モバP「現実を思いしらせてやる」 (22)


モバP「クリスマスだな」

凛「そうだね、クリスマスなのにこんな夜中に何の用かな?」

モバP「なんとも実に嘆かわしい報告を受けた」

凛「報告?」

モバP「どうやら事務所内にサンタさんは親だとか言い張るませたお子様」

モバP「そして逆に今だにサンタがいると信じている大の大人がいるらしい」

凛「それで?」

モバP「そんな奴らに現実を思いしらせてやらねばなるまいて」

凛「は?」

まゆ「プロデューサーさんは中3までサンタさんの存在を信じていたらしいですよ」

凛「なるほど」

モバP「…」

モバP「子供には夢を、大人には現実を見せてやらんとな」

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凛「なんで私なの?」

モバP「凛だからな」

凛「…はぁ」

凛「それで、何するの?」

モバP「言った通りだ」

凛「サンタ役とか色々どうする気?イブちゃんに頼むの?」

モバP「俺に全て任せてもらおう」バッ

凛「…風邪引くよ」

まゆ「…」パシャパシャ

モバP「ちゃんと着るって」

モバP「準備は出来てる、いざ行かん」

モバP「あのお子様め、笑いやがって…大人の恐ろしさを思い知るがいい」

モバP「高1までサンタさんの存在を信じさせてやろう、フハハハハ」

凛「…」

高垣家

モバP「まずは難易度の低いとこからだな」

凛「…本気?」

モバP「本人に聞いてくれないか?」

モバP「これだって礼子さんとかよりはマシだろう?」

凛「ん…まぁ…そう並べられるとね」

凛「マシ…かな?」

モバP「そうだろうそうだろう、不思議と驚きも薄れるもんだ」

モバP「とりあえずお手紙なんだが…」ガサゴソ

凛「どうしたのそれ」

モバP「ポストにあった」

凛「…」

モバP「…らしい」

凛「…」

モバP「温泉旅行か…」

凛「疲れてるのかな」

モバP「今日宴会してたろ」

凛「…いらないね」

モバP「25歳児め…」

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