榊原「みんなの下駄箱にラブレターを入れてみる」(617)

書いていきます
書きため若干あり

―放課後―


榊原「とりあえず3人の下駄箱に入れておこう」

榊原「明日の朝、下駄箱で見張ってれば反応が見れるよね」

榊原「相手は………」


榊原「よし、まずは赤沢さんでいいかな」

榊原「手紙の内容は……」カキカキ


アナタの事が好きです。
付き合ってください。


榊原「うん、シンプルにこれでいいかな。あんまり凝りすぎても怪しいし」

榊原「あとは僕の名前を書いて……」

榊原「……いや」

榊原「ここは僕の名前じゃないほうが面白いかも」

榊原「誰かいないかな……うーん」


榊原「……あ、そうだ、中尾君にしよう。結構赤沢さんと一緒にいることが多いし」カキカキ

榊原「よし、完成」


榊原「次は……綾野さんにしよう」

榊原「内容は赤沢さんと同じでいいよね」

榊原「でも、誰の名前にしようかな……綾野さんは赤沢さんと違って特に親しい異性っていないよね……」

榊原「まぁ、仕方ないし僕の名前でいいかな」カキカキ

榊原「さて、最後は……」

榊原「女子ばっかりだし、1人くらいは男子が欲しいよね……」

榊原「よし、ここは勅使河原にしよう」

榊原「内容は一緒でいいけど、字はちょっと女の子っぽくしとかないと」

榊原「名前は……赤沢さんでいいかな。勅使河原気になるみたいなこと言ってたし」カキカキ

榊原「よし、封筒に入れてハートのシールでとめて……」

榊原「あとは下駄箱に入れたら完了だね」

榊原「明日が楽しみだなぁ」

―翌日―



榊原「よし、まだ誰も来てないな……」

榊原「手紙の準備はOKだし、見張っておこう」


……――


榊原「うーん、クラスメイトはどんどん増えだしたけど……3人はまだ来ないな……」


綾野「……」スタスタ


榊原「あ、綾野さんだ」

榊原「さて、どんな反応を見せてくれるかな……」

綾野「……!」

綾野「……」キョロキョロ


榊原「気づいたみたいだね」

榊原「周りを確認してる……あの様子だとかなり動揺してるね」


綾野「……」ピラ


榊原「中身を見た……さぁ、本番はここからだ」

綾野「ぁ……」///

綾野「こ、こういっちゃんが私を……」///


榊原「……顔真っ赤にしてる」

榊原「やっぱり告白されたら嬉しいものなのかな」

榊原「それとも僕のことを……いやいや、流石に自惚れすぎだよ」


綾野「ふ、ふふ……」ニヤニヤ


榊原「……な、なんか怖いけど……これは成功かな」

榊原「後でネタバラシしてあげないと」


……――


勅使河原「……でよ」スタスタ

望月「……そうなんだ」スタスタ


榊原「あ、次は勅使河原か」

榊原「望月も一緒……まぁ、特に問題はないけど」


勅使河原「……!」


榊原「見つけたかな。分かりやすい反応だなぁ」

望月「どうかした?」

勅使河原「い、いや、何でもねぇ……」


榊原「明らかに動揺してる……」

榊原「勅使河原の性格からしたら見せびらかす可能性もあるかと思ったけど……」

榊原「流石になかったか……」


勅使河原「そ、それよりよー……」スタスタ

望月「ん、何?」スタスタ



榊原「あ、そのまま鞄に入れて行っちゃった……」

榊原「まぁ、望月がいたし、仕方ないか……」

榊原「ネタバラシの時までには見てるでしょ……」

榊原「……さぁ、最後は赤沢さんだ」


……――


赤沢「……」スタスタ


榊原「あ、やっと来た……」

榊原「もう結構ギリギリの時間なのに」


赤沢「……!」


榊原「気づくの早いなぁ……結構慣れてる感じがする……」

榊原「やっぱり赤沢さんともなると普通に貰ったりするのかな」

赤沢「……」ピラ


榊原「でも……中尾君なら……」

榊原「赤面させるくらいは出来るよね……」


赤沢「……ちっ」ビリッ


榊原「!? あ、あれ?」

榊原「中尾君ならいけると思ったんだけどなぁ……」

榊原「赤沢さんはこういうこと自体、興味ないのかな……」

榊原「仕方ない、諦めよう……一応後でネタバラシはしてあげないと……」スタスタ

赤沢「ん……この筆跡……」

赤沢「……ち、違う! こ、これは恒一君の字だわ!」

赤沢「よく嗅いでみれば、微かに恒一君の匂いがするし……」

赤沢「で、でも何で中尾の名前で……」



赤沢「あ、分かったわ……照れてるのね、もう……直接告白してくれたら、すぐOKするのに……」///

赤沢「後で恒一君に聞いてみましょう」

赤沢「♪」スタスタ

―休み時間―


榊原「さて、ネタバラシ、ネタバラシ」

榊原「まずは、勅使河原から行こう」



榊原「勅使河原」

勅使河原「お、おう、サカキ! どうした?」

榊原「あれ? なんか今日テンション高くない?」

勅使河原「そ、そうか? そんなことない ぞ」

榊原「……もしかして、手紙なんか貰ってない?」

勅使河原「」ギクッ

勅使河原「な、なんで知って……」

榊原「あれ? そうだったの?」

勅使河原「あ、言っちまった……」

榊原「ふ、ふふっ」

勅使河原「……?」


榊原「あれ、書いたの僕なんだ」ニコッ

勅使河原「え?」

榊原「だから、あれ僕が書いたんだ。ドッキリみたいなもんだよ」

勅使河原「ま、まじかよ……」ズーン

榊原「あれ? 本気で信じてた感じ?」

勅使河原「おう……かなりテンション上がってたのに……」

榊原「はは、ごめん、ごめん」

勅使河原「第一、赤沢にしては字が可愛すぎると思ったんだよな……」



赤沢「じゃあ、私の字はどうだって言うのよ」

榊原「あ、赤沢さん」

勅使河原「げっ」

書きためがなくなりました

赤沢「ねぇ、どういうことよ」

勅使河原「……」

榊原「まぁまぁ、そのへんにしときなよ」


赤沢「分かったわ、恒一君」

勅使河原「か、飼いならされてやがる……」

赤沢「あ゙?」

勅使河原「なんでもない……」

勅使河原(冷静に考えりゃ、赤沢はサカキ一筋だもんな……はぁ……)

榊原「あ、そうだ。赤沢さんにもネタバラシしとかないと」

赤沢「?」

勅使河原「え、サカキ……赤沢にもやったのか……」

榊原「うん、そうだけど?」


勅使河原「ちなみに名前は?」ボソッ

榊原「中尾君」ボソッ

勅使河原「あぁ、なら大丈夫だ……」ボソッ

榊原「?」


赤沢「ねぇ、何なの? 恒一君」

榊原「あぁ、実はさ……」

赤沢「……?」

榊原「さっき下駄箱に手紙入ってたでしょ?」

赤沢「えぇ…」


榊原「あれ、僕が書いたんだよ」


赤沢「?」

赤沢(知ってるんだけど……?)


榊原「つまり、あれは冗談なんだ」

赤沢「……!」

赤沢(分かったわ……)

赤沢(つまり、中尾の名前を書いたのは冗談で、本当は僕の気持ちを知って欲しかった)

赤沢(こういうことね!)


赤沢「そういうことね……」

榊原「なんか、ごめんね」

赤沢「全然いいわよ、むしろこっちから行こうと思ってたから」ギュー

榊原「え?」

赤沢「安心して、私も恒一君のこと大好きだから」

榊原「…は?」

勅使河原「分かんねーけど諦めろ、サカキ……」

赤沢「ふふふ」ギュー



榊原「……は?」

―放課後―


榊原「何なの、赤沢さんは……」

榊原「結局休み時間の間はずっとくっついてきてたし……」

勅使河原「別にいいじゃねーか……羨ましい……」

榊原「それに、帰ってもらうのにも苦労したし……」

勅使河原「確かにな……早く始めよーぜ」

榊原「勅使河原も手伝ってくれるの?」

勅使河原「おう! 面白そうだしな」

榊原「じゃあ、誰にする?」

勅使河原「そうだな……」


勅使河原「……とりあえず、望月でどうだ?」

榊原「あ、いいね、面白そう」

勅使河原「決まりだな、手紙の内容は使い回しで大丈夫だろ」

榊原「うん」カキカキ

勅使河原「問題は相手だよな……」

榊原「勅使河原は何か知らないの?」

勅使河原「……あくまで、噂なんだが」

榊原「なになに?」


勅使河原「……あいつ、男が好きらしい」
榊原「え……」


勅使河原「……じゃあ、そういうことだ。頼んだぞ、サカキ」ガシッ

榊原「ちょっと、それなら勅使河原でも……」

勅使河原「最近の望月はお前の話しかしてないぞ」

榊原「……」

勅使河原「決まりだな」

榊原「……じゃあ、次は」

勅使河原「おいおい、テンション上げていこうぜ!」

榊原「……もう」

勅使河原「で、誰にする?」


榊原「そうだな……あ、小椋さんは?」

勅使河原「小椋か……まぁ、ありだな」

榊原「よし、決まりだね。相手はどうする?」カキカキ

勅使河原「シンプルにサカキじゃないか?」

榊原「また?」

勅使河原「とりあえず、サカキにしとけって」

榊原「まぁ、いいけど」カキカキ

榊原「あとは……」

勅使河原「あんまり、話さない奴にいこうぜ」

榊原「うーん……誰だろ?」

勅使河原「あ、そういえば……この間、望月に聞いたんだが」

榊原「ん?」

勅使河原「有田っているだろ、うちのクラスに」

榊原「あぁ、有田さん。あんまり話したことないけど……」

勅使河原「有田がサカキのリコーダー盗ってる所を望月が見たらしい」

榊原「え……」

榊原「でも、僕が知る限りでは無くなってなかったよ?」

勅使河原「放課後に盗って、朝に返したんじゃね?」

榊原「なんの意味が……」

勅使河原「……」


勅使河原「というわけで、有田でいこう」

榊原「ちょっと!? 何の意味があるの!?」

勅使河原「細かいことは気にすんなよ」

勅使河原(確実にリコーダーの先を舐められてるな)

榊原「な、何なんだよ……」

榊原「……」カキカキ

榊原「よし、できた」

勅使河原「じゃあ、後は下駄箱に入れて帰るか」

榊原「そうだね……」


勅使河原「てか、何で今日は俺と赤沢の2人だったのに明日は3人なんだ?」

榊原「え? 今日も3に………あ」

勅使河原「?」

榊原「綾野さんにネタバラシするの忘れてた……」

勅使河原「おい、それマズくねーか……」

榊原「明日すれば大丈夫だよ……多分」

―翌日―


榊原「……大丈夫、勅使河原?」

勅使河原「ふぁぁ……ねみぃ」

榊原「そりゃ、まだ朝早いからね」

勅使河原「まぁ、でも反応気になるし、寝てる場合じゃねーよな」

榊原「うん、僕としてもいてくれた方が暇しなくて助かるかな」

勅使河原「なら、適当に雑談して待つか」

榊原「うん」

――……


勅使河原「………でさ」

榊原「ははっ、それはないよ」


有田「……」スタスタ


勅使河原「お、おい、もう来たぞ」

榊原「え……まだ、全然登校してくるような時間じゃないよ」

勅使河原「しかも有田か……嫌な予感が」


有田「……ぁ」


榊原「あ、手紙に気づいたね……」

勅使河原「あんま反応ないな……」

有田「……この手紙、榊原君の匂い」クンクン


榊原「え?」

勅使河原「や、やべぇ……あれはかなりやべぇぞ……」

榊原「どういう……」


有田「もしかして榊原君……私が……」

有田「あれ……でも、誰かの匂いが混ざってる……?」


榊原「なんなの、あれ」

榊原「勅使河原、僕の匂い分かる?」

勅使河原「分かるかよ……あいつがおかしいだけだ」

有田「……まぁ、いいや。今度榊原君に聞いてみよ」

有田「それより、今は楽しまなきゃね……」


榊原「嫌だ……有田さんに話したくないよ……」

勅使河原「諦めろ、サカキ……俺がついてるから」

榊原「それに今から何を楽しむんだよ……一気に有田さんが怖くなったよ……」

勅使河原「まぁまぁ、落ち着けって。気を紛らわすために面白い話してやるから」

榊原「……うん」

またかよwww

変態ばっかだなwww

――……


勅使河原「…………だったんだ」

榊原「へー、すごいね」

勅使河原「どうだ? ましになったか?」

榊原「うん、とりあえず有田さんのことは忘れるよ……」


望月「……」スタスタ


勅使河原「お、来たぞ、サカキ」

榊原「望月か……大丈夫かな……」

勅使河原「し、心配すんなって! 噂だから!」

榊原「……うん、僕は望月を信じるよ」

腹が痛い

トイレ

望月「……え」


勅使河原「お、気づいたな」

榊原「でも、あんまり嬉しそうな感じじゃないね……」


望月「ったく……僕は同世代は対象外だと言ってるのに……」


榊原「え……そうなの?」

勅使河原「いや、聞いたことねぇ……」

榊原「望月って年上好きなんだ……」

勅使河原「いや、ロリコンって可能性は……」

榊原「ないでしょ……」

>>95
性別はいいのかよwww

千曳「」ガタッ

望月「……いったい誰から」ピラ


榊原「これ望月凄いダメージ受けるよね」

勅使河原「あぁ……同世代どころか女ですらないからな……」

榊原「ごめん、望月……」


望月「な……さ、榊原君!?」


榊原「あれ?」

勅使河原「あんまダメージ受けてる感じではないな」

榊原「もしかして冗談だと見抜いたのかも」


望月「……まぁ、榊原君なら」


榊原「え……」

勅使河原「……おいおい」

望月「……」スタスタ


榊原「なんか聞こえた?」

勅使河原「……いや」

榊原「なにも聞こえなかったよね」

勅使河原「……おう、そうだな」

榊原「……」

勅使河原「……どんまい、サカキ」



――……



勅使河原「にしても、小椋遅いな」

榊原「ホントだね……もうすぐチャイムなっちゃうし」

綾野「・・・へえ。私のことは遊びだったんだぁ・・・へえ・・・」パシャッパシャッパシャッパシャッパシャッ

今日のユミタンはどんなユミタンか楽しみなんだおwww



クールユミタン・・・原作通りのキャラ、かわいい
ブラコンユミタン・・・兄貴が気になるかわいい妹、ぺろぺろしたい
ヤンデレユミタン・・・かわいい
ネット弁慶ユミタン・・・強気な発言、ネットDQN、かわいい
恒一大好きユミタン・・・恒一が大好き、一途でかわいい

小椋「……」タタタ


榊原「あ、やっと来たよ」

勅使河原「遅いな、遅刻ギリギリじゃねーか」


小椋「危ない危ない……あれ?」


榊原「やっとまともに楽しめそうだよ」

勅使河原「小椋は良い反応しそうだしな」


小椋「こ、これって……」

小椋「ら、ラブレターだよね……」


榊原「あぁ、女の子らしい反応だ……凄く可愛く見えるよ」

勅使河原「それ普段の小椋は可愛くないって言ってるみたいだぞ」

榊原「そんなことないよ」

小椋「いったい誰から……」ピラ

小椋「!?」

小椋「そ、そんな……」


勅使河原「お、照れてるぞ」

榊原「告白されて嬉しくない人なんていないでしょ」

勅使河原「いやー……相手によるだろ」

榊原「そうかな? よっぽどじゃない限り嬉しいと思うけど」


小椋「だ、駄目……榊原君は彩が……」


榊原「あれ……なんか、様子が」

勅使河原「彩って綾野の名前だよな……」
榊原「なんで綾野さん?」

勅使河原「……さぁ?」

小椋「榊原君には悪いけど……断らなきゃ」スタスタ


榊原「あれ、なんか僕フラれてない?」

勅使河原「マジかよ……サカキでもフラれることがあんのか……」

榊原「僕を何だと思ってるのさ」

勅使河原「イケメン」

榊原「買いかぶりすぎだよ」


勅使河原「って小椋行っちまったじゃねーか! 俺らも早く行かないと」

榊原「学校にいるのに遅刻なんて馬鹿らしいしね」

―休み時間―


勅使河原「さぁ、さっさとネタバラシしようぜ」

榊原「うん、そうだね」

勅使河原「とりあえず望月だな」

榊原「えー……気が進まないなぁ」


勅使河原「おい、望月!」

望月「どうしたの? 勅使河原君」

榊原「実は話があるんだ」

望月「え……榊原君……」

榊原「さっき下駄箱に手紙があったよね?」

望月「ここでその話は……」


榊原「あれ、冗談なんだ」ニコッ

望月「え……」

勅使河原「俺もグルだぜ」

榊原「ごめんね、どんな反応するか気になってさ」

望月「……」

望月「それにしてはたちが悪いよ……」

望月「榊原君から告白なんて……嫌に決まってるよ……僕も男なんだから」

勅使河原「すまんすまん」

勅使河原(こいつ……)

榊原「……」

榊原(望月とは距離を置こうかな)

勅使河原「望月……なんなんだよ」

榊原「……もう当分は距離を置くことにするよ」

勅使河原「あぁ、俺もそうするわ……」



榊原「気を取り直して、次行こうか」

勅使河原「おう」

榊原「小椋さんで良いよね?」

勅使河原「ついでに綾野にもネタバラシしとけよ」

榊原「うん、分かってるよ」

おまんこズコズコバコバコおまんこズコズコバコバコ鳴ちゃんのおまんこ中出しレイプ事件~
俺のチンポ鳴ちゃん見た瞬間に爆発~襲ってしまえばどうじゃろう?
中出ししまくりで妊娠させて肉奴隷にしたらどうじゃろう?
フェラチオ3P~手コキにクンニ~無理やり襲って何度も何度も何度も何度もセックスしたい~
鳴ちゃんが好き~(鳴ちゃんが好き~)セックスしたい~(セックスしたい~)
明日もしたいと思うよ~レイプを~鳴ちゃんを犯したいから~
おまんこズコズコバコバコおまんこズコズコバコバコ鳴ちゃんのおまんこ中出しレイプ事件~

榊原「綾野さんと小椋さん、ちょっと良いかな?」

綾野「どうしたの、こういっちゃん?」

小椋「わ、私も?」

勅使河原「結構大事な話だからよ」

綾野「じゃあ、なんで勅使河原がいるの……」

勅使河原「何だよ、その扱い!」

綾野「はいはい……で、こういっちゃん本題は?」

榊原「うん、実はさ……」


榊原「2人とも手紙貰ってるよね?」

綾野「え……2人とも?」

小椋「……榊原君どういうこと?」


榊原「あの手紙、冗談なんだよ」ニコッ


綾野「……」

小椋「……」


勅使河原(く、空気が……)

榊原「あ、あれ?」


綾野「何言ってるの、こういっちゃん」

綾野「私たち2人ともが好きだからどっちにも手紙を入れたんでしょ?」

榊原「あ、あの」

綾野「それがバレて浮気者だと言われるのが怖くて全部冗談にしようとしたんだよね?」

綾野「心配しなくても全然大丈夫だよ」

綾野「どこの誰か分からない女ならともかく、由美だしね」

綾野「由美だったら別に二股でも大丈夫」

榊原「えーと、だからさ」


綾野「笑えないよ」

榊原「……っ」

綾野「好きだって書いたよね? 責任、とってよ」

綾野ちゃんヤンデレか・・・










いいぞもっとやれ

榊原「……」

小椋「私も……」

小椋「流石にちょっと許せないかな……」

小椋「私、ホント真剣に悩んだのに……彩も大事だけど……」

小椋「その、初めてのラブレターだったし……嬉しくて頭の中榊原君で一杯だったのに……」

小椋「……冗談の一言じゃ済まないよ」

綾野「決まりだね、こういっちゃん」

綾野「ちゃんと責任をとってさ……」

綾野「私たち2人と付き合ってよ」


榊原「……」

榊原(どうしてこうなった)

鳴ちゃんはこの後出す予定

でも、寝ます

恒一「どうしてこうなった・・・」

恒一(はい2人ゲットwwwww)

恒一(マジちょれwwwwwwwwwwww)

恒一(計画通りwwwwwwwww)

今寝て9時に起きてバイトまで書くか
今書いて11時に起きてバイト行くか

どうすりゃいいんですか

>>160
今ノンストップで書こうか

勅使河原「お、おい、サカキもただの冗談のつもりだったんだからさ……」

綾野「黙っててよ、これはこういっちゃんと私たちの問題なの」

小椋「うん」

勅使河原(駄目だ、こりゃ……)



榊原「……」

榊原(ど、どうしよう……断る…? 明らかに無理だよね……)

榊原(そ、そうだ……とりあえず付き合って、ちょっとしてから別れれば良いんじゃないかな)

榊原(というより、それしかない……)

綾野「はやく既成事実つくっちゃお」

榊原「わ、分かったよ……」


綾野「うん、それでこそ、こういっちゃんだよね」

小椋「榊原君が私の彼氏……」///

綾野「違うよ、由美! 私たちの、でしょ」

小椋「あ、うん。そうだね」


榊原「……」

勅使河原「どんまい、サカキ……」

榊原「こんなはずじゃ……」

勅使河原「すまん……何もできなくて」


綾野「何してるの、こういっちゃん? 今日は1日中私たちと一緒にいて貰うからね」

小椋「よろしくね、榊原君」

榊原「う、うん」


榊原「勅使河原……」ボソッ

勅使河原「どうした?」ボソッ

榊原「おそらく、僕は今日の夜まで彼女たちに解放されることはないと思う……」ボソッ

勅使河原「だろうな」ボソッ

榊原「だからお願いだ、今日の分の手紙入れといてくれないか」ボソッ

勅使河原「ま、まだやんのか……」ボソッ

榊原「頼むよ、入れる相手は誰でもいいから」ボソッ

勅使河原「……分かった。明日の朝には帰ってこいよ」ボソッ

榊原「うん」ボソッ


綾野「どうかしたの、こういっちゃん?」

小椋「?」

榊原「あ、ごめん。なんでもないよ」ニコッ

―放課後―


勅使河原「はぁ、何してんだろうな俺は……」

勅使河原「案の定サカキはあいつらに連れてかれるし……」

勅使河原「何が悲しくて1人でラブレター作りなんか……」

勅使河原「……いや、サカキのためだ。頑張らないとな」


勅使河原「まずは誰にしようか……」

勅使河原「あ、そういやサカキの奴、なんで見崎にやらねぇんだ?」

勅使河原「まぁ、いいや。とりあえず1人目は見崎で決定だな」

勅使河原「内容はいつものやつで、字もなるべく似せて書かないと」カキカキ

勅使河原「名前はもちろんサカキだな」

勅使河原「よし、次だ」


勅使河原「次は……」

勅使河原「あ、そうだ風見にやってやろう……」

勅使河原「あいつなら面白い反応が見れそうだ」

勅使河原「相手は愛しの桜木だろうな」カキカキ

勅使河原「さぁ、最後だ」

勅使河原「どうすっかな、最後……」

勅使河原「適当にクジとかで決めるかな」

ガラッ


勅使河原「」ビクッ

多々良「あれ、勅使河原君何してるの?」

勅使河原「お、おう、な、何でもねぇ……ちょっと課題がな……」

多々良「そうなんだ、大変だね」

勅使河原「多々良はどうしたんだ?」

多々良「勉強しようと思ったらノート学校に忘れてて……取りに来たの」

きました

勅使河原「そ、そうか」

多々良「うん、それだけ。じゃあ私帰るね」

勅使河原「おう」

多々良「課題頑張ってね?」

勅使河原「余計なお世話だ」


ガラッ


勅使河原「ふぅ……危ねぇ……」

勅使河原「バレるところだったな……」

勅使河原「まぁ、丁度いいし、最後は多々良にしとくか」

勅使河原「名前は安定のサカキっと」カキカキ

勅使河原「よし、シールでとめて完成」

勅使河原「後は下駄箱に入れて完了だな」

勅使河原「明日楽しみにしとけよ、サカキ」

あとは
放課後の榊原視点
手紙の鳴、風見、多々良
ぐらいで終わりですが

限界です、寝ます

―放課後―


綾野「こういっちゃん♪」

小椋「さ、榊原君」

榊原「あ……」

綾野「一緒に帰ろうよ」

小椋「わ、私も……」

榊原「う、うん」

榊原(やっぱり放課後も駄目だったか……)

榊原(まかせたよ、勅使河原……)

―帰り道―


榊原「あ、あのさ……」

綾野「?」ギュー

小椋「?」ギュー

榊原「腕に抱きつくのやめてくれないかな、2人とも……」

綾野「何で? 恋人同士なんだからこれぐらい……」

小椋「彩……榊原君は照れてるんだよ」

綾野「あ、そういうことなんだ……なら」ムギュー

榊原「うぅ……」

綾野「こういっちゃん、可愛い♪」

――……


榊原「あ、あのさ……」

綾野「?」ムギュー

小椋「?」ムギュー


榊原「何で、僕の家までついてくるのかな……」

綾野「え? 元々こういっちゃんの家に行くつもりだったよ」

小椋「うん、学校でもう決めてたから」

榊原「……はぁ」

榊原「……家に上がるのはいいけど、ちゃんと帰ってよ……」

綾野「はーい」

小椋「うん」

―恒一の部屋―


綾野「へー……これがこういっちゃんの部屋かぁ……」

小椋「かなり片付いてるね……」

榊原「漁ったりしたら駄目だからね」

綾野「……もしかして、なんかやましいモノでもあるの?」

榊原「な、ないよ! そんなモノ」

小椋「怪しいよ、榊原君……」

榊原「ほ、ホントにないから」


綾野「……」ガサガサ

榊原「ちょっと綾野さん!」ガシッ

綾野「ぁ……もう、こういっちゃんが強引に私を……」

榊原「何もしないよ!」


小椋「……」ガサガサ

榊原「ちょっと!?」

小椋「あ……」

榊原「待って、そこは本当に……」


小椋「あったよ、彩……」

綾野「え、どれどれ?」

小椋「な、なにこれ……」///

綾野「うわー……凄い……」///

榊原「あ、あぁ……」

綾野「こういっちゃんは……私たちとこういうことしたいの?」///

榊原「え……」

小椋「駄目だよ、私たちまだ中学生なのに……」///

榊原「僕は別に……」

綾野「照れなくていいんだよ……私たちこういっちゃんになら……」///

小椋「うん」///

榊原「だ、だから、ちが」


ピンポーン

榊原「ん? ……誰だろう」スタスタ

綾野「こんな微妙な時間に……」

小椋「何か、嫌な予感……」



―玄関―


ドンドン


榊原「はいはーい」


ガチャ


赤沢「あ、恒一君……」

榊原「え……赤沢さん……」

したいって言えばできるのかな?そんなこと言ったら僕の理性はきっと届かないだろう
ああ、ああ、いいよ綾ああああきもちいいよおおお!!!!!!!
由美!!!そんな・・・なめられたら・・・あああんあんあん気持ちいよオオ!!!!!!
現象さんお願いですどうかこの二人だけはやめてね
もう二人は俺の立派な性奴隷、毎日ズコバコズコバコ気持ちいね!!!
今日はどんなプレイにしようか由美は逆四つん這いになってみてよ!!!
ああもう二人ともかわいすぎるがまんできないおおおおおおおおお!!!!!!!
どうか伝われこの気持ち!!!綾の子宮の奥の奥まで!!!
二人の喘ぎ声は響くよどこまでも・・・夜見山のなかに・・・

榊原「ど、どうして僕の家に……」

赤沢「実はね……」

榊原「……?」


赤沢「学校から3人のあとをつけていってたの」


榊原「え……」

赤沢「そしたらみんなでここに入ったから……」



―恒一の部屋―

榊原「ど、どうして僕の家に……」

赤沢「実はね……」

榊原「……?」


赤沢「学校から3人のあとをつけてたのよ」


榊原「え……」

赤沢「そしたらみんなでここに入ったから……」

榊原「……」

赤沢「とりあえず家にあがらせて貰うわね」

ミス

―恒一の部屋―


赤沢「……」

綾野「……」

小椋「……」


榊原「は、はは……」

榊原(ヤバいよ……みんな目が怖い……)

綾野「こういっちゃん、これどういうことなの?」

小椋「なんで……」

榊原「……う」

赤沢「恒一君を責めるのはやめなさいよ」

赤沢「あなたたちが恒一君に迷惑をかけすぎなんじゃないかしら」

綾野「は?」

小椋「……」

赤沢「明らかに恒一君、嫌そうな顔してるじゃない」

榊原「……」

綾野「そんなことない。お前が来たせいでこういっちゃんは迷惑そうな顔してるんだよ」

小椋「私もそうだと思う。実際にさっきまでは笑ってたもん」

赤沢「嘘よ、あなたたち恒一君を脅してるんでしょ」

綾野「なんでそんな考えになるの? こういっちゃんに近づくな、ストーカー」

小椋「榊原君は私たちが好きなの」

赤沢「恒一君が私のことが好きだと言ったわ」

綾野「……」

小椋「……」

赤沢「……」


榊原「……」

榊原(もう駄目だ……)

女ってコワイ

榊原「……あのさ……とりあえず、今日のところは帰ってもらえないかな」


赤沢「恒一君は……」

榊原「……?」

赤沢「どっちが好きなの?」

綾野「……」

小椋「……」


榊原「……正直」

榊原「今の僕には決められないよ」

榊原「……明日まで考える時間をくれないかな」

赤沢「……分かったわ」

綾野「こういっちゃんがそう言うなら……」

小椋「うん……」



榊原「ごめんね……明日には決めるから」

榊原(そうだ……これを繰り返してればそのうち忘れてくれるかも)

―翌日―


榊原「勅使河原……」

勅使河原「サカキ……無事だったか……」

榊原「家にまで来られた時はどうなることかと……」

勅使河原「よく今日来れたな……」


榊原「あ、そうだ。いったい誰の下駄箱に入れたの?」

勅使河原「おう、見崎と風見と多々良だ」

榊原「なに、そのチョイス……」

勅使河原「適当に決めたから仕方ねぇ」

榊原「でも案外良い反応を見せてくれるかも……」

勅使河原「だろ? ……綾野たちのことは忘れて、楽しもうぜ」

榊原「うん」


――……


勅使河原「流石にまだ早いよな。普通、生徒が登校してくる時間じゃないし……」

榊原「……いや、誰か来たよ」

勅使河原「え……まさか」


有田「……」スタスタ


榊原「……」

勅使河原「ま、またかよ……」

勅使河原「あの様子だと毎日この時間っぽいな……いったい何しに……」

榊原「なんなの……」

有田「ふぅ……」


勅使河原「あれ……あいつ違う下駄箱に……」

榊原「僕のとこだ……」

勅使河原「え……」


有田「……」スッ


榊原「僕の上履きが……」

勅使河原「上履きをどうするつもりなんだ……」

榊原「まさか、隠したり……」


有田「……」クンクン


勅使河原「か、嗅いだ……」

榊原「……」

勅使河原「ま、まぁ、隠されなくて良かったじゃねーか」

有田さん完璧に警戒されてるなwww

有田「ふぅ……良い匂い……やっぱり榊原君の私物がないと1日が始まらない」


勅使河原「何言ってんだ、あいつ」

榊原「……ごめん、我慢できない」

勅使河原「お、おい、サカキ……」

榊原「今、直接注意するよ」スタスタ

勅使河原「あ、行っちまった……」


有田「さてと……上履きを返して……教室で2回戦目に突入しよ」

榊原「何が2回戦目なの?」

有田「え……」

有田「さ、榊原君!?」

榊原「何してるのかな、有田さん」

有田「い、いつからそこに……」

榊原「最初からだけど?」

有田「そ、そんな……」

榊原「で? 何してたのかな?」

有田「う、うぅ……」


有田「……ました……」ボソッ

榊原「え?」

有田「榊原君の上履きの匂いを嗅いでました……」

榊原「うわー……」

有田「……ごめんなさい」

榊原「有田さんって変態だったんだね……」

有田「へ、変態……」


榊原「有田さん、他にもあるよね。謝ること」

榊原(ちょっと引っかけてみようかな……この様子だと他にも何かしてそうだし)

有田「……」

顔、洗ってきます

榊原「実は僕さ……教室でも見ちゃったんだ」

榊原(もちろん、嘘だけどね)

有田「!?」


有田「見ちゃったの?……私が榊原君の机の角で××××してたり、リコーダーを××××に入れたりしてるとこ……」

榊原「」

有田「あ、あれ? 榊原君?」


――……


榊原「有田さん」

有田「……はい」

榊原「もう二度とそんなことしちゃ駄目だからね」

有田「……でも、私1日1回は補充しないと体が動かないよ……」

榊原「……」

有田「お願い、榊原君……」

榊原「……はぁ、私物の匂い嗅ぐくらいなら許してあげる」

有田「ほんとに!? ありがとう!」

榊原「……はぁ」

―下駄箱―


榊原「はぁ……」スタスタ

勅使河原「おかえり……なんかヤバかったな色々と……」

榊原「もう匂い嗅がれるくらいなら良い気がしてきたよ」

勅使河原「てか、有田になんて言って戻ってきたんだ?」

榊原「忘れ物したって言ってきたよ」

勅使河原「あぁ、それなら大丈夫か」


――……


勅使河原「登校してくる奴がちらほら出てきたな」

榊原「もうそろそろ来るかもね」

勅使河原「お……」


多々良「……」スタスタ


榊原「あ、多々良さんだね」

勅使河原「早いな、やっぱり真面目なのかね」

榊原「面白い反応が期待できそうだね。ちなみに誰の名前で?」

勅使河原「サカキ」

榊原「たまには勅使河原でもいいのに……」

バイト行ってきます

多々良「……あれ」


榊原「まだイマイチ理解してないっぽいね」

勅使河原「真面目だしそういう面では疎いのかもしれないな」

榊原「なら、なおさら反応に期待だね」


多々良「……」ピラ

多々良「!?」


榊原「凄く驚いてるね」

勅使河原「今のところは喜んでるというより、ただただ驚いてる感じだな」

榊原「うーん、やっぱり僕としては喜んだ反応が見たいかな」

多々良「あの榊原君が私のことを……」


榊原「あの、って何……」

勅使河原「あれだ……サカキはモテるから……」

榊原「そんなことないって」

勅使河原「堂々と二股かけてるくせに、何言ってんだよ」

榊原「あ、あれは仕方ないよ! それに僕が望んだわけじゃないし……」

勅使河原「へいへい、モテる男は辛いよな」

榊原「……もう」

もう駄目だ
行ってきます

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

バイト終わった

今帰ってます

多々良「ど、どうしよう……」


榊原「あ、一応考えてくれてるね……」

勅使河原「やっぱり喜んではいるんだな。流石、サカキ」


多々良「私、殺されちゃうかも……」


榊原「え、何考えてたの」

勅使河原「そっちだったか……」

榊原「え……?」

勅使河原「要するにサカキに手をだすと、一部の女子たちが黙ってないってことだ」
榊原「……」

多々良「榊原君には悪いけど……命にはかえられないし」


榊原「なんか、凄い話になってるんだけど……」

勅使河原「普通ラブレターで命の話にはなんねぇよ……」


多々良「……はぁ、怒らないで欲しいなぁ……」スタスタ


榊原「怒るどころか謝らないといけないよ……ごめん、多々良さん……」

勅使河原「早くネタバラシしないと、可哀想だな」

榊原「でも、他の2人の反応を見てからね」

勅使河原「だと思ったぜ」

この二人、いいコンビだな

――……


風見「……」


勅使河原「お、きたきた」

榊原「風見君は誰の名前にしたの?」

勅使河原「もちろん桜木だ」

榊原「なんで『もちろん』なの? もしかして風見君って……」

勅使河原「あれ、サカキ知らなかったのか?」

榊原「うん」


風見「……!」ピラ


勅使河原「お、見てる見てる」

榊原「風見君、こういうこと興味なさそうなのにね」

風見「……馬鹿にしてるな」ビリ


勅使河原「な……」

榊原「あ、あれ……」

勅使河原「まさか……」


風見「これのどこがゆかりの字だ。イタズラならもう少し頑張って欲しいね」


勅使河原「バレてたか……流石、桜木一筋なだけはあるな……」

榊原「風見君のイメージがどんどん崩れてくよ……」

風見「あとで勅使河原あたりに聞いてみるか……」スタスタ


勅使河原「完全にバレてるな……」

榊原「あとで一緒に謝ってあげるから心配しないでよ」

勅使河原「サカキ……」

榊原「その代わり僕の時も一緒に、ね」

勅使河原「……だよな」


――……


榊原「あとは見崎を待つだけだね」

勅使河原「あ、そういや聞くの忘れてたんだけどさ」

榊原「?」

勅使河原「なんで、サカキは最初、見崎にしようと思わなかったんだ?」

榊原「……あー」

勅使河原「サカキが一番仲良いのって見崎だろ?」

榊原「そうだよ。でも、だからこそやりずらかったんだ」

榊原「見崎はあんまり冗談通じるタイプじゃないし」

榊原「関係が悪くなったら嫌だなって」

勅使河原「……なんかすまん」

人増えてきたな







支援

榊原「気にしないでよ。どうせ勅使河原がやらなくても次くらいにやるつもりだったから」

勅使河原「な、なんだよ、それ……結構反省したのに……」

榊原「だって親しいなら余計に反応が面白くなると思わない?」

勅使河原「流石サカキ……俺が馬鹿だったわ」



見崎「……」スタスタ


榊原「あ、見崎だ……」

勅使河原「お、ホントだ。一瞬気づかなかったぜ……存在感薄いな」

見崎「……」


勅使河原「気づいてる……のか?」

榊原「うん、多分。さっきからずっと下駄箱見つめてるし」

勅使河原「もうちょいリアクションとかさ……なんか……」

榊原「仕方ないよ、見崎なんだから」

榊原「でもね、もしかしたら見崎が面白い反応をするかも知れない。僕はその可能性に賭けたいんだ」

勅使河原「確かに……俺も見たくなってきたぜ」

見崎「……」ピラ

見崎「……」


榊原「あ、あれ……」

勅使河原「固まってる……?」


見崎「……」スタスタ


榊原「あ、行っちゃった……」

勅使河原「結局、分かり易い反応は無かったな……」

榊原「……まだネタバラシがある」

榊原「そこに期待しようよ」

勅使河原「お、おう、そうだな」

なんか神山くんと林田くん思い出すな

―休み時間―


勅使河原「おーい、風見」

榊原「……」

風見「あぁ、ちょうど良かった。僕も話があるんだが……」

榊原「うん、僕たちの話もそれについてなんだ」

風見「え……まだ何も」

榊原「手紙の件、だよね」

風見「! ……なるほど、やっぱり君たちか」

勅使河原「すまん、風見」

榊原「ごめんね、風見君」

風見「全く……イタズラするのは勅使河原がいるから仕方ないとしても、ゆかりの名前を使うのはやめてくれ」

榊原「うん、分かったよ」

勅使河原「お、おう……」



榊原「風見君、どんだけ桜木さん好きなの……」

勅使河原「桜木が関わるとマジの目になるもんな……」

榊原「まぁ、無事に済んで良かったじゃない」

勅使河原「あぁ……」

榊原「次は多々良さんで良いよね?」

勅使河原「あぁ、早く言わないとな」


勅使河原「おーい、多々良」

榊原「多々良さん」

多々良「あ、どうしたの? 2人とも……」

多々良(榊原君……これから断ることを考えたら接しにくいな……)

榊原「大事な話があるんだけど……」

勅使河原「……」

多々良「え、でも……ここでして良いの?」

榊原「うん」


榊原「実はさ……」

綾野「こういっちゃん♪」

榊原「」ビクッ

榊原「な、ど、どうしたの、綾野さん」

綾野「ちょっとこっちに来てくれない? 昨日の答え、聞きたいから」

榊原「え、そ、それは……」

小椋「榊原君……」

榊原「う、小椋さんも……」

綾野「ね?」

榊原「……はい」

勅使河原「……サカキが連れてかれちまった」

多々良「だ、大丈夫なの、榊原君……」

勅使河原「……もう、どうしようもねぇよ」

多々良「あの……」

勅使河原「ん?」

多々良「さっき榊原君は何て言おうとしたの?」

勅使河原「あぁ……」

勅使河原(サカキはもう帰ってこれないだろうし……教えとくか)

勅使河原「お前、サカキに手紙貰っただろ?」

多々良「え……何で知って……」

勅使河原「あれさ、冗談なんだよ」

多々良「え……」

勅使河原「俺とサカキでやったドッキリみたいなもんかな」

多々良「そんな……」

勅使河原「すまん」



多々良「良かったぁ……」

勅使河原「へ?」

多々良「なら、榊原君をフラなくて済むんだよね?」

勅使河原「お、おう……フるも何もラブレターが冗談なんだから」

ね?多々良さんはこういう良い子なんですよ

多々良「もう、流石に冗談がすぎるよ……」

勅使河原「す、すまんな……サカキも反省してたから」

多々良「私だから良かったけど、他の人だったら」

勅使河原「残念ながら……」

多々良「え?」

勅使河原「まだいるんだよな……」

多々良「誰……?」

勅使河原「見崎だ」

多々良「見崎さんはマズいよ……」

勅使河原「そうか?」

多々良「絶対、冗談じゃ済まない……状況が悪化しちゃう……」

勅使河原「……なら、早く言った方が良いな」

多々良「私も一緒に言おうか?」

勅使河原「あぁ、頼む」

風呂入ります

多々良さんの株上昇中

多々良「見崎さん」

勅使河原「……」


見崎「……」

多々良「話があるんだけど良いかな」

見崎「なに?」


多々良「見崎さん、手紙貰ったよね?」

見崎「……!」

見崎「何で知ってるの?」

勅使河原「実はな……」


勅使河原「あれは冗談なんだ……すまん」

見崎「……」

見崎「どういうこと?」


勅使河原「ホントにすまない……手紙入れたらどんな反応するか見たかっただけなんだ……」

見崎「榊原君が考えたの?」

勅使河原「あぁ、そうだ……俺も最初引っかかったし」

見崎「……」

勅使河原「サカキも反省してるんだ……だから許してくれ」

多々良「お願い、見崎さん……」


見崎「許してもいいよ」

勅使河原「え……マジで…」

見崎「ただし」


見崎「勅使河原君だけね」

見崎「一生恨むから」

勅使河原「な……」

多々良「それって……榊原君は許さないってこと?」


見崎「うん」

勅使河原「な、なんで……」

見崎「だってどう考えても榊原君が一番悪いし」

見崎「直接謝りに来もしない」

勅使河原「た、確かにそうだが……反省してるんだ、許してやってくれよ」

見崎「駄目」

見崎「勅使河原君だけね…」ゴゴゴゴ

多々良「えっえっ」

>>485
使おうと思ってたのに

勅使河原「じゃ、じゃあ、直接謝りに来させるから!」


見崎「駄目」

勅使河原「な、なんでだよ……」

見崎「私は心に傷をおった。それも謝ったくらいじゃ治らない深い傷」

勅使河原「なら、どうすれば……」

見崎「榊原君に伝えておいて」

勅使河原「……?」


見崎「責任とってね、って」


勅使河原「……」

多々良「もう駄目……」

見崎「話はそれだけ?」


勅使河原「あ、あぁ……」

多々良「ごめんね、榊原君……」

勅使河原「サカキ、俺たちは力になれなかったよ……」

多々良「このままだと放課後は……とんでもない修羅場に……」

勅使河原「多々良……」ガシッ

多々良「?」


勅使河原「さっさと帰れば問題ない」

多々良「……うん」

SSだと勅使河原に比べて望月の扱いは薄いよな
下手したら中尾より扱いにくい

>>515
怜子さんとの絡みも教師と生徒という背徳感があってこそなんだけど
それ以上に恒一との関係の方が背徳感あるからな

―放課後―


榊原「勅使河原一緒に帰」


綾野「こういっちゃん、行こー?」

小椋「今日も榊原君の家に寄ってくから」

榊原「あ、あれ……」


赤沢「待ちなさい、私も行くわ」

綾野「……ちっ」

赤沢「恒一君はあなた達には渡さないから」

綾野「こういっちゃんは私達の彼氏だよ」

赤沢「嘘ばっかり。榊原君はそんなこと言わないじゃない」

ミス、榊原君になってる

眠気のせいだな、こりゃ

自分の時に辞めとけって言わない辺りやっぱ馬鹿だろw

怜子さんのバイブ

綾野「照れてるだけだよ」

小椋「榊原君、恥ずかしがり屋だもんね」

赤沢「……はぁ、妄想ばっかり」

綾野「現実をみなよ」

小椋「妄想してるのはそっち」

赤沢「……」

綾野「……」

小椋「……」


榊原「あ、あの……」

榊原「とりあえず帰ろうよ、ね? みんな見てるし……」



見崎「……」

―恒一の部屋―


赤沢「はぁ……やっぱり恒一君の部屋は良い匂いね……」

榊原「え」

綾野「気持ち悪い……」

小椋「変態……」

榊原「そこまで言わなくても……」

赤沢「私を庇ってくれるの? ありがとう、恒一君!」ギュー

榊原「ちょ、ちょっと……」

綾野「何してるの、早く離れてよ」

小椋「榊原君に変態がうつる……」

有田さんが一番良いな 無害だし

綾野さんの「お前」発言を「おっぱい」に変換したらなんかエロいな

赤沢「恒一君、この人達怖いわ……」ムギュ

榊原「う、あ……」


綾野「こういっちゃん、そいつから離れて」グイグイ

小椋「……」グイ

赤沢「あ、恒一君……」ガシッ

榊原「ちょ……い、痛い……」

綾野「こういっちゃんにくっつくな」

赤沢「あなた達が離れればいいじゃない」

すごく、腹が、痛い

はよ

鳴「その綺麗な顔をふとっばしてやる!」

そもそも赤沢さんには恒一名義でラブレター出してないだろ
それなのになんで、赤沢さんが普通にいるの?

>>556
>>56
赤沢(分かったわ……)

赤沢(つまり、中尾の名前を書いたのは冗談で、本当は僕の気持ちを知って欲しかった)

赤沢(こういうことね!)

>>556
お前が無能だってことはよくわかった

まーた無駄スレでうまっちまうパターンかよ


ピンポーン


榊原「あ、誰か来た……」

赤沢「……」

綾野「出なくていいよ、こういっちゃん」
小椋「勧誘とかかも知れないし」


ピンポーン
ピンポーンピンポーン
ピンポーンピンポーンピンポーン
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン


榊原「……流石に変だよね……ちょっと出てくる」

赤沢「……」

>>572
病んでる

―玄関―


ピンポーン


榊原「はいはい」


ガチャッ


見崎「遅い」

榊原「み、見崎…」

見崎「話は勅使河原君たちから聞いたわ」

榊原「あ、あぁ、手紙の話ね」

榊原(僕がいない間にネタバラシしたのか……)

見崎「それで、私に言うことがあるでしょ?」

榊原「え……あぁ」


榊原「ごめん、見崎……」

見崎「私が聞きたいのは謝罪じゃない」

榊原「え……?」

見崎「私は今回の件で凄く傷ついた」

見崎「謝られても許せないぐらいに」

榊原「?」


見崎「責任とってくれるよね?」

榊原「」

見崎「……ね?」

榊原「……うん」

見崎「これで私と榊原君は恋人同士。分かった?」

榊原「……うん」



綾野「こういっちゃん」

小椋「榊原君」

赤沢「恒一君」



榊原「」ビクッ

榊原「い、いつから後ろに……?」

榊原「……うん」

榊原「……うん」


もう逆らえねえな

綾野「最初から見てたよ」

小椋「それよりどういうことなの?」

赤沢「……」


榊原「……え、えーと」

見崎「分かったでしょ? 私と榊原君が恋人同士になったの」

見崎「はやく部外者は出てって」


綾野「私達もこういっちゃんと恋人同士だよ?」

小椋「うん」

赤沢「私は恒一君に手紙で告白されたわ」


見崎「え……」

おまんこズコズコバコバコおまんこズコズコバコバコ鳴ちゃんのおまんこ中出しレイプ事件~
俺のチンポ鳴ちゃん見た瞬間に爆発~襲ってしまえばどうじゃろう?
中出ししまくりで妊娠させて肉奴隷にしたらどうじゃろう?
フェラチオ3P~手コキにクンニ~無理やり襲って何度も何度も何度も何度もセックスしたい~
鳴ちゃんが好き~(鳴ちゃんが好き~)セックスしたい~(セックスしたい~)
明日もしたいと思うよ~レイプを~鳴ちゃんを犯したいから~
おまんこズコズコバコバコおまんこズコズコバコバコ鳴ちゃんのおまんこ中出しレイプ事件~

見崎「どういうこと榊原君?」

榊原「は、はは……」


綾野「こういっちゃんは結構来るもの拒まずな感じだけど」

榊原(拒んでも突破してきたよね……)

綾野「それじゃ嫌」

綾野「やっぱり一番を決めて欲しい」

綾野「だから、私たちは榊原君に選んで貰おうと思ってる」

小椋「うん、それが一番良い方法」

赤沢「私も良いと思うわ、どうせ選ばれるのは私だろうから」

見崎「……」

見崎「分かった」


榊原「……」


赤沢「決まりね」

綾野「さぁ、こういっちゃん……誰を選ぶの?」

小椋「榊原君……」

赤沢「恒一君……お願い」

見崎「信じてるから」



榊原「……」

榊原「僕は……」

榊原「やっぱり決められないかな」



綾野「え……」

小椋「……」

赤沢「恒一君……?」

見崎「……」



榊原「ごめん、明日まで待ってくれないかな」



「……」

榊原「僕は・・・僕は・・・おちんちんびろwwwwwwんwwwwwww」

小椋「榊原君ったらw」

綾野「あははw冗談やめてよねww」

見崎「なかなか面白い」

赤沢「もう、調子狂っちゃうわ」


アハハ ウフフ

END

榊原「あ、あれ……みんな、どうしたの……」


「……」


榊原「ちょ、ちょっと目が怖いよ……」


綾野「こういっちゃんには教育が必要なんじゃない?」

小椋「私もそう思う」

赤沢「えぇ、やったほうがいいわね」

見崎「……」コクリ


榊原「え、み、みんな……わ、どこ触って……ひぃ!?」

榊原「や、やめて……」





もう眠さで限界です

てかなんで手紙を入れるの3人ごとにしたんだろ
1回で全員に手紙入れた方がやりやすかったわ
勅使河原は最初から仲間にしといて

おもしろかったわ

読んでくれた人、保守してくれた人
ありがとうございました

寝る

書いてて楽しかったから、また手紙ネタで書こうかな

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