まる子(14)「パンツ見せ100円だよ」 (377)

まる子(14)「パンツ見せ100円だよ」

永沢「フン、ほら、100円だよ」

藤木(ゴクリ)

まる子「はいはい、まいど。それじゃ見せるよ」

永沢「お、おお・・・」

藤木(シコシコ)

まる子「はやくしとくれよ。スカート持ってる手が疲れるんだからさぁ」

永沢「話すなよ!他の人だと思って抜いてんだからさぁ!」

藤木「チッ」

まる子(男子は馬鹿だねぇ。スカートの中身を100円も支払ってみるんだから)

まる子(ま、あたしゃ儲かるからいいけど。本当、女でよかったよ、へっへっへっ・・・)

キーンコーンカーンコーン

永沢「あ、やば!」

まる子「チャイム鳴ったからあたしゃいくよ。またね」

永沢「あ、待てよ、うっ」

永沢(くそ、勃起してうまく走れない)

藤木「は、はやく行かなきゃ」

永沢「藤木君。君は一緒にさくらにスカートめくりさせて好きな子だと脳内補完してオナニーしようって話だったのにチャイムがなったからって僕を置いていくのかい?」

藤木「え、だって、チャイムが」

永沢「フン、それなら行きたまえよ。君は本当に卑怯だな。一緒にやろうって話していながら危なくなったら置いていくんだろう」

藤木「永沢君・・・」

教室

担任「永沢、藤木!また授業に遅刻か!お前ら休み時間にどこで何してるんだ!」

永沢・藤木「・・・」

まる子(へっへっへ、男子って不便だーねぇ。あたしのパンツみたらうまく走れないでやんの)

たまえ「ね、ねぇ、まるちゃん・・・」

まる子「え、なに?たまちゃん」

たまえ「永沢と藤木が遅刻するのってさ・・・」

まる子「うん」

たまえ「まるちゃん、なんかいかがわしいこと、してるの・・・?」

まる子「え?」

たまえ「ごめんね、でも、クラスでも噂になってるの。あの、えと、あのさ、なんか、まるちゃんにお金渡したらパンツ見せてくれるって・・・」

まる子「うん、そうだよ」

たまえ「まるちゃん!?」

まる子「パンツ見せるだけで100円もらえるんだよ。あたしゃお金持ちさ。今月なんていろいろな男子からもう3000円は稼いだよ」

たまえ「まるちゃん!自分が何をしてるかわかってるの!?」

まる子「別に。パンツ見せてるだけだよ」

たまえ「駄目だよ、まるちゃん!そういうことはしちゃ駄目なんだよ!」

まる子「いいよ、あたしゃパンツ見られたって何も感じないもん。減るもんじゃないしね。男子だって喜んでんだから」

たまえ「まるちゃん!!!」

まる子「あたしゃみんなが嫌がる役目を自ら進んで引き受けてるんだよ」

たまえ「お願い!まるちゃん!もうそんなことはやめて!」

まる子「やめられないねぇ。こんな楽にお金が稼げるんだからやめられないよ。あたしの人生バラ色間違いなしだね、へっへっへ・・・」

放課後

小杉「おい、さくらー。また頼むぜ」

まる子「はいよ、毎度」

校舎裏

小杉「あのよぉ、さくら」

まる子「なにさ?」

小杉「あのさ、500円だすから・・・」

小杉「マンコ見せてくれね?」

まる子「マ、マンコ?」

小杉「う、うん・・・」

まる子「マンコって、なにさ?」

小杉「い、いや、マンコって・・・あの、おしっこするとこ、だよ」

まる子「え、あ、そう・・・」

小杉「・・・で、見せてくれんのかよ」

まる子「ん、あ、ああ、いいよ、別に。500円ね」

帰路

まる子(パンツ脱いでマンコ見せたら500円・・・)

まる子(やったよ!臨時収入だよ!お金ってこんな簡単に手に入るんだね!)

まる子(小杉には感謝しないといけないねぇ・・・へっへっへ)

まる子(家、か・・・)

まる子(あんな貧乏臭くて親が五月蝿い家に帰りたくないね・・・)

まる子(あたしゃ金持ちだし、外食して帰るかね・・・。あんなまずい飯はもう食えないね)

まる子(ハンバーガー、牛丼、ラーメン、お金があれば好きなものが食べれるよ、最高だね!)

食後

まる子(帰ろっかな・・・。本当は嫌だけど、お風呂と布団は欲しいもんね・・・)

まる子(あーあ、さっさと家を出たいよ・・・)

翌日

まる子「ねぇ、あんた達」

藤木「ん?」

永沢「なんだよ」

まる子「あんた達もマンコってみたいの?」

藤木「え」

永沢「な、お、お前・・・何言ってるんだよ」

まる子「500円だよ」

藤木「!」

永沢「さ、さくら、お前、それは」

まる子「なんだい?」

永沢「い、いや、お前、それはいけないんじゃないか・・・」

まる子「何がいけないのさ?」

永沢「何がって、いや、わからないけどさ、だ、駄目だと、思う」

まる子「フン、何びびってんのさ、500円が高すぎるのかい?」

永沢「そうじゃないけど、さ・・・」

藤木「買った」

永沢「え」

藤木「ご、500円で、いいんだよな」

まる子「500円でいいよ。今日の昼休みでいいのかい?」

藤木「わかったよ」

永沢「おい、藤木君!君は正気なのか!?」

藤木「うん、永沢君はマンコ見たくないのかい?」

永沢「い、いや、見たくないわけじゃないけど、さ、ただ、なんか違うんじゃないか・・・」

昼休み

藤木「ほら、500円」

まる子「毎度、へへっ、さ、ゆっくり楽しみなよ」

藤木「・・・」

まる子(あれ、なんだろ、小杉だと何も感じなかったのに・・・な、なんか恥ずかしくて・・・)

藤木「おい、さくら、早くパンツ下ろせよ」

まる子「あ、ああ、わかったよ」

まる子(なんでもないさ、相手は藤木だ!なむさん!)

藤木「!!」

藤木(これがマンコ・・・なんだかグロいな・・・)

ピトッ

まる子「!!!」

まる子「あ、あんた何触ってんのさ!」

藤木「あ、いや、ごめん・・・」

藤木(さくら・・・顔が赤いな・・・・)

まる子(ど、どうしたんだろ・・・藤木に触られてから下半身がむずむずするよ・・・)

藤木「さ、さくら」

まる子「な、なにさ、ハァ、ハァ」

藤木「もう一度、触らせてくれよ」

まる子「え、だ、駄目だよ」

藤木「お金ならあるんだ!」

まる子「や、やめてよ藤木!!」

藤木「触るだけだよ、指を入れるだけ、指を入れるだけだから!!」

まる子「あ!!や!ふ、藤木ッ!!」

藤木「さ、さくら!」

藤木(さくらの声、かわいいな、うっ!下半身がすごい勃起してる・・・かゆいぐらいだ・・・)

藤木(入れたい・・・)

事後

藤木「・・・ハァハァ」

まる子「ハァハァ、ウ、ウウ・・・」

藤木「さくら、ご、ごめん・・・」

まる子(な、なんでだろう、涙が止まらないよ・・・変な気持ちだよ・・・)

藤木「本当、ごめんな、さくら」

まる子「・・・」

藤木「さくら・・・」

まる子「藤木、あんた、やっちまったね・・・」

藤木「ごめん・・・」

まる子「とりあえず、誰にも言うんじゃないよ」

藤木「わ、わかったよ・・・」

まる子(まったく藤木のやつ・・・盛りのついた猿みたいなことしてさ・・・)

まる子(・・・)

まる子(妊娠してたら・・・どうしよう・・・)

帰宅

すみれ「おかえり、まる子」

まる子「ん、ああ、ただいま」

すみれ「今日はきちんと帰ってきたのね」

まる子「なにさ?」

すみれ「なんでもないよ。あんた反抗期だからお母さんも心配なだけよ」

まる子「フン!」

すみれ(お姉ちゃんも反抗期があったからね。まる子、私はまる子が大きくなってくれたらそれでいいんだよ・・・)

二週間後

まる子(まずい・・・生理が来ないよ・・・)

まる子(いや、きっと明日になれば生理がくるはず・・・明日になれば・・・)

すみれ「まる子、ほら、早く朝ごはん食べちゃいなさい。また遅刻するわよ」

まる子「!!」

まる子「うるさいんだよ!!人の気も知らないで!!」

すみれ「な、なによ、あんた、どうしたのよ・・・」

ひろし「お前なあ、母さんになんて口の聞き方なんだぁ?」

まる子「フン!」

友蔵(まる子・・・)

玄関

まる子(どうしよう、もし、もし、妊娠してたら、あたし・・・)

友蔵「まる子や・・・」

まる子「おじいちゃん・・・」

友蔵「まる子、難しい年頃じゃからいろいろあるんじゃろう。おじいちゃんはいつだってまる子の味方じゃからな」

まる子「・・・」

友蔵「いってらっしゃい、気をつけてな」

まる子「うん・・・行ってきます・・・」

友蔵(まる子・・・近頃笑わなくなったの・・・)

孫の顔
もう戻らない
あの日には

友蔵心の俳句

まる子(おじいちゃんだったら・・・話しても、大丈夫かな・・・)

藤木「なあ、さくら」

まる子「なにさ」

藤木「あ、あのさ」

まる子「ん?」

藤木「そ、その、できて、ないよね?」

まる子「は?」

藤木「だから、さ、その、子供だよ、できてないよね?」

まる子「フン、あんた好き勝手しといてそれはないんじゃない?あんたの股間に聞きなよ」

藤木「え」

まる子「安心しなよ、あんたのヘナチョコな精子で妊娠なんてしないよ」

藤木「ほっ」

まる子(そう、藤木なんかの子供が私の中にいるわけ・・・ない、よね)

藤木(よかった・・・本当に・・・)

永沢「藤木君」

藤木「な、永沢君」

永沢「君が500円でマンコを見た日からさくらが商売をやめたんだ。君、何かあったんだろう?」

藤木「え、な、何もないよ」

永沢「ふーん、じゃあ、なんでさくらは商売をやめたのかな」

藤木「さ、さあ、永沢君のアドバイスが効いたんじゃないかな」

永沢「そうか、だといいんだけどな」

藤木(そうさ、あの日、僕は何もしていない、さくらのマンコを見ただけで、僕は何もしてなんか、いないんだ!!)

一週間後

まる子(生理がまだこない・・・まさか、本当に・・・)

まる子(な、なんでよ、まさか、藤木の赤ちゃんが、そんな、まさか・・・)

すみれ「まる子・・・」

まる子「・・・」

すみれ「まる子!」

まる子「え、な、なに」

すみれ「あんた最近変よ。お腹さすってボーっとして」

まる子「な、なんでもないよ」

すみれ「お腹痛いんなら学校休みなさいよ」

まる子「う、うん、じゃあ、休むよ。なんだか最近、調子が悪いんだ」

すみれ「あら、今日は嫌に素直ね。わかったわ。学校には連絡しておくからあんたは寝なさい」

まる子「わかった」

まる子(妊娠検査キット・・・隙を見て買いに行こう・・・)

昼12時

すみれ「じゃあ、お母さん買物いってくるからね」

まる子「ん」

まる子(よし、近くの薬局へ行こう・・・)

薬局

まる子(あった。これ、か・・・。さっさと買って帰ろう・・・)

佐々木(おや?あれはさくらさんとこのまるちゃん・・・?今日は学校じゃないのかな?)

佐々木(まるちゃんが買っていたのは・・・妊娠検査キット!?)

佐々木(あそこは上のお姉ちゃんもまだ高校生だったはず・・・平日のこんな時間になぜまるちゃんが・・・)

まる子(誰にも見られてないよね・・・)

佐々木「まるちゃん」

まる子「!!」

佐々木「驚かせてごめんよ。今日は学校じゃないのかい?」

まる子「さ、佐々木のじーさん・・・き、今日は風邪っぽいから、休んだんだよ・・・」

佐々木「そうかい、それで風邪薬を買いにきたのかい?」

まる子「そ、そうだよ、家族はみんな、忙しくてね」

佐々木「へぇ、あの友蔵さんがまるちゃんが風邪なのに看病もしないなんて意外だね」

まる子「と、とにかく、あたしゃ風邪で辛いから帰るよ。おじいちゃん達に心配かけたくないからあたしが薬局にいたことは内緒だよ」

佐々木「あ、まるちゃん・・・行ってしまった・・・」

佐々木(やはり変だ。難しい年頃だし、友蔵さんには伝えておこう・・・)

まる子(ちぇ、佐々木のじーさんがいたとは不覚だったね。まあいいや、ばれたって栄養剤を買いに行ってたとでも言えば・・・)

さくら家 トイレ

まる子(これにおしっこをかけてしばらくしたら妊娠してるかどうかわかるのか・・・)

まる子(・・・)

まる子(ど、どうしよう、もし、もしも、本当に、本当に妊娠していたら・・・)

まる子(なんで、なんであたしがこんな目にあわなきゃいけないんだよ!藤木のやつ!もしも、妊娠してたら許さないよ!!)

・・・

友蔵「これは佐々木さん」

佐々木「ああ、さくらさん、ちょっといいですかな?」

友蔵「?」

佐々木「・・・というわけなんです」

友蔵「まる子が妊娠検査のコーナーで買い物・・・」

佐々木「私の見間違いならいいんですが、様子もおかしかなったので念のため」

友蔵「まる子に限って大丈夫だとは思いますがの・・・何かの間違いでは・・・」

佐々木「余計な心配ならいいんですが、近頃の若者はいろいろあるみたいですし」

友蔵「あ、いや、ありがとうございます。まる子にも遠回しに話してみますよ。反抗期ですからな、佐々木さんのいうようにいろいろあるんでしょう」

佐々木「すいませんね、でしゃばったことを申し上げて」

・・・

まる子(なんで、なんで色が変わるのさ・・・)

まる子(色が変わったら妊娠してるんでしょ!?なんで!!なんでよ!!!)

まる子(ありえないよ!なんでよ!!!!)

まる子(・・・グスッ)

まる子(グスッ、エグッ、エック、なんで、グスッ、なんでよ!!)

まる子(これからあたしはどうしたらいいんだよ!!!)

まる子の部屋

友蔵「まる子や、入るよ」

まる子「・・・」

友蔵「ま、まる子?どうしたんじゃ、泣いておるのか?」

まる子「おじい、ちゃん・・・うえええん!」

友蔵「まる子・・・」

まる子「おじいちゃん、おじいちゃん、エグッ、グスッ」

友蔵「まる子・・・なんも言わんでいいぞ。泣きたいだけ泣きなさい。今は泣いたらいいんじゃ」

まる子「お、じい、ちゃん・・・」

友蔵(妊娠検査キットがある・・・まる子は泣いておる・・・そうか、そういうことなのか・・・)

友蔵(そうか・・・)

友蔵(泣き疲れて眠ったようじゃの・・・)

友蔵(これはひとまず隠しておこう・・・)

友蔵(まる子・・・まる子や・・・あんなに可愛くて純粋だったまる子が・・・)

孫の腹
新たな命
波乱かな

友蔵心の俳句

藤木家

藤木(今日も母さんは仕事でいないのか・・・)

藤木(なんだろう、何か嫌な予感がする・・・やっぱりさくらのお腹に僕の赤ちゃんが・・・)

藤木(そんなはずはないよ!たった一回だし、僕達まだ子供じゃないか!できるはず、ないよ・・・)

藤木(もう二度とお金払ってスケベなことするのはよそう!)

藤木(こんな気持ちになるのはこりごりだ!)

小杉「オラオラオラオラ!!!」

 パンパンパンパン

みぎわ「あんあん・・・・あんっあんっ」

友蔵「上書きしてやんよ」

さくら家 夕食

すみれ「あんた、どうしたのよ・・・」

まる子「え」

すみれ「やつれてるじゃない・・・」

まる子「な、なんでも、ないよ・・・」

ひろし「おおかた仮病で休んだ罪悪感に震えてんだろ!」

すみれ「そうなの?まる子」

まる子「う、ん・・・そーだよ・・・」

すみれ(まる子・・・)

夕食後

すみれ(まる子・・・あんな暗い顔のまる子は始めてみたわ・・・いったい・・・)

友蔵「母さん・・・」

すみれ「あ、あら、おじいさん、どうなさったの」

友蔵「落ち着いて聞いてほしい話があるんじゃ。まる子の、ことでな」

すみれ「おじいさん・・・」

・・・

すみれ「まる子、まる子が、そんな・・・」

すみれ「だ、だって、おじいさん、あの子はまだ14歳なんですよ!!」

友蔵「儂も信じたくはない。すみれさん、まる子を傷つけないように、真実を聞いてくれんか。儂には、無理じゃ・・・辛すぎて・・・」

すみれ「おじいさん・・・そんな、私にも、私にも辛すぎて、無理よ・・・」

友蔵「まる子・・・儂らはいったいどうすればいいんじゃ・・・」

ひろし「・・・」

すみれ「あなた!」

友蔵「ひろし!聞いとったのか!」

ひろし「へっ、まる子が元気がねぇし、じいさんの様子もおかしいから来てみりゃなんて話だ」

すみれ「あなた・・・」

ひろし「おめーらが行かないんなら俺が聞きにいくぜ。妊娠してないならそれまで、妊娠してんならその後のことも考えて厳しく接してやらねぇとな」

あっふいー?

ひろし△

友蔵「待つんじゃ、ひろし。お前が行くのは」

ひろし「うるせぇ、まる子は俺の娘だ。本当に妊娠してたらただじゃおかねぇ」

すみれ「あんた、ちょっと待ってよ」

ひろし「放せ!反抗期だがなんだか知らねーがガキが調子に乗りやがって。まる子の帰りが遅い時があったってのはつまりそういうことだろ?」

すみれ「まだそうと決まったわけじゃ」

ひろし「どっちにしたって妊娠検査キットなんて使ってんならやることやったってことだよ!14歳のガキがふざけてやがる!」

友蔵「ひろし、やめるんじゃ、落ち着け」

ひろし「まる子!起きてんだろ!来い!話がある!!!」

まる子(ビクッ)

咲子「まる子・・・」

まる子「お姉ちゃん・・・」

咲子「何したか知らないけど行きなよ。怒られんのはいつものことじゃない」

ひろし「上書きしてやんよ」

まる子「怖いよ・・・」

咲子「あんた・・・らしくないわね。そりゃお父さんがあれだけ怒るって相当だけどさ・・・」

まる子(ウ、エグッ)

咲子「怒られる前から泣くなんて・・・わかったわ。お姉ちゃんもついていくから。どうせ仮病で休んだの怒られるだけよ。楽勝じゃん」

ひろし「まる子!!入るぞ!!」

まる子(ビクッ!)

咲子「ちょ、ちょっとお父さん、怖いわよ」

すみれ「お姉ちゃん、ちょっとこっちへ来なさい」

咲子「え?」

すみれ「私達とまる子で大事な話があるの、ね、お姉ちゃん、わかって・・・」

咲子「わ、わかったよ・・・」

まる子「お、姉ちゃ、ん・・・」

咲子「まる子、何があったかわからないけどお父さんとお母さんときちんと向き合いなよ。お姉ちゃん話が終わったらまる子のとこに戻ってくるから・・・ね、まる子・・・」

ひろし「まる子、お前、なんか俺達に隠してることあるだろ?」

まる子「・・・グスッ」

ひろし「泣いてないでさっさと言え!あるのかないのか!!」

すみれ「まる子、私達はまる子の味方よ、何があってもまる子を守るから、自分の口から言って、お願いよ」

まる子「ないよ、何も」

ひろし「本当だな?」

まる子「うん・・・」

すみれ「まる子・・・本当に大丈夫なんだね?」

まる子「うん・・・」

ひろし「嘘つけ!妊娠検査キット買ったんだろ!!さっさと出せ!!」

まる子「!!」

すみれ「ちょ、ちょっとあなた」

ひろし「万が一妊娠していたら一刻を争うんだ!下手な気遣いなんかしてる場合か!!」

まる子「い、嫌だよ、だって、だって」

ひろし「だってじゃねぇ!さっさと出せ!俺と母さんに見せろ!」

すみれ「あなた!」

ひろし「うるせぇ!まる子!どこへやった!今から俺が新しいのを買ってきて検査してもいいんだぞ!!」

まる子「うわああん!!」

ひろし「こいつ!泣いてすむ問題か!」

すみれ「まる子・・・」

まる子「あたし、あたし、だって、だって、もうわからないよ」

すみれ「まる子、おいで、さ、あなたも」

ひろし「なんだよ!こんな時に」

すみれ「さ、まる子、抱きしめてあげるから。来なさい。ゆっくりでいいから、少しずつ心を開いて、ね?」

すみれ「まる子、あったかいでしょ、まずは落ち着きなさい」

まる子「グスッ、エック」

ひろし「ちっ、仕方ねぇな」

すみれ「まる子、大丈夫、何があってもお父さんとお母さんが守ってあげるから」

まる子「エック、お母さん・・・」

すみれ「いいのよ、何があったって私達は家族なんだから、ね?」

まる子「あたし、妊娠してた」

すみれ「そう・・・」

まる子「あたし、パンツとかマンコとか見せてお金とってた、そしたら藤木がいきなり、それで、あたし」

すみれ「まる子・・・」

ひろし「ケッ!」

すみれ「あなた!」

ひろし「こいつのためだ。殴るぞ!」

すみれ「あなた!」

まる子「ごめんなさい」

ひろし「謝ってすむ問題じゃねえ!!殴り倒してやらないと気がすまねぇ!!」

まる子「いいんだよ、あたしはそれだけ悪いことをしたんだ、だから、いいんだよ」

すみれ「まる子・・・」

まる子はひろしに手痛く殴られた。

ひろし「クッソ、ガキのくせに盛りがつきやがって!!クッソ、クソ!!」

すみれ「あんた、もういいでしょ・・・」

ひろし「ちきしょう、ちきしょおお!!!」

すみれ「まる子、相手は藤木君だったわよね?」

まる子「うん・・・」

すみれ「藤木君はこのこと、知ってるの?」

まる子「言ってない・・・」

すみれ「あなた、明日、藤木君の家に連絡して。私はまる子を産婦人科に連れていくから」

ひろし「・・・わかった」

すみれ「あなた・・・」

ひろし「ちっ」

すみれ「わかって下さい。いま一番辛いのはまる子なんだから」

ひろし「わかってらぁ」

・・・

咲子「まる子・・・」

まる子「お姉ちゃん・・・」

咲子「さ、今夜は一緒に寝ようか」

まる子「え」

咲子「たまには、ね」

そもそも藤木ってどれだっけ?
あの根暗?

まる子「・・・」

咲子(まる子・・・ごめんね、私もあんたのことをもっと気遣かってあげたらよかったよね・・・)

翌日

すみれ「さ、まる子、わかってるわね、産婦人科に行きますよ。学校には休みの連絡しといたからね」

まる子「うん・・・」

ひろし「チッ・・・」

まる子「お父さん」

ひろし「あぁ?」

まる子「藤木、藤木は気が弱い奴だから」

ひろし「うるせぇ、出方次第でぶっ殺してやる」

すみれ「あなた!」

友蔵「すみれさん、儂もついていくから」

すみれ「おじいさん」

友蔵「儂も、ついて、いくから、の」

ああ玉ねぎの付き人か
思い出した

すまん、充電器が壊れて携帯充電できん

まる子妊娠→藤木認知→藤木、学校やめて働く→いいからお前らは勉強しろ→子供産まれる→藤木働く、まる子働く→子供育つ→

まる子「こんなあたしでも夢があったんだよ」

藤木「夢?」

まる子「漫画家になりたくてさ」

藤木「漫画家か」

で、産まれたのかちびまる子ちゃん的なストーリーです。電池ないんで。すいません、展開だけで。

リメイクFF3の盗賊グッコーってエロかっこいいよな

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2014/02/03(月) 11:06:11.79 ID:hHNGUkkOO
(そろそろ俺のIDをみて「こいつグッコーじゃね?」みたいなレスがきたかな)

リメイクFF3の盗賊グッコーってエロかっこいいよな
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:
2014/02/03(月) 11:12:58.56 ID:hHNGUkkOO
(そろそろ俺のIDをみて「こいつグッコーじゃね?」みたいなレスがきたかな)

ヒデ爺「ぼっちゃま、如何でごさいますか」
花輪「ん~、その調子だよぉ」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月12日 (土) 09:46:26   ID: PqVMOER1

このつづきはないんですか?

2 :  SS好きの774さん   2014年07月12日 (土) 09:50:50   ID: PqVMOER1

セックスなんかないんですか? もしもあるんでしたらお願いします
お礼に私の全裸を見せます!

3 :  SS好きの774さん   2014年08月13日 (水) 12:18:27   ID: FQpePD4p

エロエロエロエロ

4 :  SS好きの774さん   2014年09月28日 (日) 16:23:06   ID: qUT4nihW

うはh

5 :  SS好きの774さん   2014年10月31日 (金) 22:13:14   ID: wAYnvbXI

ストレスストレス

6 :  SS好きの774さん   2014年12月26日 (金) 17:40:27   ID: PFIs3h8M

藤木最低wwwwwwwwwwww

7 :  SS好きの774さん   2014年12月30日 (火) 00:41:14   ID: ZsSEdFdx

ひろしにはぜってぇ殴られたくない笑
あと、藤木じゃなくて
杉山とか違う奴が美味しかったわwwww

8 :  SS好きの774さん   2015年01月11日 (日) 20:46:30   ID: jWeLGEBo

俺もやりたい・・・うっ 出た

9 :  !!(゜ロ゜ノ)ノ   2015年01月22日 (木) 08:56:25   ID: vqzcMTNg

ヒロシダメ父

10 :  SS好きの774さん   2015年03月24日 (火) 11:13:47   ID: YhkINnbb

誰かやりたいよ

11 :  SS好きの774さん   2015年03月24日 (火) 11:14:52   ID: YhkINnbb

誰かHやろ!

12 :  SS好きの774さん   2015年05月24日 (日) 01:10:41   ID: MGJicaT0

まるで14才の母だな、ww.

13 :  SS好きの774さん   2015年06月01日 (月) 06:43:38   ID: 1ZVsbjM5

なぜ、藤木なんだよ

14 :  SS好きの774さん   2015年11月12日 (木) 17:26:45   ID: l6FFQGBR

卑怯だから

15 :  SS好きの774さん   2017年09月30日 (土) 19:48:11   ID: W4pxgoVU

エロいな

16 :  SS好きの774さん   2018年01月18日 (木) 20:58:16   ID: bchnzc2Q

気持ちいい

17 :  774   2018年07月08日 (日) 18:15:36   ID: lPOksq2O

ひろしがクズ

18 :  SS好きの774さん   2019年03月15日 (金) 04:20:56   ID: 1Eup3A_6

未完なのが惜しいな…ウッ!!

19 :  SS好きの774さん   2020年03月31日 (火) 08:36:35   ID: S:K8XCKd

ひろしがまさに昔の親父感あっていい味してる

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