男「妹がノロにかかった……」(106)

男「おす。おはよう妹」

妹「うん……おはようお兄ちゃん」

男「……どうした?なんか顔色悪いな」

妹「うん……ちょっと具合悪くて」

男「大丈夫か?今日は学校休むか?」

妹「ううん……行く」

はよ

ノロロアゾロ

男「じゃあ今日は俺が朝飯作ろうか?」

妹「いい……お兄ちゃんはテレビ観てて」

男「でもなぁ……ふらふらだぞ?」

妹「いいの……これは私の仕事」

男「んー……ならまぁ任せるけど辛かったらすぐ言えよ?」

妹「うん……」

男「お……俺占い一位だ」

妹「なんて?」

男「『気になる異性の可愛い姿を見れちゃうかも!』だってさ」

妹「お兄ちゃん好きな子いるの?」

男「んー……まぁ……」

妹「…………そっか」

支援

男「あちゃーお前最下位だ」

妹「げ……なんて?」

男「『体調を崩してダウン!自己管理を徹底しましょう』だってさ」

妹「やるじゃん」

男「そんなあなたのラッキーメニューはホルモン焼き!」

妹「食えるか」

妹「できたよー……」

男「お、うまそう」

妹「ウインナーの賞味期限が近づいていたのでたくさん焼きました」

男「……お前一本しか無いじゃん」

妹「ちょっと食欲無くて……」

男「こんなに食えるかな……いただきまーす」

妹「召し上がれ」

はよ

男「あ、牛乳飲みたい。妹も飲む?」

妹「んー……じゃあちょうだい」

男「らじゃ」

妹「……」

男「ほれ牛乳……本当に体調悪そうだぞ?大丈夫か?」

妹「……多分」

学校でノロの症状でたら死ねるな
ゲロぶちまけるしうんこ漏らすし

しえしえ

パンツ脱いだ

男「ふぅー……多かった……ごちそうさまでした」

妹「お粗末様でした……」

男「……全然箸が進んでないな」

妹「うん……」

男「ま、無理して食べんな。食欲無いならやめとけ」

妹「うん……そうする」

妹「……ちょっと横になるね。今何時?」

男「6時45分」

妹「ならもうちょっと大丈夫……」

男「ん、じゃあちょっと横になっとけ。テレビ消すか?」

妹「ううん……つけといて」

男「わかった」

男「お……綾部が謝罪してる」

妹「本当だ……何したの?」

男「えーと……ざっくり言うと、詐欺サイトのサクラだ」

妹「許せないね。これで干されればいいのに」

男「キツいこと言うな。俺結構こいつ好きなんだけど」

妹「私嫌い」

男「小森純は?」

妹「嫌い」

男「ほしのあきは?」

妹「好き」

男「そうか」

支援

妹「……」

男「……」

妹「う……」

男「大丈夫か?」

妹「う、うん……」

男「……本当に?」

妹「……ちょっとマズイかも」

綾部ってとくに面白くもないのに出てくるよね、なんか小汚い何かが回ってるんかな?

はよ♪

妹「…………!」バッ

男「! どうした?」

妹「…………」ダッ

男「トイレか!?大丈夫なのか!?」

妹「うっ…………」

妹「うぐっ…………」ゲロゲロゲロ

男「うわっ!」

ご馳走だ!

ふぅ…

えっ?

妹「ご、ごめ……!間に合わなかっ……!」

妹「ぐっ…………」ゲロゲロビチャビチャ

男「わー!喋らなくていいから!とにかく出しちまえ!!」

妹「ご……ごめんなさ……」

妹「っ…………!」ビチャビチャ

男「おーおー……朝飯ほとんど食ってないのに出るわ出るわ……」

妹「み、見ないで……!」ゲロゲロ

>>22
今日うちのバイト先に撒き散らしたバカがいるけど食うか?
吐いたのは20代の男だけどな

あー、これは移るでぇ

やっぱもしもしのレスは頭悪いな

はよ

妹「むぐっ…………」オロロロロ

男「…………」ゾクッ

妹「はぁ……はぁ……」

男「…………」ゾクゾクッ

妹「ご……ごめんお兄ちゃん……すぐ片付けるから……」

男「い、いいから!風呂場で手と足を洗って口濯いでこい!」

妹「で、でも……」

男「いいから!ついでに制服も着替えてこい。今日は学校は休みだ」

妹「……うん。ごめんね」

男「さーて……とりあえずバケツとティッシュと……」

男「……これなぁ」

男「……時期が時期だし……ノロかなぁ」

男「しかし……」

男「朝の占いはこういうことだったのか……」

妹「……ありがとう。私も手伝うよ」

男「いいから。お前はソファーで寝てろ」

妹「……ごめんね」

男「気にすんな。俺も楽しんでやってる」

妹「は?」

男「何でもない。しかし見事に白色だ」

妹「ちょ、ちょっと……まじまじと見ないでよ……」

男「あ、ウインナー発見」

妹「やめて!」

見てるで

男「さて……拭き終わったが……」

男「これがノロだとすると……」

男「妹。ハイターってどこにあったっけ?」

妹「ん……?多分……洗面所の戸棚」

男「サンキュー」

妹「……やっぱりノロかな?」

男「可能性は高いな……消毒はやっとくべきだな」

男「これを薄めて……とりゃ!」

男「死ねぇ!!ノロウイルス共!!」

妹「……楽しそうだね」

男「あんまし楽しくない」

妹「……そりゃそうだよね。それよりお兄ちゃん」

男「ん?」

妹「悪いんだけどお風呂場から洗面器持ってきてくれない?」

男「……また吐きそう?」

妹「……多分」

男「よっしゃ、すぐ持ってきてやる。待ってろ」

妹「うん……」

はよ

男「ほい、洗面器」

妹「ありがとう……」

男「礼とかいいから……。さて、とりあえずは大体片付いたな」

妹「ありがとう……」

男「いいっつってんだろ。それより妹、寒くないか?」

妹「ん……少し」

男「部屋のベッドで休んだらどうだ?」

妹「……いい。ここにいる」

男「なんだ。寂しいのか?」

妹「……うん」

男「え!?……えらい素直だな」

妹「……うっさい」

男「弱ってんだな……じゃあお前の部屋から布団取ってくるぞ?」

妹「……お願い」

ほう

>>26
バカは酷いぞ

はよはよ

ノロはやってるから気をつけないとな

はよう

男「久しぶりだな……妹の部屋」

男「……ドキドキするぜぃ」ワクワク

男「家捜ししたいけど俺は人並みの倫理観を持ち合わせてるのでそれはしないぜ」

男「さっさと布団を……お」

男「……一昨年の家族旅行の写真だ……俺とツーショットの」

男「……こんなもの飾っちゃって、可愛い奴だな」

男「……さ!布団布団!」

男「さ、持ってきたぞ」

妹「……ありがとう」

男「ペナルティー3だ。おらっ!」バサッ

妹「うわっ……」フワッ

妹「……人に布団バサッてやってもらうの久しぶりだ」

男「これ気持ちいいんだよな」

妹「……私が治ったらしてあげるね」

男「お、頼むよ」

お前らもノロ気を付けろよ
消毒剤で即死だからなドアノブ、キーボードとかは消毒必須だぞ

男「んじゃ、熱測ってみるか」

妹「ん……」

男「……布団に潜らなくてもいいのに」

妹「……妹の胸チラが見たいの?」

男「なかなかに」

妹「死ね」







妹「……」ピピッ

男「お、どんだけ?」

妹「……7度6分」

男「んー……ちょっとあるなぁ」

はよ

男「じゃ、病院行きますか」

妹「……でも私歩く気力無い」

男「俺が送ってやるに決まってんだろ。馬鹿か」

妹「……お兄ちゃん学校は?」

男「今日は休むよ」

妹「……単位は大丈夫なの?」

男「お前より大事な単位なんて無いよ」

妹「……急に寒気がきた」

妹「じゃあちょっと待って着替えてく……っ!」バッ

妹「うぐぅっ…………!」ゲロロロロ

男「……可愛い」ボソッ

妹「うっ……はぁ……はぁ……」

男「……」スッ

妹「うわぁ!?何すんの!?」

男「いや……急に涙を拭いたくなって」

はよ

男「じゃあお前は口濯ぎがてら着替えてこい」

妹「うん……」

男「俺はこれトイレに捨てて来るから」

妹「うん……お願い」





男「……舐めちゃマズイよな、さすがに」

男「……今ちょっと自分に引いた。さよならゲロ共よ」バチャバチャ

…ゴクリ

男「目一杯暖かくした?」

妹「うん」

男「ゲロ袋持った?」

妹「うん」

男「じゃ、行きますか!」

妹「うん……」

男「……音楽聴きたい?」

妹「……じゃあちっちゃくスピッツかけて」

男「了解。シート倒してろよ」

妹「うん……」

男「やわらかなーこころーをもったー」

妹「お兄ちゃん歌わないで」

男「はいすいません」

妹「……ノロってどういう風に感染するんだっけ」

男「主に経口感染だな」

妹「……ごめん、お兄ちゃんに朝御飯作ってもらえばよかったね」

男「過ぎたことは気にすんな!発症したときはそのときだ!」

妹「……うん。ごめん」

男「だからいいってのに」

男「ほれ。着いたぞ」

妹「うん……」




男「お、ラッキー。空いてる」

妹「ごめん……ちょっとトイレ」

男「上の方?下の方?」

妹「セクハラ兄貴死ね!!」

男「走んなよー」

妹「……ただいま」

男「おかえり。結局どっちだったのさ?」

妹「まだ言うか……両方だよ」

男「やっぱ水だった?」

妹「うん……特にゲロの方はそのまま水として飲めそうな透明度だった……」

男「持ってきてくれれば飲んだのに」

妹「えっ……」

男「引くな引くな。ジョークだ」

見てるで

男「お、順番だ。じゃあ行ってこい」

妹「うん……」






男「……ここって男の医者だっけ」

男「くそぉ……ちゃんと調べとけばよかった……」

男「……俺医者になろうかな」

男「……もう遅いか」

Shien

男「お、おかえり。どうだった?」

妹「多分ノロだろうってさ……薬飲んでしばらく安静にしてろって」

男「ん、じゃあちゃっちゃと帰って安静にするか」

妹「うん」

男「じゃ、家に向かってしゅっぱーつ!」

妹「…………おー」

男「しんどそうだな」

妹「ならやらすな」

支援

男「……あ、そうだ」

妹「何?」

男「アクエリいるだろ。ちょっとそこのスーパー行ってくるからなんか欲しいもんあるか?」

妹「……食欲無い」

男「それでも食欲出てきたときに食べるものはいるだろ?」

妹「……じゃありんごとゼリー」

男「ん、かしこまりました」

──
───
────

男「ただいま……お、またやったか」

妹「ちょっとジロジロ見ないでったら……」

男「……見事に透明だなぁ」

妹「やめて」

男「んじゃ、今度こそ家に向かってしゅっぱーつ!」

妹「…………おー」

男「ありがとうございました」

妹「どういたしまして」

男「さ、着いたぞ」

妹「危なかった……スーパー袋がもう無かった……」

男「俺もひやひやしたよ」





男「ん、じゃあ今日はこうして安静にしてろ」

妹「うん……」

男「なんかDVDでも観るか?」

はよ

妹「いい……」

男「なんならTSUTAYAで借りてきてやってもいいぞ?」

妹「いい……ここにいて……」

男「ん、そっか」

妹「あ……」

男「何?」

妹「……ここでゲームしてくれない?」

男「ん?いいけどお前大丈夫か?」

妹「平気。持ってきて」

男「うーん……わかったよ」

──
───
────

男「んーと……三色ケーブルはどこに差すんだっけ……あった」

妹「ps2なんて持ってきて何やるの?」

男「バイオ4」

妹「お、いいねぇ」

男「今日はプロフェッショナルモードをやります!」

妹「頑張ってね」

──
───
────

男「うはぁ……まさか最初の家で死ぬとは……」

妹「お兄ちゃん下手くそ……」

男「ちょっと鈍ってただけだ!次は余裕だ」

妹「しかし必ず手前で止まってくれるんだね」

男「全力で殺しに来られたらゲームにならない」

妹「そりゃそうだ」

私怨

──
───
────

男「ようやくアシュリーに会えた」

妹「この子が大統領の娘?」

男「そう」

妹「くそぅ……おっぱい大きいな」

男「デジャブを覚える」

妹「大統領の娘で顔もスタイルも良いって……この勝ち組が!」

男「お前もなかなかのもんだぞ」

妹「え!?ホント!?」

男「おぉ……今度は怒られなかった」

こんな妹が欲しいです

──
───
────

男「ほら、ルイスもお前と同じこと言ってんぞ」

男「妹……?」

男「……寝たか」

男「さ、サンドイッチのハムにならないように頑張るか!」

──
───
────

妹「……ん」

男「お、起きたか」

妹「……今何時?」

男「んーと、ちょうど七時」

妹「うげぇ……寝過ぎた」

男「いいんだよ。病気のときは寝ろ寝ろ」

妹「せっかく一緒に…………」ボソッ

男「ん?」

マジレスするとノロなら飯食うな

妹「……喉渇いた」

男「はいよー」



男「ほい、アクエリ。ちゃんと出した分補給しとけ」

妹「……ギリセクハラ?」

男「ハラスメントってのは、受け手がどう感じるかだ。お前は嫌だと感じたか?」

妹「いや別に」

男「なら俺は無罪だ」

妹「じゃあお兄ちゃん相手にハラスメントはあり得ないんだ」

男「ホント?」

妹「調子に乗るなよ」

男「調子はどうだ?」

妹「……結構良い」

男「ん、それは良かった。飯食う?おかゆでも作ってやるよ?」

妹「……それはいい。擦りリンゴ作って」

男「そうか。任せろ!」

妹「ハチミツ混ぜて」

男「はいよ」

男「……どう?」

妹「ん、おいしい」

男「まぁリンゴおろしてハチミツ混ぜただけだしな」

妹「お兄ちゃんご飯は?」

男「さっきコンビニ行って飯買ってきた。これ食うよ」

妹「私を一人にしたの?」

男「え、いや寝てたし」

妹「私を一人にしたの?」

男「え、えと」

妹「私を一人にしたの?」

男「……はい」

しえん

男「ん……じゃあ軽くシャワーでも浴びてくる?」

妹「そうだね……じゃあサッと汗流してくる」

男「うん。俺はその間に飯食ってるよ」

妹「覗かないでよ?」

男「覗かないよ」





男「……覗こうかな」

ゲロローションセックス期待

妹「ふー……すっきりした!」

男「ん、じゃあ次は俺が入ってくるかな」

妹「うん。ゼリー食べて待ってる」

男「……なんかもう割りと絶好調だな」

妹「丈夫が取り柄ですから!」

男「それは何より」

男「ふぅーさっぱりした!」

妹「おかえりー」

男「さぁー……お前はそろそろ寝るか」

妹「えぇー?まだ9時前だよ?」

男「アクエリ飲んで、今日はゆっくり寝ろ」

妹「まだ寝れない……」

支援

妹「……お兄ちゃん」

男「ん?」

妹「今日は……その……」

男「何だよ」

妹「一緒に……寝よ?」

男「はぁ!?いいの!?」

妹「きょ、今日だけ!寝れないから隣で話しよう!」

男「はぁ……まぁじゃあ俺の部屋から布団持ってくるよ」

男「いやっほおおおい!ドキドキするぜぇ!!」

男「つーか俺が寝れるだろうか……」





妹「なんか楽しくなってきた!」

男「興奮するな。じゃ、電気消すぞー」パチッ

妹「……」

男「……」

妹「……二人で寝るのっていつ以来だろう」

男「家族旅行を除けば……部屋が別れるとき以来か」

妹「小学生のとき以来か……久しぶりだね」

男「そうだな……」

妹「……」

男「……」

妹「ねぇ……」

男「ん?」

妹「お兄ちゃんにとって私ってどういう存在?」

男「………………可愛い妹?」

妹「そっか……」






妹「私はね……」

妹「私にとってのお兄ちゃんはね……」

男「……」

はよ

妹「……なんてね!言うわけないだろ!!」

男「え!?言ってくれよ!!」

妹「いやー病気は怖い!!うっかり口走っちゃいそうになっちゃったもん!」

男「いやすでに結構ヒントもらってるけどな!!」

妹「忘れて!忘れろ!!もう寝る!!おやすみ!!」

男「お、おう……おやすみ……」




男「……」

──
───
────

妹「……おはよう、お兄ちゃん」

男「!」バッ

妹「お兄ちゃん!?」

男「……」ダダダダダ…

妹「ちょっとどこ行くのさ!?」

男「うげええええ!!」ゲロロロロロ

妹「ちょっとお兄ちゃん!?大丈夫!?」ドンドン

男「ちょ……ちょっと待っ……おげえええええ!!!」オロロロロロ

妹「あー……うつっちゃったか……」

男「…………!」ゲロゲロビチャビチャ



男「はぁ……はぁ……口濯いでくる」

妹「大変だねぇ……」

妹「さ!ここに寝なさい!」

男「言われなくてもそうするよ……お前元気だな」

妹「私は完全回復!!それっ!!」バサッ

男「おおお……」フワッ

妹「昨日の宣言通り!バサッとやらせていただきました!」

男「……いいもんだな、これ」

さるよけ

妹「さ、今日は私が看病してあげるからね!」

男「わかったからもうちょっと小さい声で頼む……」

妹「あ、今日私一位だ……」




『気になる異性に急接近!?精一杯尽くしてあげるといいでしょう』




妹「ふふふふふ……」

妹「よーし!頑張っちゃおっかな!りんごおろす?ゼリー食べる!?」

男「頼むから……もうちょっと静かに……」


fin

は?

え?

ん?

11頃に飯食う前にオナニーしたの思い出した

兄がゲロでゾクゾクするフラグとは何だったのか

なかなか良作
妹可愛いな

1日で治るもんなの?

>>1はノロの辛さを知らない
こんなもんじゃない

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