佐天「裸をみた男の人を爆発させる能力?」 (193)

路地裏

佐天「ちっかみちちっかみち、ふんふんふん~♪」

ドン

スキルアウト「おい、ぶつかったぞ」

佐天「あ、すすすいません!急いでるんでこれで」

スキルアウト「あ?お前巫山戯た態度とってるんじゃねぇぞ」ガシィ

佐天「え・・・・いや・・・・」

スキルアウト「おら、ビリビリィ、服破ってやるよ、破った服で足を縛って、これで逃げられねぇだろ、けけっ」

「ビリビリィ・・・・・・ね」

スキルアウト「あ?」

美琴「あんた、私の友達に手ぇ出して、覚悟は出来てるんでしょうね」

ビリビリ

スキルアウト「ひっ」

「ギャアアアア!!!」

黒子「まったく、またお姉様ったら風紀委員の真似事を」

美琴「いいじゃない、佐天さん危ないところだったんだからね」

佐天「危ないというか、裸を見られましたー手遅れですー!」シクシク

黒子「それでいつもより過激な粛清を?少々やり過ぎかと思いましたがそういう事情が」

美琴「ん?どういうこと?」

黒子「あのスキルアウト胃のなかが焼けただれて焦げてましたの。病院に運びこまれて、一命を取り留めましたけど、危うくお姉様は殺人犯になるところでしたの」

佐天「うっわー痛そう」

美琴「う"・・・・・・おっかしいなぁ、ちゃんと加減したはずなんだけど」

黒子「とにかく!気を付けてくださいまし」

能力検査

佐天「え?レベル1!?」


初春「佐天さんどうでした?私は相変わらずで・・・」

佐天「・・・・っ」ウルウル

初春「さ、佐天さん?」

佐天「やった・・・・・・やったよ、私、能力者にっ」

初春「!」

カフェ

美琴「佐天さん能力GET記念ってことで今回は私たちのおごりでいいわよ!」

黒子「おめでとうですの!」

初春「それで、どんな能力なんですか?」

佐天「それが、新種の能力らしくて、あんまり詳しく分かってないんですよ」

美琴「使い方とかも分からないの?」

佐天「はい、でも珍しい能力ってなんかカッコいいじゃないですか!なんでも条件付きで発動する炎と風の能力らしいんですよ!」

初春「戦闘向きなんですね」

佐天「あははー、これで私も自衛が出来るようになるかも」

黒子「調子に乗って路地裏通るのはおよしなさいな」

佐天「わかってます、わかってますって~」

路地裏

佐天「・・・・・やば」

スキルアウト「お前、人の顔見てその台詞はねぇだろ」

佐天「これでも能力者なんですから!能力でやっつけちゃいますよ!」

スキルアウト「あ?」ニヤリ

キーン

佐天「?」

スキルアウト「ジャマーが効いてない?お前さては能力者だと嘘ついたな?」

ビリビリィ

佐天「やっやめて・・・・」

スキルアウト「へっ、カマなんかかけやがって、お前んなか俺の形に変えてやるから覚悟しろよぉ」

佐天「ひっ」

スキルアウト「へへ、エロい身体つきしてんじゃねぇか、ほれくぱーっと・・・綺麗なピンク色だぜ」


パァン!

スキルアウト「ん?」

佐天「え・・・?ひっ!」

スキルアウト「な、なんだこれ・・・・俺の息子が・・・・・弾けて・・・・う、うぇええ」ゲロゲロ

バタッ

美琴「佐天さん!・・・・・って・・・・なにこれ」

佐天「み、御坂さん、なんか勝手にこの人が・・・爆発して、私なにも」

スキルアウト「この・・・・クソアマぁ」ギロ

佐天「ひぃ!睨まれてる」

御坂「まだ意識が!今助けっ

パァン!

スキルアウト「ギャアアアア!!目がァアアア」

御坂「・・・・え?」

佐天「いやぁあああああ!」

別日 、カフェにて

佐天「今研究者の方から詳しくお話を聞いてきました。今回の件でいろいろと私の能力がわかりました」

御坂「」ゴクリ

佐天「御坂さんは実際目にしてるとおもうんですけど」

御坂「うん・・・・・・いろいろとグロかったけど」

佐天「私の能力は男性が私の裸を見ることで発動するみたいなんです」

黒子「殿方に裸を・・・・・・」

初春「そんな・・・・」

佐天「そして裸を見た男性がその後に3秒以上意識を向けた私の身体の部位に対応したところで爆発が起きる、らしいです」

美琴「だから・・・あのスキルアウトが佐天さんを睨んだ時に目が・・・・」

佐天「うっぷ・・・・」

初春「佐天さん!?」

佐天「ごめん、飛び散る目玉思い出しちゃって・・・・」

黒子「それは・・・・トラウマになっても無理もありませんの」

初春「佐天さん・・・・・・」

佐天「この能力が特別なのは、裸を見られていない時は、AIM拡散力場が無能力者とほぼ同じような状態になってるみたいなんです。裸を見られているときだけ能力者になるみたいで」

美琴「制御は、できないの?」

佐天「今のところ、レベルが上がればもう少し殺傷力が上がるとは言われましたけど制御については、なんとも」


初春・黒子・美琴「・・・・・・」

佐天「いや、私はそんなに落ち込んでないですよ?ただ、私は一生男の人とその、エッチなことできないのかなぁ~なんて」

黒子「着衣プレイならば!」

美琴「あんたは空気よみなさい」ゴツ

初春「裸ってどこからが裸なんでしょう」

美琴「そういえば、ボロボロの布っきれみたいのは残ってたわよね」

黒子「確かに、場合によっては露出の多い服を着るとテロに・・・」

初春「あわわわわ」

美琴「でも、危なすぎて実験なんてできないわよね」

一方通行「いきなりかけてくるんじゃねぇよ、なんだと?俺に能力実験の依頼だぁ?」

暗部「はい、新種の殺傷力の高い能力の発現基準を確かめる実験と聞いています、資料を送信しておきました、では」

一方通行「チッ・・・・・・人をサンドバッグにしようってのかよ」

一方通行「レベル1じゃねぇか・・・・」

一方通行「中学生の裸を・・・・・・」

打ち止め「あなた、怖い顔してどうしたの?ってミサカはミサカは」

一方通行(ちょっとばかし歳取りすぎだが、気晴らしぐらいにはなるか、くく、面白い、やってやろうじゃねェか)

美琴「本当にやるの?」

佐天「ええ、外で関係ない人が爆発したら大変ですし」

初春「でも、ほぼ裸のような姿を男の人に見られるかもしれないのに」

佐天「大丈夫、気にしてないから」

黒子「実験に参加する対象の男性は大丈夫なんですか?」

佐天「かなり高い防御能力を持っているので危険性は少ないそうです」

美琴「ふーん」

女性研究者「じゃあ、佐天さん、この部屋に入って」

一方通行(きたか)

佐天「あの、よろしくお願いします」

一方通行「あァ」

女性研究者「じゃあまずはこのタンクトップから」

一方通行「色気のねェ服だなぁ、実験だからしょうがねェか」

佐天「・・・・きも」

一方通行「あァ?」

佐天「ひっ、なんでもないです」

一方通行「チッ」

女性研究者「じゃあ、男性は佐天さんの全身をみたらすぐに指先に意識を集中させてくださいね、危険ですから他の場所は

一方通行「分かってるっつうの、事前に説明受けてンだろォが」

女性研究者達(この変態が・・・)

一方通行(なんかやりずれェぞ、おい)

女性研究者「では姿を視認開始してください」

一方通行「」チラ

一方通行「」指先ジー

女性研究者「AIM拡散力場の反応なし」

女性研究者「これは大丈夫


女性研究者「じゃあ次は・・・」


一時間後

女性研究者「スクール水着までは反応なし、と」

女性研究者「じゃあ、今度はこのビキニの水着を」

一方通行「いい感じになってきたじゃねぇか」

女性研究者「実験に関係ない私語は慎んでください」

一方通行「チッ、こっちは命張ってるっつうのによォ」

一方通行(まぁ実際いつもの任務と比べたら拍子抜けするぐらい平和な光景だな)

女性研究者「では視認を開始してください」

一方通行「」チラ→指先ジー

パァン

佐天「!」

女性研究者「能力反応あり!」

一方通行「マジかよ、爪が吹き飛びやがった・・・・」

佐天「だ、大丈夫ですか!?」

一方通行(普通の物理法則に則ってない能力なのか・・・?能力の演算法則が読めない、どういう計算してやがる・・・)

一方通行「大丈夫だ、それより、もう一度試させろ、能力の仕組みが解析できれば、出来るようになるはずだ

女性研究者「どこまでの露出で能力が発動するのかを調べるのが今回の実験の目的です。もう目的は達成されたので」

一方通行「チッ、よく考えたら勝手に見ればいいんだろォが」ジー

佐天「あ、あの」

パァン

一方通行「ぐっ」

一方通行(わずかだが衝撃はうち消せた、同じ指で2回やるのは危険だな、チャンスはあと8回か)ジー

パァン

佐天「ちょ、ちょっと!?」

一方通行「今いいところなんだ、黙ってろ」ジー

女性研究者「実験は終了です!佐天さんこっちに!」

佐天「は、はいっ」

一方通行「おい、まて動くな!」

パァン
一方通行(やべ、背中みちまった)

一方通行「痛っってぇ・・・・」


一方通行「くそぉおお!もっと見せろォオオ!!」

ドサ

女性研究者「さっきの男の人なら心配しなくても大丈夫、大きな外傷はなく命にも心配ないみたい、ただ衝撃でダメージを受けたから一応、いま治療を受けてるわ」

佐天(なんなのあの人・・・・私のビキニ姿がそんなに見たかったのかな?)

研究者「今回のの実験データは露出度だけじゃなく、能力の威力やレベルアップの為の手掛かりまで調べるから、なにか伝えられることがあったら連絡するよ」


佐天「は、はいありがとうございます」

女性研究者「今のところはビキニでビーチに行っちゃだめよ?」

佐天「は、はい」

帰り道の路地裏

スキルアウト達「へっへっへ、お前だな、俺の仲間を」

佐天「ひっ」

バキボコ! ドサドサ

一方通行「よう」

佐天「えっ、まさかストーカー・・・」

一方通行「違う、あの馬鹿研究者ども重要なことを調べてないだろ」

佐天「?」

一方通行「一度裸を見た男は、それから先時間が経った後もお前を見ると能力が発動されるのかだよ」

佐天「ああ!」

一方通行「まぁ今お前を見てるが発動されないところを見ると、服を着て一定時間経つと解除されるみたいだな」

佐天「ありがとうございます、それに助けてもらって」

一方通行「別にこんなやつらお前だって倒せるだろォが」

佐天「倒すには、脱がないといけないので・・・」

一方通行「・・・めんどくせェ能力だな」

佐天「でも、私ずっと無能力者だったんで、こんな能力でも凄く嬉しくて」

一方通行「・・・・・・」

佐天「そういえばお名前は?」

一方通行「・・・・・一方通行だ」

佐天「あ、あくせ」

一方通行「本名じゃねェぞ。レールガンみたいなもんだ」

佐天「なるほど」

一方通行「佐天だったか、一つだけ言っとくが、学園都市で俺に傷をつけられる奴は数える程しかいない」

佐天「え・・・・?」

一方通行「お前の能力はそんぐらい強い。だが、強い能力ってのはその分だけそいつを幸せにしてくれるとは限らない。むしろ面倒ごとに巻き込むことだってある、気を付けるんだな」

佐天「・・・・・はい」

一方通行「じゃあな」

佐天「ってことがあったの!」

美琴「」

佐天「とりあえずビキニからアウトらしいです」

黒子「ふむふむ」

初春「でも、その一方通行って人、なにものなんでしょう」

黒子「お姉さま?」

美琴「そいつは・・・・一方通行は、Level5の第一位よ」

佐天・黒子・初春「えぇええ!!」

佐天「知り合いなんですか!?」

美琴「いや、ほらLevel5どうしの交流、みたいな・・・あはは」

佐天「決めた!私、Level5を目指します!」

黒子「まーた調子に乗ってますの」

美琴(でも、あの一方通行にダメージを与えたならあながち・・・・)

佐天「そうと決まれば特訓だぁ!」

初春「特訓と言ってもなにするんですか?」

佐天「脱ぐ・・・・とか」

佐天「というわけで、脱ぎテク教えてくださーい」

木山「脱ぎテクと言われてもねぇ・・・・私は別に脱ぎたくて脱いでいるわけじゃ・・・・」

美琴「でもなんかこの部屋ちょっと暑いような?」

木山「確かに」ヌギヌギ

佐天「おお~!さすが脱ぎ女!」

木山「冗談はこのぐらいにして、君の能力は私も興味がある。特に普通の能力と違ってAIM拡散力場の出現法則が違うと聞いている、調べさせてくれるかい?」

佐天「はい、ぜひ!」

木山「検査の結果、君はやはり普通の能力者とは違うことが分かったよ」

佐天「といいますと?」

木山「君は、能力を発動するのに演算を行っていないようだ」

黒子「なんと」

美琴「そんなことって」

木山「実は学園都市内では他にも既にこういった能力者は確認されているという噂があるが、まぁなんにしろそういうことだ」

初春「スキルアウトに襲われてかなり怖がってるのに能力が発動したのはそういうことだったんですね」

木山「たしかに今まで能力が使えなくて、その状況でぶっつけ本番で能力の演算が出来るようになるというのは考えにくいな」


佐天「たしかに演算とか考えてませんでした」

木山「能力阻害の器具を使われても効果が薄いのはそういうことも関連しているのだろう」

佐天「じゃあ、能力を強化するにはどうすればいいんでしょう?」

木山「これは私の推測だが、能力発現の時と同じように、君の感情の高ぶり、男性への恐怖や憎しみの感情などが能力発現の鍵を握ってるように思える」

佐天「うわー、なんかすごくマイナスな要素ですね」

木山「感情の昂りという意味では、恋慕の感情などでも能力に進捗が見られるかもしれないよ」

佐天「こ、こい・・・・からかわないでくださいよっ」

初春「レズに襲われたら、女性にも発動するようになるかもしれませんねっ」

美琴「そんな能力私も欲しいわ」ジト

黒子「うっそんな殺生な~」

数日後

佐天「ちぇー、全然能力あがらないや、しかもこの能力全然日常生活に役に立たないし~」

黒子「最初はあんなに喜んでましたのに」

美琴「まぁでも脱がないと発動しないっていうのはちょっとね」

佐天「いいよなー御坂さんや白井さんは、日常生活に役に立ちまくりじゃないですか、男性を爆発させる能力なんて・・・」

黒子「レベルアップすれば、実用的な能力になるかも」

美琴「そ、そうね」

佐天「感情の昂りが鍵って言われてもなーなんか刺激的な出来事ないかなー」

数ヶ月後

初春「あわわ、今日は佐天さんの誕生日だから、サプライズに大好物のケーキとクッキーと日頃の感謝を込めた手紙を用意したのに、肝心のパーティーに遅れそうです」

初春「今年は佐天さんが念願の能力者になれためでたい年ですからね!盛大に祝ってやるのです!」

初春「って・・・・マジで時間やばい!」

佐天宅

美琴「初春さん遅いねー」

黒子「またどこかで道草食ってるんでしょう」

佐天「あはは、あいつ鈍臭いからなー」



初春「あれ?たしかここ、佐天さんの家への近道になってた気が・・・・・」

佐天「あれ?初春から電話だ」

佐天「もしもし?初春ぅ~?」

初春「助け

ピーピーピー

佐天「初春!?」

美琴「どうしたの?」

佐天「初春が助けてってそれで電話が切れて」

黒子・美琴「!」

美琴「急いで探しましょう!」

黒子「風紀委員にはもう連絡しましたわ、私たちは手分けして初春さんを探しましょう!」

美琴「分かったわ!」

佐天「初春・・・・っ!」


路地裏

初春「・・・・う、ぁ・・・・」

スキルアウト達「てめぇなに、助け呼ぼうとしてんだよ」

ドカ

初春「うっ・・・・ぐ・・・」

路地裏

佐天「初春!?」

スキルアウト達「あ?」

初春「・・・・・・・」

スキルアウト達「なんだぁ、このガキがぶっ壊れちまったと思ったら次の玩具かぁ?ついてんな、おれ達」

佐天「そんな、初春・・・の、花が脱がされて、・・・」

スキルアウト達「こっちの白の方がこいつの髪に似合ってんだろ、けけっ。真っ白で可愛くなったろ?髪だけじゃなくて胃の中も子宮ん中にもケツの穴ん中もこいつでいっぱいだぜ?」

スキルアウト達「お?なぁもしかしてお前が佐天ちゃんじゃね?」

佐天「え?」

スキルアウト達「やっぱそうか!!だれかこいつの手紙読んでやれよ!」

スキルアウト達「えーなにそれ?」

スキルアウト達「たしかケーキの箱んなかにさぁ」

スキルアウト達「あーこれぇ?ごめーん箱ごと踏み潰しちゃったわぁ、あ、手紙あったあった」

スキルアウト達「ぎゃはは朗読してやれよ」

スキルアウト達「佐天さんへー・・・



佐天「あぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」ビリビリ

スキルアウト達「なんだこいつ発狂して服破きやがったぞ」

佐天(憎い憎い憎い憎い)

ボンッ

スキルアウト達「ぎゃあああああああ!!」

ビチャビチャ

スキルアウト達「あ、頭が弾け飛んでる!」

スキルアウト達「ウギャアアアアアアア!!!」

ボンッ

佐天「・・・・・・殺したい・・・・全部!」


通行人「なっなんだ?下着姿の女の子が!」

ボンッ

グチャ・・・

佐天「男を・・・・・全部・・・・根絶やしにしてやる・・・!」ギロリ


通行人「」ボンッ

佐天「見られても見ても爆発するようになってる・・・・!」

佐天「あの建物・・・・男の人いっぱいいそうだなぁ・・・・」


バァン!!

佐天「あははっ」

バァン!!バァン!!!!

引きこもり「緊急ニュース?なんだこれ、裸の女の子が映ってる」


パァン


グチャ・・・・

美琴「初春さん!?しっかりして」

黒子「この壁のシミは・・・・」

初春「佐天さんが・・・」


ギャアアアアアアアア

美琴「悲鳴!?」

黒子「こっちですの」

美琴「あれは佐天さん!?」

黒子「!!いけませんお姉様!!」
シュン

バァン


美琴「さっきまでいた場所がクレーターに!?どうして?私女なのに!」


黒子「佐天さん、どうやら見たものを爆発させられるようになってますの」

美琴「そんな・・・・・」

カップル「」ガクガク


佐天「男・・・・・殺してやる、邪魔する女も・・・」

佐天「・・・・うああああああ!!」ギロ

バァン

カップルだったもの「」グチャリ

結標「もしもし、一方通行、生きてる!?」


一方通行「あぁ、テレビ見て部屋が吹っ飛んだがなァ」

結標「海原と土御門は電話に出ないわ、多分もう・・・」

一方通行「ちっクソッタレが・・・・・」

結標「上も混乱してるみたい、今とりあえずなんとかしろって連絡が」

一方通行「・・・・・とりあえず合流するぞ」

ちょい休憩

やべ、書いてたの忘れてた

一方通行「で、暴れ女はどこだ?」

結標「あ、あれじゃない?」

一方通行「俺は見れないから」

結標「どういう能力なの?」

一方通行「男があいつを見ると見た部分に対応する場所が爆発する、あいつが見た場所も爆発するようになったようだが」

結標「あんた反射できるんじゃないの?」

一方通行「完全には無理だし、周りに被害が及ぶンだよ」

結標「反射できないって・・・・とんでもないやつがいるのね」

一方通行「せっかく人が警告してやったっつうのによォ」

佐天「男・・・・・・変態・・・・・殺す!」

一方通行「・・・・・上等だ」

佐天「消えろぉおおおお!!」ギロ

バァアアン

佐天「消えた・・・・・・ふ、ふふふ」

一方通行「いってェ」
ガシ!

佐天「!?」

一方通行「けけ、捕まえたァ」

佐天「な、なんで!」

一方通行「お前が攻撃するたびに、こっちにはダメージが通りにくくなってンだ、
この能力、演算してないせいで反射不完全だがなァ、魔術よりは、よっぽどわかりやすい」

佐天「はなせえええええ!」

美琴「いた!佐天さん!」

黒子「正気に戻ってくださいまし!」

佐天「!」ギロ

一方通行「おい、よせ!!」

美琴・黒子「うぅ・・・・」プルプル


美琴「あれ・・・・?生きてる!」

黒子「どこも吹き飛んでませんの!」


一方通行「間に合ったか・・・・」

佐天「なんで・・・・・あっ、服が・・・・」


結標「女の子が裸同然の格好で出歩いてんじゃないわよ」

一方通行「座標移動で結標の上着をお前に着せた、これで脱がないように抑ええちまえば、チェックメイトってわけだ」

佐天「くそ!脱がせて!!脱がせろぉおおおおお!!」ジタバタ

初春「佐天さん!」

佐天「初・・・春・・・・」

初春「佐天さん、私なら大丈夫です・・・・・だから、もうやめましょう」

佐天「でも、薄汚い男共が初春をっ・・・」

初春「全員佐天さんが殺したんですよ・・・・・だからもうやめましょう・・・・・」

佐天「・・・・・・う・・・・・うわあああああん」

佐天「私・・・・・・何人も殺して・・・・・死刑だよね・・・・」

初春「っ・・・・・佐天・・・・さん」

美琴・黒子「佐天さん・・・」


一方通行「・・・・・・いや、学園都市では高位能力者は切り捨てられにくい・・・お前の能力、おそらくレベル5相当だ、利用価値があれば生かしておくかもしれねェ、それが死んだ方がマシだって思えるようなことかもしれねェがな」

美琴「・・・・・・」

数日後

初春「佐天さん、学校やめたみたいです」

黒子「・・・・・・元気にしてるとはメールで聞きましたが」

美琴「心配ね」

初春「でも、たまには顔を出してくれるみたいですよ」

一方通行「よりにもよって、お前がグループの補充メンバーかよ。どうなってンだ」

結標「前の2人よりは使えるんじゃない?」

佐天「よろしくお願いします」

一方通行「だが、お前には感謝してるぜ」

佐天「?」

結標「ほんと、やってくれたわよね」

一方通行「アレイスター・クロウリー、俺らが倒そうとしていた男だ。あいつもお前の裸を見て吹っ飛んだらしい」

佐天「?」

一方通行「学園都市統括理事長だ」

佐天「えぇええ!!?」

結標「というわけで、これからよろしくね」

一方通行「期待してンぞ、せいぜい死なないように敵に裸みせるこった、けけ」

佐天「むっ、一方通行さん、戦闘モードじゃないときに私の裸みたら爆発するくせに!」

佐天(いろいろ大変なことになったけど、わたし、これからも頑張るよ、初春、みんな!)


おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月03日 (火) 16:45:37   ID: aUC5QUVX

上条さんに裸を見せると…?

2 :  SS好きの774さん   2015年06月21日 (日) 09:53:36   ID: jA3RXnn0

右手に意識を集中すれば無効かな

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