冬馬「北斗にピンの仕事だってよ」(14)

北斗「俺にかい?」

翔太「なんか珍しいねー。クロちゃんのところ辞めちゃったあとも、三人での仕事多かったし」

北斗「そうだな。あ、でも冬馬と翔太は一回ずつくらいやっていないか?」

冬馬「そういえばそうだな」

翔太「僕は765プロの双海姉妹と、やよいちゃんとで子供達と遊んだね」

冬馬「俺は廃部寸前だった野球部が、甲子園に出場した話のドキュメンタリーのナレーターと、インタビューをやったな」

翔太「なんか、僕と冬馬君に合ってる仕事だったよね♪」

冬馬「ってことはだ。北斗もなにかイメージだったりキャラクターだったりに合った仕事なんじゃないか?」

北斗「そうだと嬉しいね」

翔太「じゃあ、北斗君の仕事が何か予想しようよ!」

冬馬「断る、と言いたいところだが。今日はもうスケジュール入ってないし、息抜きにちょうどいいな」

翔太「練習バカの冬馬君から『息抜き』って言葉が出るなんてね」

北斗「それだけ冬馬も成長したってことさ」

翔太「なんか、僕と冬馬君に合ってる仕事だったよね♪」

冬馬「ってことはだ。北斗もなにかイメージだったりキャラクターだったりに合った仕事なんじゃないか?」

北斗「そうだと嬉しいね」

翔太「じゃあ、北斗君の仕事が何か予想しようよ!」

冬馬「断る、と言いたいところだが。今日はもうスケジュール入ってないし、息抜きにちょうどいいな」

翔太「練習バカの冬馬君から『息抜き』って言葉が出るなんてね」

北斗「それだけ冬馬も成長したってことさ」

冬馬「どういう意味だよそれ!」

翔太「気にしない気にしない♪ 北斗君の仕事が何か考えるんでしょ?」

冬馬「おっと、そうだったな」

北斗「今までの二人の仕事の内容から考えると、売り出し方とかイメージに合致するものだね」

翔太「そうだねー。僕は子供らしさとか、元気さとかが売りだし。一緒に仕事した765プロの子たちも同じだよね」
   だから子供と触れ合うような仕事ないようだったんだろうね。すごく楽しかったよ♪」

北斗「俺も仕事でもいいから、エンジェルちゃん達と触れ合いたいね」

冬馬「北斗はすぐこれだ」

翔太「これが北斗君のウリの一つでもあるからね」

冬馬「それはわかってるよ」

北斗「次は冬馬の仕事だね。やっぱり冬馬は熱くて真っ直ぐ。そんなイメージが強い」

翔太「僕たちジュピターのリーダーでもあるしね」

北斗「だから、熱い少年たちの青春模様を伝える語り部に選ばれたんだろう」

冬馬「俺も取材してて思わずウルッときちまったぜ」

翔太「感動しすぎて、一時期僕たちをしきりにキャッチボールとかバッティングセンターに連れて行ってたよね」

北斗「おかげで野球が上達した気がするよ」

冬馬「そ、そのことはもういいだろ。感動したんだから、仕方ないだろ」

翔太「それでそれで。北斗君の仕事はなんだろうね」

冬馬「さっきも言ったが、女へ対する態度とかで選ばれてるんだろうな」

翔太「プレイボーイチックな?」

冬馬「そうだ」

北斗「おいおい、別に俺はプレイボーイなんかじゃないさ。ただ、多くのエンジェルちゃん達と仲良くしたいだけで」

冬馬「物差しの長さは人それぞれだ」

翔太「北斗君のそのキャラを生かすなら、どんな仕事になるんだろう」

冬馬「大きい仕事であればドラマのそういう役だとか」

翔太「それ以外だと何があるかな……」

北斗「できれば冬馬の考えで、ぜひエンジェルちゃん達とキスシーンを撮りたいね」

冬馬「それは俺がNGを出しておく」

北斗「なんでさ」

翔太「あはは……」

北斗「ま、与えられたらその仕事を全うしてくるさ」

冬馬「当たり前だ。俺たちはトップアイドルにならないといけないんだ」

翔太「そーだね。765プロにも負けてらんないからね」

北斗「じゃあ、あれやっとこうか」

冬馬「やるのか……」

翔太「成功したところを参考にするのはいい案だ、って冬馬君が自分で言ったんじゃない」

冬馬「あーもー。わかったよ。行くぞ? 961プロ、ファイトー」

北斗翔太「オー!」

仕事当日


輝子「フヒッ・・・。キノコのっこーのこ元気の子。エリンーギ、舞茸、…ブナシメジだ!!! ヒャッハァァアアア!!!!
   うるさいですか、スイマセン。美味しいーキノコは」

北斗「ホ・ク・ト☆ チャオ☆」

オチがやりたかっただけ。

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