(^q^)「確かに障害者の意思というものは尊重され難い」 (5)

母「あら、たかしちゃんどうしたの」

(^q^)「障害者に対する健常者が抱く恐怖心というのは、大きな動物を見たときのものと同種ではないか」

母「たかしちゃん…?」

(^q^)「要するに障害者というものは現象であり、行為である」

母「あなた、たかしちゃんが…」

(^q^)「いわば健常者は原因である。理由にその行為の本質を見出す事がそれを裏付ける」

父「おい、たかしどうした」

(^q^)「対して障害者は結果である。何をしたかが重視され、理由というものに重きを置いてその存在を語られることはあまり無い」

(^q^)「つまり、お前たちは障害者を金のなる樹だと――」

父「黙れ!」

ドゴゥ

(^q^)「…あうあwwwwwwぱしへろんだすwwwwwww」

父「危ないところだった」

母「全くね」

(^p^)「…」

女子高生たち「ひそひそ…」

(^p^)「見ろ。お笑いだ。我々が町を歩くだけで劇場が生まれる」

女子高生A「なんかぶつぶついってるよー」

女子高生B「ほんと、きもちわるいよねー」

(^p^)「…ああ、自らの浅はかさに未だ気づかぬ哀れなる衆愚どもよ」

主婦たち「ひそひそ」

(^p^)「同情しよう、いっぱしの常識人を気取り、その実、
    障害者にも劣る思考形態でもって日々を浪費する哀れなる”健常者”ども」

小学生「おじさん、何言ってるのー?」

(^p^)「革命は常にマイノリティが起こすものだということだよ、ぼうや」

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