部下「ええ」
魔王「無礼な者には死を与えるぞ?」
部下「魔界の者は既に全員死んでおりますが…」
魔王「黙れ。存在ごと消し去るという意味だ」
部下「そうですか。しかし残念ですね」
魔王「何がだ?」
部下「私を殺してしまうと二度と私のパンチラを拝めなくなりますよ」
魔王「正気か貴様?」
部下「とりあえず私は魔王様より強い存在がいるという事を伝えたかった
だけですので。それでは」
魔王「おい待てや」
バタンッ
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魔王「何が魔王様より強いやつがいますーだ。んなもんいるわけない」
魔王「でなきゃ俺がこんな厨臭い魔王なんて名前を名乗るかって」
ガラッ
部下「大変です魔王様!」ハァハァ
魔王「うるさい!もうお前とは絶好だ!立ち去れ帰れ死ね!」ブツブツ
部下「わかりました。すぐ去るので要件だけ言いますね。
我々の魔界のずーーーーっっっと上にある神の世界から
ついさっき神兵三体がこちらへ向かってくるのが見えました
もちろん神兵なんて相手にできるのは“最強”の魔王様だけですので
そこのところ宜しくお願い致します。それでは」
バタンッ
魔王「こういうときだけ最強とか言うんだなあいつ」
魔王「はぁ…神兵か…300年ぶりだな…」
魔王「奴らの攻撃パターンはだいたい決まっていて
そこの抜け穴を突いていけば難なく倒せる相手だが…」
魔王「300年ってまぁまぁ長い期間あったし強くなってんだろうなー」
魔王「俺自身も昔みたいな一騎当千の魔王かと言われれば
あんまり肯定的な態度も取れないしなー・・・」
魔王(ヤバい…勝てる気が全くしねぇ…)
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