杏「まったりだらだらする」 (22)

キャラ崩壊しててもスルー
正月過ぎたけど気にしない

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杏「んー、お正月っていいなぁ……」

杏「はー、みかんおいしい……もぐもぐ」

杏「よーし、ゲームしよっと」

杏「さーて、今日は神話を集めるかなぁ……いや、やっぱ釣りで……」


<ピンポーン ガチャ


柚「あけおめー」

杏「あけおめー」

柚「なに、新しいゲーム?」

杏「FFだよ」

柚「あー、オンラインだっけ?」

杏「そうそう、あー釣れないなぁ」

柚「ほどほどにしとかないとまたプロデューサーに怒られるよ」

杏「大丈夫大丈夫、お正月だしプロデューサーも休みでしょ」

<オーネガイー シーンデレラー♪

柚「プロデューサーから電話だけど」

杏「……めんどくさい……もしもし」

P『おお、杏、あけましておめでとう、今年もよろしくな』

杏「おめでとー、杏のことはほっといてもいいよ」

P『今年こそちゃんと仕事してもらうからなー』

杏「はいはい……で、なんか用なの?」

P『ああ、仕事の』

杏「おつかれー」ピッ

杏「ふぅ」

柚「なんか言ってた?」

杏「あけおめーだってさ」

柚「そっかー、アタシには連絡くれないのになぁ」

柚「楽しそうなことに最近呼んでくれないし」

<オーネガイー シーンデレラー♪

杏「面倒だし出てー」

柚「はいはい、もしもし?」

P『その声は柚か、お前そこで何してるんだ?」

柚「まぁいいじゃん、そんなことよりあけおめー」

P『ああ、おめでとう。で、杏はそこにいるのか?」

柚「FFで釣りしてるよ?」

P『あいつ……すまん柚、杏を事務所につれてきてくれないか?』

柚「杏サンがこうなったら動かないって」

P『だよなぁ……仕方ない、そっちに一人行かせるから頼むわ』

柚「前と一緒のパターンな気がするけど」

P『大丈夫、じゃあよろしくな』ピッ

杏「プロデューサー何て言ってたー?」

柚「迎えに行かせるから来いってさ」

杏「ふーん、まぁ杏は誰が来てもこっちに引き込むけどさ」

柚「だらだらだねぇ……」

杏「だらだら妖精の肩書は伊達じゃないよ」

柚「まぁアタシもだらだらしたいからここにいるんだけどね……あ、ミカンもらうよ」

杏「あい」


<ピンポーン

杏「だれー?」

加蓮「あけおめー」

柚「あけおめー、やっぱり加蓮サンか」

瑞樹「私もいるわよ?」

杏「あれ、川島さん?」

瑞樹「そ、あけましておめでと」

柚「おめでとー」

加蓮「私だけで行こうとしたらプロデューサーに止められてさ」

加蓮「「川島さんと一緒に行って杏を連れてきてくれ」って」

杏「なるほど……杏は逃げればいいんだね?」

瑞樹「いいわよ、お正月だしゆっくりしましょ」

柚「あれ?」

瑞樹「私もコタツ入ってミカン食べたかったのよねー……もぐもぐ」

杏「なんだか知らないけど安泰だ」

加蓮「あとでプロデューサーに怒られそうだけど」

瑞樹「大丈夫よ、私が代わりの子にメールしといたから」

杏「なんという……あなたが神か」

瑞樹「やぁね、そんなんじゃないわよ。ただまったりしたかっただけ」

柚「瑞樹サンもなんというか……」

加蓮「結構やる時はやるよね」

瑞樹「何か行った?」

柚「なにも」

瑞樹「ねぇねぇ杏ちゃん。お鍋しない?」

杏「あー、お鍋かー」

柚「正月にお鍋って珍しいよね」

加蓮「ま、いいんじゃない?私もお鍋食べたい」

瑞樹「よし、じゃあお買い物に行きましょうか」

杏「杏はここでごろごろしてるよー」

瑞樹「あら、飴買ってあげるわよ?」

杏「……し、しかたないなぁ」

柚「瑞樹サンって杏サンの使い方わかってるよね」

加蓮「さすがだね」

-そのころ、事務所-

P「川島さん遅いな……」

ありす「プロデューサー」

P「ん?どうしたありす」

ありす「……これ、瑞樹さんからのメールです」

P「なになに……杏ちゃんの代わりにありすちゃんを置いていくのでがんばって……!?」

ありす「お仕事ですよね?」

P「川島さんまで……」

-お買い物して帰宅-

杏「ああ、もうつかれた、うごけない、だめだ」

柚「体力ないね」

加蓮「私も人のこと言えないけどさ、もうちょっと体力つけたら?」

杏「ゲームさえできる体力があればそれでいい」

瑞樹「さ、ちょっと下ごしらえするから2人とも手伝って」

柚「はーい」

加蓮「はい」

杏「いってらー」

杏「あー……飴おいしぃ……」

杏「最近やってなかったし3DSでもやろっかな」

杏「なに刺さってたっけ……ああ、アイカツだっけ」

杏「なにしてたんだっけなー」

柚「あれ、それ久しぶりに見た」

杏「あれ、お鍋は?」

柚「加蓮サンと瑞樹サンでやってるから帰ってきた」

杏「そっかー」

柚「それ面白いしアタシ好きだな」

杏「アイドルゲームだしねー」

柚「アタシたちもアイドルだからなのか知らないけどさ、その中に出てくる子って眩しくて好きなんだよね」

杏「杏のゲームつくってくれないかな、題して杏といっしょ」

柚「何するゲームなの?」

杏「杏がごろごろしてるのを見てるだけのゲーム」

柚「絶対売れないよそれ」

杏「だめかね」

瑞樹「はい、おまたせー」

杏「おー、ありがたいことにもう綺麗に盛ってあるよ」

加蓮「鍋盛りって言うんだってさ。出来たときに綺麗に出来上がるんだって」

瑞樹「さて、コンロに火をっと」

杏「杏の家でまさか鍋食べるとは思わなかったよ」

加蓮「なにをいまさら」

柚「いいじゃん楽しくて」

杏「なにより川島さんと食べるなんてね」

瑞樹「たまにはいいでしょ?」

杏「そだね」

ナベ<グツグツ>

瑞樹「もういい感じかしらね」

加蓮「開けるよー」

ナベ<カニ>

杏「おお、いいねーカニ」

柚「冬の鍋って感じするよね」

瑞樹「さ、いただきましょうか」

イタダキマース

柚「んー、おいしい!」

加蓮「カニのだしがきいてておいしい……!」

杏「ふーふー……あちち……」

瑞樹「……ああ、あったまるわね」

杏「いいよねお鍋……もぐもぐ」

瑞樹「ありすちゃんにも今度作ってあげようかしら」

杏「なんでありす?」

瑞樹「杏ちゃんの代わりにプロデューサーに預けてきたのよ」

杏「……あとが怖そう」

瑞樹「まぁ、あっちはまかせてお鍋食べましょ」

杏「そうだね、お鍋食べよう」

杏「ごちそうさまでしたー」

柚「さまー」

加蓮「食べたねー」

柚「はー……カニなんて食べたのいつぶりだろ」

加蓮「私もぜんぜん食べてなかったなぁ」

瑞樹「時期外れると食べないものね」

杏「ああ、もう杏はこのままコタツと同化する」

瑞樹「こーら、食べてすぐ横になると駄目よ?」

杏「牛になってもいい」

瑞樹「牛もそうだけど、体に悪いんだからせめて座っておきなさいな」

杏「えぇ……面倒……」

瑞樹「プロデューサー呼ぶわよ?」

杏「座っておきます!」

柚「杏サンの使い方上手いなー」

加蓮「勉強になるよね」

杏「あんまりこんなの勉強してほしくないよ」

瑞樹「はー……ほんとにコタツから出たくないわ」

加蓮「私も」

柚「アタシも」

杏「杏も」

<オーネガイー シーンデレラー♪

杏「うわー……杏の携帯だよ……」

瑞樹「よ……っと、もしもし?プロデューサー?」

P『……川島さんなにしてるんですか』

瑞樹「え?みんなとまったりしてるわよ?」

P『川島さんだけは大丈夫だと思っていたのに……!』

瑞樹「まぁまぁいいじゃない、ありすちゃんは大丈夫?」

P『ええ、ありすは大丈夫……ってそうじゃなくて!』

瑞樹「あら、じゃあ何かしら」

P『杏を連れてきてくれってお願いしたじゃないですか!』

瑞樹「そうだったかしらね」

P『川島さん……』

瑞樹「まぁたまにはいいじゃない、ねぇ?」

P『……仕方ないですね、今から行きますんで』

瑞樹「あらそう、待ってるわね」ピッ

杏「なんて言ってた?」

瑞樹「今から来るってさ」

柚「あれ、前と同じパターンだね」

加蓮「デジャヴだね」

杏「やだなぁ……もっとまったりしてたい」

瑞樹「ほんとよねー」



<ガチャ

P「きたぞーって……」

瑞樹「あら、早かったのね」

柚「やほー」

加蓮「早いねプロデューサー」

P「……俺向かわせる人選間違えたのかなぁ」

加蓮「いまさら何言ってるの?」

P「よし、杏行くぞ!」

杏「杏はこたつと同化してコタツカメになってるので動けません」

P「バカなこと言ってないで行くぞー」

杏「やだーもっとまったりするんだー!」

P「ほら、今日はきらりのハピ粉キャンディあるから」

杏「えっ……どうしようかなぁ……」

柚「ハピ粉キャンディってなんだろ」

瑞樹「ちょっと気になるわよね」

加蓮「たぶん突っ込んだらダメなやつだとおもうよ」

P「ほら、どうする?」

杏「し、仕方ないなぁ……ちょっとだけだよ?」

柚「やっぱり飴に弱い杏サンなんだね」

瑞樹「あら、かわいくていいじゃない」

加蓮「だねー」

P「ほら、お前らもいくぞ」

「はーい」

杏「ハピ粉飴切れたからもう動かない帰る」

P「こいつまたか……っ!」

柚「いつものことだしもう驚かないよね」

加蓮「だねー」

瑞樹「あ、私が杏ちゃんの代わりに」

P「それいじょういけない」

短いけど終わり
読んでくれた人ありがとう

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