霧切「私がドラクエⅤをやってみる……?」 (68)



ダンガンロンパの二次創作ssです。


注意

 基本的にナエギリがゲーム(ドラクエⅤ)を進める

 うまく再現は出来ない

 >>1 は文章下手

 時間設定は、絶望的事件の起こる前の学園生活の頃


書きためはそこそこあります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392467767

苗木「♪~♪~」

霧切「あら、なにか嬉しいことでもあったのかしら?」

苗木「あ、霧切さん。分かっちゃうかな?」

霧切「ええ。いつにもまして今日のあなたは上機嫌ね。誕生日、というわけでもないし……」

苗木「実はね……」

山田「苗木誠殿! お待たせいたしました! 例の物、持ってきましたぞ!」

苗木「山田クン、ありがとう! はぁ~、楽しみだなあ」

山田「返却はいつでも結構、それでは感想を待っておりますぞ!」

苗木「ほんとにありがとね~!」

霧切「…………」ジロッ

霧切「……苗木君、この包みはいったい何? 山田君から受け取ったということは……いかがわしい物ではないでしょうね……」ジロリ

苗木「そっ、そんなことないって! ほら!」

霧切「……ドラゴンクエストⅤ……?」

霧切「この船にいつまで乗ってればいいのかしら……?」

霧切「ゲームは確かにあまりやったことはなかったけれど……」

霧切「普通○ボタンとか押せば跳び跳ねるものじゃないのかしら……?」

コマンド>はなす
コマンド>はなす
コマンド>はなす

*前方、人無し


苗木「え?」

僕は子供の頃に父さんがやっていたのを見ていた記憶のある、ドラゴンクエスト5を山田クンから借りて、さあやろうと思っていた。

主人公の名前を「マコト」にして、母親に出産させてから、船の探索を始めたところだったんだけど、ふと喉が渇いたと感じて、ゲームを放置したまま、食堂に飲み物を取りに行った。

けれど帰ってきてみたら、コントローラーを握りしめてボタンを手当たり次第に押す霧切さんの姿があったんだ。

これが、今起こっている事の真相だよ。

苗木「……えっと、何やってるの?」

霧切「なっ、苗木君!」

苗木「ボタンそんなにかちかちしなくても……」

霧切「」カアア

霧切「わ、私は、苗木君がやっぱり山田君から変なものを借りたんじゃないかと思って偵察しにきたのよ!」

霧切「そしたら、ゲームがあって……船がなかなか陸につくまで見てようと思って、それであなたを待っていたんだけれど……」

霧切「……こっそりすすめてあなたを驚かせるのもいいと思ったのよ……だから……」

苗木「あ、えっとそれじゃ……」

霧切「どうせ私はゲームなんてできないわ! 迷惑かけたわね、どうせゲームよ、私は出来なくたって構わないんだから……帰るわね」

苗木「それは違うよ!」

霧切「?」

苗木「ゲームはゲームでも、これはとっても面白いゲームなんだ! ……多分」

霧切「……多分?」

苗木「アハハ、実は僕も父さんがやってるのを見てただけで、うろ覚えなんだ」

苗木「そうだ! 霧切さんもやってみない? 折角だし、ゲームデビューしてみようよ」

霧切「……そうね。苗木君がそこまで言うなら、やってみても悪くはなさそうね」

苗木「うん! えっと、まずボタンの操作だけど……」


◇◆◇◆◇◆


霧切「あ、パパスがいかだに乗って洞窟の中に行ってしまったわ」

霧切「マコト君も早く追わないと!」

苗木「……霧切さん、その、マコト君っていうのちょっと…」

霧切「だって、主人公がそういう名前なんだから仕方がないじゃない」

苗木「あ、あのさ、どうせ霧切さんがプレイヤーなんだし、最初から名前つけ直してキョウコとかにしたらどうかな……?」

霧切「あら、苗木君。気づかない? この少年、おとこなのよ。それなのにキョウコって……」

霧切「たしかに幼くてかわいらしい顔をしているし、女の子かと思ったかもしれないけれど…」

霧切「パパスからも息子って言われているし、サンチョからも坊っちゃんって呼ばれてたじゃない」

霧切「不二咲君とは違うのよ!」ドヤ!

苗木「」

苗木(すごく論破して満足そうな顔してるけど……さすがに僕だってそれは分かってたし、マコト君って言われるのが恥ずかしかったから提案したんだけどな……まあ、熱中してる霧切さん、かわいいからいいか)

霧切「苗木君!」

苗木「どうしたの!?」

霧切「この洞窟、入り口は1つじゃなかったのよ! ……真実はいつも一つでもね…」ニコッ

苗木「アハハ……」

苗木(さっきから執拗にいかだ所有者の老人に話しかけてると思ったけど、まだ入り口発見してなかったんだ……)

苗木(何度話しかけても交渉はできないって注意しておいた方がいいのかな……)



霧切「」ビクッ

霧切「……出たわね」

霧切「たしかにさっきは3体に立て続けに襲われ……気絶したわ……」

霧切「……けれど、今度は皮の盾よ。レベルもあがったわ」

霧切「観念しなさい、ドラキーA、B、C!」

苗木「だいぶ戦闘にも慣れてきたね」

霧切「ええ。……ふふ、このおおきづちってモンスター…」

霧切「ミスばっかりで、マコト君にかすり傷一つ負わせられないわ」

苗木「あ、でもそのモンスターってたしか……」


おおきづちAのこうげき! 痛恨の一撃!

おおきづちBのこうげき! 痛恨の一撃!

マコトはきぜつした……


霧切「」

苗木(もう少し回復を早くしてくれれば間に合うんだけど……)




霧切「ビアンカって子、マコト君よりもお姉さんって事を強調したいのね」

苗木「一応、2才年上らしいしね、お姉さんぶりたい年頃なんだよ」

霧切「2才年上ってことは、身長もマコト君より高いのかしら?」

苗木「……」

霧切「そうかしら、苗木君?」

苗木「なんで僕に聞くの……」

霧切「……マコト君の介さないところで勝手に話が進んでしまったみたいね」

苗木「でも、子猫をいじめるなんてちょっと度がすぎてるよ」」

霧切「……苗木君、ちょっと熱が入りすぎじゃないかしら」

霧切「……猫派、なのね?」

苗木「あ、えっと……うん」ポッ

苗木(なんで、猫派を認めて照れてるんだろ、僕…)

霧切「……それじゃあ、苗木君の為にお化け退治にいきますにゃ!」

苗木「き、霧切さん!?」

霧切「……苗木、ここまで言えば分かるわね」カアア


霧切「ああ、もう、城なんてないじゃない! モンスターも強いから、ビアンカはすぐに気絶するし」

苗木「一旦引き返してさ、装備とかを見直してから出直した方がいいと思うよ」

霧切「……分かってるわ」キリギリッ

苗木「霧切さん、あと、もう10時過ぎてるんだけど……。続きはまた明日にしてもう寝ようよ」

霧切「あら、私は構わないわよ」

苗木「え?」

霧切「だから、苗木君が寝たいのなら、寝てしまっても構わないって言っているの」

苗木「」

苗木「えっと、ここ僕の部屋で……それで、霧切さんが一晩過ごすっていうのは……」

霧切「何かまずいかしら。……それとも苗木君はろくでもないこと考えているんじゃないでしょうね?」

苗木「ち、違うよ!」

苗木(色々まずいんだよ!もう)

苗木「でも、霧切さん、明日学校だし」

霧切「だから、苗木君は寝てしまっていい、とさっきから言っているわ」

苗木「僕は別に眠たいわけじゃないよ」

苗木(でも……霧切さん、今真剣だよね。今邪魔したら確実に口を聞いてもらえなくなる……だからといって夜2人で起きてるのもいけない……)

苗木「あー、やっぱり寝ようかな」(棒読み)

霧切「ああ、やっとレヌール城に着いたわ。おやすみなさい、苗木君」

苗木「おやすみ~」(棒読み)

霧切「……どうやって入ればいいのかしら?」

霧切「出入口は通れないし…落雷の影響……?」

霧切「うーん、うーん」



苗木「視点スティック……」ボソッ

霧切「そういえば、そんなのあったわね」グイッ

霧切「あっ、こんなところに梯子が隠されてたなんて!」

  ――――マコトとビアンカは夜のレヌール城の裏の梯子を登る。しかしひどい雷だ……。
  城の中で収まるのを待とうか、そう思いながら梯子を最後まで登り、奥へ一歩踏み出すと……。

  ガシャン!

  黒く冷たい鉄の格子戸が上から素早く降りてきて二人の退路を塞いだ。前に広がるのは闇……。
  けれど、前に行くしか道がないのだ……。


霧切「」ビクッ

霧切「え、えっと……これって……閉じ込めらたということかしら!?」

霧切「幽霊城の噂は本当だったのね……」チラッ

霧切(苗木君に起きていてもらえばよかった……)

霧切「ま、前に進む以外どうしようもないようね……」

ザッザッザッ

霧切「か、棺桶……?」

霧切「全て調べたけれど、特に問題はなかった……」

霧切「こ、子供騙しに決まっているわ」

ギィィ――骸骨ぞろぞろ

霧切「ひっ、ひゃっ!!」

霧切「な、苗木君、お願い、起きてちょうだい」

霧切「あなた、眠たくないってさっき言っていたわ!」

苗木「う、うん、落ち着いてよ霧切さん!」←ずっと起きていた人



霧切「……ごめんなさい、取り乱してしまって」

霧切「別に怖かったわけじゃないのよ、ここまで言えば分かるわね、苗木君」

苗木(下手に追及しないほうがよさそうだ……それよりも、非常に霧切さんと距離が近いような……)

苗木「でも僕も昔ここが怖くて父さんの背中にずっと隠れてたな~」

霧切「ということは、あなたもこの後何が起こるか分からないのね」

苗木「頼りにならなくてごめんね、アハハ」

霧切「……私だって初めから、あなたに頼るつもりはなかったわよ……」



苗木「き、霧切さん、今ッ!」

霧切「ええ、見たわよ……あの銅像の目……」

苗木「え、調べるの!?それより先にビアンカを」

霧切「苗木君は気にならないの?」

苗木「気になるよ、でも、なんか起きそうな雰囲気がすごいするよ」

霧切「私は超高校級の探偵よ。やっぱり見逃せないわ」

苗木「霧切さん……。霧切さんがそういうなら、僕も心を決めるよ!」

霧切「話しかけるわよ……」

…………………………。

霧切「?」ポチポチ


*「見~~た~~な~~」


苗、霧「「ひ、ひぇーーー!!!」」

 うごくせきぞうが現れた!

 うごくせきぞうは正体をあらわした!


苗木「や、やっぱり、なんか来たよ!」

霧切「そ、そうみたいね。でも土偶よ…土偶なんて……」


 うごくせきぞうのこうげき!

苗、霧「!」

霧切「ちょっと、強すぎじゃない?」

苗木「こっちの攻撃も全然効いてないし!回復してもすぐに体力が無くなっちゃうよ」

霧切「こうなったら攻撃連打よ」

苗木「霧切さん、それってもう諦めるってこと…?」

霧切「……」

苗木「だ、だめだよ!希望を捨てちゃ! 希望は前に進むんだ! だからホイミを!」

霧切「苗木君……。そうね、出来るところまででもやってみるべきね…」


 うごくせきぞうの攻撃!

 マコトはきぜつした!



苗木「」

霧切「」


霧切「墓の文字も読めないなんて、マコト君は呑気ね……」

苗木「それより霧切さん、ちょっと近すぎだよ……」

霧切「わ、私は苗木君が怖がるから! 怖くないようにと思っていたの」

霧切「……そんなにいうなら離れるわよ……」




苗木「え?真っ暗……?」

ピカッ(雷)

苗、霧「!?!?!?」

苗木「な、な、幽霊の集団!?」

霧切「……やっぱり苗木君も怖いのね。仕方がないわ、距離を縮めてあげるわよ」

苗木「アハハ、ちょっとびっくりしちゃって」

苗木「……あれ?今霧切さん、"苗木君も"って……」

霧切「!」

霧切「……苗木君のくせに生意気よ」


苗木「ゆ、幽霊の王様!?」

苗木「宿屋に人魂!?」

苗木「おじいさん、今、消えたよね!?」

苗木「ぼ、僕たちはご馳走じゃないぞ!」

霧切「僕たちって……」

霧切「ふぅ、意外と楽に倒せたわ」

霧切「ビアンカの呪文と、ブーメラン……これらがあれば、無敵よ、無敵」ドヤ

苗木「まぁ、最初のボスだしね。それに……」

苗木(霧切さんが城の中でさ迷いすぎて、自然にレベルが高くなってたんだよね……)



◇◆◇◆◇◆

霧切「うーん、迷うわ」

苗木「うん、10個も候補があるとなると……」

霧切「……なえギコギコ……」

苗木「え、霧切さん?」

霧切「出来れば苗木君にちなんだ名前にしたかったのよ」

苗木「だからってなえギコギコっていうのは……」

苗木「……あ、でも、きりギコギコっていうのも出来るよ」

霧切「私はいいのよ、別に。主人公はマコト君でしょう」

霧切「……ギコギコでいいかしら……?」

苗木「僕は無難にプックルとかでも」

霧切「……」ピッピッ

霧切「あら、ギコギコが仲間になったわ」

苗木「」


霧切「パパスの風邪も治ってるわね」

霧切「全く息子がお化け退治している間に寝込んでるなんて、やっぱり父親って……」ブツブツ

苗木(ちょっと棘を感じるよ……学園長……)

苗木「あ、でもビアンカともここでお別れだね」

霧切「……そうね。口やかましいと思ってたけれど、いい子だったわ…」

苗木「うん、やっぱり別れるのはさみしいよね」

苗木「僕にも一緒に冒険するような幼馴染みがいたらなぁ」

霧切「……」

霧切「苗木君、ビアンカってみつあみでしょ。誰か身近に似ている人がいるはずよ…」

霧切「小さい頃の髪型がビアンカに……」

苗木「? えっと……二つに結わいたみつあみだから…………えっと、もしかして」

苗木「……腐川さん?」

霧切「」

霧切「……………」

苗木「どうしたの、霧切さん? なんか怒らせちゃうこと、僕言った?」

霧切「……怒ってないわ」

苗木「でも……」

霧切「怒・っ・て・な・い」

苗木「……………」







苗木「霧切さん……もう2時過ぎたよ………」

苗木「だから………」zzz

霧切「……」ピッピッ

公式的にはゲレゲレ推しなんだよなあ……

デボラちゃんは出ないのか


おはようございます
7時になりました~~


苗木「うーん……」

苗木(なんだかんだで霧切さんに付き合って夜更かししちゃったから眠いな…)

苗木(あ、霧切さんコントローラー持ったまま寝ちゃってる……)

苗木(こんな形とはいい、女の子を泊めちゃうって……)

苗木(ちなみにどこまで進んだんだろう……?)

苗木(……氷の城!?)

苗木(あ、仲間に妖精も加わってる……)

苗木(あれからどれくらいやってたんだか……)

苗木(…………ん?)

苗木(矢印がいっぱい書かれて斜線で消してある…)

苗木(もしかして……氷の床で進めないとか…?)

苗木(一応僕が借りたんだしちょっとぐらい進めてもいいよね……)ピッピッ

苗木(ボスの前まで来たけど、さすがにこれ以上やるのは怒られそうだし)

>>23 個人的にはゲレゲレも好き
   プックルかゲレゲレでいつも迷うよ

>>24 一応PS版の設定だから、ごめんね
   でもデボラは◯◯の嫁


苗木「霧切さん、起きてよ、朝だよ」

霧切「……」zzz

苗木「えっと、遅刻しちゃうよ」ツンツン

霧切「サッ、サボテンボール!」ガパッ

苗木「わあっ!」

霧切「……あら、おはよう、苗木君」

苗木「あ、アハハ。おはよう、霧切さん……」

霧切「……あら? 私、やっぱり来れてたのね」

霧切「氷の床でいつになっても進めなくて苦労する夢を見たわ……」

苗木「あ、そ、そうなんだ」

霧切「それでは行くわよ、マコト君。春風のフルートを取り返すのよ」

苗木「ちょっと待ってよ!それよりも朝御飯食べに行かない?」

霧切「……冷たいのね、苗木君……。私たちが春風のフルートを取りに行かないと……春は来ないのよ」

苗木「」

霧切「あなたがそれでもいい、というなら……。朝御飯でも何でも食べに行けばいいわ……」

苗木「わ、分かったよ。でも早くボスを倒さないと遅刻するからね!」

霧切「……それじゃあ、始めるわよ」



苗木「霧切さん!時間がそろそろ……」

霧切「待って、きっとあと少しよ。大体、なえギコギコが保身ばかりしているから……」ピッピッ

苗木「だから、その呼び方……」

 ザイルをやっつけた!



霧切「やったわ! これで……」



 雪の女王が現れた!


霧切「これは………」

苗木「連戦だからMPがもうないよ! もう時間もまずいし」

霧切「苗木君、諦めるの? 昨日、あなた言ってたわよね……?"希望は捨てちゃだめだ!" って……」

苗木「そ、そうだけど」

霧切「私はまだ諦めてないわよ」ピッピッ


 雪の女王の氷の息!

 マコトはきぜつした……。




霧切「」

苗木「」


 教室


山田「それで、苗木誠殿、どうでしたかな?」

苗木「そ、それが……」

山田「な、なんですとー!」





舞園「今日は少し冷えますね」

朝日奈「うん、さっき石丸が今月一番の寒さだって天気予報で見たって話してたよ」

大神「寒さは修行に必然のもの。それ故、我は構わないが」

霧切「違うわ」

大神「ぬぅ?」

霧切「……春風のフルートが奪われているの。……だから春が来ないのよ」

朝日奈「霧切ちゃん?」

舞園「これからは春、というより冬に近づくのではないですか?」

霧切「雪の女王から必ず取り返す……そしたらこの寒さだって……」

懐かしいな 期待



 放課後

苗木「……えっと、今日も僕の部屋に来るのかな?」

霧切「もちろんよ。お邪魔するわね」

苗木「あ、えっと」

霧切「明日から連休よ」

霧切「苗木君、ここまで言えば分かるわね」

苗木「あの、よく分からないよ……」

霧切「だから、あなたが寝不足で勉強に支障がでるということはないということよ」

苗木「はい…」

苗木(もうこうなったらとことん付き合うしかないみたいだ)




◇◆◇◆◇◆

夕食

苗木「あ、十神クンが来たよ」

霧切「……許せないわ…。あなたのせいでマコト君のお父さんは……」

苗木「そうだね……でも十神クンのせいだけじゃないよ。十神クンも最後は反省していたみたいだったし……」

霧切「そうね……。十神君も被害者だった……」

苗木「そうだよ、悪いのは全部ゲマなんだ!」

十神「?!」

十神「何故愚民達が俺の事を…?」

十神「どういうことだ、説明しろ、苗木!」

苗木「さあ、早く戻って続きをやらなきゃ」

霧切「辛いことから目を背けてはいけないもの……。マコト君のお父さんのためにも……」

十神「おい!」

舞園「名前呼びですか!?」

霧切さんカジノでひたすらダブルアップを繰り返して爆死しそう



◇◆◇◆◇◆

夕食前

霧切「パパスって実は偉い人なのかしら? 王様に呼ばれるなんて」

苗木「そりゃそうだよ(王様なんだから)」

霧切「それにしても、城の中の探索を子供に許すなんて寛大なのね」

苗木「たしかに」

霧切「だって、マコト君はきっとおっちょこちょいよ。それに言うこと聞いてくれないなえギコギコも一緒で」

苗木「なんで、マコトはおっちょこちょいっていうことになってるの?」

霧切「あら、"主人公はあなたの分身"、そうでしょう?」

苗木「アハハ……」

霧切「……けれど、ヘンリー王子って人気ないわね」

苗木「いきなりマコトの事子分扱いだもんね」

霧切「あの横柄な態度、どこかで見たことがある気がするの……」

苗木「……うん、僕もそれが引っ掛かってたんだ」

苗木(僕は知っている……)

―――閃きアナグラム―――

み  と  が

と  み  が

苗木「……もしかして」

と  が  み

苗木「そうだよ! 十神クンだよ!」

霧切「!」

霧切「やるじゃない、苗木君」

苗木「十神クン、やっぱりパパスのこと嫌がってたね」

霧切「どうせ、愚民に教わるなんて十神の、いいえ、ラインハットの名に懸けて許せないとか思っているんだわ」

霧切「……子分の印ってからっぽじゃない」

霧切「!? そして十神君も忽然と消えた……」

苗木(あ、確かこれって)

霧切「どこ行ったのよ全く。手間をかけさせるわね。パパスに言いつけてしまうわよ」



霧切「……こっちには来てない?!」

苗木(さっきからずっとうろうろしてる……隠し階段の事教えてあげようかな……)

霧切「こうなったら一マスずつ調べつくすまでよ」

霧切「まずは右上から……」ピッ


 隠し階段を見つけた!



霧切「苗木君! 今見たわね!? 隠し階段がこんなところにあったの」

苗木「す、すごいよ霧切さん。あ、アハハ」

霧切「…………」

霧切「……もしかして、苗木君、あなた知ってたのね」ジトッ

霧切「あなたは確かお父さんがプレイしているのを見ていたと言っていた……。つまり、あなたはこの隠し階段を知っていた」

苗木「ぼ、僕はただ……」

霧切「それなのに私が必死で探しているのを、内心笑って高見の見物なんて悪趣味よ」ギロッ

苗木「そ、それよりさ」

苗木「十神クンが誘拐されてるんだけど……」

霧切「!」



霧切「城から出られるようにはなったけれど、一体どこへ行けばいいのかしら」

霧切「……西の関所は通れないからビアンカにも会いにいけないし……」

苗木「え、なんでビアンカ?」

霧切「何故って……少しくらいまともな会話をしたいのよ……」

霧切「なえギコギコは"ゴロゴロ……"ぐらいしか話さないじゃない」

霧切「今思えばビアンカとの会話は充実してたわ……。ベラでもいいけれど、やっぱりリボンを貰った仲の方が……」

苗木「その前に十神クンの誘拐を助ける方がいいんじゃない?」

霧切「……ええ、そうね。それならパパスを探すべきね」

霧切「けれど、城の中も城下町もくまなく調べたはず……。それなのにパパスは見つからなかったわ」

苗木「北東の方にいってみたらどうかな? まだ行ってないよね…?」

霧切「…………」


>>30 ありがとん

>>33 熱くなる霧切さんかわいい

霧切「十神君が捕まっているとしたらここね……」

苗木「そうだね! 見つかってよかった」

霧切「……苗木君。あなたのヒントでここまでたどり着いたわ。でも……もうこれ以上ヒントを出さないでくれるかしら」

苗木「霧切さん……」

霧切「確かにあなたに聞いたほうが楽に進めるわ……。それでも私は自分の力で進みたいのよ」

苗木「うん、分かったよ。僕は口を出さない。だって、これは霧切さんのゲームデビューなんだから」

霧切「ありがとう、苗木君……」



霧切「パパスがついてきてくれるようになってから、戦闘が楽になったわね」

苗木「チート級の強さだもんね」

霧切「けれど会話はずっと切迫してるわ……」

苗木「十神クンの誘拐ってやっぱり一大事だもん」

霧切「……マコト君には絶対ホイミを掛けてくれるわ」

苗木「父の愛だよ」

霧切「…………そうね」

苗木「霧切さん、ギコギコのHPが黄色だよ!」

霧切「露骨で偏った父の愛を感じるわね……」フフ

苗木「あ、十神クンだ!」


 パパス『ぬおぉぉぉーーーーー!』
 
 扉バーン!



霧切「鍵や鉄格子ぐらいではパパスには効かないのね……」

苗木「パパスが一瞬大神さんに見えたよ……」

霧切「奇遇ね……私も」

霧切「十神君、これに懲りてお城でも我が儘をいわなきゃいいのだけれど」

苗木「そうだね。でも、あんまり呑気に会話している場合じゃないと思うけど」

霧切「なえギコギコの唸り声ばかりだったのよ。会話不足なの」





霧切「?!」

霧切「待って。ここでボス戦? せめてパパスがいるときに出てきてほしかったわ」

霧切「あら、十神君も参加するのね……でも」

苗木「明らかに弱いね」

霧切「とにかく、スカラで様子見をすべきね」


 ゲマはようすをみている。

 ゲマはわらっている。

 ゲマはわらっている。



霧切「スカラ全員にはかけたわ」


 ゲマはかえんのいきをはいた!


霧切「!」

霧切「強すぎね。……けれど負けられないわ。とりあえずマコト君がホイミで、なえギコギコには薬草を使わせて……」

 
 ギコギコは身を守っている。
 
 ゲマはメラミを唱えた!
 
 ヘンリーはきぜつした!


苗木「と、十神クン!」

霧切「なえギコギコがやっぱり命令を無視するからよ!」

霧切「まずいわ」

 ゲマのこうげき!痛恨の一撃!

 ギコギコはきぜつした!


霧切「」

霧切「……苗木君、これって負けることが前提の戦闘じゃないかしら……」

苗木「…………」


 ゲマはかえんのいきをはいた!

 マコトはきぜつした!



霧切「そうね……確かに私たちは負けたわ。でもまだパパスがいるのよ」

霧切「ほら、来たわ」

霧切「ゲマの手下にだって善戦している………だから」



 ゲマはマコトの首に死神の鎌をあてがった!



霧切「そ…そんな……」

苗木「ううっ……」

 ぬわーーーーーーーーー!



霧切「え……パパス……!」

苗木「うっ…ううっ……」



霧切「そんな……あんまりよ……」

苗木「霧切さん……」

霧切「苗木君……私は……私はゲマを許せないわ……」

霧切「お父さんを……よくもマコト君のお父さんを」

苗木「ううっ……」




苗木「悲しんでいてもしょうがないよ……」

霧切「ええ、分かってるわ……」

苗木「ご飯、食べにいこうか……」

霧切「そうね……」


幼年期 完


と、区切りがいいので今日はここまでにします。

次の更新は明明後日くらいになるでしょう。

見てくれた人ありがとう


幼年期 完


と、区切りがいいので今日はここまでにします。

次の更新は明明後日くらいになるでしょう。

見てくれた人ありがとう


幼年期 完


と、区切りがいいので今日はここまでにします。

次の更新は明明後日くらいになるでしょう。

見てくれた人ありがとう


幼年期 完


と、区切りがいいので今日はここまでにします。

次の更新は明明後日くらいになるでしょう。

見てくれた人ありがとう

なんか書き込めないと思ったらそんなこと
なかったww
自分いっぱいで怖いね

だいぶ開いてしまったけれど再開します

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