嫁「こんな夜遅くまで何してたの!どうせ浮気でもしてたんでしょ!」 (15)

俺「はあ?ちげーし。浮気じゃねーし。仕事の付き合いで飲み行ってただけだし」

嫁「それおとといも言ってたやつじゃん。つかそんな頻繁に飲みに行く会社ってどんだけうざい会社だよ」

俺「うっせーな色々あんだよ。男の世界にはよ。主婦は知らねーだろ」

嫁「つーか知りたくねーし。別に遅くなるのが悪いとは言ってねーよ。メールとかなんとかできんだろ」

俺「ばっかお前。メールする時間も無ぇーんだよ」

嫁「はあ?メールとかものの30秒もありゃできんだろが。お前の飲み会30秒の余裕もねーのかよ」

俺「それはお前、アレだよ。社会人にはアクションの制限とかあんだよ。上司が目の前にいんのに携帯いじれねーだろ」

嫁「そこはお前ちょっと嫁に連絡入れとくんで、とかなんとか言えるだろ。臨機応変さ0かよ」

俺「ばっか、そのちょっとした臨機応変さが出世の命取りとかになったりすんだよ」

嫁「お前万年平社員じゃねーか。いつ出世すんだよ。お前の同期はだいたい出世してんじゃねーかよ。いつそのスキル役立たせんだよ」

俺「今はまだ時期じゃないだけだし。俺は大器晩成型だし。いつかは同期よりも出世する予定だし」

嫁「お前その空想癖やめろっていつも言ってんだろ。もういーから飯食えよ」

俺「ちょ、お前これ味噌カツじゃねーかよ。何で今日味噌カツだって言わねーんだよ。言ったら早く帰るし」

嫁「お前それこっちからメールしたの見てねーって公言してるだけじゃねーか。今温め直すからちょっと待ってろよ」

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