幼馴染「私ちゃんと男くんは切っても切れない仲だもんね」 (15)

幼馴染「へー、最近、男くんいじめられてるの!」

幼馴染「でもそれ、私ちゃんにはカンケーないよね?」

友「お前……白状な奴になったな」

幼馴染「だってあんなデブ遅かれ早かれ社会から抹殺されるだろうし、それなら早い方が本人にとっても幸せなのよきっと」

友「小学校のとき、お前がいじめられてるのを助けたの、あいつだったよな?」

幼馴染「そんな昔のことを引き合いに出して、何が言いたいのかなこの馬鹿は?」

幼馴染「そもそもそんなに気になるならあんたが助ければいいじゃないの? そこまで考えが及ばないほどポンコツなの?」

幼馴染「ひょっとして、私ちゃんに話しかけたくて、そんな難癖つけてきてるのかな?」

友「あいつら、おかしいんだよ……。俺がどんなにボコボコにしてやっても、また平然と男の奴に危害を加えに行きやがるんだ」

友「お前、中学入ってから不良に顔きくようになったんだろ。その辺の繋がりからなんとかしてやれねーかって……」

幼馴染「嫌に決まってんじゃん、なんであんな豚かばうのーって、私ちゃんがバカにされちゃうもん」

狐「コンコン!」

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