モバP「安価でシャイニーフェスタ!!」(322)

P「フェスタ2日目は終わったけど、日高愛に負けちゃったな……」

P「だけどまだまだこれからだ! フェスもいよいよ中盤。これからが勝負だぞ!」

モバP「安価でシャイニーフェスタ!」 - SSまとめ速報
(ttp://www.logsoku.com/r/news4vip/1352804946/)


メンバー

安部菜々(永遠の17歳)
櫻井桃華(12)
神崎蘭子(14)
市原仁奈(9)

桃華「Pちゃま、わたくし……次こそは負けませんわ!」

P「あぁ、きっとな! ホテルで皆待ってるぞ」

桃華「ええ。わかっています」

P「……もう少しゆっくり歩こうか?」

桃華「ふふっ、二人っきりなんて滅多にありませんものね……お心遣い、感謝いたしますわ」

P「あぁ……」

 グゥゥ…

P「……」

桃華「……ふふっ。本当に、Pちゃまは……仕方のない人ですこと♪」

P「も、申しわけない」

仁奈「おせーですよー!」

P「お、おっとっと……うん。ただいま、仁奈」

仁奈「ご飯の時間が終わっちまいますよ? ほらほら、さっさといきやがりましょー!」

P「そうだな、わかった。ご飯ご飯……」

菜々「ナナはさっぱりしたものが食べたいですねー」

P「……割と切実そうだな。じゅうななさいってたいへんだなー」

菜々「きょ、今日は暑かったのでー……」


桃華「……」

蘭子「よくぞ戻った……大丈夫か?(お帰りなさい。大丈夫ですか?)」

桃華「えぇ、勿論ですわ。Pちゃまは紳士でしたから」

蘭子「えっ?」

桃華「ご迷惑をおかけしました。でもわたくし、これからはわがままに参ろうかと思っていますの」

蘭子「え、えっ?」

桃華「Pちゃまはお譲りしませんくてよ!」

蘭子「えぇぇぇっ!?」

P「ん? 桃華と蘭子が話しているが……なんだか盛りあがってるみたいだな」

仁奈「おーい、食べねーんですか?」

P「あぁ、食べるよ。お気づかいありがとう」

仁奈「ふふん、仁奈だって子供じゃねーんですよ」

P「そうか、それは立派だ……ほら」

仁奈「ん、んんー」

P「でも、口の周りを汚してちゃあまだまだだな」

仁奈「ううー、はんせーです……でも」

P「どうした?」

仁奈「Pも、ほっぺにお米がついてやがりますよ?」

P「えっ、うそだろ?」

菜々「本当ですよー、ほらお弁当♪」ヒョイッ

P「菜々……」

菜々「えへへ、気をつけなきゃですよ?」

P「うん、ありがとうな。だけどその、お弁当っていういい方が……」

菜々「?」

P「古い……」

仁奈「おべんとーってどういうことでやがりますか?」

菜々「お、おぉぅ……」

P「ま、まぁ。気にするなよ……な?」

菜々「は、はぁい……や、やっぱり9歳はまだまだ若いですねー、きゃはっ♪」

P「あぁ、そうだな。うん」

P(そっとしておこう……)

 ――フェスタ2日目の夜は過ぎていった……

P「ふぁぁ……んー、よく寝た」

P「っていってもちょっとばかし早いかな。皆はどうしてるのか見にいこうか……」

P「さて、誰の様子を見にいこう?」


>>12
1:菜々
2:仁奈
3:蘭子
4:桃華

 相部屋指定あり。2人まで

蘭子

P「よし、蘭子の部屋にいってみよう」


――――

――


P「……部屋の前に到着したが、まだ寝てるかな?」

P「とりあえずノックしてみよう」 トントントン

P「……」

 ガチャッ……

蘭子「どちらさ……プ、プロっ!?」

P「よ、おはよう蘭子」

蘭子「お、おのれ! 寝込みを襲おうとは不埒な輩め!(あ、あぁっ!? ちょ、ちょっと待ってください! 今起きたところでセットが……!)」

P「なんだかすごく誤解されそうなのでその言い方はやめてくれないか」

蘭子「うぅ……さぁ、我が領域へ、ようこそ参られた……(ど、どうぞ……あがっていいですよ……)」

P(一旦部屋に戻った後、ちょっとドタバタした音が聞こえて……普段着に着替えた蘭子になっていた……)

P「うん、お邪魔します」

P(正直、パジャマ姿の蘭子……可愛かったしそのままでもよかったのになぁ……)」

蘭子「ふ、ふふふ……生きて帰られると思うな……(な、なんだか緊張しちゃいます……)」

P「ははは……さて、蘭子。俺が朝からお前の部屋に来たのには理由があるんだ」

蘭子「ほう……申すがいい(そうなんですか……? えっと、どうして?)」

P「それはな……>>20


1:今日のフェスタのトリをお願いしたくて
2:蘭子の体調が気になって
3:蘭子の顔が見たくなって
4:……その他(自由)

3

P「それは……蘭子の顔が見たくなって」

蘭子「なななっ!?」

P「いやぁ、いつも蘭子はキッチリ決めたファッションだろ? 寝起きならそんなこともないかなーって」

蘭子「なんという、不逞の輩よ……我が真実の姿を見ようなどとは……(そ、そんな理由で……もうっ! 恥ずかしいじゃないですか!)」

P「いいじゃないか。パジャマの蘭子は可愛かったし!」

蘭子「も……もうっ!」

P「!?」

蘭子「……知らぬ! まったくもって、不埒な輩よ!(知りません! プロデューサーのえっち!)」

P「ふ、不埒ってなぁ。いや、確かに急に押し掛けて悪いとは思うけど……」

蘭子「乙女の無防備な姿を見るのは、安くはないのだ!(女の子には、いろいろあるのに、まったくっ!)」

P(蘭子に怒られた……)

P「まぁ、でも……本当に可愛かったしいいもの見れたと思ってるよ!」

蘭子「ま、まだいうか……! おのれ……(ま、まだいうんですか……や、やめてください……)」

P「まぁ、これからは気をつけることにするよ……」

蘭子「うむ、それでよいのだ……そ、そもそも……」

P「うん?」

蘭子「み、みたいなら……ちゃんと……いって、くれれば、その……」ゴニョゴニョ

P(あ、かわいい)

蘭子「と、とにかく! 以降このようなことは無いよう、誓え!(これからはこんなことしないでくださいね!)」

P「あぁ、今度はちゃんとみせてくれっていうよ!」

蘭子「そ、そうじゃなくてっ……!」


 ――ノーマルコミュニケーション

P「さて、フェスタ3日目!」

P「そろそろエンジンもかかり始めたか? がんばるぞー!」

P「というわけで、本日のオーダーは……」

P「一曲目>>28、二曲目>>30、そしてトリを……>>33に頼むよ」


 アイドル名指定。複数・全員もあり


そしてちょっとご飯食べてきます

kskst

ニナチャーン

志乃さん

P「まず一曲目は蘭子!」

蘭子「ほう……よかろう!(はい、わかりました!)」

P「正直なところ、既に持ってた知名度とここ2日間のライブでのファンの喰いつき……蘭子の負担は大きいが任せたいんだ」

蘭子「ふふ……この身、朽ち果てようとも! 我がミサの成功を確約せん!(大丈夫です、やれます! 成功させますから!)」

P「ありがとう。そして二曲目は仁奈!」

仁奈「ひとりでごぜーますか?」

P「あぁ、菜々はたぶん一昨日の負担が今一気に来てるからな……」

菜々「そ、そんなこと……いたたた……」

P「17歳も楽じゃないってことだ。そういうわけで仁奈の元気さを見せつけてやってほしい!」

仁奈「おまかせくだせー! 皆をがおがおーっとやっちまいますよ!」

P「それで、トリは……」

志乃「誰にするの?」

P「……うおぉっ!? 志乃さん!?」

志乃「皆、元気だったかしら? 久しぶりね」

桃華「おひさしぶりですわ。お仕事は大丈夫でしたの?」

志乃「あぁ、少し都合がついたから……ちひろちゃんからこれ、預かってきたの」

P「これって……?」

志乃「バンテージや絆創膏に湿布。ケガとか怖いわよね」

P「それなら一応備えは持っていますが……」

志乃「いいから持っておきなさい。年上のいうことは聞くこと」

P「わ、わかりました。それで、志乃さんは……」

志乃「楓ちゃんのために古酒でも買って帰ることにするわ。それじゃあね」

P(志乃さんは霧のように去って行った……)

P「あー、コホン。話がそれたが……トリは桃華にお願いしたい」

桃華「わたくしに……?」

P「あぁ。無理だっていうならオーダー変更も考えるが」

桃華「いいえ。やりたいですわ! ぜひやらせてくださいまし!」

P「そうか、なら……任せるぞ」

桃華「えぇ、きっと……きっと!」

P(モチベーションは十分か……!)

P(さて、ここで不安要素は無いかな?)

P(せっかく志乃さんが薬箱を持ってきてくれたんだし、なにか使い道は……)


>>44
1:仁奈の眠気は大丈夫かな?
2:蘭子の足は大丈夫かな?
3:菜々の体力回復は大丈夫かな?
4:全員のテンションをあげよう!
5:……その他(自由)

2

P(そういえば昨日、蘭子が足を滑らせていたな)

P「おぉい、蘭子」

蘭子「何用だ?(なんですか?)」

P「足、大丈夫か?」

蘭子「足……ふむ、特に問題は無いが(足ですか? ……別に、大丈夫ですけれど)」

P「そうか……だが一応テーピングはしておくか。滑ったところ、気をつけろよ」

蘭子「う、うむ……あまり気は進まんが……(そ、そんな大げさな気が……)」

P「そのまま包帯で足を包んで、腕も包帯使って……封じられし姫君スタイルでどうだ」

蘭子「そ、それは……よかろうっ! 我が身体にまじないを施すことを許可しよう!(そ、それって……お、お願いします!)」

P「かっこいい包帯の巻き方なら研究済みだ。プロデューサーだからな」

仁奈「なんだかPが遠い目をしてやがりますよ……」

菜々「仁奈ちゃん、男の人にはいろいろあるんですよ……」

P「さて、一曲目は蘭子だが……」


蘭子「さぁ、本日も我がミサへようこそ……その魂、我がアルマ! 繋ごうではないか!(みなさん、今日も一緒に盛り上がりましょうねー!)」

\ワァァァァァァァ!/ \ヤミノマァァァァア!/


P「流石の安定感だな……そして、カッコよくバンテージを巻いてテンションが上がってるのもあってか……」


蘭子「さぁ、もっとだ! 歓喜の声をあげよ! 勝鬨ぞ!(さぁ、まだまだ、もっともっとー!)」

\ウオオォォォォォォォォォォォ!/


P「今回は、今までにないぐらいいい滑り出しだ……!」

P「足の方も、本当に問題なかったみたいだな。よかった」

蘭子「ふはははっ! ぬるいわー!(あー、楽しかったー!)」

P「よし、お疲れ、蘭子。気候にもだいぶ慣れたみたいでよかった……それで、次は」

仁奈「仁奈の出番でごぜーますね」

P「あぁ……大丈夫か? ソロの歌、歌えるか?」

仁奈「へーきでごぜーます。それに、仁奈は毎日成長してるんでやがりますよ」

P「そうか……そうだよな」

仁奈「はい! 昨日の仁奈より、今日の仁奈はずーっとすごいんでごぜーます!」

P「わかった、信じるぞ! いってこい!」

仁奈「いってきます!」


菜々「……しょ、初日に燃え尽きちゃったせいで……」

P「あぁ、大丈夫だ。まだまだ後半に入ったところなんだから無理はダメだって。年齢を……」

菜々「な、ななはじゅうななさいですよ……」

仁奈「がおーっ! 今日の仁奈はライオンでごぜーますよー!」

\キャァアアアアア!/ \ニナチャーン!/

仁奈「みんなをガジガジしてやりますよ! がおー! がおおー!」

\カジッテェェェェ!/ \ワァァァァァァァ!/


P「仁奈もファン層が広いな……特に女性ファンを引っ張れるのはでかい」

P「そして、不安だった部分も……」


仁奈「がおー! がおー! みんなもいっしょにいってくだせー!」

\ガオオオ!/ \ぎゃおおぉん!/


P「……本当、子供の成長って早いんだなぁ。親の気持ちってこんな感じなのかな」

桃華「Pちゃま、まだ感動するのは早いんでなくて?」

P「そ、そうだな……あぁ。その通りだ」

P「ここまでの流れは最高、だな」

桃華「あとはわたくしが……最後を飾るだけですわね」

P「あぁ。そしてライブバトルは……? あるみたいだな」

桃華「誰が相手でも、負けるわけにはいきませんの……さぁ、どなたですの?」

P「……こ、この対戦相手は……!」


>>57
対戦相手のアイドル
765 876 961 モバマス
自由に指定してください

日高舞

P「……あ、ありえない」

桃華「いったい何が……こ、これは」

P「ははは……桃華も知ってるか。まぁ伝説だもんな」

菜々「いったいどうしたんです……か……って、これ」

P「対戦相手は、日高舞。あの伝説のアイドルだ」

菜々「日高っ……!」

仁奈「な、菜々おねーさん……?」

菜々「あ、大丈夫だから。気にしないで……あの。プロデューサーさん……」

P「……つい最近復帰した。ブランクだってある。それでも、厳しいだろう」

桃華「……」

P「桃華……?」

桃華「よろしいじゃありませんか」

P「お、おい?」

桃華「この戦い、誰も勝つと思っていないのかしら?」

P「いや、俺は信じてる! だけど」

桃華「だけど、は結構ですわ……えぇ、信じていると。もっと強くいってくださいまし」

P「桃華……信じてる」

桃華「もっと……もっと、強く」

P「……あぁ、俺は信じる! 桃華なら、勝てるって、信じてやる!」

桃華「えぇ……えぇ! わたくし、きっと……」

P「伝説は塗りかえるもの、だ」

桃華「そうですわね……わたくしは……」

P(震えてる……いや、俺が、か? ははは……正直、泣きそうかもしれない……)

P(でも。ステージに立つのは桃華なんだ……俺が、信じてやらなきゃ……どうするんだ……!)

舞『あーあーあー。コホン……とりあえず、ひとつだけ』

舞『見に来なさい。以上』

P(は、ははは……強者の余裕かな、すごいなぁ……だけど)


桃華「……さぁ、皆様。わたくしたちのライブ。今、この時も進化をつづけていますの!」

桃華「はじめましょう! 星座のように輝く、歴史を繋ぎ、超えるライブを!」

P(頑張れ……桃華……!)


>>68のコンマ以下が大きいほどこちらのライブ会場が盛り上がる
絶好調 +20
コミュ  +30
VS伝説 -50

うおお

>>68
36 +20 +30 -50
=36 敗北


P(……桃華のパフォーマンスは、これまでで一番いい……)

P(歌声だって、通ってる。正直、他の誰が相手だって勝てるはずだ。なのに……)

桃華「~~♪ ~♪ っ…… っ♪」

P「なのに、なんで……ファンが、向こうに持っていかれてるんだよ……!」

 ~~~♪ ~~♪ ♪……

桃華「……ありがとうございました! これからも応援してくださいまし!」

\ワァァァ……/

P「……」

桃華「……」

P「桃華……」

仁奈「桃華おねーさん……?」

桃華「わたくし、まけましたわ」

P「……あぁ」

桃華「これまでの、どんなステージよりも輝いていましたの。わたくしにできることは、すべて」

桃華「今までよりもずっと、ずっと……それでも、届きませんでした」

P「……」

桃華「でも、不思議なんですけれど」

桃華「わたくし……今、とても……晴れやかな気分、ですわ」ニコッ

菜々「……桃華ちゃん」

桃華「あぁ、いえ……負けて悔しい気持ちは当然ありますわ。でも、まだ……わたくしはまだ、空へ飛べるのだとわかりましたから」

桃華「負けておいてこのようなこと……申し訳ございません。だけど、本心なのですわ」

P「そう、か……うん。お疲れ様」

蘭子「……」

P「よく頑張った。それに、昨日いってた……楽しむってこと、できたみたいでよかったよ」

桃華「はい……」

P「今日は、帰ろう。あれだけのライブだったんだ、疲れただろ?」

桃華「……はい。ありがとうございます」


菜々「……日高、舞か……」

仁奈「どうしたんでごぜーますか……?」

菜々「ううん、なんでもないから気にしなくてもいいんですよっ♪」

蘭子「……この戦いは、これからも続くのか……(明日から、ライブも後半戦……なんですよね……)」

菜々「こーらっ、暗くなっちゃめっだぞ☆」

蘭子「……菜々、さん」

菜々「ウサミンって呼んでくれてもいいんですよ? ほらほら、へこんでたら幸せ逃げちゃうぞ?」

蘭子「……うむ。その通りだな……あがめられし偶像として……(そう、ですよね……アイドル、なんだから)」

菜々「乙女は乙女らしく、甘いものでも食べて元気だしちゃいましょう! ホテルのレストランでパフェとか食べちゃったりして♪」

P「なっ!?」

仁奈「おー! 仁奈はケーキがほしーです!」

蘭子「で、では……漆黒の、蜜を……(ちょ、チョコケーキとか、あるかな……?)」

P「……け、経費で落ちるかな」

桃華「それではわたくしは紅茶にあうケーキを……Pちゃまに見繕っていただこうかしら?」

P「は、ははは……まかせとけ……」

 ――フェス3日目終了
 声援pt 15000 獲得――

P「はぁ……結局夜中まで反省会という名のお茶会みたいになってたなぁ」

P「日高舞、か……恐ろしい」

P「でも、心が折れなくてよかった。俺は……」

P「……俺が弱気になってどうするんだ。まだまだこれから、スターオブフェスタは決まっちゃいないんだからな」

P「今日のライブは開始時間を少し遅らせたが……さて、どうしよう?」


>>87
1:息抜きに遊びに行こう
2:調整するために打ち合わせをしよう
3:……その他(自由)

P「……そうだな、とりあえず桃華の様子でも見にいこう」

P「部屋はっと……」

――――

――

P「さて、こっちに……あれ?」


仁奈「桃華おねーさん、今日は一緒に遊園地にいきてーです!」

蘭子「望むのならば、また母なる海の声に耳を傾けるも一興……(あ、海がよかったらそちらでも! どうしたいですか?)」

桃華「あ、あらあら……そ、そうですわね……」


P「……仁奈、蘭子。あいつら……」

菜々「本当に、いい事務所ですよね♪」

P「うおっ!?」

P「菜々、驚かさないでくれよ」

菜々「桃華ちゃん、励まそうかなって思ってたんですけれど……あの2人が、あの通り」

P「……励まそうとしてるんだよなぁ、うん。いい子達だなぁ」

菜々「えぇ。とっても……すごく、いい子達です」

P「あと2日か。悔いの残らないようにしたいな……」

菜々「そうですね……」


仁奈「コーヒーカップでぐるぐる回りやがりましょー!」

蘭子「禁じられし火に焼かれ、燃え上がるのもまた一興!(ビ、ビーチで日焼けとかも、い、いがいと楽しいんじゃないかな!?)」

桃華「ちょ、ちょっとお待ちくださいまし……わたくしの体はひとつしかないのですから……!」

P「というわけで、全員を引き連れて娯楽だ!」

桃華「もう、結構ですのに……」

P「いいじゃないか! モチベーションとテンションをあげるんだ!」

菜々「ナナはできれば遊園地がいいですっ♪」

P「それって日に焼けたく……いや、なんでもない」

P「じゃあ、今日は時間まで……」


>>95
1:遊園地で楽しもう!
2:プールで泳ごう!
3:のんびりと、一緒にすごそう!
4:……その他(自由)

4みんなできぐるみを着ながら遊園地で遊ぼう

P「皆できぐるみを着ながら遊園地だ!」

蘭子「……何事かあったのか?(な、何を言ってるんですか?)」

P「ははは、こんなこともあろうかとー!」

仁奈「おぉー! すげーです!」

桃華「わ、わたくしたちも着ますの?」

P「きっと楽しいぞー、きぐるみパワーだ!」

仁奈「そうでごぜーますよ!」

菜々「きゃー、うさぎのきぐるみかっわいー」

蘭子「おぉ……精神が肉体を凌駕している……!(菜々さんの目が死んでいる!?)」

仁奈「今日の仁奈はカメさんでごぜーますよー」

桃華「あらあら……しかし、きぐるみとはなかなか……」

仁奈「あちーですか? 大丈夫でごぜーますか?」

桃華「えぇ、心配ご無用ですわ。ありがとうございます」

仁奈「仁奈はきぐるみのプロでごぜーますから!」


蘭子「流石にこの身では高き搭より身を投げることは叶わぬ!(こ、この衣装だとジェットコースターは乗れませんよね!)」

P「うん? 乗りたいっていうならたぶん、それ用の席もあるし……」

蘭子「ふ、ふははは! 急に念話が!(あっ、急に用事を思い出しました!)」

P「……」

蘭子「ぐ、ぐぬぬ……なかなかうまくはいかぬか……(う、うぅ……うまくいかない……)」

仁奈「蘭子おねーさん、ここはこうやってやるといい感じでごぜーますよ」

蘭子「おぉ……! 流石は身を遷し者よ……!(さ、さすがきぐるみのプロ……!)」

仁奈「さぁ、アトラクションはまだまだありやがりますよー!」

桃華「ふふっ、それは楽しみですわ……」

蘭子「恐怖におののくがいい!(ホラーは勘弁してくださいっ!)」


菜々「プロデューサーさん、お疲れ様です」

P「ウサ……菜々か」

菜々「はい。ウサミンですよっ♪」

P「……うん。ウサミン?」

菜々「なんでしょう?」

P「今回のきぐるみ遊園地大作戦、どうだったかな」

菜々「うーん、そうですねー」

菜々「ナナはとーってもかわいくて面白いと思いましたけど、でもでも」

P「うん?」

菜々「正直、暑いし動きにくいしでどうかと思う、っていう人もいるかもしれません……」

P「……やっぱり?」

菜々「えぇ。ライブ前なのに何をしてるのやら……もうっ、ぷんぷん」

P「はんせーしてまーす」

菜々「でも、昨日のあれは……忘れてはいませんからね。いい意味で昇華できたかもしれません」

P「そっか、よかった」

菜々「えぇ♪」


蘭子「ひ、ひぃっ……魔物は、我が使役する中で十分!(お、おおばけやしきはちょ、ちょっと……)」

仁奈「幽霊の気持ちになるですよ……」

桃華「ふふっ、この中ではお姉さんなのですからそういわず……一緒にまいりましょう?」

 ――グッドコミュニケーション

P「さて、フェスタも4日目。いよいよ佳境を迎えた」

P「追い上げられるとしたら……ここぐらいかもしれないな」

P「そして、今回は一曲目を>>105、二曲目を>>107……トリは>>110でいこう!」


歌うアイドルを指定
複数・全員も可。全員以外での被りは下へ

桃華ちゃまとニナチャーン

TKG

全員

P「まずは一曲目、仁奈と桃華!」

仁奈「おぉー!」

桃華「かしこまりましたわ!」

P「2人は女性人気もあるからな……これまでとはアプローチを変えてみようと思う。リピーターの人達は男性が多いからな」

桃華「えぇ、楽しみましょう!」

仁奈「カメさん仮面ー♪ のそのそいきましょー♪」

P「それで、二曲目は菜々!」

菜々「はぁーい!」

P「もう体調は大丈夫だよな?」

菜々「バッチリですっ! ナナ、きゅんきゅんさせちゃいますよ!」

P「よし、ウサミンパワーだ!」

P「それで、〆は……全員だ!」

蘭子「……ほう?」

P「蘭子ソロも考えた。だが負担がこれまであまりにもでかい」

蘭子「この程度、栓も無し!(大丈夫ですよ、ピンピンしてます!)」

P「それでも、一極集中しすぎはな……ソロライブは、疲れるだろ?」

蘭子「たしかに、体力は使うが……」

P「まだ明日もあるんだ。今日は、全員のおさらいと顔見せを含めて全員がベストだな」

P「他の皆は複数回歌うことになるから、メインは蘭子になるだろうけど。『全員』っていうのが大事なんだ」

蘭子「……了承した。任せよ!(わかりました。がんばります!)」

P「さて、一曲目……」


桃華「さぁ、御覧あそばせ!」

仁奈「あそばせてほしーでごぜーますー!」

\モモカチャアアアァァン!/ \トウゲンキョーヤー!/


P「桃華の成長は著しいな……すごい。昨日ずっと見ていてくれた人たちが見に来ているみたいだ」


仁奈「のそのそかめさん、きぐるみパワー!」

\オレヲカブッテェェエ!/ \パパダヨー!/


P「仁奈もすごい安定感だ……まぁ、他にはありえないカードって意味じゃ最上級だろうからな」

P「よし、まずは大成功……快調な滑り出しだ」

菜々「みんなーっ、おひさしぶりですっ♪」

菜々「ウサミンビームできゅきゅきゅーん! ウサミン星まで届くぐらい、もりあがっちゃいましょー!」

\ウッサミーン!/ \アベナナサンジュウナナサーイ!/

菜々「はーい、じゅうななさいですよーっ♪」


P「……すごいな、菜々も。初日に燃え尽きるほどやりきったけどすっかり回復してるみたいだ」


菜々「まだまだウサミンパワーは止まりません! さぁ、いっしょにー! 」

\マジカルチェンジー!/


P「……また、大成功。いい流れだ、ここまでは完璧だ……」

P「問題は……・」

P「問題は、ライブバトルか……」

蘭子「……風よ(プロデューサー、あの)」

P「あぁ、蘭子? どうしたんだ」

蘭子「我々には、未だ勝利は無い……(まだ、ライブバトルで勝ちっていえるようなのはありませんでしたけど……)」

P「そうだな……だから」

蘭子「だが。負けるという経験もまた我らの血肉となっているのだ!(だけど、負けるっていうのも、ただの負けなんかじゃありませんでした!)」

P「……」

蘭子「勝利を確約することはできぬ。だが、何も起こらぬということはあり得ぬ……(絶対に勝ちますから、なんて言えません。でも、ただで負けるなんてありえません)」

P「そう……だな」

蘭子「そして、私と幼き獣者にとってはこれが初めての戦い! 滾るのだ!(それに、私と仁奈ちゃんはこれが初めての直接対決ですから。張り切っちゃいますよ!)」

P「昨日一昨日は桃華を優先したからな……」

蘭子「そなたの考えに、間違いは無いだろう……信じているのだから(それに、文句なんてありません。だけど、ドキドキするんです)」

P「そうか……うん、がんばれ!」

蘭子「無論だ!(もちろんです!)」

 ピピピピッ ピピピピッ!

P「!」

蘭子「……!」

P「ライブバトルが決まったみたいだな……」

蘭子「う、うむ……」

P「さぁ……対戦相手は、誰だ……?」


>>122
対戦相手のアイドル
765 876 961 モバマス
自由にどうぞ。ユニット可

ついでに、お風呂に入ってきます

竜宮小町

P「これ、は……」

蘭子「……竜宮小町……!」

P「ははは、まさか765プロさんから複数ユニットでてたなんてな……」

P「またまた強敵だ。まったく、挑戦者は辛いなあ!」

蘭子「だが……だからこそ、やりがいがあるのだろう?(でも、それでも……いいじゃないですか)」

P「あぁ、だがそれがいい!」

菜々「ただいまー! 会場のみんな、あっつあつですよー!」

P「おう、相手は竜宮小町だ! 負けるなよ!」

菜々「竜宮……765プロですか! はい!」

桃華「水瀬……ですか。いいえ、今は1人のアイドル同士として、ですわね」

仁奈「うおぉー! 今日の仁奈はつえーですよー!」

菜々「みなさぁーんっ!」

蘭子「さぁ、我らが真なる実力、とくとその眼に焼きつけるがいい!」

桃華「ご覧にいれましょう、桃源郷!」

仁奈「まってますですよー!」

\ウオオオォォォォォォ!/


伊織『にひひっ♪ さぁ、ファンの皆! 私達のこと、見に来てくれるわよね?』

亜美『亜美達、チョーゼッコーチョーだよん! ダンスもキレキレ!』

あずさ『竜宮城、ではありませんけれど……ぜひ、おこしくださいね~』


P(765プロの一番恐ろしいところは、ユニット……)

P(単独の我那覇響相手に、菜々が死力を尽くして互角だったが……俺たちのチームワークは、どうなんだ……?)



>>136のコンマ以下の数字が大きいほどこちらの会場が盛り上がる

絶好調  +10
コミュ   +30
VS765+  -30

まかせろ

>>136
17 +10 +30 -30
=27 敗北


蘭子「~~~♪ っ~~……」

P(このチームは、急造にしてはすごくいいチームワークだと思っていた)

仁奈「~♪ ♪ ♪」

P「だけど……あれが、アイドルユニットってこと、なのか……?」

菜々「っ♪ っ……♪ ♪……」

P「ははは……あぁ、日高舞は強かった。でも、765プロは……」

P「凄い、んだな……」


蘭子(ど、どんどんお客さんが……向こうへいっちゃう……ど、どうして……)グラッ…

P「あっ……蘭子……!?」

桃華「……♪ ~~♪」スッ

蘭子(あ……桃華、ちゃん)

桃華「……わたくしたちが、勝手にライブを投げてどうするんですの?」

蘭子「な、投げてなんて……」

桃華「でしたら、顔をあげなさい! ファンの皆を、たとえ去るのだとしても! その背中を!」

蘭子「……!」グッ

桃華「そう、それでいいんですわ……さぁ、一緒にコールをお願いしますわ!」

\ワァァァ……/

蘭子(まだ……そうだ、まだ見てくれているんだもんね……プロデューサーにも言ったんだから……!)

菜々(……ナナの出る幕、なさそうかな?)

P「お帰り、みんな」

蘭子「……ふふ、実に苦い……味わいだ……(負け、ちゃいました……)」

仁奈「うぅー、でも楽しかったですよ? ずーっと仁奈のことみててくれたおにーさんがいやがりましたし」

菜々「きゃっ、仁奈ちゃんはこの年で既にアイドルに必要なことをわかってるみたいですね! えらいえらい!」

仁奈「ふふん、それほどでもごぜーます」

蘭子「……必要なこと、とは?」

桃華「最後、わたくしたちが歌い終わるまでみていてくださった方々……拍手をくださった方々」

桃華「あの方々のために、歌うこと。ではないかしら……人数では、なくね」

蘭子「……」

仁奈「蘭子おねーさん……」

蘭子「ふっ……私としたことが慢心していたということか(ふふっ……そっか、そうなのかもしれませんね)」

蘭子「我が名は既に世に轟いたものと思っていた。だが、上には上が……まだ、天があるということか……(有名になれたと思って、ちょっと驕ってたのかもしれません。まだまだ、トップは遠いですね)」

P「……」

蘭子「だ、が……」ジワッ…

P「蘭子……」

蘭子「しばし、待て……これは、呪いを流す聖水……(ちょっと、待ってくださいね……)」

桃華「……それから、意地を張ってもいいことなんてぜんぜんありませんわ。はい」ドンッ

蘭子「きゃっ……あ」

P「……蘭子。がんばったな、悔しかったな」

蘭子「……は、いっ……」

P「あぁ……そうだな。蘭子はうちの事務所の稼ぎ頭だし、負担も多かった分、自信もついてたんだよな」

蘭子「うっ……うぅぅぅ……」

P「でも。いいんだ……素直になってもいいんだ」

蘭子「うぇぇぇぇぇぇ……うっ、ぇぇぇぇぇぇ……」

P「……ごめんな」

P「蘭子、落ちついたか?」

蘭子「うむ……(はい……)」

P「あぁ、それじゃあ今日は……ん、どうした?」

仁奈「P、仁奈のこともだっこしてくだせー」

P「あぁ、もちろんいいぞ。 ほら」

仁奈「ん……仁奈も、負けるのはくやしーです」

P「……そうか。女の子だもんな」

仁奈「はい、そーでごぜーます……」

P「うん。でも、アイドルってそういうことだよな……仁奈も、アイドルだ」

仁奈「はい……もっと、ぎゅーっとしやがっても、いいんですよ……?」

P「あぁ、仁奈はあったかいなぁ……」

仁奈「はい、きぐるみパワーでごぜーますよ」

P「……すまんっ……」

仁奈「男にも、泣きてーときはあるってママがいってましたですよ」

P「あぁ……ぁぁぁぁぁ……」

P(結局、俺も年甲斐もなくボロボロ泣いて)

P(泣きつかれた蘭子を俺がおんぶしてホテルに戻り)

P(それから、また慰めあうように甘いものを食べて、その日の夜を過ごした)

P(でも、なにかをつかめた……かもしれない)

P(そう思ったのは、桃華と菜々の真剣な目を見た時だった)



 ――フェス4日目終了
 声援pt 14000 獲得――

P「……うわぁ、昨日の俺はなんてことを」

P「保護者が泣いてどうするんだよ……はぁ、情けない」

P「でも、菜々と桃華の安定感は流石だな……俺より大人じゃないか」

P「特に桃華なんて、日高舞との対戦の後からは何かふっきれた様子だし……」

P「さて、今日はフェス最終日。泣いても笑っても……って、流石に優勝は狙えなさそうだけど」

P「でも。このつかみかけた何かをモノにしてみせるぞ……!」

P「というわけで、どうしようか……」


>>164
1:桃華を訪問
2:仁奈を訪問
3:菜々を訪問
4:蘭子を訪問
5:……その他(自由)

相部屋指定あり、2人まで

蘭子仁奈の相部屋で

P「蘭子、昨日泣き疲れて寝て……今朝は大丈夫かな」

P「ちょっといってみよう」


――――

――

 コンコンコン

P「おーい、蘭子。いるか?」

 ガチャッ…

P「おぉ、らん……」

仁奈「しー、でごぜーます」

P「仁奈……?」

仁奈「蘭子おねーさんは、おねんねちゅーでやがりますよ」

P「そうか……仁奈は、どうして? 確か菜々と相部屋じゃなかったか」

仁奈「蘭子おねーさんが、なんだか寂しそうでいやがりましたから……仁奈がモフモフさせてやったんでごぜーます!」

P「なるほどな、仁奈のきぐるみパワーで癒してあげたのか」

仁奈「はい、そうでごぜーます!」

P「いっぱいハグしてもらったのか?」

仁奈「そーですよ!」

P「……そうか」ナデナデ

仁奈「なんで撫でるんでごぜーますか……?」

P「嫌か?」

仁奈「そんなことはねーですけど……」

P(ちょっと、涙の跡がある……どっちからとは言わないけど、仁奈も泣いてたんだろうな)

蘭子「んぅ……? に、なちゃ……」

P「……お、おはよう蘭子」

蘭子「……」

仁奈「蘭子おねーさん、おはよーごぜーます! Pが来たからお茶をいれてあげてやってるんでごぜーますよ!」

蘭子「ん、んんー……えらいねぇ……」ポンポン

仁奈「えへへ……」

蘭子「……?」

P「お、おじゃましてます」

蘭子「プロ……?」

P「……えへへ?」

蘭子「※▼×!?」

蘭子「なんと破廉恥な……(なんで部屋に入ってるんですか……)」

P「はい、ごめんなさい」

仁奈「仁奈があがっていーっていったんでごぜーます……」

蘭子「乙女たるもの、もっと気をつけるべきよ……(女の子の部屋に、男の人をあがってもいいよ、なんて言っちゃダメ……だよ?)」

仁奈「おとめ……そーでごぜーますね、気をつけますです……」

P「いや、アイドルに対してはそんなこと……」

蘭子「……」ジトッ

P「ごめんなさい」

仁奈「でも、仁奈はPがオオカミなら怖く……」

蘭子「そういうことじゃなくて、もうっ!」

蘭子「それで、何故ここに……?(それで、なんで部屋に入ってきてるんですか?)」

P「あぁ、それは、その」

蘭子「うむ……」

P(……そうだ、俺がここに来たのは)


>>176
1:蘭子のことが心配で
2:実は俺もかなりへこんでて
3:今日の作戦をたてようと思って
4:……その他(自由)

蘭子にこれを渡そうと思って

P「蘭子に、これを渡そうと思って」

蘭子「……? これは」

P「蘭子のCDだな」

蘭子「……懐かしい、ものを」

P「うちの事務所で最初にCDデビューしたのは蘭子だったよな」

蘭子「……」

P「最初はさ、意思疎通もできなくて……懐かしいなぁ」

蘭子「あぁ……そうだな……(そうでしたね……懐かしい、です)」

――

――――


P「よーし、俺もついにプロデューサーだ! きっと、立派なアイドルに育ててみせるぞ!」

ちひろ「あぁ、そうそう、プロデューサーさんの担当アイドルの子がもうすぐきますよ!」

P「へぇ、どんな子なんですか?」

ちひろ「それは……えーっと」

 ガチャッ

蘭子「……」

P「ゴ、ゴスロリ……っていうのか? と、特徴的な服ですね。でもかわい……」

蘭子「我が名は神崎蘭子! ククク、私の才能を見抜くとは、アナタも『瞳』の持ち主のようね……」

P「」

蘭子「私の力に身を焼かれぬよう、せいぜい気をつけなさい。フフ、フフフフ」


――――

――

P「……蘭子なりにお礼を言ってくれてたんだよなぁ。プロデュースしてくれてありがとう、とか。頑張りますからよろしく、とか」

P「昔はさ、下僕なんて呼び方もあったっけ」

蘭子「な、名を呼ぶというのは、つまり、まじないが、その……(す、素直に呼ぶのが、は、恥ずかしくて……その)」

P「『我が下僕よ、ついて参れ!』っていわれた時は目が点になったよ。お仕事にいこうっていってるってわかるのに時間かかったなぁ」

蘭子「も、申しわけない……(ご、ごめんなさい……)」

P「いや、いいんだ。気にしてないしな」

蘭子「そ、それに! そなたはもう、下僕ではない。共に歩む……(その、プロデューサーはもう、しもべとかじゃなくて、一緒に……)」

P「うん?」

蘭子「ふっ……言霊は、あまりにも強いか(いいえ、なんでもありません)」

P「それならいいんだが……」

仁奈「……」ジーッ

仁奈「仁奈のことおいといちゃいやでごぜーますよ……」

P「あぁ、ごめんな……うん、膝においで」

仁奈「ふふん、しかたねーですね。モフりてーですか?」

P「……あー。そうだな、ぜひ」

仁奈「それじゃあ、しかたねーのでモフらせてやりますですよ」トスン

P「……」モフモフ

仁奈「……♪」

P「それで、今じゃあだいぶ事務所も大きくなった」

P「最初に売れ始めたってことで、プライドもあっただろう。プレッシャーもあっただろう」

P「だけど、昨日は負けたんだ」

仁奈「……」ピクッ

蘭子「……あぁ、その通りだ(はい、そうですね)」

仁奈「えいっ!」

P「いてっ!? な、なんだ、どうした仁奈?」

仁奈「P! 蘭子おねーさんをいじめちゃダメです!」

P「……いじめないよ、そうじゃない。俺も反省してるっていうのを言いたかったんだ」

仁奈「はんせーですか?」

P「あぁ。俺は無意識に蘭子にライブでの負担を押し付けていた……売れているから、エースだからってな」

蘭子「だが、それは私も同じこと。驕っていた、侮っていたのかもしれぬ……(だけど、それは私だって……他の人には、負けないぐらいやれるって、思ってました)」

P「いつの間にか、お互い……慢心してたのかもしれないな。まだまだ俺らは挑戦者なんだ」

蘭子「うむ……(はい……)」

P「なぁ、蘭子。もう一回……初心からやりなおそう! そういう意味で、このCDさ」

蘭子「ふふっ……まだ馴染んでおらぬ時の刻印が……(サインの練習。最初にしたのはプロデューサーにでしたね……)」

P「あぁ! ……今日、がんばろうな。へこんでたら励まそうとも思ってたけどその必要はなさそうだ」

蘭子「無論、問題など無し! 我が道は覇にして王! 共に行こうぞ!(えぇ、大丈夫です! 私は、トップアイドルに……なりたいって、思ってますから! いっしょにっ!)」

仁奈「……おとなってむつかしーんでごぜーますね……」


――パーフェクトコミュニケーション

P「蘭子、落ち込んでいるかと思ったらそんなことはなかったぜ!」

P「……さて、いよいよ最終日。泣いても笑っても、これで終わり……」

P「……そのオーダーを決めた」

P「一曲目>>190、二曲目>>193、そしてトリは……>>197だ。頼んだぞ」


 歌うアイドルを指定してください
 個人・ユニット・全員の指定は自由です

蘭子

俺が行く

all

P「まずは、一曲目……蘭子!」

蘭子「……風が、吹いている(えぇ、いきましょう!)」

P「……負担はでかい。だが、信じるぞ」

蘭子「ふん、児戯に等しいわ!(やりきってみせます!)」

P「よし。そして二曲目だが、俺が行く!」

菜々「……はい?」

桃華「Pちゃま、お気は確かでして?」

P「……あれ、ウケない? おかしいなぁ」

仁奈「流石に大人としてどーかとおもうですよ……」

P「まぁ、ジョークはおいといて……二曲目は蘭子・桃華・仁奈だ」

桃華「あら……蘭子さんは続けて、ですの?」

P「今回は負担がでかい、って言っただろ? ……できる限り露出してもらう」

P「無理なら、そういってくれ。プランを変える」

蘭子「……問題ないわ(大丈夫、です)」

P「あぁ、そういってくれると思ってた……仁奈、桃華についてもそうだ。体調はいいか?」

仁奈「ばっちりでごぜーますよ!」

桃華「わたくしは常に万全を期しておりますから」

P「……まぁ、今の言い方で察したかもしれないが。最後の最後、ラストは全員だ」

菜々「ナナの出番が少ないですねー、くすん……」

P「冗談はやめてくれ。昨日、足痛めたんじゃないか?」

菜々「……あらあら、まさかのお見通しとは流石ですね! ウサミンびっくり♪」

P「正直、出すかどうかは迷った」

菜々「……プロデューサーさん、ウサミン星人は足をひねったぐらい全然平気なんですよ?」

P「グルグルに固定する。もしものことがあった時はすぐに引っ込む」

P「その条件は守ってくれ。無理はさせたくない」

菜々「無理はさせたくないのにださせるなんて、ご主人様ってはシゲキテキ♪ きゃはっ」

P「……でるなっていっても出るだろう?」

菜々「当然です。ここで寝込んでたらウサミン星の皆に顔向けできませんから」

P「そういうだろうと思ったから、ラストだけだ……蘭子は3曲続けてになる。負担は最大級だ」

蘭子「……」

P「いけるか?」

蘭子「我が友と、私自信の意のままに(信じてくれるなら、できます。やってみせます)」

P「……ありがとう。それじゃあ、準備だ!」

 「「「「はいっ!」」」」

P(そして、一曲目。蘭子のデビューCD……)

P(華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~)

P(蘭子の、一見意思疎通の困難にみえる部分と、乙女らしさを内包した歌)

P「……初見じゃあ、何を歌ってるのか理解できない人も多いかもな」

P「だけど」


蘭子「Silenzio! 戯れの時刻は彼方~♪」

\カッコイイタルー!/ \ワァァァァァァ!/


P「その、一見わかりづらい部分もまた。蘭子の魅力なんだよな」

蘭子「今、ここに……!(もどり、ました……)」

P「よし、菜々!」

菜々「はい、酸素! 曲と曲の間だけでもちゃんと休んでくださいね!」

蘭子「ふふ……まるで、伽を受ける王のよう……(えへへ、なんだか偉い人みたい……)」

P「次は桃華・仁奈がメインで動く。無理だけはしてくれるな」

蘭子「そのようなもの、とうの昔に超えたわ……(そんなの、無理するななんて、無理ですよ)」スッ

蘭子「……いってきます!」

P「よしっ、頼むぞ!」


桃華「蘭子さんの負担を少しでも減らす……それでいて、次の曲も含めて歌いあげる」

桃華「ふふっ、本当にアイドルというものは……実に、難しく、そして楽しいことだらけですわ……!」

仁奈「今日の仁奈は、フェニックス! 不死鳥の気持ちになるですよ!」

P「……ここまでの流れは、最高」

P「会場の温まり方は、これまでとは比べ物にならないぐらいだ」

P「そして……」

蘭子「はっ、はっ……」シューッ…

菜々「プロデューサーさん! 対戦相手は!?」

P「あぁ……待ってくれ。これは……?」



>>232
1:ニュージェネレーション
2:ジュピター
3:日高舞
4:765オールスター

こんなん4しかないじゃないですかー

P「765プロ……」

菜々「765っていうことは、竜宮小町ですか? それともフェアリー?」

P「いや、違う。765プロスターズだ」

菜々「……すみません、どういう意味でしょう?」

P「765プロのアイドル達が全員、集まってる」

菜々「なっ……!?」

P「……相手になって不足無し、どころじゃないな」

菜々「……えぇ、そうですね。こっちは怪我人1人、疲労困憊2人に限界寸前が1人」

P「どうなると思う?」

菜々「ファンの皆に、満足してもらえると思ってますよ?」

P「あぁ……そうだな!」

4:765オールスター
さすがに無理…
コンマ神が降臨しないと無理…

いまこの>>241さんの力が欲しかった……

春香『みなさーんっ! フェスタももう、最終日ですよ、最終日!』

千早『私達も、精一杯歌います、だから……』

美希『ぜーったいに、見に来てね! あはっ☆』


P「おぉ……挨拶だけで、向こうに興味持っていかれちゃったぞ」

菜々「格上って、そういうものですよね」

P「……そうだな」

桃華「わたくしは、わたくし自身のためにということを覚えました。それでも……この、勝ちたいと、負けたくないという気持ちは」

桃華「わたくし自身の気持ちであると共に、他の皆とも共有している気持ちだと信じておりますわ」

P「桃華……」

仁奈「仁奈は、いっぱいいっぱいきぐるみが着れて楽しかったですよ」

仁奈「だから、もっともーっと、いろんなきぐるみを着て、いろんな人に見てもらえるようにやってやるです!」

P「仁奈……」

菜々「さぁ、プロデューサーさん。ナナは、ウサミン星人は、私は。ただの女の子かもしれないけれど……でも、アイドルですから、がんばれますから」

蘭子「……さぁ、行こう。みんな……一緒にっ……!」

P「……あぁ!」

>>243
まぐれだから触らないで(震え声)

>>255のコンマ以下の数字が大きいほど、こちらの会場が盛り上がる

テンション最高潮 +20
コミュEX       +40
VS765 EX++    -70

ksk

くらええええ

>>255
71 +20 +40 -70
=61 ………



P「765の方へ流れる客が……くそっ……!」

P「……っやっぱり、ダメなのか?」

P「……いや。あ、れは……あんなに、人が?」

\ウオォォォォォォ!/

P「他の、会場でのライブが終わったのか……? でも、なんで、こんなに……」

    \ニナチャアアアアァァアァン!/

仁奈「がおーっ! あ、間違えた……ぴーぴー! 今日の仁奈は不死鳥でごぜーます!」

\ワァァァァァァァアァ!/ \パパダヨォォォォォ!/


P「あ……」


    \モモカチャマァァァァ!/

桃華「うふふっ、さぁ! まだまだお付き合いくださいますわよねっ!」

\キャアアァァァァ!/ \桃源郷ヨォォォォ!/


P「この、5日間……見てくれた人達……!?」


   \アナベベェェェェェ!/

菜々「もーっ、ナナですよっ、間違えちゃう人には……ウサミンびーむっ!」

\ウオォォォォォォ!/ \ナナサンジュウナナサアァァァァイ!/


P「……最前列は。俺たちのファンは、確かに、いるんだ……!」

どうなんだ…(震え声)

   \ランコオオォォォォォォ!/

蘭子「ふっ……ふはははは! よかろう、ならばその心に我が姿を焼きつけよ!」

\ノマレテェェェェェェッ!/ \ノンデェェェェェェ!/


P「……俺たちの、5日間は……」

P「確かに、実を結んだんだ……!」


 屋外ステージの上から、見渡す限りの人の海

 アイドルを見つめる、たくさんの瞳

 その人達へと、歌を、愛を、夢を配る、アイドル


 このライブは、まぎれもない大成功となった

蘭子「ふっ……はぁ……や、やみにっ」


\のまれよおおおおおぉぉぉぉぉ!/


――以上で、SOF全行程が終了したことをお知らせします


蘭子「……は、はぁっ……ふぅ……はぁ、はぁ……」

P「……蘭子、お前アンコールだなんて……」

蘭子「……ふふっ、期待に応えるのもまた、偶像の……いえ、私が、したかったから……したん、です……」

P「……そうだな。アイドルは偶像じゃない、少なくとも今のお前たちは、何よりも輝いてるよ」

P「でも、頑張りすぎだ。本当にお疲れ様。よく、頑張った」

蘭子「ふ、ふふっ……せんも、なし……(え、えへへ……ありがとう、ございます……)」

桃華「本当に……素晴らしい盛り上がりでしたわ……」

仁奈「フェニックス仁奈もさすがにヘトヘトでやがりますよ……」

菜々「っつぅ……」

P「菜々も、ほら。無茶するなよ……ダンスもあんなに激しく」

菜々「あそこで踊らなきゃ、女がすたるってものですよ! ……きゃはっ♪」

P「菜々、ごまかせてないごまかせてない」

菜々「あうぅ……」

P「本当、満身創痍だよな……」

菜々「それは、仕方ないですよ。だって」

P「……あの765プロよりも、俺たちのことがいいって言ってくれるファンができた。最高のライブだった」

桃華「そういうこと、ですわね。……ふふっ、えぇ。実に、楽しいライブでしたわ」

P(実を言うと、途中から。相手側のモニターのチェックを忘れて……ファンと一緒に飛び跳ねてたんだ)

P(こっちのライブは、これまでにない規模で盛り上がってたけれど……実際のところは、どうだったんだろう……)

??「あ、いたいたー!」

P「ん……? どちらさ……」

響「やっほー!」

P「我那覇さんっ!?」

響「キミ達って、本当にすごいんだね! 尊敬しちゃうよ! って、あれ……?」

桃華「あぁ、申しわけございませんが……おもてなしができるほど、体力が残っていませんの。このままでよろしいかしら……?」

響「あ、そっか……そうだよね。ずっと、4人……と、プロデューサーで頑張ってたんだもんね」

桃華「えぇ……そうですわね」

響「うん、やっぱり……凄いよ! ねぇ皆!」

仁奈「……皆って誰でごぜーますか……?」

響「え? あれ? お、おいてきちゃったぞ!?」

亜美「ひびきーん! なにやってんのさー!」

響「ご、ごめんごめん! ついうっかり……」

真美「ついうっかりじゃないYO! もー。ひびきんしかその居場所わかる機械持ってないんだからさー」

響「うぅ……」

貴音「まぁ、よろしいではありませんか……こうして、無事に巡りあえたのですから」

響「たかねぇ……」

美希「……ねぇ、キミ達がミキ達とライブバトルしたヒト達?」

桃華「えぇ、間違いありませんが……しかし、これは……」

春香「あ、初めまして! 765プロです!」

P「あ、これはこれはご丁寧に……じゃなくて!」

春香「な、なんでしょう?」

P「どうして765プロの皆さんがここに?」

春香「さっきのライブバトル、観客の皆さんの投票結果……」

千早「……765プロの、2点負けでした」

P「なっ……!? ほ、本当ですか!?」

美希「えっ、知らなかったの?」

桃華「失礼ながら、まったく余裕がありませんでしたの……」

美希「ふぅん……でもそれって、キラキラ輝くのに一生懸命だったってことだよね?」

桃華「できることはやりきりましたわね……」

美希「あはっ☆ それってとってもステキなの! ミキ、キミたちのこと気になるってカンジ」

桃華「それは、ありがたいお言葉ですわ……あぁ、なんだか現実ではないようですわ」

美希「それは大変なの! じゃあ、お昼寝する?」

桃華「……それもいいかもしれませんわね……少し、疲れましたから……」

真「ちょ、ちょっと美希! こんなところで寝ちゃ……っていうかもう夜だよ!?」

千早「……765プロの、2点負けでした」

勝ったんだよな…

雪歩「ね、ねぇ……」

仁奈「なんでごぜーますか?」

雪歩「その……きぐるみって、犬のとかも、あるのかな……?」

仁奈「犬はねーですよ」

雪歩「そっかぁ……」

仁奈「でもオオカミならごぜーます!」

雪歩「えぇっ!? ……あ、あの」

仁奈「なんでごぜーますか?」

雪歩「今度、犬に慣れる特訓をしようと思うんだけど……その時に、きぐるみを借りても……」

仁奈「犬じゃなくてオオカミですっ! もー、おこりますよ! がおーっ!」

雪歩「……ごめんね、そういうつもりじゃなかったんだけど……」ナデナデ…

仁奈「むぅ……ま、まぁ、貸してやらねーこともねーですけど!」

雪歩「本当!? ありがとう……」

P「……は、ははは……」

千早「あの、どうしたんですか?」

P「いや、すみません。正直……まだ、実感が沸かないんですよ」

千早「……私達は、全力を尽くしました。すごく……楽しい、ライブでした」

千早「だからこそ、同じ時間帯に、歌って。ファンの人達を魅了したあなたたちのことに興味が出てきたんです」

P「な、なるほど……しかし、ライブ会場は複数あるんだし、どうしてここが……」

千早「我那覇さんと、ネームカードを交換しましたよね?」

P「えぇ、それは確かに」

千早「それをこの機械に……」

千早「……機械に? どうするんだったかしら」

春香「千早ちゃん、ここのところに通して……」

千早「あぁ、そうだったわね……はい。そういうことをすれば、相手のライブ会場がわかるんですよ」

P「なるほど」

蘭子「……?」

貴音「あなたが、今回のライブでのえむぶいぴぃ……神崎蘭子、ですね」

蘭子「し、しじょっ……!?」

貴音「?」

蘭子「ぎ、銀の女王が何故ここに!? これは夢か幻か!?(四条貴音さんがなんでこんなところに!? え、夢でも見てるのかな!?)」

貴音「!?」

蘭子「はっ……私に、あなたの存在した証を!(さ、サインください!)」

貴音「……面妖な」

律子「騒がしくしてしまって、申しわけありません……」

P「いえいえ、こちらこそなんだか……」

律子「それで、お話によると……そちらの事務所には個性豊かなメンバーが大勢いらっしゃるとか」

P「まぁ、確かにそうですけれど……」

律子「……局の方から、生っすかのスペシャルでアイドルバトルなんていうものが提案されているんですが」

P「!?」

律子「どうでしょうか。そちらの都合さえよろしければ……」

P「や、やります! やらせてください!」

亜美「なんかさー、やらせてくださいって響きえっちぃよねー」

真美「あー、わかるかもー」

菜々「はぁ……」

やよい「あ、あのー」

菜々「は、はい! なんでしょう?」

やよい「足、痛いなら……湿布、はりましょうか?」

菜々「い、いえいえ。ありがとうございます……だ、だいじょう、いたた……」

伊織「……ほら、人の好意は素直に受け取っておきなさいよ。座った座った」

菜々「えっ、あっ……い、伊織ちゃん?」

伊織「あら、知ってるの? ……ま、当然よね♪」

菜々「えぇ、そうですね、だって……」

伊織「一度、私達に負けてるはずだものね」

菜々「……し、知ってたんですか?」

伊織「勝った相手のことも、負けた相手のことも。覚えて、背負えなきゃアイドルなんてやってけないのよ」

菜々「……あはは、プロ根性。ですか? 見習いたいですね」

伊織「ま、好きにしなさい? 伊織ちゃんは崇めるだけなら無料よ♪」

P「……いやぁ、とんでもない約束を取り付けてしまったがいいんだろうか」

桃華「あふ……あら、はしたない……あっという間に、去ってしまいましたわね……」

蘭子「ふ……ふふふ……まさに夢心地よ……」

P「蘭子は四条さんにサインもらってトリップしてるし」

仁奈「……すぅ……すぅ……」

P「仁奈はいつの間にか三浦さんのおっぱいまくらふにふにしながら寝てたし」

菜々「……オン、オフ、オン、オフ、ななはじゅうななさい、ななはじゅうななさい……」

P「菜々はプロ意識について考え直してるみたいだし……」

桃華「ですが、とても……えぇ、とても賑やかで楽しい方々でしたわ」

P「……そうだな」


 ――最終日 終了
 声援pt 25000 獲得――

司会「さぁー、今回のフェスタで最も輝いていたチーム……スターオブフェスタは!」

司会「――765エンジェルズ!」

春香「やったぁ! やりましたよ、プロデューサーさん!」

765P「あぁ、やったな! おめでとう! よくやった!」

春香「はいっ!」


P「……俺たちは、ランク外か」

仁奈「でも楽しかったですよー!」

P「そう、だな。あぁ。楽しかった」

蘭子「ふふっ……感謝こそすれ、悔むことなど無し(全部が全部、成長できる要素に、なりましたしね)」

P「うん。そうだな……貴重な体験ばかりだ」

桃華「わたくしが折れそうになったことも、ありましたわね……」

P「桃華は、格上とばかりあたってたなぁ……」

桃華「日高という姓とは相性が悪いのかしら……?」

P「……あれ? 日高愛ってひょっとして」

菜々「さて、プロデューサーさん。お祭りは終わっちゃいましたね。どうしますか?」

P「どうするって……そうだな。今日まではずっとフェスタのことを考えながらで、緊張しっぱなしだった」

P「ここは世界有数のリゾート島、娯楽施設は山ほどある!」

P「……あと、連れてきているアイドル達がものすごくかわいい!」

桃華「まぁっ……お上手なんだから」

P「そういうわけで、ここから数日間は……」

P「遊ぶぞおおおおおおおぉぉぉぉ!」

仁奈「わーい! ……はっ、し、しかたのねー大人でごぜーますね」

P「あぁ、仕方のない大人だよ。仁奈にもつきあってほしいなー」

仁奈「……はい!」

P「蘭子は大丈夫か?」

蘭子「ふっ……我が宿敵たる太陽も、この時ばかりは憎めぬものよ……」キラキラ

P「よし、楽しそうだな」

P「桃華は……」

桃華「当然。Pちゃまの決定に従わない道理はございませんわ♪」

P「はは、準備万端だな……で、菜々は……」

菜々「わぁい、たのしみですねっ♪ きゃはっ」

P「お、おぅ」

菜々「ナナはウサミン星人なのであまり日光にあたりすぎると焦げちゃうんですけれど、滅多に浴びれない日光を浴びれるなんて幸せです!」

P「は、はい」

菜々「ウサミン星人はそもそも日光よりも月光が好きなんですよなんで月光かというとですねあぁちがいます月にウサギがいるからというのとは別のお話で――」

P「よーし! 仁奈、どっちが先に海につくか競争だ!」

仁奈「負けねーですよ!」

P「よーい……」

桃華「どん♪」


 おわり

思っていた以上に長丁場……
敗北続きだったり、強敵相手だったり、安価ってままならなくて面白いですね
余裕があれば、いつかまた……もしくは、765VSモバプロ in 生っすかみたいなネタを

保守支援ありがとうございました!

闇に飲まれよ!

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