小鞠「また、春が来た…」 (12)

夏海が引きこもってから二度目の春。
最近、忙しくてロクに構ってもやれなかったな。
久しぶりに構ってやるかな。

小鞠「夏海いるんでしょう?」
   (聞くまでもないけどね)
   「入るよ?」

小鞠「せっかくいい天気なんだからカーテン位開けようよ」

夏海「…」

小鞠「埃っぽいから窓も開けとくね」

夏海「…」

小鞠「春の日差しが気持ちいいね。やっと、暖かくなってきたよ」

夏海「…」

小鞠「…」
   (まずい、また無言のまま終わりそうだ。なんとか話題を探さなくちゃ)

小鞠「そういえば、笑っていいとももうすぐ終わるんだってね
   夏海いつも楽しみにしてたのに残念だね」

夏海「そういえば、最近見なくなったな」

小鞠(やった、夏海が喋った)

小鞠「へぇーそうなんだ最近マンネリ化してたからね
   やっぱ飽きられたのかな」

夏海「その番組お姉ちゃんは見てないでしょう?」

小鞠「えっ?」

夏海「だってその番組真昼間にやってるんだよ、お姉ちゃんは学校に行ってる時間帯でしょう」

小鞠「そうだけど…」

夏海「何それ?うちへの当てつけのつもり?
   姉ちゃんが学校へ行ってる間うちはダラダラとテレビを見てるだけってか」

小鞠「そんなつもりは…」

夏海「そんな嫌みを言うためにわざわざ来るなんて、お姉ちゃんには失望したよ」

小鞠「そんなわけないじゃん私は夏海を元気付けようと思ってさ…」

夏海「元気付けるとか何様のつもり?自分が神様だとでも思ってるわけ?」

小鞠(ここで怒っちゃだめなんだよね。そこは我慢して耐えないと)
  「気を悪くしたなら悪かったよ。話題変えようか?」

夏海「もう、いいから出ていってくれない。
   そもそも部屋に入っていいなんて許可だしてないんだけど」

小鞠「そ、そうだよね。じゃあ、また後で」

夏海「今度私の許可なく部屋に入ったら口聞かないから
   壁にでも向かって話してれば?」

小鞠「また、駄目だったよ。やっぱ私じゃ無理なのかな?」

兄貴「…」(夏海の部屋の方を指さす)

小鞠「え?お兄ちゃんが行くの?」

兄貴(コクリ)

小鞠「本当に大丈夫なのかな?って私が言えた口じゃないけど」

コンコン

夏海(また、姉ちゃんか無視しとこう)

兄貴「…」

コンコン

夏海(しつこいな、さっきあれほど言ったのに)

夏海「あのさ…って兄ちゃん?」

兄貴(コクリ)

夏海「なんか用?用が無いならドア閉めるから」

兄貴(首を横に振る)

夏海「あのさ、そのいちいちジェスチャーで説明するのやめてくれるかな
   本当は普通にしゃべれるんでしょう?それ、私への嫌がらせのつもり?」

兄貴「…」(開いた口が塞がらない)

夏海「いま、ふざけるような気分じゃないから」バタン

兄貴「…」(ションボリ)

小鞠「やっぱお兄ちゃんでも駄目だったか」

雪子「小鞠早くしないとバスに乗り遅れるよ!」

小鞠「はーい、今行くよ。しょうがない、つづきは学校から帰ってからにしよう」

誰か続き書いて

れんげ「にゃんぱすー」

なっつん「にゃ・・・にゃんぱすー」

おしまい

>>11
それでどうなるの?

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom