星輝子「バ、バレンタイン…」佐久間まゆ「あら?」 (26)

輝子「ううう…うううー…」

まゆ「あら輝子ちゃん、頭抱えたりしてどうしたの?」

輝子「フヒッ!あ…まゆ、さんか…」

輝子「じ、実は、Pが、ボッチの私に、バ、バレンタインの仕事を取ってきてくれて…」

まゆ「あらあら」

輝子「わ、私は、今までこういうイ、イベントには関わりがなかったから、どうしていいか分からなくて…」

輝子「それで、し、親友のPにチョ、チョコを渡そうと思ったんだ、フヒ…」

まゆ「へぇ…」

輝子「な、なんでも友チョコという、い、いつもお世話になっている人に、感謝の気持ちを込めて渡せばいいらしい」

輝子「でも私、チョ、チョコなんて作ったことなくて…」

まゆ「なるほどぉ♪じゃあ私と一緒にチョコ作る?」

輝子「フヒッ!?ま、まゆさん…いいの?」

まゆ「ええ、Pさんに感謝の気持ちを込めて作る輝子ちゃんなら大歓迎よぉ」

輝子「フヒ、た、助かる…ありがとう、まゆ、さん」


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まゆ「まぁ市販のチョコを使うからそんなに難しくはないですけどねぇ」

輝子「そ、そうなのか?わ、私はキノコ料理しか、作ったことないから」

まゆ「まぁカカオ豆から作るっていうのなら話は別ですけどねぇ」

輝子「ま、豆からか…」

まゆ「流石にまゆもカカオ豆からは作ったことはありませんねぇ」

輝子「ま、まぁ、せっかく作って、美味しくなかったら嫌だから、ふ、普通ので…」

まゆ「ですねぇ、まゆもPさんに美味しくないものは渡したくないですし…」

まゆ「ふふ、じゃあ輝子ちゃん行きましょうか♪」

輝子「フヒッ?い、行くって…?」

まゆ「チョコレートを買いに、ですよぉ」

近くのスーパー


まゆ「流石にバレンタインが近いと色々なチョコレートが売ってますねぇ」

輝子「す、凄いな…この時期に、い、意識してチョコとか買ったことなかったな…フヒ」

まゆ「輝子ちゃんはどんなチョコを作りたいのですかぁ?」

輝子「そ、そうだな…で、出来るなら、キノコの形をした、チョコがいいな…フヒッ」

まゆ「キノコですかぁ、輝子ちゃんらしいですねぇ」

輝子「む、昔調べたことがあって、カファレルというお菓子メーカーが、キノコの形をしたチョコを、作っている」

まゆ「ああ、カファレルですかぁ」

輝子「で、出来るなら、あんな感じが、良いな…」

まゆ「調べてみましょうか…あら、カラフルで可愛いですねぇ」

輝子「確か、入れ物目当てで、昔買ったけど、あんな感じのチョコだと、か、可愛い…フヒヒッ」

まゆ「包み紙で色分けされているだけっぽいですねぇ」

輝子「そ、そう、だ、だから傘の部分をチョコでカラフルなのを、つ、作りたい…」

まゆ「あら♪いいアイディアねぇ」

まゆ「形を付けるのは頑張ればどうにでもなるから、輝子ちゃんのチョコはそれで行きましょうか♪」

輝子「フヒッ…ま、まゆさん…あ、ありがとう」

まゆ「うふふ、いいのよ輝子ちゃん」

輝子「まゆ、さんは、や、優しい…」

まゆ「うふふ♪では色々な味のチョコを買っちゃいましょうかぁ」

まゆ(事務所の皆が輝子ちゃんみたいな感情でPさんに接してくれればいいのに)

調理という過程をすっ飛ばす


輝子「で、出来た…」

まゆ「わぁ♪上手にできましたねぇ」

輝子「う、うん…中々…フヒ、フヒヒ」

輝子「ヒャッハァアアアアッ!!上手くいったぜええええっ!!!」

まゆ「キャアッ!」

輝子「あっ…ご、ごめん、まゆさん…て、テンションが上がって…」

まゆ「ビックリしたぁ…もう輝子ちゃん急に大声出したらダメよ」

輝子「ご、ごめんなさい…」

まゆ「ふふ、いいのよ、初めてで上手くいって嬉しかったのよねぇ」

輝子「う、うん…」

まゆ「じゃあ次は可愛くラッピングしちゃいましょう♪」

輝子「ら、ラッピング…」

まゆ「用意してたこのキノコチョコが乗る位の籠に乗せてぇ」

まゆ「こういう可愛いラッピング用の透明な袋にいれてぇ」

まゆ「上の口はリボンで結んじゃいましょう♪」

輝子「おお…す、凄いな、まゆさんは…」

輝子「わ、私だったら、ドクロとか、ドゲがついたりとか、そ、そんなのしか思いつかない…」

まゆ「そ、それはバレンタインではちょっと、ねぇ…」

輝子「だ、だからまゆさんがいてくれて、本当に、た、助かった」

まゆ「あらあら」

輝子「だ、だから、ちょっと早いけど、こ、これ」

まゆ「あら?私にもくれるの?」

輝子「フヒ…と、友チョコ…め、迷惑…?」

まゆ「うれしいっ、輝子ちゃんありがとうね♪」

輝子「フヒッ、よ、喜ばれた…う、嬉しい…」

まゆ「輝子ちゃんに先越されちゃったけど、はい輝子ちゃん♪」

輝子「フヒッ?!ま、まゆさん…わ、私に、くれるのか…?」

まゆ「えぇ、友チョコ♪」

輝子「う、嬉しい…まゆさん…友達…フヒ、フヒヒ」

まゆ「ふふ、友達よぉ輝子ちゃん」

まゆ(Pさんに恋愛感情抱かなければ、ね)

バレンタイン当日

まゆ「すっかり遅くなってしまいましたねぇ」

輝子「し、仕事が意外にな、長引いちゃったね…」

輝子「きょ、今日中にPにチョコ、渡せるかな…」

まゆ「大丈夫ですよぉ、ここで待っていればスケジュール的にPさんは必ず来ますからぁ」

輝子「まゆさんは、本当にPのことを何でも、知ってるね…フヒ」

まゆ「うふふ、何でもは知りませんよぉ♪」

輝子「…あっ、Pが、き、来た」

まゆ「うふふ、では行きましょうか♪」

輝子「ん…?Pに近づく人が…」

まゆ「…えっ?」

輝子「あ、あれは…楓さん…?」

輝子「あっ…か、楓さん、口に咥えていたチョコをPに食べさせた…フヒ」

輝子「す、凄い…お、大人だな…」

輝子「ねぇ、まゆさ…ヒッ!?」

まゆ「うふふ…うふふふふふふふふふふふふ」

輝子(な、なんか、笑顔なんだけど、凄く、こ、怖い…)

まゆ「まゆとしたことが…迂闊でした…」

まゆ「まさか楓さんがこういう手段に出るとは思ってもいませんでした…」

まゆ(これは凛ちゃん達よりも、強敵そうですねぇ…)

まゆ「…一旦、戻りましょうかぁ、輝子ちゃん」

輝子「フヒッ!?い、いいのか…?」

まゆ「えぇ、流石にここで渡してもPさんに迷惑かかりそうですし…」

輝子「そ、そうか…?な、なら後で渡そうか…」

まゆ「ええ、そうしましょうか…うふふ、うふふふふふふふ」

輝子「その後、わ、私たちは無事Pにチョコを渡すことが出来た」

輝子「ただ、渡す時のまゆさんの雰囲気が、な、なんというか凄く、怖かった」

輝子「Pもその雰囲気に、き、気付いていたのか、少し怯えているようにみ、見えた」

輝子「ま、まぁ、私的には、無事チョコを渡せて、だ、大満足だった」

輝子「も、もっと、友達同士のイベントとか、増えればいいのに」

輝子「また何か、やってみようかな…フヒ」

その後

楓「あ、プロデューサーさん。今晩飲みに行きません?」

まゆ「あらぁ、まゆもついて行っていいですかぁ?」

凛「そうだね、私たちもついて行っていいよねプロデューサー」

加蓮「えぇー居酒屋だからついてきちゃダメー?なんでよー」

楓「ふふっ、ごめんなさいね3人共」

スタスタ

凛「…完全にノーマークだったね、楓さん」

加蓮「うん、ちょっと強敵かも」

まゆ「うふふ、だからこそこうやって3人で集まっているのですよぉ」

凛「しばらくは協力体制だね」

加蓮「ふふ、負けないよっ」

まゆ「えぇ、勿論ですよぉ」

3人(まぁ最後に笑うのは私なんだけどね)

凛「ふふふふふ」

加蓮「ふふふふふ」

まゆ「うふふふふ」


机の下

乃々「な、なんだか、あそこ怖いんですけどぉー…」

輝子「Pは…大変だな…フヒ」



終わり

以上です。

急に輝子が来たので、声付きおめでとう!

何故きのこまゆなのかというと単純に私が2人の担当Pだからです。
皆さんは月末どうでしたか、私は楓さん引けました、神秘の女神ですが。

さて、きのこ自引きしなきゃ(ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

紅茶キノコの話書いた人?

フゴフゴ誰か一人忘れてませんか乙フゴフゴ

星輝子(15)
http://i.imgur.com/QazgEKk.jpg
http://i.imgur.com/x1WTwLV.jpg

佐久間まゆ(16)
http://i.imgur.com/RBw8hXL.jpg
http://i.imgur.com/jbdIyyt.jpg

>>14
みちるさんも食べて(エクレア)


この2人の組み合わせ結構好き

楓さんとのあのシーンをみて臨戦態勢でいられるまゆは異常だ

楓さん独り勝ちぃ!

パンキチもsレア可愛かったのがちょっと腹立たしい(理不尽) 乙

>>18
楓さんとのあさんのシーンに見えた

楓さんとのあさんの対立とか入れる気がしない

バレンタインデーキッス(13分09秒)
作詞 作曲 長渕 剛

じめじめと暗く腐った憂鬱なバレンタインデイを俺は憎んでばかりいた
チョコもらえなくても突っ伏したまんまただ頭をひしゃげて生きてきた
えげつなさを引っかけられ横なぐりの雨が頬を突き刺したとき
我慢ならねえたったひとつの俺の純情が激烈な情熱に変わる
正義ヅラしたどこかの舌足らずなイケメンの戯言など叩きつぶしてやれ
眉をひそめられ、キモイと罵られても、どうせ貰えなかったんでしょと母ちゃんにもらうよりよっぽどましだ
ガタガタ理屈などあとからついて来やがれ!バレンタインは彼女GETという名の留置場さ
「あんなキモヲタになんかなりたかねえ」と誰もがあのころ噛みしめていたくせに!!
バレンタインデーキッス Oh!明日からお前が手作りチョコを作れ!
バレンタインデーキッス Oh!彼女の家を探しに行こう
ヨーソロー 進路は下駄箱へ ヨーソロー夕陽が西に沈む前に
ヨーソロー 確かなチョコを ヨーソロー俺たちの船を出す

こんな理不尽な世の中じゃブサイクはいつもねじ曲げられてきた
だけどキモヲタがバカをみてきた時代はもうすでに遠い昔の戯言さ
だから差別も拾え! 苦しみも悲しみも拾え! ついでにイケメンカップルも拾ってしまえ!
根こそぎ拾ったらあの巨大な大海原へすべてをお前の両手で破り捨てろ!!
ああ この潔さよ 明日からお前がバレンタインデーキッス
いいか! 盗撮カメラから目を離すなお前がしっかり舵を取れ!!
ズボンの真ん中を高く上げ立ちはだかる波のうねりに突き進んで行け!
たとえ警察に通報されても意味ある人生を求めて明日 船を出せ!
バレンタインデーキッスOH!こんな萎えた時代だから
バレンタインデーキッス Oh!噛みつく力が欲しい
ヨーソロー 進路は東へ ヨーソロー夕陽が西に沈む前に
ヨーソロー 意味ある人生を ヨーソローただチョコ貰って帰って来ればいい

キャプテンオブザシップじゃねーか

今回の楓さんはヤバかった。きのこも負けない位ヤバかった

おつー

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