女「安価で家出?」 (255)
女「取り合えず電車に乗って適当に降りた」
女「ここはどこだ……?」
現在地>>4
彼岸
女「ここは……彼岸?え、死んだの?」
女「よく見たら彼岸田だった。ここは山口」
女「ここからどこまで行こう」
目的地>>8
福岡
女「近場の栄えてそうな県に行こう。ということでレッツラ福岡!」
女「交通手段は>>12で」
大型多脚ロボ
女「あ!あんなところに大型多脚ロボが不法投棄されてる!」
女「これは乗っていくしかない」ガッションガッション
女「待ってろ福岡、明太子!」ガガガッション
女「そういえば今の所持品は、財布とケータイと……」
>>15>>17>>18
練炭
タンポン
温泉の素
女「練炭とタンポンと温泉の素か」
女「温泉入りたいなぁ」ギー…ガッション
女「ところでこのロボ、たまに不穏な音がする」
女「福岡までたどり着けるかな……」ガッションガッション
メールジュシンシタヨォオオオ
女「メールだ。誰からだろう」
差出人>>21
サンタクロース
女「サンタクロースからだ」
女「友達の名前ふざけて登録するんじゃなかった。誰だかさっぱりわからない」
女「内容は……『女、今どこにいるの?本借りてんの忘れてたから返しに来たんだけどー』」
女「誰だ」
返信しないorする(内容も)
>>26
家出してるの、わたしに構わないで
女「『家出してるの、わたしに構わないで』っと」ソウシンッ
女「実は構って欲しいみたいな雰囲気。うえっ」
女「そういえばこのロボに『ひとっ飛び』ってボタンがついてる」
女「なにこれ怖い」
押します?>>31
幼い
女「幼い。じゃない、押さない」
女「別に幼女は推してない」
女「韻踏んじゃった。面白くないけど」
メールジュシンシタヨォオオオ
女「返ってきたか『またまた(笑)どこにいるんだよー寒いから玄関開けて……』」
女「え、家の前にいるの。この人かわいそう」
女「まぁ何時間かすれば弟が帰ってくるだろう」
返信する?
>>35
居ないつってるだろしね
女「『居ないつってるだろしね』よし」ソウシンッ
女「すまないな、誰かわからない人……私は今家出真っ最中なんだよ」
女「そうこうしている間に福岡に着いたみたい。博多ラーメン!」プシュー
女「あれ?」ガガガガ…ッション……
女「大型多脚ロボが力尽きた……今までありがとう」
女「お腹すいたし>>42でも食べよう」
過疎ったでござる
カップ麺
女「カップ麺食べよう」
女「近くのラーメン屋さんからいい匂い漂ってきてるけど、カップ麺食べよう」
女「美味しい。醤油ラーメン美味しい」ズゾゾゾ
女「福岡に着いたはいいけど今から何しようか」
>>45
東京に新幹線で行く
女「東京に新幹線で行く!」バーン
女「木を隠すなら森の中って言うし、人の多いところに行ってみよう」
女「逃げてる訳じゃないけどね」
女「そうと決まれば駅に行こう」
メールジュシンシタヨォオオオ
女「しつこいなサンタクロース『返信遅いからしんだかと思った?しんでませーんwwww』うざい」ムシ
女「新幹線なら指定席?自由席?いっそグリーン車乗っちゃう?」
>>50
運転席
女「運転席とか……どうだろう」
女「限られた人間しか乗ることができない、特別な席!」
女「いざ行かん、運転席!!」
シンカンセンノナカー
女「え?席はあっち?あーはい、知ってます」
女「立ち入り禁止?そこをなんとか」
女「いいじゃんちょっとぐらい」
女「え?あの……すみませんはい、ちゃんと新幹線のチケット買いました」
女「席に戻ります、おろさないでください、すみませんでした」
女「怒られた」
女「しょうがないから自由席の車両に戻る」
女「窓側もいくつか空いてるけど、この際誰かの隣に座ろう」
女「すみませーん、隣いいですか?」
どんな人?>>55
サンタクロースさん
サンタ「いいですよー……って女じゃん!」
女「あれ、サンタじゃん。家の前にいるんじゃなかったの?」
サンタ「なんだ、ちゃんと騙されてたのか。ドッキリでしたぁああwwww」プギャー
女「サンタうぜぇ」
サンタ「ところでサンタってなにさ?」
サンタの性別>>58
女との関係>>62
女
夫婦
サンタ「私は女の嫁じゃないかぁあ!」
女「もらった覚え無いしサンタも女じゃないか」
サンタ「クリスマス一緒に過ごしたでしょ!プレゼント受け取ったし、私のこと大切にするって……」
女「あの豪勢なプレゼントはプロポーズか何かのつもりで?」
サンタ「イエス!」
女「わかるかよ」
女「あと、大切にするって言ったのはプレゼントのことだから」
サンタ「そんな、私の片思いだったの……?」
女「ドンマイ」
サンタ「私、諦めない」グスッグスッ
女(大切にするって言ったけど)
女(サンタにプレゼント何貰ったんだっけ?)
>>68
婚姻届
サンタ「でもあのプレゼントよっぽど気に入ってくれたんだね」
サンタ「昨日役所に確認したら、まだ未婚のままだったよ」テレッ
女「うん、とっても気に入ったから何も手つけずに机の中に仕舞ってるヨ」
サンタ「そんなことだろうと思って、本日はなんとここにもう一枚ご用意しています!」
女「あー手が滑ったー」ビリー
サンタ「なんてこった!!」
女「ところでサンタはどこまで行くの?」
サンタ「私は>>73までだよー」
大気圏
サンタ「大気圏までだよー」
女「あはは、高い高ーい」
サンタ「なんちゃって。本当は大阪まででしたー」
女「遠慮せずに行ってくればいいのに」
サンタ「ところで、女はどこまで行くの?」
女「東京だよ」
サンタ「へー。何しに?」
女「>>77」
出馬
女「出馬しに」
サンタ「え、都知事選!?知らなかったよ、女が政治家目指してるなんて」
女「今まで隠してたんだ」
サンタ「もう、言ってくれれば住民票移したのに!」
サンタ「投票はできないけど応援してるから!札束がたくさん入りそうな鞄が必要なときは言ってね!」
女「やめてあげて!」
サンタ「あ、そろそろ大阪に着くみたい」
サンタ「じゃあ女、またね!」バイバーイ
女「さて、一人になった」
女「東京に着くまで>>83でもしよう」
パズドラ
女「パズドラやろう」
女「時間潰すのにゲームは最適だ」
女「さぁ、あっという間に東京到着だ!!!」スイスイー
シバラクタッタヨー
女「酔った」
女「何か飲もう」
女「すみません、>>90ください」
生ビール
女「生ビール1つ!」
女「え?はい、未成年じゃないです」
女「年齢を確認できるもの?」
女「ちょっと待っててください」
何出すよ>>94
偽造免許証
女「ふひひ、偽造免許証で乗りきってやる」コソコソ
女「はい、免許証です!」ドヤッ
女「え?あーホントだーなめ猫だったー」
女「ごめんなさーい間違えましたー」ヘコヘコ
女「お茶美味しいわー」
女「そういえば家出中なんだけど、置き手紙書くの忘れてた」
女「弟にメールしておこう」
女「『探さないでください』っと」
女「これだけじゃ寂しい……。そうだ!」
女「『>>101』」
見つけたら百万円あげるよ
女「『見つけたら百万円あげるよ』っと」ソウシンッ
女「ふははは!さぁ、探すがいい弟よ!!」
女「……本当に見つかったらどうしよう」
マナーモードヴーヴー
女「お早い返信で」
女「『今日の晩御飯は唐揚げだよ』……私、負けない」
女「別に唐揚げに揺らいだんじゃない。弟の健気な姿勢に揺れたんだ唐揚げ」
女「そんなことしてるうちに着いたよ東京!」
女「東京だー!人が多いよ」ガヤガヤ
女「東京に着いてまずすることといえば!」
なんですか
>>109
デリヘルでバイト
女「デリヘルでバイトでしょ」
女「これだけ人が多い場所なら、そういうバイトもすぐにできそう!」
女「ピンクなお店の番号なら公衆電話の中に貼ったり書かれたりしてるはず!」
シバラクアルイター
女「最近は公衆電話探すのにも一苦労なんだね」
女「どこに行けばバイトできるんだ……」
女「>>118に行ってみよう」
実家
女「実家に行こう」
女「その後公衆電話なりなんなりで働く場所を探せばいい」
女「ふふふ、家出中に家に入るなんて前代未聞だな!」
女「弟にお土産買っていこう。>>125とかどうだろう」
白い恋人
女「お土産は白い恋人」
女「なんか駅で北海道フェアやってたから買った」
女「弟喜ぶかな……。さて、北海道に帰るか」
帰りの交通手段>>132
徒歩
女「帰りは徒歩に決まってる」
女「別にお金が無くなったわけじゃない。歩きたいだけなんだ」
女「ただ歩くだけじゃ飽きるし>>139しながら帰る」
パズドラ
女「パズドラしよう」
女「新幹線の中では酔って途中でやめたけど、歩きなら大丈夫」
女「さぁ、パズドラしながら歩いていこう!」
女「……」スイスイ
ドンッ
女「あ、ごめんなさい!」
誰かにぶつかった>>146
1「いや、こ、こちらこそごめんなさい……」ボソボソ
女「いえいえ、パズドラしながら歩いてたのが悪いんで」
1「す、すみませんでした……」ボソボソ
女「暗い人だった」
女「このままパズドラ続けたいところなんだけど、充電無くなってきた」
女「あれ、あんなところに>>156がある」
実家
女「あんなところに実家が……」
女「まだ東京も抜けきってないはずなのに」
女「この鍵で開いたら本物よね、試してみよう」
ガチャッ
女「……開いちゃったよ」
女「取りあえず中を調べてみる」
女「確かに今朝出てきたままの実家だ」
女「何もおかしいところは無い……」
「おかえり、遅かったね」
女「そこにいるのは、>>167?」
祖父
女「おじいちゃん……?」
祖父「遅くなるなら連絡すれば良かったじゃないか」
祖父「もうすぐ晩御飯だよ。手を洗ってきなさい」
女「あ、うんわかった」
女「……おかしいな。確かに私のおじいちゃんなんだけど、何かが」ジャバジャバ
母「おかえり、女。今日どっか出かけてたの?」
女「うん、ちょっと色々」
女(晩御飯のおかずは>>175)
唐揚げ
女「弟の予告どおり唐揚げだ」
母「……女?」
女「何?そういえば、弟どこいったの?」
母「……」
祖父「……」
女「……何で黙ってるの?」
母「>>185」
弟はね…弟はね…
言えないわ…
母「弟はね…弟はね…
言えないわ…」
女「え?何それ」
祖父「女、聞いてはいけないよ」
女「おじいちゃんまで……」
女「それになんで、お母さんとおじいちゃんしかここにいないの?」
母「……」
祖父「……」
女「弟にメールする……圏外……?」
母「ダメだよ」
祖父「そんなものから手を離しなさい」
どうする
>>196
弟「ただいまー」
弟「ただいまー」
女「!?」
母「あら、おかえりなさい」
祖父「おかえりー」
弟「あ、姉ちゃん帰ってたんだ」
女「う、うん」
母「今日は二人の好きな唐揚げよ!」
弟「わぁ、本当だ!嬉しいなぁ」
女「え、弟がメールで唐揚げだって言ったじゃない」
弟「>>210」
そうだよ、改めて喜んだだけじゃん
弟「そうだよ、改めて喜んだだけじゃん」
女「だよね、唐揚げ美味しいもんね」
弟「そういえば、百万円は?」
女「お土産があるんだよ!はい、白い恋人!」
弟「!誤魔化すなよー」
女「いいから、食べてよ白い恋人」
母「ご飯のあとでいいでしょ?」
祖父「唐揚げさめるよ」
女「>>220」
はっ…夢か…
そうだよね…みんなもういないもんね…
女「はっ…夢か…
そうだよね…みんなもういないもんね…」
母「女?何を言ってるの?」
女「だから色々、おかしかったんだ」
祖父「落ち着きなさい」
女「私もかなぁ、私ももうずっとこっちにいないといけないのかなぁ?」
弟「姉ちゃん、もう寝なよ、きっと疲れてるんだよ」
女「なんで弟はここにいるの?」
弟「>>230」
なんでって実家だし
弟「なんでって実家だし」
女「その実家がなんで東京にあるの?北海道じゃなかったの?」
弟「何言ってるんだよ?」
女「ほら、白い恋人!ネタで買ってきたのに誰もつっこまない!」
母「女?ここは……」
女「>>237」
私の知ってる家じゃ無い!!
女「私の知ってる家じゃ無い!!」
祖父「とうとう……言ってしまったね?」
弟「おじいちゃん!」
祖父「できることなら、そのまはま今までの家だと思ってもらいたかったのだけどね」
女「ここはどこなのよ……」
母「……落ち着いて聞きなさい女」
母「>>345」
母「間違えた>>246」
ここは新築よ
母「ここは新築よ」
クラッカーパーン
女「……へ?」
弟「もう、騙そうとしたら先に東京に着いてたんだから」
母「本当にビックリしたわ」
祖父「さすがわしの孫だ」
三人は昼間私が出掛けている間に引っ越しを済ませ、北海道でドッキリを仕掛けるつもりだった。
しかし私が家出という予想外の動きをしたため、計画が狂ってしまったらしい。
母「ちなみに位置情報はケータイについてるGPSで調べますた」
女「なーるほど!」
唐揚げ美味しかった。
おわり。
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