向いてませんよ、魔神様!! (27)

このスレは。とある魔術の禁書目録×まおゆうパロディ向いてませんよ魔王様のコラボです。

原作、キャラ、世界観崩壊済み


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「向いてませんよ魔神様」



出会い



上条「オティヌス!お前のそのふざけた幻想をぶち殺す!!」

オティヌス「………………………」

上条「……?なんだよ、口をパクパクさせて」

オティヌス「……ている」

上条「は?」

オティヌス「すまん、緊張している……」

上条「え?は!?魔神の癖に!!?」

オティヌス「こ、こういう時は人と言う字を手に書いて……」

上条「魔神……だよな?」




自己紹介


オティヌス「わ……「我の者となれ、幻想殺しよ」!」

上条「断る!!ってかアホかぁ!!なんで俺がお前の者になんなきゃいけないんだよ!!?」

上条「俺は世界を滅ぼそうとしているお前を倒す!!」

オティヌス「わ、我は戦いが苦手だっ!!」

上条「……はぁああああああああ!!?」






オティヌス「……あと人と喋るのも苦手だ。ぶっちゃけ今も超どきどきしてる」

上条「……えーっと」





すれちがい


オティヌス「で、でもがんばるから聞いてほしい!」

上条「いや戦えよ!つーか人の話を聞け!!」

オティヌス「……(それは私の台詞では)」

オティヌス「……仕方ない、ちょっと準備するから待ってろ……」

上条「やっとやる気になったか……!」


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上条「……おい」

オティヌス「何だ?」

上条「何の真似だこりゃあ!つーかここどこだよ!!?」

オティヌス「どこって……大企業のプレゼン会場を意識して造った世か「ふっざけんな!」ってああ!せっかく苦労してイスを並べたのに!!」



おひとがら


オティヌス「……そうだよな。世界を滅ぼそうとしてる魔神の話なんて聞いてくれる訳ないよな……」

上条「……(こ、こいつまさか……)」

オティヌス「資料の準備や世界の構成やらで寝不足だが……分かった、戦おう」ヒック……グス……

上条「(泣いてるー!?)」

上条「……話くらいは聞いてやる」

オティヌス「え?あ、うん」



問題


オティヌス「……つまりだ、人間やなんやらの動植物はもちろん、金属などの無生物に惑星や恒星などの星や、世界と言うのにも寿命があり……」

上条「……」

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オティヌス「……それだけでなく、人と神との諍いによって生まれる世界の歪みは、私のような主神でも抑えきれるような物ではなくなって……」

上条「……」

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オティヌス「つまりだ、お前が私を殺したところで「歪み」による世界の根本的壊滅は避けられるものではないのだ。分かって……」

上条「zzzzzz」





ダメだし


オティヌス「」グスグス

上条「あ~……すまん。聞いてた。聞いてたぞもちろん。……でもさ」

オティヌス「……なんだ?」

上条「長すぎてよく分かんなかったんだよな。いや、上条さんの頭もそこまで良いわけじゃないけどさぁ。

なにせ専門用語多いわ「グフッ」、資料は字ばっかだわ「ゴハッ」、ボソボソ下向いて喋ってるは「ウボゥア」……」

オティヌス「……部下と同じことを言う……」

上条「部下にダメだしされる魔神;」




結論


上条「つまり、お前はそもそもみんなを殺したいとか困らせたいとか世界征服してありとあらゆる事を自分の思い通りに……って訳じゃなくて、世界をより良い方向に持っていくために平和的解決がしたいと」

オティヌス「う、うむ」

上条「なんつーかさ……」





上条「お前、魔神っぽくないよな。向いてないんじゃねぇか?」





オティヌス「……部下と同じ事を」

上条「言われてたのかよ!?」




がくしゃ


上条「あ~……あ、あれだ!学者みたいだなって言いたかったんだうん!」

オティヌス「……事実、そのようなものだ」

オティヌス「昔は毎日本を呼んだり研究したり、寝食を忘れるほどだった」

上条「へぇ……」

オティヌス「昼夜は逆転。外出は減って独り言が多くなって、動くのも億劫でな……」

上条「……ん?」

オティヌス「部屋の外では部下の忍び泣く声が……」

上条「ニー○のヒッ○ーじゃねぇか!!」



魔神誕生


オティヌス「……だが、ある時気づいたのだ。辛く苦しい現実から目を背けても何も変わらないと。変えたいのなら、自分から動くしかないと」

上条「……(こいつ……)」

オティヌス「……そう」






オティヌス「私がダメになったのは、世界(よのなか)が悪いのだとな!!」






オティヌス「そして私は魔神に……」

上条「おいテメェ」



せんそうよくない


オティヌス「は、半分は冗談だ。だからその、片手だけで私の胸倉を掴んで中にあげるのは止めてくれないか;;」

上条「俺はいつでも本気だぞ?」

オティヌス「……世界を、人には認識する事すら出来ない絶対の滅びを、何とかしたいのは本当なんだ」

上条「……」

オティヌス「それを認識し、食い止める事の出来る誰かが何とかしなければ、世界は咽び泣くだろう……」

上条「……」

オティヌス「あの時の部下みたいにっ!!」

上条「いやそれ世界関係ねぇよ!!」



結局


オティヌス「……話は、以上だ」

上条「……やっとか」

オティヌス「……改めて、「我の者となれ、幻想殺しよ」ともに世界を救うすべを探してはくれないか?」

上条「……断る」

オティヌス「……そうか」





オティヌス「……やはり魔神の言葉は信用できないか」

上条「魔神じゃなくても不安だから」



しんぴょうせい


ロキ「がんばりましたねオティヌス様」

上条「誰だアンタ!?」

ロキ「これは失礼。お話に上がりましたオティヌス様の部下兼執事こと「ロキ」と申します」

上条「……苦労してんだな」

ロキ「……まぁ、わりと」

ロキ「どうか、オティヌス様に力を貸してはいただけませぬか!?」

上条「って、言われてもなぁ……」

ロキ「やれば出来る子なんです!!」

上条「身内は皆そう言う」



信憑性 2


上条「……別にさ。あいつの人柄まで疑ってねぇよ」

ロキ「……え?」

上条「敵対してるはずの俺と「話し合う」ために資料作って、人と話すのが苦手なのにプレゼンの練習までしてさ……」

ロキ「上条様……」

上条「何かあるとすぐ拳に頼っちまう俺なんかよりよっぽど……」

上条「……おい。この資料の隅に書いてあるパラパラ漫画は一体なんだ?」

オティヌス「……」



契約


上条「魔界?」

ロキ「オティヌス様の得意分野です。ようするに何から何まで魔力で創られたこの世界とは根本的な意味で違う世界の知識を受け」

オティヌス「それでこの世の足りない部分を穴埋めしようと言うわけだ」

上条「……それでお前の言う破滅の運命、を変える。と?」

オティヌス「そ、それに適する力と知識はあるんだ……だ、だからその。幻想殺しである貴様が協力してくれれば、きっと……む、むしろ幻想殺しが無くては話しに」

上条「………」

上条「分かったよ」

オティヌス「」

上条「だから、お前のものになる!!」

オティヌス「ほほほほほほほ本当だな!?リアルだな!?取り消さないな!?」

上条「立つなテーブルに乗るなくっつくな涙を拭け!」

オティヌス「こ、これは相互所有契約だ。私だって貴様のものだからな!」

上条「……」

オティヌス「……おい、何故そこで考え直すのだ?」

訂正


契約


上条「魔界?」

ロキ「オティヌス様の得意分野です。ようするに何から何まで魔力で創られた、この世界とは根本的な意味で違う世界の知識を受け」

オティヌス「それでこの世の足りない部分を穴埋めしようと言うわけだ」

上条「……それでお前の言う破滅の運命、を変える。と?」

オティヌス「そ、それに適する力と知識はあるんだ……だ、だからその。幻想殺しである貴様が協力してくれれば、きっと……む、むしろ幻想殺しが無くては話しに」

上条「………」

上条「分かったよ」

オティヌス「」

上条「だから、お前のものになる!!」

オティヌス「ほほほほほほほ本当だな!?リアルだな!?取り消さないな!?

上条「立つなテーブルに乗るなくっつくな涙を拭け!」

オティヌス「こ、これは相互所有契約だ。私だって貴様のものだからな!」

上条「……」

オティヌス「……おい、何故そこで考え直すのだ?」


ここまで

とあるともまおゆうとも世界観は混ぜています。

最初は魔王の立場をインちゃんにしようかとも思った(って言うかプロトは作った)んですが①あまりにもピッタシで逆に怖くなっ②上条さんに対するインちゃんの噛みつきが出来ない③よくよく考えてみたらあのまおう様とインちゃんの可愛らしさは似ているようで違う。と言う結論になり、急遽オティヌスさんに変更。

インちゃんの場合、メイド長やらほかの配役も簡単に予想されてしまうのもありますが

それではまた三日後に

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