紬「私鬱クラッシュするのが夢だったの」 (17)

和「知らないよあんな子……」

さわ子「あんたは障害者なの。私もあんたみたいな燃えるゴミだいっきらいよ」ドンッ

憂「あなたと暮らすのが苦痛なんです」

母「なんであなたを生んだんだろう」

唯「ぐすっ・・・」

唯「みんな…」


唯「みんなに出会えてよかった~」
http://blog.livedoor.jp/strike_dream/archives/55371149.html#more

梓「唯先輩好きです、つきあってください」

唯「もう来ないで。同性愛者と同じ部活にいたくないし」


紬「ごめんなさい。軽音部以外の人の分はないの」


梓「憂、純?」

憂「ひぃ! また聞こえた」

純「今度は私も聞こえた! 怖いなー。この教室何かいるんじゃない?」

クラス「このっ、このっ、この汚物、同性愛者!!」ドカッドカッドカッ

梓父「それにしても、よりによって家の子が同性愛者なんて……だから俺は女子校に行かせるのなんか反対したんだ!」

梓母「ごめんね、お母さんの育て方が悪かったから…」


梓「みんなひどいよ…同性愛のどこがいけないの…」


唯「同性愛者とかマジきめぇわ」
http://blog.livedoor.jp/vippermusume/archives/4543548.html

唯「ほんと最悪。あそこ住んでるひとってどんだけー」

紬「部落民なんて生きてる価値ないのよ」

梓「まさか澪先輩が部落民の訳ないじゃないですか」

澪「・・・」

律「あ、ああそうだな。部落民は死んだほうがいい」

澪「律…」


律「澪が生まれなきゃ澪も私もこんな目にあわずに住んだのに!」

澪「!!」

唯「ヒューヒュー」


澪「どうして生まれた場所で差別されなくちゃいけないんだろう…」


唯「えぇっ!?澪ちゃん家って部落なの!?」 
http://sshozonbasho.blog90.fc2.com/blog-entry-3970.html

律「なあムギ。代わりに払ってくれないか?後でちゃんと返すからさー」

紬「(また…)え、ええいいわよ。でもちゃんと後で…」

律「おいみんな!今日はムギのおごりだってよ!」

紬「え?」


梓「お茶出ししか能がないのにマトモにお茶が出せないとか…存在する価値ないですね」


律「今ミスったの澪かー?」

澪「ち、違う!き、キーボード!キーボードだよミスったの!!」


律「クリスマス会のプレゼントは全部ムギが用意してくれるしー。食事も全部ムギん家が用意してくれるし」


律「おいムギ。お前が行こうとしてるとこ裏口入学させろ。大学行っても私達とバンドやりたいんだろ?」



紬「どうして…こんなの友達じゃないよ…」


律「やべっ!財布忘れた」
http://orenosssouko.blog.fc2.com/blog-entry-1039.html

唯「神様、お願いです。もうこんな世界はいや。みんなに会わせてください。神様…」

――この世界の人たちはみんなあなたに冷たい。あなたの言う澪ちゃんたちは、本当はいない…

唯「そんなあ・・・」

――だが別の世界にはいる。今からあなたと同じように苦しんでいるその子たちを、連れてきてあげよう

唯「本当!?」

梓「唯…先輩・・・」

唯「あずにゃん・・・!」

梓「もう告白なんてしませんから、傍にいるだけでいいですから、許してくださいよぅ」

唯「許すって?あずにゃん何言って…」

梓「私、気持ち悪いって言われても唯先輩が好きなんです!」

唯「あずにゃん…私のこと好き?」

唯「うれしいよ!」ぎゅっ

梓「えっ」

唯「あずにゃんが私を好きでいてくれてうれしい!」

梓「唯先輩…何でですか?私は同性愛者ですよ?気持ち悪いと思わないんですか?」

唯「どーせーあいしゃが何かわからないけど、あずにゃんは気持ち悪くないよ。私も大好き!」ぎゅーっ

梓「」ぽろぽろ

唯「あー、ムギちゃんに澪ちゃんも!」タタッ、ギュッ

澪「!いいのか・・・?私のような部落に…」

唯「澪ちゃん?」よしよし

紬「唯ちゃん、裏口入学の件なんだけど、その・・・」

唯「うらぐちにゅうがく?なんのこと?」

澪「唯・・・」ぽろぽろ

唯「よしよし澪ちゃん」

梓「とりあえずいったんどこかで落ち着きましょう。あの喫茶店なんかどうですか?」

紬(またおごらされる…)

唯「え、でも私お金ないよ」

梓「しょうがありませんね。お金のかからないところにしましょう」

紬「・・・えっ」

紬「私、おごらなくていいの?」

唯「え、おごってくれるの?」

澪「こら唯。ムギに悪いじゃないか。気にするなよ」

梓「そうですよ。何言ってるんですか。それよりもっといい場所がありました」

紬「みんな・・・」


唯「やっぱり私たちといえばここだね」

音楽室

紬「ごめんなさい、いつものお茶切らしてて…」

唯「ムギちゃんのお茶はいつもおいしーよ」

梓「そうですよ。これもなかなかです」

澪「いつもありがとなムギ」

紬「」うるうる


唯「じゃあみんな話そう」

唯「みんなにどんなことがあって、どこから来たのかを」

梓「私は…あっちの世界の唯先輩に好きですって告白しました」

紬「まあ!」きらきら

唯「えへへーうれしいよ」

梓「でも唯先輩もみんなも同性愛者は気持ち悪いって言って、部活もやめさせられて・・・」

梓「教師ぐるみでいじめられて濡れ衣を着せられて…お父さんもお母さんもわかってくれなかった…」グスッ

梓「みんな同性愛者は気持ち悪いって言うんです…」

唯「あずにゃんつらかったね、もう大丈夫だよ」ぎゅっ

紬「そうよ梓ちゃん。その世界は間違ってるわ」

紬「同性愛はとても素晴らしいものなのよ。特に女の子同士は」

紬「その世界の私はいったい何をしていたの!!!」ドンッ!

澪「ムギ…熱いな・・・」

澪「私も梓の気持ちがわかる。私は部落民だった」

澪「ムギも唯も梓も生まれで私を差別しないと思ってた。律も味方だと思ってた」

澪「でも違った。みんな部落民は死んだほうがいいって言って、律も私を裏切った」

唯「澪ちゃんかわいそう・・・」

梓「本当です…どうして私たちこんなに差別されなきゃいけないんでしょう」

紬「ねえぶらくって何?」

唯「わかんない」

梓「私も詳しくは知らなくて…」

澪「いやいいんだ、知らなくて」

紬「最後は私ね。私もいじめられてたの」

紬「一緒に出掛ければ必ずおごらされる。練習のミスもキーボードのせいにされる」

紬「退部を盾にクリスマス会も全部負担させられて、キーボードも壊されて・・・」

紬「挙句の果て大学を裏口入学をさせてくれと脅された・・・もうあんな人たちと一緒はいやなのっ」

唯「ムギちゃんもかわいそう」

澪「その私たち、サイテーだな」

紬「こっちの澪ちゃんたちは悪くないの。私におごらせないでくれてうれしかった」

紬「私、こんな風にみんなと仲良くするのが夢だったの」

唯「ううっ・・・みんな大変だったんだねえ・・・」ぐすっ


梓「何言ってるんですか…唯先輩だってかわいそうですよ!」

澪「障害者だからって見た感じ普通じゃないか!なのに親にも憂ちゃんにも見捨てられてひどいこと言われて…」

紬「私たちが本当にいたら助けてあげられたのに・・・」

唯「みんな・・・」

唯「あれそういえば一人足りないね」

梓「律先輩ですか…困りましたねこのままドラムがいないと・・・」

澪「律・・・信じてたのに、私にひどいことを…」

紬「私も、りっちゃんには一番こき使われたわ・・・」

唯「ふたりとも・・・」


澪「でもな、こっちにくる律はそんなことしないはずだ!」

紬「ええ、きっと私たちみたいに癒しを求めてくるはずよ」

唯「うんっ」

梓「じゃあ律先輩が来るまでの間ティータイムにしますか」


てなわけでりっちゃんが理不尽にいじめられるバッドエンドのSS探してもなかったんで教えろください

嘘ですなんでもいいからレスくださいとよっぽど言いたかった。

前に書いたコナンSSはあんなにレスがついたのに、けいおんだと予想外にレスがつかなかった

とにかく胸糞悪いSSを集めてキャラを救ってみた。

こんな自己満足に一文字でも目を通してくれた方ありがとう

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年05月16日 (金) 23:54:13   ID: sJqK0fTy

ああああああ…発想自体は今まで見た中で一番よかったのに……

2 :  SS好きの774さん   2014年08月18日 (月) 10:42:57   ID: 2p0GXLD9

鬱クラッシュ万歳!

3 :  SS好きの774さん   2014年08月26日 (火) 19:17:13   ID: XwdRGjZC

これは名作

4 :  SS好きの774さん   2014年10月12日 (日) 17:12:27   ID: DAOq-aYr

たうおんぐ!

5 :  SS好きの774さん   2014年10月26日 (日) 04:57:40   ID: ArANdOTo

言われてみれば律いじめってあまり見ないな

6 :  SS好きの774さん   2015年04月21日 (火) 09:30:52   ID: 9tkNjpxM

けちょんけちょんに虐めてやるみたいなやつなかったけか?

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