苗木「僕の物になりなよ、霧切さん」 (72)

人のいない食堂

霧切「あなたはいったい何を言っているのかしら?苗木くん」

苗木「いやあ、だからさ僕の物にならないかって聞いてるんだよ霧切さん」

霧切「なぜ私があなたの物にならなければいけないのかしら?第一、私は物ではないのだけれど」

苗木「ふう?ん…そんなこと言っちゃうんだ。でもさ、みんなに教えちゃうよ?霧切さんの手の事を」

霧切「?!どうしてそれを……」

苗木「さてどうしてでしょう?」

霧切「……あなたの目的は何?」

苗木「やだなぁ、ただ君を僕の物にしたいだけさ」

霧切「……分かったわ」

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苗木「ありがと!じゃあこれ♪」カシャ

霧切「……首輪……?」

苗木「そーだよ?」

霧切「苗木くん、なぜ首輪をしなければならないのかしら?教えてくれる?」

苗木「ああ。もう君は僕の物だからね。所有物の証だよ」

霧切「そう。分かったわ。それじゃあ何をすればいいのかしら?」

苗木「んっとねえ……僕の部屋まで来てくれる?」

霧切「わかっ「スカートまくりあげたままさ」

霧切「なっ……!!」

苗木「あれ?聞こえなかった?スカートをまくりあげたまま僕の部屋に来てよ。簡単でしょ?」

霧切「な……え……?」

苗木「……さっさとしろよ、ケロイド野郎」ナイフスッ

霧切「こ、こうかしら……////」

苗木「そうそう!かわいいパンツが丸見えできれいだよ。僕は先に行ってるから急いでね♪」タタタッ

霧切「ぁ……」

その時私は理解した。
最初に断っていてもいなくても 、私の人生は歪まされていたのだと……

苗木「ありがと!じゃあこれ♪」カシャ

霧切「……首輪……?」

苗木「そーだよ?」

霧切「苗木くん、なぜ首輪をしなければならないのかしら?教えてくれる?」

苗木「ああ。もう君は僕の物だからね。所有物の証だよ」

霧切「そう。分かったわ。それじゃあ何をすればいいのかしら?」

苗木「んっとねえ……僕の部屋まで来てくれる?」

霧切「わかっ「スカートまくりあげたままさ」

霧切「なっ……!!」

ヤベッミスッタ

廊下

大和田「な……!」

葉隠「霧切っち、露出狂だったっべか?!」

腐川「不潔よ!不潔!あんな格好で……////」

霧切(あぁ……みんな私のことを変態だと思っているわ……恥ずかしい……)

山田「ほっほう////霧切響子氏は体を張って僕ちゃんにネタを……ブハッ!!」

石丸「なな////人前でスカートをまくりあげるとは破廉恥な!!ここまで生徒の風紀が乱れていようとは……!!」

霧切(早く部屋に……!!早く行かなくちゃ……!!もう嫌……!!)
霧切

部屋

苗木「や?と来てくれた。遅いよ霧切さん」

霧切「苗木くん……どうしてこんなことをしようと思ったの……?」

苗木「……余計なことは聞くんじゃねーよグズが」アンテナゴッ

霧切「痛……!!」

苗木「それじゃあ、ベッドにいこうか。立場を分かっていないみたいだからさ、体に教えてやるよ」

霧切「い……嫌……!来ないで!!」

苗木「もう僕の物なんだからさ、逆らうんじゃねーよ!!暴れんな!!」

霧切「や、やめて!!苗木くん!!あなたの物になるとは言ったけど、いくらなんでもこんな……!!」

苗木「口答えするな!!メス豚が!!」ボロン

霧切「ひっ……!!」

苗木「ほら、しゃぶりなよ?こないだみんなで作ったアイスバーみたいにさ!」

霧切「ムグッ……!!」

苗木「気持ちいいよ霧切さん!ほら、もっとしっかりくわえて!!」

霧切「ムグッ!!ウッ!!」

苗木「ほらしっかり飲みなよ!!それ!」ドピュ

霧切「?!ンン!!ン!」ダラー

苗木「こぼしてんじゃねえぞ!昨日も溶けたアイスが同じようになってたじゃねえか!!エロかったけどさ!!」

霧切「ご、ごめんなさ……!」

苗木「言い訳すんなよ。戦刃のほうが上手だっての」ペッ!

霧切「え?今なんて……」

苗木「ほら!パンツ脱げよ!射れるからさ!!」

霧切「嫌あああぁぁあああ!!」ビリイッ

苗木「射れるよ!霧切さん!!」

霧切「ダ、ダメ!!濡れてな……!!」

苗木「ふぅうん!!」ズブブ

霧切「あぁあああ!!」

苗木「ああ!凄いよ霧切さん!!キツくて、凄く締め付けて!暖かくて!!」パンパン

霧切「ああ……!!あ……!!ああ……!!」パンパン

苗木「見てるんだろ?!モノクマ!いや、江ノ島ぁあ!!もっと世界に見せつけてやれよ!!どんなに世界が絶望しても僕は今、幸せだよおお!!」パンパンパン

霧切「あ……!!苗木……くん……!!なにを言って……!!アアン////」パンパン!!

苗木「霧切さん!だいしゅきホールドまでして!!そんなに、中にほしいのかい?!よーし、あげるよ!僕の希望を!!」パンパンパンパン

霧切「あああああ!!苗木くぅぅうんんんん! 」パンパパンアンパン

苗木「希望は前に進むんだああ!!ああ!!」ドピュドピ ュ

霧切「はぁ……はぁ……」

苗木「これでわかっただろ?君は僕の物だってこと」

霧切「……//わ、分かったわ……わかったから……」

苗木「あ、今日はもう帰っていいよ」

霧切「え……?」

苗木「ほら、早くしてよ僕にはまだヤることがあるんだからさ」

霧切「で、でも……服が……」

苗木「裸で行けばいいだろ!」

霧切「そんなのい暖かいい訳……!!」

苗木「さっさとしろよ!戦刃が待ってるんだからさ!!」

霧切「え?だから誰?」

苗木「うるせえ!」バタン

霧切「……え?」


アア!ジョウズダヨ、イクサバサン!!
ナエギクン、ワタシモンギモヂィィ!!

翌日
霧切自室

霧切(……今日は外へいきたくない……昨日はあんなに不乱になってしまったけれど、今になって凄く痛い……)

霧切(それにみんなにどう言われるか……)

ピンポーン

霧切(うぅ……誰……?)

苗木「霧切さん?僕だけど早く食堂へ行こうよ」

霧切「苗木くん……」

苗木「ほら、しっかりバイブ付けて」ブイイ

霧切「え?」

食堂

大和田「お?苗木!早いな!」

苗木「おはよう。大和田くんも今日は早いね」

石丸「おはよう苗木君!!兄弟も早起きして素晴らしいぞ!!」ビシッ

苗木「石丸くんもおはよ」

霧切「……オハヨウ……」

葉隠「ゲッ!ビッチ切っち!」

山田「べ、別に僕はビッチや三次元には興味ありませんぞ!」

霧切「!!」

朝比奈「ちょっと!みんな酷いよ!!霧切ちゃんがかわいそうだよ!!」

大神「朝比奈の言う通りだぞ。一度スカートをまくって歩いたからといって不乱な訳でもあるまい。何か事情が……」

苗木「……」カチッ

霧切「ふあぁあああぁあ////」ビクン

一同「?!」

すみません。休憩入ります

少し再開

霧切「ふ……ぁ……ぁあ……!!あ!」ガクガク

朝比奈「あ?え?霧切ちゃん!?大丈夫?!顔真っ赤だよ!?」

十神「フン……冷静な化けの皮が剥がれたか。見ろ、これがやつの本性だ」

朝比奈「十神!!」ギッ

十神「フッ、冗談もわからんとは……」

大神「今はとにかく保健室へ連れていくぞ!!」

石丸「それなら僕が!!」

霧切「ふぅ……ふぅ……!!だ、大丈夫……!!だか……!!ら……!!」

苗木(そろそろ止めてやるか)カチッ

朝比奈「本当に大丈夫なの?」

霧切「はぁ……だ、大丈夫……少し座らせて……」

石丸「無理せず保健室へ行くべきだと思うぞ!」

霧切「気遣ってくれてありがと……でも大丈夫……」

苗木「ふ……」

セレス「全く……人騒がせな事ですわね」

山田「全くですな。セレス殿」

セレス「てめぇは黙ってロイヤルミルクティーを淹れろや!!」

山田「はひぃぃいいい!!」

苗木(澄ましやがって、終わったらてめぇも遊んでやるぜ。たえちゃん)

苗木(さぁてと、霧切さんはと……)

朝比奈「はい。お水だよ」

石丸「ほら、薬も持ってきたぞ」

霧切「あ……ありがとう……」

大神「全く……もう少し体調管理を……」

霧切「そうね……今日は早く休むわ……」

苗木(くらえ!!ファザコン!)カチッ

霧切「ふぇぇえええ!!」プシャー

朝比奈「霧切ちゃん?!」

葉隠「うわ!ビッチ切っちが漏らしたべ!!」

朝比奈「霧切ちゃん!どうしておトイレそんなに我慢していたの?!」

石丸「ぼ、僕はどうすれば……!!」

大神「とにかく部屋へ連れて行く」

苗木「それは僕がやるよ」

大神「苗木?」

苗木「大丈夫、変なことはしないよ。それに霧切ちゃんも僕がいた方が安心するでしょ」

霧切「そ……そうね……頼むわ……」

朝比奈「それじゃ、頼んだわよ?あ、む、胸とか触ったりしちゃ本当にダメだからね!」

苗木「しないよそんな事!ほらいくよ!……さあ」ニヤァ

霧切「……!!え、えぇ……」

霧切部屋

苗木「さて……と、どうだった?みんなの前で失禁した気持ちは」

霧切「地獄とはこの事ね……苗木くん……」

苗木「地獄?いいや、違うね。こんな閉鎖空間で僕の生物三大欲求たる性欲を満たす正当な行為さ。そして所有欲や支配欲も同時に得られる」

霧切「……クズ……」

苗木「所有者をクズ呼ばわりとは、たいそうなもんだな!!」模擬刀ドスッ

霧切「グウゥ!!」

苗木「はは!お腹が痛いかい?さあ、これからお見舞いが来るだろうから、休んでいてね♪」バタン

霧切「……どうしてこんな事に……」

廊下

葉隠「んで、なんか俺にようだっぺか?苗木っち」

苗木「いや。実は君に美味しい話を持ってきてあげたんだ」

葉隠「お?なんだべ?金か?」

苗木「うーん。お金はあげられないけどさ、君、ここに来ていろいろ溜まってるんじゃないかと思ってさ」

葉隠「お!さすが苗木っちだべ。確かに溜まってんべ」

苗木「実は霧切さん、発情期なんだよ」

葉隠「マジだべか?!てかあれ?人間って……」

苗木「そりゃあ、生き物だからね。発情期くらいあるさ。霧切と葉隠君、両方の性欲を満たせる上に君には童貞卒業と言うおまけまでつく。悪い話じゃないだろ?」

葉隠「おお!そりゃ、ヤらなきゃ損だべ!」

苗木「彼女はすでに僕が濡らしておいたから、即ぶっさしてOKだよ!」

葉隠「さすが苗木っちだべ!」

苗木「くれぐれも僕のことは言わないでおくれよ」

葉隠「おう!恩人のことは言わねえべよ!!」

ピンポーン

霧切(お見舞いね……朝比奈さんか石丸くんかしらね……)ガチャ

葉隠「どもだべ!」

霧切「は、葉隠くん?なにかしら?」

葉隠「ナニって、ナニしに来たに決まってんべ!」

霧切「な!ちょっと、入ってこないで!!」

葉隠「うっせえべ!どうせ、胯濡らしてんだろ!!」ビリィ

霧切「や、やめて!誰か!!」

葉隠「呼んでも誰もこねえべ!!いれっぞ!!」ズブブ

霧切「あああああ!!」

葉隠「フン!!フン!!」パンパン

霧切「あ!ああ!」パンパン

霧切(これが見舞いね……苗木くん)パンパン

葉隠「よっしゃ!出すべ!!」アンパン

朝比奈「霧切ちゃーん!お見舞いに来たよー!」ガチャ

葉隠「だべ?」ドピュ

朝比奈「……何してんの……」

葉隠「あ、いや、これには訳が……」

十神「ふん、これのどこに訳がある。貴様が体調不良の霧切響子をレイプした。それだけだ」

山田「さすがの我輩もリアルは軽蔑ですな」

石丸「まさか、皆の中から性犯罪者が出てしまうとは……」

葉隠「違うべ!てかなんでみんなしてきてんべ?!」

大神「我らはただ霧切の見舞いに来た……ただそれだけだ……」ゴゴゴ

葉隠「ひい?!違うべ!俺は苗木に図られたんだべ!!」

朝比奈「酷い!苗木のせいにするなんて!!」

セレス「クズですわね」

大神「覚悟はできておろうな……!!」ゴゴゴゴ

葉隠「ひやあああ!!助けてくれだべ!!」

モノクマ「待った待った!ターイム!!」

十神「なんだ、モノクマ。レイプは校則違反ではないとでも言いたげだな」

モノクマ「うぷぷぷ!実はそーなのです!!校則にはレイプしちゃいけないなんて書いてないんだなーこれが」

葉隠「モ、モノクマ?!!」

モノクマ「でも、法律やモラルは破っちゃったけどねぇ」

葉隠「へ……?」

モノクマ「婦女暴行罪!またの名を強姦罪!!法律違反のオシオキは受けてもらうよー!!」

葉隠「だべ……?」

葉隠クンが黒に決まりましたお仕置きを開始します

警察「通報ありがとうございました」

葉隠「だべ?俺は悪くねえべ!全部、苗木が!!」

朝比奈「ゴメンね霧切ちゃん……!!私たちが来るのが遅かったから……!!」

霧切「……良いの……しばらく一人にさせて……」

朝比奈「でも……!!」

大神「朝比奈、今は一人にさせてやれ」

朝比奈「さくらちゃん……」

霧切「ありがとうね……大神さん……」

大神「別にいい。行こうみんな」

石丸「何かほしいものがあったらよんでくれたまえ」

霧切「ええ。そうさせてもらうわ」

バタン

とりあえず今夜はここまでです。
続きはまた明日以降書くことにします。
おやすみなさい

時間できたのでまた少し書きます

霧切(彼の物になって、酷い目ばかり......)

霧切(どうしてあの時断らなかったのかしらね......私は......)

霧切(火傷の事ぐらい、バラされてもよかったじゃない)

霧切(どうせ一人ぼっちになれば、調査もできたのに......)

霧切(私は......)

ガチャ

苗木「やあ、霧切さん。大丈夫かい?」

霧切「苗木くん?!どうやって鍵を......」

苗木「君が知る必要はないね。......さっきは大変だったみたいだね?僕もまさか、葉隠くんがあんなことをするとは思わなかったよ」

霧切「あなたが差し向けたんでしょ......」

苗木「さあてね。なんのことだか、さっぱり」

霧切「......」

苗木「それはそうと、そろそろ新しい命令を出そうかな」

霧切「なにをさせるつもり?みんなの前で自慰でもしろとでも?」

苗木「それもいいかなとは思ったんだけどね、今回はみんなに霧切さんが変態だって言うことを分かって貰いたくてね」

苗木「手以外全裸でみんながいる前で四つん這いになって「私はみんなのオナペットの霧切響子犬です!ワンワン」て言ってきてよ」ゲスガオ




霧切「......して......」

苗木「ん?何か言った?」

霧切「どうしてこんなことするの?!」

苗木「!?」

霧切「私が欲しいなら、そうすればいいじゃない!!」

霧切「欲望に任せて抱けばいいじゃない!なのに......」

霧切「どうして私がみんなから軽蔑されるようなことばかり言うの?!させるの?!」

霧切「もう耐えられない!!こんな首輪!」ガッ

苗木「やめなよ、それは外れないよ?」カチッ

霧切「ど、どうして......く、苦し......」ジタバタ

苗木「はは!分かっただろ!!君はもう僕に従うしかない!契約はなされたんだよ!!」

霧切「かっ......止め......!!」ジタバタ

苗木「わかったよ、止めてやるよ」カチッ

霧切「ッゲホッ!ゲホッ!!」

苗木「これで分かったろ!僕は手を触れることなくいつでも君を殺せる!」

苗木「学級裁判で暴かれることなく、卒業することだってできるんだ!!」

苗木「でもそれをしないのは、君に羞恥にまみれて生きてほしいからだよ!」

霧切「なん......で......そんな......」

苗木「君が好きだからだよ。響子」

霧切「な?!」

苗木「好きな人は物にしたい。そうだろ?」

苗木「僕はその欲が他人より強い。ただそれだけだ。愛する人を他人に取られたくない、爪先から髪の毛一本まで支配したい」

苗木「その気持ちが君にわかるかい?」

霧切「苗木くん......私は......」

苗木「分かる訳がない!!」

霧切「分かるわ......いえ、やっと分かったわ。あなたの気持ちが......」

霧切「だから、やるわ。さっきの命令」ヌギッ

苗木「え......?」

霧切「だって私は、あなたの物だから」ニコッ

ひとまずここまでです。
また夜ごろに下記に来ます

霧切「さあ行きましょう!私はみんなのオナペット、霧切響子犬です!と言いに!!」マッパ

苗木「......」

霧切「どうしたの?苗木くん?あなたの命令を実行しに......」

苗木「それは違うよ!」ドゴォッ

霧切「グバッ!!な、苗木くん......?」

苗木「そんな従順な態度は望んじゃいない!!」カチッ

霧切「グッ!!」

苗木「僕はね、嫌な命令を脅されて仕方なく実行するのがいいんだよ!」ゴッ

苗木「それなのに急に素直に聞いてくれてさ!!」ゴッ

霧切「苗......木......くん......」アオザメー

苗木「僕の気持ちがわかる?!いいや、分かってないね!!」ゴスッ

霧切「ごめ......な......さ......」ビクンビクン

苗木「むしろ汚されているんだよ!僕の欲が、君によって!!」ゲシッ

霧切「た......すけ......」

苗木「わかったか!!このファザコンめ!!」カチッ

霧切「............」

苗木「ほら、立てよ!!命令のしなおしだ!!」

霧切「............」

苗木「無視してんじゃねえ!」ガシッ

霧切「............」クビテアシブラーン

苗木「霧切さん......?」

苗木「おいおい、気絶か死んだふりだなんてずいぶんと困った奴だぜ、このケロイド野郎は」ペッ

霧切「......」

苗木「いいのかなー?そーやって起きないとオシオキしちゃうよ?」ボロン

苗木「ほら、いれちゃうぞー!」ズブブ

苗木「全然締め付けがない......」

苗木「このビッチが!ユルユルになってんじゃねーぞ!!」パンパン

苗木「犯されてんのにまーだ寝たふりかよ!!」パンパン

苗木「出しちゃうけどいいんだな?!中でいいんですね!!」パンパパンパンパンパン

苗木「うっ!」ドピュ

苗木「ふぅ......気持ちよすぎて言葉でねえか......ビッチめ」


霧切「......」

苗木「いつまでも寝てんじゃねえ!」ゲシッ

霧切 クビゴロン

苗木「......」

苗木「あぁぁああぁああああ!!!!!!」

苗木「殺っちまったぁああ?!」

苗木「クソガクソガクソガ!!」ガンガン

苗木「く、くそっ......!!首輪を作ってくれた不ニ咲と同じ過ちを犯してしまったぁあああ!!」

苗木「落ち着け落ち着け。こうなれば学級裁判で他のやつら皆殺しにして逃げるか日常?」

苗木「いやだめだ。外は汚染されている......」

苗木「こうなれば戦刃から江ノ島に伝えて僕だけ引き上げさせてもらうか......」

苗木「ああだめだ!僕が江ノ島と繋がっているとバレる恐れが......!!」

苗木「くそっ、こうなればあの手段しかない!!」

江ノ島部屋前

ドンドンドンドン

苗木「おい出てこい!戦刃!!」

ガチャ

戦刃「ど、どうしたの?苗木くん......は!もしかして昨日セックスの後苗木くんの部屋で爆睡したの怒って......」

苗木「それはどうでもいい!とにかく大変なんだ来てくれ!」

戦刃「キャ!苗木くん積極的!」ポッ

霧切部屋

霧切の死体「アボーン」

戦刃「ひ!死んでる......」

苗木「間違って殺しちゃったんだよ!どうにかしてくれよ!」

戦刃「う、うん......苗木くんの為なら何でもするけど......また死体処理......」

苗木「とにかくそれ片付けといてよ!」バタン

戦刃「…さ、さてと、シャワールームにでも押し込んでおこうかな!」ズルズル

廊下

苗木「ふ、ふん......これで僕は安泰だ......」

苗木「...... 」

苗木「うわぁぁあああああ!!」ダッ



苗木(ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ!!)ダダダダダ

ドン!

朝日奈「いった?い!って苗木かぁ?!」

苗木「あ......ぁ......!」

朝日奈「ど、どうしたの?!そんなに慌てて......」

苗木「ナ,ナンデモ......なんでもな、な、ないよ!あ、朝、朝日......朝日奈さん......!!」

朝日奈「ちょ......本当に大丈夫?!」

苗木「だ、だだだ、大丈夫だか......ら......!!」

朝日奈「スッゴい汗じゃん!!全然大丈夫そうに見えないけど......!!」

苗木「あ、あ......」バタン

朝日奈「ちょ?!苗木?苗木ってば!」

苗木「......こ、ここは......」

朝日奈「保健室だよ、苗木」

苗木「!朝......日奈......ちゃ......」

朝日奈「もう!人を殺したみたいに慌てて走ってきて、すごい落ち着なくて、いきなり倒れて本当にビックリしたんだから!」

苗木「人を......殺した......?」

朝日奈「みたいな、ね」

苗木「ぁ......あぁ......!!」ガクガク

朝日奈「な、苗木......?」

苗木「僕は......僕は......僕は......!!」

朝日奈「ちょ......大丈夫?薬取ってこようか?」

苗木「うわぁあああ!!」ダッ

朝日奈「あ、苗木?!」

苗木部屋

苗木「殺した殺した殺した殺した......」ガクガク

苗木「ど、どうすれば......!!」

苗木「助けてよ......助けてよ!!霧切さぁあん!!」

ピンポーン

苗木「......!!」ビクゥ

戦刃「苗木くん......霧切ちゃん......シャワールームに片付けておいたけど......」

苗木「霧切......さん......」

戦刃「え......?苗木くん......?」

苗木「霧切さぁん!」ガバァ

戦刃「きゃあ?!」

苗木「霧切さん!霧切さん!霧切さん!」ハァハァ

戦刃「な、苗木くん......やめて!私......戦刃むくろだよ!?」

苗木「戦......刃......?霧切さんは......?」

戦刃「え......?霧切ちゃんなら苗木くんが......」

苗木「嘘だ......嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!霧切さんは生きてる!!死んでなんかない!!殺してなんかない!!彼女は僕の物やなんだ!勝手に死んだりなんかしない!!」

苗木「霧切さん霧切さん霧切さん霧切さん霧切さん......」

戦刃(苗木くん......自分が霧切ちゃんを殺したことを受け入れてられないんだ......)


苗木「霧切さん!霧切さん!」ギュウウ

戦刃(私のことを霧切響子だと思い込むぐらいに......)

戦刃(私は苗木くんに苦しんでほしくない......)

戦刃(私にできることは......)

戦刃「ウ,ウン!苗木くん、苦しいから離してもらってもいいかしら?」キリッ

苗木「霧切さん......?」

戦刃「ふふ、私があの程度で死ぬとでも思っていたのかしら?」

苗木「霧切さん!」

戦刃「まったく......あなたが私に好意を持っていることは分かったわ......」

苗木「......」

戦刃「あらりがとう」

苗木「......」

戦刃「私もあなたのことが好きだった......でもその気持ちを伝えることができなかった」

戦刃「たった一言伝えるのにこんなにも時間がかかってしまったわ......」

苗木「霧切さん......」

戦刃「あなたのことを愛しているわ、苗木くん」

苗木「霧切さん、僕もだよ......ありがとう」

戦刃「苗木くん......」ダキッ



数ヵ月後

苗木「......!でね、霧切さん!大和田くんが......」

戦刃「そうなの?ふふ......」

苗木「霧切さん!今日は何をしようかな!」

戦刃「何かをしようにも、食べ物以外本当に何にもないものね」

苗木「え?!僕は霧切さんがいるだけで十分だよ!!」

戦刃「そ、そうかしら////」

苗木「じゃあ、散歩にいこうよ!!」

戦刃「あら?散歩なら昨日も、一昨日も行ったじゃない。それにこの学校全部見たわよね?」

苗木「えれ?でも昨日は植物園には行ってないよね?だから今日は植物園とプールに行こうよ!」

戦刃「あら、私の水着姿を見たいのかしら?」

苗木「え////べ、別にそういう訳じゃ......」

戦刃「ふふ、いいわよ。そろそろ行きまそしょうか」

苗木「うん!」

植物園

苗木「相変わらずここの植物は大きいね!」

戦刃「そ、そうね......」

苗木「どれも赤い花を咲かせて綺麗だよ」

戦刃「......」

苗木「みんなも部屋にいないで出てくればいいのにね!」

戦刃「ええ......そうね......」

苗木「霧切さん?どうしたの?」

戦刃「え?いや、何でもないわよ!さ、いきましょ!!」

苗木「?変な霧切さん」

プール

苗木「あはは!霧切さんも泳ごうよ!!」

戦刃「え、ええ......」ジャブン

苗木「うーん......ねえ、霧切さん......」

戦刃「どうしたの?苗木くん」

苗木「どうしていつもなら泳いでる朝日奈ちゃん、どこにいっちゃたんだろうね?」

戦刃「え?!あ......ほ、ほら!今日はあれな日なのかも!!」

苗木「あーそあっかぁ、そらじゃあ仕方ないね!」

戦刃(苗木くん......)

食堂

苗木「ここもいつの間にか誰も来なくなったね......」カチャカチャ

戦刃「そうね。みんな引き込もっているのかもね」モグモグ

苗木「みんな、いつ食べてるんだろうね?」

戦刃「れ、レーションでも食べているのかしらね」

苗木「んーしっかり食べてくれてるといいんだけどね......」

戦刃「そ、そうね......」




部屋

苗木「ねえ、霧切さん」

戦刃「なにかしら?」

苗木「そろそろみんなに僕たちの関係を話そうよ」

戦刃「え......?」

苗木「だってさ、いつまでも隠せる訳じゃないし、みんなだっておめでたい事を聞けば前みたいに部屋から出てくるかもしれないよ」

戦刃「......」

苗木「朝日奈ちゃんと大神さんの水泳対決とか」

戦刃「............ん」

苗木「十神くんと腐川さんの夫婦漫才とか」

戦刃「......くん」

苗木「山田くんの漫画も読みたいし」

戦刃「......木くん」

苗木「セレスさんと大富豪で勝負もまたしたいし」

戦刃「...え木くん」

苗木「不ニ咲さんの......」

戦刃「苗木くん!!」

苗木「どうしたの?大きな声を出して」

戦刃「あなたの言う霧切ちゃんは!みんなはもういないのよ!!」

苗木「え?何いってんだよ。霧切さん?みんないるじゃないか、部屋の中に......」

戦刃「来て!!」

苗木「ねえ霧切さん」

戦刃「なにかしら?苗木くん」

苗木「そろそろ僕たちの事、みんなに言おうよ」

戦刃「え?」

苗木「いつまでも隠せることじゃないし、明るい話題でもできればまた前みたいに暮らせるようになるよ」

苗木「朝日奈さんと大神さんの水泳対決とか」

戦刃「............ん」

苗木「十神くんと腐川の夫婦漫才とか」

戦刃「.........くん」

苗木「山田くんの漫画とか」

戦刃「......木くん」

苗木「セレスさんとのトランプ対決もしたいなあ」

戦刃「苗木くん!!」

苗木「え?なに?大声出して」

戦刃「あなたの言う霧切ちゃんは、みんなはもういないの! 」

苗木「な、なにを言って…」

戦刃「来て!」ダッ

霊安室

苗木「なんだよ…これ……」

戦刃「みんな......死んだのよ......」

苗木「う、嘘だ!なんで霧切さんが......!!霧切さんは隣に......!!」

戦刃「あのね苗木くん......私は戦刃むくろ。あなたが勝手に霧切響子だと思い込んでいただけなの。本当の霧切響子はあなたの手でもう......」

苗木「嘘だ!僕は騙されないぞ!!みんな生きてるんだ!」ダッ

戦刃「苗木くん!」

十神室

ガチャ
苗木「十神くん!......あれ?いない?」

山田室

ガチャ
苗木「山田く......!!ここもか!」

大神室

ガチャ
苗木「大か......またかよ!」

朝日奈室

ガチャ
苗木「朝日......!!」

セレス室

ガチャ
苗木「セ......!!」

腐川室

ガチャ
苗木「.....!!」

霧切室

ガチャ
苗木「霧切さん!」

苗木「......みんな.いない......」

苗木「みんな......どこだよ......どこにいるんだよ......?」

苗木「かくれんぼしてるだけだよね?僕の敗けでおおから出てきてよー」

苗木「みんな?!おーい!!」

苗木「ああそっか......みんな死んじゃったんだ............」

苗木「はは......なんだよそれ......」

苗木「全部、僕のせいだ......」

苗木「はは......」

苗木「ははははは!」

苗木「死んだ!死んだ!みんな死んじゃったー!!はーははは!!」

苗木「はは......」


戦刃「苗木くん......」

苗木「あ、戦刃ちゃん......」

戦刃「思い出したのね」

苗木「うん......あのあと戦刃さんがみんなを僕のために......」

戦刃「うん......」

苗木「そっか......僕のせいか......」

苗木「ねえ、戦刃ちゃん」

戦刃「なに?苗木くん」

苗木「僕を殺して」

戦刃「............」

苗木「全部終わりにしよっ」

戦刃「........................サヨナラ」ドス

苗木「グッ......」ドサ

戦刃「............」

ーーーーーーーーー

「......くん......きくん......苗木くん」

苗木「ん............」

霧切「まったく......いつまで寝ているのよ?もう授業も終わってみんな帰ったわよ」

苗木「あ......ごめん霧切さん......」

霧切「なによその呼び方。いつもは響子ちゃんって呼ぶのに」

苗木「あ、ごめん響子ちゃん。ごめんね、僕のせいで残らせちゃって......」

霧切「別にいいわよへ。私の好きで残ってたんだから」

苗木「はは。ありがと。早く帰ろっか」

霧切「そうね。早く帰りましょ」

苗木「あ......もうすぐ沈みきるね」

霧切「そうね。そういえば苗木くん」

苗木「なに?」

霧切「あなた寝てる時、ずっと私の名前を呼んでいたけれどどんな夢を見てたの?」

苗木「あ、うん…僕の周りからみんながどんどんいなくなっていって、最後は僕が黒い髪の毛の知らない女の子に刺される夢......」

霧切「何よその夢。気持ち悪い」

苗木「ごめん」

霧切「謝る必要はないわよ」

苗木「ねえ、響子ちゃん」

霧切「......何かしら」

苗木「響子ちゃんは何があっても、突然いなくなったりはしないよね?」

霧切「ふふ。当たり前でしょ?変な苗木くん」

苗木「はは。そうだね.......」

霧切「どうしたの?」

苗木「今.......誰かが.......僕たちを見てたような.......ま、いっか。あ、僕はここで」

霧切「あらそう。それじゃあ、また」

苗木「うん。霧切もまた明日.......」

戦刃「結局また、ここに来てしまったのね.......苗木くん......」

私は知っている。
私たちは何度も生まれ変わり、そして多少の経緯の違いはあれど、やがて全員が死ぬことを。
止める術はない。
生まれ変わり、希望を持ち、絶望して、死んで............
何度となく繰り返される。
苗木くん、あなたは今度こそ絶望せずに希望を抱き続けられる?
これは超高校級の才能を持つ者たちによる

戦刃「超高校級の輪廻」

モノクマ「これにておわりお」

完結です!
予定よりかなりずれた挙げ句、長引かせた上に途中から書いている自分でもよくわからなくなり、グダグタでよくわからない終わりかたにしてしまいすみませんでした!

もしまた書くような時があれば、暖かい目で見てください

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月11日 (火) 19:53:50   ID: DmiJaXf6

もう二度と書かないでね

2 :  SS好きの774さん   2014年10月10日 (金) 21:24:38   ID: cVULHFmv

面白かったけどなぁ…
何回かのループ書いたり、何で戦刃がループしてるの知ってるかとか書いて欲しかった

3 :  SS好きの774さん   2016年08月18日 (木) 01:22:09   ID: w0mtL4nf

Nice

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