森様「私達付き合ってみない?」(478)

勇太「い、いきなりなんだよ…」

森様「いやーね、本気にしないでよ フリに決まってるでしょ フ リ」

勇太「フリって一体何のために?」

森様「それはもちろん小鳥遊さんの反応を見るためよ!」

勇太「? 俺たちが付き合ってなんかあるのか?」

森様「あんた本気で言ってんの?」

勇太「?」

森様「はぁ…まさかあんたも気づいてないとは…」

森様「小鳥遊さんはあんたのことが好きなのよ!」

勇太「ハァ~~!!??ないないないないそれだけは……」

勇太(そんな…あの六花に限ってまさか…でも最近顔も合わせないのはそういうこと!?)

森様「思い当たる節があるんでしょ?」

勇太「ま、まぁ…ありえなくは……ないかもしれん」

森様「だ~か~ら~私達が付き合ってるフリをして気づかせてあげるのよ!」

森様「うかうかしてると他の女子に取られちゃうぞ!ってね」

森様(本当はあの中二病の小鳥遊さんがどんな風に嫉妬するか見てみたいだけなんだけどね)

俺(俺も見たい あとはまかせた)

                   ,_‐ァ=-、
                 /7゙ /  `jハ
                 广⌒'ー く|│ は、はやく書くDEATH…
               /       } |       
               /       ,ム  | |     
             ∠二二.   / l: | |      
             /┼┼┼\ |  |: | `ー─=ミ
        ___l ┼┼┼┼∨  L._lう ̄ ̄`ヽ ヽ
        ( r─‐ヒ土士士士.」:::::::::::::::::    ノ 丿
        )'^ス  'ーr┴rャー‐く::::::::::::::     ( __(      
         ∨ノ  /_  }:::Y___j::::::::      ('⌒')
                /  >'::::::{ │:::         ̄
          r‐' /  ::::゙__ j:::

         ::ノ ノ    :::{ }:

         .:{/      :} }
                    ー'

勇太「ちなみに付き合うって例えばなにするんだよ?」

森様「そ~ね~まずは一緒に登校、下校ね、もちろん手を繋いでよ!」

勇太「お前それって…他の奴に誤解されるじゃないか」

森様「じゃなきゃ意味がないじゃない、それと~お昼も一緒ね」

勇太「というか丹生谷はいいのかよ 俺とフリとはいえ付き合うなんて」

勇太「噂だって流れるだろうし、後々面倒だぞ多分」

森様「いいわよ別に 冨樫くんなら部活も一緒だし自然でしょ?」

勇太(丹生谷チア部やめてからなんか開き直ってるな・・・)

ごめんやっぱ無理だ
済まぬ…済まぬ・・・・・・

済みません

森様「それじゃ今日の放課後からやるからね」

勇太「ほ、本気なのか・・・」

森様「当たり前でしょ!こんな可愛い女の子と付き合えるんだから喜びなさいよ!」

勇太「自分で言うかそれを・・・」

森様「なによ 元中二病はダメで現役中二病はいいって言うの!?」

勇太「はいすいませんでした。丹生谷さんは可愛いです素敵な人です」

森様「わかればいいのよ わかれば」

森様「じゃ、後でね冨樫くん」

~放課後~

一色「あの二人来るの遅いな」

くみん「部には来るって言ってたんでしょー?」

一色「は、はい!少し遅れてから行くと・・・」

くみん「それじゃ~昼寝でもして待とうか~zzz」

一色「くみん先輩、俺も枕貸しt」ガラッ

森様「ごっめ~ん 遅くなったわ」 勇太「待たせて悪い」

凸守「やっと来たデスね、ニセサマー!」

六花「二人共遅い、今日は大事な会議の日だというのに」

一色「それで二人して一体なにをしてたんだ?」

凸守「一体どんな悪事を考えていたんデスか?ニセサマー!DFM!」

森様「ニセサマ言うなっ!それに悪事じゃないわよ!」

森様「ゴホン えー今日は皆様に重大発表があります」

くみん「改まってどうしたの~?」

森様「わたくし丹生谷森夏と冨樫勇太君は……」

森様「恋人になりましたー!!」ダキッ

ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i

六花(えっ)

一色「なん・・・だと・・・」

凸守「ニセサマーとDFMが恋人・・・?」

くみん「わぁ~おめでただね~どっちから告白したの~?やっぱり冨樫くん?」

勇太「えっと・・・それは・・・」

森様「私からです!」

一色「どういうことだよ勇太アアアアアアアアア説明しろおおおおおおお」

森様「説明も何も私から!冨樫くんに!付き合ってくださいって告白したのよ!!」

くみん「おーアツアツだね~」

凸守「恋愛などというものにうつつを抜かすとは地に落ちたデスねニセサマー!」

森様「ガキのあんたにはわからないのよ それにこの世界は 愛 がすべてだしね!」

一色「あんなに悶えてたのに開き直ってやがる!?」

六花「勇太・・・ほんと・・・・・・?」

勇太「あ・・・あぁ・・・ホントだ、丹生谷と付き合う」

六花「私と勇太は邪王真眼によって契約してる・・・これは重大な契約違反」

勇太「でもそれは中二病設定的なものだろ?」

六花(そんな・・・どうしよう・・・嫌だ・・・勇太が・・・・・・・)

六花「え・・・えっと今ならまだ間に合う・・・今すぐ取り消せば邪王真眼による裁きを回避できる!」

勇太「裁きって・・・お前なぁ・・・・・・」

森様「冗談でこんなこと言うわけないでしょ 大体小鳥遊さんは冨樫くんと付き合ってたわけじゃないんでしょ?」ニヤニヤ

六花「ぐっ・・・それは・・・」

六花「は・・・爆ぜろリアル・・・・・・」

森様「?」

六花「弾けろシナプス・・・・・・バニッシュメント!ディスワァアアアアルド!!」シュバッ

六花「フッフッフ、モリサマーなんかに魅了されるとは見損なったぞDFM!」

勇太「まるで惑わされてるみたいな言い方だな(実際そうだけど)」

森様「モリサマーなんか?」

六花「うっ・・・さすがに2対1では分が悪い・・・ここは一旦引く 戦略的撤退だ」ダッ

一色(逃げたな) くみん(逃げちゃった) 凸守(私がいるというのにどうしてデスかマスター!)

勇太「まさか泣きながら逃げるとは・・・」

森様「ほらね、やっぱり好きなのよ冨樫くんのこと」

くみん「それにしても意外だな~もりさまちゃんが告白するなんて」

一色「勇太どういうことだよ!前は否定してたくせに!」

勇太「あ、あぁそれはだな、実は丹生谷がンg」

森様「実は前々から私冨樫くんのことが気になってたのよ!」

森様「やっぱりー私の過去のこと知ってて受け入れてくれる男子って冨樫くんくらいでしょ?」

一色「まー確かに・・・俺もイメージ崩されたしな」

森様「あんたはどうでもいい」

森様「だから一緒にいて楽・・・じゃなくて落ち着ける冨樫くんがいいなって」

森様「それに優しいしね!」

くみん「たしかにー冨樫くん優しいよね~私も好きだよー」

一色「勇太・・・おまええええええええ」

凸守「はて・・・DFMはニセサマーに優しくしていたデスか?」

森様「中房は黙ってなさい」

勇太(おい丹生谷!なにするんだよ!?)

森様(あんたこそなんでいきなりネタバラシしようとしてるのよ!)

勇太(なんでって・・・もうフリをする必要はないだろ?)

森様(まだ早いわよ!これからでしょ)

勇太(まだ早いって・・・六花泣いてたし・・・・・・)

森様(これだけじゃまだダメよ、小鳥遊さんが冨樫くんに直接思いを伝えるまではね)

くみん「それにしても六花ちゃん大丈夫かな~?」

一色「やっぱりあの反応はそうですよねぇ・・・」

凸守「なにがデスか?」

森様「だからお子ちゃまのあんたにはまだ早いわよー」

凸守「誰がお子ちゃまデスか!貴様らなんぞマスターがいなくても私一人で・・・」ブンブン

勇太「ハイ、そこまで。六花がいないんじゃ会議もできないし今日は終わりだな」

一色「勇太おまえどうするんだ?」

勇太「まぁ・・・なんとかするよ、このあと六花の家に行ってみる」

森様「ふーん、彼女がいるのに他の女の家に行くんだー?」

勇太「お前はそうやって話をややこしく・・・」ブツブツ

森様「なにか言った?」ニコッ

勇太「なんでもないです」

森様「というか私も行くわ」

勇太「えっ」

くみん「修羅場だね~」 一色「修羅場ですね・・・」 凸守「シュラバーは強力なけっ」

勇太「ど、どうしてだよ!?」

森様「やっぱり二人でちゃんと説明した方がいいと思うの」

勇太「説明ってお前なぁ・・・これフリだろ?」コソコソ

森様「グスッ・・・やっぱり冨樫くんは小鳥遊さんの方が好きなの!?あんなに勇気だして告白したのに・・・」

くみん「冨樫くん恋人泣かせちゃダメだよ~」

一色「そうだぞ勇太!男なら一度決めたことはちゃんとハッキリしろ!確かに小鳥遊さんが可哀想なのはわかるが・・・」

勇太(ん?え?俺、悪者にされてる?)

凸守「話についていけないデス!」

森様「六花にはちゃんとケジメをつけるからって言ってくれたのにぃ~」シクシク

勇太「わ、わかったよ、一緒に帰るぞにぶ・・・」

森様「」ギロッ

勇太「し・・・森夏」

森様「は~い」パアァ

くみん「羨ましいなぁ~」

一色(俺もいつかくみん先輩と・・・!)

凸守「なんだか気持ち悪いデス」

~帰り道~

勇太「で、どういうことだよ丹生谷」

森様「なにがー?」

勇太「なにがってあれじゃ本当に俺達付き合ってるみたいじゃないか・・・」

森様「私と付き合うのそんなに嫌?」

勇太「い、嫌じゃないけど・・・これじゃh」

森様「私はいいけどな~冨樫くんとほんとの恋人になるの・・・」

勇太「え」

 /   , ,ィ ハ i、 、     !   /''⌒ヽ-─‐- 、     、ー'´         \ .イ   , ,ィ ハ i 、 .   |
 /イ  ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 |   ゝ ,、.___,  \  >       ,       !  | ,ィ/l/ l/ uハlヽトiヽ. |
  イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ│  「 ./       u \  |  ≧  , ,ィ/ハヽ\   |   |/゙>r;ヘ '-‐ァr;j<`K
  r、H   ┴'rj h ‘┴ }'|ト、  |./        ヽ |  1 イ/./ ! lvヾ,.ゞ、 ! .ry   ┴ 〉   └'‐ :|rリ
  !t||u`ー-‐ベ!` ` ー-‐' ルリ r|´゙>n-、ヽ-rj='^vヽ _レ「゙f.:jヽ ーT'f.:j'7`h |t|.   ヾi丶     u レ'
  ヾl.     fニニニヽ  u/‐'  :|r|  ー "j `ー ′ h゙リ {t|!v ̄" }  ` ̄  !リ ヾl u  iニニニヽ   /|   ……え?
    ト、  ヽ.   ノ u,イl.    ヾ! v  ヾ__ v イ‐' ヾl   ヾ_  v ./'    ト、  、__丿u ,イ ト、
   ,.| : \  `ニ´ / ; ト、    ト.、u L_ フ , ' |.    ト、u ヾー `> /.|.   ,| ::\     / ; / \
-‐''7 {' ::   ` ー '  ,; ゝ:l`ー- ⊥:`ヽ. __ / ,' |    | :\   ̄ /,' ト、_ /〈 ::  ` ー '   ,'/   「
  /  \ ::       , '/  :|     `'''ー- 、 , ' '>-,、.._ノ ::  `ー '   /,.イ   \::     /      |
 /     \    /     |        | ヽ-‐'´ _,.ヘ<  _::   _,. イ/ |     ,.へ、 /´\       |

済まぬ・・・最初の頃の予定より大分ズレてしまい・・・
これで・・・
 ヽ | | | |/
 三 す 三    /\___/\
 三 ま 三  / / ,、 \ :: \

 三 ぬ 三.  | (●), 、(●)、 |    ヽ | | | |/
 /| | | |ヽ . |  | |ノ(、_, )ヽ| | :: |    三 す 三
        |  | |〃-==‐ヽ| | .::::|    三 ま 三
        \ | | `ニニ´. | |::/    三 ぬ 三

        /`ー‐--‐‐―´´\    /| | | |ヽ

        -‐  ニニ ‐- 、
    ,-、/  / /    、  `く
.   / .|-‐ /  / //  |ハ   ',
   /  ト、 _l '´ |./´イ/  lト、 ヽ ハ
.   l  /  l   /    _,    ,.. レ||
  |  |{  |   |   ´       ||
  l  ∧ ,-、   トン''テミ    x=v ハ|  
  | ,' Y⌒∨ { ( リ   イリ '/ /l|  いいから続けろdeath
  / '   ヽニ、`ヽゝ `    , `  lノ
. / /     }\    )~   ノ  ___________
// /  __ .ノ    、.    .ィ'j゙~~| | |             |
__/          \  |__| | |             |
| | /   ,              \n||  | |             |
| | /   /  ・    ・  r  ( こ) | |             |
| | | ⌒ ーnnn        |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二  _|_|__|_

森様「冨樫くんはやっぱり小鳥遊さんじゃなきゃダメ?」

勇太「六花とは別に、そういう関係じゃないし・・・」

森様「そっか。いつも一緒だからてっきり・・・」

勇太「てっきり?」

森様「なんでもな~い」

勇太「・・・でも、嬉しいよ」

森様「え?」

勇太「丹生谷が俺とほんとの恋人になるのもいいって、言ってくれて・・・」

森様「あ、あれは!その・・・!」

勇太「ありがとな」

森様「・・・ねえ、冨樫くん」

勇太「ん?」

森様「恋人って作りたいと思わない?」

勇太「そうだな・・・出来れば欲しいかな・・・」

森様「好みのタイプとかは?」

勇太「おいおいそんなこと聞いて・・・」

森様「いいから答えて!はい!」

勇太「え、えーと・・・」

1 小柄で世話のかかる女の子かな
2 スタイルが良くてよく気が利く女の子かな

>>100

1

森様「小柄で世話のかかる女の子・・・って、小鳥遊さんのことじゃない!」

勇太「まあ、なんていうかほっとけなくて・・・」

森様「ふーん・・・じゃあ小鳥遊さんと付き合いたいんだ・・・良かったじゃない、相思相愛で」

勇太「いや、それは違・・・」

森様「小鳥遊さんの誤解を解いたらちゃんと告白すんのよ。そうでなきゃわたしが体を張った意味が・・・」

勇太「ちょっと待って!聞いてくれ丹生谷!」

森様「な、なによ・・・」

勇太「好みのタイプとか関係なく・・・俺は丹生谷のことがずっと好きだったんだ」

森様「え、ちょっ、な・・・!」

勇太「ずっと言いたかった・・・俺、お前のことが好きだから!」

森様「・・・そう、アンタがわたしのことをねえ・・・ふーん」

勇太「・・・」

森様「で?」

勇太「え?」

森様「続きはないの?」

勇太「え、あ~、うん?」

森様「はぁ・・・」

勇太「ごめん・・・」

森様「まあ、いいわ。じゃ、お付き合いしましょ、私たち」

勇太「え、いいのか?」

森様「なによ、意外そうな顔しちゃって・・・」

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

勇太「OKもらえるなんて思わなくて・・・」

森様「わたしだって冨樫くんのこと・・・前からいいなって、思ってたんだから・・・」

勇太「丹生谷・・・」

森様「嘘じゃないんだからね!本当なんだから!」

勇太「嬉しいよ、丹生谷」

森様「名前で呼んでよ、勇太くん」

勇太「じゃあ、森夏・・・」

森様「うん」

勇太「これからよろしくな」

森様「こちらこそ、よろしくね」

勇太「そういえば、六花のところに行く途中だったんだよな?俺たちって・・・」

森様「恋人同士はもう誤解じゃなくなったし・・・行かなくてもいいんじゃない?」

勇太「そうだな。じゃあ帰るか・・・」

森様「うん。あ、そうだ!はい」

勇太「ん?」

森様「手つなご?」

勇太「い、いいのか?」

森様「恋人だったら普通でしょ。ほら」

勇太「(おお、森夏の手柔らかい・・・)」

森様「なんだか楽しいね♪」

勇太「ああ」



六花「(勇太・・・)」

なんだ烈火の炎じゃないのか

>>1に遠く及ばない表現力なんでやめるわ
ほなな

一応ほ

森様「冨樫君の家に来るのこれで2回目だね~」

勇太「(なんだかんだ家に来るはめになってしまった)」

勇太「初めて来た時ホントは結構舞い上がってたんだぜ?」

森様「冨樫君すごい緊張してたもんね~」

森様「『きょ・・・今日夜まで誰もいないから!』っていくらなんでも気が早すぎよ」

勇太「ぐっ・・・あの時の俺は森夏の本性知らなかったからな・・・」

森様「やっぱり・・・ショックだった・・・?」

勇太「いや、むしろ俺と一緒の境遇なんだなって親近感湧いたよ 高嶺の花って感じだったし」

森様「完璧だったでしょ?私の演技」

勇太「見事に騙されたよ、あれはどんな男も騙される」

森様「冨樫くん以外の男は騙せても意味ないかな~ ま、もう騙すことないけど!」

勇太「ハハこれも演技だったら立ち直れないよ・・・ってあれ?鍵閉まってるし、母さん出かけてるのか?」ガチャガチャ

森様「富樫くんまさか・・・」

勇太「違う!今日は本当に違う!仕方ない鍵鍵っと・・・」



六花「勇太!!!」

勇太&森様「」ビクッ

六花「ハァハァ……」

勇太「六花・・・」

森様「小鳥遊さん本当にごめんなさい、私達本気で付き合うことにしたから・・・」

森様「小鳥遊さんに何も言わずに抜け駆けしちゃって・・・」

六花「・・・・・・・・もういい丹生谷・・・それより勇太」

勇太「なんだ?」

六花「丹生谷のこと本気で・・・・・・契約者である私よりも!!!好きなの!!?」

勇太「・・・ああ 好きだ!六花との契約は今日でもう終わりなんだ・・・わかってくれ・・・」

六花「そう・・・・・・わかった・・・・・・・・・了解したDFM 貴方はもう私の敵・・・フフ」

~富樫家~

森様「なんだか小鳥遊さんじゃないみたいだった・・・最後ちょっと怖かったし・・・」

勇太「あれ・・・最後笑ってたよな・・・?」

森様「うん・・・そんな感じがした・・・・・・」

勇太「まさか自殺とかしないよな・・・」

勇太「(いや、でも、もし俺に亡くなったお父さんを重ねてたとしたら・・・)」

森様「さすがにそこまではないと・・・・・・うーん・・・・・」

勇太「やっぱり心配だよ、明日俺一人で話してみる」

森様「うん、私がいると逆効果だもんね」

~1時間後~

森様「それじゃそろそろ帰るね」

勇太「あぁ、結局母さん達帰って来なかったな」

森様「そうねーせっかくだから挨拶したかったのに彼女として!」

勇太「まだはやいと思うけどな・・・」

森様「あら、富樫くんのお母さんって厳しい人なの?」

勇太「いやまったく、むしろ妹の方が・・・」

森様「妹・・・・・・?もしかしてブラコnってまた立ち話が長くなっちゃうそれじゃーね!」

勇太「本当に送ってかなくていいのか?」

森様「うん!大丈夫、駅近いし、また明日学校でね~~」フリフリ



六花「」ジッーー

~次の日~

勇太「ふぁ~~あ、今日もいい天気だな・・・」

勇太「(昨日の・・・夢じゃないんだよな・・・)」寝る前のメールを見る

勇太「(六花・・・)」

勇太「違う!今の俺の彼女は森夏なんだ!六花には悪いけど受け入れてもらわなくちゃ・・・」

樟葉「お兄ちゃ~ん、変な寝言言ってないではやく朝ごはん食べなよ~六花さん待ってるよー?」

勇太「えっ」

勇太「(どうして六花が・・・?)」

勇太「樟葉~六花はいつからいるんだー?」

樟葉「んー30分前くらいには来てたみたいよー」

勇太「(30分!?いくらなんでもはやすぎだろ!もう朝は寒いってのに)」

勇太「わかった~すぐ行くよ~~」ドタドタ


樟葉「なんかいつもと違ったよー六花さん」ハムッ

勇太「違うって?こら夢葉好き嫌いはダメだぞ」

夢葉「むーりっかのとまとはたべるくせにーー」

勇太「ぐぬぬ・・・」

樟葉「いつもしてる眼帯とか腕の包帯してないの」

勇太母「そうそう歳相応の可愛い女の子って感じ♪」

勇太「まるで今まで可愛くなかったみたいな言い方だな母さん・・・」

勇太「(眼帯も包帯もしてないだと・・・?あっ)」

勇太「樟葉、カラーコンタクトはしてたか?」

樟葉「カラーコンタクト?別に普通だったけど・・・」

勇太「(そうか樟葉達は知らないんだよな・・・それにしても邪王真眼までやめたのか?)」

勇太「まぁいい会えばわかるし、それじゃ行ってきます」

家族「いってらっしゃ~い」

バタン

勇太「待たせて、悪かっt」ダキッ

六花「ゆうたぁ~~寒かったよぉぉぉぉぉ・・・・・・」

勇太「い、いきなり抱きつくな!それに寒いなら家に入ってればよかっただろ・・・」

六花「だってぇ・・・わたしぃ・・・・・・ゆうたの  彼 女  じゃないし・・・・・・・・・・」

勇太「うっ・・・」

六花「勇太のせいで冷えたから勇太で暖まる・・・」ギュウウウ

勇太「(なんだこいつ・・・昨日とはまるで別人!?というかやたら彼女強調してたような・・・)」

~5分後~

勇太「・・・・・・・もう暖まっただろ?」

六花「うん・・・」

勇太「お前がはやく来てたから時間に余裕はあるけどそろそろ行くぞ」

六花「うん・・・」

~電車の中~

勇太「六花、どうして眼帯とか包帯とか・・・邪王真眼やめたんだ?」

六花「・・・・・・・・・・・・」

六花「あ、勇太見て見て!」

勇太「(まぁ答えたくないんなら別にいいけどさ・・・)」

~駅到着~

勇太「(それにしてもずっと腕にくっついて・・・これじゃ・・・)」スタスタ

六花「~~♪」ギュウ

クラスメイトA「わーやっぱりあの2人付き合ってたんだー」ヒソヒソ

クラスメイトB「小鳥遊さん変な格好やめてるし、恋の影響かな?」キャー

勇太「(こうなるよなぁ・・・はぁ・・・・・・仕方ない)」

勇太「あのな六花、俺にはもう彼女がいるからこういうのは・・・」

六花「嘘」

勇太「え?」

六花「どうせ丹生谷が私をからかうために嘘をついたんでしょ?」

勇太「いや・・・その・・・(確かに最初はそうだったけど・・・)」

六花「大丈夫勇太、勇太は惑わされてるだけそんなの私わかってるから」ギュウウ

勇太「り・・・六花・・・ホントなんだ!俺は丹生谷と本気で付き合っ」チュッ

六花「ゆうたぁ・・・だいすき・・・」

勇太「な!お、おまえ・・・!?(こんなところでキスなんかしたら・・・!!)」

外野「朝から校門前でキスとはお熱いねー!!」ヒューヒュー

外野「私達は寒いのにねー」 「ねー」

キーンコーンカーンコーン

勇太「(はぁ・・・一体どうしちまったんだ六花・・・)」ツンツン

一色「おい勇太」

勇太「なんだ?」

一色「あの小鳥遊さんの変わりようはなんなんだよ?それと・・・」

勇太「俺が知りたいよ・・・(それとアレだろ)」

一色「それに・・・お前ら校門の前で抱き合いながらキスしてたって聞いたぞ!どういうことだ!」

勇太「こうなるよな・・・」

一色「こうなるよな・・・ってお前丹生谷と付き合うことにしたんじゃなk」


森様「富樫くんおはよう」

勇太「お・・・おはよう森夏」

森様「今朝は寒いね~」

一色「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

勇太「そ・・・その森夏・・・今朝のことは・・・・・・・」

森様「ん?なんのこと?」

勇太「え・・・?聞いてないのか?」

森様「? それより今日富樫くんのためにお弁当作ってきたの!お昼一緒に食べよーね!」

勇太「あ・・・・・・あぁ・・・もちろん!一緒に食べよう!!」パアア

森様「その時ゆっくりお話しようね」ニコッ

勇太「」

~お昼~

勇太「(学校に来てからは六花大人しいな・・・)」

勇太「(丹生谷のこと気にしてるのか・・・?)」

勇太「(気にしてるなら人前であんなことしないか・・・)」

森様「と~が~し~君!約束通り一緒にお昼にしましょ」

勇太「お、おう 場所どこにする?」

森様「二人きりになりたいから部室まで行かない?ちょっと遠いけど」

勇太「ああ わかった (こんなに喜べない二人きりがあるとは・・・)」


一色「(勇太・・・無茶しやがって)」

二人のいなくなった教室

女子A「ねぇ聞いた?丹生谷さん小鳥遊さんから富樫くん奪ったって」ヒソヒソ

女子B「聞いた聞いた、でも小鳥遊さんと富樫くんって付き合ってたの?」

女子A「みたいよーだって今朝も超ラブラブだったんだって」

女子B「でも今、富樫くんと丹生谷さんお昼一緒って・・・」

女子A「それがなんか弱みを握って無理やり脅してるんだってー」

女子C「いが~い丹生谷さんてそういう人だったんだ・・・」

女子A「まぁ顔もスタイルもいいからね、小鳥遊さんみたいな人に盗られたのが気に食わなかったんじゃない?」

女子B「小鳥遊さんかわいそー」 「ねー」



六花「フフフ」モグモグ

10時になったのでぼくは寝ます
こんな黒い六花ちゃんなんていなかった
                         ~ 完 ~

おつー

俺で良ければと思ったが腹痛でパス

森様「ほら、こんなに作っちゃったからどんどん食べて食べて」

勇太「あ、うん。いただきます」

勇太(やばいよ、丹生谷ずっと俺を見てるよ)

森様「どうかな?」

勇太「お、美味しいよ」

森様「やっぱり早起きして作って正解ね」

勇太(目が笑ってないぞ丹生谷)



こんなんでどうでっしゃろ?

-20分後-

勇太「ご、ご馳走さま……」ゲフッ

勇太(結局ずっと笑顔で丹生谷は味の具合を聞いては俺に食べさせ続けた)

勇太(丹生谷曰く「私ダイエット中なのではんぺんだけでいいのよ~」なんて言って9割俺が食べさせられた)

勇太「その……丹生谷?」

森様「しーんーかー」

勇太「あ、うん森夏……えっと六花の事なんだが」

森様「知ってるわよ、頭からしっぽまで」ニコッ

森様「やっぱり……小鳥遊さんのこと」

勇太「いやっ、えっと俺は森夏の事が」

森様「それは誓って言える? 富樫君?」

勇太「ああ、誓える。誓えるとも」

森様「だったら私はもう何も言わないわ」

勇太「え? その……嫉妬とかしないのか?」

森様「だって私は富樫君を信じてるから」

森様「私も悪い事しちゃったと思うけど、とりあえず富樫君が解決するべきことかもしれないわ」

勇太「本当に俺だけで解決できるのかな……」

森様「富樫君が解決するのが1番……」

森様「でも、無理だと思ったら私に任せて……」

勇太「ありがとう、森夏」

ルート分岐でもええんやで(ニコッ

-放課後-

凸守「デュフ、デュフフフ、やはりニセモリサマーの洗脳はやはり脆弱だったデスね!!」

勇太「何分からない事言ってるんだ」ナグル

凸守「い、痛いデス」

くみん「六花ちゃんとにせさまちゃん遅いね……」

一色「けっ、勇太は二股かよっ」

勇太「誤解だ、俺は森……」ガラガラ

六花「勇太!」

くみん「六花ちゃん遅い~」

六花「勇太ぁ~♪」

勇太「その……六花」

凸守「マスター!今日は不可視境界線の出現ポイントの変更があr」

六花「凸守、今日は勇太とデートだから無理」

凸守「ま、マスター今なんと!?」

一色「た、小鳥遊さん今なんと!?」

くみん「六花ちゃん大胆~」

六花「ねぇ? 勇太?」スリスリ

勇太「あ、ああ分かった」

見損なったわ勇太

六花「ということで今日は勇太とデートだから帰る」

くみん「六花ちゃんファイトだよ~」

一色「勇太お前という奴は……うわぁああああ」

凸守「ま、まさかマスターがDFMと連環の理に……」

勇太(これはチャンスかもしれない。ちゃんと六花と話をしよう)

六花「勇太とデート♪」

-商店街-

六花「あのコロッケ美味しそう勇太」ジーッ

勇太「仕方ない、奢ってやるか」

六花「勇太大好き♪」

肉屋の店員「らっしゃい、コロッケ二つだね。いやぁ若いのに熱いよお二人さん。はい、コロッケ二つ」

勇太「ありがとうございます」

肉屋の店員「もう一個サービスしとくよ。お嬢さん本当に幸せだなぁ」

六花「ありがとう……ございます」

勇太(俺と六花は本当に付き合ってるように見られてるんだな……)

これ森様生きてるよね?こわいんだけど

-いつもの神社-

六花「あつっ、熱いよ勇太…?」

勇太「冷ましてから食べるような知恵はないのか」

六花「じゃあ勇太のコロッケ冷ます」フーフー

勇太「や、やめろって。唾も飛んでるぞ」

六花「はい冷めた。勇太あーん」

勇太「やめろよ、恥ずかしい」

六花「嫌?」

勇太「嫌じゃないが……」

六花「だったらOK」アーン

勇太「うっ……」パクッ

六花「ううっ……寒いっ」

勇太「そりゃもう十二月だからな。お前制服だけだから寒いだろ」

六花「うん、とっても寒い」コクリ

六花「もう少し勇太の方に寄ってもいい?」

勇太「ダメだろ、そんなの恋人がするようなことだろ」

六花「じゃあ恋人になって」

勇太「その話だが六花、聞いてもらいたいことがあるんだ」

六花「……うん」

もうかれこれ12時間たとうとしてるのか・・・長いな

勇太「六花、正直に聞くが俺のこと好きか?」

六花「……うん。私ずっと、ずっと好きだった」

勇太「六花、確かにその気持ちは嬉しい。でも俺はその気持ちには応えられない」

六花「……」

勇太「ごめん……六花」

六花「ううん、私大丈夫……大丈夫だから」

勇太「六花……」

六花「さ、先に帰る」スタスタ

勇太「……」

勇太(六花……本当にごめん)

-翌日-

勇太(結局あれ以来六花には会えなかった)

勇太(いや、会いたくなかったのかもしれない)

勇太(十花さんに六花が体調が悪いから休むと聞いた。六花には悪いことをしたな……)

勇太「はぁ……」

一色「なんだよ不景気な奴だな。そういや昨日のデートどうだったのさ?」

勇太「すまん、何も言えないよ」

一色「まさか一歩と言わず二歩三歩も進んだのか!?」

一色「なんて奴なんだ富樫勇太はぁぁあああああ!!!」

勇太「ちょっとは黙ってろ一色!!」

一色「な、なんだよ、ムキになりやがって……」

勇太「とりあえず黙っててくれ……頼むから」

腹痛再発……

森様「聞いたわよ富樫君」

勇太「ああ、頑張ったよ俺」

森様「とりあえず昼休み話聞かせて」

勇太「うん。聞いても森夏、俺を嫌いになんかならないよな?」

森様「さぁどうだか……。でも私は言ったよね」

森様「私、富樫君の事信じてるから」

とりあえず完結させていいの?

それとも十時に寝ちゃった>>1にバトンパスするべき?

-昼休み・部室-

森様「さぁどんどん食べて!」

勇太「あんまり食欲がないんだ……」

森様「落ち込んでる時だからこそしっかり食べるべきよ」

森様「ほらこのコロッケ。肉屋のおじちゃんに勧められてつい買っちゃったのよ」

勇太「あ、うん……」

森様「あのおじちゃんいっつも一つ余分にくれるのよね。困ったわ、また太っちゃうじゃない」

勇太「そ、そうだね」

森様「太るって、肯定するそこ?」

勇太「ハハハ……」

また明日残ってたら分岐で書くかもしれん

とりあえず完結させちゃってください

森様「あー美味しかった」

勇太「……うん」

森様「で、昨日の小鳥遊さんとのデートどうだったの?」

勇太「それがさ……」カクカクシカジカ

ーーーーーーーーーーーーーーー

森様「もうちょっとオブラートに包むとかしたら良かったじゃない」

勇太「俺、正直に言えば理解してくれるかな……と」

森様「まぁ富樫君じゃ無理だって分かってたから」

勇太「な、そんなぁ」

森様「私に任せて富樫君、きっとどうにかさせるわ」

-放課後-

森様「どうにかするとは言ったものの、小鳥遊さんが学校にきてなかったらどうしようもないじゃない」

勇太「多分六花は家にいると思う

森様「富樫君、彼女の前で他の女の子を気安く呼ぶって、本当に懲りてないわね」

勇太「ごめん森夏」

森様「いいのよ、私だってまだあなたのこと名字で呼んでるのだし」

勇太「じゃあ下の名前で呼んでくれたり……」

森様「あなたがちゃんと小鳥遊さんと仲直りできたらね」

森様「ところで富樫君は小鳥遊さんの家知ってるのよね?」

勇太「あ、うん。というより俺の部屋の上に六花が住んでるんだけど」

森様「ご近所さんなら尚更仲直りする方がいいわね」

勇太「ハハハ」

森様「とりあえず小鳥遊さん家に行くわよ。富樫君案内よろしくね」

-小鳥遊家前-

勇太「やっぱり気が引ける……」

森様「……」ニコッ

勇太「り、六花居るんだろ? 授業のプリント持ってきたぞ……」シーン

勇太「へ、返事がないただの…」

六花「扉の前に置いて立ち去れ」

勇太「その……六花。とりあえず顔を見せてくれ」

六花「……入って」ガチャ

森様(えらく素直じゃない)

-六花の部屋-

勇太(あれ、中二病アイテムが全部無い!?)

六花「お茶、用意するから」

森様「いいわ、私がやるから。それとお茶菓子も買ってきたからね小鳥遊さん」

六花「あ……うん」

森様「じゃあ富樫君」

勇太「ちょ、森夏……」

六花「……」

勇太「……」

勇太「その……ここにあった物は……?」

六花「全部しまってる」

勇太「そ、そうなんだ……」ハハッ

六花「……」

勇太「……」

勇太(六花はずっと俺に目を合わさずに部屋の隅っこを見続けている)

勇太(六花の傷口に塩を擦り付けているなかりだろこの状況は……)

六花「勇太は丹生谷と付き合ってるの?」

×勇太(六花の傷口に塩を擦り付けているなかりだろこの状況は……)

○勇太(六花の傷口に塩を擦り付けているばかりだろこの状況は……)

勇太「うん、丹生谷とは付き合っている。本当に遊びじゃなくて」

六花「そう……」

六花「勇太は丹生谷の事好き?」

勇太「ああ、お前が俺の事を好きなように、俺はずっと好きだった……すまん」

六花「いい……大丈夫だから」

六花「大丈夫だから」

勇太(本当に俺ってクズすぎるだろぉぉおお……どうしようもできない真性のクズだ)

六花「……」

ずっとは嘘だろwww

六花「勇太、私の事は気にしなくていいから、丹生谷とずっと……ずっと仲良しでいて」

勇太「その六花……ごめn」

森様「小鳥遊さん、それは卑怯よ」

勇太「し、森夏!」

六花「……私はただ」

森様「卑怯物よ!!」

森様「あ、これ駅前のケーキ屋のタルトと紅茶ね」

>>362
俺は一話からずっと丹生谷が大好きだったんだ!
本性出してからはもっと好きになった!!
あんなに社交的でスタイル良くてかつ、理解してくれそうな女の子を嫌いな奴なんていないだろ!!

嗚呼、丹生谷森夏
嫁にしてえ

森様「卑怯よ!!」

勇太「俺の方が卑怯だ」

森様「いいや、あなたも卑怯だけど、小鳥遊さんも同じように卑怯よ」

六花「私はただ勇太にっ!」

森様「あなたは逃げてばかりよ」

六花「に、逃げてなんか……」

森様「中二病もそう、そしてこの状況もそう。結局逃げて終わらせようとしてる」

六花「逃げてなんかいない……」

森様「じゃあこのまま富樫君がずっと私の虜になって、今後小鳥遊さんとは口をきいてくれなくていいの?」

六花「……勇太がそう望むなら」

森様「本当に?」

六花「ほ、本当に……」

森様「一生よ?」

六花「ほ……んと……ううっ」

森様「素直になって、本当はどうしたいの?」

六花「勇太に嫌われ……嫌われたくないよ」

森様「小鳥遊さん、それは本当?」

六花「うん」

勇太(丹生谷……すごい)

森様「富樫君?」

勇太「な、なんだ?」

森様「別れましょ」

勇太「え?別れるって」

森様「真剣にもう一度さ、富樫君に選んでもらいたいの」

森様「私と小鳥遊さん。あなたはどっちを選ぶかって」

六花「それはもう分かってることじゃ」

森様「富樫君にちゃんときっぱり決めてもらって蹴りをつけましょう、この状況」

森様「どんな結果だとしても、ちゃんとけじめつけれるでしょ? 」

森様「それに、私が結局強引に進めた結果がこれなんだし……」

勇太「でも……俺は……」

森様「もう一度、真剣に考えて。本当に好きなのはどっちなのか……」

勇太「分かった。少し時間をくれ」




このまま森様ENDでよろしいでっしゃろか?

-数分後-

勇太(小鳥遊六花、世話が焼ける同級生だ。おまけに中二病ときた。いつも心配をかける奴)

勇太(でも六花がいると嫌な気分にはならない。なんだかんだ言って好きだったのかもしれない)

勇太(丹生谷森夏、スタイルが良くてかつ社交的な誰もが憧れの同級生。少々性格に難有り)

勇太(だけど行動力があり、時にはちゃんと物怖じせずにきっぱりと物を言える頼れる存在。完璧ではないからこそ、惹かれたのかもしれない)

勇太「……決めた」

六花「勇太……」

勇太「俺は……六花の事が好きだ。でもこの好きは恋愛からくるような好きじゃないと思う」

勇太「一緒にいると楽しくて、時にはイライラするけど、中々高校生活が充実してるんじゃないかと思ったりもした」

六花「やっぱり……」

勇太「だから六花には今まで通り中二病全開でいてもらいたい。今の六花より断然そっちの方がいい」

六花「勇太」

勇太「ごめんな六花、でも嫌いじゃないんだから今まで通り契約の関係でいよう」

六花「うん……!」

ウヒョ~ハーレムだ

森様「つまり……?」

勇太「ああ、そうなる。なんせ森夏の弁当美味しかったからさ」

六花「り、料理の腕で……ううっ」

勇太「十花さんも捨て難いのだけど」

森様「とーがーしー君?」

勇太「冗談だよwww」



勇太(こうして、一応丸く収まった。六花とは契約の関係で、そして森夏とは彼氏彼女としての関係を選んだ)

-数日後、放課後-

凸守「最近DFMとマスターの距離が近いデス!これはやっぱりDFMの洗脳が効いてるのデスか!?」

一色「最近勇太と丹生谷の距離が近いぞっ!やっぱり二人は付き合ってたのか!?」

くみん「二人とも富樫君にぞっこんだね~」

一色「何なんだよ勇太は!!」

勇太「俺は森夏と付き合ってるって言っただろ」

一色「じゃあこれはどう説明するんだよ」

六花「DFMは永遠の盟約を結びし関係、来世では悲願を結ぶ予定」スリスリ

くみん「そういやモリサマちゃん遅いね」

勇太「先生に用事頼まれて雑務してるんじゃないでしょうか」

くみん「へぇー、じゃあまだまだ来ないのかな」

一色「勇太ずるいぞっ!」

凸守「クッ、どうやらDFMの精神汚染が私にも……ううっ」

六花「勇太、もう少し近づかないと魔力が」

勇太「森夏遅いなぁ」

エロきたい

森様「お待たせ……って小鳥遊さん距離近いわよ!離れなさい!!」

六花「これは儀式」

一色「おお、丹生谷帰ってきたか、くっ、ハーレム野郎羨ましいぜ!」

凸守「まさかこのDFMを取り巻く結界は……あのシュラ・バーじゃないデスk」

        -‐  ニニ ‐- 、
    ,-、/  / /    、  `く
.   / .|-‐ /  / //  |ハ   ',
   /  ト、 _l '´ |./´イ/  lト、 ヽ ハ
.   l  /  l   /    _,    ,.. レ||
  |  |{  |   |   ´       ||
  l  ∧ ,-、   トン''テミ    x=v ハ|  
  | ,' Y⌒∨ { ( リ   イリ '/ /l|  シュラ・バー?こいつ何言ってるんdeathか
  / '   ヽニ、`ヽゝ `    , `  lノ
. / /     }\    )~   ノ  ___________
// /  __ .ノ    、.    .ィ'j゙~~| | |             |
__/          \  |__| | |             |
| | /   ,              \n||  | |             |
| | /   /  ・    ・  r  ( こ) | |             |
| | | ⌒ ーnnn        |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二  _|_|__|_

勇太「あ、その森夏……」

森様「ね、一緒に今日は帰ろうね」コソコソ

六花「な、何の密約を!?」

くみん「うるさいよぉ……ムニャムニャ」

一色「ってもう寝ちゃった!?」

凸守「シュラ・バーは必ずしも強力な結界じゃないd」

-商店街-

森様「こうやって二人っきりって久しぶりね、勇太」

勇太「そ、そうかな……」

森様「ふふっ、何照れてんのよ」バンッ

勇太「痛っ!」

肉屋の店員「おや?森夏ちゃんじゃないかい? どうだい一つコロッケ買ってくかい?」

森夏「それじゃあ二つください」

肉屋の店員「隣のは彼氏かい? って、あんた前も来たね」

勇太「ど、どうもです」

肉屋の店員「前はこれくらいの背の女の子連れてたじゃないか、よっ色男」

肉屋の店員「それじゃ一個サービスしてくよ、また来てくれよな」

森様「ありがとうございますぅー」

勇太「おばさんっぽいぞ」

森様「し、失礼ね。こう見えても女子高生なんだから」

勇太「ごめん森夏」

森様「二つもらうからね」

-いつもの神社-

森様「こうやっていると恋人みたいね」

勇太「俺たちってそうじゃなかったっけ?」

森様「だってずっと小鳥遊さんとベタベタしてるじゃない」

勇太「あ、あれは六花が……」

森様「ね、勇太?」

勇太「何?」

森様「私を選んでくれて、ありがとう」チュッ




-完-

       __ _
    ,、,'´/^''^ゝ,

    {l{ミ(('''゙`'')》
     }}`(l.^ヮ^ノi|  乙デス♪
   ,ノノ 八介| {.l,

   〈〈. くUェU }}
    凸.  {,_}_,} 凸

   ○
_   。 o
┻┓∬ 。  /⌒ヽ  ばばんばばんばんお♪
 |||。o    (^ω^ )
( ̄ ̄o) ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄)
.i ̄○ ̄ ̄○ ̄o゚ ̄0i
(_oノ_O_゚_Oo_)

           ┌────―┐
           || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.||
           ||  ////.||
        ♪ || ♪  おっ おっ おっ

        ♪ /⌒ヽ  /⌒ヽ†||.
        ♪ (   ∩ (^ω^ ∩||.
       . .ノ   ノ 丶   . ||
        (   ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
        ∪ ∪_____.|

3分の1くらいをのっとって完結させたけど
一応これが
ぼくのかんがえたもりさまえんど
でお願いします

十時に寝た>>1がもし書いてくれるなら期待してるんで

>>143
森様「私たち付き合って見ない?」
土門「いやいや俺には風子が・・・」

まさか残ってるとはな・・・

おはようほれかいてもええんやで

>>213後の部室

森様「どう?美味しい?」

勇太「美味しい…凄く美味しいよ!」モグモグ

森様「良かったぁ…私普段料理しないからさ」

勇太「へ~そうなのか、その割りには中々…」モグモグ

森様「それで……今朝のことなんだけど…」

勇太「」ングッ

森様「彼女がいるのに他の女と登校してくるだけでもどうかと思うけどぉ…」

勇太「本当にごめん!あいつの家俺の上の階だからさ…その…」

森様「ま、まぁ100歩譲って登校の件は許してあげる」

森様「でももう一つの方は…」

勇太「本当にごめんなさい!!」ドゲズサー

森様「………それじゃ、一つだけ言うこと聞きなさい」

勇太「ハイ…なんなりと…!」

森様「富樫君から私にキ…キキキキスをしなさい!!も…もちろん唇よ!」

勇太「キ、キス~!?」

森様「な、なによ!小鳥遊さんとはできて私とはできないって言うの!?」

勇太「いや…あれは無理やり……」

森様「言い訳しない!じゃないと許してあげないんだから!」

勇太「う…うん…わかった……するよ」

森様「嫌なの?」ウルウル

勇太「全然!全然嫌じゃないよ!その…初めてだから緊張して…」

森様「でも富樫君はファーストキスじゃないのよね……」ショボーン

勇太「うっ…」

森様「まぁいいわ(よくないけど)、わ……わたしは富樫くんと違って正真正銘初めて…だから!ぁ…ああああありがたく思いなさいよ!!」

勇太「(なんだこの可愛い生き物)」

森様「それじゃ立って」

勇太「ん?」

森様「ん?じゃないわよ!キスなのよ!!!ちゃんと抱き寄せて……手を繋いで……名前を呼びながら優しくするのよ……!そういうものでしょ!!!」

勇太「あ…ああ、そうだよな(い…意外と乙女なんだな……)」スッ



森夏「んっ…」ギュ


勇太「森夏」


森夏「ゆ…ゆうた///」




ー部室前廊下ー

くみん「つゆりくみんはクールに昼寝をするんだよ~zzzzzz」

くみん先輩マジ天使

この時・・・まだ誰も・・・・・・知る由もなかった

あんな悲劇が起ころうとは・・・

                             第一部完 ご愛読ありがとうございました


もう落としておkです 続きません

>>467
  /;;;;;:::ミヾ,゛..-、、,,..!l从ノノ''"゛゛ ミミニヽ

  l;;;三ミミ゛     ゛        '三ミ',
.  lニ=-‐ミ           ...:   ミミ::l        ___
  !三二';    ..     ....:::    "';::l      /      \
  l-=ニ彡   ::        _.-‐=、 i/ヽ     |  |  十  |
   !三彡'  _,=-;;_-..、   :::',,..ニ-‐-、 ',~il    .|  レ (」ヽ  |
    'i,;'彡  '" __,,...二.,_::  i .ィ''t_テ` li"レ|     |.  l  、  |
   ,''-彡‐,_,'"、‐''t_ア> )‐=ヽ.__..,, ‐' .::iノ     |   レ . ヽ  |
   ',ヽ~;"  ` ..__,,.. '   :::..   ...:: l'    _ノ    (⌒)  .|
    ヽ`、!、          ;;::';:.    |      ̄ヽ   「   /
     \`、     .'゛ '‐- .:''^  '、  !       \  ・ ./
      `-、    '    .:: __.、 i ,.'ヽ_          ̄ ̄
.        ' 、   ;''-‐‐'' ~_ ' ' /  .〉\
          \     ''~   ,. '  /   '、.,,
       _,,...-''iト、ヽ、.., ___ _,,.. '   , '    i ゛' .、._
    _,,. -r゛   |!. \  '';::/    /     |     ''‐- ..,_

真面目に今日は出掛けるからこれで終わりまたな

>>473
真面目に死ね

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