P「なあ律子」律子「はい?」 (10)

P「抱きついていい?」

律子「はぁ? いきなりなに言ってんですか」

P「いやぁここ最近寒いからさー、抱きついてもいいかなーって」

律子「まったくプロデューサーは清々しいまでのバカですね」

P「それは同意と見ていいのか?」

律子「どこをどう取ったらそうなるんですか……。いお、ちょっとこっちに来なさい」

いお「もっ?」

P「ハッ!? 嫌な予感!」

律子「プロデューサーのおでこにゴキブリが!」

いお「キー!」ピシュン!!

P「ちょっスト――ズバアアアアアアアアアアアン!!!!

律子「よくできました」ナデナデ

いお「もっ」

P「――」プシュゥ…。

P「ということが昨日あってな。どうすればいいと思う?」

あふぅ「ナノ? ナノー……」

P「なんておまえに聞いてもしょうがないか……あふぅが何言ってるか俺にはわからないからな」

あふぅ「ナノナノ」

P「よし、散歩でも行くか」

あふぅ「ナノっ!」

律子「あ、外に行くならついでにボールペン買ってきて貰えません?」

P「それ買ってきたら抱きつかせてくれるのか?」

律子「え? 普通に拒否するけど」

P「ですよねー。まあいいよ。適当に買ってくるか」

律子「お願いします」

あふぅ「ナノッ!」

P「あなたはーいつでもーやさしいほほえみーくれるー」

あふぅ「ナノッ」

P「でもわたしはーどきどきーぶきよーひきつりーえがおー」

あふぅ「ナノッ」

P「百均のでいいよなボールペンなんか」

あふぅ「ナノナノ」

ウィーン

P「いらっしゃいませー」

P「って自分で言ってみるぜ」

あふぅ「ナ……」

P「……な、なんだよ」

あふぅ「ナーノー」

P「ボールペンボールペンっと――」

あふぅ「ナノっ」

どんっ

P「おっと失礼、ごめんよ」

まこちー「ま、まきょっまきょっ」ペコペコ

P「って、なんだまこちーじゃないか」

まこちー「まきょ? ヤー」

あふぅ「ナノナノー」

P「一人か?」

まこちー「ヤー!」

P「そうかそうか」

P「さっぱりわかんねえ、なんで聞いたんだ俺」

まこちー「ヤー……」
あふぅ「あふぅ……」

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