やすな「ごめん、今日は他の友達と約束があるんだ」
ソーニャ「お前に友達なんていたのか?」
やすな「ひ、ひどいよソーニャちゃん!私にも友達くらいいるよ!」
ソーニャ「ふ、ふーん。別に興味なんて無いけどな…」
やすな「それでね、今日はその人とクレープ食べに行くんだ!」
ソーニャ「あぁ、あの…
ち、ちなみにその友達ってのは…」
やすな「あ、もうこんな時間!待ち合わせに遅れちゃうからもう行くね!!」
ソーニャ「おい!まだ話は終わって…行ってしまった」
ソーニャ「それにしてもあいつの友達か…」
ソーニャ「あいつ結構とろいからな…変な奴にたかられてなきゃいいが」
ソーニャ「それか…もし男だったりしたら…」
ソーニャ「……ついて行ってみよう」
こんな感じで誰か
バッドエンドしか見えない
バッドエンドでも見たい
シットエンドが見たい
風邪ひいてるからはよ
ソーニャちゃんは僕とあのお城みたいなところいこっか
ソーニャ「何だ?やすなの奴、何もないとこに向かって話してるぞ?」
ソーニャ「クレープも一人で買って一人で食べてる…」
ソーニャ「まさかエア友か!?」
あぎり「そーなんですよー」
ソーニャ「わっ!?いつからいたんだよ」
あぎり「そうですねー、やすなさんがクレープを買う辺りからでしょうかー」
ソーニャ「お前はこの事を前から知っていたのか?」
あぎり「ええ、まあ」
ソーニャ「何だよ、歯切れが悪いな」
あぎり「…やすなさんが架空の友達を作り出したのはソーニャのせいですからねー」
ソーニャ「何だと!?」
あぎり「ソーニャはいつも懐いてくるやすなさんに暴力を振るったり、うっとうしくぞんざいに扱ったりしてますよね」
ソーニャ「それはあいつが…」
あぎり「やすなさんにそうした事をしていても、周囲は誰も気遣ったりはしません。何故ならやすなさんにそういう事をしている貴方を恐れていて、報復を恐れているからです」
ソーニャ「私はそんな事しない…」
あぎり「客観的事実ですよー」
ソーニャ「それで…」
あぎり「やすなさんには自分の事を優しく慰めてくれたりする存在が必要だったんです。でも、現実にはそんな子はいません」
ソーニャ「だから架空の友人を作ったってのかよ…」
あぎり「ええ、そうです」
ソーニャ「……」
そーにゃの?
あぎり「見て下さい。今のやすなさんの顔。とても安らかで楽しそうでしょう?」
ソーニャ「……」
あぎり「ソーニャと一緒にいるやすなさん、最近少し変じゃありませんか?」
ソーニャ「…別に」
あぎり「やすなさんが悪戯が好きなのも、みんなソーニャの気を引きたいからですよ。確かに私達は裏稼業の人間です。一般の人と仲良くなんて無理な話かもしれません。でも…」
ソーニャ「どうしろっていうんだよ…。最近は私の行動範囲だって敵にバレて学校にだって現れたりしてるんだぞ?あいつと仲良くして、それであいつが人質になんてなったりしたら…」
あぎり「私は知りませーん。それじゃあ私は用事があるのでー。バイバーイ」
ソーニャ「…クソ、好き放題言いやがって」
微妙
キルミーベイビーは死んだって言ってんだろ!
これはバッドエンドだな
やすな「あれ?ソーニャちゃん?おーい!」
ソーニャ(見つかった!?)
やすな「こんなとこでどしたの?」
ソーニャ「別に、ただフラフラしてだけだ」
やすな「もしかして寂しくて私を探してたんじゃないのー?」ニヤニヤ
ソーニャ「んなわけあるか!」
やすな「っ…」ビクッ
ソーニャ「あ、いや、怒ってるんじゃないぞ」
やすな「えぇ~、そうなの?いつもなら私を叩いてるとこじゃん」
ソーニャ「くっ…。そ、それよりお前の友達とやらはどうしたんだ?一緒に遊んでるんじゃなかったのか?」
やすな「あ、その子ならさっき別れたよ。もう家に帰ってる頃じゃないかな」
ソーニャ「そう…か…」
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続きはよ