ハンジ「じんぐっべ!じんぐっべ!」(189)


*一応、ハンジは女

12/24 17:30


――旧調査兵団本部――


ハンジ「じんぐフンフフーン♪」

バターン!!

ハンジ「メリークリスマース!!」

リヴァイ「静かに扉を開けられねぇのか、てめぇは」イラッ

ハンジ「遊びに来たよ!!」

リヴァイ「帰れ」


ハンジ「酒持ってきたのに?」

リヴァイ「置いて帰れ」

ハンジ「おい!」

ペトラ「ま、まあまあ、お二人共」アセッ

エルド「ハンジ分隊長、遊びに、と言うことですが……?」

ハンジ「クリスマスぱーてーしようぜ!」

リヴァイ「わざわざこっちでするんじゃねぇ」

ハンジ「あっちじゃあんまり騒げないんだよ。調査兵団の世間体と言うものがだね……」

グンタ「まあ、この辺はこの城以外殆ど何もないですからね……」

ハンジ「それにこんな広いお城で6人だけとか寂しいっしょ? 明日は休みだし今日は騒ごうぜ!」

リヴァイ「別に寂しかねぇよ」

ハンジ「もう、ノリ悪いなぁ。こんな時にテンション上げないでいつ上げんだよ!」

リヴァイ「お前は毎回壁外調査の度に上げてんだろうが」

ハンジ「え? 何言ってんの? 壁外調査のテンションは普通でしょ?」



オルオ「……あれ普通なのかよ……」

エルド「あれが普通なら今日はどれだけ上げるつもりなんだ……」

エレン「ハンジさん、壁外調査でテンション高いんですか?」

グンタ「結構な。奇行種がいた時なんかもう、すげぇぞ」

オルオ「率先して削ぎにいくな」

エレン「えっ? ハンジさんって巨人好きなんじゃ……」

ペトラ「研究対象としてだと思うよ?
……そりゃまあ、巨人に関わるハンジさんのテンションは異常だけど……」


リヴァイ「巨人の実験はどうなんだ?」

ハンジ「ありゃ、滾(たぎ)るわぁー!! もう一々可愛くてね!」キラキラ


エレン「……」ジー

ペトラ「……研究、対象、としてよ。……きっと。そんな目で見ないで」



ハンジ「とりあえず、色々飾付けも持ってきたよー!」ドシャッ!

リヴァイ「お前……」

ハンジ「リヴァイ、ここ飾るから暫く出てけ」

リヴァイ「あ゙?」

ハンジ「何? 飾付け手伝いたいの?」ニヤッ

リヴァイ「……部屋に行く」ガタッ

グンタ「ありゃもう、諦められたみたいだな……」

エルド「まあ、止める方が面倒な事になりそうだからな」

ペトラ「……」ソワソワ

ハンジ「あ、そうだ。ペトラ、料理の下拵え出来てる? 追加の食材持ってきたんだけど」

ペトラ「! ちょっ、ハンジさん、シー!!」ワタワタ

リヴァイ「……どういう事だ? ペトラ」


ペトラ「あ、いや、その……」アタフタ

オルオ「いや、ペトラはハンジ分隊長に脅されて……」アセッ

リヴァイ「てめぇもか、オルオ」

オルオ「ハッ!!」シマッタ!

ペトラ「バカッ!」

エルド「お前ら、何やってんだ……」

ペトラ「あの、その、たまにはいいかと……息抜きというか……」アセアセ

オルオ「ハ、ハンジ分隊長が協力しないと乳を揉みしだくとかなんとか言ってて……」ワタワタ

リヴァイ「……お前何してんだ……というか何言ってやがんだ」

ハンジ「いやぁ、リヴァイに許可取らないととか言うからさぁ。パーリィーしたいのに」

リヴァイ「くだらねぇ」

ハンジ「そう言うと思ったんだよ。許可してくんなそうだし。全力で締め出しくらいそうだし」


ハンジ「あ、あの二人には無理矢理手伝ってもらってんだからね」

リヴァイ「……」チラッ

ペトラ「……」ソワソワ

オルオ「……」ワタワタ

エレン「でも楽しそうですね! あ、これ何ですか?」ズルッ

エルド「いつの間にオーナメントを」

グンタ「はは! まあ、クリスマスってなんかちょっとわくわくするよな」

ハンジ「うん、楽しみにしてくれてるみたいだね」ニヤリ

リヴァイ「……チッ、勝手にしろ。部屋に戻る」

ハンジ「準備出来たら呼ぶよ! そんな大仰な飾付けしないから時間掛からないと思うよ」

リヴァイ「……ああ」

パタンッ


ハンジ「――ふっ! 押したら断れない男、リヴァイ」ケラケラ

ペトラ「……リヴァイ兵長って押しに弱いのかぁ……意外」

エルド「いやぁ、ハンジ分隊長クラスの押しが必要なんじゃないか?」

グンタ「あのリヴァイ兵長にごり押し出来んのって幹部の方くらいじゃねぇか?」

ハンジ「エレンのお蔭でもあるねぇ! ナイスだったよ!」グー!

エレン「えっ? オレ何かしましたか?」キョトン

オルオ「ガキにウキウキされちゃぁ、優しい兵長は断れねぇだろがっ。ちっ」

エレン「……優しい……?」ミケンニシワ

グンタ「なんかすごい否定の仕方だな」


オルオ「てめぇ! 兵長が優しくねぇとでも言いやがるのか!?」

エレン「ええ!? だって……」

ハンジ「まあまあ、落ち着いてオルオ。理由があるんだよ」

エルド「理由?」

ハンジ「まあ、それはリヴァイの株を下げそうだから話さないけど、普段ぶっきらぼうだしね」

ハンジ「それにリヴァイに直接会ってまだそんなに経ってないんだから仕方ないっしょ」

ペトラ「エレン、兵長の事よく見てるんだよ?
分かりづらいかもしれないけど見てたらきっと分かるから!」テヲギュッ

エレン「は、はぁ」


グンタ「飾付け始めましょうか、あまり待たせるのもなんですし」

ハンジ「そだねー、ツリーはさすがに持って来れなかったから壁を飾ろう!」

ペトラ「残念ですね、ツリー……」

ハンジ「おっやぁ? 宿り木の下で2人になりたい相手でも?」ニヤニヤ

ペトラ「なっ!?」///

ペトラ「違いますよ!! クリスマスっていったらツリーが真っ先に浮かぶからで……!」

ハンジ「あれ? てっきり“小さいツリーの事です!”とかって返ってくると思ったのに」ニヤニヤ

ペトラ「――くっ!」///



*クリスマスの宿り木*

ツリーの宿り木の下にいる若い娘さんにはキスをしてもいいとされる
キスしたら宿り木の実を一つとる
実が全て無くなったらしちゃダメというもの
若い娘さんは迂闊に宿り木の下に行かないようにね!
ところで若い娘限定なのはなんでなんだろうね!?

.


エルド「ハンジさん、ペトラをからかうのもそこまでにして、準備しましょうよ」

ハンジ「はいはーい! ペトラ、私らは料理しようぜ!」

ペトラ「私、本当にそんなこと思ってませんからね!?」

ハンジ「あはは! 分かってるよ! そんな強調してたら本当かと思っちゃうよ?」

ペトラ「ううぅ……」

スタスタスタ……


エルド「俺らは飾付けするか」

グンタ「そうだな……なんかすげぇ量あるな」ゴソゴソ

エレン(……今年はミカサやアルミンと過ごせねぇんだな……
まぁ、今日の昼食は一緒に食えたからまだいいか……)ゴソゴソ

エレン「!?」

オルオ「どうした? エレン」

エレン「こ、これ……」スッ


*巨人を模したオーナメント*

エルド「…………」

グンタ「…………」

オルオ「…………」

エルド「……いくつある?」

グンタ「見てみる」ゴソゴソ

オルオ「……半分くらいそうじゃねぇか?」

エレン「これ……手作りですよね?」

エルド「……多分な。こんな悪趣味なもん、商品として作る店があるとは思えないしな」

グンタ「しかも色とりどり……あの人はもう……」ハァ

オルオ「コレどうするよ?」

エルド「一つも飾らないって訳にもいかないだろうな……」


エレン「……全部使ったらなんだかわからない会合みたいになりそうですね」

グンタ「気持ち悪いもん想像させるなよ……」

オルオ「そうだ!」

エルド「どうしたオルオ?」

オルオ「こうしようぜ!」

ゴニョゴニョ……

グンタ「なるほど」

エルド「まあ、それでいいんじゃねぇか」

エレン「ぱっと見わからないですしね……よく見ると怖いですけど」

オルオ「んじゃ、やるか」


――数十分後――


エルド「出来たな」

グンタ「ああ……」

エレン「近づいてはいけませんね」

オルオ「遠くから見ればいいものだからいいだろうが」

グンタ「だがまだ余ってるぞ」

エルド「結構な数あるな」

エレン「どうするんです?」

オルオ「残りはここでいいだろ」カチャ

エルド「おぉぅ……」

グンタ「これは……」

エレン「ま、まあ、喜んで頂けるかも……」


オルオ「他に置くとこねぇんだよ。……ドン引くな」

エルド「い、いや、数が多くてついな」

グンタ「なんでわざわざ扱いに困る物を作るんだよ、あの人は!」

エレン「……本当に巨人を研究対象としてしか見ていないんですよね……?」

エルド「……それは……そうだと思……いたい」

グンタ「多分、ウケ狙いだ、きっと」

オルオ「……まあなんだ、機会があったら巨人倒す時のハンジ分隊長を見とけ……うん」

エレン「はぁ……」

エルド「あ、そうだエレン、これ寝るときベッドに掛けとけ」つクツシタ

エレン「えっ?」


グンタ「ペトラが買ってきてたんだ。ちょっと大きめの靴下」

エレン「……サンタを信じてるわけでは……」

オルオ「ねぇよ。気分だろ」

エルド「パーティー終わったあとに少しは余韻があった方がいいと思ったらしいぞ」

エレン「……そうですね」

エレン「……」

グンタ「どした?」

エレン「いえ、その、まさかリヴァイ兵長にも……?」

オルオ「……それは一応やめといたらしいぜ」

エレン「そ、そうですよね」


.


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―――
――



ハンジ「おお! 下拵えバッチリだね」

ペトラ「こんなご時世ですし、たいした食材は無いですが……」

ハンジ「そりゃ料理の腕でカバーよ!!」

ペトラ「そういえば追加の食材って……?」

ハンジ「じゃーん!!」バッ!

ペトラ「鳥!? 二羽も……どうしたんですか、これ?」

ハンジ「かった」

ペトラ「え? 高くなかったですか?」

ハンジ「違う。狩った」

ペトラ「ですから……、かった? ……狩り?」

ハンジ「そう、結構大変だったわー禁猟区じゃないとこ結構遠かったし」ダンッ


ペトラ「今日お仕事とか……」トントン

ハンジ「終わったあとだよ」ムシムシ

ペトラ「どうやって……」ポチャ

ハンジ「モブリットに手伝わせて、罠かけて」スパッ

ペトラ「モブリットさん、お疲れ様です……」グツグツ

ハンジ「モブリットにも来いって言ったんだけどね。家に帰るってさ。鳥一羽持って帰らせたよ」ズルズル

ペトラ「まあ、帰る人は多そうですね」カチャカチャ

ハンジ「仕事のない人はね」ツメツメ

ペトラ「……そうですね」グツグツ

ハンジ「まあ、今度の壁外遠征が終わったら少しくらい休み貰えるんじゃない?」メラメラ

ペトラ「そうですね」ズッ

ペトラ「うん、おいしい」

ハンジ「こっちも焼けたら終わりだよー」


.


Next→12/24 19:30


偶々このスレを開き、且つ、今日明日超絶暇だという人がいて、最後まで付き合ってもいいぜなんて人がいたら幸いですぜ

このまま何事もなく最後までいけたらいいなと思う

ではまた後程ノシ


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12/24 19:30


ハンジ「もうすぐ出来るから誰かリヴァイ呼んできてー」

エレン「はい」ガタッ

オルオ「行ってきます!」

エレン「あ、オレが行きますよ? 下っぱですし……」

オルオ「何言ってやがる。兵長の部屋に行くなんぞ新兵にゃ10年早ぇんだよっ!!」

エレン「はぁ」

エルド「行かせとけ行かせとけ」

オルオ「行ってくる!!」

ガチャッバタンッ


エレン「……兵長のお部屋でしたら呼ばれて何回か行ったことあるんですが……」

グンタ「まあ、行きたいだけだからほっとけ」

ペトラ「みんな、飾り付け終わってるならお皿並べるの手伝ってー」

エレン「はい」ガタッ

エルド「了解」ガタッ

グンタ「おう」ガタッ


.


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―――
――



――ガチャッ

エレン「あ、リヴァイ兵長」

リヴァイ「……」

エルド「リヴァイ兵長はいつもの席へどうぞ」

リヴァイ「ああ」カタンッ

リヴァイ「!」ビクッ

*隣にハンジの席*on the 巨人オーナメント多数

リヴァイ「……なんだこの趣味の悪ぃ席は……」ミケンニシワー

グンタ「……巨人を模したオーナメントが大量にありまして……」


リヴァイ「だからといって付け過ぎだろ」

ハンジ「わっひゃー!! 何コレすっげぇぇ!!」キラキラ

リヴァイ「……」

ハンジ「こんな風に私の席飾ってくれるとか嬉しいー!!」ガチャッ

ペトラ「ハンジさん! 料理がこぼれますよ!」

エルド「……喜んで頂けて何よりです……」

エレン「……」

オルオ「ペトラ、何か手伝うか?」

ペトラ「あ、じゃあ、料理運ぶの手伝って」

オルオ「おう」


.


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―――
――



ハンジ「そいじゃあ、改めてー」

「「「メリークリスマス!!」」」

カチャン!

ハンジ「いやーいいね! たまにはこういう感じも!」

エレン「そうですね」ニコニコ

リヴァイ「……」

エルド「楽しそうだな、エレンは」

グンタ「まあ、寛げる日ってのもあんまりなかったからな」

オルオ「クソガキはまだまだガキって事だろ」

ペトラ「一々うっさいな、オルオは」


ハンジ「飾付けもあの短い時間で綺麗にしてくれたねぇ」キョロキョロ

エルド「まあ、4人もいましたからね」

ペトラ「本当、綺麗だね。この壁の文字、オーナメントで作ったの?」スタスタ

グンタ「あ! ダメだ、ペトラ! 近づくな!」

ペトラ「え? なんで? よく出来てるのに……ひっ!?」ビクッ!


*壁にメリークリスマスの文字*←巨人のオーナメントのモザイクで。


ペトラ「怖っ!!」

エレン「大量にあったので……」

ペトラ「だからってこういう使い方!?」

オルオ「……普通に飾った方が良かったか?」


ペトラ「………………いや、これで良かったと思う」

オルオ「だろ?」フフン

ペトラ「うわっ、ムカつく顔」

オルオ「俺発案だからな!」

リヴァイ「……なんであんなもん持ってくんだ」

ハンジ「可愛いでしょ?」

リヴァイ「お前の基準がわからん」

ペトラ「……もうあれには近づかない」

エルド「それがいい」

ハンジ「このまま食事だけってのもつまんないし、なんかしよーぜぇー!」

グンタ「何かって何です?」

ハンジ「うーん……そうだね、モノマネとか?」


エレン「モノマネ?」

ハンジ「はい! ここで一番下っぱのエレン君!! 君から!」

エレン「へ!?」

ハンジ「モノマネ!」

エレン「え、あ、え、えーっと……」アセアセ

グンタ「すごい無茶ぶりだな」

エルド「エレンのやつどうするかな?」ニヤニヤ

ペトラ「エルドも酷いなー」

オルオ「無茶ぶり……新兵なら一度は通る道……」

ペトラ「へ?」

オルオ「頑張れ、エレン」

グンタ「珍しくエレンを応援してるな」

エルド「新兵時代になんかさせられたんだろうな」

ペトラ「でも助けはしないんだね……」


ハンジ「エレン、早く早く!」

エレン「あーえーっと……あーーー……キース教官のモノマネしまっす!!」ガタンッ!

ハンジ「おぉ!?」

エルド「キース教官か……」

グンタ「怖いよな、あの人」

エレン「えー、この巨人オーナメントを使って、
同期のコニーが敬礼を逆にしちゃった時のキース教官を!」

ペトラ「逆?」

エレン「“……逆だ、コニー・スプリンガー…… 貴様の心臓は右にあるのか?”」ギリギリ

グンタ「お、結構似てんな」

エルド「というかそんな間違いをする奴がいんのか?」

ハンジ「ああ! 巨人オーナメントが!!」


エレン「ええっと、次! その近くで調理場から盗んだ蒸かした芋をおもむろに食べ出すサシャを見つけた教官!」

グンタ「はぁ?」

エレン「“!! おい、貴様……何をやっている……”」

エレン「“貴様だ! 貴様にいってるんだ!! 貴様が右手に持っている物はなんだ?”」

エレン「次、一応サシャも“蒸かした芋です! 調理場に丁度頃合いのモノがあったので、つい!”」

ペトラ「??」

エレン「“貴様、盗んだのか……何故だ……何故今芋を食べだした”」

エレン「サシャ、“冷めてしまっては元も子もないないので、今食べるべきだと判断しました!”」

エレン「“いや……わからないな……何故貴様は芋を食べた”」

エレン「“? それは何故(なにゆえ)人は芋を食べるのかという話でしょうか?”」

エルド「待て待て!! わからないのはこっちだ! ちょっと状況を詳しく教えてくれ!!」

エレン「あ、オレの同期にサシャってやつがいまして、入団式の時に盗んだ芋食いながら並んでたんです」


リヴァイ班「「「「は?」」」」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「はい?」

エレン「声を掛けられても自分の事とは思わなかったらしく、更に一口食べて……
何者だと言われて芋持ったまま敬礼してました」

グンタ「……」

エレン「で、問い詰められると、芋が欲しいのかと勘違いしたのか芋を割って、
小さい方を舌打ちしながら教官に差し出してました」

エレン「こんな顔で」フー

ペトラ「ええぇー」ドンビキ

オルオ「なんだその強者」

リヴァイ「そいつの頭は大丈夫か?」

ハンジ「すんごいね、さすがの私もそんな事は出来ないよ」


エレン「そいつ、今期9位で調査兵団にいますよ」

エルド「マジか!?」

グンタ「本当に強者だな、色んな意味で」

リヴァイ「……」ミケンニシワー

ハンジ「あーうん、そんな部下どうしたらいいか迷うよね」

エレン「ちゃんと食事与えていれば大丈夫だと思いますよ?」

リヴァイ「……そいつは野性動物か何かか」

エレン「……野性動物に近いかもしれません……」


ハンジ「おっもしろい子だねぇー! でも優秀なんでしょ?」

エレン「ええ、まあ……9位ですし」

リヴァイ「それで使えなきゃ開拓地送りだろ」

ハンジ「あははは!」

エレン「あ、さっきのコニーも調査兵団にいます」

エルド「……今期の新兵は大丈夫なのか?」

エレン「コニーは8位ですよ?」

グンタ「もう何がなにやら……」


ハンジ「そういや上位組が殆ど調査兵団に入ったんだっけ? 今期は豊作だね」

リヴァイ「変人も豊作のようだがな」

ハンジ「リヴァイには言われたくないだろうね」ケラケラ

リヴァイ「なんで俺だ。お前にだろ、変態クソメガネが」

ハンジ「変態的な強さの持ち主に言われたくないなー」

リヴァイ「強さに変態もクソもあるか」

ハンジ「クソクソうるさいなぁ。我慢しないでしてくればいいのにー」

リヴァイ「そういう意味でしか捉えられねぇのか、クソメガネ」

ハンジ「またクソって言ったー。クソ好きだねぇ」ケラケラ

エルド「……あの、一応まだ食事中なんですが……」

ハンジ「あははは! ごめーん!」

リヴァイ「チッ……悪かったな」


ハンジ「そいじゃー次誰いこっか?」

リヴァイ班「「「「!?」」」」ビクッ!

ペトラ「え? あれで終わりじゃないの?」ヒソッ

オルオ「全員やらされるのか?」ヒソッ

ハンジ「はい! そこ! ペトラ!!」ビシィッ!

ペトラ「えぇ!? 私ですか!?」

オルオ「逃れた」ホッ

ハンジ「ほれほれ早く」

ペトラ「ええっと……ええっと……」オロオロ

ハンジ「まだかなまだかな?」ワクワク

ペトラ「ハッ!」ピーン!

ハンジ「お?」


ペトラ「ハンジさんのモノマネします!!」

ハンジ「えっ?」

エルド「おっ」

グンタ「やれんのか?」

リヴァイ「……」

ペトラ(恥は捨てる! とにかくここを切り抜ける!!)

ペトラ「ん、こほんっ。えー、エレンがここに来た頃のハンジさん」

エレン「あぁ……」

ペトラ「エレンに実験が何かと聞かれて。
“それはもう……最っ高に滾(たぎ)るヤツをだよ……”」フー

グンタ「ちょっと似てるな」

ハンジ「えー私あんなー?」


ペトラ「エレンに今までの実験内容を聞かれたハンジさん」

ペトラ「“あぁ……やっぱりぃ……聞きたそうな顔してると思ったぁー”」ニヤリ

エルド「あははは! 似てる似てる!!」

ペトラ「あ、本当に!? じゃあーもう少しやろうかな♪」

ハンジ「え? 本当にあんな感じ? 私」

リヴァイ「まあ、あんな感じだな」

ペトラ「!!」

ペトラ(兵長も似てると思ってくれてる!! よし!!)

オルオ「じゃ、ペトラ、この前の被験体が殺られた時のやつやってくれよ」

ハンジ「!!」

ペトラ「わかった!」


ペトラ「“うわぁぁぁ!! ソニー!! ビーン!! 嘘だぁ!! 嘘だと言ってくれぇぇぇ!!!”」ガシガシ

リヴァイ「ごふっ」

エレン「ぶふっ!」

エルド「ぶはっ!」

グンタ「ふはっ! ペトラ、顔!!」

オルオ「似てる!!」

――アハハハハハ!!

リヴァイ「……ごほっ」チラッ

ハンジ「……」ズーンlll

ペトラ「……え?」

ハンジ「……」ズーンlll

ペトラ「ハ、ハンジさん?」


ハンジ「よく……似てたよ……ペトラ」ズーンlll

エルド「く、暗い……ハンジ分隊長の周りが真っ暗だ……」

ペトラ「す、すみません、ハンジ分隊長」ペコッ

ハンジ「ううん……いいんだ……いいんだよ。凄く似てた」

ペトラ「は、はぁ」

ハンジ「ただ……ちょっと、ソニーとビーンの事思い出しちゃってね……」ズーンlll

ペトラ「ハッ! そっちか!」

グンタ「あーまだ最近の話だからなぁ」

エルド「そうだな。最近の話だな」

ペトラ「申し訳ありません、ハンジ分隊長……」

ハンジ「大丈夫だよ、ペトラ」ニヘラ

ペトラ(うっ! なんて力のない笑顔!)


ペトラ「オ、オルオ!!」

オルオ「!?」

ペトラ「次のモノマネはあんたよ!!」ビシィッ!

オルオ「俺かよ!?」

ペトラ「あんたがリクエストした所為(せい)でもあるでしょ?」ヒソッ

オルオ「そ、そうだが……」ヒソッ

ペトラ「なんかないの?」ヒソッ

オルオ「ならば兵ちょ」
ペトラ「それやったら有無言わさず首切り落とす」ヒソッ

オルオ「……」

エレン「というか本人の前で勇気ありますね……」ヒソッ

オルオ「うるせぇな、新兵は黙ってろ」ヒソッ


エルド「ハンジさんが元気になりそうなモノマネねぇか?」ヒソッ

オルオ「んなもんわかるかよっ!」ヒソッ

グンタ「いいから早くやれよ!」ヒソッ

ハンジ「……」ズーンlll

オルオ「あー……えと、ええーと……あ!!」

オルオ「巨人のマネします!!!」

「「「!?」」」

ハンジ「……」ピクッ

オルオ「ぬぉぉ……あぁ……あー……」

オルオ「…………」

オルオ「おい! 巨人のモノマネってどうすりゃいいんだ!?」ヒソッ

ペトラ「えぇ……知らないよ」ヒソッ


ハンジ「……」ズーンlll

オルオ「なぁ、おい!」アセアセ

エルド「巨大化すりゃいいんじゃねぇか?」

オルオ「出来るか! ハッ! そうだ! エレン!!」

エレン「はい?」

オルオ「巨人化しろ!」

エレン「はぁ!? いや、ダメですよ! ここでなったら危ないですよ!?」


エルド「いいからもう手ぇ噛んじまえ!」

エレン「エルドさんまで何言ってるんですか!?」

グンタ「ハンジさんが落ち込みっぱなしなんだ……」

エレン「いやいや、だからって!!」

ペトラ「やっちゃえやっちゃえ!」

ハンジ「……」

エレン「い、いや、巨人化とかオレの独断では……ハッ!! そ、そうですよ!」

グンタ「なんだ?」

エレン「自分の権限を持っているのは自分ではありません!!」

リヴァイ班「「「「!!」」」」バッ



リヴァイ「……」

オルオ↑ ジー ハンジ

ペトラ↑ ジー ↑エルド

エレン↑ ジー ↑グンタ


リヴァイ「……許可するわけねぇだろうが。馬鹿か」

リヴァイ班「「「「えぇー!?」」」」

ハンジ「……」プルプル

リヴァイ「えぇ、じゃねぇよ。酔ってんな? お前ら」

ペトラ「いいじゃないですかー少しくらい。ハンジさんが落ち込んでるんですよぉ」

オルオ「そーですよー」

リヴァイ「いいわけあるか」


ハンジ「ぶはっ!!」

リヴァイ班「「「「!?」」」」

ハンジ「あはははは!! みんな壊れ過ぎだよ!」

グンタ「ハンジ分隊長?」

ハンジ「さすがに今、エレンに巨人化させるのは無いでしょ!」アハハ

エルド「ハンジ分隊長に巨人化を否定された!?」

ハンジ「いやいや、分別くらいあるっつーの。無理難題言われてリヴァイ災難!」ケラケラ

リヴァイ「……」

エルド「あ……申し訳ありません、兵長。取り乱しました……」アセッ

リヴァイ「いや、いい」

ハンジ「全員に目で訴えられてる時のリヴァイの顔!!」ゲラゲラ

リヴァイ「……」


グンタ「おい、兵長の表情何か変わってたか?」ヒソッ

エルド「いや、無表情だった気がするが……」

オルオ「ふっ、俺にはわかっていたぜ。何故お前らにはわから」

ペトラ「(無視)長年一緒にいらっしゃるからかなぁ」

オルオ「……」ズーンlll

エレン「ああ! オルオさんの周りが真っ暗に!!」

ハンジ「いやー困るリヴァイとか珍しいもん見た!」

グンタ「困った顔してたのか……?」

エルド「さ、さあ?」


ハンジ「みんなありがとうねー、さぁ飲んで飲んでー」トポトポ

エルド「あ、そんなハンジ分隊長自ら……」

ハンジ「そんなん気にしない! へいへい、飲んでー」トポトポ

グンタ「あ、ありがとうございます」

ハンジ「飲……エレンは一応ジュースねー」トポトポ

エレン「はぁ」

ハンジ「次ペトラねー」トポトポ

ペトラ「ありがとうございます……つ、注ぎすぎですよ!?」

ハンジ「せっかく持ってきたからね、リヴァイにだけ飲ませんの勿体無いし」

リヴァイ「……」

オルオ「あ、あの……ですが、ペトラには程々に……」

ハンジ「ほい、オルオ」トポトポ

オルオ「おおっと」アセッ


ハンジ「私が注いだんだ、残さないでね?」ニコッ

リヴァイ「……何考えてやがる」

ハンジ「んー? まぁ、悪い事じゃないよ」ニヒッ

オルオ「おい、ペトラ。お前の少し寄越せ。そろそろ限界だろ?」ヒソッ

ペトラ「大丈夫だよぉ。おるお」グイッ

オルオ「大丈夫じゃねぇだろっておい!」

ペトラ「ぷはぁー。ふふふー///」

エルド「げっ」

グンタ「やべっ。忘れてた」

エレン「?」

ハンジ「どしたの?」

エルド「あ、いや、その……ペトラが」


ペトラ「えれーん?」ヒック

エレン「はい」

ペトラ「エレンってさー、可愛いよね?」ガタンッ

エレン「はい?」

ハンジ「絡み酒?」

グンタ「まぁ、その類いですが……」

ペトラ「こうするともっと可愛いと思うんだー」ニコニコ

オルオ「お、おい、ペトラ」

エレン「え? え?」ワタワタ

ペトラ「ふふふー」シュルシュル

オルオ「あぁ……エレンにリボンが巻かれていく……」


エレン「ちょっ、ペトラさん!?」

ペトラ「動かない!!」ビシッ!

エレン「はい!」ビクッ!

リヴァイ「……」

ハンジ「……これは何事?」

エルド「あいつ酔うと手当たり次第可愛くしようとするんですよ」

グンタ「前に俺も犠牲になりました」フッ…|||

オルオ「俺はしょっちゅうだ」

エルド「近くに行くからだろ」ボソッ

オルオ「何か言ったか?」

エルド「別に?」ニヤニヤ

ハンジ「そうこうしている間にエレンが化粧されてんだけど?」

グンタ「化粧道具どっから持ってきたんだ」


ペトラ「でーきたー! 可愛いー!!」ニコニコ

エレン「自分では何が何やら……」

エルド「おぉ……美人さんだな」

グンタ「似合ってるぞ、エレン」

エレン「あまり嬉しくはないです……」

ハンジ「うわー普通に女の子にしか見えないや」

エレン「鏡ないんですか?」

オルオ「見たいのか?」

エレン「まぁ……どうなってるのか気になりますし」

ペトラ「はい、どーぞ」スッ

エレン「あ、ありがとうございます。……!?」


エルド「ははっ! 驚いてんな!」

グンタ「本当に可愛くされちまってるもんな」

オルオ「“これがわたし?”とか言い出すなよ?」ケラケラ

ペトラ「オルオキモい」

オルオ「何でだ!?」

エレン「…………」

ハンジ「エレン、どうしたの?」

エレン「あ……いえ……その……よく言いますよね? 女は父親に似て、男は母親に似るって……」

エルド「ああ、言うな……あ」

グンタ「……まさか?」

エレン「……あれって本当なんですね……」ハハ…


リヴァイ「……」

ハンジ「……」ポフッナデナデナデ

エレン「ハ、ハンジさん?」

ハンジ「うんうん」ナデナデナデナデナデナデ

エレン「いや、あの、髪がぐっちゃぐちゃに……」ボサボサ

ペトラ「えれーん!!」ガバッ

エレン「ペトラさん!?」

ペトラ「ごべんなざいー」ダバー

エレン「うわっ!?」

ペトラ「すぐ化粧落とすから!!」ゴシゴシ!

エレン「痛っ! いたたたたた!!! ちょ、ペトラさん! 顔の皮が剥がれます!!」

ペトラ「落とすの!」ゴシゴシゴシゴシ!

エレン「だ、大丈夫! 大丈夫ですから!! いたたたたた!!」


エルド「うわー酷いことになってんぞ、エレン」

エレン「え?」

グンタ「ほれ」

*鏡*

エレン「ありがとうございます……うわっ!! なんだコレ!?」

エルド「バケモンだバケモン!!」ゲラゲラ

オルオ「どろっどろじゃねぇか!!」ゲラゲラ

ハンジ「ペトラ、これ化粧水だよ?」

ペトラ「あれ!?」

リヴァイ「……」フイッ

ハンジ「! リヴァイー?」ニヤニヤ

リヴァイ「……なんだクソメガネ」

ハンジ「なんであっち向いたのかな?」ニヤニヤ

リヴァイ「汚ねぇツラを見たくねぇんだよ」


エレン「え」ガーンlll

ハンジ「えー酷いなぁー。部下にそんなこと言っちゃうなんてー」ニヨニヨ

リヴァイ「なんなんだ、てめぇは」

ハンジ「ちゃんと見てあげなよ!」グイッ!

リヴァイ「!?」

エレン「!」ビクッ!

ハンジ「エレンの体張ったギャグじゃん! 見とかないと!」ケラケラ

エレン「いや……勝手にやられて……体張った覚えは……」

リヴァイ「……」プルプル

エルド「リ、リヴァイ兵長が下を向いて……」

ハンジ「お? 限界か?」ニヤニヤ


リヴァイ「もう我慢ならねぇ」ガタンッ

ハンジ「ん?」

リヴァイ「ペトラ、それを貸せ」

ペトラ「は、はい」スッつ◇ヌノ

リヴァイ「それから……」カチャカチャ

ハンジ「ん? んんん?」

リヴァイ「あった。これだな」

エレン「へ、兵長?」ダラダラ

リヴァイ「おとなしくしてろよ、エレン」ゴゴゴゴ…

エレン「ひっ!」ビクッ!

リヴァイ「……」フキフキ

エレン「いっ……たくない……」


リヴァイ「……」フキフキ

エレン「……」ダラダラ

リヴァイ「……よし」

エレン「……えと……」ピカピカ

グンタ「おぉ! 元のエレンだ」

エルド「綺麗に取れたな」

リヴァイ「……スッキリした」フー

ハンジ「そっちかよ!! 笑い堪えてた訳じゃないのかよ!!」

リヴァイ「笑える所あったか?」

ハンジ「あなたの笑いのツボどこよ?」

ペトラ「ごめんね、エレン。リボンだけにしとくね」シュルシュル

エレン「え!?」

グンタ「懲りねぇな」


オルオ「ああなったペトラは止められねぇ……」ブルブル

エルド「お前は何をされたんだ」

オルオ「リボンに始まり、フルメイク、始めはふわっふわなスカートで……」

グンタ「もういい、やめてくれ」

オルオ「最終的には短ぇスカートで街を……」シクシク

エルド「悪かった、聞いた俺が悪かった」ポンポン

グンタ「忘れろ忘れろ」トポトポ

ペトラ「んーっと……」キョロキョロ

ハンジ「笑うとこ見られるかと思ったのになぁ」

リヴァイ「馬鹿か」

ハンジ「いやいや……」

 ガシッ!


ハンジ「ぬぉ!?」

ペトラ「ハンジ分隊長♪」ニッコー

ハンジ「ペ、ペトラ?」

ペトラ「ふふふー♪」シュルシュル

ハンジ「ちょっ、ええぇ!?」

エレン「ハンジさんが次のターゲットに!!」

ペトラ「はい、リボンー」

ハンジ「……」リボン

リヴァイ「……」ブフッ

ハンジ「そこで笑うのかよっ!! 失礼だな!!」
リヴァイ「……何の事だ」


ハンジ「今のが笑いじゃないっつーならおならって事にするけどいい?」

リヴァイ「……お前がリボンは変だろ」

ハンジ「うっさいな! 好きで着けた訳じゃないやい!!」

ペトラ「えー。可愛いですよ? ハンジさん」

ハンジ「この年で頭に大きなリボンはキツいよ、ペトラ」

ペトラ「じゃ、別なのにしますねー」ウフフー

ハンジ「いや、やめようよ!! てかなんで私よ!?
他にもいんじゃん! エルドとかグンタとかオルオとかリヴァイとか!!」

エルド「せめてリヴァイ兵長の名は出さないでください!」

リヴァイ「……」

ペトラ「えー、オルオは一通りやったしぃ、エルドとグンタもやった事あるしぃ……」チラッ

リヴァイ「……」

ペトラ「……うん、上官ですしさすがに……うん……」フイッ


エルド「良かった。まだ理性があるようだ」

グンタ「兵長に向かったら全力で止める所だったな」

オルオ「それだけはさせねぇ。身体を張って止めてやる」

リヴァイ「……」

ハンジ「私も上官なんだけど!?」

ペトラ「えー? どうせ可愛くするなら男性より女性がいいじゃないですかぁ」ペタペタヌリヌリ

エレン「え? オレは!?」

ペトラ「可愛かったら」

エレン「え」ガーンlll

グンタ「可愛いって言われても喜べねぇよな、男は」

エルド「はは……まあ、まだ15だからな。これからもっと男らしくなってくって、な」ポンッ

エレン「……はい」


オルオ「そりゃ、今は可愛いって事じゃねぇか」

エレン「!!」

グンタ「オルオ、お前!」

エルド「納得しかけてたのに!」

オルオ「え?」

エルド「え? じゃねぇよ。エレン見てみろ」

エレン「……」ションボリ

オルオ「おぉ……あー、いや、違うんだ!」

エレン「……いいんです……」ドンヨリ

オルオ「ああ! ほら! 俺らからしたらお前はまだガキだからな!
可愛いってのはそういう意味でだ!! その年なら十分男らしいぜ!!」アセアセ

エレン「……」ピクッ


エルド「ははは! まあ、気にするな、エレン」

グンタ「ああ、オルオが言うように俺らからしたらまだ子供で弟みたいなもんだからな」

オルオ「そ、そうだ! 弟のように可愛いって意味だ! だからそんなに落ち込むじゃねぇよ、な?」オロオロオルオ

エレン「ぶふっ」

オルオ「?」

エレン「ふっ! あっははははは!」

オルオ「何笑ってやがんだ!!」

エレン「だって、オルオさん必死過ぎて!!」アハハ!

エルド「確かに」ハハハハッ!

グンタ「すごい形相だったな」アハハハ!!

オルオ「お前らなぁ!!」

エレン「あはは、オルオさん、ありがとうございます」

オルオ「お、おぉ」


ペトラ「でーきたー!!」

エルド「お? 終わったらしい」

ペトラ「どう? どう?」

ハンジ「……」キラキラ+

グンタ「おぉ……」

エレン「ハンジさん、綺麗ですねー」

エルド「そうだな、可愛いじゃなくて綺麗だな」

オルオ「別人だ……」

ハンジ「なんか疲れる……」グッタリ

リヴァイ「化粧ごときで疲れんのかよ」

ハンジ「化粧ってちゃんとやると時間掛かんだよね。畏まると肩凝るし」キラキラ+

リヴァイ「……」

ハンジ「……何?」キラキラ+

リヴァイ「……別に」


ペトラ「ハンジさん、可愛く……綺麗にかな? にしましたー!!」イェー!

エルド「うん! 素晴らしい! もう満足したよな!?」

ペトラ「えー? 次はかっこよくするとかどーおー?」ニヘラ

エルド「くっ……」チラッ

グンタ「……」コクッ

オルオ「……」コクッ

ペトラ「リ……」

――ガシィッ!!

ペトラ「むぅ!?」

エルド「ペトラ! こんな時間だし、もう眠くなったんだよな!?」ガシッ

ハンジ「今、リって」

オルオ「リアルに眠くなったんだよな!!?」サッ

グンタ「おお! 21:45だ。もう遅いな! 急いで部屋に戻らないとな!!」ササッ


ハンジ「なんで私らの前に来んの? 見えないんだけど」

ペトラ「むーむー!!」

グンタ「オルオ」ヒソッ

オルオ「……許せ、ペトラ」トンッ!

ペトラ「む! ……」ガクッ
グンタ「あー! もう寝ちまったのか!」(棒)

エルド「これは仕方ない」(棒)

オルオ「部屋に運ばなければ」(棒)

エレン「……すげぇ! 声掛けなしでいきなりあんな連携が取れるなんて……」

エレン「……セリフは棒だったけど」

ハンジ「てか怖ぇよ。何ペトラ落としてんだよ」

エレン「え? 見えたんですか?」

ハンジ「いや、見えなくてもわかるでしょーよ」


エルド「とにかく、もうお開きでいいですよね?」アセッ

グンタ「片付けは俺等でやっときますんで」アセッ

ハンジ「えー? まだ酒残ってるし」

エルド「明日に回せばいいじゃないですか」ヒソッ

ハンジ「明日はそんなに飲めないでしょ? 次の日は仕事あんだから」ヒソッ

リヴァイ「何、ひそひそ話してやがる」

ハンジ「エルドが彼女いんのに口説いてきたー」ケラケラ

エルド「はぁ!?」

リヴァイ「その嘘は虚しくねぇか?」

ハンジ「少し」

エルド「びっくりするような事言わんでください!」

ハンジ「あははは!」

エレン「ええっと、片付け始めていいですか?」


ハンジ「そだね、食べ終えてるしね」カチャカチャ

リヴァイ「……」カチャカチャ

グンタ「あ、いいですよ! リヴァイ兵長、ハンジ分隊長。俺等だけでやりますから」

ハンジ「自分の周りのお皿だけでも炊事場に持っていくよ」カチャカチャ

リヴァイ「……」カチャカチャ

グンタ「ありがとうございます!」

オルオ「ちょっとペトラ寝かせてくる。」オンブ
ペトラ「くぅくぅ」

エルド「ああ、悪い。頼む」

オルオ「すぐ戻る。――リヴァイ兵長、ハンジ分隊長お先に失礼します」ペコッ

リヴァイ「ああ」

ハンジ「うん! おやすみー」


――バタンッ



グンタ「お二方もどうぞ、先に休まれてください」

リヴァイ「皿くらい洗うぞ」

エルド「いえいえ!! そんな! お気持ちだけでありがたいです」

ハンジ「そいじゃお言葉に甘えよう!! リヴァイ、泊まれる部屋どこ?」

リヴァイ「ああ、案内する。じゃあ、悪いが頼むぞ」

エルドグンタエレン「「「はい!!」」」


――バタンッ


エルド「さーて、やるか」

エレン「飾付けどうします?」

グンタ「明日までこのままでいいだろ」

エレン「……壁のモザイク文字とハンジさんの椅子もですか?」



壁モザイク~ヌーン
ハンジ椅子~ヌーン


エルド「……」

グンタ「……」

エレン「……」

エルド「……まぁ、いいんじゃないかな」

グンタ「明日まで放置しておこう。ハンジ分隊長明日もいるしな」

エレン「……そうですね」


ガチャッ

オルオ「戻ったぞ……なんだ片付け進んでねぇな」

エルド「ああ、ちょっと巨人のオーナメントについて話してた」

オルオ「明日までほっときゃいいだろ」

グンタ「今その結論に達した所だ」

エレン「片付けましょうか」

エルド「そうだな」

カチャカチャ……


.


Next→12/25 00:00

.


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12/25 00:00


―――
――



ハンジ「ふむ、真っ暗である」

ハンジ「みんなお酒沢山飲ませたし、ぐっすりでしょう」

ハンジ「マスターキーもちゃっかり拝借済み」チャラッ

ハンジ「どうやって? それは……ねぇ?」ニヤリ

ハンジ「そして暗闇に紛れない派手なサンタコス。
スカートは寒いのでズボンでよろしくお願い致します」

サンタハンジ「万が一見つかった時のために髭もつけてるよ」フカフカ

サンタハンジ「さて、1人1人の部屋へ忍び込み、ゴー!」


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――エレンの部屋――


サンタハンジ「地下ってさみぃな……」カチャッ

キィー

エレン「」クゥクゥ

サンタハンジ「お、寝てる寝てる」ヒヒ

サンタハンジ「可愛い寝顔だね。まだ15だもんね」

サンタハンジ「若いっていいよなー。3日くらい徹夜したって大丈夫そうだし」

サンタハンジ「さすがに今はちょっと堪えるもんなー。捕獲した時もっと巨人と戯れたいのに」

サンタハンジ「ま、それはさておき、プレゼントを枕元に……」

サンタハンジ「……」


*大きめの靴下*

サンタハンジ「……マジか」

サンタハンジ「いや、信じてんの? そういう訳じゃないよね?」

エレン「」クゥクゥ

ハンジ「まぁ、丁度いいか」ツメツメ

ハンジ「おお、入った。でかい靴下だなぁ……巨人が履けそうだ」

ハンジ「……」

ハンジ「今度捕獲出来たら……」フム

ハンジ「次行くか。じゃあね、ゆっくりお休み、エレン」

ハンジ「メリークリスマース」ホゥッホゥッホゥッ

エレン「」クゥクゥ

――パタンッカチャン


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――エルドの部屋――


――カチャ……キィー

サンタハンジ「おっ邪魔しまーす」ヒソッ

エルド「」スースー

サンタハンジ「ぐっすりだねー……」

サンタハンジ「!?」

*大きめの靴下*

サンタハンジ「靴下が……」

エルド「」スースー

サンタハンジ「いや、別にいいけどさ……」

サンタハンジ「……とりあえず詰めよう」ツメツメ


サンタハンジ「……エルドは彼女がいたっけ」

サンタハンジ「明日は休みだけどこの城から長くは離れられないんだよね」

サンタハンジ「街に買い出しくらいしか出来ないもんなー」

サンタハンジ「ま、エレンの処遇が完全に決まったら少しは暇も出来るでしょ」

サンタハンジ「それまで我慢してね、エルド」

サンタハンジ「メリークリスマース」ホゥッホゥッホゥッ

エルド「」スースー

――パタンッ


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――オルオの部屋――


――カチャ……キィー

サンタハンジ「お邪魔ー……」

オルオ「ぐぉー」

サンタハンジ「豪快だな」

サンタハンジ「近くで寝れないね」

オルオ「ぐぉー」

サンタハンジ「さて……」

*大きめの靴下*

サンタハンジ「…………」

サンタハンジ「何かな、来ること見透かされてたとか?」

サンタハンジ「そんなことないよね?」


オルオ「ぐぉー」

サンタハンジ「うっさいな。口に濡れた布でも置いてやろうかな」

オルオ「ぐぉー……ふがっ!」ビクッ

サンタハンジ「おおぅ!」ビクッ

オルオ「……ぐぉー」

サンタハンジ「びっくりした」ドキドキ

サンタハンジ「生命の危機でも感じたかな?」

サンタハンジ「さっさと詰めよう」ツメツメ

サンタハンジ「いい夢見なよ、オルオ」

サンタハンジ「メリークリスマース」ホゥッホゥッホゥッ

オルオ「ぐぉー」

――パタンッ


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――グンタの部屋――


――カチャ……キィー

サンタハンジ「お邪魔むしー」

グンタ「」グゥグゥ

サンタハンジ「よく寝てるな……」

*大きめの靴下*

サンタハンジ「さすがにもう驚かねぇ」

サンタハンジ「みんなでさげる事にしたのかなぁ?」

サンタハンジ「可愛い事するね」

グンタ「」グゥグゥ

サンタハンジ「さて、靴下に詰め……」

グンタ「うーん……」


サンタハンジ「!!」ビクッ!

グンタ「うー……」グゥグゥ

サンタハンジ「うひょースリル満点だね」ドキドキ

サンタハンジ「さて、詰めるか」ツメツメ

サンタハンジ「真面目だから色々大変だろうけど、頑張ってね、グンタ」

サンタハンジ「メリークリスマース」ホゥッホゥッホゥッ

グンタ「」グゥグゥ

――パタンッ


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――ペトラの部屋――


――カチャッ……キィー

サンタハンジ「おっ邪魔っくらー」

ペトラ「」スヤスヤ

サンタハンジ「やっべ、良い匂いする! 凄いな女の部屋」

サンタハンジ「ん? 私の部屋? さぁてね」フフフ

*大きめの靴下*

サンタハンジ「やはりあったか。ペトラやエレンはあっても違和感あんまないね」

サンタハンジ「しかし、手刀くらって寝ちゃったけど大丈夫かな?」

ペトラ「」スヤスヤ

サンタハンジ「……」ジー

ペトラ「ん……」パチッ


サンタハンジ「うぉ!」ビクッ

ペトラ「はんじしゃん?」ボー

ハンジ「ち、違うよ! じゃない、違うんじゃよ、サンタじゃよ!」ホゥッホゥッホゥッ

ペトラ「さんたしゃん?」ボー

サンタハンジ「そ、そうじゃよ。しかし寝ていないとプレゼントを置けないんじゃよ」

ペトラ「ねる……?」ボー

サンタハンジ「そう、お寝むするんじゃよ。さぁ、目を瞑って、羊を数えるんじゃ」

ペトラ「はい、さんたしゃん」トロン


サンタハンジ「ねーんねーんころーりーよーおこーろーりーよー♪」ポンッポンッ

ペトラ「」スヤスヤ

サンタハンジ「ふぅー……危なかった」

サンタハンジ「プレゼント詰めてさっさと去ろう」ツメツメ

サンタハンジ「じゃあ、ゆっくりお眠り、ペトラ」

サンタハンジ「メリークリスマース」ホゥッホゥッホゥッ

ペトラ「」スヤスヤ

――パタンッ


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

サンタハンジ「さて、いよいよ最後……」

サンタハンジ「リヴァイの部屋だよ!」ビシィッ


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――リヴァイの部屋――


――カ……チャッ……キィー……

サンタハンジ「そーっとそーっと……おっ邪魔よけー」ヒソッ

リヴァイ「」スゥスゥ

サンタハンジ「おぉ、寝とる寝とる」

サンタハンジ「寝てりゃ目付き悪いのもわかんないね」

サンタハンジ「……」キョロキョロ

サンタハンジ「……うん、良かった。さすがにリヴァイは靴下さげてなかった」

サンタハンジ「正直あったら調査兵団内で吹聴してやろうと思ってたわ」

リヴァイ「……う」

サンタハンジ「!!」ビックゥッ!!


リヴァイ「」スゥスゥ

机|ンジ「……寝てる?」ドキドキ

サンタハンジ「ふぃー……怖かった」ドキドキ

サンタハンジ「しかし、枕元ってのは難関だね。とはいえ足元に置くわけにはいかないし……」チラッ

*机*

サンタハンジ「いやいや、机の上に置いたりしたらサンタの名折れ!」

リヴァイ「うぅ……」

サンタハンジ「!?」ササッ

リヴァイ「……」ムクッキョロ

リヴァイ「……気のせいか?」

棚影
サンタハンジ「…」

リヴァイ「……」トサッ

リヴァイ「……」

リヴァイ「」スゥスゥ


サンタハンジ「……」ソォー…

リヴァイ「」スゥスゥ

サンタハンジ「ふはー……生きた心地しねぇ……見つかったら間違いなく削がれるぜ」

サンタハンジ「とっとと置いていこう」ソォー

――ガシッ!!

サンタハンジ「ひょっ!?」サッ

リヴァイ「何してやがんだ……」ジロリ

サンタハンジ「わ、ワシはサンタなんじゃよ」ホゥッホゥッホゥッ

リヴァイ「こそ泥か、削いでやるから待ってろ」ギリギリ

サンタハンジ「あだだだ! こそ泥じゃねぇよ! サンタだっつってんじゃん」ドサッ

リヴァイ「そんなやつぁ知らねぇな」ギリギリ

サンタハンジ「腕が! あだだ……可哀想にリヴァイ」ホロリ…

リヴァイ「ああ?」


サンタハンジ「サンタも知らずに生きてきたんだね」ヨヨヨ…

リヴァイ「そういう意味じゃねぇ」ミケンニシワー

サンタハンジ「でも大丈夫だよ! 今年はここにサンタが――」

リヴァイ「うるせぇ、出てけ」

ガチャッ! ドカッ!

サンタハンジ「あいた!!」ゴロンッ

――バタンッガチャッ

サンタハンジ「サンタを蹴り出すとは!! なんと罰当たりな!!」

サンタハンジ「しかしマスターキーは健在」ニヒヒ

サンタハンジ「何度でも挑戦してくれるわ!!」カチッ

――ガチャッ! ゴンッ!

サンタハンジ「いって!!」ドサッ

サンタハンジ「いきなり扉が開いた……あ」


リヴァイ「……」ゴゴゴゴ

サンタハンジ「」

リヴァイ「……」チラッ

*鍵穴に刺さったままのマスターキー*

リヴァイ「……なるほど。いつの間にくすねやがった、こそ泥が」ゴゴゴゴ

サンタハンジ「あはっ……あははは……こ、こそ泥なんて酷いなぁ」アセッ

リヴァイ「……」ヒュッ!

――ガンッ!!

サンタハンジ「ーー!! ーー!!」ジタバタ←声にならない痛さ

リヴァイ「げんこつで済んで良かったと思いやがれクソメガネッ!」チャラッ

サンタハンジ「いっっ! あ! マスターキー!!」

リヴァイ「さっさっと寝ろ」

――バタンッ!

サンタハンジ「待ってよ! リヴァイー!!」ドンドン



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ドンドンッ!

リヴァイ「チッ、うるせぇな」イラッ

リヴァイ「クソメガネが! 安眠の邪魔しやがって!」イライラ

リヴァイ「くだらねぇことしてんじゃねぇよ」ボスッ

……モワーッ

リヴァイ「……ん?」トロン

リヴァイ「なんだ……?」

リヴァイ「……くっそ眠ぃ……」ドサッ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



パタパタパタ……

サンタハンジ「隙間から催眠効果のある薬草を焚く……」パタパタ

サンタハンジ「大丈夫、少量だし睡眠導入剤みたいなもんだから」

サンタハンジ「元々眠気があったなら効きめある筈」

サンタハンジ「あんまり焚くと一酸化炭素中毒で死んじゃいそうだから少量ね」

サンタハンジ「さて、次に取りいだしたりますは……」チャッ

*ピッ○ング道具*

サンタハンジ「んーっと」カチャカチャ

ガチャッ

サンタハンジ「よっしゃ!」

サンタハンジ「良い子も悪い子も真似しちゃダメだよ!」ウィンクバチコン☆

キィー

サンタハンジ「再びおっ邪魔っよけー」


リヴァイ「」スゥスゥ

サンタハンジ「うむ、寝ている」

サンタハンジ「かけ布団の上に寝ちゃってー。寝相悪いね、風邪引いちゃうよ?」ゴソゴソ

サンタハンジ「これでよし!」

リヴァイ「」スゥスゥ

サンタハンジ「さて、とっとと置いていこう」ポフッ

サンタハンジ「おとなしく置かせてくれればいいのに、全く困った奴だよ」フゥー

リヴァイ「」ミケンニシワー

サンタハンジ「じゃあね、健やかにお眠りなさいなリヴァイ」

サンタハンジ「メリークリスマース」ホゥッホゥッホゥッ

リヴァイ「」スゥスゥ…ギリギリ

――パタンッ


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


サンタハンジ「はー!! やり終えたっ!」

サンタハンジ「いや、なかなか楽し……大変だったー」

サンタハンジ「毎年やろうかな……」

サンタハンジ「……いや、たまにじゃないと罠とか仕掛けられそうだ」ブルッ

サンタハンジ「寒……う……ふわぁ~」

サンタハンジ「さすがに眠いや……部屋に戻ろう」ショボショボ

サンタハンジ「みんな良いクリスマスをー」


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

Next→12/25 08:00

.

12/25 08:00


―――
――



リヴァイ「ん……朝か……」ムクッ

――カサッ

リヴァイ「?」

*赤と緑の包装紙のプレゼント*

リヴァイ「……」チラッ

*机の上にマスターキー*

リヴァイ「あのこそ泥、どうやって……」ハッ!

――ガチャッ

リヴァイ「……ピッキングしやがったな……マジで泥棒か、アイツは」


リヴァイ「しかも開けっ放しにしやがって」

パタンッ

リヴァイ「……」ガシガシ

*プレゼント*

リヴァイ「……」

リヴァイ「……」ゴソゴソ

リヴァイ「……上着か……」シュッ

リヴァイ「……まぁ、悪くねぇ」フム


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――食堂――


エルド「お前ら何だった? プレゼント」

ペトラオルオグンタ「「「「手袋」」」」

エレン「同じく手袋です」

ペトラ「うん、すごく嬉しいんだけどさ……」

オルオ「ちょっと疑問に思うよな……」

グンタ「あの人鍵どうしたんだ……」

エルド「マスターキーはリヴァイ兵長が持ってたと思うんだが……」

エレン「あの兵長からくすねたんでしょうか……?」

エルド「まぁ……そうとしか思えんよな」

グンタ「もう尊敬するな」ハァー


ペトラ「兵長の所にも行ったのかな?」

オルオ「あの兵長が忍び込ませると思うのか? お前は」

エルド「いや、有り得るんじゃないか?」

エレン「えぇ?」

グンタ「いやいや、さすがに……」

エルド「やりかねないだろ、あの人は」

――ガチャッ

リヴァイ班エレン「「「「「!?」」」」」

ペトラ「リヴァイ兵長! おはようございます」

オルオ「おはようございます!」

エルドグンタエレン「「「おはようございます!」」」

リヴァイ「ああ」


エルド「あの……」

リヴァイ「なんだ?」

エルド「もしかして兵長の所にもプレゼントありましたか?」

リヴァイ「……ああ」

エルド「ほらっ! 兵長の所にもあったって!」

オルオ「マジか」

グンタ「あの人凄いな!!」

エレン「兵長に気づかれずに置いてったんですか?」

リヴァイ「一回叩き出したんだがな……」

ペトラ「もう一回来たって事ですか?」

リヴァイ「みてぇだな。……だが妙だったな……」

オルオ「妙……とは?」

バタンッ


ハンジ「おはよー」フワァー

リヴァイ班エレン「「「「「おはようございます」」」」」

ペトラ「眠そうですね」

ハンジ「んー……昨日……今日? リヴァイに腕つかまれて倒されて泣かされてさー」ガタンッ

ペトラ「はい?」

ハンジ「でもって蹴られて殴られて寝ろとか言われて」

グンタ「え……?」

リヴァイ「……」

ハンジ「そんなこんなでリヴァイに薬が効いて」

エルド「ん?」

ハンジ「あーそうだ、かけ布団の上に寝たりしたら風邪引いちゃうよ、リヴァイ。寝相悪いなぁ」アハハ

  ガッ! ギリギリギリギリギリ


ハンジ「痛い! 頭痛が痛い!! いたたたたたたたた!!」

リヴァイ「誤解を招くような言い方しやがってクソメガネがっ!!」ギリギリギリギリ

ハンジ「いたたたた!! やばい! リヴァイやばいって! 脳ミソ出ちゃう!!」

リヴァイ「しかも薬盛りやがったな? いきなり眠気が襲ってきやがって妙だと思ったんだ」ギリギリギリギリ

ハンジ「違うよ! 正確には焚いたんだよ! 煙に効果が……」

 ギリギリギリギリギリ

ハンジ「いたたたた!!」

リヴァイ「そんなこたぁどうでもいい」ギリギリ

ハンジ「いったい!! マジ痛い! リヴァイ!!」

グンタ「へ、兵長。も、もうそこまでで……」

リヴァイ「鍵くらいちゃんと掛け直して行きやがれ」ギリギリ

リヴァイ班エレン「「「「「ん?」」」」」


ハンジ「あ、忘れてた。ごめーん」

リヴァイ「馬鹿が」パッ

リヴァイ班エレン(((((えっ? そこ?)))))

リヴァイ「……エレンの部屋の鍵も開けっ放しだった訳じゃねぇよな?」

ハンジ「それは大丈夫だよ。ねぇ、エレン」ズキズキ

エレン「は? あ! 掛かってました!」

リヴァイ「……ならまぁ、いいだろ」

ペトラ「……鍵開いてた」

エルド「あ、そういや俺も」

グンタ「俺んとこもだ」

オルオ「……俺もだ」


リヴァイ「……げんこつと立体機動のグリップと刃、どれがいい?」

ハンジ「あはは、なんか新婚さんの3択みたいだねー」ダラダラ

リヴァイ「刃か、そうか」

ハンジ「ここはひとつげんこつでお願い致します!!」

――ガンッ!!

ハンジ「ーーっ!! ーーっ!!!」ジタバタ←声にならない痛さ

リヴァイ「チッ……」

リヴァイ班エレン(((((痛そう……)))))


ペトラ「まぁ、忍び込んだのはともかく、プレゼントありがとうございます。ハンジさん」

ハンジ「いいんだよー」テレッ

オルオ「ありがとうございます。使わせて頂きます」

グンタ「靴下に入ってるのを見たときは驚きました。ありがとうございます」アハハ

エルド「ああ、あれビビった! ありがとうございます。ハンジさん」

エレン「もこもこした靴下見た時、すごくわくわくしました。ありがとうございます!」

ハンジ「い、いやだなぁーみんな、そんなに喜んでもらえるなんて嬉しいよ///」

リヴァイ「……」


ハンジ「喜んでもらえるなんて」ジッ

リヴァイ「……」

ハンジ「喜んで、もらえる、なんて」ズイッ

リヴァイ「……なんだ、クソメガネ」

ハンジ「いんやー? もう1人プレゼントあげた人がいたような気がしただけだけど?」

リヴァイ「礼を強要するつもりか」

ハンジ「そういうつもりはないけどねぇ。でも普通はさぁ」ニヨニヨ

リヴァイ「気持ち悪ぃ顔だな」

ハンジ「ひでぇ!」

リヴァイ「チッ……ありがとな」

ハンジ「よしよし」マンゾク


リヴァイ「だが、忍び込むのはやめろ。普通に渡せ」

ハンジ「何を言っているんだ! サンタと言えばこっそり忍び込むのが醍醐味じゃないか!」

リヴァイ「サンタはこそ泥か? それとも変態か?」

ハンジ「ふむ、ある種の変態とも言えるかもしれないね。忍び込んでプレゼント置いて喜ぶとか」

リヴァイ「考察しろとは言ってねぇ」

ハンジ「だけど楽しかったよー。スリル満点!」

リヴァイ「結局てめぇの趣味じゃねぇか。今度忍び込みやがったら外に吊るすからな」

ハンジ「えー外寒いよー」

リヴァイ「だからこそだろうが」


ハンジ「あ、寒いといえば、雪積ってたよ! 昨日の深夜に降ったんだろうね」

エルド「どうりで今日は冷えると」

ハンジ「雪だるま作ったりかまくら作ったり雪合戦したりする?」

リヴァイ「しねぇよ。ガキじゃあるめぇし……」

エレン「……」ウズウズ

リヴァイ「……」

ハンジ「ガキんちょ発見」クスッ


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――朝食後――


ハンジ「あ、今日は一旦調査兵団本部に戻らないといけないや。終わったらまた来るねー」

リヴァイ「戻ってこなくていい」

ハンジ「お断りだ」

リヴァイ「なんで来んだ」

ハンジ「用があるからだよ。決まってんじゃん」

リヴァイ「さっさと来てさっさと終わらせてさっさと帰れ」

ガチャッ

ハンジ「やーなこった。夕食また一緒させてもらうよー。じゃね!」

バタンッ!

リヴァイ「チッ」


ペトラ「まぁまぁ、兵長」

リヴァイ「……ペトラ、今日は暇か?」

ペトラ「へ? は、はい」

リヴァイ「ちょっと街まで付き合え」

ペトラ「ふぇ? は? えぇ?」

オルオ「!?」

エルド「何か用事ですか?」

リヴァイ「……貰ったもんにはちゃんと返さねぇといけねぇだろうが」

グンタ「あぁ、ハンジさんにですか?」

リヴァイ「ああ、面倒臭ぇがな。
それにあいつも一応女だからな、ペトラの方が何がいいか分かるだろ」

エルド「ああ、それで」

ペトラ「あ、なんだ……」


エレン「あ、オレも何か返さないと」

オルオ「オレも行きます!」ガタンッ!

ペトラ「えっ!?」

オルオ「オレらもハンジさんにお返ししたいですし、あと荷物持ちとして!!」

リヴァイ「ああ、そうだな。エレンにはエルド、グンタお前らが付いてろ」

ペトラ「え」

エルドグンタ「「はっ!!」」

オルオ「お前らの分はオレらが買ってきてやる」

エレン「お願いします」


エルド「俺らのはまとめて買おう。エレンもそうした方がいいだろ?」

エレン「あ、そうして頂けると……」

グンタ「物はペトラに任せるよ……」

ペトラ(オルオ……余計な事を……)ギリギリ

グンタ「ペトラ?」

ペトラ「え? あ、うん! 任せて!」

エルド「あー」ニヤニヤ

ペトラ「……何よ」

エルド「別に?」


オルオ「兵長とお買い物……」ジーン

グンタ「たまに荷物持ちとして連れてかれてたじゃねぇかよ」

オルオ「毎回嬉しいもんなんだよ」フンッ

リヴァイ「昼過ぎに出掛ける」ガタンッ

ペトラオルオ「「はい! 兵長!!」」

バタンッ


ペトラ「……」ジロッ

オルオ「なんだ? 俺に見惚れてるのか?」フフン

ペトラ「死ね」ゴスッ

オルオ「ぐはっ!」


.


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Next→12/25 13:00


レスありがとうございます。
見てくれてる人いて良かった。ホッとした。
ではーノシ

乙!見てるよー
ストーリーを時間と合わせて更新するのっていいね


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12/25 13:00


――街――


リヴァイ「ついでに必要な物も買っておくか」

オルオ「そうですね!」

ペトラ(私服の兵長! カッコイイなぁー)ハァー

リヴァイ「ペトラ、ハンジのはお前に全部任せていいか?」

ペトラ「えぇ? でもリヴァイ兵長がハンジ分隊長に贈るんですから、
兵長が選ばなければいけなくないですか?」

リヴァイ「……面倒臭ぇ」

ペトラ「あはは……そう言わずに。そういえば兵長は何を戴いたんですか?」


リヴァイ「今着てる上着だ」

ペトラ「そうなんですね、お似合いです!」

オルオ「凄くカッコイイです! 兵長」

リヴァイ「……そうか」

ペトラ「うーん……今だとやっぱり防寒具ですかねぇ」

オルオ「マフラーとか手袋とか腹巻きとかか」

ペトラ「なんで腹巻きが出てくんのよ」

オルオ「防寒具じゃねぇか」

ペトラ「そうだけど、女性に贈る物じゃないでしょ? ましてやクリスマスプレゼントで」

リヴァイ(……腹巻きはダメなのか)

オルオ「女性は冷えやすいっつーからよ。じゃあ、毛糸のp」
ペトラ「却下!!」

ペトラ「もう、何なの、オルオ。なんでそんなだっさい物チョイスするの?」

オルオ「実用性を重視してだな」


ペトラ「プレゼントだっつってんでしょうが。実用性も大事だけど華やかさも大事でしょ!」

リヴァイ(それもダメなのか……)

ペトラ「あ! 兵長、コレとかいいんじゃないですか?」

リヴァイ「ふむ……悪くない」

ペトラ「どれにするかは兵長が決めてくださいね。じゃあ、私達が贈る分見てきますね」

リヴァイ「……ああ」ジー

オルオ「あ、俺も行ってきます」

リヴァイ「ああ」ジー


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――その頃旧調査兵団本部では――


エルド「寒いなぁ」

グンタ「薪割るか? 暖まるぞ」

エルド「なんで割る行為で暖まんなきゃなんないんだよ。炎で暖めさせろよ」

グンタ「そろそろ薪作っとかねぇといけねぇしよ」

エルド「あーそうだったなぁ」

エレン「……」ジー

エルド「……エレンはずっと外見てるな」


グンタ「すげぇ積もってるもんなぁ……雪」

エルド「……とりあえず3人で薪割りするか」

グンタ「全員でかよ」

エルド「暖まるだろ?」

グンタ「俺のセリフじゃねぇか。……エレン!」

エレン「はい」

グンタ「薪割りに行くぞ。寒いから防寒してけよ」

エレン「はい!」

エルド「さっそくハンジさんから貰った手袋の出番だな」

グンタ「薪割る時は変えろよ?」




――ガコンッ!

エルド「おっ! 今のキレイに真っ二つだったな!」アハハ

エレン「なかなか一発で割るのも難しいですよね」フゥー

グンタ「いいスポットに入るとスッパーンって割れて気持ちいいんだけどな」

エルド「しっかしよく積もったなぁ」

グンタ「まさに一面銀世界」


エレン「……なんかウズウズします」

エルド「だなぁ……」

グンタ「雪だるまでも作るか?」

エルド「まぁ、暇だしな。でかいの作るか!」

エレン「いいですね!」キラキラ

グンタ「ははっ! 作りたそうだったもんなぁ」

エルド「目が輝いてるぞ、エレン」アハハ!

エレン「うっ……///」


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――街――


ペトラ「リヴァイ兵長お待たせ致しました」

リヴァイ「ああ……」

オルオ「お荷物お持ち致します」スッ

リヴァイ「ん」ポスッ

ペトラ「あとは買い出しですね」

リヴァイ「ああ、そうだな」

オルオ「そろそろタワシがダメになりそうでした」

リヴァイ「それは問題だな」

ペトラ「まずは日用品ですね」


リヴァイ「ああ。……そうだ。忘れねぇうちに渡しておく」スッつ◇

ペトラ「!」

オルオ「!」

リヴァイ「今日の礼だ」

ペトラ「う、うわぁー! ありがとうございます!!」キャー!!

オルオ「うおぉ!! 感激です!!」ダバー

リヴァイ「中身はただのハンカチだ」

ペトラ「いえ! とても嬉しいです!!」

オルオ「天にも昇る気持ちです!!」

リヴァイ「……昇るな」

オルオ「やべっ、家宝にしよう!」

ペトラ「私もそうしよう!」

リヴァイ「……使えよ」


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――旧調査兵団本部――


グンタ「よいしょっと……」

エルド「ふぅー……」


*雪だるま*
   ■   
   (‥)  
⌒⌒( )⌒⌒
  ⌒ ⌒ ⌒⌒

.


エレン「結構大きなの作れましたね。オレの胸よりちょっと低いくらいかな?」

グンタ「ハンジ分隊長から貰った手袋大活躍だな」

エルド「ああ、これ暖かいな」

エレン「もっと何か作りませんか?」ウキウキ

グンタ「あはは! ノリノリだな」

エルド「よっしゃ! 三段雪だるまやってみるか!?」

エレン「バランスとるの難しそうですね」

グンタ「繋ぎ目しっかりすりゃいけんじゃねぇか?」

エルド「お前もノッてんじゃねぇか」アハハ


.


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Next→12/25 16:00


>>116暇人ならではやでww…………って誰が暇人だ!
レスありがとうございます。本当に嬉しいです

ではまたーノシ


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12/25 16:00



――旧調査兵団本部前――


ペトラ「あれ? ハンジさん」

ハンジ「やっほ!」

リヴァイ「チッ……もう来やがったのか」

ハンジ「御言葉だねぇ」

オルオ「ん? なんだあれ」


        ■  
     ■  (‥) 
    (‥) ( )  
⌒ ⌒⌒( )( )⌒
 ⌒ ⌒ ⌒⌒⌒⌒⌒ 

.


ペトラ「雪だるま?」

リヴァイ「……あいつら何やってんだ」

ハンジ「あはははは! 本当に作ってら!」


――ウハハハハ


オルオ「向こうの角から声が……」

リヴァイ「チッ」

スタスタスタ……

リヴァイ「おい……」

――ヒュンッ! ベシャッ!


エルド「あ」

グンタ「あ」

エレン「あ」

リヴァイ「…………」ベッチョリ

ペトラ「へ、兵長の顔面に……」サー|||

オルオ「雪玉が……」サー|||

ハンジ「あっははははは!! トロくせぇ!!」ゲラゲラ

リヴァイ「……何してやがる、お前ら」パラパラ…

エルド「あ、いや、その……」サー|||

グンタ「ま、薪割りが終わって、暇で……」サー|||

エレン「ゆ、雪も積もってましたし……」サー|||

エルド&グンタ&エレン「「「雪合戦を……」」」ガクガクブルブル

リヴァイ「……ほぅ……」


エルド「いや! わざとじゃないですよ!?」アセッ

グンタ「ぐ、偶然で……!」アセッ

エレン「あ……あ……えと……」ガタガタ

リヴァイ「……」ジロッ

エルド&グンタ&エレン「「「すいまっせんでしたーー!!!!」」」ザッ!!

リヴァイ「……なるほど……わざとじゃねぇのか」ニギニギ、ギュッギュッ

エルド「あ、はい……あの……?」ダラダラ

リヴァイ「……」ニギニギ

グンタ「へ、兵長?」ダラダラ

リヴァイ「……」ギュッギュッ

エレン「な、何をして……」ダラダラ

リヴァイ「動くな」

エルド&グンタ&エレン「「「えっ?」」」


ヒュヒュヒュ!!
ベシャベシャベシャ!!!

エルド「」パラパラ

グンタ「」パラパラ

エレン「」パラパラ

オルオ「ナイスコントロールです!!」パチパチパチ

ペトラ「あーあ……」

リヴァイ「……チッ」

ハンジ「うひゃひゃひゃひゃ! リヴァイ、大人げねぇー!!」ゲラゲラ

リヴァイ「……うるせぇ」ベシッ

ハンジ「もがっ!!」ベショッ

ペトラ「あ」


ハンジ「ぶはっ! ちべたい!! 何すんだ!!」パラパラ…

リヴァイ「その見苦しいツラ、雪で覆っとけ」

ハンジ「すげぇ失礼だな! 食らえ!!」ヒュッ!

リヴァイ「食らうか」ヒョイッ

ベシャッ

リヴァイ「!」

ハンジ「あ」

ペトラ「……」ベッチョリ

ハンジ「ご、ごめーん、ペトラ。リヴァイが避けるからぁ……」アセッ

ペトラ「……もう! 何するんですかぁー!」ヒュッ

ハンジ「うを!!」ヒョイッ

ベシャッ

ペトラ「あ」


オルオ「……」ベッチョリ

ペトラ「ご、ごめん、オルオ」

オルオ「……いや」パラパラ

ベシャッ!!

オルオ「!?」ベッチョリ←後頭部に

エルド「ヒット!!」ウハハハハ

エレン「ちょっ、エルドさん!」

オルオ「何しやがんだ!!」ヒュッ!

エルド「おっと!」ヒョイッ

ベシャッ

グンタ「……」ベッチョリ

エレン「あ」


グンタ「……ふ……ふふふふ……」パラパラ

エレン「グ、グンタさん?」

グンタ「やるぞ」ゴゴゴゴ

エルド「開戦だな」アハハハハ!

エレン「えぇ!?」


ハンジ「よっしゃー! じゃ、私あっち行こ!」

オルオ「そっち人数多くなるじゃないですか!」


ハンジ「何言ってんの! そっちは人類最強がいんじゃん! むしろ有利だろ!!」

エレン「リヴァイ兵長が敵ですか!?」

エルド「やばいぞ! 防壁作れ! 防壁!!」ザシッザシッ

グンタ「エレン! お前は雪玉作れ!」

エレン「は、はい!!」ニギニギギュッギュッ



オルオ「ペトラ! 雪玉作れ! 俺は防壁作る!」ザシッザシッ

ペトラ「了解! あ、兵長は攻撃に専念してくださっていいですよ!」ニギニギギュッギュッ

リヴァイ「……やるとは言ってねぇんだが……」

オルオ「うおぉぉぉ!!」ザザザザ!!

ペトラ「ふん、ふん!!」ニギニギギュッギュッ

リヴァイ「……」


ハンジ「うりゃ!!」ヒュッ

リヴァイ「!!」ヒョイッ


ハンジ「くっそ! はずした! 雪玉!!」スッ

エレン「はい!」サッ

.


リヴァイ「……エレンのヤツ……」

ペトラ「はい! リヴァイ兵長」サッ

リヴァイ「ああ」パシッ

ヒュンッ!


ハンジ「うおっと!!」ササッ

雪防壁:ベシッ!

ハンジ「うっは! あっぶねぇ!! あはは! 防壁に当ててやんのー!」ハッハー!



リヴァイ「チッ」

ペトラ「はい! リヴァイ兵長!」スッ

リヴァイ「ん」パシッ

ペトラ「オルオも!」スッ

オルオ「おう!!」パシッ


ハンジ「こっちもどんどん行くよー!!」

エルド&グンタ&エレン「「「はい!!」」」


ウオォォォォ!!

――ヒュンッヒュンッヒュンッ! ベシャッ……


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
―――
――



エルド「」チーン
グンタ「」チーン
エレン「」チーン


オルオ「」チーン
ペトラ「」チーン


ハンジ「ふっ……ふふふふ……」ハァハァ

リヴァイ「……チッ」

ハンジ「2人だけになっちゃったね、リヴァイ」ニギニギ

リヴァイ「ああ……そうだな……」ギュッギュッ


ハンジ「みんな先に倒れてしまった……」ザッ

リヴァイ「奴等の無念は俺が晴らしてやる」ザッ

ハンジ「……リヴァイ」

リヴァイ「ハンジ……」

ハンジ&リヴァイ「「――食らえ!!」」

ヒュヒュンッ!!

――ベシャッ!!


オルオ「う……どっちが……?」

エルド「勝ったんだ……?」


ハンジ「……」

リヴァイ「……」


――ドシャッ!


ハンジ「」チーン

リヴァイ「……勝った」グッ


ペトラ「リヴァイ兵長が小さなガッツポーズを……」

グンタ「め、珍しい……」

エレン「……寒い……」ガタガタ

リヴァイ「……大丈夫か? エレン」スッ

エレン「さ、寒いです」ガシッ

リヴァイ「風呂の準備だな」グイッ

エレン「そ、そうですね」ガタガタ

グンタ「暖まり過ぎて汗かいたから逆に寒くなってきたな」アハハ


エルド「あ、薪、沢山割ったんで丁度良かったです」

リヴァイ「そうか、ご苦労だったな」パサッ

エレン「あ……タオル……」

リヴァイ「とりあえず羽織っとけ」スタスタスタ

エレン「ありがとうございます……」

リヴァイ「お前らもだ」バサバサバサ

エルド「ありがとうございます……あれ?」

オルオ「新しいタオルが1人ずつ……?」

グンタ「これってもしかして……」

ペトラ「ありがとうございます! 兵長!」

リヴァイ「……ついでだ」スタスタスタ


ハンジ「」

リヴァイ「おい! いつまで寝てやがる。氷づけになりてぇのか」

ハンジ「」

リヴァイ「……チッ」グイッ

エルド「あ、肩に乗せたな」

グンタ「……人攫(ひとさら)いみたいだな」

エルド「お前、何気に失礼な事を」

オルオ「嬉しい……」ダバー

エルド「せっかくタオル貰ったんだから拭けよ」


ペトラ「……ふふ、分かったかなぁ? エレン」

エレン「ペトラさん……。……あ」

エレン(タオルもそうだけど、昨日の昼、珍しくミカサやアルミン達と食事させてくれたんだっけ……)

エレン(なんか重要な話があるからあっち行ってろとか言われて)

エレン(あれって本当はクリスマスだったからかな……?
夜は絶対一緒には過ごせないって分かってたから……)

エレン「……そっか」

ペトラ「エレン?」

エレン「本当に……分かりづらいですね」ハハッ

ペトラ「でしょ?」フフフ


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
―――
――



ハンジ「あはははは! 結局マジで雪合戦やっちゃったね!」ホカホカ

リヴァイ「……チッ」ホカホカ

エルド「あ、そちら湯加減大丈夫でした?」ホカホカ

ハンジ「大丈夫だったよ。しかし風呂2個あんだね」

グンタ「お城ですからね、幾つかありますよ」ホカホカ

エレン「薪、沢山作っておいてよかったですね」ホカホカ

オルオ「薪割りか……俺がいれば倍は割っていた……」フッ…ホカホカ

ペトラ「心底どうでもいい」ホカホカ


ハンジ「リヴァイ、ガキがやる事とか言っといて本気だったね!」ゲラゲラ

リヴァイ「……うるせぇな。何事もやるなら本気だ」

ハンジ「それをガキと言うのではないのだろうか?」

リヴァイ「……違ぇだろ」

ペトラ「そろそろ夕食の準備しますね」

ハンジ「あ、手伝う手伝うー」ガタッ

リヴァイ「……続けて当番だったか?」

グンタ「あ、ちょっと事情があって代わってもらったんですよ」

リヴァイ「そうなのか」

ハンジ「あ、良いもの持ってきたからちょっと時間掛かるかもー待っててね!」

エルド「じゃあ、それまで自由にしときますか」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「出来たら呼ぶよ!」


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

Next→12/25 19:00

.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
12/25 19:00


ハンジ「もうすぐ出来るよ。リヴァイ呼んできて!」

オルオ「飾付けも終わりました! 呼んできます!!」ガタッ! スタスタスタ

ペトラ「……コレ……また……」

エルド「言うな」

グンタ「再利用だな」

エレン「兵長に怒られませんかね……」

ハンジ「大丈夫っしょ」


ペトラ「あ、コレ、皆に頼まれてたやつ」スッ

エレン「ありがとうございます。すいません、オレ街に行けないので……」

ペトラ「気にしないで、エレン」

エルド「ありがとう、ペトラ」

グンタ「なかなか個人的な買い物出来ないからな。ありがとう」

ペトラ「どういたしましてー」エヘ

ハンジ「さてさて、みんな、コレ構えてリヴァイを待つよ!」

エルド&グンタ&ペトラ&エレン「「「「はい!」」」」


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


――ガチャッ

リヴァイ「……」

パンッパンパーンッ!!!

リヴァイ「!?」ビクッ

ハンジ「お誕生日おめでとう! リヴァイ!!」

リヴァイ班エレン「「「「「おめでとうございます!!」」」」」

リヴァイ「……」クラッカーマミレ

ハンジ「驚いてんねぇ! 成功成功!」


グンタ「え? 驚いたのか?」

エルド「少し目を見開いてたぞ」

ペトラ「ちょっとビクッってしてた」ムフー///

オルオ「昨日より、今日の為に俺は頑張った!!」グッ

エレン「うまくいって良かった」フゥー

リヴァイ「……」チラッ

壁:Happy birthday!

リヴァイ「!!」ビクッ!

オルオ「あ、すみません……ソレ再利用で……」

ペトラ「やっぱり怖い。怖いよ、ソレ」

エレン「ああ、巨人のオーナメントのモザイクですね……」


エルド「近づかなければ大丈夫です……」

リヴァイ「……ハンジの時にやってやれ」

ハンジ「それすっげぇ嬉しいな!! やってやってー! 楽しみにしてるから!!」

グンタ「あはは、じゃあまたその時にやりますよ」

ハンジ「やった! 待ちきれないなぁ!」

リヴァイ「サプライズにはなんねぇな」

ハンジ「サプライズやる気満々なんだな! リヴァイ」ウンウン

リヴァイ「違ぇよ」ミケンニシワー

ペトラ「どうぞ、座ってください。みんなもね。料理運ぶよー」

オルオ「手伝う」

ペトラ「ありがとー」


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
―――
――



ハンジ「2日連続でパーティーとか贅沢だね!」

リヴァイ「今日一緒くたにやりゃあよかっただろうが」

ハンジ「昨日やることで、サプライズ感が増すじゃないか!
まさか今日もやるなんて思わなかったでしょ?」

リヴァイ「……まぁな」

ペトラ「あ、そうだ、ハンジさん」

ハンジ「ん? なぁに?」

ペトラ「メリークリスマス! コレ私達みんなからです」スッ

*プレゼント*

ハンジ「わぁ! 私に? ありがとう!!」ゴソゴソ

ペトラ「喜んで頂けるといいなぁ」ウフフ


ハンジ「おぉ! あったかパジャマにガウンだ!!」

ペトラ「何がいいか悩んだんですけど」

ハンジ「嬉しいよ!! ありがとうね!」

リヴァイ「……」スッ

ハンジ「おぉ? 何?」

*プレゼント*

ハンジ「リヴァイからも!? マジで!?」

リヴァイ「……さっさと受け取れ」

ハンジ「何だろ、何だろうー!?」ゴソゴソ

リヴァイ「……」

ハンジ「おぉ!! コートだ! リヴァイが選んだの?」

リヴァイ「ペトラがな」

ペトラ「お手伝いしただけですよ。どれにするか選んだのはリヴァイ兵長ですからね」フフフ

リヴァイ「……チッ」


ハンジ「リヴァイ、ありがとうね!!」ヒャッホー!

リヴァイ「ガウンとコートを一緒に着るな」

ハンジ「うわぁー……嬉しいなぁ。
嬉しいって言葉以外出てこないくらい嬉しいよ。みんな、ありがとう」フフ

エルド「いえいえ、喜んで頂けてこちらも嬉しいです」

ペトラ「選んだ甲斐がありました!」

エレン「オレはあまり貢献出来ていませんが……」ポリポリ

グンタ「こういうのは気持ちだろ。それに貢献もちゃんと出来てるだろ」

ハンジ「そうだよ。……何だったら別の貢献をしてもらってもいいんだよ?」ニヤァ

エレン「へ!? いや、その!!」ビクッ!

リヴァイ「やめろ。気持ち悪ぃツラで人の部下をビビらせるな」

ハンジ「気持ち悪い気持ち悪いって失礼過ぎんだろ!」

エルド「まぁまぁ。ペトラ、そろそろ……」


ペトラ「うん」ガタッ

リヴァイ「?」

ペトラ「じゃーん! ケーキでーす!」

ハンジ「手作りだよー。みんなで頑張ったんだよ」

エルド「クリームを泡立てました」

グンタ「男共は殆ど泡立てと洗い物だったけどな」

エレン「オルオさんのケーキの飾付けは見事でしたね……」

オルオ「兵長へのケーキだからな!! キレイに飾付けなければ!!」

リヴァイ「……」

ハンジ「はっぴばーすでいとぅーゆー♪」

リヴァイ「やめろ歌うな、ガキか」

ハンジ「中身がガキなのは雪合戦で判明したじゃないか」

リヴァイ「しつけぇな。忘れろ」


エルド「さすがに蝋燭ふーはダメだよな?」ヒソッ

グンタ「それはさすがにやめようぜ」ヒソッ

ペトラ「やってほしかったけど……」ヒソッ

エレン「見たいような見たくないような……」

オルオ「おい、ここだろ」

ペトラ「あ、そうだね」

リヴァイ「?」

ハンジ「そうそうはい、おめでとう!」スッ

*プレゼント*

リヴァイ「……またか」


ハンジ「あれはクリスマスの。これは誕生日のだよ」

リヴァイ班エレン「「「「「おめでとうございます!」」」」」スッ

*プレゼント×5*

リヴァイ「……」

ハンジ「あはははは! プレゼントの山だね!」

リヴァイ「……」ゴソゴソ

ハンジ「あ、ソレ私のだね」

リヴァイ「シャツか」

ハンジ「上着と共に使ってね」

リヴァイ「ああ……」ゴソゴソ



*その他のプレゼント*

・ペトラ:毛糸の帽子
・エルド:マフラー
・グンタ:手袋
・エレン:靴下
・オルオ:腹巻き


ペトラ「ちょっ! 腹巻き!! オルオ!!」

オルオ「なんだ? 腹巻き馬鹿にすんな」

リヴァイ「……」ゴソゴソ

ハンジ「あんたも着るのかよ」

リヴァイ「……」モコモコ

ペトラ「へ、兵長かわいい……」ボソッ

リヴァイ「……暑い」モコモコ

ハンジ「そりゃ部屋の中だからね。てか腹巻きまでちゃんと着るとは」


リヴァイ「……腹巻きが一番しっくりくるな」

エルド&グンタ&ペトラ&エレン「「「「ええぇぇーー!!?」」」」

オルオ「うっしゃ!!」グッ!!

ハンジ「あっはははははは!!」ゲラゲラ

リヴァイ「防寒具の中でも一度着れば着脱不要の物だからな」

ペトラ「そ、そんな」ワナワナ

オルオ「ふはは! みたか!? 腹巻き馬鹿にするからだ!」

ペトラ「別に馬鹿になんてしてない!」

オルオ「腹巻きはな、優秀なんだ! 腹回りが暖かければ身体中暖かくなるし、腹も壊さねぇ!!」

オルオ「それに着る時も簡単だし、暑ければ簡単に脱げる!」

リヴァイ「動く時にたいして邪魔にもならねぇしな」

オルオ「その通りです! 兵長!! さすがです!!」

ハンジ「何故そんなに腹巻きを大絶賛? 腹巻き連盟にでも加盟してるの?」


ペトラ「くっ!! 腹巻きに負けるなんてっ」

オルオ「ふっ! 俺の方が兵長の事を理解しているようだな。
あと今はボディウォーマーってんだ。覚えとけ!」

ペトラ「呼び名なんてどうでもいいよ!!」

リヴァイ「……しっくりくるってだけで他のもありがたいと思ってる」

グンタ「いえいえー」

エルド「喜んで頂けたなら幸いです」

エレン「良かったです」ホッ

ハンジ「よし、じゃあケーキ食おうぜ! ケーキ!!」

ペトラ「じゃあ、切り分けますね」


エレン「ケーキなんて滅多に食べられないですよね」

エルド「そうだなぁ」アハハ
ペトラ「あ、オルオお皿持ってきて」

オルオ「おお」ガタッ

グンタ「フォークはここにあるからな」

――ワイワイガヤガヤ

リヴァイ「……」

ハンジ「あはは、なんか家族みたいだねぇ」

リヴァイ「……馬鹿か」

ハンジ「馬鹿じゃないよーだ」


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
―――
――


――エレンの部屋――


エレン「はぁー」ポスッ

エレン「昨日と今日と、楽しかったな……」ブルッ

エレン「さむっ……」

エレン「ああ、そういえば、最後にハンジさんが……」

.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


エルド『もうお開きだな』

グンタ『片付けるか』

オルオ『今回も俺らが片付けておきますんでお二人はどうぞ、お部屋に戻られてください』

ハンジ『今日もお言葉に甘えるよ』

ペトラ『いいですよー。今回の企画や先立つものも、ハンジさんに殆どして頂きましたし』

ハンジ『あはは、気にしなくていいんだよ、そんなの』

エレン『リヴァイ兵長、ハンジ分隊長、お疲れ様です。おやすみなさい』

リヴァイ『ああ』

ハンジ『うん、おやすみ。あ! そうだ、コレあげる』スッ


エレン『?』ガサガサ

ハンジ『地下って結構寒いよね。風邪ひかないようにね』

エレン『毛布……』

ハンジ『お古で悪いけど、使って。じゃね』

エレン『あ、ありがとうございます!』

ハンジ『いーえ』ヒラヒラ

バタンッ


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.



エレン「……」フワッ

エレン「暖かい」

エレン「ありがとうございます……ハンジさん」

エレン「……」チラッ

*大きめの靴下*

エレン「……今日まで吊るしておこう……」フッ

エレン「……皆さん、おやすみなさい」ポフッ

エレン「……」

エレン「」クゥクゥ


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――リヴァイの部屋――


リヴァイ「……誕生日……か」フンッ

リヴァイ「毎年毎年あいつも飽きねぇな」

リヴァイ「……今年はあいつらにも祝われるとは思わなかったが……」

リヴァイ「……クソメガネめ」チッ

リヴァイ「……」チラッ

*プレゼントの山*

リヴァイ「……多過ぎだろ」


リヴァイ「全員に返さなきゃなんねぇだろうが」

リヴァイ「……」

リヴァイ「……あいつらの誕生日なんざ知らねぇよ」チッ

リヴァイ「はぁー……面倒臭ぇ」

リヴァイ「……もう寝る」ゴロンッ

リヴァイ「……」

リヴァイ「」スゥスゥ


.


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――臨時のハンジの部屋――


ハンジ「あー! 楽しかった!」ボスッ

ハンジ「明日からはまた演習やら会議やら目白押しだねー」ゴロンッ

ハンジ「……ふふ……暖かいなぁ、このパジャマ」

ハンジ「……ガウンに、コート」

ハンジ「ふふふふふふ」ニッコー

ハンジ「大事にしよーっと」

ハンジ「リヴァイ、エルド、グンタ、ペトラ、オルオ、エレン」

ハンジ「みんなメリークリスマース! おやすみ!」


.

おしまい

長かったな……
レスくださった方ありがとうござります。
正直途中まで心折れそうだったww


私ほど暇なヤツもいないだろうがもし万が一、最初から最後までリアルタイムで見てくれた暇j……奇特なお方がいらっしゃったら、
……いたとしても1人いるかいないかだろうから心臓は無理だが腎臓一個くらいは捧げようかと思う
腎臓を捧げる!

リアルタイムでなくとも読んでくださった方ありがとうございましたー!!

乙です。


明日に後日談書いたり、23時位にミカサンタがエレンのまくら元にあらわれたりしないんですか?

レスありがとうございます。

>>176
そのレスでなんか思いついたから書いた。176の望む展開かどうかは知らぬ。
即投下


【おまけ:12/25 23:00】


ギィー

エレン「」クゥクゥ

「……」

エレン「……ん……?」パチッ

ミカサ「エレン」ズイッ

エレン「うっわぁぁああ!!!!」ビックゥ!

アルミン「シー! 静かに、エレン」

エレン「アルミン!?」

ミカサ「メリークリスマス、エレン」

エレン「ミカサ!?」

アルミン「静かにってばエレン」


エレン「いやいや、静かに出来ねぇよ。なんでここに? 鍵は?」

ミカサ「鍵は開けた」チャッ

*ピッ○ング道具*

エレン「ハンジ分隊長!!」ボフッ!

ミカサ「よくわかった」ビックリ

エレン「あの人しかいねぇよ! ミカサに変な事教えたな!?」

アルミン「……一応止めようとはしたんだけどね」

エレン「アルミン、それは無理だったろ?」

アルミン「うん」

エレン「だよな……お前らその格好は?」

ミカサンタ「ハンジさんが着ろと」←スカートサンタ

トナカイアルミン「何故かトナカイに……」

エレン「あの人は……」ハァー


エレン「……ここに来ていいのか?」

ミカサンタ「ハンジ分隊長がこっそり連れてきてくれた。すぐ戻るけれど」

トナカイアルミン「せっかくだからって」

エレン「……ハンジさん……」

ミカサンタ「これだけ渡したら戻る、はい」スッ

*プレゼント*

エレン「……」ガサガサ

トナカイアルミン「二人で選んだんだよ」

エレン「……靴下」

ミカサンタ「寝る時も履ける。ここは寒いし」

エレン「ありがとな……でもオレは何も……」

ミカサンタ「元気なエレンが見れた、ので、十分」フフ

トナカイアルミン「うん、ほんのちょっとだけど一緒に過ごせるだけでも十分だよ」ニコッ

エレン「ミカサ……アルミン……」


トナカイアルミン「来年は期待してるよ」

ミカサンタ「! そう、来年」ニコッ

エレン「……ああ。来年、期待しててくれ」フッ

トナカイアルミン「もう行くね」

ミカサンタ「あのチビに見つかるといけないらしい」

エレン「ミカサ……お前まだ兵長をそんな風に」ハァー

トナカイアルミン「あはは……」

エレン「お前らこの暗い中戻るのか?」

ミカサンタ「このお城の部屋を使う。ハンジ分隊長が準備してくれた。そして早朝に帰る」

エレン「大丈夫なのか? 明日は索敵だろ?」

トナカイアルミン「大丈夫だよ。馬車を用意してくれるって言ってたし。
……じゃあねエレン、メリークリスマス」

ミカサンタ「エレン、メリークリスマス。おやすみ」

エレン「ああ、メリークリスマス。気をつけてな、おやすみ」


ガチャッ

エレン(あ、鍵掛けねぇとな)スッ

ガチャンッ

エレン「…………」

エレン「ハンジさん……オレ……」

エレン「感謝したらいいのか、怒ったらいいのか、よくわかりません!」バンッ!

エレン「いや、感謝の度合いの方が大きいですけど! でも!!」ヌゥゥ!!



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――臨時のハンジの部屋―――


ハンジ「うーん……むにゃむにゃ」ニヘー


.

おしまい

勢いで書き上げた。
ありがとうございましたー!

レスありがとうございます。

今読み返すと分かりづれぇなというか分からねぇなと思うのでおまけの最後を訂正しに来た。
あまり変わらないが次のレスがおまけの最後ということで……不恰好ですまない。



ガチャッ

エレン(あ、鍵掛けねぇとな)スッ

ガチャンッ

エレン「!?」ビクッ!

エレン「……勝手に……掛かった……ミカサ?」

エレン「…………ハンジさん……オレ……」

エレン「感謝したらいいのか、怒ったらいいのか、よくわかりません!」バンッ!

エレン「いや、感謝の度合いの方が大きいですけど! でも!!」ヌゥゥ!!



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――臨時のハンジの部屋―――


ハンジ「うーん……むにゃむにゃ」ニヘー


.

最後ミカサが鍵掛けたつもりだった……。
ただそれだけです……。

蛇足すまんね。おまけ所望してくれたり気づいてくれたり悔しがってくれたり肝臓くれたりその他色々ありがとう。
私も捧げよう。肝臓を捧げる!
ではー

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