真「雪歩!」貴音「愛しています」 (95)
真「もちろん雪歩はボクを選んでくれるよね?」
貴音「雪歩は私のものです!そうですよね雪歩?」
雪歩「えぇ!?うぅ~…」
真「雪歩!ボクは雪歩のことが好きだ!雪歩もボクの事が好きだよね?」
貴音「いいえ、雪歩が愛しているのはこの私です!そうですよね雪歩?」
真「雪歩、ボクを選んでくれ、必ず幸せにする」
貴音「雪歩、あなたを幸せに出来るのは私だけです!」
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真「いいだろう、そこまで言うなら勝負しよう!」
貴音「勝負?」
真「明日3人で色んなところを回って雪歩にどちらを選ぶか決めてもらおう」
貴音「いいでしょう、それで雪歩が私のものであると証明するためにも」
雪歩「(真ちゃんと四条さん…どっちを選べばいいのぉー!)」
雪歩「…ということがありまして…」
P「うんそれで?雪歩はどっち取るの?」
雪歩「えっとぉ~…」
P「やっぱり真か?」
雪歩「うぅ…」
P「じゃあ貴音?」
雪歩「…」
P「両方だめ?」
雪歩「………どっちもじゃダメですかねぇ…(ボソッ」
P「あのさぁ…」
P「ダメに決まってるだろ!何考えてるんだ!いいから明日きっちりどちらか1人にして来い!二股はまずいですよ!」
雪歩「わ、私真ちゃんも四条さんも両方…」
P「ダメったらだめ!選べないなら恥ずかしい映像をバラ撒くぞこの野郎!」
雪歩「うぅぅぅぅぅ…」
P「そんな両手に華なんてこと出来るわけないだろう…明日ちゃんと1人にしろよ、じゃあ俺帰るから」
~翌朝~
雪歩「(真ちゃんと四条さんが私を取り合って…フヒッ)」
雪歩「(でも…やっぱり二股なんてよくないよね…よく分かってるけど…)」
雪歩「(でもでも…真ちゃんと四条さんの2人が私に…///)」
雪歩「(それでそれで…2人とデート中に私にあんなことやそんなことを…フヒィ//////)」
雪歩「…予定よりも1時間早く来ちゃった…さすがに二人とも来てない…」
真「やぁ雪歩おはよう」
雪歩「ま、真ちゃん!?私1時間も早く来ちゃったのに!?」
真「ボクの方から誘ったんだし、これくらいは乙女のたしなみだよ」
雪歩「う、うんありがとう真ちゃん///」
~1時間半後~
貴音「ごめんなさい雪歩…真…」
雪歩「あぁ…いえ…別に気にしてませんよ…」
真「うん…まぁボクも気にしてはないけど…ちょっと予定が狂っちゃったかな…」
雪歩「でーとすぽっとの視察をしていたら時間が…本当に申し訳ない…」
雪歩「そんなことより始めませんかぁ…時間も押してますし…」
真「そうだね、早く始めよう」
今日はここまでやって、終りっ
おまたせ、勝負(デート中)しか書き留ないんだけどいいかな?
真「じゃあ雪歩、まずは朝食にしようか」
雪歩「あっ…うん…(食べてきちゃった…)」
貴音「どこで召し上がるのですか?」
真「う〜ん…えっと…あっ!あそこの喫茶店とかいいんじゃない?」
雪歩「あっ、確かに喫茶店なら朝食とかにもよさそうですねぇ」
貴音「…真も雪歩も朝にこのような物を召し上がるのですか?」
真「当然!ボクの朝はトーストサラダにオムレツにミルクと決めているんだ!雪歩もそうだよね!」
雪歩「ふぇ!?う、うん…(なんでもいいけど…)」
貴音「…わたくしはあまりこのよう朝食は慣れていないので…」
真「好きな人の好みにもついていけるようにならないと!この点ではボクが一枚上手なようだね…」
貴音「くっ…確かにそのようですね…」
雪歩「(朝食なんてなんでもいいんだけど…)」
雪歩「(お腹いっぱい…もう食べれない…)真ちゃん…どこにいくつもりなの?」
真「え!?えっと…午前中は運動したほうがいいし、適当にブラブラしよう!」グイッ
雪歩「ふぇ!?うん、そうだね///(えへへぇ〜真ちゃん…と恋人つなぎ///)」
貴音「………」グイッ
雪歩「うぁ!?し、四条さん!」
貴音「雪歩!わたくしと手を取り合いましょう!さぁ!」
真「何するんだ!雪歩はボクと手を繋ぐんだ!」グイッ
貴音「雪歩はわたくしと手を取り合うのです!」グイッ
雪歩「ひぎぃ!?い、痛!?」
真「いいや雪歩はボクと〜!」
貴音「わたくしとです!さぁ雪歩!手を取り合い私に愛の言葉を!」
雪歩「それはいいから離してくださぁい…」
真&貴音「「雪歩、絶対に離さない(離しません)から!」」
雪歩「(うぅ…2人がこんなにも情熱的に私を奪い合ってくれるのは嬉しいけど…少し情熱的すぎだよぉ…)」
真「雪歩はボクと一緒に公園でスポーツを!」
貴音「そのようなことは雪歩には似合いません!雪歩はわたくしとぷらねたりうむで天体観測を!」
真「そんなこと観るだけの事で雪歩とコミュニケーションが取れるわけ無いだろ!雪歩との仲を深めるにはスポーツが一番なんだ!」
貴音「そんなことをしては雪歩が体調を崩してしまう!雪歩はわたくしと静かで」
雪歩「(ど、どっちかというと四条さんの方が…でも2人がこんなにも情熱的に私を取り合うなんて…フヒヒ///)」
真&貴音「「さぁ雪歩!どっちを選んでくれるの(くれますか)!」」
雪歩「………どっちもじゃ…ダメですか…(ボソッ」
真「何を言ってるんだ雪歩!?雪歩にはボクだけを見ていて欲しい!ボクにダメなところがあれば直すし、雪歩がボクに夢中になってくれるように精一杯雪歩のことを愛するから!」
貴音「真、そうではなくまだ決めるのには早いという意味ではないのですか?まだ朝食を召し上がり何をするかも決めていませんし…」
真「あっ、そうだった!ご、ごめん雪歩つい熱くなりすぎて…でも今言ったことは本当だ!必ず雪歩を夢中にさせてみせる!」
雪歩「ま、真ちゃん///」
貴音「雪歩!私だけを見てください!わたくしも…いえ、わたくしこそが世界で1番雪歩のことを愛しているのです!」
雪歩「し、四条さん///そんな情熱的すぎますぅ…///」
色々とおかしいところは許してくださいオナシャス、何でもしますから
真「ぐぬぬ…雪歩好きだ!」ギュッ
貴音「抜け駆けとはなんと面妖な!雪歩を抱き締めるのはわたくしです!」ギュッ
雪歩「ふぎぃ…(2人同時はキツイよぉ…)」
結局そんなこんなであっという間にお昼にました…
〜昼〜
真「…結局雪歩と何もできなかった…」
貴音「ですね…わたくしも少し大人気ありませんでした…面目ない…」
雪歩「わ、私は気にしてませんよ(フヒヒ、2人がこんなに私のこと想ってくれてるなんて幸せぇ…///)」
真「よし…雪歩今度こそはボクと一緒に(ギュルルル〜)………///」
雪歩「あ、真ちゃんお腹空いてるんだぁ〜」
真「うん…そうだね…ご飯食べたい…///」
貴音「どのお店で召し上がるのつもりなのですか?」
真「え!?う〜んと………こことか?」
~ランチ:要予約~
真「あっ…」
貴音「ここでの昼食は諦めたほうがよさそうですね、ではわたくしいきつけのお店に行きましょうか」
雪歩「それってもちろん…」
貴音「えぇ、らぁめん○朗です」
雪歩「あぁ…やっぱり…」
貴音「…雪歩はらぁめんはお嫌いですか?」
雪歩「へぇ!?いやその…ちょっとお腹いいかなって…」
貴音「そうですね…確かに量が尋常ではありませんし無理は強いませんよ、真はどうしますか?」
真「うぅ…ボクもちょっと…」
貴音「残念です、ちょうど大盛り30分以内に間食で無料きゃんぺぇんをやっているので勝負しようと考えていたのですが…」
雪歩「すごぉ~い…四条さんに真ちゃん、応援してます頑張ってください!」
真「(うっ!雪歩の視線が…こうなったら覚悟決めて…)いいよ!やってやる!」
真「もう無理…気分悪い動けない…」
雪歩「はわわわ、真ちゃん大丈夫!?」
真「う…ん…雪歩が看てくれると治る…かも…」
貴音「…真…抜け駆けは許しませんよ…そうやって雪歩をそそのかすつもりなのでしょう…」
真「人聞きが悪いなぁ…それならボクを置いて2人でデートするといいよ」
雪歩「真ちゃん、本当に大丈夫?」
真「大丈夫、それに好きな人が近くにいるとドキドキして休めないから」
雪歩「うん…真ちゃん…お大事にね…」
貴音「真…あんな事言ってしまいましたが大丈夫でしょうか…」
雪歩「やっぱり誰か付いている方がよかったかもしれません…私真ちゃんのところに戻って…」
貴音「雪歩!」ギュッ
雪歩「ふぇ!?し、四条さん!?」
貴音「その…私のせいで人が倒れてしまい、不謹慎だとわかっているのですが…雪歩今の間だけでもどうか私と一緒に居てください…」
雪歩「四条さん…わかりましたぁ…///(真ちゃん…ごめんね…)」
雪歩「それで四条さん、どこに行くつもりなんですか?」
貴音「…しばらくはこうして雪歩のことを抱きしめていていいですか?」
雪歩「ふぁ、はい…(温かい…)」
貴音「雪歩も本当にいけずですね…私というものがありながら…どうして私に夢中になってくれないのですか…」
雪歩「ええっと…ですねぇ…」
貴音「そんなことを雪歩に言っても仕方がありませんね、ごめんなさい…わたくしに夢中になってくれないなら私のほうから夢中にさせるまでです!」
雪歩「う…ん…///(フヒヒ、四条さんのおっぱい柔らかくて温かいよぉ///)」
貴音「雪歩、疲れてはいませんか?もしそうなのであれば巻き込んでしまい申し訳ありません…」
雪歩「いえ、私もこいううことは好きですよ…でもちょっと眠くなってきたかな…」
貴音「ではその…わたくしの膝をお貸ししましょうか?」
雪歩「そ、それって…(し、四条さんに膝枕///)」
貴音「…ご迷惑…でしたか?…」
雪歩「い、いえ!じゃあお言葉に甘えて///」
貴音「あっ///」
雪歩「(フヒヒ、四条さんの膝も柔らかくて気持ち良いよぉ………)」
貴音「あ、余りこんなことには自信がなくて…その…ご満足ですか雪歩…雪歩?」
雪歩「Zzzzzz」
貴音「…寝てしまいましたか…本当にいけずですね雪歩は…少しは私とお話してもよろしいではありませんか!」
雪歩「ふぇぇぇぇ…」
貴音「雪歩…愛しています…///」
雪歩「むにゃ…ん?」
貴音「…おはようございます雪歩」
雪歩「ふぇ、私寝ちゃってたんですかぁ…どのくらい?」
真「…2時間だよ…ボクが休んでいる間に随分といい思いをしたようだね…」
雪歩「ひぇ!?真ちゃん!?」
真「…貴音…抜け駆けしたのは君のほうじゃないか!ボクだって雪歩と2人きりで膝枕とかしてもらいたいのにぃー!」
貴音「…私は雪歩にしてもらったのではなく…して差し上げたのですが…」
真「言い訳は無用!ボクはこんなことに負けない!雪歩は必ずボクのものにしてみせる!」
雪歩「真ちゃん///」
貴音「…雪歩のいけず…」ボソッ
雪歩「それで真ちゃん、これから何するの?」
真「うーんと…ねぇ…」
貴音「…だと思っていましたが…真やはりあなた計画をまったくしていませんね!そんな人に雪歩は任せられません!」
真「うぅ…だって…こんなことしたことなくて…」
貴音「全く…仕方ありませんね…」
雪歩「四条さん、どこか宛あるんですか?」
貴音「当然です、そのために朝偵察していたのですよ」
雪歩「さすが四条さん、頼もしいですぅ///」
真「ぐぬぬ…絶対負けないもん!」
雪歩「…それで来たところがここと?」
貴音「はい…雪歩はぱふぇというのは好きですか?私にはどんなものか馴染みがなくて」
雪歩「(偵察の割には頼りないよぉ…しかも食べ物ばっかり…)」
真「よ、よし来た…雪歩あーんして」
貴音「なぁ!?いつの間に!?こうなったらわたくしも!…えぇっと…このちょこれぇと…ぱふぇというのを1つ…」
真「雪歩もボクにあーんして」
雪歩「うん、でもいいの?スプーン私が使っちゃったけど?」
真「う、うん!むしろ雪歩が使ったやつの方がいいかなぁ~なんて///」
雪歩「もう~真ちゃんたら///」
貴音「くっ…このままでは…「お待たせしましたチョコレートパフェです」…来た!雪歩お口をあけてください!」
雪歩「ふぇ!?そんな2ついっぺんには無理ですよぉ!」
貴音「ではその…わたくしのお口にも雪歩の手でちょこれぇとぱふぇを運んでください!」
真「まだボクが終わってないんだ、ボクのほうが先だよ!雪歩あーん」
貴音「雪歩あぁんしてください!」
雪歩「んぐぐぐぐぐ!?」
真&貴音「「邪魔するなぁ!(邪魔をしないでください!)」」
真「雪歩!雪歩はボクのことが好きだよね、雪歩はもちろんボクのことを---」
美希「あれぇ~あそこに居るのは真クンなの~真く~ん撮影は終わったのぉ~」
真「うっ…美希…」
美希「無事終わったようなの、じゃあ真クンは美希とお話するの~」グィ
真「いや、ボクには大事なことがぁ!」
貴音「…不戦勝…ということで雪歩はわたくしのもの---」
響「たかねぇ~なにしてるんだ~」
貴音「あぁ響ですか…」
響「貴音~自分と遊んで欲しいゾ~」
貴音「ごめんなさい響、それはまた後で---」
響「貴音のカバンもーらい!悔しかったら捕まえてみろー!」
貴音「あっ、こら響!…申し訳ありません雪歩、お返事はまた後日」
雪歩「あのぉ~…」
雪歩「---という結果になりました…」
P「当たり前だよなぁ、なんでそもそも二股できなんて思ったんだ…」
雪歩「だ、だって真ちゃんも四条さんも私のこと愛してるって言ってくれるし、そんな2人の気持ちを裏切れないし…」
P「ふざけんじゃねぇおい!誰が二股していいっつったおいオラァえぇ!?」
雪歩「ふ、二股しちゃだめなんですかぁ…」
P「そんなことしたら社長に怒られちゃうだろ!」
雪歩「ふぇぇぇ、でもどっちも素敵な人なんですぅ…」
P「あったまきた!893の娘はスケベなことしか考えないのか…とにかくどっちかに決めなきゃ恥ずかしい映像をバラ撒くぞ!」バタン
雪歩「うぅ…」
今日はここまでやって、終りっ
クッソさむい内容、書いてて恥ずかしくないの(自嘲)
はーいよーいスタート(棒)
(第三者になびくのは)ないです
そういうのはまた別に書くつもりなので許してくださいオナシャス!センセンシャル!(書くとは言ってない)
〜翌日〜
雪歩「確かにそうだよね、二股なんてよくないし私の方からどっちにするかハッキリしないと…」
真「あ、あの…雪歩…昨日のことだけど…雪歩の返事が---」
美希「真ク〜ン!」ガバッ
真「げっ…美希…」
美希「真ク〜ン、今日は美希と一緒にレッスンして終わったら美希と遊ぶの〜」
真「いやボクは---」
雪歩「(あっ、行っちゃった…)」
美希「ふふーん」ドヤァ
雪歩「っ!?(み、美希ちゃん…何なの?こんなことして…当てつけのつもり…?信じられない!)」
雪歩「(四条さんは今1人かな…)」
雪歩「(べ、別に真ちゃんには美希ちゃんが居るからとか、そんなんじゃないよ!…あっ、居た!よし…)」
雪歩「あ、あの四条さん!あのことでちょっと---」
貴音「ゆ、雪歩…ごめんなさい、雪歩の気持ちを聞きたいのはやまやまなのですが急ぎの用事があるでまた後ほど!」
雪歩「あ、はいぃ…(急ぎの用事…なら仕方ないよね…あれ…この前聞いたとき今日は何も無いって…それに用事って言っても収録とは言ってないし…)」
雪歩「(…四条さん…一体どんな人とどんなことしてるんだろう…四条さん以外に交友関係広そうだなぁ…)」
雪歩「(交友関係が広いと私1人のことなんかどうとらえてるんだろう…あんな事言われたけど…)」
~数日後~
雪歩「あれから返事返せずじまいだなぁ…今日こそは…真ちゃぁ~ん」
真「あぁ雪歩、ごめんね今美希に呼ばれてるところなんだ、だからまた後で」ダッ
雪歩「あっ…また行っちゃった…最近私より美希ちゃんのほうを優先してるよね…」
--------
雪歩「あのぉ…四条さんは今日…」
小鳥「見かけてませんよ、なんか今日も用事があるとかで」
雪歩「…そうですか…」
雪歩「…2人ともちょっと前までは私のこと好きとか愛してるとか言ってくれたのに…」
雪歩「これも私のせいだよね…私が2人を弄んだりして…それも二股かけようとしたから…」
雪歩「でも…でもあんまりだよぉ…あんなこと言ったのにぃ…」グスン
雪歩「…どうしたら…真ちゃんも四条さんもまた私に夢中になってくれるのかな…私だけを見てくれるのかな…」
雪歩「…」
雪歩「あっそっかぁ…2人から私以外の人が居なくなっちゃえばいいんだぁ…」
~数日後~
P「うわあ…これは真ですね…ああ、こっちは某野球選手のTですね間違いない、なんだこれは…たまげたなあ」
真「おはようございまーす…みんなどうしたんですか?」
小鳥「…あの…これは…」
真「いいから見せて下さい!…ッ!?」
律子「バレちゃぁ仕方ないわねぇ…実はさっき真とその某野球選手のTがラブホ前で密会してる、なんてとんでもないスキャンダル写真が来たのよ、記者が何人か来てたから多分あちこちに拡散済み」
真「そんな…ボ、ボクこの人とは何も関係ありませんよ!ましてやそんな…ラ、ラブホの前なんて!」
小鳥「もちろん真ちゃんがそんなことするはずがないって信じてます、でもプライベートのことなんて私達…」
真「そんな…」
P「とにかく今は相手側の返答を待つしかないって、それ1番言われてるから」
真「…わかりました…」
P「今日の15時からの会見だから見とけよ見とけよ」
~15時~
P「もう始まってる!」
真「(ボクは何もしていないんだ!向こうだって迷惑なんだし否定してくれる!)」
記者『765プロ所属のアイドル、菊地真さんとの例のスキャンダル写真の真偽は?』
T『 僕は菊地真さんとラブホでの密会や淫らな行為を行いました、これだけははっきりと真実を伝えたかった』
真「………え………」
P「これマジ!?」
真「う、うそだ…ボクは本当に…」フラッ
P「おっ、大丈夫か?大丈夫か?」
律子「でも向こうは事実だと認めてるし…」
小鳥「うわああああ大変です、大量の電話で事務所の回線がパンクしました!」
真「そんな…」
~翌朝~
真「どうして…ボクは本当にやってないのに…ボクは…」
ただの数人A「ねぇねぇ知ってる?菊地真って野球選手のTとヤったらしいよ」
ただの数人B「ウッソだろお前wwwwwwあのなりでかよ、笑っちゃうぜ」
ただの数人C「これマジ?幻滅しました秋月涼ちゃんのファンになります」
真「…」
真「…おはようございます…」
P「すいません、それだけは…(ピッ)あっ、ふーん…」
真「プロデューサー…どうしたんですか?」
P「あぁ…その…実は真のCMやTVの出演キャンセルが相次いでて…あぁもうめちゃくちゃだよ…」
真「…そう…ですか…でも当然ですよね…あんなスキャンダル流されたら誰だって…」
P「あ、そうだ(唐突)参ってるだろうし今は帰って休んだ方が---」
千早「ちょっと菊地さん!」ドンッ
真「い、痛ッ!千早?」
千早「あなたが、あなたがあんな事を起こすから、765プロの印象が悪くなって私の仕事までなくなっちゃったじゃない!」
真「そ、そんな!?千早は関係ないだろ!?」
千早「ええそうね、でも実際に私の仕事がキャンセルされてるのよ!あなたのせいで---」
春香「お、落ち着いて千早ちゃん!こんなことになってるのは千早ちゃんだけじゃないんだしここはこらえて…」
千早「くっ…まぁ今回はこのくらいにしておいてあげる…でも私はあなたのこと許さないから…」
真「ッ!」
P「ま、真くん、収録に行こう!」
真「あぁ…もうそんな時間なんですね…それはキャンセルされてないのかぁ…」
P「オッスお願いしまーす」
真「…おはようございます…」
一同「「「…」」」
P「(ガン無視とか)頭にきますよ!†悔い改めて†」
一同「「「ヘーアレガクスクス」」」
真「…ハハハ…」
監督「演技しゅーりょー! 」
真「ふぅ…」
P「ふざけんな!あったまきた…そんなことしなくていいから…(戒め)」
真「プロデューサー…どうしたんですか………こ…れ…なんでボクのイスに…」
P「真のスキャンダルが載った週刊誌…誰かが嫌がらせで…もう許さねぇからな…」
真「(酷いよ…ボクは何もしてないのに…どうしてこんな…ん?この記事…)」
真「(ボクが密会したのが○月×日ってなってる…この日は確か…ボクが雪歩を巡って貴音と勝負した日だ!)」
真「プロデューサー、ごめんなさいちょっと抜けます!」ダッ
真「た、貴音!折り入ってお願いが!」
貴音「な、何用ですか?」
-------
貴音「なるほど、例のことで私に証言をお願いしたいと…」
真「う、うん…そうすればボクの疑いも晴れる、だから---」
貴音「構いません、ですが…私や雪歩の証言でアリバイを証明できるとは限りませんよ…」
真「な、なんで!?だってあの日ボクは貴音や雪歩と…」
貴音「ええ、ですがあの日昼食を召し上がった後私たちと別行動をとっていたではありませんか…」
真「なぁっ…」
貴音「完全なアリバイ証明にはなりませんし…仮に嘘をついて証言してもバレてしまえば火に油を注ぎかねません…」
真「そんなぁ…」
貴音「ごめんなさい…お力になりたいのは山々なのですが…」
真「いや…こっちこそごめん…嘘ついたらボクだけじゃなくて貴音にも迷惑かかるもんね…ボクは本当に最低だ…」トボトボ
貴音「ま、真!私はそんなつもりで---」
真「ボク…もう本当にダメなのかなぁ…」
美希「真クン…」
真「美…希…」
美希「…これ…どういうことなの?…真クンあの日に美希が遊ぼうって言ったら、撮影があるから無理って…なのに…美希を騙してこんなことしてたの…」
真「ち、違うんだ美希!ボクはそんなことしてない!この日は雪歩と---」
美希「…そうなの…やっぱり美希なんかより雪歩の方が大事なんだ…」
真「いや…これは…」
美希「真クンの馬鹿!自業自得なの!美希と遊んでたらこんな事になっても美希が喜んで嘘ついてでも証言してあげたのに!」
美希「真クンの浮気者!もう知らない!美希じゃなくて愛する雪歩と勝手に幸せになってればいいの!」ダッ
prrrr
監督『何やってるの、撮影時間とっくに過ぎちゃってるのに!』
真「はい…ごめんなさい…」ピッ
真「アハハ…ボクもう…どこにも居場所なんてないんだ…」
真「そりゃ…そうだよね…ボクなんか…ひとりぼっちがお似合いだ…」
雪歩「真ちゃん…」
真「雪歩…うぅ…」ダッ
雪歩「待ってよ真ちゃん、どうして逃げるの?」
真「だって…ボク…もう…」
雪歩「私だって知ってるよ、真ちゃんがどんな状況かってことぐらい…」
雪歩「でもそんなの関係ないよぉ…私は真ちゃんの味方、真ちゃんのことどんなになっても好きだよ…」
真「雪…歩…」
雪歩「真ちゃんは…私のこと好き?」
真「うん!もちろん!ボクも雪歩のことが好きだ!世界で1番愛している!…だから…どうか雪歩だけでもボクも元から離れないでよぉ…」ギュッ
雪歩「じゃあ…私がどんなこと言ったりしても、どんなこと隠し持ってても私のこと嫌いにならない?」
真「うん、絶対ならない!だからボクを独りにしないでよぉ…」
雪歩「分かった、真ちゃんを信じて1つ私のとっておきの秘密教えてあげるね…」
雪歩「このスキャンダル捏造して流したり、お父さんに頼んで野球選手のTさんにスキャンダル認めるようにしたのは私なの…」
真「………え?………」
雪歩「真ちゃんを傷付けるような酷い事したり、真ちゃんに私以外の人が居なくなるようにしたのはこの私なの…他の誰でもない私…」
真「なんで…なんでそんなことするんだよ…」
雪歩「なんでって?真ちゃんの胸に聞いてみたら?さっき美希ちゃんになんて言われたのかなぁ…」
真「うっ…」
雪歩「真ちゃんをどうしようが全部私の思う通りなんだよ…ここで私が言った事は他に漏れてないから真ちゃん1人ではどうすることはできない…」
雪歩「そんな愛する真ちゃんに私から最初の命令---」
~翌日~
貴音「雪歩…少しいいですか…」
雪歩「…なんですか…四条さん…」
----------
貴音「真のすきゃんだる…あれを捏造したのは雪歩、あなたではありませんか?」
雪歩「…なんのことですかぁ…」
貴音「今からでも遅くはありません!どうか真のためにも真実を!」
雪歩「仮に私が捏造していたとしても、相手も認めてるんですよぉ…それは私ではどうしようもありませんよねぇ…」
貴音「それは…そうですが…」
雪歩「真ちゃんで思い出した!そういえば昨日私真ちゃんに告白されたんですぅ…」
貴音「…どういう意味ですか…」
雪歩「そのまんまの意味ですよぉ…真ちゃんにハッキリと見つめられて…世界で1番愛してるって///」
貴音「…そうですか…では雪歩は真を選ぶと?」
雪歩「まだ決めていませんよ、真ちゃんにああ言われたけど…」
雪歩「でも四条さん…こんなにあっさり諦めたりするなんて…やっぱり私のことなんとも思ってなかったんですね…」
貴音「…それは…」
雪歩「けど…ちょっと残念だなぁ…真ちゃんは私のこと本気で愛してくれたのに…四条さんは遊びくらいだったなんて…」
貴音「それは大きな誤解です!私だって雪歩のことを---」
雪歩「でも…実際そうですよねぇ…私のこと簡単に諦めようとしたり…ましてや証拠もないのに疑ったりして…」
貴音「雪歩…少し言葉を慎みなさい…」
雪歩「でも事実ですよねぇ…四条さんの周りにはいっぱい人が居るから…私一人が居なくなったって何も変わりなんて無いんだし…いいですよねぇ私なんかとは違って---」
貴音「雪歩!いい加減にしなさい!」
雪歩「だから私、嘘つきの四条さんじゃなくて真ちゃんが---」
貴音「雪歩!!!」ドンッ
雪歩「ひゃぁ!?」バタン
貴音「ご、ごめんなさい雪歩…大丈夫ですか?」
雪歩「ん…っ…」
貴音「雪歩?…」
律子「何~?どうしたの~…うわぁ!?何やってんのよ!?」
貴音「こ、これはその---」
P「貴音…なんてことを…」
律子「と、とにかく雪歩、立てる?」
雪歩「うっ…くぅ…」
P「やべえよ…やべえよ…きゅ、救急車ー!」
貴音「それで先生…様態は…」
医者「…非常に申し上げにくいのですが…全治まで早くても半年…最悪の場合後遺症も…」
貴音「ッ!…そ、そんなぁ!」
律子「…ねぇ…一体何があったの?」
貴音「えっと…少し…激高してしまい…それで…雪歩を突き飛ばして…」
P「突き飛ばしただけでここまでならないと思うんですけど(名推理)」
貴音「しかし…こうなったのは変えられない事実ですし…」
--------
雪歩「---そんな愛する真ちゃんに私から最初の命令、そこのスコップで…私の足グチャグチャにして…」
真「な、なにを!?そんなことできない…できないよぉ…」
雪歩「ふぅん…いいんだ…このまま私が真ちゃんを捨てちゃったら…真ちゃんどうなるのかなぁ…ずーっと独りぼっちだよねぇ…」
真「ひぃ…」
雪歩「それは嫌でしょ…だから…ね…」
真「う、ごめん…なさい…」ブンッ
雪歩「みぎぃ!くぅ…あははははははははは、理由はどうであれこれでもう真ちゃんは立派な犯罪者だね…そんな真ちゃんが私に見捨てられたらどうなるかなぁ…真ちゃん、これでずーっと一緒だよ…」
--------
貴音「それで…雪歩が入院中の仕事は…」
P「こんなんじゃ仕事になんないんだよ(棒)代役立ててもらうっきゃねぇな…」
貴音「…ですよね…でもちゃんと雪歩の分は…」
律子「代役の頑張り次第…ね…」
貴音「くぅ…」
律子「とにかく…これは事故!そういうことであまり気に留めない!いいね!」
貴音「…はい…」
-------
雪歩「四条さん…私が入院してから毎日お見舞いに来てくれますね…」
貴音「はい…私のせいで…こうなってしまったので…」
雪歩「そんなに気にしないでください!律子さんも言ってたじゃないですかぁ、あれは事故だって!」
貴音「いえ…消えぬ咎を負ってしまった以上…私に出来る償いなんてこんなものです…雪歩の側に居る事しか私は…」
雪歩「それだけで…充分ですぅ///」
貴音「雪歩…」
貴音「ただいm---」
P「ああああああああああああ(発狂)」
貴音「ぷ、ぷろでゅぅさっ!?何事ですか!?」
律子「そ、それがさっき雪歩が出てた萩茶のCMの出演を辞退するって電話がかかってきた途端に---」
小鳥「た、大変です!そのことが雪歩ちゃんにバレたらしく、雪歩ちゃんが飛び降りを---」
P「ファッ!?ウーン…(心肺停止)」
貴音「ゆ、雪歩」ダッ
-------
医者「命に別状はありませんよ…ただ…このままだと…一生車椅子生活は免れません…」
貴音「………そん…なぁ…」
-------
雪歩「四条さん…私…」
貴音「あ…あぁ…」
雪歩「…馬鹿…ですよねぇ…こんなことしても…私…」グスン
貴音「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」
------
響「貴音…最近顔色悪いぞ…頬もやつれてるし…」
貴音「…そう…ですか…ですが雪歩は私以上に…」
響「雪歩より自分だぞ!このままじゃ---」
貴音「私にはもう…そんな資格はないのです…もう時間なのでこれで…」
響「貴音ぇ…」
貴音「雪歩…ただいま帰りました…」
雪歩「お帰りなさい四条さん…でも約束の時間より1分遅れてますぅ…」
貴音「ごめんなさい…レコーディングが想像以上に長引いて…」
雪歩「言い訳なんて聞きたくありません…四条さんも真ちゃんを見習ってほしいですぅ…私の近くにずっと居るためにアイドルの仕事もやめるって言ってるんだし…」
真「うん、ボクはもう雪歩の側から絶対に離れない…だから…雪歩もボクのこと見捨てないで…」
雪歩「嬉しいなぁ…でも真ちゃん今朝おはようのチュー忘れてたよねぇ…あ~あ…2人ともいけないなぁ…そんな2人にはあっちの部屋で罰をあてえてあげるですぅ…さぁこっちへ…」
ガチャ
春香&千早&美希&響&律子&小鳥「「「「「「テッテレー!ドッキリ大成功ー!!!」」」」」」
真&貴音「「…………は…………」」
雪歩「引っかかったですぅ!」スッ
真&貴音「「えっ…なにそれは…」」
春香「やりましたね!765プロ始まって以来の大型ドッキリ大成功です!」
千早「どこかおかしいとは思わなかったの?情報の周りがやたら早いとか、タイミングとか色んなものが出来すぎだって」
真「でも…だって…ボク…雪歩の足を…」
美希「真クン、雪歩の足叩くとき足見てた?ちゃんと当たった感触や音した?」
真「そ、それは…よく覚えてないけど…けど当たったらどうするつもりだったんだよ!」
雪歩「真ちゃんなら外してくれるって信じてましたぁ」
真「う…ん…」
貴音「…そのためにTV局や病院を騙してまでやっていたと?」
響「病院はともかく会見は球団に協力してもらってビデオ流してだけだぞ」
律子「これはいい絵が撮れた!じゃあ解散!」
雪歩「それじゃあ皆さんお疲れ様でした~」
真「まて雪歩!」
貴音「…どこからが本気でどこからが演技だったのですか…」
雪歩「どこからって…それは全部ですけど…」
真「…それは…あの争奪デートのときから…」
雪歩「ん?そうですけど…」
貴音「…じゃあ…雪歩にとって…私たちの気持ちは演技でしかないと…」
雪歩「ですから最初からそうだと---」
真「そんなの認めない!ボクが雪歩のことを想ってたのは本当なのに!」
貴音「それは私も同じです!こうなった以上雪歩にはどちらかを選んでいただきましょう!」
雪歩「そ、そんなの!?私にそんな趣味は---」
真「なくても持たせてやる!雪歩好きだ!ずーっと一緒に居てくれるって約束したよね!」
貴音「雪歩、病院で側に居るといったとき嬉しそうに頬を赤らめてくれたではありませんか!」
雪歩「そ、それも演技で---」
真「そんなこと認めない!」
貴音「また3人で雪歩を巡って争いましょう!」
雪歩「どうしてこうなるのぉー!?」
終わり
アイマスSS初めてなので勢いと印象だけで書いてました
許してください、何でもしますから
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