狛枝「クジ引きで修羅場を展開しよう」 (215)

・スーパーダンガンロンパ2のハーレム系SSです。指定安価とコンマ安価を混ぜた形になります。
・R-18はやりません。最悪朝チュンです。
・凄まじいまでの亀更新です。安価部分まで投下されたらその日中に更新されることはほぼありません。
・わらしべ長者ではお世話になりました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386764182

狛枝「おーい、モノクマー!」

モノクマ「何だい、狛枝クン。ボク今オマエラにコロシアイさせる動機を考えてて忙しいんだよ?」

狛枝「そうだろうね。だからボクに提案があるんだ」

狛枝「これからボクはね、修羅場を作りたいんだ。このクジ引きを使ってね」

モノクマ「ん? 修羅場って、苗木氏ねっていうあれ?」

狛枝「誠氏ねじゃないかな? まあそんな展開になるかもしれないね」

狛枝「希望の象徴である皆が一つの希望を互いに奪い合う、そんなゼロサムゲームの果てに、修羅場と絶望を越えた絶対的な希望が生まれるんだ……」

モノクマ「な、なぁにそれぇ、オラワクワクしてきたぞ!」

モノクマ(そのまま絶望のズンドコに突き落としちゃえばいいじゃーん!)

狛枝「キミならそう言ってくれると思ったよ!」

狛枝「まぁ、それ以外の細かいことは追々はなすとして、さっそく修羅場の中心になる希望を決めようか」

狛枝「当然これもクジ引きで決めるよ。幸運なんてゴミクズみたいな才能だけど、こういう時は中々あてになるんだよ?」

狛枝「あっ、もちろんクジにボクの名前は入ってないよ。ボクみたいなゴミクズなんかに近付こうとする物好きがそう何人もいるはずないからね」

モノクマ「……こういうとき、どういう顔をすればいいか分からないよ」

狛枝「笑えばいいと思うよ」

モノクマ「ぶっひゃっひゃっひゃっ! 狛枝クンだっせー!」

狛枝「割と傷付いたね。女々しくて辛いよ」

狛枝「それと、最初のクジだけ、日向クンも除外。何だか彼の修羅場は散々見てきた気がするんだよね。夢なのかな?」

モノクマ「彼には後でパンツだけ渡してあげればいいんじゃないかな?」

狛枝「それで、代わりと言っては何だけど、このクジには女の子の名前も入ってるよ」

モノクマ「そっちの修羅場も、それはそれで面白そうだね! うぷぷぷぷ」

狛枝「……さて、ボクの幸運は一体誰を指名するんだろうね?」スッ

モノクマ「あぁ、これからの絶望を想像するだけでも、ワクワクのドキドキだよね!」ハァハァ

狛枝「……」チラッ

>>5

妹様あり?
なしなら残姉

七海

わらしべ長者は面白かった
頑張って

>>4
すみません。名前指定は常に2のメンバーです。
百合は、……展開次第ですね

>>6
ありがとうございます。
今回も見ていってもらえるとうれしいです。

狛枝「七海さんだね。彼女みたいなおしとやかな女の子が、これから希望を求める争いの中心に立つんだね! 素晴らしいよ!」

モノクマ「うぷぷぷぷ! これは最っ高に面白そうな展開だね!」

モノクマ(これは何が何でも七海さんには生き残ってもらわないとね!)

狛枝「ただ、その前に一つだけ確認しておきたいことがあるんだ」

モノクマ「修学旅行に来てる皆の、七海さんの評価だね?」

狛枝「察しがよくて助かるよ。今後の戦略の参考にしておきたいんだ」

モノクマ「うんうん。やるからには本気。若者の鑑だね」

モノクマ「でも残念。七海さんはせっかく南の島に来たのにゲームと昼寝ばっかりなんだ」

モノクマ「モノミがやってた希望のカケラとかいうやつも全然あつまってないよ」

狛枝「つまり、自己紹介以降、みんなとは進展なしか。それは良くないね。ここは一つ、ボクたちが一肌脱ぐべきないんじゃないかな?」

モノクマ「そんなことしたら、綿だけになっちゃうじゃないか」

狛枝「文字通り粉骨砕身ってやつだね」

狛枝「冗談はさておき、とりあえず七海さんのカケラを集めるところからかな?」

狛枝「最初のうちはつつきながら様子見だね。ところで今、七海さんはどこに……」

七海「zzz……」

モノクマ「俺の隣で寝てるぜ?」

狛枝「公園の芝生で昼寝してるみたいだね」

モノクマ「見事なスルーっぷり……」ショボーン

狛枝「こんなところにいたんだね。もし起きてたら丸聞こえだったよ」

モノクマ「こんなので頓挫なんて絶望的ぃ!」

狛枝「まさに不幸中の幸いだね」

モノクマ「……むむ! 狛枝クン、そんなこと言ってる間に誰か来たみたいだよ!」

狛枝「まるで狙ったかのようなタイミング……! 自分の幸運が恐ろしいよ!」

>>10

日向

日向「七海か。こんなところで何やってるんだ?」

七海「……」

日向「……おい、七海?」スッ

七海「……zzz」

日向「……よかった。呼吸はしてるな……」

七海「zzz……」クカー

日向「こんな状況なのに、めちゃくちゃ気持ち良さそうに寝てるな……」

日向「……」


(静かに隣に座って、寝顔観賞を始めた……)


モノクマ「……」

狛枝「……」

モノクマ「ツマラナイ……ツマラナイよ狛枝クン!」

狛枝「奇遇だね……。ボクも全く同じことを考えていたんだ」

狛枝「いい雰囲気になるのは一向に問題ない。でも、七海さんの寝顔を見ることができないボクらには退屈以外の何者でもないよ!」

モノクマ「今のうちに作戦会議した方がいいんじゃないの?」

日向「……」

モノクマ「メッチャニコニコしてるよ! キモすぎて絶望的だよ!」

狛枝(何か起きないかな……?)

コンマ判定直下
下一桁で判断
8か9 寝顔をよく見ようと顔を近付けた瞬間に目を覚ます
6か7 悪夢でうなされる
4か5 普通に起きる
2か3 意味不明な寝言を連発
0か1 特に理由のない不幸が狛枝を襲う

とりあえず聞いておきたいと思います。
モノクマと狛枝のガヤは必要最低限のみの方がいいでしょうか?
邪魔だと思ったらそう言ってもらえると助かります。

日向「……」スッ

日向(もう少しだけ、近くで……)


狛枝「顔が! 顔が近いよ日向クン!」

モノクマ「いったい何が始まるんです?」


日向(分かってたけど、化粧はしてないんだな)

日向(でも肌荒れなんか全然してないし、頬なんかは見るからに柔らかそうだし……)

日向(……少しだけなら、さわっても……)

日向(いや待て、起きたらどうする? 弁明のしようがないぞ)

日向(……でも、こんなチャンス、そうそうないよな。いやいやいや……っ!?)

日向(男の、マロン……)

日向(そうだ、俺には男のマロンがあるじゃないか! ここで逃げたら男じゃない!)

ソーッ


モノクマ「キャー! 日向サンのエッチ!」

狛枝「日向クン! いきなり口付けをしようだなんてアグレッシブ過ぎるよ! ボクなんかには想像もつかない希望の高みを目指しているんだね!」


七海「zzz……」

日向(……掴んでやるぞ。俺は、男のロマンを!)

ソーッ ピトッ

日向「っ!! なっ、何だこのやわらか」

七海「ん」パチッ

日向「」

七海「……」

日向「……」

七海「……うーん?」

日向「すまん。本当にすまん。一時の気の迷いだったんだ。頼むから誰にも言わないでくれ」

七海「……」

日向「……」

七海「これって、恋愛ゲームだとキスするところなんじゃ……」

日向「それは違うぞ!」ガバッ

日向「俺は断じてキスをしたかったわけじゃない! ただ七海の寝顔を見ているうちに頬に触れてみたくなっただけだ!」

七海「……」

日向(墓穴を掘った気がする……)

七海「そっか。寝顔を見るっていうのも、恋愛ゲームでよくあるシチュエーション……だと思うよ?」

日向「分かってもらえて何よりだ……」ホッ

日向(それでどうして納得してくれたのかは気にしないでおこう……)

七海「……ということは、日向クンは攻略対象かな?」

日向「……どういうことだ?」

七海「……」

日向(話は続いてるのに、やたらテンポが悪いな……)

七海「……わたし、恋愛ゲームだけは苦手なんだよね」

七海「どうにかして克服したいんだけど、それって他のゲームと同じで経験を積むしかないんだ」

日向「つまり、たくさん攻略するしかないってわけか」

七海「うん。それで、今の日向クンの行動が、恋愛ゲームでよく見るものだったんだよね」

日向「それで攻略対象か……ん?」

日向「ということは、もしかして俺を今から攻略するつもりなのか?」

七海「もちろんだよ」

日向「……あんまりそういうのって、前もって宣言するものじゃないと思うぞ?」

七海「そうなの?」

日向「そうなんだよ。まぁ、苦手を克服したいなら、俺も協力するからいつでも言ってくれ」

七海「……」

七海「そっか。これからよろしくね」

日向「……何か、よろしくって初めて言われた気がするな」

七海「……」

七海「そういえばそうだね」

七海「……」

日向「……」

七海「……」

日向(話は、終わったのか……?)

モノクマ「日向クンのカケラが一つ埋まったみたいだね」

狛枝「微妙な距離感はあるけど、幸先のいいスタートなんじゃないかな」

狛枝「しかもどうやら、七海さんは恋愛ゲームが苦手なんだって?」

モノクマ「世の中には一万人も落としたギャルゲーの天才だっているのにねぇ?」

狛枝「超高校級のゲーマーである七海さんに、苦手なゲームなんてあってはならないよ!」

モノクマ「七海さん育成計画だね! これからどんどんレベルアップしてもらうよ!」

狛枝「それはもう、みっちりとね!」


翌日

モノクマ「狛枝クン、これちょっとまずいんじゃないの?」

狛枝「どうしたんだい? モノクマ」

モノクマ「だってさ、よく考えたら七海さんって自分から人に近づかないでしょ?」

モノクマ「実際、今もホテルのロビーでレトロゲーやってるしさ」

モノクマ「昨日みたいな展開待ってるだけじゃ、何年経っても修羅場なんてできないよ」

狛枝「心配は無用だよ。ちゃんと対策は練ってあるさ」

モノクマ「さっすが狛枝クン! ただのゴミクズとは一味違うんだね!」

狛枝「ありがとう。じゃあとりあえずクジを引こうか」

モノクマ「ん? 何で?」

狛枝「クジで当たった人に、七海さんと話すきっかけをプレゼントするんだよ」

モノクマ「早い話がけしかけるんだね!」

狛枝「人聞き悪いなぁ。ささやかに、慎ましく背中を押してあげるんだよ」

狛枝「あ、日向クンのクジはまた除外するよ。作りたいのは修羅場だからね。日向クンだけと仲良くなられてもちょっと困るんだ」

モノクマ「このクジはカケラが全然埋まってない人の為にあるんだね?」

狛枝「そうなんだ。七海さんの経験値稼ぎのためにも、色んな人と話してもらわないとね!」

コンマ判定安価直下
00から16 左右田
17から34 十神
35から53 九頭龍
54から71 田中
72から86 花村
87から99 弐大

クジ引きは基本的にコンマ判定です。
カケラが一番少ないキャラの救済処置とします。

とりあえず聞いておきたいと思います。
モノクマと狛枝のガヤは必要最低限のみの方がいいでしょうか?
邪魔だと思ったらそう言ってもらえると助かります。

書き込みミスです。
すみません。

ありがとうございます。
ではモノクマと狛枝のガヤは多目に入れていこうと思います。

狛枝「九頭龍クンだね」

モノクマ「いきなり難易度高いところきたねぇ」

狛枝「避けては通れない道だよ。じゃあまずは九頭龍クンを探すところからだね」

モノクマ「頑張ってね! 海にコロガされてたら引き上げてあげるよ!」

狛枝「できればコロガされる前に助けてほしいな」

モノクマ「えっ」

狛枝「えっ」

九頭龍のコテージ前

ピンポーン

九頭龍『誰だ?』

狛枝「狛枝だよ。 ちょっとしたゲームをしたいんだ」

九頭龍『ゲームだぁ? 勝手にやってろ。俺が知るかよ』

狛枝「そんなこと言わずにさ。せっかくの旅行なんだから仲良くやろうよ」

九頭龍『ケッ。さっさと失せろ』

狛枝「ボクのことがそんなに嫌いなのかい?」

九頭龍『そうだな。こんな状況で協力だの何だのぬかすような平和ボケした連中とつるむ気なんざこれっぽっちもねぇよ』

狛枝「……」

狛枝「……なるほど。ボクのことを警戒してるんだね」

九頭龍『んだと? てめぇに俺がビビってるって言いてーのか?』

狛枝「まさか。超高校級の極道である九頭龍クンが、ボクなんかに萎縮するはずないよ」

狛枝「ただ、こんな状況じゃボクが凶器でも隠してるんじゃないかと疑うのは当然かって思っただけさ」

九頭龍『……分かってんならいいけどよ』

狛枝「それで、どうすれば信用してもらえるのかな? 何なら下着一枚で入ってもいいよ?」

九頭龍『ふざけんな! 妙な噂でも立ったらどうすんだボケ!』

狛枝(つるむ気がないのにそういう噂は気にするんだね……)

狛枝「だったら、他の人も呼んでこようか? そうすれば一対一で話すよりは安全だよね?」

狛枝「モノクマに聞いたんだけど、殺人において共犯は理論上不可能で、同時に殺害していいのは二人までらしいんだ。それなら四人で集まれば安全だよね?」

九頭龍『……何でそんなこと尋ねたんだよ?』

狛枝「安全のためだよ。それを知ってれば、無意味に疑心暗鬼にならなくて済むからね」

九頭龍『……確認を取る。そこからあのヌイグルミを呼べ』

モノクマ『ヌイグルミじゃないよ! ボクはモノクマだよ!』

九頭龍『なっ!? てめぇどこから沸いてきやがった!?』

モノクマ『水臭いなぁ。ボクたちはいつも心の中でつながってるんだよ?』

九頭龍『俺はてめぇとダチになった覚えはねぇ!』

狛枝「九頭龍クン、今重要なのはモノクマの侵入経路じゃないはずだよ」

九頭龍『ああ。こいつは俺のダチなんかじゃねぇからな』

モノクマ『そこまで言われるとさみしいなぁ』ショボーン

狛枝「それも違うよ」

九頭龍『……てめぇの言う通り、四人でいればとりあえず危険はねぇみてーだな』

狛枝「この条件ならどうかな?」

九頭龍『……ったく。物好きなヤローだな。てめぇも』

九頭龍『こいつは情報をもらった借を返すだけだ。てめぇに付き合ってやるのも今回だけだからな』

モノクマ『ちょい悪系はツンデレ。この世の理だよね』

九頭龍『んだとコラぁ!?』

狛枝「落ち着いてよ。コテージごと蜂の巣にされちゃうよ」

九頭龍『ケッ。ゲームだか何だか知らねーが、さっさと人数集めてこい』

狛枝「ありがとう九頭龍クン。それじゃあ、後二人を呼んでくるね」

モノクマ『ふぅ。ボクも仕事したし、そろそろ帰るね』ガチャ

九頭龍「勝手に開けてんじゃね」ガチャ

狛枝「……」ニコッ

モノクマ「……最初のパンツ一丁とかいうトンチンカンな提案もわざとでしょ?」b

狛枝「……」b

狛枝「さて、これから連れてくる二人うち、一人は七海さんで決定なんだけど……」

狛枝「後一人は誰にしようか……」

>>32(男女問わず)

狛枝作戦がうまいな

七海「……」

九頭龍「何だよ。俺の顔に何かついてんのか?」

七海「……」

九頭龍「おい! 聞いてんのか!」

日向「よせって。すぐに返事が返せないんだよ」

七海「……」

七海「何だか、ちょっと意外だったから」

狛枝「まあね。正直言って、ボクも九頭龍クンが乗ってくれるとは思わなかったよ」

九頭龍「今回だけだっつってんだろうが、ボケ」

七海「……」

七海「そっか、今回だけなんだ……」

九頭龍「……ケッ。狛枝、やるならさっさとしろ」

狛枝「そうだね、そろそろ始めようか」

日向「そういえば、ゲームって何をやるんだ? 普通のゲームじゃ七海の独壇場だぞ」

狛枝「それなんだけどね。将棋をやろうと思うんだ」

七海「……将棋で、いいの?」

九頭龍「てめぇ、今の話聞いてたのか?」

狛枝「もちろん、普通の将棋じゃないよ。累計の勝敗差と同じ数だけ、負けてる人は勝ってる人の駒から好きな駒を選んで持ち駒にした状態から始めるんだ」

日向「……なるほどな。勝てば勝つほどハンデが重くなるのか」

九頭龍「確かにそれなら、拮抗した勝負になりそうだな……」

七海「……」

七海「うん、何だか面白そうだよ」

狛枝「気に入ってもらえてうれしいよ。これくらいのハンデを用意してこそ、皆の希望は輝くはずなんだ!」

狛枝「そうだよね? 九頭龍クン」

九頭龍「あぁ? 何で俺なんだ?」

狛枝「超高校級の極道なんでしょ? 九頭龍組の頭領として、大局を見据えた戦略くらいは組み立てられて当然だよね?」

九頭龍「へっ。たりめーだ。んなこともできねぇで組なんか継げるわけねぇだろうが」

狛枝「そうだよね。楽しみにしてるよ、キミの希望にはね……」

七海「……葉っぱだね」

日向「ああ、発破だな……」

狛枝「そうそう、七海さんには最初から二勝分のハンデを負ってもらうよ」

日向「そうだな。それくらいじゃなきゃ、俺たちじゃ勝負にならないからな……」

コンマ判定
下一桁の半分が指定キャラの勝数です。
>>38 七海(超高校級のゲーマー補正でコンマに4加算)
>>39 狛枝(超高校のマグレでコンマに2加算)
>>40 九頭龍(超高校級の根性でコンマに1加算)
>>41 日向()

おら

日向ェ・・・


根性パワー

微妙に日向の扱いが悪いのがなあ…

>>43
補正の欄を埋めるものが思い付かなくてですね……
公式で平凡と言われていますし
この場で補正が働くのはかえって変ではないかと考えました。

予備学科補正などと入れてしまうと余計に蔑称のように見えてしまいますし……。

自分の力不足です。すみません。

七海「王手! ……だと思うよ?」

九頭龍「」

日向「」

狛枝「……勝ったね」

日向「飛車角金銀を全部と香車を片方渡した状態で……」

九頭龍「んな、バカな……」

狛枝「素晴らしいよ七海さん! これが超高校級のゲーマーの力なんだね!」

狛枝「結果はこんな感じだね」

各7戦(合計14戦)
七海 6勝1敗
狛枝 3勝4敗
九頭龍 2勝5敗
日向 3勝4敗

七海「わたしの勝ちだね」ドヤッ

日向「ハンデって、……何だっけ?」

狛枝「一回だけ勝てたのもボクのマグレみたいなものだしね……。超高校級はやっぱり格が違うんだね」

九頭龍「俺が、ビリだと……?」

七海「……何だか、ごめんね?」

九頭龍「謝んじゃねぇよ! 余計にやるせねぇじゃねぇか……」

狛枝「仕方ないよ、九頭龍クン。たまにはこういう結果になることもあるって」

日向「九頭龍だって十分強かったぞ? ただ七海が強すぎたのとハンデが重かっただけだ」

九頭龍「……俺は一回もハンデなんか負ってねぇ」

日向「え……?」

モノクマ「そりゃそうだよ。このゲームは3位と4位の対局以外は、3位以下にハンデなんてつかないからね。同率2位だから気付かなかった?」

日向「ああ、そういうこと……っ!?」

九頭龍「てめぇ! また勝手に入りやがったな!?」

九頭龍「てめぇ! また勝手に入りやがったな!?」

七海「……」

七海「ちゃんとノックしなきゃダメ、……だと思うよ?」

九頭龍「ちげぇよ! 入ってくんなっつってんだ!」

モノクマ「嫌われてますなあ……」ショボーン

狛枝(どっちともとれる言葉で返した方がいいかな……)

狛枝「呼んでもないのに上がり込んで来られるとボクとしても困るんだよね。何か用でもあるの?」

モノクマ「いいじゃん、いいじゃん。だってすっごく面白いことになってるんだもん。うぷぷぷぷ」

モノクマ「ねぇねぇ、今どんな気持ち? あんなに大見得切ってビリだったけど今どんな気持ち?」

九頭龍「……チッ」

日向「九頭龍、相手にするな」

モノクマ「九頭龍組の跡取りなんでしょ? こんなにハンデもらったのに負けちゃっていいのかなー?」

モノクマ「超高校級の極道っていうくらいなんだから、ボクもちょっぴり期待してたのになー」

モノクマ「この調子じゃ、頭領になった途端にギタギタのケチョンケチョンだよね」

九頭龍「……」

狛枝「聞くだけ無駄だよ。ゲームと実戦は違うんだからね」

モノクマ「ちゃんとした作戦が必要なのは一緒だよ」

モノクマ「そんなに弱い脳ミソで超高校級なんだって?」

モノクマ「ぶっひゃっひゃっひゃ! そんなのお父さんがたまたま偉かっただけじゃーん!」

九頭龍「……てめぇ!」

日向「やめろ!」ガシッ
七海「ダメだよ!」ガシッ

九頭龍「邪魔だ! ぶっ[ピーーー]ぞ!?」

日向「落ち着け! こいつを殴ったら殺されるんだぞ!」

九頭龍「だったら何だ!? このまま黙って見てろってのか!?」

狛枝「言わせておけばいいんだよ。九頭龍クンの希望はお下がりなんかじゃないんだからさ」

モノクマ「うぷぷぷぷ! 超高校級のお下がり! 九頭龍クンにぴったりだよ」

九頭龍「んだとゴルァ!」

日向「狛枝! お前も止めろ!」

狛枝「……」

モノクマ「ん? どうしたんだい? 狛枝クン」

狛枝「……モノクマ」

狛枝「それ以上勝手なことを言ったら、怒るよ?」


九頭龍「……」

日向「……」

七海「……」

モノクマ「へぇー、おこなの? おこなの?」

モノクマ「ま、いいけどね。言いたいこと言えたし。じゃ、またねー!」

狛枝「……」

日向「おい、狛枝……」

狛枝「今はボクなんかよりも、九頭龍クンの心配をした方がいいと思うよ」

七海「……」

九頭龍「……俺は何ともねぇ。だからさっさと離せ。そんでさっさと出てけ」

七海「でも……」

九頭龍「でもじゃねぇ。もう遊びは終わりだ」

七海「……」

日向「……モノクマの言うことなんか、気にするなよ」

九頭龍「うるせぇ。ぶっ殺すぞ」

狛枝「……二人とも。今日はもう、帰ろうか」

日向「……」

七海「……」


ガチャッ

七海「……九頭龍クン」

九頭龍「……」

七海>>53
1.「無理しないでね?」
2.「また遊ぼう?」
3.その他(セリフ以外もあり。ただしあんまりにもあんまりな内容は安価下)

1

七海「無理しないでね?」

九頭龍「……」

七海「何か言ってくれれば、わたしにできることなら力になるよ?」

九頭龍「……」


モノクマ「うんうん、九頭龍クンのカケラも一つ埋まったね」

狛枝「……随分と勝手なことをしてくれたね?」

モノクマ「あれ? もしかしてさっきのって本気で怒ってた?」

狛枝「当たり前だよ。打ち合わせてすらない勝手な行動でボクの計画を書き換えるだけならまだ許せたんだけどね」

狛枝「まさか九頭龍クンの希望をお下がりだなんて侮辱するとは思わなかったよ」

モノクマ「狛枝クンって自分よりも他人の理不尽に怒るタイプ?」

狛枝「自分にくる絶望程度なら真顔で耐えられるんだけどね」

狛枝「ボクなんかとは比較にならない圧倒的な希望を、九頭龍クンは生まれながらに約束されていたんだ」

狛枝「彼は選ばれた人間なんだよ。九頭龍組の跡取りとして、生まれるべくして生まれたんだよ」

狛枝「ボクみたいなゴミクズにはもちろん、それこそ絶対的な希望を手にいれた人間でもなければ、彼の希望を侮辱する権利なんてないよ」

モノクマ「……ふーん。正直いって狛枝クンの哲学はよくわからないよ」

狛枝「だろうね。特にキミには永久に分からないんじゃないかな」

狛枝「とにかく、キミに打ち合わせ通りに動いてもらうことなんて期待してないけど、あんまりボクの前で希望を侮辱しないでくれるかな?」

モノクマ「さらっとヒドイこと言われたなぁ……」ショボーン

モノクマ「まぁ、予定通りに動く気なんて最初からないけどね!」

狛枝「さてと、今気にするべきは九頭龍クンの今後かな?」

モノクマ「中々に絶望してたね。うぷぷぷぷ」

狛枝「彼なら、あの程度の絶望には屈しないよ。早ければ明日には立ち直ってるんじゃないかな」

狛枝「……問題は、立ち直った後なんだよね」

モノクマ「将棋はもう死んでもやらないだろうね」

狛枝「今以上に周りに強硬な態度を取られると、迂闊に近寄ることすらできないんだ」

モノクマ「そういう見方なら、七海さんの最後のあれはファインプレーなんじゃない?」

狛枝「ボクとしてもこれで九頭龍クンがアクションを起こしてくれると助かるんだけど……」

狛枝「九頭龍クンは素直じゃないからね。ボクなんかじゃとても予測なんかできないよ」

モノクマ「一旦保留だね。二人の今後の展開に目が離せない!」


狛枝「七海さんは今……」

モノクマ「さぁ? コテージに帰っちゃったんじゃない?」

コンマ判定安価直下
30以下なら日向と一緒にコテージ前で談話中
それ以上ならコテージの中

狛枝「コテージの中みたいだね。中の様子は当たり前だけど見えない」

モノクマ「ボクらには手が出せないねぇ……」

狛枝「手が出せないなら当然……?」

モノクマ「クジ引きだね! 待ってました!」

狛枝「待って、クジ引きをする前に聞いておきたいことがあるんだ」

モノクマ「なんだい? ボクのプライバシーに関わることで無ければ答えるよ」

狛枝「モノケモノが守ってる橋の向こうにさ、修羅場を作るのに役立つ施設とかってないかな?」

モノクマ「つまり、橋の向こうに行きたいってことかな?」

狛枝「厳密には、七海さんともう一人を行かせたい、だね」

モノクマ「ダメだよ! ダメダメ!」

モノクマ「ボクにだって段取りってものがあるの! 勝手に入ってこられちゃ困るよ!」

狛枝「さっきボクの段取りを跡形もなくぶっ壊してくれたのは誰だったかな?」ニコッ

モノクマ「ドキィッ! そ、それを言われると……」

モノクマ「……うーん、困ったなぁ……」

モノクマ(ぶっちゃけボクは絶望とコロシアイが見られれば細かい経過は気にしないんだけど……)

モノクマ(その過程のもとに絶望を育てる計画なんだから、あんまり方針の根っこは変えたくないんだよね)

モノクマ(あんな適当な建前もロンパできないなんて絶ぼ……!!)ピコーン

モノクマ「じゃあこうしよう! 七海さんのカケラが五つ埋まるたびに一匹ずつモノケモノをどけてあげるよ!」

狛枝「なるほどね。修羅場の発展具合に比例していける場所が増えていくんだ」

モノクマ「ついでに言うと、カケラの仕組み上一人だけと仲良くなっても島は一つしか解放されないってわけ!」

狛枝「カケラは6つまでで、しかも最初の一つは自己紹介で埋まってるからね」

狛枝「うん。ボクもこれを一つの目安にできるし、いい案だと思うよ」

モノクマ「でしょでしょ?うぷぷぷぷ、ボクって天才!」

狛枝「ありがとう。やっぱりキミを協力者に選んでよかったよ」

モノクマ「とりあえず日向クンと九頭龍クンのカケラは加算しておいてあげるよ。出血大サービスだね!」

狛枝「綿じゃないの?」

モノクマ「それ何て読むの? 『でわた』?」

これ以降、カケラの取得数が5の倍数に達するごとに島が一つずつ解放されます。
特定の島が解放されている場合、カケラ集めに変化が生じたり、メンバーが企画したイベントが発生することがあります。
因みに、最初のカケラ以外は、一回だけ行動を共にしただけでは埋まらない可能性があります。

二の島解放まで あと3つ

狛枝「話もまとまったことだし、クジを引こうか」

狛枝「今回除外するのは九頭龍クンと日向クンだね」

モノクマ「まだまだ修羅場への道のりは長いねぇ」

狛枝「腰を据えていこうよ。レベル上げだと思ってさ」


コンマ判定安価下2つめ
00から19 田中
20から39 弐大
40から59 花村
60から79 左右田
80から99 十神

狛枝「田中クンだね」

モノクマ「何でこんなに周りと距離置きたがる人に当たるのかなぁ」

狛枝「修羅場をより希望に満ちたものにするためだよ。そういう人は愛が重いって言うでしょ?」

モノクマ「じゃあ花村クンと左右田クンはポイだね。クマのボクがおいしくいただこうかな」

狛枝「花村クンは無機物もいけるらしいよ?」

モノクマ「今のナシ! あのエロコックほんとに何なのさ!?」

牧場

田中「それ以上は近寄るな。さもなくば俺様の邪気に当てられて意識を失う羽目になるぞ」

狛枝「大丈夫だよ。ボクは幸運だから、何だかんだで助かっちゃうんだ」

田中「馬鹿な……。邪気も結界も効かぬだと……!? 貴様、まさか幻想殺しの使い手か!?」

狛枝「右手を光って唸らせればいいのかな?」

田中「……秘技『爆熱神指』の口上をそらんじるか。何者だ?」

狛枝(適当に言ったけど何かに引っ掛かったみたいだね。それらしいことを言っておけば勝手に進むんじゃないかな)

狛枝「ボクの真意なんて、今は重要じゃないんだ。そう、『今は』ね」

田中「フン。いいだろう。今は貴様の術中にあえてはまってやろうではないか」

田中「この俺様と契約を結ぼうと言うのだ。生半可な内容であれば貴様を次元の外へ葬り去ることもいとわん」

狛枝「それは困ったね。そんなに大層なことでもないんだ」

狛枝「ボクはただ、キミに伝えにきただけだよ」

狛枝「……七海さんは、『マスター』だ」

田中「……!」

田中「……あのような雌猫が魔獣を使役していただと?」

狛枝「うん、それもかなりの腕前だよ。今まで公にならなかったのが不思議なくらいね」

田中「フン、この俺様の邪気眼もまだまだといったところか……」

田中「そうとなればこうしてはおれん。奴の元へと赴き、魔獣との間に培われし魔力を計らねばならん」

スタスタ

モノクマ「……狛枝クン、ボクは悲しいよ」

狛枝「どうしたの? どら焼きなら」

モノクマ「こらー! せめてハチミツ! そっちはダメ!」

狛枝「ハチミツが欲しいなら」

モノクマ「食べ物から離れてよ!」

モノクマ「全くもう……。キミさあ、さっき田中クンに嘘ついたでしょ?」

狛枝「ウソ? そんなのついてないよ」

モノクマ「嘘おっしゃい! 七海さんは動物を飼ったことなんてないよ」

狛枝「だろうね」

モノクマ「じゃあ嘘じゃん? いくら目的の為とは言え、そんな嘘は先生感心しないぞー?」

狛枝「ウソじゃないよ」

モノクマ「嘘おっしゃい! 同じこと何回も言わせないでよ!」

狛枝「だからウソじゃないんだよ。七海さんは飼ったことは無くても育てたことならあるはずなんだ」

モノクマ「ワケが分からないよ」

狛枝「育てたことがないなんてことは、絶対にあり得ないんだよ。なんたって、彼女は超高校級のゲーマーなんだからね」

モノクマ「うーん? よくわかんないけど、とりあえず田中クンを追いかけようか」

七海のコテージ前

七海「おはよー」

田中「今は既に天空の光が深海へと取り込まれるか否かと思われる刻……。これより始まる儀にその言葉はふさわしくない」

七海「……」

七海「もうそんな時間なんだ。育ててる途中に眠っちゃったよ」

田中「フン、俺様の目論見通り、貴様は正体を偽りし禁忌の魔獣使いだったと言うことか……」


モノクマ「今のボクには理解できない……」

狛枝「『もう夕方だからおはようじゃないよ』だって」

モノクマ「そこじゃないよ! 何で七海さんペットなんか飼っちゃってるの!?」

狛枝「だから飼ってないよ。育ててるだけさ」

モノクマ「??」


田中「聞かせてもらおうか。貴様がその魔獣の使役を始めた経緯とやらを……」

七海「やっぱりきっかけは親子愛かなあ……」

田中「ほう、一族に受け継がれし無二の血脈に眼をつけたか……」

七海「あれに勝てるものって中々ないよね」

田中「天敵から我が子を救うために、百獣の王相手に自らの剛角を突き付けて見事に撃退した猛牛が目撃されるほどだ。まさに無限の可能性といえよう」

七海「……」

七海「そんなにすごいんだ……。5割増しは伊達じゃないね」


モノクマ「は? 5割増し?」

狛枝「七海さんの知ってる親子愛は1.5倍になるみたいだね」

モノクマ「……あ」

田中「俺様の眼は誤魔化せんぞ。貴様は同種の魔獣とは一線を画する魔力を秘めた個体を生成する力に長けている。……違うか?」

七海「別に隠してたつもりはないんだけど……」

田中「フン。さあ聞かせろ、貴様の編み出した禁じられし秘法を!」

七海「うん。まず性格はやっぱりずぶといだね」

田中「契約を結ぶ個体の選別を行ったか。魔獣の情緒も千差万別。悪くない判断だ」

七海「育て方は無難にHB252だよ。細かい調整をしても良かったんだけど、あれもこれもって詰め込めるほどの強スペックでもないからね」

田中「HB252だと……? この俺様ですら、そんな生成方法に聞き覚えはない。何処のマスターが確立したものだ?」

七海「努力値っていう昔からついてる隠しステータスのことだよ。どのポケモンと戦ったかでステータスにバラツキが出るんだ」

田中「ポケモン……だと?」


モノクマ「そっかぁ、七海さんはポケモンマスターだったんだね……」

狛枝「超高校級のゲーマーである七海さんが、天下のポケモンをやってないはずがないでしょ?」

モノクマ「……田中クン、多分怒るよ?」

狛枝「ボクにでしょ? 希望の踏み台になれるなんて光栄だよ!」

モノクマ(これはもうダメかもわからんね)


田中「そうか……。ようやく掴んだ。この絡められた糸のごとき封印が解かれたこの感触……」

七海「……」

七海「合点がついた……っていうこと?」

田中「以下にも。貴様は異なる次元の魔獣を使役するマスターだったということか……」
田中「……どうやら、行かねばならんようだな」

七海「何か用事?」

田中「用事というほどのものではない。片手間に俗物に審判を下すというだけのことだ」

七海「……」

七海「そっか。用事ができちゃったなら仕方ないよね」

田中「ああ、ここは俺様に構うな。貴様にはやるべきことがあるだろう」

七海「やるべきこと……。そうだね」

七海「じゃあ田中クン、時間のあるときにまた来てくれる?」

田中「何だと?」

七海「考えてみたら、田中クンと一対一で話したのって今回が初めてだよね?」

七海「せっかくきてくれたんだから、これから友達になれるといいかな……と思うよ?」
田中「……」

田中「友達……そんなものは俗世に降臨した時点で捨てた」

田中「だが、貴様が契約を求めるならば、考えてやらんこともない」

田中「俺様は時間の多くを魔獣の園で費やしている。召喚を望むならば、その場へ赴き禁忌の呪文を唱えるがいい」

狛枝「うまくいったのかな?」

モノクマ「カケラはちゃんと埋まったよ。確かにあんまり進展してたようには見えないんだけどね」

狛枝「それでも、田中クンの好感度は多少なりとも上がったんだね」

狛枝「……反応を見るに、『友達になれるといい』って辺りかな?」

モノクマ「ぼっち故のあれですか。何だか泣けてくるね」

狛枝「え、キミって泣くの?」

モノクマ「クマの目にも涙っていうでしょ?」

狛枝「ただの寝不足なんじゃないかな?」


二日め終了
カケラ収集状況(2個以上から表記)
日向(2/6)
九頭龍(2/6)
田中(2/6)

二の島解放まで あと2つ

三日め

狛枝「やあモノクマ。希望の朝だね」

モノクマ「あれ? 無事なの?」

狛枝「まだ田中クンには見つかってないからね」

狛枝「ボクはこれから朝食だけど、今七海さんは?」

モノクマ「ちょうど今起きたみたいだよ。朝食に向かうみたいだね」


指定プラスコンマ安価
下1のコンマが3の倍数以外の場合、
そのレスで指定された人物と七海が朝食に向かう途中で会う
下2のコンマが奇数の場合、朝食中に狛枝が田中のジャッジメントを受ける

裁きを受けやがれ!

というかこの狛枝ただのストーカーなんじゃ・・・

>>74
狛枝は希望のためならストーカーに成り下がっても構わないのでは?

自分も少し気になっていたところではありますが……

ダブルゾロ目ですか。しかも77の……
何やら良いことが起きそうですね。
SSは普段通り進行させてもらいますが。

これから先にはゾロ目ボーナスもつけるかもしれません。

ホテル2階 食堂

狛枝(まだあまり人は多くないみたいだ……)

十神「狛枝」

狛枝「ん、なに?」

十神「ここ最近、朝食の時以外に全く見かけないが、普段何をしている?」

狛枝「何をって言われると……別に決まったことはしてないよ」

狛枝「昨日は日向クンたちと昼過ぎまでコテージで将棋をしてたんだ」

日向「ああ、昨日のあれで七海の才能が垣間見えたな……」

十神「……そうか」

ソニア「ジャパニーズ・将棋ですか!? 次はわたしも是非誘ってください!」

罪木「えっと、それを言うならジャパニーズ・チェスでは……」

辺古山「……!」ギラッ

罪木「ひいいぃぃ!? ご、ごめんなさぁい!」

辺古山「いや、すまない。罪木を脅すつもりではなかった」

辺古山「これは……」

終里「……何か、来るぞ」モグモグ

小泉「口にものを入れてしゃべらないの。ていうか、何かって何よ?」

カッ カッ

田中「俺様としたことが、邪気を収めずに垂れ流しにしてしまうとはな……」ドドドド

辺古山「……田中か。見違えたぞ」

日向「……何か、違うか?」

罪木「ものすごく怒っているというのは分かりますけど……」

終里「なんつーか、こう……違うんだよ、色々」モグモグ

田中「フン、この俺様の邪気を感知できる人間がこの場に二人とは、俗世も捨てたものではないようだな……」ドドドド

田中「だが、それは今、この俺様には些細な事実。この場には、俺様が直々に審判を下すべき人間がいる」ドドドド

田中「……そうだろう? 狛枝」ドドドド

狛枝「あはは……」

小泉「ちょっと、この場でケンカなんか始めるわけじゃないでしょうね?」

十神「小泉、どうやらそういう状況ではなさそうだ」

十神「狛枝。事情は知らんが、愚民のお前に助言をやろう」

十神「弁明があるなら言え。無いならさっさと謝罪した方が身のためだ」

狛枝「何だか謝っても許してくれなさそうなんだけど……」

田中「……」ドドドド

狛枝「ボクはただ、田中クンに誰かと話すきっかけができればいい、……そう思ってやったんだ」

狛枝「そのためなら、キミの怒りだって、甘んじて受けよう。それくらいは覚悟の上だからね」

罪木「えっと、つまり、田中さんのためにやったと言うことですか?」

田中「フン、戯れ言を……。そのような目的があるならば、電子界の覇者を介する必要などない」

田中「貴様は初めから、この俺様を術中にはめるつもりだったのだろう?」

狛枝「確かそれ、自分ではまってやるって言ってたよね?」

田中「黙れ……。今この瞬間に確定していることは、貴様に裁きを下すという、ただ一点のみ……」ドドドド

狛枝(これは何を言っても聞かないね……)

狛枝(この不運が次の幸運に繋がることを祈ろうか……)

田中「フン、喜べ。この技を見せるのはお前が初めてだ」ドドドド

日向「お、おい、田中……?」

田中「秘技、『屠乱残無』!!」

十神「電子界の覇者……か」

狛枝のコテージ

狛枝「……」

モノクマ「どうしたんだい? 狛枝クン」

狛枝「……分身の術って、ほんとにあるのかな?」

モノクマ「は?」

狛枝「田中クンの体が、一瞬だけ赤く光ったんだ。それで、残像のようなものが現れたと思った次の瞬間には、ボクの意識は吹き飛んでいた……」

モノクマ「夢でも見てたんじゃないの?」

狛枝「でも、ボクがなんの前触れもなく気絶したのは事実……」

狛枝「もしかしたら、彼は超高校級の忍者なのかも……」

狛枝「素晴らしいよ! 気絶する羽目にはなったけど、その不運のお陰で田中クンの新たなる希望が見つかったんだからね!」

モノクマ(実は面白そうだったから田中クンのデータを一時的に弄った結果なんだけど……)

モノクマ(どうやらあれが終里さんの闘争心に火をつけちゃったみたいだねぇ。あとでそっちも見てみようかな! うぷぷぷぷ)


狛枝「モノクマ、それはそうとちょっと厄介なことになったんだ」

モノクマ「ん? どうしたの?」

狛枝「十神クンがボクのことを少し疑ってるみたいなんだ」

狛枝「まだチラッと疑念を感じてるくらいなんだろうけど、日向クンと田中クンが言わなくて良いことも言っちゃったから、七海さんとの間に何かがあることには気付かれた可能性が高いよ」

狛枝「他の皆も聞いてるだろうし、これからはあまり迂闊なことはできないね」

モノクマ「何言ってるの狛枝クン! そんなの恐れてたらいつまで経っても進まないじゃないか!」

狛枝「バレたら一気に動きづらくなっちゃうんだよ。分かってほしいな」

モノクマ「あーもう! 狛枝クンは分かってないなぁ!」

モノクマ「考えてもみなよ。このままいけば狛枝クンが疑われると同時に、七海さんも疑われるんだ」

モノクマ「バレたら終わり。それは分かるよ。でもさ、それって結局は限りなくクロに近いグレーなんだ」

モノクマ「七海さんと仲良くなった人が、七海さんを黒幕かもしれないって疑い始めたらさ」

モノクマ「……うーん、たまりませんなぁ!」ハァハァ

狛枝「……」

狛枝「……素晴らしいよ! まさに希望を育むのにうってつけだ!」

モノクマ(そのままコロシアイが起きれば一石二鳥だもんね!)

狛枝(まあ、仲良くなった相手を疑わなきゃいけないっていうところが肝なんだから、やっぱり今は迂闊な行動はとれないんだけどね)


ステータス:不信感
狛枝と七海のどちらかが怪しい行動を取った時を誰かに知られると上昇。

高くなるにつれて周囲の反応が変化し、攻略対象の好感度が上がりにくくなる。
不信感が上がることで発生するイベント有り。修羅場の構造も段階によって変化する。

不信感によるリアクションは個人差あり。

現在の不信感:15/100

狛枝「さて、と。そろそろ修羅場づくりに戻ろうか」

モノクマ「七海さんは今ねぇ……」

1.砂浜(日向)
2.ホテル(九頭龍)
3.牧場(田中)
4.コテージ(クジ引き)

>>83

1

砂浜

日向「恋愛ゲームの練習だったな」

七海「うん。恋愛ゲームで海は定番中の定番だよね」

日向「そうだな。昼の海で遊んだり、夕方の砂浜で語り合ったりはベターなシチュエーションだ」


モノクマ「日向クン妙に詳しくない?」

狛枝「さすが日向クンだね。ボクなんかが知りもしないことを当たり前のようにやってのけているよ」


七海「……」

日向「どうした?」

七海「やっぱり、中々思い付かないなって」

日向「まあ、練習なんだし、何でも良いと思うぞ? 深く考えなくてもさ」

七海「……うーん」

コンマ判定安価下二つ目
下一桁で判断
8か9 泳ぐ
7から5砂の城
3か4 釣り
0から2思い付かない

七海「砂のお城をつくろう」

日向「砂の城か……。何年ぶりだろうな」

七海「……だめ、かな?」

日向「いや、ゲーム的にもいい判断じゃないか? 泳げないから砂の城を作るっていうキャラも普通にいると思うぞ」

七海「……」
七海「うーん、それって、正解の選択肢を選べたのかな?」

日向「間違ってはないはずだぞ」

七海「だって、日向クンは泳げるでしょ?」

日向「……?」

七海「同じ選択肢でもキャラによって反応は違う……と、思うよ?」

七海「それに、わたしは日向クンを攻略しなきゃいけないんだからね」

日向「俺的にありなのかどうかってことか……」


狛枝「さすが七海さん、鋭い指摘だね」

モノクマ「誰が相手でも砂の城作れば仲良くなれるわけじゃないもんね」

狛枝「彼女の積極的に苦手を克服しようとする姿勢……ああ、なんて素晴らしいんだろうね!」


日向「言われてみれば、そうだな……」

日向「でも、そういう基準で決めるってなると正直困るな」

七海「……」

七海「やっぱり、泳ぐとかそういう選択肢の方が合ってたかな?」

日向「ああいや、そういう意味じゃないんだ」

日向「俺はそういうのに出てくる選択肢じゃ、基本ハズレとかないからな」

七海「……どれを選んでも正解ってこと?」

日向「罰ゲームみたいな選択肢じゃなければな」

七海「……」


モノクマ「日向クン、自分で何いってるか分かってるのかな?」

狛枝「七海さんと一緒に過ごせるなら何でもいい、ってことでいいのかな?」

モノクマ「全くもう、これだからジゴロは……」


七海「そっか、そう言ってくれると、わたしもうれしい……と、思うよ?」

日向「ってことは、俺の選んだ選択肢は正解だったわけだな」

二時間後

日向「……よし、これでようやく完成だな」

七海「おぉー……」

日向「どうだ? 七海?」

七海「……」

七海「こんなに本格的なお城は始めて見たよ」

日向「俺も初めてだ。何かこのまま崩れてくだけじゃもったいないな」

七海「小泉さんに写真撮ってもらおうよ」

日向「いいな、それ。ちょっと探しに行ってくる」


モノクマ「」

狛枝「希望の詰まった名古屋城が出来上がっているね」

モノクマ「外堀はまだ分かるよ? でも天守閣作っちゃうってどういうこと?」

狛枝「シャチホコや城門まで完全に再現するとは恐れ入ったよ。まさに二人の希望が成せる業だね!」


小泉「え……!? 何これ、二人だけでこんなの作ったの?」

日向「製作期間は120分だ」

七海「初めての共同作業……だと思うよ?」

小泉「へぇー……。確かにこれは写真に撮りたくもなるわね」

日向「だろ? 何なら城ごと日本に持ち帰りたいくらいだ」

七海「……ちょっと難しい、……と思うよ?」

小泉「難しい以前に不可能よ」

日向「いや、普通に冗談だよ……」

小泉「まぁ持ち帰るのは無理でも、日本に帰ってからまた作ればいいんじゃないの?」

小泉「こういうのをオブジェ用に完全に固めるやつ、向こうに帰ったらあげてもいいよ」

日向「そんなのあるのか。帰らなきゃいけない理由がまた増えたな」

日向「七海。向こうに帰ったら、また同じやつを作ろう」

七海「……」

七海「……そうだね。わたしもそのお城、見たいな」

小泉「日向、もうちょっとだけ屈んで」

日向「これくらいか?」

小泉「そうそう。それで二人とも、もう少し近づいて」

七海「……このくらい?」

小泉「うん、いいよー」

日向(……これ、近すぎないか?)

七海「どうしたの?」

日向「いや、何でもない」

日向(何やら予想外にいい匂いが……いや落ち着け!)

小泉「ちょっと日向! 変なこと考えてるでしょ!」

日向「!?」

小泉「もう、これだから男子は……」

七海「……そうなの?」

日向「いやいや、そんなことはないぞ。俺は至って健全だ」

小泉「だったらもう少し鼻の下引き締めなさいよね。そんな顔撮りたくないから」

日向「……」

モノクマ「順調、順調。カケラがまた一つ埋まったよ」

狛枝「……」

モノクマ「?」

狛枝「……素晴らしいよ!」

モノクマ「!?」

狛枝「この砂浜に二人の希望の結晶があるなんて……! ボクは今日この日のために生きてきたのかもしれない……」

モノクマ「狛枝クンはあらぬ世界へトリップ中だからさっさと次にいくよ!」

狛枝「ああ、この希望で彩られたオブジェは数日と持たずにまた塵に帰ってしまうんだね。ボクなんかの何億倍も価値があるこの希望の財産を今のうちに目に焼き付けて」

モノクマ「」ドンビキ


>>73 人物指定
>>74 コンマ判定(偶数でイベント回避)

因みに、指定安価は常に男女を問いません。

安価ミスです。すみません。
>>93 人物指定
>>94 コンマ判定
です。

七海

はい

七海と接触する相手を決めるものなので
今回は安価上の左右田にします。
説明不足でした。すみません。

小泉「あ! やっぱりいた!」

七海「え?」

日向「狛枝!? お前いつからそこにいたんだ!?」

狛枝「え? ……あ、今来たところだよ」

小泉「嘘でしょ? 写真撮ってるときからずっとそのカーキ色のパーカーがチラチラしてたの、気付かないと思ったの?」

七海「……日向クン、気付いた?」

日向「いや、全く」

小泉「あんたたちねぇ……」

小泉「とにかく、そんな岩影に隠れてコソコソ何やってたわけ?」

狛枝(モノクマは……もういないのか。まぁその方が都合はいいけどね)

狛枝「ごめんよ。実は結構前からいたんだけど、あまりこういうことに水を差すのは良くないと思ってさ」

小泉「……ふーん?」

狛枝(明らかに疑ってるね……。小泉さんは今日の朝食の場にいたし、仕方ないか)

七海「……そっか。なぜかイベントの途中からだと他の人が乱入してこないのは、周りのみんなが気を遣ってくれてるからだったんだ」

日向「空気を読むってやつだな」

七海「難易度高いよね……」

狛枝「七海さんならすぐにできるようになるよ」

狛枝(こっちの二人は疑う素振りもない、か)

不信感が5上昇した

七海「せっかくなんだし、狛枝クンと一緒にもう一枚取ろっか?」

狛枝「え、いいの? ボクは何もしてないのに」

日向「遠慮するなって。作ってないからって写っちゃいけないわけじゃないだろ?」

狛枝「……そっか。それなら厚意に甘えて……」

七海「小泉さん。悪いけどもう一枚撮ってもらっていい?」

小泉「……うん、いいよ」


日向「これくらいか?」

小泉「そうそう、いい感じ」

狛枝(砂の城を三人で囲うように屈んで、それを見下ろすアングルからの撮影か……)

狛枝「砂の城を中心にしながら、それでいて三人も単なるオプションにはならない構図……。さすが小泉さんだね」

小泉「そういうの分かるんだ。正直言って意外ね」

七海「いつか小泉さんにポケモンスナップをやってもらいたいな」

日向「面白かったよな、あれ。いきなりリザードが進化した時はかなり驚いたぞ」

七海「ポケモンの笛でカビゴン起こしたり」

日向「ピカチュウの雷でサンダーを孵化したり」

七海「プリンを助けてコンサート開いたり」

狛枝(日向クンが無駄に詳しいね)

小泉「そろそろ撮るよー」

日向「ああ、悪い。頼む」

七海「準備オッケー、だと思うよ?」

狛枝「ボクの人生で最高の希望が詰まった写真にしてね?」

小泉「はいはい」


小泉「はい、チーズ」

カシャッ

モノクマ「全くもう、どこで何をやってたのさ?」

狛枝「素晴らしいよ。よもやボクなんかが希望の一部になってしまえるなんてね」

モノクマ「まだ新世界をさまよってるの?」

狛枝「……待てよ。ボクなんかが希望の一部になったら、真正100パーセントの希望が穢れてしまうじゃないか! ああ、ボクは何て愚かな選択をしてしまったんだ!」

モノクマ(生徒に暴力禁止って、こんなに絶望的だったんだね……)


モノクマ「……落ち着いた?」

狛枝「まだだよ。やっぱりボクは責任を取ってハラキリでもするべきなんじゃないかな」

モノクマ「死にたくなったらせめて誰かに殺させてね? 裁判がつまんなくなっちゃうよ」

狛枝「何を言ってるのさ? ボクみたいなゴミクズの不始末の尻拭いをみんなにさせるわけにはいかないよ」

狛枝「そうだね……。ボクは踏み台になるために生きなければならないのか……」

モノクマ「狛枝クンの命は、狛枝クンだけのものじゃないんだね」

狛枝「そうか! ボクの命は、ボクのものじゃないんだ!」

モノクマ「微妙に違うけどもうそれでいいんじゃない?」


狛枝「自己完結は済んだから、早く本題に入ろうか」

狛枝「次の相手なんだけど……」

モノクマ「心配ないよ、狛枝クン。君がエクストリームな気分に浸ってる間に、もう準備万端に整えておいたからね」

狛枝「さすがだね、モノクマ」

モノクマ「今頃は左右田クンのお世話になってるんじゃないかな?」


コンマ判定安価下二つ目
七海の居場所
奇数 ホテルのロビー
偶数 七海のコテージ

結果によって不信感上昇

ホテル一階 ロビー

七海「これなんだけど」

左右田「ほー、ゲームの筐台か」ガチャガチャ

左右田「確かに、画面真っ黒のまま動かねーな。いっちょ中身覗いてみっか」


左右田『中身覗いてみっか』

狛枝「ぬかりがないね。盗聴機まで仕掛けているなんて」

モノクマ「……ただね? ここまでくるともうストーカー染みてるよね?」

狛枝「ストーカー、……つまり、追跡する者だね?」

狛枝「希望を追い求める者、何て素晴らしい響きなんだろうね!」

モノクマ(日本語は通じてるのに分かり合えないよ……)

左右田「……接触不良だな。機種が相当古いやつだし、ガタでも来てるのかもしんねーな」

七海「……直すのは、難しいかな?」

左右田「ああ、もう動くぞ」

ピコーン

七海「おぉー」

左右田「へっ。ざっとこんなもんだ」

七海「すごいよ左右田クン。回復スキル並の早さだよ」

左右田「へへっ。惚れんなよ? 俺にはソニアさんっていう嫁がいるんだからな」

七海「……」

左右田「無言で否定すんなよ……。泣くぞ? マジで」

七海「ううん。否定したかったわけじゃないんだ」

七海「ただ、わたしで良ければ手伝えないかなって」

左右田「へ? 何を?」

七海「左右田クンの恋路の手伝い、……だと思うよ?」

左右田「……俺と、ソニアさんの?」

七海「うん」


狛枝「これは中々に面白い展開だね」

狛枝「恋のキューピッドになることで、自分への糧にもなる。さすがは七海さんだよ」

モノクマ「でもいいの? 修羅場候補がこのままじゃ一人へっちゃうよ?」

狛枝「三角関係だよ」

モノクマ「」

モノクマ「」ハァハァ


コンマ判定安価下二つ目
現在の不信感の数値(20)以上で成功
ただし左右田は小心者なのでプラス10

分かりにくかったので最後の一行を書き足します。
成功のラインが10高くなります。
30以上で成功です。
>>106で判定を行います。

どうだ

そろそろ小出しにする必要もなくなってきたので、これからのルールと補足をまとめます。

・クジ引きは基本的に任意。ただし二日に一度は行う。

・不信感は上がるだけでなく、下がる可能性もある。不信感が100になる、もしくは男性陣のカケラが全て集まった時点で終了。

・不信感は影響しないキャラにはどこまでいっても影響しない。影響が顕著なキャラには早期から警戒される。

・カケラの収集具合によってエンディングは変更。コロシアイが発生する可能性も。

・安価は絶対。ただし指定された条件に則ったものに限る。

・意見の多い場合はルールを書き換える可能性もあり。

また、安価の取り方を統一できていないので、それぞれのタイミングで安価の取り方を統一しようと考えています。

更新は4時頃になります。

左右田「……」

七海「……だめかな?」

左右田「ああわりぃ。そうじゃねーんだ」

左右田「なんつーか、色々と想定の範囲外っつーかさ」

七海「……」

七海「うーん、がんばってる人を応援するのは、別におかしくない、……と、思うよ?」

左右田「……そうだな。へへっ、サンキュー」

左右田「おっしゃ! 何か俄然やる気沸いてきたぜ! これからよろしく頼むな!」

七海「……」

左右田「……? おーい?」

七海「うん、がんばるよ」


狛枝「二人はこれから、希望を胸に栄光と青春の階段をかけ上がっていくんだね! 素晴ら」

モノクマ「はい一旦落ち着こうねー!」

モノクマ「そんなことよりビッグニュースだよ! 今の左右田クンの欠片がちょうど5個目なんだよ!」

狛枝「これで晴れて2の島が解放されるんだね。まだまだ修羅場には遠く及ばないけれど、ボクなんかが進めてる割には滞りなく進められているんじゃないかな」

モノクマ「今のところは、まだ誰ともフラグは立ってないみたいだね」

モノクマ「強いて言うなら、天然ジゴロまっしぐらな日向クンと友達がほしい田中クン辺りで、ちょっぴり立ってるとか立ってないとか……」

狛枝「さすがは希望の象徴、一筋縄ではいかないね。これは死ぬ覚悟で七海さんをサポートしないとね」

モノクマ「キミっていつでも死ぬ気まんまんじゃないの?」

狛枝「死ぬ気でやるのと死んでもいいと思ってやるのは違うよ」

モノクマ「その名言、使い方おかしいよね?」

2の島が解放された

左右田「……なぁ、このゲームって九頭龍とか西園寺もやってるのか?」

七海「……」

七海「やってない……と、思うよ?」

左右田「そうか。……誰かスッ転んだのか?」

七海「どうしたの?」

左右田「いや、何でもねー」


狛枝「何か変なところでもあったのかな?」

モノクマ「ゲームの筐体って中々丈夫なんだよ? ちょっとやそっと叩いたくらいじゃ接触不良になんかならないんだ」

狛枝「なるほどね。でも実際に故障したのなら、誰かが手荒に扱った可能性が高いってことだね」

狛枝「……そんな風に扱ったら、左右田クンなら怒るかな?」

モノクマ「さあ? そんなのどうだっていいじゃん?」

モノクマ「七海さんのコテージのゲーム機だったら間違いなく七海さんの仕業だけど、ホテルのロビーじゃクロの候補なんていくらでもいるんだからね」

狛枝「細かい配慮だね。余計なところで七海さんの評価を落とすことにならなくて助かったよ」

夕方 狛枝のコテージ

狛枝(そろそろかな……)

ピンポーン

狛枝(やっぱりね)

狛枝「開いてるよ」

花村『やぁ狛枝クン。カギをわざわざ開けておいてくれるなんてね。野暮な真似をしちゃったかな?』

花村『すでにベッドインする準備は万端ということでいいんだね?』

狛枝「ありがとう。次からカギはちゃんとかけておくよ」カチャ

花村『お預け……何ともそそる響きだと思わない?』

狛枝「アーバンな香りがするね」

狛枝(彼の攻略法は、……ショートカット無しだと一筋縄ではいかなそうだな)

狛枝「それで、どうしたの?」

花村『ああ、忘れてたよ』

花村『何でか分からないけど、モノケモノっていうのが一匹いなくなったみたいでさ。新しい島にいけるようになったんだ』

花村『これからみんなで探索にいく予定なんだけど、狛枝クンはこれるかな?』

狛枝「うん、手伝うよ。何か脱出の手がかりがあるかもしれないし」

狛枝(モノクマがそんなもの残すはずなんてないし、そもそも必要ないけどね)

花村『ああでもね? ボクちょっとだけ憧れてるんだよね。南国での情熱的なシチュエーションにさ』

花村『それを経験するまでは帰れないね』

狛枝「それはダメだよ! 花村クンの希望はこんなところで終わっていいわけないんだ!」

花村『……ここで果てるのが前提になったのはどうしてかな?』


コンマ判定安価下二つ目
下一桁で判断
三の倍数の場合、七海が探索中にそのレスに指定された人物と鉢合わせる
四の倍数もしくは0の場合イベント発生

図書館

狛枝(こういうパッと見で詳細が分からない場所は、証拠隠滅がおざなりになってるのはよくあることだけど……)

狛枝(ボクなんかにはそもそも何語で書かれているのかすら分からないものまである……)

狛枝「……妙だね」

ガチャッ

狛枝(誰か来たみたいだね)

七海「あ、狛枝クン。そっちはどう?」

狛枝「さっぱりだね。これだけの蔵書を洗うだけでも大変なのに、外国語の蔵書になるとタイトルすら読めないからね」

七海「……本を洗っちゃうの?」

狛枝「米を洗剤で研ぐみたいなギャグだね。ちょっとボクにはハイレベル過ぎたよ」

七海「……うーん、違うの? 慣用句とかことわざは記憶してるはずなんだけど……」

狛枝「え? 全部?」

七海「うん、全部」

狛枝「……確かこの辺に、あった」ガサゴソ

七海「……?」

狛枝「ことわざ辞典だよ。七海さん、キミなら、ボクと勝負してくれるよね?」

七海「……うん、いいよ」

狛枝「第二十問、『鼎の軽重を問う』」

七海「人の価値や素質を疑うことだよ。目上の人を疑ってクーデターとかで引きずり下ろすことも意味してるね」

狛枝「……正解だよ。本当に暗記しているんだね」

七海「クイズゲームは知ってるか知らないかの問題だからね」ドヤッ

狛枝(なるほど、ゲームのジャンルに関わっているならそれの知識についても超高校級なのか)

狛枝(……それほど詳しくて、どうして洗うが分からなかったんだろう?)

七海「最近は狛枝クンとよく会う気がするよ」

狛枝「言われてみれば、確かにそうだね」

狛枝「将棋、砂の城に、今回はことわざか。顔を合わせるごとに超高校級の業が見られてボクはやっぱりツイてるね」

狛枝「次に会うときは何が見られるか楽しみだよ」

七海「……」

狛枝(自然に話題を逸らせたつもりだったけど、別にそんなことなかったかな……?)

七海「うーん、でも砂の城は日向クンが教えてくれなきゃ作れなかったし、他の二つもたまたま得意だっただけなんだよね」

狛枝「運も実力のうちだよ。ボクが言うんだから間違いないさ」

七海「うん、狛枝クンが言うとすごい説得力だね」

狛枝「あはは。……それにさ、得意なことならこれからも増やせるんじゃないかな?」

狛枝「みんなと話せば色々教わることもあると思うよ。なんたって超高校級の才能を持ってるんだからね」

七海「そうだね。もっといろんな人と話してみるよ」

狛枝「うん、また新しい発見があるとボクもうれしいね」

モノクマ「うぷぷぷぷ。気分はどうだい? 狛枝クン」

狛枝「え? 急にまたどうしたの?」

モノクマ「クマの嗅覚を舐めてもらっては困りますなぁ」

モノクマ「今、この図書館にはスイーツ()な匂いがプンプンするよ!」

狛枝「ボクはただ、七海さんに他のみんなと仲良くしてほしいって遠回しに頼んだだけだよ」

モノクマ「ふーん? その割にはカケラが埋まってるみたいだよ?」

狛枝「え?」ゴソゴソ

狛枝「……本当だね。確かに新しいカケラが埋まってる。でも、一体どうして……」

モノクマ「新しい特技を身に付けたいのって、何のためなんだろうねぇ?」

狛枝「攻略に役立てるためでしょ?」

モノクマ(……日向クンも相当なものだけど、狛枝クンも大概だね)

狛枝「そっか、七海さんはこんなゴミクズとも仲良く接してくれるんだね……」

狛枝「まあ、問題はないんじゃないかな? ズルズルいって最終的にボクを選ぶような人じゃないはずだからね」

狛枝「今まで通りやっていこう。下手にボクを候補に入れても、計画に余計な支障が出るだけだよ」


狛枝のカケラは進行に応じて自然に貯まっていきます。
当然、狛枝も男性陣に含まれるので、エンディングの分岐には狛枝のカケラも条件に含まれています。
なお、狛枝のカケラは島の解放に必要な数に含まれません。

ホテル2階 食堂

十神「今回の報告はこんなところか」

辺古山「脱出に繋がる手がかりはないようだな……」

罪木「で、でも、もしかしたら違う島には手掛かりがあるかも……」

西園寺「気休めなんかいらないから黙ってろ!」

罪木「ごめんなさぁい!」

七海「他の島に手掛かりがあるかどうかは、突然2の島へいけるようになった理由によるんじゃないかな」

ソニア「モノケモノさんが突然いなくなった理由は、分からないままですね……」

日向「モノクマが意図的に開けているなら、ここから先の島に手掛かりがある可能性は期待できないな……」

狛枝「モノクマ以外の仕業だとしても、それを裏付ける根拠もないし、何とも言えないね」

田中「つまり、その破滅を呼ぶやもしれん呪文の究明は不可能か。ならばすでに用はない。俺様は魔力の補給に戻るぞ」スタスタ

小泉「あ、ちょっとどこ行くのよ!」

ガタッ

田中「いただきます」

左右田「夕飯かよ! 以外と律儀だなお前!」

終里「ふぁふぁふふぁ、にゅふほふぁふぁひ」モゴモゴ

花村「肉追加だね!」

左右田「お前らもちょっとは話し合いに参加しろ!」

弐大「腹が減っては戦はできんというじゃろう」

十神「一理あるな」

日向「お前まで何言ってるんだよ!?」

澪田「湿っぽい話はもう時代遅れっすよー!」

西園寺「こんなのおんなじこと繰り返してるだけじゃん!」

七海「……」

七海「何にも変わってないなら、いつも通りに過ごせばいい……と、思うよ?」

十神「そういうことだ。不都合が起きたわけではないんだ。慌てる必要はない」

十神「逸る気持ちは察するが、今の時点では情報が致命的に足りないんだ。むしろ下手に行動を起こせば余計な弊害が生じる危険が高い」

罪木「つまり、じっとしていろということですか?」

十神「今まで通りでいい。それで全く問題はない」

十神「だが、逆に言えば異変が起きたならば確実に、かつ迅速に取り除く必要がある」

狛枝「なるほどね。その時のために力は温存するべきだってことだね」

十神「確証がないならば俺のみに伝える形でも構わん。どんなに小さな変化でも報告は怠るな」

十神「それさえできれば、何も恐れる必要はない。俺がいるんだ。成功は約束されている」

澪田「ウッキャー! 豚足ちゃんカッケ」

グギュルルルル……

十神「……」

澪田「……」

全員「……」

十神「腹が減るのはこの世の理だ。この俺とて例外ではない」

左右田「開き直りやがった……」

三日目終了

カケラ収集状況(2個以上から表記)
日向(3/6)
九頭龍(2/6)
田中(2/6)
左右田(2/6)
狛枝(2/6)

三の島解放まで あと5つ

現在の不信感(20/100)

四日目

狛枝「おはよう、モノクマ」

モノクマ「やあ狛枝クン。今日もさっそくやっていこうよ!」

狛枝「その前に、一つ気になったんだけどさ」

狛枝「あの図書館ってさ、どうして日本語の本がたくさんあるのかな?」

モノクマ「は? そりゃキミたちが日本人だからでしょ?」

狛枝「たまたま修学旅行にきただけのボクらに合わせて作られてるなんて、どう考えてもおかしいでしょ?」

モノクマ「……黙秘権を行使します!」

狛枝「クマに人権があるなんて、本気で思ってるのかな?」

モノクマ「差別反対! クマにも権利を保障しろー!」

モノクマ「悲しいよね。ペットって殺されてもクロは器物損壊罪なんだよ。日本だとペットは愛護法で守られてるだけのモノなんだ」
狛枝「動物として生まれた不運を呪うしかないみたいだね。絶望的だよ」

狛枝「それじゃあ、黙秘権のない不幸なモノクマ。ボクの質問に答えてくれるかな?」

モノクマ「……」ショボーン

モノクマ「……そんなの大した問題じゃないよ」

モノクマ「あの図書館は、修学旅行に来た人のためのものなんだからね。ジャバウォック島に住んでた人が使う場所じゃないんだよ」

狛枝「……へぇ」

モノクマ「あんまり余計なことばっかり気にしてると、次の島開けてあげないからね?」

狛枝「分かってるよ。もう聞かないからさ」

モノクマ「ああもう、早く修羅場作っちゃいなよ!」

狛枝「そうだね。そろそろ修羅場作りに戻ろうか」


コンマ判定直下
下一桁で判断
5以上の場合、その数値の分だけ不信感上昇
4以下の場合、その数値の分だけ不信感下降
キャラ指定安価>>125

日向

予備学科生徒達「雑魚役立たず希望厨(笑)狛枝凪斗(笑)ざまああああああああああWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW親殺し人殺し狛枝凪斗(笑)[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]WWWWWWWWWWWWWWW希望ヶ峰学園が潰れて希望厨(笑)狛枝凪斗涙目WWWWWWWWWWWWWWW人類最強最高絶望女王江ノ島盾子様に負けた無様(笑)雑魚(笑)狛枝凪斗(笑)だせえええええええええWWWWWWWWWWWWWWW」

予備学科生徒達「雑魚役立たず希望厨(笑)狛枝凪斗(笑)ざまああああああああああWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW親殺し人殺し狛枝凪斗(笑)[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]WWWWWWWWWWWWWWW希望ヶ峰学園が潰れて希望厨(笑)狛枝凪斗涙目WWWWWWWWWWWWWWW人類最強最高絶望女王江ノ島盾子様に負けた無様(笑)雑魚(笑)狛枝凪斗(笑)だせえええええええええWWWWWWWWWWWWWWW」

図書館

日向「なるほど、定番中の定番だな」

七海「うん。どのゲームでも図書館に行けば文学少女との出会いが約束されてるんだよ」

日向「それに賛成だ」

七海「……あれ? でもよく考えたら、わたしは文学少女じゃないよ」

日向「よく考えなくてもそうだな……」

日向「でもいいんじゃないか? 読書家じゃなきゃ図書館にいちゃいけないわけじゃないだろ?」

七海「そうなの? 図書館って本を読むところじゃないのかな?」

日向「そりゃあそうだけど、調べもののためとか、勉強しに来たりとかでも図書館は利用するものだぞ」

日向「七海は、図書館ってあまり使わないのか?」

七海「昨日初めて来たよ」

日向「え……?」


日向『え……?』

モノクマ「おや、何だか意外な展開に……」

狛枝「七海さんは思った以上に常識に疎いみたいだね」

狛枝「博識のように思わせて意外なところで抜けている……。なるほどね」


七海「わたし、知識として知ってるのばっかりで、実際に経験したことのあるものってあんまり多くないんだ」

日向(どうして、っていうのは聞かない方がいいかもしれないな……)

日向「……なるほどな。何となく恋愛ゲームが苦手な原因が分かってきたぞ」

日向「経験がないから、今一つキャラに感情移入できてないんじゃないか?」

七海「……人の気持ちを考えるのは苦手かな」

日向「操作してるキャラや、話してるキャラの考え方を読み取る、か……」

日向「だったら、こうして実際に体験する以外にもやりようはあるかもしれないな」

七海「そうなの?」

日向「せっかく図書館にいるんだしな……。ちょっと待っててくれ」

五分後

日向「これなんかどうだ?」

七海「……えっと、それは?」

日向「恋愛小説だよ。人の気持ちを知るなら、これが一番だろ?」

七海「……ちょっと借りてもいいかな?」

日向「ああ」スッ

七海(腐川さんの小説だ……)パラパラ

日向「聞いたことない作者のだけど、最初の方読んでみて面白そうだと思ってさ」

七海「うん、よく知ってるよ。少しネガティブだけど、ひとつのことにとことん打ち込める人……と思うよ?」

日向「実際に会ったことがあるのか? その腐川冬子って作家に」

七海「うん」

日向「本当かよ!? 素直に羨ましいな……」


狛枝「へぇ、作家の知り合いなんて珍しいね。交友範囲ゼロのボクには羨ましい限りだよ」

モノクマ「忘れてない? この島だけでもう珍しい知り合いが15人もできてるからね?」


七海(小説かぁ……読んでる途中に眠ったりしたら腐川さん怒るかな?)

七海(でも、日向クンがもう持ってきてくれたものだし、読まなかったらもっと怒るかも……)

コンマ判定直下
60以上で読破

ペラッ

七海「……」

七海(コンプレックスの塊で誰とも仲良くなれない女の子と、文武両道でプライドが高く、孤独を貫き通す男の子……)

七海(自分にはない強さを持っている彼に彼女は憧れるけれど、彼はその誰とも関わらないスタンスを崩そうとしない……)

ペラッ

七海(……どう見ても、腐川さんと十神クンだよね?)

ペラッ

七海(自信がないなりにがんばって近付こうとするけれども、最初から仲間を作る気がない彼との距離は全く縮まらない……)

ペラッ

七海(でも、そんな中で二人の関係に大きな転機が訪れる……)


モノクマ「……ツマラナイなぁ」

狛枝「こうなるとボクたちには何も分からないからね……」


七海(彼はとある事故でそのプライドの根幹を成していたものを失う……)

七海(生きる目標も無くして絶望しかけていた彼の目には、かつてのような力は宿っていなかった)


モノクマ「……」スッ

狛枝「……」スッ

モノクマ「……」

モノクマ「……ウノって言ってないね?」

狛枝「……」ツードロー


七海(でも、彼女は彼の傍を離れなかった)

七海(彼がなくしてしまったものをもう一度作り上げるために)

七海(一人では難しくても、二人なら取り戻せるかもしれない)

七海(彼女のそんな言葉を、彼は……)

ペラッ

七海(「お前の助けなんかいらない」)

七海(……はね除けた)

ペラッ

七海(その後も、彼女のアプローチを彼は冷たくあしらう……)

十分後

日向「なるほど、恋愛は成就しなかったのか……」

七海「これって、バッドエンドだったのかな?」

七海「この終わり方じゃ、かわいそうだよ」

日向「確かに、これはゲームだとあまりない終わり方かもしれないな」

日向「でも、バッドエンドとは言い切れないんじゃないか?」

七海「そうなの?」

日向「この彼女が憧れていたのは、彼の持っていた自信だったわけだろ? それも、人の助けなんか必要ないって言い張るくらいの」

日向「もしここで、彼女の言葉通りに二人で頑張っていくことにしてたら、彼女が一番好きだった部分を曲げたことにならないか?」
七海「……たしかに、そうだけど……」

七海「でも、じゃあこの子は振って欲しかったかって言うと、そんなことない……と思うよ?」

日向「ほとんど告白してたようなものだし、それも間違ってないだろうな」

日向「でも、彼女が理想としてたのは誰かを拠り所にしない強い男だったんだ」

日向「そう考えると、ここで折れたら理想と明らかに矛盾してるだろ?」


狛枝「いつの間にか面白そうなことになってるね」スッ

モノクマ「まっ、腐川さんらしいっちゃらしい小説だったよね」スッ

狛枝「キミもその作家にあったことがあるのかい?」スッ

モノクマ「狛枝クンも修学旅行が終わったら、きっと会えると思うよ」スッ

狛枝「ボクの幸運によっては、そんな巡り合わせもあるかもしれないね……」

狛枝「あっ、ドロー返すね」スッ

モノクマ「げぇ、8ドロー!?」


七海「……」

日向「まあ、この終わり方に納得できるかどうかは、人それぞれだと思うぞ?」

日向「振られたあとも彼女はアプローチを続けてるんだし、これから先の展開でどっちかが折り合いをつけて成就する可能性もないわけじゃないしな」

日向「とりあえず俺は、彼女の理想とか夢が壊れなかったんだから、これはこれで良かったんじゃないかって思うぞ」

七海「そういうものなのかな……?」

日向「恋愛ゲームはくっつくのが目的だろうからな。振られて終わりじゃプレイヤーからクレームが来るぞ」

日向「……てことは、この小説は恋愛ゲームの攻略にはあまり役に立たないかもしれないな……」

七海「でも、いい参考にはなった、……と思うよ?」

日向「そうだといいけどな」


不信感が1下がった

狛枝「スキップ、ウノ、3上がり」

モノクマ「もういいよ、そのコンボ! 何回やるのさ!?」

モノクマ「全くもう、散々だよ。あの二人もあんな思わせ振りなことしておきながら何にも進展してないじゃないか!」

狛枝「七海さんはああ言っていたけど、実際のところ恋愛ゲームの参考になるものでも無かったからね」

狛枝「でも、七海さんも何やら考え込んでいたみたいだし、今後何かしらの変化は生じるかもしれないね」


狛枝「これからの展開に目がはなせないね。だからそろそろ、ボクたちも動こうか」

モノクマ「クジ引きだね。何だかずいぶん久しぶりな気がするよ」

狛枝「ボクもだよ。たった一日空けただけなんだけどね」

狛枝「今回除外するのは、日向クン、九頭龍クン、田中クン、左右田クンだね」

狛枝「広く浅くではあるけど、段々関係は広がりつつあるね」

モノクマ「このまま泥沼のように深い関係になってもらおうかな!」

コンマ判定安価直下
01から33 十神
34から66 弐大
67から99 花村
00 ミラクルによって除外したはずのクジを引く

さらにそのコンマの下一桁で判断
5以上の場合、その数値分の不信感が上昇
4以下の場合、その数値分の不信感が下降

狛枝「弐大クンだね」

モノクマ「弐大クンが七海さんを奪い合う姿なんて、想像できないよ。というか、できれば見たくないよ」

狛枝「キミに見たくないものなんてあるのかい?」

モノクマ「狛枝クンはボクをなんだと思ってるのかな?」

モノクマ「見たくもないものを自ら作るなんて、絶望的だよね!」

狛枝(モノクマ的には、どう転んでも特に問題ないらしいね……)

狛枝「弐大クン、ちょっといいかな?」

弐大「応! どうしたんじゃあ!?」

狛枝「ボクは最近思うんだ……。こんな小さな島で漫然と日々を過ごしていたら、段々と健康が損なわれてしまうんじゃないかってさ」

弐大「おお、お主もそう思うか! ワシも超高校級のマネージャーとして、この状況を見過ごすわけにはいかんと思っとったところじゃ!」

狛枝「うん。特にゲームと昼寝が一日の大半らしい七海さ」

弐大「そうと決まれば全員集合じゃああああああ!」

狛枝「」

砂浜

弐大「集まったのは13人か……」

狛枝「来てないのは九頭龍クン、西園寺さん、終里さんの三人だね」

日向「まぁ、全員集めるのは厳しいだろうな」

七海「これだけ集まってくれたなら、むしろ喜んだ方がいいんじゃないかな?」

罪木「うう……あんまり痛くしないでください……」

花村「……ねぇ左右田くん、今の罪木さんの言葉ってものすごく妄想が掻き立てられると思わないかい?」

左右田「おおむね同意するけどオレに振らないでくれ……」

狛枝「意外な人も何人か集まってるみたいだね」

辺古山「鍛練を怠れば日に日に体は衰えていくからな。基礎的な内容でもあるに超したことはない」

十神「人を集めて一つのことを実行に移すのは悪くない。だがな、弐大」

弐大「応、どうした?」

十神「運動をすればどうなる?」

弐大「いい質問じゃな。運動することは、ストレスの発散や免疫力の向上に繋がる」

弐大「運動すると疲れるのは当然じゃが、運動をしないままでは体がダルいと感じることがある」

弐大「こうした弊害を可能な限り取り除く意味でも、運動は生活に必要不可欠じゃ!」

小泉「あの弐大が賢く見える……」

十神「なるほど、さすがは超高校級のマネージャーだ。だが、お前は一つ、重要なことを見逃している」

弐大「な、なんじゃと!?」

十神「運動をすればカロリーを消費する。あとは分かるな?」

田中「魔獣のごとき強靭かつしなやかな肉体を手に入れるためにも、この会合は有意義である。……そう言いたいのだな?」

十神「そうではない! やせてしまうだろう! お前、まさかとは思うがこの俺にやせろと言っているのか!」

左右田「やせろよ! 好き好んでその体型やってんのか!」

澪田「当たり前っす! 豚足ちゃんがやせたら白夜ちゃんって呼べないじゃないっすか!」

十神「逆だ。とにかく、俺がこの体型になるために投資した金額を、お前たちは知らんからそう言える」

七海「いくらだったの?」

十神「一目見ただけでは0の数がわからんほどの金額だ」

ソニア「となると、10兆は確実ですね……」

弐大「……」

モノミ「ほえ? 10兆っていくつでちゅか?」

罪木「千、百万、十億、一兆……0が13です」

狛枝「ソニアさん、0が12個も並んでてすぐに」

弐大「クソじゃあああああああああああああああ!!」

全員「」

弐大「……異論はないな? では始めるぞ!」

狛枝(とてつもなく汚い鶴の一声だね)

弐大「よし、ではまず、二人組を作るんじゃあ!」

罪木「ふぇ!? ふ、二人組、ですか……!?」

田中「……蒼海の奥底に生じていた時空の歪みに気を取られてしまった」

田中「……一度だけ、チャンスをやろう。貴様は今、何と言った?」

弐大「二人組を作るんじゃあ!」

田中「馬鹿な! 貴様、その禁じられし呪文がいかほどの危険を孕んでいるのか、知らぬとは言わせんぞ!」

罪木「余るのは嫌ですぅ……」

狛枝(モノクマ曰く、ぼっち故のあれってやつか……)

小泉「あー、今奇数なんだ。だったらアタシは横で写真撮らせてもらうから、みんなで組んで」

弐大「すまんのう、小泉。お主にも後でしっかりとレクチャーするからのう!」

花村「手取り足取り、なんなりとね」

モノミ「あ、あのー、最初から気になってたんでちゅが、あちしを入れてみんなで14人でちゅよ?」

左右田「お前、ストレッチとか誰も組めねーだろ」

辺古山「そもそも、お前は運動する意味があるのか……?」

モノミ「くすん……。いいんでちゅよ。みなさんに何事もないのが一番でちゅからね……」


七海と組む相手>>145

狛枝

生存報告をさせてもらいます。

板自体が消えてしまって一時はどうなるかと思いましたが、無事復活してよかったです。

安価部分まで書き上がったので、半端な時間ですが投下します。

七海「狛枝クン、一緒に組もう?」

狛枝「えっ、ボクなんかでいいの?」

狛枝(他の男子と組んでくれれば理想的だったんだけど、そんなに上手くはいかないか……)

小泉「千秋ちゃん。こういうのはあんまり男子と組まれると困るのよね」

七海「そうなの?」

モノミ「小泉さん。狛枝クンは、七海さんにそんなことをする子じゃありまちぇんよ?」

小泉「狛枝も狛枝だけど、それ以上にさ」

左右田「男女で組んでもいいのか!? そうなのか!?」

花村「ヨダレが止まりませんなぁ!」

モノミ「」

小泉「……分かった? もう組んだならしょうがないけどさ」

七海「……?」

狛枝「七海さんは、そのままが一番いいと思うよ」

日向「それに賛成だ」

左右田「ソーニアさーん!」

ソニア「な、何奴でございますか!?」

左右田「左右田ですよ、左右田! ぜひオレとペア組んでください!」

ソニア「わたくしでよろしいのですか? ふつつかものですがよろしくお願いします!」

七海「……」b

左右田「……」b

狛枝(計算通りってところかな)

弐大「日向よ、お主の実力、しかと見せてもらうぞ!」

日向「お、お手柔らかにな……」

辺古山「……」ギラギラ

罪木「」ブルブルガタガタ

十神「辺古山。言いたいことがあるならば言えばいいだろう。そのまま睨んでいても罪木が気絶するだけだ」

辺古山「……罪木、私と組んではくれないか?」

罪木「え……? わ、私と? 私なんかと組んでくれるんですか?」

辺古山「私も声をかけ損ねてしま」

罪木「あ、ありがとうございますぅ!」

罪木「あの、えっと、そうだ! 私、海ガメの産卵の真似とか得意なんですよ! 砂浜ですし丁度いいですよね!」

花村「ぜひお願いします」キリッ

辺古山「ややこしくなるから黙っていてくれ……」

十神「……本当にいいんだな? 俺の手を煩わせる必要などないのか?」

田中「当然だ。俺様は俗人の情けに頼ろうなどとは思わん」

十神「俗人か。……まあいいだろう。そこまで言うならば止めはしない」

十神「澪田、俺と組め。これは命令だ」

澪田「たはー! 拒否権なんかきいちゃくれないっすねー!」

弐大「おし! 組み終わったのう!」

田中「……何だと?」

日向「もう5組決まったんだろ?」

花村「二人きりに、なっちゃったね……」ンフフ

田中「何……だと……?」

十神「今からでも遅くはないぞ?」

田中「……フン。この程度で俺様を出し抜いたなどと思わないことだな。フハハ……」

十神「お前の代わりに膝が笑っているぞ?」

田中「黙れ……」

モノミ「くすん……」

ペアと二人で島二周をランニング

澪田「イヤッホオオオウ! いっちばーん!」

十神「当然だ。俺と組んでいるのだからな」

日向「澪田はともかく、十神は何でそんなに速いんだ……?」ゼェゼェ

弐大「人は見かけによらんと言うじゃろう。関取などはあの体型にもかかわらず非常に瞬発力に富んでおる」

十神「万が一ということもあるからな。体を鍛えておくに越したことはない」

十神「ところで弐大。今回のこの企画、誰が発案したんだ?」

弐大「応! ほとんどワシが考えたようなもんじゃが、実行するきっかけは狛枝の発言からじゃ!」

澪田「ほっほー。凪斗ちゃんの絶妙なアシストっすね!」

日向「……前から思ってたけど、狛枝って意外と積極的だよな」ゼェゼェ

十神「……」

タッ タッ タッ

十神「……だが、こうした企画は確かに増やすべきかもしれんな。俺も何か考えておこう」

七海「……どうしたの?」

澪田「白夜ちゃんのバラ肉うまそー、って話っす!」

十神「この俺の蓄えた栄養を奪おうなどとは片腹痛いがな」

狛枝「終里さんが聞いてなくて良かったね」

日向「いや、大丈夫だろ。……うん、大丈夫、かな」

十神「……」

狛枝(内容は、……想像はつくけどね)

不信感が5上がった

弐大「お主らが三着か。なるほどのう」

狛枝「あ、それなんだけど、ちょっとみんな来てくれないかな?」

七海「あのままだと危ない……と、思うよ?」


ソニア「そ、左右田さん。もう少しでコテージですよ」

左右田「すまねぇ、すまねぇソニアさん……」シクシク

十神「……何が起きた?」

小泉「途中でリタイアしたのよ。ひ弱なくせに見栄なんか張るからよ」

左右田「うっせ、うっせ……」ガクッ

ソニア「左右田さん!? ダメです! あなたはまだ年貢の納め時ではありません!」

日向「……島二周って、どのくらいだ?」

狛枝「2km、あるかないかくらいかな」

弐大「まだウォーミングアップのつもりじゃったんだが……」

タッ タッ タッ

辺古山「ホテルか。無事に着いたようだな」

罪木「」ブクブク

澪田「ぎゃー! 死んでるー!?」

辺古山「いや、呼吸はある。だが、後で謝らなければな」

七海「何かあったの?」

辺古山「黙って私のペースについてくるものだから、何も考えずにそのまま走ってしまった。その結果がこれだ」

狛枝「罪木さんならね……。しかたないよ」

辺古山「私はこのままコテージまで運んでいく。お前たちは、……あっちを頼む」

日向「……あっちか」


花村「ほら、怖がらなくても、いいんだよ? さぁ、僕に、任せて……?」ゼハー ゼハー

田中「き、貴様……この俺様を、拐かそうというのか……? ならばこちらも秘技『虚無機構』を……」ゼェゼェ

花村「しーんぱーいないさぁー!」ダッ

田中「おのれええええええ!」ダッ


十神「地獄絵図だな」

狛枝「ペアの組み方は、考え直す必要がありそうだね」

弐大「ワシの判断が甘かったようじゃのう……」

弐大「ようやく一段落、といったところかのう……」

七海「おつかれー」

弐大「応、七海か。なに、自分でまいた種じゃ。このくらい当然じゃろう」

七海「今回はうまく行かなかったけど、やっぱりこういう企画は大切……だと思うよ?」

弐大「ランニングで半分が脱落するのはちと予想外じゃったが……。どうやら健康を維持する以前に基礎体力に問題のある輩が少なくないようじゃ」

弐大「その辺りも見直してから再挑戦といこうかのう」

七海「私にもできることなら手伝うよ」

弐大「応! 頼りにしとるぞ! だーっはっは!」


モノクマ「楽しいエクササイズはどうだったかな?」

狛枝「楽しいレスキューになってからは逃げさせてもらったよ。ボクがあんなところにいたら何が起こるか分からないからね」

モノクマ「みんな無事でよかったよ。事故死なんてツマラナイからね」

モノクマ「弐大クンのカケラも埋まったみたいだし、上々の滑り出しじゃないかな?」

狛枝(あの結果で、そんなにうまくいくかな……?)


コンマ判定安価下二つ目
奇数 イベント発生
偶数 四日目終了

苗木『ドロー4赤』
十神『チャレンジ(ドロー4は他に出せるやつあると本来は出せない)だ』
霧切『何やってるのあなた達……(その確認の為チャレンジ:成功→ドロー4戻させ出せるカード出させる&四枚引かせる 失敗→罰則追加で6枚引く)』

四日目終了

カケラ収集状況(2個以上から表記)
日向(3/6)
九頭龍(2/6)
田中(2/6)
左右田(2/6)
弐大(2/6)
狛枝(2/6)

3の島解放まで 残り4つ

現在の不信感 24/100

五日目

砂浜

ジャラジャラ

モノクマ「何してるんだい、狛枝クン?」

狛枝「モノモノヤシーンだよ。ボクの幸運か何を引くのか、少し興味が出てね」

ジャラジャラ

モノクマ「幸運を試したいなら一回でいいじゃん? こけしでも当たったの?」

狛枝「一回しかメダルは入れてないよ。でもさっきから当たりが続きすぎて終わらないんだ」

モノクマ「……今、何回目?」

狛枝「12回連続だね」

ジャラジャラ

モノクマ「それみんなには内緒だよ? ボクだって慈善事業でそれ置いてるわけじゃないんだからね?」

狛枝「えっ」

モノクマ「」イラッ


指定安価
>>162 キャラ指定
さらにその安価のコンマ下一桁で判定
5以上の場合、その数値分だけ不信感が上昇
4以下の場合、その数値分だけ不信感が下降

ちなみに、クジ引きを希望する場合はそれらしい文で安価を取ってください。

日向

今から投下しますが、その前にいくらか変更と補足を加えます。鯖落ちの間に色々と考えてました。

・どうも確率的に今のやり方では男性陣のカケラが埋まらないらしいので、
今までのやり方に加えて不信感の判定が0だった時は10下降するという方式に変更します。

・カケラの3つめと4つめの間には必ずカケラの埋まらないイベントが発生。この時はクジ引きでもイベントを消費するだけで埋まりません。

ちなみに、こうするとカケラが全て埋まるのは40回目のイベントで、不信感が100になるのは、期待値的に53回目のイベントです。
もちろんコンマなので前後する可能性は高いですが、一応の目安です。

お待たせしました。投下します。

ロケットパンチマーケット


日向「買い物……か?」

七海「買い物……かな」


狛枝「なるほど……。シンプルに攻めたね」

モノクマ「ボクの愛くるしいボディくらいにシンプルだね」

日向『置いてあるやつは勝手に持っていけるんだな』

狛枝「シンプルさを突き詰めた結果、ついに売り買いのやり取りという最も根元に位置する無駄を省くことに成功してしまったんだね! ボクなんかにはとてもそんなこと考えつかないよ!」

モノクマ「シンプルなお散歩だよねぇ、全くもう! 二人とも何しに来たのさ!?」

狛枝「仕方ないんじゃないかな。もう恋愛ゲームの定番スポットは大概回ったみたいだからね」

モノクマ「日向くんばっかりと仲良くなるからだよ。他の島にはちゃんとイチャコラできるスポットもあるのにさ」

狛枝「軍事基地でもあるの?」

モノクマ「ギャグかな? ギャグなのかな?」

モノクマ(幸運と微妙すぎるセンスが合わさって最強にリアクションに困るよ……)

日向「使えそうで使えないものばかりだな……。暗視ゴーグルなんて使うときあるのか?」

七海「伝説の傭兵の必需品だよ」

日向「ダンボールか」


モノクマ「うんうん、どっかの残念も両方持ち歩いてたよ」

狛枝「備えあれば憂いなしっていうからね。持ち運びが簡単ならボクも持っておいた方がいいかもしれないね」


日向「明太子パンだけでも持っていくか。七海は欲しいものとかないのか?」

七海「ゲームが置いてあればよかったんだけど……」

日向「暗視ゴーグルに比べればまだ有用なんだけどな……」

日向「他に、……例えばゲーム以外に好きなものとかさ。ここにあるかは別として」

七海「……」

日向「……?」

七海「……」


狛枝「いつかみたいに二人とも押し黙ってるね」

モノクマ「昨日は七海さんテンポよく話してたのにね?」

七海『……えっと』

狛枝「返しに困ってるみたいだね。こんな七海さんは初めてだよ」

モノクマ「会って一週間でそんなセリフが自然と出ちゃうんだもんね。キミは七海さんの何なのさ?」


コンマ判定安価下二つ目
奇数 七海が先に口を開く(不信感上昇を無効)
偶数 日向が先に口を開く(無効にせずそのまま)
奇数でさらにコンマ数値が不信感より低いと不信感の上昇量が1.5倍

現在の不信感 24/100

日向「……まぁ、言いたくないなら無理には言わなくていいと思うぞ」

七海「……うん、ごめんね」

日向(どうしても言いたくない好きなものって……何を思い浮かべたんだ?)

日向(……聞かない方がいいよな? 気になるけど)


狛枝「七海さん、急にどうしちゃったのかな?」

モノクマ「七海さんが好きなのはゲームだけだし、嫌いなのは目覚まし時計だけなんだ。それ以外には好きなものも嫌いなものもないんだよ」

狛枝「全くないの?」

モノクマ「全くだよ。強いて言うならゲームの攻略本かな」

モノクマ「そういう女の子なんだもん、しょうがないよ」

狛枝「『そんなことを言ったら、変に思われるかもしれない』……そう思った結果なのかもしれないね」

モノクマ「あのマイペースな七海さんが、人の気持ちを察する努力を始めてるんだね。先生はうれしいよ」

狛枝(……ただ、今回はどうも裏目に出てるみたいだけどね)

不信感が6上がった

七海「日向クンは何が好きなの?」

日向「俺か? 俺は……桜餅が好き、らしいな」

七海「本当は好きじゃないの?」

日向「いや、何て言うか……この島に来てから食べたわけじゃないから、本当に好きなのか正直よく分からないんだ」

七海「……そっか」


七海・日向『……』

狛枝「さっきから湿っぽい空気だね」

モノクマ「デートって何だっけ……?」

狛枝「どうやら二人とも答えられない質問だったみたいだね。こっちで何かしら用意してあげないと、デートが失敗しちゃうよ」

モノクマ「じゃあ、いつ用意するの?」

ジャラジャラ

狛枝「あっ」

モノクマ「今でしょ……は?」

狛枝「これを持っていけばいいんじゃないかな?」

モノクマ「まだ続いてたの? 何回目?」

狛枝「ボクも数えてなかったよ。30回くらいかな」

モノクマ「これもしかして壊れてるんじゃないの?」

狛枝「……」

狛枝「……」ペシペシ

ドシャアアアア

モノクマ「ファザナドゥ!?」

狛枝「壊れてる……というか、壊れたね」

モノクマ「キミもうガチャガチャ引くの禁止ね? 赤字もいいとこだよ」

ドシャアアアア

狛枝「それは仕方ないけど、このガチャガチャってどうなってるの? 四次元ポケットなの?」

モノクマ「細かいことは気にしない! さっさと行ってきなさい!」

ロケットパンチマーケット


日向「……狛枝。それ、どうしたんだ?」

狛枝「桜餅だよ。日向クン、好きなんでしょ?」

日向「ああ。好きだ。好きだけどさ……」

七海「そんなにたくさん、どこから持ってきたの?」

狛枝「砂浜のモノモノヤシーンだよ。様子がおかしかったから軽く叩いたらこんなことになっちゃってさ」

狛枝「一人じゃこんなに食べきれないし、皆に分けた方がいいんじゃないかってさ」

日向「幸運ってすげぇ……」

七海「ほとんどバグだね」

狛枝「あはは……。とにかく、そういうことだから二人にも三つずつあげるよ」

日向「ああ、ありがとな」

七海「うん、ありがとう」

狛枝「それじゃあ、他の人にも配らないといけないし、ボクはこれで失礼するよ」

狛枝(こんなバグだけなら、何も問題ないんだけどね……)

七海「どうしたの?」

狛枝「……えっとね」

狛枝「ゆっくりしてってね」スタスタ

七海「ゲームのシナリオみたいに絶妙なタイミングだね」

日向「超高校級の幸運ってことだな……」

日向(ゆっくりしてってね、か……)チラッ

七海「……」ベリッ

日向「桜餅は葉っぱごと食べられるぞ」

七海「そうなの?」

日向(それほど意識はしてなかったけど、俺って今、要するにデートしてるのか……)

日向「……」

七海「それじゃ、日向クン」

日向(場所選びは悪くないんだろうけど、今一つ恋愛ゲームらしいことはできてないような気もするな……)

七海「あーん」

日向(だからって「あーん」とか男から言い出すものじゃ……な……い?)

日向「……なんだって?」

七海「あーんして」

日向「!?」

日向「ど、どうしたんだいきなり!?」

七海「食事シーンのお約束……だと思うよ?」

日向(ちょっと待て! 俺だってそんな経験全くないぞ! 昔のこと覚えてないけど多分そうだ!)ドギマギ

日向「ま、まぁ、確かにお約束といえばお約束だけど……」

日向(……でも、考えてみれば初歩の初歩なんだよな……。そんなに慌てることも……)

七海「選択肢として合ってなかったのかな?」

七海「そうなると後は、……口移し?」

日向「口……うつし?」

日向「……」ポク ポク ポク

日向「」チーン

日向「……七海。それ、ゲーム以外で人に言ったら絶対にダメだからな」

七海「……難しいね、恋愛って」

日向「いや、ゲーム的にはいいんだろうけどさ……」

日向(取り返しのつかない想像をしてしまった気がする……)

モノクマ「あれ?もう帰ってきてたの?桜餅は?」

狛枝「終里さんに見つかったのが運の尽きだったね」

モノクマ「むしろ運のツキじゃないの?」

モノクマ(あいつもこいつも、幸運の才能は絶望的に意味が分からんよ……)

モノクマ「作戦は大成功だよ。カケラも埋まったし、日向クンもただのお手伝いって考えを変え始めたみたいだよ」

狛枝「思ったより大胆だね、七海さん」

モノクマ「絶対自覚ないけどね」

モノクマ「恋愛ゲームでよくあることならとりあえず試そうとしてるみたいだね。このままだと危ないよ」ハァハァ

狛枝「よく分からないけどうれしそうだね」


モノクマ「さぁどんどんいきましょう!」

狛枝「そろそろ日向クン以外とももっと仲良くなってほしいかな」ニコッ

モノクマ「なにそれフラグ?」


安価下二つ目
誰と一緒に過ごすかを指定
さらにその安価のコンマが
5以上の場合、その数値分だけ不信感上昇
4以下の場合、その数値分だけ不信感下降
0の場合は10下降

親方!日向は草餅が好きなんですぜ
桜餅は嫌いな物

砂浜

弐大「リベンジじゃああああああああ!」

モノミ「やーるでーちゅ!」

罪木「こ、今度はもっとがんばりますぅ!」

辺古山「昨日以上はもう頑張るな……」

狛枝「参加人数は、……少し減ってるね」

ソニア「田中さんがドロップアウトなさってしまいました」

澪田「だが、やつは四天王の中でも最弱……」

左右田「花村ごときに負けるとは、四天王の面汚しよ……」

日向「無茶言うなよお前ら……」

小泉「成功させたいならこのバカをどうにかした方がいいんじゃないの?」

花村「え? せいこ」

十神「これは何事もなく終わらせることだけが目的ではない」

七海「こういう行事は一人でも多く参加させることにも重要な意味がある……と、思うよ?」

弐大「応! それ故に全員参加が理想的じゃが、無理に引っ張り出したところでモチベーションの向上には繋がらん」

弐大「そんな精神状態で昨日のような惨事が起きれば、それこそ二度と参加せんじゃろう」

狛枝「まずはボクらで、安全にことを運べるようにってことだね」

十神「賢明な判断だ。今のまま全員参加させれば、はっきり言って何が起こるか分からん」

左右田「要するにこのまま続行ってことだろ? だったらもう前置きはいいからさっさと始めようぜ。ですよね、ソニアさん!」

弐大「その件じゃが、左右田には罪木と組んでもらおうと思っておる」

罪木「わ、わたしとですかぁ!?」

花村「な、何だって! うらやまけしからん!」

左右田「何でだよ!? 誰と組むのも自由なんだろ!?」

小泉「そんなこと一度も言ってないでしょ? これはあんたをコテージに担ぎ込むためにやってるんじゃないんだから」

狛枝「ソニアさんと組むのは、もう少し体力がついてからじゃないと厳しいかもしれないね」

左右田「そ、そんなぁ……。ソニアさん……」

ソニア「左右田さん。来世でまたお会いしましょう」

日向「もうすぐ死ぬのか……?」

澪田「エンダアアアアイヤアアアアアア!!」

日向「死ぬのか!?」


指定安価>>184
七海と組む相手
指定できないキャラは
(九頭龍 田中 西園寺 終里)

じゃあ日向

返信していませんでした。
>>177
完全な記憶違いでした。
キャラの誤字や呼び方については気をつけていたつもりでしたが……
すみません。以後気をつけます。

ええんやで
それよりこれって一人を上げるよりバランス良く上げて行った方がいいのかな

>>187
どちらでも利点はあります。

カケラ集めの途中で、違う攻略対象のカケラ集めで発生した出来事が多少なりとも関わることがあります。
他のキャラとのカケラ集めから七海がヒントを得て、それを左右田の恋路に活かす、といった具合です。
もちろん、それをしていなくて進行不可能になる、といったことはありません。
要するに、七海と言動と、それを聞いた攻略対象に変化が生じます。

一人ずつ上げた場合は、不信感に影響しないキャラを後に残すことで、不信感による影響をほとんど受けなくなります。
逆に、影響が顕著なキャラばかり後半に残した場合、コンマ判定に引っ掛かりまくった挙げ句に不信感が100に達してバッドエンドになる危険もあります。

今のところ、バッドエンドの一つは割と本気で洒落にならないレベルを想定しています。
そこだけはご了承ください。

更新が遅くてすみません……

途中ですが、そろそろ時期がまずいので投下します。

島二周をランニング中

狛枝「ソニアさんは、他の皆と最近どう?」

ソニア「どう、と言いますと?」

狛枝「ほら、初めて島に来た日に、普通の学生生活を過ごしたいって言ってたからさ」

ソニア「普通の生活……。そうですね」

ソニア「ここにいる皆さんには、とても良くしてもらっています。でも、対等な友達として接してもらえているのかと言えば……」

狛枝「自分と対等に接してくれる友人……。確かに難しいよね。ボクにも分かるよ」

ソニア「狛枝さんも、ほとほと困り果てておりましたか?」

狛枝「……いや、もう解決したからいいんだ」

狛枝(ボクにはもういらないからね……)

狛枝「もしかしたら、対等な接し方をしてもらえないというより、ソニアさんが日本での対等な接し方をまだよく分かってないからかもしれないね」

狛枝「ソニアさん、目の前の人と話をしたい時、何て言えばいいと思う?」

ソニア「この紋所が目に入らぬかー!」

狛枝「ありがとう。大体分かったよ」

ソニア「日本のことはしっかり勉強してきたはずでしたが……」

狛枝「うん、そうみたいだね」

狛枝「でも、そんな風に進んで努力ができるソニアさんならさ、きっとどうにでもできるんじゃないかな」

狛枝「……ほら、彼もいるしさ」チラッ

左右田「ぶえっくし!」

罪木「か、風邪まで引いてるんですかぁ!?」

左右田「たまたまだよ。大方ソニアさんが狛枝に『左右田さんはイケイケにござりまして候う』とか言ってるんじゃね?」

罪木「そ、それは違うような……」

左右田「うっせ、うっせ! そういうことにしとくんだよ!」

罪木「ご、ごめんなさぁい!」

左右田「いや、別に怒ってねぇよ……」

左右田(やりづれぇなー……)

罪木「ごめんなさい、こんな性格でごめんなさい……」

左右田(……エスパーだから、とか言わねぇよな?)


狛枝「左右田クンはいとイケイケにおはしむるのかな?」

ソニア「いくらわたくしでも、そこまで乱れた日本語はいたしませんよ」

狛枝「あはは。でも、彼なんかは積極的に話かけてくれるし、いい練習相手にもなるんじゃないかな?」

ソニア「それもいいかもしれません。ただ、左右田さんは他のどの方よりも、わたくしの王女という肩書きを気にしている節があるのですが……」

狛枝「確かに、そこはちゃんと言うべきかもしれないね。……ソニアさんが、自分でね」
ソニア「……そうですね。ありがとうございます」

狛枝(これで下準備は整ったかな)

不信感が2下がった

砂浜

西園寺「二人ともおっそーい。裏でこそこそやってたんじゃないのー?」

花村「ほう? ぜひ詳細をききたいところだね」

狛枝「別に大したことじゃないよ」

ソニア「今後のために、狛枝さんの提案でイケイケ、左右田さんの最後はソウロウでした!」

小泉「狛枝……」プルプル

辺古山「……」シナイスタンバイ

狛枝「……ソニアさん、混ぜす」メシャ

澪田「またつまらぬものを斬ってしまった……」

七海「いちげき ひっさつ! ……だと思うよ?」

ソニア「素晴らしいです! その鮮やかな手際は、まさに殺人鬼のそれです!」

辺古山「死んではいない。急所は外したはずだ」

小泉「後は左右田ね……」

十神「ソニアにはまだ日本語の怪しい部分がある。狛枝の態度からして、妙な偶然が重なっただけだろう」

辺古山「……」

澪田「イヤッホオオオウ! ギルティーギルティー!」

十神「なぜお前がはしゃいでいる?」

日向「これ、左右田に教えておいた方がいいかもしれないな……。このまま戻ってきたらとんでもないことになるぞ」

西園寺「罪木と左右田おにぃはこないよー。左右田おにぃをコテージまで運ぶってさ」

ソニア「もしかして、また倒れてしまわれたのですか?」

小泉「転んで擦りむいただけよ。ほんと、余計な心配かけさせるんだから……」

花村「小泉さんに心配してもらえるなら、ぼくも『ついうっかり』転んじゃおうかな?」

小泉「べ、別にあんなバカを心配したわけじゃ……」

七海「……本当にいるんだね、ツンデレ」

小泉「だから違うって! 大体、蜜柑ちゃんもあんな小さなケガだったら放っておいても……」

十神「保険委員の性分なんだろう。仕方あるまい」

日向「西園寺、もしかしてそれを教えるためにここに来てくれたのか?」

西園寺「べつにー。蟹タン潰すついでだよー」

モノミ「ほんとは西園寺さんも、やさしい子なんでちゅね」

西園寺「一緒に踏み潰すよー?」ゲシゲシ

モノミ「きゃああああああ!? そんなことしたら生地がやぶれちゃいまちゅー!?」ガシガシ

七海「……さすがに、砂まみれになっちゃってかわいそう、……だと思うよ?」

花村「そうだよ! ここはぼくが身代わりになってあげるよ! さあ、西園寺さん早く!」キリッ

西園寺「キモいよー!」

今回はここまでです。
安価部分まではできる限り早く書き上げます。

ようやく書き上がりました。
投下します。

弐大「おし! 今回は次のステップに進めそうじゃのう!」

七海「狛枝くんはどうしよう……?」

弐大「呼吸や脈に異常はない。打ち所が最悪じゃった場合は病院でも白旗を上げる可能性もあるが、こやつの才能に限ってそんなことにはならんじゃろう」

弐大「じゃが、こんな場所では熱中症を起こすやもしれん。せめて岩影に寝かせるとするか」グイッ

辺古山「数が奇数になってしまったな」

七海「……西園寺さん、今からでも一緒にどう?」

西園寺「ヤダよー。着物汚れちゃうもん」

日向「着替えればいいだろ」

西園寺「ここで? うわー、日向おにぃってやっぱりロリコンのドスケベ野郎だったんだー。花村おにぃと同じだねー」

花村「失敬な! 僕がロリだけを愛していると思ったら大間違いだよ!」

日向「そうじゃなくて、コテージで着替えればいいだろって話だよ」

西園寺「メンドクサイよ、そんなのー」

ソニア「面倒とはいいますが、この島で着物姿では暑くありませんか?」

十神「それは気にしなくとも良さそうだ。俺たちが来てから一週間、この島の気温は20度前後を保っている」

小泉「え? でもヤシの木なんか生えてるし、結構赤道に近いはずじゃない?」

モノミ「こんなにいい場所、なかなかありまちぇんよ!」アセダラダラ

西園寺「ウサギのくせに汗かいてるー! おもしろーい!」

日向「汗かけるのか? このフェルト地……」

弐大「次は筋トレじゃ。今回は各々の基準を測るために回数は指定せん」

弐大「ペアの片方ごとに計測し、相方には正しいやり方で何度できていたか数えてもらおう」


腕立て伏せ


日向「」ゼェゼェ

七海「45……46……大丈夫?」

弐大「日向よ! お主の根性は痛いほど分かった! じゃがそれ以上続けては生活に支障をきたすぞ!」

日向「」ゼェゼェ

小泉「日向! もう止めなって!」

日向「……」ゼェゼェ

澪田「やめるったらやめるっすよー!」コチョコチョ

日向「ぶはっ!?」ドテッ

七海「51回……だと思うよ?」

西園寺「七海おねぇの勝ちだねー。日向おにぃダっサーい!」

日向「い、今のは反則だろ!?」ゼェゼェ

十神「ああ、今のは反則だ。だから気にやむ必要はない」

澪田「おいしいもの食べようとしてる人がいたら、横からかっさらいたくなるのと同じ原理っすね!」テヘリン!

日向「お前なぁ……」

モノミ「それよりも日向くん! みんな止めてたんだから、やめなきゃダメじゃないでちゅか!」

弐大「男子学生の平均がおよそ28回。50もできれば充分じゃ」

辺古山「少なくとも、体を壊してまでお前に勝ちを強いる人間は、ここにはいなかった」

日向「……すまん」

小泉「……それで、千秋ちゃんが65回だっけ? 女子なんて20回もできれば上等なんでしょ?」

七海「腕の筋肉は太鼓の達人で必要だからね」

澪田「千秋ちゃん、実はそのパーカーの下って筋肉バキバキなんじゃないっすか?」

花村「何だって!? それは一刻も早く検証する必要があるね!」

七海「そんなことない……と、思うよ?」ウデマクリ

辺古山「……確かに、日々鍛えているとは言いがたい力こぶだな」

ソニア「なぜそれで65回もできるのでしょう……? 人体の神秘です」

腹筋


七海「んーっ……」プルプル

ボスッ

七海「……zzz」

日向「ギブアップと同時に寝るな」

七海「もう限界でーす……」

弐大「腹筋は15回、……文化系じゃな」

日向「ほんと、どういう構造してるんだよ……」

弐大「他の数人はもう少し続きそうじゃ。先に交代して数えておってくれ」

日向「分かった。ほら七海、もう少しだけがんばれ」ペチペチ

七海「んー……」ムクッ

日向「それじゃ、次は俺の番だからよろしく頼む」

七海「うん、分かったよ」スッ

日向「……どうした? そんなところで屈んで……!?」

ムギュ

小泉「え!? ちょっと、千秋ちゃん!?」

日向「な、何で脚にしがみついてるんだ!?」

七海「上体起こしはこうするもの……だと思うよ?」

日向「そりゃ、体力測定だとそうするけど、そうじゃなくてな……」

花村「そこに気づくとは、やはり天才か!」クワッ

花村「ソニアさん、あれこそが正しい腹筋のやり方なんだ。ぜひお願いできるかな?」キリッ

ソニア「そうなのですか?」

十神「惑わされるな。お前が正しい」

花村「そんなことないさ。これがジャパニーズカルチャーというものだよ」

辺古山「……」シナイスタンバイ

花村「ムリヤリハヤメテ!」メシャ

小泉「あのアホはほんとに懲りないのね……じゃなくて!」

日向「七海、そうじゃないんだ。少なくともこの状況でその選択はダメだ」

七海「そうなの? こういう状況であざとくせめるのは恋愛ゲームの定番……だと思うよ」

日向「その発言がすでに選択ミスだ……!」

西園寺「あざとくせめるだってー! うわー、とんだビッチだねー!」

モノミ「七海さん、先生はかなしいでちゅ……」

澪田「そうっすよ! そんな名案があったなら先に言わなきゃっすよ!」

十神「俺を相手に何をするつもりだったんだお前は」

弐大「……お主ら、話すのは構わんが回数は覚えておるのか?」

全員「……」

七海「ごめんね、弐大くん」

弐大「気にやむ必要はなかろう。本来はお主のように脚全体を押さえてやるものじゃ」

弐大「内容とやり方によってはペアの性別も考えるべきだったのは、ワシの落ち度じゃ」

七海「……」

七海「ねぇ、弐大くん」

七海「正しいやり方って、何かな?」

弐大「随分と難しい質問じゃのう……」

弐大「例えば、お主は野球の定石は知っとるか?」

七海「パワプロならよくやるよ」

弐大「ゲームか。……今回は例え話じゃ。それでもいいじゃろう」

弐大「0対0のノーアウトでランナー一塁。バッターは何をしてくると思う?」

七海「……バントかな? 1点でもほしい場面だから」

弐大「うむ。それが攻撃側の『正攻法』、正しいやり方と言えよう。じゃが、そればかりやっていても野球では勝てん」

弐大「相手もそれを分かっとるから、ピッチャーはバントしづらい球を放るし、内野手もバントに備えて普段よりも前で構えることが多いからじゃ」

弐大「打つ側もそれを見越して、フルスイングして前進していた内野手がとっさに取れないような弩えれぇライナーを狙うかもしれん」

弐大「ランナーも脚に自信があれば盗塁を考えるし、ピッチャーもそれを考慮し、一塁に牽制して走りづらい状況を作るかもしれん」

弐大「バッターがホームランをバカバカ打つような強打者なら、キャッチャーは敬遠するかもしれんな」

七海「……だったら、どうしよう?」

弐大「どれでもいいんじゃ。中には悪手もあるやもしれんが、本当に合っていたか、間違っていたかなど、結果が出るまで分からん」

弐大「……何が言いたいかと言うとな、とりあえずやってみることじゃ」

弐大「何度も経験すれば、その内似たような状況にぶち当たる時もある」

弐大「そういう時に、今までの経験から察すればいいんじゃ。何もしなけりゃあ、何も分からんぞ」

七海「……」

七海「そっか。わたし、少しずつだけど、がんばって覚えるよ」

弐大「応! 失敗なんぞネチネチ気にせず笑い飛ばしてやればいいんじゃあ! だぁーはっは! とな!」

七海「だぁーはっは」

モノクマ「やだ、この人カッコいい……」

狛枝「さすが弐大クンだね。その溢れんばかりの希望で、七海さんの小さな絶望の種を吹き飛ばしてしまうなんてね」

モノクマ「いつの間に起きたの?」

狛枝「コテージに運ばれてすぐだよ。どうやら気絶したおかげで、彼らの話をこうしてコテージの中で聞けたみたいだね」

狛枝「あはは、ボクはやっぱりツイてるんだね!」

モノクマ(完全にイミフなんですがどうすればいいんですかお姉さん……)


五日目終了

カケラ収集状況(2つ以上から表記)
日向(4/6)
弐大(3/6)
九頭龍(2/6)
田中(2/6)
左右田(2/6)
狛枝(2/6)

現在の不信感 28/100

3の島解放まで あと2つ

六日目

狛枝「やあモノクマ。希望の朝だね」

モノクマ「うんうん、ようやくフラグも立ちそうなところまで来てるし、このまま一気に修羅場までもつれ込みたいところですなぁ」

狛枝「日向くんはまぁ想定内として、もう一人の候補になぜか上がってる弐大クンはどう出るかな……?」

狛枝「あ!? ボクなんかが弐大クンに向かって『なぜか』だって!? ボクごときが希望の為すことに疑問を呈してしまうなんて、ああ、なんておこがましいことをしてしまったんだ!」

モノクマ「素晴らしいよ! キミと話してるだけで段々絶望の朝になってきたよ!」

安価下2つめ
七海と一緒に過ごすキャラを指定
さらにその安価のコンマ下一桁で判定
5以上の場合、その数値分だけ不信感が上昇
4以下の場合、その数値分だけ不信感が下降
0の場合は10下降

七海のコテージ前

七海「……?」

七海(ポストに何か入ってる……)ガサガサ

七海「『神聖なる魔獣の園で禁じられし邂逅を果たさん』……?」


モノクマ「ん? 果たし状かな?」

狛枝「ついにこの時が来てしまったみたいだね……。希望と希望のぶつかり合い……!」

狛枝「ああ、ボクはやっぱりツイているんだね!」

牧場

田中「来たか、電子界の覇者よ……」

七海「あの手紙って、田中くんのものかな?」

田中「以下にも。貴様が自身の意思に関わらずにこの場所へ出向くよう、呪われし魔力を筆跡に込めさせてもらった……」

七海「うーん、……ごめん、よくわかんないよ」

田中「つまり、貴様が訪れたのはこの俺様によって仕組まれた必然。貴様の意思は全く関係ないということだ」


モノクマ「コ・ロシ・アイ! コ・ロシ・アイ!」パン パン

狛枝(何となく読めてきたよ……)ハァ


七海「……そっか。私に会いたかったんだね」

田中「……ほう?」

七海「だから、私を自分で呼び寄せたっていうこと?」

田中「……その答えは、まるで泉に映されし満月のようだな」

七海「……形はそれらしいけど、まるで的を射てない、かな?」

田中「左様。俺様は今、疑問を投げ掛けようとしている。それはさながら、砂漠の王墓に鎮座する守護神のごとし」

七海「なぞなぞを出すの?」

田中「愚か者め。そのような謎など、悠久の時を生きた俺様には、退屈しのぎにもならん」

七海「……うーん?」

田中「まさかとは思うが、心当たりがないとは言うまい?」

田中「記憶を蝕まれし呪いを掛けられた絶望の姫君でもなければ、そのような言い分は通用せんぞ!」


モノクマ「……」ホジホジ

狛枝「詰まらない鼻をわざわざほじらないでくれるかな? というか、穴あるの?」

モノクマ「あ、穴があるのだって!? 狛枝クン、ボクにはまだ心構えが……」ハァハァ

狛枝「そういうのはいいから」

モノクマ「だってさ? コロシアイ始まらないじゃん」

モノクマ「しかも田中クンの言葉って、要するに『わたしの悩みくらい察してちょうだい!』でしょ?」

狛枝「繊細だね、田中クン……。七海さんは気付いてくれるかな……?」


コンマ判定安価下二つ目

偶数 気付く
奇数 気付かない

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月07日 (金) 21:11:20   ID: wbDGOiip

弐大

2 :  SS好きの774さん   2014年06月08日 (日) 16:44:23   ID: o_hrUmfH

猫丸

3 :  SS好きの774さん   2015年02月05日 (木) 00:31:54   ID: ukKBUtIj

身長198cm

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