唯「私の名前は平沢唯!えら~い…」梓「待ちなさい」(330)

しんがっき!

律「今日からあたしらも二年生かー」

紬「皆はもうクラス分け見た?」

律「あたしは二組」

紬「本当?私も二組なの!」

唯「私もだ、何故なら確率の女神の寵愛を受けているからな」

唯「さぁ、クラスだけでなく身も心も私と一つになろう!」

律「せいやっ!」ばしっ

唯「あ痛っ!」

紬「唯ちゃんは変わらないわね~」

律「この馬鹿は…あ、澪はどのクラスだった?」

澪「…一組だった」

律「えっ」

待ってた

こんなに早く来るとは思わなかった
支援

支援やで

澪「皆は二組なのに…」

澪「なんで私だけ…」

紬「(ど、どう声をかけてあげたら良いのかな…)」

律「澪」

澪「…何?」

律「寂しくなったらいつで…」

唯「いつでも私の胸に飛び込んで来い!深い愛でお前を包んでやる!」ばっ

律「いきなり割って入るなー!」

澪「…それはいらない」

唯「がーん」

支援

澪「うう…」

紬「元気出して澪ちゃん」

唯「そうだそうだ、お前に涙は似合わない」

澪「でもぉ…」


和「あ、いたいた澪」


紬「貴方は…」

唯「ん?なんだ和じゃないか」

唯「私に愛を届けに来たのか?」

和「天地がひっくり返っても有り得ないわ」

唯「…相変わらずクールビューティだな」

和「私、澪と同じクラスになったの」

和「だから挨拶に…」

澪「和ぁ!」がばっ

和「きゃっ!」どてっ

紬「(早々にキマシタワー!//)」

澪「知ってる人が居て良かったぁ…」よよよ

和「(重い…)」

和「こ、これから一年間宜しくね?」

澪「宜しくお願いしますっ!」


唯「仲良きことは」

紬「美しきなり//」

待ってた

続きか

しんかん!

澪「…」カリカリ

律「澪、何作ってんの?」ひょい

澪「部員募集のビラだ」カリカリ

澪「今の時期は新入部員をゲットするチャンスだからな」カリカリ

律「にゃるほど」

紬「にゃるほどー!」

澪「…出来た!」

澪「じゃあ早速配ろうか」


唯「ちょーっと待った」

和ちゃんかわいい

    / ̄ ̄\  
   l(itノヽヽヽl  
  ノリ(l| ^ q^ノi みんな~(^p^)

    (_つ┬O
   (ヽ_゚゚|
≡ ◎し―┴◎

澪「どうした唯?」

唯「ただ配るというのもつまらないとは思わないか」

澪「意味が分からん」

唯「…さわちゃん!」パチン!

さわ子「例の物はココに」さっ

律「何時の間に!?」

紬「…ショーケース?」

澪「なにそれ」

唯「ファッションも天才である平沢唯が厳選した…」がさごそ

唯「コスプレの衣装だ!」デデン!

唯「んひいいぃぃぃぃぃ!おまめさんきもちいいでつぅぅぅぅぅ!!(^q^)」グシャグシャプシャアア
梓「唯先輩!部室でおまたいじりしないでって何度いったらわかるんですか!」バチーン
唯「あーう!ゆいのおまたいじりじゃまするだめー!あずなんわるいこ!しーね!しーね!(`q´)」
梓「この池沼があああ…」
唯「あーう!とんちゃ、とんちゃ。ゆいのなかにいれてみるでつ!(^q^)」
トン「ジタバタ」
梓「唯先輩!やめて!」
トン「ガブ」
唯「んぎゃあああ!と、とんちゃ、おまめさんかんだらだめーーーーー!("q")」ガクガク
ブチブチブチ!
唯「あんぎゃあああああああああああああああああ!!!おまめさん----------------!("q")」ガクガク
トン「ブチブチパクパク」
梓「食wwwべwwwたwww」ゲラゲラゲラ
唯「ぁーぅ…おまめさん…ゆいのおまめさん…("q")」ピクピク

律「コスプレ?」

唯「そうだ」

唯「部員を手に入れる為には、思わず目を惹くようなインパクトが必要だ」

唯「まずはナース、これは鉄板だな」

唯「お次はチャイナドレス、スリットがたまらーん」

唯「この水着なんかは凄いぞ」

唯「布の面積の少なさもさることながらおケツの部分が…」

澪「唯」

唯「コスプレ第一号はお前か、澪」

唯「さぁ、どれでも好きなのを…」


ごん!


唯「」



律「すっげー…体育館が人でいっぱいだ」

紬「これ、みーんな新歓ライブを見にきた一年生なのかしら?」

律「っぽいな」

唯「いーや、私の愛するべきファンの皆だろう」

律「無いな」

紬「無いわね」

唯「おっと、ジェラシーか?心配するな」

唯「ちゃんと、お前らも愛して…」

律「そういや、澪は?」

紬「澪ちゃんならあそこ」

澪「…」ごろごろ

澪「…はっ!」がばっ

澪「…」

澪「うー…」ごろごろ

律「何やってんの?」

澪「ききき緊張してるから、リリリラックスしようと」

律「…澪はライブの度にガチガチになる癖をなんとかしないとな」


唯「見つけた、私の女神」

唯「私と愛のメロディを奏でないか?」

女子生徒「えっ?えっ?」あせあせ


律「お前はもっと緊張しろ」

続き来たか

さわ子「貴方達、そろそろ出番よ」

律「お、もう?」

さわ子「早く準備なさい」

紬「はい!」

律「聞いたか?行くぞ澪」

澪「…分かった」

律「よし!」

律「唯、お前も…」


唯「君と出会えたのは偶然なんかじゃない」

唯「これはきっと必然…」


律「いつまでやってんだ」ばしっ

唯「あ痛っ!」

律「ほら行くぞ!」がしっ

唯「わ、私の女神ー!」ずるずる…

支援

『次は軽音部による新入生歓迎ライブです』

ぱちぱちぱちぱちぱち…

唯「入学おめでとう、私の運命の女達よ!」

唯「私は天才ギタリスト・平沢唯!えら~い人だ!」

唯「いずれ私の名前はグーグルの検索ランキングのトップになり…」

唯「私のサインは一枚三十万円の価値になるだろう!」

律「…」

唯「だが心配するな、お前達の為に後で特別にサイン会を開いてやる」

唯「お望みならほっぺにキスまでしてやろう!」

唯「無論、私にキスしたいという奴も大歓迎だ、ハッハッハッ」

律「早く始めろー!」ばしっ

唯「あ痛っ!」

ほうかご!

澪「…誰も来ない」

唯「おかしいな、ライブは大成功だったはずだ」

律「どこがだよ」

律「変なMC入れるわ、軽音部だってのにバイオリンは弾くわ、客席にダイブしかけるわ…」

澪「絶対、間違った印象を植え付けたな…はは」

唯「ウーダウダ言ってないで、どんと構えてろ」

唯「果報は寝て待つべし、ただし天才はそれに限らない…だ」

律「反省の欠片も無いな」

紬「お茶ですよ~」

がらっ

梓「…」

紬「あら?」

唯「ん?だーれだお前?」

梓「私を軽音部に入れなさい」

あずにゃんキタ――(゚∀゚)――!!

あずにゃんは最高です!

高慢にゃん

澪「入れなさい…って」

澪「も、もしかして入部希望の子?」

梓「そうです」

律「確保おおおぉぉぉぉぉ!!」がばっ

梓「」すっ

律「いてっ!」どたっ

梓「やめなさい」

紬「(なんて身のこなし…!)」

梓「で、責任者は誰です?」

唯「お前がたったいまやっつけたソイツだ」

律「ぶ、部長の田井中です…」がくっ

梓「何!?」

唯「いーけないんだーいけないんだー」

唯「めーがみーにーいってやろー」

梓「ぐっ…!」

梓「(まさか…いきなりミスをするとは…)」

梓「(ミスは罪だ…罪は…許されない…)」

梓「…」

梓「う…くっ…」ぽろっ

唯「!」

澪「おい、唯!言い過ぎだ!」

紬「大丈夫?怖かった?」

律「あ、あたしなら大丈夫だからさ!」


唯「(…やべっ)」

しえん

はやくも続編か



梓「すみません、もう落ち着きました」

澪「ごめんな、コイツは本物の馬鹿なんだ」

律「それにかなりの女ったらしでさ」

紬「下半身で考えてるような人だから…」

唯「おい最後」

梓「やはりそういう人ですか」

梓「新歓の時にも思いましたが、かなり軽薄な人物のようですね」

澪「そうなんだよ」

梓「ですが、他の皆さんは頼れそうな方ばかりだ」

梓「是非、入部したい」

律「歓迎するぜ!」

しえ

唯「…」

唯「(…なーんでか分からんが、コイツは私の女神センサーに引っかからんな)」

唯「(むしろ、イライラする…)」

紬「ねぇ、お名前はなんて言うの?」

梓「そういえば自己紹介がまだでしたね」

梓「私の名は中野梓」

梓「1・2・3(あ・ず・さ)と呼びなさい」

澪「あずさか…良い名前だな」

律「これから宜しくな梓!」

紬「一緒に頑張りましょう、梓ちゃん!」

梓「ええ」

支援

梓「」チラッ

唯「!」

梓「唯センパイ…でしたね、宜しくお願いします」

唯「『六千年に一人の天才』の唯センパイだ、宜しく」

梓「そうですか」プイッ

唯「(コイツ…!)」

澪「梓は何か楽器が出来る?」

梓「ええ、パートはギターを」

律「お、唯と一緒か」

紬「ちょっと弾いて貰っても良いかしら?」

梓「まだ未熟ですが…では」

梓「」~♪

唯「!!」

律「(…上手いな)」

紬「(唯ちゃんも大概、上手だけど…)」

澪「(唯と同じくらい…いや、それ以上かも)」

梓「」…♪

梓「いぇい☆」

澪「(そして可愛い…//)」

紬「(ぎゅってしたい…//)」

律「こりゃまた凄い新人が来たな」

律「な、唯?」

唯「…65点と言った所だな」

梓「」ピクッ

おいおいあずにゃんが753じゃないか

律「(何、見栄張ってるんだよ!)」

唯「(だ、妥当な評価だ!)」

梓「…65点ですか、確かにそうですね」

梓「では、唯センパイ、お手本を見せていただけませんか?」

梓「天才と自負するだけあって、さぞ素晴らしい演奏なのでしょう?」

唯「手本だぁ?」

澪「(ど、どうするんだ唯?)」

唯「…」

唯「!」カッ!

梓「!?」

唯「しまった、そろそろデートの時間だ!」

唯「後輩に手本を見せたいのは山々だが仕方無い、アデュー!」たたたっ

続ききた
もう寝るからリアルで読めないけど支援ゆいゆい

律「逃げたー!?」

紬「(ゆ、唯ちゃん!)」たたたっ

紬「(ちょっと格好悪いんじゃ…)」ひそひそ

唯「(悔しいがアイツは私よりギターが上手ーい)」

唯「(だから相手にしなーい)」

唯「(それに限ーる)」

紬「(ええー…)」

唯「じゃ、まったなー」たたたっ


澪「行っちゃった…」

律「もう見えないな…」

梓「(勝った…!私はセンパイに勝った!勝ったんだー!)」

ごじつだん!

がらっ

唯「憂!」

憂「わっ!な、何?」

唯「ギターの特訓だ!付き合ってくれ!いや、付き合え!」

憂「う、うん?」

よくじつ!

がらっ

梓「こんにちは」

澪「梓か」

唯「…」

律「これで皆揃ったな、じゃあ…」

梓「練習ですね」

唯「茶だ」クイッ

紬「は~い」

梓「何!?」

澪「やれやれ…」

    / ̄ ̄ ̄ ̄\
    Il (itノヽヽヽヽl
   ノリ(l| #)` q´ (# ノi  うんたん!うんたん!

    (つ  ロマンス ⊂)  ぶぅぁあぁぁぁ!!!
    (___♥____) 
    (______) 
    (ヽ__ ゚゚__ノ 
    ∪   ̄  ∪ 
        ,lノl|
      人i   ブバチュウ!!

     ノ:;;,ヒ=-;、
    (~´;;;;;;;゙'‐;;;)
  ,i`(;;;゙';;;゙---‐'ヾ
  ヽ;;';ー---;;;゙、'';;;;;゙)
      人i   ブバブバチュウ!!
     ノ:;;,ヒ=-;、
    (~´;;;;;;;゙'‐;;;)
  ,i`(;;;゙'-;;;゙--‐'ヾ
  ヽ;;';ー--;;;゙-、'';;;;;゙)
      人i   ブバブバブバチュウ!!
     ノ:;;,ヒ=-;、
    (~´;;;;;;;゙'‐;;;)
  ,i`(;;;゙';;;゙---‐'ヾ
  ヽ;;';ー---;;;゙、'';;;;;゙)

しえん

唯「さすがムギ、日を追う毎にお茶をいれるのが上達していくな」

唯「そのまま私にも紅茶よりも甘くほろ苦い愛を注いでくれ!」

紬「お代わりなら、ちゃんとお代わりって言わなきゃ駄目よ唯ちゃん」

唯「お代わり」

紬「はいどうぞ♪」コポコポ…

澪「あーっ!律がイチゴを取ったぁ!」

律「早いもの勝ちー」

澪「か、返せー!」


梓「な、なんだこれは…」

梓「怠惰だ、怠惰極まりない!」


がらっ


梓「!」

ちょっとお風呂に入ってきます
123への愛を叫びながら待っていなさい

昨日の続きか

この唯のキャラすき

あずにゃん(^ω^)ペロペロ

今回はどの辺りまでやるんだろうか

>>53
なら仮面ライダーキバ見ようぜ!

ねむいゆいー

俺も眠い

このナルっぷりがいいな

     *** >>1さんのお風呂の途中ですが、軽音部に代わってデロイア州政府からのお知らせです ***

______________________________________

|                                      . .-‐: : : : : ‐-. . 、          |
|                                     :´ : : : : : : : : : : : : : : ヽ        .|
| 9月27日は                   . .      /. : : : / ;__/ : :! : : !: : :i: : : :`、      |
| 単行本                .            / : : : :/:;二7.: /! : /!: : :|ヽ: : :ハ      |
| 『けいおん!college』の発売日です          ,′ : : j :l:`7;ム_j :/ .i :/!|-.}.: : : :!     |
|                                     ! : : : : l: !:/    j/. j/. リ i !:. : :!    .|
|                                     | : : : : |;ハ.  ●     ● !:!:i : i    .|
| Not even justice, I want to get truth.            |: : : : : : :i.⊂⊃     ⊂⊃::!:!:lヘ!    |
| 真実は見えるか                      !: : : :i : : i.    △    |::i:|!:}      .|
|                                    ヽ: :i: i f⌒ト.       ィ⌒ヽ'      |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー'  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー'  ̄ ̄ ̄ ̄


        *** デロイア州政府からのお知らせでした。引き続き、>>1さんはお風呂をお楽しみください ***


■ 現在のところ特典はとら、ゲマズ、メイト、メロン ■

>>56
ライダーが元ネタなのか
シャバドゥビタッチヘンシーン

ごめんなさい、諸事情で再開までもうちょっと時間掛かる…
私が未熟だから…弱いから…

  な / ______
ぁ 訳/        ̄ヽ
ぁな /          \
ぁ い レ/ ┴┴┴┴┴| \

ぁ じ /   ノ   ヽ |  ヽ
ぁ ゃ> ―( 。)-( 。)-|  |
んぁ >   ⌒  ハ⌒ |  / 
!ぁ>  __ノ_( U )ヽ .|/
  ん  |ヽエエエェフ | |
  \  | ヽ ヽ  | | |
 √\  ヽ ヽエェェイ|/
    \  `ー― /ヽ

ねむ

再開する

さわ子「あ、また練習しないでお茶してる!」

梓「(マズい、先生が来てしまった)」

梓「すみません!」ばっ

さわ子「…あら、新入部員?」

梓「い、今、こんな状況になっているのは私や澪センパイ方のミスではありません」

梓「これは唯センパイのせいです」

唯「お前、簡単に私を売ったな」

さわ子「ふーん」

さわ子「ムギちゃん、私にミルクティー頂戴」

紬「分かりました~」

梓「(何…?)」

梓「(まさか…先生も怠惰の元か!)」



さわ子「…」ゴクゴク

さわ子「ふぅ」

さわ子「で、この子が新入部員の…えっと」

梓「中野梓です」

さわ子「顧問の山中さわ子よ、宜しくね」

さわ子「…」じっ

梓「…何か?」

さわ子「猫耳着けてみない?」

梓「嫌です」

さわ子「似合うと思ったのに」

梓「(なんだこの教師は)」

唯「さわちゃんはその手のコスプレが大好物でな」

唯「油断するとひん剥かれるぞ?」

唯「ムギ、お代わり」

紬「ちょっと、飲み過ぎじゃないの唯ちゃん?」

唯「このお茶にはお前の私への愛情がたっぷりこもっているからな」

唯「私の中をお前で埋め尽くせ」

紬「実は、唯ちゃんのだけティーパックなのよ」

唯「え」

律「あたしのモンブランの栗を澪が取ったー!」

澪「仕返しだ!」もぐもぐ

律「イチゴと栗じゃ、割に合わないだろー!」

さわ子「ちょっと私のケーキはー?」


梓「…」ぷるぷる

梓「こんなんでは駄目だ!!!」がたっ

律「うおっ!」

梓「さっきから見ていれば、お茶だのケーキだの…」

梓「怠惰だ!怠惰極まりない!」

唯「それさっきも聞いたな、意外にボキャブラ少な…」

梓「私に同じことを二度言わせるな!」

唯「はい!」

梓「今すぐティーセットを撤去しなさい!」

さわ子「それは駄目ーっ!」

梓「それでも教師か!」

澪「お、落ち着くんだ梓!」

梓「これが落ち着いていられるか!私は中野だぞ!」

律「意味が分からん!」

最後の…しえん…zzz…

梓「大体、貴方達は…!」

唯「いーから落ち着くんだ、子猫ちゃん」がしっ

梓「離せ!私は…私は中野だぞ!」じたばた

唯「おい、暴れるな!危な…」

ぶちっ

唯「ッ!」

紬「ゆ、唯ちゃん!」

律「おい、大丈夫か!?」

唯「心配するな」

唯「ブラウスのボタンが取れただけだ」

梓「!」キラッ!

支援支援

俺は負けてない!負けたのはイクサだ!

梓「それを渡しなさい!」ばっ

唯「うわっ!」

梓「ボタンだ…」

梓「これは私のボタンだ!あははははは!」

紬「な、何…?」

澪「め、目付きが変わってる…」

梓「ボタン…私のボタン…」すりすり

律「…なんか知らんけど、落ち着いたみたいだな」

唯「中野、お前まさか…」

梓「はっ!」

梓「(しまった、つい反射的に…!)」

唯「ボタンフェチか?」

妖怪ボタンむしり

梓「…」

梓「…はい//」

唯「やっぱりな」


澪「…ぼたんふぇち?」

澪「律、ふぇちってなんだ?」

律「お前は純粋なままでいろ」


さわ子「(服のボタンに興奮するってレベル高いわねあの子)」

紬「(世界って広い!)」



梓「…先ほどは取り乱してすいませんでした」

唯「全くだ。私は女を脱がすのは好きだが、脱がされるのは大嫌いなんだ」

梓「いや、あれは脱がそうとしたのではなく、指がボタンに引っかかっただけで…」

唯「知ってる」

梓「…私をおちょくっているのですか?」

律「お、おいおい…またバトル勃発は勘弁だぞー…?」


澪「…でも確かに梓の言う通りだ」

澪「今の私達はだらけ過ぎている」

澪「もっとやる気出していかなきゃ!」

唯「…」

さわ子「…」

支援支援支援!

澪「…」

澪「やる気出していかなきゃ!!!」

唯 さわ子「「はい!」」

さわ子「(迫力に押されて、つい返事しちゃった…)」

唯「(気の強い女は嫌いじゃない…むしろ大好きです!)」

紬「(…なんか良いなぁ、私も怒られてみたい!)」


梓「ボタン…えへへ//」

よくじつ!

唯「」…♪

梓「」…♪

澪「…よし、休憩しようか」

律「よっしゃ!ムギ、お茶ー!」

律「…は駄目なんだっけ」チラッ

梓「…」

梓「少しなら構いません」

唯「なんだ心変わりか?」

梓「…昨日は貴方にも他のセンパイにも迷惑を掛けてしまいましたから」

唯「ほーう、少しは申し訳無い気持ちがあるワケだ」

律「…一応、原因はあたしらなんだけどな」



紬「はい、梓ちゃん」コトッ

梓「ありがとうございます」

梓「…」コクッ

梓「(美味しい…)」

紬「ふふっ」

澪「なぁ、梓」

梓「何です?」

澪「梓はギター、かなり上手だよな」

澪「やり始めてから結構長いのか?」

梓「ええ、辿れば小学生の時まで遡ります」

梓「ですが、技術の殆どは外バンで培ったものです」

……名護さんは…最高だから……

律「へぇー、外バンなんかやってたのか」

律「そりゃ上手いはずだよ」

梓「実は今も外バンは続けています」

澪「なんて名前のバンドなんだ?」

梓「『素晴らしきTETRA-FANGの会』です」

唯「!」

紬「なんだかよく分からないバンド名ね」

唯「(どっかで聞いた名前だな)」

唯「(テトラ…テトラ…)」

唯「(昔の女の名前だったか…)」

唯「(うーん…)」

支援

がらっ

憂「…あ、あの、お姉ちゃん居ますか?」

唯「憂か、部室まで来てどうした?」

憂「今日はバンド練習あるから帰りが遅くなるかもって…」

唯「ん、そうか」

唯「じゃあ終わり頃に連絡を寄越せ、迎えに行ってやる」

憂「…ありがとう」

憂「あ、梓ちゃん…また後でね」

梓「分かった、いつもの所で待っていなさい」

紬「あれ?二人は友達なの?」

梓「ええ、バンド仲間です」

律「バンド仲間?」

梓「先ほど言った『素晴らしきTETRA-FANGの会』のボーカルを彼女がやっているんです」

律 澪 紬「「「ええええええええ!?」」」

憂「//」

唯「あ、思い出した!」

唯「テトラなんちゃらって…憂が所属してるバンドの名前だ!」

梓「そういえば唯センパイと憂君は知り合いなのですか?」

唯「知り合いも何も姉妹だ」

梓「姉妹?」

梓「憂君と貴方が?」

梓「…」

唯「なーんだその目は」

梓「いえ、姉妹でこうも違うものかと思いましてね」

梓「妹は出来た子なのに、姉がこんなでは…」

唯「どーゆー意味だ」

梓「言葉通りの意味だ、理解しなさい」

唯「…」

梓「…」


律「ま、またお前らは…」

憂「喧嘩は駄目だよ…」

まだまだ支援

唯「憂!」

梓「憂君!」

憂「はいっ!?」

唯「お前は」

梓「君は」

唯 梓「「どっちの味方だ!!!」」

憂「え、ええ?」

憂「…」

憂「おねえ…」

唯「(勝った!)」

憂「ちゃんじゃなくて梓ちゃん…かなぁ」

梓「よし!」

唯「」

唯「な、何故だぁ!?」

憂「…だってお姉ちゃんは好きだけど、お、女たらしの部分は正直嫌かなぁ…っていうか」

澪「正論だな」

律「紛うことなき正論だな」

憂「それに…」

紬「それに?」

憂「梓ちゃんは…最高だから…//」

唯「」

梓「聞こえないな」

梓「もっと大きな声で言いなさい」

憂「あ、123ちゃんは最高です!//」

梓「うんうん//」

唯「憂が…私の憂が…」

律「これはデカイな…」

梓「私と彼女には共に音楽で築いた絆がある」

梓「当然の結果です」

憂「で、でも勘違いしないでねお姉ちゃん」

憂「お姉ちゃんが真剣に音楽と向き合っている姿は…」

憂「も、もっと最高だから//」

梓「…むぅ」

紬「唯ちゃん、真っ白になって聞こえないみたいよ?」


唯「」


憂「お、お姉ちゃ~ん!?」

そしてときはすぎ!

澪「今年も合宿をしようと思います」

梓「合宿ですか」

律「ひゃっほう海ー!」

唯「水着美女とアバンチュールだ、ハッハッハ」

澪「言っておきますが遊ぶ予定はありません」

唯「なんだと?」

唯「それじゃあ一体、なーにしに行くんだ?」

澪「練習だよ!」

律「ぶー!」

澪「ムギ、今回も宜しくな」

紬「どんとこいです!」

水着回きたか

ネコミミになりなさーい!
ネ・コ・ミ・ミ・ー!!

梓「ふむ…」

澪「どうした梓?」

梓「いえ…合宿なんてまともなこともするんですね」

唯「ひどい言われようだな」

梓「普段の唯センパイを見ていればこうも言いたくなる」

唯「…お前、私にだけタメ口利くよな」

梓「細かいことを気にするのはやめなさい」


紬「…もしもし斎藤?使える別荘を幾つか探して欲しいのだけれど」

紬「うん…うん…それでいいわ」

がっしゅく!

紬「これが今回の別荘でーす!」

梓「…大きいですね」

澪「去年も凄かったけど、今年のは更に大きいな…」

唯「私の器ほどじゃないがな」

律「突っ込まないからな」

澪「じゃあ、荷物を各自の部屋に置いたらロビーに集まってくれ」

梓「分かりました」

律「あーい」

唯「はいはーい」

紬「♪」



澪「…一つ言って良いか?」

律「どしたの澪?」

唯「眉間にシワなんか寄せたら、美人が台無しだぞ」

澪「…なんで水着を着てるんだ」

律「そこに行くべき海があるからだ!」ばん!

唯「そこにナンパすべき女が居るからだ!」ふんす!

澪「私達は練習しに来たんだー!!」

澪「早く着替えてこい!!」

律「えー、遊んでから練習で良いじゃん」

唯「律の言うとおりだ、たまには弦を張り替えなきゃ良い音は出せないぞ」

澪「普段から遊んでるだろ!」

ぼたんむしりにゃん

続きはよ

ほしゅ

落とさせないッ

保守!

おもっきし寝落ちしてしまった

すたすた

梓「お待たせしました」

紬「お、遅れてごめんなさ~い」

澪「ムギ、梓!ちょうどいい所に!」

澪「どうか二人も止めてくれ、律と唯が海へ行こうとしてるんだ」

澪「このままじゃ去年みたいにほぼ練習しないで終わ…」

紬「まぁ!」

梓「事情は把握しましたが…」

梓「で、その二人はどこです?」

澪「へ?」

澪「…」

澪「あーっ!居ない!に、逃げたなーっ!?」


律 唯「「ウワハハハハハハハ」」



律「喰らえ唯ー!」ばしゃっ

唯「ハッハッハ、やったな律ー?」

唯「今度はこっちの番だ」ニヤッ

唯「ゥワン!ワンワンワン!!」じりじり

律「ぎゃー!来るな変態ー!」


澪「…結局今年もこうなるのか」よよよ

紬「うふふ、でも楽しいじゃない?」

澪「そうだけどさ…」


梓「海に入る前には準備運動をしなければならない」

梓「皆はしっかり、体を動かしてから入りなさい」

梓「腕振りなさーい、振りなさい♪」

律「ふー…遊んだ、遊んだ」くたっ

唯「全くだ、思わず童心に返ってしまった」

梓「もう満足ですか?なら、練習しましょう」

律「んー…今日はもう良いんじゃないか?」

唯「お腹が減って力が出ん、ご飯か愛を下さい」

澪「却下だ」

梓「夕暮れにはまだ時間がある、練習すべきです」

梓「貴方達に付き合ってあげたのだから今度はこちらの要求を聞きなさい」

唯「体まっくろくろすけになるくらい遊んでた奴に言われてもな」

梓「これは体質だ、仕方の無いことだ」

紬「簡易ステージならあっちにあるわ」

澪「よし、行こうか」

律「あーい…」

れんしゅう!

澪「」…♪

梓「今の演奏は良かったですね」

澪「ああ、律もちゃんとリズムキープ出来ていたし」

紬「唯ちゃんのギターも主張し過ぎずにバッチリ合ってたわ」

澪「二人ともやれば出来るんじゃないか!」


唯「…空腹と疲労でふざける気力も湧かん」

律「お腹空いた…」


澪「…空腹で無駄な力が抜けただけか」

紬「ご飯にしましょうか」くすっ

しえん

イクササーイズ!!



梓「ごちそうさまでした」

唯「実に美味いハンバーグだった」

律「あたしの得意料理だからな!」

紬「りっちゃんが料理上手なんて知らなかったわ」

澪「律は意外と家庭的な所があるよな」

律「あたしだって乙女なんだぞー?」

唯「ああ、知ってる」グイッ

律「わ!な、なにす…//」

唯「お前が本当は可愛らしい女の子だってことは、とっくにお見通しだ」

唯「カチューシャを外したお前はどんな女神になるのかな?」すっ

律「あ…//」

しかし濃い面子だな

澪「(わわわ…//)」

唯「…思った通りだ、美しい」

律「お、おかしーし…//」

唯「おかしくなんてない」

唯「むしろ、お前の甘い香りで私がおかしくなりそうだ」

紬「(これはキマシ…)」

梓「やめなさい、不純だ」ばっ

唯「いい所だったのに!」

紬「(…チィッ)」

律「あ、危ねー…乗せられる所だった//」

澪「(あ、あんな顔した律…初めて見た//)」

律「あ、あはは…なんか変な汗かいちった」

律「お風呂入ろうぜお風呂」

紬「そうね…」

澪「そ、そうだな」


唯「お前はことあるごとに私に突っかかってくるな、私が大好きなのか?」

梓「冗談は休み休み言いなさい」

梓「貴方を見ていると、苛つくことこの上無い」

唯「その気持ーちーのー名ー前はー愛だー♪」

梓「断じて違う!」


澪「お前らは入らないのか?」

唯 梓「「入ります!」」

おふろ!

唯「…似てるな」

紬「何が?」

唯「澪と梓だ」

唯「梓なんか、髪をおろしたら澪と殆ど変わらん」

律「確かに」


澪「わぁ…綺麗な髪だな梓」

澪「滑らかで羨ましい…」

梓「もっと褒めなさい」ふんす!


唯「ただ…一つだけ決定的な差がある」

紬「それって…」

律「まぁ、十中八九アレだよな…」

唯「そうだ」


澪「」ドン!

梓「」ぺたーん


唯「さしずめ、澪がバーストモードで梓がセーブモードだな」

唯「アッハッハッハ」

律「(あれ?私もムカついてきた)」

紬「ゆ、唯ちゃん…」


梓「…」

梓「平沢唯」ざっ

唯「ハッハッハッ…ん?」

梓「その命…」

梓「神に返しなさい!!」

梓「ア・ズ・サ・ナ・ッ・ク・ル・ラ・イ・ズ・ア・ッ・プ」

梓「ハッ!!」しゅっ

唯「ぶっ!!」

律「(こ、こめかみにモロ…)」

梓「あの世で悔い改めなさい…」


唯「」


澪「だ、大丈夫か唯ー!?」

紬「(よっぽど気にしてたみたいね…)」


唯「み…澪…」

澪「唯、しっかりしろ!」

唯「私は…もう駄目だ…だから…最期に…」

澪「ゆ、唯!」


むにゅ


澪「へ?」

唯「去年よりデカくなったな、私は嬉しいぞ」ふにゅん

澪「き…//」

澪「きゃーっ!!!」


ごん!

キリも良いし、時間なのでバイトに行ってきます

『ただいま、留守番電話となっています』

『メッセージの後に、ピーッという音が鳴りましたら伝言を入れて下さい』

唯『唯です。留守です。愛をどうぞ』

ピーッ

唯ちゃん昨日は気持ちよかったよ
ありがとね

保守しろってことか
フッ

唯ちゃん俺のこともナンパしてよ
俺なら唯ちゃんの愛に全力で応えるよ!

唯は世界中の女と赤い糸で繋がってるけど十本全ての指が赤い糸で繋がってるのは俺だけです

あら続き来てたのね、ほっ

覗いたら残っててびっくりゆいゆい

天才すごい!

保守

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

キバッ!

梓「ほも以下…?不純だ!//」

はよ

まだまだなつやすみ!

梓「…」PRRRR…

ピッ

憂『はいもしもし、憂です』

梓「やぁ憂君、私だ。今駅前に居るのだが、共に交友を深めないか?」

憂『…行きたいですけど、ちょっと今は手が離せなくて』

憂『久しぶりに良いニスが作れそうなんです』

梓「そうか…分かった」

梓「また改めて誘う」

憂『ご、ごめんなさい』

ピッ

梓「…予定が狂った」

梓「他に誘える友は居ないし…」

梓「どう暇を潰したものやら…ボタン採集にでも出かけようか?」


唯「いーざ、すーすーめーやーゆ・いー♪」すたすた

おきゃえり!

唯「めーざすはーめーがーみ・よー♪」すたすた


梓「…あれは唯センパイ?」

梓「…」

梓「後をつけてみるか」

梓「あのナンパ師がどんな一日を過ごしているのか…」

梓「白日の下に晒してやる!」たたたっ

やってやれです!

唯「ふんふふっ~ん♪」すたすた

唯「ん?」ぴたっ

唯「…」じー


梓「(…ショーウインドーの前で立ち止まった?)」

梓「(展示されているのはウェディングドレスだが…)」

梓「(まさか、結婚願望があるのか?)」


唯「うーん、今日も良い女だ平沢唯」

唯「私が平沢唯じゃなければ、真っ先に求婚してやるのに」

唯「アッハッハッハ…」すたすた


梓「(…ガラスに映った自分に酔っていただけか)」

お、帰ってきた

待ってたぞ

唯「らーらーらー♪ひっらさわー♪」すたすた


梓「(…今の所は動きが無いな)」

梓「(いや、充分動いてると言えば動いているが…)」


唯「ららるらー♪」くるくる

唯「ん?」


女1「…でさー」すたすた

女2「あはは、マジ?」すたすた


唯「今日の私はツイてるな」

唯「カワイコちゃん二名、愛の楽園へご案内だ」


梓「(…何をする気だ?)」

待ってた支援

ずっと天才のターン

唯「…」ざっ

女1「それでね…うん?」

女2「何?あんた?」

唯「あたたたたたた!」ばたっ

唯「い、痛い…!!」

女1「え?な、なんなの?」

唯「い、痛いんだ…助けてくれ…!!」

女2「ど、どこが痛いの?」あせあせ

唯「心だ!」しゅたっ

女1「はっ?」

唯「…お前達を見ていると、心が締め付けられるように苦しいんだ」

唯「それは何故か?」

唯「お前達という双子のヴィーナスに惚れてしまったからだ!」

唯「さぁ、そんな私を哀れに思うなら、お前達の愛で私を満たしてくれ!」


梓「(…ミュージカルでもやっているつもりなのか、あの女は)」

唯「さぁ!さぁ!」

女1「なんなのコイツ…」

女2「い、行こ?」


たたたっ…


唯「…」

唯「今時の子はシャイだな」

唯「ま、いずれ私の魅力の虜になるまで気長に待つか」

唯「天才は総じて寛大だからな、ハッハッハッ」すたすた


梓「(…哀れだ)」

天才は己を疑わない



唯「お腹が空いたな」

唯「久々にオムライスが食べたいなぁ」

唯「愛情たっぷりの」


梓「(そういえば、もう昼か)」

梓「(私も朝からコーヒーしか飲んでいないからお腹が…)」ぐ~


唯「…」

唯「こんな時はメイドさんカフェだな」

唯「そうと決まれば善は急げだ!」たたたっ


梓「あっ、待ちなさい!」たたたっ

ホッヒヒ



カランコロン

唯「お前達、待たせたな!皆の平沢唯のご帰還だ!」

メイド1「あ、唯ちゃん!お帰りなさいませ!」

メイド2「また来てくれたんだね!私、と~っても嬉しいにゃん☆」

唯「私もと~っても嬉しいにゃん☆」

唯「ハッハッハッ、つくづく素晴らしい時代だ」


梓「(突然走ってどこへ行くかと思えばメイドカフェだと!?)」

梓「(本当に女のことしか頭に無いのか!?)」

梓「(どうする中野梓、私も中に入るべきか…否か…)」


メイド3「むむ?」

メイド3「ねぇ、お店の前で何やってるのかにゃ?」

梓「何?」くるっ

中野伝説の幕開け

ふむ

メイド3「じ~…って、誰かを見てたみたいだけど」

メイド3「も、もしや!」

梓「待て、私は怪しい者ではな…」

メイド3「メイドに興味があるの?」

梓「えっ」

メイド3「ねぇ、そうでしょ!凄い顔で見てたもの!」

梓「違う、私は…」

メイド3「おっけー、暇だから特別にメイド服着せてあげる。君可愛いし」

メイド3「そうだ猫耳も着けてあげよう!」

梓「やめなさい!誤解だ!」

メイド3「なんかテンション上がってキター!」

メイド3「おいで、コッチだよ☆」がしっ

梓「離せ!私を誰だと思ってる!私は中野だぞ!」ずるずる…

気持ち悪いキャラだな澪って死んどけよ

梓「…余計な時間を食ってしまった」

梓「唯センパイは見失ってしまうし…」

梓「新しい自分を発見してしまうし…」

梓「おのれ、メイド…!」


「や、やめて下さい…!」

「いいから、来いよ」

「逃げようなんて思うなよ?」

「だ、誰か…!」


梓「」ピクッ

梓「…悪の気配がする」

梓「こっちか」たたたっ

しえん

女「キャッ!」どさっ

DQN1「人にぶつかっといて、無視はねーだろ」

DQN2「慰謝料よこせ慰謝料」

女「ぶつかって来たのは貴方達じゃないですか…!」

DQN1「何?口答えすんの?」

DQN2「立場分かってんのかコラァ!」ブンッ

女「ひっ!」


バシッ!


DQN2「いってぇ!なんだ!?」

DQN1「…ね、猫耳が飛んで来た?」


梓「その命、神に返しなさい」ざっ

DQN2「なんだこのガキ…」

梓「君、逃げなさい」

女「あ、ありがとう!貴方も早く!」

梓「私は良い」

女「でも…!」

梓「良いから早く行きなさい」

梓「私はこの愚か者共を成敗しなければならない」

DQN1「チビガキの癖に何ほざいてんだコラ」

DQN2「ガキだからって許して貰えると思うなよ」

梓「天魔覆滅…!」シュッ!

DQN1「がっ…!?」ばたっ

DQN2「テメェ!」

梓「」すっ

梓「やめなさい」シュッ!

DQN2「げふっ!」ばたっ

梓「悔い改めなさい」

女「す、凄い…」

梓「私はこれでも一時期、バウンティハンターを目指していたんだ」

梓「この程度の不良など造作もない」

梓「さて、ボタンボタン…」ぐいぐい

女「(…ボタン?)」


DQN1「お、お前ぇ…!」よろっ

女「!」

123!123!

みてまーす

>>182
ライダーキック

私怨

梓「(中々、ボタンが外れないな…)」ぐいぐい

女「危ない!!」

DQN1「死ねぇ!」ブンッ

梓「!?」


ぱしっ


唯「そこまでだボウヤ」

唯「コイツに手を出して良いのは私だけだ」バキッ

DQN1「」ばたっ

唯「覚えておけ、私の嫌いなものは二つある」

唯「糸こんにゃくと…アホなガキだ!」ふんす!

梓「…聞こえてませんよ」

DQN1 2「」

唯「あれ?」

まいったな…最強じゃないか

唯「せっかく格好良く決めたのにもったいない奴らだ」

梓「…どうしてココに?」

唯「ムーンウォークしてたら絹を裂くような美女の悲鳴が聞こえてな」

唯「それで駆けつけた」

唯「そしたらお前が先に居るんだもん、唯ちゃん驚き桃の木だ」

唯「で、ピンチになったら現れようと物陰に隠れてたワケさ」

梓「本当に嫌な性格をしているな、貴方は」

唯「良く言われる、年に四回くらい」

梓「大して言われてないじゃないか」

唯「それもそうだな」

女「あ、あの」

梓「まだ居たのか、早く帰りなさい」

唯「馬鹿、傷心の女には優しくするんだ」

梓「馬鹿とはなんだ!」

女「本当に…」

女「助けてくれてありがとうございました!」ばっ

唯 梓「「!」」

梓「…礼には及びません」

唯「お嬢さん、私がお家まで送ってやろう」

女「い、いえ…それは別に…」

唯「いいからいいから、ハッハッハッ」ぐいっ

女「え、ええ~…」


梓「…」

しえんぬ

ボタンか関係か…なんだよ、なんなんだよ!

唯「…」すたすた

唯「…」ぴたっ

唯「中野」

梓「?」

唯「…意外にガッツあるんだな、見直したぞ」

梓「…」

梓「…唯センパイもね」

唯「当たり前だ」すたすた


梓「…」

梓「…私も帰りますか」


唯「猫耳拾い忘れてるぞ?」ひょい


梓「要らん!」

この唯ちゃんにナンパしたらどうなるの?

なつやすみあけ!

澪「もうすぐ学祭が始まるな」

澪「皆、気合い入ってるか?」


律「もちろんだぜ!」

紬「当然!」むふー!

梓「努力は怠っていません」


澪「うんうん!」

澪「(やっぱり合宿をして正解だったな)」

澪「唯はどうだ?」くるっ


唯「ろんもちバッチリだ…ゴホッゴホッ!」

澪「!?」

この梓見てると、後ろだっ!バカめ!ってSS思い出すなぁ

おまえら1「やっぱ女は処女だよなー」

おまえら2「中古抱いてる男とか情弱だろ」

中野「ぷっ」

おまえら1(おい、今あの女笑わなかったか・・・?)

おまえら2(気のせいだろ・・・あんなかわいい子が非処女なわけない)

中野「大学生にもなって女の子をリード出来ない男の人ってありえなくないですか~?唯先輩?」

唯「ふぇ?あずにゃんはもうそういう経験あるの?」

中野「と、当然です!!っていうか唯先輩もこの前男の人と歩いてたじゃないですか!!」

唯「えへへ~♪」

おまえら「」

律「うわ、顔真っ赤だぞ唯!」

紬「風邪かしら?」

澪「風邪!?」

梓「馬鹿は風邪を引かないってのは迷信だったんですね」


唯「ゲッホ!ゲホッ!」

唯「ズズッ!」

唯「…」でろーん


さわ子「完璧風邪ね」

律「うわっ!何時の間に…」

急に変なのが…なんだ今の…?

唯「ゴホッ!ゲホッ!…おえっ」

澪「何もこんな時に風邪引かなくても…」

唯「けほっ…実は憂がまた変なニスを作りやがってな」

唯「うっかりそのニスの匂いを直接嗅いだらこのザマだ」

唯「ゲホゲホッ!」

律「あー…あたしも経験あるから分かるわその気持ち」

紬「困ったわ…学祭までに治るかしら」

澪「もし治らなかったら…」

さわ子「…最悪、唯ちゃん抜きね」

梓「!」

律「…まぁ、そうなるよな」

唯「悪ぃ…ゴホッ!」

澪「…仕方無いな」

澪「唯はもう帰って休むんだ」

澪「私達はもしもの為に、唯無しのパターンを想定して練習しよう」

紬「…うん」

律「分かった」


梓「待って下さい!」がたっ

おやっ?

しえn

紬「梓ちゃん?」

梓「私は反対です」

梓「唯センパイが出れないのであれば学祭は辞退すべきです」

梓「私は忘れません、新歓で見た皆さんの演奏を」

梓「つたない技術ながらも、心のこもった演奏を」

梓「私はそれに感動した。だからこの軽音部に入ったんです」

梓「私は…」

梓「誰一人欠けずに学祭で演奏したい」


澪「…」

律「…」

紬「…」

さわ子「…」


唯「ぶえっくしょいっ!」

あずにゃんも風邪か?

保守

律「唯…ちょっと空気読もうよ」

唯「出るもんは出るんだ」ぐしゅっ

唯「梓」

唯「似合わんことグダグダ言ってないで、私抜きで練習しろ」

梓「しかし…」

唯「心配するな、本番までには治す」

唯「私を誰だと思ってる」

唯「七千年に一人の天才、平沢唯だぞ」

梓「…」

ゆいゆい

順調に増えとる増えとる

a

あうーあうーあうあうーああうああうあうあ

会うー0会うーあうーあうあーうあーうあああうあうあうああ

唯「分かったか?」

梓「…信じます」

唯「良い子だ」


がらっ


憂「お姉ちゃん、大丈夫!?」

唯「おお憂か、見ての通りだハッハッ…ゲホッゲホッ!」

憂「ごめん、私のせいで…」

唯「気にするな、それより帰っから肩を貸してくれ。フラッフラして歩けん」

憂「分かった…ほら捕まって」

唯「それじゃあ諸君、また会う日まで」すたすた

憂「失礼しました…」すたすた


澪「大丈夫かな…」

律「信じて待つしかないさ、あたしらはあたしらに出来ることをやろう」

紬「そうね…そうしましょう?」

梓「…」


「ゴッホ!おえっ!リバース!リバースしちゃう!」

「わわわっ!トッ、トイレぇー!?」


澪「…」

律「…やっぱ駄目かもな」

シエスタ

しえーん

がくえんさい!

紬「結局、本番まで唯ちゃん一回も来なかったわね…」

澪「律、連絡は?」

律「コールはしてんだけど出ないな…」

梓「間に合わなかった…ということでしょうか」

さわ子「まだ演奏までは時間があるわ」

さわ子「それまでにどうするか決めなさい」

さわ子「演奏するにしろしないにしろ、貴方達の判断を尊重するわ」

澪「…はい」

梓「…」

支援

紬「…辞退しましょう」

律「マジ?」

紬「大マジよ」

紬「唯ちゃんのギター無しで演奏しても、それは私達の音楽じゃないわ」

紬「唯ちゃんのギターと梓ちゃんのギター」

紬「澪ちゃんのベースにりっちゃんのドラム」

紬「この全部が揃って初めて、私達の音楽になると思う」

律「おいおい、自分を忘れてるぞ?」

紬「あっ//」

紬「わ、私のキーボードも!」

澪「くすっ」

梓「ふっ…」

しえ

ちえ

澪「…」

澪「よし、演奏は辞退しよう」

澪「やっぱり私達は五人揃ってこそだ」

律「だな、それにこれっきりってワケじゃない」

律「あたし達はまだ来年がある」

律「その時に今年の分もまとめて、演奏すれば良いさ」

梓「そうですね」

紬「うん、来年頑張ろー!」

澪「じゃあ、さわちゃんに私達の気持ちを伝えに行こうか」



さわ子「どうするか決めた?」

澪「はい、辞退することにします」

澪「私達は五人揃って軽音部ですから」

さわ子「…ん、分かったわ」

さわ子「じゃあ私はプログラムの変更をお願いしに行くから」

さわ子「貴方達は演奏を楽しみにしていた皆に『ごめんなさい』してきなさい」

律「うん、あたしらの勝手な都合で期待を裏切るんだ」

律「ちゃんとケジメはつけるよ」

梓「私が行きます」

梓「辞退すべきと最初に言い出したのは私です」

梓「ですから私が行きます」

澪「待って」

澪「誰が言ったからとかじゃないだろ、梓」

澪「これは皆で決めたことだ」

澪「だから皆で謝ろう?」

梓「…分かりました」

紬「どうやって謝ろうか?」

律「ジャンピング土下座とか!」

澪「じゃあ律はそれな」

律「いや、冗談だから!!」

梓「真面目に考えなさい」


さわ子「(唯ちゃん、貴方は幸せ者ね)」

しえん

二十分程離れます

なんと!

ほれ

へい

待ってる

再開します

『お知らせです』

『次は桜高軽音部による演奏の予定でしたが』

『プログラムを変更し、吹奏楽部の演奏を始めます』


「え?軽音部のライブやらないの?」ざわざわ

「去年の演奏凄かったから今年も期待してたのに」ざわざわ

「平沢さんのMC聴けないんだ…」ざわざわ

和「(唯…やっぱり治らなかったみたいね)」


『また、演奏の中止理由についてですが…』

『そのことについて軽音部から説明がございます』

またちょっと離れます
本当にごめんなさい

うい

ゆい

あすにゃん♪

りっちゃん!

誰か前スレ教えて下さい

今度こそ再開
ラストまで走ります

走りなさい!走りなさい!
敵を追って走りなさい!

走りなさい!走りなさい!
未来に向かって走りなさい!

前スレな


唯「私の名前は平沢唯!えら~い人だ!」
唯「私の名前は平沢唯!えら~い人だ!」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1347033106/)

澪「こ、こんにちは!軽音部です」

澪「突然、演奏発表を中止してごめんなさい」

澪「でも、これには理由があるんです」

律「言い訳みたいになっちゃうから、細かくは言わないけど」

律「今のあたし達はベストではありません」

紬「このままの状態で演奏しても、きっと皆には楽しんで貰えないし」

紬「私達もきっと後悔すると思うんです」

梓「ですから…」

梓「私達は…」


ギィィィ…バタン!!


梓「!」


「私の名前は!!!」

「平沢唯!!!」

「えら~い人だ!!!」

>>241
サンクス

第2部の終わりが近い

待ってた

澪「えっ?」

律「この声…」

紬「まさか…」

梓「…唯センパイ!?」


唯「いずれ私の功績は伝記として語り継がれ」

唯「私の音楽は永く後世に伝わるだろう!!!」


わああああああああああ!


「平沢先輩だー!」

「ああ、そういう演出なのかな?びっくりしちゃった!」

「これこれ、これが聞きたかったの!」

唯「ハッハッハッ、宜しくー皆のアイドル平沢唯を宜しくー」

唯「おっと、サインは一人一枚までだ」

唯「だが愛なら、望むだけやろう!」

和「唯!」

唯「おお、織姫!」

和「貴方、風邪はもう大丈夫なの?」

唯「そんなものとっくの昔に治っている」

和「じゃあなんで、こんなギリギリまで…」

唯「それはだな」

唯「…」

唯「なんでだっけ?」

和「な!」

唯「さーて、早くにステージ上がらなければ」たたたっ

支援

ミス
○早くステージに ×早くにステージ

今作中に10000年突破は無理か!



唯「よっと!」ひょい

唯「待ったか皆?ああ待っただろうな、みなまで言うな」

澪「唯!」

律「大丈夫なら連絡くらい寄越せ!」

唯「悪ぃ、気付かなかった」

紬「風邪は平気なの?」

唯「全く、皆聞くことは一緒だな」

唯「風邪なら三日前には完治している」

梓「では何故…」

唯「んー…」

唯「まぁ、理由は色々あるが…一番の理由は」

唯「私の性格が悪いからだ」ニヤッ

律「はぁ?」

梓「どういう意…」

梓「!」

唯「理解したか梓?」

梓「…目立ちたいから、なんて言ったら貴方を許しませんよ」

唯「ピンポーン、ムギからハワイ旅行二泊三日をプレゼントさせよう」

紬「えっ?」

紬「二泊三日だけでいいの?」

澪「乗らなくていいぞムギ」

唯「アッハッハッハッー!」

和ちゃんかわいい

支援

梓「やはり貴方は度しがたい」

梓「私には理解出来ない」

唯「良く言われる、年に七回くらいな」

梓「それだけ言われて何故、自分の性格を直そうとは思わないのか不思議です」

唯「直す?長所は伸ばすものだろ?」

梓「…ふぅ」

律「はい、そこまで」

澪「観客がおいてけぼりにななってるぞ」

唯「おっと、私としたことが」

しえ

唯「すぅ…」

唯「待たせたな、私の運命の女達よ!」

唯「八千年に一人の大天才・平沢唯と運命の女神達の復活だ!」


わああああああああああ!


唯「さぁ、一曲目だ!」

澪「ふわふわ時間!」

律「ワン、ツー!ワン、ツー、スリー、フォー!」カッカッ

123!123!

追いついた

終わりそうだけどw

私達の音が講堂いっぱいに広がってゆく

それはまるで、幾重にも折り重なった翼のように

きっとこの学園祭も成功するだろう

そう確信出来るのは、皆が笑顔だからだ

無論、私が天才だからというのも多分にあるがな

そして私は願う

奏でたこの音が今日限りのものではなく永遠に誰かの心に響くことを



唯「終わったかと思ったか?残念、もうちょっとだけ続くぞ、ハッハッハッ!」

天才かっこゆい!

支援

ねんまつ!

唯「キンクリにも程があるだろう!」ばん!

律「急にどうした?」

唯「独り言だ」


澪「なぁ、皆は年末はどう過ごす予定なんだ?」

梓「私は普通に家で過ごします」

律「あたしもかなー」

紬「私も今年は日本でゆっくりするの、去年はあちこちパタパタしてたから」

唯「私は忙しいぞ、主にデートで」

唯「うっかりダブルブッキングしたりしないように調整に苦労した」


澪「じゃあ、唯以外の皆に提案があるんだけど」

で、あずにゃんはいつ逮捕されるの、と

やっと追いついた
しえん

おいついた…支援

梓「提案?」

澪「皆で年末パーティしないか?」

紬「パーティ!?」キラキラ

律「おお~、なんか楽しそうな響きだな!」

澪「だろ?」

澪「皆でお鍋の食材とか持ち寄ったりしてさ」

律「年越しソバを食べたりとか?」

梓「ならばコタツにミカンは外せませんね」

紬「コタツ…ミカン…//」ぱあああ

澪「どうかな?」

律「あたしは賛成!」びしっ

紬「私も!」びしっ

梓「私もだ!」びしっ

しえんゆいゆい

しえん

音唯さんハブられwww

支援

唯「…」

澪「じゃ、決まりだ」

律「場所はどうすんの?」

澪「ムギの所…は駄目かな?」

紬「ごめんなさい、私の家は予定が詰まってちょっと…」

澪「そっか、無理言って悪いな」

律「じゃあ、どうすっかな~」

唯「はい!はいはーい!」

澪「唯?」

唯「私の家を提供してやろう!」

律「あれ、忙しいんじゃなかったの?」

唯「忙しい?何のことだ?」

クリスマス回か
このSS二人で「あったか、あったか」とかやったんだろうかwww

紬「デートの約束があるってさっき…」

唯「…」ピッ PRRRR…

唯「もしもし、お前の平沢唯だ」

唯「悪いが年末のラブラブデートはお預けだ」

唯「必ず、別の日に埋め合わ…え?また浮気?違う違う!」

唯「この前のは誤解だと何度も言ったろう?」

唯「信用出来ないって…じゃあ例えば、私と非通知で掛かってきた自分の孫と名乗る電話と」

唯「どっちが信用でき…え?非通知?」

唯「そりゃないぜ、めが…」プツッ

唯「…」

澪「…」

唯「年末、暇なんだけど…」

澪「…唯もパーティするか?」

唯「…する」

しえ

続けなさい

おおみそか!

がちゃっ

唯「いらっしゃい、良く来たな」

律 澪 紬 梓「「「「お邪魔しまーす」」」」


憂「こんばんわ、皆さん」

律「おっす憂ちゃん!」

澪「一晩、お世話になります」

紬「なります!」

憂「い、いえ!こちらこそ…」

梓「寒いね」

唯「暖房ならそこだ、猫みたいに丸まってていいぞ」

梓「では遠慮なく」ぬくぬき

唯「ちょっと皮肉ったんだが…」

唯「おっと、鍋の食材は皆ちゃんと持ってきたんだろーな?」

澪「私は白菜とか色々な野菜を持ってきた」

律「あたしは豆腐や、きのこ!」

紬「私は黒毛和牛を10kgほど…」

唯「うおっ…金持ちのアドバンテージ活かしまくりだな」

唯「中野、お前は?」

梓「しらたき」

唯「出てけ」

梓「冗談です」

梓「私は鍋の食材ではなく、食後のデザートを持ってきました」

憂「楽しみです」

10㌔とか海賊か!

しらたきwwwwww

焼肉じゃなくて鍋に10キロはな…

しらたきうまいやろ!
あずにゃん(^ω^)ペロペロ

ワロタw

澪「そういう唯は何を用意したんだ?」

唯「私か?私の食材はな…」

唯「私だ!」ふんす!

唯「さぁ、パクッと食べちゃってくれ!」

紬「どうやって捌きましょうか?」

律「まずは三枚におろすか」

唯「ごめんなさい、本当にごめんなさい」ガクガク

澪「忘れたなら、忘れたって言え」


梓「ミカン美味い」むぐむぐ

よろしい。食べてやる

家なんもないのか?

天才の肉長生き出来そうですしゃぶしゃぶ

唯を性的な意味で食べたい

梓「律センパイ、肉ばかり食べ過ぎです。野菜を採りなさい」

梓「ムギセンパイは野菜ばかり食べ過ぎです。バランス良く採りなさい」

梓「む、誰ですか豆腐を崩したのは!崩したら責任を持って食べなさい!」


澪「…どんなグループにも必ず一人はこういう奴居るよな」

律「鍋奉行・あずの守」

紬「うう…お肉美味しいけど太っちゃう…」もぐもぐ

憂「も、もう食べれません…」

唯「ちょっと目を離す度に私の器にしらたきが飛んでくるんだが」


梓「少し出汁が薄いな…醤油を足しなさい」

梓「待て、雑炊を作るにはまだ早い。タイミングを考えなさい」


唯「…お前友達少ないだろ」

あずさんは最高です!

しらたきだけにお白洲裁き状態か…ごめん



唯「あー満腹だ、幸せの疲労感で心地良い」

澪「お腹なんか出して…だらしないぞ」

律「結構、お肉余っちゃったなー」

紬「10kgはさすがに多かったわね…持ってきておいてなんだけど」

梓「このまま放置するのはもったいないですね」

さわ子「大丈夫よ、私がちゃんと処理するから」もぐもぐ

律「本当?悪いねさわちゃん」

さわ子「良いってことよ」もぐもぐ

律「…」

律「え、さわちゃん!?」

さわ子「今ごろ気付いたの?」

唯「どっから入ってきた」

さわ子「玄関から」

さわ子「全くもう、顧問を仲間外れにするなんてひどいじゃない!」

律「いやー、さわちゃんは彼氏と過ごすだろうからいいかなって」

さわ子「あ?」

澪「ひっ!」

さわ子「…彼氏なんてここ数年出来たこと無いわよ」

さわ子「これじゃ結婚なんて夢のまた夢よぉ!」よよよ

憂「あ、あの…バイオリンに鼻水つけるのはちょっと…」

さわ子「うえーん!」よよよ

梓「(面倒ですね)」

唯「別に良いだろ、女神は結婚なんてしない」

唯「何故なら、その愛は等しく向けられるものだからだ」

さわ子「唯ちゃんうるさい…ぐすっ」

唯「…」

いぇーいエレ速さん見てるー?ノシ

さわちゃん肉まだあるよ…

唯wwwww

紬「あ、カウントダウン始まった!」

澪「嘘!もうそんな時間?」

律「なんかワクワクするな!」

梓「たかが、年数が一つ増えるだけでしょう」

梓「もっと落ち着きなさい」

唯「お前は大晦日くらい素直に楽しんだらどうだ?」

唯「遊び心の無い奴め」

梓「なんだと!」

憂「わ、私は年越しソバの準備して来ますね」

紬「10秒前!」

澪「9…8…7…」ドキドキ

律「6…5…4…」ドキドキ

はよ

123!123!

さわ子「3!」

梓「2!」

律 澪 紬「「「1!」」」

紬「ぜ…」

唯「ぶえっくしょん!」

唯「やべ…また風邪引いたか?腹出さなきゃ良かった」ぐしゅっ


ゴーン… ゴーン… ゴーン…


紬「…」

澪「…」

律「…」

さわ子「最低の新年スタートね」

梓「貴様ぁ!」がたっ

ファッ!?

唯「ん?なんだもう明けたのか?」

唯「明けましておめでとう、今年も愛を宜しく」

梓「そんなことはどうでもいい!」

梓「なんであのタイミングでくしゃみをするんだ!」

唯「あれは奇跡としか言いようがない」

唯「どうやら今年も確率の女神の寵愛を受けているみたいだな、ハッハッハッ」

唯「お、初ハッハッハッを聞けるとはお前は運が良い」

唯「特別にこの猫耳をプレゼントしてやろう」

梓「要らん!どうせ渡すならボタンを渡しなさい!」

唯「おいおい私の第二ボタンは競争率高いぞ?」

梓「そういう意味では無い!」


憂「あの…おソバ出来ました…もう年明けちゃってるけど」

律「アイツらは放っといて食べるか」

さわ子「そうしましょう」

紬「体重計が怖い…」

ホントに困ったフェチだな

フェチにゃん



唯「おーい…起きろー」

唯「初日の出を見に行くぞ」

律「ぐー…」

澪「すー…」

紬「すやすや…」

さわ子「ううん…」ごろん

憂「きばっとぉ…」

梓「タン塩カルビハラミ特上骨付きカルビレバ刺しセンマイ刺し特上ハツ
  ビビンバクッパワカメサラダ激辛キムチサンチュでサンキューや…むにゃ…」

唯「…」

唯「さーて、確か物語の姫は王子のキスで目覚めるんだったな」

一同「おはよう!」がばっ

はつひので!

律「眠いー…」

澪「あふ…」

紬「ゲル状が良いのぉ…」こっくりこっくり

梓「もっとシャキっとしなさい」

梓「朝の眠い体にはアズササイズが効果的ですよ」

唯「誰も知らねぇよそんなの」

梓「馬鹿な…私の父は全国規模で広まっていると…!」

さわ子「貴方のお父さんってもしかして高田純次?」

憂「お姉ちゃん、マフラーいる?」

唯「準備が良いな憂」

憂「い、いつも持ってるだけだから」

アズササイズ…少し興味あるぞ

ララララーイララララーイ

     / ̄ ̄\
     Il(itノヽヽヽl うーい!
    ノリ(l| ^ q^ ノi ゆいのおちりきたない!
     /  、 つ

プーン (:(:__ ⌒)ノ   
       ∪ (ノ    

       _

     ,ィ´   `ヽ またウンチ漏らしたのね!
     从 ,ノjノヽハ        / ̄ ̄\
      ゝ({ ゚ ヮ゚ノ ∩ パーン゜。 l(itノヽヽヽl 。゚

     /    //     ゚ノリ(l| ゚> q<゚ノi ゚ ギャー!!;(;゙゚'q゚');
    ⊂/ ) ..//つ  \从 ./  、 つ  うーいやめちぇー!!(>q<#)
       (_/      ・、 '(_(__ ⌒)ノ
       ).ノ      /W...∪ (ノ

      ノノ

律「なぁ、この場所で本当に見えるのか?」

唯「ああ、ココは私と憂しか知らない穴場でな」

唯「それはそれは美しいぞ」

唯「もちろん、お前らも負けず劣らず美しいがな、ハッハッハッ」

澪「寝起きでお前のテンションについていくのは辛い…」

憂「時間的にはもうそろそろですね」

律「よっし、焼き付けるぞ」


梓「アズササイズがローカルだと…?有り得ない…」

梓「わ、私は常に正しい…私が間違うことは無い…」

さわ子「(猫耳乗せちゃえ)」

ふとイクササイズしたら下の人に怒られたでござる

さあ画面の前の君も193312に励むんだ
http://www.youtube.com/watch?v=OLwAnh5Dvr4



澪「わぁ…!」

紬「綺麗…」

さわ子「壮観ね」

律「すっげー…!」

唯「うーん、今年も良いことがありそうだ」

憂「うん!」

梓「(帰りは神社に寄ろう、そして今年こそ小吉を引いてみせる!)」


唯「…」

唯「おい、お前ら!」


澪「?」

紬「なーに?」

律「どした唯?」

梓「なんです、下らないことを言ったらパンチですよ」

けいおんSS久しぶりに見た。やっぱいいもんだ

唯「今年も…いや」

唯「これからも九千年に一人の天才、平沢唯を宜しくな!」


澪「…」

澪「うん、宜しくな!」にこっ

律「おうよ!」にっ

紬「はい!」キラキラ

梓「…宜しく」プイッ


唯「」~♪


おしまひ

>>1乙最高です!

糞だった

                    ⊂___ ⊃

:::::::::::_,rーく´\  , --、  グッ         >>1おつです
::::,-く ヽ.\ ヽ Y´ /

 { -! l _」_ノ‐′/::::::::::::::::::::ノ:|::::/ ___レヘ:::::/ ___V  ';::|:::::|::::::::::|:::::i ..    / / ):::::::::::
 ヽ ゙ー'´ ヽ  /::::::::::::::::::::::.!:::{从rテ示  ∨ rテ示7 V::::::|::::::::/:::: |    /  / /ヽ:::::::::::: 
:::::::ゝ、  ノ_ イ \\:::::::::/:::::::::リ ヒソ     ヒソ /::::::/::::::/::::::::|   /  / / /::::::::::::::::
:::::::::::::ヽ     |\ \\...|::::::::   xx       xx :::::::「`)イ::::::::::::|  l  三 / / )::::::::::::::: 
:::::::::::::::|    | ヽ . ミヽ::|:::::::小、          /::::::::::r'´ |:::::::::::::| ./   二 / /::::::::::::::::::

続編ありがとうー
長編もいいしクロスもいいなー

乙乙
今回はかなりのボリュームだったな梓のキャラも良い感じだった!
ふむ次回作は流石に時間かかるだろうな!チラッ?

乙りんこ

澪「おい、唯!しっかりしろ!」

紬「嫌…死んじゃ嫌ぁ!」

律「馬鹿野郎…本当に馬鹿野郎が…!」

梓「貴方は…私にとって…」


唯「…聴こえるか○○?私の音楽が…」


次回、『終止符・さらば唯』

To Be Continued...

※内容は予告無く変更される場合があります

乙!面白かった!
続編楽しみやで

なんでさら電のモモが死ぬみたいな予告なんだよwwwwwww

続きの続きにわくてかしながらお礼にジュンヒットチョコをくれる純ちゃんの図

         ___
     _, :´: : : : : : : `丶、  _
  /¨7 : : : : : : : : : : : : : :`く : :`⌒フ

  フ 〃: : : : :/: : : : : : : : : ヽ: : : : : く   >>325
 厶イ: :/ :/ /{:|: : |∨\: : : :!: | : : : ::

  | L/レイV\L:リ / ヽ:./| リ : : : :N   ジュンヒットチョコ !
   N: : : :} ●    ●  V^レ{: : :八{
     ノVハ⊃    ⊂⊃_ノ厶イ
.    f⌒.ト.   ▽   ィ⌒ヽ
 ̄ ̄ ̄`ー'  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー'  ̄ ̄ ̄


     ■■■■■■
     ■■■■■■===⊃
     ■■■■■■

すげー面白かった乙
次回にも期待

けいおんSSが生き甲斐です

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