。 ……ん?」 チラッ

妹「!」 ビクッ

DQN 「……」 ジー

妹「フ、フンフフフーン♪」 クルッ

DQN 「……」 ジー

妹(……なんかすっごい視線を感じるんですけど) ドキドキ

DQN 「……」 ニヤリ

テクテク…

妹(も、もしかしてこっちに来てる……!?) ドキドキ

DQN「……」 テクテク


DQN「……こんにちは♪」 ニコッ

妹「!」 ドキッ!

DQN「オネーチャン…さっきからボーッと突っ立って何してんの?」 ニコニコ

妹「……」 ドキドキ

DQN「ヒマなら俺と遊ばない?」 ニコニコ

妹「ご、ごめんなさい! わ、私、彼氏を待っているので…… 」 アハハ…

DQN「マジ?」


妹(お兄ちゃーん……早く来てっ……) ドキドキ


DQN「……こんな可愛い子を待たせるなんて彼氏失格だよー。 そんな奴ほっといてカラオケでも行こうよ!」 ガシッ

妹「きゃッ! …ちょ、ちょっと! 離してくださいッ……!」 ビクッ

DQN「大丈夫だって! 金は俺が出すからさァ」 ニコニコ

ポンッ…

DQN「あ"ぁ? 」 チラッ

男「おい…オレの大切な人に何してやがるッ……!」 グググッ

妹「お兄ちゃんっ!!!」

DQN「……」 ジー

男「ん?」 チラッ

DQN「テメェのツレかよ」 ニヤリ

男「──ッ!?」 ドキィッ

男(おいいいいいいッ!!! ウソだろぉおおおおおおおおおッ!? )


男「D、DQNさんッ!?」 バッ

DQN「よォ…テメ、今俺の肩に手を置いてたよなァ……!?」 イライラ

男「あ、いや、その…すいませんっ! まさかDQNさんとは思わず、つい…… 」 アハハ…

DQN「……」 イライラ

妹(この人……お兄ちゃんの知り合い……!?)

男「ちなみにこいつ、オレの妹なんです」 アハハハハ……

DQN「あ"ぁんッ? 妹……?」

男「ほ、ほら! 妹もちゃんと挨拶して! この人は会社でいつもお世話になっている先輩のDQNさんだ」 アセアセ

妹「えっ!?」

DQN「……チッ」 テクテク…

男「あ…あれ、DQNさん……?」


妹「行っちゃった……」 ドキドキ

男「ハァ……大丈夫か、妹」 ドキドキ

妹「う、うん。 助けてくれてありがとう……」 ホッ…

男「ははは…ちょっとカッコ悪かったよな。 ホントはブン殴ってやるつもりだったけど」 ギュウウッ

妹「えへへ…会社の先輩なら仕方無いよ」 /// クスッ

男「お前はお兄ちゃんが絶対に守るから」 ナデナデ

妹「あ、あの…嬉しいんだけど恥ずかしい……。 周りから見られてるよー」 /// クスクス



ワイワイ ガヤガヤ…


DQN「……」 テクテク

DQN「妹、ねェ……」 テクテク

DQN「ククッ、あのレベルの上玉に出会ったのは久しぶりだぜ」 テクテク


DQN「……食っちまうか」 ペロッ



24日目 終

レスありがとうございます

25日目


男の部屋

男「……」 フワァ…

妹 「……入るよー」 コンコンッ

男「おーう」

妹「お邪魔しまーす」 ガチャッ

男「火の元と戸締まりの確認したか?」

妹「ん、大丈夫」 モソモソ

男「よし……寝よ」 カチッ カチッ


妹「……」 モソモソ

男「そろそろ お兄ちゃんのベッドにも慣れてきただろ?」 モソモソ

妹「うん。 …まだ少しニオイが気になるけどね」 クスッ

男「えっ!? そんなに臭いか?」 クンクンッ

妹「あはは。 臭いっていうか…なんだろ? 加齢臭?」

男「ふざけんな」 ハハハ

妹「じゃあ、お兄ちゃん臭だね」 クスクス

男「なんだよそれ」 クスクス


男「……」 クンクンッ

妹「……なに?」

男「妹臭を堪能してる」 クンクンッ

妹「きもっ」 /// クスッ

男「ハァ……なんでこんなに甘い匂いがするんだろうな……」 クンクンッ

妹「やめてよぉ……なんか恥ずかしい……」 ///

男「髪の毛はサラッサラだし」 サワサワ

妹「はうぅ……」 /// ドキドキ

男「……」 ムラムラ


男「……今日は "どっち" かな?」 ニヤニヤ

妹「……」 /// ハァ…

ムニュッ

妹「んッ……!」 ピクッ

男「ノーブラ…って事はOKだ」 ニヤニヤ

妹「……」/// コクン

男「二日ぶり…か。 よーし、今夜は張り切って振るぞー!」 ニヤニヤ

妹「バカ……」 /// ドキドキ


カチッ カチッ ピカッ…

妹「ねぇ…お兄ちゃん」 ヌギヌギ

男「ん?」 ヌギヌギ

妹「……」 /// ヌギヌギ

男「どうした? ……無理してエッチしなくても良いんだぞ?」 ナデナデ

妹「ううん、したいんだけど……その…ね……」 ///

妹「引かれちゃうかもしれないけど……」 ///

男「?」

妹「……飲んでみたい……お兄ちゃんの…あれ……」 /// ドキドキ

男「……え?」


男「あれって……アレか?」 ドキドキ

妹「……」 ///

男「お兄ちゃんがいつも最後にドピュッとビュルっと出してるアレか?」 ドキドキ

妹「……」 /// コクン

男「白くてドロッとネバッとした、濃厚で新鮮な搾りたてホカホカの精液か?」 ドキドキ

妹「最っ低……そこまで説明しなくていいから……」 /// ハァ…

男「あはははは! やめとけって。 美味いモンなら喜んで飲ませるけどさ」 クスクス

妹「うーん…やっぱり不味いのかな……?」

男「た、多分な」 ハハ…

妹「それでも……飲んでもらえたらお兄ちゃんは嬉しい?」 ///

男「そ、そりゃあ…まぁ……」 ムラムラ

妹「じゃあ、飲むっ」 /// ウルッ

男「!」 プツンッ──


男「妹ッ……!」 ガバッ

妹「あんっ!」 ドサッ


ピロピロピロ♪ ピロピロピロピロ♪


男&妹「!?」 ビクッ


ピロピロピロピロ♪ ピロピロピロピロ♪


男「メール…いや、電話か」 スッ

妹「うぅ……びっくりしたぁ……」 ドキドキ

男「ったく、誰だよ こんな時間に」 パカッ

男「──ッ!?」 ギョッ

……


男「ハァ……」 ガチャッ

妹「電話、誰から?」

男「DQNさん……今からうちに来る」 ハァ…

妹「え……えぇえええッ!?」

男「さっきまで街の方で飲んでいたみたいでさ……」

男「帰りの最終バス…間違えてこっち方面の便に乗っちゃった、って」 ハァアアア…

妹「……」 ポカーン…

妹「……もしかして、ここに泊まるつもり?」

男「あぁ。 明日の始発で帰る」 コクン

妹「うっわー……」 サー…

男「ごめんな。 断りはしたんだけど……」


男(まさか、こんなことで必殺『父親の権力』をちらつかせてくるなんて思わなかったよ……) ハァ…

……


男&妹「……」 ドキドキ


ピーンポーン… ガチャッ ガチャッ!

男&妹「!」 ドキィッ!

妹「来たっ……」

男「妹…お前は自分の部屋に入ってろ」

妹「え?」

男「さすがに何もしないとは思うけど…一応な。 DQNさんはオレのベッドに寝かせるから──」


「さっさと開けろやゴルァッ!!!」 ガンガンッ!


妹「!」 ビクッ

男「くそっ……! 絶対、部屋から出るんじゃないぞ!」 テクテク

妹「う、うん!」 タッタッタッ


ガチャ…


男「お、お待たせしました!」 アハハ…

DQN「テメー先輩待たせるなんて良い度胸してんな…あ"ぁッ?」 イライラ

男「すいません、すいませんっ!」 ペコペコ

DQN「さっさと部屋に案内しろや」

男「は、はいっ!」


男の部屋


ガチャ…

男「ここ、オレの部屋です。 好きに使って頂いて構わないので……」 アハハ…

DQN「……」 キョロキョロ

男「で…では、ごゆっくり──」 コソコソ

DQN「待てや」

男(うぐっ……) ドキッ!

DQN「せっかく土産を用意して来たんだからよォ」 ガサガサ

男「?」

DQN 「カカカッ! 少しは付き合えや」 ゴトッ…

男「!!!」


男(酒……まだ飲む気かよ……) ハァ…


……


男「い、いただきます……」

DQN「おう、乾杯」

チンッ

男(正直、酒は苦手なんだよなぁ……) チビチビ

DQN「んぐッ、んぐッ……」 ゴクゴク

男(しかも相手はコイツ……くそっ、酔っ払った勢いで無礼講パンチでも一発喰らわせて──)チビチビ

DQN「なーにガキみてぇな飲み方してんだゴルァ」 ゲラゲラ

男「す、すいません! オレ、酒弱いんで……」 アハハ…

DQN「……せっかくテメェと飲めるのを楽しみにしてたのによォ……」 ゴクゴク

男「えっ?」


DQN「普段は口うるせぇ事ばっかり抜かして当たったりしてるけどよ……」

DQN「ちゃんと認めてるんだぜ……テメェの事はよ……」 ゴクゴク

男「!」

DQN「カカッ、愛の鞭…にしちゃ少々やり過ぎてるのかもなァ」 ケラケラ

男「……」

DQN「両親逝っちまって大変とは思うけど……これからも会社の為に頑張ってくれよ、男」

男「DQN…さん……ありがとうございます」 ウルウル…

DQN 「ケッ、オレは素直じゃねーからな……こんなくっせぇ事言うのは二度とねェだろうよ」 クスクス

男「ははは」 グスッ…クスクス


男(……驚いたな……) ドクン ドクン

男(まさか……DQNさんに褒められるなんて……) ドクン ドクン

男(案外……根は……良い人……な…の……かも……)ドクン ドクン

男(し……れ…………) ドクン──

ドサッ…


男「zzz」 スヤスヤ


DQN「……」 クスッ

男「zzz 」

DQN「わりぃなァ、男……一つ訂正しておくぜ」

男「zzz 」

DQN 「オレが認めてるのはテメェじゃねェ」

男「zzz 」

DQN「テメェの "妹" だよ」 ニヤリ

妹の部屋


妹「……」 ブルブル

妹(お兄ちゃん……大丈夫かな……?) ブルブル

コンコン…

妹「!」 ビクッ

妹「お兄……ちゃん? お兄ちゃんだよね……?」

ガチャ…

DQN 「……お、いたいたァ」 ニヤリ

妹「──え?」

DQN 「お兄ちゃん、ベロンベロンに酔っ払って寝ちまってよォ……」 テクテク

妹「……ウソ……?」 ブルブル

DQN 「話し相手がいなくなって退屈なんだよなァ」 テクテク

妹「いやっ……来ないでっ…!」 ブルブル

DQN 「だからさ…少しオレと遊ぼうか」 ニヤリ

妹「……警察呼びますよ……!?」 パカッ


DQN「……さっき面白い写メが撮れたんだよねェ」 クスクス

妹「えっ……!?」

DQN 「ほら──」 パカッ

妹「!!!」

DQN 「いくら悪酔いしたからって…全裸になるのは流石に引くよなァ?」 クスクス

妹「あ……あ……」 ブルブル

DQN 「お兄ちゃんの無修正画像……ネットにばら撒いちゃってもいいんだぜ?」 クスクス

妹「最ッ低……! 最初から……全て仕組んでいたんですね……!?」 ブルブル

DQN 「おいおい、勘弁してくれよ」 ゲラゲラ


DQN 「別にオレは予め社員名簿からここの住所を調べていたわけでもないし…」 ニヤニヤ

DQN 「可愛い後輩のお酒に睡眠薬を投入したわけでもない」 ニヤニヤ

妹「……ッ」 ギリッ

DQN 「極めつけに寝落ちしたそいつの衣服をわざわざ剥いで写真を撮るなんて……あり得るわけねぇだろうがよォ!? 鬼畜にも程があるぜ!」 ゲラゲラ

妹「ひどいっ……」 ポロポロ

DQN 「さ、妹チャンも喉が渇いてきただろ?」 ガシッ

妹「いやッ……いやぁあああッ!」 バタバタ

DQN 「未成年にお酒は飲ませられないから……搾りたてのホットなミルクでもご馳走してやるよ」 クスクス



妹「お兄…ちゃん……助けてっ……お兄ちゃあああん!!!」 バタバタッ





お兄ちゃん……助けて……



助けて……





男「──妹ッ!?」 バッ


チュン……チュンチュン……


男「……あれ……朝……?」


ガチャッ!

妹「お兄ちゃんっ! いつまで寝てるの!? 仕事遅刻しちゃうよ!?」

男「妹…… つッ! 頭いてぇ……」 ズキズキッ

妹「もぉー、慣れないお酒なんて飲んじゃうからだよ!? しかも真っ裸で眠るなんて……風邪引いても知らないんだからっ!」

男「……あ、そうか……確かDQNさんと飲んでて……それから……それから…なんだっけ?」 ズキズキッ

妹「……」

男「……って、DQNさんはどうした!?」

妹「友達が迎えに来てくれたみたいで、夜中に帰っちゃったよ。 お兄ちゃんによろしくって」 ニコッ

男「そうなのか……ったく、なら最初からそうしろっての」 ホッ

妹「だよねっ」 クスクス


リビング


男「はむっ…んぐっ……」 パクパクモグモグ

妹「コーヒー、まだ飲む?」

男「おう……サンキュ」 トクトク

妹「お弁当も作ったから忘れないで持っていってね」 ニコッ

男「あぁ……いつもありがとな」 パクパクモグモグ

妹「えへへ……」

男「……」

男「DQN……何もしてこなかったか?」

妹「えっ?」

男「会ったんだろ? あいつが帰った理由を知ってるって事は……」


妹「あははっ! 大丈夫大丈夫! なーんにもされてないって!」 ケラケラ

男「本当か?」

妹「うんっ!」

男「……さっき食ってたパン……真っ黒だったぞ?」

妹「……うそ?」 ビクッ

男「なーんてな! ちゃんと焼けてたよ。 ご馳走さま!」 ニコッ

妹「やめてよー、もぉ!」 ケラケラ

男「お前にセクハラしていいのはオレだけだもんな! な!?」 サワサワ

妹「あーもうっ! さっさと会社行けッ!!」/// バッ

男「あはははは。 ごめんな、怖い思いさせてしまって……」 ナデナデ

妹「ったく……」 ///


男「じゃ、行ってくるよ。 お前も学校遅刻しないようにな!」 ガチャ

妹「はーい! 行ってらっしゃい!」

ガチャン……

妹「……」










妹「……」ガクッ

妹「……助けて……お兄ちゃん……」 シクシク


25日目 終

レスありがとうございます

26日目




DQN 『未成年にお酒は飲ませられないから……搾りたてのホットなミルクでもご馳走してやるよ』 ガシッ

妹『お兄…ちゃん……助けてっ……お兄ちゃあああん!!!』

ピロリン ピロリン♪ ピロリンピロリン♪

DQN 『ッ……! もしもし!?』 ピッ

電話『うぃーっす! 約束通り指定の場所に着いたべ?』

DQN『今取り込み中なんだよッ。 三十分後にまた来い』イライラ

電話『あ" ぁ!? てめーこんな時間に人をアッシー君にさせといて調子こいてんじゃねーぞコラ!』

DQN 『……チッ、わかった今すぐ行く』 ピッ

妹「……!?」


DQN 『ケッ…時間配分ミスっちまったぜ』 スタッ

DQN 『……続きは明日楽しむか。 夜の予定、ちゃんと空けとけよ?』 ニヤニヤ

妹『……』 ブルブル

DQN 『返事ぐらいしろや!』

妹『……はい……わかりました……』 ブルブル

DQN『じゃ、お近づきの印に連絡先交換……っと』 ポチポチ

妹『……』 ブルブル

DQN 『じゃあ、またな妹チャン』 テクテク

DQN 『わかってるとは思うけどさァ……余計な真似だけはするんじゃねーぞ?』

DQN『お兄ちゃんは全世界デビュー目前なんだからなァ』 カッカッカッ!

妹『……』 シクシク

…………

……


DQN 『ケッ…時間配分ミスっちまったぜ』 スタッ

DQN 『……続きは明日楽しむか。 夜の予定、ちゃんと空けとけよ?』 ニヤニヤ

妹『……』 ブルブル

DQN 『返事ぐらいしろや!』

妹『……はい……わかりました……』 ブルブル

DQN『じゃ、お近づきの印に連絡先交換……っと』 ポチポチ

妹『……』 ブルブル

DQN 『じゃあ、またな妹チャン』 テクテク

DQN 『わかってるとは思うけどさァ……余計な真似だけはするんじゃねーぞ?』

DQN『お兄ちゃんは全世界デビュー目前なんだからなァ』 カッカッカッ!

妹『……』 シクシク

…………

……


高校

キーンコーンカーンコーン…

妹「……」

友「妹っちー、下校の時間ですよーっ!」 テクテク

妹「……」

友「おーい!」

妹「……」

友「……スキありっ!」 ニヤリ

ムニュッ…

友「お嬢さん…相変わらず良いチチしてますなぁ」 モニュ ムニュ

妹「……」

友(あ、あれ……?) モニュ ムニュ

妹「……あ、友ちゃん」 チラッ

友「……あんた……もしかして大人の階段登った?」 ドキドキ

妹「……へっ!?」/// ドキッ


……


妹「……」 テクテク

友「ねぇねぇ、彼氏とはまだラブラブなの?」 ニヤニヤ

妹「えっ……? まぁ……うん……」 ///

友「私と彼氏どっちがチチ揉むの上手?」 ニヤニヤ

妹「知らんっ…!」 /// テクテク

友「あはははは! ……あ、このままファミレス寄ってかない?」

妹「……あれ? 友ちゃんこれからバイトじゃないの?」

友「えへへー、実は夜間にシフト変更しましたっ!」 ビシッ

妹「えぇっ!? 先生に見つかったらマズいよ……」

友「いーのいーの。 どうせもうすぐ卒業だし、新たなキャンパスライフに向けてがっつり稼がなきゃ!」 ニコニコ


友「だーかーらーさっ、ファミレス行こ!? プリンも奢っちゃうよー!?」 ニコニコ

妹「……ごめん、今日は無理……」

友「えぇえええっ! じゃあプリン二つでどうだっ!?」 ブイッ

妹「ホントに無理なの……ちょっと予定があるから……」

友「……」

妹「ま、また明日よろしく! じゃあね、友ちゃ──」 アハハ…


友「待って」

妹「!」

友「妹……あんた物凄く怯えてる……」

妹「……」

友「私にはわかるよ……親友だもん……」


妹「全然、そんなことないよ?」 ニコッ

友「誤魔化さないで」

妹「……」

友「一人で抱え込むのはもうやめて!」

妹「……」

友「……」

妹「……大丈夫」

友「え?」

妹「私は大丈夫だから……心配しなくていいから……」 ニコッ

友「……」 ギリッ

妹「じゃあね、友ちゃん……」 タッタッタッ


友「ばかぁああああああッ!!!」

妹「……」 タッタッタッ






友「……なんでよ……」 ガクッ

友「私じゃ……妹の力になんかなれないっていうの……?」 ポロポロ


妹「……」 タッタッタッ

妹「……」 タッタッ…

妹「……」 タッ…

妹(ごめんね……友ちゃん……)

妹(今優しくされたら……全部吐き出してしまいそうで……) ウルッ

妹(……誰も巻き込みたくない……傷付くのは私一人でいい……) ポロポロ


ピリリリリ♪ ピリリリリ♪


妹「!」

妹「……」 パカッ

妹「……もしもし」 ピッ




テクテク…

男「くぅううう……」 グググ…

男「久しぶりに残業くらっちゃったよ……」 テクテク

男「……」 テクテク

男「そういえばコンビニで新作プリンが発売してるって聞いたな」 テクテク

男「土産に買って行くか。 ついでに予備のゴムも仕入れておこう」 ニコニコ

男「昨日はDQNのせいでお預けだったからな…… 今夜は朝までコース確定だ」 ニヤニヤ


コンビニ


店員「──えぇっ、現役高校生!?」

友「しーっ! 声でかいですって! 年齢さば読んで面接受けたんですから!」 ヒソヒソ

店員「ははは! いやー、でもオジサン嬉しいよ! こんなピチピチお肌の可愛い子と一緒に仕事出来るなんて」 ニヤニヤ

友(はぁ……こっちはイケメンなお兄さんを期待してたのに……) ガックリ

ガーッ

男「……」 テクテク

店員&友「いらっしゃいませ、こんばんはー!」


店員(あっ……ゴムリン!) ニヤッ


店員「ねぇねぇ、友ちゃん」 ヒソヒソ

友「はい?」

店員「今からあのお客様さんが何を買うか当ててやろうか?」 ニヤニヤ

友「……?」

店員「コンドームとプリンだよ」 プッ…クスクス

友「へぇ、そうなんですか」

店員「ここ笑うところだよ友ちゃんっ! あ、もしかしてコンドームって知らない!? オジサンが使い方まで詳しく教えてあげようか?」 クスクス

友(気持ち悪ッ……やっぱシフト戻してもらおうかな……) ゾワゾワ

男「あのー、会計お願いします」 ニコニコ

友「あ、はーいっ!」 タタッ


ピッ ピッ…

友(本当だ…プリンとゴム……)

店員「プッ…」 クスクス クスクス


友「二点で合計○円になりますっ」 ニコッ

男「えーと、小銭は……はい」 スッ

友「丁度ですねー、ありがとうございました!」 チラッ

男「どうも」 ニコッ

友「──!」



妹『ありがとう、友ちゃんっ!』 ニコッ



友「あ……」




友「……」

店員「ね、当たったでしょ!?」 ケラケラ

友「……」

店員「いつも買ってるもんだから…プッ…ゴムリンって命名してあげたんだよ!」 ゲラゲラ

友「……私、好きかも」

店員「──えぇッ!? あんな奴がタイプなの!?」 ガーン…

友「恋愛対象とかそういうのじゃないですけど……」

友「あの温かい笑顔…大好きな親友とそっくりだったから……」 クスッ

店員「……友ちゃんって見た目と違って不思議っ子なんだね」 ハハハ…


自宅(玄関)



男「ただいまー」 ガチャ

妹「──わっ!」 ビクッ

男「うぉっ!?」 ビクッ

妹「お、お兄ちゃん!? おかえり!」 ハハハ…

男「おう……こんな時間に出掛けるのか?」

妹「……うん、ちょっと友ちゃんのところに」

男「じゃあ途中まで一緒についていくよ。 こんな時間に女一人だと危ないからな」

妹「だ、大丈夫だよ!? もう子供じゃないんだから!」 ハハハ…

男「その考えが危ないんだよ」 クスッ


妹「すぐそこのコンビニで待ち合わせの約束してるから平気だって!」ハハハ…

男「ん? そうなのか?」

妹「そ、だからお兄ちゃんはゆっくりしてて! 晩ご飯も用意してるから」 ニコ

男「…わかった、ありがとな。 でも、あんまり遅くなりすぎないようにしろよ」

妹「うん!」

男「なにかあったらすぐ連絡するんだぞ?」

妹「……うん」

男「んじゃ、メシいただきまーす」 テクテク


妹「……」

妹「……」 プルプル

妹「……お兄ちゃんっ!!!」

男「ん?」 クルッ

妹「……あ、いや……うん……」

男「?」

妹「……いってきます!」 ニコッ

男「あぁ、いってらっしゃい」 ニコッ

──ガチャン


男「!」 ドクン…




『それじゃ、いってきまーす』 ニコッ

『いい子にしてお留守番するんだぞ? 頼りにしてるからな、男』 ニコニコ


男『うんっ! いってらっしゃい!』

妹『やだぁあああ! 行かないでよぉおおお!!!』 シクシク




男「……」

男「……まさかな」

男「はは……なに考えてんだよ、オレ」 クスッ

男「さ、メシメシっと」 テクテク


もう二度と妹に会えないなんて……

あるわけないだろ……そんなこと……


……


テクテク…

妹「……」

DQN「……おっ、来た来たァ」 ニヤリ

妹「……」

DQN「カカカッ! そんな悲しい顔するなって妹チャン! ちょっくら夜遊びに付き合ってもらうだけだからさァ!」 クスクス

妹「……」

DQN「ま、とにかく乗りなよ! まずはドライブでも楽しもうや!」 クスクス


バタンッ!


ブゥウウウン……


DQN「念の為に聞くけどよォ、勿論お兄チャンには内緒で来たんだよなァ?」

妹「……はい」

DQN 「よーし、お利口さんだ。 ご褒美にたっぷり可愛いがってやるよ」 クスクス

妹「もう…私のせいでお兄ちゃんを苦しめたくないから……」

DQN「泣ける兄妹愛だねェ。天国のパパとママもきっと喜んでるだろうさ」 カッカッカッ!

妹「……」

DQN 「安心しな! ちゃーんと用が済んだらあの画像は綺麗さっぱり消去してあげるから!」 クスッ

DQN 「──っと、飲み物でも買ってきてやるよ。 コンビニ寄っていくぜ」

ブゥウウウン… キキッ


コンビニ


店員「友ちゃんって彼氏いるの?」 ニヤニヤ

友「いませんよ、今は」 ハァ…

店員「じゃあ、いた事はあるんだ!? ねぇねぇ、どこまでヤッたの!?」 ニヤニヤ

友(……これ訴えたら勝てるよね) ハァ…


ガーッ

DQN「……」 テクテク

店員&友「いらっしゃいませー!」


店員「……うへぇ、スタレオタイプのいかにもなヤンキーだね」 ヒソヒソ

友「……」

店員「友ちゃんああいうのタイプでしょ?」 ニヤニヤ ヒソヒソ

友「……」 ハァ…


テクテク…

DQN「……」 ゴトッ

店員&友「!」


ピッ… ピッ…

「ありがとうございましたー!」



店員「…プッ…クスクス……今日はよくコンドームが売れるね……ククッ……」 プルプル

友(……何が面白いんだろ。 中学生じゃあるまいし……) ハァ…

店員「ドリンクも二本あったし、きっとこれからお楽しみなんだろうね!」 ゲラゲラ

友(アホくさ……) ハァ…

友「……外のゴミ袋まとめてきますね」 テクテク

店員「オッケー、よろしく!おじさん一人じゃ寂しいから早く戻ってきてねー!?」 ゲラゲラ

友(お断りだっつーの!) テクテク

コンビニ駐車場


ガーッ

友「はぁ……もう最悪っ……」 トボトボ


DQN 「おまたせェ」 ガチャッ バタンッ!


友(ん? ……さっきのヤンキーさん、か) チラッ

友(うっはぁ……とんでもない高級車じゃん)

友(どんな彼女と付き合ってんだろ?) チラッ チラッ


妹「……」


友「!」

友「え……あれ……妹?」


ブゥンッ!

友「ちょ、ちょっと待って! 」 タッタッタッ


ブゥウウウン…


友「……あーもうっ!」 ハァ ハァ

友「……絶対……そんなはずないっ!」 パカッ ポチポチッ

プルルルル… プルルルル…

電話アナウンス「おかけになった電話は、現在電波の届かないところにあるか電源が入っていない為──」

友「あのバカっ……!!!」 ピッ

タッタッタッ…



コンビニ

友「店員さんっ!!!」 ガーッ

店員「ん? どうしたの?…さては大量のゴキブリか」 クスクス

友「すいませんけど後はよろしくお願いします!!!」 タッタッタッ…

店員「え、えぇっ!? ちょ、帰るのっ!? 」


タッタッタッ…

友「……ハッ……ハッ……」 タッタッタッ…

友(そんなはずないんだっ……) タッタッタッ…

友(放課後の時と同じ……怯えた顔してた……) タッタッタッ…

友(そして、なにより──)



と、いうか……ずっと…好きだった……

その人が本当に好きな人と一緒に幸せになってくれたら嬉しいな、って…そう思ってて……

でもね…やっぱり違った

私が……その人と一緒に幸せになりたい


それが…叶わぬ恋だとしても……


友(……隠してもわかるよ) タッタッタッ…

友(お兄さんでしょ……? あんたの彼氏って……) タッタッタッ…

友(あんたの立場になったら……うちだってきっと同じ気持ちになるから……!) タッタッタッ…


友「……ハッ……ハッ……」 ゼェゼェ

友「お兄さんは車持ってないって聞いたことあるし……あのヤンキーはお兄さんなんかじゃない……」 ゼェゼェ

友「!」

友「そうだっ……!!!」 パカッ ポチポチッ

プルルルル プル──

友「あ、もしもし!?」



自宅(男)


男「ふぁあああ……」 グググッ

男「ねむ……」

男「……」 ムラムラ

男「落ち着け息子よ…もうしばらくの辛抱だ……」 ムラムラ


ピンポーン!


男「!」 ビクッ

男「おいおい……誰だよこんな時間に……」 ドキドキ


男「はーい……」 ガチャ

友「あのっ……! 夜遅くにすみません!!!」 ガバッ

男「わっ」 ビクッ

友「妹ちゃんのお兄さんですかっ!?」

男「は、はい……って、あれ?」 ジー

友「……あ」 ジー

男「君ってそこのコンビニにいた店員さん……だよね?」 ドキドキ

友「あぁあああああああああっ!?」 ドキィッ



歓楽街


ワイワイ… ガヤガヤ…


同僚「はぁ……」 ガックリ

上司「オッス! 先に終わってたか!」 ガッハッハッ!

同僚「いやぁ……久しぶりに化物引いちゃいましたよ……」 ガックリ

上司「ガッハッハッ! 馬鹿野郎、どんな女でも抱けるのが一流の漢ってモンよ! まだまだ青いなッ!」 バンバンッ!

同僚「もうやだ……ぼかぁ素人とやりたいッス……」 シクシク

上司「メソメソしてんじゃねぇ!次の店行くぞ!」 ガッハッハッ!

同僚「えぇっ!? まだ出るんすか……? 上司さんも相当な化物ッスねー……」 ハァ…

上司「……おっ?」 チラッ

上司「ヒュウー♪ おい同僚! あれ見てみろ」 ニヤニヤ

同僚「……はい?」 チラッ


同僚「……」 ジー


DQN 「ニヤニヤ」 テクテク

妹「……」 テクテク


同僚「……え」

上司「カーッ、うらやましいねぇ! DQNの野郎、べっぴんさんとデートしてやがるぜ!」 ガッハッハッ!

同僚「妹……ちゃん?」

上司「しっかし相手は随分若く見えるネーチャンだなぁ! もしかして家出中の女子高生でも捕まえやがったか!? 」 ガーハッハッハッ!

同僚「俺、急用思い出したんで帰ります!!!」 タッタッタッ…

上司「あぁ!?……おいっ!? コラ、待てっ! 」


同僚(……間違いない、さっきのは妹ちゃんだ!) タッタッタッ…

同僚(どういう事だよ!? 男っ……!) タッタッタッ…

レスありがとうございます


自宅(男)



友「私、妹の親友の友っていいます!!!」

男「あぁー! 君が友ちゃんだったのか! いつも妹と仲良くしてくれてありがとう」 ニコッ

男「ん? そういえばあいつ、君と待ち合わせをしてるって出掛けていったよ?」

友「……!? そんな約束してないっ……!!!」 ポロポロ

男「へっ?」

友「……このままじゃ妹が……妹がぁっ……!!!」 ポロポロ

男「お、落ち着いて友ちゃん! あいつに何かあったのか!?」

友「ヤバそうな男と一緒に車で走っていったのを見たんです……!!!」 ポロポロ

男「!?」


男(嘘……だろ……?) ドクン ドクン…

男(ヤバそうな男?……それってまさか──)

ピロピロピロ♪ ピロピロピロ♪ (携帯着信音)

男「!」 スッ

男(……同僚!?) ピロピロピロ♪


男「もしもし!?」 ピッ

電話(同僚)「おい! ! 男!!!」


電話(同僚)「なんでDQNと妹ちゃんが一緒にいるんだよッ!?」


男「……あ……あああ……」 ガクガク

電話(同僚)「付き合ってるわけねぇよな!? ……おい! 聞いてんのか男ッ!!!」

男「……あ…………あ…………」 ガクガク

電話(同僚)「バカ野郎ッ!! お前がしっかりしなくてどうするんだよッ!!!」

男「!」 ドクン…






『お兄ちゃん……ずっとそばにいるからな……』 ギュウウウ



『これから一生……お前のこと……絶対に悲しませたりしないからっ……!』 ポロポロ







男「そうだ……オレは約束したんだ……」

男「悲しい思いはもうさせないって……」

男「家族として……恋人として幸せになろうって……約束したんだよ!」 グググッ

男「同僚! 今どこにいるんだ!?」

電話(同僚)「歓楽街○丁目だ! 今、二人が去っていった後を追っている!」

男「わかった、オレも今すぐ行く!」 ピッ

男「助けなきゃ……妹を……!」 ガチャッ! タッタッタッ

友「あっ! 待って、お兄さん!!!」 タッタッタッ


男「くそっ……! とにかくタクシーを呼び出さなきゃ……!」 タッタッタッ

友「お兄さん!!! 待ってってば!!!」 タッタッタッ

友「──あっ!」



「よう、久しぶりだな」

男「!?」 ザッ…

イケメン「元気にしてたか? 同級生」 ニヤッ

男「おまっ……イケメンくん!?」

イケメン「乗りな。 タダでタクシーよりかっ飛ばしてやるよ」 ガチャッ

友「兄貴ーっ! ごめんね、急に呼び出しちゃって!」 タッタッタッ

イケメン「ははっ、可愛い子の為なら24時間営業が俺のポリシーさ」 ブォンッ!


怪しげなバー


カランカラン…


マスター「いらっしゃい……おっと、DQN君か」

DQN「よう、マスター。 今夜も世話になるぜェ」 クスクス

妹「……」

DQN「ちょっと待ってろな、妹チャン」 テクテク


DQN 「奥の部屋、借りるぜ?」 ヒソヒソ

マスター「……退屈した大人達が喜びそうな逸材だな」 ヒソヒソ

DQN「あぁ、今回の作品はケタ違いの収入になるだろうよ」 ニヤニヤ ヒソヒソ

マスター「先程、アシスタントの二人からも連絡が入ったよ。 すぐにこちらへ駆けつけてくれるそうだ」 ヒソヒソ

DQN「了解」 クスクス

マスター「……DQN君、キミの副業には喜んで肩を貸すが──」 ヒソヒソ

マスター「"殺し" だけは勘弁してくれよ?」 ヒソヒソ

DQN 「カッカッカッ! ……鋭いねぇ、さすが客商売のプロってか」 ニタァ

マスター「……」 ピクッ

DQN「……ケッ、冗談だよ」 テクテク


DQN「さぁ、妹チャン。 VIPルームへ案内するぜ! ついて来な」 テクテク

妹「……はい」 テクテク

レスありがとうございます


車内



イケメン「まさか男が妹ちゃんの兄貴だなんて驚いたよ」

男「……こちらこそ」

イケメン「こうしてよく見ると確かに雰囲気は似てるな」

男「ははは……」

イケメン「……」

イケメン「頬に肉がついてて安心したよ」 フッ

男「え?」

イケメン「いや、なんでもない」 クスッ

男(イケメンくん……)


イケメン「妹ちゃんな、家によく遊びに来てくれるんだ」

イケメン「いつもニコニコしてて、礼儀正しくて……本当に良い子だよ」

男「ははは……」

イケメン「それに比べて──」 チラッ

イケメン「うちのお転婆な姫様には色々と見習ってもらいたいもんだ。 なぁ、友?」 ニヤッ

友「……」


イケメン「同じ妹を持つもの同士だ。 遠慮なくこき使ってくれよ?」

男「イケメンくん……ありがとう……」


友「……」 ジー

友(これが妹のお兄さん……)

友(妹が誰よりも心を開いて、誰よりも一番頼りにしているお兄さん……) グググッ


友(……負けるもんか)


友(ウチだって妹の親友なんだ……!)

友(待ってなよ、妹……誰よりも早くあんたを助け出してあげる……!) ギリッ


イケメン「……」 チラッ


歓楽街


ワイワイ……ガヤガヤ……




ブォオオオン…キキッ

イケメン「チッ、相変わらず賑わってるな」

男「とにかく片っ端から探していかないと……!」

友「……ウチ、先に行くね!」 ガチャ

イケメン「待て。 お前は俺か男と一緒に行動しろ」

友「はぁ!? 何言ってんのよ! バラバラで探したほうが効率いいでしょーが!」

イケメン「夜の歓楽街を女子高生一人でうろつかせるわけにはいかねーよ」

友「……じゃあ男さんについて行く! 兄貴は口うるさいから絶対いや!」

イケメン「ったく、本当に可愛くない妹だなお前は」 クスッ


イケメン「それと……お前ら、携帯を出してくれ」 ゴソゴソ

イケメン「それぞれの電話番号を登録するんだ。 何かあった時の緊急連絡用にな」 ポチポチ

男「あ、あぁ」 ポチポチ

友「あーもう! グズグズしてる暇なんてないのに!」 ポチポチ

イケメン「……友、ちょっと携帯貸せ」 バッ

友「あっ…こらぁ! なにすんのさ! 返せっ!」 ブンブン

イケメン「嫁に電話する。 長い夜になりそうだからな 」 ポチポチ

友「はぁッ!? 自分の携帯でかけなよ!!!」 ブンブン

イケメン「お前の携帯からだとより安心するだろ? ちゃんと一緒に行動してる証明になる」 クスッ

友「兄貴がベタ惚れしてるの知ってる嫁さんが浮気なんて心配するわけないでしょ!?」

イケメン「真の男ってやつは恋人に1%の不安すら残さないんだよ」 プルルルル…


……



イケメン「サンキュ、友」 スッ

友「バカッ! こんな時でもカッコつけちゃうんだから!」 バッ

イケメン「男、番号の登録は済んだか?」

男「うん、バッチリだ!」

イケメン「……消すんじゃねーぞ?」

男「え?」

イケメン「妹ちゃんを無事に助け終わったら飲みに誘うからよ」 ニヤッ

男「……あぁ!」 ニコッ

イケメン「よし、俺は裏通りを回ってくる。 お前らは表通りを中心に探してみてくれ」 タッタッタッ

男「わかった! 行こう、友ちゃん!」 タッタッタッ

友「……うん」 タッタッタッ


友(絶っ……対、負けない……!)




ワイワイ……ガヤガヤ……


男「ハッ…ハッ…」 タッタッタッ

男「……わっ!」 ドンッ

通行人「いてっ」 ヨロッ

男「す、すみません!」

友「……」 タッタッタッ

男「と、友ちゃん!? 待って! 一人じゃ危ないよ!」

男(体が小さい分、雑踏の中でも身動きが取りやすいのか……!)

男「友ちゃーん! おーい!」 タッタッタッ


友(ごめんね、男さん! 悪いけど先に行かせてもらうよ!) タッタッタッ


……



同僚「ハッ……ハッ……」 ゼェゼェ…

同僚「くそったれ……どこに行ったんだよ!」

同僚「こっち側で間違いないと思うんだけど……」

「きゃっ!!」 ドンッ

「うわっ!?」 ドサッ

同僚「ん!?」


メガネ「あいたた……おいおい、気をつけてくれよ!」 ムクッ

友「ご、ごめんなさい! ちょっと急いでたので……」


マッチョ「メガネ、大丈夫か?」

メガネ「あぁ……ったく、危うく僕の機材に傷が入るところだったよ」 ゴソゴソ

マッチョ「撮影の前にカメラがぶっ壊れちゃあ洒落にならないからな」 クスッ

メガネ「間違いないなくDQN君に殺されちゃうよ」 ハハッ

同僚(──DQN!?)

メガネ「特に今回は気合いが入ってるみたいだし……カメラマンとしての血が騒ぐよ」 ワクワク

マッチョ「クハハ、あの人もどこで女子高生なんて素材を手に入れてきたんだろうな。 ここまであくどいと一周回って尊敬しちまうぜ」 ハハッ

友(──女子高生!?)


同僚&友(こいつら……まさか……!)




バー(VIPルーム)


妹「……」

DQN「肩の力抜けよ」 クスクス

DQN「最高級のベッドだ。 ゆっくりくつろいでくれ」 クスクス

コンコン…

DQN「…っと、来たか。 入っていいぞ」 ニヤッ

妹「!?」


メガネ「失礼します」 ガチャ…

マッチョ「遅くなっちまったな」

DQN「ハッ、心配すんな。 まだチンポも立ってねェよ!」 ギャハハ!


マッチョ「ほぅ……これが……」 ジー

メガネ「……美しい……」 ゴクリ

妹「あ……あの……DQNさん、この人達は……?」 ガタガタ

DQN「アシスタントだよ」

妹「アシスタント……?」

DQN「撮影するんだよ。 裏ビデオってやつさ」 ニタァ

妹「え……」

DQN「もちろんギャラも支払うぜ? 莫大な金額になるだろうよ」 クスクス

妹「待って……!? そんなの聞いてない……!!!」

DQN「貧乏なオニーチャンも大喜びするぜェ!?」 ギャハハ!




バー 前

同僚「……」 ハァハァ

同僚(あいつらの後を追ってみたけど……)

同僚(……てっきりホテルかと思ったが……ただのバーじゃねぇか……」

同僚(それに、まだここにDQNもいると決まったわけじゃない……)

同僚(どうする……? とりあえず男に連絡しておくか……?) パカッ

友「……」 コソコソ

同僚「ん? ……あれ、君はさっきの女の子じゃないか」

友「!?」 ビクッ

同僚「こんなところでコソコソなにをやってるんだ? 」

友「……親友を助けなきゃ」 ガチャッ

同僚「え……!? って、おい! 待て!!」 ダッ


バー


カランカラン…


マスター「いらっしゃいませ」

友「……」 キョロキョロ

マスター「……?」

友「……」 テクテク

マスター「お、お客様……?」

同僚「おい、待て!」 タッタッタッ

マスター「お客様……!! そちらは立ち入り禁止です!! 」 バッ

友「うるさいっ!」 テクテク

マスター「お客様…お客様ッ……!!」 グイグイッ


友「こんのォ……はなせぇええ!!!」 ブンブン

マスター「おい……! いい加減にしろ! 引き返せ!!」 グイグイッ

同僚「……あぁ、くそッ!!! もう、どうにでもなれ!」 バッ

マスター「うっ……!?」

同僚「こいつは俺が抑えておく! 早く行け!」 ガシッ

マスター「お、おい! 貴様! はなせッ!!!」 バタバタ

友「ありがと!!!」 タッタッタッ

同僚「無茶すんなよ! 俺もすぐに行くから……!」 グググ……



VIPルーム


DQN「さて、始めるか」

妹「いやっ……やめて……お願いだから……」 ポロポロ

メガネ「ふふふ…良い表情だよ、君。 あぁゾクゾクする……!」

DQN「オヤジ達が唸るようなカメラアングルを頼むぜ、メガネ」 ニヤッ

メガネ「任せてくださいよ!」

DQN「さ、妹チャン……昨晩の続き、楽しもうぜェ!」 ガバッ

妹「いやぁあああああああッ!!!」 バタバタ


DQN「ハッ……ハッ……!」 ムニュ グニュ

妹「ッ……いやっ……やめてぇ……!」 ポロポロ


ギシギシッ…


妹「あぁッ……んっ……!!!」

DQN「ハッ……女子高生にしちゃ発育がいいじゃねーか……なァ!?」 サワサワ

メガネ「……」 ジー


ギシギシッ… ギシギシッ…!


妹「ぁ……ぁぁぁ……」 ギシギシッ…

DQN「ハッ……ハッ……!」 チュパッ チュプ!



ピピッ…

メガネ「ふひひ……前戯はバッチリ撮れましたよ?」 ニヤニヤ

DQN「フゥ……フゥ……」 ピリッ

妹「……」

DQN「お待たせ、妹チャン……こいつが欲しかったんだろ?」 キチキチ…パチンッ

妹「……」

DQN「カカッ、さすがに中には出さねぇよ……今日はな」 ニヤニヤ

妹「……」

DQN「挿入シーン始めるぞ。 カメラ回せ」ハァハァ…

メガネ「いきます。 3…2……」 ピッ



妹(……お兄ちゃん……)


妹(……私のこと……ずっと大切にしてきてくれたのに……) ポロ…


妹(こんなところで…………) ポロポロ


妹(……でも……お兄ちゃんなら……) ポロポロ


妹(お兄ちゃんなら……汚れた私でも愛してくれるのかな……) ポロポロ


妹(ごめんね……お兄ちゃ──)ポロポロ




友「妹ぉおおおッ!!!」 バンッ!!!



妹「……え?」



DQN「……は?」 チラッ

メガネ「……え」 チラッ

妹「友……ちゃん?」

友「妹……助けにきたよっ……!」 ハァハァ

妹「と、とも…友ぢゃ……ん"! どう…して……」 ブワッ

友「どうしてもこうしても親友だからに決まってんでしょーがッ!」 ニコッ

妹「あぅ…うぅああ"ぁああ……!」 ポロポロ


DQN「……どういうことだよ……オイ……」

メガネ「君……あの時の……!!!」 ギリッ


DQN「コラ……クソガキ……」 ワナワナ

DQN「テメェのせいで萎えちまったじゃねーか……」 ワナワナ

友「うっせーよ粗チン!! さっさと妹から離れろッ!!!」

DQN「カカッ……覚悟しろよテメェッ!!!」 クワッ


「クハハ、面白い事になってるじゃねぇか」 スタッ


DQN「!」

メガネ「マッチョくん!」

友「……へっ!?」 クルッ

マッチョ「よぉ、トイレに行ってる間に店内でネズミがチョロチョロしてやがったぜ?」 ポイッ

ドサッ……

同僚「うぅ……」 ピクピク


妹「同僚さんッ!?」

友「なっ……!?」

マッチョ「こっちのネズミはやけに可愛い顔してるな」 クスクス

友(まずい……!)

DQN「カッカッカ! 誰かと思えば同僚か!? こりゃ傑作だ!」 ギャハハ

DQN「可哀想に……マッチョにボコボコにされるなんて想像するのも恐ろしいってのによォ!?」 ギャハハ!

同僚「……」 ピクピク

DQN「……なるほどねェ。 どこで感づいたか知らねえが、追ってきているのは間違いねぇみたいだなァ」 クスクス

DQN「だが……もう遅ェよ、男」 クスクス


マッチョ「この女はどうする?」 ガシッ

友「──んぐっ!? んー!!!」 バタバタ

DQN「カカッ……制裁だ」

DQN「俺達のスナッフビデオ デビュー作……そいつに主演を担ってもらおうか」 ニヤァ

メガネ「!」 ゾクゾク

マッチョ「ロクな死に方しないぜ、あんた」 クスクス

DQN「恨むなら暇を持て余した金持ち共を恨めよ? 俺は奴らのニーズに応えているだけなんだからな」 ギャハハ!

友「んー!! んーっ!!」 バタバタ

妹「やめて!!! 友ちゃんを傷つけないでぇ!!!」


DQN「妹チャンがおとなしく撮影に乗ってくれれば考えも変わるかもしれないよ?」 ニヤニヤ

妹「ッ……!」

DQN「まずは俺のほうを終わらせるぞ。 メガネ、カメラ回せ」

マッチョ「出番までこの女は好きに使っていいかい?」 ニヤニヤ

DQN 「勝手にしろ」 クスクス

マッチョ「だとよ。残念だったな」 クスクス

友「んー! んんんーッ!!!」 バタバタ


マッチョ「クハハ、面白い道具があるんだよ」 カチャカチャ

マッチョ「裏ルートで手に入れた特製の媚薬……寄りの麻薬だ」 ニヤニヤ

友「んッ!?んー!!!んー!!!」 バタバタ

マッチョ「実際に使うのは初めてでな。 効果の程を確認し、今後に活かせるかどうかのテストをずっと行ってみたかったのさ」

友「んー!!! んんんー!!!」 バタバタ

マッチョ「可愛いネズミちゃんにはちょいと実験台になってもらうぜ?」 ニヤニヤ

妹「だめっ……やめて……やめてぇえええええ!!!」


マッチョ「首元に……」 スッ

友「!!!」 プスッ

マッチョ「注入……っと」 チュウウウ…

友「ッ……!!!」 ビクンッ

マッチョ「……おっ? おぉっ!?」

友「……」 ビクンッ ビクンビクンッ

マッチョ「うはっ、魚みたいに痙攣してるぜ!」 ハハハ

友「……」 ビクンッ…ピクピク…

マッチョ「……?」

友「……」 ピクピク…

マッチョ「……おいおい、死んでないよな?」 スッ

ドサッ…

友「……ごふッ……」 ブクブク

マッチョ「ちーっと投薬量が多すぎたか? 」 ハハハ

レスありがとうございます


妹「友ちゃん!!!」 タッタッタッ

DQN「おいッ! 待てやコラ!」


妹「友ちゃんッ!!! しっかりして!! 友ちゃん!!!」 ユサユサ

友「……ごぽっ……」 ブクブク

妹「いやだ……友ちゃんッ!!! 友ちゃあああんッ!!!」 ギュウウウ

DQN「……あのさァ、カメラ回ってたんだぜ妹チャン。 うろうろしないでくれよ」 イライラ

DQN「マッチョ、テメェもだよ。 最初から死んでる素材バラしても面白くねェだろバカが!」

マッチョ「クハハ! わりぃわりぃ!」 ハハハ


友「……いもう……と……」 ピク…ピク…

妹「友ちゃんッ!?」

マッチョ「おぉ!? まだ息があるじゃねぇか!」 ハハハ

友「はやく……逃げ……な……」 ピクッ…ピク…

妹「ごめんね……私のせいで……」 ギュウウウ

妹「友ちゃん……」 ポロポロ


妹「……DQNさん」 ポロポロ

DQN「あ"?」

妹「もう暴れたりしませんから……」 ポロポロ

妹「友ちゃんの分まで……どんな撮影にも協力しますから……」 ポロポロ

DQN「……」

妹「だから……今すぐ友ちゃんを病院へ連れて行ってください……」 ポロポロ

友「……ば……か……」 ピクッ ピクッ…

妹「大切な親友だから……お願いします……お願いします!!!」 ポロポロ

友「……」 ポロポロ


DQN「……泣かせるねェ」 テクテク

DQN「ますます好きになっちまったよ」

妹「……」 ポロポロ

DQN「おかげで気が変わっちまった……」 ガシッ

妹「……え!? それじゃあ友ちゃんを──」

DQN「ほら、ベッドに戻れ…よッ!!!」 ブンッ

妹「きゃあっ!」 ボフッ!

DQN「今日はゴム有りのつもりだったけどよ……」 テクテク

DQN「生中出しに変更だ。 たっぷり俺の愛情を注ぎ込んであげるよ」 ギャハハ!

妹「……そんな……」 ポロポロ


マッチョ「さーて、俺も楽しませてもらうかね」

友「……」 ピクッ…ピクッ…

マッチョ「これじゃ完全にマグロだな」 ビリッ ビリッ

マッチョ「ま、撮影の邪魔にならないから良しとするか……へへっ、ガキのくせにマセた下着はいてやがる」 ビリッ ビリッ

友(ごめん……妹……男さん……) ピクッ…ピクッ…

マッチョ「おぉっ!?……もうトロトロになってるぜ……」 ハァハァ…

友(……くやしい……こんな奴に犯されちゃうなんて……) ポロポロ

マッチョ「俺のビンビンになった体温計で中の具合も診察してあげないとな……」 ピトッ…


友(助けて……兄貴……) ポロポロ





イケメン「呼んだか?」




マッチョ「──え」 クルッ

イケメン「うちの妹で勃起するなんて物好きだな、お前」 ブンッ

バキィッ!!

マッチョ「ぐあッ……!!!」 ズサァ!

DQN&メガネ「!?」

妹「あ……」

友「……あ…に……き……?」 ポロポロ

DQN「誰だテメェッ!?」

レスありがとうございます


イケメン「ビンゴだ、男」


テクテク…


男「……」 スタッ

DQN「!」

妹「……うそ……」

男「……DQN……お前は絶対に許さない……!」

DQN「男ォ……!!!」 ギリッ


妹「お……」 テクテク…

妹「おに……お兄…ちゃん……」 タッタッタッ

男「妹……ごめんな……」

妹「お兄ちゃん……お兄ちゃあああんッ!!!」 ガバッ

男「気づいてあげられなくて……ごめんな……」 ギュウウウ

妹「ホントに……本っ当にお兄ちゃんだよね……!? 」ギュウウウ

男「あぁ……!」 ナデナデ

妹「わぁあ"あああああっ!!!」 シクシク…


メガネ「あ……ひッ………!」

メガネ「ひぃいいいッ!!!」 ダッ

「逃がすか……よッ!!!」 グイッ

メガネ「うぎゃッ!!」 ドサッ!

──ガチャアアアン!

メガネ「あぁッ!? 僕のカメラが……!!!」

同僚「ざまぁ……みやがれ……」 ハァ…ハァ……


男「同僚!? 」

同僚「ハッ……ハァ……遅ぇよ……大将……」 ニヤッ

男「大丈夫か!?」

同僚「へっ……なんてことねぇよ、こんな傷ッ……!」 ゲホッ ゴホッ!

同僚「それより……そっちの女の子がマズい……変な薬を打たれちまってる……!」 ハァ…ハァ…

男「なんだって!?」


イケメン「待ってろ、友。 すぐに救急車を呼ぶから」 パカッ

友「あに……き……なんで……ここに………」 ピクッ…ピクッ…

イケメン「最近の携帯ってのは便利でな。 紛失してもGPS機能を使って別の携帯から探し出すことが出来るんだよ」

友「あ……」 ピクッ…

イケメン「俺の携帯でいつでも友の居場所を把握出来るよう、お前の携帯を借りた時にその機能の設定をしていたのさ」

イケメン「男に睨みを利かせるほど敵対心に燃えてたんだ。 どっちについていこうが、どうせ一人で突っ走ると思っていたよ」 クスッ

友「……うぅ……」 ピクッ…ピクッ…

イケメン「けど、お前のその執念…親友への想いが、本当に妹ちゃんのもとへと導くとはな。 大した奴だよ、友」 ナデナデ

友「…うぅ…うぁああ……あああ……」 シクシク…


イケメン「案の定、一人になっていた男と連絡がつき、合流してここに来た」

イケメン「……まさかここまでの外道がいるなんてのは予想外だったがな」

DQN「くそがッ!!! マスターの野郎は何やってたんだよ……!?」

イケメン「店主か? 一か八か、警察に通報する素振りでカマをかけたら顔面蒼白にして逃げて行ったぞ?」 クスッ

DQN「……は?」

イケメン「その時点でこの店が黒だと確信した。 だから二度目は──」


ウゥウウウウウッ! ファンファンファン……


DQN「あ……」 ヘナヘナ

イケメン「ほら、来たぜ?」 ニヤッ


男「これで終わりだ! DQN!」

DQN「……」 ガクッ

メガネ「ひぃいいいッ……ひぃいいいッ!!」 ガクガクブルブル

マッチョ「……」 ピクピク


DQN「……あぁ、終わりだ」

DQN「俺の作品も……人生も……」

DQN「何もかも……全て終わりだ……」

DQN「カカッ……カカカ……」

DQN「カッカッカッ!!!」 ゲラゲラ


DQN「……」 ブツブツ

イケメン「……」

DQN(……ふざけんな) コソコソ

DQN(テメェらも道連れにしてやるからよ……!) スッ

イケメン(ナイフ!?)

DQN(まずは──) ダッ

イケメン「妹ちゃんッ!!! 危ないッ!!!」

妹「え」

男「!?」




ドスッ……



DQN「……カカッ」 ググッ

男「ぐぅッ……!」 ポタポタ…



妹 イケメン 同僚「!!!」


DQN「とっさに妹をかばうなんて……カッコ良いねェ……!」 ニタァ

ドスッ! ドスッ! ドスッ…

男「あ"ッ……うぷッ……!!!」 ポタポタ…ポタ…

DQN「死ね死ね死ねぇえええッ!!!」 ギャハハハハ!


男「……おい」 ガシッ

DQN「!?」

男「当たり前……だろうが……!」 ググッ

DQN「……なんで倒れねェんだよッ!?」

ドスッ! ドスッ! ドスッ!

男「妹を守るのが……兄の役目……」 ポタポタ…ポタポタ…

男「彼女を…守るのが……彼氏の…役目なんだよッ……!」 ポタポタ…

DQN「あ……あぁ……あああ……」 ガクガクブルブル


男「ははっ……この日を……どれだけ…待ちわびた事か……」 クスクス

男「お前に…傷つけられた……全ての人を代表して……」 グググッ

男「その…苛立つ顔に……今こそ…無礼講パンチをッ……!!!」 ニヤリッ

DQN「は……はひッ……ひぃッ!!!」 ガクガクブルブル

男「うぉおおおおおおッ!!!」 ブォンッ!


グシャアアア……


DQN「……」 ピクピク


男「……あー……すっげー…気持ちいい……」 ポタポタ…


ドサッ…


男「……」 ゲホッ…ゴホッ…

妹「……お兄ちゃん……?」

男「い…も……う……と……」 ハッ…ハッ…

妹「……どうして……私なんかをかばったの……?」 テクテク…

男「……」 ハッ…ハッ…

妹「お兄ちゃん……お兄ちゃんってば……」 ユサッ…


男「……」ハッ… ハッ…

妹「お兄ちゃん!! ねぇ、お兄ちゃんっ!?」 ユサユサ

男「おー…い…………いも…う……と…………」 ハッ…ハッ…

妹「私はここだよッ!? お兄ちゃん!? しっかりしてッ!!!」 ポロポロ

男「……」 ニコッ



男「」 パタッ…



男「」


妹「あ……」

同僚「……おいおい……冗談だよな……?」

イケメン「ッ……!!!」

男「」

同僚「なぁッ!? 返事しろよッ!!! 男ぉおおおおおッ!!!」 ポロポロ

妹「約束したよね……ずっと……」

妹「ずっと……そばにいるって……」


妹「……ぃゃ……」 ポロポロ



妹「いやぁああああああああああああああああああああッ!!!」



タッタッタッ!



警察「……いたぞ!!!」


警察「ッ!?」


警察「お、おい!? 大丈夫か君たち!?」



ザワザワ… ザワザワ……




ピーポー……ピーポー……


DQNさん達は逮捕された。











……お兄ちゃんの意識は戻らない。











26日目 終

次の更新で最後になります
レスありがとうございます


最終日



病院・待合室


同僚「……」

テレビ「深夜の歓楽街で起きた悲劇──」 ダダンダンダダン♪

同僚「……」

テレビ「○歳 会社員の男性がナイフで腹部を数ヶ所刺され重体──」 ダダンダンダダン♪

同僚「……」 ググッ

テレビ「殺人未遂及び強制わいせつ、薬物所持など複数の容疑で現行犯逮捕されたDQN容疑者──」
ダダンダンダダン♪

同僚「チッ……」 ググッ

テレビ「DQN容疑者は、これまでにも複数の女性を脅迫し、淫らな行為をビデオで撮影していた可能性があるとして、○×県警は調査を続けていく方針──」

同僚「くそったれ……」

イケメン「全国ニュースか。 ポルノ監督も一躍有名人になって良かったな」

同僚「え?」 チラッ


イケメン「よう。 ケガの方は大丈夫か?」

同僚「……あぁ、おかげさまでね。 あんたらが来てくれなかったらと思うとゾッとするよ」 ハハハ…

友「同僚さん、おはようございます!」 ニコッ

同僚「おっ、君も無事に──」 チラッ

友「えへへ……」

同僚「車椅子……!? 体、動かないのか!?」

イケメン「麻薬の副作用で、若干、手足に痺れが残っているらしい」

同僚「マジかよ……」 ググッ


友「あ、心配しないでね!? こんなのすぐに治まるから!!」 アセアセ

イケメン「幸い、後遺症としては残らないから数日で退院出来るってよ」

同僚「はぁあああ……良かった……」 ホッ


友「……ごめんなさい、同僚さん」

同僚「へ?」

友「あの時……うちがもっと冷静になっていたら上手く対処出来たかもしれないのに……」

友「同僚さんも傷つかなくて済んだんじゃないかな、って……」

同僚「……」

同僚「親友だもんな。 仕方ないさ」 クスッ

同僚「むしろ妹ちゃんの為に一人で突撃していった勇気を褒め称えたいくらいだよ」 クスクス

友「同僚さん……」 ウルッ

同僚「悪いのはマッチョに手も足も出なかった俺の方だ。 いち漢として情けないぜ」 ハハハ

友「ありがとう……」 グスッ…


イケメン「悪いな。 気を使ってもらって」

同僚「おいおい、やめろよ」クスッ

イケメン「そもそもお前に冷静なんて言葉は似合わねーんだよ、友」 ニヤッ

友「クソ兄貴」

イケメン「ははは」 クスクス

同僚「……」 クスッ


医者「同僚さーん、同僚さーん」 テクテク


同僚「っと……はーい!」

医者「今、お時間の方いただいてもよろしいですかね?」

同僚「えぇ。 男の容態……ですよね?」 スッ

医者「はい……少し場所を変えましょうか」 テクテク


イケメン&友 「……?」


友「男さん……大丈夫だよね? 絶対、目を覚ますよね?」 カタカタ

イケメン「あぁ。 当たり前だろ」

友「妹も……今、すごく辛いと思う……」 ウルッ

イケメン「珍しいな。 お前がしょげてるところなんて初めて見る」 クスッ

友「うちだって落ち込む時くらいあるよ……」 グスッ…

イケメン「……冗談だよ、友」 ナデナデ

友「兄貴は……いつもうちをからかって……バカにして……」 グスッ… グスッ…


イケメン「ごめんな。 お前が可愛いから、ついついイジメたくなるんだよ」ナデナデ

友「そんなこと……微塵も思ってないクセに……」 グスッ…

イケメン「……いいか、友?」ナデナデ

イケメン「お前がこの先、どんなオトコと仲良くなろうが付き合おうが……」 ナデナデ

イケメン「お前の事を世界で一番理解して、世界で一番愛しているオトコは俺なんだからな?」 ナデナデ

友「……気色悪っ」 /// グスッ…クスクス

イケメン「今のは冗談じゃない。 よーく肝に銘じとけ」 ニヤッ

友「クサすぎて……笑える……」 /// クスクス

イケメン「惚れ直したか?」 ニヤニヤ

友「最初から惚れてねーし!」/// グスッ…クスクス


友「あーもう……泣いてるのが馬鹿らしくなったじゃん……」 グスッ… グシグシ…

イケメン「ははは」 ナデナデ

友「らしくないよね、やっぱ……!」 ニッ

友「妹っちは男さんの病室にいるんだよね?」

イケメン「あぁ。 飲まず食わずで付きっきりみたいだな」

友「何号室か教えて! うち、行ってくる!」

イケメン「おいおい、無理するな。 押していってあげるから」 スッ

友「お断りっ! 兄貴はゆっくりしてて。 今度こそ一人で辿り着きたいの……」 グッ

友「妹の辛さに比べたら ……こんな痺れなんてっ……!!」 キーコ… キーコ…


友(楽しい時だけが親友じゃないから……) ハァ…ハァ…

友(うちもそばにいさせてね……妹……!) キーコ… キーコ…


イケメン「ったく……ホント、最高の妹だよお前は」 クスッ

一気には無理でしたorz
レスありがとうございます


……


同僚「……」 テクテク


イケメン「おっ」

同僚「……」

イケメン「……医者から何を聞いた?」

同僚「男の詳しい容態さ」

同僚「あいつら身内がいないし、妹ちゃんも精神的に参ってるから……親友代表としてお願いしていたんだ」

イケメン「それで……どうなんだ?」

同僚「……」

同僚「意識が戻る可能性は限りなく0に近い」

イケメン「!」

同僚「いつ逝ってもおかしくない状態だってよ……」


病室


ピッ ピッ ピッ……


男「」 ピッ ピッ

妹「……」

妹「お兄ちゃん」 ツンツン

妹「私……馬鹿だよね。 結局、皆を困らせて……傷つけて……」

妹「聞こえてる? お兄ちゃん……」

男「」 ピッ ピッ

妹「ごめんね……最低な妹で……」


妹「……」 ガラガラッ


ヒュウウウ…


妹「風が気持ちいいね……」 ファサ


男「」 ピッ… ピッ…

妹「遠くに離れていくなら」

男「」 ピッ…

妹「私が追いかければいい」



ピーーーーーー…



妹「待っててね、お兄ちゃん──」





































……さーん



おきゃくさーん……



男「zzz」 スヤスヤ…

運転手「おーい! お客さーん!?」 トントン

男「ん……?」 ムニャムニャ

運転手「気持ち良く寝てるところ悪いけど、終点だよ?」 クスッ

男「……あ」 キョロキョロ

男「うぉおおおおお!! 寝過ごしたぁあああああああ!!!」 ガタッ


自宅


ガチャッ!


男「ただいまー!」 ハァハァ

母「おかえりなさい♪ 今日も一日お疲れ様」 ニコッ

父「やけに遅かったな?」

男「ははは、帰りのバスで寝過ごしちゃってさ」 ハァハァ

母「あらあら、よっぽど疲れてたのね」 クスクス

父「母さん、心配してたんだぞ?」

男「ごめんごめん、焦ってて連絡するの忘れてたよ」 ハハハ

母「無事に帰ってきてくれればそれでいいの♪ さっそく晩ご飯食べる?」 ニコッ

男「うん!」


リビング


母「今日はねぇ…男の大好きなハンバーグ♪」 ゴトッ

男「やったー!」 グッ

父「母さん、俺にもビールをもう一本!」

母「はいはい♪ たまには私も一杯付き合おうかな」 ニコッ

父「おっ!? 今夜は本気だね?」 ニヤッ

母「ばか……!」 /// クスクス

男「……いただきまーす」 アハハ…



パクパク モグモグ…


男「うまっ!」 モグモグ

母「そう? 良かった♪」 ニコッ

男「……」 ウルッ

男「あ、あれ……?」 ポロポロ

母「男……? やだっ、どうしたの急に!?」

男「……ハンバーグ……久しぶりだっけ……?」 パクパク …

父&母「……」

男「なんで…だろう……すごく…懐かしくて……うぅっ……ひぐっ……」 ポロポロ…

父「……感動するほど美味いだろう? お袋の味ってのは」 ナデナデ…


男の部屋





ガチャッ… パタン

男「ふぅ、満腹満腹!」 スリスリ

男「さーて、食後の一発といきますか!」 ニヤニヤ

男「今日はどの作品にしようかなぁ……お、これなんか久しぶりだな!」 カチャッ

男「毛布もくるめて……尻っぽい形に……っと」 モサモサ

男「準備完了!」 ニヤニヤ


テレビ「……あっ……ああんっ……!」 パンッ パンッ!

男「ハッ……ハッ……」 パンッ パンッ!

男(映像と同じリズムで毛布尻に息子を擦りつける……!) パンッ パンッ!

テレビ「んっ…あっ、あっ、あんっ!」 パンッ パンッ!

男(快感とバックの練習という一石二鳥のマスターベーション!! 天才だな、オレ……) パンッ パンッ!

男「ハッ……やべッ……いきそッ…!」 パンッ パンッ パンッ パンッ パンッ!

妹「あっ…んんっ……お兄…ちゃ……激し…い……!」

男「──!?」 ドクン…



「お兄ちゃん、晩ご飯出来たよー」


「って、あぁっ!! また毛布を相手に腰振ってたのっ!?」


「今日も大量に中出ししてやったぞ」 ニコッ


「このバカっ! もぉ、洗濯するこっちの身にもなってよ!」


「くるめた毛布ってなんだか尻みたいでそそるだろ? バックのスキルを磨くには丁度良い」


「気持ち悪っ! そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ!」



「あのね……毛布みたいに…してほしい……」


「え……?」


「お兄ちゃんのあそこ…私の体でスリスリして……」


「それじゃ、ダメ…?」


「……良いに決まってる。 じゃ、四つん這いになってくれるか?」



「ハッ…ハッ…ハァ……もう…ムリ……」


「…ハァ…ハァ……出しすぎだよ……バカ………」


「あーもうっ……ハァ…ハァ…お尻…ヒリヒリして痛い……」


「ははは…オレの息子も同じ事言ってる……」


「笑い事じゃないよ…ったく……! 明日、寝坊しても知らないんだからねっ……」


「あぁ…もうこんな時間か……」



「最後に…キス、したい……」


「だーめっ…もう時間切れです!」


「えー……」


「これ以上のキスも、今日の続きも…好きな人と結ばれてから味わってよね」


「……彼女なんて出来やしないよ」


「そんな弱気でどーすんのっ」


「いや…だって、オレ……」



「お前の事が好きだから」


「──え?」


「オレは…家族以上に恋人として、お前と一緒に幸せになりたい……!」


「……」


「私も……お兄ちゃんが一番だから…。 ずっと…大好きだったから……!」


「 一緒に幸せになろうね、お兄ちゃん……家族としてはもちろん、恋人同士としても……」


「あぁ……!」





男「妹……」

男「オレ……こんなところで何やってるんだよ……!!!」 ダッ



葬儀場


妹「ねぇ……ママとパパは?」

男「……」

妹「どこなの? ねぇ、お兄ちゃん……」

男「……そっちが父さん、こっちが母さんだ」

妹「うそつき!! こんなちっちゃい箱に入ってるわけないじゃん!!!」 ポロポロ

男「骨が入ってる。 父さんも母さんも死んじゃったから……」

妹「やだやだやだ!!! 死んでなんかないもん!!!」 タッタッタッ

妹「……返して!!! ママとパパを返してぇええええ"えぇ……」 ポカポカッ

葬儀屋さん「ごめんね……妹ちゃん……」

男「やめろ、妹っ!」 グイッ



妹「……お兄ちゃんは悲しくないのっ!?」 シクシク

男「悲しいよ……悲しいに決まってる……」

男「でも……一人じゃないから……」 ギュッ

妹「うぅ……」 ギュッ

男「お前がいてくれてよかった……妹……」

妹「うぐっ……うわぁああ"ああん!」 ギュウウウ

男「だから……お前も…もう泣くなって……」 ギュウウウ

男「お兄ちゃん……ずっとそばにいるからな……」 ギュウウウ

妹「わぁああ"あああ……」 シクシク

男「これから一生……お前のこと……絶対に悲しませたりしないからっ……!」 ポロポロ



リビング


タッタッタッ


男「父さん! 母さん!!」 ハァハァ

父「こら、家の中で走るなよ。 何をそんなに慌てふためいて──」 クスクス

男「妹は!?」

父&母「!」


母「男……」 ウルッ

父「妹……? お前が置いてきたんだろうが!」 クスッ

母「良かった……」 ポロポロ

父「ようやく思い出しやがって……自力で妹の記憶を蘇らせる事が出来なかったら、お前もこっち側の住人になっていたんだぞ?」 グスッ…クスクス

男「ごめん……」

父「早く行ってこい! 妹、きっと悲しんでるぞ」 ニコッ

男「うん!」


母「男……男っ!」 ギュウウウ

男「母さん……」

母「ごめんね……私達のせいで……辛い思いばかりさせて……」 シクシク

男「ううん、全然平気だよ……オレには妹がいるから……」 ギュウウウ

母「うぅ……ううううぅ……!」 シクシク

男「ハンバーグご馳走さま! やっぱり母さんの手料理が一番だよ」 クスッ


男「名残惜しいけど……オレ、行かなきゃ」 スッ

男「妹が待ってる……!」

母「体には気をつけてね……遠くにいても、ずっと見守ってるから……」 シクシク

父「あと何十年かは帰ってくるなよ?」 クスッ

父「お前達が幸せのまま長生きする事……それが何よりの親孝行なんだからな!」 ポロポロ

男「あぁ!」

父「それと! 最後に一つ……」 グシグシッ

父「長い人生、たまには道を踏み外してしまう時もあるだろう……だが!」

父「避妊だけはしっかりな」 グッ

男「……も、もちろん!」 グッ

母「もうっ……なに言ってるんだか……!」 /// グスッ…クスクス


男「またね……父さん! 母さん!」 ポロポロ

男「ッ……!」 タッタッタッ


タッタッタ……





父「……立派な男前に成長したな」

母「えぇ。 出会った頃のあなたにそっくりで素敵……」 グスッ…クスクス

父「うっ……!? オレの第二の息子も立派に成長してしまったようだ」 ドキドキ

母「最っ低……今はただの変態じゃない」 /// クスクス

父「またしばらくは二人っきりだな。 今夜は羽目を外してあんな事やこんな事も──」 バキィッ!!

父「」

母(いってらっしゃい、男……!) ニコッ




病室


妹「待っててね、お兄ちゃん──」


ピーーーーーー…ピッ…ピッ…


男「……い…も…う…と」 ピッ… ピッ…

妹「!?」 ビクッ

男「おーい……いも…う…と…」 ピッ… ピッ…

妹「お兄ちゃん……!?」

男「……ただいま」 ニコッ


妹「お兄ちゃん……お兄ちゃん!!!」 ポロポロ

男「……約束したのに……泣かせてばっかりだよな……オレ……」 クスッ

妹「ううん、いいの……」 ポロポロ

妹「今ね……嬉しくて泣いてるんだもん……!」 ポロポロ

男「ありがとう……」

男「手……握っててくれないか? お前の事……感じていたいから」 スッ

妹「うんっ……!」 ギュッ

男「……妹……愛してる……」 ニコッ

妹「私も愛してるよ……お兄ちゃん!」 ニコッ


病室前


友「はっ……はっ……着いた……」 ゼェゼェ

友「ふーっ!」

友(妹……今行くからね……!)

友「……」 ドキドキ

友(まずは少し様子見……!) ドキドキ

友(そー……っと) コソコソ

ガラッ……

友「……」 ジー


友「……」



友「……」 クスッ

パタン…



友(あーあ……) フゥ…


友(まーたイイとこ持ってかれちゃった) クスクスッ


友(でも……良かったね、妹! 男さん!)







最終日 終

エピローグを少しだけ書いて終わります
レスありがとうございます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月18日 (月) 15:50:31   ID: vAl6dFpL

はよ

2 :  SS好きの774さん   2014年08月20日 (水) 20:57:16   ID: IckfGfYD

面白わ 続きはよ

3 :  SS好きの774さん   2014年08月23日 (土) 12:45:35   ID: ncnQv-QT

NTRだけは辞めてくれ

4 :  SS好きの774さん   2014年08月24日 (日) 06:56:12   ID: P8lOsLtY

この流れでNTRは無い……と思う

続き期待してます

5 :  SS好きの774さん   2014年08月25日 (月) 07:04:30   ID: kAol1GRS

NTRは胸糞悪いからやめようぜ…
お兄ちゃん、早く助けに行ってあげて

6 :  SS好きの774さん   2014年08月28日 (木) 22:01:45   ID: e_7latmS

おい





おい

7 :  SS好きの774さん   2014年09月14日 (日) 09:20:41   ID: V6bpvNU9

泣いた

8 :  SS好きの774さん   2014年09月22日 (月) 22:46:06   ID: 6BNYNopS

やばい、がち名作
泣いた

9 :  SS好きの774さん   2014年10月08日 (水) 18:49:49   ID: 5vwfUgOO

全俺が泣いた(´; ω ;`)

10 :  SS好きの774さん   2014年10月21日 (火) 19:02:14   ID: 90S9boyo

よかった

11 :  SS好きの774さん   2014年11月28日 (金) 00:49:51   ID: 7c5tZcvJ

なんか眼から汗が出てきた。

12 :  SS好きの774さん   2015年03月31日 (火) 20:19:53   ID: QkPngywu

いいはなしや...

13 :  SS好きの774さん   2015年05月07日 (木) 21:39:13   ID: MQjArI4B

久しぶりに本気で泣けた

14 :  SS好きの774さん   2015年05月17日 (日) 08:43:43   ID: X3JSQXG1

かなり良い作品でした!
お疲れ様です!

15 :  SS好きの774さん   2015年08月12日 (水) 00:20:26   ID: vxbIZYR_

胸糞

16 :  SS好きの774さん   2015年08月14日 (金) 23:44:51   ID: JJz_GIOv

最高!さいこうや!

17 :  SS好きの774さん   2015年12月15日 (火) 22:37:20   ID: peWeZqOl

微妙に色々間に合ってないw

18 :  SS好きの774さん   2015年12月17日 (木) 05:04:16   ID: 8lFX8O2L

ええ話でした

19 :  SS好きの774さん   2016年03月10日 (木) 17:15:22   ID: FihHJqg1

最高!!妹思いの良い兄だね( ;ω;)

20 :  SS好きの774さん   2016年04月15日 (金) 02:44:36   ID: PeooBSAm

こんな良作品初めてや(´;д;`)ブワッ

21 :  SS好きの774さん   2016年09月30日 (金) 20:28:12   ID: HR-Zn-2S

最後良かった!
途中で見るのやめようと思ったけど見て良かった!
ありがとう

22 :  SS好きの774さん   2017年02月22日 (水) 11:46:41   ID: 4AnFz_vF

本当に最高やな...こんないい作品をありがとう。











芥川賞とれますように()

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