杏「い、嫌だ!私は働かないぞ!」(294)

P「そんなこというなよ」

杏「働きたくない!」

P「どうしたら働いてくれる?」

杏「んー、週休8日くれたら考えてもいいよ」

P「…」

P「却下」

杏「えー、じゃあ杏アイドル辞める」

P「そうか、わかった」

杏「えっ…」

杏「ほ、ホントに辞めちゃうよ?」

P「無理強いはできないからな」

杏「…」

杏「いいの?」

P「辞めたいんだろ?」

P「まぁ確かにお前みたいに才能がある奴が辞めるのは勿体無いが」

杏「プロデューサー本気?」

P「本気も何もお前が自分から言い出したんだろ」

杏「うーっ…」

P「じゃあ明日の仕事はキャンセルして」

P「…いや、かな子を代打で」

杏「…」

杏「…しょーがないからあと一日働いてもいいよ」

P「そうか」

P「じゃあ社長にはそう伝えてお…」

杏「待って、まだ社長に言わないで」

P「いや、そういうわけにはいかんだろ」

杏「…」

杏「…帰る、ゲームする」

杏「明日のことはメールよろしく」

P「…」

ふぅ…


杏持ってないから正直よくわかんね



杏「おはよ」

P「おぉ、きたか」

杏「…仕事だもん」

P「そういや社長に昨日のこと話したら」

P「了解だとさ」

杏「!」

P「よかったな、お前も晴れて自由の身だ」

杏「えっ…嘘だよね?」

P「なんだ?嬉しくないのか?」

杏「…」

杏「杏真面目に働く」

杏「だから社長にもう一回やらせてくださいって言ってきて」

P「そう言われてもなぁ」

杏「週休8日ほしいとかも言わないから」

P「んー」

杏「杏のアメ、プロデューサーにあげるから!」

P「…」

P「約束だぞ?絶対守れよ?」

杏「うん!」

P「社長に言ったってのは嘘だ」

杏「!」

杏「だよねー、さっき言ったこと全部却下ね」

杏「あー、今日休んでいい?」


おわり
無理、モバマス書けない

杏は直接どうこうより
親身になって世話してくれたPが杏の我が儘で心身共に参って入院→Pの庇護を失って孤立
みたいな話が映えると思うんだ

>>25
書いてみたまえ

雅のSSはまだですかね

杏「働きたくないからプロデューサーが養ってよ」

P「いいよ」

アイドル一同「!?」

P「いつも頑張ってるきらりにプレゼントを持ってきてあげたぞ」

きらり「うっきゃー!! Pちゃん太っ腹だにぃ☆」

  バシバシ

P「はっはっは、俺だって褒美の一つや二つ……きらり、叩くな、か、肩が凹む!!」

きらり「Pちゃん大げさ~。これくらい普通のすきんしーっぷっ♪」  バゴォッ

P「うぐぇぁ! お、お前はもっと自分の力の強大さを考えろ……さてきらり」

きらり「うぃ!!」

P「プレゼントがなんだかわかるか?」

きらり「お、おお!? んにゃー……にゃは☆ 分かんない!」

P「ヒントは俺が担いでる麻袋だ」

きらり「分かった! 麻袋!」

P「はっはっは、ハズレだ」

きらり「うきゃー!」

P「正解は……よいしょっ。ほら、着いたぞ」

杏「……ぷはっ!! し、死ぬかと思った……」

杏「おいお前! 確かに杏は、息をするのもメンドクサイって言った! 言ったけど! なにも息をできなくする必要は」

P「杏、前」

きらり「……おおぉぉぉ!」

杏「」

きらり「……にゃはー☆」

杏(く、食われる……!!)

きらり「PちゃんPちゃん可愛いの! 可愛いのが出てきた!!」

P「今日からお前とユニットを組む双葉杏だ。仲良くしろよ」

きらり「うきゃー!! ユニットうっきゃー!!」

P「はっはっは。よしよし、今日からは俺じゃなく、杏と仲良くするように」

きらり「そこはばっちしだにぃ☆」

杏「な、なんだこの生き物……おいプロデューサー! 聞いてないぞ! こんなのの世話なんて!」

きらり「杏ちゃん! きらりだよん☆ いっぱいいっぱい仲良くしましょー☆」

   グイィィィ――――ッ!!

杏(あ……死んだ……)

杏(結局この巨人と二人きりにされてしまった……)

杏「……」

杏(改めて見てもデカい……175、180、いや、それ以上だ……ゼントラーディの血でも引いてるのか……?)

きらり「うぇへへへへへ、杏ちゃん、お人形さんみたいで可愛いにぃ☆ きらりはぴはぴ~☆」

杏(あ、やっぱりゼントラーディかも……ところどころ日本語喋れてないし……)

杏「とにかく、だ! 私は働く気は全くない!! アイドル活動なんて一人でやれ!」

きらり「うふふふ、きらり、可愛いの大好きだからにぃ!! 杏ちゃんもがんばりょー☆」

杏「人の話を聞け! 私は、働か、ない!! もう寝る!!」

きらり「はひぇ? お仕事しないの? 一緒の方がたのすぃーのにぃ……」

杏「二人でたのすぃーなら一人の方が倍たのすぃーと思うよ。おやすみー」

きらり「むきゃー…………杏ちゃん!」

杏「……何? もういいでしょ、杏、やる気が……」

きらり「わがままばっかり言ってると、めっ☆ってしちゃうよ?」

    ブォン!

杏(えっ……まさか今、脅されてる……?) 

杏「ぶ、武力でなんでも解決できると思うなよ! 私は、お、脅しなんて怖くないからな!
   というより、暴力なんてお互いが嫌な思いするだけだ! やめるなら、今のうち……だぞ?」

きらり「にゅー……」

杏(効果あった!? まさか、こいつ……言葉が通じるのか!?)

きらり「んぎゅー……うむぁ……」

杏「よ、よーし! 私の言ってること理解できたな? 理解したなら、もう近づかないでよ! 絶対駄目だからな!」

杏(あとは……そう、時間が解決してくれる……! 果報が来るまでリアルに寝て待てばいいんだ!)

杏「よし、杏、寝るから! ここでプロデューサー帰ってくるまで寝るから! 絶対に、絶対に邪魔するなよ!」

きらり「……にゃは☆ きらり、絶対に何もしないよ! 安心でしょー☆」

杏「……ホントだな? 信じるぞ?」

きらり「おっすおっすぱーぺき☆」

杏「……よし、じゃあ、寝るから……」

きらり「おやしゅみなしゃー☆」

杏「……」

きらり「……じーっ」

杏「…………」

きらり「……にゃはー☆」

杏「………………視線が気になるから、向こう向いてほしいんだけど」

きらり「気にしないでおっけぇい! きらりなんにもしないからにぃ!」

杏「見られてるだけで威圧感を感じるの!! デカいから!! 無駄にデカイから!!」

きらり「きらりのことは気にすぅことないよ! 杏ちゃんはおやすみなしゃー☆」

杏「ぐ、ぐぬぬ! もういい! 杏が動けばいいんだろ!」

   ごろごろごろごろ

きらり「にゃは☆ うきゃー!!」

       どたばたどたばた

杏「追ってこないでよぉ……っていうか、さっきからうきゃうきゃにょわにょわうるさい!! 猿かなんかなのか、お前!!」

きらり「……杏ちゃん、きらりは人間だよ? 分かる?」

杏「それは私も知ってるよ!! マジトーンで答えられなくても分かってるよ!!」

杏changのCD買ってくる

続きはよ

きらり「でねでね、Pちゃんにきらりんあたーっく☆ってしたらPちゃんがうきゃー!って言いながら落ちてって」

杏(……駄目だ、あれから主導権を握られっぱなしだと逃げ道がない……なんとかしてもう一度こっちのペースに引き込まないと……)

杏(……ううむ)

杏(……よし、このネタなら、流れを私側に引き戻せる! そのまま勢いで逃げられるかも……! そうと決まれば……)

杏「―――そもそもさ、なんでずっと上から目線なの?」

きらり「んーっと、きらりはどんどん大きくなるからにぃ☆」

杏「いや、物理的な意味じゃなくて。もしかして、私の事見た目だけで子どもと判断してるとかないよね?」

きらり「杏ちゃんは小さいからにぃ☆」

杏「……杏、こう見えても17歳だから、もう大人とそう変わらないんだよね。
  だっていうのに、さっきからずっと子供みたいな扱いして、ちょっとオカシイなぁって思わない?」

杏(決まった!! 今までに数々の会話から逃げてきた奥義、『見た目と歳のギャップ』!   完  全  勝  利  確  定  ! どやっ!
  ふふふ、どうだ巨人! この見た目で、数え年ならR-18制限すら突破できるという事実! 予想外すぎて声も……)

きらり「うきゃー! すっごい偶然だにぇい!!」

杏「……へっ?」

きらり「きらりも17歳ー☆ 同い年だにぃ☆」

杏「……いやいやいや、ないわー」

きらり「えへへ、一緒ー☆ 杏ちゃんと、きらり、一緒ー☆」

杏(……どうしてこうなった……どうしてこうなった!?)

杏(くぅぅ……まさか、同い年だったとは……っていうか、何食べたらこんなに大きくなるの?
  ……やはりこやつ宇宙人……)

きらり「17歳同士でユニット組めば、息もぴったし☆すてーじばっちし☆Pちゃんもトレーナーさんたちもぱーぺき☆
     杏ちゃん! これからもよろしくにぃ☆」

杏「ちょ、ちょっと待った! タイム! 作戦タイム!」

きらり「んきゅ?」

杏(危ない、無理やりユニット組まされるとこだった……なんとか、なんとか逃げなきゃ馬車馬のごとくこき使われちゃう……
   うう、どこで間違えたんだろ、私の人生……昨日までは順風満帆でだらだらしてたのに……)

杏「あ、あの、杏、17歳だけど、ほら、ね?」

きらり「ねー☆」

杏「分かってくれたみたいで助かるよ。じゃあ、杏、そろそろ帰らないと」

きらり「杏ちゃん、今日はにぃ、トレーナーさんのところでレッスンすぅうから、杏ちゃんも一緒にレッスンしようにぃ☆」

杏「トレーナー!? や、やだ! 絶対に疲れるから!! 杏、過労死しちゃうから!!」

きらり「はっはっはー! 心配ないのじゃー!!」

杏「やだったらやだ!! コラ、引っ張るなー!! やだよぉ! だれか、だれかたすけてよぉ……」

―――

杏「……プロデューサー……杏、印税もいらない……家に帰らせて……」

P「スタジオについて開口一番がそれか。どうかしたのか?」

杏「あんなのが同僚で、生きていける気がしない……たぶん、ううん、絶対、私三日で干からびて死ぬと思う」

P「大丈夫だ。その時はスタミナドリンクいっぱい飲ませてやるから」

杏「……仮に干からびないとしても、見てよあれ」

きらり『キラメきらりん☆ もっとにょわっとぉ☆』

   ブォン!                        ブォン!
             ブォン!      ブォン!

杏「……振付のたびに風切り音が聞こえたら、怖くてダンスなんてできないと思うな。
  しかも腕の位置がほぼ私の頭の位置だし……しょうがないよね、こういうのって防衛本能だから」

P「大丈夫だ。泣きたくなるほど痛いけど、それだけだから」

杏「うぅ……どうしてもしなきゃダメ?」

P「強制はしないけど、一緒の方がきらりも喜ぶだろ」

杏「……喜んだらロクな事が起きないからこう言ってるのに……」

寝ぼけてエナドリ使ってた、死にたい……

書こうと思ったんだけどモゲマスのキャラ多すぎて困るな

トレーナー「よし、休憩にしましょうか」

きらり「おつぁーしゃー☆」

トレーナー「この調子だと今回のダンスもすぐに覚えられそうね」

きらり「おっすおっすばっちし!」

トレーナー「さて、その間に……」

杏「うぇっ!?」

トレーナー「まずは基礎体力を向上させないとね。今のままだとライブの途中で倒れるかもしれないし。
       とりあえず、柔軟、走り込み、基本の動きの練習をして」

杏「……トレーナーさん、杏、実はスタジオ練習をすると死ぬ病気にかかってて……」

トレーナー「えっ!? ほ、本当?」

杏「だから、今日は見学してるから、ね?」

P「無理やりやらせちゃっていいですよ。全部口から出まかせなんで」

杏「嘘じゃないよ。だって、結局は疲れがたまって死ぬ原因になるわけだし」

トレーナー「……」

きらり「はいほーい☆ トレーナーちゃん! きらりに任せてにぃ☆」

ベテトレさん「……」

杏「……」

きらり「ベテトレさんおにゃーしゃー☆」

ベテトレさん「急用と聞いて来てみれば……まぁいい、やるぞ」

杏「……あの、杏……」

ベテトレさん「返事は?」

杏「……は、はい……」

P「貫禄が違うな」

トレーナー「さすが先輩ですね」

きらり「ベテトレちゃんとだといっぱいいっぱい練習出来てすぐにおん☆ざ☆すてーじ☆
     杏ちゃんもきらりんも、Pちゃんもトレーナーちゃんも皆はぴはぴだにぃ☆」

P「へぇ、何も考えてないわけじゃないんだな。暇してたベテトレに声かけたのかと思ったが」

きらり「にゃっはっはー☆ 褒めるな褒めるなー☆」

トレーナー「それじゃあそろそろ私たちも練習に戻りましょうか」

きらり「にょわー頑張るにょわー☆」

P「おう、頑張れー」

―――

杏「」

P「生きてるか?」

杏「」

P「……きらり、はぐはぐしていいぞ」

きらり「うっぴょー! うぇへへへへ、杏ちゃーん! はぐはぐ☆」

  ガバッ    ベキボキィッ

杏「うぐぇぁっ!? な、なんだ! 今、き、聞こえちゃいけない音がしなかったか!?」

きらり「杏ちゃんちっちゃーい! んふふ、しゅりしゅりしていい?」

杏「げぇっ、巨人! やめろ! 筋肉痛で動けない私にこれ以上なにをする気だ!!」

P「起きたか。じゃあきらり、そのまま……そうだな、肩に担いで杏を運んでくれ」

きらり「おっすおっす!! はー、にょいしょー☆」

杏「や、やめろ! 高い! 動けない! 怖い! 下ろして!!」

きらり「はっはっはー☆ 嫌よ嫌よも好きのうち、ってやつだにぃ! 愛い奴じゃー☆」

杏「うわあああああああああああ!!」

支援☆

杏「……」

P「どうした杏、なんだか心なしかげっそりして見えるぞ」

杏「人間はね、プロデューサー……やっぱり地面にふれてる安心感がないと生きていけないんだよ……」

きらり「お疲れの杏ちゃんも、きらりんのきゅんきゅんぱわー☆で、にょんにょわー☆」

杏「やめろ、近づくな!! 私はもう絶対に地面から離れないぞ! 地面から離れるくらいなら死んだ方がましだ!」

きらり「んにゅー……なにが悪かったんだろうにぃ?」

杏「私は自分で歩けるし、自分で歩きたいんだ! 頼むから、そっとしておいてくれ……!」

P「よし、じゃあ俺ときらりはこれから現場に向かうから、杏はここでお別れだ」

杏「へっ……帰っていいの!?」

P「これ以上ひっぱりまわすと本当に死にそうだからな。今日はこの辺で勘弁してやる。お疲れー」

きらり「杏ちゃんおっつおっつ! また明日にぃ☆」

杏(お、わった? 悪夢が……ついに……)

―――

杏「疲れた、足痛い、腕痛い、背中痛い、動きたくない、喉乾いた、おなか減った、もう駄目死にそう」

杏「アイドルが、夢の印税生活があんなにキツくて辛いなんて知らなかったよ……」

―――

P「……えっと」

杏「あ、プロデューサー、いいところに」

P「お前、なんでソファで寝てるんだ? 帰ったんじゃなかったのか?」

杏「帰りたかったけど足痛くてもう一歩も歩けない、歩いたら死んじゃう。プロデューサー、タクシー代ちょうだい!!」

P「だからって事務所で寝るなよ……よし分かった。事務処理が終わったら、俺の車で送って行ってやるから、おとなしくしてろ」

杏「え、いいの!? やったー!!」

P「まぁ、初日で大変だっただろうからな。俺なりの労いだ」

杏「杏、働くのは嫌だけど労いは大好きだよ。労いだけくれ続けてもいいんだよ」

P「そうか、じゃあ明日きらりにいっぱいきゅんきゅんぱわー☆で労ってもらえ」

杏「ごめんなさい、勘弁してください、あんなの連日喰らったらもう体が持ちません」

P「遠慮するなって。あいつなら労いで肩揉むくらいしてくれるぞ。勿論全力でだけど」

杏「私の体は強い負荷には耐えられないようになってるの。あんなのと一緒だと、命がいくつあってもたりないよ。
  プロデューサー、あの巨人はなんで杏をたびたび殺しにかかってくるの? そういう種族なの?」

P「悪気があるわけじゃないんだ、本人はじゃれてるだけだからな。ただ、自分がどれだけ強いかを全く理解してないだけで……」

杏「……」

P「……お、そうだ。きらりと言ったら……杏、テレビのチャンネル取ってくれ」

杏「なにか見るの?」

P「先週収録分のきらりが出てる番組だ。内容を確認しておくのもプロデューサーの仕事だからな」

P「えーっと、確かチャンネルは……ここか」

<ニョワー☆

P「お、グッドタイミングだな」

杏「……本当にテレビに出てる……あの巨人、ホントにアイドルだったんだ……」

<ヤミニノマレヨー!
                             ハハハハハハ>

杏「……画面から何回も見切れてるけど、大丈夫なの? アイドルとして」

P「そこもウリだよ。存在感があるだろ?」

<フェイフェイダヨー
<ケイトデース
<ナターリアダヨー
                              ハハハ>

杏「こうして見ると……アイドルって、思ったよりも居るもんなんだね。有名なのくらいは知ってたつもりだったけど、見たことない人ばっかりだし」

P「これはランクB~Cのアイドルが出る番組だからな。言うなれば中堅、まだ爆発的に人気ってわけじゃないから知らなくてもおかしくない。
  だいたいそのランクだけで40人近く居るわけだし、全員知ってたら逆に尊敬に値するくらいだ」

杏「ふーん」

P「興味なさそうだな」

杏「杏はただ単に印税で楽がしたいだけだからな。他のアイドルなんて興味ない」

P「……へぇ」

杏「な、なんだよ……」

P「いや、お前のことだから、『こんなにキツいとはおもわなかった、やめる』とか言い出すと思ってたんだが……
  どうやら、杞憂だったみたいだな」

杏「私だって、こんなキツいこと本当は全然やりたくないよ。でも……」

P「でも?」

杏「やめるなんて言ったら、あの巨人が家まで押し掛けてきそうで怖いから……」

P「……確かに、やりかねんな。きらりなら」

杏「『杏ちゃーん、にょわにょわー☆お仕事の時間だにぃ~☆今日もきゅんきゅん頑張るにぃ☆』とか近所の人に聞かれたりしたら軽い拷問だよ……」

P「強く生きろよ」

杏「……でも、それだってさっさとがっぽり印税貰って引退すればいいだけの話だよね!
  ってことで、プロデューサー、杏のCDっていつ出るの? 明日? 明後日?」

P「レッスンして、オーディション受けて、仕事をこなして、知名度が上がって、ファンが増えて、事務所側から売れると判断されればすぐに出せるぞ」

待ってたんだ、こういうの!

杏「もっと早くなんとかできないの? ほら、コネとか使ってさ!」

P「765プロくらい大手ならまだしも、うちみたいな弱小じゃ使えるコネなんてたかが知れてるよ。
  それにもしCDが赤字なんて結果になったら、印税生活どころか借金生活になるぞ」

杏「……ぐぬぬ、もっと簡単になんとかならない?」

P「できるとすれば、きらりとの抱き合わせでデビューして目新しさで売るくらいかなぁ……
  お前ら二人のキャラクターなら話題くらいにはなるだろうし」

杏「よし! じゃあそれで!!」

P「でも、きらりだけの知名度じゃ売れる量のたかが知れてるからな。
  お前には最低でもCランクレベルのアイドルになってもらう」

杏「C……って今の巨人レベル?」

P「きらりは今、Cの上位だな。きらりがB、杏がCくらいになったら、相乗効果でCDも売れるだろう」

杏「……なにもそこまでしなくていいんじゃない? ほら、ちょっとくらい肩の力抜いても、売れるものは売れるって!」

P「少ない印税で後々もっと苦労するより、先にちょっと苦労して多く印税貰える方がいいだろ?」

杏「それはそうだけど……でも……」

P「とりあえず、今日は帰って休め。ベテトレさんがお前を気に入ったらしいからな、明日も今日と同じメニューだとさ」

杏「……明日、風邪ひかないかなぁ」

P「よし、仕事も終わったし、そろそろ帰るか」

モバマスの子たちはかなり好みなんだけど
課金の話聞いてると手が出ない

>>136
非課金でもゆるくやってけば意外と楽しめるぜ
ゲーム内回復アイテムを通貨代わりに欲しいアイドルと交換したり、デイトレーダーの真似ごとしたりしてな

―――

杏「……」

杏(体痛い、眠い、動きたくない……二度寝しちゃお)

杏(レッスンは、たしか11時からだったから、あと一時間寝ても間に合うよね)

  ぴんぽーん

杏(……客かぁ……めんどうだなぁ……『お客さんの前を通るのが憚られて遅刻しました』って駄目かなぁ)

  トタトタトタトタ

杏(……なんだろ、お母さんが意味もなくこんな時間に起こしに来るわけないし……)

   ガチャッ

きらり「杏ちゃーん! 朝だよ~☆ 一緒に事務所にれっつ☆ごー!!」

杏「」

きらり「おやおやぁ、お寝坊さんだにぃ☆ 杏ちゃーん、杏ちゃーん!! あっさだにょー☆」

杏「う」

きらり「う?」

杏「うわああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

オムニバス形式アイマスSSはいろいろと見れるから面白いよな保守
モバマスSSなんて貴重だしな

スロット回すから小休止中

P「おーい、光! お前にユニットの話が立ちあがったんだが……」

南条「何っ?! アタシにパートナーがっ?! アタシと一緒に悪と戦ってくれる仲間が、できるのか!」

P「いや、悪ってなんだよ……」

南条「そう、アタシとパートナーはまさに一心同体、二人で一人のスーパーアイドルとして世界を魅せるんだ」ブツブツ

P「光?おーい」

南条「そして世界中の人々に伝えるんだ……『人間はみんなアイドルなんだよ!』ってな!」クワッ

P「落ち着け」ガッ

南条「いたいっ!な、何をするんだプロデューサー!」

P「とりあえず、組ませたい相手なんだが……年下なんだ」

南条「構わないさ、ヒーローに年齢は関係ない!」

P「そうか。じゃあ……千佳、こいつが南条光。お前と組ませたいっていったアイドルだ」

あぁ、戻ってくるまで場つなぎ程度に数レス使わせてもらおうかなと
前もそんな感じのスレがあったからつい。すまんね

ナンジョルノは可愛いからもっとやれ

>>156
お前さんが完結して、まだスレが余ってたら勝手に書くことにするよ
あんきら以外にもモバマスにはアイドルいるんだしもっとスレ立つべきだと思うんだ?

うなうなへぶんだお!

きらり「にゃは☆ 朝から元気りゅんりゅんだにぃ☆」

杏「な、えっ!? なんで!? なんでいるの!?」

きらり「んとねー、にゃはは☆ お友達だからかな☆」

杏「いやそういう答え期待してないって! そもそも家の場所なんて教えた覚えないし!」

きらり「えへへ、Pちゃんと一緒にお迎えに来ちゃったのー☆」

杏「……プロデューサーも来てるのか?」

きらり「杏ちゃんのお母さんと難すぃ話してぅにぃ☆ 内容は秘密ー☆」

杏「あー、分かった。じゃあ、迎えに来たっていうより、お母さんと話しにきたんだね。
  だったらおっけー。私は二度寝しても問題ないってことだし。おやすみー……」

きらり「杏ちゃん! 起っきろー☆」

   バサァッ!

杏「ひゃっ!? な、か、返せよ! 毛布がないと寒いだろ!」

きらり「ばっちしばっちし! なぜなら今日は、いい天気だからー☆ さ、杏ちゃんもお仕事の準備だにょー☆」

杏「やめろ! 私はまだ眠いんだ! あと十分だけでいいから眠らせてくれ!」

きらり「ぶぶーっ! ぶっぶー! はい毛布ちゃんばーん! 枕ちゃんどーん! 杏ちゃん、おっはよー!」

杏「ああ、あああぁぁぁぁ……」

杏(もう駄目だぁ……おしまいだぁ……)

きらり「むきゃー……杏ちゃん眠い? きらりんぱわー☆足りにゃー?」

杏「い!? いや、大丈夫……おはよ」

きらり「はいおはよー☆ 杏ちゃん、お着替えここに置いとくにぃ☆」

杏「あ、うん……」

きらり「じゃあきらりはー、にゃはー☆ お部屋綺麗にしちゃうー☆」

杏「えっ、あ、ちょっと待って! この部屋はこのままでいいから、なにもしなくてこれでいいから!!」

きらり「でもでも、きちゃないよ?」

杏「いいんだ! それより……そうだ、布団! 布団干して! 頼める?」

きらり「おっすおっすばっちし!! じゃあ持ってちゃうにぃ☆」

杏「うん。部屋の方は後で杏が自分でなんとかするから」

きらり「お布団を干して~ふかふかのはぴはぴ~☆」

杏(ああ……蹂躙されている……十分前まで安住の地だった杏の部屋が……)

杏(でも、部屋の中を荒らされるくらいなら、いっそ布団を生贄にして……)

杏「……うぅ、目が冴えてきた……まだ眠いのに……」

P「よぉ、杏。おはよう」

杏「……プロデューサー、杏、心が折れたから休んでいい?」

P「駄目だ。今日は現場に顔の売り込みにも行かなきゃだからな」

杏「じゃあほら、写真持っていってさ、それ見せればいいじゃん?」

P「顔売りに行くだけだから、座ってニコニコしてるだけでいいぞ」

杏「笑顔作るのって疲れるよね」

P「でも、それだけで給料が出るんだぞ?」

杏「えっ……ううん……それだと……いや、でも……」

P「そう言えば今日は、帰りにきらりとお菓子屋行く予定だったなぁ……」

杏「お菓子、飴……そ、それなら……」

きらり「にょーーわーーーーー☆」

   ドゴォッ!

杏「」

きらり「にょわー☆ Pちゃん、杏ちゃん! お仕事の時間だよー!!」

P「そうだな、そろそろ時間だし、出るか。きらり、杏頼んだな」

杏「……うぅ……ん? ここ、どこ……?」

P「起きたか杏」

杏「あれ、プロデューサー……く、車!? なんで私、車に乗ってるんだ!? さっきまで、家にいたはずなのに……」

P「不思議だなぁ、夢でも見てるんじゃないのか?」

きらり「杏ちゃんはやっぱりお寝坊さんだにぃ☆」

杏「いや、なんか、思いだしてきた気がする……えっと、確かなにかをするとかしないって話で、後ろからいきなり……」

P「きらり、GO」

きらり「きらりんびーむ☆」

    スパァン

杏「痛ぁっ!? な、いきなり何を!!」

P「お、着いたぞ」

きらり「うきゃー到着うきゃー!」

杏「と、到着って……ここ、まさか……」

きらり「レッスン楽しみだにぃ☆ 杏ちゃんもベテトレちゃんとなかよくなれてはぴはぴ☆」

杏「」

―――

杏「」

きらり「杏ちゃんおっつおっつおつぁーしゃー☆」

杏「」

きらり「杏ちゃん? ……んにょあー?」

杏「……もう、無理」

杏「死ぬ、こんなのが毎日続いたら、杏、絶対死ぬ……」

きらり「んにゅー……にゃは☆ 杏ちゃん、これあげゆ!」

杏「これ、って……」

きらり「Pちゃんからの差し入れ、スタミナドリンクだにぃ☆ これ飲んで、午後の現場周りもおっすおっすばっちし!」

杏「午後……あー、午後もあるって言ってたっけ……」

杏「……無理、これのあとでなにかするとか、無理」

きらり「だいじょぶだいじょぶ! ばっちしー☆ 座ってるだけー☆」

杏「いや、今の私には笑顔を作る余裕もないから」

杏「プロデューサーには、杏はトレーニングのしすぎで土に帰ったって言っといて」

ふっ

保守ついでにちょっと書いていい? きたら止める。

まぁ、>>150からなんだけれど失礼して



横山「こんにちは!千佳は横山千佳って名前だよ! よろしくねっ」ロリッ

南条「……年下とは言ったけどさ、プロデューサー? ……キミ、いくつなんだ?」

横山「千佳は9歳だよ?」

南条「くっ……アイドルの世界に女子供を巻き込むだなんて……見損なったぞプロデューサー!」

P「アイドルは女子供の仕事だバカ」ガッ

南条「いてっ! いや、まぁそうなんだけど……大丈夫なの? 千佳、ちゃん?」

横山「むっ……千佳はこう見えてもすごいんだから! 憧れのマギカちゃんみたいになるんだからね!」

南条「マギカちゃん……? ひょっとして日曜朝8:30の『マギカ☆まじか』のマギカ?」

横山「そうだよ! 千佳はアイドルになって、魔法少女みたいな服を着て、ヒロインになるんだから!」

南条「……プロデューサー」

P「あぁ、そういうことだ」

南条「千佳……アタシと組む前に、聞いてほしいことがある」

横山「プロジュー……プロデューサー! 千佳組むって言ってないよ!?」

P「まぁ待て千佳。話を聞いてやってくれ」

南条「いいか、千佳。アタシはヒーローが大好きだ」

南条「アタシがアイドルになった理由は、ヒーローになるため! 歌って踊ってテレビデビューして」

南条「ヒーロー番組の主題歌ゲットして……それだけのためにデビューしたんだ」

南条「でも、最近『アイドル』南条光もありかなって思ってるんだ」

南条「一人で両方を極めるのは難しい。いや、無理だ」

南条「だから……一緒にいてくれるパートナーが欲しいんだ」

南条「千佳……アタシとユニットを組んでくれ、そして目指さないか?」

南条「アタシがヒーロー、千佳がヒロイン! 世界中の人が応援するスーパーな英雄を!」

南条「……アタシと同じ年だとヒーローになりたいっていうとバカにするやつも多いんだ」

南条「でもそれは間違ってるって思う。素敵なヒーローに、かわいいヒロインに憧れるのが間違いなわけがない!」

南条「千佳も、魔法少女が好きならわかってくれると思うんだ……アタシたちが、憧れられる側になろう?」

千佳「……」

南条「……ダメ、か?」

千佳「……光ちゃん、すごーい!」

南条「へっ?」

千佳「千佳感動しちゃった! 光ちゃんかっこいい!」

南条「お、おぉ? そうか! そう思ってくれるのか!」

千佳「うん、千佳も光ちゃんと一緒にスーパーヒロインになる!」

南条「よし、そうと決まれば特訓だ!」

千佳「うん、千佳やるよ!」

P(……思ってたより、いい影響を与えてくれたみたいだな)

P(光はあぁ見えて意外と乙女なところがある。今の自分が正しいかわからなくなってしまいつつあった)

P(千佳は純粋だ。しかし逆に悪くも染まりやすいだろうし動機だってなかなか理解されない)

P(だから、この2人はきっといいユニットになれるはずだ)

P(光は純粋な千佳に自分の自信を取り戻し、千佳は光になりたい自分をみつける)

P「……目指すはトップアイドルだな」

南条「フッ……甘いな、プロデューサー!」

千佳「トップアイドルじゃ足りないよ! 千佳たちはね……」

「「世界一の、スーパーヒーローになるんだから!」」

スーパーヒーローとアイドルの狭間で揺れ悩めばいいと思うよかわいいよ

ちなみにお前ら好きなキャラ誰よ?

蘭子様の下僕になりたい

輿水「……ボクに何の用ですか、変態プロデューサーさん」

P「変態呼ばわりはひどいんじゃないか?」

輿水「一番カワイイボクをほうっておくなんて信じられません。変態で十分です」

P「いや、組ませてみたい相手がみつかってな……?」

輿水「ボクが一番カワイイんです! ボク一人で十分です!」

P「……幸子、お前は確かにかわいいさ」

輿水「えっ……ふ、ふん! 当然です! ようやくわかったんですか? これだからプロデューサーさんは」

P「だが今のお前は正直プロデュースを続ける意味を感じない」

輿水「……え?」

P「確かにかわいい、だがそれだけなんだ。かわいいアイドルなんて他にもいる」

輿水「う、でも」

P「幸子自身も俺にプロデュースされていて不満みたいだしな」

輿水「そ、それは」

P「だから、もうやめる」

輿水「や、やです……見捨てないで、プロ、デューサ……」

P「遠慮するのをやめる」

輿水「え?」

P「まずはこちらでユニットを組ませてもらう」

輿水「な、なんで……だってボクが一番……」

P「甘い!」

輿水「ひっ」

P「お前は自覚がある通りかわいい。だが一人では足りない! 昨今の供給バランスを考えろ!」

輿水「で、でもボクだって……」

P「実は影で努力しているのも知ってる! それでも足りないんだよ」

輿水「努力なんてしてないです! だから今から本気になればボクが一番になれます!」

P「意地を張るな! 一人じゃできないこともあるんだ」

輿水「……もう、知りません! プロデューサーさんのバカ! 変態! とーへんぼく!」

P「あっ……おい!」

輿水(……ボクは、間違ってない)

輿水(だって、ボクが一番カワイイに決まってるんだから。他の人なんていなくたっていいのに)

輿水(ボクがカワイイって、証明してくれるって言ったのに……)

ドンッ

輿水「あっ、すみません」

チンピラA「あー?すみませんじゃすみませんぞコラ」

輿水(ガラもアタマも悪そう……さっさとあしらって離れないと)

輿水「ごめんなさい、すこしぼーっとしてたんです。……どいてもらえますか?」

チンピラB「まぁまぁ、誰にだって間違いはあるさ……なぁ、お嬢ちゃん?」ガシッ

輿水「……離してください。大声だしますよ」

チンピラC「おいおい、震えてるじゃねーかやめてやれよ」

チンピラA「でもよぉ、礼儀ってもんはあるよなぁ?」

輿水「や、やめて……やめろ! ボクにさわるな!」

チンピラB「『ボク』だってよ! おいおい本当は男なんじゃねーの?」

チンピラA「だから礼儀もなってねぇってか! 確かめてやるか?」グイッ

輿水「や、やだ! 離せよ! やめろってば!」

チンピラA「うっせーんだよ少しだまってろよ!」

輿水(やだ、やだ……なんでこんな……プロデューサーさんのいうこと聞かなかったから?)

輿水(ボクが間違ってたのかな……ごめんなさい、プロデューサーさん……)

チョンチョン

チンピラA「ん?なんかよぅぐぁ」ガッ

向井「そこらへんにしとけよ変態ども」

チンピラC「て、てめー!なにしやがんだ!」

向井「あァ?テメェらこそなにしてんだよ」

チンピラB「タノしーことだけど? 混ぜてほしいのかよ?」

向井「ハッ、ごめんだね! アタシは天上天下、喧嘩上等!特攻隊長、向井拓海だ」

向井「聞いたことねぇか? 今なら歯の2,3本ぐらいで許してやるよ」

チンピラC「はぁ?しらねぇよバーカ!」

向井「そうかよ……じゃあ、どうなってもしらねーからなッ!」

向井「ハッ、口ほどにもねぇやつらだったぜ!」

向井「……ってやべぇ。もうケンカすんなってアイツに言われたの忘れてた」

向井「どうすっかな……おい、アンタ? さっさとずらかるぞ」

輿水「えっ……あっ、はい」

輿水(不良……? 人に迷惑ばっかりかけるイメージだったけど……)

輿水「かっこ、よかった……」

向井「はァ!?」

輿水「あ、いや違うんです! からかったとかじゃなくて」

向井「ッチ、男だからって調子に乗ってるのが気に食わねぇからぶん殴っただけだからな」

輿水「……フフッ、向井さんって面白いんですね」

向井「からかうんじゃねぇよ!アタシはなぁ……だいたい、向井さんだなんて気持ちわりぃ」

向井「拓海、だ。名前で呼べよ」

輿水「そうですか、じゃあ遠慮なく呼ばせてもらいますね、拓海さん?」

輿水「ボクの名前は輿水幸子……さっちゃんって呼んでもいいですよ?」

向井「童謡かよ……」

P「ッハァハァ、ハァ……あー! やっと見つけたぞ、幸子!」

輿水「っ……!」

向井「どうした幸子? まさか新手の……ってテメェ!」

P「おぉ、拓海!? なんだ2人は知り合いだったのか!?」

向井「はァ?」

輿水「え?」

向井「で、コイツをボコって聞いた話をまとめるとこうだ」

向井「コイツはもともと幸子のプロデューサーだったが、このままだと伸び悩む気がした」

向井「そこでアタシに出会ってドンと……ティンと? まぁいいやこれだと思った」

向井「で、アタシにレディースを抜けてアイドルになれと粘着。なんやかんやでアタシはデビューを決意」

向井「そしてアタシと幸子の二人でユニットを組ませようとした、と」

輿水「……本当に、プロデューサーさんって変態ですよね」

P「なっ……なんでだ!? 拓海だってソロでもいけるほどの魅力があるんだ!」

P「でも俺は幸子と拓海がペアを組めばそれぞれの力を何倍にもできる! そう思って……」

輿水「はぁ……乙女心っていうものがわからないんですか?ダメダメプロデューサーさん」

向井「幸子……アンタも苦労してんだな」

P「えっ、なんでだよ!?」

輿水「おしえません。……ボクたちをトップアイドルにしたら、考えてあげます」

向井「そうだな!やってみせろよ!」

P「お、おぉ! やってやるぜ!」

P「ってあれ? ユニット組んでくれるのか?」


輿水「だってボク……あなたのこと、嫌いじゃないですから。プロデューサーさん?」ボソッ

P「へ?」

END

蘭子ちゃん書こうと思うとどうセリフ表記したもんか困るよね保守

蘭子ちゃんがデレデレになって厨二設定忘れそうになる話お願いします

小鳥「えー! じゃあ杏ちゃんってプロデューサーさんのお嫁さんになるんですか!?」

アイドル一同「!!!???」ガタッ

杏「ん? 養ってくれるんだったらお嫁さんでもいいぞ。結婚できる歳だし」

P「杏がお嫁さんかー。うはは、似合わねー」ナデナデ

杏「わっ! いきなり頭を撫でないでよ!」

P「ああスマン、嫌だったか?」

杏「んー……案外気持ちいいな……もっと」

P「お、おう」

P&杏「キャッキャウフフ」イチャコライチャコラ

凛「……会議を開くわ!」

他アイドル「ヤヴォール!」

社長室
凛「で、どうする?」

蘭子「フッ……詮無きことよ(あわわわどどどどうしよう)」ガタガタ

かな子「蘭子ちゃん……言ってることと行動が真逆……落ち着いて落ち着いて」

あい「そうだよ、私のように蘭子君も落ち着くといい」ガクガク

法子「あいさん……膝が笑ってますよ……」

唯「うひゃークールタイプ形無しだねー」

高木「あの……君たち……ここ社長室……」

ふぇいふぇい「シャッチョさんは黙ってるヨー」

高木「oh……」

みく「事務所に来てみたらみんな社長室にいるみたいだったから来てみたんだけど何があったのにゃ?」

李衣菜「実はカクカクシカジカで……」

みく「なるほどなるほど……で、みんなはどうしたいにゃ?」

あい「ど、どうって……」

凛「その……ねぇ……」

蘭子「ククク、語るに及ばずということよ(は、恥ずかしくてそんなこと言えません!)

みく「ふむふむ……要はみんなプロデューサーチャンを取られたくないってワケにゃ?」

唯「うぇ!? いやー、あのー、まぁー何て言うか……ん? みんな?」

ふぇいふぇい「アイヤー、プロデューサーさんカッコイイからシカタナイヨー」

かな子「それに優しいし……」

全員「…………」

凛「と、とりあえず、今は杏さんをどうにかしないと!」

あい「そ、そうだね、何かいい案ある人はいないかな?」

みく「ふっふっふ、みくに名案があるにゃー」

蘭子「我が友よ、我に道を示すがいい!(本当ですか!? 教えてください!)」

李衣菜「そ、それは一体!?」

みく「それはズバリ! 既成事実にゃ!」

みく以外「」


みく「にゃ? なんか間違ったかにゃ?」

みく以外「その手があったか!」クワァッ

高木「あの……君たちアイドルなんですけd」

みく「社長チャン……何を言ってももう遅いにゃ……」

高木「ま、前川くん……もう遅いとは?」

みく「あれを見てみるにゃ」


みく以外「プ、プロデューサーったら///」←全員プロデユーサーのお嫁さんになった姿を想像中


みく「そう……プロデューサーチャンは、みんなの乙女心に火を点けてしまったのにゃ!」ドヤァ

高木「いや、着火したのはキミだよね?」

みく「まあ……みんなが妄想してる間にみくが一番乗りにゃー!」ドアガチャー

みく以外「!!??」

高木「もしもし? 黒井か? 私だ、助けてくれ」

執務室
みく「プロデューサーチャーン!!」ドアガチャー

P&杏「」ムチュー

みく「」

杏「ぷはぁ……杏の飴、おいしい?」

P「うん、うまい」コロコロ

杏「ところで、さっきみくがプロデューサーを呼ぶ声が聞こえたと思ったんだけど」

P「マジで? あ、そこにいるわ……って、白目向いて立ったまま気絶とか器用なことやるなー。おーい起きろー」ペシペシ

みく「……ハッ! あれ? みくは今社長室にいたような気がするんだけどなんで目の前にプロデューサーチャンがいるにゃ?」

P「なんか俺を呼んだみたいだけど何か用があったんじゃないか?」

みく「うーん……思い出せないから多分それほど大事な用事じゃないと思うんだけど、この気持ちは何にゃ!?」

P「いや、何って聞かれても……」

杏「……」ギュ

P「ん? どうした? 袖なんて引っ張って」

杏「みくとばっかり話しててズルい。お嫁さんを放っておくな」

みくは思い出そうとウンウン唸っていたので、俺はみくから見えないように杏の手を握ってやった。

杏「♪」

――後日談

その日から事務所のアイドルたちの態度が今までと少し変わってきた。

蘭子「プロデューサー……いつもありがとう……」

李衣菜「プロデューサーさん! このラブソング良いと思いません!?」

かな子「わ、私、安産体型ですから!」

ふぇいふぇい「オニィサンー、マッサージスルー?」

……一部間違った方に変わってしまったが、どうにか方向転換させよう。


最後に、俺が杏を養うと言った翌日、事務所のデスクの下でアヘ顔晒しながら鼻血を出して冷たくなっている小鳥さんが発見され、高木社長と天ヶ瀬冬馬は病院内で静かに息を引き取った。


おわり

うーんこの駄文。小梅と蘭子様とPのラブチュッチュが書きたい保守。

伸びてるから帰ってきたと思ったのに

本当は最後の文が書きたかっただけなんだ。おかげで中盤グダった。そして保守。

>>254
(期待ハズレで)スマンな

sageてた
寝る。起きたら残ってますように。

そろそろ本気出すか

きらり「うきゃー! 杏ちゃん、めっ☆」

   バシィン!

杏「ひぐぁっ! ちょっ、おまっ、いきなりなにを!」

きらり「皆が杏ちゃんと会うの楽しみにしてるのに、そんなこと言っちゃめーっ☆」

  バシィン! ズバン!

杏「待って、待って!! 痛い!! それ本当に痛いから!!」

きらり「ほりゃー! 一緒に行くって言えーい☆」

    ズビシィッ! ドガァッ!

杏「分かった、行く、行くから!」

きらり「よしよしばっちし☆ じゃあ早速移動だにぃ☆」

杏「あ、もうちょっと待って。せめてこれ(スタドリ)飲み終わるまで……」

きらり「杏ちゃん!

杏「んー?」

きらり「きらりんぱわー☆まきしまむで行っくよー☆ はー、にょいしゃー!!」

杏「わっ、だから、持ちあげるなって!」

誰か蘭子ちゃんメインのSSはよ

P「蘭子!!好きだ結婚してくれ!!」

蘭子「・・・・・・ふぇ!?」

P「だから好きだ!!結婚してくれ!!」

蘭子「げ・・・げげげぼ、下僕の分際で我に寵愛を賜わせよというのか!?」

P「なにが言いたいのかよくわからんが俺は蘭子の事が好きだ!!蘭子はどうだ?俺じゃダメなのか?」

蘭子「ひぅ!! わ、我は女王で闇のあるじで、せんねんの、ニンゲンなんかとか、だめで、わ、わた、わたしこ、こんなんだし、ろ、りょうりとか」ワタワタオタオタ



下手くそ伝わったか分からないけど、こんな感じで狼狽えまくる蘭子ちゃん可愛いと思うので、誰か書いてくれないかなーって
思ってるの

きらり「はー、どっこーい!!」

  ぽすっ

杏「……!? お、おお!? これは……」

きらり「これなら杏ちゃんも前が見えるし、怖くないから安心だし、速く動けるからはぴはぴだにぃ☆」

杏「確かに、肩車なら、頭掴んどけば落ちないし……」

杏(何より歩かなくていいっていうのは非常に楽だ!! いい、こいつ、思った以上に使える!!)

きらり「杏ちゃん、出発おっけー?」

杏「オールオッケー! よし、行け、きらり!!」

きらり「にょにょにょ……にょわー!!」

―――

P「で、肩車で連れてきてもらったはいいが……あまりに縦揺れが激しくて酔った、と」

杏「……普通に立ってるだけで……地面がぐらぐらしてる気がする……」

きらり「えへへ、ごめんにぃ☆」

P「きらり、今度からは全力は出さないように」

きらり「うきゃー八割うきゃー!」

P「それじゃあそろそろ移動するぞ。車に乗れ」

きらり「おにゃーしゃー☆」

P「杏も、休むなら車の中で休め」

杏「やだ」

P「そう言うなって、時間が押してるんだよ」

杏「……このまま車に乗ったら、たぶん酔って酷いことになるよ? 色々と」

P「きらりの移動と俺の運転を一緒にするな。酔いにくい運転方法くらい心得てるよ」

きらり「うぇへへへ、Pちゃんさりげにひどーい☆」

   バシィンバシィン!

P「はっはっは、今のきらりも十分酷いぞー」

きらり「にゃはは、すきんしっぷすきんしーっぷ☆」

P「ストップきらり。頭を狙うのはよせ、一大事もありうるから!」

杏「……うーん、でもまぁ確かに、あれ以上ひどいっていうのは考えられないか」

P「車と比べても勝つって……そんなに酷かったのか? きらりの上は」

杏「もはやあれは……拷問、かなぁ」

杏(とは言ったものの……やっぱ揺れると気持ち悪い……)

きらり「にゃふんふふーん☆ にゃっふふふんふーん☆」

杏(プロデューサーはちゃんと気を付けて運転してるみたいだけど、それでもマイナススタートだからなぁ……)

きらり「……うにゃ?」

杏(あぁ……しんどい……このまま家に帰れたら楽なのになぁ)

きらり「杏ちゃん杏ちゃん!」

杏「……んー?」

きらり「はい、あーん☆」

杏「もがっ!! い、いきなりなにを……ん?」

杏「……甘い、これって……」

きらり「飴ちゃんだにぃ☆ さ、飴ちゃん舐めてがんばろー、おー!」

杏「……」

きらり「ありゃりゃ? はぴはぴ☆じゃない? 杏ちゃん、飴嫌い?」

杏「……ううん、ありがと」

P(……なんだかんだで、仲良くはやってるみたいだな……よかったよかった)

――― 現場

スタッフ「あ、きらりちゃんにプロデューサーさん、おはようございます。今日はよろしくお願いしまーす」

きらり「おっすおっすおにゃーしゃー☆」

スタッフ「あれ、そっちの子……見ない顔ですね、その子は?」

P「ああ、こいつは双葉杏って言って……きらりのユニット候補、ですかね」

スタッフ「へぇ、きらりちゃんの……にしては、方向性が違うというか、キャラクターが違うと言うか……」

P「いわゆるギャップ売りって奴ですよ。杏、挨拶」

杏「双葉杏です。楽でオイシイな仕事募集してます。よろしく」

スタッフ「はぁ……」

きらり「PちゃんPちゃん! きらり先にお仕事行ってくるにぃ☆」

P「ああ、道間違うなよ」

きらり「おっすおっすばっちし! はいどー☆」

P「あ、ゆっくり歩くんだぞ! ゆっくり!」

  トテトテトテトテ

スタッフ(……なんで肩車してるんだろう……そういう売りだし方するつもりなのかな……?)

杏「ねぇきらり、今日の仕事ってなにするんだ?」

きらり「今日は写真撮影だにぃ☆」

杏「写真撮影って……写真撮られるだけで仕事になるの?」

きらり「にょわー☆ってポーズ取って、写真撮ってもらうだけー☆」

杏「……それ以外は?」

きらり「むきゃー……お化粧したりとか、お話したりとか?」

杏「それは仕事じゃないから……ホントに写真撮られるだけなの? それでお金貰えるの?」

きらり「ばっちしばっちし!! どれくらい貰えるかはわかんにゃーけどー、Pちゃんははぴはぴしてりゅー☆」

杏(……ってことは、もしかして、グラビア撮影とかの方が楽でオイシイ? 印税生活か、グラビアか……)

スタッフ「諸星さん準備お願いしまーす」

きらり「はいはいすたんばーっ☆ じゃあ杏ちゃん、きらり行ってくるにぃ☆」

杏「ああ、頑張れ」

きらり「うきゃー頑張るうきゃー! スタッフさんおにゃーしゃー☆」

杏「……ふぁーあ……これからどうしよ」

杏「……んー、プロデューサーに見つかったら面倒だし、仕事監察してるふりして休んでればいっか」

杏「……」

杏「……」

杏「……ふぁー」

杏(ヤバいな……思った以上につまらないぞ……これ)

杏(っていうか、撮影中は本当に笑いっぱなしなんだ……見てるだけでほっぺたの筋肉攣りそう)

杏(ポーズも取りっぱなしだし……これも見た目以上にきつそう)

杏(やっぱり歌の方が楽して稼げるかなぁ)

P「お、いたいた。きらりの仕事見てたのか?」

杏「……笑ってるだけってのも疲れそう。ねぇプロデューサー、写真撮影より楽な仕事ってない?」

P「うーん、そうだなぁ……ドラマのエキストラとかなら楽だろうけど、杏やきらりだと見た目だけで目立ちすぎるからなぁ……」

杏「なんなら杏、寝てるだけの仕事とかでもいいよ?」

P「それはお前の願望だろ。そんな都合のいい仕事はそうそうない」

杏「そうそうない、ってことはたまにはあるってこと? そういうオイシイ仕事が!?」

P「ないわけじゃない。まぁ、募集自体少ないがな」

杏(寝てるだけでお金がもらえる……なんだろう、俄然やる気が出てきた気がする……気のせいだろうけど)

杏「じゃあそういう役が取れたら全部私に回してくれ! そういう役なら大歓迎だからな!」

P「別にいいけど……その役が取れるまで、お前はどうするんだ?」

杏「果報っていうのはね、寝て待つのがお約束なんだよ、プロデューサー」

P「つまり、特にはなにもしない、と」

杏「違う。役になりきるために、寝る練習をするんだ!」

P「……はぁ、そこまで上手くいくといいがな」

スタッフ「はい、OKでーす。お疲れさまでーす」

きらり「おっつおっつ! ばいにゃー☆」

P「丁度きらりの方も終わったみたいだ。じゃあそろそろ……」

杏「だね、帰ろう。カラスも鳴いてるし」

P「違う、次の現場に行って挨拶だ」

杏「うぇー……やだぁー……眠いー……だるいー……」

きらり「うぇっへっへっへっへ! Pちゃん、杏ちゃん、お疲れー!!」

P「はいお疲れー。早速で悪いけど次の現場行くぞ」

きらり「よぉーし、がんばりまっしょー☆」

(ちょっと戦略的休憩をしよう……名付けて、カエダーマ大作戦)

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