アイマス短編SS「765プロの日常 2」(13)

日常 4 ~前編~

ある日雪歩は自分の最新シングルの作詞を書くため事務所にいました。
雪歩は詩を書くことが趣味の一つです。
そのためこうやって作詞することは珍しくないとか。するとそこに春香と千早がやってきました。

千早「萩原さん、何書いてるの?」

雪歩「今度の新曲を作詞をしてるの」

春香「へぇー、ちょっと見せてよ!」

雪歩「春香ちゃん!?駄目ぇええええ」

春香「あれ、千早ちゃんに奪われちゃった」

千早「春香!!!」

千早「萩原さんごめんね、春香を説教してくるから!」ハイ

春香「見せて見せて見せて見せて!!」

千早「春香は私とこっちへ来なさい!」

雪歩「良かった、中身は見られてないみたい。」

「あれ?雪歩何してるんだ?」

「私が考えるかぎり…作詞をされていますね。」

おやおや今度は昼食を済ましてきた響と貴音がやってきたようです。

響「それより、貴音食べ過ぎだぞ!この前もプロデューサーに注意されたばっかりじゃないか!」

貴音「食欲とは満たさなければ意味がない物なのですよ。」

響「雪歩はお昼ご飯食べたのか?」

雪歩「た、食べたよ!だから大丈夫だから」

貴音「雪歩、何をそんなに焦っておられるんですか?」

雪歩「四条さんも私のことは心配しないでください。ほ、本当に大丈夫ですから!」

響「うーん雪歩何だか怪しいぞーひょっとして、まこ……」

貴音「響、雪歩の作詞のお邪魔になりますからデザートを食べに行きましょう。」

響「えー!でも怪し……」

貴音「早く行きましょう!」タッタッタッ

響「貴音!!待ってぇ!!!!」タッタッタッ

雪歩「ふぅー、危なかったぁ……」

雪歩「」カキカキカキ


ドン!!!

雪歩「!?」

亜美「あーあーヒマー!!!!」

真美「ヒマだねぇー…………ゆきぴょん、何してるのー?」

雪歩「あっ!真美ちゃん亜美ちゃん…」

日常 4 ~後編~


雪歩「(ヤバいよ……もしこの歌詞をあの2人に見られたら………)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ブラック亜美「どれどれ見せてぇー!
うわぁー!これってまさかのチュウニビョウって奴?」

ブラック真美「ゆきぴょん、とっくに高校生なのにwwwwww」

亜美「これは兄ちゃんに報告だな!」

真美「だなっ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

雪歩「(ひぃぃぃ、怖いよぉー……)」

真美「ゆき……ょん…ゆきぴょん!!!」

亜美「だいじょうぶ?」

雪歩「だ、大丈夫だよ……」 

亜美「ホント?顔色悪いよ…兄ちゃんに呼んできてあげる」タッタッタッ

真美「亜美も行くー!」タッタッタッ

雪歩「あ、行っちゃったね…」

真「雪歩、亜美真美たちが急いで出ていったけど…どうしたの?」

雪歩「(ヤバい!?一番見せちゃいけない人に出会ったよ///)」
 
真「顔赤いけど大丈夫?」

雪歩「はっ!?だ、大丈夫だよ真ちゃん……ねぇ?」ギュー

真「う、うん/////(なんでいきなり僕の手を握ったんだ!?)」

雪歩「(よし、まだ見られてない)」

雪歩「真ちゃん、お仕事終わったの?」

真「うん、また男役でドラマなんだけどさー」

雪歩「ふふふ、真ちゃんらしいね」

真「雪歩までそんなこと…雪歩は仕事終わったの?」

雪歩「うん!今歌詞を書いて…!?」

真「歌詞を書いて?」

雪歩「(し、しまったー!?口が滑っちゃったぁ…どうしよぉ)」

真「あっ?これが歌詞?どれどれ…」

雪歩「あっ!?待って!まこ…」

??「ゆきほーーーーーーー!!!!」

真「プ、プロデューサー!?」

P「大丈夫か?雪歩!よしこれから病院へ行こう!」

雪歩「えっ?」

真美「だって!ゆきぴょん顔色が悪いんだもん!」

亜美「そうだよ!早く病院行こうよ!」

真「そうなんですか!?(だから顔が赤かったり、いきなり手を握ってきてたりしんだ。しかも雪歩の手も熱かった。)」

真「だったら今すぐ……」

雪歩「ご、ごめんなさいぃ!!

雪歩「私…誰にも歌詞を見られたくなくて…」

P「歌……詞……!?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

P「なんだそういうことか(笑)」

雪歩「本当にごめんなさいぃ…」

P「謝らなくていいよ。雪歩はやっぱりいつも通りだったから」

真美「確かに!」

亜美「兄ちゃんの人間観察力優れてますなー」ニャニャ

P「変態なこと言うな!」

千早「……」ジィー

律子「……」ジィー

P「なんだよ!?俺はそこまで変態かぁ!?」

律子「変態です。」

春香「あはははは(笑)、それより歌詞は完成できたの?」

雪歩「うん!明日までに書いてくるよ」

次の日雪歩は予定通り歌詞を完成しました。
その雪歩のシングルは絶賛発売中です。
えっ?なんで雪歩は歌詞を見せたくなかったのかって?それはただ恥ずかしがり屋だったからのではないでしょうか。

日常 ~番外編~

響「プロデューサー?」

P「どうした?響?」

響「ここの事務所以外に人って入れないんだよねー?」

P「当たり前じゃないか!765プロのアイドルの10人とプロデューサー2人、事務員の小鳥さんだろ?後は社長しかいないが。」

響「それなのになんでナレーションの人みたいな声がいるんだ?」

P「はぁ?何言ってるんだ響」

響「誰かいるんだろ!?教えてよ!」

P「大丈夫か?響。家まで送ってってやるぞ」

響「だからナレーションが…ちょっと離せ!離せるってばぁっ!!!」

ガチャン

あれ?さっき響の声がしたような……
皆さんどうかされましたか?
ふふふ、お前は誰だって?
私はただのナレーターですよ、ふふふ
次回は「765プロの日常 3」に会いましょう。

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